JP6612484B2 - アレイ内のフラッシュメモリセルを読み出すためのビット線プリチャージ回路を有する改良された感知増幅器 - Google Patents

アレイ内のフラッシュメモリセルを読み出すためのビット線プリチャージ回路を有する改良された感知増幅器 Download PDF

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Description

(関連特許出願)
本出願は、2016年9月9日出願の中国特許出願第201610815185.0号の利益を主張するものであり、これは、参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、アレイ内のフラッシュメモリセル内の値を読み出すための改良された感知増幅器に関する。一実施形態において、感知増幅器は、読み出し動作の速度を増加させるために、プリチャージ期間中にビット線をプリチャージするための改良されたプリチャージ回路を備える。別の実施形態において、感知増幅器は、読み出し動作の速度を増加させるために、簡易化されたアドレスデコーディング回路を備える。
不揮発性メモリセルは、当該技術分野において周知である。5つの端子を含む、先行技術の不揮発性スプリットゲート型メモリセル10の1つを図1に示す。メモリセル10は、P型などの第1の導電型の半導体基板12を備える。基板12は、その上にN型などの第2の導電型の第1の領域14(ソース線SLとしても知られる)が形成されている表面を有する。N型の第2の領域16(ドレイン線としても知られて)もまた、基板12の表面に形成される。第1の領域14と第2の領域16との間は、チャネル領域18である。ビット線BL20は、第2の領域16に接続されている。ワード線WL22は、チャネル領域18の第1の部分の上方に位置付けられ、そこから絶縁される。ワード線22は、第2の領域16とほとんど又は全く重ならない。浮遊ゲートFG24は、チャネル領域18の別の部分の上方にある。浮遊ゲート24は、そこから絶縁され、ワード線22に隣接する。浮遊ゲート24はまた、第1の領域14にも隣接する。浮遊ゲート24は、第1の領域14に重なり、第1の領域14から浮遊ゲート24への結合を提供することができる。結合ゲートCG(制御ゲートとしても知られる)26は、浮遊ゲート24の上方にあり、そこから絶縁される。消去ゲートEG28は、第1の領域14の上方にあり、浮遊ゲート24及び結合ゲート26に隣接し、そこから絶縁される。浮遊ゲート24の上隅部は、消去効率を高めるために、T字形状の消去ゲート28の入隅部の方を向いていてもよい。消去ゲート28はまた、第1の領域14からも絶縁される。メモリセル10は、米国特許第7,868,375号においてより具体的に説明されており、この文献の開示内容は、本明細書において参照により全体として取り入れられている。
先行技術の不揮発性メモリセル10の消去及びプログラムのための1つの例示的な動作は、次のとおりである。メモリセル10は、消去ゲート28に高電圧を印加し、他の端子が0ボルトに等しくなることによって、ファウラーノルトハイムトンネルリングメカニズムによって消去される。電子が浮遊ゲート24から消去ゲート28にトンネリングすることにより、浮遊ゲート24が陽電荷を帯び、読み出し状態のセル10がオンになる。その結果生じるセルの消去状態は、「1」状態として知られる。
メモリセル10は、結合ゲート26に高電圧を印加し、ソース線14に高電圧を印加し、消去ゲート28に中電圧を印加し、ビット線20にプログラミング電流を印加することにより、ソース側ホットエレクトロンプログラミングメカニズムによってプログラミングされる。ワード線22と浮遊ゲート24との間の隙間を横切って流れる電子の一部は、浮遊ゲート24の中へ注入するための十分なエネルギーを得ることにより、浮遊ゲート24が陰電荷を帯び、読み出し状態のセル10をオフにする。その結果生じるセルのプログラミングされた状態は、「0」状態として知られる。
メモリセル10は、電流感知モードにおいて以下のように読み出す。バイアス電圧をビット線20上に印加し、バイアス電圧をワード線22上に印加し、バイアス電圧を結合ゲート26上に印加し、バイアス又はゼロ電圧を消去ゲート28上に印加し、接地をソース線14上に印加する。消去状態では、ビット線20からソース線14に流れるセル電流が存在し、プログラム状態では、ビット線20からソース線14へのわずかな又はゼロのセル電流のフローが存在する。代替的に、メモリセル10を逆電流感知モードで読み出すことができ、このモードでは、ビット線20を接地して、バイアス電圧をソース線24上に印加する。このモードでは、電流は、ソース線14からビット線20へと逆方向に進む。
メモリセル10は、代替的に、以下のようにして電圧感知モードで読み出すことができる。バイアス電流(接地への)をビット線20上に印加し、バイアス電圧をワード線22上に印加し、バイアス電圧を結合ゲート26上に印加し、バイアス電圧を消去ゲート28上に印加し、バイアス電圧をソース線14上に印加する。消去状態では、ビット線20上にセル出力電圧(0Vを大幅に超える)が存在し、プログラム状態では、ビット線20上にわずかな又はゼロに近い出力電圧が存在する。代替的に、メモリセル10を逆電圧感知モードで読み出すことができ、このモードでは、ビット線20をバイアス電圧にバイアスして、バイアス電流(接地への)をソース線14上に印加する。このモードでは、メモリセル10の出力電圧は、ビット線20の代わりにソース線14上にある。
先行技術はまた、メモリアレイ内のアドレスを選択し、かつアレイ内のビット線を選択するためのデコーディング回路も含む。図5は、先行技術のメモリシステム500を示す。メモリシステム500は、アレイ530及びアレイ540を備え、これらは、典型的には、浮遊ゲートメモリセルの同一のメモリアレイである。アドレス線580は、読み出し動作又は書き込み動作が適用されるメモリ場所のアドレス信号を担持する。アドレスデコーダ510及びアドレスデコーダ520は、データのワードが正しい場所から読み出されるように、又は、データのワードが正しい場所に書き込まれるように、アドレス線580上に担持されたアドレスをデコードし、アレイ530又はアレイ540内の適切なワード線及びビット線をアクティブ化する。この動作の一環として、アドレスデコーダ510は、ビット線マルチプレクサ550を制御し、アドレスデコーダ520は、ビット線マルチプレクサ560を制御する。
例として、アレイ530の特定のアドレスの読み出し動作中に、適切なワード線X及びビット線Yは、アレイ530においてアクティブ化され、ビット線マルチプレクサ550は、コンパレータ570への入力として、アレイ530内のその場所からのワード95を出力する。同時に、アレイ540に対する全てのワード線は、読み出し動作がアレイ540に関与しないので、オフである。アレイ530においてアクティブ化された同じビット線Yは、アレイ540においてアクティブ化され、ビット線マルチプレクサ560は、コンパレータ570への入力として、ビット線Yからのワード96を出力する。どのワード線もアレイ540に対してアクティブ化されなかったので、ワード96は、アレイ540に記憶されたデータを構成するのではなく、むしろ、ビット線マルチプレクサ560内に記憶されたプリチャージ電圧を表現する。この電圧は、コンパレータ570によって基準電圧として使用される。コンパレータ570は、ワード95とワード96とを比較する。当業者は、ワード95が1つ以上のビットを備え、ワード96が1つ以上のビットを備えることを理解するであろう。コンパレータ570は、ワード95内及びワード96内の各ビットにコンパレータ回路を備える。即ち、ワード95及びワード96が各々8ビットである場合、コンパレータ570は、8個のコンパレータ回路を備え、各コンパレータ回路は、ワード95からの1ビットを、ワード96内の同じ場所にある1ビットと比較する。出力線590は、各ビットペアの比較の結果を含む。
ワード95内のビットがワード96内の対応するビットより高くなる場合、「1」であると解釈され、出力線590は、この場所に「1」を含む。ワード95内のビットがワード96内の対応するビット以下である場合、「0」であると解釈され、出力線590は、この場所に「0」を含む。
当業者は、図5の先行技術システムが、マルチプレクサの2つのステージ、アドレスデコーダ510及び520、並びにビット線マルチプレクサ550及び560を含むことを認識するであろう。ビット線をプリチャージする能力は、読み出し動作に関与したマルチプレクサのステージの数によって直接影響を受ける。
図6Aは、図5の設計をより詳細に示す。感知増幅器600は、選択されたメモリセル640(アレイ530内のセルであり得る)に結合された第1の回路と、ダミーセル650(アレイ540内のセルであり得る)に結合された第2の回路とを備える。第1の回路は、アドレスMUXレベル630の一部(アドレスデコーダ510の一部分である)を備え、第2の回路は、アドレスMUXレベル630の一部(アドレスデコーダ520の一部分である)を備える。第1の回路は、ビット線のMUXレベル620の一部(ビット線マルチプレクサ550の一部分である)を更に備え、第2の回路は、ダミービット線MUXレベル620の一部(ビット線マルチプレクサ560の一部分である)を備える。第1の回路は、PMOSトランジスタ601、602、及び607を更に備え、第2の回路は、PMOSトランジスタ608、609、及び614を更に備える。
ノードIOR及びDUMIORは、比較器615の入力に結合される。比較器615の出力は、インバータ616に結合される。インバータ616の出力は、選択されたセル640内に記憶された値を示す、信号DOUTを出力する、バッファ617に結合される。この先行技術の設計において、PMOSトランジスタ601及び608は、対称的ではない。
図6Bは、感知増幅器600の一定の動作特性を図示する。タイミング線図660は、典型的に、プリチャージ期間中に発生し、読み出し動作に先行する、プリチャージ動作中のPCHENB、DUMIOR、IOR、Pre_BL、及びBLの挙動を示す。見られ得るように、遅延T1は、望ましいものではなく、プリチャージ時間の不要な増加を表す。
線図670は、選択されたセル640が「1」を記憶している状況を示す。一度、読み出し動作を開始すると、IORは、DUMIORのプリチャージ値を下回って、接地の方へ引き込まれる。線図680は、選択されたセル640が「0」を記憶している状況を示す。一度、読み出し動作を開始すると、IORは、DUMIORのプリチャージ値を上回って、VDDの方へ引き込まれる。
フラッシュメモリシステムがコンピューティング及び電子デバイスの全ての様式で遍在するようになると、より高速な読み出し及び動作を可能にし、かつ可能な限り高速でビット線をプリチャージすることができる設計を作成することがますます重要である。
本発明は、プリチャージ動作に必要とされる時間量を低減し、それによって、読み出し動作のためのより高速なシステムを作成する。一実施形態は、プリチャージ期間中に選択されたフラッシュメモリセル及びダミーフラッシュメモリセル用のビット線をプリチャージするための改良されたプリチャージ回路を備え、これは、より高速な読み出し動作を結果としてもたらす。別の実施形態は、読み出し動作中に使用されるマルチプレクサの1つのレベルを除去し、これはまた、プリチャージ動作に必要とされる時間量を低減し、更に、より高速な読み出し動作を結果としてもたらす。
本発明の方法を適用することができる先行技術の不揮発性メモリセルの断面図である。 プリチャージ回路の実施形態を示す。 図2のプリチャージ回路との使用のための感知増幅器を示す。 プリチャージ及び読み出し動作中の図2〜図3の実施形態の特性を示す。 先行技術のメモリシステムを示す。 先行技術の感知増幅器を示す。 プリチャージ動作中の図6Aの先行技術の感知増幅器の特性を示す。 改良された感知増幅器の実施形態を示す。 図7Aの感知増幅器の特性を示す。 図7Aの感知増幅器の特性を示す。
実施形態が、図2及び図3に示される。図2において、回路200は、選択されたメモリセル220に結合された第1のサブ回路と、ダミーメモリセル230に結合された第2のサブ回路とを備える。選択されたメモリセル220及びダミーメモリセル230は各々、図1に示されるタイプのものであり得る。他のタイプもまた、先行技術において既知である。
第1のサブ回路は、PMOSトランジスタ202、203、及び204、並びにNMOSトランジスタ205を備え、示されるように構成される。第2のサブ回路は、PMOSトランジスタ206、207、及び208、並びにNMOSトランジスタ209を備え、示されるように構成される。第1のサブ回路及び第2のサブ回路は、基準電流発生器201及びPMOSトランジスタ210に各々結合される。
プリチャージ期間中、ATD_B(アドレス遷移検出)が低位に引き込まれ、PMOSトランジスタ202、206、及び210をオンにする。SENBが低位に引き込まれ、VDD12に結合されている、PMOSトランジスタ203及び207をオンにする。これは、この例において1.2ボルトである、およそVDD12になる、同じ電圧で配置されているノードIOR及びDUMIORを結果としてもたらす。YENB_B(列有効)が高位に引き込まれ、NMOSトランジスタ205及び209をオンにし、かつPMOSトランジスタ204及び208をオフにし、接地されているノードBL(ビット線)及びDUMBL(ダミービット線)を結果としてもたらす。
読み出し動作中、ATD_Bは、高位に引き込まれ、PMOSトランジスタ202、206、及び210をオフにする。読み出し動作が開始する瞬間において、ノードIOR及びDUMIORは、依然として電圧VDD12にある。読み出し動作中、YENB_Bは、低位に引き込まれ、PMOSトランジスタ204及び208をオンにし、かつNMOSトランジスタ205及び209をオフにする。ビット線BLは、選択されたセル220に結合され、ダミービット線DUMBLは、ダミーメモリセル230に結合される。選択されたセル220はまた、ワード線WL_TOPに結合され、ダミーメモリセル230は、ワード線WL_BOTに結合される。ビット線BL及びダミービット線DUMBL上の電圧は、選択されたメモリセル220及びダミーメモリセル230によって引き出された電流の影響を受ける。BL及びDUMBLは、読み出しモード中に、それぞれ、IO及びDUMIORと同じ電位を維持する。
図3を参照すると、比較器及び信号発生回路300が示される。第1の回路301は、入力ATD_B(読み出しアドレスが受信されたときにアサートされる、アドレス遷移検出器)及びSAL(感知アドレス線)を受信し、出力SAPCH(感知増幅器プリチャージ信号)を生成し、感知データが次の読み出しサイクルまで変化されないことを確実にするように設計されている。
ノードIOR及びDUMIORは、図2のそれらの符号と同じノードに接続される。IORは、示されるように、PMOSトランジスタ302及び304、インバータ303、並びに比較器308に結合される。DUMIORは、示されるように、PMOSトランジスタ305及び307、インバータ306、並びに比較器308に結合される。比較器308はまた、NMOSトランジスタ309に結合される。
プリチャージ期間中、SAPCHが低位に引き込まれ、ノードVDO及びVDO_NをVDD12に引き上げさせ、SALは、高位に引き込まれ、比較器308内のノードを接地に引き下げる。
読み出し動作中、SALが低位に引き込まれ、かつSAPCHが高位に引き込まれ、PMOSトランジスタ304及び307がオンにされ、かつPMOSトランジスタ302及び305がオフにされることを結果としてもたらす。IOR及びDUMIORは、各々が、それぞれ、ノードVDO_N及びVDOから電流を引き出す、「レース」条件に入る。ノードVDO_N及びVDOのうちの1つが一定の閾値未満に低下するとき、比較器308は、他のノードをVDD12に引き込ませ、これはまた、ノードが接地されることを結果としてもたらす。例えば、VDO_Nが閾値未満に低下した場合、まず、VDOが、PMOSトランジスタを介してVDD12に引き上げられる。VDOは、次に、NMOSトランジスタを介してVDO_Nを接地させる。最終結果は、VDO_N及びVDOが反対の値にある。一方の状態が、選択されたメモリセル220内に記憶されている「1」を反映し、他方の状態が、選択されたメモリセル220内に記憶されている「0」を反映する。
図4は、プリチャージ期間から読み出しモードまでの例示的な順序のタイミング線図400を示し、図3に示された信号、すなわち、YENB_B、WL_TOP、ATD_B、SAL、SAPCH、BL/DMBL、IOR/DUMIOR、VDO_N/VDO、及びSENB_Bを示す。
図7Aは、図6Aの先行技術の感知増幅器600に見出された遅延時間を短縮する、改良された感知増幅器の実施形態を示す。
感知増幅器700は、感知増幅器600と同様の構成要素を含み、共通構成要素は、効率化のために再度説明されない。感知増幅器は、PMOSトランジスタ701、702、703、及び704を備える。PMOSトランジスタ701及び703は、完全に対称的である。ノードIOR_T及びIOR_Bは、比較器705に入力される。比較器の出力は、インバータ706及びインバータ707内に供給される。インバータ706の出力は、マルチプレクサ709内に入力される。インバータ707の出力は、インバータ708内に入力される。インバータ708の出力は、マルチプレクサ709内に入力される。マルチプレクサ709は、信号SELTOPによって制御される。マルチプレクサ709の出力は、選択されたトップセル711又は選択されたボトムセル712内に記憶された値を表す、DOUTを出力する、バッファ710内に供給される。
特に、本実施形態において、どのビット線/ダミービット線マルチプレクサレベルも必要とされない。多重化のレベルを除去することによって、実施形態は、プリチャージ動作の遅延量を低減することができる。また、本実施形態において、「ダミーセル」は、存在しない。両方のセル711及び712が、データを記憶するために使用され得る。それらのセルの一方の読み出し動作中、他方のセルは、接続解除され、接続解除されたセルのビット線上に記憶されている電荷は、依然として接続されている、選択されたメモリセルに対する比較点として使用される。
図7Bは、感知増幅器700のいくつかの特性を示す。選択されたトップセル711内の値を読み出すことが所望されるとき、WL_TOPがアサートされ、WL_BOTがデアサートされる。TOP_SENBは、低位にあり、BOT_SENDBは、高位にある。その結果、初期のノードIOR_Bは、プリチャージ動作によって確立された電圧レベルである。選択されたトップセル711が「1」を記憶している場合、IOR_Tは、IOR_Bの値未満に引き下げられる。選択されたトップセル711が「0」を記憶している場合、IOR_Tは、IOR_Bの値よりも高い値に引き上げられる。
選択されたボトムセル712内の値を読み出すことが所望されるとき、WL_TOPがアサートされ、WL_BOTがデアサートされる。TOP_SENBは、高位にあり、BOT_SENDBは、低位にある。その結果、初期のノードIOR_Tは、プリチャージ動作によって確立された電圧レベルである。選択されたボトムセル712が「1」を記憶している場合、IOR_Bは、IOR_Tの値未満に引き下げられる。選択されたボトムセル712が「0」を記憶している場合、IOR_Bは、IOR_Tの値よりも高い値に引き上げられる。
図7Cは、感知増幅器700の追加の性能特性を示す。タイミング線図760は、プリチャージ動作中、Pre−BL及びBLの挙動を示す。リーダがリコールする際、図6Bにおいて、プリチャージがビット線BL上で開始する前に、T1の遅延が存在した。本明細書では、かかる遅延が存在せず、プリチャージ動作が時間T1だけ、より高速に発生する。これは、図6A及び図6Bの設計に対する実質的な改良である。
本明細書における本発明に対する言及は、いかなる請求項又は請求項の用語の範囲も限定することを意図するものではなく、代わりに請求項の1つ以上によって包含されることがある1つ以上の特徴に言及することを意図するにすぎない。上述の材料、プロセス、及び数値例は、単なる例示であり、請求項を限定するものと見なされるべきではない。本明細書で使用される、用語「〜上に(over)」及び「〜の上に(on)」はともに、「直接的に〜の上に」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されていない)及び「間接的に〜の上に」(中間材料、要素、又は間隙がそれらの間に配設されている)を包括的に含むことに留意されるべきである。同様に、用語「隣接する」は、「直接的に隣接する」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されていない)及び「間接的に隣接する」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設されている)を含む。例えば、「基板上に」要素を形成することは、中間材料/要素が介在せずに直接的に基板の上にその要素を形成することも、1つ以上の中間材料/要素が介在して間接的に基板の上にその要素を形成することも含む可能性がある。

Claims (6)

  1. フラッシュメモリセルの第1のアレイ内又はフラッシュメモリセルの第2のアレイ内の選択されたフラッシュメモリセルを読み出すための感知回路であって、
    前記第1のアレイ内の第1のビット線に結合された第1の回路と、
    前記第2のアレイ内の第2のビット線に結合された第2の回路と、
    前記第1の回路内の第1のノードに結合された第1の入力及び前記第2の回路内の第2のノードに結合された第2の入力を備える、比較器であって、前記比較器の出力が、第1の組のインバータに、かつ前記第1の組のインバータに対して平行に第2の組のインバータに結合され、前記第1の組のインバータが、奇数のインバータを備え、前記第2の組のインバータが、偶数のインバータを備える、比較器と、
    前記第1の組のインバータの出力を受信するための第1の入力及び前記第2の組のインバータの出力を受信するための第2の入力を備える、マルチプレクサであって、前記マルチプレクサが、前記選択されたフラッシュメモリセル内に記憶されたデータを示す信号を出力するように選択信号によって制御される、マルチプレクサと、を備え、
    前記選択信号が、第1の状態又は第2の状態に設定され、前記第1の状態が、第1のビット線が前記選択されたフラッシュメモリセルに結合され、かつ前記第2のビット線が基準ビット線であることを示し、前記第2の状態が、前記第1のビット線が基準ビット線であり、かつ前記第2のビット線が前記選択されたフラッシュメモリセルに結合されていることを示す、感知回路。
  2. 読み出し動作前に、前記第1のノード及び前記第2のノードを所定の電圧に充電するために、前記第1のノード及び前記第2のノードに結合されたプリチャージ回路を更に備える、請求項1に記載の感知回路。
  3. 前記第1の回路が、第1のPMOSトランジスタを備え、前記第2の回路が、第2のPMOSトランジスタを備え、前記第1のPMOS及び第2のPMOSトランジスタが、対称的である、請求項1に記載の感知回路。
  4. 前記第1のPMOS及び前記第2のPMOSトランジスタが、読み出し動作中にアクティブ化される、請求項3に記載の感知回路。
  5. フラッシュメモリセルの第1のアレイ内の選択されたフラッシュメモリセルを読み出すための感知回路であって、
    前記第1のアレイ内の第1のビット線に結合された第1の回路と、
    フラッシュメモリセルの第2のアレイ内の第2のビット線に結合された第2の回路と、
    前記第1の回路内の第1のノードに結合された第1の入力及び前記第2の回路内の第2のノードに結合された第2の入力を備える、比較器であって、前記比較器の出力が、前記選択されたフラッシュメモリセル内に記憶された値を示す、比較器と、を備え、
    前記第1の回路が、前記第1のビット線を接地させ、かつプリチャージ期間中に前記第1のノードを所定の電圧にプリチャージするための回路を備え、前記第2の回路が、前記第2のビット線を接地させ、かつ前記プリチャージ期間中に前記第2のノードを前記所定の電圧にプリチャージするための回路を備える、感知回路。
  6. 前記第1の回路が、読み出しアクティブモード中に、前記第1のビット線及び前記第1のノードを前記所定の電圧にプリチャージするためのものを更に備え、前記第2の回路は、前記読み出しアクティブモード中に、前記第2のビット線及び前記第2のノードを前記所定の電圧にプリチャージするための回路を備える、請求項5に記載の感知回路。
JP2019510834A 2016-09-09 2017-08-29 アレイ内のフラッシュメモリセルを読み出すためのビット線プリチャージ回路を有する改良された感知増幅器 Active JP6612484B2 (ja)

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