JP5482465B2 - サスペンション用フレキシャー基板の製造方法 - Google Patents

サスペンション用フレキシャー基板の製造方法 Download PDF

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本発明は、磁気ヘッドと外部回路とを電気的に接続するための配線が一体的に形成されてなるサスペンション用フレキシャー基板の製造方法関し、より詳しくは、機械的強度に優れた外部接続端子部の形成工程を有するサスペンション用フレキシャー基板の製造方法に関するものである。
近年、インターネットの普及等によりパーソナルコンピュータの情報処理量の増大や情報処理速度の高速化が要求されてきており、それに伴って、パーソナルコンピュータに組み込まれているハードディスクドライブ(HDD)も大容量化や情報伝達速度の高速化が必要となってきている。
ハードディスクドライブは磁気記録媒体である磁気ディスク、それを高速回転させるスピンドルモータ、磁気ディスクに対して情報を読取または書込する磁気ヘッド、それを高精度に保持しつつ移動させるための各部品、これらの駆動制御回路および信号処理回路などによって構成されている。
そして、このハードディスクドライブに用いられる磁気ヘッドを支持している磁気ヘッドサスペンションと呼ばれる部品も、従来の金ワイヤ等の信号線を接続するタイプから、ステンレスのばねに直接銅配線等の信号線が形成されている、いわゆるワイヤレスサスペンションと呼ばれる配線一体型(フレキシャー)に移行している。
上記のサスペンション用フレキシャー基板の製造における配線の形成方法としては、従来フレキシブルプリント配線板の製造に用いられてきたセミアディティブ法と、サブトラクティブ法とが知られている(特許文献1、2)。
例えば、セミアディティブ法は、基板の絶縁層の表面全面にシード層として導体薄膜層を形成し、その導体薄膜層上に配線となる部分が開口されたレジストパターンを形成し、前記導体薄膜層からの給電による電解めっき法で前記開口にCu(銅)などからなる配線を形成する方法である。
一方、サブトラクティブ法は、金属基板、絶縁層、導体層が順次形成された積層体を準備し、その上に配線となる部分がレジストで覆われたレジストパターンを形成し、前記レジストパターンの開口から露出する導体層をエッチングして配線を形成する方法である。
ここで、通常、配線には、磁気ヘッドや外部回路と電気的に接続するための接続端子部が形成されているが、従来、この接続端子部の表面には、電気的接続を良好に行うためにAu(金)などの金属めっき膜が形成されている。
また、このような接続端子部として、近年、電子・電気機器の高密度化および小型化に対応すべく、配線の片面だけではなく、両面を露出して利用するいわゆるフライングリードが普及しつつある(特許文献3)。
図7は、フライングリードの構成の一例を示す説明図であり、(a)は概略平面図を、(b)は(a)におけるC−C断面図を、(c)は(b)の配線の拡大断面図を示す。
図7に示すように、フライングリードとして形成される外部接続端子部は、SUS等からなる金属基板21と、その金属基板21の上に形成される絶縁層22と、その絶縁層22の上に形成される配線23と、その配線23を被覆する絶縁体からなるカバー層24を備えたサスペンション用フレキシャー基板において、表面側のカバー層24を開口して配線23の表面を露出させるとともに、裏面側の金属基板21および絶縁層22を開口して配線23の裏面を露出させ、その露出させた配線23の両面に、金属めっき膜26を設けることにより形成される。
そして、このような形態のフライングリードとして形成される外部接続端子部は、例えば、ボンディングツールなどを用いて、超音波振動を加えることにより、外部端子と接続される。
また、このようなサスペンション用基板に形成される配線は、一般的には、一組の配線からなる読取配線と、一組の配線からなる書込配線とが、それぞれ絶縁層の同一表面上に形成される(特許文献4)。さらに、このような一組の配線は、差動伝送により電気信号の伝送が行われる差動配線になっているが、一組の配線間には、分布定数回路としての差動伝送路の特性インピーダンスである差動インピーダンスが存在する。この差動インピーダンスは、磁気ヘッドやプリアンプの低インピーダンス化に伴い、インピーダンスマッチングの観点から、低インピーダンス化することが要求されている。
この差動インピーダンスを低インピーダンス化することが可能な差動配線として、第1の電気信号を伝送する配線と、前記第1の電気信号とは逆位相となる第2の電気信号を伝送する配線が交互配置された差動配線(いわゆるインターリーブ配線)が提案されている(特許文献5)。
上述のような、インターリーブ配線は、例えば、図8に示すように、ジャンパー線31で電気的に接続されて環状線路になっている一組の配線32a、32bが、相互に略U字状の部分で挟み合うように配置されており、配線32a、32bが並走する部分においては、2本の配線32aと2本の配線32bの計4本の配線が、交互に配置された構成となっている。それゆえ、通常の差動配線のように、一組の配線2本を配置した構成に比べ、差動インピーダンスを低減することができる。
このインターリーブ配線構造をサスペンション用フレキシャー基板に形成する場合には、例えば、ジャンパー線として裏面側の金属基板を加工して迂回配線を形成し、前記迂回線路と表面側の配線とを電気的に接続するための導電接続部として、絶縁層に開口を設けてその中に接続用導体を形成し、前記迂回配線と表面側の配線とを前記導電接続部の接続用導体を介して接続するという方法が用いられる。
上述のような、フライングリード構成、およびインターリーブ配線構成を有するサスペンション用フレキシャー基板は、例えば、サブトラクティブ法を用いて、以下のように製造される。
まず、金属基板、絶縁層および導体層がこの順に積層された積層体を用意し、前記導体層をパターン状にエッチングして配線を形成し、前記積層体の導電接続部となる部位の絶縁層に開口を設けて金属基板を露出させ、前記開口に導電接続部を構成する接続用導体としてNi(ニッケル)等からなる第1金属めっき膜を形成して金属基板と配線とを電気的に接続し、前記積層体の裏面側の金属基板の迂回配線となる部位を他の部位から絶縁加工することにより、インターリーブ配線構成を形成することができる。
一方、フライングリードについては、フライングリード部となる部位の裏面側の金属基板および絶縁層に開口を設けて配線の裏面を露出させ、相当する部位の表面側も、例えば、カバー層が形成されている場合には、カバー層に開口を設けて配線の表面を露出させ、金属基板から第1金属めっき膜を経由して配線にめっき給電し、Au(金)等からなる第2金属めっき膜を、露出する配線の両面に形成することで、フライングリードを形成することができる。
特開2006−245121号公報 特開2007−194265号公報 特開2003−31915号公報 特開2005−11387号公報 特開平10−124837号公報 特開2006−310491号公報
上述のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法においては、インターリーブ配線の迂回配線との導電接続部になる部位の絶縁層に開口を設けて金属基板を露出させる工程と、フライングリード部となる部位の絶縁層に開口を設けて配線の裏面を露出させる工程とは、いずれも絶縁層開口部形成工程であるため、この2つの工程を同じ工程で行うことが、工程短縮の点で好ましい。
しかしながら、上述のフライングリード構造では、配線は金属基板や絶縁層の支持なく単独で露出しているため、物理的強度が弱いため変形を生じやすく、外部回路との接続不良を引き起こしてしまうという不具合がある。
特に、従来の製造方法では、フライングリード部となる部位の配線は、両面が露出した物理的強度が弱い状態で、接続用導体を形成するための第1金属めっき膜の形成処理が施され、さらにその後、別工程において、露出した両面にAu等からなる第2金属めっき膜の形成処理が施されていたため、工程途中で変形を生じやすいという問題があった。
このフライングリード部の変形を防止する方法として、セミアディティブ法においてフライングリード部を含む配線の厚みを、他の部位の配線の厚みよりも厚く形成する事により、物理的強度を確保する方法が提案されている(特許文献6)。
しかしながら、上述の方法では、配線の所定の部位を他の部位よりも厚く形成するための複雑な工程が増えることになり、生産性の低下やコストアップを招くことになるため好ましくない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、サスペンション用フレキシャー基板の製造方法において、工程数の増加を抑制しつつ、フライングリード部の配線の変形を効果的に防止することができるサスペンション用フレキシャー基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、種々研究した結果、Ni(ニッケル)等からなる第1の金属めっき膜を、金属基板と配線との接続用導体として形成する工程において、フライングリード部で露出する配線の両面もしくは片面の少なくとも一部にも、物理的強度を増すための補強膜として、前記第1の金属めっき膜を形成することにより、上記課題を解決できることを見出して本発明を完成したものである。
すなわち、本発明の請求項1に係る発明は、金属基板上に絶縁層を介して導体パターンが形成されており、前記金属基板と前記導体パターンとは、前記絶縁層に設けられた第1の開口部に形成された導電接続部により電気的に接続されており、前記導体パターンは、外部回路と接続する外部接続端子部において、前記金属基板および前記絶縁層にそれぞれ第2の開口部を有して両面が露出しており、前記露出する導体パターンの両面もしくは片面の少なくとも一部に導電性の補強膜が形成されているサスペンション用フレキシャー基板の製造方法であって、
前記導電接続部を構成する第1の金属を、前記金属基板からの給電により前記絶縁層の厚みよりも厚くめっき形成して、前記金属基板と前記導体パターンとを電気的に接続し、さらに、前記電気的接続により前記導体パターンに供給される給電により、前記外部接続端子部となる部位で露出する導体パターンの両面もしくは片面の少なくとも一部に、第1の金属からなるめっき膜を前記補強膜として形成する第1金属めっき膜形成工程を有することを特徴とするサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記補強膜および露出する導体パターンの上に、第2の金属からなるめっき膜を形成する第2金属めっき膜形成工程を有することを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、金属基板、絶縁層および導体層がこの順に積層された積層体を準備する積層体準備工程と、前記積層体の金属基板をエッチングし、裏面側開口部を形成する裏面側開口部形成工程と、前記積層体の導体層をエッチングし、ストライプ状の導体パターンを形成する導体パターン形成工程と、前記金属基板と前記導体パターンとを電気的に接続する導電接続部となる部位の前記絶縁層と、前記金属基板の裏面側開口部で露出する外部接続端子部となる部位の前記絶縁層とをエッチングして、前記金属基板を表面側に露出する開口部と、前記導体パターンを裏面側に露出する開口部とを形成する絶縁層開口部形成工程と、前記絶縁層表面側開口部で露出する前記金属基板の表面に、前記導電接続部を構成する第1の金属を、前記金属基板からの給電により前記絶縁層の厚みよりも厚くめっき形成して、前記金属基板と前記導体パターンとを電気的に接続し、さらに、前記電気的接続により前記導体パターンに供給される給電により、前記外部接続端子部となる部位で露出する導体パターンの両面もしくは片面の少なくとも一部に、第1の金属からなるめっき膜を補強膜として形成する第1金属めっき膜形成工程と、前記補強膜および露出する導体パターンの上に、第2の金属からなるめっき膜を形成する第2金属めっき膜形成工程と、を有することを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、前記導体パターン形成工程の後に、前記導体パターンおよび前記絶縁層をカバー層形成用材料で覆い、露光、現像を行うことにより、前記導電接続部となる部位と前記外部接続端子部となる部位の表面側に、開口部を有するカバー層を形成するカバー層形成工程を有することを特徴とする請求項3に記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、前記補強膜の膜厚を、5μm〜10μmの厚さに形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項6に係る発明は、前記第1の金属が、Ni(ニッケル)を含む金属であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項7に係る発明は、前記第2の金属が、Au(金)を含む金属であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
また、本発明の請求項8に係る発明は、前記補強膜を形成した導体パターンの前記外部接続端子部におけるストライプ方向に垂直な方向の断面形状を、略H字型状、略十字型状、略凹型状、略逆凹型状、略凸型状、略逆凸型状、のいずれかの形状に形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法である。
本発明によれば、第1の金属めっき膜を、金属基板と配線との接続用導体として形成する工程において、フライングリード部で露出する配線の両面もしくは片面の少なくとも一部にも、物理的強度を増すための補強膜として、前記第1の金属めっき膜を形成するため、複雑な工程を増やすことなく、フライングリード部の配線の変形を効果的に防止することができる。
さらに、本発明によれば、製造工程中、フライングリード部となる部位の配線が、両面を露出した物理的強度の弱い状態にあるのは、絶縁層開口部形成工程の後から、次工程の第1金属めっき膜形成工程の間だけであり、その後の工程では、第1の金属めっき膜形成により、前記配線は物理的強度を補強された状態にあるため、前記配線の製造工程途中での変形をより効果的に防止することができる。
本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の全体像を例示する概略平面図である。 本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の構成の一例を示す説明図であり、(a)は配線構成の概略平面図を、(b)は(a)におけるA−A断面図を示す。 本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板のフライングリード部の構成の一例を示す説明図であり、(a)は概略平面図を、(b)は(a)におけるB−B断面図を、(c)は(b)の配線の拡大断面図を示す。 本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板のフライングリード部の配線の他の構成例を示す断面図であり、(a)は略H字型状、(b)は略十字型状、(c)は略凹型状、(d)は略逆凹型状、(e)は略凸型状、(f)は略逆凸型状をそれぞれ示す。 本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の製造方法の一例を示す模式的工程図である。 図5に続く本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の製造方法の一例を示す模式的工程図である。 従来のサスペンション用フレキシャー基板のフライングリード部の構成の一例を示す説明図であり、(a)は概略平面図を、(b)は(a)におけるC−C断面図を、(c)は(b)の配線の拡大断面図を示す。 インターリーブ配線の構成を示す説明図である。
以下、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の製造方法について詳細に説明する。
[サスペンション用フレキシャー基板]
まず、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板について説明する。
図1は、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の全体像を例示する概略平面図である。図1に示されるサスペンション用フレキシャー基板1は、その先端近傍に磁気ヘッドを実装するためのジンバル部2を有しており、ジンバル部2には磁気ヘッドと電気的に接続するための磁気ヘッド接続端子部3が形成されている。
一方、サスペンション用フレキシャー基板1の末端近傍には外部回路と接続するための外部接続端子部であるフライングリード部4が形成されており、磁気ヘッド接続端子部3とフライングリード部4を電気的に接続するように配線5がストライプ状の導体パターンとして形成されている。
図2は、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の構成の一例を示す説明図であり、(a)は配線構成の概略平面図を、(b)は(a)におけるA−A断面図を示す。
本発明に係る配線の少なくとも2本は、第1の電気信号を伝送する第1の伝送線路と、前記第1の電気信号とは逆位相となる第2の電気信号を伝送する第2の伝送線路からなる一組の差動配線であって、かつ、前記差動配線は、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路が交互配置された構成のインターリーブ配線になっている。
図2(a)では、配線5a、5bが一組のインターリーブ配線を構成する例を模式的に説明する。
図2(a)に示すように、本発明に係る配線の少なくとも2本は、一組の配線5a、5bが並走する部分においては、5a、5b、5a、5bの順に各配線が、交互に配置された構成となっている。そして、配線5a、5bが交差する箇所では、どちらか一方が、迂回配線6を備えており、導電接続部7を介して配線5a、5bと電気的に接続されている。
図2(b)は、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の構成の一例を示す断面図であり、図2(a)におけるA−A方向(ストライプ方向)の断面図である。
図2(b)に示すように、金属基板11上に形成された絶縁層12の上には、導体層13から形成されたストライプ状の導体パターン13(配線5)が形成されており、導体パターン13(配線5)を被覆するように、カバー層14が形成されている。
そして、カバー層14には、金属基板接続用の導電接続部7、磁気ヘッド接続端子部3、および外部回路接続用のフライングリード部4の部位に開口が形成されている。
導電接続部7においては、金属基板11の所定の部位を他の部位と絶縁するように加工された迂回配線6の上に、絶縁層12の開口部が形成されており、その開口部に接続用導体としてNi(ニッケル)等からなる第1金属めっき膜15aが形成され、迂回配線6と導体パターン13(配線5)とが電気的に接続されるように構成されている。
フライングリード部4においては、表面側のカバー層14、裏面側の金属基板11、絶縁層12にそれぞれ開口部が設けられ、その開口部の導体パターン13(配線5)の両面に第1金属めっき膜15bが形成され、その上にAu(金)等からなる第2金属めっき膜16bが形成された構成になっている。
なお、図2(b)の例では、導体パターン13(配線5)の両面に第1金属めっき膜15bおよび第2金属めっき膜16bが形成されているが、上記の第1金属めっき膜15bは導体パターン13(配線5)の両面もしくは片面の少なくとも一部にのみ形成されていてもよい。
磁気ヘッド接続端子部3は、表面側のカバー層14に開口部が設けられ、その開口部の導体パターン13(配線5)の表面に第2金属めっき膜16aが形成された構成になっている。
ここで、フライングリード部4の導体パターン13(配線5)の物理的強度を高める補強膜としての機能は、主に第1金属めっき膜15bが担うことになる。第2金属めっき膜16は、磁気ヘッド接続端子部3にも形成されるため、仮に、第2金属めっき膜16が、導体パターン13(配線5)を補強するほど変形に対し強靭な膜である場合、磁気ヘッド搭載部の柔軟性が低下し、サスペンション用フレキシャー基板としての磁気ディスク追従性を確保することが困難になるからである。
図3は、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板のフライングリード部の構成の一例を示す説明図であり、(a)は概略平面図を、(b)は(a)におけるB−B断面図を、(c)は(b)の配線の拡大断面図を示す。
図3(c)に示すように、本発明によれば、導体パターン13(配線5)の厚さと同程度の厚さを有する第1金属めっき膜15bで、導体パターン13(配線5)を補強できるため、図7(c)に示すような、従来のフライングリード部の導体パターン13(配線5)よりも、物理的強度が増し、変形を効果的に防止することができる。
なお、図3においては、第1金属めっき膜15bおよび第2金属めっき膜16bを形成した導体パターン13(配線5)の断面形状が、矩形状の例を示しているが、前記断面形状は、図4に示すように、略H字型状、略十字型状、略凹型状、略逆凹型状、略凸型状、略逆凸型状であっても良い。このような形態とすることで、より効率的に物理的強度を増すことが可能となり、第1金属めっき膜15の材料の使用量を抑制でき、より経済的に変形を防止することができる。
本発明において、第1金属めっき膜15bおよび第2金属めっき膜16bを形成した導体パターン13(配線5)の断面形状を上述のような各形態に形成するには、第1金属めっき膜形成工程において、めっき用レジストパターンの開口パターンを従来の形態から上記の各形態に応じた開口パターンに変更するだけでよく、特別な工程を増やすことなく各形態を形成することができる。
以下、本発明のサスペンション用フレキシャー基板について、構成ごとに説明する。
[金属基板]
金属基板11の材料としては、ばね性および導電性を有していれば特に限定されるものではないが、例えばSUS、42アロイ、銅、銅合金等を挙げることができ、中でもSUSが好ましい。上記金属支持基板11の厚さは、例えば12μm〜76μmの範囲内であり、中でも14μm〜25μmの範囲内であることが好ましい。
[迂回配線]
迂回線路6は、インターリーブ配線のジャンパー線として作用する導体であり、例えば、金属基板11の所定の部位を他の部位から絶縁加工して形成される。
金属基板11の所定の部位を他の部位から絶縁加工して迂回線路6を形成する方法としては、例えば、金属基板11の所定の部位の周囲を溝状にエッチングして他の部位との導通を断つことで形成することができる。
[絶縁層]
絶縁層12の材料としては、所望の絶縁性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えばポリイミド等を挙げることができる。また、絶縁層12の材料は、感光性材料であっても良く、非感光性材料であっても良い。また、絶縁層12の厚さは、例えば4μm〜20μmの範囲内、中でも8μm〜12μmの範囲内であることが好ましい。
[導体パターン、配線]
導体パターン13(配線5)は、所望の導電性を有し、インターリーブ配線構造による差動インピーダンス低減効果が得られるものであれば、特に限定されるものではない。配線14の材料としては、通常、Cu(銅)が用いられる。
導体パターン13(配線5)の厚さとしては、例えば4μm〜18μmの範囲内、中でも5μm〜15μmの範囲内であることが好ましい。配線の厚さが小さすぎると、充分な低インピーダンス化を図ることができない可能性があり、配線の厚さが大きすぎると、サスペンション用フレキシャー基板の剛性が高くなり過ぎる可能性があるからである。
導体パターン13(配線5)の線幅としては、例えば10μm〜150μmの範囲内である。配線の線幅が小さすぎると、所望の導電性を得ることができない可能性があり、配線の線幅が大きすぎると、サスペンション用フレキシャー基板の充分な高密度化を図ることができない可能性があるからである。
[第1金属めっき膜]
第1金属めっき膜15は、金属基板11と導体パターン13(配線5)との接続用導体として、導電接続部7における金属基板11の上に形成された絶縁層12の開口部を埋めて、導体パターン13(配線5)と接続するように形成され、さらに、導体パターン13(配線5)の補強膜として、フライングリード部4における導体パターン13(配線5)の両面もしくは片面の少なくとも一部に形成されるものである。
第1金属めっき膜15は、電解めっき法により形成され、その材料としては、主にNi(ニッケル)が用いられる。
前記導体パターン13(配線5)の両面もしくは片面の少なくとも一部に形成される第1金属めっき膜15の膜厚は、5μm〜10μmの範囲であることが好ましい。
5μmより薄い場合は補強膜としての効果が低下し、10μmより厚い場合は、第1金属めっき膜形成工程の際の、カバー層14(例えば、5μm厚)とドライフィルムレジスト(例えば、10μm厚)を合わせた厚さを、通常より厚くする必要が生じる場合があるからである。
[第2金属めっき膜]
第2金属めっき膜16は、磁気ヘッド接続端子部3と外部回路接続用のフライングリード部4における導体パターン13(配線5)の表面に形成され、磁気ヘッドや外部回路との電気的接続の向上や、露出する配線の腐食からの保護を目的とするものである。
第2金属めっき膜16は、電解めっき法により形成され、その材料としては、サスペンション用フレキシャー基板の端子部を形成し得るものであれば、特に制限されることなく使用することができ、例えば、Cu(銅)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)、Au(金)などが用いられる。
また、第2金属めっき膜16は、多層膜として形成してもよく、例えば、電解Niめっきと電解Auめっきとを順次実施して、下層にNi、上層にAuの多層膜構造とすることができる。
この場合、Ni層の厚さは、例えば、0.1μm〜3μm程度であり、Au層の厚さは、例えば、0.5μm〜5μm程度である。
なお、第2金属めっき膜16は、磁気ヘッド搭載部の柔軟性への影響を考慮して形成される必要がある。磁気ヘッド搭載部の柔軟性が低下してしまうと、サスペンション用フレキシャー基板としての磁気ディスク追従性を確保することが困難になるからである。
[カバー層]
次に、本発明に用いられるカバー層14について説明する。電気信号の減衰や配線の腐食による劣化を抑制するため、導体パターン13(配線5)はカバー層で覆われていることが好ましい。ただし、サスペンション用フレキシャー基板の反りの発生を抑制するために、カバー層14は必要な部位にのみ形成されていることが好ましい。
カバー層14の材料としては、特に限定されず、公知の材料を使うことができ、例えばポリイミドを挙げることができる。また、カバー層14の材料は、感光性材料であっても良く、非感光性材料であっても良い。カバー層14の厚さは、例えば3μm〜20μmの範囲内であるが、通常、5μm程度である。
[サスペンション用フレキシャー基板の製造方法]
次に、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の製造方法について説明する。
図5〜図6は、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板の製造方法の一例を示す模式的工程図であり、図2(b)に示すように、導体パターン13(配線5)のストライプ方向に沿った断面を模式的に示すものである。
(積層体準備工程)
本発明のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法においては、まず、図5(a)に示すように、金属基板11、絶縁層12および導体層13Aがこの順に積層された積層体を準備する。
(裏面側開口部形成工程)
次に、図5(b)に示すように、裏面側の金属基板11の上にドライフィルムレジストをラミネートし、露光、現像を行うことにより、所定の部位が開口したレジストパターンを形成し、裏面側の金属基板11をエッチングして、後にフライングリード部4の裏面側となる開口部を形成する。
(導体パターン形成工程)
次に、図5(c)に示すように、表面側の導体層13Aの上にドライフィルムレジストをラミネートし、露光、現像を行うことにより、所定の部位が開口したレジストパターンを形成し、表面側の導体層13Aをエッチングして、ストライプ状の導体パターン13を形成する。
(カバー層形成工程)
次に、図5(d)に示すように、導体パターン13および絶縁層12をカバー層形成用材料で覆い、露光、現像を行うことにより、金属基板11と導体パターン13とを電気的に接続する導電接続部7となる部位、磁気ヘッド接続用の接続端子部3となる部位、および外部回路接続用のフライングリード部4となる部位の表面側に開口部を有するカバー層14を形成する
(絶縁層開口部形成工程)
次に、図6(e)に示すように、前記積層体の両面にドライフィルムレジストをラミネートし、両面露光、現像を行うことにより、所定の部位が開口したレジストパターンを形成し、カバー層14の開口部で露出する絶縁層12と、金属基板11の裏面側の開口部で露出するフライングリード部4となる部位の絶縁層12とをエッチングして、金属基板11を表面側に露出する第1の開口部17と、フライングリード部4となる部位の導体パターン13を裏面側に露出する第2の開口部18とを形成する。
なお、フライングリード部4となる部位の絶縁層12の開口部の面積は、同じ部位の金属基板11の開口部の面積よりも小さく形成される。例えば、図6(e)において、絶縁層12の第2の開口部18の縁は、金属基板11の開口部の縁から100μm内側に位置している。
(第1金属めっき膜形成工程)
次に、図6(f)に示すように、前記積層体の両面にドライフィルムレジストをラミネートし、両面露光、現像を行うことにより、所定の部位が開口したレジストパターンを形成し、第1の開口部17で露出する金属基板11の表面に、例えば、Ni等の金属からなる第1の金属めっき膜15aを、金属基板11からの給電により絶縁層12の厚みよりも厚くめっき形成して金属基板11と導体パターン13とを電気的に接続し、さらに、前記電気的接続により導体パターン13に供給される給電により、フライングリード部4となる部位で露出する導体パターン13の両面もしくは片面の少なくとも一部に、第1の金属めっき膜15bを形成する。
(第2金属めっき膜形成工程)
次に、図6(g)に示すように、例えば、Au等の金属を用いて、磁気ヘッド接続端子部で露出する導体パターン13、およびフライングリード部の第1金属めっき膜15bを含む導体パターン13の上に、第2の金属めっき膜16aおよび16bを、金属基板11からの給電によりめっき形成する。
最後に、図6(h)に示すように、金属基板11をエッチングし、迂回配線6を形成して、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板を得る。
以上のように、本発明によれば、第1の金属めっき膜15を、金属基板11と導体パターン13(配線5)との接続用導体として導電接続部7を形成する工程において、フライングリード部4で露出する導体パターン13(配線5)の両面もしくは片面の少なくとも一部に、物理的強度を増すための補強膜として、前記第1の金属めっき膜15を形成するため、複雑な工程を増やすことなく、フライングリード部4の導体パターン13(配線5)の変形を効果的に防止することができる。
さらに、本発明によれば、製造工程中、フライングリード部4となる部位の導体パターン13(配線5)が、両面を露出した物理的強度の弱い状態にあるのは、絶縁層開口部形成工程の後から、次の第1金属めっき膜形成工程の間だけであり、その後の工程では、第1の金属めっき膜形成により前記導体パターン13(配線5)は物理的強度を補強した状態にあるため、製造工程途中での変形をより効果的に防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
上述で説明した製造方法に従って、図6(h)に示すような、本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板を得た。
ここで、金属基板11には厚さ20μmのSUSを用い、絶縁層12には厚さ10μmのポリイミドを用い、導体層13Aには、厚さ9μmのCuを用いて、ライン幅100μmの導体パターン13(配線5)を形成した。
カバー層14は、非感光性ポリイミドを用いて厚さ5μmで形成し、第1金属めっき膜15にはNiを用い、電解めっき法によりフライングリード部4の導体パターン13(配線5)の両面に厚さ9μmで形成し、第2金属めっき膜16は、電解めっき法によりAuを厚さ3μmで形成した。
得られた本発明に係るサスペンション用フレキシャー基板を検査したところ、フライングリード部4の導体パターン13(配線5)に変形は生じていなかった。
1・・・サスペンション用フレキシャー基板
2・・・ジンバル部
3・・・磁気ヘッド接続端子部
4・・・フライングリード部
5、5a、5b・・・配線
6・・・迂回配線
7・・・導電接続部
11・・・金属基板
12・・・絶縁層
13・・・導体パターン
13A・・・導体層
14・・・カバー層
15、15a、15b・・・第1金属めっき膜
16、16a、16b・・・第2金属めっき膜
17・・・第1の開口部
18・・・第2の開口部
30・・・インターリーブ配線
31・・・ジャンパー線
32a、32b・・・配線

Claims (8)

  1. 金属基板上に絶縁層を介して導体パターンが形成されており、前記金属基板と前記導体パターンとは、前記絶縁層に設けられた第1の開口部に形成された導電接続部により電気的に接続されており、前記導体パターンは、外部回路と接続する外部接続端子部において、前記金属基板および前記絶縁層にそれぞれ第2の開口部を有して両面が露出しており、前記露出する導体パターンの両面もしくは片面の少なくとも一部に導電性の補強膜が形成されているサスペンション用フレキシャー基板の製造方法であって、
    前記導電接続部を構成する第1の金属を、前記金属基板からの給電により前記絶縁層の厚みよりも厚くめっき形成して、前記金属基板と前記導体パターンとを電気的に接続し、さらに、前記電気的接続により前記導体パターンに供給される給電により、前記外部接続端子部となる部位で露出する導体パターンの両面もしくは片面の少なくとも一部に、第1の金属からなるめっき膜を前記補強膜として形成する第1金属めっき膜形成工程を有することを特徴とするサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  2. 前記補強膜および露出する導体パターンの上に、第2の金属からなるめっき膜を形成する第2金属めっき膜形成工程を有することを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  3. 金属基板、絶縁層および導体層がこの順に積層された積層体を準備する積層体準備工程と、
    前記積層体の金属基板をエッチングし、裏面側開口部を形成する裏面側開口部形成工程と、
    前記積層体の導体層をエッチングし、ストライプ状の導体パターンを形成する導体パターン形成工程と、
    前記金属基板と前記導体パターンとを電気的に接続する導電接続部となる部位の前記絶縁層と、前記金属基板の裏面側開口部で露出する外部接続端子部となる部位の前記絶縁層とをエッチングして、前記金属基板を表面側に露出する開口部と、前記導体パターンを裏面側に露出する開口部とを形成する絶縁層開口部形成工程と、
    前記絶縁層表面側開口部で露出する前記金属基板の表面に、前記導電接続部を構成する第1の金属を、前記金属基板からの給電により前記絶縁層の厚みよりも厚くめっき形成して、前記金属基板と前記導体パターンとを電気的に接続し、さらに、前記電気的接続により前記導体パターンに供給される給電により、前記外部接続端子部となる部位で露出する導体パターンの両面もしくは片面の少なくとも一部に、第1の金属からなるめっき膜を補強膜として形成する第1金属めっき膜形成工程と、
    前記補強膜および露出する導体パターンの上に、第2の金属からなるめっき膜を形成する第2金属めっき膜形成工程と、
    を有することを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  4. 前記導体パターン形成工程の後に、前記導体パターンおよび前記絶縁層をカバー層形成用材料で覆い、露光、現像を行うことにより、前記導電接続部となる部位と前記外部接続端子部となる部位の表面側に、開口部を有するカバー層を形成するカバー層形成工程を有することを特徴とする請求項3に記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  5. 前記補強膜の膜厚を、5μm〜10μmの厚さに形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  6. 前記第1の金属が、Ni(ニッケル)を含む金属であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  7. 前記第2の金属が、Au(金)を含む金属であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
  8. 前記補強膜を形成した導体パターンの前記外部接続端子部におけるストライプ方向に垂直な方向の断面形状を、略H字型状、略十字型状、略凹型状、略逆凹型状、略凸型状、略逆凸型状、のいずれかの形状に形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のサスペンション用フレキシャー基板の製造方法。
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