JP5942626B2 - 伝送管理システム、伝送端末、伝送システム、及び、伝送管理システム用プログラム - Google Patents

伝送管理システム、伝送端末、伝送システム、及び、伝送管理システム用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、伝送端末間の、通信の開始の要求を受け付ける伝送管理システムに関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請等に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介して通信を行う伝送システムの一例としてのテレビ会議システムが普及している。テレビ会議システムでは、伝送端末の一例としてのテレビ会議端末間で、画像データ及び音声データ等のコンテンツデータの通信が行われ、テレビ会議を実現することができる。
テレビ会議を開始する場合、管理サーバが、テレビ会議の開始時刻及び終了時刻の予約を受け付けて管理しておき、開始時刻にテレビ会議端末を呼び出し、終了時刻にテレビ会議端末間の通信ネットワークを切断する方法が知られている(特許文献1参照)。ところが、この方法によると、管理サーバ側の処理を契機としてテレビ会議を開始又は終了させるので、開始時刻や終了時刻を変更するためには、管理サーバに対して予約の変更を通知する必要があり、利用者の手間を要していた。
一方、伝送端末からの要求を契機としてテレビ会議などの通信を開始又は終了する方法が知られている(特許文献2参照)。この方法で通信を開始する場合、伝送管理システムは、伝送端末からの要求に基づいて伝送端末間の接続を制御して、通信を開始させる。また、通信を終了する場合、伝送管理システムは、伝送端末からの要求に基づいて、伝送端末間の通信ネットワークを切断させる。この方法によると、通信の開始又は終了の処理と予約とは独立しているので、予約とは関係なく通信を開始又は終了させることが可能となり、通信の自由度が向上する。
しかしながら、伝送端末からの要求を契機として通信を開始する伝送システムで、予約に基づく通信を実行する場合、伝送端末側で予約内容を把握しておく必要が生じる。例えば、伝送端末の利用者は、次に予約された通信を実行可能とするために、次の予約における開始時刻を把握しておき、その時刻までに実行中の通信を終了させておかなければならない。このため、伝送端末の利用者は、予約が管理されたテーブルなどを参照して、自伝送端末や宛先の伝送端末における次の予約を確認しなければならなくなるので、手間を要するという課題があった。
請求項1に係る発明は、伝送端末毎の予約における通信の開始時刻を管理する開始時刻管理部と、第1の伝送端末と第2の伝送端末との間の、通信の開始の要求を受け付ける受付部と、前記受付部によって前記通信の開始の要求が受け付けられると、前記第1の伝送端末の予約における通信の開始時刻、及び、前記第2の伝送端末の予約における通信の開始時刻を前記開始時刻管理部から抽出する開始時刻抽出部と、前記開始時刻抽出部によって抽出された開始時刻に基づいて、前記第1の伝送端末または前記第2の伝送端末による次の通信の予約を示す予約情報を作成する作成部と、前記作成部によって作成された前記予約情報を、前記第1の伝送端末に送信する送信部と、を有することを特徴とする伝送管理システムである。
以上説明したように本発明によれば、伝送管理システムは、通信の開始の要求が受け付けられると、伝送端末による次の通信の予約を示す予約情報を伝送端末に送信する。これにより、伝送端末側では、次の予約を把握することが可能となるのので、別途、テーブルなどを参照して次の予約を確認する手間が省けるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る伝送システムの概略図である。 伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 本発明の一実施形態に係る伝送端末の外観図である。 本発明の一実施形態に係る伝送端末のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る伝送管理システムのハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。 中継装置管理テーブルを示す概念図である。 端末認証管理テーブルを示す概念図である。 端末管理テーブルを示す概念図である。 セッション管理テーブルを示す概念図である。 予約管理テーブルを示す概念図である。 伝送端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 予約受付画面の一例を示す概念図である。 通信を開始する処理を示したシーケンス図である。 通信の開始の要求を許可するか否かを判断する処理を示したフロー図である。 メッセージを作成する処理を示したフロー図である。 メッセージを作成する処理を示したフロー図である。 メッセージを作成する処理を示したフロー図である。 作成部によって作成されるメッセージを示す概念図である。 セッション管理の処理を示したフロー図である。 通信を終了する処理を示したシーケンス図である。 他の実施形態の端末を示す概念図である。
<<実施形態の全体構成>>
以下、本発明の一実施形態について説明する。まず、図1及び図2を用いて本実施形態の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る伝送システムの概略図である。図2は、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。
本実施形態の伝送システムには、伝送管理システムを介して一方の伝送端末から他方の伝送端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システムや、伝送管理システムを介して複数の伝送端末間で情報等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム、音声会議システム、音声電話システム、PC(Personal Computer)画面共有システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、伝送システム、伝送管理システム、及び伝送端末について説明する。即ち、本実施形態の伝送端末及び伝送管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、コミュニケーションシステム、又は伝送システムにも適用される。なお、本実施形態では、「テレビ会議」のことを単に「会議」とも言う。
図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,…)、各伝送端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。複数の伝送端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による通信を行う。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。本実施形態では、画像データの画像が動画の場合について説明する。
なお、以下では、「伝送端末」を単に「端末」として表し、「伝送管理システム」を単に「管理システム」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は、「端末10」と表され、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。
また、図2に示されているように、伝送システム1において、端末10間では、管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、端末10間では、中継装置30を介して、画像データ及び音声データを送受信するためのセッションが確立される。ここでは、画像データ及び音声データを送受信するためのセッションをまとめて、コンテンツデータ用セッションsedとして示している。
図1に示されている端末10は、他の端末10との間で通信を行うために、画像データ、音声データ等のコンテンツデータの送受信を行う。即ち、本実施形態における通信には、音声データの送受信だけでなく、画像データの送受信も含まれる。但し、端末10は画像データの送受信を行わず、音声データの送受信を行うようにしてもよい。中継装置30は、複数の端末10間で、コンテンツデータの中継を行う。管理システム50は、端末10及び中継装置30を一元的に管理する。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、コンテンツデータの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、端末10に各種機能を実現させる(又は、端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、端末10に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHD204には、管理システム50に各種機能を実現させる(又は、管理システム50を各種手段として機能させる)ための伝送管理用プログラムも記憶されており、管理システム50に、伝送管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、端末(10aa,10ab,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末(10da,10db,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。管理システム50、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の上下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通信や、同じ事業所内の異なる部屋間での通信だけでなく、同じ部屋内での通信や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通信で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
<<実施形態のハードウェア構成>>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。まず、図3及び図4を用いて端末10の端末10のハードウェア構成について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る端末の外観図である。図4は、本発明の一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図3に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図3は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図3で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
図4に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、図3に示されている筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。なお、図3に記載された端末の外観図および図4に記載されたハードウェア構成図はあくまで一実施形態であり、この内容に限られない。例えば、外観やハードウェアは一般的なデスクトップまたはノート型のパーソナルコンピュータであってもよい。この場合、カメラやマイクは必ずしも内蔵している必要はなく、外付けにしてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
続いて、図5を用いて管理システム50、中継装置30、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100のハードウェア構成について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。なお、中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられる伝送管理用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、管理システム50の内蔵時計としてのクロック215、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記伝送管理用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その詳細な説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に中継装置用プログラムを記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その詳細な説明を省略する。但し、HD204には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラム又はメンテナンスシステム100を制御するためのメンテナンス用プログラムが記録されている。この場合も、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体にこれらのプログラムを記録して流通させるようにしてもよい。また、これらのプログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して各プログラムを提供してもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、図6を用いて本実施形態の機能構成について説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図6では、端末10、中継装置30、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図6では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、及び、記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、端末10は、図4に示されているRAM103、及び図4に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(端末の各機能部)
次に、図4及び図6を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送信部または受信部の一例としての送受信部11は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。また、操作入力受付部12は、選択受付部の一例であって、端末10間の通信を開始するか否かの選択を受け付ける。
ログイン要求部13は、図4に示されているCPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元としての端末10の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部15aは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカ115に出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部16は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているディスプレイI/F117によって実現され、受信された画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。
記憶・読出処理部19は、図4に示されているCPU101からの命令及び図4に示すSSD105によって実現され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この記憶部1000には、端末10を識別するための端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶部1000には、宛先端末との通信を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115から音声が出力される。なお、本実施形態の端末ID及び後述の中継装置IDは、それぞれ端末10及び中継装置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
<中継装置の機能構成>
中継装置30は、送受信部31、中継部32、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された中継装置用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置30は、図5に示されているRAM203又は図5に示されているHD204等によって構築される記憶部3000を有している。
(中継装置の各機能部)
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示されている中継装置30の送受信部31は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。中継部32は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部31を介して、コンテンツデータ用セッションsedにおいて端末10間で送受信されるコンテンツデータを中継する。
記憶・読出処理部39は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実現され、記憶部3000に各種データを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、状態管理部53、中継装置選択部56、セッション管理部57、記憶・読出処理部59、予約抽出部61、予約判断部62、及び、作成部63を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、管理システム50は、図5に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。
(中継装置管理テーブル)
記憶部5000には、図7に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。なお、図7は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30の中継装置ID毎に、中継装置30のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図7に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置ID「111a」の中継装置30aのIPアドレスは、「1.2.1.2」であることが示されている。
(端末認証管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図8に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。なお、図8は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。この端末認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
(端末管理テーブル)
また、記憶部5000には、図9に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5003が構築されている。なお、図9は、端末管理テーブルを示す概念図である。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、各端末10の稼動状態、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、宛先名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン」で、この端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
(セッション管理テーブル)
また、この記憶部5000には、図10に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されている予約実行端末管理部または中継実行装置管理部の一例としてのセッション管理DB5005が構築されている。なお、図10は、セッション管理テーブルを示す概念図である。このセッション管理テーブルでは、端末10間のコンテンツデータ用セッションsedを識別するためのセッションID毎に、このコンテンツデータ用セッションsedにおける通信がどの予約に基づく通信であるかを識別するための予約ID、このコンテンツデータ用セッションsedでコンテンツデータの中継に使用される中継装置30を識別するための中継実行装置識別情報の一例としての中継装置ID、及び、このコンテンツデータ用セッションsedで予約に基づく通信を実行中の端末10を識別するための予約実行端末識別情報の一例としての端末IDが関連付けられて管理される。例えば、図10に示されているセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se03」に対応した予約IDが「rsv08」で、このコンテンツデータ用セッションsedで中継装置ID「111c」の中継装置30cは、端末(10ae,10dc)間で、コンテンツデータを中継していることが示されている。なお、予約に基づかない通信が実行される場合には、セッション管理テーブルの予約IDの項目は空欄となる。
(予約管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図11に示されているような予約管理テーブルによって構成されている開始時刻管理部及び予約管理部の一例としての予約管理DB5009が構築されている。なお、図11は、予約管理テーブルを示す概念図である。この予約管理テーブルでは、端末10間でテレビ会議のための通信の予約がされた場合に、この予約を識別するための予約ID、会議の開始時刻の一例としての開始日時、終了時刻の一例としての終了日時、会議の名称、及び、端末IDが関連付けられて管理される。例えば、図11に示されている予約管理テーブルにおいて、予約ID「rsv03」で識別される予約に基づく会議の開始日時が「2011年11月10日の15時00分」で、終了日時が「2011年11月10日の17時00分」で、会議名が「セキュリティー打合せ」で、この予約に基づく会議に参加する端末の端末IDが「01ca,01db」であることが示されている。予約管理テーブルの予約ID、開始日時、終了日時、名称、および端末IDは、任意の端末10から管理システム50に対する追加又は削除の要請により、記憶・読出処理部59が追加又は削除することで更新される。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。また、送受信部51は、接続制御部の一例であって、中継装置接続情報を端末10に送信することにより、端末10と中継装置30との間の接続を制御する。送受信部51は、受付部の一例であって、開始要求情報を受信することにより端末10間の通信の開始の要求を受け付ける。また、送受信部51は、送信部の一例であって、通信を開始するか否かの選択を要求する旨を示す選択要求情報を端末10に送信する。
端末認証部52は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、記憶部5000の端末認証管理テーブル(図8参照)を検索し、端末認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。
状態管理部53は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末管理テーブル(図9参照)に、この要求元端末の端末ID、要求元端末の稼動状態、及び要求元端末のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。また、状態管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109の状態をONからOFFにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の状態情報に基づいて、端末管理テーブルのオンラインを示す稼動状態をオフラインに変更する。
中継装置選択部56は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、端末10間のコンテンツデータ用セッションsedによる通信でコンテンツデータの中継に用いられる中継装置30を選択する。
セッション管理部57は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、端末10間のコンテンツデータ用セッションsedが新たに確立される度に、このコンテンツデータ用セッションsedを識別するためのセッションIDを生成する。また、セッション管理部57は、セッション管理テーブル(図10参照)に、セッションID、予約ID、端末ID、及び、中継装置IDを関連付けて記憶して管理する。
記憶・読出処理部59は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
予約抽出部61は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、通信の開始を要求した要求元および宛先の端末10の予約IDを検索キーとして、予約管理テーブル(図11参照)を検索し、対応する端末IDを抽出する。また、予約抽出部61は、開始時刻抽出部の一例であって、予約IDを検索キーとして、予約管理テーブルを検索し、開始日時、終了日時、会議名を抽出する。
予約判断部62は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、予約抽出部61によって抽出された要求元の端末10に対応する予約IDと、宛先の端末10に対応する予約IDとが同一であるか否かを判断する。
作成部63は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、予約管理テーブルで管理される開始時刻に基づいて、端末10から受け付けた通信の開始の要求に対する応答用のメッセージを作成する。また、作成部63は、セッション管理テーブルで管理される端末IDに基づいて予約の実行状態を示したメッセージを作成する。
<<実施形態の処理または動作>>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理または動作を説明する。まず、図12及び図13を用いて、端末10aaが通信を開始する前の準備段階における各管理情報の送受信処理について説明する。図12は、端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図13は、予約受け付け画面の一例を示す概念図である。なお、図12では、全て図2に示されている管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される。
まず、端末10aaの利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源ONの受け付けを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に管理システム50に送信する(ステップS22)。このログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10aaを識別するための端末ID及びパスワードが含まれている。これら端末ID及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、端末10aaから管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末認証管理テーブル(図8参照)を検索し、端末認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う(ステップS23)。この端末認証部52によって、同一の端末ID及びパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合には、状態管理部53は、端末管理テーブル(図9参照)に、端末10aaの端末ID、稼動状態、及び端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する(ステップS24)。これにより、端末管理テーブルには、端末ID「01aa」に、稼動状態「オンライン」、及び端末10aaのIPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
そして、管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元の端末10aaに送信する(ステップS25)。本実施形態では、端末認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
端末10aaは、認証結果情報を受信した後、端末10間の通信の予約を受け付ける(ステップS26)。この場合、端末10aaの表示制御部16は、図13に示される予約受け付け画面をディスプレイ120aaに表示させる。これにより、操作入力受付部12は、会議の名称、開始日時、終了日時、会議に参加する端末10の入力を受け付ける。これらの入力が受け付けられると、端末10aaの送受信部11は、会議の名称、開始日時、終了日時、会議に参加する端末10の端末IDを含み、予約を要求する旨を示す予約要求情報を管理システム50に送信する(ステップS27)。
予約要求情報が管理システム50の送受信部51で受信されると、記憶・読出処理部59は、予約IDに関連づけて、予約要求情報に含まれる会議の名称、開始日時、終了日時、端末IDを予約管理テーブル(図11参照)に記憶させる(ステップS28)。なお、上記の予約IDは、予約を一意に識別できるものであれば、管理システム50において作成されたものであっても、端末10aaにおいて作成されたものであっても良い。このようにして、予約管理テーブル(図11参照)では、例えば、予約ID「rsv02」、開始日時「2011年11月10日13時30分」、終了日時「2011年11月10日14時50分」、会議名「戦略会議」、端末ID「01aa,01ab,01db」が関連づけて管理される。
続いて、図14を用いて、端末10aaからの要求を契機として、予約に基づく通信を開始する処理について説明する。図14は、端末間で通信を開始する処理を示したシーケンス図である。なお、図14の各ステップでは、管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される。
端末10aaの記憶部1000には、宛先候補の端末10の端末名および端末IDが記憶されている。これにより、表示制御部16は、記憶部1000に記憶された宛先候補の端末10の端末名をディスプレイ120aaに表示させる。続いて、端末10aaの利用者が図3に示されている操作ボタン108を押下して宛先候補の端末10の中から端末10dbを選択することにより、操作入力受付部12は、端末10dbとの間の通信の開始の要求を受け付ける(ステップS41)。
端末10aaの送受信部11は、通信の開始の要求元である端末10aaの端末ID「01aa」、及び宛先である端末10dbの端末ID「01db」が含まれ、通信の開始を要求する旨を示す開始要求情報を、管理システム50へ送信する(ステップS42)。管理システム50の送受信部51は、開始要求情報を受信することにより端末10aaと端末10dbとの間の通信の開始の要求を受け付ける。
通信の開始の要求を受け付けた管理システム50は、この要求を許可するか否かを、通信の予約に基づいて判断する(ステップS43)。この処理について図15−1、図15−2、図15−3、図15−4、及び図16を用いて詳細に説明する。図15−1は、通信の開始の要求を許可するか否かを判断する処理を示したフロー図である。図15−2、図15−3、及び、図15−4は、メッセージを作成する処理を示したフロー図である。図16は、作成部63によって作成されるメッセージを示す概念図である。
まず、予約抽出部61は、要求元の端末10aaの端末ID「01aa」を検索キーとして予約管理テーブル(図11参照)を検索し、予約における開始日時に基づいて、予約IDを抽出する(ステップS43−1)。本実施形態では、予約抽出部61は、クロック215(図5参照)の出力に基づいて、開始日時の45分前を過ぎた予約に対応する予約IDを抽出する。なお、予約抽出部61は、開始日時前の予約に対応する予約IDを抽出するものであれば、必ずしも、開始日時の45分前を過ぎた予約に対応する予約IDを抽出する構成には限定されない。この場合、予約抽出部61は、例えば、開始日時の30分前を過ぎた予約を抽出したり、開始日時の2時間前を過ぎた予約を抽出したり、開始日時が当日の予約を抽出したりする構成に置き換えることができる。
続いて、予約抽出部61は、ステップS43−1と同様に、宛先の端末10dbの端末ID「01db」を検索キーとして予約管理テーブル(図11参照)を検索し、開始日時の45分前を過ぎた予約に対応する予約IDを抽出する(ステップS43−2)。
次に、予約判断部62は、ステップS43−1およびステップS43−2で予約IDが抽出されたか否かに基づいて、要求元の端末10aaおよび宛先の端末10dbに対応する予約IDが両方ともあるか否かを判断する(ステップS43−3)。予約IDがないと判断された場合には(ステップS43−3のNO)、予約判断部62は、ステップS43−1またはステップS43−2で予約IDが抽出されたか否かに基づいて、要求元の端末10aaまたは宛先の端末10dbに対応する一方の予約IDの有無を判断する(ステップS43−4)。
一方の予約IDがあると判断された場合には(ステップS43−4のYES)、クロック215(図5参照)の出力に基づいて、一方の予約IDに対応する開始日時になるまで5分以上の時間を有するか否かを判断する(ステップS43−6−1)。この場合、例えば、一方の予約IDが「rsv02」、開始日時が「…13時30分」であり(図11参照)、クロック215の出力が「…13時24分」である場合には、開始日時になるまで5分以上の時間を有すると判断される。なお、この判断の基準となる時間は、5分に限定されず、例えば10分、30分等の正の値であれば良い。なお、本実施形態では、予約における開始日時になるまでに5分以上45分以下の時間を有する場合、通信を開始するか否かを選択する処理の対象となるので、開始日時は選択期間に含まれると言うこととする。
開始日時が選択期間に含まれると判断された場合(ステップS43−6−1のYES)、予約判断部62は、一方の予約IDが要求元の端末10aaに対応するものであるか否かを判断する(ステップS43−8−1)。一方の予約IDが要求元の端末10aaに対応しないと判断された場合(ステップS43−8−1のNO)、作成部63は、宛先の端末10dbに対応する予約における次の通信を示す予約情報を含み、現在要求している通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージ(図16(A−1))を作成する(ステップS43−9−5)。このメッセージには、宛先の端末10dbの端末名と、抽出された予約IDに対応する開始日時になるまでの時間が含まれる。
一方の予約IDが要求元の端末10aaに対応すると判断された場合(ステップS43−8−1のYES)、セッション管理部57は、端末10aaに対応する予約IDを検索キーとしてセッション管理テーブル(図10参照)を検索する。これにより、セッション管理部57は、対応する端末IDが抽出されたか否かに基づいて、予約に基づく通信を実行中の端末10があるか否かを確認する(ステップS43−8−2)。
続いて、作成部63は、要求元の端末10aaに対応する予約における次の通信を示す予約情報を含み、現在要求している通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージ(図16(A−2))を作成する(ステップS43−9−6)。このメッセージには、端末10aaに対応する予約における会議の名称、開始日時、終了日時、開始日時になるまでの時間、通信を実行中の端末の有無を示した情報(予約実行情報)が含まれている。
予約における開始日時が選択期間に含まれないと判断された場合には(ステップS43−6−1のNO)、5分未満で一方の予約における開始日時になるため、予約判断部62は、通信の開始の要求を拒否する旨の判断をする(ステップS43−7−1)。続いて、作成部63は、一方の端末10に対応する予約における通信を示す予約情報を含み、通信の開始の要求を拒否する旨のメッセージを作成する(ステップS43−9−1)。この場合、一方の予約が、宛先の端末10dbに対応するものである場合、作成部63は、宛先の端末10dbの端末名を示したメッセージ(図16(B−1))を作成する。また、一方の予約が、要求元の端末10aaに対応するものである場合、作成部63は、要求元の端末10aaに対応する予約における会議の名称、開始日時、及び、終了日時が含まれたメッセージ(図16(B−2))を作成する。
ステップS43−4で予約IDがないと判断された場合には、要求元の端末10aaおよび宛先の端末10dbは、共に予約を有していない。このため、予約判断部62は、通信の開始の要求を許可する旨の判断をする(ステップS43−7−2)。続いて、作成部63は、判断結果に基づいて、宛先の端末10dbとの間の通信の開始を確認するメッセージ(図16(C))を作成する(ステップS43−9−2)。
ステップS43−3で端末10aaおよび端末10dbに対応する予約IDがともにあると判断された場合、予約判断部62は、要求元の端末10aaに対応する予約IDと宛先の端末10dbに対応する予約IDとが同一であるか否かを判断する(ステップS43−5)。予約IDが同一である場合には(ステップS43−5のYES)、予約判断部62は、共通の予約の開始日時になるまで5分以上の時間を有するか否かを判断する(ステップS43−6−2)。この判断は、ステップS43−6−1の処理と同様に実行される。
共通の予約の開始日時になるまで5分以上の時間を有する場合、すなわち、開始日時が選択期間に含まれると判断された場合(ステップS43−6−2のYES)、セッション管理部57は、端末(10aa,10db)に対応する共通の予約IDを検索キーとしてセッション管理テーブル(図10参照)を検索する。これにより、セッション管理部57は、対応する端末IDが抽出されたか否かに基づいて、共通の予約に基づく通信を実行中の端末10があるか否かを確認する(ステップS43−8−3)。
続いて、作成部63は、共通の予約における次の会議を示す情報を含み、現在要求している通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージ(図16(D−1))を作成する(ステップS43−9−7)。このメッセージには、宛先の端末10dbの端末名と、共通の予約における会議の名称、開始日時、及び、終了日時、予約における開始日時になるまでの時間、共通の予約に基づく通信を実行中の端末10の有無を示した情報(予約実行情報)が含まれている。また、このメッセージには、通信を開始する場合に、共通の予約に基づく通信を開始するための選択肢「入室」と、共通の予約に基づかない通信を開始するための選択肢「開始」とが示されている。すなわち、端末10aaと端末10dbとの共通の予約がある場合でも、開始日時が選択期間に含まれる場合には、共通の予約に基づかない通信を開始することも可能となる。
ステップS43−6−2で開始日時が選択期間に含まれないと判断された場合(ステップS43−6−2のNO)、予約判断部62は、通信の開始の要求を許可する旨の判断をする(ステップS43−7−3)。続いて、作成部63は、共通の予約における通信を示す予約情報を含み、共通の予約に基づく通信の開始(入室)を確認するメッセージ(図16(D−2))を作成する(ステップS43−9−3)。このメッセージには、宛先の端末10dbの端末名、および、共通の予約における会議の名称、開始日時、及び、終了日時が含まれている。
ステップS43−5で、要求元の端末10aaに対応する予約IDと宛先の端末10dbに対応する予約IDとが同一でないと判断された場合には(ステップS43−5のNO)、予約判断部62は、要求元の端末10aaおよび宛先の端末10dbに対応する予約における開始日時になるまで5分以上の時間を有するか否か、すなわち、開始日時が選択期間に含まれるか否かを判断する(ステップS43−6−3)。なお、この判断は、ステップS43−6−1の処理と同様に実行される
開始日時が選択期間に含まれると判断された場合(ステップS43−6−3のYES)、予約判断部62は、要求元の端末10aaに対応する予約における開始日時が宛先の端末10dbの予約における開始日時よりも先か否かを判断する(ステップS43−8−4)。要求元の端末10aaに対応する予約における開始日時が先ではないと判断された場合(ステップS43−8−4のNO)、作成部63は、宛先の端末10dbに対応する予約における次の通信を示す予約情報を含み、通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージ(図16(A−1))を作成する(ステップS43−9−8)。このメッセージには、宛先の端末10dbの端末名と、抽出された予約IDに対応する開始日時になるまでの時間が含まれる。
要求元の端末10aaに対応する予約における開始日時が先であると判断された場合(ステップS43−8−4のYES)、セッション管理部57は、端末10aaに対応する予約IDを検索キーとしてセッション管理テーブル(図10参照)を検索する。これにより、セッション管理部57は、対応する端末IDが抽出されたか否かに基づいて、予約に基づく通信を実行中の端末10があるか否かを確認する(ステップS43−8−5)。
続いて、作成部63は、要求元の端末10aaに対応する予約における次の会議を示す予約情報を含み、通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージ(図16(A−2))を作成する(ステップS43−9−9)。このメッセージには、端末10aaに対応する予約における会議の名称、開始日時、終了日時、開始日時になるまでの時間、通信を実行中の端末の有無を示した情報(予約実行情報)が含まれている。
ステップS43−6−3で開始日時が選択期間に含まれないと判断された場合(ステップS43−6−3のNO)、5分未満で予約における開始日時になるため、作成部63は、通信の開始の要求を拒否する旨の判断をする(ステップS43−7−4)。続いて、作成部63は、予約における通信を示す予約情報を含み、通信の開始の要求を拒否する旨のメッセージを作成する(ステップS43−9−9)。この場合、開始日時が先の予約が、宛先の端末10dbに対応するものである場合、作成部63は、宛先の端末10dbの端末名を示したメッセージ(図16(B−1))を作成する。また、開始日時が先の予約が、要求元の端末10aaに対応するものである場合、作成部63は、要求元の端末10aaに対応する予約における会議の名称、開始日時、及び、終了日時が含まれるメッセージ(図16(B−2))を作成する。
続いて、管理システム50の送受信部51は、要求元の端末10aaの端末ID「01aa」、宛先の端末10dbの端末ID「01db」、及び、ステップS43−9−1乃至6で作成されたメッセージを含む選択要求情報を、端末10aaへ送信する(ステップS44)。なお、要求元の端末10aaに対応する予約IDと宛先の端末10dbに対応する予約IDとが同一である場合には(ステップS43−5のYES)、送受信部51は、共通の予約IDを選択要求情報に含めて送信する。
端末10aaの送受信部11は、選択要求情報を受信することにより、通信を開始するか否かの選択の要求を受け付ける。続いて、端末10aaの表示制御部16は、選択要求情報に含まれるメッセージ(図16参照)をディスプレイ120aaに表示させる。端末10aaの利用者が操作ボタン108によりメッセージに含まれる「入室」を選択することにより、操作入力受付部12は、共通の予約に基づく通信を開始する旨の選択を受け付ける。同様に、「開始」を選択することにより、操作入力受付部12は、予約に基づかない通信を開始する旨の選択を受け付ける。同様に、「キャンセル」又は「OK」を選択することにより、操作入力受付部12は、通信を開始しない旨の選択を受け付ける(ステップS45)。以後、通信を開始する旨の選択が受け付けられた場合について、説明を続ける。
通信の開始の確認が受け付けられた場合、端末10aaの送受信部11は、要求元の端末10aaの端末ID「01aa」、及び、宛先の端末10dbの端末ID「01db」が含まれ、通信の開始の確認を受け付けた旨を示す応答情報を、管理システム50へ送信する(ステップS46)。なお、共通の予約に基づく通信を開始する旨の選択が受け付けられた場合には、送受信部11は、ステップS44で受信した予約IDを含めて応答情報を送信する。
管理システム50の送受信部51は、応答情報を受信することにより、通信を開始する旨の選択結果を受け付ける。続いて、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブル(図9参照)において、確認情報に含まれる端末(10aa,10db)の端末ID(「01aa」,「01db」)が含まれるレコードの稼動状態のフィールド部分を、「会議中」に変更する(ステップS47)。
続いて、セッション管理部57は、セッション管理テーブル(図10参照)に通信を開始する端末(10aa,10db)の端末IDを追加することにより、コンテンツデータ用セッションsedの開始に基づく管理をする(ステップS48)。この処理について、図17を用いて詳細に説明する。図17はセッション管理の処理を示したフロー図である。
まず、セッション管理部57は、セッション管理テーブル(図10参照)に、応答情報に含まれる予約IDと同一の予約IDが記録されているか否かを判断する(ステップS48−1)。なお、本実施形態では、応答情報に予約IDが含まれていなかった場合には、同一の予約IDが記録されていないと判断されることになる。同一の予約IDがないと判断された場合(ステップS48−1のNO)、新たなコンテンツデータ用セッションsedを用いて予約に基づく通信を開始させることになるので、セッション管理部57は、このセッションを識別するためのセッションIDを生成する(ステップS48−2)。続いて、中継装置選択部56は、この新たなコンテンツデータ用セッションsedで、端末(10aa,10db)間で送受信されるコンテンツデータを中継するための中継装置30を選択する(ステップS48−3)。この場合、中継装置選択部56は、中継装置管理テーブル(図7参照)で管理される中継装置IDの中から、任意に一つの中継装置IDを選択する。
更に、セッション管理部57は、ステップS48−2で生成されたセッションID、応答情報に含まれる予約ID、ステップS48−3で選択された中継装置ID、および、端末(10aa,10db)の端末ID「10aa,10db」を、セッション管理テーブル(図10参照)に関連づけて記憶させる(ステップS48−4)。
同一の予約IDがあると判断された場合には(ステップS48−1のYES)、セッション管理テーブル(図10参照)において、応答情報に含まれる予約IDが記録されたレコードの端末IDのフィールド部分に、端末(10aa,10db)の端末ID(「01aa」,「01db」)を追加して記録する(ステップS48−5)。更に、セッション管理部57は、応答情報に含まれる予約IDを検索キーとしてセッション管理テーブルを検索し、対応するセッションIDおよび中継装置IDを抽出する(ステップS48−6)。
続いて、管理システム50の送受信部51は、ステップS48−3で選択された、あるいは、ステップS48−6で抽出された中継装置30に接続するために用いられる中継装置接続情報を端末(10aa,10db)へ送信する(ステップS49−1,S49−2)。この中継装置接続情報には、中継装置管理テーブル(図7参照)から読み出されたIPアドレス、認証情報、ポート番号等と、ステップS48−2で生成された、あるいは、ステップS48−6で抽出されたセッションIDが含まれる。これにより、端末(10aa,10db)は、受信した中継装置接続情報を用いて中継装置30に接続し、中継装置30へコンテンツデータを送信可能となる。
また、管理システム50の送受信部51は、ステップS48−3で選択された、あるいは、ステップS48−6で抽出された中継装置30へ、中継の開始を要求する旨の中継開始要求情報を送信する(ステップS50)。この中継開始要求情報には、端末(10aa,10db)のIPアドレス、および、ステップS48−2で生成された、あるいは、ステップS48−6で抽出されたセッションIDが含まれている。中継装置30の記憶・読出処理部39は、受信したセッションID、および、端末(10aa,10db)のIPアドレスを記憶部3000に記憶する。中継部32は、記憶部3000に記憶されたIPアドレスに基づいて、送受信部31を介して、端末10aaから送信されたコンテンツデータを端末10dbに中継し、端末10dbから送信されたコンテンツデータを端末10aaに中継する。これにより、端末(10aa,10db)の間で、コンテンツデータを通信するためのコンテンツデータ用セッションsedが確立される。
続いて、図18を用いて、端末(10aa,10ab,10db)との間でコンテンツデータ用セッションsedが確立された後に、端末10dbがコンテンツデータ用セッションsedによる通信を終了する処理を説明する。図18は、通信を終了する処理を示したシーケンス図である。なお、図18では、管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、端末10dbの利用者が操作ボタン108を押下すことにより、通信の終了の要求が受け付けられる(ステップS61)。続いて、端末10dbの送受信部11は、端末10dbの端末ID「01db」が含まれる終了要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS62)。
この終了要求情報を受信すると、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブル(図9参照)において、上記端末ID「01db」が含まれるレコードの稼働状態のフィールド部分を「会議中」から「オンライン」に変更する(ステップS63)。
次に、セッション管理部57は、セッション管理テーブル(図10参照)において、端末IDのフィールド部分から端末10dbの端末ID「01db」を削除する(ステップS64)。なお、ステップS64による処理でセッション管理テーブルの端末IDのフィールドの部分からすべての端末IDが削除される場合には、セッション管理部57は、端末ID「01db」が含まれるレコードにおける、予約IDを抽出する。さらに、記憶・読出処理部59は、予約管理テーブル(図11参照)における、上記予約IDが含まれるレコードを削除する(ステップS65)。これにより、終了した通信に対応する予約に基づく情報を予約管理テーブルから削除することができる。
続いて、送受信部51は、端末10dbのIPアドレス、及びセッションIDが含まれる終了情報を、中継装置30へ送信する(ステップS66)。中継装置30の記憶・読出処理部39は、受信したセッションIDに、関連づけられて記憶部3000に記憶されていた端末10dbのIPアドレスを削除する。これにより、中継部32は、送受信部31を介した、端末10dbから送信されたコンテンツデータの端末(10aa,10ab)への中継、および端末(10aa,10ab)から送信されたコンテンツデータの端末10dbへの中継を停止する(ステップS67)。これにより、端末10dbは、端末(10aa,10db)との間の、コンテンツデータ用セッションsedによる通信を終了する。
<<実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、管理システム50の予約抽出部61は、通信の開始の要求が受け付けられると、予約における開始日時を抽出する。また、作成部63は、予約抽出部61によって抽出された開始日時に基づくメッセージを作成し、送受信部51は作成されたメッセージを端末10に送信する。これにより、端末10側では、開始日時に基づく情報を把握することができるので、別途、テーブルなどを参照して予約における開始日時を確認する手間が省けるようになるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、管理システム50の送受信部51は、通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージを端末10に送信する。これにより、通信が長引くと予想される場合には、端末10の利用者に、通信を開始しない旨の選択をさせるよう導くことができるので、予約に基づく通信が実行できなくなる事態を発生させにくくすることができるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、要求元の端末10に対応する予約IDと宛先の端末10に対応する予約IDとが同一である場合に、共通の予約に基づく通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージを端末10に送信する。これにより、共通の予約に基づく通信、または、予約に基づかない通信を選択して、通信を開始させることが可能になるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、管理システム50のセッション管理テーブル(図10参照)は、コンテンツデータ用セッションsedで予約に基づく通信を実行中の端末10を識別するための端末IDを管理する。また、管理システム50の送受信部51は、予約に基づく通信を実行中の端末10の有無を示した予約実行情報を含めて端末10にメッセージを送信する。これにより、端末10の利用者は、通信を実行中の端末10の有無に基づいて、通信を開始するか否かの選択を行うことが可能になるという効果を奏する。
また、本実施形態によれば、管理システム50のセッション管理テーブル(図10参照)は、コンテンツデータ用セッションsedでコンテンツデータの中継に使用される中継装置30を識別するための中継装置ID、及び、このコンテンツデータ用セッションsedで予約に基づく通信を実行中の端末10を識別するための端末IDを関連づけて管理する。また、管理システム50の送受信部51は、セッション管理テーブルから抽出された中継装置IDで識別される中継装置に接続するための中継装置接続情報を端末10に送信する。これにより、三つ以上の端末10間の通信の予約がされた場合でも、端末10間の接続を適切に制御できるようになるという効果を奏する。
<<実施形態の補足>>
上記実施形態において、管理システム50の送受信部51は、要求元の端末10aaに、通信を開始するか否かの選択を要求する旨のメッセージを送信した。しかしながら、管理システム50の送受信部51は、宛先の端末10dbに、上記のメッセージを送信しても良い。
上記実施形態において、端末10を識別するための端末IDは、端末10の利用者を識別するためのユーザIDに置き換えることができる。この場合、管理システム50は、端末IDに変えてユーザIDによりログイン要求を受け付け(ステップS22)、以後の処理において、端末IDに変えてユーザIDを管理することになる。これにより、端末10が複数の利用者によって利用される場合や、利用者が複数の端末10を利用する場合に、伝送管理システム50は、利用者毎の予約に基づいた制御を行うことができる。
上記実施形態において、予約を要求する端末10と予約に基づく通信を実行する端末10とは異なっていても良い。
上記各実施形態における管理システム50、及びプログラム提供システム90は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記本実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び伝送管理用プログラムが記憶された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び伝送管理用プログラムの利用者等に提供される場合に用いられる。
更に、上記実施形態では、図7で中継装置のIPアドレス、図9で端末のIPアドレスを管理することとしたが、これに限るものではなく、通信ネットワーク2上で中継装置30を特定するための中継装置特定情報、又は通信ネットワーク2上で端末10を特定するための端末特定情報であれば、それぞれのFQDN(Fully Qualified Domain Name)を管理してもよい。この場合、周知のDNS(Domain Name System)サーバによって、FQDNに対応するIPアドレスが取得されることになる。なお、「通信ネットワーク2で中継装置30を特定するための中継装置特定情報」だけでなく、「通信ネットワーク2上における中継装置30への接続先を示した中継装置接続先情報」、又は「通信ネットワーク2上における中継装置30への宛先を示した中継装置宛先情報」と表現してもよい。同じく、「通信ネットワーク2で端末10を特定するための端末特定情報」だけでなく、「通信ネットワーク2上における端末10への接続先を示した端末接続先情報」、又は「通信ネットワーク2上における端末10への宛先を示した端末宛先情報」と表現してもよい。
本実施形態において、「テレビ会議」は、「ビデオ会議」と置き換え可能な用語として用いられている。
また、上記実施形態では、伝送システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、伝送システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。更に、伝送システム1は、音声会議システム、又はPC(Personal Computer)画面共有システムであっても良い。
伝送システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末は図19に示されるような携帯電話機に相当する。図19は、他の実施形態の端末を示す概念図である。即ち、携帯電話機としての端末310は、携帯電話機の本体310−1、この本体310−1に設けられたメニュー画面表示ボタン310−2、本体310−1に設けられた表示部310−3、本体310―1の下部に設けられたマイク310−4、本体310−1に設けられたスピーカ310−5を備えている。
また、上記実施形態では、伝送システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
1 伝送システム
10 伝送端末
11 送受信部(送信部の一例、受信部の一例)
12 操作入力受付部(選択受付部の一例)
13 ログイン要求部
14 撮像部
15a 音声入力部
15b 音声出力部
16 表示制御部
19 記憶・読出処理部
30 中継装置
31 送受信部
32 中継部
39 記憶・読出処理部
50 伝送管理システム
51 送受信部(接続制御部の一例、出力部の一例)
52 端末認証部
53 状態管理部
56 中継装置選択部
57 セッション管理部
61 予約抽出部(開始時刻抽出部の一例)
62 予約判断部
63 作成部
70 ルータ
90 プログラム提供システム
100 メンテナンスシステム
120 ディスプレイ
1000 記憶部
3000 記憶部
5000 記憶部
5001 中継装置管理DB
5002 端末認証管理DB
5003 端末管理DB
5005 セッション管理DB(予約実行端末管理部の一例、中継実行装置管理部の一例)
5009 予約管理DB(開始時刻管理部の一例、予約管理部の一例)
特許第4292544号公報 特開2011−199845号公報

Claims (8)

  1. 伝送端末毎の予約における通信の開始時刻を管理する開始時刻管理部と、
    第1の伝送端末と第2の伝送端末との間の、通信の開始の要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって前記通信の開始の要求が受け付けられると、前記第1の伝送端末の予約における通信の開始時刻、及び、前記第2の伝送端末の予約における通信の開始時刻を前記開始時刻管理部から抽出する開始時刻抽出部と、
    前記開始時刻抽出部によって抽出された開始時刻に基づいて、前記第1の伝送端末または前記第2の伝送端末による次の通信の予約を示す予約情報を作成する作成部と、
    前記作成部によって作成された前記予約情報を、前記第1の伝送端末に送信する送信部と、
    を有することを特徴とする伝送管理システム。
  2. 前記作成部は、前記第1の伝送端末と前記第2の伝送端末との間の通信を開始するか否かの選択を要求する旨を示す選択要求情報を作成し、
    前記送信部は、前記作成部によって作成された前記選択要求情報を、前記第1の伝送端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の伝送管理システム。
  3. 伝送端末による通信の予約を識別するための予約識別情報を管理する予約管理部と、
    前記第1の伝送端末による通信の予約を識別するための第1の予約識別情報、及び、前記第2の伝送端末による通信の予約を識別するための第2の予約識別情報を前記予約管理部から抽出する予約抽出部と、
    前記予約抽出部によって抽出された前記第1の予約識別情報および前記第2の予約識別情報が同一であるか判断する予約判断部と、を有し、
    前記予約判断部によって各予約識別情報が同一であると判断された場合、前記作成部は、予約に基づく通信を開始するか否かの選択を要求する旨を示す選択要求情報を作成することを特徴とする請求項2に記載の伝送管理システム。
  4. 前記予約に基づく通信を実行中の伝送端末を識別するための予約実行端末識別情報を管理する予約実行端末管理部を有し、
    前記予約判断部によって各予約識別情報が同一であると判断された場合、前記作成部は、前記予約実行端末管理部で管理される前記予約実行端末識別情報に基づいて、前記予約に基づく通信の実行状態を示す情報を含めて前記予約情報を作成することを特徴とする請求項3に記載の伝送管理システム。
  5. 予約に基づく実行中の通信で、伝送端末間で送受信される情報を中継する中継装置を識別するための中継実行装置識別情報を管理する中継実行装置管理部と、
    前記第1の伝送端末および前記第2の伝送端末を、前記中継実行装置管理部で管理される前記中継実行装置識別情報によって識別される中継装置に接続させる制御を実行する接続制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の伝送管理システム。
  6. 請求項2に記載の伝送管理システムから、前記選択要求情報を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記選択要求情報に基づいて、前記通信を開始するか否かの選択を受け付ける選択受付部と、
    前記選択受付部によって受け付けられた結果を示す応答情報を、前記選択要求情報に対する応答として、前記伝送管理システムに送信する送信部と、
    を有することを特徴とする伝送端末。
  7. 請求項2に記載の伝送システムと、
    請求項6に記載の伝送端末と、
    を有することを特徴とする伝送システム。
  8. 請求項1に記載の伝送管理システムに、
    第1の伝送端末と第2の伝送端末との間の、通信の開始の要求を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって前記通信の開始の要求が受け付けられると、前記第1の伝送端末の予約における通信の開始時刻、及び、前記第2の伝送端末の予約における通信の開始時刻を前記開始時刻管理部から抽出する開始時刻抽出処理と、
    前記開始時刻抽出処理によって抽出された開始時刻に基づいて、前記第1の伝送端末または前記第2の伝送端末による次の通信の予約を示す予約情報を作成する作成処理と、
    前記作成処理によって作成された前記予約情報を、前記第1の伝送端末に送信する送信処理と、
    を実行させることを特徴とする伝送管理システム用プログラム。
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