JP6326750B2 - 通信端末、通信管理システム、通信システム、発信履歴の管理方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信管理システム、通信システム、発信履歴の管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信の宛先となる他の通信端末への発信要求を受け付けて、宛先を示す宛先情報を管理する発明に関する。
近年、出張経費や出張時間を削減する要請等に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して通信を行う通信システムが普及している。通信システムにおいて通信を開始する場合、開始要求元の通信端末では、宛先となる他の通信端末の電話番号やアドレスなどの宛先情報を入力して発信処理を行う。このとき、入力された宛先情報を発信履歴として通信端末において管理しておくことで、次回、同じ通信端末へ発信する際に、管理された宛先情報を用いることで、宛先情報を入力せずに発信できるようになる。
ところが、発信履歴として管理されている宛先情報の量が増えると、発信履歴の中から宛先を選択するときに手間がかかるようになる。そこで、発信履歴の記憶件数に上限を設けておき、上限を越すと古い履歴から順に宛先情報を削除する方法が知られている。また、発呼処理した電話番号を発信履歴として記憶手段に記憶する際、発呼処理した電話番号と同一の電話番号の発信履歴が記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されていれば過去の発信履歴を消去して当該発呼処理した電話番号を発信履歴として記憶手段に記憶する方法が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、発信履歴の中に発信頻度の少ない宛先情報が含まれていると、発信履歴の中から宛先を選択するときに手間がかかるようになる。また、発信処理に伴い、セキュリティやプライバシー等の理由によって残したくない宛先情報についても、発信履歴に記憶されるという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、通信の宛先となる他の通信端末への発信要求を受け付ける発信要求受付手段を複数有しており、前記複数の発信要求受付手段のうち第1の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合には、前記通信の宛先を示す宛先情報に関連付けられて記憶されている時刻を、前記発信要求が受け付けられた時刻に上書きして更新し、前記複数の発信要求受付手段のうち第2の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合には、前記宛先情報を管理しない第1の発信履歴管理手段と、前記発信要求に応じて前記他の通信端末への発信処理を行う発信手段と、を有することを特徴とする通信端末である。
以上説明したように本発明の通信端末の第1の発信履歴管理手段は、第1の発信要求受付手段において発信要求が受け付けられた場合には、通信の宛先を示す宛先情報を管理し、第2の発信要求受付手段において発信要求が受け付けられた場合には、宛先情報を管理しない。これにより、発信履歴を残すか否かを発信要求毎に指定して発信できるので、残したくない宛先情報を管理しないようにすることが可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る端末の外観図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る通信端末のハードウェア構成図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る通信管理システム、中継装置、プログラム提供システム、又は、メンテナンスシステムのハードウェア構成図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る通信システムを構成する通信端末及び通信管理システムの機能ブロック図である。 図6は、発信履歴管理テーブルを示す概念図である。 図7は、認証管理テーブルを示す概念図である。 図8は、端末管理テーブルを示す概念図である。 図9は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 図10は、通信システムにおける各種情報の送受信の状態を示した概念図である。 図11は、通信端末間で通話を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図12は、発信要求処理に伴い宛先情報を管理する処理を示すフロー図である。 図13は、発信要求受付画面を示す概念図である。 図14は、発信要求受付画面を示す概念図である。 図15は、宛先入力受付画面を示す概念図である。 図16は、宛先入力受付画面を示す概念図である。 図17は、発信処理を示したシーケンス図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<<実施形態の全体構成>>
まず、図1乃至図18を用いて、本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。
通信システム1には、通信管理システム50を介して複数の通信端末10間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「通信管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「通信端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、通信システム、通信管理システム、及び通信端末について説明する。即ち、本発明の通信端末及び通信管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、その他のコミュニケーションシステムにも適用される。なお、本実施形態では、「テレビ会議」と説明しているが、「ビデオ会議」と言われることもあり、両者は同じ内容である。
まず、図1に示されている通信システム1は、複数の通信端末(10aa,10ab,…)、各通信端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、通信管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。
複数の通信端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による通信を行う。
なお、以下では、「通信管理システム」を単に「管理システム」として表す。「通信端末」を単に「端末」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は「端末10」と表し、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表し、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表している。更に、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。
図1に示されている中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。管理システム50は、端末10からのログイン認証、端末10の通話状況の管理、宛先リストの管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理する。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、端末10に各種機能を実現させる(又は、端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、端末10に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHD204には、管理システム50に各種機能を実現させる(又は、管理システム50を各種手段として機能させる)ための通信管理用プログラムも記憶されており、管理システム50に、通信管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末10d(a,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。管理システム50、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、及びプログラム提供システム90の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
<<実施形態のハードウェア構成>>
まず、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図2は、本実施形態に係る端末10の外観図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図2に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図2は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
図3は、本発明の本実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。図3に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを通信するディスプレイI/F117、図2に示されている接続口1132に取り付けられ各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118及び上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、通信管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記通信管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記通信管理用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記プログラム提供システム用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、本実施形態の通信システム1を構成する端末及び管理システムの機能ブロック図である。図5では、端末10及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図5では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、抽出部17、発信要求受付部20、発信履歴管理部21、及び記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
また、端末10は、図3に示されているRAM103によって構築される揮発性記憶部1010、及び図3に示されているフラッシュメモリ104によって構築される不揮発性記憶部1000を有している。
(発信履歴管理テーブル)
不揮発性記憶部1000には、図6に示されているような発信履歴管理テーブルによって構成されている発信履歴管理DB1001が構築されている。この発信履歴管理テーブルでは、発信要求を受け付けた時刻と、発信要求における宛先を示す宛先情報と、が関連付けられて管理される。例えば、図6に示されている発信履歴管理テーブルにおいて、8月30日14:00に、「10ac@example.com」に対応する宛先への発信要求が受け付けられたことが示されている。
(発信履歴一時記憶領域)
揮発性記憶部1010には、発信要求における宛先を示す宛先情報を一時的に記憶する発信履歴一時記憶領域1011が構築されている。なお、発信履歴一時記憶領域1011に記憶された宛先情報は、新たな発信要求が受け付けられたときに、新たな宛先情報によって上書きされる。なお、発信履歴一時記憶領域1011に記憶された宛先情報は、端末10の電源が落とされたときに、削除される。
(端末の各機能構成)
次に、図3及び図5を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成部を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図5に示されている端末10の送受信部11は、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、図3に示されているCPU101からの命令、並びに図3に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図3に示されている電源スイッチ109をONにすると、図5に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、図3に示されているCPU101からの命令、並びに図3に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部15aは、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部16は、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示されているディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。例えば、端末10の利用者が発信要求をするときには、図13又は図14に示されたような画像を表示させるべく、ディスプレイ120に対して所定の画像データを送信する。
抽出部17は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、不揮発性記憶部1000あるいは揮発性記憶部1010から各種データ(または情報)を抽出する。
発信要求受付部20は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、端末10の利用者による操作ボタン108の操作に基づいて、通信の宛先となる他の端末10への発信要求を受け付ける。本発明の一実施形態において発信要求受付部20は複数の受付部、すなわち、第1受付部20aと第2受付部20bとを有している。第1受付部20aは、操作ボタン108の操作に基づいて、ディスプレイ120に表示された図13又は図14の画像における発信ボタン(121a,121b)が選択されたときに、発信履歴を記憶して発信する要求を受け付ける。また、第2受付部20bは、操作ボタン108の操作に基づいて、ディスプレイ120に表示された図12又は図13の画像における発信ボタン122が選択されたときに、発信履歴を記憶しないで発信する要求を受け付ける。
発信履歴管理部21は、図3に示されているCPU101からの命令によって実現され、発信履歴を管理すべく、発信履歴管理DB1001(図7参照)、又は、発信履歴一時記憶領域1011に発信履歴を記憶したり、記憶された発信履歴を削除したりする。
記憶・読出処理部19は、図3に示されているCPU101からの命令、及び図3に示すSSD105によって実行され、不揮発性記憶部1000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この不揮発性記憶部1000には、他の端末10の宛先情報、及び管理システム50へログインするときのパスワード等が記憶される。更に、記憶・読出処理部19は、揮発性記憶部1010に各種データを記憶したり、揮発性記憶部1010に記憶された各種データを読み出す処理も行う。この揮発性記憶部1010には、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115から音声が出力される。
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、認証部52、端末管理部53、抽出部54、端末状態確認部56、宛先リスト管理部57、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、管理システム50の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部5000を有しており、この不揮発性記憶部5000は図4に示されているHD204により構築されている。
(認証管理テーブル)
不揮発性記憶部5000には、図7に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5001が構築されている。この認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図7に示されている認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
なお、本実施形態の端末ID(Identification)及び後述の中継装置ID等の各IDは、それぞれ端末10及び中継装置30等を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID及び中継装置ID等の各IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
(端末管理テーブル)
また、不揮発性記憶部5000には、図8に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、各端末10の稼動状態、及び端末10の宛先情報が関連付けられて管理される。これにより、端末10から送信された宛先情報に基づいて対応する端末IDを特定したり、端末IDに基づいて対応する宛先情報を特定したりすることができる。例えば、図8に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン」で、この端末10aaの宛先情報が「10aa@example.com」であることが示されている。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図9に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5003が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通話の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通話の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba、及び端末IDが「01bb」の端末10bb等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。なお、宛先リスト管理DB5003(図9参照)には、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDだけでなく、各端末IDに対して端末管理テーブル(図8参照)で管理されている宛先名も関連付けて管理してもよい。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図4に示されているCPU201からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証部52は、図4に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとし、不揮発性記憶部5000の認証管理DB5001を検索し、認証管理DB5001に同一の組の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって認証を行う。
端末管理部53は、図4に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末管理DB5002(図8参照)に、この要求元端末の端末IDに関連付けて、要求元端末の稼動状態を関連付けて記憶して管理する。また、端末管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109をONの状態からOFFにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の稼動状態情報に基づいて、端末管理DB5002(図8参照)のオンラインを示す稼動状態をオフラインに変更する。
抽出部54は、図4に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5003(図9参照)を検索し、要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。また、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5003(図9参照)を検索し、上記要求元端末の端末IDを宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDも抽出する。また、抽出部54は、この抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末管理DB5002(図8参照)を検索し、上記抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。また、抽出部54は、この抽出部54によって抽出された端末IDを検索キーとして、端末管理DB5002(図8参照)を検索し、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態も抽出する。
端末状態確認部56は、図4に示されているCPU201からの命令によって実現され、端末ID又は宛先名を検索キーとして端末管理DB5002(図8参照)を検索することにより、対応する稼動状態を確認する。
宛先リスト管理部57は、図4に示されているCPU201からの命令によって実現され、宛先リスト管理DB5003(図9参照)の各要求元端末の端末ID毎に、宛先端末の端末IDを追加又は削除する。
記憶・読出処理部59は、図4に示されているCPU201からの命令、及び図4に示されているHDD205によって実行され、不揮発性記憶部5000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<<実施形態の処理または動作>>
次に図10を用いて、管理システム50および端末10の処理および動作の概要について説明する。図10は、通信システム1における各種情報の送受信の状態を示した概念図である。
端末10aaは、通信の宛先となる他の端末10afへの発信要求を受け付ける受付部(発信要求受付手段の一例)を複数有している。複数の受付部のうち第1受付部20a(第1の発信要求受付手段の一例)において発信要求が受け付けられた場合には、発信履歴管理DB1001は、この通信の宛先を示す宛先情報を管理する。複数の受付部のうち第2受付部20b(第2の発信要求受付手段)において通信の開始要求が受け付けられた場合には、発信履歴管理DB1001は、宛先情報を管理しない。いずれかの受付部(20a,20b)において発信要求が受け付けられると、端末10aaの送受信部11(発信手段の一例)は、端末10afとの通信の開始要求を示す開始要求情報を管理システム50へ送信する(発信処理の一例)。これにより、発信履歴を残すか否かを発信要求毎に指定できるので、残したくない宛先情報を管理しないようにすることが可能となる。
端末10aaの揮発性記憶部1010の発信履歴一時記憶領域1011(第2の発信履歴管理手段の一例、揮発性の記憶装置の一例)は、第2受付部20b(第2の発信要求受付手段の一例)において発信要求が受け付けられた場合に、宛先情報を一時的に記憶して管理する。発信履歴一時記憶領域1011において宛先情報が一時的に管理された後に、第2受付部20bにおいて新たな発信要求が受け付けられたときに、端末10aaの送受信部11は、発信履歴一時記憶領域1011において管理されている宛先情報を用いて発信処理を行う。これにより、前回の開始要求において発信履歴を残さない指定をしていた場合であっても、相手の不在等により新たな発信要求を行うときに、発信履歴一時記憶領域1011において管理されている宛先情報を用いて発信処理を実行できるため、宛先情報を入力する手間を省けるようになる。この場合、発信履歴を管理する期間は一時的であるので、セキュリティを確保することもできる。
この場合、端末10aaの発信履歴管理部21(削除手段の一例)は、発信履歴一時記憶領域1011において宛先情報が管理されてから所定の期間経過後にこの宛先情報を削除しても良い。この様に、所定の期間経過後に、発信履歴一時記憶領域1011において管理されている宛先情報を消去することで、セキュリティを確保することができる。
端末10aaの表示制御部16(表示制御手段の一例)は、発信履歴管理DB1001において管理されている宛先情報をディスプレイ120aaに表示する制御を行う。第1受付部20aは、操作ボタン108の操作に基づいて、表示された宛先情報のなかから少なくとも一つの宛先情報の選択を受け付けることにより、他の端末10への通信の開始要求を受け付ける。これにより、発信履歴を残して通信の開始要求をする場合に、宛先情報を入力する手間が省けるようになる。
管理システム50は、通信ネットワーク2を介して端末10aaと接続しており、端末10aaから送信された端末10afとの通信の開始要求を示す開始要求情報を受信する。開始要求情報を受信すると、管理システムは、中継装置30を介して、端末10aa(発信要求元の通信端末の一例)と、端末10af(他の通信端末の一例)とを接続するための制御を行うことにより端末10間の通信を管理する。
なお、図10に示されているように、通信システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、画像データ、及び音声データの各データを送受信するためのセッションが確立される。ここでは、これらのセッションをまとめて、画像・音声データ用セッションsedとして示している。
次に、図11乃至図17を用いて、本実施形態の処理を説明する。なお、まずは、図11を用いて、端末10aaと端末10afとの間で、通話を開始する前の準備段階における各管理情報の送受信処理について説明する。図11は、端末間で通話を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。なお、図11では、全て管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。
まず、利用者が、図3に示されている電源スイッチ109をONにすると、図5に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源ONの受け付けを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に送信する(ステップS22)。このログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10aaを識別するための端末ID、及びパスワードが含まれている。これら端末ID、及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して不揮発性記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、端末10aaから管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、不揮発性記憶部5000の認証管理DB5001(図7参照)を検索し、認証管理DB5001に同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているかを判断することによって認証を行う(ステップS23)。この認証部52によって、同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合には、端末管理部53は、端末管理DB5002(図8参照)に、端末10aaの端末ID及び宛先名で示されるレコードに、稼動状態を関連付けて記憶する(ステップS24)。これにより、図8に示されている端末管理テーブルには、端末ID「01aa」に、稼動状態「オンライン」が関連付けて管理されることになる。
そして、管理システム50の送受信部51は、上記認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS25)。本実施形態では、認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
一方、他の端末10でも、上記ステップ21と同様に、利用者が図3に示されている電源スイッチ109をONにすると、図5に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付け、上記ステップS22〜S25の処理と同様の処理を行うため、その説明を省略する。
続いて、図12を用いて、端末10aaにおいて、通信の宛先となる他の端末(端末10af)への発信処理に伴い宛先情報を管理する処理について説明する。図12は、発信要求処理に伴い宛先情報を管理する処理を示すフロー図である。
まず、端末10aaの抽出部17は、発信履歴管理DB1001(図6参照)を検索することにより、時刻と宛先情報とをそれぞれ抽出する(ステップS31)。続いて、端末10aaの抽出部17は、揮発性記憶部1010の発信履歴一時記憶領域1011を検索することにより、宛先情報を抽出する(ステップS32)。
続いて、表示制御部16は、図13又は図14に示される発信要求受付画面をディスプレイ120aaに表示させる制御を行う(ステップS33)。図13及び図14は、発信要求受付画面を示す概念図である。発信要求受付画面における発信ボタン121bには、発信履歴管理DB1001から抽出された宛先情報および時刻が表示されている。また、発信履歴一時記憶領域1011から宛先情報が抽出された場合には、抽出された宛先情報が発信ボタン122に表示される(図13参照)。発信履歴一時記憶領域1011から宛先情報が抽出されなかった場合には、発信ボタン122には宛先情報が表示されない(図14参照)。
続いて、発信要求受付部20は、利用者による操作ボタン108の操作に基づいて、発信要求の入力を受け付ける(ステップS34)。この場合、操作ボタン108の操作に基づいて、発信要求受付画面の発信ボタン(121a,121b)が選択された場合には、発信要求受付部20のうち第1受付部20aは、発信履歴を記憶して発信する要求を受け付ける。これらのうち、発信ボタン121bが選択された場合には、第1受付部20aは、選択された発信ボタン121bに表示されている宛先に対して発信する要求を受け付ける。また、発信要求受付画面の発信ボタン122が選択された場合には、発信要求受付部20のうち第2受付部20bは、発信履歴を記憶せずに発信する要求を受け付ける。
第1受付部20aによって発信要求が受け付けられ(ステップS35のYES)、発信ボタン121bが選択された場合(ステップS36のYES)、発信履歴管理部21は、発信履歴管理DB1001(図6参照)に記憶されている時刻のうち、選択された発信ボタン121bに表示されている宛先情報に関連付けて記憶されている時刻を、発信要求が受け付けられた時刻に上書きして更新する(ステップS37)。なお、ステップS37において、発信履歴管理部21は、発信要求が受け付けられた時刻を上書きして更新せずに、新たに発信要求が受け付けられた時刻と宛先情報とを関連付けて発信履歴管理DB1001に記憶させても良い。この場合、端末10afを示す複数の宛先情報が、発信履歴管理DB1001に記憶されることになる。
続いて、端末10aaの送受信部11は、端末10afへの発信処理を行う(ステップS38)。この発信処理としては、特に制限されず、任意の方法を用いることができる。発信処理の一例について、図17を用いて説明する。図17は、発信処理を示したシーケンス図である。本発明の一実施形態において、端末10aaは、送受信部11が端末10afとの通信を開始する要求を示す開始要求情報を管理システム50へ送信することにより発信処理を行う。この開始要求情報には、通信の開始要求元である端末10aaの端末ID「01aa」と宛先となる端末10afを示す宛先情報「10af@example.com」とを含めることができる。
開始要求情報が管理システム50の送受信部51によって受け付けられると、管理システム50の送受信部51は端末10afへ開始要求情報を送信する(ステップS51)。開始要求情報が端末10afの送受信部11によって受け付けられると、端末10afの操作入力受付部12は、端末10afの利用者から端末10aaとの通信の許可の入力を受け付ける(ステップS52)。
通信の開始の許可の入力が端末10afの利用者から受け付けられると、端末10afの送受信部11は、通信の開始の許可を示す開始許可情報を管理システム50へ送信する(ステップS53)。この開始許可情報には、開始要求元である端末10aaの端末IDと宛先となる端末10afを示す宛先情報とが含まれる。
この開始要求情報を受信すると、管理システム50は、CPU201による処理によって、中継装置30を介した端末(10aa,10af)間の接続を制御する。これにより、端末10間では、中継装置30を介して、画像データ及び音声データの各データを送受信するための画像・音声データ用セッションsedが確立される。端末10aaと端末10afとの間の画像・音声データ用セッションsedを確立する方法は、特に限定されないが、例えば、WO/2012/074124号公報に記載の方法が挙げられ、参照によりここに含めることができる。
第1受付部20aによって発信要求が受け付けられ(ステップS35のYES)、発信ボタン121aが選択された場合(ステップS36のNO)、表示制御部16は、図15に示される宛先入力受付画面をディスプレイ120aaに表示させる制御を行う(ステップS39)。図15は、宛先入力受付画面を示す概念図である。端末10aaの利用者は、操作ボタン108の操作によって、宛先入力受付画面における文字入力ボタン123を選択することで、端末10afを示す宛先情報の各文字を入力することができる。入力された各文字は表示欄124に表示される。宛先情報の入力が完了した後、発信ボタン125が選択されると、操作入力受付部12は、宛先情報の入力を受け付ける(ステップS40)。
宛先情報の入力が操作入力受付部12によって受け付けられると、発信履歴管理部21は、発信履歴管理DB1001(図6参照)に、発信要求が受け付けられた時刻と、操作入力受付部12によって受け付けられた宛先情報と、を関連付けて記憶させる(ステップS41)。続いて、端末10aaの送受信部11は、端末10afへの発信処理を行う(ステップS42)。この発信処理は、ステップS38と同様のため説明を省略する。
第2受付部20bにおいて、発信要求が受け付けられた場合(ステップS35のNO,ステップS43のYES)、表示制御部16は、図15に示される宛先入力受付画面をディスプレイ120aaに表示させる制御を行う(ステップS44)。端末10aaの利用者は、操作ボタン108の操作によって、宛先入力受付画面における文字入力ボタン123を選択することで、端末10afを示す宛先情報を入力することができる。宛先情報の入力が完了した後、発信ボタン125が選択されると、操作入力受付部12は、宛先情報の入力を受け付ける(ステップS45)。
なお、ステップS32において、発信履歴一時記憶領域1011から宛先情報が抽出されていた場合には、表示制御部16は、抽出された宛先情報をデフォルトの宛先情報として、宛先入力受付画面の表示欄124に表示させる(図16参照)。図16は、宛先入力受付画面の概念図である。デフォルトの宛先情報によって示される宛先へ発信する場合には、端末10aaの利用者は、端末10afを示す宛先情報を入力することなく、発信ボタン125を選択することができる。これにより、宛先入力の手間を省くことができる。
宛先情報の入力が操作入力受付部12によって受け付けられると、発信履歴管理部21は、揮発性記憶部1010の発信履歴一時記憶領域1011(図6参照)に、操作入力受付部12によって受け付けられた宛先情報を記憶させる(ステップS46)。なお、発信履歴一時記憶領域1011に宛先情報がすでに記憶された場合には、新たに受け付けられた宛先情報によって、すでに記憶されていた宛先情報を上書きして更新する。続いて、端末10aaの送受信部11は、端末10afへの発信処理を行う(ステップS47)。この発信処理は、ステップS38と同様のため説明を省略する。
続いて、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると(ステップS48のYES)、操作入力受付部12は電源をOFFにする。これにより、揮発性記憶部1010の発信履歴一時記憶領域1011に記憶されていた宛先情報は消去されることになる(ステップS49)。なお、端末10aaの電源がOFFにされる前であっても、端末10aaの発信履歴管理部21は、発信履歴一時記憶領域1011において宛先情報が管理されてから所定の期間経過後にこの宛先情報を削除しても良い。所定の期間としては、特に限定されないが、例えば、10分、30分、1時間、あるいは、アプリケーションにより発信要求の受付を実行する場合に、そのアプリケーションを終了させるまでの期間、発信履歴一時記憶領域1011に記憶された宛先情報によって示される宛先との通話を開始または終了するまでの期間等が挙げられる。
〔実施形態の補足〕
なお、上記各実施形態における中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記本実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、通信管理用プログラム、又は通信端末管理システム用プログラムが記憶された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、通信管理用プログラム、及び通信端末管理システム用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
また、上記実施形態では、通信システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、通信システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。
更に、通信システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、視覚(sight)データとしての画像データ、及び聴覚(hearing)データとしての音声データについて説明したが、これに限るものではなく、その他の五感データであってもよい、例えば、コンテンツデータが触覚(touch)データの場合、一方の端末側でユーザが接触して得た感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータが嗅覚(smell)データの場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータが味覚(taste)データの場合、一方の端末側の味覚が、他の端末側に伝達される。
更に、コンテンツデータは、画像(視覚)データ、音声(聴覚)データ、触覚データ、嗅覚データ、及び味覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。
また、上記実施形態では、通信システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
10 通信端末
11 送受信部(発信手段の一例)
12 操作入力受付部
13 ログイン要求部
14 撮像部
15a 音声入力部
15b 音声出力部 16 表示制御部(表示制御手段の一例)
17 抽出部
19 記憶・読出処理部
20 発信要求受付部
20a 第1受付部(第1の発信要求受付手段の一例)
20b 第2受付部(第2の発信要求受付手段の一例)
21 発信履歴管理部
50 通信管理システム
51 送受信部
52 認証部
53 端末管理部
54 抽出部
56 端末状態確認部
57 宛先リスト管理部
59 記憶・読出処理部
1000 不揮発性記憶部
1001 発信履歴管理DB(第1の発信履歴管理手段の一例)
1010 揮発性記憶部(揮発性の記憶装置の一例)
1011 発信履歴一時記憶領域(第2の発信履歴管理手段の一例)
5000 不揮発性記憶部
5001 認証管理DB
5002 端末管理DB
5003 宛先リスト管理DB
特許3687811号公報

Claims (10)

  1. 通信の宛先となる他の通信端末への発信要求を受け付ける発信要求受付手段を複数有しており、
    前記複数の発信要求受付手段のうち第1の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合には、前記通信の宛先を示す宛先情報に関連付けられて記憶されている時刻を、前記発信要求が受け付けられた時刻に上書きして更新し、前記複数の発信要求受付手段のうち第2の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合には、前記宛先情報を管理しない第1の発信履歴管理手段と、
    前記発信要求に応じて前記他の通信端末への発信処理を行う発信手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. 通信の宛先となる他の通信端末への発信要求を受け付ける発信要求受付手段を複数有しており、
    前記複数の発信要求受付手段のうち第1の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合には、前記通信の宛先を示す宛先情報に新たに前記発信要求が受け付けられた時刻を関連付けて管理し、前記複数の発信要求受付手段のうち第2の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合には、前記宛先情報を管理しない第1の発信履歴管理手段と、
    前記発信要求に応じて前記他の通信端末への発信処理を行う発信手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  3. 前記複数の発信要求受付手段のうち第2の発信要求受付手段において前記発信要求が受け付けられた場合に、前記宛先情報を一時的に管理する第2の発信履歴管理手段を有し、 前記第2の発信履歴管理手段において宛先情報が一時的に管理された後に、前記第2の発信要求受付手段において新たな発信要求が受け付けられたときに、前記発信手段は、前記第2の発信履歴管理手段において管理されている前記宛先情報を用いて前記発信処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記第2の発信履歴管理手段において前記宛先情報が管理されてから所定の期間経過後に該宛先情報を削除する削除手段を有することを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  5. 前記第2の発信履歴管理手段は、揮発性の記憶装置であることを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  6. 前記第1の発信履歴管理手段において管理されている前記宛先情報を表示する制御を行う表示制御手段を有しており、
    前記第1の発信要求受付手段は、前記表示制御手段による制御に基づいて表示された前記宛先情報の中から少なくとも一つの宛先情報の選択を受け付けることにより、前記他の通信端末への発信要求を受け付けることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信端末と通信ネットワークを介して接続しており、前記通信端末によって前記発信処理が実行された場合に、前記発信要求元の通信端末と、前記他の通信端末とを接続するための制御を行うことにより通信端末間の通信を管理することを特徴とする通信管理システム。
  8. 請求項に記載の通信管理システムと、前記通信端末と、を有することを特徴とする通信システム。
  9. 通信端末に、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の各手段による処理を実行させることを特徴とする発信履歴の管理方法。
  10. 信端末に、請求項1乃至のいずれか一項に記載の各手段を実現させることを特徴とするプログラム。
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