JP3927207B2 - 情報端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)、電子手帳等の情報端末装置に係わり、特に装置内の電話帳やスケジュール帳等に記憶されたエントリデータをシークレット状態に設定して閲覧及び編集を制限する機能や、表示情報を一定範囲内に制限する機能を備えた情報端末装置に関する。
携帯電話機やPDA等の情報端末装置には一般に電話帳が設けられ、電話帳に登録された発信先情報を使用して簡易な操作で発信を行えるようになっている。また、電話帳に登録された発信先情報の秘匿性を高めるためにシークレット機能を備えた装置もある。シークレット機能は、例えばユーザが秘匿対象とする発信先情報に対し個別にシークレット状態に設定し、以後パスワードを入力しなければシークレット状態に設定された発信先情報を閲覧編集できないようにするものである(例えば特許文献1を参照。)。
一方、携帯電話機には、例えばメール文書の作成時の能率を高めるために入力予測機能を備えたものがある。入力予測機能は、入力が確定された文字列を予測メモリに保存し、以後文字が入力されるごとに当該入力された文字を含む文字列を上記予測メモリから読み出して表示する機能である(例えば特許文献2を参照。)。
特開2000−196732号公報 特開2001−325252号公報
ところが、上記入力予測機能を備えた装置では、電話帳に登録する発信者の名称等を入力した際にもその文字列が予測メモリに保存される。このため、当該発信先情報がシークレット状態に設定された後に、例えば第三者が上記発信者名の先頭のいくつかの文字を入力すると、予測メモリから過去に入力された上記発信者名が読み出されて表示され、この結果シークレット状態に設定されている上記発信者名が明らかになるか、又は推測可能になるという問題があった。
また、最近ブラウザ機能を備え、インターネット上のWebページから情報データをダウンロードすることを可能にした携帯端末も多くなっている。この種の携帯端末では、ダウンロードされた情報データは閲覧表示終了後においてもキャッシュメモリに保存される。そして、その後上記Webページに対するアクセス操作が再度行われた場合に、上記キャッシュメモリから情報データが読み出されて表示される。
したがって、このような携帯端末においても、キャッシュメモリに保存された情報データが電話帳やスケジュール帳においてシークレット状態に設定された個人情報を含んでいれば、キャッシュメモリに保存された情報データが表示されることによって、シークレット状態に設定された個人情報が結果的に第三者に漏洩するという問題が発生する。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、シークレット状態に設定されたエントリデータに含まれる入力文字列が無条件に表示されないようにし、これによりエントリデータの秘匿性をさらに高めた情報端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、エントリデータが記憶されるデータメモリと、このデータメモリに記憶されたエントリデータのうちシークレット状態に設定されたエントリデータに対するアクセスを制限するシークレット制御手段と、文字列を入力するための文字入力手段と、この文字入力手段により入力が確定された文字列を予測メモリに保存する機能と、上記文字入力手段から入力された文字を含む文字列を上記予測メモリから読み出す機能とを有する入力予測手段とを備える情報端末装置にあって、
上記文字入力手段において文字が入力されるごとに、上記シークレット状態に設定されたエントリデータの中に上記文字入力手段において入力された文字を含む文字列を含むエントリデータが存在するか否かを判定する。そして、上記文字入力手段において入力された文字を含む文字列を含むエントリデータが存在すると判定された場合に、上記文字入力手段において入力された文字を含む文字列が上記入力予測手段から読み出されて表示されないように上記入力予測手段を制御するようにしたものである。
したがって第1の発明によれば、文字入力手段により入力された文字列が、シークレット状態に設定されたエントリデータと関係性を有する文字列だった場合には、入力予測手段の機能が無効に設定される。このため、入力予測手段により表示される文字列によって、シークレット状態に設定されたエントリデータが明らかになったり、また推測可能になる不具合を防止できる。
要するにこの発明によれば、シークレット状態に設定されたエントリデータに含まれる入力文字列が表示されないようになり、これによりエントリデータの秘匿性をさらに高めた情報端末装置を提供することができる。
図1は、この発明に係わる情報端末装置の第1の実施形態である携帯端末の構成を示すブロック図である。
同図において、図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)2、受信回路(RX)3、そしてCDMA信号処理部6を介して所定の伝送フォーマットに変換され、受信パケットデータとなる。そして、この受信パケットデータは圧縮伸長処理部(以後コンパンダと称する)7に入力される。
コンパンダ7は、上記CDMA信号処理部6から出力された受信パケットデータを多重分離部によりメディア毎に分離し、メディアデータ毎に復号処理を行う。例えば受信パケットデータにオーディオデータが含まれていれば、このオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また受信パケットデータにビデオデータが含まれていれば、このビデオデータをビデオコーデックにより復号する。この復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCM符号処理部(以後PCMコーデックと称する)8へ、またディジタルビデオ信号は制御部12Aへそれぞれ入力される。さらに、受信パケットデータにメールやアプリケーション等のテキストデータが含まれている場合には、このテキストデータは制御部12Aに入力される。
コンパンダ7から出力されたディジタルオーディオ信号は、PCMコーデック8、受話増幅器9を経由してスピーカ10より出力される。
一方、コンパンダ7から出力されたディジタルビデオ信号は、ビデオRAMを介して表示部15のLCD(Liquid Crystal Devise)に表示される。なお、制御部12Aは、受信されたビデオデータばかりでなく、カメラ19により撮像されたビデオデータについてもビデオRAMを介して表示部15のLCDに表示する。また、メールやアプリケーション等のテキストデータは記憶部13に保存される。そして、入力部14における表示操作に応じて記憶部13から読み出されて表示部15のLCDに表示される。なお、上記オーディオデータ及びビデオデータについても、必要に応じて記憶部13に記憶される。
一方、マイクロホン11に入力された話者の音声信号は、送話増幅器18、PCMコーデック8及びコンパンダ7を経由し、またカメラ19から出力されるビデオ信号は、制御部12Aによりディジタル化されたのちコンパンダ7を経由して、それぞれCDMA信号処理部6でスペクトラム拡散処理を施され、送信回路(TX)5、アンテナ共用器2、そしてアンテナ1を介して基地局へ送信される。
入力部14には、ダイヤルキーに加え、送信キー、終了キー、電源キー、音量調節キー、モード指定キー等の機能キーが設けられている。また表示部15には、LCD及びLEDが設けられている。LCDには、先に述べた送受信データや装置の動作モードを表すデータが表示される。また、電話帳データや送受信履歴等も表示される。またLEDは、着信の報知やバッテリ16の充電状態を表示するために使用される。なお、17は電源回路であり、バッテリ16の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。なお、バッテリ16は図示しない充電回路により充電される。
ところで、本実施形態の携帯端末は、データメモリ13及び予測メモリ19を備えている。データメモリ13には、電話帳やスケジュール帳、音楽データ、映像データ及びテキストデータを格納するデータフォルダ等が格納される。このうち電話帳には、例えば図2に示すようにエントリデータとしての発信先情報と、この発信先情報を秘匿すべきか否かを示すシークレット情報が記憶される。発信先情報は発信相手の名称とその読み仮名、電話番号又はアドレスにより構成される。予測メモリ19は後述する入力予測機能を実現するために使用されるもので、入力が確定された文字列が保存される。
制御部12Aは、例えばマイクロコンピュータを主制御部として備え、この発明に係わる制御機能としてシークレット制御機能12aと、入力予測機能12bと、予測許否制御機能12cとを有している。これらの機能12a,12b,12cはいずれもマイクロコンピュータにプログラムを実行させることにより実現される。
シークレット制御機能12aは、ユーザのシークレット設定操作に応じて、上記電話帳に記憶された発信先情報を個別にシークレット状態に設定する。シークレット状態に設定された発信先情報には、例えば図2に示すようにシークレットフラグ“S”が記憶される。またシークレット制御機能12aは、上記シークレット状態に設定された発信先情報の閲覧要求に対しパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードが予め登録されたパスワードと一致した場合にのみ、上記電話帳から該当する発信先情報を読み出して表示部15に表示させる。
入力予測機能12bは、入力部14による文字の入力操作において入力が確定された文字列を予測メモリ19に保存する。そして、以後入力部14において文字が入力されるごとに当該入力された文字を含む文字列を上記予測メモリ19から読み出して表示部15に表示する。
予測許否制御機能12cは、シークレット状態に設定された発信先情報に関係する文字列が上記入力部14により入力された場合に、上記入力予測機能12bを無効にする。具体的には、次の3種類の入力予測許否モードを選択的に実行する。
(1)入力部14において文字が入力されるごとに、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記入力された文字列を含む発信先情報が存在するか否かを判定する。そして、該当する発信先情報が存在すると判定された場合には、予測メモリ19に保存された文字列が表示されないようにする。
(2)入力部14において文字列の入力が確定された場合に、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記入力が確定された文字列を含む発信先情報が存在するか否かを判定する。そして、該当する発信先情報が存在すると判定された場合に、予測メモリ19への上記入力が確定された文字列の保存を禁止する。
(3)電話帳に記憶された発信先情報が新たにシークレット状態に設定された場合に、当該新たにシークレット状態に設定された発信先情報に含まれる文字列を予測メモリ19から検索し、この検索された文字列を予測メモリ19から削除する。
次に、以上のように構成された携帯端末の動作を説明する。図4乃至図6は制御部12Aの制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
(1)第1の入力予測許否モード
例えば、ユーザがメール本文を作成しているものとする。この状態で制御部12Aは、図4に示すようにステップ4aで文字の入力を監視し、文字が1字入力されるごとにステップ4bに移行し、ここで予測メモリ19を検索して上記入力された文字を含む文字列の有無をステップ4cで判定する。この判定の結果、該当する文字列が予測メモリ19に保存されていなければ、ステップ4gに移行してここで上記入力された文字又は文字列の確定操作を監視する。そして確定操作が行われなければ、上記ステップ4aに戻って次の文字の入力待ち状態となる。
これに対し入力文字列の確定操作が行われれば、ステップ4hに移行してここで上記入力が確定された文字又は文字列をメール文書に取り込み、さらにステップ4iにより予測メモリ19に保存する。そして、制御部12Aは最後にステップ4jにおいて入力終了操作を監視し、この状態で入力終了操作が検出されると処理を終了する。これに対し、まだ入力操作がまだ終了していなければ、上記ステップ4aに戻って次の文字の入力待ち状態となる。
一方、上記ステップ4cにおいて、該当する文字列が予測メモリ19に保存されていた場合には、制御部12Aはステップ4dに移行して電話帳を検索し、これによりシークレット状態に設定されている発信先情報の中に、上記入力された文字列を含むものがあるか否かをステップ4eで判定する。そして、この判定の結果、上記入力された文字列を含む発信先情報が存在しなければ、ステップ4fにより予測メモリ19から上記該当する文字列を読み出して表示部15に表示する。操作者は、上記表示された文字列が、いま当に入力しようとしている文字列であれば確定操作を行う。かくして、入力予測機能を利用した簡易な文字入力が可能となる。
これに対し、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に、上記入力された文字列を含む発信先情報が存在したとする。この場合制御部12Aは、ステップ4fをスキップしてステップ4gによる入力確定操作の監視に移行する。このため、予測メモリ19に保存された文字列は表示されず、この結果シークレット状態に設定された発信相手の名前が明らかになったり、また推測可能になる不具合は生じない。
例えば、いま図2に示すように「青木弘」に係わる発信先情報がシークレット状態に設定されており、かつ予測メモリ19に図3に示すように過去に入力された「青木弘」、「あおきさんと食事」等が入力文字列「あお」に対応付けられて保存されていたとする。この場合、本実施形態の携帯端末であれば、上記「あお」が入力されても、予測メモリ19に保存されている上記「あお」に対応する文字列は一切表示されない。このため、上記「青木弘」に関する秘匿性は保持される。
ちなみに、従来の装置であれば、「あお」が入力された時点で、予測メモリ19から上記「青木弘」、「あおきさんと食事」等といった、上記シークレット状態に設定された発信先情報に相当するか又は関係する文字列が読み出されて表示されてしまう。このため、シークレット状態に設定しているはずの「青木弘」という名前や、「あおきさんと食事」といった過去の行動記録が明らかになってしまい、きわめて好ましくない。
(2)第2の入力予測許否モード
例えばメール本文を作成している状態で制御部12Aは、図5に示すようにステップ5aで文字の入力を監視し、文字が1字入力されるごとにステップ5bに移行し、ここで予測メモリ19を検索して上記入力された文字を含む文字列の有無をステップ5cで判定する。この判定の結果、該当する文字列が予測メモリ19に保存されていなければ、ステップ5eに移行してここで上記入力された文字又は文字列の確定操作を監視する。そして、確定操作が行われなければ上記ステップ5aに戻って次の文字の入力待ち状態となり、一方確定操作が行われればステップ5fに移行して上記入力が確定された文字又は文字列をメール文書に取り込む。
これに対し上記入力された文字を含む文字列が予測メモリ19に保存されていれば、ステップ5dにより予測メモリ19から当該文字列を読み出して表示部15に表示し、上記ステップ5eにより入力文字列の確定操作を監視する。そして、確定操作が行われなければ上記ステップ5aに戻って次の文字の入力待ち状態となり、一方確定操作が行われればステップ5fに移行して上記入力が確定された文字又は文字列をメール文書に取り込む。すなわち、上記ステップ5a〜ステップ5fにより、通常の入力予測機能を利用した文字入力処理が行われる。
ところで、上記文字列の入力確定操作が行われると、制御部12Aは次にステップ5gにより電話帳を検索し、これによりシークレット状態に設定されている発信先情報の中に、上記入力が確定された文字列を含む発信先情報があるか否かをステップ5hで判定する。そして、この判定の結果、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に上記入力が確定された文字列を含む発信先情報が存在しなければ、ステップ5iに移行してここで上記入力が確定された文字列を予測メモリ19に保存する。そして、ステップ5jにおいて入力終了操作を監視し、この状態で入力終了操作が検出されると処理を終了する。これに対し、まだ入力操作がまだ終了していなければ、上記ステップ5aに戻って次の文字の入力待ち状態となる。
一方、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に上記入力が確定された文字列を含む発信先情報が存在したとする。この場合制御部12Aは、上記入力が確定された文字列を予測メモリ19に保存せず、そのままステップ5jに移行する。したがって、以後第三者の文字入力操作において、上記入力が確定された文字列に含まれる文字が入力されたとしても、この入力文字を含む文字列が予測メモリ19から読み出されて表示される不具合は未然に回避される。
(3)第3の入力予測許否モード
待機状態において制御部12Aは、図6に示すようにステップ6aにより電話帳に対するシークレットの設定変更操作を監視している。そして、この状態でユーザが電話帳に記憶されている発信先情報の中で所望の発信先情報を新たにシークレット状態に設定したとする。
そうすると制御部12Aは、ステップ6bにより予測メモリ19を検索し、これにより上記新たなシークレット状態に設定された発信先情報に含まれる文字列が予測メモリ19に保存されているか否かをステップ6cで判定する。そして、該当する文字列が保存されていたとすると、ステップ6dに移行してここで当該文字列を予測メモリ19から削除する。
したがって、以後の例えばメール作成に伴う文字入力操作において、上記シークレット状態に設定された発信先情報の一部を構成する文字列に含まれる文字が入力されたとしても、この入力された文字を含む文字列が予測メモリ19から読み出されて表示されることはない。このため、シークレット状態に設定された発信相手の名前が明らかになったり、また推測可能になるといった不具合は回避される。
以上述べたように第1の実施形態では、入力予測機能12bを使用した文字入力モードにおいて、入力部14において文字が入力されるごとに、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記入力された文字列を含む発信先情報が存在するか否かを判定し、該当する発信先情報が存在すると判定された場合に予測メモリ19に保存された文字列が表示されないようにする制御と、文字列の入力が確定された場合にシークレット状態に設定された発信先情報の中に上記入力が確定された文字列を含む発信先情報が存在するか否かを判定し、該当する発信先情報が存在すると判定された場合に予測メモリ19への上記入力が確定された文字列の保存を禁止する制御と、電話帳に記憶された発信先情報が新たにシークレット状態に設定された場合に、当該新たにシークレット状態に設定された発信先情報に含まれる文字列を予測メモリ19から検索し、この検索された文字列を予測メモリ19から削除する制御とを選択的に実行するようにしている。
したがって、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に、入力された文字列を含む発信先情報が存在したとしても、予測メモリ19に保存された文字列は表示されない。また、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に、入力が確定された文字列を含む発信先情報が存在した場合には、入力が確定された文字列を予測メモリ19に保存しない。さらに、新たなシークレット状態に設定された発信先情報に含まれる文字列が予測メモリ19に保存されている場合には、当該文字列が予測メモリ19から削除される。
このため、シークレット状態に設定された発信先情報の一部を構成する文字列に含まれる文字が入力されたとしても、この入力された文字を含む文字列が予測メモリ19から読み出されて表示されることはない。このため、シークレット状態に設定された発信相手の名前が明らかになったり、また推測可能になるといった不具合は回避される。
なお、図12に示すように、入力予測メモリ19に過去に入力した文字列(文章)を記録し、入力部14から入力された文字または文字列が確定すると、この確定された文字または文字列に続いて過去に入力された文字、文字列を入力予測候補として表示部15に表示するようにしても良い。
例えば、入力部14を操作して“昨日”という文字列の入力が確定処理されると、制御部12Aの入力予測機能12bは、入力予測メモリ19に記録されている情報に昨日が存在するか検索し、ここでは“昨日”が記録されているため、これに続く文字、文字列として、“加藤さん”、“会社”、及び“の”が読み出されて入力予測候補として表示部14に表示される。
ここで、表示部14に表示されている文字、文字列に入力すべき文字及び文字列がない場合は、入力部14を用いて所望とする文字や文字列を入力することになる。このとき、入力された文字、文字列が確定されると、制御部12Aは電話帳の検索を行いシークレット設定がされている発信者情報の中に上記確定された文字、文字列が存在する場合は、この確定された文字、文字列を含み、これ以後入力される文字や文字列を予測メモリ19に記録しないように制御する。
このように、シークレット設定がされている発信者情報に含まれる文字や文字列を含んだ文章を予測メモリ19に記録しないように制御することで、その後の入力処理の際に入力予測候補となることを防止することが可能となる。
参考例
この発明の参考例は、例えばWebページからダウンロードされた情報データをキャッシュメモリに保存し、以後同一のWebページに対するアクセス操作が行われたときに上記情報データをキャッシュメモリから読み出して表示する機能を備えている携帯端末において、電話帳でシークレット状態に設定された発信先情報と関係性を有する情報データがキャッシュメモリから読み出されて表示されないようにしたものである。
図7は、この発明の参考例に係わる携帯端末の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
この参考例に係わる携帯端末は、電話帳などを格納するデータメモリ13に加え、キャッシュメモリ20を備えている。キャッシュメモリ20には、例えばWebページからダウンロードされて表示部15に表示された情報データが保存される。
制御部12Bは、この発明に係わる制御機能として、シークレット制御機能12aと、キャッシュ保存機能12dと、キャッシュ許否制御機能12eを有している。これらの機能12a,12d,12eはいずれもマイクロコンピュータにプログラムを実行させることにより実現される。
このうちキャッシュ保存機能12dは、例えばWebページからダウンロードされかつ表示された情報データをキャッシュメモリ20に保存する。そして、以後同一のWebページに対するアクセス操作が行われたときに、上記情報データをキャッシュメモリ20から読み出して表示する機能である。
キャッシュ許否制御機能12eは、電話帳においてシークレット状態に設定された発信先情報と関係性を有する情報データが取得された場合に、上記キャッシュ保存機能12dによるキャッシュ処理を無効にする。具体的には、次の3種類のキャッシュ許否モードを選択的に実行する。
(1)キャッシュメモリ20に保存された情報データの表示要求が発生した場合に、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記キャッシュメモリ20に保存された情報データと関係性を有する発信先情報が存在するか否かを判定する。そして、上記関係性を有する発信先情報が存在すると判定された場合に、上記キャッシュメモリ20に保存された情報データを表示しないようにする。
(2)キャッシュ対象の情報データが取得された場合に、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記取得された情報データと関係性を有する発信先情報が存在するか否かを判定する。そして、上記関係性を有する発信先情報が存在すると判定された場合に、キャッシュメモリ20への上記取得された情報データの保存を禁止する。
(3)電話帳に記憶された発信先情報が新たにシークレット状態に設定された場合に、この新たにシークレット状態に設定された発信先情報と関係性を有する情報データをキャッシュメモリ20から検索する。そして、この検索された情報データを上記キャッシュメモリ20から削除する。
次に、以上のように構成された携帯端末の動作を説明する。図9乃至図11は制御部12Bの制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
(1)第1のキャッシュ許否モード
いま例えばユーザがブラウザを起動して、所望のWebページから情報データを取得するための操作を行ったとする。そうすると制御部12Bは、図9に示すようにステップ9aからステップ9bに移行して、ここでキャッシュメモリ20を検索し、これにより同一のWebページから過去に取得した情報データが保存されているか否かをステップ9cで判定する。
この判定の結果、該当する情報データがキャッシュメモリ20に保存されていなければ、ステップ9gに移行してここで上記取得操作の終了を監視する。そして取得操作が終了しなければ、上記ステップ9aに戻って取得操作の入力待ち状態となる。これに対し取得操作が終了すると、ステップ9hに移行してここで上記Webページから情報データを取得して表示部15に表示すると共に、ステップ9iによりキャッシュメモリ20に保存する。
一方、上記ステップ9cにおいて、該当する情報データがキャッシュメモリ20に保存されていた場合には、制御部12Bはステップ9dに移行して電話帳を検索し、これによりシークレット状態に設定されている発信先情報の中に、上記キャッシュ保存されている情報データと関係性を有する発信先情報があるか否かをステップ9eで判定する。そして、この判定の結果、上記キャッシュ保存されている情報データと関連性を有する発信先情報が存在しなければ、ステップ9fによりキャッシュメモリ20から上記情報データを読み出して表示部15に表示する。したがってユーザは、上記表示された情報データをもとに、以後比較的簡単にWebページのアクセス操作を行うことが可能となる。
これに対し、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に、上記キャッシュ保存されている情報データと関連性を有する発信先情報が存在したとする。この場合制御部12Bは、ステップ9fをスキップしてステップ9gに移行する。このため、キャッシュメモリ20に保存された情報データは表示されず、この結果シークレット状態に設定された発信先情報が明らかになったり、また推測可能になる不具合は生じない。
例えば、いま図8に示すように「東京花子」に係わる発信先情報がシークレット状態に設定されており、かつキャッシュメモリ20に上記「東京花子」の住所を含む地図データが保存されていたとする。この場合、本実施形態の携帯端末であれば、例えばWebサイトから地図データを取得するための操作が行われても、上記キャッシュメモリ20に保存された「東京花子」の住所を含む地図データは表示されない。このため、仮に第三者が携帯端末を借りて地図データの取得操作を行っても、シークレット状態に設定された「東京花子」の住所を含む地図データが表示されることはなく、これにより東京花子に関する発信先情報の秘匿性は保持される。
また同様に、シークレット状態に設定された発信者の名称や電話番号などを含む情報データがキャッシュメモリ20に保存されている場合にも、この情報データの表示は行われない。したがって、シークレット状態に設定された発信者の名称や電話番号が第三者に知られる不具合も回避される。
(2)第2のキャッシュ許否モード
ユーザが、所望のWebページから所望の情報データを取得するための操作を行うと、制御部12Bは図10に示すようにステップ10aからステップ10bに移行する。そして、キャッシュメモリ20を検索し、これにより同一のWebページから過去に取得した情報データが保存されているか否かをステップ10cで判定する。この判定の結果、該当する文字列が予測メモリ19に保存されていなければ、ステップ10eに移行して上記取得操作の終了を監視する。そして、取得操作が終了するとステップ10fに移行してWebページから情報データをダウンロードする処理を実行し、一方取得操作が終了しなければステップ10aに戻る。
これに対し上記同一のWebページから過去に取得した情報データがキャッシュメモリ20に保存されていれば、ステップ10dによりキャッシュメモリ20から当該情報データを読み出して表示部15に表示し、上記ステップ10eにより取得操作の終了を監視する。そして、取得操作が終了するとステップ10fに移行してWebページから情報データをダウンロードする処理を実行し、一方取得操作が終了しなければステップ10aに戻る。すなわち、上記ステップ10a〜ステップ10fにより、キャッシュ保存機能を利用したWebページのアクセス操作が行われる。
ところで、上記取得操作が終了し、Webページから情報データがダウンロードされると、制御部12Bは次にステップ10gにより電話帳を検索し、これによりシークレット状態に設定されている発信先情報の中に、上記取得された情報データと関係性を有する情報があるか否かをステップ10hで判定する。そして、この判定の結果、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に上記取得された情報データと関係性を有する発信先情報が存在しなければ、ステップ10iに移行してここで上記取得された情報データをキャッシュメモリ20に保存する。
一方、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に上記取得された情報データと関係性を有する発信先情報が存在したとする。この場合制御部12Bは、上記取得された情報データをキャッシュメモリ20に保存しない。このため、以後第三者が、過去にユーザによりアクセスされたWebページに対しアクセスしたとしても、当該Webページから過去に取得された情報データが、キャッシュメモリ20から読み出されて表示される不具合は未然に回避される。
(3)第3のキャッシュ許否モード
待機状態において制御部12Bは、図11に示すようにステップ11aにより電話帳に対するシークレットの設定変更操作を監視している。そして、この状態でユーザが電話帳に記憶されている発信先情報の中で所望の発信先情報を新たにシークレット状態に設定したとする。
そうすると制御部12Bは、ステップ11bによりキャッシュメモリ20を検索し、これにより上記新たなシークレット状態に設定された発信先情報と関係性を有する情報データがキャッシュメモリ20に保存されているか否かをステップ11cで判定する。そして、該当する情報データが保存されていたとすると、ステップ11dに移行してここで当該情報データをキャッシュメモリ20から削除する。
このため、以後第三者がユーザの携帯端末を借りて、当該ユーザが過去にアクセスした履歴のあるWebページに対しアクセスしたとしても、当該Webページから過去に取得された情報データがキャッシュメモリ20から読み出されて表示される心配はない。このため、シークレット状態に設定された発信相手の名前が明らかになったり、また推測可能になるといった不具合は確実に回避される。
以上述べたように参考例では、キャッシュ保存機能12dを使用したWebアクセスモードにおいて、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記キャッシュメモリ20に保存された情報データと関係性を有する発信先情報が存在するか否かを判定し、関係性を有する発信先情報が存在すると判定された場合に、上記キャッシュメモリ20に保存された情報データを表示しないようにするモードと、キャッシュ対象の情報データが取得された場合に、シークレット状態に設定された発信先情報の中に上記取得された情報データと関係性を有する発信先情報が存在するか否かを判定し、関係性を有する発信先情報が存在すると判定された場合にキャッシュメモリ20への上記取得された情報データの保存を禁止するモードと、電話帳に記憶された発信先情報が新たにシークレット状態に設定された場合に、この新たにシークレット状態に設定された発信先情報と関係性を有する情報データをキャッシュメモリ20から検索し、この検索された情報データを上記キャッシュメモリ20から削除するモードとを、選択的に実行するようにしている。
したがって、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に、キャッシュメモリ20に保存された情報データと関係性を有する発信先情報が存在しても、キャッシュメモリ20に保存された情報データは表示されない。また、シークレット状態に設定されている発信先情報の中に、取得された情報データと関係性を有する発信先情報が存在した場合には、取得された情報データをキャッシュメモリ20に保存しない。さらに、新たにシークレット状態に設定された発信先情報と関係する情報データがキャッシュメモリ20に保存されている場合には、当該情報データがキャッシュメモリ20から削除される。
このため、シークレット状態に設定された発信相手の名前や電話番号を含む情報データや、発信相手の所在を表す地図データがキャッシュメモリ20から読み出されて表示されることはない。このため、シークレット状態に設定された発信相手の名前や電話番号、所在が明らかになったり、また推測可能になる不具合は回避される。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、仮名漢字変換機能にもこの発明は適用可能である。すなわち、一般に仮名漢字変換機能は、入力された読み仮名とこの読み仮名に対し変換された漢字を対応付けて学習用メモリに記憶し、以後同じ読み仮名が入力された場合に上記記憶された漢字を優先的に読みだして表示する、いわゆる学習機能を備えている。このため、シークレット状態に設定された発信先情報に含まれる漢字が上記学習用メモリに保存されていれば、後に第三者が同じ読み仮名を入力した場合に、当該漢字が優先的に表示されてしまう。この結果、シークレット状態に設定されている発信相手の名前が明らかになったり、また推測可能になる心配がある。
そこで、上記シークレット状態に設定された発信先情報に含まれる漢字が学習用メモリから読み出されて表示されないようにしたり、また保存されないようにしたり、さらには保存されている漢字を学習メモリから削除する。このようにすることで、仮名漢字変換機能を使用して文書を作成する際に、シークレット状態に設定された発信先情報に含まれる漢字が学習用メモリから読み出されて表示される不具合は防止され、この結果シークレット状態に設定された発信先情報の名前等の秘匿性を保持することが可能となる。
また、前記各実施形態では携帯電話機やPDA等の携帯端末例にとって説明したが、パーソナル・コンピュータや電子手帳等のその他の情報端末装置にもこの発明は適用可能である。さらに、前記各実施形態ではシークレット状態に設定されるエントリデータとして電話帳に記憶される発信先情報を例にとって説明した、しかし、それに限るものではなく、スケジュール帳に記憶されるスケジュール情報や、お気に入りフォルダに記憶されるWebサイト名やそのURL、データフォルダに記憶される音楽及び映像ファイル、アプリケーションプログラム等に対しても、この発明は適用可能である。
その他、情報端末の構成、入力予測許否制御及びキャッシュ保存許否制御機能の制御手順と制御内容、エントリデータの種類などについても、この発明を種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明に係わる情報端末装置の第1の実施形態を示すブロック図。 図1に示した装置に設けられる電話帳に記憶される発信先情報の一例を示す図。 図1に示した装置に設けられる予測メモリに保存される文字列の一例を示す図。 図1に示した装置による第1の入力予測許否モードの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図1に示した装置による第2の入力予測許否モードの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図1に示した装置による第3の入力予測許否モードの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 この発明に係わる情報端末装置の参考例を示すブロック図。 図6に示した装置に設けられる電話帳に記憶される発信先情報の一例を示す図。 図1に示した装置による第1のキャッシュ許否モードの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図1に示した装置による第2のキャッシュ許否モードの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図1に示した装置による第3のキャッシュ許否モードの制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図1に示した装置によるその他の入力予測許否モードの制御内容を説明するための図。
符号の説明
1…アンテナ、2…アンテナ共用器(DUP)、3…受信回路(RX)、4…周波数シンセサイザ(SYN)、5…送信回路(TX)、6…CDMA信号処理部、7…圧縮伸長処理部(コンパンダ)、8…PCM符号処理部(PCMコーデック)、9…受話増幅器、10…スピーカ、11…マイクロホン、12…制御部、12a…シークレット制御機能、12b…入力予測機能、12c…予測許否制御機能、12d…キャッシュ保存機能、12e…キャッシュ許否制御機能、13…記憶部、14…入力部、15…表示部、16…バッテリ、17…電源回路、18…送話増幅器、19…予測メモリ、20…キャッシュメモリ。

Claims (3)

  1. エントリデータが記憶されるデータメモリと、
    前記データメモリに記憶されたエントリデータのうちシークレット状態に設定されたエントリデータに対するアクセスを制限するシークレット制御手段と、
    文字列を入力するための文字入力手段と、
    前記文字入力手段により入力が確定された文字列を予測メモリに保存する機能と、前記文字入力手段から入力された文字を含む文字列を前記予測メモリから読み出す機能とを有する入力予測手段と、
    前記文字入力手段において文字が入力されるごとに、前記シークレット状態に設定されたエントリデータの中に前記文字入力手段において入力された文字を含む文字列を含むエントリデータが存在するか否かを判定する手段と、
    前記文字入力手段において入力された文字を含む文字列を含むエントリデータが存在すると判定された場合に、前記文字入力手段において入力された文字を含む文字列が前記入力予測手段から読み出されて表示されないように前記入力予測手段を制御する手段と
    を具備することを特徴とする情報端末装置。
  2. 前記文字入力手段において文字列の入力が確定された場合に、前記シークレット状態に設定されたエントリデータの中に前記入力が確定された文字列を含むエントリデータが存在するか否かを判定する手段と、
    前記入力が確定された文字列を含むエントリデータが存在すると判定された場合に、前記予測メモリへの前記入力が確定された文字列の保存を制限する手段と
    、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 前記データメモリに記憶されたエントリデータが新たにシークレット状態に設定された場合に、当該新たにシークレット状態に設定されたエントリデータに含まれる文字列を前記予測メモリから検索する手段と、
    前記検索された文字列を前記予測メモリから削除する手段と
    、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
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