JP6413215B2 - 伝送端末及びプログラム - Google Patents
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Description
画像又は音声通信を行う伝送端末であって、
ユーザの生体情報を取得する第一取得部と、
取得された前記生体情報と関連付けられた前記ユーザの第一識別情報を、第一識別情報と、生体情報と、前記伝送端末がネットワークと接続を確立するために使用される複数の異なるネットワーク設定を含む第一設定情報とが、関連付けられて記憶される個人認証設定管理記憶部を参照することで特定する特定部と、
前記特定部において特定された前記第一識別情報と関連付けられた前記第一設定情報を読み込む読込部と、
読み込まれた前記第一設定情報に含まれる何れかのネットワーク設定を用いて前記伝送端末のネットワーク設定を設定する設定部と、
設定された前記ネットワーク設定を用いて前記ネットワークと接続し、前記伝送端末を識別する第二識別情報を含むログイン要求を、前記ネットワークを通じて伝送管理システムに送信する要求部と、
前記ログイン完了後、特定された前記第一識別情報を前記伝送管理システムに送信し、前記第一識別情報に関連付けられた前記伝送端末と通信可能な他の伝送端末の宛先情報を取得する第二取得部と、
を有する。
図1は、本発明の本実施形態に係る伝送システム1の概略図である。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。
図2は、本実施形態に係る伝送端末の外観図である。以下、伝送端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向およびY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図3は、本発明の本実施形態に係る伝送端末10のハードウェア構成図である。図3に示されているように、本実施形態の伝送端末10は、伝送端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、伝送端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、伝送端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、伝送端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
図4は、本発明の本実施形態に係る伝送管理システム50のハードウェア構成図である。伝送管理システム50は、伝送管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、本実施形態の伝送システム1を構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図5では、伝送端末10、中継装置30、及び伝送管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図5では省略されている。
伝送端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、最終絞込部16、表示制御部17、遅延検出部18、記憶・読出処理部19、入力部20、生体情報取得部21、認証部22、管理者設定管理部23及び個人設定管理部24を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された伝送端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、伝送端末10は、図3に示されているRAM103、及び図5に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
記憶部1000には、図7に示されているような個人認証設定管理テーブルによって構成されている個人認証設定管理DB(Data Base)1001が構築される。個人認証設定管理テーブルは、ユーザごとに付される個人IDと、ユーザの生体情報から抽出された、生体情報の特徴を表す認証用データの認証用データ名と、複数のネットワーク設定と、ネットワーク設定の番号と、表示に使用する言語の言語設定とを、関連付けて管理する。
また、記憶部1000は、管理者用設定情報1002を保持する。管理者用設定情報は、伝送端末10の管理者のみが設定可能な管理者用設定の設定内容を表す。管理者用設定は、図23に例示されるような設定画面を通じて設定される。管理者用設定情報は、例えば以下のような設定を含む。
−生体情報による認証が成功したユーザに対してのみ伝送端末を利用できるか否か。この設定を有効にすることにより、生体情報が登録されていないユーザによる、伝送端末10の不正利用を防止することができる。
−会議が終了した後、個人設定を登録されていないユーザに対して、個人設定を行うよう促す画面を表示するか否か。この設定を有効にすることにより、個人設定が登録されていいないユーザに対して、設定登録を促すことができる。
次に、図3及び図5を用いて、伝送端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、伝送端末10の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、伝送端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
中継装置30は、送受信部31、状態検知部32、データ品質確認部33、変更品質管理部34、データ品質変更部35、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された中継装置用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置30は、図4に示されているRAM203、及び/又は図4に示されているHD204によって構築される記憶部3000を有している。
記憶部3000には、図27に示されているような変更品質管理テーブルによって構成されている変更品質管理DB(Data Base)3001が構築される。変更品質管理テーブルでは、画像データの中継先(宛先)としての端末10のIPアドレス、及びこの中継先に中継装置30が中継する画像データの画質が関連付けられて管理される。
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
伝送管理システム50は、送受信部51、伝送端末認証部52、状態管理部53、伝送端末抽出部54、端末状態取得部55、一次絞込部56、セッション管理部57、品質決定部58、記憶・読出処理部59、遅延時間管理部60、個人ID発行部61、宛先リスト登録受付部62及び管理者認証部63を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、管理システム50は、図4に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。
記憶部5000には、図28に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30の中継装置ID毎に、各中継装置30の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が伝送管理システム50で受信された受信日時、中継装置30のIPアドレス、及び中継装置30における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図28に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置IDが「111a」の中継装置30aは、稼動状態が「オンライン」で、管理システム50で状態情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時00分」で、この中継装置30aのIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置30aにおける最大データ伝送速度が100Mbpsであることが示されている。
更に、記憶部5000には、図29に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、伝送管理システム50によって管理される全ての伝送端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図29に示されている端末認証管理テーブルにおいて、伝送端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
また、記憶部5000には、図30に示されているような伝送端末管理テーブルによって構成されている伝送端末管理DB5003が構築されている。この伝送端末管理テーブルでは、各伝送端末10の端末ID毎に、各伝送端末10を宛先とした場合の宛先名、各伝送端末10の稼動状態、後述のログイン要求情報が伝送管理システム50で受信された受信日時、及び伝送端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図30に示されている伝送端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の伝送端末10aaは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン(通話可能)」で、管理システム50でログイン要求情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時40分」で、この伝送端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
更に、記憶部5000には、図6に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通話の開始を要求する要求元端末のユーザに付された個人IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが関連付けられて管理される。例えば、図6に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、個人IDが「00001」であるユーザからテレビ会議における通話の開始を要求することができる宛先端末の候補の一例は、以下の通りである。
−端末IDが「01ab」の伝送端末10ab
−端末IDが「01ba」の伝送端末10ba
−端末IDが「01bb」の伝送端末10bb
−端末IDが「01ca」の伝送端末10ca
−端末IDが「01cb」の伝送端末10cb
−端末IDが「01da」の伝送端末10da
−端末IDが「01db」の伝送端末10db
宛先端末の候補は、例えばWeb等を通じて、ユーザからの登録又は削除の要請に応じて、更新される。
また、この記憶部5000には、図31に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、中継装置30を選択するためのセッションの実行に用いられる選択用セッションID毎に、画像データ及び音声データの中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間が示されている遅延情報を宛先端末から送られて来て管理システム50で受信された受信日時が関連付けられて管理される。例えば、図31に示されているセッション管理テーブルにおいて、選択用セッションID「se1」を用いて実行されたセッションで選択された中継装置30a(中継装置ID「111a」)は、端末IDが「01aa」の要求元端末(伝送端末10aa)と、端末IDが「01db」の宛先端末(伝送端末10db)との間で、画像データ及び音声データを中継しており、宛先端末(伝送端末10db)において「2009年11月10日の14時00分」時点における画像データの遅延時間が200(ms)であることが示されている。なお、2つの伝送端末10の間でテレビ会議を行う場合には、上記宛先端末ではなく要求元端末から送信されてきた遅延情報に基づいて、遅延情報の受信日時を管理してもよい。但し、3つ以上の伝送端末10の間でテレビ会議を行う場合には、画像データ及び音声データの受信側の伝送端末10から送信されてきた遅延情報に基づいて、遅延情報の受信日時を管理する。
更に、記憶部5000には、図32に示されているようなアドレス優先度管理テーブルによって構成されている優先度管理DB5006が構築されている。このアドレス優先度管理テーブルでは、任意の伝送端末10と任意の中継装置30において、一般的なIPv4におけるIPアドレスのうちの4組のドットアドレス(Dot Address)部分の「同」が多い程、アドレス優先度のポイントが高くなるように、ドットアドレスの同異とアドレス優先度とが関連付けられて管理される。この「同」は、ドットアドレス部分が同じであることを意味し、「異」は、ドットアドレス部分が異なることを意味する。例えば、図32に示されているアドレス優先度管理テーブルにおいて、ドットアドレスの上位から下位にかけて3つの値が同じIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「5」である。ドットアドレスの上位から下位にかけて2つの値が同じIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「3」である。この場合、最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度に関係ない。ドットアドレスの最上位の値が同じで、上位から2番目の値が異なるIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「1」である。この場合、上位から3番目及び最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度には関係ない。ドットアドレスの最上位の値が異なるIPアドレスの場合には、アドレス優先度のポイントが「0」である。この場合、上位から2番目、3番目、及び最下位のドットアドレスの値が同じであるか否かは優先度には関係ない。
また、記憶部5000に構築されている優先度管理DB5006には、図33に示されているような伝送速度優先度管理テーブルも含まれている。この伝送速度優先度管理テーブルでは、中継装置30における最大データ伝送速度(Mbps)の値が大きくなる程、伝送速度優先度のポイントが高くなるように、最大テータ伝送速度と伝送速度優先度とが関連付けられて管理される。例えば、図33に示されている伝送速度優先度管理テーブルにおいて、中継装置30における最大データ伝送速度が1000Mbps以上の場合には、伝送速度優先度のポイントが「5」である。中継装置30における最大データ伝送速度が100Mbps以上1000Mbps未満の場合には、伝送速度優先度のポイントが「3」である。中継装置30における最大データ伝送速度が10Mbps以上100Mbps未満の場合には、伝送速度優先度のポイントが「1」である。中継装置30における最大データ伝送速度が10Mbps未満の場合には、伝送速度優先度のポイントが「0」である。
更に、記憶部5000には、図34に示されているような品質管理テーブルによって構成されている品質管理DB5007が構築されている。この品質管理テーブルでは、要求元端末又は宛先端末における画像データの遅延時間(ms)が長い程、中継装置30で中継させる画像データの画質を下げるように、画像データの遅延時間と画像データの画質(画像の品質)とが関連付けられて管理される。
また、記憶部5000には、図8に示されているような管理者パスワード管理テーブルによって構成されている管理者パスワード管理DB5008が構築されている。この管理者パスワード管理テーブルでは、伝送端末IDと、該伝送端末IDに予め設定された管理者パスワードとが、関連付けられて管理される。
次に、伝送管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、伝送管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
次に、図9−図14を用いて、本発明の一実施形態における伝送端末10及び伝送管理システム50の処理フローと動作例を説明する。
図9は、伝送端末10が、あるユーザによる個人設定の登録を受け付ける処理を表すフローチャートである。
図10は、伝送端末10が、ユーザの個人用設定を適用し、そのユーザの宛先リストを表示する処理を表すフローチャートである。
図11は、伝送端末10が、会議終了後に個人用設定の登録を促す処理を表すフローチャートである。ここで、当該処理フローは、伝送端末10で会議が実行中の状態から、開始される。
次に、上述した、図9−図11の処理に対応する、システム全体の動作例を、図12−図14を用いて説明する。ここでは、個人設定を行っていないあるユーザが、伝送端末10aa(端末ID「01aa」)を使用する例を用いて、具体的に説明する。
最初に、図12を用いて、個人設定登録処理に係るシステム全体の動作例を説明する。
−ステップS410で取得した個人ID「00001」
−ステップS407で取得した、顔の画像から特徴を抽出して生成した認証用データのデータ名「00001a.jpg」
−ユーザによって入力された設定(ネットワーク設定1、2、デフォルトとして利用するネットワーク設定の番号、言語)
その後、伝送管理システム50の個人ID発行部61は、宛先リスト管理テーブル(図6)に、ステップS409で発行した個人IDのエントリを登録する(ステップS413)。個人IDを取得したユーザは、図25に例示される、Webブラウザの画面を通じて、宛先リストを登録又は編集することができる。
次に、図13を用いて、個人設定適用処理に係るシステム全体の動作例を説明する。
次に、図14を用いて、個人設定登録問合せ処理に係るシステム全体の動作例を説明する。本動作例は、個人IDを有さず、個人設定を行っていないユーザが、伝送端末10aaを用いて、会議を実行中であるものとして、説明を行う。
本実施形態における伝送端末10は、伝送端末10の起動後、生体情報を用いて、登録済みのユーザを識別することができ、そのユーザが予め登録した個人設定を自動的に反映させる事ができる。また、伝送端末10は、ユーザが事前に登録した、宛先の候補となる宛先リストを表示することができ、そのユーザが頻繁に使用する宛先端末を特定しやすくなる。さらに、伝送端末10は、生体情報を用いて、ユーザを認証することにより、不正なユーザによる伝送端末の使用を防ぐことが可能になる。
2 通信ネットワーク
10 伝送端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 ログイン要求部
14 撮像部
15a 音声入力部
15b 音声出力部
16 最終絞込部
17 表示制御部
18 遅延検出部
19 記憶・読出処理部
20 入力部
21 生体情報取得部
22 認証部
23 管理者設定管理部
24 個人設定管理部
30 中継装置
50 伝送管理システム50
61 個人ID発行部
62 宛先リスト登録受付部
63 管理者認証部
241 登録受付部
242 個人ID取得部
243 個人ID特定部
244 個人設定読込部
245 個人設定適用部
246 宛先リスト取得部
1000 記憶部
1001 個人認証設定管理DB
1002 管理者用設定情報
5000 記憶部
5008 管理者パスワード管理DB
Claims (10)
- 画像又は音声を伝送する伝送端末であって、
ユーザの生体情報を取得する第一取得部と、
取得された前記生体情報と関連付けられた前記ユーザを識別する第一識別情報を、第一識別情報と、生体情報と、前記伝送端末がネットワークと接続を確立するために使用される複数の異なるネットワーク設定を含む第一設定情報とが、関連付けられて記憶される個人認証設定管理記憶部を参照することで特定する特定部と、
前記特定部において特定された前記第一識別情報と関連付けられた前記第一設定情報を読み込む読込部と、
読み込まれた前記第一設定情報に含まれる何れかのネットワーク設定を用いて前記伝送端末のネットワーク設定を設定する設定部と、
設定された前記ネットワーク設定を用いて前記ネットワークと接続を確立し、前記伝送端末を識別する第二識別情報を含むログイン要求を、前記ネットワークを通じて伝送管理システムに送信する要求部と、
前記ログイン完了後、特定された前記第一識別情報を前記伝送管理システムに送信し、前記第一識別情報に関連付けられた前記伝送端末と通信可能な他の伝送端末の宛先情報を取得する第二取得部と、
を有する、伝送端末。 - 前記ネットワーク設定は、ネットワークが設置される場所の名前、有線又は無線の種別、IPアドレス設定の手動又は自動の設定、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ手動又は自動の設定、プロキシの設定を一部又は全部含む請求項1に記載の伝送端末。
- 取得された前記宛先情報を表示する表示部
をさらに有し、前記宛先情報は、前記他の伝送端末を識別する第二識別情報を含む、
請求項1又は2に記載の伝送端末。 - 前記第二取得部は、前記伝送管理システムから、前記他の伝送端末の状態情報をさらに取得し、
前記表示部は、前記他の伝送端末を識別する第二識別情報とともに、前記状態情報を表示する、
請求項3に記載の伝送端末。 - 前記特定部が前記ユーザを識別する第一識別情報を特定できなかった場合に、当該伝送端末で利用可能な機能を制限するか否かの設定を表す第二設定情報を記憶する記憶部と、
前記第二設定情報に応じて、前記ユーザに当該伝送端末で利用可能な機能を制限する制御部と、
を有する、請求項1乃至4の何れか一項に記載の伝送端末。 - 前記第一設定情報は、当該伝送端末の表示言語の設定を表す第三設定情報を含む、
請求項1乃至5の何れか一項に記載の伝送端末。 - 前記生体情報は、前記ユーザの顔、指紋若しくは静脈を撮像して得られる画像情報又は前記ユーザの声を録音して得られる音声情報である、
請求項1乃至6の何れか一項に記載の伝送端末。 - 新たなユーザの生体情報の登録を受け付ける受付部と、
前記新たなユーザを識別する第一識別情報を取得する第三取得部と、
前記新たなユーザから第一設定情報の入力を受け付ける入力部と、
を有する、請求項1乃至7の何れか一項に記載の伝送端末。 - 前記受付部は、当該伝送端末が、前記他の伝送端末との通信の終了に応じて、前記生体情報の登録を受け付ける、
請求項8に記載の伝送端末。 - 画像又は音声通信を行うプログラムであって、コンピュータに、
ユーザの生体情報を取得する第一取得ステップと、
取得された前記生体情報と関連付けられた前記ユーザを識別する第一識別情報を、第一識別情報と、生体情報と、前記コンピュータがネットワークと接続を確立するために使用される複数の異なるネットワーク設定を含む第一設定情報とが、関連付けられて記憶される個人認証設定管理記憶部を参照することで特定する特定ステップと、
前記特定ステップにおいて特定された前記第一識別情報と関連付けられた前記第一設定情報を読み込む読込ステップと、
読み込まれた前記第一設定情報に含まれる何れかのネットワーク設定を用いて前記コンピュータのネットワーク設定を設定する設定ステップと、
設定された前記ネットワーク設定を用いて前記ネットワークと接続し、前記コンピュータを識別する第二識別情報を含むログイン要求を前記ネットワークを通じて伝送管理システムに送信する要求ステップと、
前記ログイン完了後、特定された前記第一識別情報を前記伝送管理システムに送信し、前記第一識別情報に関連付けられた前記コンピュータと通信可能な他のコンピュータの宛先情報を取得する第二取得ステップと、
を実行させる、プログラム。
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