JP2012043084A - 文章編集装置、文章編集方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

文章編集装置、文章編集方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが柔軟かつ容易に文章の編集を行うことができる文章編集装置、文章編集方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体を提供すること。
【解決手段】記憶部16が、文章と文章中の編集可能な箇所の情報とを記憶し、入力部11が、文章の編集操作の入力をユーザから受け付け、表示部12が、文章とユーザによる編集操作の対象箇所とを表示し、制御部17が、記憶部16に記憶された情報に基づいて、表示部12が表示する編集操作の対象箇所を文章中の編集可能な箇所に移動し、移動した編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力を入力部11がユーザから受け付けた場合に、入力を受け付けた編集操作に基づいて文章の編集処理を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザから文章の編集操作の入力を受け付け、入力を受け付けた編集操作に基づいて文章の編集処理を実行する文章編集装置、文章編集方法、その文章編集方法を実現するコンピュータプログラム、および、その文章編集方法を実現するコンピュータプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
電子メールの送信機能を有する携帯電話等では、頻繁に用いる文章を予め定型文として記憶しておき、電子メールを作成する際にそれを読み出して利用することが従来行われている。定型文の一部を変更したい場合には、ユーザは、その定型文が電子メールの文章として表示された後、カーソルを移動して変更箇所を指定し、文言の削除や追加などの編集作業を行う。
文章の編集作業におけるユーザの負荷を軽減できる技術として、特許文献1には、患者に対して行われる処置の内容を示す文字情報から処置の内容を特定する文言を抽出し、抽出した文言を所定の定型文に当てはめて編集情報を生成し、その編集情報を表示するシステムが開示されている。
また、特許文献2には、文書編集の操作過程を履歴として記憶しておき、その中から任意の範囲を選択し、選択された範囲の編集操作を任意の指定位置において再実行するデータ編集装置が示されている。
特開2008−250534号公報 特開2001−265761号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術は、定型文に当てはめる文言が前もって決まっていない場合、すなわち、定型文に当てはめるにはどのような文言が適切かをユーザが定型文を見ながら決めるような場合には用いることができないという問題がある。また、特許文献2の技術では、編集操作を行う文書の位置をユーザが指定する必要があり、操作が煩雑になるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザが柔軟かつ容易に文章の編集を行うことができる文章編集装置、文章編集方法、その文章編集方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム、および、そのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、文章の編集処理を実行する文章編集装置であって、前記文章と該文章中の編集可能な箇所の情報とを記憶する記憶部と、前記文章の編集操作の入力をユーザから受け付ける入力部と、前記文章と前記ユーザによる編集操作の対象箇所とを表示する表示部と、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記表示部が表示する前記編集操作の対象箇所を前記文章中の編集可能な箇所に移動し、移動した当該編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力を前記入力部がユーザから受け付けた場合に、入力を受け付けた編集操作に基づいて前記文章の編集処理を制御する制御部と、を備えたことを特徴としたものである。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、前記文章中の編集可能な箇所と編集可能でない箇所とを異なる表示形態で前記表示部に表示する制御を行うことを特徴としたものである。
本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記入力部は、前記編集可能な箇所を置換すべき候補として挙げられた置換候補以外の候補の入力をユーザから受け付け、前記制御部は、前記入力部が入力を受け付けた候補で当該編集可能な箇所を置換することを特徴としたものである。
本発明の第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1つの技術手段において、前記記憶部は、前記文章中の編集可能な箇所の情報に対応付けて当該編集可能な箇所を置換すべき候補の特徴を示す特徴情報を記憶し、前記入力部は、前記編集可能な箇所を置換すべき候補の中から当該編集可能な箇所を置換する候補の選択操作の入力をユーザから受け付け、前記制御部は、前記特徴情報に基づいて前記編集可能な箇所を置換すべき候補を取得し、取得した候補の中から当該編集可能な箇所を置換する候補の選択操作の入力を前記入力部がユーザから受け付けた場合に、選択された候補で前記編集可能な箇所を置換することを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1つの技術手段において、前記制御部が、前記入力部がユーザから入力を受け付けた編集操作に基づいて前記文章の編集処理を制御した場合に、前記編集操作の対象箇所を次の編集可能な箇所に移動し、前記入力部が、移動した前記編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力をユーザから受け付け、前記制御部が、入力を受け付けた編集操作に基づいて前記文章の編集処理を制御することを特徴としたものである。
本発明の第6の技術手段は、第1〜第5のいずれか1つの技術手段において、前記記憶部は、前記編集処理の実行後の文章を当該文章中の編集可能な箇所の情報とともに新たに記憶し、前記制御部は、前記記憶部に新たに記憶された文章の編集処理を制御することを特徴としたものである。
本発明の第7の技術手段は、文章の編集処理を実行する文章編集方法であって、記憶部に記憶された文章と当該文章中の編集可能な箇所の情報とに基づいて、表示部が表示するユーザによる編集操作の対象箇所を前記文章中の編集可能な箇所に移動する移動ステップと、前記移動ステップにおいて移動した前記編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力をユーザから受け付ける入力受付ステップと、前記入力受付ステップにおいて入力を受け付けた編集操作に基づいて、前記文章の編集処理を制御する制御ステップと、を含むことを特徴としたものである。
本発明の第8の技術手段は、上記文章編集方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明の第9の技術手段は、上記コンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、文章中の編集可能な箇所にユーザによる編集操作の対象位置を移動し、その対象位置において行う編集操作の入力をユーザから受け付け、入力を受け付けた編集操作に基づいて文章の編集処理を実行するので、ユーザが柔軟かつ容易に文章の編集を行うことができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の概略図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の機能ブロック図である。 変換辞書データの一例を示す図である。 ユーザ設定変換辞書データの一例を示す図である。 定型文辞書データの一例を示す図である。 文字列編集部による文字列編集処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 定型文選択部による定型文選択処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 定型文選択部による定型文選択処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 定型文制御部による定型文制御処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 予測変換制御部による予測変換制御処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 文字列編集部による表示設定処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 文字列編集部による表示設定処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。 定型文の一覧の一例を示す図である。 定型文の一覧の表示例を示す図である。 定型文の編集処理の一例を示す図である。 定型文の編集処理の一例を示す図である。 定型文の編集処理の一例を示す図である。 定型文の編集処理の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、電子メール作成機能を有する携帯電話機を例に挙げて本発明に係る文章編集装置を説明するが、文章編集装置はこれに限定されるものではなく、ユーザから文章の編集操作の入力を受け付け、入力を受け付けた編集操作に基づいて文章の編集処理を実行する装置であれば他の装置であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機10の概略図である。この携帯電話機10は、通話処理に加えて、電子メールの作成および送受信処理を実行する。そして、この携帯電話機10は、予め電子メールの作成に用いる定型文を登録しておき、その定型文の編集操作をユーザから受け付けることにより電子メールの文章を編集することができる。
携帯電話機10は、入力部11、表示部12、マイク13、スピーカー14を備える。入力部11は、ユーザからの入力を受け付ける。表示部12は、電子メール作成時の文章や、文字変換における変換候補などを表示する。この表示部12は、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどで構成される。なお、表示部12は、有機EL(Electro-Luminescence)タッチパネルなどで構成され、入力部11と表示部12とが一体として構成されることとしてもよい。マイク13は、通話時の音声入力を受け付ける。スピーカー14は、通話時の音声の出力や、各種効果音の出力などを行う。
図2は、本発明の実施形態に係る携帯電話機10の機能ブロック図である。この携帯電話機10は、入力部11、表示部12、マイク13、スピーカー14、無線通信部15、記憶部16、制御部17を備える。入力部11、表示部12、マイク13、スピーカー14は、図1で説明したものと同様のものである。
入力部11は、文字キー110、選択キー111、確定キー112、定型文キー113を備える。文字キー110は、電子メールの文章作成時の文字入力や、通話のための電話番号の入力などに用いられるキーである。選択キー111は、電子メールの文章作成時の文字の入力位置を決定するためのカーソルの移動や、文字変換における変換候補の選択などに用いられるキーである。確定キー112は、入力された文字の確定や、文字変換における変換の確定などに用いられるキーである。定型文キー113は、電子メールなどに挿入される定型文の一覧を取得するために用いられるキーである。
また、表示部12は、文字表示領域120と変換候補表示領域121とを有する。文字表示領域120は、文章が表示される領域である。変換候補表示領域121は、入力中の文字に対する変換候補が表示される領域である。
無線通信部15は、アンテナなどの無線通信装置である。この無線通信部15は、無線電波の送受信を行う。記憶部16は、各種の情報を記憶する装置である。この記憶部16は、RAM(Random Access Memory)などから構成される揮発性メモリ160と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などから構成される不揮発性メモリ161を備える。揮発性メモリ160は、制御部17により処理される各種データを一時的に記憶するワークエリアとして用いられるメモリである。
不揮発性メモリ161は、変換辞書データ1610、ユーザ設定変換辞書データ1611、定型文辞書データ1612を記憶している。変換辞書データ1610は、読み仮名を漢字やカタカナ、数字、アルファベット等に変換するために用いられるデータである。この変換辞書データ1610は、読み仮名とその変換候補となる漢字やカタカナ、数字、アルファベット等とを対応付けて記憶している。
図3は、変換辞書データ1610の一例を示す図である。図3に示すように、変換辞書データ1610には、読み仮名、表記、予測候補、品詞情報、優先設定の各項目が登録されている。読み仮名は変換の対象となる文字のデータである。表記は、読み仮名を漢字やカタカナ、数字、アルファベット等で表した語句のデータである。表記に登録される各語句には番号が付与されており(例えば、「オーケー」に対しては1、「OK」に対しては2など)、表示部12の変換候補表示領域121に各語句が表示される際には、この番号順に表示がなされる。予測候補は、読み仮名の表記ではないが、表記に登録された語句の後に、変換対象として表示される語句のデータである。予測候補に登録される各語句にも番号が付与されており、表示部12の変換候補表示領域121に予測候補の各語句が表示される際には、この番号順に表示がなされる。品詞情報は、表記および予測候補に登録されている語句の品詞のデータである。優先設定は、表記および予測候補が属する分類の名称である。
この優先設定は、後に説明する図5の定型文辞書データ1612に登録された優先設定のデータに対応するものである。定型文辞書データ1612に優先設定が登録されている場合、その優先設定に対応する表記および予測候補のデータが変換辞書データ1610から取得され、取得された表記および予測候補が変換候補表示領域121に優先的に表示される。例えば、図3では、「おーけー」という読み仮名に対して、「オーケー」、「OK」という表記が登録され、「了解」という予測候補が登録され、「名詞」という品詞情報が登録され、「承諾」という優先設定が登録されている。
ユーザ設定変換辞書データ1611は、読み仮名とその変換候補となる漢字やカタカナ、数字、アルファベット等の入力をユーザから受け付けて、入力を受け付けた読み仮名とその変換候補となる漢字やカタカナ、数字、アルファベット等とを対応付けて記憶したデータである。
図4は、ユーザ設定変換辞書データ1611の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザ設定変換辞書データ1611には、読み仮名、表記、予測候補、品詞情報、優先設定の各項目が登録されている。読み仮名は変換の対象となる文字である。表記は、読み仮名を漢字やカタカナ、数字、アルファベット等で表した語句のデータである。表記に登録される各語句には番号が付与されており、表示部12の変換候補表示領域121に各語句が表示される際には、この番号順に表示がなされる。予測候補は、読み仮名の表記ではないが、表記に登録された語句の後ろに、変換対象として表示される語句のデータである。予測候補に登録される各語句にも番号が付与されており、表示部12の変換候補表示領域121に予測候補の各語句が表示される際には、この番号順に表示がなされる。品詞情報は、表記および予測候補に登録されている語句の品詞のデータである。優先設定は、各表記および予測候補が属する分類の名称である。この優先設定は、後に説明する図5の定型文辞書データ1612に登録された優先設定のデータに対応するものである。例えば、図4では、「おっけー」という読み仮名に対して、「OK」という表記が登録され、「NG」、「了解」という予測候補が登録され、「名詞」という品詞情報が登録され、「承諾」という優先設定が登録されている。
定型文辞書データ1612は、文章作成時に用いられる各種の定型文を記憶したデータである。図5は、定型文辞書データ1612の一例を示す図である。図5に示すように、定型文辞書データ1612は、定型文と、その定型文に対応する第1編集可能箇所、第2編集可能箇所、第3編集可能箇所の属性データを登録している。定型文は、「おはようございます。」や「○○時に□□で待ちあわせましょう。」など、文章の作成時に頻繁に用いられる文章のデータである。なお、定型文における「○○」、「□□」の箇所は、文字が無い箇所であることを意味する。
第1〜第3編集可能箇所は、定型文の中でユーザによる文言の編集が可能となっている箇所のデータである。第1〜第3編集可能箇所には、定型文ごとに編集可能位置、品詞情報、優先設定、辞書指定のデータが登録される。
編集可能位置は、定型文内においてユーザによる編集が許可されている文字の位置を示すデータである。例えば、「おはようございます。」という定型文は、いずれの文字もユーザによる編集が許可されていないので、第1〜第3編集可能箇所の編集可能位置は「なし」となっている。「OKです。」という定型文については、1文字目および2文字目の「OK」の箇所の編集が許可されているため、第1編集可能箇所の編集可能位置が「1−2」となっている。また、「○○時に□□で待ちあわせましょう。」という定型文については、1文字目、2文字目の「○○」の箇所、および、5文字目、6文字目の「□□」の箇所の編集が許可されているため、第1編集可能箇所の編集可能位置が「1−2」、第2編集可能箇所の編集可能位置が「5−6」となっている。
品詞情報は、編集可能箇所に挿入される文字の品詞を示すデータである。また、優先設定は、品詞情報として登録された品詞のうち編集可能箇所に優先的に挿入されるべき語句の品詞を示すデータである。品詞情報、優先設定のデータは、表示部12の変換候補表示領域121にどのような変換候補を表示するかを判定するために用いられる。
例えば、「○○時に□□で待ちあわせましょう。」という定型文の第1編集可能箇所には、品詞情報として「数詞」というデータが登録されている。この場合、ユーザが「じ」という文字を入力すると、表示部12の変換候補表示領域121には、数詞である「10」、「11」、「12」などが表示される。さらに、優先設定として「時刻」というデータが登録されていると、「10:00」、「11:00」、「12:00」などの時刻を表す数詞も表示部12の変換候補表示領域121に表示される。
また、「○○時に□□で待ちあわせましょう。」という定型文の第2編集可能箇所には、品詞情報として「名詞」というデータが登録されており、優先設定として「場所、地名」というデータが登録されている。優先設定として何も登録されていない場合、ユーザが「あ」という文字を入力すると、表示部12の変換候補表示領域121には「藍」、「愛」などの名詞が表示される。しかし、優先設定として「場所、地名」というデータが登録されていると、「赤坂」、「赤坂見附」などの場所や地名を表す名詞が変換候補表示領域121に表示される。このように、編集可能箇所に挿入されるべき語句の特徴を示す品詞情報や優先設定に基づいて、ユーザにより利用されることが予測される変換候補を表示することにより、ユーザの文章編集作業をより容易にすることができる。
辞書指定は、変換候補表示領域121に表示される変換候補を読み出す辞書として指定された辞書のデータである。例えば、「OKです。」という定型文の第1編集可能箇所には、辞書指定として「ユーザ設定変換辞書」というデータが登録されている。「ユーザ設定変換辞書」とは、ユーザにより設定された変換辞書であり、図2に示したユーザ設定変換辞書データ1611のことを指している。ユーザ設定変換辞書データ1611には、「OK」という単語の変換候補として「NG」、「了解」の単語が登録されている。「OK」の箇所が編集箇所として選択された場合には、ユーザ設定変換辞書データ1611から「NG」、「了解」の単語が変換候補として読み出され、それらが変換候補表示領域121に表示される。
制御部17は、携帯電話機10を全体制御する制御部である。制御部17は、通信制御部171、電子メール処理部172、文字列編集部173、予測変換制御部174、定型文選択部175、定型文制御部176、予測変換処理部177を有する。
通信制御部171は、通信信号の変調や復調を行い、通話や電子メールの送受信などの通信処理を実行する。電子メール処理部172は、電子メールの閲覧処理や作成処理などを行う。具体的には、電子メール処理部172は、受信した電子メールを表示部12の文字表示領域120に表示させる。また、電子メール処理部172は、ユーザが文字キー110を用いて入力した文字を受け付け、その文字を文字表示領域120に表示させるなどして、送信する電子メールの文章を作成する。
文字列編集部173は、電子メールの文章が作成される場合に、文字列の編集処理を行う。その際、文字列編集部173は、ユーザが文字キー110を用いて入力した文字の情報を電子メール処理部172から受け付け、受け付けた文字の情報を予測変換制御部174に通知する。そして、文字列編集部173は、予測変換制御部174が文字の変換候補の一覧データを取得し、取得した一覧データを揮発性メモリ160に記憶した旨の通知を受けた場合に、揮発性メモリ160からその一覧データを読み出し、読み出した一覧データを表示部12の変換候補表示領域121に表示させる。
また、文字列編集部173は、定型文キー113がユーザにより押下された場合に、定型文キー113が押下されたことを定型文選択部175に通知する。そして、文字列編集部173は、定型文選択部175が定型文の一覧データを取得し、取得した一覧データを揮発性メモリ160に記憶した旨の通知を受けた場合に、揮発性メモリ160から定型文の一覧データを読み出し、読み出した一覧データを表示部12の変換候補表示領域121に表示させる。
さらに、文字列編集部173は、編集可能な箇所を有する定型文が選択されている場合に、編集可能な箇所がわかるように、色や背景色を変えて編集可能な箇所の文字を変換候補表示領域121に表示させる。また、文字列編集部173は、ユーザにより入力部11を介してなされた入力を定型文制御部176に通知し、定型文制御部176に定型文の制御処理を実行させる。
予測変換制御部174は、文字列編集部173が起動されるのに応じて起動され、文字列編集部173から読み仮名の情報を取得した場合に、取得した読み仮名の情報を予測変換処理部177に通知する。そして、予測変換制御部174は、予測変換処理部177がその読み仮名の情報に対応する変換候補の一覧のデータを取得し、取得したデータを揮発性メモリ160に記憶した場合に、予測変換処理部177からデータを記憶した旨の通知を受け付ける。そして、予測変換制御部174は、予測変換処理部177からデータを記憶した旨の通知を受け付けた場合に、予測変換処理部177により記憶されたデータを表示部12に表示させる変換候補の一覧データとして設定し、設定した一覧データを文字列編集部173によって表示部12の変換候補表示領域121に表示させる。
定型文選択部175は、文字列編集部173が起動されるのに応じて起動され、文字列編集部173から定型文キー113がユーザにより押下されたという通知を受けた場合に、定型文辞書データ1612から定型文の一覧データを読み出し、読み出した一覧データを揮発性メモリ160に記憶する。そして、定型文選択部175は、定型文の一覧データを取得した旨を文字列編集部173に通知する。
また、定型文選択部175は、ユーザにより定型文が選択された後、文字列編集部173から定型文の編集可能箇所の読み仮名の情報を取得した場合に、取得した読み仮名の情報を予測変換処理部177に通知する。そして、定型文選択部175は、予測変換処理部177がその読み仮名の情報に対応する変換候補のデータを取得し、取得したデータを揮発性メモリ160に記憶した旨の通知を受けた場合に、揮発性メモリ160からそのデータを読み出し、読み出したデータの一覧データを作成する。そして、定型文選択部175は、作成した一覧データを揮発性メモリ160に記憶し、一覧データを記憶した旨を文字列編集部173に通知する。
定型文制御部176は、文字列編集部173が起動されるのに応じて起動され、ユーザにより選択された定型文が編集可能な定型文である場合に、定型文の編集可能箇所の読み仮名や、定型文辞書データ1612に登録された編集可能位置、品詞情報、優先設定、辞書指定のデータを予測変換処理部177に通知する。そして、定型文制御部176は、予測変換処理部177が読み仮名に対する変換候補のデータを取得し、取得したデータを揮発性メモリ160に記憶した旨の通知を受けた場合に、揮発性メモリ160からそのデータを読み出し、読み出したデータの一覧データを作成する。そして、定型文制御部176は、作成した一覧データを揮発性メモリ160に記憶し、一覧データを記憶した旨を文字列編集部173に通知する。
予測変換処理部177は、予測変換制御部174、定型文選択部175、あるいは定型文制御部176から通知される読み仮名や編集可能位置、品詞情報、優先設定、辞書指定のデータを用いて読み仮名に対応する変換候補の一覧のデータを変換辞書データ1610、あるいは、ユーザ設定変換辞書データ1611から取得し、取得したデータを揮発性メモリ160に記憶する。そして、予測変換制御部174は、データを記憶した旨を予測変換制御部174、定型文選択部175、あるいは定型文制御部176に通知する。
次に、本発明の実施形態に係る文章編集方法について説明する。図6は、文字列編集部173による文字列編集処理の処理手順の一例について説明するフローチャートであり、図7および図8は、定型文選択部175による定型文選択処理の処理手順の一例について説明するフローチャートであり、図9は、定型文制御部176による定型文制御処理の処理手順の一例について説明するフローチャートであり、図10は、予測変換制御部174による予測変換制御処理の処理手順の一例について説明するフローチャートであり、図11および図12は、文字列編集部173による表示設定処理の処理手順の一例について説明するフローチャートである。また、図13は、定型文の一覧の一例を示す図であり、図14は、定型文の一覧の表示例を示す図であり、図15〜18は、それぞれ定型文の編集処理の一例を示す図である。
図6に示すように、携帯電話機10の文字列編集部173は、ユーザが文字キー110、選択キー111、確定キー112、定型文キー113のいずれかのキーを押下したというイベント、あるいは、予測変換制御部174、定型文選択部175、定型文制御部176のいずれかから表示制御通知を受け付けたというイベントが発生するのを待ち受ける(ステップS1)。
そして、文字列編集部173は、発生したイベントがユーザによるキーの押下であるか否かを調べる(ステップS2)。発生したイベントがキーの押下である場合(ステップS2においてYESの場合)、文字列編集部173は、押下されたキーが定型文キー113であるか否かを調べる(ステップS3)。
押下されたキーが定型文キー113である場合(ステップS3においてYESの場合)、文字列編集部173は、定型文選択部175に定型文キー113が押下されたことを通知する(ステップS4)。
そして、図7に示すように、定型文選択部175は、イベントが発生するのを待ち受けているが(ステップS21)、イベントが発生するとそのイベントが定型文キー113の押下というイベントであるか否かを調べる(ステップS22)。イベントが定型文キー113の押下というイベントである場合(ステップS22においてYESの場合)、定型文選択部175は、定型文辞書データ1612から定型文の一覧データを取得する(ステップS23)。そして、定型文選択部175は、定型文辞書データ1612に含まれる第1〜第3編集可能箇所の編集可能位置のデータにより指定される箇所を、定型文中の編集可能な箇所として設定する(ステップS24)。
その後、定型文選択部175は、定型文辞書データ1612から取得した定型文の一覧の情報と、定型文中の編集可能箇所の設定情報とを揮発性メモリ160に記憶する(ステップS25)。そして、定型文選択部175は、定型文の選択処理を行う定型文選択モードに処理モードを設定する(ステップS26)。続いて、定型文選択部175は、文字列編集部173に対して、定型文の一覧データと編集可能箇所の設定情報の記憶が完了したので、表示部12に対する定型文の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS32)、ステップS21に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
その後、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、定型文選択部175から表示制御通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントはユーザによるキー押下ではなく(ステップS2においてNOの場合)、表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、表示設定処理を実行する(ステップS11)。表示設定処理は、ユーザによる選択キー111の押下により選択された変換候補の文字の色や文字の背景色を設定する処理や、定型文において編集可能な箇所の文字の色や文字の背景色を設定する処理である。この表示設定処理については、図11および図12を用いて後に詳しく説明する。
続いて、文字列編集部173は、変換候補や定型文を表示部12の画面に表示する(ステップS12)。そして、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図13には、定型文の一覧の情報が示されている。定型文選択部175は、定型文キー113がユーザにより押下された場合に、定型文辞書データ1612に登録された定型文の一覧の情報を取得する(図7のステップS23)。そして、文字列編集部173は、取得した一覧の情報を変換候補表示領域121に表示する(図6のステップS12)。その際、図14に示すように、文字列編集部173は、定型文の編集可能な箇所の文字を、編集可能な箇所以外の文字の色や文字の背景色と異なる色で表示する。
図6のステップS2において、発生したイベントがキーの押下ではなく(ステップS2においてNOの場合)、また表示制御通知を受け付けたというイベントでもない場合(ステップS10においてNOの場合)、文字列編集部173は、ステップS1に戻って次のイベントが発生するのを待ち受ける。
図6のステップS2において、発生したイベントがキーの押下であり(ステップS2においてYESの場合)、図6のステップS3において、押下されたキーが定型文キー113でなかった場合(ステップS3においてNOの場合)、文字列編集部173は、その時点での処理モードが定型文選択モードであるか否かを調べる(ステップS5)。定型文選択モードに処理モードを設定する処理は、図7のステップS26において行われる処理である。処理モードが定型文選択モードである場合(ステップS5においてYESの場合)、文字列編集部173は、キーが押下されたことと、押下されたキーの種類(文字キー110、選択キー111、確定キー112)を定型文選択部175に通知する(ステップS4)。
そして、図7に示すように、定型文選択部175は、イベントが発生するのを待ち受けているが(ステップS21)、発生したイベントは定型文キー113の押下ではないので(ステップS22においてNOの場合)、そのイベントが選択キー111の押下というイベントであるか否かを調べる(ステップS27)。
イベントが選択キー111の押下というイベントである場合(ステップS27においてYESの場合)、定型文選択部175は、定型文辞書データ1612から定型文の一覧を取得する(ステップS28)。そして、定型文選択部175は、複数の定型文の中から特定の定型文を指し示すフォーカスが、選択キー11によりユーザが選択した定型文を指し示すようにフォーカスの位置を変更する(ステップS29)。
その後、定型文選択部175は、定型文辞書データ1612に含まれる第1〜第3編集可能箇所の編集可能位置のデータにより指定される箇所を、定型文中の編集可能な箇所として設定する(ステップS30)。そして、定型文選択部175は、フォーカスの位置により示される定型文と、その定型文中の編集可能な箇所の設定情報とを揮発性メモリ160に記憶する(ステップS31)。
続いて、定型文選択部175は、文字列編集部173に対して、定型文のデータと編集可能な箇所の設定情報の記憶が完了したので、表示部12に対する定型文の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS32)、ステップS21に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
その後、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、定型文選択部175から定型文の表示処理を実行するよう表示制御通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントがユーザによるキーの押下でなく(ステップS2においてNOの場合)、そのイベントが表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、フォーカス位置にある定型文において編集可能な箇所の文字の色や文字の背景色を設定する表示設定処理を実行する(ステップS11)。そして、文字列編集部173は、フォーカス位置にある定型文を表示部12の画面に表示する(ステップS12)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図15〜18には、定型文の一覧が表示された画面例200、300、400、500がそれぞれ示されている。図15の例では、ユーザによる選択キー111の押下により、定型文の一覧のうち、「OKです。」という定型文の位置にフォーカス位置が設定され、これにより「OKです。」という定型文が編集の対象とされる。また、図16、17、18でも同様に、「今○○です。直帰します。」、「○○時に□□で待ち合わせしましょう。」、「10時に赤坂で待ち合わせしましょう。」という定型文の位置にフォーカス位置が設定され、各定型文が編集の対象とされる。
また、画面例200,300、400、500に示されるように、各定型文の編集可能箇所の文字の色および文字の背景色は、編集可能箇所以外の文字の色および背景色とは異なる色に設定される。これにより、各定型文の編集可能な箇所をユーザが容易に把握することができるようになる。なお、編集可能箇所の文字の色や文字の背景色を異なる色に設定する代わりに、編集可能箇所の文字を太文字で表示したり、イタリック体で表示したりするなど、他の表示形態で表示部12に表示するよう設定することとしてもよい。
図7のステップS27において、イベントが選択キー111の押下というイベントでない場合(ステップS27においてNOの場合)、図8に示すように、定型文選択部175は、発生したイベントが確定キー113の押下であるか否かを調べる(図8のステップS33)。発生したイベントが確定キー113の押下である場合(ステップS33においてYESの場合)、定型文選択部175は、フォーカス位置にある定型文に編集可能な箇所があるか否かを調べる(ステップS34)。フォーカス位置にある定型文に編集可能な箇所がない場合(ステップS34においてNOの場合)、フォーカス位置にある定型文を確定した文字列として揮発性メモリ160に記憶する(ステップS35)。
そして、定型文選択部175は、文字を確定する文字確定モードに処理モードを設定する(ステップS36)。続いて、図7に示すように、定型文選択部175は、文字列編集部173に対して、表示部12に対する定型文の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(図7のステップS32)、ステップS21に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
そして、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、定型文選択部175から確定した文字列の表示処理を実行するよう通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントがユーザによるキーの押下でなく(ステップS2においてNOの場合)、そのイベントが表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、確定した文字列の表示位置を表示部12の文字表示領域120に設定する表示設定処理を行う(ステップS11)。そして、文字列編集部173は、確定した文字列を文字表示領域120の画面に表示する(ステップS12)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図8のステップS34において、フォーカス位置にある定型文に編集可能な箇所がある場合(ステップS34においてYESの場合)、定型文選択部175は、フォーカス位置にある定型文を選択された定型文として設定する(ステップS37)。そして、定型文選択部175は、定型文辞書データ1612に含まれる第1〜第3編集可能箇所の編集可能位置のデータにより指定される箇所を、定型文中の編集可能な箇所として設定する(ステップS38)。
その後、定型文選択部175は、編集可能な箇所にある文字の読み仮名の情報を、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から取得する(ステップS39)。その後、定型文選択部175は、予測変換処理部177を介して、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から読み仮名に対応する変換候補を取得する(ステップS40)。
続いて、定型文選択部175は、取得した変換候補を変換候補の一覧データとして揮発性メモリ160に記憶し(ステップS41)、定型文の編集処理を行う定型文編集モードに処理モードを設定する(ステップS42)。そして、定型文選択部175は、文字列編集部173に対して、変換候補の一覧データの記憶が完了したので、図7に示すように、表示部12に対する変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(図7のステップS32)、ステップS21に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
なお、図8のステップS39において、定型文が「○○時に□□で待ち合わせしましょう。」というものである場合、「○○」、「□□」の箇所は、文字が無い箇所であるので、その箇所の読み仮名が取得できない。このような場合、定型文選択部175は、「読み仮名が無い」という情報を取得する。なお、図5に示した定型文辞書データ1612に品詞情報あるいは優先設定のデータが登録されている場合には、その品詞情報あるいは優先設定に対応する表記および予測候補の語句を変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から取得し、取得した語句を変換候補として設定する。
定型文辞書データ1612に品詞情報あるいは優先設定のデータが登録されていない場合、定型文選択部175は、文字列編集部173に対して、変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行う代わりに、例えば「文字を入力してください。」などの、文字入力をユーザに促すメッセージの表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(図7のステップS32)、ステップS21に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
その後、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、定型文選択部175から変換候補、あるいは、文字入力をユーザに促すメッセージの表示処理を実行するよう表示制御通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントはユーザによるキーの押下でなく(ステップS2においてNOの場合)、表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、選択された定型文を表示部12の文字表示領域120に表示するよう設定するとともに、編集可能箇所の文字の色や文字の背景色を設定し、さらに変換候補の一覧を変換候補表示領域121に表示するか、あるいは文字入力をユーザに促すメッセージの表示する表示設定処理を実行する(ステップS11)。そして、文字列編集部173は、選択された定型文、および、変換候補、あるいは文字入力をユーザに促すメッセージを表示部12の画面に表示する(ステップS12)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図15には、選択された定型文「OKです。」が文字表示領域120に表示され、変換候補「NG」、「了解」が変換候補表示領域121に表示された画面例201が示されている。図5に示すように、定型文「OKです。」の第1編集可能箇所の辞書指定には、「ユーザ設定変換辞書」が登録されている。よって、図4に示したユーザ設定変換辞書データ1611が参照され、表示「OK」に対応する読み仮名「おっけー」、予測候補「NG」、「了解」がユーザ設定変換辞書データ1611から読み出され、読み仮名「おっけー」に対応する「NG」、「了解」が変換候補として変換候補表示領域121に表示される。
また、図15の画面例200に示されるように、変換候補表示領域121に表示される各定型文の編集可能箇所の文字の色および文字の背景色は、編集可能箇所以外の文字の色および背景色とは異なる色に設定される。また、画面例201に示されるように、文字表示領域120に表示される定型文の編集可能箇所の文字「OK」の色および文字の背景色は、編集可能箇所以外の文字「です。」の色および背景色とは異なる色に設定される。
また、図16には、「今○○です。直帰します。」という定型文が表示された画面例301が示されているが、編集可能箇所「○○」には読み仮名が無い。また、図5に示すように、定型文辞書データ1612にもその編集可能箇所について品詞や優先設定のデータが登録されていない。このような場合、文字「○○」に挿入されるべき文字が不明であるので、変換候補表示領域121に変換候補は表示されず、図16の画面例301に示されるように、ユーザに文字入力を促すメッセージ「文字を入力してください。」が表示される。ユーザがこのメッセージに従わず、そのまま確定キー112を押下した場合は、画面例302に示されるように「○○」の箇所は語句が表示されないまま定型文が確定する。
ユーザが文字キー110を押下して文字を入力した場合には、画面例303に示されるように、文字表示領域120に表示される定型文の「○○」の箇所に、ユーザが入力した文字「あかさか」が表示され、変換候補表示領域121に変換候補の一覧が表示される。そして、ユーザが選択キー111を押下して変換候補を選択し、確定キー112を押下した場合、画面例304に示されるように、確定した定型文が文字表示領域120に表示される。
さらに、図17には、「○○時に□□で待ち合わせましょう。」という定型文が表示された画面例401が示されている。「○○」の箇所には読み仮名は無いものの、定型文辞書データ1612における第1編集可能箇所の品詞情報には「数詞」と登録され、優先設定には「時刻」と登録されている。この場合、図8のステップS40において、定型文選択部175は、予測変換処理部177を介して、品詞情報が「数詞」であり、優先設定が「時刻」である語句を変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から変換候補として取得し、それ以降の処理を継続する。
また、図17の画面例401では、取得された変換候補が変換候補表示領域121に表示されている。そして、画面例402に示されるように、ユーザが選択キー111を押下することにより変換候補の中から文字「10」が選択され、確定キー112が押下されると、画面例403に示されるように、文字表示領域120において文字「10」が確定される。
図8のステップS33において、発生したイベントが確定キー113の押下でない場合(ステップS33においてNOの場合)、定型文選択部175は、図7のステップS21に戻り、次のイベントの発生を待ち受ける。
図6のステップS5において、処理モードが定型文選択モードでない場合(ステップS5においてNOの場合)、文字列編集部173は、処理モードが定型文編集モードであるか否かを調べる(ステップS6)。処理モードを定型文編集モードに設定する処理は、図8のステップS42において行われる。処理モードが定型文編集モードである場合(ステップS6においてYESの場合)、文字列編集部173は、ユーザによりキーが押下されたこと、および、押下されたキーの種類(文字キー110、選択キー111、確定キー112)を定型文制御部176に通知する(ステップS7)。
そして、図9に示されるように、定型文制御部176は、イベントが発生するのを待ち受けているが(ステップS51)、イベントが発生するとそのイベントが複数の変換候補の中から特定の変換候補を選択する選択キー111の押下であるか否かを調べる(ステップS52)。続いて、そのイベントが選択キー111の押下である場合(ステップS52においてYESの場合)、定型文制御部176は、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から変換候補の一覧を取得する(ステップS55)。そして、定型文制御部176は、変換候補の一覧内において、複数の変換候補の中から特定の変換候補を指し示すフォーカスが、選択キー11によりユーザが選択した変換候補を指し示すようにフォーカスの位置を設定する(ステップS56)。
その後、定型文制御部176は、フォーカスの位置が設定された変換候補の一覧データを揮発性メモリ160に記憶する(ステップS57)。そして、定型文制御部176は、文字列編集部173に対して、表示部12に対する変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS67)、ステップS51に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
図15には、フォーカス位置が変換候補「NG」に設定された画面例203が示されている。この例では、ユーザによる選択キー111の押下により、変換候補の一覧のうち、変換候補「NG」の位置にフォーカス位置が設定される。また、画面例203に示されるように、フォーカス位置にある文字の色および文字の背景色は、フォーカス位置にない文字の色および文字の背景色とは異なる色に設定される。さらに、文字表示領域120には、変換候補「NG」により定型文「OKです。」の編集可能箇所「OK」の文字が置き換えられ、編集された定型文「NGです。」が表示される。
図9のステップS52において、発生したイベントが選択キー111の押下でない場合(ステップS52においてNOの場合)、定型文制御部176は、発生したイベントが文字キー110の押下であるか否かを調べる(ステップS53)。発生したイベントが文字キー110の押下である場合(ステップS53においてYESの場合)、定型文制御部176は、編集を行う編集可能箇所の文字を押下された文字キー110の文字に変更する(ステップS54)。
そして、定型文制御部176は、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から、押下された文字キー111に対応する文字の変換候補の一覧を取得する(ステップS55)。続いて、定型文制御部176は、変換候補の一覧内において複数の変換候補の中から特定の変換候補を指し示すフォーカスの位置を、最初に表示される変換候補を指し示すように設定する(ステップS56)。そして、定型文制御部176は、変換候補の一覧を揮発性メモリ160に記憶する(ステップS57)。その後、定型文制御部176は、文字列編集部173に対して、表示部12に対する変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS67)、ステップS51に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
図15には、定型文「OKです。」について、「OK」を置き換える文字をユーザが変換候補から選択するのではなく、ユーザが文字キー110を押下して入力する場合の画面例205が示されている。例えば、定型文「OKです。」が選択された場合は、「OK」を置き換える変換候補として「NG」、「了解」が表示されているが、ユーザが文字キー110を押下して読み仮名「すずき」を入力した場合、図9のステップS54の処理により読み仮名「すずき」に編集可能箇所の文字が変更され、「すずき」に対応する変換候補の一覧が表示される。このように、たとえ変換候補が表示されている場合でも、定型文制御部176が、変換候補以外の文字の入力をユーザから受け付け、その文字を編集可能箇所に挿入するので、より柔軟な文章の編集環境をユーザに提供することができる。
発生したイベントが選択キー111の押下でなく(図9のステップS52においてNOの場合)、文字キー110の押下でもない場合(ステップS53においてNOの場合)、定型文制御部176は、発生したイベントが確定キー112の押下であるか否かを調べる(ステップS58)。発生したイベントが確定キー112の押下である場合(ステップS58においてYESの場合)、定型文制御部176は、確定キー112の押下により変換候補が確定される編集可能箇所の他に編集可能箇所が存在するか否かを、図5に示した定型文辞書データ1612を参照して調べる(ステップS59)。
他の編集可能箇所が存在する場合(ステップS59においてYESの場合)、定型文制御部176は、他の編集可能箇所の中から1つの編集可能箇所を次の処理対象として設定し、変換候補の選択などのユーザによる編集操作の対象位置を移動する(ステップS60)。そして、定型文制御部176は、設定された編集可能箇所の表記に対応する読み仮名の情報を変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から取得し(ステップS61)、その読み仮名に対応する表記および予測候補をユーザにより入力されることが予測される変換候補の情報として変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から取得する(ステップS62)。
なお、ここでは、読み仮名の情報を変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から取得することとしているが、定型文辞書データ1612に編集可能位置の情報に対応付けて、その位置に挿入されている文字の読み仮名の情報を登録しておき、定型文辞書データ1612から読み仮名の情報を取得することとしてもよい。また、定型文の編集可能箇所に挿入されている文字の表記と対応付けて変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611に登録されている表記あるいは予測候補を変換候補の情報として取得することとしてもよい。例えば、図3の例では、「OK」という文字に対応付けて表記あるいは予測候補として登録されている「オーケー」、「了解」の文字を変換候補の情報として取得することとしてもよい。
続いて、定型文制御部176は、取得した変換候補の情報を表示部12に表示させる変換候補の一覧として揮発性メモリ160に記憶する(ステップS63)。その後、定型文制御部176は、文字列編集部173に対して、表示部12に対する変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS67)、ステップS51に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
図17には、定型文「○○時に□□で待ち合わせましょう。」において、編集可能な箇所「○○」が文字「10」で確定された画面例402、および、次の編集可能箇所「□□」にユーザによる編集操作の対象位置が移動した画面例403が示されている。この移動は、図9のステップS59およびステップS60に示すように、ユーザからの編集可能箇所の指定を受けることなく行われるので、ユーザは定型文の編集を容易に行うことができる。
ここで、図17に示した定型文「○○時に□□で待ち合わせましょう。」の「□□」の箇所には読み仮名が無いが、定型文辞書データ1612に品詞情報「名詞」、優先設定「場所、地名」が登録されているので、変換候補表示領域121には、場所や地名を表す名詞「相生」、「愛川」、「愛西」などが変換候補として表示される。この状態において、ユーザが文字キー110を押下することにより文字「あかさか」を入力すると、画面例404に示されるように、文字「あかさか」に対する変換候補が変換候補表示領域121に表示される。
図9のステップS59において、定型文に他の編集可能箇所が存在しない場合(ステップS59においてNOの場合)、定型文制御部176は、編集可能箇所の文字を確定し、文字が確定した定型文を確定した定型文として揮発性メモリ160に記憶する(ステップS64)。そして、定型文制御部176は、確定した定型文を、編集可能位置、品詞情報、優先設定、指定辞書の情報とともに新たな定型文の登録データとして定型文辞書データ1612に登録する(ステップS65)。
ここで、定型文辞書データ1612に登録される編集可能位置は、確定前の定型文の編集可能位置と同一の箇所である。品詞情報は、ユーザにより確定された文字の品詞の情報である。品詞情報、優先設定の情報は、ユーザにより確定された文字の品詞情報、優先設定のデータを変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から検索することにより得ることができる。また、指定辞書の情報は、ユーザにより確定された文字のデータが変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から検索された場合に、そのデータを変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611のいずれが登録していたかを調べることにより得ることができる。また、品詞情報、優先設定、指定辞書の情報の入力を入力部11がユーザから受け付けて、受け付けた情報を定型文辞書データ1612に登録することとしてもよい。このように、定型文辞書データ1612に新たな定型文の登録データを登録することにより、ユーザが編集した文章を再利用することができるので、ユーザがより柔軟かつ容易に文章の編集を行うことができる。
続いて、定型文制御部176は、定型文が確定したことを示す定型文確定モードに処理モードを設定する(ステップS66)。そして、定型文制御部176は、文字列編集部173に対して、表示部12に対して確定した定型文の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS67)、ステップS51に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
その後、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、図9のステップS57あるいはステップS63で揮発性メモリ160に記憶した変換候補の一覧、あるいは、図9のステップS64で揮発性メモリ160に記憶した定型文の表示処理を実行するよう定型文制御部176から表示制御通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントがユーザによるキー入力でなく(ステップS2においてNOの場合)、表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、フォーカス位置にある変換候補の文字の色や文字の背景色を設定する表示設定処理、あるいは、確定した定型文を表示部12の文字表示領域120に表示するよう設定する表示設定処理を実行する(ステップS11)。そして、文字列編集部173は、変換候補の一覧、あるいは、確定した定型文を表示部12の画面に表示する(ステップS12)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図15には、確定された定型文「OKです。」、「NGです。」、「鈴木です。」が文字表示領域120に表示された画面例202、204、206がそれぞれ示されている。また、図16には、確定された定型文「今○○です。直帰します。」、「今赤坂です。直帰します。」が文字表示領域120に表示された画面例302、304がそれぞれ示されている。さらに、図18には、確定された定型文「10時に赤阪で待ち合わせましょう。」が文字表示領域120に表示された画面例503がそれぞれ示されている。
ここで、図18の画面例500に示された定型文「10時に赤阪で待ち合わせましょう。」は、図9のステップS65の処理により定型文辞書データ1612に登録された定型文である。このように、確定した定型文と編集可能箇所の編集後の文字の情報を登録しておくことにより、次回からその確定した定型文を利用することができるようになる。そして、ユーザによりその定型文が選択されると、図18の画面例501に示すように、編集可能箇所の文字「10」に対応する変換候補が変換候補表示領域121に表示される。また、編集可能箇所の文字「10」が確定されると、画面例502に示されるように、ユーザの編集操作の対象位置が次の編集可能箇所「赤阪」に移動し、文字「赤阪」に対する変換候補が表示される。
そして、ユーザが確定キー112を押下すると、画面例503に示されるように、定型文が確定され、文字表示領域120に確定された定型文が表示される。また、ユーザが選択キー111を押下すると、画面例504に示されるように、変換候補表示領域121にある変換候補(画面例504では、「赤坂見附」)が選択される。さらに、ユーザが、文字キー110を押下して例えば「しぶや」という文字を入力すると、画面例505に示されるように、「しぶや」という文字に対応する変換候補が変換候補表示領域121に表示される。
図6のステップS6において、処理モードが定型文編集モードでない場合(ステップS6においてNOの場合)、文字列編集部173は、処理モードが文字入力モードに設定されているか否かを調べる(ステップS8)。処理モードが文字入力モードに設定されていない場合(ステップS8においてNOの場合)、文字列編集部173は、ユーザにより文字キー110が押下されたか否かを調べる(ステップS13)。文字キー110が押下された場合(ステップS13においてYESの場合)、文字列編集部173は、ユーザにより文字キー110が押下されたことを予測変換制御部174に通知する(ステップS9)。
そして、図10に示すように、予測変換制御部174は、イベントが発生するのを待ち受けているが(ステップS71)、イベントが発生するとそのイベントが文字キー110の押下であるか否かを調べる(ステップS72)。そして、そのイベントは文字キー110の押下であるので(ステップS72においてYESの場合)、予測変換制御部174は、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から、押下された文字キー110の文字に対応する変換候補の一覧データを取得する(ステップS73)。
続いて、予測変換制御部174は、取得した変換候補を文字列編集部173に出力する変換候補の一覧として揮発性メモリ160に記憶し(ステップS74)、さらに処理モードを文字入力モードに設定する(ステップS75)。その後、予測変換制御部174は、文字列編集部173に対して、表示部12に対する変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS82)、ステップS71に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
その後、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、予測変換制御部174から変換候補の表示処理を制御するよう表示制御通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントがユーザによるキー入力でなく(ステップS2においてNOの場合)、そのイベントが表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、フォーカス位置にある変換候補の文字の色や文字の背景色を設定する表示設定処理を実行する(ステップS11)。そして、文字列編集部173は、変換候補の一覧を表示部12の画面に表示する(ステップS12)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図6のステップS8において、文字キー110、選択キー111、あるいは、確定キー112のいずれかが押下されたというイベントが発生した場合であって、かつ、処理モードが文字入力モードにある場合(ステップS8においてYESの場合)、文字列編集部173は、キーが押下されたことと、押下されたキーの種類(文字キー110、選択キー111、確定キー112)を予測変換制御部174に通知する(ステップS9)。
そして、図10に示すように、予測変換制御部174は、イベントが発生するのを待ち受けているが(ステップS71)、イベントが発生するとそのイベントが文字キー110の押下であるか否かを調べる(ステップS72)。そのイベントが文字キー110の押下である場合(ステップS72においてYESの場合)、予測変換制御部174は、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611から、押下された文字キー110の文字に対応する変換候補を取得する(ステップS73)。
続いて、予測変換制御部174は、取得した変換候補を変換候補の一覧として設定し(ステップS74)、さらに処理モードを文字入力モードに設定する(ステップS75)。その後、予測変換制御部174は、文字列編集部173に対して、変換候補の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS82)、ステップS71に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
発生したイベントが選択キー111の押下である場合(ステップS76においてYESの場合)、予測変換制御部174は、複数の変換候補の中から特定の変換候補を指し示すフォーカスの位置を、ユーザが選択キー111の押下により指定した位置に変更する(ステップS77)。その後、予測変換制御部174は、文字列編集部173に対して、フォーカス位置の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS82)、ステップS71に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
ステップS76において、発生したイベントが選択キー111の押下でない場合(ステップS76においてNOの場合)、予測変換制御部174は、発生したイベントが確定キー112の押下であるか否かを調べる(ステップS78)。発生したイベントが確定キー112の押下でない場合(ステップS78においてNOの場合)、予測変換制御部174は、ステップS71に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
発生したイベントが確定キー112の押下である場合(ステップS78においてYESの場合)、予測変換制御部174は、フォーカスの位置により示される選択中の変換候補を、優先して表示させる変換候補として変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変更辞書データ1611に登録する(ステップS79)。具体的には、予測変換制御部174は、変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変更辞書データ1611において、表記あるいは予測候補として登録されている選択中の変換候補に割り当てられた番号を1に設定し、その他の表記あるいは予測候補に割り当てられている番号を1つずつ後ろにずらす。これにより、これ以降文字の変換処理がなされる場合には、選択中の変換候補が優先的に表示されることになる。
続いて、予測変換制御部174は、選択中の変換候補を確定した文字として記憶し(ステップS80)、処理モードを文字確定モードに設定する(ステップS81)。そして、予測変換制御部174は、文字列編集部173に対して、確定した文字の表示処理を制御するよう通知する表示制御通知を行い(ステップS82)、ステップS71に戻って再度イベントが発生するのを待ち受ける。
その後、図6に示すように、文字列編集部173は、イベントの発生を待ち受けているが(ステップS1)、図10のステップS74において設定された変換候補の表示処理、図10のステップS77において位置が変更されたフォーカスの表示処理、あるいは、図10のステップS80において設定された確定文字の表示処理を制御するよう予測変換制御部174から表示制御通知を受けるというイベントが発生すると、そのイベントがユーザによるキー入力でなく(ステップS2においてNOの場合)、そのイベントが表示制御通知を受け付けたというイベントであるので(ステップS10においてYESの場合)、フォーカス位置にある変換候補の文字の色や文字の背景色、あるいは、確定した定型文を表示部12の文字表示領域120に表示するよう設定する表示設定処理を実行する(ステップS11)。そして、文字列編集部173は、変換候補の一覧を表示部12の変換候補表示領域121に表示し、あるいは確定した文字を文字表示領域120の画面に表示する(ステップS12)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
図6のステップS13において、文字キー110が押下されていない場合(ステップS13においてNOの場合)、文字列編集部173は、ユーザにより選択キー111が押下されたか否かを調べる(ステップS14)。選択キー111が押下された場合(ステップS14においてYESの場合)、文字列編集部173は、選択キー111により指定された位置に表示部12に表示されるカーソルを移動させる(ステップS15)。その後、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。
ステップS14において、選択キー111が押下されていない場合(ステップS14においてNOの場合)、文字列編集部173は、ユーザにより確定キー112が押下されたか否かを調べる(ステップS16)。確定キー112が押下されていない場合(ステップS16においてNOの場合)、ステップS1に戻り、文字列編集部173は、次のイベントの発生を待ち受ける。確定キー112が押下された場合(ステップS16においてYESの場合)、文字列編集部173は、文字列を確定し(ステップS17)、この文字列編集処理を終了する。
次に、図6のステップS12に示した表示設定処理について、図11および図12を用いて詳しく説明する。図11に示すように、携帯電話機10の文字列編集部173は、処理モードが文字入力モードか否かを調べる(ステップS90)。処理モードが文字入力モードである場合(ステップS90においてYESの場合)、文字列編集部173は、図10のステップS74において揮発性メモリ160に記憶された変換候補の一覧を取得する(ステップS91)。
そして、文字列編集部173は、変換候補の一覧においてフォーカス位置にある文字の色および文字の背景色を、フォーカス位置にない文字の色および文字の背景色とは異なる色に変更する(ステップS92)。続いて、文字列編集部173は、表示部12の変換候補表示領域121に変換候補の一覧の表示領域を設定する(ステップS93)。そして、文字列編集部173は、表示部12の文字表示領域120に入力中の文字の表示領域を設定し(ステップS94)、この表示設定処理を終了する。
処理モードが文字入力モードでない場合(ステップS90においてNOの場合)、文字列編集部173は、処理モードが定型文編集モードか否かを調べる(ステップS95)。処理モードが定型文編集モードである場合(ステップS95においてYESの場合)、文字列編集部173は、図7のステップS40において揮発性メモリ160に記憶された文字の変換候補の一覧を取得する(ステップS96)。
そして、文字列編集部173は、変換候補の一覧においてフォーカス位置にある文字の色および文字の背景色を、フォーカス位置にない文字の色および文字の背景色とは異なる色に変更する(ステップS97)。続いて、文字列編集部173は、表示部12の変換候補表示領域121に変換候補の一覧の表示領域を設定する(ステップS98)。
その後、文字列編集部173は、編集対象として選択され、図7のステップS31において揮発性メモリ160に記憶された定型文のデータを取得する(ステップS99)。そして、文字列編集部173は、取得した定型文の編集可能箇所の文字の色および文字の背景色を、編集可能箇所以外の文字の色および文字の背景色とは異なる色に変更する(ステップS100)。続いて、文字列編集部173は、選択された定型文の表示領域を表示部12の文字表示領域120に設定し(ステップS101)、この表示設定処理を終了する。
処理モードが定型文編集モードでない場合(ステップS95においてNOの場合)、図12に示すように、文字列編集部173は、処理モードが定型文選択モードか否かを調べる(ステップS102)。処理モードが定型文選択モードである場合(ステップS102においてYESの場合)、文字列編集部173は、図7のステップS25において揮発性メモリ160に記憶された定型文の一覧の情報を取得する(ステップS103)。
そして、文字列編集部173は、図7のステップS25において揮発性メモリ160に記憶された編集可能箇所の設定情報を取得し(ステップS104)、編集可能箇所の文字の色および文字の背景色を、編集可能箇所以外の文字の色および文字の背景色とは異なる色に変更する(ステップS105)。そして、文字列編集部173は、定型文の一覧内のフォーカス位置にある文字の色および文字の背景色を変更する(ステップS106)。その後、文字列編集部173は、定型文の一覧の表示領域を表示部12の変換候補表示領域121に設定し(ステップS107)、この表示設定処理を終了する。
処理モードが定型文選択モードでない場合(ステップS102においてNOの場合)、処理モードは文字確定モードであるので、文字列編集部173は、図7のステップS34において揮発性メモリ160に記憶された確定した文字列、図8のステップS64において揮発性メモリ160に記憶された定型文の確定した文字列、あるいは、図9のステップS80において揮発性メモリ160に記憶された確定した文字を取得する(ステップS108)。そして、文字列編集部173は、確定した文字列あるいは文字の表示領域を表示部12の文字表示領域120に設定し(ステップS109)、この表示設定処理を終了する。
これまで文章編集装置および文章編集方法の実施形態を中心に説明を行ったが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、文章編集装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムとしての形態、あるいは、当該コンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体の形態として本発明が実施されることとしてもよい。
ここで、記録媒体としては、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等、さまざまな形態のものを採用することができる。
これら記録媒体に上述した本実施形態の文章編集装置の機能を実現させるコンピュータプログラム、または、文章編集方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録して流通させることにより、コストの低廉化、及び可搬性や汎用性を向上させることができる。
そして、コンピュータに上記記録媒体を装着し、コンピュータにより記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み出してメモリに格納し、コンピュータが備えるプロセッサ(CPU:Central Processing Unit、MPU:Micro Processing Unit)が当該コンピュータプログラムをメモリから読み出して実行することにより、本実施形態に係る文章編集装置の機能を実現し、文章編集方法を実行することができる。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能である。例えば、上記実施形態では、定型文中の変換可能箇所に適用される変換候補として漢字やカタカナ、数字、アルファベット等を考慮したが、本発明の実施形態に係る携帯電話機10が、絵文字や画像データなどを読み仮名と対応付けて変換辞書データ1610あるいはユーザ設定変換辞書データ1611に登録しておき、絵文字や画像データなどを変換候補として表示部12の変換候補表示領域121に表示し、ユーザにより選択された絵文字や画像データなどを変換可能箇所に挿入することとしてもよい。
10…携帯電話機、11…入力部、12…表示部、13…マイク、14…スピーカー、15…無線通信部、16…記憶部、17…制御部、110…文字キー、111…選択キー、112…確定キー、113…定型文キー、120…文字表示領域、121…変換候補表示領域、160…揮発性メモリ、161…不揮発性メモリ、171…通信制御部、172…電子メール処理部、173…文字列編集部、174…予測変換制御部、175…予測変換処理部、176…定型文選択部、177…定型文制御部、1610…変換辞書データ、1611…ユーザ設定変換辞書データ、1612…定型文辞書データ。

Claims (9)

  1. 文章の編集処理を実行する文章編集装置であって、
    前記文章と該文章中の編集可能な箇所の情報とを記憶する記憶部と、
    前記文章の編集操作の入力をユーザから受け付ける入力部と、
    前記文章と前記ユーザによる編集操作の対象箇所とを表示する表示部と、
    前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記表示部が表示する前記編集操作の対象箇所を前記文章中の編集可能な箇所に移動し、移動した当該編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力を前記入力部がユーザから受け付けた場合に、入力を受け付けた編集操作に基づいて前記文章の編集処理を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする文章編集装置。
  2. 前記制御部は、前記文章中の編集可能な箇所と編集可能でない箇所とを異なる表示形態で前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の文章編集装置。
  3. 前記入力部は、前記編集可能な箇所を置換すべき候補として挙げられた置換候補以外の候補の入力をユーザから受け付け、前記制御部は、前記入力部が入力を受け付けた候補で当該編集可能な箇所を置換することを特徴とする請求項1または2に記載の文章編集装置。
  4. 前記記憶部は、前記文章中の編集可能な箇所の情報に対応付けて当該編集可能な箇所を置換すべき候補の特徴を示す特徴情報を記憶し、前記入力部は、前記編集可能な箇所を置換すべき候補の中から当該編集可能な箇所を置換する候補の選択操作の入力をユーザから受け付け、前記制御部は、前記特徴情報に基づいて前記編集可能な箇所を置換すべき候補を取得し、取得した候補の中から当該編集可能な箇所を置換する候補の選択操作の入力を前記入力部がユーザから受け付けた場合に、選択された候補で前記編集可能な箇所を置換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の文章編集装置。
  5. 前記制御部が、前記入力部がユーザから入力を受け付けた編集操作に基づいて前記文章の編集処理を制御した場合に、前記編集操作の対象箇所を次の編集可能な箇所に移動し、前記入力部が、移動した前記編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力をユーザから受け付け、前記制御部が、入力を受け付けた編集操作に基づいて前記文章の編集処理を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の文章編集装置。
  6. 前記記憶部は、前記編集処理の実行後の文章を当該文章中の編集可能な箇所の情報とともに新たに記憶し、前記制御部は、前記記憶部に新たに記憶された文章の編集処理を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の文章編集装置。
  7. 文章の編集処理を実行する文章編集方法であって、
    記憶部に記憶された文章と当該文章中の編集可能な箇所の情報とに基づいて、表示部が表示するユーザによる編集操作の対象箇所を前記文章中の編集可能な箇所に移動する移動ステップと、
    前記移動ステップにおいて移動した前記編集操作の対象箇所に対して行う編集操作の入力をユーザから受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力受付ステップにおいて入力を受け付けた編集操作に基づいて、前記文章の編集処理を制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする文章編集方法。
  8. 請求項7に記載の文章編集方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 請求項8に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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