JP7272770B2 - 内線電話システム - Google Patents

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Description

本発明は、内線電話に使用される複数の端末を有する内線電話システムに関する。
従来、ユーザが複数の拠点で内線電話を使用する場合、内線電話用の端末を持って移動してシステムのローミング機能などを利用して使うか、その拠点の別の内線番号の端末を借りるなどして使っていた。ローミング機能とは、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線等の通信回線で接続された複数の無線内線電話システムにおいて、あるシステムに登録された内線電話端末が別のシステムにおいても一部又は全部の機能が使用可能となる機能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-129877号公報
ユーザが端末を持って拠点間を移動する場合に、端末の高度化が進んでいる昨今では、システム側及び端末側共に、端末の紛失やそれに伴う情報漏洩などのリスクが従来より増大している。別拠点で借りるなどして別の端末を使用する場合には、ユーザの内線番号が複数になったり実質不明になったりして、連絡を取りづらくなるという懸念もある。また、通話しようとする相手が通話できる状態か否かを事前に把握することもできず、とりあえず発信してみるしかなかった。このため、より利便性の高い内線電話システムの開発が望まれていた。
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、通話を所望する相手が通話できる状態か否かを把握した状態で内線電話をかけることが可能な内線電話システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、内線電話システムを以下のように構成した。 すなわち、内線電話に使用される複数の端末を有する内線電話システムにおいて、いずれかの端末を使用してシステムにログインするユーザを認証する認証サーバと、前記認証サーバによりユーザの認証が成功したことに応じて、該ユーザのログイン及び使用端末を他のログイン状態の端末に通知する管理サーバとを備え、ログイン状態の各端末は、該端末内の電話帳情報を表示する際に、電話帳情報に登録されている各ユーザのログイン状態を示す表示を行うことを特徴とする。
ここで、前記管理サーバは、第1の端末でログイン状態にあるユーザについて、第2の端末による新たなログインの認証が成功した場合は、該ユーザの使用端末を前記第1の端末から前記第2の端末に切り替え、又は該ユーザの使用端末に前記第2の端末を追加し、他の端末に通知する構成としてもよい。
また、前記認証サーバは、ユーザ毎の電話帳情報及び個別設定情報を記憶しており、ユーザの認証が成功したことに応じて、該ユーザの使用端末に、該ユーザの電話帳情報及び個別設定情報を送信する構成としてもよい。
本発明によれば、通話を所望する相手が通話できる状態か否かを把握した状態で内線電話をかけることが可能な内線電話システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る内線電話システムの構成例を示す図である。 図1の内線電話システムにおけるユーザ登録の流れを示す図である。 図1の内線電話システムにおけるログインの流れを示す図である。 図1の内線電話システムにおける通話の流れを示す図である。 図1の内線電話システムにおけるログアウトの流れを示す図である。 図1の内線電話システムにおける端末切り替えの流れを示す図である。
本発明の一実施形態に係る内線電話システムについて、図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る内線電話システムの構成例を示してある。本例の内線電話システムは、端末10A,10Bを含む複数の端末10と、内線電話サーバ20A,20Bを含む複数の内線電話サーバ20と、認証サーバ30と、位置状態管理サーバ40とを備えている。
図1では、端末10及び内線電話サーバ20を2つずつ示しているが、これらの数は任意である。また、認証サーバ30は、単一の装置で構成されてもよく、複数台の装置で構成されてもよく、位置状態管理サーバ40も同様である。また、図1では、内線電話サーバ20Aの通信エリア内に端末10Aがあり、内線電話サーバ20Bの通信エリア内に端末10Bがあるが、これらの関係は任意である。例えば、内線電話サーバ20Aの通信エリア内にあった端末10Aを持って内線電話サーバ20Bの通信エリアに移動した場合には、端末10Aは内線電話サーバ20Bを通じて通話することが可能となる。
端末10は、内線電話システムのユーザが使用する内線端末である。端末10は、固有の内線番号及びIPアドレスを有しており、ユーザが内線番号を手入力して発信操作をすることで、その内線番号に対応するIPアドレスの端末に対して発信をかけることができる。また、電話帳情報から通話相手を選択して発信をかけることもできる。ユーザは、端末10の使用開始時はログインが必要であり、使用終了時はログアウトが必要である。ログインとは、ユーザが端末10を使用状態にすること及びその操作であり、ログアウトとは、ユーザが端末10を不使用状態にすること及びその操作である。
端末10は、ログインの際に、認証サーバ30による認証サービスを受けることができる。また、認証に成功した場合に、そのユーザの電話帳情報及び個別設定情報(例えば、音量設定、着信音設定、留守録設定、ショートカット設定など)を認証サーバ30から受信して、使用することができる。
内線電話サーバ20は、端末10が内線電話システムを使用する際に接続するサーバである。内線電話サーバ20は、単独で動作することができ、若しくは複数で協調して動作して互いのサーバ配下の端末間の通話を提供することが可能である。また、認証サーバ30や位置状態管理サーバ40と連携できる機能を有する。
認証サーバ30は、内線電話サーバ20を通じて端末10に対して認証サービスを提供するサーバである。認証サーバ30は、端末10が対応している様々な認証方法に対応する機能を持つ。また、ユーザ毎の電話帳情報及び個別設定情報を保存しており、認証に成功したユーザの端末10に、そのユーザの電話帳情報及び個別設定情報を配信する機能を持つ。なお、ユーザIDとパスワードによる従来型の認証方法も利用できることは言うまでもない。
位置状態管理サーバ40は、内線電話サーバ20や認証サーバ30と連携して、端末10の位置や使用状態を管理するサーバである。位置状態管理サーバ40は、内線電話サーバ20に対して、端末10の位置情報(端末10がどの内線電話サーバ20の通信エリア内にあるか)や端末10の使用状態情報(端末10をどのユーザが使用中か)などを提供するサーバとしての機能を持つ。
端末10の位置の管理は、一例として、内線電話サーバ20の識別情報と、その内線電話サーバ20の通信エリア内にある端末10の識別情報(内線番号やIPアドレスなど)とを対応付けて記憶する位置管理テーブルを用いて実現することができる。
端末10の使用状態の管理は、一例として、端末10の識別情報と、その端末10の使用状態(ログイン状態)にあるユーザの識別情報(ユーザIDなど)とを対応付けて記憶する使用状態管理テーブルを用いて実現することができる。
位置状態管理サーバ40は、ユーザによる使用状態(ログイン状態)にある全ての端末10に、その端末10の電話帳情報に関連する使用状態情報を提供する機能を持つ。使用状態情報は、ユーザが端末10を使用中か否か、使用中の場合にはどの端末10を使用しているのかを示す情報である。使用状態情報は、例えば、ユーザの識別情報に、該ユーザが使用中の端末10の識別情報を対応付けたデータとして構成され、端末10を使用中でないユーザについては端末10の識別情報は空欄となる。各端末10に対する使用状態情報の提供は、下記のように、端末10の使用開始時(ログイン時)及び使用終了時(ログアウト時)に行われる。
端末10の使用開始時には、その端末10に対する使用状態情報の提供と、その端末10の使用ユーザが登録された電話帳情報を有する他の端末10に対する使用状態情報の提供とが行われる。前者の提供では、使用が開始される端末10の電話帳情報に登録されているユーザ毎に、そのユーザに関する使用状態情報が送信される。後者の提供では、使用が開始される端末10に関する使用状態情報が送信される。
端末10の使用終了時は、その端末10の使用ユーザが登録された電話帳情報を有する他の端末10に対する使用状態情報の提供が行われる。この場合、使用が終了される端末10に関する使用状態情報が送信される。
内線電話サーバ20、認証サーバ30及び位置状態管理サーバ40は、ネットワーク回線を介して互いに通信可能に接続されている。
図2には、本例の内線電話システムにおけるユーザ登録の流れを示してある。
内線電話システムを利用するユーザのユーザ情報は、事前に認証サーバ30へ登録される。ユーザ情報には、各ユーザを一意に識別するユーザIDの他に、表示ユーザ名、認証情報(例えば、指紋、虹彩、顔画像、ICカード情報)などが含まれる。表示ユーザ名は、電話帳情報における連絡先の情報としてそのまま使用されるため、その認証サーバ30を使用する全ての内線電話サーバ20で一意であることが望ましい。認証情報は、本システムで使用される端末10が対応している認証方法のものを、最低1つは登録しなければならない。また、端末10のセンサで取得されたデータに基づく認証の要求が送信されるので、認証サーバ30はセンサの違いによるデータの揺れを吸収する仕組みを持つことが望ましい。
図3には、本例の内線電話システムにおけるログインの流れを示してある。ここでは、ユーザPが端末10Aの使用を開始する場合を例にして説明する。また、端末10Aは内線電話サーバ20Aの通信エリア内にあるものとする。
ユーザPは、使用したい端末10Aで使用開始の認証を行う(ステップS11)。端末10Aは、自身のセンサ等で認証情報を取得し、内線電話サーバ20Aに対して認証要求を行う(ステップS12)。認証要求には、端末10Aで取得された認証情報が付随される。認証要求を受けた内線電話サーバ20Aは、認証サーバ30に認証要求を行う(ステップS13)。
認証サーバ30は、認証要求で送られてきた認証情報と合致する認証情報を持つユーザ情報が存在すれば、認証成功を示す認証応答を内線電話サーバ20Aに送信し、合致する認証情報を持つユーザ情報が存在しなければ、認証失敗を示す認証応答を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS14)。
認証応答を受信した内線電話サーバ20Aは、認証成功であれば、位置状態管理サーバ40にユーザPによる端末10Aの使用登録を要求する(ステップS15)。使用登録の要求を受信した位置状態管理サーバ40は、端末10Aの使用者としてユーザPを登録し(ステップS16)、登録完了通知を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS17)。
その後、内線電話サーバ20Aは、認証サーバ30からの認証応答に従って、使用開始の認証の成否を端末10Aに送信する(ステップS18)。端末10Aは、認証成功であれば、ユーザPに使用可である旨を表示した上で運用状態になり、認証失敗であれば、ユーザPに使用不可である旨を表示した上で未認証の待機状態になる(ステップS19)。また、認証成功の場合には、認証サーバ30から端末10Aに、ユーザPの電話帳情報、個別設定情報が送信される。更に、位置状態管理サーバ40から端末10A及び他の端末10に、関連する使用状態情報やその更新情報が送信される。
ユーザPの認証に成功して運用状態となった端末10Aは、ユーザPの個別設定情報を適用して動作する。また、ユーザPの操作により電話帳情報を表示することができる。端末10Aによる電話帳情報の表示は、ユーザPが事前に登録しておいた表示ユーザ名のリストと共に、それらユーザが端末10のログイン状態か否か(通話できる状態か否か)を認識可能に表示する形態で行われる。そのような表示は、例えば、「通話可」又は「通話不可」などの文字を表示する手法や、それらを抽象化したマークを表示する手法や、それぞれの色や背景などを変更する手法など、種々の手法により行うことができる。したがって、ユーザPは、各ユーザのログイン状態を認識したうえで、所望の表示ユーザ名を選択して発信操作を行うことが可能となる。
上記のような形態での電話帳情報の表示は、位置状態管理サーバ40から送信される使用状態情報を用いて実現することができる。例えば、使用状態情報が、ユーザIDに、該ユーザが使用中の端末10の内線番号を対応付けたデータとして構成される場合には、内線番号が登録されているユーザはログイン状態(通話できる状態)であり、内線番号が空欄のユーザはログアウト状態(通話できない状態)であると判断することができる。
図4には、本例の内線電話システムにおける通話の流れを示してある。ここでは、端末10Aを使用するユーザPが端末10Bを使用するユーザQとの通話を開始する場合を例にして説明する。また、端末10Aは内線電話サーバ20Aの通信エリア内にあり、端末10Bは内線電話サーバ20Bの通信エリア内にあるものとする。
ユーザPは、ユーザQと通話するために、位置状態管理サーバ40より提供された電話帳情報からユーザQを選択して発信する(ステップS21)。端末10Aは、ユーザPからユーザQへの発信情報を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS22)。発信情報を受信した内線電話サーバ20Aは、位置状態管理サーバ40にユーザQの位置(どの内線電話サーバ20の通信エリア内にあるか)を問い合わせる(ステップS23)。位置状態管理サーバ40は、ユーザQが使用している端末10Bの位置情報を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS24)。
内線電話サーバ20Aは、位置状態管理サーバ40から得られた位置情報に従い、端末10Bへの発信情報を内線電話サーバ20Bに送信する(ステップS25)。この発信情報には、端末10Aから送出されたユーザPからユーザQへの発信であることを示す情報が含まれる。発信情報を受信した内線電話サーバ20Bは、端末20Bに着信情報を送信する。この着信情報には、ユーザPからユーザQへの着信であることを示す情報が含まれる。着信情報を受信した端末20Bは、ユーザPからの着信であることを表示する。
以上により、ユーザPは端末10Bの内線番号を意識することなく、ユーザQとの通話を開始することができる。
図5には、本例の内線電話システムにおけるログアウトの流れを示してある。ここでは、ユーザPが端末10Aの使用を終了する場合を例にして説明する。また、端末10Aは内線電話サーバ20Aの通信エリア内にあるものとする。
ユーザPは、使用中の端末10Aに対してログアウト処理を指示する(ステップS31)。端末10Aは、内線電話システム10Aに、ユーザPのログアウトを通知する(ステップS32)。ログアウトの通知を受けた内線電話システム10Aは、位置状態管理サーバ40にユーザPによる端末10Aの使用登録の削除を要求する(ステップS33)。
使用登録の削除の要求を受信した位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Aの使用登録を削除し(ステップS34)、内線電話システム10Aに端末10Aのログアウト指示を送信する(ステップS35)。また、位置状態管理サーバ40は、他の端末10に、関連する使用状態情報の更新情報を送信する。
その後、内線電話システム10Aは、端末10Aにログアウト指示を送信する(ステップS36)。端末10Aは、ログアウトを示す表示を行い、未認証の待機状態になる(ステップS37)。
また、本システムには、出退勤管理システムなどの他のシステムも接続されており、他のシステムからユーザPのログアウトが通知された場合も、ステップS34~S37の処理により、端末10Aは、ログアウトの表示を行って未認証の待機状態になる。
また、端末10Aは、ログアウトの際に、ユーザPの電話帳情報や個別設定情報が変更されている場合には、その変更情報を認証サーバ30へ送信して、認証サーバ30側の電話帳情報や個別設定情報を更新させる。これにより、次回のログイン時にも、変更後の電話帳情報及び個別設定情報を使用することができる。なお、端末10Aで電話帳情報や個別設定情報を変更する毎に、その変更内容を認証サーバ30へ送信して、認証サーバ30側の電話帳情報や個別設定情報を更新させても構わない。
図6には、本例の内線電話システムにおける端末切り替えの流れを示してある。ここでは、ユーザPが端末10Aから端末10Bに切り替える場合を例にして説明する。また、端末10A,10Bはいずれも内線電話サーバ20Aの通信エリア内にあるものとする。
端末10Aを使用中のユーザPが、新たに使用した端末10Bで使用開始の認証を行う(ステップS41)。端末10Bは、自身のセンサ等で認証情報を取得し、内線電話サーバ20Aに対して認証要求を行う(ステップS42)。認証要求を受けた内線電話サーバ20Aは、認証サーバ30に認証要求を行う(ステップS43)。
認証サーバ30は、認証要求で送られてきた認証情報と合致する認証情報を持つユーザ情報が存在すれば、認証成功を示す認証応答を内線電話サーバ20Aに送信し、合致する認証情報を持つユーザ情報が存在しなければ、認証失敗を示す認証応答を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS44)。また、認証成功の場合には、ユーザPのユーザID、電話帳情報、個別設定情報なども、内線電話サーバ20Aに送信される。
認証応答を受信した内線電話サーバ20Aは、認証成功であれば、位置状態管理サーバ40にユーザPによる端末10Bの使用登録の要求を行う(ステップS45)。使用登録の要求を受信した位置状態管理サーバ40は、ユーザPに関する使用登録がある(つまり、ユーザPが別の端末10Aを使用中である)ため、事前の設定に応じて、自動的に端末を切り替えるか、端末を追加するか、ユーザPに切り替えを確認するか、を選択する(ステップS46)。この設定は、ユーザ毎又はユーザのグループ毎の設定であってもよく、システム全体で共通の設定であってもよい。
自動的に切り替える設定の場合は、位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Aの使用登録を削除して、内線電話サーバ20Aに端末10Aのログアウト指示を送信する(ステップS53)。これにより、内線電話サーバ20Aから端末10Aにログアウト指示が送信され(ステップS54)、端末10Aは未認証の待機状態になる(ステップS55)。また、位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Bの使用登録を行って、登録完了通知を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS56)。これにより、内線電話サーバ20Aから端末10Bに使用開始の認証成功が送信され(ステップS57)、端末10Bは運用状態になる(ステップS58)。
端末を追加する設定の場合は、位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Bの使用登録を行って、登録完了通知を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS56)。これにより、内線電話サーバ20Aから端末10Bに使用開始の認証成功が送信され(ステップS57)、端末10Bも運用状態になる(ステップS58)。その結果、ユーザPは、端末10Aと端末10Bの両方を使用できるようになる。この状態で他のユーザがユーザPに対して発信を行うと、端末10A又は端末10Bの両方に着信がある。なお、一つだけが着信するように内線電話サーバ20Aで制御してもよい。この場合は、新たに追加された端末で着信するように制御してもよいし、所定の優先順序に従って決定された端末で着信するように制御してもよい。
ユーザPに確認する設定の場合は、内線電話サーバ20Aに確認要求を行う(ステップS47)。内線電話サーバ20Aは、端末10Bに切替確認要求を送信する(ステップS48)。切替確認要求を受信した端末10Bは、端末の切り替え、追加、又はキャンセルを選択するための画面を表示して、ユーザPによる選択操作を待つ(ステップS49)。ユーザPが端末10Bを操作して、端末の切り替え、追加、又はキャンセルを選択すると、その選択情報が内線電話サーバ20Aを通じて位置状態管理サーバ40に送信される(ステップS50~S53)。
端末の切り替えが選択された場合は、位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Aの使用登録を削除して、内線電話サーバ20Aに端末10Aのログアウト指示を送信する(ステップS53)。これにより、内線電話サーバ20Aから端末10Aにログアウト指示が送信され(ステップS54)、端末10Aは未認証の待機状態になる(ステップS55)。また、位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Bの使用登録を行って、登録完了通知を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS56)。これにより、内線電話サーバ20Aから端末10Bに使用開始の認証成功が送信され(ステップS57)、端末10Bは運用状態になる(ステップS58)。
端末の追加が選択された場合は、位置状態管理サーバ40は、ユーザPによる端末10Bの使用登録を行って、登録完了通知を内線電話サーバ20Aに送信する(ステップS56)。これにより、内線電話サーバ20Aから端末10Bに使用開始の認証成功が送信され(ステップS57)、端末10Bも運用状態になる(ステップS58)。その結果、ユーザPは、端末10Aと端末10Bの両方を使用できるようになる。
キャンセルが選択された場合は、位置状態管理サーバ40は、登録失敗通知を内線電話サーバ20Aに送信する。登録失敗通知を受信した内線電話サーバ20Aは、使用開始の認証失敗を端末10Bに送信する。これにより、端末10Bは、ユーザPに使用不可である旨を表示した上で未認証の待機状態になる。
なお、上記の説明では省略したが、端末10の切り替えや追加の際にも、位置状態管理サーバ40から端末10A及び他の端末10に、関連する使用状態情報やその更新情報が送信されることは言うまでもない。
次に、本例の内線電話システムの利用例について説明する。
(第1利用例)
端末の使用開始時(出社時を想定)に、社員証などのICカードその他の個人認証により、端末とユーザとを結び付け、認証サーバから端末に個人用の設定(電話帳情報及び個人設定情報)をダウンロードし、端末で使用することができる。
(第2利用例)
端末の使用終了時(退社時を想定)に、手動または出退勤管理システムと連動して自動でログアウト処理を行うことで、システム側でユーザの不在を認識できるようになる。また、ログイン/ログアウト状態の他に、端末から会議中/通話不可などの状態を設定できるようにしてもよい。
(第3利用例)
端末同士の接続によって、ユーザは使用する端末を容易に切り替えることができる。例えば、PCに接続したクレードルに端末を置くと、そのPCが使用者の端末として着信を受けることができる。このとき、発信者は宛先の端末を意識する必要は無い。
(第4利用例)
社内の認証システムと連動させて、端末を認証キーとして使用することができる。例えば、PCに接続したクレードルに端末を置いておけば、PC上の連携ソフトによって、Webブラウザでの認証などを自動でクリアすることができる。また、端末を認証キーとして、セキュリティドアを通過することができる。
(第5利用例)
他のユーザへ連絡をする際に、内線電話システムの端末の内線番号を全く意識せずに連絡することができる。
(第6利用例)
端末とユーザの対応の確実性を増大させることができる。そのため、端末の位置管理が可能であれば、より正確なユーザの位置管理ができる。
(第7利用例)
他の端末から同一ユーザがログインしたときに、古い端末は自動的にログアウトさせることができる。また、設定によりユーザに選択させることを可能とし、選択によって複数の端末へのログインを許可することができる。一人のユーザが複数の端末へログインしているとき、そのユーザへの呼び出しは、ログインしている全ての端末に対して行われる。
以上説明したように、本例の内線電話システムは、いずれかの端末10を使用してシステムにログインするユーザを認証する認証サーバ30と、認証サーバ30によりユーザの認証が成功したことに応じて、該ユーザのログイン及び使用端末を他の端末10に通知する位置状態管理サーバ40とを備え、ログイン状態の各端末10は、該端末10内の電話帳情報を表示する際に、電話帳情報に登録されている各ユーザのログイン状態を示す表示を行うよう構成されている。
したがって、ユーザは通話を所望する相手が通話できる状態か否かを把握した状態で内線電話をかけることが可能となる。
また、位置状態管理サーバ40は、第1の端末(例えば、端末10A)でログイン状態にあるユーザについて、第2の端末(例えば、端末10B)による新たなログインの認証が成功した場合は、該ユーザの使用端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、又は該ユーザの使用端末に第2の端末を追加し、他の端末に通知する構成となっている。
したがって、一人のユーザが使用する端末10の数や種類を動的に変えることが可能となり、内線電話の利便性が更に高められる。
また、認証サーバ39は、ユーザ毎の電話帳情報及び個別設定情報を記憶しており、ユーザの認証が成功したことに応じて、該ユーザが使用する端末10に、該ユーザの電話帳情報及び個別設定情報を送信する構成となっている。
したがって、ユーザはどの端末10を使用しても、自分の電話帳情報及び個別設定情報を使用して内線電話をかけることができる。
また、本例の内線電話システムによれば、その時々で、その場にある端末、目的に合った端末を、自身の端末として使用することができる。また、端末の更新(入れ替え)などの管理も容易となる。また、端末を通り越してユーザとシステムとのリンクが強固となり、ユーザの所在管理の精度を向上させることも可能となる。また、端末を別システムの利用の際の認証用に使用することも可能となる。このように、利便性の高い内線電話システムを提供することができる。
以上、本発明について実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された内線電話システムに限定されるものではなく、上記以外の内線電話システムにも広く適用できることは言うまでもない。
また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法や方式、そのような方法や方式を実現するためのプログラム、そのプログラムを記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
本発明は、内線電話に使用される複数の端末を有する種々の内線電話システムに利用することができる。
10(10A,10B):端末、 20(20A,20B):内線電話サーバ、 30:認証サーバ、 40:位置状態管理サーバ

Claims (3)

  1. 内線電話に使用される複数の端末を有する内線電話システムにおいて、
    いずれかの端末を使用してシステムにログインするユーザを認証する認証サーバと、
    前記認証サーバによりユーザの認証が成功したことに応じて、該ユーザのログイン及び使用端末を他のログイン状態の端末に通知する管理サーバと、
    端末間の通話を提供する内線電話サーバとを備え、
    前記認証サーバは、ユーザ毎の電話帳情報及び個別設定情報を記憶しており、ユーザの認証が成功したことに応じて、該ユーザの使用端末に、該ユーザの電話帳情報及び個別設定情報を送信し、
    前記管理サーバは、各ユーザの識別情報と該ユーザによるログイン状態の端末の識別情報とを対応付けて記憶するテーブルを有しており、
    ログイン状態の各端末は、該端末内の電話帳情報を表示する際に、電話帳情報に登録されている各ユーザのユーザ名及びログイン状態を示す表示を行い、その中から通話相手のユーザのユーザ名を選択して発信操作が行われると、前記通話相手のユーザへの発信情報を前記内線電話サーバへ送信し、
    前記内線電話サーバは、前記通話相手のユーザへの発信情報を受信すると、前記通話相手のユーザによるログイン状態の端末を前記管理サーバに問い合わせ、前記管理サーバにより特定された端末へ着信情報を送信し、
    ログイン状態のユーザによって端末側の電話帳情報又は個別設定情報が変更された場合に、その変更情報が該ユーザのログアウト時又はその前までに前記認証サーバに送信され、認証サーバ側の電話帳情報又は個別設定情報が更新されることを特徴とする内線電話システム。
  2. 請求項1に記載の内線電話システムにおいて、
    前記管理サーバは、第1の端末でログイン状態にあるユーザについて、第2の端末による新たなログインの認証が成功した場合は、該ユーザの識別情報と前記第1の端末の識別情報との対応付けを前記テーブルから削除し、該ユーザの識別情報と前記第2の端末の識別情報との対応付けを前記テーブルに追加することで、該ユーザの使用端末を前記第1の端末から前記第2の端末に切り替えて、他の端末に通知することを特徴とする内線電話システム。
  3. 請求項1に記載の内線電話システムにおいて、
    前記管理サーバは、第1の端末でログイン状態にあるユーザについて、第2の端末による新たなログインの認証が成功した場合は、該ユーザの識別情報と前記第2の端末の識別情報との対応付けを前記テーブルに追加することで、該ユーザの使用端末に前記第2の端末を追加して、他の端末に通知し、
    前記第1の端末と前記第2の端末の両方でログイン状態にあるユーザに対する着信情報は、前記第1の端末と前記第2の端末の両方に送信されることを特徴とする内線電話システム。
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