JP6372156B2 - 接続制御システム、通信端末、通信システム、プログラム、及び接続制御方法 - Google Patents

接続制御システム、通信端末、通信システム、プログラム、及び接続制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信端末間で、中継装置を介してコンテンツデータを送信させるときの接続の制御に関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議や通話等を行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、複数の通信端末の間で通信を開始すると、画像データ及び音データなどのコンテンツデータの送受信が行われ、テレビ会議や通話等を実現することができる。
また、通信端末から送信されたコンテンツデータを一以上の通信端末へリアルタイムに配信することにより、通信システムを講演などにおいて用いることもできる。この場合、講演者側の通信端末と受講者側の通信端末との間で双方向にコンテンツデータを送信すると、ネットワークのトラフィックやノイズの増大を招くことになる。そこで、講演などで通信端末を利用する場合に、受講者側の通信端末からのコンテンツデータの送信を制限する技術が知られている。
この技術として、受講者側端末の各々に対して1台ずつ通信制御装置を設けることにより、受講者側端末によるデータの送信を差し止める方法が開示されている(特許文献1参照)。また、複数の会議参加者によって生成された会議コンテンツを会議サーバに送信し、複数の会議視聴者をビデオ・ストリーミング・サーバに接続させ、会議コンテンツを会議サーバからビデオ・ストリーミング・サーバに渡すことにより会議コンテンツを会議視聴者にストリーミングする方法が開示されている(特許文献2参照)。
しかしながら、通信端末間でコンテンツデータをリアルタイムに配信するときに、従来の通信システムによると、配信先からのコンテンツデータの送信を制限するために、配信元であるか否かに応じて通信端末のハードウェアあるいはソフトウェア上の構成を変えなければならなくなるという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、コンテンツデータの配信元となる通信端末、及び、該通信端末を含む一以上の通信端末間で前記コンテンツデータを中継するための中継装置の接続を制御する接続制御手段と、前記配信元となる通信端末を特定するための特定情報を管理する特定情報管理手段と、を有しており、前記配信元となる通信端末とは異なる他の通信端末が前記中継装置に接続するときに、前記特定情報によって特定される通信端末から送信されたコンテンツデータを、前記他の通信端末へ送信させる一方で、前記他の通信端末からのコンテンツデータの送信が制限されるように制御することを特徴とする接続制御システムである。
本発明によると、接続制御システムは、コンテンツデータの配信元となる通信端末を特定するための特定情報を管理する。これにより、配信元であるか否かに応じて通信端末の構成を変更しなくても、特定情報に基づいて、接続制御システム側においてコンテンツデータの送信を制御できるようになるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 本実施形態に係る通信端末の外観図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る通信管理システム、中継装置、プログラム提供システム、又はメンテナンスシステムのハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。 管理システムが管理する各テーブルを示す概念図である。 (A)は、認証管理テーブルを示す概念図である。 (B)は、端末管理テーブルを示す概念図である。 (C)は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 (D)は、セッション管理テーブルを示す概念図である。 通信システムにおける画像データ、音データおよび各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 通信端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 一実施形態の宛先リストを示す概念図である。 一拠点による通信の開始に伴う処理を示したシーケンス図である。 ステップS52で出力された画像の宛先リスト一例を示す概念図である。 コンテンツデータ用セッションへ参加する処理を示したシーケンス図である。 一実施形態の宛先リストを示す概念図である。 ステップS71で出力された画像の一例を示す概念図である。 コンテンツデータの送信の制限を解除する処理を示したシーケンス図である。 本発明の一実施形態において、ステップS81で出力される画像の一例を示す概念図である。 ディスプレイの出力の一例を示す概念図である。 コンテンツデータの送信の制限を解除する処理を示したシーケンス図である。 本発明の一実施形態において、ステップS81で出力される画像の一例を示す概念図である。 他の実施形態の宛先リストを示す概念図である。
<<実施形態の全体構成>>
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の概略図であり、まずは図1を用いて、実施形態の概略を説明する。
通信システムには、通信管理システムを介して一方の通信端末から他方の通信端末に一方向でコンテンツデータを通信するデータ提供システムや、通信管理システムを介して複数の通信端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「通信管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「通信端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム、音会議システム、音電話システム、PC(Personal Computer)画面共有システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、通信システム、通信管理システム、及び通信端末について説明する。即ち、本発明の通信端末及び通信管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、コミュニケーションシステム、又は通信システムにも適用される。
図1に示す通信システム1は、複数の通信端末(10aa,10ab,…)、各通信端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、及び通信管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。
なお、本実施形態では、通信端末(10aa,10ab,…)のうち任意の通信端末を示す場合には「通信端末10」を用い、ディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイを示す場合には「ディスプレイ120」を用い、中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置を示す場合には「中継装置30」を用いる。
通信端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音データの送受信を行う。なお、以下では、「通信端末」を単に「端末」として表し、「通信管理システム」を単に「管理システム」として表す。即ち、本実施形態における通信には、音データの送受信だけでなく、画像データの送受信も含まれる。即ち、本実施形態における端末10は、画像データ及び音データの送受信を行う。但し、端末10は画像データの送受信を行わず、音データの送受信を行うようにしてもよい。
本実施形態では、画像データの画像が動画の場合について説明するが、動画だけでなく静止画であってもよい。また、画像データの画像には、動画と静止画の両方が含まれてもよい。中継装置30は、複数の端末10の間で、画像データ及び音データの中継を行う。管理システム50は、端末10及び中継装置30を一元的に管理する。
また、図1に示されている複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音データの最適な経路の選択を行う。なお、本実施形態では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータを示す場合には「ルータ70」を用いる。
プログラム提供システム90は、端末10に各種機能又は各種手段を実現させるための端末用プログラムが記憶された、不図示のHD(Hard Disk)を備えており、端末10に、端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHDには、中継装置30に各種機能又は各種手段を実現させるための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHDには、管理システム50に各種機能又は各種手段を実現させるための通信管理用プログラムも記憶されており、管理システム50に、通信管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
また、端末(10aa,10ab,10ac,10a…)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,10b…)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,10c…)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末(10da,10db,10dc,10d…)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカであり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。管理システム50、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
<<実施形態のハードウェア構成>>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図2は、本実施形態に係る端末10の外観図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図2に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図2は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
図3は、本発明の一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。図3に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像を得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号の入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを出力するディスプレイI/F117、図2に示されている接続口1100gに取り付けられ各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標、High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、通信管理用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記通信管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また、中継装置30、プログラム提供システム90、メンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、ROM202には、中継装置30、プログラム提供システム90、メンテナンスシステム100を制御するための中継装置用プログラム、プログラム提供用プログラム、メンテナンス用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラム、プログラム提供用プログラム、メンテナンス用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体が挙げられる。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、本実施形態の通信システム1を構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図5では、端末10、中継装置30、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図5では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音入力部15a、音出力部15b、表示制御部16、記憶・読出処理部19、及び宛先リスト作成部20を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102に記憶されているプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、端末10は、RAM103によって構築される揮発性記憶部1000、及びフラッシュメモリ104によって構築される揮発性記憶部1100を有している。
<端末の各機能部>
次に、端末の各部を詳細に説明する。端末10の送受信部11は、ネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、操作ボタン108、及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、CPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元としての端末10の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11は、管理システム50へ、電源をOFFする旨の状態情報を送信してから、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、CPU101からの命令、並びにカメラ112、及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。音入力部15aは、音入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音が音信号に変換された後、この音信号に係る音データを入力する。音出力部15bは、CPU101からの命令、並びに音入出力I/F116によって実現され、音データに係る音信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音を出力させる。
表示制御部16は、ディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。
また、記憶・読出処理部19は、CPU101からの命令、並びに一例としてSSD105によって実行され、不揮発性記憶部1000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この不揮発性記憶部1000には、端末10を識別するための端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶・読出処理部19は、揮発性記憶部1100に各種データを記憶したり、揮発性記憶部1100に記憶された各種データを読み出す処理も行う。この揮発性記憶部1100には、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データ及び音データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音データによってスピーカ115から音が出力される。
宛先リスト作成部20は、管理システム50から受信した、後述の宛先リスト情報及び各宛先候補としての端末10の状態情報に基づいて、宛先候補の状態がアイコンで示された宛先リストの作成及び更新を行う。
なお、本実施形態の端末ID、及び後述の中継装置IDは、それぞれ端末10、及び中継装置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID、及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
(中継装置の機能構成)
次に、中継装置30の機能又は手段について説明する。中継装置30は、送受信部31、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、中継装置30は、図4に示されているHD204により構築され、中継装置30の電源をOFFにしても各種データや情報の記憶が維持される不揮発性記憶部3000を有している。
<中継装置の各機能部>
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
中継装置30の送受信部31は、ネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。また、記憶・読出処理部39は、CPU201からの命令によって実行され、不揮発性記憶部3000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部3000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<管理システムの機能構成>
次に、管理システム50の機能又は手段について説明する。管理システム50は、送受信部51、認証部52、端末管理部53、抽出部54、セッション管理部57、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、HD204により構築され、管理システム50の電源をOFFにしても各種データや情報の記憶が維持される不揮発性記憶部5000を有している。この不揮発性記憶部5000には、図9に示されている宛先リスト枠1100−1が記憶されている。更に、管理システム50は、RAM203によって構築される揮発性記憶部5100を有している。
(認証管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図6(A)に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5002が構築されている。この認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。
(端末管理テーブル)
また、不揮発性記憶部5000には、図6(B)に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5003が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名(端末名)、各端末10の稼動状態、他の端末10との通信状態、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。なお、通信状態には、他の端末10通信しておらず待ち受け中の状態を示す「None」、通話中の状態を示す「Busy」、講演等により配信している、あるいは、配信を受けている状態を示す「Presentation Busy」等を含んでいても良い。
さらに、端末管理テーブルでは、通信状態が「Presentation Busy」である端末10のうち、コンテンツデータの配信元の端末10の端末IDに対応するプレゼンター情報のフィールドに、プレゼンターであることを示す情報「1」を関連付けて管理する。
さらに、端末管理テーブルでは、通信状態が「Presentation Busy」である端末10の端末IDに対応する制限情報のフィールドに、コンテンツデータの送信が制限されていることを示す情報「ON」、または、コンテンツデータの送信が制限されていないことを示す情報「OFF」を関連付けて管理する。
なお、端末管理テーブル中の端末ID「01xx」は、講演等による配信を開始するときに宛先候補として選択される特殊端末の端末IDである。本発明の一実施形態によると、特殊端末は、自端末10であっても良い。すなわち、例えば、端末10aaが通信を開始するときに、宛先端末として特殊端末が選択されると、端末10aaは、自端末10aaから送信されたコンテンツデータを自端末10aaへ送信する通信の開始要求を管理システム50へ送信することになる。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図6(C)に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通話の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図6(C)に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通話の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba等であることが示されている。
なお、宛先リスト管理テーブルにおいて各要求元の端末IDに関連付けて、宛先端末として特殊端末の端末ID「01xx」が管理されている。これにより、どの端末10からも講演モードによる通信の開始要求をすることが可能となる。ただし、宛先リスト管理テーブルにおいて一部の要求元の端末IDに関連付けて、宛先端末として特殊端末の端末ID「01xx」が管理されている。これにより、端末10側の構成を変えることなく、配信元となり得る端末10を限定することが可能となる。
(セッション管理テーブル)
また、この不揮発性記憶部5000には、図6(D)に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、端末10間でコンテンツデータが通信されるセッションを識別するためのセッションID毎に、画像データ及び音データの中継に使用される中継装置30の中継装置ID、及び、このセッションに参加している端末(参加端末)の端末IDが関連付けて管理されている。
(管理システムの各機能部)
次に、管理システム50の各機能部について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、ネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。認証部52は、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとし、不揮発性記憶部5000の認証管理テーブル(図6参照)を検索し、認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって認証を行う。
端末管理部53は、CPU201からの命令によって実現され、端末10の稼動状態を管理すべく、端末管理テーブル(図6(B)参照)に、この要求元端末の端末ID、要求元端末の稼動状態、及び要求元端末のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。また、端末管理部53は、端末IDを検索キーとして、端末管理テーブルを検索し、端末ID毎に稼動状態等を読み出す。
抽出部54は、CPU201からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理テーブル(図6(C)参照)を検索し、要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。
セッション管理部57は、CPU201からの命令によって実現され、端末10間でコンテンツデータが送信されるセッションを識別するためのセッションIDを生成する。また、セッション管理部57は、複数の中継装置30の中から、各セッションにおいてコンテンツデータを中継する中継装置30を選択する。セッション管理部57は、不揮発性記憶部5000のセッション管理テーブル(図6(D)参照)に、セッションID、要求元端末の端末ID、及び宛先端末の端末IDを関連付けて記憶して管理する。
<<実施形態の処理または動作>>
以上が、本実施形態に係る通信システム1の構成及び機能(又は手段)の説明であり、続いて、実施形態の処理または動作について説明する。まず、図7を用いて実施形態の処理または動作の概要について説明する。図7は通信システム1における画像データ、音データおよび各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。
通信システム1において、各端末10と管理システム50との間では、各種管理情報を送信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、通信システム1において、中継装置30は端末10間でコンテンツデータを中継する。これにより、コンテンツデータの配信元の端末10と、この端末10を含む一以上の端末10との間で、コンテンツデータ(音データおよび画像データ)を送信するためのコンテンツデータ用セッションsedが確立される。
管理システム50(接続制御システムの一例)の送受信部51(接続制御手段の一例)は、コンテンツデータの配信元となる端末10aaへ、上記の管理情報として中継装置接続情報を送信することにより、端末10及び中継装置30aを接続させる制御を実行する。管理システム50の端末管理DB5003(特定情報管理手段の一例)は、コンテンツデータの配信元となる端末10を特定するためのプレゼンター情報(特定情報の一例)を管理する。端末10aaとは異なる他の端末10abが中継装置30aへ接続するときに、送受信部51(制限情報送信手段の一例)は、端末10abへ制限情報を送信することにより、端末10abのマイク114及びカメラ112(それぞれ入力装置の一例)によるコンテンツデータの生成が制限されるように制御する。中継装置30aが端末(10aa,10ab)間でコンテンツデータを中継するときに、端末10aaから送信されたコンテンツデータは、端末10aaへ送信される。一方で、端末10abにおいては、コンテンツの生成が制限されるので、結果として、端末10abから端末10aaへのコンテンツデータの送信が制限されるように制御されることになる。このようにして、配信元であるか否かに応じて各端末10の構成を変更することなく、各端末10からのコンテンツデータの送信を、プレゼンター情報に基づいて、接続制御システム側で制御できるようになる。
管理システム50の送受信部51(宛先リスト送信手段の一例)は、端末10abの1以上の宛先候補の端末10の端末IDが含まれた宛先リスト情報を端末10abへ送信する。また、送受信部51は、配信元の端末10aaの端末IDに関連付けられたプレゼンター情報を端末10abへ送信する。端末10ab側では、宛先候補のリストの中から、コンテンツデータの配信元を、プレゼンター情報に基づいて特定できるようになる。端末10abは、特定された配信元の端末10aaに通信の開始要求をすることにより、コンテンツデータの配信を受けることが可能となる。上記の処理により、端末10aa側では、コンテンツデータの配信の時間を予約することなく、コンテンツデータを配信できるようになる。
管理システム50の送受信部51(解除情報受付手段の一例)は、端末10abから、コンテンツデータの送信の制限の解除の要求を示す解除要求情報を受信する。解除要求情報が受け付けられると、送受信部51(承認受付手段の一例)は、配信元の端末10aaから、解除の要求に対する承認を受け付ける。承認が受け付けられると、制限を解除するための解除情報を端末10abへ送信する。これにより、端末10abからのコンテンツデータの送信が可能となるので、端末10ab側の質問などを端末10aaへ送信することが可能となる。
管理システム50の端末管理DB5003(名称情報管理手段の一例)は、端末ID毎に、端末名(名称情報の一例)を関連付けて管理する。送受信部51は、解除の要求元の端末10abに関連付けられている端末名「日本 東京事業所AB端末」を端末10aaへ送信する。これにより、配信先の端末10が複数存在する場合でも、端末10aaでは、制限の解除の要求元を特定できるようになる。
端末10の送受信部11(制限情報受信手段の一例)が、制限情報を受信したときに、撮像部14(生成制御手段の一例)は、画像データ(コンテンツデータの一例)の生成が制限されるように制御する。同様に、制限情報を受信したときに、音入力部15a(生成制御手段の一例)は、音データ(コンテンツデータの一例)の生成が制限されるように制御する。これにより、この端末10から中継装置30へのコンテンツデータの送信を制限できるようになるので、ネットワークのトラフィックを軽減することができる。
端末10の表示制御部16(出力手段の一例)は、配信元の端末10aaから送信された画像データに基づく画像をディスプレイ120に出力する。また、ある端末10におけるコンテンツデータの送信の制限が解除されている期間、表示制御部16は、その端末10から送信された画像データに基づく画像を出力する。端末10の利用者は、配信元から配信される画像を視聴できるとともに、質問等をするために、ある端末10におけるコンテンツデータの送信の制限が解除されている期間は、その端末10から送信される画像を視聴できるようになるので、質問者等を確認できるようになる。
続いて、本実施形態に係る通信システム1における処理方法を詳細に説明する。図8は、端末間で通話を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。まず、図8を用いて、端末10aaが通話を開始する前の準備段階における各管理情報の送受信処理について説明する。なお、図8では、全て管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
端末10aaの利用者が、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源ONの受信を契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に送信する(ステップS22)。このログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10aaを識別するための端末ID、及びパスワードが含まれている。これら端末ID、及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して不揮発性記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、端末10aaから管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、不揮発性記憶部5000の認証管理テーブル(図6(A)参照)を検索し、認証管理DB5002に同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって認証を行う(ステップS23)。
この認証部52によって、同一の端末ID及びパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合には、端末管理部53は、端末管理テーブル(図6(B)参照)に、端末10aaの端末ID及び宛先名で示されるレコード毎に、端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する(ステップS24−1)。これにより、図6(B)に示されている端末管理テーブルには、端末ID「01aa」に、端末IPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
続いて、端末管理部53の端末管理部53は、端末管理テーブル(図6(B)参照)の端末10aaの端末ID及び宛先名で示されるレコード毎に、稼動状態「ONライン」、通信状態「None」を関連付けて記憶させる(ステップS24−2)。
そして、管理システム50の送受信部51は、上記認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた端末10aaに送信する(ステップS25)。本実施形態では、認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
端末10aaでは、正当な利用権限を有する端末であると判断された結果が示された認証結果情報を受信すると、送受信部11が通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する(ステップS26)。これにより、管理システム50の送受信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
次に、抽出部54は、宛先リストを要求した端末10aaの端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理テーブル(図6(C)参照)を検索し、端末10aaと通話することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことによって抽出する(ステップS27)。また、抽出部54は、抽出された端末IDを検索キーとして、端末管理テーブル(図6(B)参照)を検索し、この端末IDに対応する宛先名を読み出すことによって抽出する。ここでは、端末10aaの端末ID「01aa」に対応する宛先端末(10xx,10ab,10ca,10cb)のそれぞれの端末ID(「01xx」,「01ab」,「01ca」,「01cb」)と、これらに対応する端末名(「講演会開始」,「日本 東京事業所 AB端末」,「アメリカ ニューヨーク事業所 CA端末」,「アメリカ ニューヨーク事業所 CB端末」)が抽出される。
次に、管理システム50の送受信部51は、記憶・読出処理部59を介して不揮発性記憶部5000から宛先リスト枠のデータ(図9で示されている宛先リスト枠1100−1部分のデータ)を読み出す(ステップS28)と共に、この宛先リスト枠並びに上記抽出部54によって抽出された端末ID及び宛先名を含めた「宛先リスト情報(宛先リスト枠、端末ID、宛先名)」を、端末10aaに送信する(ステップS29)。これにより、端末10aaでは、送受信部11が宛先リスト情報を受信し、記憶・読出処理部19が揮発性記憶部1100へ宛先リスト情報を記憶する(ステップS30)。
このように、本実施形態では、各端末10で宛先リスト情報を管理するのではなく、管理システム50が全ての端末の宛先リスト情報を一元管理している。よって、通信システム1に新たな端末10が含まれるようになったり、既に含まれている端末10に替えて新機種の端末10を含めるようになったり、宛先リスト枠の見栄え等を変更することになった場合でも、管理システム50側で一括して対応するため、各端末10側で宛先リスト情報の変更を行う手間を省くことができる。
また、管理システム50の端末管理部53は、上記抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「01ab」、「01ca」、「01cb」)を検索キーとして、端末管理テーブル(図6(B)参照)を検索し、上記抽出部54によって抽出された端末ID毎に、対応する稼動状態、通信状態、プレゼンター情報、及び制限情報を読み出すことにより、宛先候補としての端末(10ab,10ca,10cb)の各稼動状態、通信状態、プレゼンター情報、及び制限情報を取得する(ステップS31)。
次に、送受信部51は、宛先候補の端末10abの端末ID「01ab」と、対応する端末10abの稼動状態、通信状態、プレゼンター情報、及び制限情報とが含まれた「端末の状態情報」を、通信ネットワーク2を介して端末10aaに送信する(ステップS32)。また、同じくステップS32の一環として、送受信部51は、宛先候補の端末10caの端末ID「01ca」と、対応する端末10caの稼動状態とが含まれた「端末の状態情報」等、残りの「端末の状態情報」も個別に端末10aaへ送信する。
次に、端末10aaの記憶・読出処理部19は、順次、管理システム50から受信した端末の状態情報を揮発性記憶部1100に記憶する(ステップS33)。よって、端末10aaは、上記各端末の状態情報を受信することで、端末10aaと通話することができる宛先端末の候補である端末10ab等の現時点のそれぞれの稼動状態を取得することができる。
次に、端末10aaの宛先リスト作成部20は、揮発性記憶部1100に記憶されている宛先リスト情報、及び端末の状態情報に基づいて、宛先候補としての端末10の状態を反映させた宛先リストを作成すると共に、表示制御部16が、ディスプレイ120aaに対して、宛先リストを表示するタイミングを制御する(ステップS34)。
以上より、図9に示されているように、宛先リスト枠1100−1に各宛先名1100−2等及び各状態情報を反映させたアイコン1100−3a等が表示された状態の宛先リストをディスプレイ120aaに表示させることになる。図9は、本実施形態の宛先リストを示す概念図である。宛先リスト枠1100−1には、各宛先名1100−2が表示されており、宛先名毎に状態情報に係る状態を示したアイコン(1100−3a,1100−3b,1100−3c,1100−3d)が表示されている。このうち、アイコン1100−3aは、宛先候補の一つの端末がONライン状態で待受け中(通信状態「None」)であるため、この端末と通話可能であることを示す。アイコン1100−3bは、宛先候補の一つの端末がOFFライン状態で、この端末と通話不可能であることを示す。アイコン1100−3cは、宛先候補の一つの端末が他の端末と通話中の状態(通信状態「Busy」)であることを示す。なお、端末ID「01xx」によって識別される宛先は上述の通り自端末等の特殊端末であるため、アイコン1100−3a,3b,3cとは異なる、別のアイコン1100−3dが表示されている。
<開始要求>
続いて、図10を用いて、端末10aaがコンテンツデータの配信を要求する場合の処理を説明する。図10は、一拠点による通信の開始に伴う処理を示したシーケンス図である。なお、図10では、ステップS48を除いて管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、端末10aaの利用者が操作ボタン108を押下して、ディスプレイ120aaに表示されている宛先候補のうち(図9参照)、端末ID「01xx」で示される特殊端末のアイコンを選択すると、操作入力受付部12は、特殊端末としての自端末10aaとの通信を開始する要求を受け付ける(ステップS41)。そして、端末10aaの送受信部11は、開始要求元として自端末10aaの端末ID「01aa」及びIPアドレス「1.2.1.3」、並びに、宛先として自端末10aaの端末ID「01aa」を含み、コンテンツデータ用セッションsedによる通信の開始の要求を示す開始要求情報を、管理システム50へ送信する(ステップS42)。
一実施形態である上記通信システム1によると、開始要求元の端末10が、宛先として特殊端末、すなわち自端末を選択した場合には、開始要求元の端末10は、配信の開始を要求しているものとして取り扱われる。このため、端末管理部53は、端末管理テーブル(図6(B)参照)において、開始要求元の端末10aaの端末ID「01aa」が含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を、配信モードによる通信を実行中であることを示す「Presentation Busy」に、プレゼンター情報のフィールド部分を配信元(プレゼンター)であることを示す「1」に、それぞれ変更する(ステップS43)。
続いて、セッション管理部57は、端末10aaによって要求された通信を実行するためのセッション(コンテンツデータ用セッションsed)を識別するためのセッションID「se1」を生成する(ステップS44)。
続いて、管理システム50のセッション管理部57は、端末10aaの要求に基づいて生成されるコンテンツデータ用セッションsedにおいて、コンテンツデータを中継するための中継装置30の選択を行う(ステップS45)。本実施形態では、セッション管理部57によって中継装置30aが選択された場合につき、以下続けて説明する。
中継装置30の選択処理が完了すると、セッション管理部57は、不揮発性記憶部5000のセッション管理テーブル(図6(D)参照)において、ステップS44で生成されたセッションID「se1」、コンテンツデータ用セッションsedに参加する参加端末として、端末10aaの端末ID「01aa」、及び、ステップS45で選択された中継装置30aの中継装置ID「111a」を関連付けて記憶させる(ステップS46)。
次に、図5に示されている送受信部51は、通信ネットワーク2を介して、端末10aaへ、ステップS44で生成されたセッションIDと、ステップS45で選択された中継装置30aに接続するために用いられる中継装置接続情報を送信する(ステップS47)。この中継装置接続情報には、中継装置30aのIPアドレス「1.2.1.2」、認証情報、ポート番号等を含めることができる。
なお、ステップS47の処理の一環として、管理システム50の送受信部51は、開始要求元の端末10aaへ、講演モードによる通信を配信元(プレゼンター)として開始する旨を示す情報を送信しても良い。これにより、端末10aa側に、通信の開始の要否を最終的に確認する契機を与えることができる。
端末10aaの送受信部11は、受信した中継装置接続情報を用いて、セッションID「se1」を中継装置30aへ送信する。これにより、端末10aaは、中継装置30aと接続して、端末10aaによる一拠点(一端末)のコンテンツデータ用セッションsedが確立される(ステップS48)。
コンテンツデータ用セッションsedが確立すると、端末管理部53は、端末管理テーブル(図6(B)参照)の端末10aaの端末ID「01aa」が示されているレコードの制限情報のフィールドを「OFF」に変更させる(ステップS49)。制限情報の変更に応じて、管理システム50の送受信部51は、マイク114及びカメラ112からのコンテンツデータの出力を許可する旨を示す出力許可情報を端末10aaへ送信する(ステップS50)。
端末10aaの送受信部11が出力許可情報を受信すると、撮像部14は、カメラ112からの画像データの出力を開始し、音入力部15aは、マイク114のミュートを解除して音データの出力を開始する(ステップS51)。出力された画像データ及び音データは、端末10aaの送受信部11により、コンテンツデータ用セッションsedを介して中継装置30aへ送信される。中継装置30aは、受信した画像データ及び音データを、このコンテンツデータ用セッションに参加している端末10、すなわち、端末10aaへ送信することで、コンテンツデータを中継する。これにより、端末10aaは、自端末10aaが送信した画像データ及び音データを受信することになる。
端末10aaの送受信部11が画像データ及び音データを受信すると、表示制御部16は、受信された画像データに基づいてディスプレイ120aaから画像を出力させ、音出力部15bは受信された音データに基づいてスピーカ115から音を出力させる(ステップS52)。図11は、ステップS52で出力された画像の一例を示す概念図である。図11に示されているように、端末10aaの表示制御部16は、自端末10aaの撮像部14が撮像した画像500、および、送受信部51が受信した画像データに基づく画像510をそれぞれディスプレイ120aaに出力させる。これにより、端末10aaの利用者は、カメラ112が作動しているか、あるいは、自端末10aaから送信された画像が配信されているか確認することが可能となる。
<参加>
続いて、図12を用いて、端末10aaにより一拠点(一端末)のコンテンツデータ用セッションが確立された後に、端末10abがこのコンテンツデータ用セッションに参加してコンテンツデータの配信を受ける処理を説明する。図12は、コンテンツデータ用セッションへ参加する処理を示したシーケンス図である。なお、図12では、ステップS67を除いて管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
端末10abは、ステップS21乃至S34と同様の処理により管理システム50にログインしており、端末10abのディスプレイ120abには、図13に示されたような宛先リストが表示されている。図13は、一実施形態の宛先リストを示す概念図である。なお、この宛先リストを表示する段階で、端末10aaは、一拠点によるセッションを開始しており、管理システム50の端末管理テーブル(図6(B)参照)において、端末10aaの通信状態として、「Presentation Busy」を示す情報、プレゼンター情報として「1」が管理されている。端末10abの表示制御部16は、管理システム50から送信された端末10aaの状態情報に基づいて、端末10aaの状態を示すアイコンとして、プレゼンターとしてコンテンツデータ用セッションsedに参加していることを示すアイコン1100−3eを表示させる。
続いて、端末10abの利用者が図3に示されている操作ボタン108を押下して、ディスプレイ120abに表示されている宛先候補のうち(図13参照)、端末10aaに対応するアイコン100−3eを選択すると、操作入力受付部12は、コンテンツデータ用セッションsedにプレゼンターとして参加している端末10aaとの通信の開始の要求を受け付ける(ステップS61)。これにより、端末10abの送受信部11は、開始要求元として自端末10abの端末ID「01ab」及びIPアドレス、並びに、宛先として端末10aaの端末ID「01aa」を含み、コンテンツデータ用セッションに参加する要求を示す参加要求情報を、管理システム50に送信する(ステップS62)。
この参加要求情報を受信すると、管理システム50の端末管理部53は、宛先端末の端末ID「01aa」を検索キーとして、端末管理テーブル(図6(B)参照)を検索することにより、宛先端末の通信状態「Presentation Busy」を読み出す(ステップS63)。一実施形態である上記通信システム1によると、開始要求元の端末10が、宛先として通信状態「Presentation Busy」である端末、すなわち配信を行うためのコンテンツデータセッションsedに参加中の端末10を選択した場合には、参加要求元の端末10は、このセッションに参加して配信を受ける要求をしているものとして取り扱われる。このため、ステップS63の処理の一環として、端末管理部53は、宛先端末の通信状態として「Presentation Busy」が読み出されたことに応じて、参加要求元の端末10abの端末ID「01ab」が含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を「Presentation Busy」に変更する。
続いて、セッション管理部57は、セッション管理テーブル(図6(D)参照)において、宛先としての端末10aaが参加しているセッションのセッションID「se1」を読み出すとともに、このセッションID「se1」に対応する参加端末のフィールド部分に参加要求元の端末10abの端末ID「01ab」を追加して記憶させる(ステップS64)。
次に、管理システム50の送受信部51は、コンテンツデータ用セッションsedへの参加要求元の端末10abの端末ID「01ab」、及びセッションID「se1」が含まれる参加通知を、既にコンテンツデータ用セッションsedに参加している端末10aaへ送信する(ステップS65)。これにより、端末10aaは、端末10abがコンテンツデータ用セッションに参加する旨を把握することができる。
また、管理システム50の送受信部51は、このコンテンツデータ用セッションsedのセッションID「se1」、及び中継装置30aに接続するために用いられる中継装置接続情報が含まれる参加許可通知を、参加要求元の端末10abに送信する(ステップS66)。なお、ステップS66の処理において、管理システム50の送受信部51は、参加要求元の端末10abへ、端末10aaをプレゼンターとする講演モードによる通信を開始する旨、すなわち、端末10aaから送信されたコンテンツデータへの配信を受ける旨を示す情報を送信しても良い。これにより、端末10ab側に、通信の開始の要否を最終的に確認する契機を与えることができる。
端末10abの送受信部11は、受信した中継装置接続情報を用いて、セッションID「se1」を中継装置30aへ送信する。これにより、端末10aa及び端末10abによる二拠点(二端末)のコンテンツデータ用セッションが確立される(ステップS67)。
コンテンツデータ用セッションsedが確立すると、端末管理部53は、端末管理テーブル(図6(B)参照)の端末10abの端末ID「01ab」が示されているレコードの制限情報のフィールドを「ON」に変更させる(ステップS68)。制限情報の変更に応じて、管理システム50の送受信部51は、端末10abからのコンテンツデータ(音データまたは画像データ)の出力を制限する要求を示す制限要求情報を端末10abへ送信する(ステップS69)。
端末10abの送受信部11が解除要求情報を受信すると、撮像部14は、画像データの出力を制限し、音入力部15aは、音データの出力を制限する(ステップS70)。制限する方法としては、特に限定されないが、撮像部14あるいは音入力部15aが、コンテンツデータの出力を完全に停止する方法、あるいは、撮像部14あるいは音入力部15aが低解像度のコンテンツデータを出力する方法などが挙げられる。これにより、端末10abから中継装置30aへのコンテンツデータの送信は、停止するか、低解像度のものに限定される。端末10abからのコンテンツデータの送信は制限される一方で、端末10aaからはコンテンツデータが制限されることなく送信されるため、中継装置30aは、端末10aaが送信したコンテンツデータを、このコンテンツデータ用セッションに参加している端末10、すなわち、端末10aa及び端末10abへ送信する。これにより、端末10abは、端末10aaが送信した画像データ及び音データを受信することができる。
端末10abの送受信部11が画像データ及び音データを受信すると、表示制御部16は、受信された画像データに基づいてディスプレイ120abから画像を出力させ、音出力部15bは受信された画像データに基づいてスピーカ115から画像を出力させる(ステップS71)。図14は、ステップS71で出力された画像の一例を示す概念図である。図14に示されているように、端末10abの表示制御部16は、端末10aaが送信した画像データに基づく画像500をディスプレイ120abに出力させる。これにより、端末10abの利用者は、プレゼンターから配信された画像を視聴できるようになる。
端末10aa及び端末10abがコンテンツデータ用セッションsedに参加した後、他の端末10がこのコンテンツデータ用セッションsedに参加して、配信を受ける処理は、上記のステップS61乃至S71と同様であるため、説明を省略する。この場合、他の端末10は、コンテンツデータ用セッションsedに参加している任意の端末10を宛先として選択すれば良い。なお、任意の端末10は、コンテンツデータの配信元の端末10であっても、配信先の端末10であっても良い。
〔第2の実施形態〕
続いて、第2の実施形態について第1の実施形態と異なる点について説明する。図15は、コンテンツデータの送信の制限を解除する処理を示したシーケンス図である。第2の実施形態では、例えば、プレゼンターとして参加している端末10aaの利用者が講演中に受講者からの質疑応答を受け付けるために、受講者側の端末10において設定されていたコンテンツデータの出力の制限を解除する処理について説明する。
上記コンテンツデータ用セッションsedにプレゼンターとして参加している端末10aaの操作入力受付部12は、操作ボタン108の操作に基づいて、このセッションに参加している他の端末10において設定されているコンテンツデータの出力の制限を解除する要求を受け付ける(ステップS81)。この要求を受け付ける方法としては特に限定されないが、例えば、表示制御部16が、図16に示したような要求受付用のボタン520を表示させ、このボタン520を押下されたことを操作入力受付部12が検知する方法が挙げられる。図16は、本発明の一実施形態においてステップS81で出力される画像の一例を示す概念図である。
許可が受け付けられると、端末10aaの送受信部51は、コンテンツデータの出力の制限の解除を要求する旨を示す解除要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS82)。解除要求情報には、端末10aaが参加しているコンテンツデータ用セッションsedのセッションID「se1」が含まれている。
解除要求情報を受信すると、管理システム50のセッション管理部57は、セッション管理テーブル(図6(D)参照)を参照して、セッションID「se1」で識別されるセッションに参加している端末10abを特定する(ステップS83)。さらに、ステップS83の処理の一環として、送受信部51は、特定された端末10abへ、コンテンツデータの出力の制限を解除させるための解除情報を送信する。
端末10abの送受信部11が解除情報を受信すると、撮像部14は、カメラ112からの画像データの出力の制限を所定の期間解除し、音入力部15aは、マイク114からの音データの出力の制限を一時的に解除する(ステップS84)。これにより、端末10abから中継装置30aへ一時的にコンテンツデータが送信されるようになる。中継装置30aは、端末10abから送信されたコンテンツデータを、このコンテンツデータ用セッションに参加している他の端末10(端末10aa等)へ送信する。これにより、端末10aaによる質疑応答の受け付けが可能になる。
図17は、端末10abにおいて設定されていたコンテンツデータの出力の制限が解除されたときの、端末10aaのディスプレイ120aaの出力の一例を示す概念図である。端末10aaの表示制御部16は、端末10abから送信された画像データに基づいて、端末10abにおいて撮像された画像511をディスプレイ120aaに出力させても良い。これにより、端末10aa側では、質問者を確認できるようになる。
〔第3の実施形態〕
続いて、第3の実施形態について第1の実施形態又は第2の実施形態と異なる点について図18を用いて説明する。図18は、コンテンツデータの送信の制限を解除する処理を示したシーケンス図である。第3の実施形態では、例えば、受講者として参加している端末10abの利用者が講演中に講演者に質問するために、受講者側の端末10において設定されていたコンテンツデータの送信の制限を解除する処理について説明する。
上記コンテンツデータ用セッションsedに受講者として参加している端末10abの操作入力受付部12は、操作ボタン108の操作に基づいて、自端末10からのコンテンツデータの送信の制限を解除する要求を受け付ける(ステップS77)。この場合、要求を受け付ける方法としては特に限定されないが、例えば、表示制御部16が、発言要求を受け付けるボタンを表示させ、このボタンを押下されたことを操作入力受付部12が検知する方法が挙げられる。
この要求が受け付けられると、端末10abの送受信部51は、自端末10からのコンテンツデータの送信の制限を解除する要求を示す解除要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS78)。解除要求情報には、端末10aaが参加しているコンテンツデータ用セッションsedのセッションID「se1」及び自端末10の端末IDが含まれている。
管理システム50の送受信部51は、解除要求情報に含まれているセッションID「se1」を検索キーとしてセッション管理テーブル(図6(D)参照)を検索して、参加端末の端末IDを抽出する(ステップS79)。さらに、ステップS79の処理の一環として、端末管理部53は、端末管理テーブル(図6(B)参照)において、各参加端末の各端末IDに対応する各プレゼンター情報を参照し、プレゼンター情報が「1」である参加端末(端末10aa)を特定する。
続いて、端末管理部53は、解除要求情報の送信元の端末10abの端末ID「01ab」を検索キーとして端末管理テーブル(図6(B)参照)を検索し、対応する端末名「日本 東京事業所AB端末」を抽出する(ステップS80)。更に、ステップS80の処理の一環として、管理システム50の送受信部51は、プレゼンターとして特定された端末10aaへ、端末10abにおけるコンテンツデータの送信の制限の解除の承認を要求するための承認要求情報を送信する。承認要求情報には、解除の要求元となる端末10abの端末IDおよび端末10abの端末名が含まれている。
端末10aaが承認要求情報を受信すると、端末10aaの操作入力受付部12は、操作ボタン108の操作に基づいて、端末10abにおいて設定されているコンテンツデータの出力の制限の解除の承認を受け付ける(ステップS81)。この場合、承認を受け付ける方法としては特に限定されないが、例えば、承認要求情報に含まれる情報に基づいて、表示制御部16が、図19に示したような、解除の承認を受け付けるボタン521を表示させ、このボタン521を押下されたことを操作入力受付部12が検知する方法が挙げられる。図19は、本発明の一実施形態において、ステップS81で出力される画像の一例を示す概念図である。

解除の承認が受け付けられると、端末10aaの送受信部51は、端末10abにおけるコンテンツデータの出力の制限の解除を許可する旨を示す解除許可情報を管理システム50へ送信する(ステップS82)。この解除許可情報には解除要求元の端末10abの端末IDが含まれる。端末10abにおいて、制限を解除する方法は、第2の実施形態と同様なので説明を省略する(ステップS83,S84)。
<<実施形態の補足>>
上記実施形態では、図9に示されているように、宛先名1100−2等とアイコン1100−3a等を示した状態の宛先リスト枠1100−1が表示されるようにしたが、これに限るものではなく、宛先リスト枠1100−1は無く、宛先名1100−2等とアイコン1100−3a等のみが表示されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態における管理システム50、及びプログラム提供システム90は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記本実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び通信管理用プログラムが記憶された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び通信管理用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
更に、上記実施形態では、図6(B)で端末のIPアドレスを管理することとしたが、これに限るものではなく、通信ネットワーク2上で端末10を特定するための端末特定情報であれば、それぞれのFQDN(Fully Qualified Domain Name)を管理してもよい。この場合、周知のDNS(Domain Name System)サーバによって、FQDNに対応するIPアドレスが取得されることになる。
本実施形態において、「テレビ会議」は、「ビデオ会議」と置き換え可能な用語として用いられている。
また、上記実施形態では、通信システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、通信システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。更に、通信システム1は、音会議システム、又はPC(Personal Computer)画面共有システムであっても良い。
更に、通信システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。この場合の宛先リストの表示例は、図20に示されている。即ち、携帯電話機としての端末10は、携帯電話機の本体10−1、この本体10−1に設けられたメニュー画面表示ボタン10−2、本体10−1に設けられた表示部10−3、本体10―1の下部に設けられたマイク10−4、本体10−1に設けられたスピーカ10−5を備えている。このうち、「メニュー画面表示ボタン」10−2は、各種アプリケーションを示すアイコンが表示されているメニュー画面を表示させるためのボタンである。表示部10−3は、タッチパネルになっており、利用者が宛先名を選択することで、相手の携帯電話機と通話を行うことができる。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、画像データ及び音データについて説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであってもよい。この場合、一方の端末側でユーザが接触した感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータは、嗅覚(smell)データであってもよい。この場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータは、画像データ、音データ、触覚データ、及び嗅覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。
また、上記実施形態では、通信システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
10 通信端末
11 送受信部(制限情報受信手段の一例)
14 撮像部(生成制御手段の一例)
15a 音入力部(生成制御手段の一例)
16 表示制御部(出力手段の一例)
19 記憶・読出処理部
30 中継装置
31 送受信部
39 記憶・読出処理部
50 管理システム(接続制御システムの一例)
51 送受信部(接続制御手段の一例、制限情報送信手段の一例、宛先リスト送信手段の一例、解除要求受付手段の一例、承認受付手段の一例、解除情報送信手段の一例)
53 端末管理部
57 セッション管理部
59 記憶・読出処理部
114 マイク(入力装置の一例)
115 カメラ(入力装置の一例)
1000 不揮発性記憶部
1100 揮発性記憶部
3000 不揮発性記憶部
5000 不揮発性記憶部
5003 端末管理DB(特定情報管理手段の一例、名称情報管理手段の一例)
5004 宛先リスト管理DB
5005 セッション管理DB
特開2008−306547号公報 特開2008−22552号公報

Claims (10)

  1. コンテンツデータの配信元となる通信端末、及び、該通信端末を含む一以上の通信端末間で前記コンテンツデータを中継するための中継装置の接続を制御する接続制御手段と、
    前記配信元となる通信端末を特定するための特定情報を管理する特定情報管理手段と、を有しており、
    前記配信元となる通信端末とは異なる他の通信端末が前記中継装置に接続するときに、前記特定情報によって特定される通信端末から送信されたコンテンツデータを、前記他の通信端末へ送信させる一方で、前記他の通信端末からのコンテンツデータの送信が制限されるように制御することを特徴とする接続制御システム。
  2. 前記通信端末には、コンテンツを入力するための入力装置が設けられており、
    前記接続制御システムは、
    前記入力装置によるコンテンツデータの生成を制限するための制限情報を、前記他の通信端末へ送信する制限情報送信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の接続制御システム。
  3. 通信における1以上の宛先候補を示す宛先リスト情報、及び、前記特定情報を、前記他の通信端末へ送信する宛先リスト送信手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の接続制御システム。
  4. 前記コンテンツデータの送信の制限の解除の要求を受け付ける解除要求受付手段と、
    前記特定情報によって特定される通信端末から、前記解除の要求に対する承認を受け付ける承認受付手段と、
    前記制限を解除するための解除情報を前記他の通信端末へ送信する解除情報送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の接続制御システム。
  5. 前記通信端末毎に、該通信端末の名称を示す名称情報を関連付けて管理する名称情報管理手段を有しており、
    前記承認受付手段は、前記名称情報管理手段において、前記他の通信端末に関連付けられている名称情報を、前記特定情報によって特定される通信端末へ送信してから、前記承認を受け付けることを特徴とする請求項4に記載の接続制御システム。
  6. 前記中継装置を介して、前記配信元となる通信端末から送信されたコンテンツデータの配信を受ける通信端末であって、
    請求項2に記載の接続制御システムから送信された前記制限情報を受信する制限情報受信手段と、
    受信された前記制限情報に基づいて、前記入力装置によるコンテンツデータの生成が制限されるよう制御する生成制御手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  7. 請求項4に記載の接続制御システムと、
    一以上の前記通信端末と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  8. 前記通信端末は、
    配信元となる通信端末から送信されたコンテンツデータに基づくコンテンツを出力し、前記制限が解除されている期間、前記制限が解除されている通信端末から送信されたコンテンツデータに基づくコンテンツを出力する出力手段を有することを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
  9. 前記接続制御システムに、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の各手段を実現させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項1に記載の接続制御システムに、
    コンテンツデータの配信元となる通信端末、及び、該通信端末を含む一以上の通信端末間で前記コンテンツデータを中継するための中継装置の接続を制御するステップと、
    前記配信元となる通信端末とは異なる他の通信端末が前記中継装置に接続するときに、前記特定情報によって特定される通信端末から送信されたコンテンツデータを、前記他の通信端末へ送信させる一方で、前記他の通信端末からのコンテンツデータの送信が制限されるように制御するステップと、
    を実行させることを特徴とする接続制御方法。
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