JP6523381B2 - 無段変速機用金属エレメントの製造方法 - Google Patents

無段変速機用金属エレメントの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、一対の金属リングに多数個支持されて無段変速機用の金属ベルトを構成する無段変速機用金属エレメントを製造する製造方法に関する。
ベルト式無段変速機の金属ベルトを構成する金属エレメントが、イヤー部の左右方向両端側の2箇所に2個の厚肉部19a,19bと、ネック部の中央の1箇所に1個の厚肉部13aと、ボディ部の左右方向両端側の2箇所に2個の厚肉部18a,18bとを備え、ボディ部の厚肉部18a,18bの板厚を他の厚肉部19a,19b,13aの板厚よりも大きく設定することで、金属ベルトの駆動力伝達側の弦部のコンプライアンス特性の適正化を図ったものが、下記特許文献1により公知である。
特公平5−64254号公報
しかしながら、上記従来のものは、ボディ部の厚肉部18a,18bの板厚が最も大きく、ネック部の厚肉部13aの板厚が次いで大きく、イヤー部の厚肉部19a,19bの板厚が最も小さいため、金属ベルトの駆動力伝達側の弦部において各金属エレメントの5個の厚肉部18a,18b,13a,19a,19bの全てが隣接する金属エレメントに当接して駆動力を伝達するとき、前記弦部が径方向外向きに僅かに湾曲する形状にならず、逆に径方向内向きに湾曲する形状になるため、金属ベルトの駆動力伝達側の弦部が安定した姿勢を維持することができなくなり、金属ベルト15による効率的な駆動力伝達が困難になる可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ベルト式無段変速機の金属ベルトの駆動力伝達側の弦部を安定した姿勢に維持することで駆動力伝達性能を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、一対の金属リングに多数個支持されて無段変速機用の金属ベルトを構成する金属エレメントが、前記一対の金属リングが嵌合する左右一対のリングスロットと、前記一対のリングスロット間に位置するネック部と、前記ネック部の径方向外側に連なるイヤー部と、前記ネック部の径方向内側に連なって前記金属リングの内周面を支持するクラウニング付きのサドル面が形成されたボディ部とを備え、その金属エレメントの前記ボディ部の前面に、前記サドル面の前端近傍に沿って左右方向に延びるロッキングエッジと、前記ロッキングエッジから径方向内側かつ後方に延びる傾斜面とが形成され、その金属エレメントの後面は、前記イヤー部の左右両端側における前記サドル面の頂部の径方向外側位置に形成された左右一対の第1当接部と、前記ネック部に形成された第2当接部と、前記ボディ部の左右両端側における前記サドル面の頂部位置に形成された左右一対の第3当接部とを備え、前記金属ベルトの駆動力伝達側の弦部において、前記第1当接部、前記第2当接部および前記第3当接部は後側に隣接する他の金属エレメントの前面に当接可能であり、前記第2当接部における前記金属エレメントの板厚は、前記第1当接部における前記金属エレメントの板厚よりも小さく、かつ前記第3当接部における前記金属エレメントの板厚よりも大きい金属エレメントを、一定断面を有する帯板状の金属エレメント素材をメインパンチおよびカウンタパンチを用いてプレス加工することで製造する無段変速機用金属エレメントの製造方法であって、前記金属エレメント素材の傾斜面対応部の傾斜角は、前記カウンタパンチの傾斜面成形部の傾斜角に一致し、前記金属エレメントの後面は、前記左右一対の第1当接部間に形成される第1凹部と、前記ネック部に形成される第2凹部とを備え、前記メインパンチは、前記第1凹部を成形する第1凹部成形部および前記第2凹部を成形する第2凹部成形部を備え、前記第1凹部成形部の突出高さは前記第2凹部成形部の突出高さよりも大きいことを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第1当接部、前記第2当接部および前記第3当接部の板厚は、複数の前記金属エレメントの平均値として設定されることを特徴とする無段変速機用金属エレメントの製造方法が提案される。
請求項1の構成によれば、金属エレメントがサドル面の前端近傍に沿って左右方向に延びるロッキングエッジを備えるので、金属ベルトがプーリに巻き付く巻き付き部でロッキングエッジまわりに金属エレメントがピッチングしたときに、金属エレメントのサドル面と、そこに支持された金属リングとの間に発生する滑りが最小限に抑えられ、動力伝達効率が向上する。
また金属エレメントの後面は、イヤー部の左右両端側におけるサドル面の頂部の径方向外側位置に形成された左右一対の第1当接部と、ネック部に形成された第2当接部と、ボディ部の左右両端側におけるサドル面の頂部位置に形成された左右一対の第3当接部とを備え、金属ベルトの駆動力伝達側の弦部において、第1当接部、第2当接部および第3当接部は後側に隣接する他の金属エレメントの前面に当接可能であり、第2当接部における金属エレメントの板厚は、第1当接部における金属エレメントの板厚よりも小さく、かつ第3当接部における金属エレメントの板厚よりも大きいので、第1当接部、第2当接部および第3当接部は略同一平面内に位置することになり、金属ベルトの駆動力伝達側の弦部において、第1当接部、第2当接部および第3当接部は隣接する金属エレメントの前面に略均等に当接し、金属エレメントのピッチングが抑制されて金属ベルトの剛性が高まることで動力伝達効率が向上する。
更に、金属ベルトがプーリに巻き付く巻き付き部で、隣接する2個の金属エレメントが、それらの径方向外端の間隔が広がるようにロッキングエッジまわりに相対的にピッチングしたとき、前側の金属エレメントの左右一対の第1当接部および第2当接部は後側の金属エレメントから離反するが、前側の金属エレメントの左右一対の第3当接部は依然として後側の金属エレメントに当接するため、金属エレメントのヨーイングが阻止されて姿勢が安定し、動力伝達効率が向上するだけでなく、プーリおよび金属エレメントの異常摩耗が防止される。
また、金属エレメント素材の傾斜面対応部の傾斜角は、カウンタパンチの傾斜面成形部の傾斜角に一致するので、金属エレメントをカウンタパンチおよびメインパンチでプレス加工する際に、カウンタパンチにより金属エレメントのボディ部対応部から押し出される肉の量を小さくすることで、ロッキングエッジの各部の板厚を均一化することができる。
また、金属エレメントの後面は、左右一対の第1当接部間に形成される第1凹部と、ネック部に形成される第2凹部とを備え、メインパンチは、第1凹部を成形する第1凹部成形部および第2凹部を成形する第2凹部成形部を備え、第1凹部成形部の突出高さは第2凹部成形部の突出高さよりも大きいので、金属エレメント素材をプレス加工する際に、カウンタパンチおよびメインパンチを金属エレメントのイヤー部側で相互の距離が増加するように相対的に傾斜させることで、金属エレメントの第1当接部、第2当接部および第3当接部を自動的に所望の板厚関係に設定することができる。
また請求項2の構成によれば、第1当接部、第2当接部および第3当接部の板厚は、複数の金属エレメントの平均値として設定されるので、個々の金属エレメントの板厚精度を下げて製造コストを削減しながら所望の作用効果を得ることができる。
ベルト式無段変速機の全体構成を示す図である。 金属ベルトおよび金属エレメントの斜視図である。 金属エレメントの後面図である。 図3の4−4線断面図である。 金属エレメント素材の斜視図である。 打ち抜き加工装置および金属エレメント素材の断面図である。 図6に対応する作用説明図である。 図6に対応する作用説明図である。 金属エレメントのプレス加工時の作用説明図である。 駆動力伝達側の弦部における金属エレメントの挙動の説明図である。 実施の形態の効果を説明するグラフである。
以下、図1〜図11に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は自動車に搭載されたベルト式無段変速機Tの概略構造を示すもので、ベルト式無段変速機Tはエンジンに接続されるドライブシャフト11と、駆動輪に接続されるドリブンシャフト12とを備えており、ドライブシャフト11に設けたドライブプーリ13とドリブンシャフト12に設けたドリブンプーリ14とに無端状の金属ベルト15が巻き掛けられる。ドライブプーリ13は、ドライブシャフト11に固設された固定側プーリ半体16と、この固定側プーリ半体16に対して接離可能な可動側プーリ半体17とを備えており、可動側プーリ半体17は油室18に作用する油圧で固定側プーリ半体16に向けて付勢される。ドリブンプーリ14は、ドリブンシャフト12に固設された固定側プーリ半体19と、この固定側プーリ半体19に対して接離可能な可動側プーリ半体20とを備えており、可動側プーリ半体20は油室21に作用する油圧で固定側プーリ半体19に向けて付勢される。
図2〜図4に示すように、金属ベルト15は左右の一対の金属リング22に多数の金属エレメント23を支持したもので構成される。本明細書において、金属ベルト15が走行する方向を前後方向の前方と定義し、金属ベルト15がドライブプーリ13およびドリブンプーリ14に巻き付いた状態で、ドライブプーリ13およびドリブンプーリ14の外周側を径方向の外側と定義し、前後方向および径方向に直交する方向を左右方向と定義する。また金属エレメント23の素材となる金属エレメント素材23′(図5参照)と、金属エレメント素材23′から金属エレメント23を成形および打ち抜きする打ち抜き加工装置41(図6参照)とについても、金属エレメント23の前後方向、径方向および左右方向に対応する方向を、それらの前後方向、径方向および左右方向と定義する。
金属エレメント素材23′から製造された金属エレメント23は、左右方向に延びるボディ部24と、ボディ部24の左右方向中央から径方向外側に延びるネック部25と、ネック部25の径方向外端に接続される略三角形のイヤー部26とを備えており、ボディ部24、ネック部25およびイヤー部26間に左右方向外側に開放して金属リング22が嵌合する一対のリングスロット27が形成される。リングスロット27に臨むボディ部24の径方向外端には金属リング22の内周面が着座するサドル面28が形成され、サドル面28に連なるボディ部24の前面の径方向外端には左右方向に延びるロッキングエッジ29が形成され、更にボディ部24の前面にはロッキングエッジ29から径方向内向きかつ後向きに傾斜する傾斜面30が形成される。
左右各々のサドル面28には、左右方向中央部が径方向外側に膨出するように弧状に湾曲するクラウニングが施されており、このクラウニングにより金属リング22がサドル面28上で左右方向にセンタリングされる。クラウニングが施された左右のサドル面28の頂部の前端どうしを左右方向に結ぶ直線が、金属エレメント23がピッチングする支点となる前記ロッキングエッジ29を構成する。
金属エレメント23のボディ部24の左右両端には、ドライブプーリ13およびドリブンプーリ14のV面に当接するプーリ当接面31が形成される。また金属エレメント23のイヤー部26の前面には、イヤー部26の後面に形成した円錐台状のホール33に嵌合可能な円錐台状のノーズ32が形成される。
図3から明らかなように、金属エレメント23の後面には、イヤー部26のホール33の周囲を取り囲む第1凹部26aが形成され、更に金属エレメント23のネック部25には、ネック部25を左右方向に横断する第2凹部25aが形成される。第1凹部26aの深さ(例えば、十数μm)は第2凹部25aの深さ(例えば、数μm)よりも深く設定される。
その結果、図3および図4に示すように、金属エレメント23の後面には、左右のサドル面28の頂部の径方向外側であってイヤー部26の左右両端側に位置する左右一対の第1当接部C1と、ネック部25の径方向外側に位置する第2当接部C2と、左右のサドル面28の頂部の後端に位置する左右一対の第3当接部C3とが形成される。なお、左右一対の第1当接部C1は、イヤー部26の後面の左右両端側の所定位置として定義され、また第2当接部C2は、ネック部25の後面の径方向外側の所定位置として定義される。
図4から明らかなように、金属エレメント23の第1当接部C1、第2当接部C2および第3当接部C3における前後方向板厚は均一ではなく僅かに異なっており、径方向外側に位置するイヤー部26の第1当接部C1の板厚t1が最も大きく、径方向中間に位置するネック部25の第2当接部C2の板厚t2が次いで大きく、径方向内側に位置するボディ部24の径方向外端の第3当接部C3の板厚t3が最も小さくなっている。すなわち、第1当接部C1、第2当接部C2および第3当接部C3の先端は略同一平面上にあり、第1当接部C1の板厚t1>第2当接部C2の板厚t2>第3当接部C3の板厚t3に設定される。
図5に示すように、金属エレメント23を製造する際の素材となる金属エレメント素材23′は、長手方向に一定断面を有するように圧延加工された帯状の金属板からなる。金属エレメント素材23′は、金属エレメント23のイヤー部26、ネック部25およびボディ部24にそれぞれ対応する、イヤー部対応部26′、ネック部対応部25′およびボディ部対応部24′を備える。また金属エレメント素材23′のイヤー部対応部26′およびネック部対応部25′を含む部分は一定板厚であるが、金属エレメント素材23′のボディ部対応部24′を含む部分は径方向内側に向かって板厚が減少する。
図6に示すように、金属エレメント素材23′から金属エレメント23を打ち抜き加工するための打ち抜き加工装置41は、枠体42の下部に固定された下側ダイ43と、枠体42の上部に昇降自在に支持されてダイ駆動シリンダ44で昇降駆動される上側ダイ45と、下側ダイ43に形成した上面開放の凹部板厚に嵌合してカウンタパンチ駆動シリンダ46で昇降駆動されるカウンタパンチ47と、上側ダイ45に形成した下面開放の凹部45aに嵌合してメインパンチ駆動シリンダ48で昇降駆動されるメインパンチ49とを備える。
カウンタパンチ47およびメインパンチ49の輪郭形状は、金属エレメント23の輪郭形状と同じであり、カウンタパンチ47には金属エレメント23のノーズ32を成形するためのノーズ成形部47aと、金属エレメント23の傾斜面30を成形するための傾斜面成形部47bとが形成され、メインパンチ49には金属エレメント23のホール33を成形するためのホール成形部49aと、金属エレメント23のイヤー部26の第1凹部26aを成形するための第1凹部成形部49bと、金属エレメント23のネック部25の第2凹部25aを成形するための第2凹部成形部49cとが形成される。
カウンタパンチ47の傾斜面成形部47bは、金属エレメント素材23′の傾斜面対応部30′と平行である。またメインパンチ49の第1凹部成形部49bの突出高さは、第2凹部成形部49cの突出高さよりも大きく設定される。
次に、上記構成を備えた金属エレメント23の形状による作用効果を説明する。
図10に示すように、ドライブプーリ13およびドリブンプーリ14に巻き掛けられた金属ベルト15は、ドライブプーリ13からドリブンプーリ14に向かって延びる駆動力伝達側の弦部の押し力により駆動力を伝達する。駆動力伝達側の弦部では金属エレメント23が相互に略平行に整列するのに対し、金属ベルト15がプーリ13,14に巻き付く巻き付き部では、金属エレメント23がプーリ13,14の軸線を中心とする放射状に姿勢を変更するため、隣接する金属エレメント23の径方向外端の間隔が広がり、径方向内端の間隔が狭まるように相対的に揺動する。その際に、前側の金属エレメント23の後面に当接する後側の金属エレメント23のロッキングエッジ29が支点となり、前後の金属エレメント23がノーズ32およびホール33間の隙間の範囲で相対的にピッチングすることで、前記姿勢を変更が許容される。
本実施の形態によれば、ロッキングエッジ29が左右のサドル面28の頂部を通るため、ロッキングエッジ29まわりに金属エレメント23がピッチングしたときに、金属エレメント23のサドル面28と、そこに支持された金属リング22との間に発生する滑りが最小限に抑えられ、動力伝達効率が向上する。
更に、金属ベルト15がプーリ13,14に巻き付く巻き付き部では、隣接する2個の金属エレメント23が、それらの径方向外端の間隔が広がるようにロッキングエッジ29まわりに相対的にピッチングするため、前側の金属エレメント23の左右一対の第1当接部C1および第2当接部C2は後側の金属エレメント23から離反するが、前側の金属エレメント23の左右一対の第3当接部C3は依然として後側の金属エレメント23に当接する。その結果、金属エレメント23のヨーイングが阻止されて姿勢が安定することで動力伝達効率が向上するだけでなく、プーリ13,14のV面および金属エレメント23の当接部の異常摩耗が防止される。
また金属ベルト15の駆動力伝達側の弦部において多数の金属エレメント23が相互に当接して駆動力を伝達するとき、前側の金属エレメント23のイヤー部26の第1当接部C1、ネック部25の第2当接部C2およびボディ部24の第3当接部C3が、後側の金属エレメント23の前面に当接するが、金属エレメント23の板厚が、第1当接部C1の板厚t1>第2当接部C2の板厚t2>第3当接部C3の板厚t3に設定されているため、第1〜第3当接部C1〜C3は何れも浮き上がることなく隣接する金属エレメント23の前面に略均等に当接し、安定した当接状態を維持することができる。その結果、金属ベルト15の駆動力伝達側の弦部における金属エレメント23のピッチングが抑制され、動力伝達効率の低下が回避される。
このとき、金属エレメント23の板厚が径方向外側で僅かに厚く、径方向内側で僅かに薄く設定されているため、金属ベルト15の駆動力伝達側の弦部は径方向外側に僅かに湾曲して安定した姿勢が維持され(図10参照)、金属ベルト15による安定した駆動力伝達が可能になる。
次に、金属エレメント23の製造工程における作用効果を説明する。
図6に示すように、予め製造した金属エレメント素材23′を打ち抜き加工装置41の下側ダイ43およびカウンタパンチ47の上に載置する。続いて、図7に示すように、ダイ駆動シリンダ44で上側ダイ45を下降させ、下側ダイ43および上側ダイ45間に金属エレメント素材23′を挟んで固定した後、メインパンチ駆動シリンダ48でメインパンチ49を下降させ、カウンタパンチ47およびメインパンチ49間に金属エレメント素材23′を挟んでプレス加工する。
その結果、カウンタパンチ47のノーズ成形部47aおよびメインパンチ49のホール成形部49aにより金属エレメント23のノーズ32およびホール33が成形され、カウンタパンチ47の傾斜面成形部47bで金属エレメント23の傾斜面30が成形され、メインパンチ49の第1凹部成形部49bで金属エレメント23の第1凹部26aが成形されるとともに、第2凹部成形部49cで金属エレメント23の第2凹部25aが成形される。
このようにして金属エレメント23のプレス成形が完了すると、図8に示すように、下側ダイ43および上側ダイ45に対して、カウンタパンチ47およびメインパンチ49をカウンタパンチ駆動シリンダ46およびメインパンチ駆動シリンダ48で相対的に下降させることにより、金属エレメント素材23′から金属エレメント23を打ち抜き加工する。
さて、カウンタパンチ47およびメインパンチ49で金属エレメント23を成形するとき、カウンタパンチ47およびメインパンチ49は金属エレメント23のイヤー部26側で相互の距離が増加するように相対的に傾斜し、金属エレメント23には、第1当接部C1の板厚t1>第2当接部C2の板厚t2>第3当接部C3の板厚t3の板厚差が自動的に発生する。
次に、上記板厚差が発生する理由を、図4および図9に基づいて詳細に説明する。図9(A)に示すように、プレス開始前の状態では、金属エレメント素材23′に対してメインパンチ49は平行であるが、図9(B)に示すように、メインパンチ49が金属エレメント23に接近すると、最初にメインパンチ49のホール成形部49aおよび突出量の大きい第1凹部成形部49bが金属エレメント素材23′に当接し、遅れて突出量の小さい第2凹部成形部49cが金属エレメント素材23′に当接するため、プレス荷重Fの反力荷重F´がメインパンチ49の径方向外側部分に作用することで、金属エレメント素材23′およびカウンタパンチ47に対してメインパンチ49は僅かに傾斜する(黒矢印参照)。そして図9(C)に示すように、傾斜したメインパンチ49のホール成形部49a、第1凹部成形部49bおよび第2凹部成形部49cにより、金属エレメント23の裏面にそれぞれホール33、第1凹部26aおよび第2凹部25aが成形される。
その結果、図4に示すように、金属エレメント素材23′の素材面から第1凹部成形部49bにより押し出された肉の一部がイヤー部26の左右後面面に流れることで、左右の第1当接部C1における板厚t1は金属エレメント素材23′の当初の板厚よりも僅かに厚くなる。一方、ボディ部24の後面は傾斜したメインパンチ49によりプレスされて素材面から窪み、金属エレメント素材23′の当初の板厚よりも薄くなるため、ボディ部24の径方向外端の第3当接部C3の板厚は金属エレメント素材23′の当初の板厚よりも僅かに薄くなる。
また金属エレメント23のネック部25の後面には第2凹部成形部49cにより第2凹部25aが成形されるが、ネック部25の径方向外側部分では第2凹部形成部49cの先端面が素材面に届かずに第2凹部25aが部分的に成形されず、その空間に第1凹部26aおよび第2凹部25aの肉が流入する。一方、ネック部25の径方向内側部分では第2凹部形成部49cにより第2凹部25aが成形されるため、ネック部25の径方向中間部分にある第2当接部C2の板厚t2は金属エレメント素材23′の板厚と同等になる。
また金属エレメント23のネック部25の後面の径方向内端のC4位置の板厚t4、すなわち左右一対の第3当接部C3に挟まれたC4位置の板厚t4は、第3当接部C3の板厚に対して第2凹部25aの深さ分だけ薄くなる。その結果、第1当接部C1の板厚t1、第2当接部C2の板厚t2、第3当接部C3の板厚t3およびC4位置の板厚t4の関係は、t1>t2>t3>t4となる。
なお、金属ベルト15を構成する多数個の金属エレメント23の各々がt1>t2>t3>t4の板厚分布の関係を満たすことが理想であるが、そのためには高い加工精度が要求されてコストアップの要因となる可能性がある。しかしながら、所定個数の金属エレメント23の板厚の平均値がt1>t2>t3>t4の板厚分布の関係を満たすことで、上記した作用効果を達成することができる、前記所定個数とは、例えば金属ベルト15の駆動伝達側の弦部に含まれる金属エレメント23の数である。
また仮にカウンタパンチ47の傾斜面成形部47bの傾斜角が金属エレメント素材23′の傾斜面対応部30´の傾斜角に一致していない場合には、カウンタパンチ47の傾斜面成形部47bにより押し出された金属エレメント素材23′のボディ部対応部24´の肉が径方向外側に流れ、サドル面28側に流れる肉の量と、ネック部25側に流れる肉の量とがアンバランスになるため、ロッキングエッジ29に沿う金属エレメント23の板厚(図4のC3位置およびC4位置)が不均一になる可能性がある。
しかしながら、本実施の形態によれば、カウンタパンチ47の傾斜面成形部47bの傾斜角が金属エレメント素材23′の傾斜面対応部30´の傾斜角に予め一致しており、傾斜面成形部47bは金属エレメント素材23′のボディ部対応部24´の肉を殆ど押し出さないため、ロッキングエッジ29に沿う金属エレメント23の板厚(図4のC3位置およびC4位置)を均一化し、ロッキングエッジ29の成形精度を高めることができる。
すなわち、図11(A)に示すように、金属エレメント23のC3位置の板厚とC4位置の板厚との差がゼロに近付くと、プーリ14,15のV面に対する金属エレメント23のスリップ率が減少し、その結果、図11(B)に示すように、プーリ14,15の摩耗深さが減少することが分かる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
15 金属ベルト
22 金属リング
23 金属エレメント
23′ 金属エレメント素材
24 ボディ部
25 ネック部
25a 第2凹部
26 イヤー部
26a 第1凹部
27 リングスロット
28 サドル面
29 ロッキングエッジ
30 傾斜面
30´ 傾斜面対応部
47 カウンタパンチ
47b 傾斜面成形部
49 メインパンチ
49b 第1凹部成形部
49c 第2凹部成形部
C1 第1当接部
C2 第2当接部
C3 第3当接部
t1 第1当接部における板厚
t2 第2当接部における板厚
t3 第3当接部における板厚

Claims (2)

  1. 一対の金属リング(22)に多数個支持されて無段変速機用の金属ベルト(15)を構成する金属エレメント(23)が、前記一対の金属リング(22)が嵌合する左右一対のリングスロット(27)と、前記一対のリングスロット(27)間に位置するネック部(25)と、前記ネック部(25)の径方向外側に連なるイヤー部(26)と、前記ネック部(25)の径方向内側に連なって前記金属リング(22)の内周面を支持するクラウニング付きのサドル面(28)が形成されたボディ部(24)とを備え、その金属エレメント(23)の前記ボディ部(24)の前面に、前記サドル面(28)の前端近傍に沿って左右方向に延びるロッキングエッジ(29)と、前記ロッキングエッジ(29)から径方向内側かつ後方に延びる傾斜面(30)とが形成され、その金属エレメント(23)の後面、前記イヤー部(26)の左右両端側における前記サドル面(28)の頂部の径方向外側位置に形成された左右一対の第1当接部(C1)と、前記ネック部(25)に形成された第2当接部(C2)と、前記ボディ部(24)の左右両端側における前記サドル面(28)の頂部位置に形成された左右一対の第3当接部(C3)とを備え、前記金属ベルト(15)の駆動力伝達側の弦部において、前記第1当接部(C1)、前記第2当接部(C2)および前記第3当接部(C3)は後側に隣接する他の金属エレメント(23)の前面に当接可能であり、前記第2当接部(C2)における前記金属エレメント(23)の板厚(t2)は、前記第1当接部(C1)における前記金属エレメント(23)の板厚(t1)よりも小さく、かつ前記第3当接部(C3)における前記金属エレメント(23)の板厚(t3)よりも大きい金属エレメント(23)を、一定断面を有する帯板状の金属エレメント素材(23′)をメインパンチ(49)およびカウンタパンチ(47)を用いてプレス加工することで製造する無段変速機用金属エレメントの製造方法であって、
    前記金属エレメント素材(23′)の傾斜面対応部(30´)の傾斜角は、前記カウンタパンチ(47)の傾斜面成形部(47b)の傾斜角に一致し、
    前記金属エレメント(23)の後面は、前記左右一対の第1当接部(C1)間に形成される第1凹部(26a)と、前記ネック部(25)に形成される第2凹部(25a)とを備え、前記メインパンチ(49)は、前記第1凹部(26a)を成形する第1凹部成形部(49b)および前記第2凹部(25a)を成形する第2凹部成形部(49c)を備え、前記第1凹部成形部(49b)の突出高さは前記第2凹部成形部(49c)の突出高さよりも大きいことを特徴とする、無段変速機用金属エレメントの製造方法
  2. 前記第1当接部(C1)、前記第2当接部(C2)および前記第3当接部(C3)の板厚(t1,t2,t3)は、複数の前記金属エレメント(23)の平均値として設定されることを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機用金属エレメントの製造方法
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