JP2006202358A - 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006202358A
JP2006202358A JP2005010233A JP2005010233A JP2006202358A JP 2006202358 A JP2006202358 A JP 2006202358A JP 2005010233 A JP2005010233 A JP 2005010233A JP 2005010233 A JP2005010233 A JP 2005010233A JP 2006202358 A JP2006202358 A JP 2006202358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
plating
wiring
thickness
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005010233A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hitomi
陽一 人見
Takeshi Yamazaki
剛 山嵜
Nobuhiro Sakihama
信宏 崎浜
Masanori Akai
正紀 赤井
Noboru Takitani
昇 滝谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2005010233A priority Critical patent/JP2006202358A/ja
Publication of JP2006202358A publication Critical patent/JP2006202358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

【課題】同一配線内の異なる接続方法に対応でき、しかもコストダウンを図ることができる磁気ヘッドサスペンションを提供すること。
【解決手段】ばね性を有する金属板上に磁気ヘッドと磁気ヘッド制御回路基板とを接続するための配線2が絶縁層を介して一体的に形成され、その配線上に配線めっきが施されてなる磁気ヘッドサスペンションにおいて、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施されためっきの厚さが磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施されためっきの厚さよりも厚くなっている構成とする。パッド設計が微細化した次世代スライダーを搭載する際に要求される同一配線内での異なる接続方法、すなわちタング部でのSBB接続とテール部での超音波接続に対応することができ、しかも、めっき液の削減によりコストダウンを図ることができる
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)に用いられる磁気ヘッドサスペンション組立体の技術分野に属し、詳しくは、磁気ヘッドと制御回路基板とを接続するための配線が一体的に形成されてなる磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法に関するものである。
近年、インターネットの普及等によりパーソナルコンピュータの情報処理量の増大や情報処理速度の高速化が要求されてきており、それに伴って、パーソナルコンピュータに組み込まれているハードディスクドライブ(HDD)も大容量化や情報伝達速度の高速化が必要となってきている。そして、このHDDに用いられる磁気ヘッドを支持している磁気ヘッドサスペンションと呼ばれる部品も、従来の金ワイヤ等の信号線を接続するタイプから、ステンレスのばねに直接銅配線等の信号線が形成されている、いわゆるワイヤレスサスペンションと呼ばれる配線一体型のものに移行している。
このような配線一体型サスペンションの製造方法の一つとして、特開平8−180353号公報には、ステンレス等のばね性金属層/絶縁層/導電層からなる積層板を用い、ばね性金属層と導電層に所定のパターンを施した後、絶縁層の一部をプラズマエッチングにより除去する方法が記載されている。また、端子接点を改良するため、ニッケル、金、銀、錫等のめっきをコネクタ位置に施すことも記載されている。
特開平8−180353号公報
上記したように、端子接点を改良するために、コネクタ位置にめっきを施すが、実際には、パターニングされた導電層上の全体に渡って電解めっきにより配線めっきを施している。すなわち、積層板を配線付きのサスペンション形状に加工した後、電解治具めっき方式で配線めっきを行っており、磁気ヘッドを搭載するタング部とそれ以外の部分(フライングリード部、テール部及びテストパッド部)のいずれもが均一なめっき厚になっている。ここで、テール部にある接続端子と磁気ヘッド制御回路への配線との接続方式は超音波接合であるため、これに対応できる厚めのめっき厚が必要であるにも拘わらず、タング部に搭載する磁気ヘッドのスライダーはPicoスライダーであるため、その接続方式はGBB(ゴールド・ボール・ボンディング)となるが、配線めっきの厚さはテール部及びテストパッド部と同じ厚さで対応が可能である。
一方、携帯用途を始めとする各種の小型機器に搭載するHDDへの要求が増加し、磁気ヘッドの小型化、高性能化が進んできており、これに伴って磁気ヘッドを支えるスライダーも微細化、高感度化が進み、いわゆるPicoスライダーから次世代のFemtoスライダーに移行している。このようにスライダーが次世代スライダーに移行した場合、パッド設計が4パッドから6パッドへと微細化し、従来のGBBでの熱圧接接続に対応できず、磁気ヘッドが破壊される恐れがあるため、タング部での接続方式がSBB(ソルダー・ボール・ボンディング)へ変更されることになる。ところが、SBB接続ではめっき厚を厚くする必要がないため、従来の均一な厚さの配線めっきでは、同一配線内での異なる接続方式に対応できないという問題が生じ、しかも高価なめっき液に無駄が生じることになる。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同一配線内の異なる接続方法に対応でき、しかもコストダウンを図ることができる磁気ヘッドサスペンションを提供し、併せてその製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明である磁気ヘッドサスペンションは、ばね性を有する金属板上に磁気ヘッドと磁気ヘッド制御回路基板とを接続するための配線が絶縁層を介して一体的に形成され、その配線上に配線めっきが施されてなる磁気ヘッドサスペンションにおいて、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施されためっきの厚さが磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施されためっきの厚さよりも厚くなっていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明である磁気ヘッドサスペンションの製造方法は、請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンションを製造する方法であって、電解治具めっき方式により、配線全面を露出するマスクを介して1回目のめっきを行い、続いて少なくとも磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分を露出したマスクを介して2回目のめっきを行うことで、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施すめっきの厚さよりも厚くする工程を含むことを特徴としている。
請求項3に記載の発明である磁気ヘッドサスペンションの製造方法は、請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンションを製造する方法であって、めっき治具の下型と上型の間に設置した被めっき製品における磁気ヘッド制御回路基板と接続される側とは反対側を近くで覆うように下型内にめっき液に対しての遮蔽板を設置することと、下型内に配置する電解めっき用電極を被めっき製品における磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の近傍に位置させることの併用により、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施すめっきの厚さよりも厚くする工程を含むことを特徴としている。
請求項1に記載の発明である磁気ヘッドサスペンションは、ばね性を有する金属板上に磁気ヘッドと磁気ヘッド制御回路基板とを接続するための配線が絶縁層を介して一体的に形成され、その配線上に配線めっきが施されてなる磁気ヘッドサスペンションにおいて、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施されためっきの厚さが磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施されためっきの厚さよりも厚くなっていることを特徴としているので、パッド設計が微細化した次世代の磁気ヘッドを搭載する際に要求される同一配線内での異なる接続方法、すなわち、タング部でのSBB接続と、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分での超音波接続に対応することができ、しかも、めっき液の削減によりコストダウンを図ることができる
請求項2に記載の発明である磁気ヘッドサスペンションの製造方法は、請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンションを製造する方法であって、電解治具めっき方式により、配線全面を露出するマスクを介して1回目のめっきを行い、続いて少なくとも磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分を露出したマスクを介して2回目のめっきを行うことで、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施すめっきの厚さよりも厚くする工程を含むことを特徴としているので、既存の設備を使用した電解治具めっき方式の2回めっきにて、同一配線内での異なるめっき厚の制御が可能となる。
請求項3に記載の発明である磁気ヘッドサスペンションの製造方法は、請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンションを製造する方法であって、めっき治具の下型と上型の間に設置した被めっき製品における磁気ヘッド制御回路基板と接続される側とは反対側を近くで覆うように下型内にめっき液に対しての遮蔽板を設置することと、下型内に配置する電解めっき用電極を被めっき製品における磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の近傍に位置させることの併用により、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施すめっきの厚さよりも厚くする工程を含むことを特徴としているので、既存の設備を改良した電解治具めっき方式の1回めっきにて、同一配線内での異なるめっき厚の制御が可能となる。
図1は本発明に係る磁気ヘッドサスペンションの一例を示す平面図である。
この磁気ヘッドサスペンション1は、平面的には図示のような細長状をしており、断面的には(図示はしないが)、ばね性を有する金属板としてのステンレス板上に絶縁層としてのポリイミド層を介してCuからなるパターン状の配線2が一体に設けられ、その配線2上の全体に渡って配線めっきとしての金めっきが施された構造をしている。
図1においてAはスライダー搭載部3に搭載されるスライダー(磁気ヘッド)が接続されるタング部、Bはフライングリード部、Cは配線用の接続端子4が設けられたテール部、Dはテスト用の機器を接続するための接続端子5が設けられたテストパッド部であり、この磁気ヘッドサスペンション1では、磁気ヘッド制御回路と接続される側の端子4を含むテール部Cの配線2に施されためっきの厚さは磁気ヘッドとの接続部分を含むタング部Aの配線2に施されためっきの厚さよりも厚くなっている。なお、テストパッド部Dはテストが済んだ後で切り離される部分である。
ここで、図1の磁気ヘッドサスペンションが搭載する磁気ヘッドのスライダーは次世代のFemtoスライダーである。この次世代スライダーは、パッド設計が微細化しているので、GBBで接続すると熱圧等により磁気ヘッドが破壊される恐れがある。そこで、SBBで接続しようとすると、従来の厚めの配線めっきである必要はなくなり、配線めっきを薄くすることが可能となる。一方、テール部C、特に磁気ヘッド制御回路基板への配線との接続端子4の部分での接続は超音波接続(USBと略記)であるため、配線めっきが薄いと信頼性の確保が困難である。したがって、これを両立させるため、図1の磁気ヘッドサスペンション1では、磁気ヘッド制御回路基板への配線との接続部があるテール部Cの配線2に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線2に施すめっきの厚さよりも厚くしているのである。
次に、このような配線めっきを有する磁気ヘッドサスペンションの2つの製造方法について説明する。
図2は第1の製造方法を説明するための工程図である。
この第1の方法では、図2(a)に示すように、サスペンション形状に加工された被めっき製品10を準備する。例えば、ばね性金属層11としてのステンレス、絶縁層12としてのポリイミド、導電層13としてのCuからなる積層板を用い、バネ性金属層11と導電層13を所定パターンに加工した後、絶縁層12の一部をプラズマエッチングにより除去することで被めっき製品10が得られる。この場合、パターニングされた導電層13が配線部分となる。なお、図2ではタング部Aとテール部Cを模式的に示している。
まず最初に、この被めっき製品10をめっき治具にセットし、図2(b)に示すように、配線部分を露出するめっき用マスク14を取り付ける。このめっき用マスク14は、固い支持板の表面にシリコンゴム等の弾性体を貼り、めっきを施す部分に開口を設けた板状の表面マスク14aと裏面マスク14bで被めっき製品を挟むことで設ける。そして、Niめっきを施して配線全面に下地めっき層15を形成した後、マスク14a,14bが付いたまま被めっき製品10を別のめっき治具にセットし、第1回目の金めっきを行って下地めっき層15の上に第1の金めっき層16を形成する。その後、マスク14a,14bを取り外すことにより、図2(c)に示す如く、配線全面に渡り、下地めっき層15を介して第1の金めっき層16が形成される。
続いて、被めっき製品10を濡れたままの状態で別のめっき治具にセットし、図2(d)に示すように、タング部Aにある配線部分を覆うめっき用マスク17を介して2回目の金めっきを行って、第1の金めっき層15の上に第2の金めっき層18を形成する。これにより、図2(e)に示す如く、テール部Cの配線に施した金めっきの厚さが磁気ヘッドとの接続部分の配線に施した金めっきの厚さよりも厚くなった磁気ヘッドサスペンションが得られる。めっき用マスク17も、固い支持板の表面にシリコンゴム等の弾性体を貼り、めっきを施す部分に開口を設けた板状の表面マスク17aと裏面マスク17bで被めっき製品を挟むことで設ける。
ここで、第1の金めっき層16と第2の金めっき層18の連続性を考慮すると、一回目の金めっきに続けて、被めっき製品が濡れた状態を維持したままで2回目の金めっきを行うようにすることが好ましい。この場合、同じめっき治具内でマスクを交換するようにしても構わないが、予め異なるマスクをセットした別のめっき治具を準備しておき、被めっき製品を濡れたままで移動させる方が実際的である。
なお、電解治具めっき方式(スパージャーめっき方式とも言われる)では、上型と下型の間に被めっき製品をセットし、その囲まれためっき治具の下型内にめっき液を設定時間噴流させ、同時に内部に取り付けた電極から電流を流すことで被めっき製品にめっきを施すようになっており、めっき厚はめっき液の噴流時間、電流調整によって決定するようになっている。
タング部とテール部での接続方式を考慮すると、Niの下地めっきは0〜0.3μm、第1の金めっき層は0.5〜1.0μm、第2の金めっき層は第1の金めっき層と第2の金めっき層の総厚で2.0〜3.5μmが好ましい。このように、第1の金めっき層は非常に薄いので、配線の全体に渡って厚みのある金めっきを施すことに比べると金めっきの削減量が多いことが分かる。
図3に上記の磁気ヘッドサスペンションを用いて組み立てた組立体の一部分を示す。タング部Aでは、磁気ヘッドのスライダーSがばね性金属層11に直に載った状態で第1の金めっき層16のみからなる薄めの配線めっきの部分に半田接続され、ハンダ19を介して繋がっており、テール部Cでは、第1の金めっき層16と第2の金めっき層18からなる厚めの配線めっきの部分に制御回路基板からの配線Lが超音波接続され、金バンプ20により繋がっている。なお、配線Lにおける21は可撓性を有する基材層(例えばポリイミド)、22は銅配線、23はNiめっき層、24はAuめっき層である。
図4は第2の方法を説明するためのめっき治具の概略構成図である。
図4において31はめっき治具の下型、32はめっき治具の上型、33は両型に挟まれるようにセットされた被めっき製品であり、図示はしないが、下型31と被めっき製品33の間には配線部分を露出させるめっき用マスクが挟持されている。
通常は、図の点線で示す位置に2本の電解めっき用電極が設置されており、めっき治具の下型31内にめっき液を噴流させながら同時に2本の電解めっき用電極から電流を流すことで、被めっき製品33における配線の全面に均一な厚みで金めっきを施すようになっているが、この第2の方法では、下型31と上型32の間に設置した被めっき製品33におけるタング部を近くで覆うように下型31内にめっき液に対しての遮蔽板34を設置するとともに、下型31内に配置する電解めっき用電極35を被めっき製品におけるテール部の近傍に位置させるようにしている。このように遮蔽板34はタング部から少しだけ離れた位置に設置するが、両者の間隔は1mm程度である。また、電解めっき用電極35は、被めっき製品から5mm程度離れた位置に設置する。
そして、第2の方法では、図4に示すような遮蔽板34と電極35を配置しためっき治具に、Niめっきからなる下地めっきを施した被めっき製品33をセットして金めっきを行う。めっき治具内で噴流するめっき液は、遮蔽板34により被メッキ製品のタング部への流れが減少させられるので、遮蔽板34の後にあるタング部で形成される金めっきの厚さが薄くなる。また、テール部では電極35が近くにあるので短時間で厚くめっきされることになる。したがって、図5に示すように、タング部Aの配線上に施されるめっきの厚さはそれ以外のテール部Cを含む部分の配線上に施されるめっきの厚さよりも薄くなる。
金めっきの薄い部分と厚い部分の厚さは、遮蔽板34と電極35の形状や位置を適宜変更して決めることができる。ここでは、薄くめっきされる部分は0.5〜1.0μm程度で、厚くめっきされる部分は2.0〜3.5μm程度とするのが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係る磁気ヘッドサスペンションの一例を示す平面図である。 配線めっきを有する磁気ヘッドサスペンションの2つの製造方法のうちの第1の製造方法を説明するための工程図である。 第1の方法で製造した磁気ヘッドサスペンションを用いた組立体の説明図である。 配線めっきを有する磁気ヘッドサスペンションの2つの製造方法のうちの第2の製造方法を説明するためのめっき治具の概略構成図である。 第2の方法で製造した磁気ヘッドサスペンションの説明図である。
符号の説明
A タング部
B フライングリード部
C テール部
D テストパッド部
1 磁気ヘッドサスペンション
2 配線
3 スライダー搭載部
4,5 接続端子
10 被めっき製品
11 ばね性金属層
12 絶縁層
13 導電層
14 めっき用マスク
14a 表面マスク
14b 裏面マスク
15 下地めっき層
16 第1の金めっき層
17 めっき用マスク
17a 表面マスク
17b 裏面マスク
18 第2の金めっき層
19 ハンダ
20 金バンプ
21 基材層
22 銅配線
23 Niめっき層
24 Auめっき層
31 下型
32 上型
33 被めっき製品
34 遮蔽板
35 電解めっき用電極

Claims (3)

  1. ばね性を有する金属板上に磁気ヘッドと磁気ヘッド制御回路基板とを接続するための配線が絶縁層を介して一体的に形成され、その配線上に配線めっきが施されてなる磁気ヘッドサスペンションにおいて、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施されためっきの厚さが磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施されためっきの厚さよりも厚くなっていることを特徴とする磁気ヘッドサスペンション。
  2. 請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンションを製造する方法であって、電解治具めっき方式により、配線全面を露出するマスクを介して1回目のめっきを行い、続いて少なくとも磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分を露出したマスクを介して2回目のめっきを行うことで、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施すめっきの厚さよりも厚くする工程を含むことを特徴とする磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
  3. 請求項1に記載の磁気ヘッドサスペンションを製造する方法であって、めっき治具の下型と上型の間に設置した被めっき製品における磁気ヘッド制御回路基板と接続される側とは反対側を近くで覆うように下型内にめっき液に対しての遮蔽板を設置することと、下型内に配置する電解めっき用電極を被めっき製品における磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の近傍に位置させることの併用により、磁気ヘッド制御回路基板と接続される側の配線部分の上に施すめっきの厚さを磁気ヘッドとの接続部分の配線上に施すめっきの厚さよりも厚くする工程を含むことを特徴とする磁気ヘッドサスペンションの製造方法。
JP2005010233A 2005-01-18 2005-01-18 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法 Pending JP2006202358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010233A JP2006202358A (ja) 2005-01-18 2005-01-18 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010233A JP2006202358A (ja) 2005-01-18 2005-01-18 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006202358A true JP2006202358A (ja) 2006-08-03

Family

ID=36960236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010233A Pending JP2006202358A (ja) 2005-01-18 2005-01-18 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006202358A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244563A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Dainippon Printing Co Ltd 配線部材およびフレキシャーの製造方法
EP1956875A2 (en) 2007-02-09 2008-08-13 Nitto Denko Corporation Wired circuit board and method for producing the same
JP2012221539A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Dainippon Printing Co Ltd サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、ハードディスクドライブおよびサスペンション用基板の製造方法
US8605390B2 (en) 2010-11-30 2013-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Head gimbal assembly having plurality of terminals and disk drive with the same
JP2015133167A (ja) * 2015-04-22 2015-07-23 大日本印刷株式会社 サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、およびハードディスクドライブ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244563A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Dainippon Printing Co Ltd 配線部材およびフレキシャーの製造方法
JP4498951B2 (ja) * 2005-03-01 2010-07-07 大日本印刷株式会社 配線部材およびフレキシャーの製造方法
EP1956875A2 (en) 2007-02-09 2008-08-13 Nitto Denko Corporation Wired circuit board and method for producing the same
EP1956875A3 (en) * 2007-02-09 2009-09-30 Nitto Denko Corporation Wired circuit board and method for producing the same
US8605390B2 (en) 2010-11-30 2013-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Head gimbal assembly having plurality of terminals and disk drive with the same
JP2012221539A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Dainippon Printing Co Ltd サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、ハードディスクドライブおよびサスペンション用基板の製造方法
JP2015133167A (ja) * 2015-04-22 2015-07-23 大日本印刷株式会社 サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、およびハードディスクドライブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4977906B2 (ja) サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、ハードディスクドライブ、サスペンション用基板の製造方法、およびサスペンションの導通検査方法
JP2006503402A5 (ja)
JP2006503402A (ja) 磁気記録ヘッドを接地する方法と装置
US9018540B2 (en) Wired circuit board including an insulating layer formed with an opening filled with a conductive portion and producing method thereof
JP2010135754A (ja) 配線回路基板およびその製造方法
JP2006202358A (ja) 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法
JP2016131055A (ja) サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ
JP2006202359A (ja) 磁気ヘッドサスペンション
JP6497853B2 (ja) 配線回路基板およびその製造方法
JP2011198402A (ja) サスペンション用フレキシャー基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ
JP6152677B2 (ja) サスペンション用基板
JP6576651B2 (ja) 配線回路基板およびその製造方法
JP5974824B2 (ja) サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、ハードディスクドライブおよびサスペンション用基板の製造方法
JP5174785B2 (ja) 配線回路基板
JP2006100301A (ja) 配線回路基板装置および接続構造
JP2013206488A (ja) サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、ハードディスクドライブ、およびサスペンション用基板の製造方法
JP6024226B2 (ja) サスペンション用フレキシャー基板
JP5351830B2 (ja) 配線回路基板およびその製造方法
JP2013080559A (ja) 磁気ヘッドサスペンションの製造方法
JP6037216B2 (ja) サスペンション用フレキシャー基板
JP5482465B2 (ja) サスペンション用フレキシャー基板の製造方法
JP5234770B2 (ja) 磁気ヘッドサスペンションの製造方法
JP2013149311A (ja) サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブ
JP5640600B2 (ja) サスペンション用フレキシャー基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、ハードディスクドライブ、およびサスペンション用フレキシャー基板の製造方法
JP2010107319A (ja) コンタクトプローブの製造方法