JP2002084359A - 携帯情報端末、通信方法および記録媒体 - Google Patents

携帯情報端末、通信方法および記録媒体

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JP2002084359A
JP2002084359A JP2000272026A JP2000272026A JP2002084359A JP 2002084359 A JP2002084359 A JP 2002084359A JP 2000272026 A JP2000272026 A JP 2000272026A JP 2000272026 A JP2000272026 A JP 2000272026A JP 2002084359 A JP2002084359 A JP 2002084359A
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JP2000272026A
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Hiroshi Kumagai
広 熊谷
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04M1/27Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously
    • H04M1/274Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc
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    • H04M2250/60Details of telephonic subscriber devices logging of communication history, e.g. outgoing or incoming calls, missed calls, messages or URLs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信後に記憶手段に記憶された履歴情報を削
除するという手間を解消でき、また、履歴情報の削除し
忘れを無くして、通信履歴のプライベート情報を容易か
つ確実に保護し得る携帯情報端末、通信方法および記録
媒体を提供する。 【解決手段】 通信前または通信中に、入力部120を
介したユーザ指示に基づき、記憶制御部134(記憶制
御ステップ)により、発信時の履歴情報または着信時の
履歴情報を記憶部150に記憶するか否かを選択する。
次に、記憶部150(記憶ステップ)により、記憶制御
部134(記憶制御ステップ)による設定に基づいて、
発信時の履歴情報または着信時の履歴情報を記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末、通
信方法および記録媒体に係り、より詳細には、通信後ま
たはアクセス後に記憶手段に記憶された履歴情報を削除
するという手間を解消し、また、履歴情報の削除し忘れ
を無くして、通信履歴やアクセス履歴等のプライベート
情報を容易かつ確実に保護し得る携帯情報端末、通信方
法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機等の携帯情報端末で
は、ユーザが電話をかけたとき(以下、発信時とい
う)、または電話を受けたとき(以下、着信時という)
の日時、相手の電話番号および相手の名前等が、発信履
歴または着信履歴として当該携帯情報端末の記憶部内に
記憶されるものがある。これら発信履歴および着信履歴
は、それぞれ約10件程度メモリに記憶され、これら発
信履歴および着信履歴によって、ユーザは再度同じ相手
に電話をかけるとき、および電話をかけてきた相手に電
話をかけるときに、メモリに記憶されている発信履歴ま
たは着信履歴を呼び出して、該当する通信相手の履歴を
選択して発信することによって、極めて簡単に目的の相
手に電話をかけることができる。また、発信履歴または
着信履歴の内、ある発信時または着信時の日時・相手の
名前・相手の電話番号等が、他人に見られたくない履歴
である場合には、通信後に所定の操作を行って該当する
履歴を削除することもできる。
【0003】次に、従来の携帯情報端末における発信履
歴および着信履歴(以下、履歴情報ともいう)の処理を
説明する。図17は、従来の携帯情報端末における履歴
情報の処理を説明するフローチャートである。まず、ス
テップS1701ではユーザが相手の電話番号を入力
し、発信キーを押下して発信する。そして、ステップS
1702では相手と通話し、そして、ステップS170
3では通話を終了する。そして、この通話終了時に、ス
テップS1704において、通話相手の履歴情報(発信
日時、名前、電話番号等)がメモリに記憶されることに
なる。このステップS1704の処理は、通話終了時の
通話終了手順の1つとして自動的に行われるので、その
後、ユーザがメモリ内の発信履歴を削除したい場合に
は、S1705において、メモリに記憶されている履歴
情報を発信履歴から削除するために、発信履歴を呼び出
し、ステップS1706で、呼び出した発信履歴の内、
該当する履歴情報を削除することになる。なお、以上の
操作は、待受け時に着信を受けて通話した後に、メモリ
に記憶された着信履歴の内の該当する履歴情報を削除す
る場合でも同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯情報端末にあっては、通信後に不意の来客があ
ったとき、立て続けに着信があったとき等、不測の事態
が生じたことによって、通信終了時から一定時間が経過
してしまったために、削除しようと考えていた履歴情報
を削除し忘れてしまい、この履歴情報を他人に見られて
しまう恐れがあった。
【0005】また、同様に、立て続けに着信または発信
があったとき等、不測の事態が生じたことによって、通
信終了時から一定時間が経過してしまったために、削除
すべき着信履歴また発信履歴等の履歴情報の他に、新た
な着信履歴または発信履歴が記憶されてしまい、削除す
べき履歴情報を検索してから削除するという手間が生じ
ていた。
【0006】さらに、携帯電話機等の移動端末は、電子
メール機能、インターネット上のコンテンツなどを閲覧
する機能等が追加された携帯情報端末として統合化され
てきている。そのため、上記発信履歴および着信履歴と
同様に、インターネット上のコンテンツを閲覧したとき
のコンテンツのアドレス履歴およびファイルにアクセス
したときのアクセス履歴などの履歴情報も、使用後に削
除し忘れてしまい、他人に見られてしまう等の恐れもあ
る。
【0007】本発明は、上記事情にかんがみてなされた
ものであり、通信前または通信中に履歴情報を記憶しな
い設定にすることによって、通信後に記憶手段に記憶さ
れた履歴情報を削除するという手間を解消し、また、履
歴情報の削除し忘れを無くして、通信履歴のプライベー
ト情報を容易かつ確実に保護し得る携帯情報端末、通信
方法および記録媒体を提供することを目的としている。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、ファイルに
アクセスする前またはアクセス中に、履歴情報を記憶し
ない設定にすることによって、アクセス後に記憶手段に
記憶された履歴情報を削除するという手間を解消し、ま
た、履歴情報の削除し忘れを無くして、ファイルアクセ
ス履歴のプライベート情報を容易かつ確実に保護し得る
携帯情報端末、通信方法および記録媒体を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る携帯情報端末は、履歴情報
を記憶する記憶手段と、通信前または通信中に、入力手
段を介したユーザ指示に基づき、発信時の履歴情報また
は着信時の履歴情報を前記記憶手段に記憶するか否かを
選択する記憶制御手段とを備えたものである。
【0010】また、請求項2に係る携帯情報端末は、ネ
ットワークを介して接続される情報提供装置に格納され
た提供情報を閲覧可能な携帯情報端末であって、履歴情
報を記憶する記憶手段と、通信前または通信中に、入力
手段を介したユーザ指示に基づき、提供情報閲覧時の履
歴情報を前記記憶手段に記憶するか否かを選択する記憶
制御手段とを備えるものである。
【0011】また、請求項3に係る携帯情報端末は、各
種ファイルが格納されたファイル記憶手段にアクセス可
能な携帯情報端末であって、履歴情報を記憶手段に記憶
する記憶手段と、アクセス前またはアクセス中に、入力
手段を介したユーザ指示に基づき、アクセス時の履歴情
報を前記記憶手段に記憶するか否かを選択する記憶制御
手段とを備えるものである。
【0012】また、請求項4に係る携帯情報端末は、請
求項1、2または3に記載の携帯情報端末において、前
記記憶制御手段の選択結果を出力する出力手段を備える
ものである。
【0013】また、請求項5に係る携帯情報端末は、履
歴情報を記憶する記憶手段と、入力手段を介したユーザ
指示に基づき、第1の終了手順または第2の終了手順を
選択する終了手順選択手段とを具備し、前記第1の終了
手順選択時には、前記履歴情報を前記記憶手段に記憶し
ないで終了し、前記第2の終了手順選択時には、前記履
歴情報を前記記憶手段に記憶して終了するものである。
【0014】また、請求項6に係る携帯情報端末は、ネ
ットワークを介して接続される情報提供装置に格納され
た提供情報を閲覧可能な携帯情報端末であって、履歴情
報を記憶する記憶手段と、入力手段を介したユーザ指示
に基づき、第1の終了手順または第2の終了手順を選択
する終了手順選択手段とを具備し、前記第1の終了手順
選択時には、前記履歴情報を前記記憶手段に記憶しない
で終了し、前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情
報を前記記憶手段に記憶して終了するものである。
【0015】また、請求項7に係る携帯情報端末は、各
種ファイルが格納されたファイル記憶手段にアクセス可
能な携帯情報端末であって、履歴情報を記憶する記憶手
段と、入力手段を介したユーザ指示に基づき、第1の終
了手順または第2の終了手順を選択する終了手順選択手
段とを具備し、前記第1の終了手順選択時には、前記履
歴情報を前記記憶手段に記憶しないで終了し、前記第2
の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記憶手段に
記憶して終了するものである。
【0016】また、請求項8に係る携帯情報端末は、請
求項5、6または7に記載の携帯情報端末において、前
記終了手順選択手段の選択結果を出力する出力手段を備
えるものである。
【0017】また、請求項9に係る通信方法は、履歴情
報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、通信前または
通信中に、入力ステップを介したユーザ指示に基づき、
発信時の履歴情報または着信時の履歴情報を前記記憶手
段に記憶するか否かを選択する記憶制御ステップとを備
えたものである。
【0018】また、請求項10に係る通信方法は、ネッ
トワークを介して接続される情報提供装置に格納された
提供情報を閲覧可能な携帯情報端末であって、履歴情報
を記憶手段に記憶する記憶ステップと、通信前または通
信中に、入力ステップを介したユーザ指示に基づき、提
供情報閲覧時の履歴情報を前記記憶手段に記憶するか否
かを選択する記憶制御ステップとを備えるものである。
【0019】また、請求項11に係る通信方法は、各種
ファイルが格納されたファイル記憶手段にアクセス可能
な携帯情報端末であって、履歴情報を記憶手段に記憶す
る記憶ステップと、アクセス前またはアクセス中に、入
力ステップを介したユーザ指示に基づき、アクセス時の
履歴情報を前記記憶手段に記憶するか否かを選択する記
憶制御ステップとを備えるものである。
【0020】また、請求項12に係る通信方法は、請求
項9、10または11に記載の通信方法において、前記
記憶制御ステップの選択結果を出力する出力ステップを
備えるものである。
【0021】また、請求項13に係る通信方法は、履歴
情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、入力ステッ
プを介したユーザ指示に基づき、第1の終了手順または
第2の終了手順を選択する終了手順選択ステップとを具
備し、前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を
前記記憶手段に記憶しないで終了し、前記第2の終了手
順選択時には、前記履歴情報を前記記憶手段に記憶して
終了するものである。
【0022】また、請求項14に係る通信方法は、ネッ
トワークを介して接続される情報提供装置に格納された
提供情報を閲覧可能な携帯情報端末の通信方法であっ
て、履歴情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、入
力ステップを介したユーザ指示に基づき、第1の終了手
順または第2の終了手順を選択する終了手順選択ステッ
プとを具備し、前記第1の終了手順選択時には、前記履
歴情報を前記記憶手段に記憶しないで終了し、前記第2
の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記憶手段に
記憶して終了するものである。
【0023】また、請求項15に係る通信方法は、各種
ファイルが格納されたファイル記憶手段にアクセス可能
な携帯情報端末の通信方法であって、履歴情報を記憶手
段に記憶する記憶ステップと、入力ステップを介したユ
ーザ指示に基づき、第1の終了手順または第2の終了手
順を選択する終了手順選択ステップとを具備し、前記第
1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記憶手段
に記憶しないで終了し、前記第2の終了手順選択時に
は、前記履歴情報を前記記憶手段に記憶して終了するも
のである。
【0024】また、請求項16に係る通信方法は、請求
項13、14または15に記載の通信方法において、前
記終了手順選択ステップの選択結果を出力する出力ステ
ップを備えるものである。
【0025】さらに、請求項17に係るコンピュータに
より読み取り可能な記録媒体は、請求項9,10,1
1,12,13,14,15,16に記載の通信方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムとして記録
したものである。
【0026】本発明の請求項1,4に係る携帯情報端
末、請求項9,12に係る通信方法および請求項16に
係る記録媒体では、通信前または通信中に、入力手段を
介したユーザ指示に基づき、記憶制御手段(記憶制御ス
テップ)により、発信時の履歴情報または着信時の履歴
情報を記憶手段に記憶するか否かを選択する。次に、記
憶手段(記憶ステップ)により、記憶制御手段(記憶制
御ステップ)による設定に基づいて、発信時の履歴情報
または着信時の履歴情報を記憶するようにしている。
【0027】このように、通信前または通信中に、入力
手段を介したユーザ指示に基づき、記憶制御手段(記憶
制御ステップ)によって履歴情報を記憶手段に記憶する
か否かの設定をするので、例えば、発信時または着信時
の履歴情報を残したくない場合には、通信前または通信
中に、履歴情報を記憶手段に記憶しない設定にしておく
ことにより、通信後に、記憶手段に記憶された他人に見
られたくない履歴情報を削除するという手間を解消する
ことができる。また、通信後に不意の来客があったと
き、立て続けに着信があったとき等、不測の事態が生じ
たことによって、通信終了時から一定時間が経過してし
まったために、他人に見られたくない履歴情報の削除し
忘れを無くすことができる。さらに、同様に、通信終了
時から一定時間の間に、他の履歴情報が記憶手段に記憶
されてしまった場合には、記憶手段に記憶された履歴情
報の内、該当する履歴情報を検索してから削除すること
になるが、その手間を解消することができる。
【0028】本発明の請求項2,4に係る携帯情報端
末、請求項10,12に係る通信方法および請求項15
に係る記録媒体では、通信前または通信中に、入力手段
を介したユーザ指示に基づき、記憶制御手段(記憶制御
ステップ)により、提供情報閲覧時の履歴情報を記憶手
段に記憶するか否かを選択する。次に、記憶手段(記憶
ステップ)により、記憶制御手段(記憶制御ステップ)
による設定に基づいて、提供情報閲覧時の履歴情報を記
憶するようにしている。
【0029】このように、通信前または通信中に、入力
手段を介したユーザ指示に基づき、記憶制御手段(記憶
制御ステップ)によって提供情報閲覧時の履歴情報を記
憶手段に記憶するか否かの設定をするので、例えば、提
供情報閲覧時の履歴情報を残したくない場合には、通信
前または通信中に、履歴情報を記憶手段に記憶しない設
定にしておくことにより、通信後に、記憶手段に記憶さ
れた、他人に見られたくない履歴情報を削除するという
手間を解消することができる。また、通信後に不意の来
客があったとき等、不測の事態が生じたことによって、
通信終了時から一定時間が経過してしまったために、他
人に見られたくない履歴情報の削除し忘れを無くすこと
ができる。さらに、通信終了時から一定時間が経過して
しまい、その間に、他の提供情報を閲覧したために、他
の履歴情報が記憶手段に記憶されてしまった場合には、
記憶手段に記憶された履歴情報の内、該当する履歴情報
を検索してから削除しなければならないという手間を解
消することができる。
【0030】本発明の請求項3,4に係る携帯情報端
末、請求項11,12に係る通信方法および請求項15
に係る記録媒体では、アクセス前またはアクセス中に、
入力手段を介したユーザ指示に基づき、記憶制御手段
(記憶制御ステップ)により、アクセス時の履歴情報を
記憶手段に記憶するか否かを選択する。次に、記憶手段
(記憶ステップ)により、記憶制御手段(記憶制御ステ
ップ)による設定に基づいて、アクセス時の履歴情報を
記憶するようにしている。
【0031】このように、ファイル記憶手段に格納され
たファイルにアクセスする前またはアクセス中に、入力
手段を介したユーザ指示に基づき、記憶制御手段(記憶
制御ステップ)によってファイルの履歴情報を記憶手段
に記憶するか否かの設定をするので、例えば、ファイル
アクセス時の履歴情報を残したくない場合には、アクセ
ス前またはアクセス中に、履歴情報を記憶手段に記憶し
ない設定にしておくことにより、アクセス後に、記憶手
段に記憶された他人に見られたくない履歴情報を削除す
るという手間を解消することができる。また、アクセス
後に不意の来客があったとき等、不測の事態が生じたこ
とによって、アクセス後から一定時間が経過してしまっ
たために、他人に見られたくない履歴情報の削除し忘れ
を無くすことができる。さらに、同様に、不測の事態が
生じたことによって、アクセス後から一定時間が経過し
てしまい、その間に、他のファイルにアクセスしたため
に、他のファイルの履歴情報が記憶手段に追加されてし
まった場合には、記憶手段に記憶されたファイルの履歴
情報の内、該当する履歴情報を検索してから削除しなけ
ればならないという手間を解消することができる。
【0032】また特に、請求項4に係る携帯情報端末、
請求項12に係る通信方法および請求項17に係る記録
媒体では、出力手段(出力ステップ)により、記憶制御
手段(記憶制御ステップ)の選択結果を出力するのが望
ましい。ここで、出力の態様としては、例えば、記憶制
御手段(記憶制御ステップ)の選択が、履歴情報を記憶
手段に記憶しない選択である場合に、表示部に画像やテ
キストでその旨を表示したり、警告音、光、振動等によ
ってその旨を報知することが考えられる。これにより、
ユーザが、現在の記憶制御手段(記憶制御ステップ)の
選択結果を確認することができる。
【0033】また特に、請求項5,8に係る携帯情報端
末、請求項13,16に係る通信方法および請求項17
に係る記録媒体では、入力手段を介したユーザ指示に基
づき、終了手順選択手段(終了手順選択ステップ)によ
り、第1の終了手順または第2の終了手順を選択する。
そして、第1の終了手順選択時には、履歴情報を前記記
憶手段に(記憶ステップで)記憶しないで終了し、第2
の終了手順選択時には、履歴情報を前記記憶手段に(記
憶ステップで)記憶して終了するようにしている。
【0034】また特に、請求項6,8に係る携帯情報端
末、請求項14,16に係る通信方法および請求項17
に係る記録媒体では、ネットワークを介して接続される
情報提供装置に格納された提供情報を閲覧可能であっ
て、入力手段を介したユーザ指示に基づき、終了手順選
択手段(終了手順選択ステップ)により、第1の終了手
順または第2の終了手順を選択する。そして、第1の終
了手順選択時には、履歴情報を前記記憶手段に(記憶ス
テップで)記憶しないで終了し、第2の終了手順選択時
には、履歴情報を前記記憶手段に(記憶ステップで)記
憶して終了するようにしている。
【0035】このように、終了手順選択手段(終了手順
選択ステップ)により、第1の終了手順選択時には、履
歴情報を記憶手段に記憶しないで終了し、第2の終了手
順選択時には、履歴情報を記憶手段に記憶して終了する
ので、例えば、発信時または着信時の履歴情報或いは提
供情報閲覧時の履歴情報を残したくない場合には、通信
終了時に第1の終了手順を選択することにより、ワンア
クションで履歴情報を記憶手段に記憶しないで終了する
ことができる。そのため、通信後に、記憶手段に記憶さ
れた、他人に見られたくない履歴情報を削除するという
手間を解消することができる。さらに、通信相手の履歴
情報を記憶手段に記憶しておきたい場合には、通信後
に、第2の終了手順を選択することにより、この履歴情
報を記憶手段に記憶しておくこともできる。
【0036】また特に、請求項7,8に係る携帯情報端
末、請求項15,16に係る通信方法および請求項17
に係る記録媒体では、入力手段を介したユーザ指示に基
づき、終了手順選択手段(終了手順選択ステップ)によ
り、第1の終了手順または第2の終了手順を選択する。
そして、第1の終了手順選択時には、履歴情報を前記記
憶手段に(記憶ステップで)記憶しないで終了し、第2
の終了手順選択時には、履歴情報を前記記憶手段に(記
憶ステップで)記憶して終了するようにしている。
【0037】このように、終了手順選択手段(終了手順
選択ステップ)により、第1の終了手順選択時には、履
歴情報を記憶手段に記憶しないで終了し、第2の終了手
順選択時には、履歴情報を記憶手段に記憶して終了する
ので、例えば、ファイルアクセス時の履歴情報を残した
くない場合には、ファイルへのアクセス終了時に第1の
終了手順を選択することにより、ワンアクションで履歴
情報を記憶手段に記憶しないで終了することができる。
そのため、ファイルへのアクセス後に、記憶手段に記憶
された、他人に見られたくない履歴情報を削除するとい
う手間を解消することができる。さらに、アクセス時の
履歴情報を記憶手段に記憶しておきたい場合には、アク
セス後に、第2の終了手順を選択することにより、この
履歴情報を記憶手段に記憶しておくこともできる。
【0038】また特に、請求項8に係る携帯情報端末、
請求項16に係る通信方法および請求項17に係る記録
媒体では、出力手段(出力ステップ)により、終了手順
選択手段(終了手順選択ステップ)の選択結果を出力す
るのが望ましい。ここで、出力の態様としては、例え
ば、終了手順選択手段(終了手順選択ステップ)の選択
が、履歴情報を記憶手段に記憶しない選択である場合
に、表示部に画像やテキストでその旨を表示したり、警
告音、光、振動等によってその旨を報知することが考え
られる。これにより、ユーザが、現在の終了手順選択手
段(終了手順選択ステップ)の選択結果を確認すること
ができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯情報端末の実
施の形態について、〔第1の実施形態〕、〔第2の実施
形態〕、〔第3の実施形態〕、〔変形例〕の順に図面を
参照して詳細に説明する。なお、それぞれの実施形態の
説明では、本発明に係る携帯情報端末および通信方法に
ついて詳述するが、本発明に係る記録媒体については、
通信方法を実行させるためのプログラムを記録した記録
媒体であることから、その説明は以下の通信方法の説明
に含まれるものである。
【0040】〔第1の実施形態〕図1は、本発明の第1
の実施形態に係る携帯情報端末を示す構成図である。同
図において、本実施形態の携帯情報端末100は、送信
および受信を司る送受信部110と、ユーザからの指示
を受け付ける入力部120と、当該携帯情報端末100
が持つ様々な機能を制御する制御部130と、制御部1
30における制御に基づいて出力する出力部140と、
発信履歴および着信履歴(以下、履歴情報という)を記
憶する記憶部150とを備えて構成されている。
【0041】ここで、記憶部150は、例えば揮発性お
よび不揮発性の半導体メモリ(RAM,ROM,EEP
ROM,フラッシュメモリ)等で実現される。なお、記
憶部150内の所定の領域には、図2に示すようなユー
ザが登録した電話帳記憶テーブル、発信履歴記憶テーブ
ルおよび着信履歴記憶テーブルが記憶されている。ここ
で、図2(a)は、記憶部150内における所定の領域
に記憶された電話帳記憶テーブルを例示する説明図であ
り、図2(b)は、記憶部150内における所定の領域
に記憶された発信履歴記憶テーブルを例示する説明図で
あり、図2(c)は、記憶部150内における所定の領
域に記憶された着信履歴記憶テーブルを例示する説明図
である。
【0042】図2(a)に示すように、電話帳記憶テー
ブルには、ユーザがよく利用する電話番号を、その名前
とともに数百件以上登録することができる。また、図2
(b)に示すように、着信時に、相手の電話番号が通知
されてくると、その電話番号および着信した日時を着信
履歴として着信履歴記憶テーブルに記憶される。なお、
その電話番号が電話帳記憶テーブルに登録されている場
合には、着信した日時、電話番号およびその名前が着信
履歴記憶テーブルに記憶される。さらに、図2(c)に
示すように、発信時に、電話番号をキー入力して発信し
た場合には、発信した日時および電話番号が発信履歴と
して記憶され、また、電話帳記憶テーブルを呼び出し、
電話番号を選択して発信した場合には、発信した日時、
電話帳記憶テーブルから選択した電話番号およびその名
前が、発信履歴として発信履歴記憶テーブルに記憶され
る。なお、発信時または着信時の日時は、携帯情報端末
内の時計機能を用いる。
【0043】また、制御部130は、MPU(マイクロ
プロセッサ)、DSP(ディジタル・シグナル・プロセ
ッサ)等で実現され、発信時および着信時の履歴情報を
一時的に記憶するバッファメモリ132を少なくとも備
えており、また、バッファメモリ132に一時的に記憶
された履歴情報を、図2に示すような発信履歴記憶テー
ブルまたは着信履歴記憶テーブルに記憶するか否かを設
定する記憶制御部134と、通話を終了する手順とし
て、バッファメモリ132に一時的に記憶されている履
歴情報を記憶部150に記憶して終了するか否かを選択
する終了選択部136とを処理プログラムで実現される
機能として備えている。また、入力部120は、例え
ば、テンキーやスクロール用のキーやマイクロフォン等
で実現される。さらに、出力部140は、例えば、LC
D表示パネルやスピーカ等で実現される。
【0044】次に、上記構成を備えた本実施形態の携帯
情報端末の処理について〔第1具体例〕、〔第2具体
例〕、〔第3具体例〕の順に図3、図4および図5を参
照して詳細に説明する。
【0045】〔第1具体例〕本実施形態の携帯情報端末
における処理の第1具体例について図3を参照して説明
する。本具体例は、予め通信前の待受け時に、履歴情報
を記憶部150に記憶するか否かをユーザ設定するよう
にし、履歴情報を保存する旨の設定がなされたときにの
み、記憶制御部134により、通信終了後に履歴情報を
記憶部150に記憶するものである。図3は、本実施形
態の携帯情報端末における処理の第1具体例を説明する
フローチャートである。
【0046】まず、ステップS301,S302では、
発信時にバッファメモリ132に一時的に記憶された発
信履歴情報を、記憶部150の発信履歴記憶テーブルに
記憶するか否かを設定するべく、ユーザは、発信前に、
入力部120を介して指示を制御部130の記憶制御部
134に入力する。より具体的には、例えば、待受け時
に、出力部140のLCD表示パネル上に「履歴情報を
保存しますか」「#1する」「#2しない」等のメッセ
ージをガイダンス表示して、ユーザ入力を促す。そし
て、ユーザがこのガイダンス表示に従って、該当キー
(「#1」または「#2」)を押下することにより、設
定がなされることになる。
【0047】次に、ステップS303の判断において、
待受け時に通話相手の履歴情報を保存する設定がなされ
ているときは、ステップS304に進む。ステップS3
04では、通話相手の履歴情報を記憶部150に記憶す
る設定となっている旨を出力部140を介してユーザに
通知する。ここで、出力部140によるユーザへの通知
は、例えば、LCD表示パネルに表示される画像やテキ
スト、スピーカ等による警告音、LEDやレーザダイオ
ード等による光、或いはモータによる振動等でユーザに
通知するものである。このようなユーザへの通知によ
り、ユーザが現時点で履歴情報を保存する/しないの何
れかを選択しているかを確認することができる。次に、
ステップS305では、電話番号をキー入力して発信す
るか、または電話帳記憶テーブルを呼び出し、所望の電
話番号を選択して発信し、ステップS306で、相手と
の通話が行われることになる。このとき、バッファメモ
リ132には通話相手の電話番号、名前、日時のデータ
が書き込まれているが、電話番号はキー入力または選択
されたものであり、名前は電話帳記憶テーブルに該電話
番号に対応して登録されているものであり、該当する名
前がなければ空白となる。さらに、日時のデータは、当
該携帯情報端末が持つ時計機能により得られる。そし
て、ステップS307で、通話を終了すると、ステップ
S308では、バッファメモリ132に一時的に記憶さ
れている通話相手の履歴情報を記憶部150の発信履歴
記憶テーブルに保存する。
【0048】一方、ステップS303の判断において、
通話相手の履歴情報を保存しない設定がなされていると
きには、ステップS314に進む。ステップS314で
は、通話相手の履歴情報を記憶部150に記憶しない設
定となっている旨を出力部140を介してユーザに通知
する。次に、ステップS315では、ユーザが相手の電
話番号をキー入力して発信するか、または電話帳記憶テ
ーブルを呼び出し、所望の電話番号を選択して発信し、
ステップS316で、相手との通話が行われることにな
る。そして、ステップS317で、通話を終了するが、
バッファメモリ132の内容を記憶部150に転送しな
いので、履歴情報は記憶部150に記憶されないことに
なる。
【0049】なお、本具体例では、発信時についてのみ
説明したが、着信時についても同様である。すなわち、
待受け時に、ステップS301,S302と同様の選択
設定がなされていれば、ステップS303、S304ま
たはS314と同様のユーザ通知を行い、その後、他か
ら着信があったときには、バッファメモリ132に、通
知された相手方の電話番号および着信日時データが書き
込まれる。また、通知されてくる電話番号が電話帳記憶
テーブルに登録されている場合には、電話番号とその名
前も着信履歴としてバッファメモリ132に一時的に記
憶され、そして、履歴情報を保存する設定がなされてい
る場合には、ステップS308と同様に、バッファメモ
リ132に一時的に記憶されている履歴情報を記憶部1
50の着信履歴記憶テーブルに保存することになる。
【0050】〔第2具体例〕次に、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第2具体例について図4を参照し
て説明する。本具体例は、通話中に履歴情報を記憶部1
50に記憶するか否かをユーザ設定するようにし、履歴
情報を保存する旨の設定がなされたときにのみ、記憶制
御部134により、通信終了後に履歴情報を記憶部15
0に記憶するものである。図4は、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第2具体例を説明するフローチャ
ートである。
【0051】まず、ステップS401では、電話番号を
キー入力して発信するか、または電話帳記憶テーブルを
呼び出し、所望の電話番号を選択して発信し、ステップ
S402で、相手との通話が行われることになる。この
とき、第1具体例と同様に、バッファメモリ132には
通話相手の電話番号、名前、日時のデータが書き込まれ
ている。そして、ステップS403,S404では、発
信時にバッファメモリ132に一時的に記憶された履歴
情報を、記憶部150の発信履歴記憶テーブルに記憶す
るか否かを設定するべく、ユーザは、入力部120を介
して指示を制御部130の記憶制御部134に入力す
る。より具体的には、例えば通話中に、出力部140の
LCD表示パネル上に「履歴情報を保存しますか」「#
1する」「#2しない」等のメッセージをガイダンス表
示して、ユーザ入力を促す。そして、ユーザがこのガイ
ダンス表示に従って、該当キー(「#1」または「#
2」)を押下することにより、設定がなされることにな
る。
【0052】次に、ステップS405の判断において、
通話中に、通話相手の履歴情報を保存する設定がなされ
ているときは、ステップS406に進む。ステップS4
06では、通話相手の履歴情報を記憶部150に記憶す
る設定となっている旨を出力部140を介してユーザに
通知する。すなわち、第1具体例と同様に、LCD表示
パネルに表示される画像や、スピーカ等による警告音、
LEDやレーザダイオード等による光、モータによる振
動等によるものである。次に、ステップS407で、通
話を終了すると、ステップS408では、バッファメモ
リ132に一時的に記憶されている通話相手の履歴情報
を記憶部150の発信履歴記憶テーブルに保存する。
【0053】一方、ステップS405の判断において、
通話相手の履歴情報を保存しない設定がなされていると
きには、ステップS416に進む。ステップS416で
は、通話相手の履歴情報を記憶部150に記憶しない設
定となっている旨を出力部140を介してユーザに通知
する。そして、ステップS417で、通話を終了する
が、バッファメモリ132の内容を記憶部150に転送
しないので、履歴情報は記憶部150に記憶されないこ
とになる。
【0054】なお、本具体例では、発信時についてのみ
説明したが、着信時についても同様である。すなわち、
他から着信があって、その通話中に、ステップS40
3,S404と同様の選択設定がなされれば、ステップ
S405、S406またはS416と同様のユーザ通知
を行い、ステップS407と同様に、通話を終了する
と、履歴情報を保存する設定がなされている場合には、
ステップS408と同様に、バッファメモリ132に一
時的に記憶されている履歴情報を記憶部150の着信履
歴記憶テーブルに保存することになる。
【0055】以上説明したように、本実施形態の携帯情
報端末および第1具体例、第2具体例の通信方法では、
通信前または通信中に、入力部120を介したユーザ指
示に基づき、記憶制御部134(記憶制御ステップ)に
より、発信時の履歴情報または着信時の履歴情報を記憶
部150に記憶するか否かを選択する。次に、記憶部1
50(記憶ステップ)により、記憶制御部134(記憶
制御ステップ)による設定に基づいて、発信時の履歴情
報または着信時の履歴情報を記憶するようにしている。
【0056】つまり、通信前または通信中に、履歴情報
を記憶部150に記憶しない設定にしておくことによ
り、通信後に、記憶部150に記憶された他人に見られ
たくない履歴情報を削除するという手間を解消すること
ができる。また、通信後に不意の来客があったとき、立
て続けに着信があったとき等、不測の事態が生じたこと
によって、通信終了時から一定時間が経過してしまった
ために、他人に見られたくない履歴情報の削除し忘れを
無くすことができる。また、同様に、通信終了時から一
定時間の間に、他の履歴情報が記憶部150に記憶され
てしまった場合には、記憶部150に記憶された履歴情
報の内、該当する履歴情報を検索してから削除すること
になるが、その手間を解消することができる。さらに、
通信後に、記憶部に記憶された他人に見られたくない履
歴情報を削除すると、第3者に削除したことを推定され
る恐れがあるが、通信前または通信中に、履歴情報を記
憶部150に記憶しない設定にする操作により、第3者
に削除したことを推定されないという効果も得られる。
【0057】〔第3具体例〕次に、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第3具体例について図5を参照し
て説明する。本具体例は、終了手順をユーザ選択設定す
るようにし、履歴情報を保存して終了する第2の終了手
順が選択されたときにのみ、終了手順選択部136によ
り履歴情報を記憶部150に記憶して終了する処理を行
うものである。図5は、本実施形態の携帯情報端末にお
ける処理の第3具体例を説明するフローチャートであ
る。
【0058】まず、ステップS501では、電話番号を
キー入力して発信するか、または電話帳記憶テーブルを
呼び出し、所望の電話番号を選択して発信し、ステップ
S502で、相手との通話が行われることになる。この
とき、第1具体例と同様に、バッファメモリ132には
通話相手の電話番号、名前、日時のデータが書き込まれ
ている。そして、ステップS503,S504では、終
了手順として、通話相手の履歴情報を保存しないで終了
する第1の終了手順か、通話相手の履歴情報を保存して
終了する第2の終了手順の何れかを選択するべく、ユー
ザは、通話終了時に、入力部120を介して指示を制御
部130の終了手順選択部136に入力する。より具体
的には、例えば、出力部140のLCD表示パネル上に
「第1の終了手順・第2の終了手順で終了しますか」
「#+終了キー:第1の終了手順」「終了キー:第2の
終了手順」等のメッセージをガイダンス表示して、ユー
ザ入力を促す。そして、ユーザがこのガイダンス表示に
従って、該当キー(「#+終了キー」または「終了キ
ー」)を押下することにより、選択がなされることにな
る。
【0059】次に、ステップS505の判断において、
通話終了時に、通話相手の履歴情報を保存しないで終了
する第1の終了手順が選択されたときには、ステップS
506に進む。ステップS506では、第1の終了手順
が選択されている旨を出力部140を介してユーザに通
知する。ここで、出力部140によるユーザへの通知
は、第1具体例と同様である。このようなユーザへの通
知により、ユーザが現時点で第1/第2の終了手段の何
れを選択しているかを確認することができる。次に、ス
テップS507では、バッファメモリ132に一時的に
記憶されている通話相手の履歴情報を記憶部150の発
信履歴記憶テーブルに転送しないで終了する第1の終了
手順で通話を終了するので、履歴情報は記憶部150に
記憶されないで終了することになる。
【0060】一方、ステップS505の判断において、
通話終了時に、通話相手の履歴情報を保存して終了する
第2の終了手順が選択されたときは、ステップS516
に進む。ステップS516では、第2の終了手順が選択
されている旨を出力部140を介してユーザに通知す
る。次に、ステップS517では、第2の終了手順によ
り、バッファメモリ132に一時的に記憶されている通
話相手の履歴情報を記憶部150の発信履歴記憶テーブ
ルに保存して終了することになる。
【0061】なお、本具体例では、発信時についてのみ
説明したが、着信時についても同様である。すなわち、
他から着信があったときに、ステップS503,S50
4と同様の選択設定がなされれば、ステップS505、
S506またはS516と同様のユーザ通知を行い、第
2の終了手順が選択された場合には、ステップS517
と同様に、バッファメモリ132に一時的に記憶されて
いる履歴情報を記憶部150の着信履歴記憶テーブルに
保存して終了することになる。
【0062】また、本具体例では、通話終了時に第1の
終了手順または第2の終了手順が選択された場合につい
てのみ説明したが、通信前または通信中に、終了キー以
外に定義された他のキーを押下することによって第1の
終了手順または第2の終了手順を選択するようにしても
よい。
【0063】以上説明したように、本実施形態の携帯情
報端末および第3具体例の通信方法では、入力部120
を介したユーザ指示に基づき、終了手順選択部136
(終了手順選択ステップ)により、第1の終了手順また
は第2の終了手順を選択する。そして、第1の終了手順
選択時には、履歴情報を記憶部150に(記憶ステップ
で)記憶しないで終了し、第2の終了手順選択時には、
履歴情報を記憶部150に(記憶ステップで)記憶して
終了するようにしている。
【0064】これにより、通信終了時に第1の終了手順
を選択することにより、ワンアクションで履歴情報を記
憶部150に記憶しないで終了することができる。ま
た、通信終了時に第1の終了手順を選択することによ
り、通信後に、記憶部150に記憶された、他人に見ら
れたくない履歴情報を削除するという手間を解消するこ
とができる。さらに、通信相手の履歴情報を記憶部15
0に記憶しておきたい場合には、通信後に、第2の終了
手順を選択することにより、この履歴情報を記憶部15
0に記憶しておくこともできる。
【0065】〔第2の実施形態〕図6は、本発明の第2
の実施形態に係る携帯情報端末を示す構成図である。同
図に示す携帯情報端末600は、図7に示されるような
通信システムに適用可能なものである。すなわち、本実
施形態の携帯情報端末600は、ネットワークを介して
接続される情報提供装置(WWWサーバ710−1等)が
持つ提供情報(コンテンツ712a等)を、アドレス情
報を指定することにより特定して取得するものである。
なお、図7は、本実施形態の携帯情報端末600が適用
される通信システムの一般的な構成図である。
【0066】まず、図7を参照して、本実施形態の携帯
情報端末600が適用される通信システムについて、概
略説明する。図7の通信システムは、コンテンツ提供サ
ービスシステムを実現する構成である。携帯情報端末6
00は、基地局702を介して移動網704に接続さ
れ、他の携帯情報端末との通信や、図示しない移動通信
網上の専用サーバに蓄積されているコンテンツ等にアク
セスが可能である。
【0067】また、移動網704は、プロトコル変換サ
ーバ706を介してインターネット708に接続され、
該インターネット708にはWWWサーバ710−1,
710−2が接続される。つまり、携帯情報端末600
は、インターネット上のWWWサーバ710−1に蓄積
されているコンテンツ712aに、プロトコル変換サー
バ706およびWWWサーバ710−1を介してアクセ
スすることができる。
【0068】したがって、本実施形態の携帯情報端末6
00は、通話目的の手段としてのみでなく、インターネ
ット上のコンテンツ等を閲覧することもできる、閲覧ソ
フトウェア(ブラウザ)を搭載した携帯情報端末であ
る。
【0069】なお、本実施形態の携帯情報端末600が
適用される通信システムの形態は、図7に限定されるこ
となく、例えば、ネットワークが移動網704に該当
し、情報提供装置が図7に示さない移動網704上の専
用サーバに該当するような形態であってもよい。
【0070】次に、図6に戻って、本実施形態の携帯情
報端末600の構成について説明する。図6において、
本実施形態の携帯情報端末600は、送信および受信を
司る送受信部610と、ユーザからの指示を受け付ける
入力部620と、当該携帯情報端末100が持つ様々な
機能を制御する制御部630と、制御部630における
制御に基づいて出力する出力部640と、インターネッ
ト上のコンテンツを閲覧したときの閲覧履歴(特許請求
の範囲における履歴情報に該当する)を記憶する記憶部
650とを備えて構成されている。
【0071】ここで、記憶部650は、例えば揮発性お
よび不揮発性の半導体メモリ(RAM,ROM,EEP
ROM,フラッシュメモリ)等で実現される。なお、記
憶部650内の所定の領域には、図8に示すような閲覧
履歴記憶テーブルが記憶されている。ここで、図8は、
記憶部650内の所定の領域に記憶された閲覧履歴記憶
テーブルを例示する説明図である。
【0072】図8に示すように、インターネット上のコ
ンテンツの閲覧時に、該コンテンツを一意的に特定する
URL(Uniform Resource Locator)等のアドレス表記法
で表記されたアドレス情報および該コンテンツに付けら
れた名前が、携帯情報端末600に通知されてくると、
該コンテンツのアドレス情報および名前が閲覧履歴記憶
テーブルに記憶される。なお、閲覧した際の閲覧日時
は、携帯情報端末600内の時計機能を用いる。
【0073】また、制御部630は、MPU(マイクロ
プロセッサ)、DSP(ディジタル・シグナル・プロセ
ッサ)等で実現され、閲覧時の閲覧履歴を一時的に記憶
するバッファメモリ632を少なくとも備えており、ま
た、バッファメモリ632に一時的に記憶された閲覧履
歴を、図8に示すような閲覧履歴記憶テーブルに記憶す
るか否かを設定する記憶制御部634と、コンテンツの
アクセスを終了する手順として、バッファメモリ632
に一時的に記憶されている閲覧履歴を記憶部650に記
憶して終了するか否かを選択する終了選択部636とを
処理プログラムで実現される機能として備えている。ま
た、入力部620は、例えば、テンキーやスクロール用
のキーやマイクロフォン等で実現される。さらに、出力
部640は、例えば、LCD表示パネルやスピーカ等で
実現される。
【0074】次に、上記構成を備えた本実施形態の携帯
情報端末の処理について〔第1具体例〕、〔第2具体
例〕、〔第3具体例〕の順に図9、図10および図11
を参照して詳細に説明する。
【0075】〔第1具体例〕本実施形態の携帯情報端末
における処理の第1具体例について図9を参照して説明
する。本具体例は、予めコンテンツへのアクセス前に、
閲覧履歴を記憶部650に記憶するか否かをユーザ設定
するようにし、閲覧履歴を保存する旨の設定がなされた
ときにのみ、記憶制御部634により、アクセス終了後
に閲覧履歴を記憶部650に記憶するものである。図9
は本実施形態の携帯情報端末における処理の第1具体例
を説明するフローチャートである。
【0076】まず、ステップS901,S902では、
インターネット上のコンテンツの閲覧時にバッファメモ
リ632に一時的に記憶された閲覧履歴を、記憶部65
0の閲覧履歴記憶テーブルに記憶するか否かを設定する
べく、ユーザは、コンテンツへのアクセス前に、入力部
620を介して指示を制御部630の記憶制御部634
に入力する。より具体的には、例えば、アクセス前に、
出力部640のLCD表示パネル上に「閲覧履歴を保存
しますか」「#1する」「#2しない」等のメッセージ
をガイダンス表示して、ユーザ入力を促す。そして、ユ
ーザがこのガイダンス表示に従って、該当キー(「#
1」または「#2」)を押下することにより、設定がな
されることになる。
【0077】次に、ステップS903の判断において、
アクセス前に、インターネット上のコンテンツの閲覧履
歴を保存する設定がなされているときは、ステップS9
04に進む。ステップS904では、該コンテンツの閲
覧履歴を記憶部650に記憶する設定となっている旨を
出力部640を介してユーザに通知する。ここで、出力
部640によるユーザへの通知は、例えば、LCD表示
パネルに表示される画像やテキスト、スピーカ等による
警告音、LEDやレーザダイオード等による光、或いは
モータ等による振動等でユーザに通知するものである。
このようなユーザへの通知により、ユーザが現時点でコ
ンテンツの閲覧履歴を保存する/しないの何れを選択し
ているかを確認することができる。次に、ステップS9
05では、キー入力により、LCD表示パネル上にメニ
ュー画面を表示させ、そして所望のインターネット上の
コンテンツを選択してからアクセスを開始して、インタ
ーネット上のコンテンツを閲覧することになる。このと
き、バッファメモリ632には該コンテンツのURL、
名前および閲覧日時が一時的に記憶されるが、URLは、
インターネット上の該コンテンツを一意的に特定するア
ドレス情報であり、名前は、該コンテンツ作成者が付け
たものである。さらに、閲覧日時は、当該携帯情報端末
が持つ時計機能により得られる。そして、ステップS9
06で、該コンテンツの閲覧を終了すると、ステップS
907では、バッファメモリ632に一時的に記憶され
ている該コンテンツの閲覧履歴を記憶部650の閲覧履
歴記憶テーブルに保存する。
【0078】一方、ステップS903の判断において、
アクセス前に、インターネット上のコンテンツの閲覧履
歴を保存しない設定がなされているときには、ステップ
S914に進む。ステップS914では、コンテンツの
閲覧履歴を記憶部650に記憶しない設定となっている
旨を出力部640を介してユーザに通知する。次に、ス
テップS915では、キー入力により、LCD表示パネ
ル上にメニュー画面を表示させ、そして所望のインター
ネット上のコンテンツを選択してからアクセスを開始し
て、インターネット上のコンテンツを閲覧することにな
る。このとき、バッファメモリ632には該コンテンツ
のURL、名前および閲覧日時が一時的に記憶される。
そして、ステップS916で、該コンテンツの閲覧を終
了するが、バッファメモリ632の内容を記憶部650
に転送しないので、閲覧履歴は記憶部650に記憶され
ないことになる。
【0079】〔第2具体例〕次に、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第2具体例について図10を参照
して説明する。本具体例は、コンテンツへのアクセス中
に、閲覧履歴を記憶部650に記憶するか否かをユーザ
設定するようにし、閲覧履歴を保存する旨の設定がなさ
れたときにのみ、記憶制御部634によりアクセス終了
後に閲覧履歴を記憶部650に記憶するものである。図
10は、本実施形態の携帯情報端末における処理の第2
具体例を説明するフローチャートである。
【0080】まず、ステップS1001では、キー入力
により、LCD表示パネル上にメニュー画面を表示さ
せ、そして所望のインターネット上のコンテンツを選択
してからアクセスを開始して、インターネット上のコン
テンツを閲覧することになる。このとき、第1具体例と
同様に、該コンテンツのURL、名前および閲覧日時がバ
ッファメモリ632に一時的に記憶される。そして、ス
テップS1002,S1003では、閲覧時にバッファ
メモリ632に一時的に記憶された閲覧履歴を、記憶部
650の閲覧履歴記憶テーブルに記憶するか否かを設定
するべく、ユーザは、コンテンツへのアクセス中に入力
部620を介して指示を制御部630の記憶制御部63
4に入力する。より具体的には、例えばアクセス中に、
出力部640のLCD表示パネル上に「閲覧履歴を保存
しますか」「#1する」「#2しない」等のメッセージ
をガイダンス表示して、ユーザ入力を促す。そして、ユ
ーザがこのガイダンス表示に従って、該当キー(「#
1」または「#2」)を押下することにより、設定がな
されることになる。
【0081】次に、ステップS1004の判断におい
て、アクセス中にコンテンツの閲覧履歴を保存する設定
がなされているときは、ステップS1005に進む。ス
テップS1005では、インターネット上のコンテンツ
の閲覧履歴を記憶部650に記憶する設定となっている
旨を出力部640を介してユーザに通知する。すなわ
ち、第1具体例と同様に、ユーザへの通知とは、LCD
表示パネルに表示される画像や、スピーカ等による警告
音、LEDやレーザダイオード等による光、モータによ
る振動等である。次に、ステップS1006で、該コン
テンツの閲覧を終了すると、ステップS1007では、
バッファメモリ632に一時的に記憶されている該コン
テンツの閲覧履歴を記憶部650の閲覧履歴記憶テーブ
ルに記憶する。
【0082】一方、ステップS1005の判断におい
て、インターネット上のコンテンツの閲覧履歴を記憶部
650を保存しない設定がなされているときには、ステ
ップS1015に進む。ステップS1015では、コン
テンツの閲覧履歴を記憶部650に記憶しない設定とな
っている旨を出力部640を介してユーザに通知する。
そして、ステップS1016で、該コンテンツの閲覧を
終了するが、バッファメモリ632の内容を記憶部65
0に転送しないので、閲覧履歴は記憶部650に記憶さ
れないことになる。
【0083】なお、第1具体例のステップS906およ
び第2具体例のステップS1006において、コンテン
ツの閲覧を終了するとは、該コンテンツへのアクセスを
終了するために閲覧ソフトウェアを終了する場合だけで
なく、あるコンテンツから別のコンテンツにジャンプす
る際に、元のコンテンツの閲覧を終了する場合を含ませ
ることもできる。この場合、他のコンテンツにジャンプ
する度に直前に閲覧していたコンテンツの閲覧履歴が順
次、閲覧履歴記憶テーブルに記憶されていくことにな
る。
【0084】以上説明したように、本実施形態の携帯情
報端末および第1具体例、第2具体例の通信方法では、
インターネット上のコンテンツを閲覧する前または閲覧
中に、入力部620を介したユーザ指示に基づき、記憶
制御部634(記憶制御ステップ)により、コンテンツ
の閲覧履歴を記憶部650に記憶するか否かを選択す
る。次に、記憶部650により、記憶制御部634(記
憶制御ステップ)の設定に基づいて、該コンテンツの閲
覧履歴を記憶するようにしている。
【0085】これにより、インターネット上のコンテン
ツを閲覧する前または閲覧中に、コンテンツの閲覧履歴
を記憶部650に記憶しない設定にしておくこと、コン
テンツの閲覧終了後に、記憶部650に記憶された、他
人に見られたくないコンテンツの閲覧履歴を削除すると
いう手間を解消することができる。また、インターネッ
ト上のコンテンツを閲覧終了後に不意の来客があったと
き等、不測の事態が生じたことによって、コンテンツの
閲覧終了時から一定時間が経過してしまったために、他
人に見られたくない閲覧履歴の削除し忘れを無くすこと
ができる。また、インターネット上のコンテンツを閲覧
終了時から一定時間が経過してしまい、その間に、他の
コンテンツを閲覧したために、他の閲覧履歴が記憶部6
50に記憶されてしまった場合には、記憶部650に記
憶された閲覧履歴の内、該当する閲覧履歴を検索してか
ら削除しなければならないという手間を解消することが
できる。さらに、インターネット上のコンテンツを閲覧
終了後に、記憶部650に記憶された他人に見られたく
ない閲覧履歴を削除すると、第3者に削除したことを推
定される恐れがあるが、コンテンツの閲覧前または閲覧
中に、閲覧履歴を記憶部650に記憶しない設定にする
操作により、第3者に閲覧履歴を削除したことを推定さ
れないという効果も得られる。
【0086】〔第3具体例〕次に、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第3具体例について図11を参照
して説明する。本具体例は、終了手順をユーザ選択設定
するようにし、閲覧履歴を保存して終了する第2の終了
手順が選択されたときにのみ、終了手順選択部636に
より、インターネット上のコンテンツの閲覧履歴を記憶
部650に記憶して終了する処理を行うものである。図
11は、本実施形態の携帯情報端末における処理の第3
具体例を説明するフローチャートである。
【0087】まず、ステップS1101では、キー入力
により、LCD表示パネル上にメニュー画面を表示さ
せ、そして所望のインターネット上のコンテンツを選択
してからアクセスを開始して、インターネット上のコン
テンツを閲覧することになる。このとき、第1具体例と
同様に、バッファメモリ632には該コンテンツのUR
L、名前および閲覧日時が一時的に記憶される。そし
て、ステップS1102,S1103では、終了手順と
して、インターネット上のコンテンツの閲覧履歴を保存
しないで終了する第1の終了手順か、インターネット上
のコンテンツの閲覧履歴を保存して終了する第2の終了
手順の何れかを選択するべく、ユーザは、コンテンツの
閲覧終了時に、入力部620を介して指示を制御部63
0の終了手順選択部636に入力する。より具体的に
は、例えば、出力部640のLCD表示パネル上に「第
1の終了手順・第2の終了手順で終了しますか」「#+
終了キー:第1の終了手順」「終了キー:第2の終了手
順」等のメッセージをガイダンス表示して、ユーザ入力
を促す。そして、ユーザがこのガイダンス表示に従っ
て、該当キー(「#+終了キー」または「終了キー」)
を押下することにより、選択がなされることになる。
【0088】次に、ステップS1104の判断におい
て、コンテンツの閲覧終了時に、コンテンツの閲覧履歴
を保存しないでコンテンツの閲覧を終了する第1の終了
手順が選択されたときには、ステップS1105に進
む。ステップS1105では、第1の終了手順が選択さ
れている旨を出力部640を介してユーザに通知する。
ここで、出力部640によるユーザへの通知は、第1具
体例と同様である。このようなユーザへの通知により、
ユーザが現時点で第1/第2の終了手順の何れを選択し
ているかを確認することができる。次に、ステップS1
106では、バッファメモリ632に一時的に記憶され
ているコンテンツの閲覧履歴を記憶部650の閲覧履歴
記憶テーブルに転送しないで終了する第1の終了手順で
該コンテンツの閲覧を終了するので、コンテンツの閲覧
履歴は記憶部650に記憶されないで終了することにな
る。
【0089】一方、ステップS1104の判断におい
て、コンテンツの閲覧終了時に、コンテンツの閲覧履歴
を保存してコンテンツの閲覧を終了する第2の終了手順
が選択されたときは、ステップS1115に進む。ステ
ップS1115では、第2の終了手順が選択されている
旨を出力部640を介してユーザに通知する。次に、ス
テップS1116では、バッファメモリ632に一時的
に記憶されているコンテンツの閲覧履歴を記憶部650
の閲覧履歴記憶テーブルに保存して終了する第2の終了
手順でコンテンツの閲覧を終了する。
【0090】なお、本具体例では、インターネット上の
コンテンツの閲覧終了時に、第1の終了手順または第2
の終了手順が選択された場合についてのみ説明したが、
コンテンツの閲覧前または閲覧中に、終了キー以外に定
義された他のキーを押下することによって第1の終了手
順または第2の終了手順を選択するようにしてもよい。
【0091】以上説明したように、本実施形態の携帯情
報端末および第3具体例の通信方法では、入力部620
を介したユーザ指示に基づき、終了手順選択部636
(終了手順選択ステップ)により、第1の終了手順また
は第2の終了手順を選択する。そして、第1の終了手順
選択時には、閲覧履歴を記憶部650に(記憶ステップ
で)記憶しないで終了し、第2の終了手順選択時には、
閲覧履歴を記憶部650に(記憶ステップで)記憶して
終了するようにしている。
【0092】これにより、コンテンツの閲覧終了時に第
1の終了手順を選択することにより、ワンアクションで
閲覧履歴を記憶部650に記憶しないで終了することが
できる。また、コンテンツの閲覧終了時に第1の終了手
順を選択することにより、コンテンツの閲覧終了後に、
記憶部650に記憶された、他人に見られたくない閲覧
履歴を削除するという手間を解消することができる。さ
らに、コンテンツの閲覧履歴を記憶部650に記憶して
おきたい場合には、コンテンツの閲覧終了後に、第2の
終了手順を選択することにより、この閲覧履歴を記憶部
150に記憶しておくこともできる。
【0093】〔第3の実施形態〕図12は、本発明の第
3の実施形態に係る携帯情報端末を示す構成図である。
同図において、本実施形態の携帯情報端末1200は、
送信および受信を司る送受信部1212と、ユーザから
の指示を受け付ける入力部1220と、当該携帯情報端
末1200が持つ様々な機能を制御する制御部1230
と、制御部1230における制御に基づいて出力する出
力部1240と、ファイルにアクセスしたときのファイ
ル履歴(特許請求の範囲における履歴情報に該当する)
を記憶する記憶部1250とを備えて構成されている。
なお、記憶部1250にファイルが格納されていてもよ
いし、図示しない外部補助記憶装置にファイルが格納さ
れていてもよい。
【0094】ここで、記憶部1250は、例えば揮発性
および不揮発性の半導体メモリ(RAM,ROM,EE
PROM,フラッシュメモリ)等の内蔵記憶、または、
携帯情報機器用のストレージ系のPCカード等の外部記憶
で実現される。なお、記憶部1250内における所定の
領域には、図13に示すようなファイル履歴記憶テーブ
ルが記憶されている。ここで、図13は、記憶部125
0内における所定の領域に記憶されたファイル履歴記憶
テーブルを例示する説明図である。
【0095】図13に示すように、ファイル履歴記憶テ
ーブルでは、ファイルの所在情報、ファイル名およびフ
ァイルアクセス日時をファイル履歴として記憶する。ユ
ーザはファイル名を特定してアクセスすることになる
が、該ファイルの所在情報をOSのファイル管理機能か
ら得ることができるので、本実施形態では、これらファ
イル名及び所在情報を使用している。また、ファイルア
クセス日時は、携帯情報端末1200内の時計機能を用
いる。
【0096】また、制御部1230は、MPU(マイク
ロプロセッサ)、DSP(ディジタル・シグナル・プロ
セッサ)等で実現され、ファイルアクセス時のファイル
履歴を一時的に記憶するバッファメモリ1232を少な
くとも備えており、また、バッファメモリ1232に一
時的に記憶されたファイル履歴を、図13に示すような
記憶部1250内のファイル履歴記憶テーブルに記憶す
るか否かを設定する記憶制御部1234と、ファイルへ
のアクセスを終了する手順として、バッファメモリ12
32に一時的に記憶されているファイル履歴を記憶部1
250に記憶して終了するか否かを選択する終了選択部
1236とを処理プログラムで実現される機能として備
えている。また、入力部1220は、例えば、テンキー
やスクロール用のキーやマイクロフォン等で実現され
る。さらに、出力部1240は、例えば、LCD表示パ
ネルやスピーカ等で実現される。
【0097】次に、上記構成を備えた本実施形態の携帯
情報端末の処理について〔第1具体例〕、〔第2具体
例〕、〔第3具体例〕の順に図14、図15および図1
6を参照して詳細に説明する。
【0098】〔第1具体例〕本実施形態の携帯情報端末
における処理の第1具体例について図14を参照して説
明する。本具体例は、ファイルにアクセスする前に、フ
ァイルへのアクセス履歴を記憶部1250に記憶するか
否かをユーザ設定するようにし、アクセス履歴を保存す
る旨の設定がなされたときにのみ、記憶制御部1234
により、ファイルへのアクセス終了後にアクセス履歴を
記憶部1250のアクセス履歴記憶テーブルに記憶する
ものである。図14は、本実施形態の携帯情報端末にお
ける処理の第1具体例を説明するフローチャートであ
る。
【0099】まず、ステップS1401,S1402で
は、ファイルへのアクセス時にバッファメモリ1232
に一時的に記憶されたアクセス履歴を、記憶部1250
のアクセス履歴記憶テーブルに記憶するか否かを設定す
るべく、ユーザは、ファイルにアクセスする前に、入力
部1220を介して指示を制御部1230の記憶制御部
1234に入力する。より具体的には、例えば、ファイ
ルへのアクセス前に、出力部1240のLCD表示パネ
ル上に「履歴情報を保存しますか」「#1する」「#2
しない」等のメッセージをガイダンス表示して、ユーザ
入力を促す。そして、ユーザがこのガイダンス表示に従
って、該当キー(「#1」または「#2」)を押下する
ことにより、設定がなされることになる。
【0100】次に、ステップS1403の判断におい
て、ファイルにアクセスする前に、アクセス履歴を保存
する設定がなされているときは、ステップS1404に
進む。ステップS1404では、ファイルのアクセス履
歴を記憶部1250に記憶する設定となっている旨を出
力部1240を介してユーザに通知する。ここで、出力
部1240によるユーザへの通知は、例えば、LCD表
示パネルに表示される画像やテキスト、スピーカ等によ
る警告音、LEDやレーザダイオード等による光、或い
はモータによる振動等でユーザに通知するものである。
このようなユーザへの通知により、ユーザが現時点でア
クセス履歴を保存する/しないの何れを選択しているか
を確認することができる。次に、ステップS1405で
は、例えば、LCD表示パネル上にファイル管理画面を
表示させ、所望のファイルを選択して、該ファイルにア
クセスすることになる。このとき、バッファメモリ12
32にはファイルの所在情報、名前、日時のデータが書
き込まれるが、所在情報は、記憶部1250内に格納さ
れているファイルの場所を特定するものであり、名前は
ファイルに付けられているものである。さらに、日時の
データは、当該携帯情報端末が持つ時計機能により得ら
れる。そして、ステップS1406で、ファイルへのア
クセスを終了すると、ステップS1407では、バッフ
ァメモリ1232に一時的に記憶されているファイルの
アクセス履歴を記憶部1250のアクセス履歴記憶テー
ブルに保存する。
【0101】一方、ステップS1403の判断におい
て、ファイルのアクセス履歴を保存しない設定がなされ
ているときには、ステップS1414に進む。ステップ
S1414では、ファイルのアクセス履歴を記憶部12
50に記憶しない設定となっている旨を出力部1240
を介してユーザに通知する。次に、ステップS1415
では、LCD表示パネル上にファイル管理画面を表示さ
せ、所望のファイルを選択して、該ファイルにアクセス
することになる。このとき、バッファメモリ1232に
はファイルの所在情報、名前およびアクセス日時が一時
的に記憶される。そして、ステップS1416で、ファ
イルへのアクセスを終了するが、バッファメモリ123
2の内容を記憶部1250に転送しないので、ファイル
アクセス履歴は記憶部1250に記憶されないことにな
る。
【0102】〔第2具体例〕次に、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第2具体例について図15を参照
して説明する。本具体例は、ファイルにアクセス中に、
ファイルのアクセス履歴を記憶部1250に記憶するか
否かをユーザ設定するようにし、アクセス履歴を保存す
る旨の設定がなされたときにのみ、記憶制御部1234
により、ファイルへのアクセス終了後にアクセス履歴を
記憶部1250に記憶するものである。図15は、本実
施形態の携帯情報端末における処理の第2具体例を説明
するフローチャートである。
【0103】まず、ステップS1501では、例えば、
LCD表示パネル上にファイル管理画面を表示させ、所
望のファイルを選択して、該ファイルにアクセスするこ
とになる。このとき、第1具体例と同様に、該ファイル
の所在情報、名前、日時のデータがバッファメモリ12
32に一時的に記憶される。そして、ステップS150
2,S1503では、ファイルアクセス時にバッファメ
モリ1232に一時的に記憶されたアクセス履歴を、記
憶部1250のアクセス履歴記憶テーブルに記憶するか
否かを設定するべく、ユーザは、ファイルにアクセス中
に入力部1220を介して指示を制御部1230の記憶
制御部1234に入力する。より具体的には、例えばフ
ァイルにアクセス中に、出力部1240のLCD表示パ
ネル上に「ファイル履歴を保存しますか」「#1する」
「#2しない」等のメッセージをガイダンス表示して、
ユーザ入力を促す。そして、ユーザがこのガイダンス表
示に従って、該当キー(「#1」または「#2」)を押
下することにより、設定がなされることになる。
【0104】次に、ステップS1504の判断におい
て、ファイルにアクセス中にファイルのアクセス履歴を
保存する設定がなされているときは、ステップS150
5に進む。ステップS1505では、ファイルのアクセ
ス履歴を記憶部1250に記憶する設定となっている旨
を出力部1240を介してユーザに通知する。すなわ
ち、第1具体例と同様に、ユーザへの通知とは、LCD
表示パネルに表示される画像や、スピーカ等による警告
音、LEDやレーザダイオード等による光、モータによ
る振動等である。次に、ステップS1506で、該ファ
イルへのアクセスを終了すると、ステップS1507で
は、バッファメモリ1232に一時的に記憶されている
該ファイルのアクセス履歴を記憶部1250のアクセス
履歴記憶テーブルに記憶する。
【0105】一方、ステップS1505の判断におい
て、ファイルのアクセス履歴を記憶部1250を保存し
ない設定がなされているときには、ステップS1515
に進む。ステップS1515では、ファイルのアクセス
履歴を記憶部1250に記憶しない設定となっている旨
を出力部1240を介してユーザに通知する。そして、
ステップS1516で、該ファイルへのアクセスを終了
するが、バッファメモリ1232の内容を記憶部125
0に転送しないので、アクセス履歴は記憶部1250に
記憶されないことになる。
【0106】以上説明したように、本実施形態の携帯情
報端末および第1具体例、第2具体例の通信方法では、
記憶部1250または外部補助記憶部に格納されたファ
イルにアクセスする前またはアクセス中に、入力部12
20を介したユーザ指示に基づき、記憶制御部1234
(記憶制御ステップ)により、アクセス時のファイル履
歴を記憶部1250に記憶するか否かを選択する。次
に、記憶部1250(記憶ステップ)により、記憶制御
部1234(記憶制御ステップ)による設定に基づい
て、アクセス時のアクセス履歴を記憶するようにしてい
る。
【0107】これにより、アクセス後に、記憶部125
0に記憶された他人に見られたくないアクセス履歴を削
除するという手間を解消することができる。また、ファ
イルへのアクセス終了後に不意の来客があったとき等、
不測の事態が生じたことによって、アクセス終了後から
一定時間が経過してしまったために、他人に見られたく
ないアクセス履歴の削除し忘れを無くすことができる。
また、同様に、不測の事態が生じたことによって、アク
セス後から一定時間が経過してしまい、その間に、他の
ファイルにアクセスしたために、他のファイルのアクセ
ス履歴が記憶部1250に追加されてしまった場合に
は、記憶部1250に記憶されたファイルのアクセス履
歴の内、該当するアクセス履歴を検索してから削除しな
ければならないという手間を解消することができる。さ
らに、ファイルへのアクセス終了後に、記憶部1250
に記憶された他人に見られたくないアクセス履歴を削除
すると、第3者にアクセス履歴を削除したことを推定さ
れる恐れがあるが、ファイルへのアクセス前またはアク
セス中に、アクセス履歴を記憶部1250に記憶しない
設定にする操作により、第3者にアクセス履歴を削除し
たことを推定されないという効果も得られる。
【0108】〔第3具体例〕次に、本実施形態の携帯情
報端末における処理の第3具体例について図16を参照
して説明する。本具体例は、終了手順をユーザ選択設定
するようにし、アクセス履歴を保存して終了する第2の
終了手順が選択されたときにのみ、終了手順選択部12
36により、ファイルのアクセス履歴を記憶部1250
に記憶して終了する処理を行うものである。図16は、
本実施形態の携帯情報端末における処理の第3具体例を
説明するフローチャートである。
【0109】まず、ステップS1601では、例えば、
LCD表示パネル上にファイル管理画面を表示させ、所
望のファイルを選択して、該ファイルにアクセスするこ
とになる。このとき、第1具体例と同様に、バッファメ
モリ1232にに該ファイルの所在情報、名前および閲
覧日時が一時的に記憶される。そして、ステップS16
02,S1603では、終了手順として、ファイルのア
クセス履歴を保存しないで終了する第1の終了手順か、
ファイルのアクセス履歴を保存して終了する第2の終了
手順かの何れかを選択するべく、ユーザは、ファイルの
アクセス終了時に、入力部1220を介して指示を制御
部1230の終了手順選択部1236に入力する。より
具体的には、例えば、出力部1240のLCD表示パネ
ル上に「第1の終了手順・第2の終了手順で終了します
か」「#+終了キー:第1の終了手順」「終了キー:第
2の終了手順」等のメッセージをガイダンス表示して、
ユーザ入力を促す。そして、ユーザがこのガイダンス表
示に従って、該当キー(「#+終了キー」または「終了
キー」)を押下することにより、選択がなされることに
なる。
【0110】次に、ステップS1604の判断におい
て、ファイルへのアクセス終了時に、ファイルのアクセ
ス履歴を保存しないでファイルへのアクセスを終了する
第1の終了手順が選択されたときには、ステップS16
05に進む。ステップS1605では、第1の終了手順
が選択されている旨を出力部1240を介してユーザに
通知する。ここで、出力部1240によるユーザへの通
知は、第1具体例と同様である。このようなユーザへの
通知により、ユーザが現時点で第1/第2の終了手順の
何れかを選択しているかを確認することができる。次
に、ステップS1606では、バッファメモリ1232
に一時的に記憶されているファイルのアクセス履歴を記
憶部1250のアクセス履歴記憶テーブルに転送しない
で終了する第1の終了手順で該ファイルへのアクセスを
終了するので、ファイルのアクセス履歴は記憶部125
0に記憶されないで終了することになる。
【0111】一方、ステップS1604の判断におい
て、ファイルへのアクセス終了時に、ファイルのアクセ
ス履歴を保存してファイルへのアクセスを終了する第2
の終了手順が選択されたときは、ステップS1615に
進む。ステップS1615では、第2の終了手順が選択
されている旨を出力部1240を介してユーザに通知す
る。次に、ステップS1616では、バッファメモリ1
232に一時的に記憶されているファイルのアクセス履
歴を記憶部1250のアクセス履歴記憶テーブルに保存
して終了する第2の終了手順でファイルのアクセスを終
了する。
【0112】また、本具体例では、ファイルへのアクセ
ス終了時に、第1の終了手順または第2の終了手順が選
択された場合についてのみ説明したが、ファイルへのア
クセス前またはアクセス中に、終了キー以外に定義され
た他のキーを押下することによって第1の終了手順また
は第2の終了手順を選択するようにしてもよい。
【0113】以上説明したように、本実施形態の携帯情
報端末および第3具体例の通信方法では、入力部122
0を介したユーザ指示に基づき、終了手順選択部123
6(終了手順選択ステップ)により、第1の終了手順ま
たは第2の終了手順を選択する。そして、第1の終了手
順選択時には、アクセス履歴を記憶部1250に(記憶
ステップで)記憶しないで終了し、第2の終了手順選択
時には、アクセス履歴を記憶部1250に(記憶ステッ
プで)記憶して終了するようにしている。
【0114】これにより、ファイルへのアクセス終了時
に第1の終了手順を選択することにより、ワンアクショ
ンでアクセス履歴を記憶部1250に記憶しないで終了
することができる。また、ファイルへのアクセス終了時
に第1の終了手順を選択することにより、アクセス終了
後に、記憶部1250に記憶された、他人に見られたく
ないアクセス履歴を削除するという手間を解消すること
ができる。さらに、ファイルのアクセス履歴を記憶部1
250に記憶しておきたい場合には、アクセス終了後
に、第2の終了手順を選択することにより、このアクセ
ス履歴を記憶部1250に記憶しておくこともできる。
【0115】〔変形例〕さらに、本発明の携帯情報端末
および通信方法は、電子メールの送受信に関する履歴情
報、すなわち、電子メールの送信時に使用するメールア
ドレスまたは受信時に得られるメールアドレス、名前、
日時等の情報についても適用可能である。この場合、電
子メールの履歴情報は第1の実施形態における発信時の
履歴情報または着信時の履歴情報に置き換わるものとな
り、携帯情報端末の構成および通信方法は第1の実施形
態と同様であるが、当該携帯情報端末は第2の実施形態
で説明した通信システム(図7参照)に適用されること
になる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯情報
端末、通信方法および記録媒体によれば、通信前または
通信中に、入力手段を介したユーザ指示に基づき、記憶
制御手段(記憶制御ステップ)により、発信時の履歴情
報または着信時の履歴情報を記憶手段に記憶するか否か
を選択し、記憶手段(記憶ステップ)により、記憶制御
手段(記憶制御ステップ)による設定に基づいて、発信
時の履歴情報または着信時の履歴情報を記憶することと
し、通信前または通信中に、例えば履歴情報を記憶手段
に記憶しない設定にしておくことにより、通信後に、記
憶手段に記憶された他人に見られたくない履歴情報を削
除するという手間を解消することができる。また、通信
後に不意の来客があったとき、立て続けに着信があった
とき等、不測の事態が生じたことによって、通信終了時
から一定時間が経過してしまったために、他人に見られ
たくない履歴情報の削除し忘れを無くすことができる。
さらに、同様に、通信終了時から一定時間の間に、他の
履歴情報が記憶手段に記憶されてしまった場合には、記
憶手段に記憶された履歴情報の内、該当する履歴情報を
検索してから削除することになるが、その手間を解消す
ることができる。
【0117】また、本発明によれば、通信前または通信
中に、入力手段を介したユーザ指示に基づき、記憶制御
手段(記憶制御ステップ)により、提供情報閲覧時の履
歴情報を記憶手段に記憶するか否かを選択し、記憶手段
(記憶ステップ)により、記憶制御手段(記憶制御ステ
ップ)による設定に基づいて、提供情報閲覧時の履歴情
報を記憶することとし、通信前または通信中に、例えば
履歴情報を記憶手段に記憶しない設定にしておくことに
より、通信後に、記憶手段に記憶された、他人に見られ
たくない履歴情報を削除するという手間を解消すること
ができる。また、通信後に不意の来客があったとき等、
不測の事態が生じたことによって、通信終了時から一定
時間が経過してしまったために、他人に見られたくない
履歴情報の削除し忘れを無くすことができる。さらに、
通信終了時から一定時間が経過してしまい、その間に、
他の提供情報を閲覧したために、他の履歴情報が記憶手
段に記憶されてしまった場合には、記憶手段に記憶され
た履歴情報の内、該当する履歴情報を検索してから削除
しなければならないという手間を解消することができ
る。
【0118】また、本発明によれば、アクセス前または
アクセス中に、入力手段を介したユーザ指示に基づき、
記憶制御手段(記憶制御ステップ)により、アクセス時
の履歴情報を記憶手段に記憶するか否かを選択し、記憶
手段(記憶ステップ)により、記憶制御手段(記憶制御
ステップ)による設定に基づいて、アクセス時の履歴情
報を記憶することとし、アクセス前またはアクセス中
に、例えば履歴情報を記憶手段に記憶しない設定にして
おくことにより、アクセス後に、記憶手段に記憶された
他人に見られたくない履歴情報を削除するという手間を
解消することができる。また、アクセス後に不意の来客
があったとき等、不測の事態が生じたことによって、ア
クセス後から一定時間が経過してしまったために、他人
に見られたくない履歴情報の削除し忘れを無くすことが
できる。さらに、同様に、不測の事態が生じたことによ
って、アクセス後から一定時間が経過してしまい、その
間に、他のファイルにアクセスしたために、他のファイ
ルの履歴情報が記憶手段に追加されてしまった場合に
は、記憶手段に記憶されたファイルの履歴情報の内、該
当する履歴情報を検索してから削除しなければならない
という手間を解消することができる。
【0119】さらに、本発明によれば、入力手段を介し
たユーザ指示に基づき、終了手順選択手段(終了手順選
択ステップ)により、第1の終了手順または第2の終了
手順を選択し、第1の終了手順選択時には、履歴情報を
前記記憶手段に(記憶ステップで)記憶しないで終了
し、第2の終了手順選択時には、履歴情報を前記記憶手
段に(記憶ステップで)記憶して終了することとし、例
えば通信終了時に第1の終了手順を選択することによ
り、ワンアクションで履歴情報を記憶手段に記憶しない
で終了することができる。そのため、通信後に、記憶手
段に記憶された、他人に見られたくない履歴情報を削除
するという手間を解消することができる。さらに、通信
相手の履歴情報を記憶手段に記憶しておきたい場合に
は、通信後に、第2の終了手順を選択することにより、
この履歴情報を記憶手段に記憶しておくこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る携帯情報端末を
示す構成図である。
【図2】図2(a)は記憶部に記憶される電話帳記憶テ
ーブルを例示する説明図であり、図2(b)は記憶部に
記憶される着信履歴記憶テーブルを例示する説明図であ
り、図2(c)は記憶部に記憶される発信履歴記憶テー
ブルを例示する説明図である。
【図3】第1の実施形態の携帯情報端末における処理の
第1具体例を説明するフローチャートである。
【図4】第1の実施形態の携帯情報端末における処理の
第2具体例を説明するフローチャートである。
【図5】第1の実施形態の携帯情報端末における処理の
第3具体例を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る携帯情報端末を
示す構成図である。
【図7】第2の実施形態の携帯情報端末が適用される通
信システムの一般的な構成図である。
【図8】記憶部に記憶される発信履歴記憶テーブルを例
示する説明図である。
【図9】第2の実施形態の携帯情報端末における処理の
第1具体例を説明するフローチャートである。
【図10】第2の実施形態の携帯情報端末における処理
の第2具体例を説明するフローチャートである。
【図11】第2の実施形態の携帯情報端末における処理
の第3具体例を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る携帯情報端末
を示す構成図である。
【図13】記憶部に記憶されるアクセス履歴記憶テーブ
ルを例示する説明図である。
【図14】第3の実施形態の携帯情報端末における処理
の第1具体例を説明するフローチャートである。
【図15】第3の実施形態の携帯情報端末における処理
の第2具体例を説明するフローチャートである。
【図16】第3の実施形態の携帯情報端末における処理
の第3具体例を説明するフローチャートである。
【図17】従来の携帯情報端末における履歴情報の処理
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100,600,1200 携帯情報端末 110,610,1210 送受信部 120,620,1220 入力部 130,630,1230 制御部 132,632,1232 バッファメモリ 134,634,1234 記憶制御部 136,636,1236 終了手順選択部 140,640,1240 出力部 150,650,1250 記憶部 702 基地局 704 移動網 706 プロトコル変換サーバ 708 インターネット 710 WWWサーバ 712 コンテンツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04M 1/725

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履歴情報を記憶する記憶手段と、 通信前または通信中に、入力手段を介したユーザ指示に
    基づき、発信時の履歴情報または着信時の履歴情報を前
    記記憶手段に記憶するか否かを選択する記憶制御手段
    と、を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して接続される情報提
    供装置に格納された提供情報を閲覧可能な携帯情報端末
    であって、 履歴情報を記憶する記憶手段と、 通信前または通信中に、入力手段を介したユーザ指示に
    基づき、提供情報閲覧時の履歴情報を前記記憶手段に記
    憶するか否かを選択する記憶制御手段と、を備えること
    を特徴とする携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 各種ファイルが格納されたファイル記憶
    手段にアクセス可能な携帯情報端末であって、 履歴情報を記憶する記憶手段と、 アクセス前またはアクセス中に、入力手段を介したユー
    ザ指示に基づき、アクセス時の履歴情報を前記記憶手段
    に記憶するか否かを選択する記憶制御手段と、を備える
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 前記記憶制御手段の選択結果を出力する
    出力手段を備えることを特徴とする請求項1、2または
    3に記載の携帯情報端末。
  5. 【請求項5】 履歴情報を記憶する記憶手段と、 入力手段を介したユーザ指示に基づき、第1の終了手順
    または第2の終了手順を選択する終了手順選択手段と、
    を有し、 前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶しないで終了し、 前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶して終了することを特徴とする携帯情報端
    末。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続される情報提
    供装置に格納された提供情報を閲覧可能な携帯情報端末
    であって、 履歴情報を記憶する記憶手段と、 入力手段を介したユーザ指示に基づき、第1の終了手順
    または第2の終了手順を選択する終了手順選択手段と、
    を有し、 前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶しないで終了し、 前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶して終了することを特徴とする携帯情報端
    末。
  7. 【請求項7】 各種ファイルが格納されたファイル記憶
    手段にアクセス可能な携帯情報端末であって、 履歴情報を記憶する記憶手段と、 入力手段を介したユーザ指示に基づき、第1の終了手順
    または第2の終了手順を選択する終了手順選択手段と、
    を有し、 前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶しないで終了し、 前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶して終了することを特徴とする携帯情報端
    末。
  8. 【請求項8】 前記終了手順選択手段の選択結果を出力
    する出力手段を備えることを特徴とする請求項5、6ま
    たは7に記載の携帯情報端末。
  9. 【請求項9】 履歴情報を記憶手段に記憶する記憶ステ
    ップと、 通信前または通信中に、入力ステップを介したユーザ指
    示に基づき、発信時の履歴情報または着信時の履歴情報
    を前記記憶手段に記憶するか否かを選択する記憶制御ス
    テップと、を備えることを特徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して接続される情報
    提供装置に格納された提供情報を閲覧可能な携帯情報端
    末の通信方法であって履歴情報を記憶する記憶ステップ
    と、 通信前または通信中に、入力ステップを介したユーザ指
    示に基づき、提供情報閲覧時の履歴情報を前記記憶ステ
    ップで記憶するか否かを選択する記憶制御ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 各種ファイルが格納されたファイル記
    憶手段にアクセス可能な携帯情報端末の通信方法であっ
    て、 履歴情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、 アクセス前またはアクセス中に、入力ステップを介した
    ユーザ指示に基づき、アクセス時の履歴情報を前記記憶
    手段に記憶するか否かを選択する記憶制御ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶制御ステップの選択結果を出
    力する出力ステップを有することを特徴とする請求項
    9、10または11に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 履歴情報を記憶手段に記憶する記憶ス
    テップと、 入力ステップを介したユーザ指示に基づき、第1の終了
    手順または第2の終了手順を選択する終了手順選択ステ
    ップと、を有し、 前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶しないで終了し、 前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶して終了することを特徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して接続される情報
    提供装置に格納された提供情報を閲覧可能な携帯情報端
    末の通信方法であって 履歴情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、 入力ステップを介したユーザ指示に基づき、第1の終了
    手順または第2の終了手順を選択する終了手順選択ステ
    ップと、を有し、 前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶しないで終了し、 前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶して終了することを特徴とする通信方法。
  15. 【請求項15】 各種ファイルが格納されたファイル記
    憶手段にアクセス可能な携帯情報端末の通信方法であっ
    て、 履歴情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、 入力ステップを介したユーザ指示に基づき、第1の終了
    手順または第2の終了手順を選択する終了手順選択ステ
    ップと、を有し、 前記第1の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶しないで終了し、 前記第2の終了手順選択時には、前記履歴情報を前記記
    憶手段に記憶して終了することを特徴とする通信方法。
  16. 【請求項16】 前記終了手順選択ステップの選択結果
    を出力する出力ステップを有することを特徴とする請求
    項13、14または15に記載の通信方法。
  17. 【請求項17】 請求項9、10、11、12、13、
    14、15または16に記載の通信方法をコンピュータ
    に実行させるためのプログラムとして記録したコンピュ
    ータにより読み取り可能な記録媒体。
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