JP2017142610A - サーバ装置、伝送システム及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、伝送システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のクライアント端末を利用可能になっていることを通信相手のユーザに知らせる。【解決手段】実施形態のサーバ装置は、端末の状態を示す状態情報と、端末から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含むプレゼンス情報を、端末毎に記憶する記憶部と、第1の端末から、第1の端末のプレゼンス情報を受信する通信部と、第1の端末から、第1の端末のプレゼンス情報を受信したときに、記憶部に記憶された第1の端末のプレゼンス情報を更新する状態管理部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明はサーバ装置、伝送システム及びプログラムに関する。
クラウドコンピューティングの発展に伴い、様々な種類の機器が、クラウドサービスのクライアント端末として利用されている。クラウドサービスに利用されるクライアント端末は、例えばスマートフォン、タブレット端末、テレビ、テレビ会議端末、及び、タッチスクリーンを有した電子ホワイトボード等である。これにより、あるクライアント端末でサービスを利用している際に、同種のサービスを利用可能な別のクライアント端末が周囲に存在するという状況が多くなってきた。共有端末等の別のクライアント端末を、一時的に利用可能にする技術は、従来から知られている。一時的に別のクライアント端末を利用可能にすることにより、利用中のサービスがより高品質な状態で利用可能になったり、新たに端末特有の機能を使えるようになったりするので、ユーザがより便利にサービスを利用することが可能になる。
特許文献1には、自端末で利用可能なデータの種類を宛先端末に通知することにより、通信を開始する前に、ユーザが端末の設定処理を無駄なく適切に行うことができるようにする発明が開示されている。
しかしながら従来の技術では、通信相手のユーザが複数のクライアント端末を利用可能になった場合に、当該通信相手のユーザが複数のクライアント端末を利用可能になっていることを知ることができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のクライアント端末を利用可能になっていることを通信相手のユーザに知らせることができるサーバ装置、伝送システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、端末の状態を示す状態情報と、前記端末から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含むプレゼンス情報を、前記端末毎に記憶する記憶部と、第1の前記端末から、前記第1の端末の前記プレゼンス情報を受信する通信部と、前記第1の端末から、前記第1の端末のプレゼンス情報を受信したときに、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報を更新する状態管理部と、を備える。
本発明によれば、複数のクライアント端末を利用可能になっていることを通信相手のユーザに知らせることができるという効果を奏する。
図1は実施形態の伝送システムの装置構成の例を示す概略図である。 図2は実施形態のテレビ会議専用の端末のハードウェア構成の例を示す図である。 図3は実施形態の汎用の端末のハードウェア構成の例を示す図である。 図4は実施形態のサーバ装置のハードウェア構成の例を示す図である。 図5は実施形態の書込み機能及び表示機能を有する端末のハードウェア構成の例を示す図である。 図6は実施形態の伝送システムの機能構成の例を示す図である。 図7は実施形態の認証管理テーブルの例を示す図である。 図8Aは実施形態の端末管理テーブルの例1を示す図である。 図8Bは実施形態の端末管理テーブルの例2を示す図である。 図9は実施形態の宛先リスト管理テーブルの例を示す図である。 図10は実施形態のプレゼンス情報を含む宛先リストの例を示す図である。 図11は実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例1を示すシーケンス図である。 図12は実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例2を示すシーケンス図である。 図13は実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例3を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、サーバ装置、伝送システム及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
<伝送システムの装置構成>
図1は実施形態の伝送システム1の装置構成の例を示す概略図である。まず図1を用いて、本実施形態の伝送システム1の概略について説明する。
伝送システム1には、サーバ装置を介して一方の端末から他方の端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システム、及び、サーバ装置を介して複数の端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステム等が含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「サーバ装置」に相当)を介して複数のクライアント端末(「端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムである。具体的には、コミュニケーションシステムは、テレビ会議システム、テレビ電話システム、音声会議システム、音声電話システム、及び、PC(Personal Computer)画面共有システム等である。
本実施形態の説明では、伝送システム1がテレビ会議システムである場合を例にして説明する。
実施形態の伝送システム1は、端末(10aa,10ab,…)、各端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、端末(20aa,20ab,…)、端末(130a,130b)、中継装置(30a,30b,30c,30d,30e)、サーバ装置50、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100を備える。
端末(10aa,10ab,…)は、テレビ会議専用の端末である。端末(20aa,20ab,…)は、スマートデバイス等の汎用の端末である。端末(130a,130b)は、電子ホワイトボード等の表示機能及び書込み機能を有する端末である。
端末130は、パーソナルコンピュータ等でユーザにより作成されたデータを表示し、表示されたデータに対する書き込みを受け付ける。また端末130に表示されたデータ、及び、当該表示されたデータに対して書き込まれた情報は、伝送システム1に接続された他の端末130との間で共有することができる。また端末130は、端末10及び20のディスプレイとしても利用可能である。
なお、本実施形態では、端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末を示す場合には「端末10」を用いる、また、端末(20aa,20ab,…)のうち任意の端末を示す場合には「端末20」を用いる。また、ディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイを示す場合には「ディスプレイ120」を用いる。また、端末(130a,130b)のうち任意の端末を示す場合には「端末130」を用いる。また、中継装置(30a,30b,30c,30d,30e)のうち任意の中継装置を示す場合には「中継装置30」を用いる。
端末10、20及び130は、他の装置との間で、各種情報を送受信する。
例えば、端末10、20及び130は、他の端末10及び20との間でセッションを確立し、確立したセッションにおいて、音声データ及び画像データを含むコンテンツデータの送受信による通話を行う。これにより、伝送システム1において、複数の端末10及び20間でテレビ会議を行うことができる。
また例えば、端末130は、他の端末130との間でセッションを確立し、確立したセッションにおいて、表示情報の送受信を行う。これにより、伝送システム1において、複数の端末130の間で表示情報を共有することができる。
以下、「画像データ及び音声データ」を「コンテンツデータ」として表す。なお、端末10及び20間で伝送されるデータは、本実施形態に限定されるものではなく、他の例としては、コンテンツデータは、テキストデータであってもよく、また、他の例としては、コンテンツデータは、音声データ、画像データに加えてテキストデータを含むものであってもよい。また、画像データは、動画であってもよく、静止画であってもよい。また、画像データは、動画と静止画の両方を含んでいてもよい。
また、本実施形態の伝送システム1では、端末10、20及び130は、ユーザから通信を開始する操作を受け付けた場合、開始要求情報をサーバ装置50に送信する。
ここで、開始要求情報とは、通信の開始を要求する情報であって、他の端末10、20及び130を通信相手として指定する情報を含んでいる。以下、開始要求情報を送信する端末10、20及び130を開始要求端末という。また、通信相手として指定された他の端末10、20及び130を宛先端末という。具体的には、開始要求情報は、開始を要求する旨を示す情報と、開始要求端末を識別する端末IDと、宛先端末を識別する端末IDとを含んでいる。
なお、宛先端末は、1つの端末10、20及び130であってもよく、2以上の端末10、20及び130であってもよい。すなわち、伝送システム1は、2つの端末10、20及び130間だけでなく、3以上の端末10、20及び130間で確立されたセッションを用いたテレビ会議等を実現することができる。
サーバ装置50は、端末10、20及び130、並びに、中継装置30を一元的に管理する。サーバ装置50は、例えば端末10及び20から開始要求情報を受信したときに、当該開始要求情報に基づくセッションを確立することにより、端末10及び20間における通話等によるテレビ会議を実現する。また例えば、サーバ装置50は、端末130から開始要求情報を受信したときに、当該開始要求情報に基づくセッションを確立することにより、複数の端末130間における表示情報の共有機能を実現する。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、コンテンツデータの最適な経路の選択を行う。なお、本実施形態では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータを示す場合には「ルータ70」を用いる。
中継装置30は、例えば複数の端末10及び20の間で、コンテンツデータの中継を行う。また例えば、中継装置30は、複数の端末130の間で、表示情報の中継を行う。
プログラム提供システム90は、端末10、20及び130に各種機能を実現させるための端末用プログラムが記憶されたHD(Hard Disk)を備える。プログラム提供システム90は、端末用プログラムを端末10、20及び130に送信することができる。また、プログラム提供システム90のHDには、中継装置30に各種機能を実現させるための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHDには、サーバ装置50に各種機能を実現させるための伝送管理用プログラムも記憶されており、サーバ装置50に、伝送管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、20及び130、並びに、中継装置30、サーバ装置50及びプログラム提供システム90のうち、少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。また、メンテナンスシステム100は、端末10、20及び130、並びに、中継装置30、サーバ装置50及びプログラム提供システム90のうち、少なくとも1つの機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
また、端末(10aa,10ab,10ac,10a…)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,10b…、20aa,20ab,…)、端末(130a)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,10c…)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末(10da,10db,10dc,10d…)、端末(130b)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカであり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、サーバ装置50及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、20及び130、並びに、中継装置30と通信可能に接続されている。サーバ装置50及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
また、中継装置30eは、インターネット2iを介して端末10、20及び130と通信可能に接続されている。この中継装置30eは、常時稼動しており、地域A又は地域Bのローカルエリア内の通信量の影響を受けにくくするために、これら以外の地域に設置されている。これにより、端末10、20及び130が他のローカルエリアに設置された端末と通話する場合に、コンテンツデータを中継するための中継装置として中継装置30eが用いられる。また、同一のローカルエリアの端末間で通話を行う際に、このローカルエリアに設置された中継装置が稼動していない場合にも、緊急用の中継装置として中継装置30eが用いられる。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、20及び130、並びに、各中継装置30、サーバ装置50、各ルータ70、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
<テレビ会議専用の端末のハードウェア構成>
次に、本実施形態のテレビ会議専用の端末10のハードウェア構成の例について説明する。
図2は実施形態のテレビ会議専用の端末10のハードウェア構成の例を示す図である。図2に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合等に操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111、認証受付I/F118を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F181、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
また、端末10は、NFC I/F121やBluetooth(登録商標)I/F122を備えてもよい。NFC I/F121は、至近距離でデータ通信を行なう近距離無線通信の国際標準の一つであるNFC(Near Field Communication)(ISO/IEC 18092等)に対応した通信インタフェースである。Bluetooth I/F122は、短距離無線通信技術の一つとして標準化されているBluetooth(登録商標)(IEEE 802.15.1等)に対応した通信インタフェースである。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F181には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
<汎用の端末のハードウェア構成>
次に、本実施形態の汎用の端末20のハードウェア構成の例について説明する。
図3は実施形態の汎用の端末20のハードウェア構成の例を示す図である。図3に示されているように、本実施形態の端末20は、端末20全体の動作を制御するCPU201、端末20に各種操作信号を入力するための入力装置202、端末20による処理結果を表示するための表示装置203、外付けマイク、外付けカメラや外部記録媒体(記録メディア)等の各種外部装置とのインタフェースである外部I/F204、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM205、端末20のOSの設定やネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されるROM206、携帯電話通信網やインターネット等を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F207、端末用プログラム等の各種データを記憶するフラッシュメモリ208、CPU201の制御にしたがってフラッシュメモリ208に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD209を備えている。
また、端末20は、CPU201の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ210、このカメラ210の駆動を制御する撮像素子I/F211、音声を入力する内蔵型のマイク212、音声を出力する内蔵型のスピーカ213、CPU201の制御に従ってマイク212及びスピーカ213との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F214、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン215を備えている。なお、端末20がテキストチャットサービスのみを利用する端末である場合、カメラ210やマイク212、スピーカ213等は備えていなくてもよい。
また、端末20は、NFC I/F221とBluetooth I/F222のいずれか又は両者を備えてもよい。
また、CPU201の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ208に限らず、EEPROM等を用いてもよい。
上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ208ではなくROM206に記憶させるようにしてもよい。
<サーバ装置のハードウェア構成>
次に、本実施形態のサーバ装置50のハードウェア構成の例について説明する。
図4は実施形態のサーバ装置50のハードウェア構成の例を示す図である。サーバ装置50は、全体の動作を制御するCPU501、伝送管理用プログラムを記憶したROM502、CPU501のワークエリアとして使用されるRAM503、各種データを記憶するHD(Hard Disk)504、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)505、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ507、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種情報を表示するディスプレイ508、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F509、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード511、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス512、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)513に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ514、及び、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン510を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア506やCD−ROM513等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記サーバ装置50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。ただし、ROM502には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア506やCD−ROM513等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
更に、プログラム提供システム90は、上記サーバ装置50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。ただし、ROM502には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア506やCD−ROM513等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また、メンテナンスシステム100は、上記サーバ装置50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。ただし、ROM502には、メンテナンスシステム100を制御するためのメンテナンス用プログラムが記録されている。この場合も、メンテナンス用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア506やCD−ROM513等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<書込み機能及び表示機能を有する端末のハードウェア構成>
次に、本実施形態の端末130のハードウェア構成の例について説明する。
図5は実施形態の書込み機能及び表示機能を有する端末130のハードウェア構成の例を示す図である。実施形態の端末130は、端末130全体の動作を制御するCPU601、IPL(Initial Program Loader)等のCPU601の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM602、CPU601のワークエリアとして使用されるRAM603、端末130用のプログラム等の各種データを記憶するSSD604、通信ネットワーク2との通信を制御するネットワークコントローラ605、及び、USBメモリ621との通信を制御する外部記憶コントローラ606を備えている。
また、端末130は、キャプチャデバイス611、GPU(Graphics Processing Unit)612、及び、ディスプレイコントローラ613を備えている。キャプチャデバイス611は、ノートPC622のディスプレイに表示された映像情報を、静止画又は動画として取得する。GPU612は、グラフィクスを専門に処理する。ディスプレイコントローラ613は、GPU612からの出力画像をディスプレイ624等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。またディスプレイコントローラ613は、カメラ623から入力された映像を、ディスプレイ624へ出力する表示制御を行う。
更に、端末130は、接触センサ615の処理を制御するセンサコントローラ614、ディスプレイ624上に電子ペン626やユーザの手625等が接触したことを検知する接触センサ615を備えている。この接触センサ615は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ624の上側両端部に設置された2つ受発光装置(不図示)が、ディスプレイ624に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ624の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。接触センサ615は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のID(Identification)をセンサコントローラ614に出力し、センサコントローラ614が、物体の接触位置である座標位置を特定する。
また、接触センサ615としては、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネル等の種々の検出手段を用いてもよい。
また、端末130は、電子ペンコントローラ616を備えている。この電子ペンコントローラ616は、電子ペン626と通信することで、ディスプレイ624へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。なお、電子ペンコントローラ616が、電子ペン626のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン626のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
更に、端末130は、CPU601、ROM602、RAM603、SSD604、ネットワークコントローラ605、外部記憶コントローラ606、キャプチャデバイス611、GPU612、センサコントローラ614、及び電子ペンコントローラ616を、図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン620を備えている。
<伝送システムの機能構成>
次に、本実施形態の伝送システム1の機能構成の例について説明する。
図6は実施形態の伝送システム1の機能構成の例を示す図である。図6では、端末10、20及び130、並びに、中継装置30及びサーバ装置50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、図6では省略されている。
<端末の機能構成>
実施形態の端末10、20及び130は、通信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、遅延検出部18、記憶制御部19、宛先リスト作成部1−20、ユーザ認証受付部1−21、及び連携部1−22を有している。これら各部は、図2、図3及び図5に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102(206,602)に記憶されているプログラムに従ったCPU101(201,601)からの命令によって動作することで実現される機能である。また、端末10、20及び130は、RAM103(205,603)によって構築される揮発性記憶部1100、並びに、フラッシュメモリ104(208)及びSSD604等によって構築される不揮発性記憶部1000を有している。
次に、端末10、20及び130の各部を詳細に説明する。
端末10及び20の通信部11は、ネットワークI/F111、207によって実現される。また端末130の通信部11は、ネットワークコントローラ605によって実現される。端末10、20及び130の通信部11は、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムとデータの送受信を行う。
通信部11は、例えば自端末のプレゼンス情報をサーバ装置50に送信し、他の端末のプレゼンス情報をサーバ装置50から受信する。
プレゼンス情報は、端末10(20,130)の状態を示す状態情報と、当該端末10(20,130)から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含む。
状態情報は、各端末10、20及び130の稼動状態(オンライン又はオフライン)を示す。なお状態情報をより詳細に定めてもよい。例えばオンラインの状態を、通話中及び待受け中等の通信状態により更に区別してもよい。また、通信ケーブルが外れていることを示す状態、音声を出力できるが画像は出力できないことを示す状態、及び、音声を出力させないよう設定されている(MUTE)状態等を定めてもよい。
通信部11は、例えば自装置の状態がオフラインからオンラインに変わったときに、自装置のプレゼンス情報をサーバ装置50に送信する。また例えば、通信部11は、他の端末10、20及び130とセッションを確立する前に、サーバ装置50から、宛先端末候補として表示される各端末10、20及び130のプレゼンス情報を受信する。
宛先端末候補は、端末10、20及び130が、通信を行う相手として指定可能な端末を示す。すなわち、端末10、20及び130は、宛先端末候補として予め設定されていない端末とは、セッションを確立することができない。
通信部11は、例えばテレビ会議の開始要求端末として動作する場合に、宛先端末候補から選択された端末10(20)を識別する端末IDを含む上述の開始要求情報を、サーバ装置50に送信する。
ユーザ認証受付部1−21は、認証受付I/F118で入力されたユーザの認証情報を受け付ける。
端末10の操作入力受付部12は、操作ボタン108、及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。端末20の操作入力受付部12は、入力装置202により実現される。端末130の操作入力受付部12は、センサコントローラ614、接触センサ615及び電子ペンコントローラ616等によって実現される。
ログイン要求部13は、CPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、通信部11から通信ネットワーク2を介してサーバ装置50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び当該端末10の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、通信部11は、サーバ装置50へ、電源をOFFする旨の状態情報を送信してから、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、サーバ装置50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、CPU101、201からの命令、並びにカメラ112、210、及び撮像素子I/F113、211によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。音声入力部15aは、音声入出力I/F116、214によって実現され、マイク114、212によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、CPU101、201からの命令、並びに音声入出力I/F116、214によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカ115、213に出力し、スピーカ115、213から音声を出力させる。
端末10及び20の表示制御部16は、ディスプレイI/F117等によって実現され、外付けのディスプレイ120(表示装置203)に対して画像データを送信するための制御を行う。端末130の表示制御部16は、キャプチャデバイス611、GPU612及びディスプレイコントローラ613等によって実現される。表示制御部16は、例えば後述の宛先リストをディスプレイ120(表示装置203、ディスプレイ624)に表示する。なお、端末130の表示制御部16は、ノートPC622等から取得された表示情報に、ユーザにより入力された入力情報を重畳する表示制御処理等も行う。
遅延検出部18は、CPU101、201からの命令によって実現され、他の端末10及び20から中継装置30を介して送られて来る画像データ又は音声データの遅延時間(ms)を検出する。
また、記憶制御部19は、CPU101、201からの命令、並びに一例としてSSD105、209によって実行され、不揮発性記憶部1000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この不揮発性記憶部1000には、端末10及び20を識別するための端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶制御部19は、揮発性記憶部1100に各種データを記憶したり、揮発性記憶部1100に記憶された各種データを読み出す処理も行う。この揮発性記憶部1100には、宛先端末との通話を行う際に受信されるコンテンツデータが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120、表示装置203に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115、213から音声が出力される。
宛先リスト作成部1−20は、宛先リストを作成する。宛先リストは、上述の宛先端末候補と、当該宛先端末候補の上述のプレゼンス情報と、を含む。
連携部1−22は、端末10、20及び130の間の連携にかかる処理を制御する。連携部1−22は、端末10、20及び130を連携させることにより、ユーザの利便性を向上させる。
例えば汎用の端末20でも、テレビ会議専用の端末10と同様に、発信及び着信を行うことにより、テレビ会議を行うことができる。しかしながら、一般に、汎用の端末20のカメラ、ディスプレイ及びスピーカ等の性能は、端末10よりも劣る。また例えば、会議室等を利用して複数人でテレビ会議を行う場合は、汎用の端末20の表示画面を使用するよりも、電子ホワイトボード等の端末130を利用した方が便利である。そのため連携部1−22が、端末10と、端末20及び端末130とを連携させることにより、端末10のユーザの利便性を向上させることができる。
連携部1−22は、例えばユーザの操作に応じ、予め端末20をいずれかの端末10と対応付け(ペアリング)、端末20に先方より着信があった場合に、端末20からの指示により端末10でテレビ会議を開始する制御を行う。また、端末20からの宛先リスト(アドレス帳)に基づく発信時に、ユーザの操作に応じ、端末20をいずれかの端末10と対応付け(ペアリング)、端末10から先方に発信を行ってテレビ会議を開始する制御を行う。
なお端末10及び端末130を、端末10のユーザの個人アカウントを用いて利用できるようにする場合、端末10のユーザの宛先リストが他人の目に晒されたり、席を外している間に自己の個人アカウントを用いた不正な操作が行われたりするリスクがある。そのため連携部1−22は、テレビ会議終了後のデータの削除、及び、パスワードによるアクセスの保護等により、安全にテレビ会議を行えるように連携にかかる処理を制御する。
<中継装置の機能構成>
次に、中継装置30の機能について説明する。中継装置30は、通信部31、状態検知部32、データ品質確認部33、変更品質管理部34、データ品質変更部35、及び記憶制御部39を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM502に記憶されているプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能である。また、中継装置30は、HD504により構築され、中継装置30の電源をOFFにしても各種データや情報の記憶が維持される不揮発性記憶部3000を有している。
不揮発性記憶部3000には、変更品質管理テーブルによって構成されている変更品質管理DB(Data Base)3001が構築される。なお、変更品質管理テーブルでは、画像データの中継先としての端末10のIPアドレス、及びこの中継先に中継装置30が中継する画像データの画質が関連付けられて管理される。
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各部を説明するにあたって、各構成要素のうち、中継装置30の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
中継装置30の通信部31は、ネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムとデータの送受信を行う。状態検知部32は、CPU501からの命令によって実現され、この状態検知部32を有する中継装置30の稼動状態を検知する。稼動状態としては、「オンライン」、「オフライン」、又は「故障中」の状態がある。
データ品質確認部33は、CPU501からの命令によって実現され、宛先端末のIPアドレスを検索キーとして、変更品質管理テーブルを検索し、対応した中継される画像データの画質を抽出することで、中継される画像データの画質を確認する。変更品質管理部34は、CPU501からの命令によって実現され、サーバ装置50から送られて来る品質情報に基づいて、変更品質管理DB3001の変更品質管理テーブルの内容を変更する。
データ品質変更部35は、CPU501からの命令によって実現され、送信元の端末10及び20から送られて来た画像データの画質を、上記変更された変更品質管理DB3001の変更品質管理テーブルの内容に基づいて変更する。記憶制御部39は、HDD505によって実現され、不揮発性記憶部3000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部3000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<サーバ装置の機能構成>
次に、サーバ装置50の機能について説明する。実施形態のサーバ装置50は、通信部51、認証部52、状態管理部53、端末抽出部54、端末状態取得部55、セッション管理部57、品質決定部58、記憶制御部59、遅延時間管理部60及び宛先判断部62を備える。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM502に記憶されているプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能である。また、サーバ装置50は、サーバ装置50の電源をOFFにしても各種データや情報の記憶が維持されるHD504により構築される不揮発性記憶部5000を有している。この不揮発性記憶部5000には、各種情報が記憶されている。更に、サーバ装置50は、RAM503によって構築される揮発性記憶部5100を有している。
(中継装置管理テーブル)
不揮発性記憶部5000には、中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30を識別する中継装置ID毎に、各中継装置30の稼動状態、稼動状態が示される状態情報がサーバ装置50で受信された受信日時、中継装置30のIPアドレス、及び中継装置30における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。
(認証管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図7に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5002が構築されている。この認証管理テーブルでは、サーバ装置50によって管理される全ての端末10、20及び130の各端末IDに、パスワードが関連付けられて管理される。パスワードは、端末10、20及び130を認証するために利用される情報である。図7の例では、ID「10aa」の端末10のパスワードは「aaaa」である。
なお本実施形態では、端末10、20及び130を識別する端末IDを使用する場合を例にして説明しているが、当該端末IDではなく、ユーザを識別するユーザIDを使用してもよい。
(端末管理テーブル)
また、不揮発性記憶部5000には、端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5003が構築されている。
図8Aは実施形態の端末管理テーブルの例1を示す図である。実施形態の端末管理テーブルは、端末ID、端末名、状態、受信日時、IPアドレス及び利用可能端末を有する。端末IDは、端末10、20及び130を識別する識別情報である。端末名は、端末10、20及び130の名称である。状態は、上述のプレセンス情報に含まれる状態情報である。受信日時は、端末10、20及び130から、端末管理テーブルを更新するデータ(プレゼンス情報等)を最後に受信した日時(最新の受信日時)である。IPアドレスは、端末10、20及び130をネットワーク2で識別する識別情報である。利用可能端末は、上述のプレゼンス情報に含まれる利用可能端末情報である。
図8Aの例では、例えば端末IDが「20aa」の端末20aaは、端末名が「大阪Aさん」であり、稼動状態が「オンライン」であり、サーバ装置50でプレゼンス情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時40分」であり、IPアドレスが「1.4.1.1」であり、利用可能端末が「汎用端末」である。なお利用可能端末に設定された「汎用端末」は、自端末20aaを示す。
また例えば、端末IDが「130a」の端末130aは、端末名が「大阪IWB」であり、稼動状態が「オンライン」であり、サーバ装置50でプレゼンス情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時00分」であり、IPアドレスが「1.2.2.5」であり、利用可能端末が「電子ホワイトボード端末」である。なお利用可能端末に設定された「電子ホワイトボード端末」は、自端末130aを示す。
図8Bは実施形態の端末管理テーブルの例2を示す図である。図8Bの例2は、連携部1−22が、端末20aaと端末130aとを連携させた場合を示す。
図8Bの例では、端末IDが「20aa」の端末20aaは、サーバ装置50でプレゼンス情報が受信された日時が、「2009年11月10日の13時40分」(図8A参照)から、「2009年11月10日の13時56分」に更新されている。そして、端末IDが「20aa」の端末20aaの利用可能端末が、「2009年11月10日の13時00分」(図8A参照)から、「汎用端末、電子ホワイトボード端末」に更新されている。利用可能端末に追加された「電子ホワイトボード端末」は、端末IDが「130a」の端末130である。
端末IDが「130a」の端末130aは、サーバ装置50でプレゼンス情報が受信された日時が、「2009年11月10日の13時00分」(図8A参照)から、「2009年11月10日の13時56分」に更新されている。そして、端末IDが「130a」の端末130aの状態が、「オンライン」(図8A参照)から、「オフライン」に更新されている。これは、端末130aが、端末20aaにより既に使用されているためである。すなわち、端末20aa以外の他の端末10、20及び130は、端末130aを使用することができない。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図9に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。実施形態の宛先リスト管理テーブルは、端末10(20,130)毎に、当該端末10(20,130)の宛先端末候補として設定されている端末10、20及び130を記憶する。端末IDは、端末10、20及び130を識別する識別情報である。宛先端末IDは、宛先端末候補として設定されている端末10、20及び130を識別する識別情報である。
図9の例では、例えば端末IDが「10aa」の端末10aaの宛先端末候補は、端末IDが「10ab」の端末10ab、端末IDが「10ac」の端末10ac、端末IDが「10ad」の端末10ad、及び、端末IDが「10ae」の端末10aeである。
(セッション管理テーブル)
また、この不揮発性記憶部5000には、セッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、端末間でコンテンツデータが伝送されるセッションを識別するためのセッションID毎に、このセッションでコンテンツデータの中継に使用される中継装置30の中継装置ID、セッションの開始要求情報の送信元である開始要求端末の端末ID、セッションの開始要求情報において相手先として指定された宛先端末の端末ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及び、この遅延時間が示されている遅延情報が宛先端末から送られて来てサーバ装置50で受信された受信日時が関連付けられて管理される。
(品質管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、品質管理テーブルによって構成されている品質管理DB5006が構築されている。この品質管理テーブルでは、開始要求端末又は宛先端末における画像データの遅延時間(ms)に応じて、中継装置30で中継させる画像データの画質(画像の品質)が関連付けられて管理される。
次に、サーバ装置50の各機能部について詳細に説明する。なお、以下では、サーバ装置50の各部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、サーバ装置50の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
通信部51は、ネットワークI/F509によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムとデータの送受信を行う。通信部51は、例えば端末10、20及び130から、当該端末10、20及び130の上述のプレゼンス情報を受信する。具体的には、通信部51は、例えば端末10、20及び130の利用可能端末情報に変更があった場合に、当該端末10、20及び130から当該端末10、20及び130のプレゼンス情報を受信する。また例えば、通信部51は、端末10、20及び130の状態情報に変更があった場合に、当該端末10、20及び130から当該端末10、20及び130のプレゼンス情報を受信する。
また例えば、通信部51は、不揮発性記憶部5000に記憶された端末10、20及び130のプレゼンス情報が更新された場合、当該端末10、20及び130のプレゼンス情報を、当該端末10、20及び130と通信可能な端末10、20及び130(当該端末10、20及び130を宛先端末候補として有する端末10、20及び130)に送信する。
認証部52は、通信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとし、不揮発性記憶部5000の認証管理テーブルを検索し、認証管理テーブルに同一のID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末10、20及び130の認証を行う。
状態管理部53は、上述の端末管理テーブルを、記憶制御部59を介して管理する。状態管理部53は、例えば端末10、20及び130から送信されたログイン要求及びログオフ要求等を通信部51が受信したときに、当該ログイン要求及びログオフ要求を送信した端末10、20及び130の端末IDに関連付けられた端末名、状態、受信日時、IPアドレス及び利用可能端末を更新する。ログイン要求は、例えば端末10、20及び130の電源をONにした時に、端末10,20及び130からサーバ装置50に送信される。またログオフ要求は、例えば端末10、20及び130の電源をOFFにした時に、端末10,20及び130からサーバ装置50に送信される。
端末抽出部54は、宛先リスト管理テーブルから、記憶制御部59を介して宛先端末IDを抽出する。端末抽出部54は、例えば端末10、20及び130の宛先リスト作成部1−20が、上述の宛先リストを作成するときに、当該宛先リストに含める宛先端末候補を識別する宛先端末IDを、宛先リスト管理テーブルから抽出する。
端末状態取得部55は、上述の端末管理テーブルから、記憶制御部59を介してプレゼンス情報(状態情報及び利用可能端末情報)等を取得する。端末状態取得部55は、例えば端末10、20及び130の宛先リスト作成部1−20が、上述の宛先リストを作成するときに、当該宛先リストに含める宛先端末候補のプレゼンス情報を、端末管理テーブルから取得する。
図10は実施形態のプレゼンス情報を含む宛先リストの例を示す図である。図10の例は、端末10dcに表示される宛先リストを示す。図10に示されている更新前の宛先リストは、端末管理テーブルの状態が、上述の図8Aの状態である場合に作成された宛先リストを示す。また図10に示されている更新後の宛先リストは、端末管理テーブルの状態が、上述の図8Bの状態である場合に作成された宛先リストを示す。
IDは、宛先端末候補の端末10、20及び130の端末IDを示す。名称は、宛先端末候補の端末名を示す。状態は、宛先端末候補の状態(プレゼンス情報に含まれる状態情報)を示す。利用状況は、宛先端末候補の利用可能端末(プレゼンス情報に含まれる利用可能端末情報)を示す。
アイコン「UCS専用」は、テレビ会議専用の端末10を示す。アイコン「UCS汎用」は、汎用の端末20を示す。アイコン「IWB」は、書込み機能及び表示機能を有する端末130を示す。なおUCSは、Unified Communication Systemの略である。またIWBは、Interactive Whiteboardの略である。
図10の例では、端末20aaが、端末130aと連携したことにより、端末20aaの利用状況に、アイコン「IWB」が追加され、端末130aの状態がオフラインになる場合を示している。
セッション管理部57は、不揮発性記憶部5000のセッション管理テーブルに、セッションID生成部で生成されたセッションID、要求元端末の端末ID、及び、宛先端末の端末IDを関連付けて記憶して管理する。また、セッション管理部57は、セッション管理テーブルに対して、セッションID毎に、最終的に1つに選択された中継装置30の中継装置IDを記憶して管理する。
品質決定部58は、上述の遅延時間を検索キーとして、品質管理テーブルを検索し、対応する画像データの画質を抽出することで、中継装置30に中継させる画像データの画質を決定する。記憶制御部59は、HDD505によって実行され、不揮発性記憶部5000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。更に、記憶制御部59は、揮発性記憶部5100に各種データを記憶したり、揮発性記憶部5100に記憶された各種データを読み出す処理も行う。
遅延時間管理部60は、上述の宛先端末のIPアドレスを検索キーとして、端末管理テーブルを検索することで、対応する端末IDを抽出し、更に、セッション管理テーブルにおいて、上記抽出した端末IDが含まれるレコードにおける遅延時間のフィールド部分に、上記遅延情報で示されている遅延時間を記憶して管理する。
宛先判断部62は、宛先リスト管理テーブルを参照し、端末抽出部54によって抽出されたコンテンツデータ用セッションsedに参加している端末10及び20の宛先端末IDに、参加を要求する端末10及び20の宛先端末IDが含まれているか否かを判断する。
<プレゼンス情報の更新方法>
次に実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例について説明する。
図11は実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例1を示すシーケンス図である。
はじめに、端末20aaの通信部11が、端末ID及びパスワードを含むログイン情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50にログインする(ステップS1)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS1で送信されたログイン情報に含まれる端末ID(20aa)及びパスワード(aaba)の組み合わせと一致するデータが、認証管理DB5002に含まれている場合、ログイン処理の成功を示す処理結果を端末20aaに送信する(ステップS2)。
次に、端末20aaの通信部11が、端末ID(20aa)、状態(オンライン)、及び、利用可能端末を示す端末ID(20aa)を含むプレゼンス情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50に記憶された端末20aaのプレゼンス情報を更新する(ステップS3)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS1で送信されたプレゼンス情報によって、端末管理DB5003を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果を端末20aaに送信する(ステップS4)。次に、通信部51が、ステップS3で更新された端末20aaのプレゼンス情報を端末10dbに送信することにより、端末10dbに表示される端末20aaのプレゼンス情報を更新する(ステップS5)。
次に、端末10dbの通信部11が、ステップS5で送信されたプレゼンス情報によって、端末10dbに表示される端末20aaのプレゼンス情報を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果をサーバ装置50に送信する(ステップS6)。
次に、端末130aの通信部11が、端末ID(130a)及びパスワード(aabb)を含むログイン情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50にログインする(ステップS7)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS7で送信されたログイン情報に含まれる端末ID(130a)及びパスワード(aabb)の組み合わせと一致するデータが、認証管理DB5002に含まれている場合、ログイン処理の成功を示す処理結果を端末130aに送信する(ステップS8)。
次に、端末130aの通信部11が、端末ID(130a)、状態(オンライン)、及び、利用可能端末を示す端末ID(130a)を含むプレゼンス情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50に記憶された端末130aのプレゼンス情報を更新する(ステップS9)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS9で送信されたプレゼンス情報によって、端末管理DB5003を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果を端末130aに送信する(ステップS10)。次に、通信部51が、ステップS10で更新された端末130aのプレゼンス情報を端末10dbに送信することにより、端末10dbに表示される端末130aのプレゼンス情報を更新する(ステップS11)。
次に、端末10dbの通信部11が、ステップS11で送信されたプレゼンス情報によって、端末10dbに表示される端末130aのプレゼンス情報を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果をサーバ装置50に送信する(ステップS12)。
図12は実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例2を示すシーケンス図である。
はじめに、端末20aaの通信部11が、端末130aに接続要求(ペアリング要求)を送信する(ステップS21)。なお当該接続要求の送信方法は任意でよい。端末20aaの通信部11は、例えば外部I/F204を使用した有線接続、NFC I/F221又はBluetooth(登録商標)I/F222を近距離無線通信等により当該接続要求を端末130aに送信する。
次に、端末130aの通信部11が、ステップS21で送信された接続要求の成功を示す処理結果と、利用可能機能情報と、を端末20aaに送信する(ステップS22)。利用可能機能情報は、端末20aaが、端末130aと接続することにより、新たに利用可能になった機能を示す情報である。
次に、端末130aの通信部11が、端末ID(130a)、状態(オフライン)、及び、利用可能端末を示す端末ID(130a)を含むプレゼンス情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50に記憶された端末130aのプレゼンス情報を更新する(ステップS23)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS23で送信されたプレゼンス情報によって、端末管理DB5003を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果を端末130aに送信する(ステップS24)。ステップS23及びステップS24の処理により、端末130aは、電源オフ等によるオフライン状態と同じ状態であることを、サーバ装置50に認識させることができる。
次に、通信部51が、ステップS23で更新された端末130aのプレゼンス情報を端末10dbに送信することにより、端末10dbに表示される端末130aのプレゼンス情報を更新する(ステップS25)。
次に、端末10dbの通信部11が、ステップS25で送信されたプレゼンス情報によって、端末10dbに表示される端末130aのプレゼンス情報を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果をサーバ装置50に送信する(ステップS26)。
次に、端末130aの通信部11が、端末ID(20aa)、状態(オンライン)、及び、利用可能端末を示す端末ID(20aa,130a)を含むプレゼンス情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50に記憶された端末20aaのプレゼンス情報を更新する(ステップS27)。ステップS27で送信されるプレゼンス情報は、端末20aaが、ステップS21及びステップS22の処理により端末20aaと接続された端末130aの機能を、新たに利用可能になったことを示す。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS27で送信されたプレゼンス情報によって、端末管理DB5003を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果を端末130aに送信する(ステップS28)。ステップS27及びステップS28の処理により、端末20aaが端末130aを利用可能な状態であることを、サーバ装置50に認識させることができる。
次に、通信部51が、ステップS28で更新された端末20aaのプレゼンス情報を端末10dbに送信することにより、端末10dbに表示される端末20aaのプレゼンス情報を更新する(ステップS29)。
次に、端末10dbの通信部11が、ステップS29で送信されたプレゼンス情報によって、端末10dbに表示される端末20aaのプレゼンス情報を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果をサーバ装置50に送信する(ステップS30)。
なおステップS23及びステップS27の処理は、端末20aaにより行われてもよい。またステップS23及びステップS27で送信されるプレゼンス情報を、1回の送信でサーバ装置50に送信してもよい。
図13は実施形態のプレゼンス情報の更新方法の例3を示すシーケンス図である。図13の例は、図12に示すシーケンス図の処理により接続された端末20aaと端末130aとの間の通信を切断する場合のプレゼンス情報の更新方法を示す。
はじめに、端末20aaの通信部11が、端末130aに切断要求を送信する(ステップS31)。
次に、端末130aの通信部11が、ステップS31で送信された切断要求の成功を示す処理結果を端末20aaに送信する(ステップS32)。
次に、端末130aの通信部11が、端末ID(20aa)、状態(オフライン)、及び、利用可能端末を示す端末ID(20aa)を含むプレゼンス情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50に記憶された端末20aaのプレゼンス情報を更新する(ステップS33)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS33で送信されたプレゼンス情報によって、端末管理DB5003を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果を端末130aに送信する(ステップS34)。ステップS33及びステップS34の処理により、端末20aaの利用可能端末が自端末のみであることを、サーバ装置50に認識させることができる。
次に、通信部51が、ステップS34で更新された端末20aaのプレゼンス情報を端末10dbに送信することにより、端末10dbに表示される端末20aaのプレゼンス情報を更新する(ステップS35)。
次に、端末10dbの通信部11が、ステップS35で送信されたプレゼンス情報によって、端末10dbに表示される端末20aaのプレゼンス情報を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果をサーバ装置50に送信する(ステップS36)。
次に、端末130aの通信部11が、端末ID(130a)、状態(オンライン)、及び、利用可能端末を示す端末ID(130a)を含むプレゼンス情報をサーバ装置50に送信することにより、サーバ装置50に記憶された端末130aのプレゼンス情報を更新する(ステップS37)。
次に、サーバ装置50の通信部51が、ステップS37で送信されたプレゼンス情報によって、端末管理DB5003を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果を端末130aに送信する(ステップS38)。ステップS37及びステップS38の処理により、端末130aが再びオンライン状態になったことを、サーバ装置50に認識させることができる。
次に、通信部51が、ステップS37で更新された端末130aのプレゼンス情報を端末10dbに送信することにより、端末10dbに表示される端末130aのプレゼンス情報を更新する(ステップS39)。
次に、端末10dbの通信部11が、ステップS39で送信されたプレゼンス情報によって、端末10dbに表示される端末130aのプレゼンス情報を更新する更新処理が成功した場合、更新処理の成功を示す処理結果をサーバ装置50に送信する(ステップS40)。
なおステップS33及びステップS37の処理は、端末20aaにより行われてもよい。またステップS33及びステップS37で送信されるプレゼンス情報を、1回の送信でサーバ装置50に送信してもよい。
以上、説明したように、実施形態のサーバ装置50では、不揮発性記憶部5000が、端末10(20,130)の状態を示す状態情報と、端末10(20,130)から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含むプレゼンス情報を、端末10(20,130)毎に記憶する。また、通信部51が、端末10(20,130)から、端末10(20,130)のプレゼンス情報を受信する。そして、状態管理部53が、端末10(20,130)から、端末10(20,130)のプレゼンス情報を受信したときに、不揮発性記憶部5000に記憶された端末10(20,130)のプレゼンス情報を更新する。
これにより実施形態のサーバ装置50によれば、複数のクライアント端末を利用可能になっていることを通信相手のユーザに知らせることができる。
1 伝送システム
2 通信ネットワーク
10 端末
11 通信部
12 操作入力受付部
13 ログイン要求部
14 撮像部
15a 音声入力部
15b 音声出力部
16 表示制御部
18 遅延検出部
19 記憶制御部
20 端末
130 端末
1−20 宛先リスト作成部
1−21 ユーザ認証受付部
1−22 連携部
1000 不揮発性記憶部
1100 揮発性記憶部
30 中継装置
31 通信部
32 状態検知部
33 データ品質確認部
34 変更品質管理部
35 データ品質変更部
39 記憶制御部
3000 不揮発性記憶部
3001 変更品質管理DB
50 サーバ装置
51 通信部
52 認証部
53 状態管理部
54 端末抽出部
55 端末状態取得部
57 セッション管理部
58 品質決定部
59 記憶制御部
60 遅延時間管理部
62 宛先判断部
5000 不揮発性記憶部
5001 中継装置管理DB
5002 認証管理DB
5003 端末管理DB
5004 宛先リスト管理DB
5005 セッション管理DB
5006 品質管理DB
5100 揮発性記憶部
特開2015−162205号公報

Claims (10)

  1. 端末の状態を示す状態情報と、前記端末から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含むプレゼンス情報を、前記端末毎に記憶する記憶部と、
    第1の前記端末から、前記第1の端末の前記プレゼンス情報を受信する通信部と、
    前記第1の端末から、前記第1の端末のプレゼンス情報を受信したときに、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報を更新する状態管理部と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記通信部は、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報が更新された場合、前記第1の端末のプレゼンス情報を、前記第1の端末と通信可能な第2の前記端末に送信する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記通信部は、前記第1の端末の前記利用可能端末情報に変更があった場合に、前記第1の端末から前記第1の端末のプレゼンス情報を受信する、
    請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記通信部は、前記第1の端末の前記状態情報に変更があった場合に、前記第1の端末から前記第1の端末のプレゼンス情報を受信する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  5. サーバ装置と、複数の端末と、を備える伝送システムであって、
    前記サーバ装置は、
    端末の状態を示す状態情報と、前記端末から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含むプレゼンス情報を、前記端末毎に記憶する記憶部と、
    第1の前記端末から、前記第1の端末の前記プレゼンス情報を受信するサーバ通信部と、
    前記第1の端末から、前記第1の端末のプレゼンス情報を受信したときに、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報を更新する状態管理部と、を備え、
    前記第1の端末は、
    前記第1の端末のプレゼンス情報を送信する端末通信部、
    を備える伝送システム。
  6. 前記サーバ通信部は、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報が更新された場合、前記第1の端末のプレゼンス情報を、前記第1の端末と通信可能な第2の前記端末に送信する、
    請求項5に記載の伝送システム。
  7. 前記サーバ通信部は、前記第1の端末の前記利用可能端末情報に変更があった場合に、前記第1の端末から前記第1の端末のプレゼンス情報を受信する、
    請求項5又は6に記載の伝送システム。
  8. 端末の状態を示す状態情報と、前記端末から利用可能な利用可能端末を示す利用可能端末情報と、を含むプレゼンス情報を、前記端末毎に記憶する記憶部を備えるコンピュータを、
    第1の前記端末から、前記第1の端末の前記プレゼンス情報を受信する通信部と、
    前記第1の端末から、前記第1の端末のプレゼンス情報を受信したときに、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報を更新する状態管理部、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 前記通信部は、前記記憶部に記憶された前記第1の端末のプレゼンス情報が更新された場合、前記第1の端末のプレゼンス情報を、前記第1の端末と通信可能な第2の前記端末に送信する、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記通信部は、前記第1の端末の前記利用可能端末情報に変更があった場合に、前記第1の端末から前記第1の端末のプレゼンス情報を受信する、
    請求項8又は9に記載のプログラム。
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