JP6497853B2 - 配線回路基板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配線回路基板およびその製造方法に関する。
従来から、種々の電気機器または電子機器に配線回路基板が用いられている。特許文献1には、磁気ディスク装置において磁気ヘッドを位置決めするために用いられる配線回路基板として回路付サスペンション用基板が示される。
特許文献1の配線回路基板においては、導電性の支持基板上に絶縁性のベース層が形成される。ベース層上に導体回路パターンが形成される。無電解ニッケルめっきにより導体回路パターンの表面に金属皮膜が形成される。金属皮膜が形成された導体回路パターンを覆うようにカバー層が形成される。カバー層から露出するように導体回路パターンの端部に接続端子が形成される。
特開2012−235013号公報
近年、電気機器または電子機器に用いられる電気信号の高周波化が進んでいる。しかしながら、高周波の電気信号が特許文献1のような配線回路基板の導体回路パターンにより伝送される場合、電気信号の損失が増加する。そのため、配線回路基板には、高い周波数帯域においても電気信号の伝送損失が低減されることが求められる。
本発明の目的は、高い周波数帯域においても電気信号の損失が低減された配線回路基板およびその製造方法を提供することである。
本発明者は、種々の実験および検討を行なった結果、金属薄膜を介さずに配線パターンを直接カバー層に接触させることにより、高い周波数帯域における電気信号の伝送損失を低減できることを見出し、以下の本発明に想到した。
(1)第1の発明に係る配線回路基板は、第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に形成される配線パターンと、配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に形成される第2の絶縁層と、配線パターンと電気的に接続され、かつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に形成される接続端子とを備え、配線パターンの表面は第1の部分と、第1の部分とは異なる第2の部分とを有し、配線パターンの第2の部分には、金属薄膜が形成され、接続端子は、第1の導体層と、第1の導体層の少なくとも一部と接触するように第1の導体層上に形成されかつ金属薄膜よりも大きな厚みを有する第2の導体層とを含み、第2の絶縁層は、配線パターンの第1の部分と直接接触しかつ金属薄膜と接触する状態で配線パターンを覆う。
この配線回路基板においては、第1の絶縁層上に配線パターンが形成される。少なくとも配線パターンの表面の第1の部分と直接接触する状態で配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に第2の絶縁層が形成される。配線パターンと電気的に接続されかつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に接続端子が形成される。
この構成によれば、配線パターンの少なくとも第1の部分は第2の絶縁層と直接接触する。本発明者の上記の実験および検討の結果、配線パターンが第2の絶縁層と直接接触することにより、電気信号の伝送損失が低減する。これにより、高い周波数帯域においても電気信号の伝送損失を低減することができる。
また、配線パターンの表面は、第1の部分とは異なる第2の部分を有し、配線パターンの第2の部分には、金属薄膜が形成され、第2の絶縁層は、配線パターンの第1の部分と直接接触しかつ金属薄膜と接触する状態で配線パターンを覆う
この場合、配線パターンの第1の部分における電気信号の伝送損失を低減しつつ、第2の部分において配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させることが容易になる。それにより、第2の絶縁層の剥離を防止しつつ高い周波数帯域における電気信号の伝送損失を低減することが可能となる。また、配線パターンと第2の絶縁層とを密着させるための表面処理を配線パターンの全体に施すことが不要になる。
(2)金属薄膜は、ニッケル、金、白金、銀または錫により形成された単相構造を有し、第2の導体層は、ニッケル層と金層との積層構造を有してもよい。
)配線パターンは、接続端子に接続される端部を有し、配線パターンの第2の部分は、配線パターンの端部の表面に位置してもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。これにより、配線パターンの端部において第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に隙間が発生することが防止される。その結果、配線回路基板の製造に用いられる薬液が第1の絶縁層と第2の絶縁層と間に浸入することが防止される。
)第1の部分は、配線パターンの第2の部分を除く部分であってもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させつつ、配線パターンの端部以外の全体の部分で電気信号の伝送損失を低減することができる。
)第2の部分は配線パターンと接続端子との境界部分を含み、第1の導体層は、第2の部分に隣接する第3の部分を有し、金属薄膜は、第2の部分において、配線パターンと第2の絶縁層との間に位置し、第3の部分において、第1の導体層と第2の導体層との間に位置してもよい。
この場合、配線パターンと接続端子との境界部分において、配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。それにより、配線パターンと接続端子との境界部分での第2の絶縁層の剥離を十分に防止することができる。
)第2の絶縁層に対する金属薄膜の密着力は、第2の絶縁層に対する配線パターンの密着力よりも高くてもよい。
この場合、金属薄膜により配線パターンと第2の絶縁層との密着性を確実に向上させることができる。
)配線パターンは銅を含み、金属薄膜はニッケルにより形成されてもよい。
この場合、銅を含む配線パターンと第2の絶縁層との間にニッケル、金、白金、銀または錫を含む金属薄膜が介在することにより、配線パターンと第2の絶縁層との密着性が十分に向上する。
)第2の発明に係る配線回路基板の製造方法は、第1の絶縁層上に互いに電気的に接続された配線パターンと第1の導体層とを形成する工程と、配線パターンの表面の第1の部分とは異なる第2の部分上に金属薄膜を形成する工程と、配線パターンの第1の部分と直接接触しかつ第2の部分上に形成された金属薄膜と接触する状態で配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に第2の絶縁層を形成する工程と、配線パターンと電気的に接続されかつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に接続端子を形成する工程とを含み、接続端子を形成する工程は、金属薄膜よりも大きな厚みを有する第2の導体層を第1の導体層の少なくとも一部と接触するように第1の導体層上に形成することを含む。
この配線回路基板の製造方法によれば、第1の絶縁層上に配線パターンが形成される。少なくとも配線パターンの表面の第1の部分と直接接触する状態で配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に第2の絶縁層が形成される。配線パターンと電気的に接続されかつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に接続端子が形成される。
この構成によれば、配線パターンの少なくとも第1の部分は第2の絶縁層と直接接触する。本発明者の上記の実験および検討の結果、配線パターンが第2の絶縁層と直接接触することにより、電気信号の伝送損失が低減する。これにより、高い周波数帯域においても電気信号の伝送損失を低減することができる。
また、方法は、配線パターンの表面の第1の部分とは異なる第2の部分上に金属薄膜を形成する工程をさらに含み、第2の絶縁層を形成する工程は、配線パターンの第1の部分と直接接触しかつ第2の部分上に形成された金属薄膜と接触する状態で配線パターンを覆うように第2の絶縁層を形成することを含
この場合、配線パターンの第1の部分における電気信号の伝送損失を低減しつつ、第2の部分において配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させることが容易になる。それにより、第2の絶縁層の剥離を防止しつつ高い周波数帯域における電気信号の伝送損失を低減することが可能となる。また、配線パターンと第2の絶縁層とを密着させるための表面処理を配線パターンの全体に施すことが不要になる。
)接続端子を形成する工程は、接続端子を配線パターンの端部に形成することを含み、配線パターンの第2の部分は、配線パターンの端部の表面に位置してもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。これにより、配線パターンの端部において第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に隙間が発生することが防止される。その結果、配線回路基板の製造に用いられる薬液が第1の絶縁層と第2の絶縁層と間に浸入することが防止される。
10)第1の部分は、配線パターンの第2の部分を除く部分であってもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させつつ、配線パターンの端部以外の全体の部分で電気信号の伝送損失を低減することができる。
11)第2の部分は配線パターンと接続端子との境界部分を含み、第1の導体層は、第2の部分に隣接する第3の部分を有し、金属薄膜を形成する工程は、第2の部分において、配線パターンと第2の絶縁層との間に金属薄膜を形成し、第3の部分において、第1の導体層と第2の導体層との間に金属薄膜を形成することを含んでもよい。
この場合、配線パターンと接続端子との境界部分において、配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。それにより、配線パターンと接続端子との境界部分での第2の絶縁層の剥離を十分に防止することができる。
12)金属薄膜を形成することは、配線パターン上および第1の導体層上に金属薄膜を形成することと、第2の部分において、配線パターンと第2の絶縁層との間および第1の導体層と第2の導体層との間を除き、金属薄膜を除去することを含んでもよい。
この場合、配線パターンと第2の絶縁層との間および第1の導体層と第2の導体層との間にのみ容易に金属薄膜を形成することができる。
13)配線パターン上および第1の導体層上に金属薄膜を形成することは、無電解めっきにより金属薄膜を形成することを含んでもよい。
この場合、配線パターン上および第1の導体層上に金属薄膜を容易に形成することができる。
本発明によれば、高い周波数帯域においても電気信号の損失が低減される。
本発明の一実施の形態に係るサスペンション基板の平面図である。 接続端子およびその周辺部分の平面図である。 接続端子およびその周辺部分の平面図である。 接続端子およびその周辺部分の断面図である。 図1のサスペンション基板の製造工程を示す模式的工程図である。 図1のサスペンション基板の製造工程を示す模式的工程図である。 図1のサスペンション基板の製造工程を示す模式的工程図である。 図1のサスペンション基板の製造工程を示す模式的工程図である。 実施例1に係るサスペンション基板の接続端子およびその周辺部分の平面図である。 実施例1に係るサスペンション基板の接続端子およびその周辺部分の断面図である。 比較例1に係るサスペンション基板の接続端子およびその周辺部分の平面図である。 比較例1に係るサスペンション基板の接続端子およびその周辺部分の断面図である。 書込用配線パターンについてのパラメータSDD12の測定結果を示す図である。 読取用配線パターンについてのパラメータSDD12の測定結果を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る配線回路基板およびその製造方法について図面を参照しながら説明する。本発明の一実施の形態に係る配線回路基板として、ハードディスクドライブ装置のアクチュエータに用いられる回路付サスペンション基板(以下、サスペンション基板と略記する)について説明する。
(1)サスペンション基板の構造
図1は、本発明の一実施の形態に係るサスペンション基板の平面図である。図1において、矢印が向かう方向を前方と呼び、その逆方向を後方と呼ぶ。図1に示すように、サスペンション基板1は、金属製の長尺状の支持基板により形成されるサスペンション本体部100を備える。図1においては、サスペンション本体部100は、略前後方向に延びている。
サスペンション基板1は、長尺状の支持プレート50により支持される。サスペンション本体部100の上面には、点線で示すように、書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2が形成されている。
サスペンション本体部100の先端部には、U字状の開口部11を形成することにより磁気ヘッド搭載部(以下、タング部と呼ぶ)12が設けられている。タング部12は、サスペンション本体部100に対して所定の角度をなすように破線Rの箇所で折り曲げ加工される。
サスペンション本体部100の一端部におけるタング部12の上面には4個の接続端子21,22,23,24が形成されている。また、サスペンション本体部100が延びる方向における中央部近傍の両側部には、2個の接続端子25,26がそれぞれ形成されている。タング部12の上面に磁気ヘッドを有するヘッドスライダ(図示せず)が実装される。タング部12の接続端子21〜24にヘッドスライダの磁気ヘッドの端子が接続される。接続端子25,26は、支持プレート50に設けられた2つの圧電素子61,62にそれぞれ接続される。
サスペンション本体部100の他端部の上面には6個の接続端子31,32,33,34,35,36が形成されている。接続端子31〜34には、プリアンプ等の電子回路が接続される。接続端子35,36には圧電素子61,62用の電源回路が接続される。接続端子21〜26と接続端子31〜36とは、それぞれ書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2により電気的に接続されている。また、サスペンション本体部100には複数の孔部Hが形成されている。
支持プレート50は、前端領域51、後端領域52および中央領域53を有する。後端領域52は矩形状を有する。前端領域51は台形状を有し、その幅は後方から前方に向かって漸次減少する。中央領域53は前後方向に延びる矩形状を有し、前端領域51と後端領域52との間に配置される。サスペンション基板1が支持プレート50の上面に支持された状態において、接続端子31〜36を含むサスペンション基板1の端部は、後端領域52から後方に突出する。
中央領域53の一部分には、圧電素子実装領域54が設けられる。圧電素子実装領域54は、サスペンション基板1の接続端子25,26と重なる。圧電素子実装領域54の両側部は、外方に湾曲するように突出する。また、圧電素子実装領域54には、幅方向(前後方向に直交する方向)に延びる貫通孔54hが形成される。この構成によれば、支持プレート50の圧電素子実装領域54の部分は、前後方向に伸縮性を有する。
貫通孔54hをまたぐように圧電素子実装領域54の下面に圧電素子61,62が実装される。圧電素子61,62は、サスペンション基板1の両側方にそれぞれ位置する。圧電素子61,62は、貫通孔54hを通してサスペンション基板1の接続端子25,26にそれぞれ接続される。
接続端子25,35および電源用配線パターンP1を介して圧電素子61に電圧が印加され、接続端子26,36および電源用配線パターンP2を介して圧電素子62に電圧が印加される。これにより、圧電素子61,62の伸縮に伴って、支持プレート50が前後方向に伸縮する。圧電素子61,62に印加される電圧を制御することにより、サスペンション基板1上のヘッドスライダの磁気ヘッドの微小な位置合わせが可能になる。
支持プレート50に支持されたサスペンション基板1はハードディスク装置に設けられる。磁気ディスクへの情報の書込み時に一対の書込用配線パターンW1,W2に電流が流れる。書込用配線パターンW1と書込用配線パターンW2とは、差動の書込み信号を伝送する差動信号線路対を構成する。また、磁気ディスクからの情報の読取り時に一対の読取用配線パターンR1,R2に電流が流れる。読取用配線パターンR1と読取用配線パターンR2とは、差動の読取り信号を伝送する差動信号線路対を構成する。
(2)接続端子およびその周辺部分の構成
次に、サスペンション基板1の接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分について詳細に説明する。図2および図3は、接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分の平面図である。図4は、接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分の断面図である。図2(a)〜(c)の縮尺は互いに異なり、図3(a)〜(c)の縮尺は互いに異なり、図4(a)〜(c)の縮尺は互いに異なる。
図2(a)および図3(a)は接続端子21〜24およびその周辺部分を示し、図2(b)および図3(b)は接続端子25およびその周辺部分を示し、図2(c)および図3(c)は接続端子31,32およびその周辺部分を示す。図2(a)〜(c)においては被覆層43(図4参照)の図示が省略されている。接続端子26は接続端子25と同様の構成を有し、接続端子33〜36は接続端子31,32と同様の構成を有する。
図4(a)〜(c)は、図2(a)のA−A線拡大断面図、図2(b)のB−B線拡大断面図および図2(c)のC−C線拡大断面図をそれぞれ示す。図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c)の平面図には、構成の理解を容易にするために、図4(a)〜(c)の断面図の各部材に付されたハッチングまたはドットパターンと同一のハッチングまたはドットパターンが付されている。後述する図5〜図12についても同様である。
図2(a)に示すように、書込用配線パターンW1,W2および読取用配線パターンR1,R2の一端部には、それぞれ接続端子21〜24が形成される。図2(b)に示すように、電源用配線パターンP1の一端部には接続端子25が形成される。同様に、電源用配線パターンP2(図1)の一端部には接続端子26(図1)が形成される。図2(c)に示すように、書込用配線パターンW1,W2の他端部には、それぞれ接続端子31,32が形成される。同様に、読取用配線パターンR1,R2(図1)および電源用配線パターンP1,P2(図1)の他端部には、接続端子33〜36(図1)が形成される。
図3(a)〜(c)に示すように、書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2を覆うように、絶縁層41上に例えばポリイミドからなる被覆層43が形成される。接続端子21〜26,31〜36は、被覆層43から露出する。
図4(a)に示すように、例えばステンレス鋼からなる金属製の支持基板10上に例えばポリイミドからなる絶縁層41が形成されている。絶縁層41上に例えば銅からなる導体層42が形成される。導体層42は、パターン部42aおよび端子部42bを含む。書込用配線パターンW1はパターン部42aにより形成される。サスペンション本体部100の一端部において、パターン部42aと端子部42bとの境界42cに重なるように導体層42上に金属薄膜15が形成される。金属薄膜15は、例えば無電解めっきにより形成されるニッケル薄膜である。
書込用配線パターンW1上の金属薄膜15の部分上および書込用配線パターンW1を覆うように絶縁層41上に例えばポリイミドからなる被覆層43が形成される。また、端子部42b上の金属薄膜15上および端子部42b上に例えば金からなる金属層44が形成される。接続端子21は、端子部42bおよび金属層44により構成される。
金属薄膜15は、境界42cから書込用配線パターンW1と被覆層43との間に長さL1だけ突出している。また、金属薄膜15は、境界42cから端子部42bと金属層44との間に長さL2だけ突出している。
書込用配線パターンW2と接続端子22との境界部分、読取用配線パターンR1と接続端子23との境界部分および読取用配線パターンR2と接続端子24との境界部分の構成は、図4(a)の書込用配線パターンW1と接続端子21との境界部分の構成と同様である。
同様に、図4(b)に示すように、電源用配線パターンP1は導体層42のパターン部42aにより形成される。前後方向におけるサスペンション本体部100の略中央部において、パターン部42aと端子部42bとの境界42cに重なるように導体層42上に金属薄膜15が形成される。電源用配線パターンP1上の金属薄膜15は環状を有する。
電源用配線パターンP1上の金属薄膜15の部分上および電源用配線パターンP1を覆うように絶縁層41上に被覆層43が形成される。また、端子部42b上の金属薄膜15上および端子部42b上に金属層44が形成される。接続端子25は、端子部42bおよび金属層44により構成される。金属薄膜15は、境界42cから電源用配線パターンP1と被覆層43との間に長さL1だけ突出している。また、金属薄膜15は、境界42cから端子部42bと金属層44との間に長さL2だけ突出している。
電源用配線パターンP2と接続端子26との境界部分の構成は、図4(b)の電源用配線パターンP1と接続端子25との境界部分の構成と同様である。
図4(c)に示すように、サスペンション本体部100の他端部において、パターン部42aと端子部42bとの境界42cに重なるように導体層42上に金属薄膜15が形成される。書込用配線パターンW1上の金属薄膜15の部分上および書込用配線パターンW1を覆うように絶縁層41上に例えばポリイミドからなる被覆層43が形成される。また、端子部42b上の金属薄膜15上および端子部42b上に例えば金からなる金属層44が形成される。接続端子31は、端子部42bおよび金属層44により構成される。
金属薄膜15は、境界42cから書込用配線パターンW1と被覆層43との間に長さL1だけ突出している。また、金属薄膜15は、境界42cから端子部42bと金属層44との間に長さL2だけ突出している。
書込用配線パターンW2と接続端子32との境界部分、読取用配線パターンR1と接続端子33との境界部分および読取用配線パターンR2と接続端子34との境界部分の構成は、図4(c)の書込用配線パターンW1と接続端子31との境界部分の構成と同様である。また、電源用配線パターンP1と接続端子35との境界部分および電源用配線パターンP2と接続端子36との境界部分の構成は、書込用配線パターンW1と接続端子31との境界部分の構成と同様である。
(3)サスペンション基板の製造方法
以下、サスペンション基板1の製造方法を説明する。図5〜図8は、図1のサスペンション基板1の製造工程を示す模式的工程図である。図5および図6は接続端子21〜24およびその周辺に相当する部分の平面図を示す。図7および図8は、図5および図6のD−D線断面図を示す。
まず、図5(a)および図7(a)に示すように、例えばステンレス鋼からなる支持層10a上に、例えばポリイミドからなる絶縁層41を形成する。支持層10aの厚みは、例えば10μm以上50μm以下である。絶縁層41の厚みは、例えば5μm以上15μm以下である。ここで、絶縁層41は、図1のサスペンション基板1の形状と同一の形状に形成される。
次に、図5(b)および図7(b)に示すように、絶縁層41上に例えば銅からなる導体層42を形成する。導体層42は所定のパターンを有する。導体層42の厚みは、例えば1μm以上20μm以下である。ここで、後の工程において、書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2が形成される導体層42の部分を上記のようにパターン部42aと呼ぶ。後の工程において、接続端子21〜26,31〜36が形成される導体層42の端部の部分を上記のように端子部42bと呼ぶ。
続いて、図5(c)および図7(c)に示すように、導体層42上に金属薄膜15を形成する。金属薄膜15は、例えば無電解めっきにより形成される。無電解めっきの形成工程においては、例えばニッケルおよび還元剤を含む無電解めっき液に導体層42が浸漬された状態で、パラジウム等の触媒を核としてニッケルめっき皮膜が導体層42上で成長する。
金属薄膜15は、ニッケルにより形成されることが好ましいが、これに限定されず、金(Au)、白金(Pt)、銀(Ag)または錫(Sn)により形成されてもよい。この場合でも、パターン部42aと被覆層43との密着性を向上させることができる。金属薄膜15の厚みは1nm以上1000nm以下であることが好ましく、10nm以上200nm以下であることがより好ましく、10nm以上150nm以下であることがさらに好ましい。
その後、図5(d)および図7(d)に示すように、導体層42の境界42cの近傍部分を除いて、金属薄膜15を除去する。金属薄膜15は、例えばフォトリソグラフィ技術により除去される。これにより、導体層42の境界42cの近傍部分の金属薄膜15が残存する。
境界42cからパターン部42a上に突出する金属薄膜15の部分の長さL1は、1μm以上30000μm以下であることが好ましく、10μm以上1000μm以下であることが好ましく、10μm以上100μm以下であることがさらに好ましい。境界42cから端子部42b上に突出する金属薄膜15の部分の長さL2は、1μm以上1000μm以下であることが好ましく、10μm以上100μm以下であることがより好ましい。
次に、図6(a)および図8(a)に示すように、パターン部42aおよびその上の金属薄膜15を覆うように絶縁層41上に例えばポリイミドからなる被覆層43を形成する。被覆層43の厚みは、例えば2μm以上10μm以下である。これにより、端子部42bが被覆層43から露出する。また、パターン部42a上における長さL1の金属薄膜15の部分は被覆層43により覆われ、端子部42b上における長さL2の金属薄膜15の部分は被覆層43から露出する。
続いて、図6(b)および図8(b)に示すように、端子部42bおよびその上の金属薄膜15上に金属層44を形成する。本例においては、金属層44は、端子部42bに厚み0.01μm以上5μm以下のニッケルめっきおよび厚み0.1μm以上5μm以下の金めっきを順次行うことにより形成される。端子部42bおよび金属層44により接続端子21〜26,31〜36が形成され、パターン部42aにより書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2が形成される。
書込用配線パターンW1,W2間の間隔および読取用配線パターンR1,R2間の間隔は、例えばそれぞれ5μm以上100μm以下である。同様に、書込用配線パターンW1と電源用配線パターンP1との間の間隔および読取用配線パターンR2と電源用配線パターンP2との間の間隔は、例えばそれぞれ5μm以上100μm以下である。書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2の幅は、例えば5μm以上200μm以下である。
その後、図6(c)および図8(c)に示すように、絶縁層41と重なる支持層10aの部分が残存するように支持層10aを加工することにより、支持基板10を形成する。支持層10aの加工は、例えばエッチングにより行われる。これにより、サスペンション基板1が完成する。
(4)他の実施の形態
(a)上記実施の形態において、導体層42の境界42cの近傍部分に金属薄膜15が形成されるが、これに限定されない。導体層42の境界42cの近傍部分とは異なるパターン部42aの任意の部分に金属薄膜15が形成されてもよい。この場合でも、書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2と被覆層43との密着性を高くすることができる。また、書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2および電源用配線パターンP1,P2と被覆層43との密着性が十分に高い場合には、導体層42に金属薄膜15が形成されなくてもよい。
(b)上記実施の形態において、配線回路基板は支持基板10を含むサスペンション本体部100であるが、これに限定されない。配線回路基板は、例えば支持基板10を含まないフレキシブル配線回路基板であってもよい。
(c)上記実施の形態において、金属薄膜15は無電解めっきにより形成されるが、これに限定されない。金属薄膜15は、セミアディティブ法またはサブトラクティブ法等の他の方法を用いて形成されてもよい。
(5)効果
本実施の形態においては、絶縁層41上の導体層42の境界42cの近傍部分に金属薄膜15が形成される。導体層42の境界42cの近傍部分を除くパターン部42aと接接触しかつ金属薄膜15と接触する状態でパターン部42aを覆うように絶縁層41上に被覆層43が形成される。被覆層43から端子部42bが露出する。
この構成によれば、導体層42の境界42cの近傍部分を除くパターン部42aは被覆層43と直接接触する。本発明者の実験および検討の結果、パターン部42aが被覆層43と直接接触することにより、電気信号の伝送損失が低減する。これにより、高い周波数帯域においても電気信号の伝送損失を低減することができる。
また、金属薄膜15が形成されたパターン部42aの端部においてパターン部42aと被覆層43との密着性を向上させることができる。また、パターン部42aの端部以外の全体の部分で電気信号の伝送損失を低減することができる。それにより、被覆層43の剥離を防止しつつ高い周波数帯域における電気信号の伝送損失を低減することが可能となる。さらに、パターン部42aと被覆層43とを密着させるための表面処理をパターン部42aの全体に施すことが不要になる。
また、パターン部42aの端部において、絶縁層41と被覆層43との間に隙間が発生することが防止される。その結果、サスペンション基板1の製造に用いられる薬液が絶縁層41と被覆層43と間に浸入することが防止される。
(6)実施例
実施例1,2および比較例1,2として、以下のサスペンション基板を作製した。図9は、実施例1に係るサスペンション基板の接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分の平面図である。図10は、実施例1に係るサスペンション基板の接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分の断面図である。図10(a)〜(c)は、図9(a)のE−E線拡大断面図、図9(b)のF−F線拡大断面図および図9(c)のG−G線拡大断面図をそれぞれ示す。図9においては、被覆層43の図示を省略する。
図11は、比較例1に係るサスペンション基板の接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分の平面図である。図12は、比較例1に係るサスペンション基板の接続端子21〜26,31〜36およびその周辺部分の断面図である。図12(a)〜(c)は、図11(a)のH−H線拡大断面図、図11(b)のI−I線拡大断面図および図11(c)のJ−J線拡大断面図をそれぞれ示す。図11においては、被覆層43の図示を省略する。
実施例1に係るサスペンション基板は、以下の点を除き、図2〜図4のサスペンション基板1と同様の構成を有する。実施例1に係るサスペンション基板の製造工程においては、図5(c),(d)の工程が省略される。そのため、図9(a)〜(c)および図10(a)〜(c)に示すように、実施例1に係るサスペンション基板においては、パターン部42a上および端子部42b上に金属薄膜15が形成されない。
実施例2に係るサスペンション基板は、図2〜図4のサスペンション基板1と同様の構成を有する。実施例2に係るサスペンション基板においては、境界42cからパターン部42aと被覆層43との間に突出する金属薄膜15の部分の長さL1は50μmである。また、境界42cから端子部42bと金属層44との間に突出する金属薄膜15の部分の長さL2は20μmである。
比較例1に係るサスペンション基板は、以下の点を除き、図2〜図4のサスペンション基板1と同様の構成を有する。比較例1に係るサスペンション基板の製造工程においては、図5(d)の工程で端子部42b上の金属薄膜15のみが除去される。そのため、図11(a)〜(c)および図12(a)〜(c)に示すように、比較例1に係るサスペンション基板においては、パターン部42a上の全体に金属薄膜15が形成される。一方、端子部42b上には金属薄膜15は形成されない。パターン部42a上の金属薄膜15の厚みは、50nm〜100nmである。
比較例2に係るサスペンション基板は、以下の点を除き、比較例1に係るサスペンション基板と同様の構成を有する。比較例2に係るサスペンション基板においては、パターン部42a上の金属薄膜15の厚みが100nmを超える。
実施例1,2および比較例1,2に係るサスペンション基板の書込用配線パターンW1,W2および読取用配線パターンR1,R2により電気信号が伝送されるときの透過特性を表わすパラメータSDD12を測定した。図13は、書込用配線パターンW1,W2についてのパラメータSDD12の測定結果を示す図である。図14は、読取用配線パターンR1,R2についてのパラメータSDD12の測定結果を示す図である。
図13および図14において、縦軸はパラメータSDD12[dB]を示し、横軸は電気信号の周波数[GHz]を示す。また、図13および図14において、実施例1,2における測定結果を実線で示し、比較例1についての測定結果を点線で示し、比較例2についての測定結果を一点鎖線で示す。
図13および図14に示すように、1GHz以上の高周波帯域においては、実施例1,2におけるパラメータSDD12は、比較例1におけるパラメータSDD12よりも高い。また、1GHz以上の高周波帯域においては、比較例1におけるパラメータSDD12は、比較例2におけるパラメータSDD12よりも高い。実施例1におけるパラメータSDD12と実施例2におけるパラメータSDD12とは、略等しい。
実施例1,2と比較例1,2との比較結果から、書込用配線パターンW1,W2および読取用配線パターンR1,R2の金属薄膜15を除去することにより、高周波帯域におけるパラメータSDD12の低下量が低減することが確認された。また、比較例1,2の比較結果から、書込用配線パターンW1,W2および読取用配線パターンR1,R2上の金属薄膜15の厚みを小さくすることにより、高周波帯域におけるパラメータSDD12の低下量が低減することが確認された。
(7)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、絶縁層41,43がそれぞれ第1および第2の絶縁層の例であり、書込用配線パターンW1,W2、読取用配線パターンR1,R2または電源用配線パターンP1,P2が配線パターンの例である。接続端子21〜26,31〜36が接続端子の例であり、サスペンション本体部100が配線回路基板の例であり、金属薄膜15が金属薄膜の例であり、端子部42bおよび金属層44がそれぞれ第1および第2の導体層の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
(8)参考形態
(8−1)第1の参考形態に係る配線回路基板は、第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に形成される配線パターンと、配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に形成される第2の絶縁層と、配線パターンと電気的に接続され、かつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に形成される接続端子とを備え、配線パターンの表面は第1の部分を有し、第2の絶縁層は、配線パターンの少なくとも第1の部分と直接接触する状態で配線パターンを覆う。
この配線回路基板においては、第1の絶縁層上に配線パターンが形成される。少なくとも配線パターンの表面の第1の部分と直接接触する状態で配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に第2の絶縁層が形成される。配線パターンと電気的に接続されかつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に接続端子が形成される。
この構成によれば、配線パターンの少なくとも第1の部分は第2の絶縁層と直接接触する。本発明者の上記の実験および検討の結果、配線パターンが第2の絶縁層と直接接触することにより、電気信号の伝送損失が低減する。これにより、高い周波数帯域においても電気信号の伝送損失を低減することができる。
(8−2)配線パターンの表面は、第1の部分とは異なる第2の部分を有し、配線パターンの第2の部分には、金属薄膜が形成され、第2の絶縁層は、配線パターンの第1の部分と直接接触しかつ金属薄膜と接触する状態で配線パターンを覆うように形成されてもよい。
この場合、配線パターンの第1の部分における電気信号の伝送損失を低減しつつ、第2の部分において配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させることが容易になる。それにより、第2の絶縁層の剥離を防止しつつ高い周波数帯域における電気信号の伝送損失を低減することが可能となる。また、配線パターンと第2の絶縁層とを密着させるための表面処理を配線パターンの全体に施すことが不要になる。
(8−3)配線パターンは、接続端子に接続される端部を有し、配線パターンの第2の部分は、配線パターンの端部の表面に位置してもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。これにより、配線パターンの端部において第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に隙間が発生することが防止される。その結果、配線回路基板の製造に用いられる薬液が第1の絶縁層と第2の絶縁層と間に浸入することが防止される。
(8−4)第1の部分は、配線パターンの第2の部分を除く部分であってもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させつつ、配線パターンの端部以外の全体の部分で電気信号の伝送損失を低減することができる。
(8−5)第2の部分は配線パターンと接続端子との境界部分を含み、接続端子は、第1の導体層と、第1の導体層上に形成された第2の導体層とを含み、金属薄膜は、第2の部分において、配線パターンと第2の絶縁層との間および第1の導体層と第2の導体層との間に位置してもよい。
この場合、配線パターンと接続端子との境界部分において、配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。それにより、配線パターンと接続端子との境界部分での第2の絶縁層の剥離を十分に防止することができる。
(8−6)第2の絶縁層に対する金属薄膜の密着力は、第2の絶縁層に対する配線パターンの密着力よりも高くてもよい。
この場合、金属薄膜により配線パターンと第2の絶縁層との密着性を確実に向上させることができる。
(8−7)配線パターンは銅を含み、金属薄膜はニッケル、金、白金、銀または錫を含んでもよい。
この場合、銅を含む配線パターンと第2の絶縁層との間にニッケル、金、白金、銀または錫を含む金属薄膜が介在することにより、配線パターンと第2の絶縁層との密着性が十分に向上する。
(8−8)第2の参考形態に係る配線回路基板の製造方法は、第1の絶縁層上に配線パターンを形成する工程と、少なくとも配線パターンの表面の第1の部分と直接接触する状態で配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に第2の絶縁層を形成する工程と、配線パターンと電気的に接続されかつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に接続端子を形成する工程とを含む。
この配線回路基板の製造方法によれば、第1の絶縁層上に配線パターンが形成される。少なくとも配線パターンの表面の第1の部分と直接接触する状態で配線パターンを覆うように第1の絶縁層上に第2の絶縁層が形成される。配線パターンと電気的に接続されかつ第2の絶縁層から露出するように第1の絶縁層上に接続端子が形成される。
この構成によれば、配線パターンの少なくとも第1の部分は第2の絶縁層と直接接触する。本発明者の上記の実験および検討の結果、配線パターンが第2の絶縁層と直接接触することにより、電気信号の伝送損失が低減する。これにより、高い周波数帯域においても電気信号の伝送損失を低減することができる。
(8−9)方法は、配線パターンの表面の第1の部分とは異なる第2の部分上に金属薄膜を形成する工程をさらに含み、第2の絶縁層を形成する工程は、配線パターンの第1の部分と直接接触しかつ第2の部分上に形成された金属薄膜と接触する状態で配線パターンを覆うように第2の絶縁層を形成することを含んでもよい。
この場合、配線パターンの第1の部分における電気信号の伝送損失を低減しつつ、第2の部分において配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させることが容易になる。それにより、第2の絶縁層の剥離を防止しつつ高い周波数帯域における電気信号の伝送損失を低減することが可能となる。また、配線パターンと第2の絶縁層とを密着させるための表面処理を配線パターンの全体に施すことが不要になる。
(8−10)接続端子を形成する工程は、接続端子を配線パターンの端部に形成することを含み、配線パターンの第2の部分は、配線パターンの端部の表面に位置してもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。これにより、配線パターンの端部において第1の絶縁層と第2の絶縁層との間に隙間が発生することが防止される。その結果、配線回路基板の製造に用いられる薬液が第1の絶縁層と第2の絶縁層と間に浸入することが防止される。
(8−11)第1の部分は、配線パターンの第2の部分を除く部分であってもよい。
この場合、配線パターンの端部で配線パターンと第2の絶縁層との密着性を向上させつつ、配線パターンの端部以外の全体の部分で電気信号の伝送損失を低減することができる。
(8−12)第2の部分は配線パターンと接続端子との境界部分を含み、配線パターンを形成する工程は、配線パターンおよび第1の導体層を形成することを含み、接続端子を形成する工程は、第1の導体層上に第2の導体層を形成することを含み、金属薄膜を形成する工程は、第2の部分において、配線パターンと第2の絶縁層との間および第1の導体層と第2の導体層との間に金属薄膜を形成することを含んでもよい。
この場合、配線パターンと接続端子との境界部分において、配線パターンと第2の絶縁層との密着性が向上する。それにより、配線パターンと接続端子との境界部分での第2の絶縁層の剥離を十分に防止することができる。
(8−13)金属薄膜を形成することは、配線パターン上および第1の導体層上に金属薄膜を形成することと、第2の部分において、配線パターンと第2の絶縁層との間および第1の導体層と第2の導体層との間を除き、金属薄膜を除去することを含んでもよい。
この場合、配線パターンと第2の絶縁層との間および第1の導体層と第2の導体層との間にのみ容易に金属薄膜を形成することができる。
(8−14)配線パターン上および第1の導体層上に金属薄膜を形成することは、無電解めっきにより金属薄膜を形成することを含んでもよい。
この場合、配線パターン上および第1の導体層上に金属薄膜を容易に形成することができる。
本発明は種々の配線回路基板に有効に利用できる。
1 サスペンション基板
10 支持基板
10a 支持層
11 開口部
12 タング部
15 金属薄膜
21〜26,31〜36 接続端子
41 絶縁層
42 導体層
42a パターン部
42b 端子部
42c 境界
43 被覆層
44 金属層
50 支持プレート
51 前端領域
52 後端領域
53 中央領域
54 圧電素子実装領域
54h 貫通孔
61,62 圧電素子
100 サスペンション本体部
P1,P2 電源用配線パターン
R1,R2 読取用配線パターン
W1,W2 書込用配線パターン

Claims (13)

  1. 第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に形成される配線パターンと、
    前記配線パターンを覆うように前記第1の絶縁層上に形成される第2の絶縁層と、
    前記配線パターンと電気的に接続され、かつ前記第2の絶縁層から露出するように前記第1の絶縁層上に形成される接続端子とを備え、
    前記配線パターンの表面は第1の部分と、前記第1の部分とは異なる第2の部分とを有し、
    前記配線パターンの前記第2の部分には、金属薄膜が形成され、
    前記接続端子は、第1の導体層と、前記第1の導体層の少なくとも一部と接触するように前記第1の導体層上に形成されかつ前記金属薄膜よりも大きな厚みを有する第2の導体層とを含み、
    前記第2の絶縁層は、前記配線パターンの前記第1の部分と直接接触しかつ前記金属薄膜と接触する状態で前記配線パターンを覆う、配線回路基板。
  2. 前記金属薄膜は、ニッケル、金、白金、銀または錫により形成された単相構造を有し、
    前記第2の導体層は、ニッケル層と金層との積層構造を有する、請求項1記載の配線回路基板。
  3. 前記配線パターンは、前記接続端子に接続される端部を有し、
    前記配線パターンの前記第2の部分は、前記配線パターンの前記端部の表面に位置する、請求項1または2記載の配線回路基板。
  4. 前記第1の部分は、前記配線パターンの前記第2の部分を除く部分である、請求項記載の配線回路基板。
  5. 前記第2の部分は前記配線パターンと前記接続端子との境界部分を含み
    記第1の導体層は、前記第2の部分に隣接する第3の部分を有し、
    前記金属薄膜は、前記第2の部分において、前記配線パターンと前記第2の絶縁層との間に位置し、前記第3の部分において、前記第1の導体層と前記第2の導体層との間に位置する、請求項記載の配線回路基板。
  6. 前記第2の絶縁層に対する前記金属薄膜の密着力は、前記第2の絶縁層に対する前記配線パターンの密着力よりも高い、請求項のいずれか一項に記載の配線回路基板。
  7. 前記配線パターンは銅を含み、前記金属薄膜はニッケルにより形成される、請求項記載の配線回路基板。
  8. 第1の絶縁層上に互いに電気的に接続された配線パターンと第1の導体層とを形成する工程と、
    前記配線パターンの表面の第1の部分とは異なる第2の部分上に金属薄膜を形成する工程と、
    前記配線パターンの前記第1の部分と直接接触しかつ前記第2の部分上に形成された前記金属薄膜と接触する状態で前記配線パターンを覆うように前記第1の絶縁層上に第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記配線パターンと電気的に接続されかつ前記第2の絶縁層から露出するように前記第1の絶縁層上に接続端子を形成する工程とを含み、
    前記接続端子を形成する工程は、前記金属薄膜よりも大きな厚みを有する第2の導体層を前記第1の導体層の少なくとも一部と接触するように前記第1の導体層上に形成することを含む、配線回路基板の製造方法。
  9. 前記接続端子を形成する工程は、前記接続端子を前記配線パターンの端部に形成することを含み、
    前記配線パターンの前記第2の部分は、前記配線パターンの前記端部の表面に位置する、請求項記載の配線回路基板の製造方法。
  10. 前記第1の部分は、前記配線パターンの前記第2の部分を除く部分である、請求項記載の配線回路基板の製造方法。
  11. 前記第2の部分は前記配線パターンと前記接続端子との境界部分を含み
    記第1の導体層は、前記第2の部分に隣接する第3の部分を有し
    記金属薄膜を形成する工程は、前記第2の部分において、前記配線パターンと前記第2の絶縁層との間に前記金属薄膜を形成し、前記第3の部分において、前記第1の導体層と前記第2の導体層との間に前記金属薄膜を形成することを含む、請求項10記載の配線回路基板の製造方法。
  12. 前記金属薄膜を形成することは、
    前記配線パターン上および第1の導体層上に前記金属薄膜を形成することと、
    前記第2の部分において、前記配線パターンと前記第2の絶縁層との間および前記第1の導体層と前記第2の導体層との間を除き、前記金属薄膜を除去することを含む、請求項11記載の配線回路基板の製造方法。
  13. 前記配線パターン上および第1の導体層上に前記金属薄膜を形成することは、無電解めっきにより金属薄膜を形成することを含む、請求項12記載の配線回路基板の製造方法。
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