JP6369212B2 - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6369212B2
JP6369212B2 JP2014163815A JP2014163815A JP6369212B2 JP 6369212 B2 JP6369212 B2 JP 6369212B2 JP 2014163815 A JP2014163815 A JP 2014163815A JP 2014163815 A JP2014163815 A JP 2014163815A JP 6369212 B2 JP6369212 B2 JP 6369212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
terminal
transmission request
transmission
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014163815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016039604A (ja
Inventor
猪股 浩司郎
浩司郎 猪股
拓海 小林
拓海 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014163815A priority Critical patent/JP6369212B2/ja
Priority to US14/614,777 priority patent/US9877168B2/en
Priority to CN201510096717.5A priority patent/CN105991853B/zh
Publication of JP2016039604A publication Critical patent/JP2016039604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6369212B2 publication Critical patent/JP6369212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • H04W4/08User group management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/104Peer-to-peer [P2P] networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で音声データや映像データの送受信を行うシステムが提案されている。上記システムは、例えば、複数のユーザが互いに異なる場所で同時に参加する電子会議に利用される。
従来の上記システムでは、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において、全ての端末装置間で、音声データを送受信させるための通信路(音声通信路)を相互に確立し、該通信路を介してユーザ(発言者)の音声データを各端末装置に送信している。この構成では、各端末装置について、他の全ての端末装置との間に通信路を確立するため、端末装置の台数が多くなると、システム全体として確立される通信路の数も多くなる。このため、例えば、端末装置の台数が多くなる大規模な会議では、ネットワーク帯域が逼迫し、音声の途切れや遅延が発生し、音声通信の品質が低下する。
上記の音声の途切れや遅延の問題に着目した技術が、例えば特許文献1に開示されている。具体的には、特許文献1には、通信網の混雑状態を判定し、混雑状態に応じて、送信端末から送信される音声データの圧縮率を動的に制御する音声データ送受信システムが開示されている。
特開2010−33229号公報
本発明は、ネットワークを介して接続される端末装置の台数が多くなっても、端末装置間で高品質なデータ通信を実現できる情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るプログラムは、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明の請求項2に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記コンピュータを、さらに、各端末装置の現在地を取得する現在地取得手段として機能させ、前記通信路確立手段は、前記受信要求を行った前記端末装置が、予め定められた範囲内に複数存在する場合は、そのうちの1台の前記端末装置に対して、前記通信路を確立する。
本発明の請求項3に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記設定台数は、前記ネットワークを介して接続された全ての端末装置の台数に応じて設定される。
本発明の請求項4に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記設定台数は、前記受信要求を行った前記端末装置の台数に応じて設定される。
本発明の請求項5に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときに、前記送信要求受信手段により新たな前記送信要求が受信された場合は、前記通信路確立手段は、新たな前記送信要求を行った前記端末装置に対する前記通信路の確立を拒否する。
本発明の請求項6に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記通信路が確立された後、前記送信要求を行った前記端末装置から前記メディアデータが送信されない時間が、予め定められた時間に達した場合は、前記通信路確立手段は、該端末装置に対応する前記通信路を解除する。
本発明の請求項7に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、新たな前記送信要求を行った前記端末装置の前記表示部に、前記送信要求を受け付けないことを示す画面を表示させる。
本発明の請求項8に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、ユーザが新たな前記送信要求を選択することができないように前記表示部の表示内容を制御する。
本発明の請求項9に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、前記端末装置が、全ての前記端末装置を管理するサーバに接続された時点で、ユーザが前記送信要求を行うための前記表示部に表示されるチェックボックスをチェックできないように制御する。
本発明の請求項10に係るプログラムは、請求項1に記載の構成において、前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、ユーザが新たな前記送信要求を選択することができないように前記表示部に表示させ、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数を下回ったときは、ユーザが新たな前記送信要求を選択することができるように前記表示部の表示内容を変更する。
本発明の請求項11に係るプログラムは、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間における、前記メディアデータを送信するための通信路の確立を許可する許可通知を、前記送信要求を行った前記端末装置に送信する判定処理手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明の請求項12に係るプログラムは、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記メディアデータを他の送信端末へ送信するための送信要求を送信する送信要求送信手段、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記メディアデータを受信するための受信要求を行った複数の端末装置のうち少なくとも1台の端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明の請求項13に係るプログラムは、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記メディアデータを他の送信端末へ送信するための送信要求を送信する送信要求送信手段、前記メディアデータを受信する端末装置の情報が登録された受信端末リストを受信する端末情報受信手段、前記送信要求が許可された前記端末装置と、受信した前記受信端末リストに登録されている前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
上記プログラムは、CD−ROMやDVD−ROMなどの、コンピュータが読み取り可能な情報記憶媒体に格納されてもよい。また、上記コンピュータは、上記端末装置であってもよいし、端末装置を管理するサーバであってもよい。
本発明の請求項14に係る情報処理装置は、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信する情報処理装置であって、前記メディアデータを他の送信端末へ送信するための送信要求を送信する送信要求送信手段と、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記メディアデータを受信するための受信要求を行った複数の端末装置のうち少なくとも1台の端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段と、を含むことを特徴とする。また、上記情報処理装置は、上記端末装置であってもよい。
本発明の請求項15に係る情報処理システムは、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信する情報処理システムであって、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段と、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段と、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段と、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項16に係る記録媒体は、ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段、少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の請求項1、11〜16の構成によれば、送信要求を行った端末装置の合計台数が設定台数以下である場合に、送信要求を行った端末装置と、受信要求を行った端末装置との間に、メディアデータを送信するための通信路が確立される。このため、ネットワークを介して接続される端末装置の台数が多くなっても、端末装置間で高品質なデータ通信が実現される。
本発明の請求項2の構成によれば、予め設定された範囲内に位置する複数の端末装置のうちの1台の端末装置対して通信路が確立される。
本発明の請求項3の構成によれば、設定台数は端末装置の台数に応じて設定される。
本発明の請求項4の構成によれば、設定台数は受信要求を行った端末装置の台数に応じて設定される。
本発明の請求項5の構成によれば、送信要求を行った端末装置の台数が設定台数に達しているときに新たな送信要求を行った端末装置では、通信路の確立が拒否される。
本発明の請求項6の構成によれば、メディアデータが送信されない時間が予め設定された時間に達した場合は、対応する端末装置の通信路が解除される。
本発明の請求項7〜9の構成によれば、通信路の確立を拒否された端末装置の表示部に、送信要求を受け付けないことを示す画面が表示される。
本発明の請求項10の構成によれば、送信端末装置の合計台数の増減に応じて、送信要求を受け付ける画面や送信要求を受け付けない画面が切り替わって表示される。
本実施形態に係る電子会議システムの全体構成図である。 端末装置及びサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 電子会議システムの具体的な構成を示す機能ブロック図である。 電子会議システムの具体的な構成を示す機能ブロック図である。 電子会議システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 送信端末リストの一例を示す図である。 受信端末リストの一例を示す図である。 更新された受信端末リストの一例を示す図である。 通信路を示すネットワーク構成の一例を示す図である。 通信路を示すネットワーク構成の一例を示す図である。 通信路を示すネットワーク構成の一例を示す図である。 電子会議システムの動作フロー図である。 電子会議システムの動作フロー図である。 電子会議システムの動作フロー図である。 変形例1に係るサーバの具体的な構成を示す機能ブロック図である。 電子会議システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 受信端末リストの一例を示す図である。 変形例1に係る通信路を示すネットワーク構成の一例を示す図である。 電子会議システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
本発明の一実施形態について、図面を用いて以下に説明する。本実施形態では、情報処理システムの一例として、ネットワークを介して接続された複数の端末装置間で音声データの送受信を行う電子会議システムを例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係る電子会議システムの全体構成図である。電子会議システム100(情報処理システム)は、会議に出席する複数のユーザがそれぞれ使用する複数の端末装置10と、各端末装置10と情報通信を行うサーバ20とを含んで構成されている。図1では、6台の端末装置10a〜10fと、各端末装置10a〜10fに通信ネットワーク30を介して接続される1台のサーバ20とを示している。なお、電子会議システム100を構成する端末装置10の台数は限定されない。以下では、各端末装置において共通する構成を説明する際は、端末装置10と総称して説明する。
図1に示すように、各端末装置10とサーバ20とは、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワーク30を介して相互に接続されている。なお、図1及び後述する他の図において、点線はネットワーク接続されている状態を示している。各端末装置間の制御情報等は、通信ネットワーク30を介して各端末装置間で送受信される。
図2は、端末装置10及びサーバ20のハードウェア構成を示すブロック図である。端末装置10は、CPU101、メモリ102、記憶部103、通信部104、操作部105、表示部106、音声入力部107、及び音声出力部108を含むコンピュータで構成されている。これらのハードウェア要素はバスにより相互にデータの授受が可能に接続されている。CPU101は、端末装置10の各部を制御したり、各種の情報処理を実行したりする。メモリ102は、各種のプログラムやデータを保持する。メモリ102には、CPU101の作業領域も確保される。記憶部103は、各種のファイルやドキュメント等のデータを記憶する。通信部104は、通信ネットワーク30を介して、サーバ20や他の端末装置10とデータ通信を行う。操作部105は、キーボード、マウス、ペンツール、タッチパネル等の入力デバイスである。表示部106は、Webブラウザ等のアプリケーションソフトを介して各種のファイルやドキュメント等を表示する表示画面である。また、表示部106は、電子会議においてユーザの操作を受け付けるための操作画面を表示する。音声入力部107は、電子会議において発言したユーザの音声が入力されるマイクである。音声出力部108は、電子会議において、他の端末装置10から受信した音声データを音声として出力するスピーカである。これら記憶部103、操作部105、表示部106、音声入力部107、及び音声出力部108は、端末装置10の外部に設けられ、通信ネットワーク30を介して端末装置10に接続されていてもよい。また、端末装置10には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末等である。
サーバ20は、CPU201、メモリ202、記憶部203、及び通信部204を含むコンピュータで構成されている。これらのハードウェア要素はバスにより相互にデータの授受が可能に接続されている。CPU201は、サーバ20の各部を制御したり、各種の情報処理を実行したりする。メモリ202は、各種のプログラムやデータを保持する。メモリ202には、CPU201の作業領域も確保される。記憶部203は、各種のファイルやドキュメント等のデータを記憶する。通信部204は、通信ネットワーク30を介して、各端末装置10とデータ通信を行う。
ここで、各端末装置10は、ユーザが発言した音声データを送信する送信機能と、該音声データを受信する受信機能との両機能を兼ね備えていても良いし、何れかの機能のみを備えていてもよい。各端末装置10が備える機能は、各端末装置10を使用するユーザの指示や電子会議の形態等に基づいて決定することができる。
図3及び図4は、電子会議システム100の具体的な構成を示す機能ブロック図である。説明の便宜上、図3に示す端末装置10aでは、送信機能に対応する機能ブロックを示し、図4に示す端末装置10bでは、受信機能に対応する機能ブロックを示している。なお、上述のように、端末装置10aがさらに受信機能(図4参照)を備え、端末装置10bがさらに送信機能(図3参照)を備えていてもよい。以下では、必要に応じて、各端末装置が上記両機能を備えている場合にも言及する。
サーバ20は、図3及び図4に示すように、送信要求受信部21、受信要求受信部22、判定処理部23、及び、端末情報生成部24を含んでいる。端末装置10aは、図3に示すように、送信要求送信部11、判定結果取得部12、端末情報取得部13、通信路確立部14、音声送信部15、及び、表示制御部16を含んでいる。端末装置10bは、図4に示すように、受信要求送信部41、判定結果取得部42、表示制御部43、及び、音声受信部44を含んでいる。
各端末装置10及びサーバ20に含まれる上記各要素は、それぞれのメモリ102、202(図2参照)に格納されたプログラムをそれぞれのCPU101、201が実行することにより実現される。
上記プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカード等のコンピュータが読み取り可能な情報記憶媒体から端末装置10及びサーバ20にインストールされてもよいし、インターネット等の通信ネットワーク30を介してダウンロードされてもよいし、上記各要素に対応するプログラムが予め記憶されたサーバ20から、所定の要素に対応するプログラムが各端末装置10にダウンロードされてもよい。
例えば、図5に示すように、各端末装置10a〜10fが通信ネットワーク30を介してサーバ20に接続されたネットワーク構成において、各端末装置10a〜10fがサーバ20に接続された時点で、上記各要素に対応するプログラムが予め記憶されたサーバ20から、各端末装置10a〜10fのそれぞれのメモリ102に、所定の要素に対応するプログラムがダウンロードされてもよい。ダウンロードされるプログラムは、例えばJavaScript(登録商標)により構成されてもよい。各端末装置10a〜10fは、サーバ20に接続すると、上記プログラムを取得する。
上記プログラムに対応する各機能について説明する。以下では、電子会議の進行に応じた電子会議システム100の処理の流れに準じて説明する。
まず、電子会議において、ユーザは、自身の発言(音声)を他の端末装置10へ送信することを希望する場合、すなわち、自身の端末装置と他の端末装置との間に音声データを送信するための通信路を確立することを要求する場合、端末装置10の操作部105を操作して、その旨の指示を与える。例えば、ユーザAは、電子会議において、自身が使用する端末装置10a(図3参照)の表示部106に表示された「音声送信」の選択画面(例えば、チェックボックスや電子的ボタン)を、キーボードやマウス等を使用して選択する。端末装置10aの送信要求送信部11は、受け付けたユーザAの要求(以下、送信要求という。)を、サーバ20に送信する。なお、例えば、ユーザAが「音声送信」のチェックボックスを外した場合や所定の条件を満たした場合(後述)は、送信要求送信部11は、送信の解除要求を送信する。例えば、送信要求送信部11は、送信要求を送信する場合は「+1」を送信し、解除要求を送信する場合は「−1」を送信する。
また、電子会議において、ユーザは、他のユーザの発言(音声)を受信することを希望する場合、端末装置10の操作部105を操作して、その旨の指示を与える。例えば、ユーザBは、電子会議において、自身が使用する端末装置10b(図4参照)の表示部106に表示された「音声受信」の選択画面(例えば、チェックボックスや電子的ボタン)を、キーボードやマウス等を使用して選択する。端末装置10bの受信要求送信部41は、受け付けたユーザBの要求(以下、受信要求という。)を、サーバ20に送信する。なお、例えば、ユーザBが「音声受信」のチェックボックスを外した場合や所定の条件を満たした場合(後述)は、受信要求送信部41は、受信の解除要求を送信する。例えば、受信要求送信部41は、受信要求を送信する場合は「+1」を送信し、解除要求を送信する場合は「−1」を送信する。
なお、各端末装置10では、「音声送信」及び「音声受信」の両方の選択画面が表示されており、各ユーザは、各選択画面を個別に選択することが可能になっている。例えば、端末装置10aにおいて、ユーザAは、「音声送信」及び「音声受信」の両方を選択することもできる。
サーバ20の送信要求受信部21は、端末装置10の送信要求送信部11から送信された送信要求を受信する。例えば、端末装置10a、10fのそれぞれから送信要求が送信された場合、送信要求受信部21は、両端末装置10a、10fの送信要求を受信する。
サーバ20の受信要求受信部22は、端末装置10の受信要求送信部41から送信された受信要求を受信する。例えば、端末装置10a〜10fのそれぞれから受信要求が送信された場合、受信要求受信部22は、各端末装置10a〜10fの受信要求を受信する。
サーバ20の判定処理部23は、送信要求受信部21により受信された送信要求に基づいて、該送信要求を送信した端末装置10における音声送信の許否を判定する。具体的には、判定処理部23は、送信要求受信部21により受信された送信要求を行った端末装置の合計台数と、予め設定された設定台数とを比較し、合計台数が設定台数以下であるか否かを判定する。そして、判定処理部23は、合計台数が設定台数以下である場合は、送信要求を行った端末装置における音声送信を許可し、合計台数が設定台数を超える場合は、音声送信を不許可にする。例えば、設定台数が「3」に設定されている場合に、端末装置10a、10fが送信要求を行った場合、合計台数(2台)は設定台数(3台)以下であるため、端末装置10a、10fにおける音声送信を許可する。
ここで、判定処理部23は、現時点(判定対象の端末装置が送信要求を行った時点)で送信要求を行っている端末装置10の合計台数を算出する。例えば、端末装置10a、10fが既に送信要求を行っており、新たに端末装置10bが送信要求を行った場合、現時点の上記合計台数は3台となる。よって、例えば、設定台数が「2」に設定されている場合に、端末装置10a、10fが既に送信要求を行っており(音声送信が既に行われていてもよい)、新たに端末装置10bが送信要求を行った場合は、合計台数(3台)が設定台数(2台)を超えるため、新たに送信要求を行った端末装置10bの音声送信を不許可にする。
このように、音声送信は、送信要求を行った順に設定台数に達するまで許可が与えられる。また、音声送信が許可された端末装置10の台数が設定台数に達した場合は、何れかの端末装置10において音声送信(通信路)が解除された場合に、他の端末装置10の音声送信の許可が与えられ得る。
判定処理部23は、上記判定結果(許可通知、不許可通知)を、送信要求を送信した端末装置10に送信する。
また、判定処理部23は、受信要求受信部22により受信された受信要求に基づいて、該受信要求を送信した端末装置10における音声受信の許否を判定してもよい。例えば、判定処理部23は、受信要求受信部22により受信された受信要求を行った端末装置10の合計台数と、予め設定された設定台数とを比較し、合計台数が設定台数以下であるか否かを判定してもよい。また、後述する他の条件に基づいて、上記音声受信の許否を判定してもよい(後述の変形例1)。また、判定処理部23は、受信要求受信部22により受信された全ての受信要求について、音声受信を許可してもよい。判定処理部23は、上記判定結果(許可通知、不許可通知)を、受信要求を送信した端末装置10に送信する。
さらに、判定処理部23は、送信要求を行える端末装置10の合計台数が設定台数に達した場合に、送信端末数が規定値(設定台数)に達し、これ以上の送信要求が行えないことを示す通知(メッセージ)を、サーバ20に接続されている全端末装置10に送信してもよい。同様に、送信解除要求を受けて送信要求を行える台数が設定台数を下回った場合に、送信要求が可能になったことを示す通知を、全端末装置10に送信してもよい。また、設定台数に達するまでの残りの台数自体を示す通知を送信しても良い。例えば、設定台数が2台だった場合に、端末装置10aからの送信要求があった場合には端末装置10aに送信許可を通知するとともに、全端末装置10に設定台数に達するまでの残りの台数である「1(台)」を送信し、次に端末装置10fからの送信要求があった場合には端末装置10fに送信許可を通知するとともに、全端末装置10に「0(台)」を送信し、さらに今度は端末装置10aから送信解除要求があった場合には全端末装置10に「1(台)」を送信する、といった具合である。なお、判定処理部23は、受信要求に対しても上記と同様の処理を実行しても良い。
サーバ20の端末情報生成部24は、送信要求受信部21により受信された送信要求と、判定処理部23における上記判定結果に基づいて、送信端末情報を生成する。具体的には、端末情報生成部24は、合計台数が設定台数以下である場合に、音声送信を許可する端末装置10の端末情報を一覧にした送信端末リストを生成する。例えば、端末装置10a、10fから受信した送信要求が許可された場合、端末情報生成部24は、端末装置10a、10fの名称、識別情報(端末ID、IPアドレス等)等の端末情報を一覧にした送信端末リストを生成する。図6には、送信端末リストの一例を示している。端末情報生成部24は、受信された送信要求が許可される度、又は送信要求が解除される度に、送信端末リストを更新する。生成された送信端末リストは、端末リストDB203aに保存される。
また、端末情報生成部24は、受信要求受信部22により受信された受信要求に基づいて、受信端末情報を生成する。具体的には、端末情報生成部24は、受信要求を許可する端末装置10の端末情報を一覧にした受信端末リストを生成する。例えば、端末装置10a〜10fから受信した受信要求が許可された場合、端末情報生成部24は、端末装置10a〜10fの名称、識別情報(端末ID、IPアドレス等)等の端末情報を一覧にした受信端末リストを生成する。図7には、受信端末リストの一例を示している。端末情報生成部24は、受信された受信要求が許可される度、又は受信要求が解除される度に、受信端末リストを更新する。図8には、図7の状態において、ネットワーク接続された端末装置10g(図示せず)から受信された新たな受信要求が許可された場合の、更新された受信端末リストを示している。生成された受信端末リストは、端末リストDB203aに保存される。
また、端末情報生成部24は、判定処理部23において音声送信が許可された端末装置10に対して、上記受信端末リストを送信する。さらに、端末情報生成部24は、上記受信端末リストが更新(変更)された際も音声送信が許可された端末装置10に対して、更新された受信端末リストを送信する。例えば、端末装置10a、10fに対して音声送信が許可された場合、端末情報生成部24は、上記受信端末リスト(図7参照)を端末装置10a、10fに送信する。また、上記受信端末リストが更新された際も、端末情報生成部24は、更新された受信端末リストを端末装置10a、10fに送信する。その際、変更された(追加された)受信端末リストだけを送信しても良い。
端末装置10aの判定結果取得部12は、サーバ20の判定処理部23における上記判定結果を受信(又は取得)する。例えば、端末装置10a、10fの判定結果取得部12は、サーバ20から、音声送信の許可通知を取得する。
端末装置10aの端末情報取得部13(端末情報受信部13)は、サーバ20の端末情報生成部24から受信端末リストを受信(又は取得)する。例えば、端末装置10a、10fの端末情報取得部13は、サーバ20から、図7に示す受信端末リストを取得する。
端末装置10aの通信路確立部14は、端末情報取得部13により取得された受信端末リストに基づいて、他の端末装置10との間に、音声データを送信する(送受信させる)ための通信路を確立する。取得した受信端末リストは、記憶部103に保存される。例えば、端末装置10aの通信路確立部14は、端末装置10aと、端末装置10b、10c、10d、10e、10fそれぞれとの間に通信路を確立する。図9には、端末装置10aと端末装置10b、10c、10d、10e、10fそれぞれとの間に確立された通信路を示すネットワーク構成を示している。同様に、端末装置10fの通信路確立部14は、端末装置10fと、端末装置10a、10b、10c、10d、10eそれぞれとの間に通信路を確立する。図10には、端末装置10fと端末装置10a、10b、10c、10d、10eそれぞれとの間に確立された通信路を示すネットワーク構成を示している。図11には、上記の例において確立される全通信路を示すネットワーク構成を示している。図9〜図11において、矢印の向きは、音声データの送信方向を示している。なお、図9〜図11では、サーバ20を介さずに音声データを送受信する構成を示しているが、ネットワーク構成はこれに限定されず、サーバ20を中継器として音声データを送受信する構成であってもよい。
また、通信路の確立は、例えば、音声送信する端末装置(送信端末装置)が、音声受信する端末装置(受信端末装置)に対して、受信端末情報のIPアドレス及びポート番号に基づいて行われる。また、例えば、ユーザAが端末装置10aの表示部106に表示された「音声送信」のチェックボックスを外した場合、通信路確立部14は、確立した通信路を解除する。
端末装置10aの音声送信部15は、通信路確立部14により上記通信路が確立されると、音声入力部107に入力された音声データを、上記通信路を介して各端末装置10に送信(配信)する。例えば、音声送信部15は、端末装置10aの音声入力部107に入力されたユーザAの発言(音声)に対応する音声データを、通信路(図11の一重線)を介して端末装置10b、10c、10d、10e、10fに送信し、端末装置10fの音声入力部107に入力されたユーザFの発言(音声)に対応する音声データを、通信路(図11の二重線)を介して端末装置10a、10b、10c、10d、10eに送信する。これにより、ユーザAとユーザFの発言(音声データ)が、例えば同じタイミングで他の端末装置10に送信され得る。なお、音声送信部15は、各端末装置10に、ストリーム送信(ストリーミング)を行ってもよいし、音声データファイルを送信してもよい。また、送信端末装置及び受信端末装置ともにWebブラウザが組み込まれている場合は、WebRTC(Web Real-Time Communication)を用いて、送信端末装置の音声ストリームを受信端末装置に接続させてもよい良い。
端末装置10aの表示制御部16は、判定結果取得部12により取得された上記判定結果に応じた表示内容を、表示部106に表示させる。例えば、判定結果取得部12がサーバ20から音声送信の許可通知を取得した場合は、表示制御部16は、表示部106に、音声送信が許可された旨のメッセージを表示させる。また、判定結果取得部12がサーバ20から音声送信の不許可通知を取得した場合は、表示制御部16は、表示部106に、音声送信の不許可を示すエラーメッセージを表示させるとともに、表示部106に表示された「音声送信」の選択画面(チェックボックスや電子的ボタン)を選択できないように変更する。例えば、音声送信(送信要求)を選択するための電子的ボタンを、グレーアウト(不活性化)表示して選択(押下)できないようにしたり、表示部106に、「現在送信要求はできない」という旨の注記を表示したりしてもよい。このように、表示制御部16は、ユーザが新たな音声送信(送信要求)ができないように表示部106の表示内容を制御してもよい。
端末装置10bの判定結果取得部42は、サーバ20の判定処理部23における上記判定結果を受信(又は取得)する。例えば、端末装置10a〜10fの判定結果取得部42は、サーバ20から、音声受信の許可通知を取得する。
端末装置10bの表示制御部43は、判定結果取得部42により上記許可通知が取得されると、表示部106に、音声受信が許可された旨のメッセージを表示させる。また、判定結果取得部42がサーバ20から音声受信の不許可通知を取得した場合は、表示制御部43は、表示部106に、音声受信の不許可を示すエラーメッセージを表示させるとともに、表示部106に表示された「音声受信」の選択画面(チェックボックスや電子的ボタン)を選択できないように変更する。
端末装置10bの音声受信部44は、上記通信路を介して送信される音声データを受信する。音声出力部108は、受信された音声データを変換して音声を出力する。例えば、端末装置10b、10c、10d、10e、10fのそれぞれの音声受信部44は、端末装置10aから通信路(図11の一重線)を介して送信されるユーザAの発言(音声)に対応する音声データを受信し、それぞれの音声出力部108は音声を出力する。また、端末装置10a、10b、10c、10d、10eのそれぞれの音声受信部44は、端末装置10fから通信路(図11の二重線)を介して送信されるユーザFの発言(音声)に対応する音声データを受信し、それぞれの音声出力部108は音声を出力する。これにより、例えば端末装置10b、10c、10d、10eのユーザB、ユーザC、ユーザD、及びユーザEは、ユーザAの発言とユーザFの発言を同じタイミングで聞くことができる。
次に、サーバ20における処理の流れを、フロー図を用いて説明する。図12は、サーバ20が端末装置10から送信要求を受信した場合のフロー図を示している。
まず、端末装置10から送信要求が送信されると、送信要求受信部21は該送信要求を受信する(S101)。次に、判定処理部23は、送信要求を行った端末装置10の合計台数と、予め設定された設定台数とを比較し、合計台数が設定台数以下であるか否かを判定する(S102)。
上記合計台数が上記設定台数以下である場合は、判定処理部23は、送信要求を行った端末装置10に音声送信の許可通知を送信するとともに、端末情報生成部24は、送信端末リスト(図6参照)を生成する(S103)。続いて、端末情報生成部24は、送信端末リストに登録した端末装置10に対して、受信要求を行った端末装置の情報を一覧にした受信端末リストを送信する(S104)。
S102の処理において、上記合計台数が上記設定台数を超える場合は、判定処理部23は、送信要求を送信した端末装置10に音声送信の不許可通知を送信する(S105)。上記S101からS105の処理は、電子会議が終了するまで繰り返される(S106)。
図13は、サーバ20が端末装置10から受信要求を受信した場合のフロー図を示している。
まず、端末装置10から受信要求が送信されると、受信要求受信部22は該受信要求を受信する(S201)。次に、端末情報生成部24は、受信端末リスト(図7参照)を生成又は更新する(S202)。次に、端末情報生成部24は、受信端末リストに登録した端末装置10に対して、音声受信の許可通知を送信する(S203)。なおここでは、受信要求受信部22により受信された全ての受信要求について音声受信が許可された場合を示しているが、判定処理部23は、予め設定された設定台数以下である場合のみ音声受信を許可し、不許可の場合は、音声受信の不許可通知を端末装置10に送信するようにしても良い。次に、端末情報生成部24は、送信端末リストを取得して、送信端末リストに登録されている端末装置10の1台毎に、受信端末リストを送信する(S204)。なお、受信端末リストが変更(更新)された場合は、変更があった(追加された)受信端末リストだけを送信しても良い。上記S201からS204の処理は、電子会議が終了するまで繰り返される(S205)。
図14は、端末装置10において、ユーザが送信要求を行った場合のフロー図を示している。
まず、電子会議において、端末装置10がユーザから送信要求を受け付ける(S301)。次に、送信要求送信部11は、受け付けた送信要求をサーバ20に送信する(S302)。サーバ20は、送信要求を受信すると、図12に示すS101からS105の処理を実行する。
次に、端末装置10の判定結果取得部12は、サーバ20から送信許可通知又は送信不許可通知を取得する(S303)。送信許可通知を取得した場合は、端末情報取得部13は、サーバ20から受信端末リストを取得する(S304)。
次に、通信路確立部14は、受信端末リストから任意の1つの端末装置10の端末情報(端末ID)を取得する(S305)。次に、通信路確立部14は、取得した端末情報に対応する端末装置10に対して音声データを送信するための通信路を確立する(S306)。通信路確立部14は、受信端末リストに登録されている全ての端末装置10について、通信路を確立する処理を実行する(S307)。
次に、音声送信部15は、確立された通信路を介して、音声データを各端末装置10に送信する(S308)。
上記S303の処理において、判定結果取得部12がサーバ20から送信不許可通知を取得した場合は、端末装置10の表示制御部16は、表示部106にエラーメッセージを表示させる(S309)。上記S301からS309の処理は、電子会議が終了するまで繰り返される(S310)。
以上のように、電子会議システム100は、発言権を有する(音声を送信する)送信端末数に上限を設けるとともに、送信を許可する端末装置をユーザの指示に応じて動的に変化させて、送信が許可された端末装置と、他の端末装置との間に通信路を確立する構成を有している。
電子会議システム100は、上記構成に限定されず、様々な構成を採用することができる。以下では、変形例に係る電子会議システム100について、上記構成との相違点を中心に説明する。以下の変形例に係る電子会議システム100において、上記電子会議システム100と機能が共通する要素については説明を省略する。
変形例1に係る電子会議システム100では、サーバ20は、さらに、各端末装置10の現在地を取得する現在地取得部25を含んでもよい。図15は、変形例1に係るサーバ20の具体的な構成を示す機能ブロック図である。
現在地取得部25は、例えば、各端末装置10に設けられた位置検出部(図示せず)(例えば、GPS等)の検出値を受信して、各端末装置10の現在地(住所地等)を取得する。また、現在地取得部25は、IPアドレスやネットワークのサブネット等と位置情報を予め設定しておき、各端末装置10のIPアドレスを取得することで各端末装置10の現在地を取得しても良い。
判定処理部23は、受信要求受信部22により受信された受信要求と、現在地取得部25により取得された各端末装置10の現在地とに基づいて、該受信要求を送信した端末装置10における音声受信の許否を判定する。
端末情報生成部24は、受信要求受信部22により受信された受信要求と、判定処理部23の判定結果とに基づいて、受信端末情報を生成する。具体的には、端末情報生成部24は、受信要求を行った端末装置10のうち、判定処理部23により許可された端末装置10の情報を一覧にした受信端末リストを生成する。端末情報生成部24は、判定処理部23において音声送信が許可された端末装置10に対して、上記受信端末リストを送信する。
以下、具体例を挙げて説明する。図16は、端末装置10a、10b、10cが同一の会議室101に設けられ、端末装置10dが会議室101から遠隔の地P1に設けられ、端末装置10eが会議室101から遠隔の地P2に設けられ、端末装置10fが会議室101から遠隔の地P3に設けられている場合のネットワーク構成を示している。
図16のネットワーク構成において、端末装置10a、10fが送信要求を送信し、端末装置10a〜10fが受信要求を送信したと仮定する。端末装置10a、10fは、送信要求の合計台数(2台)が設定台数(3台)以下であるため、音声送信が許可される。
現在地取得部25は、各端末装置10a〜10fから現在地を取得する。すなわち、現在地取得部25は、端末装置10a、10b、10cの現在地として「会議室101」を取得し、端末装置10dの現在地として「遠隔地P1」を取得し、端末装置10eの現在地として「遠隔地P2」を取得し、端末装置10fの現在地として「遠隔地P3」を取得する。
判定処理部23は、各端末装置10の現在地が、同一又は予め設定された範囲内の場所(所定場所)であるか否かを判定し、複数の端末装置10が所定場所に存在する場合は、複数の端末装置10のうちの1台の端末装置10については音声受信を許可し、その他の端末装置10については音声受信を不許可とする。図16のネットワーク構成では、所定の場所(会議室101)に存在する端末装置10a、10b、10cのうち、端末装置10aの音声受信を許可し、端末装置10b、10cの音声受信を不許可とする。判定処理部23は、判定結果(許可通知、不許可通知)を、受信要求を送信した端末装置に送信する。
端末情報生成部24は、上記判定結果に基づいて、図17に示す受信端末リストを生成し、端末装置10a、10fに送信する。端末装置10a、10fは、取得した受信端末リストに基づいて通信路を確立する。図18は、変形例1に係る電子会議システム100において確立される通信路を示すネットワーク構成を示している。
なお、複数の端末装置10が所定場所に存在し、これらのうちの複数の端末装置10において送信要求が行われた場合は、判定処理部23は、送信要求を行った複数の端末装置10のうちの1台の端末装置10については音声送信を許可し、その他の端末装置10については音声送信を不許可としても良い。例えば、会議室101に存在する端末装置10a、10b、10cにおいて送信要求を行なわれた場合、端末装置10aの音声送信を許可し、端末装置10b、10cの音声送信を不許可とする。端末情報生成部24は、音声送信を許可した端末装置10aに受信端末リストを送信し、端末装置10aは、取得した受信端末リストに基づいて通信路を確立する。
上記ネットワーク構成の電子会議では、同一の会議室に存在する複数の端末装置10の複数のユーザ(例えばユーザB、C)は、そのうちの一人のユーザ(例えばユーザA)の発言内容を直接聞くことができるし、遠隔地の他のユーザ(例えば、ユーザD、E、F)の発言内容を、該複数の端末装置10の何れかの端末装置10(例えば端末装置10a)が受信して出力することにより聞くことができる。よって、変形例1に係る電子会議システム100によれば、必要な通信路の数を減らすことができる。
変形例2に係る電子会議システム100では、上記設定台数を動的に変化させてもよい。具体的には、通信ネットワーク30を介して接続された全ての端末装置10の台数に応じて、設定台数を設定してもよい。例えば、端末装置10の台数が多くなる程、設定台数を少なくする構成とすることができる。この構成は、例えば、発言者(発表者)が決まっているセミナー等の電子会議に好適である。また、ネットワークを介して接続された全ての端末装置10の台数に対する割合によって設定台数を算出し設定してもよい。さらに、受信要求を行った端末装置10の台数に応じて、設定台数を設定してもよい。
変形例3に係る電子会議システム100では、通信路が確立された後、音声送信が許可された端末装置10から音声データが送信されない時間が、予め設定された時間に達した場合は、通信路確立部14は、該端末装置10に対応する通信路を解除してもよい。例えば、音声送信が許可されたユーザAが一定時間発言しなかった場合、通信路確立部14は、ユーザAの端末装置10aに確立した通信路を強制的に解除する。また、上記構成において、送信端末装置を使用するユーザをカメラにより撮影し、撮影画像を解析して、ユーザの発言の有無及び無言状態の時間を測定してもよい。カメラは端末装置10に内蔵されていてもよいし、外部(例えば会議室)に設置されていてもよい。
ここで、上記実施形態では、図14に示したように、送信不許可通知を取得した場合に、端末装置10の表示制御部16が、表示部106にエラーメッセージを表示させているが、音声送信が不許可となった場合の構成はこれに限定されない。
例えば、変形例4に係る電子会議システム100では、端末装置10がサーバ20に接続された時点で、送信端末装置の合計台数が既に設定台数に達している場合はチェックボックスをチェックできないように制御しても良い。また、送信端末装置の合計台数の増減に合わせてサーバ20から情報を取得してチェックボックスの制御を行ってもよい。送信端末装置の合計台数の取得は、サーバ20に対してポーリングで行っても良いが、好適には、Web Socket等を利用して接続した状態にしておき、サーバ20側から各端末装置に通知すれば良い。
なお、上記電子会議システム100では、以下の構成を有していてもよい。
電子会議システム100は、多数の端末装置を繋いでいても、ある瞬間では同時に発言している人(話者端末)は限られていることから、同時に発言できる人数(送信端末装置の台数)を制限しつつ、送信端末装置を切り替えながら動的に通信路の確立状態を変化させる構成を有する。これにより、擬似的に多数の端末装置間で音声データを相互に送受信することが可能となる。
また、電子会議システム100は、音声送信・音声受信をそれぞれの端末装置で選択可能とし、各端末装置の音声送信・音声受信の状態が変わったときにサーバ20に通知する構成を有する。
また、サーバ20では、音声送信が選択されている端末装置に対して、音声受信が選択されている端末装置の一覧(リスト)を通知する。なお、このとき、これまでの状態に変化がない端末装置の情報は通知しなくてもよい。通知を受けた送信端末装置は新たに登録された受信端末装置に対してのみ、自身のストリーム情報を受信するように受信端末装置にコールをかける(接続要求を発呼する)。
また、電子会議システム100では、同時に送信できる端末装置の合計台数をサーバ20が管理し、合計台数が上限値(設定台数)に達した場合は、端末装置において送信要求の選択を不可にする構成を有する。
また、電子会議システム100では、送信端末装置には、常時送信端末装置と、一時的送信端末装置の2種類が含まれ、このうち一時的送信端末装置をある一定時間のみ送信可能とし、一定時間経過後は音声送信を解除(送信要求のチェックボックスが解除)する構成としてもよい。また、一時的送信端末装置では、ユーザが音声送信ボタンを押している間のみ送信可能とする構成としてもよい。また、一時的送信端末装置では、一定時間無言状態が続くと送信要求が解除される構成としてもよい。
また、電子会議システム100では、発言したいユーザが端末装置において送信要求を行い、特定の端末装置(マスター端末)において指名されたユーザに発言権を与える(送信端末装置として許可する)構成としてもよい。
電子会議システム100におけるネットワーク構成は、図5に示す構成に限定されず、サーバ20と、複数の端末装置10のうちの何れかの端末装置10とが同一端末であっても良いし、サーバ20を有しない構成(図19)であってもよい。図19に示す構成では、上記電子会議システム100に含まれる各要素に対応するプログラムが各端末装置10a〜10fにダウンロードされることにより実現される。具体的には、各端末装置10a〜10fが共通して図3及び図4に示す各要素を含み、各端末装置のメモリに格納されたプログラムを、各端末装置のCPUが実行することにより、電子会議システム100が実現される。また、サーバ20を有しない構成では、ある端末装置10において送信要求(音声送信)がされた場合は、全端末装置10に対して送信要求が送信され、全端末装置10が端末リストDB203aを共有する構成とすることができる。また、上記構成において、送信要求がされた端末装置10は、送信要求を他の端末装置10に送信する前に、音声送信の許否を判定する処理を行い、許可すると判定した場合に送信要求を他の端末装置10に送信する構成とすることができる。なお、ダウンロードされるプログラムは、例えばJavaScript(登録商標)により構成されてもよい。このように、各端末装置は、会議の状況に応じて、送信端末装置又は受信端末装置として機能することができる。なお、上記プログラムがダウンロード又は記録された端末装置10は、情報処理装置として機能する。また、上記プログラムがダウンロードされたコンピュータは、端末装置10であってもよいし、サーバ20であってもよい。
また、図5に示す構成において、上記電子会議システム100に含まれる各要素に対応するプログラムがサーバ20にダウンロードされることにより実現されてもよい。上記プログラムがダウンロード又は記録されたサーバ20は、情報処理装置として機能する。
上記電子会議システム100は、音声データの送受信に限定されない。すなわち、上記電子会議システム100は、音声データ及び映像データ(動画像データ)の少なくとも何れかを含むメディアデータの送受信に適用することができる。また、上記電子会議システム100は、テレビ会議、電話会議等の各種の電子会議に適用することができる。なお、テレビ会議では、各端末装置に搭載されたカメラが撮影した映像を上記通信路を介して端末装置間で双方向通信する。また、上記電子会議システム100は、会議出席者が互いに遠隔地にいる遠隔会議に適用することもできる。
以上説明した電子会議システム100によれば、ネットワークを介して接続される端末装置の台数が多くなっても、端末装置間で高品質なデータ通信が実現される。また、各ユーザは、発言(音声)を送信したい場合や、音声を受信したい場合など、自身の意思に応じて選択することができ、ネットワーク上の端末装置間には、ユーザの意思に反映して動的に通信路が変化して確立される。
以上の説明では、情報処理システムの一例として電子会議システムを例に挙げたが、当該情報処理システムは、電子会議システムに限定されず、ネットワーク接続された端末装置間でメディアデータを共有する多種多様なシステムを含むものである。
100 電子会議システム、101・201 CPU、102・202 メモリ、103・203 記憶部、104・204 通信部、105 操作部、106 表示部、107 音声入力部、108 音声出力部、10 端末装置、20 サーバ、11 送信要求送信部、12 判定結果取得部、13 端末情報取得部、14 通信路確立部、15 音声送信部、16 表示制御部、21 送信要求受信部、22 受信要求受信部、23 判定処理部、24 端末情報生成部、25 現在地取得部、30 通信ネットワーク、41 受信要求送信部、42 判定結果取得部、43 表示制御部、44 音声受信部。

Claims (16)

  1. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  2. 前記コンピュータを、さらに、各端末装置の現在地を取得する現在地取得手段として機能させ、
    前記通信路確立手段は、前記受信要求を行った前記端末装置が、予め定められた範囲内に複数存在する場合は、そのうちの1台の前記端末装置に対して、前記通信路を確立する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記設定台数は、前記ネットワークを介して接続された全ての端末装置の台数に応じて設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記設定台数は、前記受信要求を行った前記端末装置の台数に応じて設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときに、前記送信要求受信手段により新たな前記送信要求が受信された場合は、前記通信路確立手段は、新たな前記送信要求を行った前記端末装置に対する前記通信路の確立を拒否する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  6. 前記通信路が確立された後、前記送信要求を行った前記端末装置から前記メディアデータが送信されない時間が、予め定められた時間に達した場合は、前記通信路確立手段は、該端末装置に対応する前記通信路を解除する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、新たな前記送信要求を行った前記端末装置の前記表示部に、前記送信要求を受け付けないことを示す画面を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  8. 前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、ユーザが新たな前記送信要求を選択することができないように前記表示部の表示内容を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、前記端末装置が、全ての前記端末装置を管理するサーバに接続された時点で、ユーザが前記送信要求を行うための前記表示部に表示されるチェックボックスをチェックできないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータを、さらに、前記端末装置の表示部の表示内容を制御する表示制御手段として機能させ、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数に達しているときは、前記表示制御手段は、ユーザが新たな前記送信要求を選択することができないように前記表示部に表示させ、前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が前記設定台数を下回ったときは、ユーザが新たな前記送信要求を選択することができるように前記表示部の表示内容を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  11. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間における、前記メディアデータを送信するための通信路の確立を許可する許可通知を、前記送信要求を行った前記端末装置に送信する判定処理手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記メディアデータを他の送信端末へ送信するための送信要求を送信する送信要求送信手段、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記メディアデータを受信するための受信要求を行った複数の端末装置のうち少なくとも1台の端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記メディアデータを他の送信端末へ送信するための送信要求を送信する送信要求送信手段、
    前記メディアデータを受信する端末装置の情報が登録された受信端末リストを受信する端末情報受信手段、
    前記送信要求が許可された前記端末装置と、受信した前記受信端末リストに登録されている前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  14. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信する情報処理装置であって、
    前記メディアデータを他の送信端末へ送信するための送信要求を送信する送信要求送信手段と、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記メディアデータを受信するための受信要求を行った複数の端末装置のうち少なくとも1台の端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  15. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信する情報処理システムであって、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段と、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段と、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  16. ネットワークを介して接続された複数の端末装置において音声データ及び映像データの少なくとも何れかを含むメディアデータを送受信するコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの送信要求を受信する送信要求受信手段、
    少なくとも1台の端末装置から前記メディアデータの受信要求を受信する受信要求受信手段、
    前記送信要求を行った前記端末装置の合計台数が、予め定められた設定台数以下である場合は、前記送信要求を行った前記端末装置と、前記受信要求を行った前記端末装置のうち少なくとも1台の前記端末装置との間に、前記メディアデータを送信するための通信路を確立する通信路確立手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2014163815A 2014-08-11 2014-08-11 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体 Active JP6369212B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163815A JP6369212B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体
US14/614,777 US9877168B2 (en) 2014-08-11 2015-02-05 Information processing apparatus, information processing system, and non-transitory computer readable medium
CN201510096717.5A CN105991853B (zh) 2014-08-11 2015-03-04 信息处理装置、信息处理系统及信息处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163815A JP6369212B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016039604A JP2016039604A (ja) 2016-03-22
JP6369212B2 true JP6369212B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=55268469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014163815A Active JP6369212B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9877168B2 (ja)
JP (1) JP6369212B2 (ja)
CN (1) CN105991853B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113873195B (zh) * 2021-08-18 2023-04-18 荣耀终端有限公司 视频会议控制方法、装置和存储介质
US11974196B2 (en) * 2021-12-16 2024-04-30 Verizon Patent And Licensing Inc. Systems and methods for multicast services in an edge computing framework

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3706660B2 (ja) * 1995-08-31 2005-10-12 キヤノン株式会社 多地点間通信システムおよび通信端末装置
JP2000036875A (ja) 1998-07-17 2000-02-02 Denso Corp テレビ電話機能付携帯電話機
JP3564380B2 (ja) * 2000-10-13 2004-09-08 株式会社オーディオテクニカ 双方向通信システム
JP2002169764A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2004015183A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Toshiba Corp コミュニケーションシステム、コミュニケーションサーバ、プログラム及びコミュニケーション方法
JP2005244521A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Pioneer Electronic Corp ネットワーク会議システム、管理サーバ、会議端末および情報発信権限の管理方法
JP2005269347A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Nec Personal Products Co Ltd Ipネットワークを用いた多地点会議システムとその構成方法
JP2006074359A (ja) 2004-09-01 2006-03-16 Pioneer Electronic Corp 遠隔会議システムにおける音声データの送受信システム及び制御方法
US20060272031A1 (en) * 2005-05-24 2006-11-30 Napster Llc System and method for unlimited licensing to a fixed number of devices
JP4562649B2 (ja) * 2005-12-15 2010-10-13 日本電信電話株式会社 映像音声会議システム
JP2010033229A (ja) 2008-07-28 2010-02-12 Hitachi Software Eng Co Ltd 同期状態を制御可能な電子会議システム
JP5067451B2 (ja) * 2010-06-30 2012-11-07 ブラザー工業株式会社 通信端末、通信方法および通信プログラム
JP2012029183A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Brother Ind Ltd 通信装置、通信システム、通信方法、及び通信プログラム
US8416281B2 (en) * 2010-11-24 2013-04-09 International Business Machines Corporation Multipoint conference scalability for co-located participants
US20120297405A1 (en) * 2011-05-17 2012-11-22 Splendorstream, Llc Efficiently distributing video content using a combination of a peer-to-peer network and a content distribution network
JP5973289B2 (ja) * 2012-08-28 2016-08-23 京セラ株式会社 携帯端末、音声制御プログラムおよび音声制御方法
JP6268824B2 (ja) * 2012-09-14 2018-01-31 株式会社リコー 通信システム、通信方法及び情報処理装置
US20140333713A1 (en) * 2012-12-14 2014-11-13 Biscotti Inc. Video Calling and Conferencing Addressing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016039604A (ja) 2016-03-22
CN105991853A (zh) 2016-10-05
CN105991853B (zh) 2020-03-03
US9877168B2 (en) 2018-01-23
US20160044469A1 (en) 2016-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6451227B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体
US9420038B2 (en) Method and apparatus providing synchronization and control for server-based multi-screen videoconferencing
JP5849484B2 (ja) 伝送端末、表示データ送信方法、プログラム、情報提供装置及び伝送システム
JP4855408B2 (ja) 複数の表示画面に情報を表示する携帯無線通信装置、その携帯無線通信装置の動作方法、及び、その携帯無線通信装置を動作させるためのコンピュータプログラム
US20170048283A1 (en) Non-transitory computer readable medium, information processing apparatus, and information processing system
JP6451226B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体
US8068866B2 (en) Group communication server
JP6401242B2 (ja) 負荷分散された持続接続の技法
CN102859480A (zh) 屏幕共享
WO2015117513A1 (zh) 视频会议控制方法和系统
JP3638146B2 (ja) テレビ会議システム及びそれに用いる端末、接続制御方法並びに接続制御プログラム
JP2016171374A (ja) 情報処理装置、プログラム、通信プラットフォーム決定方法、伝送システム、伝送端末
JP6369212B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体
JP2009194661A (ja) 会議端末装置
US9137029B1 (en) State and availability monitoring for customer support services for multimedia conferences
JP2009253625A (ja) 情報収集・テレビ会議実施制御装置、情報収集・テレビ会議実施制御方法、情報収集・テレビ会議実施制御プログラムおよびテレビ会議システム
WO2022143857A1 (zh) 视频通话方法、装置、电子设备和存储介质
JP6610076B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体
JP6569400B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び記録媒体
JP2015002526A (ja) 会議システムおよび通信端末装置
US20110069143A1 (en) Communications Prior To A Scheduled Event
JP2008252177A (ja) 電子会議システム、情報処理装置およびプログラム
KR101519935B1 (ko) 이벤트 관리 시스템
JP4324134B2 (ja) 通信システムおよび通信端末装置
WO2024161545A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6369212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350