JP2016171373A - サービス提供装置、通信方法、通信システム、及び、プログラム - Google Patents

サービス提供装置、通信方法、通信システム、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】相手との通信に利用しているシステムとは異なる別のコミュニケーションシステムを用いることなく、通信相手が別のコミュニケーションシステムで通信可能か判断できる装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】第1のサービスを利用するために用いる第1の識別情報によって特定される端末に対して第1のサービスを提供する第1のサービス提供装置であって、第1の識別情報と、第1のサービスとは異なる第2のサービスを利用するために用いる第2の識別情報とを関連付けて管理する管理装置に、第1の識別情報に対応する第2の識別情報を問い合わせることによって、第2の識別情報を取得する取得部と、第2のサービスを提供する第2のサービス提供装置に、取得した第2の識別情報によって特定される端末又はユーザが第2のサービスに基づく通信が可能か否かを判断するために、取得した第2の識別情報に対応する状態情報を問い合わせる。
【選択図】図15

Description

本発明は、サービス提供装置、通信方法、通信システム、及び、プログラムに関する。
インターネット等の通信ネットワークを介して、複数の端末装置間でコミュニケーションを行うコミュニケーションシステムが知られている。このようなコミュニケーションシステムの一例として、例えばテレビ会議システムが知られている。テレビ会議システムでは一方の伝送端末から画像データ及び音声データを送信する。他方の伝送端末でこの画像データ及び音声データを受信し、ディスプレイ等に画像を表示したり、スピーカから音声を出力したりすることで、これらの伝送端末間でテレビ会議を行うことができる。
また、コミュニケーションシステムの別の一例として複数の装置間でテキストデータを送受信し、チャットを行うテキストチャットシステムも知られている。
このようなコミュニケーションシステムの一例であるテレビ会議システムやテキストチャットシステムが互いに独立している場合には、ユーザ又は端末にはそれぞれのシステムで別々のIDとパスワードが与えられている。このため、ユーザはIDとパスワードをシステムごとに管理している。
従来のコミュニケーションシステムでは、互いに独立したコミュニケーションシステムを利用する場合にユーザはシステムごとに別々のIDを用いて、独立に運用している。このため、一方のコミュニケーションシステムで通信中に、ユーザが、他方のコミュニケーションシステムを使用して通信を開始したいと考えた場合、通信相手が他方のコミュニケーションシステムで通信可能か判断できない。つまり、他方のコミュニケーションシステムで通信するための処理を開始しなければ、通信相手が他方のコミュニケーションシステムで通信可能か判断できないという問題があった。
上記課題に鑑み、実施形態では、第1のサービスを利用するために用いる第1の識別情報によって特定される端末に対して前記第1のサービスを提供する第1のサービス提供装置であって、前記第1の識別情報と、前記第1のサービスとは異なる第2のサービスを利用するために用いる第2の識別情報とを関連付けて管理する管理装置に、前記第1の識別情報に対応する第2の識別情報を問い合わせることによって、前記第2の識別情報を取得する取得部と、前記第2のサービスを提供する第2のサービス提供装置に、前記取得した第2の識別情報によって特定される端末又はユーザが前記第2のサービスに基づく通信が可能か否かを判断するために、前記取得した第2の識別情報に対応する状態情報を問い合わせる問い合わせ部を有することを特徴とする。
通信相手との通信に利用しているシステムとは異なる別のコミュニケーションシステムを用いることなく、通信相手が別のコミュニケーションシステムで通信可能か判断することが可能なサービスを提供することができる。
本実施形態に係る伝送システムの一例の概略図である。 本実施形態に係るテレビ会議専用端末のハードウェア構成図の一例である。 本実施形態に係る携帯端末の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る中継装置、伝送管理システム、共通情報管理装置、プログラム提供システム、メンテナンスシステムのハードウェア構成図の一例である。 本実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図の一例である。 セッション管理テーブルの一例を示す図である。 宛先リスト管理テーブルの一例を示す図である。 認証管理テーブルの一例を示す図である。 ID情報登録テーブルの一例を示す図である。 管理者リストテーブルの一例を示す図である。 グループ管理テーブルの一例を示す図である。 サービス管理テーブルの一例を示す図である。 端末種別テーブルの一例を示す図である。 ID情報登録テーブルの一例を示す図である。 稼働状態を取得するシーケンスの一例を示す図である。 稼働状態の表示の一例を示す図である。 稼働状態通知を受信した携帯端末の画面の一例を示す図である。 グループ確認処理のシーケンスの一例を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
本実施形態の伝送システムは、2つの伝送システムのうち一方のIDを用いてユーザが他方の伝送システムにログインすることを可能にする。すなわち、ユーザは他方の伝送システムのIDを意識することなく他方の伝送システムで容易に連携することが可能となる。
また、本実施形態では、伝送システムとは独立した他システムと連携することを可能とする。なお、他システムは、例えばTwitter(登録商標)、Google(登録商標)、Facebook(登録商標)、Line(登録商標)、Yahoo(登録商標)などが提供しているコミュニケーションサービスであるが、これらには制限されない。
ここで、IDを以下のように定義する。
伝送システムのうちテレビ会議管理システムのID…通信ID(テレビ会議管理システムにユーザがログインする際の認証で利用される)。テレビ会議は第1サービスの一例であり、通信IDは第1識別子の一例であり、テレビ会議管理システムは第1サービス提供装置の一例である。
伝送システムのうちテキストチャット管理システムのID…ユーザID(テキストチャット管理システムにユーザがログインする際の認証で利用される)。テキストチャットは第2サービスの一例であり、ユーザIDは第2識別子の一例であり、テキストチャット管理システムは第2サービス提供装置の一例である。
伝送システムの管理者のID…管理者ID(通信IDとユーザIDを対応づける際にテレビ会議管理システムに管理者がログインする際の認証で利用される)
他システムのID…システムID(他システムにユーザがログインする際の認証で利用される)。
本実施形態のIDは、伝送端末若しくはこの伝送端末を利用するユーザを一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、通信ID、及び、ユーザIDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。また、第1識別子と第2識別子は、第1識別情報、第2識別情報と呼ばれてもよい。
<全体構成>
図1は、本実施形態に係る伝送システムの一例の概略図である。伝送システムには、伝送管理システムを介して一方の伝送端末から他方の伝送端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システムや、伝送管理システムを介して複数の伝送端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム、音声会議システム、音声電話システム、PC(Personal Computer)画面共有システム、テキストチャットシステム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議及びテキストチャットを行うことができるシステムを想定した上で、伝送システムについて説明する。すなわち、本実施形態のコミュニケーションシステムは、テレビ会議サービスとテキストチャットサービスを提供することができる伝送システムである。また、本実施形態では、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム及びテキストチャット管理システムを想定した上で、伝送管理システムについて説明する。同様に、コミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議若しくはテキストチャットのいずれか又はその両方を行うことができる端末を想定した上で、伝送端末について説明する。
すなわち、本実施形態の伝送端末及び伝送管理システムは、上記の伝送システムに適用されるだけでなく、その他のコミュニケーションシステムやデータ提供システム等にも適用される。
図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,・・・,20aa,20ab,・・・)、各伝送端末(10aa,10ab,・・・)用のディスプレイ(120aa,120ab,・・・)、複数の中継装置(30a,30b,・・・)、複数の伝送管理システム(50,50、・・・)、共通情報管理装置80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。
複数の伝送端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信を行う。すなわち、複数の伝送端末10は、テレビ会議サービスを利用することができるテレビ会議端末である。本実施形態では、伝送端末10は、テレビ会議サービス専用の端末(テレビ会議専用端末)であるとする。以降、伝送端末10をテレビ会議専用端末10と表す。これらのテレビ会議専用端末10は、テレビ会議サービスの呼制御を管理する伝送管理システム50により管理される。なお、テレビ会議専用端末10は必ずしも端末のハードウェア自体がテレビ会議サービスに特化した端末でなくてもよく、ハードウェアは汎用的であっても端末が利用可能なアプリケーションがテレビ会議サービスに特化した端末も含まれる。
また、コミュニケーション管理システムが音声会議システムまたは音声電話システムの場合にはコンテンツデータの一例として音声データの送受信を行い、音声通話サービスを利用することができる。
他方、複数の伝送端末20は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データ、又は、テキストデータの送受信を行う。すなわち、複数の伝送端末20は、テレビ会議又はテキストチャットを利用することができる端末である。本実施形態では、伝送端末20は、特に断らない限り、テレビ会議サービスとテキストチャットサービスの両方を利用することができるタブレット型端末、携帯電話、スマートフォンなどの汎用の携帯端末であるとする。なお、伝送端末20は、例えば携帯電話通信網やWiFi(Wireless Fidelity)などを介して通信ネットワーク2に無線で接続されている。以降、伝送端末20を携帯端末20と表す。これらの携帯端末20は、テキストチャットサービスの呼制御を管理する伝送管理システム50により管理される。
なお、上記のテレビ会議専用端末10及び携帯端末20は、上述した通りコミュニケーション端末の一例であり、コミュニケーション端末としては、会議専用端末、タブレット型端末、携帯電話、スマートフォンの他に、ゲーム機器、汎用PC端末、自動車に搭載されるカーナビゲーション端末、プロジェクタなどの投影装置、電子黒板、ウェアラブル端末、通信機能を備えた産業用機器、監視カメラなどの各種電子機器であってもよい。ウェアラブル端末には、腕時計やヘッドマウントディスプレイ等が含まれる。また、産業用機器には、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等のオフィス機器、内視鏡等の医療用機器、耕運機等の農業用機器などが含まれる。
なお、以下では、複数のテレビ会議専用端末(10aa,10ab,・・・)のうちの任意の端末は「テレビ会議専用端末10」と表され、複数の携帯端末(20aa,20ab,・・・)のうちの任意の端末は「携帯端末20」と表されている。
また、複数のディスプレイ(120aa,120ab,・・・)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,・・・)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。また、複数の伝送管理システム(50,50、・・・)のうち任意の伝送管理システムは「伝送管理システム50」と表されている。さらに、一方のテレビ会議専用端末10若しくは携帯端末20から他方のテレビ会議専用端末10若しくは携帯端末20へのテレビ会議若しくはテキストチャットの開始を要求する端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先としての端末は「宛先端末」と表されている。
また、伝送システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、伝送管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションが確立される(通信接続が確立される)。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、コンテンツデータを送受信するためのセッションが確立される。なお、要求元端末と宛先端末との間で送受信されるコンテンツデータがテキストデータのみである場合、伝送管理システム50を介したセッション又は要求元端末と宛先端末とが直接セッションを確立してもよい。
ここで、本実施形態では、要求元端末がテレビ会議専用端末10である場合は伝送管理システム50を介してセッションが確立され、他方、要求元端末が携帯端末20である場合は伝送管理システム50を介してセッションが確立される。換言すれば、テレビ会議サービスのみを利用するテレビ会議専用端末10は伝送管理システム50により呼制御が管理され、他方、テキストチャットサービスを利用する携帯端末20は伝送管理システム50により呼制御が管理される。このように、本実施形態では、サービス毎に呼制御を行う伝送管理システム50が異なり、各伝送端末は、いずれのサービスを主に利用するかに応じて、いずれかの伝送管理システム50により呼制御が管理される。以降では、管理システム50は「テレビ会議管理システム50」、管理システム50は「テキストチャット管理システム50」と表される。
図1に示されている中継装置30は、複数のテレビ会議専用端末10、携帯端末20の間で、コンテンツデータの中継を行う。
伝送管理システム50は、伝送端末のログイン認証、通話状況の管理、宛先リストの管理、及び中継装置30の通話状況等を行う。伝送管理システム50は情報処理装置の一例である。また、伝送管理システム50は、これらの管理を、各サービスの呼制御を管理する伝送管理システム50毎に管理する。換言すれば、テレビ会議専用端末10のログイン認証、通話状況の管理、宛先リストの管理、中継装置30の通話状況等はテレビ会議管理システム50で管理される。他方、携帯端末20のログイン認証、通話状況の管理、宛先リストの管理、中継装置30の通話状況等はテキストチャット管理システム50で管理される。なお、後述するように、通話状況の管理などのいわゆる各伝送端末の状態情報は、関係する各伝送管理システム50間において互いに通知される。
共通情報管理装置80は、各伝送管理システム50間で共通に利用する情報を管理するDB(Database)サーバなどである。共通情報管理装置80は、各伝送管理システム50間で共通に利用する情報を記憶する例えばネットワークストレージなどの記憶装置であってもよい。なお、本実施形態では、共通情報管理装置80は、各伝送管理システム50と別に設けられている構成であるが、各伝送管理システム50に含まれる構成であってもよい。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、コンテンツデータの最適な経路選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、テレビ会議専用端末10や携帯端末20に各種機能を実現させる(又は、テレビ会議専用端末10、携帯端末20を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、テレビ会議専用端末10、携帯端末20に端末用プログラムを送信することができる。ここで、テレビ会議専用端末10、携帯端末20にそれぞれ異なる端末用プログラムを送信する。すなわち、プログラム提供システム90は、テレビ会議サービスを利用するための端末用プログラムをテレビ会議専用端末10に送信し、他方、テレビ会議サービス及びテキストチャットサービスを利用するための端末用プログラムを携帯端末20に送信する。なお、プログラム提供システム90は、テキストチャットサービスのみを利用するための端末用プログラムを携帯端末20に送信してもよい。
また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、伝送管理システム50に各種機能を実現させる(又は、伝送管理システム50を各種手段として機能させる)ための伝送管理用プログラムも記憶されており、伝送管理システム50に、伝送管理用プログラムを送信することができる。さらに、プログラム提供システム90のHD204には、共通情報管理装置80に各種機能を実現させる(又は、共通情報管理装置80を各種手段として機能させる)ための情報管理用プログラムも記憶されており、共通情報管理装置80に、情報管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、テレビ会議専用端末10、携帯端末20、中継装置30、伝送管理システム50、共通情報管理装置80、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、テレビ会議専用端末10、携帯端末20、中継装置30、伝送管理システム50、共通情報管理装置80、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、テレビ会議専用端末10、携帯端末20、中継装置30、伝送管理システム50、共通情報管理装置80、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、テレビ会議専用端末10、携帯端末20、中継装置30、伝送管理システム50、共通情報管理装置80、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、テレビ会議専用端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。テレビ会議専用端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。また、携帯端末(20aa,20ab,・・・)は、地域Aで利用されている。
一方、テレビ会議専用端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。テレビ会議専用端末(10da,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。また、携帯端末(20ba,20bb,・・・)は、地域Bで利用されている。
地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
なお、テレビ会議専用端末10は必ずしも専用線を介する必要はなく、インターネット2iに直接接続されていてもよい。
また、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、インターネット2iを介して、テレビ会議専用端末10、携帯端末20、中継装置30、及び共通情報管理装置80と通信可能に接続されている。伝送管理システム50、共通情報管理装置80、プログラム提供システム90、又はメンテナンスシステム100は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFiや、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各テレビ会議専用端末10、各携帯端末20、各中継装置30、各伝送管理システム50、共通情報管理装置80、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、テレビ会議専用端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各テレビ会議専用端末10、各携帯端末20は、複数の事業所間での通信及び、同じ事業者内の異なる部屋間での通信だけでなく、同じ部屋内での通信、及び、屋外と屋内又は屋外と屋外での通信で使われてもよい。各テレビ会議専用端末10、各携帯端末20が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
<ハードウェア構成>
次に、図2を用いて、テレビ会議専用端末10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係るテレビ会議専用端末のハードウェア構成図である。図2に示されているように、本実施形態のテレビ会議専用端末10は、テレビ会議専用端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、テレビ会議専用端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、テレビ会議専用端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、テレビ会議専用端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバス、データバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像、操作用アイコン等を表示する液晶、有機EL等によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、DVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズ及び、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合、及び、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114、及び、内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクと外付けスピーカが駆動する。なお、テレビ会議専用端末10は、内蔵型のカメラ112を必ずしも備えていなくてもよく、外部機器接続I/F118を介して外付けカメラのみが接続されていてもよい。同様に、テレビ会議専用端末10は、内蔵型のマイク114と内蔵型のスピーカ115を必ずしも備えていなくてもよく、外部機器接続I/F118を介して外付けマイクと外付けスピーカのみが接続されていてもよい。また、テレビ会議専用端末10のディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続されているが、これに限られず、ディスプレイ120は、テレビ会議専用端末10に内蔵されていてもよい。
また、テレビ会議専用端末10は、外部機器接続I/F118以外にもSDカード、SIM(Subscriber Identity Module)カードなどの外部記録媒体を読み込み可能な外部記録媒体I/Fを備えていてもよい。
なお、記録メディア106は、テレビ会議専用端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
さらに、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
≪携帯端末≫
図3は、本実施形態に係る携帯端末の一例のハードウェア構成図である。図3に示されているように、本実施形態の携帯端末20は、携帯端末20全体の動作を制御するCPU201、携帯端末20に各種操作信号を入力するための入力装置202、携帯端末20による処理結果を表示するための表示装置203、外付けマイク、外付けカメラ、外部記録媒体(記録メディア)などの各種外部装置とのインタフェースである外部I/F204、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM205、携帯端末20のOSの設定、ネットワーク設定などのプログラム、及び、データが格納されるROM206、携帯電話通信網などを利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F207、端末用プログラム等の各種データを記憶するフラッシュメモリ208、CPU201の制御にしたがってフラッシュメモリ208に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD209を備えている。
また、携帯端末20は、CPU201の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ210、このカメラ210の駆動を制御する撮像素子I/F211、音声を入力する内蔵型のマイク212、音声を出力する内蔵型のスピーカ213、CPU201の制御に従ってマイク212及びスピーカ213との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F214、及び上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバス、データバス等のバスライン215を備えている。なお、携帯端末20がテキストチャットサービスのみを利用する端末である場合、カメラ210、マイク212、スピーカ213などは備えていなくてもよい。
また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ208に限らず、EEPROM等を用いてもよい。
上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ208ではなくROM206に記憶させるようにしてもよい。
≪中継装置、伝送管理システム、共通情報管理装置、プログラム提供システム、メンテナンスシステム≫
次に、中継装置30、伝送管理システム50、共通情報管理装置80、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施形態に係る中継装置、伝送管理システム、共通情報管理装置、プログラム提供システム、メンテナンスシステムのハードウェア構成図である。
伝送管理システム50は、伝送管理システム50全体の動作を制御するCPU301、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM302、CPU301のワークエリアとして使用されるRAM303、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD304、CPU301の制御にしたがってHD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)305、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ307、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ308、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F309、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード311、各種指示の選択、及び実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス312、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)313に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ314、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバス、データバス等のバスライン310を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア306、CD−ROM313等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記伝送管理用プログラムは、HD304ではなくROM302に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30及び共通情報管理装置80は、上記の伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。ただし、中継装置30のHD304には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されており、共通情報管理装置80のHD304には、共通情報管理装置80を制御するための情報管理用プログラムが記憶されている。この場合も、中継装置用プログラム、情報管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア306、CD−ROM313等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラム、情報管理用プログラムは、HD304ではなくROM302に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記の伝送管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD304には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア306、CD−ROM313等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記プログラム提供システム用プログラムは、HD304ではなくROM302に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<機能構成>
次に、図5を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、本実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図5では、テレビ会議専用端末10、携帯端末20、伝送管理システム50、及び共通情報管理装置80が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。なお、図1に示されている中継装置30,プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、本実施形態では直接関係ないため、図5では省略されている。
《端末の各機能構成》
テレビ会議専用端末10及び携帯端末20は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、宛先リスト作成部17、及び記憶・読出処理部18を有している。以降では、図5の伝送端末がテレビ会議専用端末10である場合について主に説明する。
上記の各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能される手段である。
また、テレビ会議専用端末10は、図2に示されているRAM103によって構築される揮発性記憶部2000、及び図2に示されているフラッシュメモリ104によって構築される不揮発性記憶部1000を有している。
次に、図2及び図5を用いて、テレビ会議専用端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、テレビ会議専用端末10の各機能構成部を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、テレビ会議専用端末10の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図5に示されているテレビ会議専用端末10の送受信部11は、図2に示されているCPU101からの命令、及び図2に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介してほかの端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通話を開始する前から、テレビ会議管理システム50より、宛先候補としての各伝送端末の状態を示す各状態情報の受信を開始する。なお、この状態情報は、各テレビ会議専用端末10又は/及び各携帯端末20の稼働状態(オンラインかオフラインかの状態)だけでなく、オンラインであってもさらに通話中であるか、離席中であるか等の詳細な状態を示す。なお、稼働状態は、プレゼンスと呼ばれる場合がある。
また、この状態情報は、各テレビ会議専用端末10の稼働状態だけでなく、テレビ会議専用端末10でケーブル120cがテレビ会議専用端末10から外れていたり、音声を出力するが画像は出力させなかったり、音声を出力させないようにする(MUTE)等、様々な状態を示す。以下では、一例として、状態情報が稼働状態を示す場合について説明する。
操作入力受付部12は、図2に示されているCPU101からの命令、並びに図2に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付ける。例えば、ユーザが、図2に示されている電源スイッチ109をONにすると、図5に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。なお。図5の伝送端末が携帯端末20である場合、CPU201からの命令、及び操作入力受付部12は、入力装置202によって実現される。
ログイン要求部13は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介してテレビ会議管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、端末種別を示す情報、この端末が利用することができるサービス名、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、ユーザが電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11がテレビ会議管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、テレビ会議管理システム50側では、テレビ会議専用端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
なお、上記において、図5の伝送端末が携帯端末20である場合、ログイン要求部13はCPU201からの命令によって実現され、携帯端末20のユーザが行ったログイン操作の受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介してテキストチャット管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元端末の端末種別を示す情報、この伝送端末が利用することができるサービス名、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを送信する。このように、携帯端末20においては、この携帯端末20にインストールされたプログラム(端末用プログラム)においてユーザがログイン操作を行うことでログイン要求等がテキストチャット管理システム50に送信される。
撮像部14は、図2に示されているCPU101からの命令、並びに図2に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。なお、図5の伝送端末が携帯端末20である場合、撮像部14は図4に示されているCPU201からの命令、並びに図3に示されているカメラ210及び撮像素子I/F211によって実現される。ただし、携帯端末20がテキストチャットサービスのみ利用することができるときは、携帯端末20は、撮像部14を有しなくてもよい。
音声入力部15aは、図2に示されているCPU101からの命令、及び図2に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によってユーザの音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図2に示されているCPU101からの命令、及び図2に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音声を出力させる。なお、図5の伝送端末が携帯端末20である場合、音声入力部15a及び音声出力部15bは図3に示されているCPU201からの命令、並びに図4に示されている音声入出力I/F214によって実現される。ただし、携帯端末20がテキストチャットサービスのみ利用することができるときは、携帯端末20は、音声入力部15a及び音声出力部15bを有しなくてもよい。
表示制御部16は、図2に示されているCPU101からの命令、及び図2に示されているディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。なお、図5の伝送端末が携帯端末20である場合、表示制御部16は図3に示されているCPU201からの命令、及びに図3に示されている表示装置203によって実現され、表示装置203に画像データ等を送信するための制御を行う。
宛先リスト作成部17は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、管理システム50から受信した宛先リスト情報及び各宛先候補としてのテレビ会議専用端末10及び/又は携帯端末20の状態情報に基づいて、宛先リストの作成及び更新を行う。なお、図5の伝送端末が携帯端末20である場合、宛先リスト作成部17は図3に示されているCPU201からの命令によって実現される。
記憶・読出処理部18は、図2に示されているCPU101からの命令、及び図2に示すSSD105によって実行され、不揮発性記憶部1000に各種データを記憶したり、揮発性記憶部2000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。この不揮発性記憶部1000には、通信先としてのテレビ会議専用端末10の端末又はユーザを識別するための通信ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。なお、通信ID及びパスワードは不揮発性記憶部1000に記憶されておらず、例えば伝送管理システム50に対してログイン要求を行う際に都度、ユーザが入力するようにしてもよい。
また、記憶・読出処理部18は、揮発性記憶部2000に各種データを記憶したり、揮発性記憶部2000に記憶された各種データを読み出したりする処理も行う。この揮発性記憶部2000には、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データと音声データの少なくともいずれか一方が、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示される、上書きされる前の音声データによってスピーカ150から音声が出力される。なお、上記において、図5の伝送端末が携帯端末20である場合、記憶・読出処理部18は図3に示されているCPU201からの命令、及び図3に示されているSSD209によって実現される。また、揮発性記憶部2000には、宛先端末とのテキストチャットを行う際に受信されるテキストデータも記憶される。
≪伝送管理システムの機能構成≫
伝送管理システム50は、送受信部51、認証部52、状態管理部53、端末抽出部54、端末状態通知・取得部55、セッション管理部56、通知先判定部57、テキスト/テレビ呼び出し部58、他システム連携部59、ID登録部60、管理者認証部61、ID取得部62、及び記憶・読出処理部63を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD304からRAM303上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、伝送管理システム50は、伝送管理システム50の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部3000を有しており、この不揮発性記憶部3000は図4に示されているHD304により構築されている。
(セッション管理テーブル)
この不揮発性記憶部3000には、図6に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB3002が構築されている。このセッション管理テーブルでは、中継装置30を選択するためのセッションの実行に用いられるセッションID毎に、データの中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の通信ID及び宛先端末の通信IDが関連付けられて管理される。例えば、図6に示されているセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se1」を用いて実行されたセッションで選択された中継装置30a(中継装置ID「111a」)は、通信IDが「02aa」の要求元端末(携帯端末02aa)と、通信IDが「01ab」の宛先端末(テレビ会議専用端末10ab)との間で、データを中継することが示されている。
(宛先リスト管理テーブル)
さらに、不揮発性記憶部3000には、図7に示されているような宛先情報を管理する宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB3003が構築されている。図7(a)は、テレビ会議管理システム50が管理する宛先情報が登録されている宛先リスト管理テーブルの一例である。他方、図7(b)は、テキストチャット管理システム50が管理する宛先情報が登録されている宛先リスト管理テーブルの一例である。これらの宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議サービス、テキストチャットサービス等における接続の開始(発呼)を要求する要求元端末の通信IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の通信ID又はユーザIDが宛先情報として全て関連付けられて管理される。また、宛先端末の通信ID又はユーザIDには、「@」以降に、それぞれこの宛先端末の呼制御を管理している管理システム50の情報が関連付けられている。
例えば、図7(a)に示されているテレビ会議管理システム50が管理する宛先リスト管理テーブルにおいて通信IDが「01ab」である要求元端末(テレビ会議専用端末10ab)からテレビ会議サービスを利用した接続開始を要求することができる宛先端末の候補は、テレビ会議管理システムで管理されている通信IDが「01aa」のテレビ会議専用端末10ab、テキストチャット管理システムで管理されているユーザIDが「02AA」の携帯端末20aa等であることが示されている。
他方、例えば図7(b)に示されているテキストチャット管理システム50が管理する宛先リスト管理テーブルにおいてユーザIDが「02AA」である要求元端末(携帯端末20aa)からテレビ会議サービス又はテキストチャットサービスを利用した接続開始を要求することができる宛先端末の候補は、テキストチャット管理システムで管理されているユーザIDが「02AB」の携帯端末20ab、テレビ会議管理システムで管理されている通信IDが「01ab」のテレビ会議専用端末10ab等であることが示されている。なお、宛先リストで管理されている場合であっても、宛先端末が利用することができないサービスの接続開始要求をすることはできない。例えば、ユーザIDが「02AA」の携帯端末20aaは、通信ID「01ab」の宛先端末とテキストチャットサービスの接続開始要求をすることはできない(一方、テレビ会議サービスの接続開始要求をすることはできる。)。
なお、図7に示されている「@」以降の記載はそれぞれの伝送管理システム50に対応するドメイン情報(ドメイン名)であってもよい。
(認証管理テーブル)
また、不揮発性記憶部3000には、図8に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB3005が構築されている。図8(a)は、テレビ会議管理システム50が認証に用いる認証管理テーブルであり、図8(b)は、テキストチャット管理システム50が認証に用いる認証管理テーブルである。
図8(a)の認証管理テーブルでは、テレビ会議管理システム50によって管理されるすべての伝送端末(テレビ会議専用端末10及び携帯端末20)の各通信IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8(a)に示されている認証管理テーブルにおいて、テレビ会議専用端末10aaの通信IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
図8(b)の認証管理テーブルでは、テキストチャット管理システム50によって管理されるすべての伝送端末(テレビ会議専用端末10及び携帯端末20)のユーザIDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8(b)に示されている認証管理テーブルにおいて、テレビ会議専用端末10AAのユーザIDは「01AA」で、パスワードは「AAAA」であることが示されている。また、各ユーザIDにはユーザ名が対応づけて登録されているが、ユーザ名がなくてもユーザはテキストチャットのサービスを受けることができる。
(ID情報登録テーブル)
不揮発性記憶部3000には、図9に示されているようなID情報登録テーブルによって構成されているID情報登録DB3004が構築されている。このID情報登録テーブルでは、管理番号に通信IDとユーザIDが対応づけられている。例えば、図9に示されているID情報登録テーブルにおいて、管理番号1には通信IDの「01aa」とユーザIDの「01AA」が対応づけられている。
なお、ユーザIDと通信IDはそれぞれユニークである。つまり、ユーザIDは他のユーザIDと重複しないし、通信IDは他の通信IDと重複しない。
ID情報登録テーブルは対応情報の一例である。
なお、テレビ会議管理システム50、テキストチャット管理システム50の運用を開始した際には、ID情報登録テーブルには、一方のシステムのIDのみが登録されている。他方のシステムにおけるユーザの稼働状態を問い合わせる際に、対応する他方のシステムのユーザID、若しくは、通信IDを取得する。
例えば、ユーザが、端末20を用いてテキストチャット管理システム50の稼働を開始した際には、ユーザIDのみが登録されている。テキストチャット管理システム50からテレビ会議管理システム50への稼働状態問い合わせの際に、テキストチャット管理システム50は、ユーザIDに対応する通信IDを取得する。
図9に示すID情報登録テーブルでは、ユーザID「01AA」に対応する通信ID「01aa」は、稼働状況の問い合わせにより、既に取得されている。一方、ユーザID「01BA」に対応する通信IDは、ID情報登録テーブルに登録されているが、ユーザID「01BA」での稼働状況問い合わせを行っていないため登録されておらず、空欄(ブランク)となっている。
(管理者リストテーブル)
不揮発性記憶部3000には、図10に示されているような管理者リストテーブルによって構成されている管理者リスト管理DB3006が構築されている。この管理者リストテーブルでは、管理者IDとパスワードが対応づけられている。例えば、図10に示されている管理者リストテーブルにおいて、管理者IDが「X001」の管理者にはパスワード「999」が対応づけられている。
管理者IDとは、テレビ会議管理システム50の管理者又はテレビ会議管理システム50によるサービスの提供を受けるユーザ側(企業側)の管理者を識別するための識別情報である。テキストチャット管理システム50の管理者又はテキストチャット管理システム50によるサービスの提供を受けるユーザ側(企業側)の管理者を識別するための識別情報でもよい。管理者は、ユーザ側で使用可能な通信IDを確認したり、新たに登録したりすることができるため、ユーザとは区別されるが、ユーザの一人が管理者となる場合もある。
(グループ管理テーブル)
図5に示す、不揮発性記憶部3000には、グループ管理テーブルによって構成されているグループ管理DB3007が構築されている。グループ管理テーブルの一例を図11に示す。
このグループ管理テーブルには、ユーザが所属するグループを表すグループIDと、ユーザIDとの関係が対応付けられている。ここで、グループIDはグループ識別子の一例である。例えば、ユーザIDが「01AB」のユーザには、グループID「3」が対応付けられている。なお、グループ識別子はグループ識別情報の一例である。
また、ユーザが複数のグループに属している場合には、複数のグループIDが対応付けられる。例えばユーザIDが、「02AB」のユーザには、グループID「3、5」が対応付けられる。
ここで、グループIDとは、テキストチャット、テレビ会議等の複数のユーザが使用するアプリケーションにおいてユーザが属するグループを識別するための識別子である。
<<伝送管理システム50の各機能>>
次に、伝送管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、伝送管理システム50の各機能構成部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、伝送管理システム50の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F309によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証部52は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F309によって実行され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている通信ID及びパスワードを検索キーとし、共通情報管理装置80の認証管理DB3005を検索し、認証管理DB3005に同一の通信ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって認証を行う。
状態管理部53は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、共通情報管理装置80のID管理DB9003に、この要求元端末の稼動状態を、通信IDなどと関連して記憶させる。
また、状態管理部53は、伝送管理システム50が他の伝送管理システム50から、稼働状態の問い合わせを受けた際に取得したユーザID若しくは通信IDに対応するユーザの稼働状態を管理する。
端末抽出部54は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の通信IDをキーとして、宛先リスト管理DB3003を検索し、要求元端末と接続することができる宛先端末の候補の通信IDと、この通信IDの端末の呼制御を管理している伝送管理システム50の情報とを読み出す。
端末状態通知・取得部55は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、上記端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の通信IDのうち、自身で管理している伝送端末の稼働状態を取得する。また、端末状態通知・取得部55は、受け取った要求元端末の稼働状態を、該当の宛先候補の端末に通知する。
セッション管理部56は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、不揮発性記憶部3000のセッション管理DB3002に、コンテンツデータを中継する中継装置30の中継装置IDと、セッションID、要求元端末の通信ID、及び宛先端末の通信IDを関連付けて記憶して管理する。
通知先判定部57は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、要求元端末からのログイン要求情報に含まれるサービス名に応じて、この要求元端末の稼働状態を通知する伝送管理システム50を判定する。すなわち、例えば、テレビ会議サービスを利用することができる携帯端末20がテキストチャット管理システム50にログインした場合、この携帯端末20の稼働状態をテレビ会議管理システム50に通知するように判定する。これにより、異なる呼制御で管理される異なるサービス間において、サービスを跨いで利用することができる伝送端末の稼働状態などの状態情報を通知・取得できるようになる。
テキスト/テレビ呼び出し部58は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、ログイン中のテキストチャット管理システム50からテレビ会議管理システム50を呼び出しテレビ会議の開始を要求する。また、ログイン中のテレビ会議管理システム50からテキストチャット管理システム50を呼び出しテキストチャットの開始を要求する。
他システム連携部59は、図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、他システムとの連携を行う。
管理者認証部61は図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、管理者の認証が成立するか否かを判定し、認証が成立した場合にはID登録部60によるユーザIDと通信IDの登録を許可する。
ID登録部60は図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、ユーザIDと通信IDを対応づけてID情報登録テーブルに登録する。
ID取得部62は図4に示されているCPU301からの命令によって実現され、ID情報登録テーブルから、ユーザIDに対応付けられた通信ID、又は、通信IDに対応付けられたユーザIDを取得する。
記憶・読出処理部63は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているHDD305によって実行され、不揮発性記憶部3000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部3000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
≪共通情報管理装置の機能構成≫
共通情報管理装置80は、送受信部71及び記憶・読出処理部72を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD304からRAM303上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、共通情報管理装置80は、共通情報管理装置80の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部9000を有しており、この不揮発性記憶部9000は図4に示されているHD304により構築されている。
(サービス管理テーブル)
不揮発性記憶部9000には、図12に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB9001が構築されている。このサービス管理テーブルでは、伝送システム1のサービス名毎に、各サービスの呼制御を行う伝送管理システム名が関連付けられて管理される。例えば、図12に示されているサービス管理テーブルにおいて、サービス名の「テレビ会議」は、伝送管理システム名が「テレビ会議管理システム」(伝送管理システム50)によって呼制御が管理されることを示されている。同様に、サービス名の「テキストチャット」は、伝送管理システム名が「テキストチャット管理システム」(伝送管理システム50)によって呼制御が管理されることを示されている。
なお、図12に示されている管理システム名はそれぞれの伝送管理システム50に対応するドメイン情報(ドメイン名)であってもよい。
(端末種別管理テーブル)
また、不揮発性記憶部9000には、図13に示されているような端末種別テーブルによって構成されている端末種別管理DB9002が構築されている。この端末種別テーブルでは、伝送システム1を構成するすべての伝送端末の端末種別名と、この端末種別の端末が利用することができるサービス名とが関連付けられて管理される。例えば、図13に示されている端末種別テーブルにおいて、端末種別名の「テレビ会議専用」は、サービス名が「テレビ会議」のサービスを利用できることが示されている。同様に、端末種別名の「汎用」は、「テレビ会議」と「テキストチャット」のサービスを利用できることが示されている。端末種別名の「チャット専用」は、サービス名が「テキストチャット」のサービスが利用できることが示されている。
なお、本実施形態において、テレビ会議専用端末10の端末種別は「テレビ会議専用」であり、携帯端末20の端末種別は「汎用」であるものとする。ただし、携帯端末20は、この携帯端末20に、テキストチャットサービスのみが行えるプログラムをインストールすることで、端末種別が「チャット専用」の端末として用いることができる。同様に、携帯端末20に、テレビ会議サービスのみが行えるプログラムをインストールすることで、端末種別が「テレビ会議専用」の端末として用いることができる。このように、携帯端末20は、インストールする端末用プログラムの種類に応じて、異なる端末種別の端末として用いることができる。
(ID管理テーブル)
図5に示すように、不揮発性記憶部9000には、ID管理DB9003が構築される。ID管理DB9003は、ユーザのユーザID、通信ID等の各サービスにおける識別子を対応付けて管理するID情報登録テーブルを保持する。
図14は、ID情報登録テーブルの一例である。図5の共通情報管理装置80は、伝送管理システム50からの問い合わせに応じて、ユーザIDに対応する通信IDを返し、又は、通信IDに対応するユーザIDを返す。
次に、共通情報管理装置80の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、共通情報管理装置80の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、共通情報管理装置80の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部71は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F309によって実行され、通信ネットワーク2を介して伝送管理システム50と各種データ(または情報)の送受信を行う。
記憶・読出処理部72は、図4に示されているCPU301からの命令、及び図4に示されているHDD305によって実行され、不揮発性記憶部9000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部9000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<動作シーケンス>
次に、図15乃至図18を用いて、本実施形態に係る動作シーケンスを説明する。
(稼働状態を取得するシーケンス)
図15は、携帯端末20aaが、テキストチャットを実行中に、通信相手のテレビ会議の稼働状態を表示する一例を示すシーケンスである。
ステップS1501において、携帯端末20aaは、テキストチャット管理システム50のトップページにアクセスする。
ステップS1502において、テキストチャット管理システム50は、携帯端末20aaにログインページを表示する。
ステップS1503において、携帯端末20aaは、テキストチャット管理システム50に、ユーザIDとパスワードを送信する。図15の例では、ユーザIDは「01AA」、パスワードは「XXXX」である。
ステップS1504において、携帯端末20aaから送信されたユーザIDとパスワードとが、テキストチャット管理システム50で保持しているユーザIDとパスワードと一致している場合、テキストチャット管理システム50は、携帯端末20aaにログイン処理が成功した旨の通知を送信する。
ステップS1505において、携帯端末20aaは、テキストチャット管理システム50に、テキストチャット開始要求を送信する。テキストチャット開始要求には、テキストチャットをする通信相手のユーザIDを含む。本シーケンスの場合は、ユーザIDは、「02AB」である。
ステップS1506において、携帯端末20aaからのテキストチャット開始要求を受けて、テキストチャット管理システム50は、テキストチャット開始処理を行う。この処理により、ユーザ端末20aaは、テキストチャットを実行できる状況となる。
テキストチャット管理システム50ステップS1506と並行して、若しくは、ステップS1506の後に、S1507以降の処理を行い、ユーザID「02AB」のユーザのテレビ会議の稼働状態を取得する。
ステップS1507において、テキストチャット管理システム50は、共通情報管理装置80に通信ID検索メッセージを送信する。通信ID検索メッセージには、通信相手のユーザIDを含む。本実施形態では、ユーザID「02AB」を含む。
ステップS1508において、共通情報管理装置80は、ID管理DB9003で管理するID情報登録テーブルから、ユーザID「02AB」に対応する通信ID「02ab」を抽出し、テキストチャット管理システム50に応答する。応答には、通信ID「02ab」を含む。
ステップS1509において、テキストチャット管理システム50は、テレビ会議管理システム50に、稼働状況問い合わせを送信する。稼働状況問い合わせには、通信IDを含む。本実施形態の場合には、通信ID「02ab」を含む。
ステップS1510において、テレビ会議管理システム50は、テキストチャット管理システム50に、稼働状況問い合わせへの応答を送信する。応答には、通信ID「02ab」に対応するユーザのテレビ会議の稼働状況が含まれる。稼働状況は、オフライン(通信不可)、オンライン(通信可能)、オンライン(通信中)といった内容で通知される。また、稼働状況で、テレビ会議が可能か、或いは、音声通話のみが可能かを示してもよい。
ステップS1511において、テキストチャット管理システム50は、携帯端末20aaに稼働状態通知を送信する。稼働状態通知は、テキストチャット中の通信相手の通信IDと、稼働状態を含む。本実施形態では、稼働状態通知に、携帯端末20aaとテキストチャット中であるユーザ(ユーザID「02AB」)に対応する通信ID「02ab」と稼働状態「通信可能」を含む。
ステップS1512において、携帯端末20aaは、稼働状態通知で受信した稼働状態を画面に表示する。
これにより、携帯端末20aaを使用するユーザは、テキストチャット中の通信相手のテレビ会議の稼働状況を、テレビ会議の開始要求をすることなく判断することが可能となる。
図16は、テキストチャット中の通信相手のテレビ会議の稼働状態の表示の一例である。テレビ会議可能な場合に"video available"と表示してもよい(図16(a))。また、音声、若しくは、テレビ会議可能な場合に単に"online"と表示してもよい(図16(b))。他者と通信中のため、テレビ会議ができない場合には、"busy"(図16(c))と表示してもよい。通信相手がテレビ会議管理システムにログインしていないため、テレビ通話できない場合には、"offline"と表示してもよい(図16(d))。また、テキストチャット中の通信相手のテレビ会議の稼働状況を取得できない場合には、稼働状態を表示しないでもよい。
図17は、ステップS1512で、稼働状態の通知を受信した携帯端末20aaの画面の一例である。図17の例では、携帯端末20aaを使用中のユーザのユーザIDが「XX99」であり、テキストチャット中のユーザID「01C」のユーザのテレビ会議の稼働状況が"video available"となっていることを示している。
なお、図17の例では、ユーザID「XX99」のユーザが、ユーザID「01C」、「01A」、「01E」のユーザとテキストチャット可能であることを示している。
(グループIDの判定シーケンス)
図18を用いて、グループIDの判定シーケンスについて説明する。
上述した、テキストチャット管理システム50は、テレビ会議管理システム50から通信相手ユーザの稼働状態を取得後に、グループIDを考慮して、携帯端末20aaに送信する通信相手ユーザのテレビ会議管理システム50の稼働状態通知を変更してもよい。グループIDとは、ユーザが属するテキストチャットのグループを示す識別子である。
ステップS1801において、テキストチャット管理システム50がテレビ会議管理システム50から稼働状況問い合わせに対する応答を受け取ると、テキストチャット管理システム50は、グループ確認処理を行う。
具体的には、テキストチャット管理システム50は、携帯端末20aaのユーザのグループIDと、通信相手のグループIDが同一か判断し、必要な場合には、稼働状況通知を変更する処理を行う。
ステップS1802において、テキストチャット管理システム50は、携帯端末20aaに稼働状況通知を送信する。
図18(b)のフローチャートを用いて、テキストチャット管理システム50がステップS1801で実行するグループ確認処理について説明する。
ステップS1801−1において、テキストチャット管理システム50は、携帯端末20aaのユーザのグループIDと、通信相手のグループIDが同一か判断する。
例えば、図11のグループ管理テーブルに示すように、携帯端末20aaのユーザIDが「01AA」のグループIDが「1」、「2」であり、テキストチャットの通信相手であるユーザIDが「02AB」のグループIDが「2」、「5」の場合、ユーザID「01AA」のユーザと、ユーザID「02AB」のユーザが、共にグループID「2」のグループに属しているため、グループIDが同一と判断できる。
グループIDが同一である場合(ステップS1801−1 Yes)、ステップS1801−2において、通信相手の稼働状態が「オンライン(通信中)」か判断する。「オンライン(通信中)」の場合には、ステップS1801−3に進む。
一方、「オンライン(通信中)」でない場合には、処理を終了する。
ステップS1801−3において、テキストチャット管理システム50は、稼働状態を「オンライン(通信中)」から、「オンライン(通信可能)」に変更する。「同一グループ」でありかつ「オンライン」であるため、テレビ会議を開始できる状態と判断できるためである。
一方、グループIDが同一でない場合(ステップS1801−1 No)、ステップS1801−4に進む。ステップS1801−4において、テキストチャット管理システム50は、稼働状態をオフライン(通信不可)に変更してもよい。グループIDが異なる場合には、テレビ会議を開始するのは好ましくない場合があるためである。例えば、グループIDが、営業部、開発部等の組織毎に設定されているような状況においては、グループIDが異なる場合、テレビ会議の稼働状態が「オンライン(通信可能)」であっても、「オフライン(通信不可)」と変更することが好ましい。
なお、グループ確認処理は、上述したように、テキストチャット管理システム50がテレビ会議管理システム50から稼働状況問い合わせに対する応答を受け取った際に実施してもよいし、テキストチャット開始要求(ステップS1505)を受信した後に実施してもよい。
また、ユーザIDに対応するグループIDが複数設定されている場合、つまり、ユーザが複数のグループに加入している場合には、通信中のグループとの関係を考慮して、グループIDを変更してもよい。
例えば、図11において、ユーザID「01AA」はグループ「1」と「2」が設定されており、ユーザID「02AB」はグループ「2」と「5」が設定されている。この場合、ユーザID「01AA」のユーザが、ユーザID「02AB」のユーザのテレビ会議の稼働状態を問い合わせ応答で、「オンライン(通信中)」との応答を受けた際に、グループID「2」が両者に共通であることのみから「オンライン(通信可能)」とはしない。テキストチャット管理システム50はユーザID「02AB」のテレビ会議を稼働中のグループIDを考慮して稼働状態を変更するか決定する。
共通のグループIDであるグループ「2」で、ユーザID「02AB」のユーザがテレビ会議中の場合、「オンライン(通信中)」から「オンライン(通信可能)」に稼働状態を変更する。
一方、ユーザID「01AA」が属さないグループであるグループ「4」で、ユーザID「02AB」のユーザがテレビ会議中の場合、「オンライン(通信中)」から稼働状態を変更しない。
<その他>
テキストチャットを通信中のユーザ端末20aaが、テキストチャット中の通信相手のテレビ会議の稼働状態を取得する実施形態について説明したが、テレビ会議中のユーザ端末20aaが、テレビ会議中の通信相手のテキストチャットの稼働状況を同様の実施形態により取得できる。
また、異なるIDとパスワードを用いる複数のシステム間、例えば通話システム、SNS(Social Network Service)、電子メールシステム等の任意の組み合わせで、適用できることは勿論である。また、ユーザ端末20aaに限らず、任意の伝送端末(10、20)に適用できる。
通信相手の数が複数の場合でも、複数の通信相手の「ユーザID」を用いて、他システムの稼働状態を確認することにより、本実施形態を適用することができる。
グループIDは、テキストチャット、ビデオ会議等の伝送システムで共通であってもよいし、それぞれの伝送システムで設定してもよい。
なお、稼働状態は、プレゼンス又は状態情報とも呼ばれる場合がある。また、稼働状態は、状態情報の一例である。
実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の用紙を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、共通情報管理装置80が有する各種のデータベースは伝送管理システム50が有してもよい。
また、不揮発性記憶部3000、1000、9000は、伝送管理システム50及び共通情報管理装置80が通信ネットワーク2からアクセス可能な場所にあればよい。
複数のテレビ会議システム50、複数のテキストチャット管理システム50がそれぞれ存在してもよい。また、複数のテレビ会議管理システム50、複数のテキストチャット管理システム50の機能の一部が別の装置により分散して保持されてもよい。
1 伝送システム
10、20 伝送端末
50 伝送管理システム
80 共通情報管理装置
3007 グループ管理DB
9003 ID管理DB
特許第4317061号

Claims (9)

  1. 第1のサービスを利用するために用いる第1の識別情報によって特定される端末に対して前記第1のサービスを提供する第1のサービス提供装置であって、
    前記第1の識別情報と、前記第1のサービスとは異なる第2のサービスを利用するために用いる第2の識別情報とを関連付けて管理する管理装置に、前記第1の識別情報に対応する第2の識別情報を問い合わせることによって、前記第2の識別情報を取得する取得部と、
    前記第2のサービスを提供する第2のサービス提供装置に、前記取得した第2の識別情報によって特定される端末又はユーザが前記第2のサービスに基づく通信が可能か否かを判断するために、前記取得した第2の識別情報に対応する状態情報を問い合わせる問い合わせ部を有することを特徴とする第1のサービス提供装置。
  2. 第1のユーザのユーザ端末から第2のユーザの前記第2のサービスの状態情報の問い合わせを受ける受信部と、
    前記ユーザ端末に、前記第2のサービス提供装置から取得した前記第2のユーザの前記第2のサービスの状態情報を応答する応答部とを有し、
    前記状態情報の問い合わせには、前記第2のユーザの前記第1の識別情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の第1のサービス提供装置。
  3. 前記第1の識別情報と、前記第1の識別情報に対応する前記第1のサービスのグループ識別情報とを管理する管理部と、
    前記第1のユーザの前記グループ識別情報と、前記第2のユーザの前記グループ識別情報とが同じ場合には、前記第2のユーザの前記状態情報を変更する制御部とを有することを特徴とする請求項2に記載の第1のサービス提供装置。
  4. 前記制御部は、前記状態情報が通信中の場合に、前記状態情報を通信可能に変更することを特徴とする請求項3に記載の第1のサービス提供装置。
  5. 前記第1の識別情報と、前記第1の識別情報に対応する前記第1のサービスのグループ識別情報とを管理する管理部と、
    前記第1のユーザの前記グループ識別情報と、前記第2のユーザの前記グループ識別情報とが異なる場合に、前記第2のユーザの前記状態情報を変更する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記状態情報が通信可能な場合であっても、前記グループ識別情報が異なる場合には通話不能と、前記状態情報を変更することを特徴とする請求項2に記載の第1のサービス提供装置。
  6. 前記第1のサービスがテレビ会議、前記第2のサービスがテキストチャットであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の第1のサービス提供装置。
  7. 第1のサービスを利用するために用いる第1の識別情報によって特定される端末に対して前記第1のサービスを提供し、前記第1のサービスとは異なる第2のサービスを利用するために用いる第2の識別情報を用いて第2のサービスを提供する通信方法であって、
    管理装置が、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とを関連付けて管理するステップと、
    第1のサービス提供装置が、前記第1の識別情報のユーザに対応する前記第2の識別情報を問い合わせることによって、前記第2の識別情報を取得するステップと、
    前記第1のサービス提供装置が、前記管理装置から、前記第2の識別情報を取得し、前記第2のサービスを提供する第2のサービス提供装置に取得した前記第2の識別情報によって特定される端末又はユーザが前記第2のサービスに基づく通信が可能か否かを判断するために、前記取得した第2の識別情報に対応する状態情報を問い合わせるステップとを有することを特徴とする通信方法。
  8. 第1のサービスを利用するために用いる第1の識別情報によって特定される端末に対して前記第1のサービスを提供し、前記第1のサービスとは異なる第2のサービスを利用するために用いる第2の識別情報を用いて第2のサービスを提供する通信システムであって、
    前記第1のサービスに用いる第1の識別情報と、第2のサービスに用いる第2の識別情報とを関連付けて管理する管理部と、
    前記管理部に、前記第1の識別情報のユーザに対応する第2の識別情報を問い合わせることによって、前記第2の識別情報を取得する取得部と、
    前記第2のサービスを提供する第2のサービス提供装置に取得した前記第2の識別情報によって特定される端末又はユーザが前記第2のサービスに基づく通信が可能か否かを判断するために、前記取得した第2の識別情報に対応する状態情報を問い合わせる問い合わせ部とを有することを特徴とする通信システム。
  9. 第1のサービスを利用するために用いる第1の識別情報を用いて前記第1のサービスを提供する情報処理装置に、
    前記第1の識別情報と、第2のサービスに用いる第2の識別情報とを関連付けて管理する管理装置に、前記第1の識別情報のユーザに対応する第2の識別情報の問い合わせを送信することによって、前記第2の識別情報を取得するステップと、
    第2のサービスを提供する第2のサービス提供装置に取得した前記第2の識別情報によって特定される端末又はユーザが前記第2のサービスに基づく通信が可能か否かを判断するために、前記取得した第2の識別情報に対応する状態情報を問い合わせるステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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