JP5232695B2 - 中継装置、および会議端末の会議サーバへの接続方法 - Google Patents

中継装置、および会議端末の会議サーバへの接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の会議端末を会議サーバに接続する技術に関する。
特許文献1には、端末からの映像とともに、蓄積された資料映像や過去の映像などを所望の形態で表示して利用したり、会議履歴を蓄積して所望の形態で表示して閲覧したりなど、多様な利用状況に対応可能な会議システムが開示されている。この会議システムにおいて、会議サーバは、会議に参加する各端末からの映像を受信して合成し、各端末に送り返す。また、会議サーバは、端末から資料映像の再生制御コマンドを受信した場合には、資料映像と各端末からの映像とを合成し、各端末に送り返す。
特開2001−313915号公報
従来の会議システムでは、ライセンス等の問題から、会議サーバに同時にアクセスできる端末数に制限が設けられていることが多い。また、会議に参加する端末数が増えると、会議サーバの負荷が過大となり、音声および映像の配信が遅延することもある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、会議サーバに接続可能な端末数以上の端末を会議に参加させることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の会議端末から音声および映像データを受信して、これらの音声データの音量レベルに基づいて、複数の会議端末のなかから中継対象を選択する。そして、中継対象に選択した会議端末から受信した音声および映像データを、会議サーバに送信する。また、会議サーバから音声および映像データを受信して複数の会議端末に送信する。
例えば、本発明は、複数の会議端末を会議サーバに接続する中継装置であって、
前記複数の会議端末から音声および映像データを受信して前記会議サーバに送信する上り中継手段と、
前記会議サーバから音声および映像データを受信して前記複数の会議端末に送信する下り中継手段と、を有し、
前記上り中継手段は、
前記複数の会議端末から前記音声および映像データを受信する第一の受信手段と、
前記複数の会議端末から受信された前記音声データの音量レベルを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記音量レベルに基づいて、前記複数の会議端末のなかから中継対象を選択する選択手段と、
前記中継対象に選択された前記会議端末から受信した前記音声および映像データを、前記会議サーバに送信する第一の送信手段と、を有する。
本発明によれば、会議サーバおよび中継装置間の接続を複数の会議端末で共用するので、会議サーバに接続可能な端末数以上の端末を会議に参加させることが可能となる。
図1は、本発明の一実施の形態が適用された会議システムの概略図である。 図2は、管理サーバ1の概略構成図である。 図3(A)は、端末情報記憶部12の登録内容例を模式的に表した図であり、図3(B)は、予約情報記憶部13の登録内容例を模式的に表した図である。 図4は、図2に示す管理サーバ1の動作を説明するためのフロー図である。 図5は、中継サーバ2の概略構成図である。 図6は、図5に示す中継サーバ2の動作を説明するためのフロー図である。 図7は、クライアント端末3の概略構成図である。 図8は、図7に示すクライアント端末3の動作を説明するためのフロー図である。 図9は、図8に示す会議制御処理S308を説明するためのフロー図である。 図10(A)は、会議画面の第一の例を示す図であり、図10(B)は、会議画面の第二の例を示す図である。 図11は、GW4の概略構成図である。 図12は、図11に示すGW4の動作を説明するためのフロー図である。 図13は、図1に示す会議システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態が適用された会議システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態に係る会議システムは、管理サーバ1と、中継サーバ2と、複数のクライアント端末3と、GW4とが、LAN5を介して相互接続されて構成されている。
管理サーバ1は、クライアント端末3およびGW4の会議への参加を制御する。
中継サーバ2は、管理サーバ1によって会議への参加が許可されたクライアント端末3およびGW4(以下、参加端末と呼ぶ)から音声および映像データを収集する。そして、各参加端末に、収集した音声および映像データを配信する。
クライアント端末3は、中継サーバ2に音声および映像データを送信するとともに、中継サーバ2から参加端末毎に音声および映像データを受信してそれぞれ合成し出力する。
GW4は、PBX(構内交換機)6をLAN5に接続するためのゲートウェイである。また、GW4は、PBX6の配下にあるテレビ電話端末7を会議に参加させる。すなわち、GW4は、PBX6を介してテレビ電話端末7から映像および音声データを受信して中継サーバ2に送信するとともに、中継サーバ2から参加端末毎に映像および音声データを受信してそれぞれ合成しPBX6に送信する。
以下、本実施の形態に係る会議システムを構成する各装置を詳細に説明する。
先ず、管理サーバ1を説明する。
図2は、管理サーバ1の概略構成図である。
図示するように、管理サーバ1は、LANインターフェース部11と、端末情報記憶部12と、予約情報記憶部13と、予約受付部14と、会議制御部15と、を有する。
LANインターフェース部11は、LAN5に接続するためのインターフェースである。
端末情報記憶部12には、会議に参加可能なクライアント端末3およびGW4の情報が記憶されている。図3(A)は、端末情報記憶部12の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、端末情報記憶部12には、会議に参加可能なクライアント端末3およびGW4のそれぞれについてレコード1200が登録されている。
レコード1200は、対象となるクライアント端末3あるいはGW4の識別情報である端末IDが登録されたフィールド1201と、このクライアント端末3あるいはGW4のアドレスが登録されたフィールド1202と、このクライアント端末3あるいはGW4のアカウント名が登録されたフィールド1203と、を有する。
予約情報記憶部13には、予約された会議の情報が記憶される。図3(B)は、予約情報記憶部13の登録内容例を模式的に表した図である。図示するように、予約情報記憶部13には、予約された会議に付与される識別情報である会議ID毎にテーブル130が登録される。
テーブル130には、会議の予約日時が登録されている。また、テーブル130には、このテーブル130の会議IDが付与された会議の参加端末毎にレコード1300が登録されている。レコード1300は、参加端末の端末IDを登録するフィールド1301と、この参加端末のアドレスを登録するフィールド1302と、この参加端末のアカウント名を登録するフィールド1303と、を有する。
予約受付部14は、LANインターフェース部11を介してクライアント端末3から会議の予約要求を受け付けた場合に、このクライアント端末3に所定の予約受付画面を表示し、この予約受付画面を介して会議の予約を受け付ける。そして、予約を受け付けた会議に会議IDを付与して、この会議IDに対応するテーブル130を予約情報記憶部13に追加し、このテーブル130に、参加端末に関するレコード1300を登録する。
会議制御部15は、クライアント端末3およびGW4の会議への参加を制御する。
図4は、図2に示す管理サーバ1の動作を説明するためのフロー図である。
予約受付部14は、LANインターフェース部11を介してクライアント端末3から会議の予約要求を受信すると(S101でYES)、このクライアント端末3に所定の予約受付画面を表示する(S102)。この予約受付画面上には、例えば、会議の予約日時の入力を受け付けるフィールドと、この会議の参加端末の選択を受け付ける端末ID一覧と、が表示されている。
予約受付部14は、この予約受付画面を介してクライアント端末3から、会議の予約日時、およびこの会議の参加端末の端末IDを受け付けると、新たな会議IDおよび予約日時に対応付けてテーブル130を予約情報記憶部13に新たに追加する(S103)。そして、受け付けた端末IDごとに、その端末IDに対応付けられたアドレスおよびアカウント名を端末情報記憶部12から読み出し、これらの情報(アドレス、アカウント名)とその端末IDとを含むレコード1300を、新たに追加したテーブル130に登録する。
ここで、中継サーバ2に許容(最大)同時接続端末数が設定されている場合、予約受付部14は、予約受付画面に入力された予約日時と重複する予約日時が登録されているテーブル130を予約情報記憶部13から検索して、このようなテーブル130を検索できたならば、この許容同時接続端末数から、このテーブル130に登録されているレコード数を差し引いた数までの参加端末の指定を受付可能とし、一方、このようなテーブル130を検索できなかったならば、この許容同時接続端末数までの参加端末の指定を受付可能とするように、予約受付画面における参加端末の指定数を制限してもよい。
また、会議制御部15は、LANインターフェース部11を介してクライアント端末3あるいはGW4から、端末IDおよび会議IDの指定を伴う会議の参加要求を受信すると(S104でYES)、予約情報記憶部13を参照し、この会議IDにより特定される会議の参加端末として参加要求送信元が登録されているか否かを調べる(S105)。
具体的には、この会議IDに対応するテーブル130から、この端末IDおよび参加要求送信元のアドレスがフィールド1301、1302に登録されているレコード1300を検索する。
このようなレコード1300を検索できなかった場合(S105でNO)、この参加要求送信元は、この会議IDにより特定される会議の参加端末でない。この場合、会議制御部15は、LANインターフェース部11を介して参加要求送信元に参加拒否応答を通知する(S109)。
一方、このようなレコード1300を検索できた場合(S105でYES)、会議制御部15は、この会議IDに対応するテーブル130に登録されている予約日時の時間帯に現在時刻が属しているか否かをさらに調べる(S106)。現在日時が予約日時の時間帯に属していない場合(S106でNO)、現在は、この会議IDにより特定される会議の開催時間帯でない。この場合、会議制御部15は、LANインターフェース部11を介して参加要求送信元に参加拒否応答を通知する(S109)。
一方、現在日時が予約日時の時間帯に属している場合(S106でYES)、会議制御部15は、LANインターフェース部11を介して参加要求送信元に参加許可応答を通知する(S107)。それから、会議制御部15は、LANインターフェース部11を介して中継サーバ2に、会議IDおよび参加要求送信元のアドレスの指定を伴う中継開始指示を送信して、この参加要求送信元に対する中継の開始を指示する(S108)。
また、会議制御部15は、LANインターフェース部11を介して参加端末から会議の離脱要求を受信すると(S110でYES)、離脱要求送信元の参加端末に応答を返すとともに、LANインターフェース部11を介して中継サーバ2に、離脱要求送信元の参加端末のアドレスおよび離脱要求送信元の参加端末が参加している会議の会議IDの指定を伴う中継終了指示を送信して、離脱要求送信元の参加端末に対する中継の終了を指示する(S111)。
次に、中継サーバ2を説明する。
図5は、中継サーバ2の概略構成図である。
図示するように、中継サーバ2は、LANインターフェース部21と、中継情報記憶部22と、音声バッファ部23と、映像バッファ部24と、指示受付部25と、音声中継部26と、映像中継部27と、レベル検出部28と、中継対象選択部29と、を有する。
LANインターフェース部21は、LAN5に接続するためのインターフェースである。
中継情報記憶部22には、開催中の会議に付与された会議ID毎に、この会議に参加している参加端末のアドレスが登録される。
音声バッファ部23には、開催中の会議に参加している参加端末毎に、参加端末から受信した音声データがバッファリングされる。
映像バッファ部24は、開催中の会議に参加している参加端末毎に、参加端末から受信した映像データがバッファリングされる。
指示受付部25は、LANインターフェース部21を介して管理サーバ1から受信した中継開始指示および中継終了指示に従い、中継情報記憶部22を更新する。
音声中継部26は、参加端末間でやり取りされる音声データを中継する。図示するように、音声中継部26は、音声収集部261と、音声配信部262と、を有する。
音声収集部261は、LANインターフェース部21を介して各参加端末から受信した音声データを、音声バッファ部23に参加端末毎にバッファリングする。
音声配信部262は、中継情報記憶部22を参照して、参加端末ごとに、その参加端末と同じ会議に参加している他の参加端末の音声データを音声バッファ部23から読み出し、これらの音声データを、LANインターフェース部21を介してその参加端末に配信する。
映像中継部27は、参加端末間でやり取りされる映像データを中継する。図示するように、映像中継部27は、映像収集部271と、映像配信部272と、を有する。
映像収集部271は、LANインターフェース部21を介して各参加端末から受信した映像データを、映像バッファ部24に参加端末毎にバッファリングする。
映像配信部272は、中継情報記憶部22を参照して、参加端末ごとに、その参加端末と同じ会議に参加している映像中継対象の参加端末の映像データを映像バッファ部24から読み出し、この映像データを、LANインターフェース部21を介して各参加端末に配信する。
レベル検出部28は、音声バッファ部23にバッファリングされた各参加端末の音声データに含まれている音声信号の音量レベルを検出する。
中継対象選択部29は、中継情報記憶部22を参照して、開催中の会議毎に、その会議に参加している参加端末のなかから、レベル検出部28で検出された音量レベルが大きい順に所定数の参加端末を、映像中継対象として選択する。そして、映像中継対象の参加端末を、この会議の会議IDおよび音量レベルの順番とともに映像配信部272に通知する。
図6は、図5に示す中継サーバ2の動作を説明するためのフロー図である。
指示受付部25は、LANインターフェース部21を介して管理サーバ1から中継開始指示を受信すると(S201でYES)、この中継開始指示で指定されている参加要求送信元の参加端末のアドレスを、この中継開始指示で指定されている会議IDに対応付けて中継情報記憶部22に登録する(S202)。
また、指示受付部25は、LANインターフェース部21を介して管理サーバ1から中継終了指示を受信すると(S203でYES)、この中継終了指示で指定された会議IDに対応付けられて登録されている、この中継終了指示で指定された離脱要求送信元の参加端末のアドレスを中継情報記憶部22から削除する(S204)。
また、音声収集部261は、LANインターフェース部21を介して参加端末から音声データを受信すると(S205でYES)、この音声データを、参加端末毎に音声バッファ部23にバッファリングする(S206)。また、レベル検出部28は、この音声データの音量レベルを検出する(S207)。
さらに、中継対象選択部29は、中継情報記憶部22に記憶されている会議ID毎に、この会議IDに対応付けられてアドレスが登録されている参加端末のなかから、所定時間内にレベル検出部28で検出された音量レベルの大きい順に所定数の参加端末を映像中継対象として選択する。そして、この映像中継対象の参加端末のアドレスを、会議IDおよび音量レベルの順番とともに映像配信部272に通知する(S208)。
また、映像収集部271は、LANインターフェース部21を介して参加端末から映像データを受信すると(S209でYES)、この映像データを、映像バッファ部24に参加端末毎にバッファリングする(S210)。
また、定期的に到来する所定の配信タイミングになると(S211でYES)、音声配信部262は、LANインターフェース部21を介して各参加端末に、同じ会議に参加している他の参加端末の音声データを配信する(S212)。また、映像配信部272は、LANインターフェース部21を介して各参加端末に、その参加端末と同じ会議に参加している映像中継対象の映像データを配信する(S213)。
具体的には、音声配信部262は、中継情報記憶部22に記憶されている各会議IDを対象会議IDとしてそれぞれ次の処理を行う。すなわち、対象会議IDと同じ会議IDに対応付けられて中継情報記憶部22に登録されているアドレスにより特定される各参加端末の音声データを音声バッファ部23から取り出す。そして、取り出した各参加端末の音声データを複製して、LANインターフェース部21を介して各参加端末に、他のすべての参加端末(合計で会議に参加中の参加端末数−1)の音声データを配信する。
また、映像配信部272は、中継情報記憶部22に記憶されている各会議IDを対象会議IDとしてそれぞれ次の処理を行う。すなわち、対象会議IDと同じ会議IDとともに中継対象選択部29により通知された各参加端末の映像データを映像バッファ部24から取り出す。次に、取り出した各参加端末の映像データを複製して、これらの映像データに、中継対象選択部29により通知された対応の音量レベルの順番をそれぞれ付与する。それから、音量レベルの順番が付与されたこれらの映像データを、LANインターフェース部21を介して、対象会議IDと同じ会議IDに対応付けられて中継情報記憶部22に登録されているアドレスにより特定される各参加端末に配信する。
次に、クライアント端末3を説明する。
図7は、クライアント端末3の概略構成図である。
図示するように、クライアント端末3は、LANインターフェース部31と、音声入出力部32と、映像入出力部33と、操作受付部34と、音声処理部35と、映像処理部36と、音声合成部37と、映像合成部38と、主制御部39と、を有する。
LANインターフェース部31は、LAN5に接続するためのインターフェースである。
音声入出力部32は、音声を入出力するためのものであり、マイクおよびスピーカを備える。
映像入出力部33は、映像を入出力するためのものであり、カメラおよびディスプレイを備える。
操作受付部34は、ユーザから各種操作を受け付けるためのものであり、マウス、キーボードなどを備える。
音声処理部35は、音声の符号化および復号を行うコーデックであり、音声入出力部32のマイクで集音された音声信号を音声データに符号化して、この音声データを主制御部39に送るとともに、主制御部39から受け取った音声データを音声信号に復号して、この音声信号を音声入出力部32のスピーカから出力する。
映像処理部36は、映像の符号化および復号を行うコーデックであり、映像入出力部33のカメラで撮像された映像信号を映像データに符号化して、この映像データを主制御部39に送るとともに、主制御部39から受け取った映像データを映像信号に復号して、この映像信号を映像入出力部33のディスプレイに表示する。
音声合成部37は、主制御部39から受け取った複数の参加端末の音声データを合成して、会議音声用の音声データを生成する。
映像合成部38は、主制御部39から受け取った複数の参加端末の映像データを合成して、会議画面用の映像データを生成する。
主制御部39は、自クライアント端末3の各部31〜38を統括的に制御する。
図8は、図7に示すクライアント端末3の動作を説明するためのフロー図である。
主制御部39は、操作受付部34を介して、自クライアント端末3のユーザより会議予約の指示を受け付けると(S301でYES)、LANインターフェース部31を介して管理サーバ1に会議の予約要求を送信する(S302)。そして、主制御部39は、LANインターフェース部31を介して管理サーバ1から予約受付画面のデータを受信し、映像処理部36を介して映像入出力部33のディスプレイに予約受付画面を表示する(S303)。なお、前述したように、この予約受付画面上には、例えば、会議の予約日時の入力を受け付けるフィールドと、この会議の参加端末の選択を受け付ける端末ID一覧と、が表示されている。
自クライアント端末3のユーザが、操作受付部34を操作して、映像入出力部33のディスプレイに表示されている予約受付画面において、会議の予約日時の入力、この会議の参加端末の端末IDの選択等を行うと、主制御部39は、これらの操作により入力された情報を管理サーバ1に送信する(S304)。
また、主制御部39は、操作受付部34を介して、自クライアント端末3のユーザより会議参加の指示を会議IDの指定とともに受け付けると(S305でYES)、LANインターフェース部31を介して管理サーバ1に、自クライアント端末3の端末IDおよび会議IDの指定を伴う会議の参加要求を送信する(S306)。その後、主制御部39は、LANインターフェース部31を介して管理サーバ1から応答を受信したならば、この応答が参加許可応答であるか否かを判断する(S307)。管理サーバ1からの応答が参加許可応答ならば(S307でYES)、後述の会議制御処理を実施する(S308)。一方、管理サーバ1からの応答が参加拒否応答ならば(S307でNO)、主制御部39は、会議に参加できない旨のメッセージを映像入出力部33のディスプレイに表示するなどの所定のエラー処理を実施する(S309)。
図9は、図8に示す会議制御処理S308を説明するためのフロー図である。
主制御部39は、自クライアント端末3の各部31〜38を制御して、中継サーバ2と音声および映像データを送受する(S3081〜S3087)。
具体的には、主制御部39は、音声入出力部32のマイクで集音され、音声処理部35で音声信号から変換された音声データを、LANインターフェース部31を介して中継サーバ2に送信する。同様に、主制御部39は、映像入出力部33のカメラで撮像され、映像処理部36で映像信号から変換された映像データを、LANインターフェース部31を介して中継サーバ2に送信する(S3081)。
また、主制御部39は、LANインターフェース部31を介して中継サーバ2から、自クライアント端末3と同じ会議に参加している他のすべての参加端末の音声データを受信し(S3082)、音声合成部37により、各参加端末の音声データを合成して会議音声用の音声データを生成し(S3083)、この会議音声用の音声データを音声処理部35で音声信号に変換し音声入出力部32のスピーカから出力する(S3084)。
また、主制御部39は、LANインターフェース部31を介して中継サーバ2から、自クライアント端末3と同じ会議に参加している参加端末のなかから、映像中継対象に選択された各参加端末の映像データを受信し(S3085)、映像合成部38により、映像中継対象の各参加端末の映像データに付与されている音量レベルの順番等に基づいて、各参加端末の映像データを合成して会議画面用の映像データを生成する(S3086)。そして、この会議画面用の映像データを、映像処理部36で映像信号に変換し映像入出力部33のディスプレイに表示する(S3087)。
図10(A)は、会議画面の第一の例を示す図である。この例では、映像中継対象に選択されたアカウント名「CLIENT01」、「CLIENT02」、「GW」、「CLIENT05」、「CLIENT06」、「CLIENT08」、「CLIENT15」、「CLIENT10」、「CLIENT24」の参加端末の映像データ各々が、音量レベルの順番によって定まる所定の表示枠381に表示されている。ここでは、同じラインであれば左側ほど、また同じコラムであれば上側ほど、音量レベルの順番が先になっている。
図10(B)は、会議画面の第二の例を示す図である。この例では、映像中継対象に選択されたアカウント名「CLIENT01」、「CLIENT02」、「GW」、「CLIENT05」、「CLIENT06」、「CLIENT08」の参加端末の映像データのうち、音量レベルの順番が一番目の映像データが、表示枠381よりも面積の大きいクローズアップ用表示枠382に表示され、二番以降の映像データが、音量レベルの順番によって定まる所定の表示枠381に表示されている。ここでは、同じラインであれば左側ほど、また同じコラムであれば上側ほど音量レベルの順番が先になっている。
さて、主制御部39は、上述の処理(S3081〜S3087)の最中に、操作受付部34を介してユーザより会議からの離脱指示を受け付けたならば(S3088でYES)、LANインターフェース部31を介して管理サーバ1に、会議の離脱要求を送信して(S3089)、このフローを終了する。
次に、GW4を説明する。
図11は、GW4の概略構成図である。
図示するように、GW4は、LANインターフェース部41と、少なくとも一つの回線インターフェース部42と、上り中継部43と、下り中継部44と、主制御部45と、を有する。
LANインターフェース部41は、LAN5に接続するためのインターフェースである。
回線インターフェース部42は、PBX6に接続するためのインターフェースである。
上り中継部43は、回線インターフェース部42を介してPBX6配下のテレビ電話端末7から受信した音声および映像データを、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2に送信する。
図示するように、上り中継部43は、受信部431と、音声バッファ部432と、映像バッファ部433と、レベル検出部434と、中継対象選択部435と、音声送信部436と、映像送信部437と、を有する。
受信部431は、接続中の回線インターフェース部42を介してPBX6配下のテレビ電話端末7から音声および映像データを受信する。
音声バッファ部432には、接続中の回線インターフェース部42毎に、この回線インターフェース部42を介してPBX6配下のテレビ電話端末7から受信した音声データがバッファリングされる。
映像バッファ部433には、接続中の回線インターフェース部42毎に、この回線インターフェース部42を介してPBX6配下のテレビ電話端末7から受信した映像データがバッファリングされる。
レベル検出部434は、音声バッファ部432にバッファリングされた音声データに含まれている音声信号の音量レベルを検出する。
中継対象選択部435は、レベル検出部434で検出された音量レベルの大きい順に、少なくとも一つの回線インターフェース部42を中継対象として選択する。
音声送信部436は、中継対象選択部435により中継対象として選択された回線インターフェース部42を介して受信した音声データを、音声バッファ部432から読み出して、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2に送信する。
ここで、複数の回線インターフェース部42が中継対象として選択されている場合、音声送信部436は、これらの回線インターフェース部42を介して受信した音声データを、音声バッファ部432から読み出して合成し、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2に、この合成された音声データを送信する。
映像送信部437は、中継対象選択部435により中継対象として選択された回線インターフェース部42を介して受信した映像データを、映像バッファ部433から読み出して、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2に送信する。
ここで、複数の回線インターフェース部42が中継対象として選択されている場合、映像送信部437は、そのうちの一つの回線インターフェース部42(たとえば音量レベルの最も大きい音声データを受信した回線インターフェース部42)を介して受信した映像データを、映像バッファ部433から読み出して、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2に送信する。
下り中継部44は、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した音声および映像データを、回線インターフェース部42を介してPBX6配下のテレビ電話端末7に送信する。
図示するように、下り中継部44は、受信部441と、音声バッファ部442と、映像バッファ部443と、音声合成部444と、映像合成部445と、送信部446と、を有する。
受信部441は、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から各参加端末の音声および映像データを受信する。
音声バッファ部442には、参加端末毎に、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した音声データがバッファリングされる。
映像バッファ部443には、参加端末毎に、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した映像データがバッファリングされる。
音声合成部444は、PBX6と接続中の回線インターフェース部42毎に、対象の回線インターフェース部42以外の回線インターフェース部42を介して受信した各テレビ電話端末7の音声データと、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した自GW4以外の各参加端末の音声データとを合成して、会議音声用の音声データを生成する。
具体的には、音声合成部444は、PBX6と接続中の各回線インターフェース部42を対象としてそれぞれ次の処理を行う。すなわち、音声バッファ部442から自GW4以外の各参加端末の音声データを読み出すとともに、対象の回線インターフェース部42以外の回線インターフェース部42を介して受信した各テレビ電話端末7の音声データを上り中継部43の音声バッファ部432から読み出す。そして、読み出したこれらの音声データを合成して、対象の回線インターフェース部42に対する会議音声用の音声データを生成する。
映像合成部445は、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した複数の参加端末の映像データを、クライアント端末3の映像合成部38と同様の要領により合成して、会議画面用の映像データを生成する。
送信部446は、映像合成部445により生成された会議画面の映像データを、PBX6と接続中の各回線インターフェース部42から送信する。また、送信部446は、音声合成部444によりPBX6と接続中の回線インターフェース部42毎に生成された会議音声用の音声データを、それぞれ対応する回線インターフェース部42から送信する。
主制御部45は、自GW4の各部41〜44を統括的に制御して、中継サーバ2およびPBX6との接続制御を行う。
図12は、図11に示すGW4の動作を説明するためのフロー図である。
主制御部45は、いずれかの回線インターフェース部42を介してPBX6より会議IDの指定を伴う接続要求を受信すると(S401でYES)、中継サーバ2とセッション中であるか否か、すなわち自GW4が会議に参加中であるか否かを判断する(S402)。中継サーバ2とセッション中でないならば(S402でNO)、自GW4の端末IDおよび接続要求で指定されている会議IDの指定を伴う会議の参加要求を中継サーバ2に送信する(S403)。
その後、主制御部45は、LANインターフェース部41を介して管理サーバ1から応答を受信したならば、この応答が参加許可応答であるか否かを判断する(S404)。管理サーバ1からの応答が参加許可応答ならば(S404でYES)、接続要求を受信した回線インターフェース部42を介してPBX6に接続応答を返信して、この回線インターフェース部42をPBX6に接続する(S405)。これにより、この回線インターフェース部42に接続された接続要求元のPBX6配下のテレビ電話端末7と中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理を開始する(S406)。
すなわち、上り中継部43において、受信部431は、この回線インターフェース部42より受信した音声および映像データを、それぞれ音声バッファ部432、映像バッファ部433にバッファリングする。レベル検出部434は、音声バッファ部432にバッファリングされている音声データの音量レベルを検出する。中継対象選択部435は、この検出された音量レベルに基づき中継対象を選択する。そして、この回線インターフェース部42が中継対象に選ばれたならば、音声送信部436は、この回線インターフェース部42より受信した音声データを音声バッファ部432から読み出して、LANインターフェース部41から中継サーバ2に送信する。また、映像送信部437は、この回線インターフェース部42より受信した映像データを映像バッファ部433から読み出して、LANインターフェース部41から中継サーバ2に送信する。
なお、中継対象選択部435により中継対象が他にも選択された場合、音声送信部436は、この回線インターフェース部42より受信した音声データを他の中継対象より受信した音声データとともに音声バッファ部432から読み出して合成し、この合成された音声データを中継サーバ2に送信する。また、映像送信部437は、例えば、複数の中継対象のうち、この回線インターフェース部42より受信した音声データの音量レベルが最も大きい場合に、この回線インターフェース部42より受信した映像データを映像バッファ部433から読み出して、LANインターフェース部41から中継サーバ2に送信する。
また、下り中継部44において、受信部441は、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から各参加端末の音声および映像データを受信し、それぞれ音声バッファ部442、映像バッファ部443にバッファリングする。音声合成部444は、この回線インターフェース部42以外の接続中の回線インターフェース部42より受信した音声データを、上り中継部43の音声バッファ部432から読み出すとともに、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した自GW4以外の各参加端末の音声データを音声バッファ部442から読み出して、これらの音声データを合成し会議音声用の音声データを生成する。また、映像合成部445は、LANインターフェース部41を介して中継サーバ2から受信した各参加端末の映像データを映像バッファ部443から読み出して、これらの映像データを合成し会議画面用の映像データを生成する。そして、送信部446は、この回線インターフェース部42から会議音声用の音声データおよび会議画面用の映像データを送信する。
一方、主制御部45は、管理サーバ1から受信した応答が参加拒否応答である場合(S404でNO)、この回線インターフェース部42を介してPBX6にBUSY信号を返信するなどの所定のエラー処理を実施する(S408)。
また、主制御部45は、中継サーバ2とセッション中である場合(S402でYES)、自GW4が参加中の会議の会議IDが、接続要求で指定されている会議IDと一致するか否かを判断する(S407)。
両会議IDが一致する場合は(S407でYES)、接続要求を受信した回線インターフェース部42を介してPBX6に接続応答を返信して、この回線インターフェース部42をPBX6に接続する(S405)。これにより、この回線インターフェース部42に接続されたPBX6配下のテレビ電話端末7と中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理を開始する(S406)。
一方、両会議IDが一致しない場合(S407でNO)、主制御部45は、この回線インターフェース部42を介してPBX6にBUSY信号を返信するなどの所定のエラー処理を実施する(S408)。
また、主制御部45は、接続中のいずれかの回線インターフェース部42を介してPBX6より切断要求を受信すると(S409でYES)、切断要求を受信した回線インターフェース部42を介してPBX6に切断応答を返信して、この回線インターフェース部42をPBX6から切断する(S410)。これにより、この回線インターフェース部42に接続された切断要求元のPBX6配下のテレビ電話端末7と中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理を終了する(S411)。
次に、主制御部45は、接続中の回線インターフェース部42が他に存在するか否か調べ(S412)、存在しないならば(S412でNO)、自GW4の端末IDおよび自GW4が参加中の会議の会議IDの指定を伴う会議の離脱要求を送信して、自GW4を会議から離脱させる(S413)。
次に、本実施の形態が適用された会議システムの動作例を説明する。
図13は、図1に示す会議システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。ここでは、PBX6配下の2台のテレビ電話端末7A、7Bが、開催中の同じ会議に参加する場合の動作例を示している。
先ず、テレビ電話端末7Aは、ユーザから会議IDの指定を伴うGW4への発信操作を受け付けると(S501)、GW4に割り当てられた番号を着番とする、会議IDの指定を伴う接続要求を送信する(S502)。この接続要求は、PBX6を介してGW4のいずれかの回線インターフェース部42(以下、第一の回線インターフェース部42と呼ぶ)に着信する。
GW4は、第一の回線インターフェース部42に接続要求が着信すると、自GW4が会議に参加していないことを確認し、自GW4の端末IDおよび接続要求で指定されている会議IDの指定を含む会議の参加要求を管理サーバ1に送信する(S503)。これを受けて、管理サーバ1は、この参加要求で指定されている会議IDにより特定される会議の参加端末としてGW4が予約されていることを確認し、GW4に参加許可応答を返信するとともに(S504)、中継サーバ2に、GW4のアドレスを伴う中継開始指示を送信する(S505)。
これを受けて、GW4は、第一の回線インターフェース部42から接続応答を返信して(S506)、第一の回線インターフェース部42をPBX6に接続する。
これにより、第一の回線インターフェース部42およびPBX6を介して、テレビ電話端末7Aと中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理が開始される(S507、S508)。
次に、テレビ電話端末7Bは、ユーザから会議IDの指定を伴うGW4への発信操作を受け付けると(S509)、GW4に割り当てられた番号を着番とする、会議IDの指定を伴う接続要求を送信する(S510)。この接続要求は、PBX6を介して、GW4の第一の回線インターフェース部42以外のいずれかの回線インターフェース部42(以下、第二の回線インターフェース部42と呼ぶ)に着信する。
GW4は、第二の回線インターフェース部42に接続要求が着信すると、自GW4が、この接続要求で指定されている会議IDにより特定される会議に参加中であることを確認し、管理サーバ1に参加要求を送信することなく、第二の回線インターフェース部42から接続応答を返信して(S511)、第二の回線インターフェース部42をPBX6に接続する。
これにより、第二の回線インターフェース部42およびPBX6を介して、テレビ電話端末7Bと中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理が開始される(S512、S513)。
さて、テレビ電話端末7Aは、ユーザから切断操作を受け付けると(S514)、切断要求を送信する(S515)。この接続要求は、PBX6を介してGW4の第一の回線インターフェース部42に到達する。
GW4は、第一の回線インターフェース部42を介して切断要求を受信すると、第二の回線インターフェース部42が接続中であることを確認し、管理サーバ1に離脱要求を送信することなく、第一の回線インターフェース部42から切断応答を返信して(S516)、第一の回線インターフェース部42をPBX6から切断する。これにより、テレビ電話端末7Aと中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理が終了する。
次に、テレビ電話端末7Bは、ユーザから切断操作を受け付けると(S517)、切断要求を送信する(S518)。この接続要求は、PBX6を介してGW4の第二の回線インターフェース部42に到達する。
GW4は、第二の回線インターフェース部42を介して切断要求を受信すると、第二の回線インターフェース部42から切断応答を返信して(S519)、第二の回線インターフェース部42をPBX6から切断する。これにより、テレビ電話端末7Bと中継サーバ2との間の音声および映像データの中継処理が終了する。
また、GW4は、すべての回線インターフェース部42がPBX6に接続中でないことを確認し、自GW4の端末IDおよび参加中の会議の会議IDの指定を伴う離脱要求を管理サーバ1に送信する(S520)。
これを受けて、管理サーバ1は、GW4に、離脱許可応答を返信するとともに(S521)、中継サーバ2に、GW4のアドレスを伴う中継終了指示を送信する(S522)。これにより、中継サーバ2は、GW4との間の音声および映像データの送受を終了する。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態において、GW4は、PBX6配下の複数のテレビ電話端末7から音声および映像データを受信して、これらの音声データの音量レベルに基づいて、複数のテレビ電話端末7のなかから中継対象を選択する。そして、中継対象に選択したテレビ電話端末7から受信した音声および映像データを、中継サーバ2に送信する。また、中継サーバ2から音声および映像データを受信して各テレビ電話端末7に送信する。
したがって、本実施の形態によれば、中継サーバ2およびGW4間のセッションを複数のテレビ電話端末7で共用できるので、中継サーバ2に接続可能な端末数以上の端末を会議に参加させることが可能となる。
また、本実施の形態において、GW4は、音声データの音量レベルの大きい順に、PBX6配下のテレビ電話端末7のなかから中継対象を少なくとも二つ選択する。そして、中継対象に選択された少なくとも二つのテレビ電話端末7から受信した音声データを合成して中継サーバ2に送信するとともに、これらのテレビ電話端末7のうちの一つ(たとえば最も音声データの音量レベルの大きいテレビ電話端末7)から受信した映像データを中継サーバ2に送信する。
したがって、本実施の形態によれば、PBX6配下の複数のテレビ電話端末7のユーザが同時に発言した場合に、これらのユーザ全員の発言を会議に参加しているクライアント端末3に送ることができる。
また、本実施の形態において、GW4は、中継サーバ2から会議に参加している各クライアント端末3の音声データ、映像データを受信して、それぞれを合成し会議音声用の音声データ、会議画面用の映像データを生成して、この会議音声用の音声データ、会議画面用の映像データをPBX6配下のテレビ電話端末7に送信する。
したがって、本実施の形態によれば、クライアント端末3と異なり、会議音声用の音声データ生成のための音声合成機能、および会議画面用の映像データの映像合成機能を備えていないテレビ電話端末7を、会議に参加させることが可能となる。
また、本実施の形態において、GW4は、PBX6配下のテレビ電話端末7各々に対して、対象のテレビ電話端末7以外の各テレビ電話端末7から受信した音声データと、中継サーバ2から受信し各クライアント端末3の音声データとを合成して、会議音声用の音声データを生成し、この会議音声用の音声データを対象のテレビ電話端末7に送信する。
したがって、本実施の形態によれば、各テレビ電話端末7に、他のテレビ電話端末7のユーザの発言を送ることができる。
また、本実施の形態において、GW4は、いずれかの回線インターフェース部42に接続要求が着信した場合に、自GW4が会議に参加していないならば、管理サーバ1に参加要求を送信して会議に参加するとともに、この回線インターフェース部42から接続応答を返信することで、この回線インターフェース部42をPBX6に接続し、一方、すでに会議に参加中であるならば、管理サーバ1に参加要求を送信することなく、この回線インターフェース部42から接続応答を返信することで、この回線インターフェース部42をPBX6に接続する。
したがって、本実施の形態によれば、GW4が管理サーバ1に参加要求を重複送信する事態が発生するのを防止できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態において、本発明の中継装置をGW4に適用した場合を例に取り説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明の中継装置は、自中継装置と中継サーバ2との接続を、複数のクライアント端末3で共用するものでもよい。この場合、図11において、複数の回線インターフェース部42に代えて、クライアント端末3を接続するためのLANインターフェース部が設けられる。なお、クライアント端末3を接続するためのLANインターフェース部を、管理サーバ1および中継サーバ2と接続するためのLANインターフェース部41と共用してもよい。
また、上記の実施の形態において、図2に示す管理サーバ1、図5に示す中継サーバ2、図7に示すクライアント端末は、および図11に示すGW4の機能は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実行されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実行されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェース(クライアント端末3は、これらに加えてマイク、スピーカ等の音声入出力オ装置、カメラ、ディスプレイ等の映像入出力装置、およびキーボード、マウス等の入力装置)を備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
1:管理サーバ、2:中継サーバ、3:クライアント端末、4:GW、5:LAN、6:PBX、7:テレビ電話端末、11:LANインターフェース部、12:端末情報記憶部、13:予約情報記憶部、14:予約受付部、15:会議制御部、21:LANインターフェース部、22:中継情報記憶部、23:音声バッファ部、24:映像バッファ部、25:指示受付部、26:音声中継部、27:映像中継部、28:レベル検出部、29:中継対象選択部、31:LANインターフェース部、32:音声入出力部、33:映像入出力部、34:操作受付部、35:音声処理部、36:映像処理部、37:音声合成部、38:映像合成部、39:主制御部、41:LANインターフェース部、42:回線インターフェース部、43:上り中継部、44:下り中継部、45:主制御部、261:音声収集部、262:音声配信部、271:映像収集部、272:映像配信部、431:受信部、432:音声バッファ部、433:映像バッファ部、434:レベル検出部、435:中継対象選択部、436:音声送信部、437:映像送信部、441:受信部、442:音声バッファ部、443:映像バッファ部、444:音声合成部、445:映像合成部、446:送信部

Claims (5)

  1. 複数の会議端末を会議サーバに接続する中継装置であって、
    前記複数の会議端末から音声および映像データを受信して前記会議サーバに送信する上り中継手段と、
    前記会議サーバから音声および映像データを受信して前記複数の会議端末に送信する下り中継手段と、
    前記複数の会議端末の前記会議サーバへの接続を制御する接続制御手段と、を有し、
    前記上り中継手段は、
    前記複数の会議端末から前記音声および映像データを受信する第一の受信手段と、
    前記複数の会議端末から受信された前記音声データの音量レベルを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記音量レベルに基づいて、前記複数の会議端末のなかから中継対象を選択する選択手段と、
    前記中継対象に選択された前記会議端末から受信した前記音声および映像データを、前記会議サーバに送信する第一の送信手段と、を有し、
    前記接続制御手段は、
    前記複数の会議端末のいずれかの会議端末から前記会議サーバへの接続要求を受信した場合に、自中継装置と前記会議サーバとの間で音声および映像データの送受信に用いるセッションが確立されていないならば、当該接続要求を前記会議サーバに送信して当該セッションを確立するとともに、当該接続要求の送信元に接続応答を返信し、当該セッションが確立されているならば、当該接続要求を前記会議サーバに送信することなく、当該接続要求の送信元に接続応答を返信する
    ことを特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置であって、
    前記選択手段は、
    前記検出手段により検出された前記音量レベルの大きい順に、前記複数の会議端末のなかから前記中継対象を少なくとも二つ選択し、
    前記第一の送信手段は、
    前記中継対象に選択された少なくとも二つの前記会議端末から受信した前記音声データを合成し、当該合成された音声データを前記会議サーバに送信するとともに、前記中継対象に選択された少なくとも二つの前記会議端末のうちの一つから受信した前記映像データを前記会議サーバに送信する
    ことを特徴とする中継装置。
  3. 請求項1または2に記載の中継装置であって、
    前記下り中継手段は、
    前記会議サーバから、前記複数の会議端末以外の会議端末の音声および映像データを受信する第二の受信手段と、
    前記会議サーバから受信した前記複数の会議端末以外の会議端末各々の前記音声データを合成する音声合成手段と、
    前記会議サーバから受信した前記複数の会議端末以外の会議端末各々の前記映像データを合成する映像合成手段と、
    前記音声合成手段により合成された前記音声データおよび前記映像合成手段により合成された前記映像データを前記複数の会議端末に送信する第二の送信手段と、を有する
    ことを特徴とする中継装置。
  4. 請求項3に記載の中継装置であって、
    前記音声合成手段は、
    前記複数の会議端末の各々に対して、当該会議端末以外の前記複数の会議端末から受信した前記音声データと、前記会議サーバから受信した前記複数の会議端末以外の会議端末各々の前記音声データとを合成して、当該会議端末向けの音声データを生成し、
    前記第二の送信手段は、
    前記複数の会議端末の各々に対して、前記音声合成手段により生成された当該会議端末向けの音声データを送信する
    ことを特徴とする中継装置。
  5. 複数の会議端末の会議サーバへの接続方法であって、
    前記複数の会議端末から音声および映像データを受信して、前記会議端末各々の音声データの音量レベルに基づいて、前記複数の会議端末のなかから中継対象を選択し、前記中継対象に選択した前記会議端末から受信した音声および映像データを、前記会議サーバに送信
    前記会議サーバから音声および映像データを受信して前記複数の会議端末に送信し、
    前記複数の会議端末のいずれかの会議端末から前記会議サーバへの接続要求を受信した場合に、自中継装置と前記会議サーバとの間で音声および映像データの送受信に用いるセッションが確立されていないならば、当該接続要求を前記会議サーバに送信して当該セッションを確立するとともに、当該接続要求の送信元に接続応答を返信し、当該セッションが確立されているならば、当該接続要求を前記会議サーバに送信することなく、当該接続要求の送信元に接続応答を返信する
    ことを特徴とする会議端末の会議サーバへの接続方法。
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