JP6536185B2 - 合成石英ガラス基板の製造方法 - Google Patents
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Description
コントラスト向上に影響を与えるフォトマスク用基板の因子として、高平坦性や複屈折が挙げられる。複屈折は石英ガラスの残留歪み等により現れるが、この複屈折が大きい場合、ArF液浸露光装置の光の偏光性が乱れ、露光性能の低下が生じる。
この問題を解決するために、特許文献4では、基板全体の複屈折量の最大値が3nm/cm以下の半導体用合成石英ガラス基板について記載されている。
〔1〕
合成石英ガラスブロックを用意する工程と、
前記合成石英ガラスブロックの任意の面とそれに対向する面であって、面粗さ(Sa)が1mm以下である2面について、複屈折を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラスブロックの複屈折を測定する工程と、
得られた複屈折率に基づき、合成石英ガラスブロックの良否の選別を行う工程
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。
〔2〕
前記選別を行う工程において、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下とした場合、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が1.5αnm/cm以下である場合を良と判定する〔1〕記載の製造方法。
〔3〕
前記選別を行う工程において、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が3nm/cm以下である場合を良と判定する〔1〕記載の製造方法。
〔4〕
前記選別を行う工程において、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が2nm/cm以下である場合を良と判定する〔1〕記載の製造方法。
〔5〕
前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラスブロックを板状に切断し、得られた合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の製造方法。
〔6〕
合成石英ガラスブロックを用意する工程と、該ブロックを板状に切断し、該合成石英ガラス板体の任意の面とそれに対向する面であって、面粗さ(Sa)が1mm以下である2面について、複屈折を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラス板体の複屈折を測定する工程と、
得られた複屈折率に基づき、合成石英ガラス板体の良否の選別を行う工程
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。
〔7〕
前記合成石英ガラス板体の厚さが、最終精密研磨工程後の合成石英ガラス基板の板厚より10μm〜1mm厚い〔6〕記載の製造方法。
〔8〕
前記選別を行う工程において、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下とした場合、合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が1.5αnm/cm以下である場合を良と判定する〔6〕又は〔7〕記載の製造方法。
〔9〕
前記選別を行う工程において、合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が2nm/cm以下である場合を良と判定する〔6〕又は〔7〕記載の製造方法。
〔10〕
前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした〔6〕〜〔9〕のいずれかに記載の製造方法。
〔11〕
前記液体の屈折率と合成石英ガラス基板の屈折率との差が、±0.1の範囲であることを特徴とする〔1〕〜〔10〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔12〕
前記液体が、水、1価アルコール、多価アルコール、エーテル、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、炭化水素及びこれらの水溶液から選ばれる液体であることを特徴とする〔1〕〜〔11〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔13〕
前記液体が、分子量200以上の多価アルコールであることを特徴とする〔1〕〜〔12〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔14〕
前記液体の蒸気圧が、20℃において2.3kPaより小さいことを特徴とする〔1〕〜〔13〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
合成石英ガラスブロックは、シラン化合物やシロキサン化合物等のシリカ原料化合物を酸水素火炎によって気相加水分解又は酸化分解して生じるシリカ微粒子をターゲット上に堆積させて得られた合成石英ガラスブロックを真空溶解炉にて、例えば高純度カーボン製の型材を使用し、温度1,700〜1,900℃で30〜120分間保持して、所望の形状の合成石英ガラスブロックに熱間成型することにより製造することができる。この場合、シリカ微粒子をターゲット上に堆積させると共に、これを溶融ガラス化する直接法や、発生したシリカ微粒子をターゲット上に堆積後、加熱ガラス化する間接法のいずれの方法によっても製造することができる。
合成石英ガラスブロックの形状は、四角形、長方形、円形のいずれでもよく、大きさは、直径もしくは縦横がそれぞれ150〜250mm、厚さが10〜500mmであることが好ましい。
ブロックの工程で測定するよりも切断し、板状にした後の基板の複屈折を測定した方が、ラップされ、鏡面化された後の最終製品の複屈折率をより正確に予想することができる。
この場合の板厚は、ラップされ、鏡面化された後の最終製品の板厚規格が基準となる。好ましくは最終製品の所望の板厚より10μm〜1mm厚い板厚、より好ましくは50μm〜500μm厚い板厚である。厚すぎると最終製品の複屈折率との誤差が大きくなったり、最終製品に加工するまでに多くの取り代をとらなければならず手間がかかったり、取り代分の原材料が無駄になったりする場合がある。薄すぎると最終製品になった時に切断時やラップ時の加工歪が残り、欠陥不合格が多くなる場合がある。
なお、塗布工程は、液体の乾燥による正確な複屈折率値が得られなくなるのを防ぐ観点から、次の複屈折を測定する工程と併せて、なるべく素早く行うことが好ましい。
具体的には、合成石英ガラスブロックの場合、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が3nm/cm以下、より好ましくは2nm/cm以下である場合を良と判定することが好ましい。一方、合成石英ガラス板体の場合、合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が、2nm/cm以下である場合を良と判定することが好ましい。
フォトマスク用合成石英ガラス基板用のそれぞれのグレードに好適な基板、即ち、各物性に高品質が要求される規格の厳しいフォトマスク用合成石英ガラス基板であって、例えば、複屈折率2nm/cm、平坦度0.3μm、欠陥として0.1μmを超える異物がない表面が要求される基板と、比較的規格が緩いフォトマスク用合成石英ガラス基板であって、例えば、複屈折率不問、平坦度0.8μm、欠陥として1.0μmを超える異物がない表面が要求される基板等を作り分ける際に、後の工程で研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を通って精密に鏡面化されたガラス基板へと加工される原材料の段階、即ち合成石英ガラスブロックや合成石英ガラスブロックから板状に切り出された合成石英ガラス基板の段階で複屈折率によって選別しておくことで、例えば複屈折率2nm/cmの規格に入ることが予想される良品の原材料についてのみ平坦度や欠陥規格の作り込みを行い、複屈折が規格に入らないと予想される原材料への過度の作り込みを避けることができるため、フォトマスク用合成石英ガラス基板の生産性を高め、経済的に製造することが可能となる。
縦×横×高さが160mm×160mm×100mmの四角柱で、表面の面粗さ(Sa)が1.5μmである合成石英ガラスブロックを原材料として5本(a,b,c,d,e)用意した。合成石英ガラスブロックの対向する160mm×160mmの2面について、ポリエチレングリコール(和光純薬工業株式会社製、ポリエチレングリコール400)を刷毛によりまんべんなく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いてフォトニックラティス社製PA−100にて、波長543nmにおける160mm×160mmの面の複屈折率を測定した。ポリエチレングリコールを塗り始めてから複屈折の測定が終了するまでおよそ5分間を要した。
測定後、上記5本の合成石英ガラスブロックの152mm×152mmの範囲の複屈折率の最大値を算出したところ、次の通りだった。
a 3.2nm/cm
b 4.0nm/cm
c 2.0nm/cm
d 2.5nm/cm
e 2.8nm/cm
各合成石英ガラスブロックは、6インチ基板[(152mm±0.2mm)×(152mm±0.2mm)×(6.35mm±0.1mm)]の大きさに切り出された後、ラップ加工工程、硬質ウレタン研磨布と酸化セリウム系研磨剤を用いた両面研磨機を用いた粗研磨工程、スェード系研磨布とコロイダルシリカ系研磨剤を用いた両面研磨機を用いた最終精密研磨工程を経て精密鏡面のフォトマスク用合成石英ガラス基板を作成した。
得られた合成石英ガラス基板について、1枚毎に複屈折率を測定した。本来、製品の製造のためには複屈折規格のあるc,d,eの合成石英ガラスブロックから作成された基板のみ複屈折測定すればよいが、今回はデータを取るため、a,b,c,d,eの5本全ての合成石英ガラスブロックから作成された基板について複屈折測定を行った。5本の合成石英ガラスブロックからそれぞれ作成された基板の内、最大値が複屈折率2nm/cm以下に入った割合は次の通りだった。
a 20%
b 0%
c 100%
d 80%
e 60%
この結果から、合成石英ガラスブロックの状態でc,d,eのみ複屈折率2nm/cm規格のある品種Pの製造用としたため、平均複屈折率収率(複屈折率規格による選別の合格率の平均値)80%で製品を取得することができた。仮に合成石英ガラスブロックの状態で選別を行わず、a,b,c,d,eの全ての合成石英ガラスブロックを製品Pの製造用としていた場合、平均複屈折率収率10%と低いa,bの合成石英ガラスブロックから作成された合成石英ガラス基板に対して、無駄に精密な作り込みを行うこととなっていたと考えられる。
縦×横×高さが160mm×160mm×100mmの四角柱で、表面の面粗さ(Sa)が1.5μmである合成石英ガラスブロックを原材料として3本(f,g,h)用意した。合成石英ガラスブロックを切断し、外形寸法がおよそ152mm×152mm×6.90mmで表面が粗面である合成石英ガラス基板42枚を得た。それぞれの合成石英ガラス基板の152mm×152mmの2面について、ポリエチレングリコール(和光純薬工業株式会社製、ポリエチレングリコール400、平均分子量:360〜440)を刷毛によりまんべんなく塗り、フォトニックラティス社製PA−100にて波長543nmにおける複屈折を測定し、152mm×152mmの範囲の複屈折率の最大値を算出したところ、複屈折率3nm/cm以内の基板が31枚あった。11枚は複屈折率3nm/cmを超えていた。
実施例1と同様の加工方法により精密鏡面のフォトマスク用合成石英ガラス基板を作成した後、1枚毎に複屈折を測定した。
本来、製品の製造のためには複屈折規格のある品種の31枚のみ複屈折測定すればよいが、今回はデータを取るため品種Qの11枚の基板についても複屈折の測定を行った。品種Pの31枚と品種Qの11枚の基板において最大値が複屈折率2nm/cm以下に入った割合は次の通りだった。
品種P 31枚中26枚(84%)
品種Q 11枚中0枚(0%)
この結果から、加工工程前の粗面の合成石英ガラス基板の状態で選別したため品種Pについて複屈折率収率84%で製品を取得することができた。仮に粗面の合成石英ガラス基板の状態で選別を行わず、全ての基板を品種Pの製造用としていた場合、11枚の基板に対し無駄に精密な作り込みを行うこととなっていたと考えられる。
実施例1のポリエチレングリコールをエタノール(和光純薬工業株式会社製)に代えた以外は、実施例1と同様にして、用意した合成石英ガラスブロック5本(i,j,k,l,m)の複屈折率を評価し、152mm×152mmの範囲の複屈折率の最大値を算出したところ、5本の合成石英ガラスブロックの値は次の通りだった。
i 4.5nm/cm
j 4.2nm/cm
k 2.8nm/cm
l 3.4nm/cm
m 2.8nm/cm
この中から3nm/cm以内に入ったk,mの合成石英ガラスブロックを複屈折率2nm/cm規格のある品種Pの製造用とし、3nm/cmを超えたi,j,lの合成石英ガラスブロックを前述の複屈折率不問の品種Qの製造用とした。
実施例1と同様の加工工程によりフォトマスク用合成石英ガラス基板を作成した後、1枚毎に複屈折を測定した。
本来、製品の製造のためには、複屈折規格のあるk,mの合成石英ガラスブロックから作成された基板のみ複屈折測定すればよいが、今回はデータを取るため、i,j,k,l,mの5本全ての合成石英ガラスブロックから作成された合成石英ガラス基板について、複屈折の測定を行った。5本の合成石英ガラスブロックからそれぞれ作成された合成石英ガラス基板の内、最大値が複屈折率2nm/cm以下に入った割合は、次の通りだった。
i 10%
j 0%
k 70%
l 60%
m 90%
この結果から、ブロックの状態でk,mのみ複屈折率2nm/cm規格のある品種Pの製造用としたため、平均複屈折率収率80%で製品を取得することができた。iやjは複屈折収率が低く、ブロックの状態で選別することで無駄に精密な作り込みを行うことを避けられたが、lはブロックの状態で複屈折率が閾値より高かったものの、基板の状態で比較的複屈折収率が良く、品種Qとしてはオーバースペックな素材を用いてしまったこととなった。原因として、ブロックでの複屈折率測定時にエタノールが部分的に乾いてしまい、測定時には部分的に光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態を保てておらず、正確な値が測定できなかったためと思われる。
実施例1と同様にして、用意した合成石英ガラスブロック5本(n,o,r,s,t)の複屈折率を評価し、152mm×152mmの範囲の複屈折率の最大値を算出したところ、5本の合成石英ガラスブロックの値は次の通りだった。
n 2.1nm/cm
o 1.8nm/cm
r 1.9nm/cm
s 3.3nm/cm
t 3.7nm/cm
この中から2nm/cm以内に入ったo,rの合成石英ガラスブロックを複屈折率2nm/cmの規格のある前述の品種Pの製造用とし、2nm/cmを超えたn,s,tの合成石英ガラスブロックを複屈折率不問の前述の品種Qの製造用とした。
実施例1と同様の加工工程によりフォトマスク用合成石英ガラス基板を作成した後、1枚毎に複屈折を測定した。今回はデータを取るため、n,o,r,s,tの5本全ての合成石英ガラスブロックから作成された合成石英ガラス基板について複屈折測定を行った。5本の合成石英ガラスブロックからそれぞれ作成された合成石英ガラス基板の内、最大値が複屈折率2nm/cm以下に入った割合は次の通りだった。
n 80%
o 100%
r 95%
s 40%
t 30%
この結果から、ブロックの状態でo,rのみ複屈折率2nm/cm規格のある品種Pの製造用としたため、平均複屈折率収率97.5%と言う高い割合で製品を取得することができた。
規格値が複屈折率20nm/cm以下の合成石英ガラス基板である品種Zを生産するに当たり、合成石英ガラスブロックで複屈折率を選別保証する閾値を検討した。基板間バラツキ等様々な誤差を考慮してブロックで15nm/cm以下であれば、そのブロックから切り出され加工された基板のほぼ全数で規格値20nm/cm以下を満たすことを確認した。このブロック選別閾値に基づき、合成石英ガラス基板の製造を試みた。
実施例1と同様にして、用意した合成石英ガラスブロック20本の複屈折率を評価し、152mm×152mmの範囲の複屈折率の最大値を算出したところ、最大のもので12.4nmであった。
最大でも12.4nm/cmとブロックの選別閾値15nm/cmを全ブロックが満たしたので、この20本の合成石英ガラスブロック全数を品種Zの製造用とした。
本来、基板で一枚毎に複屈折を測定することを省略するためにブロックで選別閾値を設けて保証したものだったが、今回はデータを取るため、20本全てのブロックから切り出されて加工された合成石英ガラス基板について、複屈折の測定を行った。20本の合成石英ガラスブロックからの基板400枚の内、複屈折率が最大の基板で15.6nm/cmであり、全数が20nm/cmの規格に入ったことを確かめた。
Claims (14)
- 合成石英ガラスブロックを用意する工程と、
前記合成石英ガラスブロックの任意の面とそれに対向する面であって、面粗さ(Sa)が1mm以下である2面について、複屈折を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラスブロックの複屈折を測定する工程と、
得られた複屈折率に基づき、合成石英ガラスブロックの良否の選別を行う工程
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。 - 前記選別を行う工程において、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下とした場合、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が1.5αnm/cm以下である場合を良と判定する請求項1記載の製造方法。
- 前記選別を行う工程において、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が3nm/cm以下である場合を良と判定する請求項1記載の製造方法。
- 前記選別を行う工程において、ブロックから板状に切り出される合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が2nm/cm以下である場合を良と判定する請求項1記載の製造方法。
- 前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラスブロックを板状に切断し、得られた合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の製造方法。
- 合成石英ガラスブロックを用意する工程と、該ブロックを板状に切断し、該合成石英ガラス板体の任意の面とそれに対向する面であって、面粗さ(Sa)が1mm以下である2面について、複屈折を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラス板体の複屈折を測定する工程と、
得られた複屈折率に基づき、合成石英ガラス板体の良否の選別を行う工程
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。 - 前記合成石英ガラス板体の厚さが、最終精密研磨工程後の合成石英ガラス基板の板厚より10μm〜1mm厚い請求項6記載の製造方法。
- 前記選別を行う工程において、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下とした場合、合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が1.5αnm/cm以下である場合を良と判定する請求項6又は7記載の製造方法。
- 前記選別を行う工程において、合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が2nm/cm以下である場合を良と判定する請求項6又は7記載の製造方法。
- 前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした請求項6〜9のいずれか1項記載の製造方法。
- 前記液体の屈折率と合成石英ガラス基板の屈折率との差が、±0.1の範囲であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体が、水、1価アルコール、多価アルコール、エーテル、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、炭化水素及びこれらの水溶液から選ばれる液体であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体が、分子量200以上の多価アルコールであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体の蒸気圧が、20℃において2.3kPaより小さいことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
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