JP7347024B2 - ゲートウェイ装置及び電話システム - Google Patents

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Description

本発明は、構内交換システムと携帯端末との間に接続されて当該携帯端末を構内電話機として機能させるゲートウェイ装置及び電話システムに関する。
従来から、スマートフォンやタブレットなどの携帯可能な通信機器を内線電話機として使用するためのシステム及びサービスが知られている。例えば、特許文献1には、FMC(Fixed Mobile Convergence)サービスについて開示されている。
特開2011-103623号公報
例えば、スマートフォンなどの携帯端末を内線電話機として使用することが可能になることで、当該スマートフォンを携帯するユーザは、外出先でも、電話網を経由して、内線番号を用いた内線電話の発着信及び会社の外線番号を用いた外線電話の発着信を行うことができる。
しかし、携帯端末は、その内線電話機よりも優れた利便性を有する一方で、発着信に係る情報の漏洩の可能性が高まるなど、安全性の面で課題を有する。特に、携帯端末を紛失した場合、発着信者の個人情報などが他人に入手されてしまう可能性がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、携帯端末を安全に内線電話機として使用することが可能な電話システムと、これに含まれるゲートウェイ装置を提供することを目的の1つとしている。
請求項1に記載の発明によるゲートウェイ装置は、構内用内線番号が付与された少なくとも1つの内線電話機からなる内線電話網を構築する構内交換システムに接続され、かつ携帯用内線番号が付与された携帯端末にインターネット網を介して接続されたゲートウェイ装置であって、前記少なくとも1つの内線電話機のうちの1の内線電話機から前記携帯端末への内線電話の発信を受付け、かつ当該内線電話を前記携帯端末に転送する内線電話機能部と、前記内線電話機能部によって当該内線電話の発信が受付けられた場合、前記携帯端末に対し、前記1の内線電話機の前記構内用内線番号と前記構内交換システムに付与された外線番号とを送信する通信部と、を有し、前記内線電話機能部は、前記通信部によって前記構内用内線番号及び前記外線番号が前記携帯端末に送信された後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送し、前記通信部は、前記携帯端末に対し、前記構内用内線番号を名称とし、前記外線番号を電話番号とする連絡先を電話帳に作成させ、前記内線電話機能部は、前記携帯端末が前記連絡先を作成したことを示す情報を受信した後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明による電話システムは、構内用内線番号が付与された少なくとも1つの内線電話機からなる内線電話網を構築する構内交換システムと、前記構内交換システムに接続され、かつ携帯用内線番号が付与された携帯端末にインターネット網を介して接続されたゲートウェイ装置と、を有する電話システムであって、前記ゲートウェイ装置は、前記少なくとも1つの内線電話機のうちの1の内線電話機から前記携帯端末への内線電話の発信を受付け、かつ当該内線電話を前記携帯端末に転送する内線電話機能部と、前記内線電話機能部によって当該内線電話の発信が受付けられた場合、前記携帯端末に対し、前記1の内線電話機の前記構内用内線番号と前記構内交換システムに付与された外線番号とを送信する通信部と、を有し、前記内線電話機能部は、前記通信部によって前記構内用内線番号及び前記外線番号が前記携帯端末に送信された後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送し、前記通信部は、前記携帯端末に対し、前記構内用内線番号を名称とし、前記外線番号を電話番号とする連絡先を電話帳に作成させ、前記内線電話機能部は、前記携帯端末が前記連絡先を作成したことを示す情報を受信した後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送することを特徴とする。
実施例1に係るゲートウェイ装置を含む構内電話システムのブロック図である。 実施例1に係るゲートウェイ装置及び携帯端末のブロック図である。 実施例1に係る構内電話システムにおける携帯端末への着信時の動作フローを示す図である。 実施例1に係る構内電話システムにおける携帯端末への着信時に携帯端末に表示される情報の例を示す図である。 実施例1に係る構内電話システムにおける携帯端末からの発信時の動作フローを示す図である。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る構内電話システム(以下、単に電話システムと称する)10の全体構成を示すブロック図である。電話システム10は、構内交換システム(以下、単に交換システムと称する)20に接続され、内線電話網によって互いに接続された複数の内線電話機10T(図1には2つの内線電話機10Tのみが示されている)を有する。
内線電話機10Tの各々には、電話システム10内で用いられる内線電話機10Tの各々に特有の電話番号である構内用の内線番号N0が付与されている。交換システム20は、内線電話機10Tの各々間の電話(内線電話)を制御する。すなわち、交換システム20は、構内用内線番号N0が付与された少なくとも1つの内線電話機10Tからなる内線電話網を構築する。
また、例えば、交換システム20には、電気通信事業者(以下、キャリアと称する)との契約によって、交換システム20に特有の電話番号である外線番号が付与されている。交換システム20は、内線電話機10Tの各々に対する外線電話の発着信を制御する。内線電話機10Tは、当該外線番号を用いて外部との電話を行う。
例えば、交換システム20は、キャリア電話網(又は公衆交換電話網)を用いた内線電話機10Tの外線電話を制御し、またIP(Internet Protocol)回線を用いた内線電話機10Tの内外線電話(例えばIP電話)を制御する。例えば、交換システム20は、PBX(Private Branch eXchange)である。また、例えば、交換システム20は、内線電話機10Tの各々に対し、内線電話機10Tの各々をクライアントとするSIP(Session Initiation Protocol)サーバとして機能する。
電話システム10は、キャリア電話網を介して交換システム20に接続された携帯端末30を有する。また、携帯端末30は、インターネット網に接続可能な構成を有する。携帯端末30は、例えば、スマートフォンやタブレット、スマートウォッチなど、携帯可能な情報通信端末である。なお、電話システム10は、複数の携帯端末30を有していてもよい。例えば、携帯端末30は、FMCサービスを介して交換システム20に接続されている。
電話システム10は、交換システム20に接続され、内線電話網とインターネット網とを接続し、かつインターネット網を介して携帯端末30に接続されたゲートウェイ装置40を有する。後述するが、ゲートウェイ装置40は、1つの内線電話機として機能する。また、例えば、ゲートウェイ装置40は、1つのSIPクライアントとして機能する。
また、ゲートウェイ装置40は、交換システム20を介した内線電話及び外線電話と、携帯端末30との間の当該内線電話及び外線電話に対応するインターネット通信(インターネット電話)と、を相互に接続する。すなわち、ゲートウェイ装置40は、携帯端末30を、電話システム10内において、内線電話機10Tの各々との内線電話の制御を行い、また外部との外線電話を行う内線端末として、機能させる。
図2は、携帯端末30及びゲートウェイ装置40の詳細なブロック図である。図2を用いて、携帯端末30及びゲートウェイ装置40の構成例について説明する。
まず、ゲートウェイ装置40は、内線電話機として内線電話の発信及び着信を受付け、内線通話の携帯端末30への転送を行う内線電話機能部41を有する。また、ゲートウェイ装置40は、外部との通信を行う通信部42と、内線電話機能部41を介した携帯端末30の通話の履歴である発着信履歴が蓄積されたデータベース43と、を有する。
内線電話機能部41は、電話システム10内において内線電話機10Tと区別された内線電話機能部41に特有の番号であり、携帯端末30に付与された携帯用の内線番号N1を有する。また、内線電話機能部41は、キャリアから付与された交換システム20に特有の電話番号である外線番号N2を有する。
すなわち、交換システム20に対して内線番号N1を発信先として内線電話が着信した場合、当該内線電話はゲートウェイ装置40の内線電話機能部41に着信する。また、例えば外部から外線番号N2を発信先として外線電話が着信した場合、当該外線電話は内線電話機10Tと共にゲートウェイ装置40の内線電話機能部41に着信する。また、内線電話機能部41は、当該内線電話及び外線電話を携帯端末30に転送する。
また、内線電話機能部41は、携帯端末30から内線電話又は外線電話の発信要求を受信した場合、交換システム20に対し、内線番号N1を発信元とした内線電話又は外線番号N2を発信元とした外線電話を発信する。
通信部42は、内線電話機能部41の内線電話及び外線電話を携帯端末30に中継するように、インターネットを介して携帯端末30と通信する。通信部42は、例えば、内線番号N1又は外線番号N2と携帯端末30との照合を行う番号照合部42Aを有する。また、通信部42は、携帯端末30との間で内線電話機能部41の発着信に関する情報を通信する発着信情報通信部42Bを有する。
データベース43には、内線電話機能部41を介した携帯端末30の発着信の履歴として、例えば、発着信の日時、発信元及び発信先の電話番号、発着信の結果などに関する情報が格納されている。
次に、携帯端末30は、キャリア電話網を用いて通話を行うキャリア電話機能部31と、インターネット網を用いて通話を行うインターネット電話機能部32と、を有する。図示していないが、携帯端末30は、キャリア電話機能部31及びインターネット電話機能部32に共通に設けられ、発着信を知らせかつ電話中における通話相手の音声を出力する音声出力部と、携帯端末30のユーザの音声の入力を受付ける音声入力部と、を有する。
携帯端末30は、キャリアから付与された携帯端末30に特有の電話番号である携帯番号N3を有する。キャリア電話機能部31は、キャリア電話網を介して交換システム20に接続されている。インターネット電話機能部32は、インターネット網を介してゲートウェイ装置40に接続されている。
インターネット電話機能部32は、例えば、携帯端末30にインストールされ、インターネット網を介した電話を行うことが可能な通信アプリケーションである。例えば、インターネット電話機能部32は、インターネット網を介して、キャリアが提供するプッシュ通知機能を有するサーバ(図示せず)に接続されている。例えば、内線番号N1への内線電話及び外線番号N2への外線電話は、リアルタイムでインターネット電話機能部32にゲートウェイ装置40から中継される。
インターネット電話機能部32は、インターネット電話機能部32内で用いられ、内線電話機10Tの内線番号N0や他の種々の外線番号とその名称等とが関連付けられて記憶された電話帳32Aと、インターネット網を介して種々のブラウジング動作を行うブラウザ32Bと、インターネット網を介して種々の情報の送受信を行う情報通信部32Cと、を有する。
ブラウザ32Bは、ゲートウェイ装置40に格納された発着信履歴の閲覧、ゲートウェイ装置40を介した内線電話及び外線電話の発着信に関する情報を表示する。例えば、ブラウザ32Bは、ゲートウェイ装置40が内線電話及び外線電話を着信すると、自動的に起動し、発信元の情報を表示した上で、応答の有無を選択させる画面を表示する。
図3は、ゲートウェイ装置40に電話が着信した場合の電話システム10内の動作フローを示す図である。まず、図3には、内線電話機10Tからゲートウェイ装置40に内線電話が着信した場合の動作フローを示している。
なお、初期設定として、ゲートウェイ装置40の通信部42には、ゲートウェイ装置40の内線番号N1及び外線番号N2と、携帯端末30の携帯番号N3とが紐づけられて登録されている。すなわち、初期設定では、携帯端末30とゲートウェイ装置40とが1対1で対応付けられる。
まず、内線電話機10Tは、ゲートウェイ装置40の内線電話機能部41の内線番号N1に発信する(ステップS11)。次に、ゲートウェイ装置40の内線電話機能部41には、内線番号N0の内線電話機10Tからの内線電話が着信する(ステップS12)。ここでは、内線電話機能部41は、内線電話機10Tから携帯端末30への発信を受付ける。
内線電話機能部41は、内線電話を受付けると、通信部42に対し、発信元の内線番号である内線電話N0を通知する(ステップS13)。本実施例においては、内線電話機能部41は、通信部42に対して、内線番号N0と、発信先の内線番号である内線番号N1と、外線番号N2と、を通知する。
続いて、通信部42は、番号照合部42Aによって、内線番号N1と携帯番号N3とを照合し、情報を通知する通知先を携帯端末30と特定する。そして、通信部42の発着信情報通信部42Bは、携帯端末30のインターネット電話機能部32に対し、発信元の内線番号が内線番号N0であることを示す情報を送信する(ステップS14)。
本実施例においては、サーバのプッシュ通知機能によって、リアルタイムで当該情報が通信部42から携帯端末30に送信される。また、本実施例においては、通信部42は、外線番号N2に関する情報を携帯端末30に送信する。すなわち、通信部42は、ステップS14においては、携帯端末30に対し、ゲートウェイ装置40の内線電話機能部41及び携帯端末30のインターネット電話機能部32に付与された外線番号N2を、発信元の電話番号である内線番号N0と共に送信する。
携帯端末30のインターネット電話機能部32は、発信元の内線番号N0、及び外線番号N2を示す情報を受信する(ステップS15)。続いて、インターネット電話機能部32は、内線番号N0を名称とし、外線番号N2を電話番号として、連絡先(個人情報)を電話帳32Aに登録する(ステップS16)。すなわち、本実施例においては、通信部42は、携帯端末30に対し、内線番号N0を名称とし、外線番号N2を電話番号とする連絡先を電話帳32Aに作成させる。
続いて、情報通信部32Cは、電話帳の作成が完了したことを示す情報をゲートウェイ装置40に送信する。そして、内線電話機能部41は、携帯端末30に連絡先が作成されたことを示す情報を受信する(ステップS17)。
その後、内線電話機能部41は、内線電話機10Tからの内線電話を携帯端末30に転送する(ステップS18)。そして、インターネット電話機能部32のブラウザ32Bは、内線電話機10Tから内線電話を着信していることを示す情報を表示する(ステップS19)。このステップS19においては、携帯端末30には、例えば図4に示すような情報が表示される。
本実施例においては、通信部42は、インターネット電話機能部32の電話帳32Aに外線番号N2を電話番号とする連絡先が存在しない場合、携帯端末30に対し、強制的に(自動的に)当該連絡先を新規に作成させる。従って、本実施例においては、内線電話機10Tからゲートウェイ装置40の内線電話機能部41に内線電話が着信したタイミングで、携帯端末30の電話帳には、内線番号N0が名称であり、電話番号が外線番号N2である連絡先が自動的に作成される。
また、内線電話機能部41は、まず携帯端末30への内線電話の発信を受付けた後、発信元の内線番号N0を通知し、そして、携帯端末30が当該発信元を示す連絡先を作成したことを示す情報を受信した後に、携帯端末30に内線電話を転送する。
続いて、携帯端末30は、ユーザから内線電話機10Tとの内線電話に応答することを示す情報を送信し(ステップS20)、内線電話機能部41がこれを受信する(ステップS21)。そして、通信部42は、携帯端末30との通話(本実施例においてはインターネット通話)を確立する(ステップS22)。これによって、ゲートウェイ装置40を介して、携帯端末30と内線電話機10Tとの通話が開始される(ステップS23)。
また、例えば内線電話機10Tが通話を切断する(ステップS24)ことで、ゲートウェイ装置40の内線電話機能部41が内線電話を終了する(ステップS25)。そして、通信部42は、当該内線電話の詳細を着信履歴としてデータベース43に保存する(ステップS26)。例えば、このようにして、内線電話機10T(内線番号N0)から携帯端末30(内線番号N1)への内線電話の着信処理が行われる。
上記したように、本実施例においては、ゲートウェイ装置40の通信部42は、内線電話機10Tから携帯端末30への内線電話の発信が内線電話機能部41によって受付けられた場合、携帯端末30に対し、内線電話機10Tの内線番号N0と構内交換システム20に付与された外線番号N2とを送信する。
すなわち、内線電話の着信時に携帯端末30に通知される発信者の情報は、内線番号N0及び外線番号N2である。この2つの番号は、交換システム20を利用する人(すなわち社内の人)にしか個人を特定できない番号である。従って、この2つの情報が他人に知られた場合でも、個人の特定には至らない可能性が高い。従って、例えば携帯端末30を紛失した場合でも、発信者、すなわち内線電話機10Tのユーザを特定できる情報が外部に漏洩することが抑制される。
また、ゲートウェイ装置40は、上記したように、内線番号N0を名称とし、外線番号N2を電話番号として、携帯端末30に対して電話帳に連絡先を強制的に作成させる。これによって、例えば携帯端末30のユーザ及び交換システム20を利用する社内の人にしか個人を特定できないような電話帳が作成される。従って、安全に内線電話を行うことが可能な携帯端末30となる。
また、例えば、携帯端末30のインターネット電話機能部32に独自のセキュリティ認証(例えば起動時のパスワード又は指紋による認証)を施しておくことで、電話帳32Aの閲覧や通話履歴自体も強固に制限することができる。
また、本実施例においては、ゲートウェイ装置40は、携帯端末30による内線電話機能部41に対する着信又は発信の履歴が格納されたデータベース43を有する。従って、内線電話機能部41に対する内線電話の履歴は、例えばゲートウェイ装置40にアクセスすれば閲覧することができる。従って、携帯端末30には詳細な発着信の履歴を残す必要がない。
なお、例えば、既に外線番号N2を電話番号とした連絡先が携帯端末30の電話帳32Aに存在する場合、ゲートウェイ装置40の通信部42は、電話帳32Aの当該外線番号N2を電話番号とした連絡先を上書きしてもよい。
例えば、他の内線番号N0(他の内線電話機10T)から過去に内線電話を着信していた場合、名称としての内線番号N0が異なる連絡先が既に作成されている。また、例えば、ユーザによって当該連絡先が編集されて、名称が内線番号N0から他の名称(例えば個人名など)に変更されている場合がある。この場合、通信部42は、例えば、今回着信があった内線番号N0を名称として書き換えた上で、連絡先を更新して登録してもよい。
これによって、外線番号N2を使用する内線電話機10Tの中で直近に着信があった内線電話機10Tの内線番号N0に関する情報のみが携帯端末30の電話帳32Aの連絡先として残ることとなる。また、連絡先の名称が個人名に変更されていた場合でも、内線番号N0に書き換えることで、個人情報の漏洩を抑制することができる。また、当該連絡先の電話番号は外線番号N2であるため、当該電話番号からも個人情報の漏洩を抑制することができる。
すなわち、通信部42は、携帯端末30の電話帳32Aに、内線番号N0を名称とし、外線番号N2を電話番号とする連絡先を作成してもよい。また、例えば、通信部42は、携帯端末30に内線番号N0及び外線番号N2を送信するタイミング(すなわち着信の通知と同時に)で電話帳32Aに連絡先を作成してもよい。
この場合、内線電話機能部41は、携帯端末30が連絡先を作成したことを示す情報を受信した後に、携帯端末30に内線電話を転送することとなる。これによって、発信者の情報を内線電話の着信時に携帯端末30のユーザに表示させることができ、また当該内線着信によって内線の発信者の個人情報が漏洩することを抑制することができる。
また、通信部42は、携帯端末30の電話帳32Aに外線番号N2を電話番号とする連絡先が存在する場合、当該連絡先を更新してもよい。また、例えば、通信部42は、内線電話機10Tから内線着信がある毎に、当該連絡先の名称を直近の内線番号N0に書き換えて電話帳32Aを更新してもよい。これによって、過去の発信者に関する情報は自動的に削除され、最小限の着信情報のみが携帯端末30に残ることとなる。従って、例えば、携帯端末30からの個人情報の漏洩を抑制することができる。
図5は、携帯端末30から内線電話機10Tに対する内線発信の要求を受付けた際の電話システム10内の動作フローの例を説明する図である。図5は、ゲートウェイ装置40の発着信履歴のデータベース43から発信先となる内線電話機10Tを選択して内線発信を行い際の動作フローの例を示している。
まず、インターネット電話機能部32の情報通信部32Cは、ゲートウェイ装置40の通信部42に対して、内線発信を要求する(ステップS31)。例えば、これは、ユーザがインターネット電話機能部32を起動し、ブラウザ32Bから内線発信の動作を選択した場合に相当する。
これに対し、通信部42は、発着信履歴に関する情報、すなわち内線電話機能部41に対する発着信の履歴が格納されたデータベース43内のデータを送信する(ステップS32)。これによって、携帯端末30のブラウザ32Bには、内線電話機能部41の着信履歴などが表示される(ステップS33)。
そして、例えば、携帯端末30のユーザのブラウザ32Bの操作によって、内線番号N0の内線電話機10Tへの発信が要求される(ステップS34)。内線発信の要求を受付けたゲートウェイ装置40の通信部42は、内線電話機能部41に対し、発信先となる内線電話機10Tの内線番号N0、発信元となる内線電話機能部41の内線番号N1、及び携帯端末30の携帯番号N3に関する情報を通知する(ステップS35)。内線電話機能部41は、これらの情報を発信するための情報である発信情報として受信する(ステップS36)。
内線電話機能部41は、発信情報を受信した場合、携帯端末30とのインターネット通話を確立する(ステップS37)。そして、内線電話機能部41は、内線電話網を用いた内線電話機10Tへの内線発信を交換システム20に送信する(ステップS38)。これによって、内線電話機10Tは、内線電話機能部41からの内線電話が着信する(ステップS39)。そして、内線電話機10Tのユーザが当該内線電話に応答した場合(ステップS40)、内線電話機10Tと携帯端末30との間で内線通話が開始される(ステップS41)。
また、例えば、内線電話機10Tのユーザによって通話が切断された場合(ステップS42)、ゲートウェイ装置40の内線電話機能部41は、通話を終了する(ステップS43)。また、通信部42は、内線電話機能部41の当該内線発信の詳細を発信履歴としてデータベース43に保存する(ステップS44)。例えばこのようにして、携帯端末30からの内線発信の処理が行われる。
上記したように、本実施例においては、通信部42は、携帯端末30から内線電話の発信要求を示す情報を受信した場合、携帯端末30にデータベース43内のデータを送信する。従って、携帯端末30に発着信履歴が保存されていない場合でも、ゲートウェイ装置40に保存されたデータベース43を閲覧することで、安全に履歴を用いた内線発信を行うことができる。
なお、上記した電話システム10の構成及び動作は、一例に過ぎない。例えば、本実施例においては、ゲートウェイ装置40が発信処理を行う場合において発信要求を受付けた際にデータベース43のデータを携帯端末30に送信する場合について説明した。しかし、ゲートウェイ装置40の動作はこれに限定されない。例えば、ゲートウェイ装置40は、少なくとも通常の発信処理を行うように構成されていればよい。
また、本実施例においては、ゲートウェイ装置40は、インターネット網を介したインターネット通話によって携帯端末30と内線電話機10Tとの通話を確立するする場合について説明した。
しかし、ゲートウェイ装置40の内線電話機能部41は、通信部42からの指令によって、内線電話網及びキャリア電話網を介して、携帯端末30との間で通話を確立してもよい。この場合、ゲートウェイ装置40は、インターネット網を介しては、発着信の情報のみを携帯端末30との間で通信すればよい。換言すれば、例えば、通信部42は、携帯端末30から内線電話機10Tとの内線電話に応答することを示す情報を受信した場合、内線電話機能部41に対して携帯端末30に内線電話を転送させるように構成されていればよい。
また、本実施例においては、ゲートウェイ装置40は、通信部42によって、携帯端末30の電話帳に発信元の内線番号N0を名称とする連絡先を作成する場合について説明した。しかし、通信部42は、少なくとも、携帯端末30に対して、内線番号N0と外線番号N2とを送信するように構成されていればよい。これによって、携帯端末30のユーザは、発信元となる内線電話機10Tのユーザに関する情報を得ることができ、また、これらの情報が漏洩した場合でも当該ユーザの個人情報の漏洩の抑制効果を得ることができる。
また、この場合、確実に携帯端末30のユーザに発信者の情報を知らせることを考慮すると、内線電話機能部41は、通信部42によって内線番号N0及び外線番号N2が携帯端末30に送信された後に、携帯端末30に内線電話を転送するように構成されていることが好ましい。
また、本実施例においては、交換システム20がSIPサーバとなって内線電話機10Tとゲートウェイ装置40とを接続する場合、すなわち内線電話網がSIP回線網である場合について説明した。しかし、内線電話網は、アナログ回線網や他のIP電話網であってもよい。なお、構成の単純化などを考慮した場合、例えば、内線電話網はIP電話網であることが好ましい。
また、本実施例においては、電話システム10が内線電話機10T及び携帯端末30を含む場合について説明した。しかし、電話システム10は、少なくとも交換システム20及びゲートウェイ装置40を有していればよい。これによって、交換システム20に種々の内線電話機10Tを接続し、また携帯端末30をゲートウェイ装置40に接続することで、携帯端末30を安全に内線電話機として使用することができる。
また、電話システム10は、交換システム20を有していなくてもよい。すなわち、ゲートウェイ装置40は、種々の交換システムに接続されることができる。例えば、ゲートウェイ装置40は、種々の携帯端末と交換システムとの間に接続されることで、種々の電話システムに搭載されることができる。すなわち、ゲートウェイ装置40は、例えば、交換システム20に接続され、内線電話網とインターネット網とを接続し、かつインターネット網を介して携帯端末30に接続されるように構成されていればよい。
上記したように、本実施例においては、例えば、ゲートウェイ装置40は、構内用内線番号N0が付与された少なくとも1つの内線電話機10Tからなる内線電話網を構築する構内交換システム20に接続され、かつ携帯用内線番号N1が付与された携帯端末30にインターネット網を介して接続されている。
また、ゲートウェイ装置40は、少なくとも1つの内線電話機10Tのうちの1の内線電話機10Tから携帯端末30への内線電話の発信を受付け、かつ当該内線電話を携帯端末30に転送する内線電話機能部41と、内線電話機能部41によって当該内線電話の発信が受付けられた場合、携帯端末30に対し、内線電話機10Tの構内用内線番号N0と構内交換システム20に付与された外線番号N2とを送信する通信部と、を有する。従って、携帯端末30を安全に内線電話機として使用することが可能なゲートウェイ装置40を提供することができる。
また、本実施例においては、電話システム10は、構内用内線番号N0が付与された少なくとも1つの内線電話機10Tからなる内線電話網を構築する構内交換システム20と、構内交換システム20に接続され、かつ携帯用内線番号N1が付与された携帯端末30にインターネット網を介して接続されたゲートウェイ装置40と、を有する。
また、ゲートウェイ装置40は、少なくとも1つの内線電話機10Tのうちの1の内線電話機10Tから携帯端末30への内線電話の発信を受付け、かつ当該内線電話を携帯端末30に転送する内線電話機能部41と、内線電話機能部41によって当該内線電話の発信が受付けられた場合、携帯端末30に対し、内線電話機10Tの構内用内線番号N0と構内交換システム20に付与された外線番号N2とを送信する通信部と、を有する。従って、携帯端末30を安全に内線電話機として使用することが可能な電話システム10を提供することができる。
10 電話システム
40 ゲートウェイ装置

Claims (5)

  1. 構内用内線番号が付与された少なくとも1つの内線電話機からなる内線電話網を構築する構内交換システムに接続され、かつ携帯用内線番号が付与された携帯端末にインターネット網を介して接続されたゲートウェイ装置であって、
    前記少なくとも1つの内線電話機のうちの1の内線電話機から前記携帯端末への内線電話の発信を受付け、かつ当該内線電話を前記携帯端末に転送する内線電話機能部と、
    前記内線電話機能部によって当該内線電話の発信が受付けられた場合、前記携帯端末に対し、前記1の内線電話機の前記構内用内線番号と前記構内交換システムに付与された外線番号とを送信する通信部と、を有し、
    前記内線電話機能部は、前記通信部によって前記構内用内線番号及び前記外線番号が前記携帯端末に送信された後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送し、
    前記通信部は、前記携帯端末に対し、前記構内用内線番号を名称とし、前記外線番号を電話番号とする連絡先を電話帳に作成させ、
    前記内線電話機能部は、前記携帯端末が前記連絡先を作成したことを示す情報を受信した後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送することを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記通信部は、前記携帯端末の前記電話帳に前記外線番号を電話番号とする連絡先が存在する場合、前記連絡先を更新することを特徴とする請求項に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記少なくとも1つの内線電話機から前記携帯端末への内線電話の着信履歴が格納されたデータベースを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記通信部は、前記携帯端末から前記少なくとも1つの内線電話機のうちの1の内線電話機への発信要求を示す情報を受信した場合、前記携帯端末に前記データベース内のデータを送信することを特徴とする請求項に記載のゲートウェイ装置。
  5. 構内用内線番号が付与された少なくとも1つの内線電話機からなる内線電話網を構築する構内交換システムと、前記構内交換システムに接続され、かつ携帯用内線番号が付与された携帯端末にインターネット網を介して接続されたゲートウェイ装置と、を有する電話システムであって
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記少なくとも1つの内線電話機のうちの1の内線電話機から前記携帯端末への内線電話の発信を受付け、かつ当該内線電話を前記携帯端末に転送する内線電話機能部と、
    前記内線電話機能部によって当該内線電話の発信が受付けられた場合、前記携帯端末に対し、前記1の内線電話機の前記構内用内線番号と前記構内交換システムに付与された外線番号とを送信する通信部と、を有し、
    前記内線電話機能部は、前記通信部によって前記構内用内線番号及び前記外線番号が前記携帯端末に送信された後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送し、
    前記通信部は、前記携帯端末に対し、前記構内用内線番号を名称とし、前記外線番号を電話番号とする連絡先を電話帳に作成させ、
    前記内線電話機能部は、前記携帯端末が前記連絡先を作成したことを示す情報を受信した後に、前記携帯端末に前記内線電話を転送することを特徴とする電話システム。
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