JP6630436B2 - ヘッドレストフォールディング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドレストフォールディング装置に関し、特に、ヘッドレストのアンフォールディング(アップライト)を維持させるロックリンクとリリースレバーとの間をラチェットで連結することで、リリースレバーの作動が直ちにロックリンクに伝達されずラチェットを通じてロックリンクに間接伝達されるようにして、リリースレバーがスムースに作動するヘッドレストフォールディング装置に関する。
従来のヘッドレストフォールディング装置として、例えば、本出願人が先出願して登録を受けた特許文献1(大韓民国登録特許第10−1080313号公報)に開示された技術が提案されている。
特許文献1のヘッドレストのフォールディング装置は、図16に示したように、シートの背もたれ内部に取り付けられ、両側板11の上側部の同一位置にそれぞれヒンジ孔13を同心円として上部が開放されるように形成した案内溝12を備えるハウジング10と、各後端は水平部21の両方に固定し、各前端は前記各ヒンジ孔にヒンジ軸24でそれぞれ軸結合するヒンジ板23により前記ハウジングに回動するように設けられるステイロッド20と、両方には前記ステイロッドの両垂直部22の先端部を挿入するガイド孔3が互いに平行に貫通形成された支持板材31を内部に取り付ける台座部材と、フォールディングスプリング40aの反発力により前記ステイロッドと反対方向に回転するように一側板11の内面にフォールディング軸40bで軸を設け、上部には、前記台座部材を押し上げると上向き回動して立ち上がるステイロッドの水平部をフォールディングするフォールディング溝41が形成され、下端にはフォールディング突起42が形成されているフォールディング部材40と、制動スプリング50aの反発力により前記フォールディング部材と反対方向に回転するように一側板11の内面下部に制動軸50bで軸を設け、上端には、上記フォールディング部材が立ち上がったステイロッドの水平部をフォールディングしている際にはフォールディング突起を係止してフォールディング部材が逆回転しないように制動することで、ステイロッドが直立した状態にさせる制動突起51が形成された制動部材50と、一端が前記制動部材の後端に結束し、他端が背もたれの外側に設けられたレバー(図示せず)に結束して設け、レバーを操作すると制動部材を引っ張って制動スプリングの反発力と反対方向に回転させ、フォールディング部材の制動を解除させるワイヤ60と、前記ヒンジ軸に結合し、一端がステイロッドの水平部にかけ他端がハウジングの他側板にかけ、制動部材によるフォールディング部材の制動が解除されると反発力が作用することによって、立ち上がっている前記ステイロッドを前方に下向き回動させて曲げるメインスプリング70、及び先端が前記支持板材の下面の中間に付設するヒンジ片4に支軸81で軸結合し、後端が前記ヒンジ軸より後方の上側に位置するようにハウジングの中間後側に設けたブラケット10aの上端に支軸81’で軸結合して設けるリンク80とを含んで構成される。
説明していない符号14、14’は制動軸50bの軸孔であり、17は台座片であり、16はワイヤ60の流通口であり、15は底面板であり、11aは支軸81’の軸孔であり、43は台座突起である。
このような特許文献1では、ステイロッド20の水平部21がフォールディング部材40のフォールディング溝41にフォールディングされているので、常にフォールディングしようとする方向に力が加わるステイロッド20がフォールディング部材40にもそのまま伝達され、フォールディング部材40の回転によるフォールディング溝41からの離脱が非常に堅くなる。
このようなフォールディング部材40の堅い回転は、そのまま制動部材50の操作にも影響を及ぼし、ユーザがスムースにワイヤ60を引っ張ることができなくなる。
同様に、図17に示した特許文献2(大韓民国登録特許第10−0943327号公報)でもステイロッド110の水平部に係止部120を設け、この係止部120に固定突部131が係止されたストッパ130を設ける構造であるので、ステイロッド110のフォールディングしようとする姿勢によりストッパ130を引っ張る動作がスムースではない。
このようにアンフォールディング状態からフォールディング状態に切り替えるためには、ステイロッドのフォールディングを制動部材またはストッパが直接解除しなければならないので、大きい負荷がかけてスムースな作動が困難であり、騷音も発生するようになる。
また、フォールディング部材40またはストッパ130がステイを直接フォールディングしているので、ロッキング状態でヘッドレストの強度を増大するには限界がある。これは、ステイロッドの断面の形状が常に円形に決まっており、外観の露出部位のために、形状を変更することができない。また、ステイの厚さ及びサイズを変更しても重量及びサイズが増大するようになるため実用性がない。
一方、特許文献3のチップアップ連動型フォールディングヘッドレストは、図18に示したように、固定カム301が回転カム305に噛み合っている構造を取っている。
すなわち、固定カム301がステイ31に直接的にロッキングしていない。
しかし、回転カム305にのみ固定されたステイ31は、回転カム305が回転(自転)すると、一緒に旋回するようになる。
このようなステイ31の回転半径なしにステイ31の旋回はステイ31の垂直フレーム310がピボット形態で回転するようになる。
垂直フレーム310は、シートバックの上端に形成されたスロットを通じて上に露出される。
したがって、このようなピボット形態の回転量が大きいため、シートバックのスロットもその前後の長さが非常に長くなり美観上良くない。
大韓民国登録特許第10−1080313号公報 大韓民国登録特許第10−0943327号公報 大韓民国登録特許第10−1404478号公報
本発明は、前述した問題を解決するために案出されたもので、露出を最小化するステイの回転半径を変更させる部品をロッキングして部品数を減らし、シートバックの美観に優れ、ヘッドレストの強度を増加させると共にヘッドレストのフォールディングのための作動メカニズムをスムースに実行させるヘッドレストフォールディング装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明に記載した請求項1のヘッドレストフォールディング装置は、シートバック又はヘッドレストに装着されるメインブラケット;前記シートバック又は前記ヘッドレストのうちいずれか一つに装着され、アップライト(アンフォールディング)位置とフォールディング位置との間で動くように前記メインブラケットに対して旋回するステイ;一側が第1ヒンジ軸により前記メインブラケットに支持され、他側が前記ステイの水平バーに固定されるロックリンク;一端が前記メインブラケットに支持され、他端が前記ステイの水平バーに支持される第1ねじりコイルばね;一端が第2ヒンジ軸により前記メインブラケットに支持されるリリースレバー;支軸により前記メインブラケットに回転可能に支持され、前記リリースレバーの作動によって前記ロックリンクとの接触が解除されるラチェット;一端が前記メインブラケットに支持され、他端が前記リリースレバーに支持される第2ねじりコイルばね;前記リリースレバーの他端に作動力を加える作動部材;を含む。
本発明に記載した請求項2のヘッドレストフォールディング装置において、前記メインブラケットは、前板と、前記前板の左右側から後方側に向かって折曲形成される側板と、前記側板から左右外側に向かって折り曲げられる締結板と、前記前板の上下側から後方側に向かって折曲形成される上下板と、で構成され、前記上板には、前記第1ねじりコイルばねの他端が圧縮される前に配置される切開溝が形成されることが好ましい。
本発明に記載した請求項3のヘッドレストフォールディング装置において、前記ロックリンクは、リンク板と、前記リンク板の上側に形成されるヒンジ孔と、前記リンク板の下端に形成される山形溝と、前記リンク板の後側に形成され、前記水平バーに嵌合して固定される後方溝と、で構成され、前記リリースレバーは、前後の長さを有するレバー本体と、前記レバー本体の前側に形成される旋回孔と、前記レバー本体の前側に形成される係止段と、前記レバー本体の後側に形成されて前記作動部材が係止される係止部と、で構成され、前記ラチェットは、回転孔が形成されるラチェット本体と、前記ラチェット本体の上側に形成されて前記山形溝に接触される山形隆起と、前記ラチェット本体の下側に形成されて前記係止段に係止される係止突起と、からなる。
本発明に記載した請求項4のヘッドレストフォールディング装置において、前記レバー本体の前端側には、ストッパ用突起が形成され、前記メインブラケットの前板には、前記ストッパ用突起が回転可能な空間を形成するスロットと、前記スロットの下端に前記ストッパ用突起が係止するストッパ用台座片と、が形成されている。
本発明に記載した請求項5のヘッドレストフォールディング装置において、一端が前記メインブラケットに支持され、他端が前記ラチェットに支持される第3ねじりコイルばねがさらに含まれている。
本発明に記載した請求項6のヘッドレストフォールディング装置において、前記メインブラケットは前記ヘッドレストに装着され、前記ステイは前記シートバックに装着され、前記ステイは、前記ロックリンクに固定される水平バーと、前記水平バーの両側に設けられる垂直管とからなり、前記作動部材は、前記リリースレバーの他端を引っ張るワイヤであり、前記ワイヤは、前記両側の垂直管のうちいずれか一つの上端から下端に挿入通過するように配置されている。
本発明に記載した請求項7のヘッドレストフォールディング装置において、前記メインブラケットは、前記ヘッドレストに装着され、前記ステイは、前記シートバックに装着され、前記作動部材は、前記リリースレバーの他端を押すボタン部である。
本発明に記載した請求項8のヘッドレストフォールディング装置において、前記ロックリンクは、リンク板と、前記リンク板の上側に形成されるヒンジ孔と、前記リンク板の上端に形成される山形溝と、前記リンク板の後側に形成され、前記水平バーに嵌合して固定される後方溝と、で構成され、前記リリースレバーは、左右の長さを有するレバー本体と、前記レバー本体の右側に形成される旋回孔と、前記レバー本体の左側に形成される係止段と、前記レバー本体の左側に形成されて前記ボタン部が押す押圧片と、で構成され、前記押圧片は、前記旋回孔より上側に配置され、前記係止段は、前記旋回孔より下側に配置され、前記ラチェットは、回転孔が形成されるラチェット本体と、前記ラチェット本体の下側に形成されて前記山形溝に接触される山形隆起と、前記ラチェット本体の上側に形成されて前記係止段に係止する係止突起と、からなる。
本発明に記載した請求項9ヘッドレストフォールディング装置において、前記メインブラケットにバンパーがさらに設けられ、前記ステイ又は前記メインブラケットがアップライトの位置である際に、前記ステイの水平バーと接触するようにすることが好ましい。
本発明のヘッドレストフォールディング装置によれば、次のような効果がある。
ステイを直接ロッキングしているロックリンクをリリースレバーとラチェットを通じて解除させることで、ステイと間接的に連結されるラチェットに対してリリースレバーが作動することによって、ユーザがリリースレバーに大きな力を加えなくてもスムースに作動が可能である。また、ラチェットがステイと間接的に連結されているので、円形断面のステイ形状を変更することなくラチェット形状を変更して強度を増大させることができる。
また、ステイの回転半径を変更させるロックリンクにラチェットが噛み合うようにすることで、ステイとの間接ロッキングによるスムースな作動、ステイの回転半径の変更を通じたシートバックのスロット露出範囲の縮小、従来の部品であるロックリンクの活用を通じた部品追加の省略などの効果がある。
特に、ロックリンクの山形溝とラチェットの山形突起の相互作用により、ロックリンクに対してラチェットの回転が山形の傾斜面に沿って柔らかく行われるので、リリースレバーの動作が一層スムースに行われ、同様に、ロックリンクのロック位置への位置決めが山形の傾斜面に沿って行われ、ロックリンクのドッキングも円滑に行われる。
また、メインブラケットに切開溝を設けることで、第1ねじりコイルばねの他端が広がった状態で切開溝に配置されるようにして、ステイの水平バーに支持させる際に組み立てが非常に容易である。
また、メインブラケットの前板にスロットを形成することで、リリースレバーの前後の長さが長い点からストッパ用突起をスロットに配置させ、回転可能な空間を確保してメインブラケットの前後の長さを最大限減らすことができる。
また、メインブラケットの前板にバンパーを設けることで、ステイがアップライト(アンフォールディング)の位置にある際に、ステイの水平バーがバンパーに接触されたまま立てられているので、ステイの前後への揺れなどを防止してヘッドレストの機能を確実に提供することができる。
図1は、本発明の好ましい第1実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した結合斜視図である。 図2aは、図1の分解斜視図であって、左側及び右側から見た斜視図である。 図2bは、図1の分解斜視図であって、左側及び右側から見た斜視図である。 図3は、ステイのアップライト(アンフォールディング)位置及びフォールディング位置を示した背面結合図である。 図4は、ステイのアップライト(アンフォールディング)位置及びフォールディング位置を示した背面結合図である。 図5は、ステイがアップライト(アンフォールディング)位置にあるときの側面図である。 図6は、図5の引張部材が引き下げられたときのロックが解除される状態の側面図である。 図7は、図6でステイがフォールディング位置にあるときの側面図である。 図8は、本発明の好ましい第2実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した背面図及び斜視図である。 図9は、本発明の好ましい第2実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した背面図及び斜視図である。 図10は、図9の要部斜視図である。 図11は、本発明の好ましい第3実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した背面図及び斜視図である。 図12は、本発明の好ましい第3実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した背面図及び斜視図である。 図13は、図12の要部斜視図である。 図14は、図13のリリースレバーを示した斜視図である。 図15は、ボタン部の分解斜視図である。 図16は、従来のヘッドレストフォールディング装置を示した分解斜視図である。 図17は、他の従来のヘッドレストフォールディング装置を示した斜視図である。 図18は、また他の従来のヘッドレストフォールディング装置を示した斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
参考として、以下に説明する本発明の構成のうち、従来技術と同じ構成については前述の従来技術を参照することにし、別途の詳細な説明は省略する。
<第1実施例:引張用ステイのフォールディング>
図1は、本発明の好ましい第1実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した結合斜視図であり、図2a及び図2bは、図1の分解斜視図であって、左側及び右側から見た斜視図であり、図3及び図4は、ステイのアップライト(アンフォールディング)位置及びフォールディング位置を示した背面結合図であり、図5は、ステイがアップライト(アンフォールディング)位置にあるときの側面図であり、図6は、図5の引張部材が引き下げられたときにロックが解除される状態の側面図であり、図7は、図6でステイがフォールディング位置にあるときの側面図である。
本発明の第1実施例に係るヘッドレストフォールディング装置Aは、図1〜図4に示したように、シートバックに装着されるメインブラケット100と、ヘッドレストに装着されてアップライト(アンフォールディング)位置とフォールディング位置との間で動くようにメインブラケット100に対して旋回するステイ300と、メインブラケット100に対してステイ300をアップライト位置にロッキングさせるロッキングメカニズム500と、ロッキングメカニズム500のロッキング状態を解除させるように作動する作動部材である引張部材700と、を含む。
メインブラケット100は、前板110と、前板110の左右側から後方側に向かって折曲形成される左右側板120と、左右側板120から外側に向かって折り曲げられる左右締結板130と、前板110の上下側から後方側に向かって折曲形成される上下板140、150と、で構成されている。
側板120及び締結板130の左右側は、互いに対応する構成である。
左右側板120の上側には、ステイ300の水平バー310が回転(空転)可能に収容される収容溝121が形成されている。
収容溝121は、水平バー310が回転(空転)できる軌跡を有する傾斜溝に形成されている。
収容溝121の離脱側の上端には、水平バー310がフォールディングされた状態で位置するように水平バー310が係止する係止段123が突出形成されている。
左右側板120の上側、すなわち、収容溝121の上側には、後述する第1ヒンジ軸である左右側用ヒンジ軸400a、400bが支持される第1ヒンジ孔125が形成されている。
左右側板120の下側、すなわち、収容溝121の下側には、後述する支軸400cが支持される支軸孔127が形成されている。
支軸400cは、左右側板120を横切るクロス形態で支持されるシャフト形態である。
一方、右側板120の下側、すなわち、支軸孔127の下側には、後述する第2ヒンジ軸である右側用ヒンジ軸400dが支持される第2ヒンジ孔129が形成されている。
一方、上板140には、後述する第1ねじりコイルばね520の他端523が圧縮される前に配置される切開溝141が形成されている。
通常、ねじりコイルばねは、捩じりコイルとその両端からなり、普段には、その両端が略180度程度に広がっている。
この広がった状態で曲げると、図2a及図2bのように、両端が略平行になる。
したがって、第1ねじりコイルばね520の一端521がメインブラケット100に支持された状態にある際には、その他端523が切開溝141を通過したまま上側に露出するように配置されており、この状態で他端523を曲げて水平バー310に係止させるための組み立て空間に該当する。
下板150には、引張部材700のケーブル整列用棒730が係止される係止片151が形成されている。
係止片151は、平面視においてC字状の溝であって、入口溝153と係止される係止溝155でなる。
ケーブル整列用棒730の外周面には、周りに沿って溝が設けられて直径が小さい小径棒731が形成され、この小径棒731が入口溝153に入って係止溝155内に安着されると、小径棒731より直径が大きい上下が係止される。
一方、前板110には、前後に貫通されたスロット111が形成されている。
スロット111は、後述するストッパ用突起210が回転可能な空間を提供する。
スロット111は、上側と左右側をパンチングし、内側に折り曲げて形成したことが好ましい。
この場合、折り曲げられた部分は、片持ち形態であって、ストッパ用突起210が係止されるストッパ用台座片230として機能をするようになる。
ステイ300は、水平バー310と、水平バー310の両端から後方側に垂直に延びる垂直バー330と、この垂直バー330から斜め前方に延びる傾斜バー350と、からなる。
傾斜バー350は、ヘッドレストがフォールディングされたときは、図7のように、略水平に近くなるように傾斜角度を有する。
傾斜バー350には、ヘッドレストカバー(図示せず)が挿入され、このヘッドレストカバー(図示せず)の周りに外郭をなすヘッドレスト製品が覆われる。
ロッキングメカニズム500は、ステイ300の水平バー310に固定されるロックリンク510と、一端521がメインブラケット100に支持され、他端523が水平バー310に支持される第1ねじりコイルばね520と、リリースレバー530と、ロックリンク510とリリースレバー530との間に介在されているラチェット540と、一端551がメインブラケット100に支持され、他端553がリリースレバー530に支持される第2ねじりコイルばね550と、で構成されている。
ロックリンク510は、水平バー310の両側に固定される左右側用ロックリンク510a、510bで構成されている。
左側用ロックリンク510aは、左側用リンク板511aと、左側用リンク板511aの上側に形成される左側用ヒンジ孔513aと、左側用リンク板511aの下側に向かって形成され、水平バー310に嵌合して固定される左側用下方溝517aと、で構成されている。
左側用ヒンジ孔513aは、左側用ヒンジ軸400aが挿入された状態で左側側板用第1ヒンジ孔125に支持される。
右側用ロックリンク510bは、右側用リンク板511bと、右側用リンク板511bの上側に形成される右側用ヒンジ孔513bと、右側用リンク板511bの下端に形成される山形溝515bと、右側用リンク板511bの後側に向かって形成され、水平バー310に嵌合して固定される右側用後方溝517bと、で構成されている。
右側用ヒンジ孔513bは、右側用ヒンジ軸400bが挿入された状態で右側側板用第1ヒンジ孔125に支持される。
第1ねじりコイルばね520は、ステイ300をフォールディングさせるための方向に弾性を加えるスプリングであって、ロックが解除される瞬間、図7のように、ステイ300の水平バー310の長手方向の中心が空転してフォールディングされるようにステイ300を反時計回りに押し上げる。
リリースレバー530は、一側が第2ヒンジ軸400dによりメインブラケット100の右側用ヒンジ孔129に支持されている。
すなわち、リリースレバー530は、前後の長さを有するレバー本体531と、レバー本体531の前側に形成される旋回孔533と、レバー本体531の前側に形成される係止段535と、レバー本体531の後側に形成されて引張部材700が係止される係止部537と、で構成されている。
レバー本体531は、長さを有する板状でなる。
旋回孔533には、第2ヒンジ軸400d挿入され、この第2ヒンジ軸400dは、右側用第2ヒンジ孔129に支持される。第2ヒンジ軸400dには、第2ねじりコイルばね550が嵌合される。
係止段535は、旋回孔533がある上側のレバー本体531から右側に向かって延びている。よって、レバー本体531と係止段535はL字状を成す。
係止部537は、係止段535と反対方向に左側に向かって延びている。
係止部537は、係止片151と同様に、平面視においてC字状であって、ケーブル710が入る入口溝と、ケーブル710の上端に形成されたボール711の下端が下に抜けないように支える台座溝と、で構成されている。
一方、レバー本体531の前端側には、ストッパ用突起210が形成されている。
すなわち、ストッパ用突起210は、旋回孔533が形成されたレバー本体531の周りの前端側から山形で突出された形状である。
また、ストッパ用突起210は、図1及び図6に示したように、スロット111の空間上で回転可能に配置されている。
一方、レバー本体531の右側下部には、外側に突出された突条539が形成されている。
この突条539は、第2ねじりコイルばね550の他端553がかけて支持される支持片の役割をする。
突条539は、係止段535と係止部537との間の位置に配置されている。
第2ねじりコイルばね550は、ロッキングを解除するためにリリースレバー530の後端が下におりた後(時計回りに回転した後)引張部材700を放したとき、再び原位置に復帰(反時計回りに回転)するように弾性を加える。
第2ねじりコイルばね550は、リリースレバー530の後端が前端に比べてわずかに上方に上がるように弾性を維持していることが好ましい。
ラチェット540は、支軸400cによりメインブラケット100の支軸孔127に回転可能に支持されてリリースレバー530の作動によってロックリンク510との接触が解除させる中間介在物である。
すなわち、ラチェット540は、回転孔543が形成されるラチェット本体541と、ラチェット本体541の上側に形成されて山形溝515bに接触される山形隆起545bと、ラチェット本体541の下側に形成されて係止段535に係止される係止突起545と、からなる。
山形隆起545bは、カム形態でなる。すなわち、山形隆起545bの頂点は、支軸400cの回転中心から最も遠く、頂点を中心として前側傾斜面は、頂点から下るほど回転中心に対してほぼ同じ距離を有する傾斜面であり、反対に、頂点を中心として後側傾斜面は、頂点から下るほど回転中心に対して距離が短くなる傾斜面を有する。
係止突起545は、フックのような形態に突出形成されている。
係止突起545が係止段535の下に容易に入るようにするため、係止突起545の上側ラチェット本体541の外周面には、コ字状の溝545aが形成されている。
また、ラチェット540がロッキングされた状態であるとき、山形隆起545bと対角線方向であるラチェット本体541の後端の下面にも山形突条547が形成されることが好ましい。
山形突条547は、リリースレバー530の後端上面に点接触させる。
このような点接触のため、係止突起545と山形突条547との間のラチェット本体541には、カモメ形状の溝545bが形成されている。
ラチェット540にも復帰のための第3ねじりコイルばね560が設けられることが好ましい。
第3ねじりコイルばね560は、一端561がメインブラケット100に支持され、他端563がラチェット本体541に支持されている。
第1ねじりコイルばね520は、圧縮状態からロッキングが解除されると、原状態に広がろうとする状態を取る一方、第2、3ねじりコイルばね550、560は、原状態の広がっている状態で、外力が加えられると圧縮され、外力が解除されると再び復帰する弾性を提供する。
引張部材700は、ケーブルアセンブリーであって、前述したように、ケーブル710と、このケーブル710を整列する整列棒730と、からなる。
したがって、ユーザがシートのそばにあるレバーを引っ張ると、ケーブル710が下に引かれながらリリースレバー530がロッキングを解除させる。
一方、メインブラケット100にバンパー800がさらに設けられることが好ましい。
すなわち、バンパー800は、図2及び図3に示したように、メインブラケット100の前板110の内面に固定されるバンパーブラケット810に設けられている。
バンパーブラケット810は、前板110の内面に固定される左右板811と、左右板811から後方に延びる後方板813と、後方板813の左右を連結する連結板815と、からなる。
したがって、前板110の内面と連結板815との間には、後方板813の長さ分空間が形成される。
バンパー800は、連結板815に装着されている。
このようなバンパー800の構成により、ステイ300がアップライトの位置であるとき、水平バー310と接触させてステイ300の揺れなどを防止する。
以下、前述した本発明の第1実施例に係る構成の作動を図5〜図7によって説明する。
図5に図示したように、ステイ300がロッキング(アップライト)された状態のロッキングメカニズム500を示す。
すなわち、ロックリンク510の山形溝515bとラチェット540の山形突起514bが互いにドッキングした接触状態を維持している。
また、リリースレバー530の後端は、ラチェット540を対角線方向に押し上げる状態で傾斜配置されている。
図5の状態で、引張部材700を引き下げると、図6のように、リリースレバー530が第2ヒンジ軸400dを通じて時計回りに回転しながら、係止段535がラチェット540の係止突起545を引き下げる。
そうすると、係止突起545は、支軸400cに対してラチェット540を反時計回りに回転させる。
ラチェット540の反時計回りの回転により、ドッキングされた山形突起545bが山形溝515bから脱する。
山形突起545bが山形溝515bから脱すると、ステイ300は、第1ねじりコイルばね520によって、第1ヒンジ軸400a、400bに対して回転(空転)されてフォールディングされた位置に行くようになる。
すなわち、ステイ300の水平バー310の回転中心が変更されるように空転することになる。
このような回転中心の変更は、ステイ300がフォールディングされる左右の範囲を減らし、シートバックの上端に形成されるスロットのサイズを減らすので美観上非常によい。
勿論、山形突起545bが山形溝515bから脱した直後引張部材700を放すと、反対に、図7のように、リリースレバー530が第2ねじりコイルばね550によって第2ヒンジ軸400dを通じて反時計回りに回転し、ラチェット540は、第3ねじりコイルばね560によって支軸400cを通じて時計回りに同時に回転しながら、ラチェット540の係止突起545が係止段535を上へ引いて上がる効果が発生する。
このように、図7のように、ロッキングが解除されてステイ300がフォールディング状態から、再び、図5のように、アップライト状態にするため、ユーザがステイ300を後方側に押し上げると、第1ヒンジ軸400a、400bに対して時計回りにロックリンク510を回転させ、山形溝515bが山形突起545bに嵌合されてドッキングが完了する。
勿論、ドッキングが完了した状態では、水平バー310がバンパー800に接触加圧された状態を維持させて揺れを防止する。
<第2実施例:引張用メインブラケットのフォールディング>
図8及び図9は、本発明の好ましい第2実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した背面図及び斜視図であり、図10は、図9の要部斜視図である。
第2実施例に係るヘッドレストフォールディング装置Bは、図8及び図9に示したように、メインブラケット100がヘッドレスト(HR)に装着され、ステイ300’がシートバック(SB)に装着されること以外は、第1実施例に係るヘッドレストフォールディング装置とその構成がほとんど同じである。
すなわち、第2実施例のヘッドレストフォールディング装置Bは、第1実施例のヘッドレストフォールディング装置Aの上下が反対になったものである。
このように上下が反対になったことによって、メインブラケット100が上側に位置するので、引張部材700も上側に配置される。
このような引張部材700を下側にガイドするため、ステイ300’には、水平バー310’と、水平バー310’の左右両端から下に延びる垂直管330’とが固定されている。
この左右の垂直管330’のうちいずれか一つは、ワイヤ710のケーブル720を上端から下端に通過させる役割をする。
以下では、前述した本発明の第2実施例に係る構成の作動を図9及び図10によって説明する。
図9及び図10に図示したように、メインブラケット100がロッキング(アップライト)された状態のロッキングメカニズム500を示す。
すなわち、ロックリンク510の山形溝515bとラチェット540の山形突起514bが互いにドッキングした接触状態を維持している。
また、リリースレバー530の後端は、ラチェット540を対角線方向に押し上げる状態で傾斜配置されている。
図9及び図10の状態で、引張部材700を引き下げると、リリースレバー530は、第2ヒンジ軸400dを通じて上へ上がる時計回りに回転しながら、係止段535がラチェット540の係止突起545を上に引き上げる。
そうすると、係止突起545は、支軸400cに対してラチェット540を反時計回りに回転させる。
ラチェット540の反時計回りの回転は、ドッキングされた山形突起545bを山形溝515bから脱するようにする。
山形突起545bが山形溝515bから脱すると、メインブラケット100は、第1ねじりコイルばね520によって前方にフォールディングされる。
勿論、山形突起545bが山形溝515bから脱した直後に引張部材700を放すと、リリースレバー530が第2ねじりコイルばね550によって第2ヒンジ軸400dを通じて反時計回りに回転し、ラチェット540は、第3ねじりコイルばね560によって支軸400cを通じて時計回りに同時に回転しながら、ラチェット540の係止突起545が係止段535を下に押す効果が発生する。
このように、ロッキングが解除されてメインブラケット100が前方にフォールディングされた状態で、再び、図8及び図9のように、アップライト状態にするため、ユーザがメインブラケット100を後方側に押し上げると、第1ヒンジ軸400a、400bに対して時計回りにロックリンク510を回転させて山形溝515bが山形突起545bに嵌合されたドッキングが完了する。
勿論、ドッキングが完了した状態では、水平バー310’がバンパー800に接触加圧された状態を維持させて揺れを防止する。
<第3実施例:ボタン用メインブラケットのフォールディング>
図11及び図12は、本発明の好ましい第3実施例に係るヘッドレストフォールディング装置を示した背面図及び斜視図であり、図13は、図12の要部斜視図であり、図14は、図13のリリースレバーを示した斜視図であり、図15は、ボタン部の分解斜視図である。
第3実施例に係るヘッドレストフォールディング装置Cは、図11〜図13に示したように、第2実施例に係るヘッドレストフォールディング装置Bとその構造及び作用がほとんど同じであるが、リリースレバー530’の作動部材700がボタン部700’で具現された点に差がある。
また、ボタン部700’の詳細な構造及び説明は、本出願人が先出願して登録を受けた大韓民国登録特許第10−1428664号公報を参照する。
すなわち、リリースレバー530’が第2ヒンジ軸400d’によりメインブラケット100’の前板110に旋回可能に支持されている。
したがって、第2ねじりコイルばね550’の一端はリリースレバー530’に支持され、他端は前板110に支持されるようになる。
リリースレバー530’は、図14に示したように、左右の長さを有するレバー本体531’と、レバー本体531’の右側に形成される旋回孔533’と、レバー本体531’の左側に形成される係止段535’と、レバー本体531’の左側に形成されてボタン部700’が押す押圧片537’と、で構成されている。
また、押圧片537’は、旋回孔533’より上側に配置され、係止段535’は、旋回孔533’より下側に配置されている。
下側係止段535’は、レバー本体531’から右側に延びる右側延長片535a’と、右側延長片535a’から下方に延びる下方延長片535b’と、下方延長片535b’の下端が後方側に向かって折り曲げられた折曲係止段535c’と、で構成されている。
折曲係止段535c’は、下板140’とほとんど並んで折り曲げられる。
折曲係止段535c’が実質的に下側係止段535’の役割をする。
上側押圧片537’は、レバー本体531’から上方に延びる上方延長片537a’と、上方延長片537a’の右側が後方側に向かって折り曲げられた折曲押圧片537c’と、で構成されている。
折曲押圧片537’は、メインブラケット100’の側板120’と並んで折り曲げられる。
折曲押圧片537c’が実質的に上側押圧片537’の役割をする。
側板120’には、ボタン部用貫通孔121’が形成されている。
ボタン部700’は、ボタン部用貫通孔121’に挿入されてメインブラケット100’にスライディング可能に設けられる。ボタン部700’は、左右方向に水平に配置される。これによって、ユーザがボタン部700’を操作することが容易である。
ボタン部700’は、図15に示したように、ヘッドレストの側部に設けられる円筒状のマウンティング部710’と、マウンティング部710’の内部にスライディング可能に設けられるボタン750’と、マウンティング部710’とボタン750’との間に配置されてボタン750’を復帰させるボタン復帰スプリング760’と、ボタン750’の押し力を伝達して押圧片537’を押す伝達ロッド730’と、を含む。
マウンティング部710’は、一側は開放され、他側は閉鎖されるように形成される。
マウンティング部710’は、外周面に締結フック711’が切開されて形成される。このような締結フック711’によりマウンティング部710’はヘッドレストに一回の締結により形成できる。
マウンティング部710’で他側には、ボタンロッド貫通孔及びスプリング支持台貫通孔が形成される。マウンティング部710’で他側には、前記スプリング支持台貫通孔を取り囲む第1スプリング支持台が形成される。前記第1スプリング支持台は、コイルばねとして設けられたボタン復帰スプリング760’の他側に挿入される。
ボタン750’は、一側が閉鎖され、他側は開放された円筒状に形成される。
ボタン750’は、中央にボタン復帰スプリング760’の一側に挿入される第2スプリング支持台752’が十字状に他側に向かって突出して形成される。
第2スプリング支持台752’は、前記スプリング支持台貫通孔を貫通して伝達ロッド730’に押し力を伝達する。
ボタン750’は、他端にボタンロッド754’が突出して形成される。
ボタンロッド754’は、多数個を形成することができ、多数個のボタンロッド754’のうち少なくとも一つには、先端にフック突起が形成される。
このようなボタンロッド754’は、前記ボタンロッド貫通孔を貫通する。
ボタンロッド754’によってボタン750’は、マウンティング部710’にスライディング可能に設けられると同時にボタン750’のスライディング動作がガイドされる。
ボタン750’の外周面には、他側に向くほど厚くなる突起がスライディング方向に形成される。
伝達ロッド730’は、棒状に形成され、一側は他側より外径が大きく形成され、一側と他側との間の中間部分は、一側より外径が大きく形成される。
伝達ロッド730’の中間部分732’は、上部及び下部が平らに形成され、中央に長手方向に沿って貫通孔が形成される。
伝達ロッド730’の中間部分732’は、側板120’のボタン部用貫通孔121’に挿入される。
伝達ロッド730’の中間部分732’の両端には、係止段734’が形成され、側板120’のボタン部用貫通孔121’にかける。これによって、伝達ロッド730’は側板120’から離脱しなくなる。
以下、前述した構成を有する第3実施例の動作を説明する。
ユーザがヘッドレストに配置されるボタン750’を押すと、伝達ロッド730’が押され、リリースレバー530’の押圧片537’が押される。よって、リリースレバー530’は、第2ヒンジ軸400d’を中心として上へ上がる方向に回転するようになる。これによって、ラチェット540も一緒に上へ上がる方向に回転するようになるので、ロックリンク510とのドッキングが解除され、第1ねじりコイルばね520によりメインブラケット100’は、前方にフォールディングされる。
ボタン750’を押す力を除去すると、復帰スプリングである第2ねじりコイルばね550’によりリリースレバー530’が反対に回転して復帰される。
リリースレバー530’が復帰しながらラチェット540も復帰されてロックリンク510aとドッキングされて噛み合うようになる。
上述した通り、本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、該当技術分野における当業者であれば、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正または変形して実施することができる。
例えば、本実施例では、メインブラケットがシートバックに装着され、ステイがヘッドレストに装着されたものとして説明及び図示しているが、反対に、メインブラケットがヘッドレストに装着され、ステイがシートバックに装着されてもよいことは、当業者において自明である。
100:メインブラケット
300:ステイ
310:水平バー
510、510a、510b:ロックリンク
400a、400b:第1ヒンジ軸
400c:支軸
400d:第2ヒンジ軸
520、550、560:第1、2、3ねじりコイルばね
530:リリースレバー
540:ラチェット
700:作動部材
800:バンパー

Claims (9)

  1. シートバック又はヘッドレストに装着されるメインブラケット;
    前記シートバック又は前記ヘッドレストのうちいずれか一つに装着され、アップライト(アンフォールディング)位置とフォールディング位置との間で動くように前記メインブラケットに対して旋回するステイ;
    一側が第1ヒンジ軸により前記メインブラケットに支持され、他側が前記ステイの水平バーに固定されるロックリンク;
    一端が前記メインブラケットに支持され、他端が前記ステイの水平バーに支持される第1ねじりコイルばね;
    一端が第2ヒンジ軸により前記メインブラケットに支持されるリリースレバー;
    支軸により前記メインブラケットに回転可能に支持され、前記リリースレバーの作動によって前記ロックリンクとの接触が解除されるラチェット;
    一端が前記メインブラケットに支持され、他端が前記リリースレバーに支持される第2ねじりコイルばね;
    前記リリースレバーの他端に作動力を加える作動部材;を含むことを特徴とする、ヘッドレストフォールディング装置。
  2. 前記メインブラケットは、前板と、前記前板の左右側から後方側に向かって折曲形成される側板と、前記側板から左右外側に向かって折り曲げられる締結板と、前記前板の上下側から後方側に向かって折曲形成される上下板と、で構成され、
    前記上板には、前記第1ねじりコイルばねの他端が圧縮される前に配置される切開溝が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  3. 前記ロックリンクは、リンク板と、前記リンク板の上側に形成されるヒンジ孔と、前記リンク板の下端に形成される山形溝と、前記リンク板の後側に形成され、前記水平バーに嵌合して固定される後方溝と、で構成され、
    前記リリースレバーは、前後の長さを有するレバー本体と、前記レバー本体の前側に形成される旋回孔と、前記レバー本体の前側に形成される係止段と、前記レバー本体の後側に形成されて前記作動部材が係止される係止部と、で構成され、
    前記ラチェットは、回転孔が形成されるラチェット本体と、前記ラチェット本体の上側に形成されて前記山形溝に接触される山形隆起と、前記ラチェット本体の下側に形成されて前記係止段に係止される係止突起と、からなることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  4. 前記レバー本体の前端側には、ストッパ用突起が形成され、
    前記メインブラケットの前板には、前記ストッパ用突起が回転可能な空間を形成するスロットと、前記スロットの下端に前記ストッパ用突起が係止するストッパ用台座片と、が形成されることを特徴とする、請求項3に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  5. 一端が前記メインブラケットに支持され、他端が前記ラチェットに支持される第3ねじりコイルばねがさらに含まれることを特徴とする、請求項4に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  6. 前記メインブラケットは前記ヘッドレストに装着され、前記ステイは前記シートバックに装着され、
    前記ステイは、前記ロックリンクに固定される水平バーと、前記水平バーの両側に設けられる垂直管とからなり、
    前記作動部材は、前記リリースレバーの他端を引っ張るワイヤであり、
    前記ワイヤは、前記両側の垂直管のうちいずれか一つの上端から下端に挿入通過するように配置されることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  7. 前記メインブラケットは前記ヘッドレストに装着され、前記ステイは前記シートバックに装着され、
    前記作動部材は、前記リリースレバーの他端を押すボタン部であることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  8. 前記ロックリンクは、リンク板と、前記リンク板の上側に形成されるヒンジ孔と、前記リンク板の上端に形成される山形溝と、前記リンク板の後側に形成され、前記水平バーに嵌合して固定される後方溝と、で構成され、
    前記リリースレバーは、左右の長さを有するレバー本体と、前記レバー本体の右側に形成される旋回孔と、前記レバー本体の左側に形成される係止段と、前記レバー本体の左側に形成されて前記ボタン部が押す押圧片と、で構成され、
    前記押圧片は、前記旋回孔より上側に配置され、前記係止段は、前記旋回孔より下側に配置され、
    前記ラチェットは、回転孔が形成されるラチェット本体と、前記ラチェット本体の下側に形成されて前記山形溝に接触される山形隆起と、前記ラチェット本体の上側に形成されて前記係止段に係止する係止突起と、からなることを特徴とする、請求項7に記載のヘッドレストフォールディング装置。
  9. 前記メインブラケットにバンパーがさらに設けられ、前記ステイ又は前記メインブラケットがアップライトの位置である際に、前記ステイの水平バーと接触されることを特徴とする、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のヘッドレストフォールディング装置。
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