JP6422355B2 - アライメント方法 - Google Patents

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Description

本発明は、板状の被加工物を加工する際に加工位置を調整するためのアライメント方法に関する。
分割予定ラインで区画された表面側の各領域に電子デバイスが設けられたセラミックス基板や樹脂基板は、例えば、切削用の切削ブレードやレーザー照射用の照射ユニットを備える加工装置で加工されて、各電子デバイスに対応する複数のチップへと分割される。
ところで、セラミックス基板や樹脂基板等の被加工物は、製造時の熱等によって僅かに変形している可能性がある。変形した被加工物を設計値通りに加工すると、電子デバイスは破損する。
そこで、各分割予定ラインに対応する識別用のマーク(アライメントマーク)を被加工物に設け、被加工物が変形しても分割予定ラインを特定できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−33295号公報
しかしながら、必ずしも全てのアライメントマークを均一且つ鮮明に形成できるわけではない。アライメントマークが均一且つ鮮明に形成されておらず、加工装置でアライメントマークを適切に検出できない場合には、通常、加工装置を停止させてオペレータの手作業で加工位置を特定しなくてはならない。
このように、従来のアライメント方法には、アライメントマークを適切に検出できない場合に生産性が大幅に低下するという問題があった。本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生産性の低下を抑制できるアライメント方法を提供することである。
本発明によれば、複数の第1分割予定ライン及び該第1分割予定ラインと交差する複数の第2分割予定ラインによって区画された各領域にデバイスが形成された被加工物の、該各領域に対応して配置されたアライメントマークを検出し、該第1分割予定ラインの位置を特定するアライメント方法であって、チャックテーブルで保持した第1被加工物を撮像し、該第1分割予定ラインに対応した該アライメントマークのパターンと、該アライメントマークの位置と、該アライメントマークに対する該第1分割予定ラインの位置関係と、を記憶する記憶ステップと、該記憶ステップを実施した後、該チャックテーブルで第1被加工物に対応した第2被加工物を保持する保持ステップと、該保持ステップを実施した後、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークの位置を撮像し、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークのパターンに対応する第2被加工物の該アライメントマークを検出する検出ステップと、該検出ステップを実施した後、検出された第2被加工物の該アライメントマークの位置と、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークに対する該第1分割予定ラインの位置関係と、に基づいて、第2被加工物の該第1分割予定ラインの位置を特定する特定ステップと、を備え、該検出ステップでは、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークの位置で第2被加工物の該アライメントマークを検出できない場合、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークの位置から該第1分割予定ラインの延在する方向に沿って第2被加工物の中央側に離れた位置を撮像することで、第2被加工物の中央側に隣接し該記憶ステップで記憶した該アライメントマークのパターンに対応する別の該アライメントマークを検出することを特徴とするアライメント方法が提供される。
本発明に係るアライメント方法では、記憶ステップで記憶した所定の位置でアライメントマークを検出できない場合に、分割予定ラインの延在する方向に沿って隣接する別のアライメントマークを検出するので、アライメントマークの検出可能性を高めて生産性の低下を抑制できる。
本実施形態に係るアライメント方法が使用される加工装置を模式的に示す斜視図である。 登録用の被加工物を模式的に示す平面図である。 処理用の被加工物を模式的に示す平面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態に係るアライメント方法は、記憶ステップ(図2参照)、保持ステップ、検出ステップ(図3参照)、及び特定ステップを含む。
記憶ステップでは、登録用の被加工物(第1被加工物)を加工装置のチャックテーブルに保持させてカメラで撮像し、アライメントマークの位置と、アライメントマークに対する分割予定ライン(ストリート)の位置関係と、を記憶する。保持ステップでは、処理用の被加工物(第2被加工物)をチャックテーブルに保持させる。
検出ステップでは、記憶ステップで記憶したアライメントマークの位置をカメラで撮像し、処理用の被加工物のアライメントマークを検出する。このとき、記憶ステップで記憶したアライメントマークの位置でアライメントマークを検出できない場合には、分割予定ラインの延在する方向に沿って処理用の被加工物の中央側に隣接する別の位置でアライメントマークを検出する。
特定ステップでは、処理用の被加工物のアライメントマークが検出された位置と、記憶ステップで記憶したアライメントマークに対する分割予定ラインの位置関係と、に基づいて処理用の被加工物の分割予定ラインの位置を特定する。以下、本実施形態に係るアライメント方法について詳述する。
まず、本実施形態に係るアライメント方法が使用される加工装置について説明する。図1は、本実施形態に係るアライメント方法が使用される加工装置を模式的に示す斜視図である。なお、本実施形態では、被加工物を切削ブレードで加工する加工装置(切削装置)について説明するが、本発明のアライメント方法は、被加工物にレーザー光線を照射する加工装置(レーザー加工装置)等で使用されても良い。
図1に示すように、加工装置2は、各構造を支持する基台4を備えている。基台4の上面には、X軸方向(前後方向、加工送り方向)に長い矩形状の開口4aが形成されている。この開口4a内には、X軸移動テーブル6、X軸移動テーブル6をX軸方向に移動させるX軸移動機構(不図示)、及びX軸移動機構を覆う防塵防滴カバー8が設けられている。
X軸移動機構は、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール(不図示)を備えており、X軸ガイドレールには、X軸移動テーブル6がスライド可能に設置されている。X軸移動テーブル6の下面側には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、X軸ガイドレールと平行なX軸ボールネジ(不図示)が螺合されている。
X軸ボールネジの一端部には、X軸パルスモータ(不図示)が連結されている。X軸パルスモータでX軸ボールネジを回転させることで、X軸移動テーブル6はX軸ガイドレールに沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル6上には、板状の被加工物11を吸引保持するチャックテーブル10が設けられている。図2は、本実施形態で使用される登録用の被加工物(第1被加工物)11aを模式的に示す平面図であり、図3は、処理用の被加工物(第2被加工物)11bを模式的に示す平面図である。
図2及び図3に示すように、被加工物11(登録用の被加工物11a、処理用の被加工物11b)は、例えば、矩形状のセラミックス基板や樹脂基板、半導体基板等であり、表面A側は、格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)13で複数の領域に区画されている。
具体的には、被加工物11の表面A側は、第1の方向D1に延在する複数の分割予定ライン13(第1分割予定ライン13a,13b等)と、第1の方向D1と交差する第2の方向D2に延在する複数の分割予定ライン13(第2分割予定ライン13c等)とで複数の領域に区画されている。
各領域には、IC、LED等のデバイス15が設けられている。また、各デバイス15内には、特徴的な形状のアライメントマーク17が配置されている。一方、図1に示すように、被加工物11の裏面側には、粘着テープ21が貼着されており、粘着テープ21の外周部分には、環状のフレーム23が固定されている。
チャックテーブル10の表面(上面)は、粘着テープ21を介して被加工物11を吸引保持する保持面10aとなっている。この保持面10aは、チャックテーブル10の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)と接続されている。
チャックテーブル10の下方には、回転機構(不図示)が設けられており、チャックテーブル10は、この回転機構によってZ軸方向(鉛直方向)に平行な回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル10は、上述のX軸移動機構でX軸方向に加工送りされる。さらに、チャックテーブル10の周囲には、環状のフレーム23を四方から挟持固定する4個のクランプ12が設けられている。
基台4の上面には、被加工物11を切削する切削ユニット14を支持する門型の支持構造16が、開口4aを跨ぐように配置されている。支持構造16の前面上部には、切削ユニット14をY軸方向(割り出し送り方向)及びZ軸方向(鉛直方向)に移動させる切削ユニット移動機構18が設けられている。
切削ユニット移動機構18は、支持構造16の前面に配置されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール20を備えている。Y軸ガイドレール20には、切削ユニット移動機構18を構成するY軸移動プレート22がスライド可能に設置されている。
Y軸移動プレート22の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール20と平行なY軸ボールネジ24が螺合されている。Y軸ボールネジ24の一端部には、Y軸パルスモータ(不図示)が連結されている。Y軸パルスモータでY軸ボールネジ24を回転させれば、Y軸移動プレート22は、Y軸ガイドレール20に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動プレート22の表面(前面)には、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール26が設けられている。Z軸ガイドレール26には、Z軸移動プレート28がスライド可能に設置されている。
Z軸移動プレート28の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール26と平行なZ軸ボールネジ30が螺合されている。Z軸ボールネジ30の一端部には、Z軸パルスモータ32が連結されている。Z軸パルスモータ32でZ軸ボールネジ30を回転させれば、Z軸移動プレート28は、Z軸ガイドレール26に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート28の下部には、被加工物11を切削する切削ユニット14が設けられている。切削ユニット14と隣接する位置には、被加工物11の表面A側を撮像するカメラ34が設置されている。切削ユニット移動機構18で、Y軸移動プレート22をY軸方向に移動させれば、切削ユニット14及びカメラ34は割り出し送りされ、Z軸移動プレート28をZ軸方向に移動させれば、切削ユニット14及びカメラ34は昇降する。
切削ユニット14は、Y軸方向に平行な回転軸を構成するスピンドル(不図示)の一端側に装着された円環状の切削ブレード36を備えている。スピンドルの他端側にはモータ等の回転機構(不図示)が連結されており、切削ブレード36は、この回転機構によって回転する。
本実施形態に係るアライメント方法では、まず、登録用の被加工物11aを用いてアライメントマーク17の位置と、アライメントマーク17に対する分割予定ライン13の位置関係と、を記憶する記憶ステップを実施する。
記憶ステップでは、まず、登録用の被加工物11aの裏面側とチャックテーブル10の保持面10aとが粘着テープ21を挟んで対面するように、被加工物11aをチャックテーブル10に載置する。次に、クランプ12でフレーム23を把持し、保持面10aに吸引源の負圧を作用させる。これにより、被加工物11aは、表面A側が上方に露出した状態でチャックテーブル10に吸引保持される。
被加工物11aをチャックテーブル10に吸引保持させた後には、各分割予定ライン13の両端近傍の領域をカメラ34で撮像し、各分割予定ライン13の両端部に配置されたアライメントマーク17を含む撮像画像を形成する。これにより、例えば、第1分割予定ライン13aの両端部に位置するアライメントマーク17a,17bを含む撮像画像や、第1分割予定ライン13bの両端部に位置するアライメントマーク17c,17eを含む撮像画像等が形成される。
撮像画像を形成した後には、各アライメントマーク17のパターン(形状)及び位置(座標)を加工装置2のメモリ(不図示)に記憶する。具体的には、アライメントマーク17を含む各撮像画像の一部(又は全部)を、パターンマッチングに使用するパターン画像として記憶する。また、撮像時のチャックテーブル10とカメラ34との位置(座標)を基準に、各アライメントマーク17(パターン画像)の位置(座標)を記憶する。
さらに、各アライメントマーク17に対する分割予定ライン13の位置関係を加工装置2のメモリに記憶する。具体的には、例えば、各アライメントマーク17(パターン画像)に対する分割予定ライン13の距離等を記憶する。各アライメントマーク17に対する分割予定ライン13の距離等としては、オペレータが加工装置2上で測定する実測値や、被加工物11の設計値等が使用される。
なお、本実施形態では、各分割予定ライン13の両端部に位置するアライメントマーク17に関してのみ、パターン(形状)、位置(座標)、位置関係(距離等)を記憶しているが、本発明の記憶ステップはこれに限定されない。例えば、各分割予定ライン13に対応する全てのアライメントマーク17に関して、パターン(形状)、位置(座標)、位置関係(距離等)を記憶しても良い。
記憶ステップを実施した後には、実際に加工される処理用の被加工物11bをチャックテーブル10で保持する保持ステップを実施する。保持ステップでは、まず、処理用の被加工物11bの裏面側とチャックテーブル10の保持面10aとが粘着テープ21を挟んで対面するように、被加工物11bをチャックテーブル10に載置する。
より具体的には、登録用の被加工物11aが載置された位置と同等の位置に処理用の被加工物11bを載置する。ここで、同等の位置とは、後述する検出ステップにおいて、隣接するアライメントマーク17を誤って検出しない程度に近接した位置をいう。
その後、クランプ12でフレーム23を把持し、保持面10aに吸引源の負圧を作用させる。これにより、被加工物11bは、被加工物11aと同等の位置において表面A側が上方に露出した状態でチャックテーブル10に吸引保持される。
保持ステップを実施した後には、処理用の被加工物11bのアライメントマーク17を検出する検出ステップを実施する。検出ステップでは、まず、記憶ステップで記憶したアライメントマーク17の位置をカメラ34で撮像し、被加工物11bの撮像画像を形成する。
撮像画像を形成した後には、パターンマッチングを実施して、撮像画像に含まれる被加工物11bのアライメントマーク17を検出する。すなわち、記憶ステップで記憶したパターン画像との相関が最も強いパターンを被加工物11bのアライメントマーク17として検出し、位置(座標)を割り出す。
検出ステップを実施した後には、被加工物11bの分割予定ライン13の位置を特定する特定ステップを実施する。特定ステップでは、検出ステップで検出された被加工物11bのアライメントマーク17の位置(座標)と、記憶ステップで記憶したアライメントマーク17に対する分割予定ライン13の位置関係(距離等)と、から被加工物11bの分割予定ライン13の位置を特定する。
図3に示すように、被加工物11bの第1分割予定ライン13aに対応するアライメントマーク17a,17bは、均一且つ鮮明に形成されている。よって、検出ステップでアライメントマーク17a,17bを検出し、特定ステップで被加工物11bの第1分割予定ライン13aの位置を特定できる。
一方、被加工物11bの第1分割予定ライン13bに対応するアライメントマーク17eは、均一且つ鮮明に形成されているが、アライメントマーク17cの一部は欠けている。そのため、検出ステップでアライメントマーク17eを検出することはできるが、アライメントマーク17cを検出することはできない。
そこで、このような場合には、分割予定ライン13の延在する方向に沿って被加工物11bの中央側に隣接する別のアライメントマーク17を検出する。すなわち、図3に示す被加工物11bでは、アライメントマーク17cから第1分割予定ライン13bの延在する方向に沿って被加工物11bの中央側に離れた領域をカメラ34で撮像し、隣接するアライメントマーク17dを検出する。カメラ34で撮像する領域は、被加工物11の設計値等に基づいて決定できる。
これにより、第1分割予定ライン13bの位置を特定するために必要な2個のアライメントマーク17d,17dの位置を割り出すことができる。そのため、加工装置2を停止することなく特定ステップを実施して、被加工物11bの第1分割予定ライン13bの位置を特定できる。
以上のように、本実施形態に係るアライメント方法では、記憶ステップで記憶したアライメントマーク17の位置で被加工物(第2被加工物)11bのアライメントマーク17を検出できない場合に、分割予定ライン13の延在する方向に沿って被加工物11bの中央側に隣接する別のアライメントマーク17を検出することで、アライメントマーク17の検出可能性を高めて生産性の低下を抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、平面視で矩形状の被加工物11を用いているが、被加工物11は平面視で円形に形成されても良い。
また、上記実施形態では、各デバイス15内にアライメントマーク17を配置しているが、アライメントマーク17は分割予定ライン13の交差点近傍等に配置されても良い。また、上記実施形態では、主に第1分割予定ライン13a,13b等の位置を特定する手順について説明しているが、本発明はこれに限定されない。第2分割予定ライン13c等の位置も同様の手順で特定できる。
その他、上記実施形態に係る構成、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 登録用の被加工物(第1被加工物)
11b 処理用の被加工物(第2被加工物)
13 分割予定ライン(ストリート)
13a,13b 第1分割予定ライン
13c 第2分割予定ライン
15 デバイス
17,17a,17b,17c,17d,17e アライメントマーク
A 表面
D1 第1の方向
D2 第2の方向
2 加工装置
4 基台
4a 開口
6 X軸移動テーブル
8 防塵防滴カバー
10 チャックテーブル
10a 保持面
12 クランプ
14 切削ユニット
16 支持構造
18 切削ユニット移動機構
20 Y軸ガイドレール
22 Y軸移動プレート
24 Y軸ボールネジ
26 Z軸ガイドレール
28 Z軸移動プレート
30 Z軸ボールネジ
32 Z軸パルスモータ
34 カメラ
36 切削ブレード

Claims (1)

  1. 複数の第1分割予定ライン及び該第1分割予定ラインと交差する複数の第2分割予定ラインによって区画された各領域にデバイスが形成された被加工物の、該各領域に対応して配置されたアライメントマークを検出し、該第1分割予定ラインの位置を特定するアライメント方法であって、
    チャックテーブルで保持した第1被加工物を撮像し、該第1分割予定ラインに対応した該アライメントマークのパターンと、該アライメントマークの位置と、該アライメントマークに対する該第1分割予定ラインの位置関係と、を記憶する記憶ステップと、
    該記憶ステップを実施した後、該チャックテーブルで第1被加工物に対応した第2被加工物を保持する保持ステップと、
    該保持ステップを実施した後、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークの位置を撮像し、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークのパターンに対応する第2被加工物の該アライメントマークを検出する検出ステップと、
    該検出ステップを実施した後、検出された第2被加工物の該アライメントマークの位置と、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークに対する該第1分割予定ラインの位置関係と、に基づいて、第2被加工物の該第1分割予定ラインの位置を特定する特定ステップと、を備え、
    該検出ステップでは、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークの位置で第2被加工物の該アライメントマークを検出できない場合、該記憶ステップで記憶した該アライメントマークの位置から該第1分割予定ラインの延在する方向に沿って第2被加工物の中央側に離れた位置を撮像することで、第2被加工物の中央側に隣接し該記憶ステップで記憶した該アライメントマークのパターンに対応する別の該アライメントマークを検出することを特徴とするアライメント方法。
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