JP6669287B2 - 合成石英ガラス基板の製造方法 - Google Patents
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Description
〔1〕
合成石英ガラスブロックを用意する工程と、
前記合成石英ガラスブロックの任意の面とそれに対向する面の2面について、複屈折率を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラスブロックの複屈折率分布を測定する工程と、
得られた複屈折率分布に基づき、合成石英ガラスブロックの良否の選別を行うに当たり、前記合成石英ガラスブロックから得られる合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する前記合成石英ガラスブロック上の有効範囲内に複屈折率の最大値がない複屈折率分布を有し、かつ、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下としたとき、前記合成石英ガラスブロック上の有効範囲内の複屈折率の最大値が2.0αnm/cm以下である場合を良と判定する工程と、
前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラスブロックを板状に切断し、得られた合成石英ガラス板体を加工する工程と
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。
〔2〕
前記合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした請求項1記載の製造方法。
〔3〕
合成石英ガラスブロックを用意する工程と、
前記合成石英ガラスブロックを厚さが最終精密研磨工程後の合成石英ガラス基板の板厚より10μm〜1mm厚い板状に切断し、前記合成石英ガラス板体の任意の面とそれに対向する面の2面について、複屈折率を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラス板体の複屈折率分布を測定する工程と、
得られた複屈折率分布に基づき、合成石英ガラス板体の良否の選別を行うに当たり、前記合成石英ガラス板体から得られる合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する前記合成石英ガラス板体上の有効範囲内に複屈折率の最大値がない複屈折率分布を有し、かつ、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下としたとき、前記合成石英ガラス板体上の有効範囲内の複屈折率の最大値が1.5αnm/cm以下である場合を良と判定する工程と、
前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラス板体を加工する工程と
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。
〔4〕
前記良と判定された合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした〔3〕記載の製造方法。
〔5〕
前記液体を塗布する面の粗さ(Sa)が、1mm以下であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔6〕
前記液体の屈折率と合成石英ガラスの屈折率との差が、±0.15の範囲であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔7〕
前記液体が、水、1価アルコール、多価アルコール、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、炭化水素及びこれらの水溶液から選ばれる液体であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔8〕
前記液体が、分子量200以上の多価アルコールであることを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
〔9〕
前記液体の蒸気圧が、25℃、101.3kPaにおいて3.2kPaより小さいことを特徴とする〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
合成石英ガラスは、シラン化合物やシロキサン化合物等のシリカ原料化合物を酸水素火炎によって気相加水分解又は酸化分解して生じるシリカ微粒子をターゲット上に堆積させてガラス化することにより製造することができる。この場合、シリカ微粒子をターゲット上に堆積させると共に、これを溶融ガラス化する直接法や、発生したシリカ微粒子をターゲット上に堆積後、加熱ガラス化する間接法のいずれの方法によっても製造することができる。得られたガラスインゴットは、真空溶解炉にて、例えば高純度カーボン製の型材を使用し、温度1,700〜1,900℃で30〜120分間保持して、所望の形状の合成石英ガラスブロックに熱間成型する。合成石英ガラスブロックの形状は、四角形、長方形、円形のいずれでもよく、大きさは、直径もしくは縦横がそれぞれ150〜300mm、厚さが10〜500mmであることが好ましい。
次いで、得られた合成石英ガラスブロックの複屈折率を測定するため、合成石英ガラスブロックの任意の面とそれに対向する面の2面に所用の液体を塗布する。
例えば187mm×187mmの合成石英ガラスブロックであれば、得られる合成石英ガラス基板の有効範囲(132mm×132mm)に相当する範囲角内に複屈折率の最大値がない(範囲角内より外側に複屈折率の最大値がある)複屈折率分布の場合、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下(例えば2nm/cm以下)とした場合、得られる合成石英ガラス基板(152mm×152mm)の有効範囲(132mm×132mm)に相当する範囲の複屈折率の最大値が2.0α(4)nm/cm以下の合成石英ガラスブロックを良として選別することで、複屈折率の最大値が2nm/cm以下の合成石英ガラス基板を高取得率で得ることができる。
一方、得られる合成石英ガラス基板の有効範囲(132mm×132mm)に相当する範囲内に複屈折率値の最大値がある複屈折率分布を有する場合、研削加工後に複屈折率値が低減せず、高複屈折率部位として残留する。このため、選別時の閾値をα(2)nm/cm以下に設定しなければ複屈折率の最大値が2nm/cm以下の合成石英ガラス基板を高取得率で得ることができない。
合成石英ガラス基板の複屈折率規格がαnm/cm以下であれば、合成石英ガラスブロックの場合は、前記選別を行う工程において、得られる複屈折率分布による選別が良の場合、ブロックから得られる合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が2.0αnm/cm以下、より好ましくは1.5αnm/cm以下、更に好ましくは1.0αnm/cm以下である場合を良と判定することが好ましい。一方、合成石英ガラス板体の場合は、複屈折率分布による選別が良の場合は、得られる合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する範囲の複屈折率の最大値が、1.5αnm/cm以下、より好ましくは1.25αnm/cm以下、更に好ましくは1.0αnm/cm以下である場合を良と判定することが好ましい。
より限定されるものではない。
縦×横×厚さが187mm×187mm×50mm、表面の面粗さ(Sa)が2.0μmである合成石英ガラスブロックを用意した。合成石英ガラスブロックの対向する187mm×187mmの2面について、ポリエチレングリコール(PEG)(和光純薬工業(株)製、ポリエチレングリコール400)を刷毛により満遍なく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いて(株)フォトニックラティス製の複屈折率測定装置(WPA−100)にて、波長543nmにおけるPEG塗布面の複屈折率分布を室温(25℃)で測定した。合成石英ガラスブロックの複屈折率分布は、複屈折率の最大値が152×152mm角内より外側にあり、後の工程で切り出される6インチ基板(152×152mm角)の有効範囲(132×132mm角)に相当する合成石英ガラスブロック上の有効範囲内に複屈折率の最大値がないことを確認した。なお、この合成石英ガラスブロックの複屈折率値は132×132mm角内の最大値に1.48を乗じ、波長193nmにおける複屈折率値に換算した。換算後の合成石英ガラスブロックの複屈折率の最大値は4.1nm/cmであった。得られた合成石英ガラスブロックは複屈折率2nm/cm規格品種向けとして加工することとした。
得られた合成石英ガラス基板について、1枚毎に有効範囲(132×132mm角)内の複屈折率を測定した。結果、波長193nmにおける複屈折率の最大値は1.3、1.7、1.5、1.8、1.8、2.6nm/cmであり、6枚中5枚を2nm/cm規格品種として取得することができた。
縦×横×厚さが187mm×187mm×50mm、表面の面粗さ(Sa)が2.0μmである合成石英ガラスブロックを用意した。合成石英ガラスブロックの対向する187mm×187mmの2面について、PEGを刷毛により満遍なく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いて波長543nmにおけるPEG塗布面の複屈折率分布を室温(25℃)で測定した。合成石英ガラスブロックの複屈折率分布は、複屈折率の最大値が152×152mm角内より外側にあり、後の工程で切り出される6インチ基板(152×152mm角)の有効範囲(132×132mm角)に相当する合成石英ガラスブロック上の有効範囲内に複屈折率の最大値がないことを確認した。なお、この合成石英ガラスブロックの複屈折率値は132×132mm角内の最大値に1.48を乗じ、波長193nmにおける複屈折率値に換算した。換算後の合成石英ガラスブロックの複屈折率の最大値は2.3nm/cmであった。得られた合成石英ガラスブロックは複屈折率2nm/cm規格品種向けとして加工することとした。
得られた合成石英ガラス基板について、1枚毎に有効範囲(132×132mm角)内の複屈折率を測定した。結果、波長193nmにおける複屈折率の最大値は、1.0、0.9、1.2、1.4、1.4、1.2nm/cmであり、6枚中6枚を2nm/cm規格品種として収率100%で取得することができた。
縦×横×厚さが260mm×260mm×50mm、表面の面粗さ(Sa)が2.0μmである合成石英ガラスブロックを用意した。合成石英ガラスブロックの対向する260×260mmの2面について、PEGを刷毛により満遍なく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いて波長543nmにおけるPEG塗布面の複屈折率分布を室温(25℃)で測定した。
合成石英ガラスブロックの複屈折率分布は、複屈折率の最大値が228×228mm角内より外側にあり、後の工程で切り出される9インチ基板(228×228mm角)の有効範囲(208×208mm角)に相当する合成石英ガラスブロック上の有効範囲内に複屈折率の最大値がないことを確認した。なお、この合成石英ガラスブロックの複屈折率値は208×208mm角内の最大値に1.48を乗じ、波長193nmにおける複屈折率値に換算した。換算後の合成石英ガラスブロックの複屈折率の最大値は2.4nm/cmであった。得られた合成石英ガラスブロックは複屈折率2nm/cm規格品種向けとして加工することとした。
得られた合成石英ガラス基板について、1枚毎に有効範囲(208×208mm角)内の複屈折率を測定した。結果、波長193nmにおける複屈折率の最大値は、1.9、1.6、1.5、1.7、1.8、1.2nm/cmであり、6枚中6枚を2nm/cm規格品種として収率100%で取得することができた。
縦×横×厚さが152mm×152mm×6.90mm、表面の面粗さ(Sa)が1.5μmである合成石英ガラス板体を用意した。合成石英ガラス板体の対向する152mm×152mmの2面について、PEGを刷毛により満遍なく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いて波長543nmにおけるPEG塗布面の複屈折率分布を室温(25℃)で測定した。合成石英ガラス板体の複屈折率分布は、複屈折率の最大値が140×140mm角内より外側にあり、後の工程で得られる6インチ基板(152×152mm角)の有効範囲(132×132mm角)に相当する合成石英ガラス板体上の有効範囲内に複屈折率の最大値がないことを確認した。なお、この合成石英ガラス板材の複屈折率値は132×132mm角内の最大値に1.48を乗じ、波長193nmにおける複屈折率値に換算した。換算後の合成石英ガラス板体の複屈折率の最大値は4.8nm/cmであった。この結果から、合成石英ガラス板体は複屈折率5nm/cm規格品種向けとして加工することとした。
得られた合成石英ガラス基板について、有効範囲(132×132mm角)内の複屈折率を測定した。結果、波長193nmにおける複屈折率の最大値は、4.7nm/cmであり、5nm/cm規格品種として取得することができた。
縦×横×厚さが187mm×187mm×50mm、表面の面粗さ(Sa)が2.0μmである合成石英ガラスブロックを用意した。合成石英ガラスブロックの対向する187mm×187mmの2面について、PEGを刷毛により満遍なく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いて波長543nmにおけるPEG塗布面の複屈折率分布を室温(25℃)で測定した。合成石英ガラスブロックの複屈折率分布は後の工程で切り出される6インチ基板(152×152mm角)の有効範囲(132×132mm)に相当する合成石英ガラスブロック上の有効範囲内に複屈折率の最大値があることを確認した。なお、この合成石英ガラスブロックの複屈折率値は132×132mm角内の最大値に1.48を乗じ、波長193nmにおける複屈折率値に換算した。換算後の合成石英ガラスブロックの複屈折率の最大値は3.2nm/cmであった。
得られた合成石英ガラス基板について、1枚毎に有効範囲(132×132mm角)内の複屈折率を測定した。結果、波長193nmにおける複屈折率の最大値はそれぞれ2.9、3.5、3.3、2.7、3.3、2.8nm/cmであり、1枚も2nm/cm規格品種として取得することができなかった。仮に粗面の合成石英ガラスブロックの状態で選別を行わず、ブロックを2nm/cm規格品種の製造用としていた場合、目的品種の基板を取得することができず、無駄な基板を製造してしまうこととなっていた。
縦×横×厚さが152mm×152mm×6.90mm、表面の面粗さ(Sa)が1.5μmである合成石英ガラス板体を用意した。合成石英ガラス板体の対向する152mm×152mmの2面について、PEGを刷毛により満遍なく塗り、光が塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する状態とした。続いて波長543nmにおけるPEG塗布面の複屈折率分布を室温(25℃)で測定した。合成石英ガラス板体の複屈折率分布は後の工程で得られる6インチ基板(152×152mm角)の有効範囲(132×132mm)に相当する合成石英ガラス板体上の有効範囲内に複屈折率の最大値があることを確認した。なお、この合成石英ガラス板体の複屈折率値は132×132mm角内の最大値に1.48を乗じ、波長193nmにおける複屈折率値に換算した。換算後の合成石英ガラス板体の複屈折率の最大値は2.6nm/cmであった。
得られた合成石英ガラス基板について、有効範囲(132×132mm角)内の複屈折率を測定した。結果、波長193nmにおける複屈折率の最大値は、2.5nm/cmであり、2nm/cm規格品種として取得することができなかった。仮に粗面の合成石英ガラス板体の状態で選別を行わず、板体を2nm/cm規格品種の製造用としていた場合、目的品種の基板を取得することができず、無駄な基板を製造してしまうこととなっていた。
Claims (9)
- 合成石英ガラスブロックを用意する工程と、
前記合成石英ガラスブロックの任意の面とそれに対向する面の2面について、複屈折率を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラスブロックの複屈折率分布を測定する工程と、
得られた複屈折率分布に基づき、合成石英ガラスブロックの良否の選別を行うに当たり、前記合成石英ガラスブロックから得られる合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する前記合成石英ガラスブロック上の有効範囲内に複屈折率の最大値がない複屈折率分布を有し、かつ、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下としたとき、前記合成石英ガラスブロック上の有効範囲内の複屈折率の最大値が2.0αnm/cm以下である場合を良と判定する工程と、
前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラスブロックを板状に切断し、得られた合成石英ガラス板体を加工する工程と
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。 - 前記合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした請求項1記載の製造方法。
- 合成石英ガラスブロックを用意する工程と、
前記合成石英ガラスブロックを厚さが最終精密研磨工程後の合成石英ガラス基板の板厚より10μm〜1mm厚い板状に切断し、前記合成石英ガラス板体の任意の面とそれに対向する面の2面について、複屈折率を測定する波長における透過率が99.0%/mm以上である液体を塗る工程と、
一方の塗布面から入射し、他方の塗布面から出射する光により合成石英ガラス板体の複屈折率分布を測定する工程と、
得られた複屈折率分布に基づき、合成石英ガラス板体の良否の選別を行うに当たり、前記合成石英ガラス板体から得られる合成石英ガラス基板の有効範囲に相当する前記合成石英ガラス板体上の有効範囲内に複屈折率の最大値がない複屈折率分布を有し、かつ、合成石英ガラス基板の複屈折率規格をαnm/cm以下としたとき、前記合成石英ガラス板体上の有効範囲内の複屈折率の最大値が1.5αnm/cm以下である場合を良と判定する工程と、
前記選別を行う工程後、良と判定された合成石英ガラス板体を加工する工程と
を含む合成石英ガラス基板の製造方法。 - 前記良と判定された合成石英ガラス板体を研削又はラップ加工工程、粗研磨工程、最終精密研磨工程を施すようにした請求項3記載の製造方法。
- 前記液体を塗布する面の粗さ(Sa)が、1mm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体の屈折率と合成石英ガラスの屈折率との差が、±0.15の範囲であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体が、水、1価アルコール、多価アルコール、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、炭化水素及びこれらの水溶液から選ばれる液体であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体が、分子量200以上の多価アルコールであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
- 前記液体の蒸気圧が、25℃、101.3kPaにおいて3.2kPaより小さいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の合成石英ガラス基板の製造方法。
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