JP6428770B2 - 多線巻線方法及び多線巻線装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明に係る巻線方法により製造されるコイル部品1の一例であり、ここでは2ラインコモンモードチョークコイルの例を示す。本コイル部品1は磁性体からなるコア2を備えている。コア2は、その中央部に巻芯部3を有し、軸方向両端部に一対の鍔部4,5を有している。巻芯部3は上下面および両側面を有する直方体状をしており、その巻芯部3の周面に2本のワイヤ10,11が並列に巻回されている。なお、図1ではコア2の軸方向をY軸とし、それと垂直な水平方向をX軸、鉛直方向をZ軸としてある。
(1)隣接する電極にワイヤが近接もしくは接触することがないので、絶縁信頼性が高い。
(2)電極の電極面積が略均一のため、圧着品位および電極固着力を安定して確保できる。
(3)巻き幅を有効的に使えるため、巻き数が稼げ、L値が取り易い。
(4)ワイヤ10の終線部10bを無理に屈曲させないので、断線や傷付きなどのダメージが少ない。
(5)ワイヤ10の終線部10bは、巻き終わり位置3bから直線状に延び、電極7aの内側縁近傍で折り曲げられた直後に電極7aに固定されているので、ワイヤ10に弛みが発生しない。
図3は、前述の巻線型コイル部品1にワイヤ10、11を巻回するための巻線装置の一例を示す。この巻線装置20は、大略、スピンドルチャック21と、支持台30と、2本のワイヤ10、11を繰り出すノズル40、41とを備える。ここで、スピンドルチャック21と支持台30との対向方向(コア軸線方向)をY軸とし、それと直交方向(水平方向)をX軸とし、鉛直方向をZ軸とする。
ここで、上記構成からなる巻線装置20の動作について、図4〜図6を参照して説明する。図4は第1工程を示す。第1工程では、スピンドルチャック21のチャック部22a,23aがコア2の鍔部4の両側面を、電極6a〜7bが上側を向くように把持する。ノズル40、41から繰り出されたワイヤ10、11の一端部をワイヤクランプ25に固定し、ワイヤ10、11をそれぞれフッキングピン26a、26bに引っ掛けた状態で、ノズル40、41をコア2上へY軸方向に移動させる。つまり、ワイヤ10、11の始線部10a,11aを一端側鍔部4の外側から内側へと導くことで、始線部10a,11aを電極6a、6b上にY軸方向に配置する。この状態で、ヒータチップ45を降下させ、始線部10a,11aを電極6a、6bに接続する。接続後、ヒータチップ45は再び上昇する。
図8は、コイル部品の第2実施例を示す。このコイル部品1Bは、本発明を3ラインコモンモードチョークコイルに適用した例を示し、図1と同一又は対応する部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。コア2の鍔部4,5の実装面側には3個の脚部が形成され、その表面にそれぞれ電極6a〜6c、7a〜7cが形成されている。そのため、電極6a〜6cの間には溝部4a,4bが形成され、電極7a〜7cの間には溝部5a,5bが形成されている。巻芯部3の周面には3本のワイヤ10、11、12が並列に巻回されている。ワイヤ10の始線部10aは電極6aに接続され、ワイヤ11の始線部11aは電極6bに接続され、ワイヤ12の始線部12aは電極6cに接続されている。各電極6a〜6cに対するワイヤ10、11、12の始線部10a,11a,12aの接続方向、つまり接続部10a1、11a1、12a1の方向はほぼコア軸線方向とされている。始線部11aの配線部11a2は接続部11a1に対して横方向に折り曲げられ、始線部12aの配線部12a2は接続部12a1に対して横方向に折り曲げられている。そのため、ワイヤ11の始線部11aが異なる電位の電極6aに接触するのが防止され、ワイヤ12の始線部12aが異なる電位の電極6bに接触するのが防止される。電極6a〜6cに対するワイヤ10、11、12の始線部10a,11a,12aの接続方法は、2ラインコモンモードチョークコイルについて説明した図4と同様であり、ワイヤ10〜12の始線部10a〜12aを一端側鍔部4の外側から内側へと導くことで、始線部10a〜12aを電極6a〜6c上にほぼコア軸線方向に配置できる。
図12は、3ラインコモンモードチョークコイルの他の例1Cを示す。図8に示す3ラインコモンモードチョークコイルの場合には、電極6a〜6c、7a〜7cが鍔部4、5の外側面から内側面まで連続的に形成されていたが、この実施例では、鍔部4、5の内側部(巻芯部側の側部)に電極を持たないスペーサ部4c,5cが形成されている。さらにこの実施例では、2つの溝部5a、5bのうち巻き終わり位置3bから遠い位置にある溝部5aにのみ挿入される1本の凸部を有するワイヤ引っ掛け具38を使用している。この場合には、ワイヤ10の終線部10bだけがワイヤ引っ掛け具38によって横方向に折り曲げられるため、ワイヤ10の終線部10bと電位の異なる電極7bとの距離δ1を確保できる。特に、鍔部5の内側部(巻芯部側の側部)にスペーサ部5cが設けられているので、ワイヤ10の終線部10bの折り曲げポイントを電極7aからY軸方向に離すことができ、ワイヤ10の終線部10bと電極7bとの距離δ1を拡大できる。
図13は、3ラインコモンモードチョークコイルのさらに他の例1Dを示す。この実施例は、鍔部4、5と巻芯部3との間に、巻芯部3より広幅でかつ同じ厚みのスペーサ部4d,5dを形成したものである。スペーサ部4dによって巻芯部3の巻き始め位置3aを電極6a〜6cからY軸方向に離間させることができ、始線部11a、12aと電位の異なる電極6a、6bとのショートを抑制できる。同様に、スペーサ部5dによって巻芯部3の巻き終わり位置3bを電極7a〜7cからY軸方向に離間させることができるので、終線部10b、11bと電位の異なる電極7b、7cとのショートを抑制できる。図13では、2本のワイヤ10、11の終線部10b、11bを横方向に折り曲げたが、図12と同様に、中央のワイヤ11の終線部11bを横方向に折り曲げずに電極7bと接続してもよい。なお、図13では、鍔部4、5の頂面にのみ電極6a〜6c、7a〜7cを設けた例を示したが、脚部の周囲にも電極を設けてもよいことは勿論である。
図14は、3ラインコモンモードチョークコイルのさらに他の例1Eを示す。この実施例では、鍔部4、5と巻芯部3との間に、電極6a〜6c、7a〜7cが形成された頂面から巻芯部3の上面に向かって傾斜したスペーサ部4e、5eを形成したものである。スペーサ部4dによって巻芯部3の巻き始め位置3aを電極6a〜6cからY軸方向に離間させることができ、始線部11a、12aと電位の異なる電極6a、6bとのショートの発生リスクを低減できる。同様に、スペーサ部5dによって巻芯部3の巻き終わり位置3bを電極7a〜7cからY軸方向に離間させることができるので、終線部10b、11bと電位の異なる電極7b、7cとのショートの発生リスクを低減できる。図14では、2本のワイヤ10、11の終線部10b、11bを横方向に折り曲げたが、図12と同様に、中央のワイヤ11の終線部11bを横方向に折り曲げずに電極7bと接続してもよい。また、図14では鍔部4、5の頂面にのみ電極6a〜6c、7a〜7cを設けたが、スペーサ部4e,5eの一部にも電極を設けてもよいことは勿論である。
図15は本発明をパルストランスに適用した例を示す。図15の(a)は平面図、(b)は側面図である。このパルストランス1Fは、コア2の一端側鍔部4の実装面に4個の電極6a〜6dを有し、他端側鍔部5の実装面に4個の電極7a〜7dを有している。中央の2つの電極6b,6cの間、及び7b,7cの間に、それぞれ溝部4a,5aが形成されている。まず最初に、2本のワイヤ10、11の始線部10a,11aが電極6b,6dにコア軸線方向に接続され、ワイヤ10、11が巻芯部3に例えば反時計周り方向に巻回される。巻回終了後、鍔部5の溝部5aにワイヤ引っ掛け具39が挿入され、ワイヤ10の終線部10bが電極7aにコア軸線方向に接続されると共に、ワイヤ11の終線部11bがワイヤ引っ掛け具39の先端の一方の縁部によって横方向に折り曲げられ、電極7cに斜め方向に接続される。
図16は、鍔部4、5の幅寸法と巻芯部3の幅寸法とがほぼ同じコア2を用いた2ラインコモンモードチョークコイル1Gの例を示す。図1と同一又は対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この場合には、ワイヤ10、11の始線部10a、11aは図1と同様に電極6a、6bに対してコア軸線方向に接続されるが、ワイヤ10、11の終線部10b,11bは共に電極7a,7bにコア軸線方向に対して斜め方向に接続されている。ワイヤ10の終線部10bが電極7aに対して斜め方向に接続される理由は、上述の実施例と同様にワイヤ引っ掛け具による折り曲げに起因するものであるが、ワイヤ11の終線部11bが電極7bに対して斜め方向に接続される理由は、巻芯部3の巻き終わり位置3bと電極7bの中心とが、幅方向(X方向)にオフセットしているからである。
2 コア
3 巻芯部
4、5 鍔部
4a,4b,5a,5b 溝部
4c,4d,4e、5c,5d,5e スペーサ部
6a,6b,6c,7a,7b,7c 電極
10、11、12 ワイヤ
10a、11a、12a 始線部
11a1、12a1 接続部
11a2、12a2 配線部
10b、11b、12b 終線部
10b1、11b1 接続部
10b2、11b2 配線部
20 巻線装置
21 スピンドルチャック
24 サーボモータ
30 支持台
33 シリンダ(ワイヤ引っ掛け具作動装置)
34〜39 ワイヤ引っ掛け具
40、41 ノズル
Claims (8)
- コアの巻芯部に複数のワイヤを巻回してコイル部品を形成する多線巻線方法であって、前記コアの軸方向一端側と他端側にそれぞれ鍔部を有し、各鍔部にそれぞれワイヤと接続される複数の電極が溝部を間にして形成され、かつ前記電極の間の鍔部の位置に溝部が形成された、多線巻線方法において、
前記複数のワイヤの始線部を前記コアの一端側鍔部の外側から内側へと導き、それぞれのワイヤの始線部を一端側鍔部の電極上へ配置して接続するステップと、
前記複数のワイヤを前記コアの軸方向に対して横方向へ導き、前記巻芯部に前記複数のワイヤを一緒に巻回するステップと、
ワイヤ引っ掛け具を、その先端部が前記コアの他端側鍔部の内側面と同一位置又はそれより巻芯部側の位置になるように、前記他端側鍔部の溝部に挿入するステップと、
前記複数のワイヤの終線部を前記コアの他端側鍔部の内側から外側へと導くとともに、前記ワイヤ引っ掛け具の先端部に前記複数のワイヤのうちの1本を除く他の少なくとも1本の終線部を引っ掛けて、当該ワイヤを張力を保ったまま折り曲げるステップと、
前記複数のワイヤの終線部を対応する他端側鍔部の電極上へ配置して接続するステップと、を備えた多線巻線方法。 - 前記ワイヤ引っ掛け具をその先端部が前記他端側鍔部の内側面より巻芯部側に突出するように挿入することを特徴とする、請求項1に記載の多線巻線方法。
- コアの巻芯部に複数のワイヤを巻回してコイル部品を形成する多線巻線装置であって、前記コアの軸方向一端側と他端側にそれぞれ鍔部を有し、各鍔部にそれぞれワイヤと接続される複数の電極が溝部を間にして形成され、かつ前記電極の間の鍔部の位置に溝部が形成された、多線巻線装置において、
前記ワイヤをそれぞれ供給する複数のノズルと、
前記複数のノズルを移動させる移動機構と、
前記コアをその軸心周りに回転させる回転機構と、
前記ワイヤを前記電極に接続する接合手段と、
前記コアの他端側鍔部の溝部に挿入されるワイヤ引っ掛け具と、
前記ワイヤ引っ掛け具を作動させる作動装置と、を備え、
ノズルにより前記複数のワイヤの始線部を前記コアの一端側鍔部の外側から内側へと導き、それぞれのワイヤを一端側鍔部の電極上へ配置して前記接合手段により接続し、
前記複数のワイヤを前記コアの軸方向に対して横方向へ導くと共に、前記コアを回転させて前記巻芯部に前記複数のワイヤを一緒に巻回し、
ワイヤ引っ掛け具を、その先端部が前記コアの他端側鍔部の内側面と同一位置又はそれより巻芯部側の位置になるように、前記他端側鍔部の溝部に挿入し、
前記ノズルにより前記複数のワイヤの終線部を前記コアの他端側鍔部の内側から外側へと導くとともに、前記ワイヤ引っ掛け具の先端部に前記複数のワイヤのうちの1本を除く他の少なくとも1本の終線部を引っ掛けて、当該ワイヤを張力を保ったまま折り曲げ、
前記複数のワイヤの終線部を対応する他端側鍔部の電極上へ配置して前記接合手段により接続する、ことを特徴とする多線巻線装置。 - 前記ワイヤ引っ掛け具をその先端部が前記他端側鍔部の内側面より巻芯部側に突出するように挿入することを特徴とする、請求項3に記載の多線巻線装置。
- 前記ワイヤ引っ掛け具の作動装置は、前記ワイヤ引っ掛け具を前記コアの軸方向と平行に前後移動させることを特徴とする請求項3又は4に記載の多線巻線装置。
- 前記コアの一端側及び他端側の鍔部にはそれぞれ3個の電極が形成され、これら電極の間の鍔部の部位にそれぞれ2個の溝部が形成され、
前記ワイヤ引っ掛け具には他端側鍔部の2個の溝部にそれぞれ挿入される2本の凸部が設けられ、
前記凸部の先端で3本のワイヤのうちの2本のワイヤを折り曲げる、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の多線巻線装置。 - 前記コアの一端側及び他端側の鍔部にはそれぞれ3個の電極が形成され、これら電極の間の鍔部の部位にそれぞれ2個の溝部が形成され、
前記ワイヤ引っ掛け具には、他端側鍔部の2個の溝部のうち、前記巻芯部の巻き終わり位置から遠い位置にある溝部にのみ挿入される1本の凸部が設けられ、
前記凸部の先端で3本のワイヤのうちの1本のワイヤを折り曲げる、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の多線巻線装置。 - 前記回転機構は、前記コアの一端側鍔部をチャックして回転させるよう構成され、
前記ワイヤ引っ掛け具及び前記作動装置は、前記回転機構とは別の固定部に設けられていることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の多線巻線装置。
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