JP5486459B2 - 配線回路基板 - Google Patents

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Description

本発明は、配線回路基板、詳しくは、回路付サスペンション基板として好適に用いられる、配線回路基板に関する。
電子・電気機器などに用いられる配線回路基板には、通常、外部端子と接続するための端子部が形成されている。
このような端子部として、近年、電子・電気機器の高密度化および小型化に対応すべく、導体パターンの片面だけではなく、その導体パターンの両面に形成されるいわゆるフライングリードが普及しつつあり、例えば、ハードディスクドライブに用いられる回路付サスペンション基板などにおいては、端子部をフライングリードとして形成することが知られている。
例えば、支持基板と、支持基板の上に形成されるベース層と、ベース層の上に、所定の配線回路パターンとして形成される導体パターンと、導体パターンを被覆するカバー層とを備える回路付サスペンション基板において、カバー層を開口形成して導体パターンの表面を露出させるとともに、支持基板およびベース層を開口して、導体パターンの裏面を露出させて、露出された導体パターンをフライングリードとすることが開示されている。
そして、このようなフライングリードは、例えば、ボンディングツールなどを用いて、超音波振動を加えることにより、外部端子と接続される(例えば、下記、特許文献1参照。)。
特開2003−31915号公報
しかるに、特許文献1に記載のフライングリードを、外部端子に接続するには、フライングリードの一方の面が外部端子に接触された状態で、フライングリードの他方の面にボンディングツールを接触させ、ボンディングツールによってフライングリードを外部端子に向かって押圧しながら、超音波振動を加える。
このとき、ボンディングツールによる押圧力は、フライングリードの一方の面において分散されるので、フライングリードの外部端子に対する圧力が低減される場合がある。フライングリードの外部端子への圧力が不足すると、フライングリードの外部端子に対する接続が不十分になるという不具合がある。
一方、ボンディングツールの押圧力を大きくすれば、接続強度が上がる一方、ボンディングツールの寿命の低下を招いたり、端子部において過度のストレスを付与することになる。
そこで、本発明の目的は、ボンディングツールの押圧力を大きくしなくても、端子部を外部端子に対して十分に接続することができる配線回路基板を提供することにある。
上記した目的を達成するため、本発明の配線回路基板は、ベース絶縁層と、前記ベース絶縁層の上に積層される導体パターンと、前記ベース絶縁層の上に、前記導体パターンを被覆するように積層されるカバー絶縁層とを備え、前記導体パターンは、前記ベース絶縁層、前記導体パターンおよび前記カバー絶縁層の積層方向に投影したときに、前記ベース絶縁層および前記カバー絶縁層から露出される端子部を備え、前記端子部は、外部端子側に露出される露出面を備え、前記露出面には、前記外部端子との接触方向へ向かって膨出する膨出部が形成されていることを特徴としている。
また、本発明の配線回路基板では、前記膨出部は、前記ベース絶縁層の前記積層方向長さに対して、80%以下の段差を有していることが好適である。
また、本発明の配線回路基板では、前記積層方向に投影したときに、前記膨出部の面積は、前記露出面の面積に対して、10〜90%であることが好適である。
本発明の配線回路基板によれば、外部端子に接触される端子部の露出面には、外部端子との接触方向へ向かって膨出する膨出部が形成されている。
そのため、ボンディングツールによって端子部が外部端子に向かって押圧されたときには、膨出部において、端子部が外部端子に強く押圧されるので、膨出部において、端子部の外部端子に対する十分な接続を確保することができる。
その結果、ボンディングツールの押圧力を大きくしなくても、端子部を外部端子に対して十分に接続することができる。
本発明の配線回路基板の一実施形態として回路付サスペンション基板と、中継基板との接続を示す平面図である。 図1におけるA−A断面の要部拡大図である。 図1におけるB−B断面の要部拡大図である。 図1に示す回路付サスペンション基板の製造工程を説明する工程図であって、(a)は、金属支持基板を準備する工程、(b)は、金属支持基板の上にベース絶縁層を形成する工程、(c)は、ベース絶縁層の上に導体パターンを形成する工程、(d)は、端子部の下の金属支持基板をエッチングする工程、(e)は、端子部の下のベース絶縁層をエッチングする工程を示す。
図1は、本発明の配線回路基板の一実施形態として回路付サスペンション基板と、中継基板との接続を示す平面図である。図2は、図1におけるA−A断面の要部拡大図である。図3は、図1におけるB−B断面の要部拡大図である。
回路付サスペンション基板1は、図1に示すように、長手方向に延びる略平帯形状に形成されている。回路付サスペンション基板1には、長手方向一端部において、磁気ヘッド(図示せず)を実装するスライダ(図示せず)を実装するためのジンバル部2が設けられている。また、回路付サスペンション基板1は、長手方向他端部において、制御基板(図示せず)に接続される中継基板10に接続されている。
ジンバル部2は、平面視略矩形状に形成されており、その略中央において、長手方向一方に向かって開放される平面視略U字形状に切り欠かれるスリット3が形成されている。そして、ジンバル部2には、スリット3によって仕切られるように、アウトリガー部4とタング部5とが区画されている。
アウトリガー部4は、ジンバル部2において、スリット3の幅方向(長手方向と直交する方向、以下同じ。)外側部分であり、タング部5は、ジンバル部2において、スリット3に挟まれる幅方向内側部分である。
また、回路付サスペンション基板1は、図1および図3に示すように、金属支持基板11と、金属支持基板11の上に積層されるベース絶縁層12と、ベース絶縁層12の上に積層される導体パターン13と、導体パターン13を被覆するようにベース絶縁層12の上に積層されるカバー絶縁層14とを備えている。
金属支持基板11は、回路付サスペンション基板1の外形形状に対応する形状に形成されている。
ベース絶縁層12は、導体パターン13が形成される部分、および、タング部5の全面に形成されている。
導体パターン13は、回路付サスペンション基板1の長手方向に沿って延び、磁気ヘッド(図示せず)の接続端子(図示せず)に接続される複数(4つ)のヘッド側端子17、中継基板10の接続端子31(後述)に接続される複数(4つ)の端子部としての外部側端子18、および、対応するヘッド側端子17と外部側端子18とをそれぞれ接続する複数(4つ)の配線19を一体的に備えている。
各ヘッド側端子17は、平面視略矩形状(角ランド形状)に形成され、タング部5の長手方向略中央において、幅方向に沿って互いに間隔を隔てて並列配置されている。
各外部側端子18は、回路付サスペンション基板1の長手方向他端部において、金属支持基板11、ベース絶縁層12およびカバー絶縁層14の長手方向他端部よりも長手方向他方側へ突出する長尺な略平板形状のフライングリードとして形成されている。また、各外部側端子18は、幅方向に沿って互いに間隔を隔てて並列配置されている。
また、各外部側端子18には、それぞれ、膨出部20が形成されている。
膨出部20は、外部側端子18の幅方向略中央において、外部側端子18の長手方向ほぼすべてにわたって延びる平面視略矩形状に形成されている。
また、膨出部20は、下面が中継基板10に向かって膨出するように、下方へ凹む溝状(つまり、上方に向かって開放される略U字形の溝状)に形成されている(図2参照)。
すなわち、外部側端子18の下面22には、下方へ向かって膨出する膨出部20が形成されている。
各配線19は、各外部側端子18から長手方向一方に向かって延び、ジンバル部2においてアウトリガー部4に対応して幅方向に膨出するように屈曲されながら長手方向一方に向かって延び、ジンバル部2の長手方向一端部において、長手方向他方に折り返された後、タング部5において各ヘッド側端子17に接続されている。
カバー絶縁層14は、図3に示すように、各配線19を被覆し、各ヘッド側端子17および各外部側端子18を露出するように、ベース絶縁層12の上に形成されている。
図4は、図1に示す回路付サスペンション基板の製造工程を説明する工程図である。
次に、この回路付サスペンション基板1の製造方法について、図4を参照して説明する。
回路付サスペンション基板1を製造するには、まず、図4(a)に示すように、金属支持基板11を用意する。
金属支持基板11を形成する金属としては、例えば、ステンレス、42アロイなどが用いられ、好ましくは、ステンレスが用いられる。
また、金属支持基板11の厚みは、例えば、8〜50μm、好ましくは、10〜30μmである。
次いで、回路付サスペンション基板1を製造するには、図4(b)に示すように、金属支持基板11の上に、ベース絶縁層12を形成する。
ベース絶縁層12を形成する絶縁材料としては、例えば、ポリイミド、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルスルホン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂が用いられる。これらのうち、好ましくは、感光性合成樹脂が用いられ、さらに好ましくは、感光性ポリイミドが用いられる。
感光性合成樹脂からベース絶縁層12を形成するには、まず、感光性合成樹脂前駆体のワニスを、金属支持基板11の全面に塗工し、次いで、乾燥することにより、感光性合成樹脂の前駆体の皮膜40を形成する。その後、遮光部分41a、透過部分41bおよび半透過部分41cからなる階調パターンを有するフォトマスク41を用いて、皮膜40を階調露光し、その後、現像することにより、皮膜40をパターンに形成する。
詳しくは、ベース絶縁層12を形成する部分には、透過部分41bを対向配置し、外部側端子18(膨出部20以外の部分)が形成される部分には、半透過部分41cを対向配置し、ベース絶縁層12を形成しない部分(膨出部20が形成される部分を含む)には、遮光部分41aを対向配置して、露光し、現像する。
すると、皮膜40において、遮光部分41aと対向する部分が除去され、透過部分41bおよび半透過部分41cと対向する部分に、ベース絶縁層12が形成される。また、ベース絶縁層12のうち、半透過部分41cと対向する部分は、透過部分41bと対向する部分よりも薄く形成され、外部側端子18(膨出部20以外の部分)に対応する。
次いで、パターン化された皮膜40を、加熱により硬化(イミド化)させると、ポリイミドからなるベース絶縁層12が、所定のパターンで形成される。
なお、上記の方法では、階調パターンのフォトマスク41を用いたが、例えば、パターンが異なる複数のフォトマスクを用いて(例えば、外部側端子18(膨出部20以外の部分)を形成する部分を露光するパターンのフォトマスクと、露光しないパターンのフォトマスクとを用いて)、少なくとも2回以上、順次、露光することもできる。
さらには、ベース絶縁層12の形成において、感光性樹脂を用いない場合には、例えば、金属支持基板11の上に、樹脂を、所定のパターンで、塗工またはドライフィルムとして積層すればよい。具体的には、樹脂を複数回に分けて積層し、外部側端子18(膨出部20以外の部分)が形成される部分において、他の部分よりも少ない回数で積層する。
ベース絶縁層12(外部側端子18が形成される部分を除く。)の厚みは、例えば、3〜20μm、好ましくは、4〜12μmである。
また、ベース絶縁層12の外部側端子18が形成される部分は、その厚みが、例えば、1〜8μm、好ましくは、1〜5μmであり、その長手方向長さが、例えば、300〜3000μm、好ましくは、500〜2000μmであり、その幅方向長さが、例えば、30〜300μm、好ましくは、50〜150μmである。
また、ベース絶縁層12が形成されない部分であって、膨出部20が形成される部分は、その長手方向長さが、例えば、240〜2400μm、好ましくは、400〜1600μmであり、その幅方向長さが、例えば、10〜280μm、好ましくは、30〜130μmである。
次いで、回路付サスペンション基板1を製造するには、図4(c)に示すように、ベース絶縁層12の上に、導体パターン13を形成する。
導体パターン13を形成する導体材料としては、例えば、銅、ニッケル、金、錫、はんだ、またはこれらの合金などの導体材料が用いられ、好ましくは、銅が用いられる。
導体パターン13を形成するには、例えば、アディティブ法、サブトラクティブ法などの公知のパターンニング法が用いられ、好ましくは、アディティブ法が用いられる。
アディティブ法では、具体的には、まず、ベース絶縁層12を含む金属支持基板11の表面に、導体種膜を、スパッタリング法などにより形成する。次いで、その導体種膜の表面に、めっきレジストを、導体パターン13の反転パターンで形成する。その後、めっきレジストから露出する、ベース絶縁層12の導体種膜の表面に、電解めっきにより、導体パターン13を形成する。その後、めっきレジストおよびそのめっきレジストが積層されていた部分の導体種膜を除去する。
導体パターン13の厚みは、例えば、3〜50μm、好ましくは、5〜25μmである。
また、配線19の幅方向長さは、例えば、10〜100μm、好ましくは、12〜50μmであり、各配線19間の間隔は、例えば、10〜100μm、好ましくは、12〜50μmである。
また、ヘッド側端子17の幅方向長さは、例えば、10〜100μm、好ましくは、12〜50μmであり、各ヘッド側端子17間の間隔は、例えば、10〜100μm、好ましくは、12〜50μmである。
次いで、回路付サスペンション基板1を製造するには、図4(d)に示すように、ベース絶縁層12の上に、導体パターン13を被覆するように、カバー絶縁層14を形成する。カバー絶縁層14を形成する絶縁材料は、ベース絶縁層12の絶縁材料と同様のものが挙げられる。
カバー絶縁層14を形成するには、導体パターン13を含むベース絶縁層12の表面に、例えば、感光性合成樹脂の溶液を塗布し、乾燥後、上記したパターンで露光および現像し、必要により加熱硬化させる。
また、カバー絶縁層14は、例えば、合成樹脂を上記したパターンのフィルムに予め形成して、そのフィルムを、導体パターン13を含むベース絶縁層12の表面に、公知の接着剤層を介して貼着することにより形成することもできる。
カバー絶縁層14の厚みは、例えば、2〜25μm、好ましくは、3〜10μmである。
次いで、回路付サスペンション基板1を製造するには、図4(e)に示すように、ジンバル部2において金属支持基板11をエッチングして、スリット3を形成するとともに、回路付サスペンション基板1の長手方向他端部において金属支持基板11をエッチングして、金属支持基板11から、ベース絶縁層12(外部側端子18が形成される部分)および導体パターン13(膨出部20が形成される部分)の下面を露出させる。
金属支持基板11のエッチングは、公知の方法でよく、例えば、スリット3を形成する部分以外をすべてマスキングした後に、化学エッチングする。
具体的には、例えば、塩化第二鉄水溶液などをエッチング液として用いて、スプレーまたは浸漬するウェットエッチング(化学エッチング)法が用いられる。
これによって、ジンバル部2において、スリット3が形成されることにより、アウトリガー部4とタング部5とが区画される。また、回路付サスペンション基板1の長手方向他端部において、ベース絶縁層12(外部側端子18が形成される部分)、および、導体パターン13(膨出部20が形成される部分)の下面が金属支持基板11から露出される。
スリット3のスリット幅は、例えば、30〜1000μm、好ましくは、50〜500μmである。
また、タング部5の幅方向長さは、例えば、200〜2000μm、好ましくは、200〜1000μmである。
また、各アウトリガー部4の幅方向長さは、例えば、30〜500μm、好ましくは、50〜300μmである。
次いで、図4(f)に示すように、外部側端子18(膨出部20以外の部分)の下面が露出するまで、金属支持基板11から露出しているベース絶縁層12をエッチングする。
ベース絶縁層12のエッチングは、公知の方法でよく、例えば、化学エッチング、プラズマエッチングなどにより形成する。好ましくは、化学エッチングにより形成する。化学エッチングは、公知の方法でよく、たとえば、金属支持基板11をエッチングレジストとして、アルカリエッチングする。
これにより、外部側端子18(膨出部20以外の部分)の下面が露出され、外部側端子18は、上下方向に投影したときに、金属支持基板11、ベース絶縁層12から下面が露出され、カバー絶縁層14から上面が露出されるフライングリードとして形成される。
外部側端子18における膨出部20が形成されていない部分の下面と、膨出部20の下面との段差D(図2参照)は、例えば、1〜8μm、好ましくは、1〜5μmである。
また、段差Dは、ベース絶縁層12の厚みに対して、例えば、80%以下、好ましくは、50%以下、より好ましくは、10〜30%である。
また、外部側端子18の長手方向長さは、例えば、300〜3000μm、好ましくは、500〜2000μmであり、外部側端子18の幅方向長さは、例えば、30〜300μm、好ましくは、50〜150μmであり、各外部側端子18間の間隔は、例えば、10〜200μm、好ましくは、12〜100μmである。
また、膨出部20の長手方向長さは、例えば、240〜2400μm、好ましくは、400〜1600μmであり、膨出部20の幅方向長さは、例えば、10〜280μm、好ましくは、30〜130μmである。
また、上下方向に投影したときの、膨出部20の面積は、外部側端子18の下面22の面積に対して、例えば、10〜90%、好ましくは、20〜50%である。
次いで、この方法では、必要により、ヘッド側端子17および外部側端部18をめっきする。
めっき方法や、めっきに用いる金属は、特に制限されず、例えば、電解ニッケルめっきと電解金めっきとを順次行なうことにより、ニッケルめっき層と金めっき層とを積層する。
なお、ニッケルめっき層および金めっき層の厚みは、いずれも、好ましくは、1〜5μm程度である。
これにより、回路付サスペンション基板1が製造される。
そして、回路付サスペンション基板1は、図1および図2に示すように、中継基板10に対して、上から重ね合わせるようにして接続される。
なお、中継基板10は、長手方向に延びる略平帯状に形成され、ベース絶縁層30と導体パターン32とを備えている。
ベース絶縁層30は、回路付サスペンション基板1のベース絶縁層12と同様の樹脂材料から形成されている。
導体パターン32は、回路付サスペンション基板1の導体パターン13と同様の導体材料から形成され、回路付サスペンション基板1の外部側端子18に対応する複数(4つ)の外部端子としての接続端子31を有している。
回路付サスペンション基板1と中継基板10とを接続するには、図2および図3に示すように、まず、各外部側端子18の膨出部20の下面と、各接続端子31の上面とが接触されるように、回路付サスペンション基板1を、中継基板10に対して、上から接触させる。つまり、各外部側端子18の下面22は、接続端子31側へ露出される露出面として作用する。
次いで、外部側端子18の上面に、ボンディングツールBを接触させ、下方へ向かって押圧しながら、超音波振動を加える。
これにより、回路付サスペンション基板1の外部側端子18と、中継基板10の接続端子31とを接続する。
この回路付サスペンション基板1によれば、中継基板10の接続端子31に接触される外部側端子18の下面22には、接続端子31との接触方向(すなわち下方)へ向かって膨出する膨出部20が形成されている。
そのため、ボンディングツールBによって外部側端子18が接続端子31に向かって押圧されたときには、膨出部20(特に、膨出部20の長手方向両端部および幅方向両端部において段が形成されている段部21)において、外部側端子18が接続端子31に強く押圧される。これにより、膨出部20において、外部側端子18の接続端子31に対する十分な接続を確保することができる。
その結果、ボンディングツールBの押圧力を大きくしなくても、外部側端子18を接続端子31に対して十分に接続することができる。
1 回路付サスペンション基板
12 ベース絶縁層
13 導体パターン
18 外部側端子
20 膨出部
22 下面
31 接続端子
D 段差

Claims (3)

  1. ベース絶縁層と、
    前記ベース絶縁層の上に積層される導体パターンと、
    前記ベース絶縁層の上に、前記導体パターンを被覆するように積層されるカバー絶縁層とを備え、
    前記導体パターンは、前記ベース絶縁層、前記導体パターンおよび前記カバー絶縁層の積層方向に投影したときに、前記ベース絶縁層および前記カバー絶縁層から露出される端子部を備え、
    前記端子部は、
    外部端子側に露出される露出面と、
    前記露出面前記外部端子との接触方向へ向かって膨出するように、前記外部端子との接触方向へ凹む膨出部とが形成されており、
    前記膨出部は、前記積層方向と直交する方向の周端部において、段部を有する
    ことを特徴とする、配線回路基板。
  2. 前記膨出部は、前記ベース絶縁層の前記積層方向長さに対して、80%以下の段差を有していることを特徴とする、請求項1に記載の配線回路基板。
  3. 前記積層方向に投影したときに、前記膨出部の面積は、前記露出面の面積に対して、10〜90%であることを特徴とする、請求項1または2に記載の配線回路基板。
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