JP2004005006A - 移動通信端末装置の辞書追加方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声通話を行う機能と、ネットワークを介してデータをダウンロードする機能と、電子メールによる通信を行う機能とを有する移動通信端末装置であって、移動通信端末装置10は第一メモリ21及び第二メモリ22を備えており、移動通信端末装置10はダウンロードした辞書データを第一メモリ21に記憶し、電子メールの作成時には、辞書データを第二メモリ22に複製し、第二メモリ22に記憶された辞書データを用いる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールによる通信機能を有する携帯電話装置その他の移動通信端末装置に関し、特に、文字編集時(例えば、電子メールの作成時)に用いる辞書データを容易に追加することができる移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話装置などの移動通信端末装置を使って、場所を問わず、電子メールのやりとりが日常化しており、さらに、移動通信端末装置へのデータ入力が日常化している今日、移動通信端末装置への文字入力の迅速化、容易さは非常に重要である。
【0003】
しかしながら、現在、携帯電話機などの移動通信端末装置に内蔵されている辞書は一般的に日常使用されている用語のみを網羅したものであり、必ずしもビジネス用にも個人用にも適応しうるものではない。特に、特定の業務や分野における専門用語はほとんど、あるいは、全く網羅されていないことも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、特開平7−273853号公報は、入力されたかなを漢字に変換するためのかな漢字変換辞書を有する携帯電話装置を開示している。
【0005】
しかしながら、この携帯電話装置に内蔵されているかな漢字変換辞書は携帯電話装置を制御するプログラムと一緒にメモリ内に固定的に保持されているため、携帯電話装置を制御するプログラムを書き換えることなしには、新規の語彙を追加することができなかった。
【0006】
携帯電話装置の使用者は、携帯電話装置に内蔵されているかな漢字変換辞書とは別の辞書を用いることも可能であるが、そのためには、その辞書を携帯電話装置に入力するための利用者の操作を伴う。さらに、登録可能な辞書の件数も限られていることから、多くの語彙を簡単に登録することはできなかった。
【0007】
本発明は以上のような従来の移動通信端末装置における問題点に鑑みてなされたものであり、電子メールによる通信機能を有する移動通信端末装置において、文字編集の際(例えば、電子メールの通信文の作成の際)に使用する辞書であって、移動通信端末装置の使用者が所望する辞書を容易に新たに追加することを可能にする移動通信端末装置及び移動通信端末装置への辞書の追加方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、音声通話の機能の他に、他の媒体からデータを入力する機能(例えば、ブラウザなどのネットワークからファイルやデータをダウンロードする機能、あるいは、フレキシブルディスクその他の記憶媒体からファイルやデータを複製する機能)と、電子メールの送受信、電子メールの閲覧、電子メールのための文書作成その他の文字編集を行う機能を有する移動通信端末装置であって、文字編集(例えば、電子メール文章作成)時に使用するかな漢字変換の辞書データを他の媒体から取得でき、取得した辞書データを移動通信端末装置内のメモリに格納し、かな漢字辞書として使用する設定を行うだけで、専門用語などの語彙を容易に追加すること可能にする移動通信端末装置を提供する。
【0009】
具体的には、本発明は、音声通話を行う機能と、他の媒体から情報を入力する機能と、電子メールによる通信を行う機能とを有する移動通信端末装置であって、前記移動通信端末装置は第一メモリ及び第二メモリを備えており、前記移動通信端末装置は前記他の媒体から入力した辞書データを前記第一メモリに記憶し、文字編集時には、前記辞書データを前記第二メモリに複製し、前記第二メモリに記憶された前記辞書データを用いるものである移動通信端末装置を提供する。
【0010】
ここに、文字編集とは、電子メールの通信文の作成、スケジュール表への書き込み、メモ帳へのデータの書き込み、相手方の電話番号をメモリに記憶させる際にその電話番号に付す表題、など何らかの文字または記号を用いて移動通信端末装置にデータを入力する作業を指す。
【0011】
前記他の媒体は、例えば、ネットワークであり、この場合、前記移動通信端末装置は前記ネットワークからファイルまたはデータをダウンロードし、それらのファイルまたはデータを前記第一メモリに記憶する。
【0012】
前記他の媒体は、例えば、記憶媒体であり、この場合、前記移動通信端末装置は前記記憶媒体からファイルまたはデータを複製し、それらのファイルまたはデータを前記第一メモリに記憶する。
【0013】
前記第一メモリに記憶された前記辞書データは、前記移動通信端末装置の使用者が前記辞書データの利用の設定を行ったときに、前記第二メモリに複製されるようにすることが好ましい。
【0014】
また、本移動通信端末装置は、前記辞書データが不要になった場合には、前記利用の設定を解除することにより、前記辞書データは前記第二メモリから削除され、前記第一メモリにのみ残るようにすることができる。
【0015】
さらに、本発明は、文字編集時に使用する辞書データを移動通信端末装置に入力する方法であって、入力しようとするデータが辞書データとして正しいか否かを判定する第一の過程と、前記辞書データを記憶させるための容量を第一メモリ内に確保できるか否かを判定する第二の過程と、前記データが辞書データとして正しいものであり、かつ、前記辞書データを記憶させるための容量を前記第一メモリ内に確保できる場合には、前記辞書データを前記移動通信端末装置に入力し、前記辞書データを前記第一メモリ内に記憶させる第三の過程と、前記辞書データを記憶させるための容量を第二メモリ内に確保できるか否かを判定する第四の過程と、前記辞書データを記憶させるための容量を前記第二メモリ内に確保できる場合には、前記辞書データを前記第二メモリ内に記憶させる第五の過程と、を備え、文字編集時には、前記第二メモリに記憶された前記辞書データを用いるものである方法を提供する。
【0016】
前記第三の過程における前記辞書データの前記移動通信端末装置への入力は、例えば、前記辞書データをネットワークからダウンロードすることにより、あるいは、前記辞書データを記憶媒体から複製することにより行うことができる。
【0017】
前記辞書データの前記第二メモリ内への記憶は、例えば、前記移動通信端末装置の使用者が前記辞書データの利用の設定を行った場合にのみ、行われるようにすることができる。
【0018】
また、前記辞書データが不要になった場合には、前記利用の設定を解除することにより、前記辞書データは前記第二メモリから削除され、前記第一メモリにのみ残るようにすることができる。
【0019】
なお、前記辞書データを全く使用しなくなる場合には、前記第一メモリから前記辞書データを削除することにより、同時に、前記辞書データは前記第二メモリからも削除される。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る移動通信端末装置の構造を示すブロック図である。本実施形態に係る移動通信端末装置は携帯電話装置に適用されたものである。
【0021】
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信端末装置10は、本移動通信端末装置10に対する操作を受け付けるキーボード、テンキーなどのデータ入力機器からなる操作部11と、使用者が入力したデータまたは受信したデータを表示するための液晶表示装置からなる表示部12と、着呼や本移動通信端末装置10の状態変化を報知するスピーカーなどからなる報知部13と、これらの操作部11と表示部12と報知部13の動作を制御する中央処理装置(CPU)からなる制御部14と、音声の入出力を行う音声入出力部15と、無線通信の送受信を行う無線信号送受信部16と、本移動通信端末装置10の動作に必要なプログラム18、ダウンロードしたデータ17(図2参照)、内蔵辞書データ19その他の各種データを保持する第一メモリ21と、ダウンロードしたデータ17を複製するための第二メモリ22と、からなる。
【0022】
すなわち、本実施形態に係る移動通信端末装置10は、音声通話の機能の他に、ブラウザなどのネットワークからファイルやデータをダウンロードする機能と、電子メールの送受信、電子メールの閲覧、電子メールのための文書作成その他の文字編集を行う機能とを有している。
【0023】
図2は、第一メモリ21及び第二メモリ22の記憶状況を示す概略図である。
【0024】
本移動通信端末装置10が、使用者の要求に応じて、ネットワークを介して新たに辞書データ17をダウンロードすると、図2に示すように、辞書データ17は第一メモリ21内に記憶される。
【0025】
本移動通信端末装置10の使用者が本移動通信端末装置10において電子メール用の通信文を作成する場合には、後述するように、使用者が、ダウンロードした辞書データ17を利用する旨の設定を行うと、辞書データ17は第二メモリ22にコピーされる。
【0026】
この後、使用者は、第二メモリ22にコピーされた辞書データ17を用いて電子メール用の通信文を作成する。この場合、使用者は、本移動通信端末装置10に元々備えられていた内蔵辞書19の他に、新たにダウンロードした辞書データ17を用いて、電子メール用の通信文を作成することができる。
【0027】
図3は、本移動通信端末装置10において新たに辞書データをダウンロードする場合の方法を示すフローチャートであり、図4は、ダウンロードした辞書データを本移動通信端末装置10内に記憶させる過程を示すフローチャートである。以下、図3及び図4を参照して、本移動通信端末装置10に新たに辞書データを追加する方法を説明する。
【0028】
本移動通信端末装置10の使用者が所望の辞書データをダウンロードしようとする際(図3のステップA31)、先ず、制御部14は、そのデータが辞書データとして正しいものであるか否かを判定する(図3のステップA32)。
【0029】
そのデータが辞書データとして正しいものである場合には(図3のステップA32のYES)、制御部14は次に第一メモリ21にその辞書データを格納する空き容量があるか否かを判定する(図3のステップA34)。
【0030】
第一メモリ21にその辞書データを格納する空き容量がある場合には(図3のステップA34のYES)、制御部14はその辞書データのダウンロードを開始する(図3のステップA35)。
【0031】
ダウンロードされた辞書データ17は第一メモリ21に格納される(図3のステップA36)。
【0032】
ダウンロードしようとするデータが辞書データとして正しくない場合(図3のステップA32のNO)、または、第一メモリ21にその辞書データ17を格納する空き容量がない場合には(図3のステップA34のNO)、ダウンロードは中止される(図3のステップA33)。
【0033】
ダウンロード終了後、制御部14は、ダウンロードした辞書データ17を通常使用する辞書として登録するか否かの問い合わせを本移動通信端末装置10に対して行う(図4のステップB41)。この問い合わせは、例えば、制御部14がその旨の質問を表示部12に表示することにより行う。
【0034】
本移動通信端末装置10の使用者が、操作部11を介して、辞書データ17を通常辞書として使用する旨の回答を行った場合(図4のステップB41のYES)、制御部14は、第二メモリ22にその辞書データ17を格納する空き容量があるか否かを判定する(図4のステップB42)。
【0035】
第二メモリ22にその辞書データ17を格納する空き容量がある場合には(図4のステップB42のYES)、制御部14は、その辞書データ17を第二メモリ22にコピーし(図4のステップB43)、通常辞書としての登録を行う(図4のステップB45)。
【0036】
本移動通信端末装置10の使用者が辞書データ17を通常辞書として使用する旨の回答を行わなかった場合(図4のステップB41のNO)、または、第二メモリ22にその辞書データを格納する空き容量がない場合(図4のステップB42のNO)には、制御部14は、辞書データの第二メモリ22へのコピーは行わない(図4のステップB44)。
【0037】
本移動通信端末装置10の使用者が使用したい辞書として、ダウンロードされた辞書データ17を選択した場合には、上記のようにして第二メモリ22に登録された辞書データ17が用いられる。第一メモリ22に記憶された辞書データ17は使用されない。
【0038】
図5は、本移動通信端末装置10の使用者が、第二メモリ22に記憶された辞書データ17の利用設定を解除する場合の過程を示すフローチャートである。
【0039】
本移動通信端末装置10の使用者が、第二メモリ22に記憶された辞書データ17の利用設定の解除を希望する場合には、操作部11を介して、制御部14に対してその旨の指示を行う(ステップC11)。この指示は、例えば、操作部11を構成する各種キーのうちの予め定められたキーを押すことにより行われる。
【0040】
前述の指示を受けた制御部14は、再確認のため、辞書データ17の利用設定の解除を行ってよいか否かの問い合わせを表示部12に表示する(ステップC12)。
【0041】
これに対して、本移動通信端末装置10の使用者が利用設定の解除を選択した場合には(ステップC12のYES)、制御部14は辞書データ17を第二メモリ22から削除する(ステップC13)。
【0042】
なお、辞書データ17を第二メモリ22から削除しても、辞書データ17は第一メモリ21には保存されたまま残る(ステップC14)。これにより、辞書データ17が将来必要になった場合には、いつでも、辞書データ17を第二メモリ22に複製し、辞書データ17を再度使用することが可能である。
【0043】
なお、辞書データ17が不要になった場合には、辞書データ17を第一メモリ21から削除することにより、辞書データ17は第二メモリ22からも同時に削除される。すなわち、辞書データ17は移動通信端末装置10から消去される。
【0044】
以上のように、本実施形態に係る移動通信端末装置10によれば、追加の辞書データをネットワークからダウンロードすることにより、移動通信端末装置10内の固定辞書を書き換えることなく、語彙の追加を容易に行うことができる。
【0045】
また、辞書データをネットワークからダウンロードできるため、移動通信端末装置10内の辞書には収納されていない変換候補を利用者自身が辞書に登録するという、従来行われていた操作を省くこともできる。
【0046】
さらに、一旦ダウンロードされた辞書データ17は第一メモリ21に格納され、利用時に第二メモリ22に複製されて使用されるため、ダウンロードした辞書データ17の利用解除を行うことにより、第二メモリ22から辞書データ17を削除し、不要になった語彙をかな漢字変換の対象から容易に外すことができる。
【0047】
また、第二メモリ22から辞書データ17を削除する際、同時に、内蔵辞書19に格納されている情報を更新することも可能である。これにより、内蔵辞書19と辞書データ17との間の不整合を解消したり、内蔵辞書19の内容を充実させることができる。
【0048】
また、かな漢字変換のために検索を行う場合、制御部14は、ダウンロードした辞書データ17を第一メモリ21から第二メモリ22にコピーするという動作を覚えていて、辞書データ17をコピーした第二メモリ22内のみを検索する処理を行うため、かなから漢字への変換時のスピードが遅くなるという点も改善することができる。
【0049】
上述の実施形態においては、本発明に係る移動通信端末装置を携帯電話装置に適用した例を示したが、本発明に係る移動通信端末装置は携帯形情報通信端末(PDA:Personal Digital Assistant)にも適用することができる。この場合の辞書データ17はダウンロードにより入手することができるだけでなく、スマートメディアその他の記憶媒体からも入手することができる。
【0050】
図6は、記憶媒体から辞書データ17を移動通信端末装置に登録する場合の過程を示すフローチャートである。
【0051】
本移動通信端末装置10の使用者が記憶媒体に記憶されている所望の辞書データを追加辞書として使用しようとする際(図6のステップA51)、先ず、制御部14は、そのデータが辞書データとして正しいものであるか否かを判定する(図6のステップA52)。
【0052】
そのデータが辞書データとして正しいものである場合には(図6のステップA52のYES)、制御部14は次に第一メモリ21にその辞書データを格納する空き容量があるか否かを判定する(図6のステップA53)。
【0053】
第一メモリ21にその辞書データを格納する空き容量がある場合には(図6のステップA53のYES)、制御部14はその辞書データのコピーを開始する(図6のステップA55)。
【0054】
これにより、辞書データ17は第一メモリ21にコピーされる(図6のステップA56)。
【0055】
コピーしようとするデータが辞書データとして正しくない場合(図6のステップA52のNO)、または、第一メモリ21にその辞書データ17を格納する空き容量がない場合には(図6のステップA53のNO)、コピーは中止される(図6のステップA54)。
【0056】
記憶媒体から第一メモリ21へ辞書データ17のコピー終了後においては、図4に示した各過程と同様にして、辞書データ17の第二メモリ22へのコピーの可否が決められる。
【0057】
また、本移動通信端末装置10の使用者が第二メモリ22に記憶された辞書データ17の利用設定を解除する場合には、図5に示した各過程と同様にして、利用設定の解除が行われる。
【0058】
なお、本明細書において、「記憶媒体」の語は、データを記録することができるあらゆる媒体を含むものとする。
【0059】
記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disk−ROM)やPDなどのディスク型の記憶媒体、磁気テープ、MO(Magneto Optical Disk)、DVD−ROM(Digital Video Disk−Read Only Memory)、DVD−RAM(Digital Video Disk−Random Access Memory)、フレキシブルディスク、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリーチップ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、スマートメディア(登録商標)、フラッシュメモリー、コンパクトフラッシュ(登録商標)カードなどの書き換え可能なカード型ROM、ハードディスクがあり、その他プログラム又はデータの格納に適していれば、いかなる手段も用いることができる。
【0060】
上述の実施形態においては、第二メモリ22にコピーされた辞書データ17は電子メール用の通信文を作成するために用いられるものとしたが、辞書データ17の用途は電子メール用通信文の作成に限定されるものではない。
【0061】
例えば、移動通信端末装置10に予め内蔵されているスケジュール表への日程の書き込み、移動通信端末装置10に内蔵されているメモ帳への各種データの書き込み、相手方の電話番号その他のデータをメモリに記憶させる際に、その電話番号に付して、表示画面に表示させる表記名の選択、などに辞書データ17を用いることができる。すなわち、何らかの文字あるいは記号を用いて移動通信端末装置10にデータを入力する作業を行う際には、辞書データ17を用いることが可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、追加したい語彙が格納された辞書データはネットワークから移動通信端末装置内にダウンロードされ、あるいは、記憶媒体から移動通信端末装置内に登録される。これにより、移動通信端末装置内に元々備えられていた固定辞書を書き換えることなく、語彙の追加を容易に行うことができる。この結果、移動通信端末装置内の固定辞書に加えて、移動通信端末装置が所望する用語を収納した追加辞書を使用することが可能になり、内蔵辞書と追加辞書の両方を検索することにより、より多くの候補を検出することができ、あるいは、専門語や流行語などの語彙を最新のものに更新することが可能になる。
【0063】
また、辞書データをネットワークからダウンロードできるため、移動通信端末装置内の固定辞書には収納されていない変換候補を利用者自身が辞書に登録するという、従来行われていた操作を省くこともできる。
【0064】
さらに、一旦ダウンロードされた辞書データは第一メモリに格納され、利用時に第二メモリに複製されて使用されるため、ダウンロードした辞書データの利用解除を行うことにより、第二メモリから辞書データを削除することにより、不要になった語彙をかな漢字変換の対象から容易に外すことができる。
【0065】
さらに、辞書データは一旦第一メモリにダウンロードされ、利用シーンに応じて、第二メモリに複製して使用される。このため、ダウンロードした辞書データの利用解除を行った場合、辞書データは第二メモリから削除されるだけであり、第一メモリには記憶されたまま残る。このため、いつでも辞書データを第二メモリに再設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動通信端末装置の構造を示すブロック図である。
【図2】図1に示した移動通信端末装置内のメモリの記憶状況を示す概略図である。
【図3】新たに辞書データをダウンロードする場合の各過程を示すフローチャートである。
【図4】ダウンロードした辞書データを移動通信端末装置内に記憶させる場合の各過程を示すフローチャートである。
【図5】移動通信端末装置の使用者が辞書データの利用設定を解除する場合の各過程を示すフローチャートである。
【図6】記憶媒体から辞書データを移動通信端末装置に登録する場合の各過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 本発明の一実施形態に係る移動通信端末装置
11 操作部
12 表示部
13 報知部
14 制御部
15 音声入出力部
16 無線信号送受信部
18 プログラムデータ
19 内蔵辞書
21 第一メモリ
22 第二メモリ
Claims (10)
- 音声通話を行う機能と、他の媒体から情報を入力する機能と、電子メールによる通信を行う機能とを有する移動通信端末装置であって、
前記移動通信端末装置は第一メモリ及び第二メモリを備えており、
前記移動通信端末装置は前記他の媒体から入力した辞書データを前記第一メモリに記憶し、文字編集時には、前記辞書データを前記第二メモリに複製し、前記第二メモリに記憶された前記辞書データを用いるものである移動通信端末装置。 - 前記他の媒体はネットワークであり、前記移動通信端末装置は前記ネットワークからファイルまたはデータをダウンロードし、それらのファイルまたはデータを前記第一メモリに記憶するものであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
- 前記他の媒体は記憶媒体であり、前記移動通信端末装置は前記記憶媒体からファイルまたはデータを複製し、それらのファイルまたはデータを前記第一メモリに記憶するものであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末装置。
- 前記第一メモリに記憶された前記辞書データは、前記移動通信端末装置の使用者が前記辞書データの利用の設定を行ったときに、前記第二メモリに複製されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の移動通信端末装置。
- 前記辞書データが不要になった場合には、前記利用の設定を解除することにより、前記辞書データは前記第二メモリから削除され、前記第一メモリにのみ残ることを特徴とする請求項4に記載の移動通信端末装置。
- 文字編集時に使用する辞書データを移動通信端末装置に入力する方法であって、
入力しようとするデータが辞書データとして正しいか否かを判定する第一の過程と、
前記辞書データを記憶させるための容量を第一メモリ内に確保できるか否かを判定する第二の過程と、
前記データが辞書データとして正しいものであり、かつ、前記辞書データを記憶させるための容量を前記第一メモリ内に確保できる場合には、前記辞書データを前記移動通信端末装置に入力し、前記辞書データを前記第一メモリ内に記憶させる第三の過程と、
前記辞書データを記憶させるための容量を第二メモリ内に確保できるか否かを判定する第四の過程と、
前記辞書データを記憶させるための容量を前記第二メモリ内に確保できる場合には、前記辞書データを前記第二メモリ内に記憶させる第五の過程と、
を備え、
文字編集時には、前記第二メモリに記憶された前記辞書データを用いるものである方法。 - 前記第三の過程における前記辞書データの前記移動通信端末装置への入力は、前記辞書データをネットワークからダウンロードすることにより行われるものであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記第三の過程における前記辞書データの前記移動通信端末装置への入力は、前記辞書データを記憶媒体から複製することにより行われるものであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記辞書データの前記第二メモリ内への記憶は、前記移動通信端末装置の使用者が前記辞書データの利用の設定を行った場合にのみ、行われるものであることを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項に記載の方法。
- 前記辞書データが不要になった場合には、前記利用の設定を解除することにより、前記辞書データは前記第二メモリから削除され、前記第一メモリにのみ残ることを特徴とする請求項9に記載の方法。
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