JP6621495B2 - 無段変速機用金属エレメントおよび無段変速機用金属エレメントの製造方法 - Google Patents

無段変速機用金属エレメントおよび無段変速機用金属エレメントの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、金型でプレス加工および打ち抜き加工した金属エレメントが、左右一対のリングスロット間に位置するネック部と、前記ネック部の径方向外側に連なるイヤー部と、前記ネック部の径方向内側に連なるボディ部とを備え、隣接する金属エレメントと接触して回動する際の支点となるロッキングエッジが、前記ボディ部の前面の径方向外端に左右方向に延び形成された無段変速機用金属エレメントと、その製造方法とに関する。
ベルト式無段変速機の金属ベルトに使用する金属エレメントの製造方法において、金属エレメントの製品の形状に近い形状に粗成形した金属エレメント素材をメインパンチおよびカウンタパンチよりなる金型でプレスして仕上げ成形することで、金型の耐久性を確保しながら、金属エレメントのロッキングエッジの近傍の形状の精度を高めるものが、下記特許文献1により公知である。
またベルト式無段変速機の金属ベルトに使用する金属エレメントのロッキングエッジの位置を、金属エレメントのボディ部の前面の径方向外端位置であるサドル面の前縁位置に一致させたものにおいて、金属エレメントのネック部およびイヤー部の後面に凹部を形成することで、前側の金属エレメントに対して後側の金属エレメントが径方向外側に位置ずれしたとき、後側の金属エレメントのボディ部の傾斜面が左右方向の全長で前側の金属エレメントのボディ部に当接させ、ネック部がボディ部に接続する部分に加わる曲げ荷重を低減してネック部の曲げを抑制するものが、下記特許文献2により公知である。
特許第4132820号公報 WO2014/196254
ところで、メインパンチおよびカウンタパンチよりなる金型でプレス加工および打ち抜き加工した金属エレメントをバレル研摩してバリ取りを行う際に、平坦なイヤー部に比べて鋭角の角部であるロッキングエッジ部は余分に研摩されてしまい、ロッキングエッジ部の板厚がイヤー部の板厚よりも小さくなる傾向がある。そのため、ドライブプーリおよびドリブンプーリに巻き掛けられた金属ベルトの弦部で多数の金属エレメントが相互に密着して駆動力を伝達するとき、薄いロッキングエッジ部と厚いイヤー部との板厚差によって金属ベルトの弦部が湾曲してしまい、駆動力の伝達効率が低下する可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、金属エレメントのイヤー部およびロッキングエッジ部の板厚バランスを調整可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、金型でプレス加工および打ち抜き加工した金属エレメントが、左右一対のリングスロット間に位置するネック部と、前記ネック部の径方向外側に連なるイヤー部と、前記ネック部の径方向内側に連なるボディ部とを備え、隣接する金属エレメントと接触して回動する際の支点となるロッキングエッジが、前記ボディ部の前面の径方向外端に左右方向に延び形成された無段変速機用金属エレメントであって、前記ボディ部の後面における前記ロッキングエッジの後方位置に左右方向に延びる凸部を備えることを特徴とする無段変速機用金属エレメントが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記凸部の径方向外端位置は前記ロッキングエッジの径方向位置に略一致することを特徴とする無段変速機用金属エレメントが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記金属エレメントは前記凸部の径方向内側に凹部を備えることを特徴とする無段変速機用金属エレメントが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の金属エレメントの製造方法であって、前記金型は前記金属エレメントの後面に当接するメインパンチと前面に当接するカウンタパンチとを含み、前記メインパンチは前記凸部を成形する凹部または段部を有することを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の金属エレメントの製造方法であって、前記金型は前記金属エレメントの後面に当接するメインパンチと前面に当接するカウンタパンチとを含み、前記凸部を成形すべく、前記イヤー部および前記ネック部を成形する前記メインパンチのプレス面は、前記ボディ部を成形する前記メインパンチのプレス面よりも前方に突出していることを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項4または請求項5の構成に加えて、プレス加工時に、前記メインパンチは前記凸部よりも径方向内側位置で前記ボディ部の後面との間に隙間を有することを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法が提案される。
なお、実施の形態のメインパンチ44およびカウンタパンチ45は本発明の金型に対応する。
請求項1の構成によれば、金型でプレス加工および打ち抜き加工した金属エレメントは、左右一対のリングスロット間に位置するネック部と、ネック部の径方向外側に連なるイヤー部と、ネック部の径方向内側に連なるボディ部とを備え、隣接する金属エレメントと接触して回動する際の支点となるロッキングエッジが、前記ボディ部の前面の径方向外端に左右方向に延び形成される。金属エレメントは、ボディ部の後面におけるロッキングエッジの後方位置に左右方向に延びる凸部を備えるので、後側の金属エレメントの前面のロッキングエッジ部が前側の金属エレメントの後面の凸部に当接することで、イヤー部の板厚に対するロッキングエッジ部の板厚の不足分を凸部の高さで補い、前後の金属エレメントの当接関係を適切に維持することができる。
また請求項2の構成によれば、凸部の径方向外端位置はロッキングエッジの径方向位置に略一致するので、後側の金属エレメントのロッキングエッジを前側の金属エレメントの凸部に当接させて駆動力を効果的に伝達することができる。
また請求項3の構成によれば、金属エレメントは凸部の径方向内側に凹部を備えるので、凹部により材料が流れ込む空間を確保して凸部を成形するためのプレス荷重を低減することができる。
また請求項4の構成によれば、金型は金属エレメントの後面に当接するメインパンチと前面に当接するカウンタパンチとを含み、メインパンチは凸部を成形する凹部を有するので、ボディ部の後面の凸部を簡単に形成することができる。
また請求項5の構成によれば、金型は金属エレメントの後面に当接するメインパンチと前面に当接するカウンタパンチとを含み、凸部を成形すべく、イヤー部およびネック部を成形するメインパンチのプレス面は、ボディ部を成形するメインパンチのプレス面よりも前方に突出しているので、ボディ部の後面の凸部を簡単に形成することができる。
また請求項6の構成によれば、プレス加工時に、メインパンチは凸部よりも径方向内側位置でボディ部の後面との間に隙間を有するので、隙間により材料が流れ込む空間を確保して凸部を成形するためのプレス荷重を低減することができる。
ベルト式無段変速機の全体構成を示す図である。(第1の実施の形態) 金属ベルトおよび金属エレメントの斜視図である。(第1の実施の形態) 金属エレメントの後面図である。(第1の実施の形態) 図3の4−4線断面図である。(第1の実施の形態) 図3の5−5線断面に対応する金型の断面図である。(第1の実施の形態) 金属エレメント素材の斜視図である。(第1の実施の形態) 打ち抜き加工装置の模式的な作用説明図である。(第1の実施の形態) バレル研摩による金属エレメントの各部の板厚減少量を示すグラフである。(第1の実施の形態) 前後の金属エレメントの当接状態を示す図である。(第1の実施の形態) 図5に対応する図である。(第2の実施の形態) 金属エレメントの後面図である。(第3の実施の形態) 図11の12−12線断面図である。(第3の実施の形態) 図11の13−13線断面に対応する金型の断面図である。(第3の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図9に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は自動車に搭載されたベルト式無段変速機Tの概略構造を示すもので、ベルト式無段変速機Tはエンジンに接続されるドライブシャフト11と、駆動輪に接続されるドリブンシャフト12とを備えており、ドライブシャフト11に設けたドライブプーリ13とドリブンシャフト12に設けたドリブンプーリ14とに無端状の金属ベルト15が巻き掛けられる。ドライブプーリ13は、ドライブシャフト11に固設された固定側プーリ半体16と、この固定側プーリ半体16に対して接離可能な可動側プーリ半体17とを備えており、可動側プーリ半体17は油室18に作用する油圧で固定側プーリ半体16に向けて付勢される。ドリブンプーリ14は、ドリブンシャフト12に固設された固定側プーリ半体19と、この固定側プーリ半体19に対して接離可能な可動側プーリ半体20とを備えており、可動側プーリ半体20は油室21に作用する油圧で固定側プーリ半体19に向けて付勢される。
図2および図3に示すように、金属ベルト15は左右一対の金属リング22に多数の金属エレメント23を支持したもので構成される。本明細書において、金属ベルト15が走行する方向を前後方向の前方と定義し、金属ベルト15がドライブプーリ13およびドリブンプーリ14に巻き付いた状態で、ドライブプーリ13およびドリブンプーリ14の外周側を径方向の外側と定義し、前後方向および径方向に直交する方向を左右方向と定義する。また金属エレメント23の素材となる金属エレメント素材23′(図6参照)と、金属エレメント素材23′から金属エレメント23を成形および打ち抜きする打ち抜き加工装置41(図5および図7参照)とについても、金属エレメント23の前後方向、径方向および左右方向に対応する方向を、それらの前後方向、径方向および左右方向と定義する。
金属エレメント素材23′から製造された金属エレメント23は、左右方向に延びるボディ部24と、ボディ部24の左右方向中央から径方向外側に延びるネック部25と、ネック部25の径方向外端に接続される略三角形のイヤー部26とを備えており、ボディ部24、ネック部25およびイヤー部26間に左右方向外側に開放して金属リング22が嵌合する一対のリングスロット27が形成される。リングスロット27に臨むボディ部24の径方向外端には金属リング22の内周面が着座するサドル面28が形成され、ボディ部24の前面の径方向外端には、隣接する金属エレメント23と接触して回動する際の支点となるロッキングエッジ29が左右方向に延びて形成され、ボディ部24の前面にはロッキングエッジ29から径方向内向きかつ後向きに傾斜する傾斜面30が形成される。ロッキングエッジ29はサドル面28の前縁と重なっており、従ってロッキングエッジ29はボディ部24の前面の径方向外端に位置している。
金属エレメント23のボディ部24の左右両端には、ドライブプーリ13およびドリブンプーリ14のV面に当接するプーリ当接面31が形成される。また金属エレメント23のイヤー部26の前面には、イヤー部26の後面に形成した円錐台状のホール33に嵌合可能な円錐台状のノーズ32が形成される。
また金属エレメント23のイヤー部26の後面の左右方向中央部には、ホール33を取り囲むように凹部26aが形成されるとともに、ネック部25の径方向内側に連なるボディ部24の後面の径方向外端の左右方向中央部にも、前記凹部26aよりも小さい凹部24aが形成される。またホール33を取り囲む凹部26aの左右方向両側に連なるイヤー部26の径方向内端、つまりリングスロット27の径方向外端に臨む位置に左右方向に延びて後方に突出する膨出部34が形成される。更に、ボディ部24の後面における凹部24aの径方向内側に、ロッキングエッジ29と平行に左右方向に延びる凸部24bが形成される。その結果、ボディ部24における凸部24bの径方向内側位置に、凸部24bよりも一段低い凹部24cが形成される。
図5および図7に示すように、金属エレメント素材23′から金属エレメント23を成形および打ち抜きする打ち抜き加工装置41は、金属エレメント素材23′を前後方向に挟んで固定するダイ42および板押さえ43と、ダイ42に形成された金属エレメント23の外形形状と同形状の穴に摺動自在に嵌合して金属エレメント23の後面に当接するメインパンチ44と、金属エレメント23の外形形状と同形状の穴に摺動自在に嵌合して金属エレメント23の前面に当接するカウンタパンチ45とを備えており、メインパンチ44およびカウンタパンチ45は図示せぬ油圧シリンダでダイ42および板押さえ43に対して前後方向に相対移動可能である。
メインパンチ44の前面には、金属エレメント23の後面に前記凹部26a,24aを形成するための突起部44a,44bが突設されるとともに、前記凸部24bを形成するための凹部44cが形成される。なお、金属エレメント23の前後方向の板厚は例えば1.5mm程度であり、突起部44a,44bの突出高さは例えば0.02mm程度であり、凹部44cの窪み深さはそれよりも更に小さいものである。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
図5および図7(A)〜(C)の実施の形態に示すように、まず打ち抜き加工装置41のダイ42および板押さえ43間に金属エレメント素材23′を挟持して固定する(図7(A)参照)。続いてメインパンチ44およびカウンタパンチ45間に金属エレメント素材23′を前後方向に挟圧してプレス加工しながら、メインパンチ44およびカウンタパンチ45をダイ42および板押さえ43に対して相対移動させることで、ノーズ32、ホール33を形成するとともに、メインパンチ44に突起部44a,44bおよび凹部44cで金属エレメント23の凹部26a,24aおよび凸部24bを形成する(図7(B)参照)。突起部44a,44bにより凹部26a,24aから押し出された素材は左右方向外側に流れ、イヤー部26の径方向内縁において後方に隆起することで、イヤー部26の径方向内縁に沿うように膨出部34が突出する。このとき、カウンタパンチ45がメインパンチ44に向けて付勢される荷重は従来よりも低く設定されており、膨出部34の近傍において金属エレメント素材23′とメインパンチ44との間には隙間α(図7(B)、(C)参照)が残存している。
さらに上述したプレス工程で、メインパンチ49の突起部44bにより凹部24aから押し出された材料の一部が、メインパンチ49の凹部44cに流れ込むことで、ボディ部24の後面の径方向外側位置に左右方向に延びる凸部24bが形成される。
続いてメインパンチ44およびカウンタパンチ45を一体でダイ42および板押さえ43に対して更に相対移動させると、金属エレメント素材23′から金属エレメント23が剪断により打ち抜かれる。このとき、カウンタパンチ45およびダイ42により剪断されるイヤー部26の前面の径方向内端と、ボディ部24の前面の径方向内端(ロッキングエッジ29)とにはプレスだれが生じるが、このプレスだれにより押し出された材料は金属エレメント23の後面側に流れ、膨出部34および凸部24bの形成を促進する。このようにして成形された金属エレメント23は、その後面におけるイヤー部26の後面の径方向内縁に沿うように後方に突出する膨出部34(図3〜図5参照)を備えるとともに、ボディ部24のロッキングエッジ29の裏側に沿うように後方に突出する凸部24b(図3〜図5参照)を備えることになる。
一方、図7(D)〜(F)の従来例は、メインパンチ44およびカウンタパンチ45間に金属エレメント素材23′を前後方向に挟圧してプレス加工するとき、カウンタパンチ45がメインパンチ44に向けて付勢される荷重は上記実施の形態よりも強く設定されており、メインパンチ44の突起部44a,44bは金属エレメント素材23′の内部に完全に食い込むため、金属エレメント素材23′とメインパンチ44との間には隙間αは発生せず、実施の形態において発生した膨出部34が形成されないだけでなく(図7(D)参照)、もちろん実施の形態の凸部24bが形成されることもない。
続いてメインパンチ44およびカウンタパンチ45を一体でダイ42および板押さえ43に対して相対移動させると、金属エレメント素材23′から金属エレメント23が剪断により打ち抜かれる(図7(E)、(F)参照)。このとき、金属エレメント23のロッキングエッジ29部分にはプレスだれが生じるため、ロッキングエッジ29の位置が僅かに径方向内側に移動し、ロッキングエッジ29の径方向位置は凸部24bの径方向外端位置に略一致する。その結果、後側の金属エレメント23のロッキングエッジ29が前側の金属エレメント23の凸部23bに当接するようになり、駆動力を効果的に伝達することができる。
このように、本実施の形態では、メインパンチ44およびカウンタパンチ45で金属エレメント23をプレス成形する際に、カウンタパンチ45の荷重を低く設定して金属エレメント素材23′とメインパンチ44との間に隙間αを発生させることで、膨出部34を確実に形成することができる。しかも、メインパンチ44およびカウンタパンチ45が受ける荷重が低減することで、打ち抜き加工装置41の耐久性が向上する。
図9には、前後方向に重なり合う二つの金属エレメント23,23の当接状態が示される。
図9(B)に示すように、ボディ部24の後面に凸部24bを持たない比較例では、後側の金属エレメント23の前面のロッキングエッジ29が、前側の金属エレメント23のボディ部24の平坦な後面に当接するのに対し、図9(A)に示すように、ボディ部24の後面に凸部24bを持つ本実施の形態では、後側の金属エレメント23の前面のロッキングエッジ29の近傍が、前側の金属エレメント23のボディ部24の後面の凸部24bの径方向外端に当接しており、これにより前後の金属エレメント23,23の姿勢が平行に維持されて金属ベルトの駆動側の弦部における動力伝達性能が確保される。
図8のグラフは、打ち抜き加工後の金属エレメント23をバレル研摩したときの各部の板厚の減少量を示している。
金属エレメント23のイヤー部26の凹部26aよりも左右方向外側部分C1と、イヤー部26の凹部26aおよびボディ部24の凹部24aに挟まれたネック部25の径方向中央部C2とは、平面部であって摩耗し難いためにバレル研摩したときの板厚の減少量が小さくなる。一方、ロッキングエッジ29に対応する部分C3,C4は、角部であるロッキングエッジ29の近傍が摩耗し易いためにバレル研摩したときの板厚の減少量が大きくなる。
ボディ部24に凸部24bを持たない従来の金属エレメント23は、バレル研摩を行う前の状態で膨出部34を含むイヤー部26の板厚と、ボディ部24のロッキングエッジ29の近傍の板厚とが等しくなるように設定されていたが、バレル研摩を行うことでボディ部24のロッキングエッジ29の近傍の板厚が、膨出部34を含むイヤー部26の板厚よりも余分に減少するため、完成した金属エレメント23のロッキングエッジ29の近傍の板厚が不足する可能性がある。
しかしながら、本実施の形態によれば、金属エレメント23のロッキングエッジ29の裏側に対応するボディ部24の後面の径方向外側部分に凸部24bを形成したことにより、バレル研摩により減少したロッキングエッジ29の近傍の板厚を増加させ、イヤー部26およびボディ部24の板厚を均等化して金属ベルト15の動力伝達性能を確保することができる。
しかも本実施の形態によれば、後側の金属エレメント23のロッキングエッジ29に押されて大きな荷重が作用する押し合い部である凸部24bが他の部分に対して突出しているので、その凸部24bを効率的に潤滑・冷却して耐久性を高めることができる。
第2の実施の形態
次に、図10に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態のメインパンチ44は金属エレメント23に凸部24bを形成するための凹部44cを備えているが、第2の実施の形態は、凹部44cに代えて段部44dを形成したものである。段部44dは、凹部44cを金属エレメント23のボディ部24の径方向内端に対応する位置まで延長したものに相当する。金属エレメント23のプレス加工時に押し出された材料が段部44dの径方向外端部だけに流入することで、金属エレメント23のボディ部24の径方向外端位置に左右方向に延びる凸部24bを形成することができる。
本実施の形態によれば、プレス成形時にメインパンチ44のプレス面とボディ部24の凹部24cとの間に空間が存在するため、その空間に凸部24bを構成する材料が流れ込むことでプレス荷重を低減することができる。
第3の実施の形態
次に、図11〜図13に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
図11および図12に示すように、第3の実施の形態の金属エレメント23の後面は、イヤー部26の中央のホール33と、ボディ部24の径方向外端の凸部24bとを備え、それ以外の部分は平坦である。本実施の形態のボディ部24の凸部24bに機能は第1、第2の実施の形態のボディ部24の凸部24bと同じであり、バレル研摩したときのロッキングエッジ29の近傍の板厚の減少を補い、イヤー部26およびボディ部24の板厚差を解消するものである。
図13に示すように、本実施の形態の打ち抜き加工装置41は、金属エレメント23の後面を加工するメインパンチ44のプレス面に特徴を有している。
本実施の形態の金属エレメント23は第1、第2実施の形態の金属エレメント23のイヤー部26の凹部26a(図3参照)を有していないため、メインパンチ44の径方向外側部分、つまりイヤー部26およびネット部材16の後面をプレスする部分は、イヤー部26のホール33を成形する突起44eを除いて平坦に形成される。また本実施の形態の金属エレメント23は第1、第2実施の形態の金属エレメント23のボディ部24の凹部24a(図3参照)を有していないため、メインパンチ44の径方向内側部分、つまりボディ部24の後面をプレスする部分は平坦に形成される。ただし、メインパンチ44の径方向外側部分は径方向内側部分に対して距離dだけ前方に突出している。
メインパンチ44およびカウンタパンチ45で金属エレメント素材23′をプレス加工するとき、金属エレメント23のイヤー部26およびネット部材16の後面はメインパンチ44のプレス面に当接してプレスされるが、金属エレメント23のボディ部24の後面はメインパンチ44のプレス面に当接せずに隙間αが形成される。続いてメインパンチ44およびカウンタパンチ45をダイ43および板押さえ43に対して更に前進させ、金属エレメント素材23′から金属エレメント23を打ち抜くとき、ダイ42が貫通するイヤー部26の前面の径方向内端部(図13のa部参照)と、ボディ部24の前面の径方向外端部(図13のb部参照)とは、ダイ42に引きずられてプレスだれが発生し、その部分の材料が金属エレメント23の後面側に押し出される。
このとき、イヤー部26の前面の径方向内端部aから押し出された材料は後方に流れるが、イヤー部26の後面はメインパンチ44のプレス面に密着しているので、イヤー部26の後面に凸部が形成されることはない。一方、ボディ部24の後面とメインパンチ44との間には隙間αが形成されているので、ボディ部24の前面の径方向外端部bから押し出された材料が隙間αに流れ込み、ボディ部24の後面の径方向外端部に凸部24bが形成される。
よって、バレル研摩するときの金属エレメント23のロッキングエッジ29の近傍の板厚の減少を凸部24bの形成により補い、イヤー部26およびボディ部24の板厚差を解消することができる。しかもボディ部24の後面とメインパンチ44との間には凹部24cを形成するための隙間αが設けられるので、隙間αによって材料が流れ込む空間を確保してプレス荷重を低減することができる。
本実施の形態では、第1、第2の実施の形態の金属エレメント23のイヤー部26の後面の凹部26aおよびボディ部24の後面の凹部24aを形成する必要がないため、金属エレメント23をプレス成形するときにカウンタパンチ45の荷重を低く設定する必要はない。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第1、第2の実施の形態では金属エレメント23のイヤー部26の後面に膨出部34を備え、この膨出部34とボディ部24の後面の凸部24bとで金属エレメント23の板厚バランスを調整しているが、膨出部34は必ずしも必要ではなく、ボディ部24の凸部24bだけで板厚バランスを調整しても良い。
23 金属エレメント
24 ボディ部
24b 凸部
24c 凹部
25 ネック部
26 イヤー部
27 リングスロット
29 ロッキングエッジ(プレスだれ)
44 メインパンチ(金型)
44c 凹部
44d 段部
45 カウンタパンチ(金型)

Claims (6)

  1. 金型(44,45)でプレス加工および打ち抜き加工した金属エレメント(23)が、左右一対のリングスロット(27)間に位置するネック部(25)と、前記ネック部(25)の径方向外側に連なるイヤー部(26)と、前記ネック部(25)の径方向内側に連なるボディ部(24)とを備え、隣接する金属エレメント(23)と接触して回動する際の支点となるロッキングエッジ(29)が、前記ボディ部(24)の前面の径方向外端に左右方向に延び形成された無段変速機用金属エレメントであって、
    前記ボディ部(24)の後面における前記ロッキングエッジ(29)の後方位置に左右方向に延びる凸部(24b)を備えることを特徴とする無段変速機用金属エレメント。
  2. 前記凸部(24b)の径方向外端位置は前記ロッキングエッジ(29)の径方向位置に略一致することを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機用金属エレメント。
  3. 前記金属エレメント(23)は前記凸部(24b)の径方向内側に凹部(24c)を備えることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の無段変速機用金属エレメント。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の金属エレメント(23)の製造方法であって、
    前記金型(44,45)は前記金属エレメント(23)の後面に当接するメインパンチ(44)と前面に当接するカウンタパンチ(45)とを含み、前記メインパンチ(44)は前記凸部(24b)を成形する凹部(44c)または段部(44d)を有することを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の金属エレメント(23)の製造方法であって、
    前記金型(44,45)は前記金属エレメント(23)の後面に当接するメインパンチ(44)と前面に当接するカウンタパンチ(45)とを含み、前記凸部(24b)を成形すべく、前記イヤー部(26)および前記ネック部(25)を成形する前記メインパンチ(44)のプレス面は、前記ボディ部(24)を成形する前記メインパンチ(44)のプレス面よりも前方に突出していることを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法。
  6. プレス加工時に、前記メインパンチ(44)は前記凸部(24b)よりも径方向内側位置で前記ボディ部(24)の後面との間に隙間を有することを特徴とする、請求項4または請求項5に記載の無段変速機用金属エレメントの製造方法。
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