JP5062670B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、表示中の項目を音声にて読み上げる機能を有する携帯電話等の電子機器に関するものである。
近年、表示中の項目を音声にて読み上げる機能を有する携帯電話等の電子機器が提案されている(たとえば特許文献1〜4参照)。
ところで、電子機器として、仕様により、ブラウザ側に画面更新用のインタフェース(I/F)を用意してあるものと、用意してないものが存在する。
画面更新用のインタフェース(I/F)が用意してある読み上げる機能を有する電子機器においては、たとえば図6に示すように、読み上げキーの押下等の任意のタイミングで、その画面更新用のI/Fを通して、画面上に表示されている文字列等の読み上げ情報を取得することで、文字列等の読み上げを実現する。
図6においては、読み上げキーの押下等の読み上げ契機で、ブラウザ制御部からブラウザに対して画面更新要求が出される。
ブラウザからはブラウザ制御部に対して読み上げ情報が通知される。
そして、ブラウザ制御部は、ブラウザからの読み上げ情報の通知が終了すると、読み上げ処理部に対して読み上げ要求を出し、これにより読み上げ処理が行われる。
図6において、ブラウザ制御部は、外部より提供されたブラウザライブラリを制御する機能を有する。ブラウザは、外部より提供されたブラウザライブラリとなる。読み上げ処理部は、読み上げエンジンも含めた読み上げ機能全般の制御を行う処理部として機能する。
なお、読み上げ情報の通知としているが、ブラウザでの読み上げ専用の情報通知は行われないため、画面上への描画処理要求を読み上げ情報通知として利用している。
特開平3−293398号公報 特開平6−337691号公報 特開平7−311588号公報 特開2004−198830号公報
ところが、画面更新用のインタフェース(I/F)が用意してない電子機器においては、図6における画面更新要求以降の処理を実現することができず、任意のタイミングでの読み上げができなくなるという不利益がある。
図7に、この電子機器に最新のブラウザを搭載した場合の動作イメージを示す。
この場合、画面1に「着うたコンテンツ着うたをダウンロードすることができます。・・・」と表示されており、この状態で読み上げキーを押下しても、この電子機器は、ブラウザに画面更新用のインターフェースがなく、文字列等の読み上げ情報を取得できず、画面に表示されている読み上げ情報「着うたコンテンツ着うたをダウンロードすることができます。・・・」の文字列を読み上げることができない。
本発明は、任意のタイミングでの音声読み上げを実現できる電子機器を提供することにある。
本発明の第1の観点の電子機器は、表示情報を取得可能な取得手段と、前記取得手段が取得した表示情報を画面に表示する表示手段と、前記表示手段に表示する前記表示情報の音声読み上げ情報を格納する格納手段と、前記格納手段に格納されている音声読み上げ情報に対して読み上げを指示する指示手段と、前記指示手段の指示に応答して前記音声読み上げ情報の読み上げを行う読み上げ手段と、前記表示手段に表示している第1の表示情報と異なる第2の表示情報が前記取得手段により取得された場合に、前記格納手段に格納されている前記第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去する消去手段とを有し、前記取得手段は、ネットワーク上から情報を取得するブラウザを含み、前記消去手段は、前記第2の表示情報が前記取得手段により取得されたか否かを、現在のURL(Uniform Resource Locator)を前回のURLと比較することにより判断する
好適には、前記消去手段は、前記ブラウザが終了した場合に前記格納手段に格納されている前記第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去する。
本発明によれば、任意のタイミングでの音声読み上げを実現することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の電子機器としての携帯電話機10のシステム構成の一例を示すブロック図である。図2は、携帯電話機10の外観の一例を示す図である。
携帯電話機10は、可動機構を有する、いわゆる折り畳み式携帯電話機であって、図2(a)は開かれた状態(開状態)での正面図を、(b)は閉じられた状態(閉状態)での正面図を、(c)は開状態での側面図を、(d)は閉状態での側面図を、それぞれ示している。
本実施形態に係る携帯電話機10は、ネットワーク20に接続されるサーバ30から取得したWeb情報(取得情報)を表示部に表示可能に構成されている。
また、本実施形態に係る携帯電話機10は、通常の携帯電話機の機能に加えて、音声読み上げ機能を有し、たとえばブラウザから描画要求として通知される文字列を読み上げの文字列情報として扱う。また、本実施形態の携帯電話機10は、ブラウザに手を加えていないため、通常のブラウザと同等の表示が可能となる。
本実施形態の携帯電話機10は、取得したWeb情報に基づいて、表示すべき表示オブジェクト(表示情報)と、表示オブジェクトを提供するサーバ30上で運営されているコンテンツにて規定されるスタイル等の表示規定(読み出し情報)を抽出し、表示オブジェクトと表示規定を対応付けてメモリに格納しておき、抽出したスタイル等の表示規定に準じて表示オブジェクトを表示する。なお、表示規定には、表示座標(X,Y)、表示形式(スタイル)、あるいは表示サイズを含んでいる。
そして、携帯電話機10は、取得したWeb情報の表示状態において、読み上げのために音声読み上げ機能(音声処理部)の起動が要求されると、メモリに格納されるスタイル(表示規定)を参照して表示オブジェクトから抽出される文字列を音声処理部により音声に変換する機能を有する。
さらに、本実施形態に係る携帯電話機10は、画面更新用のインタフェース(I/F)を用意してないが、画面更新用のインタフェース(I/F)を備えていなくとも、任意のタイミングでの音声読み上げを実現することができるように、以下の処理機能を備えて構成されている。
すなわち、携帯電話機10は、現在表示されている1画面分の読み上げ情報を保持、管理する機能を有し、この1画面分の読み上げ情報を保持、管理することで画面上に表示されている情報の読み上げを可能としている。
携帯電話機10は、たとえばサーバ30からの第1の表示情報(第1の表オブジェクト)を取得すると第1の表示情報を表示部の画面に表示し、第1の表示情報を音声読み上げ情報として、たとえばブラウザ制御に対応したメモリ(格納手段)に格納する機能を有する。
そして、携帯電話機10においては、指示手段としての読み上げキーの操作により、メモリに格納されている音声読み上げ情報に基づく読み上げを指示する機能と、読み上げキーの操作による指示に応答して、音声読み上げ情報の読み上げを行う読み上げ機能を有し、さらに、たとえば第1の表示情報と異なる第2の表示情報(第2の表示オブジェクト)が取得された場合に、メモリに格納されている第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去し、第2の表示情報を音声読み上げ情報としてメモリに格納する消去および格納機能を有している。
また、携帯電話機は、第2の表示情報が取得されたか否かを、ブラウザに入力されたURL(Uniform Resource Locator)が変更されたか否かにより判断する機能を有する。
また、消去および格納機能は、ブラウザが終了した場合にメモリに格納されている第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去する。
以下、本実施形態に係る電子機器としての携帯電話機10の各部の構成、機能、並びに、音声読み上げ制御について順を追って説明する。
図1に示すように、携帯電話機10は、送受信アンテナ111を含む通信処理部11と、メモリ12と、キー操作部13と、ダイヤル入力部14と、サブ表示部15と、メイン表示部16と、スピーカ171およびマイクロフォン172を含む音声処理部17と、読み上げキー操作部18と、制御部(CPU)19とを有している。
また、図2(a)に示すように、携帯電話機10の本体ケース100は、第1の筐体としてのキー入力側本体ケース101と、第2の筐体としての表示側本体ケース102とが、図示しない可動機構により連結されて、開閉状態を形成するように構成される。
通信処理部11は、基地局を介した無線通信動作、たとえば、電話番号の発呼動作や電子メールの送受信動作などを行う。
通信処理部11は、送受信アンテナ111を含んで構成され、電波を利用した無線通信で行うために、制御部19で処理された音声情報、電子メール等を変調して送受信アンテナ111により図示しない基地局、ネットワーク20を介してサーバ30に送信する。
また、通信処理部11は、基地局から無線により送信され、送受信アンテナ111で受信した電子メールや音声情報等の各種情報を復調して制御部19に出力する。
通信処理部11は、ネットワーク20に接続されるサーバ30から取得したWeb情報(取得情報)を制御部19に出力する。
なお、本実施形態においては、送受信アンテナ111は、キー入力側本体ケース101または表示側本体ケース102に内蔵され、図2において外部に露出されていない。
メモリ(記憶部)12は、EEPROM等の不揮発性メモリを含んで構成され、通話やメールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳などを記憶する。
メモリ12は、読み上げ機能に必要なテキスト列を含む音声読み上げデータベースを記憶する。このデータベースでは、読み上げのためのテキスト列について、前後の接続関係が文章として成立するように、体系的に整理されている。
メモリ12は、音声読み上げ機能の制御テーブル、重み付けテーブルを記憶する。
メモリ12は、表示部が表示するメニューの項目毎に、「標準テキスト」、「短縮テキスト」および「説明テキスト」を記憶する。
メモリ12には、制御部19においてWeb情報により抽出される表示オブジェクト(表示情報)と、表示オブジェクトを提供するサーバにて規定される表示規定(読み上げ情報)とが対応付けられた形態で格納される。
また、メモリ12には、制御部19により複数の表示形式それぞれについて表示座標に対する補正値が格納される。
また、メモリ12には、制御部19により複数の表示サイズそれぞれについて表示座標に対する補正値が格納される。
図3は、メモリに格納される表示規定(読み上げ情報)の管理テーブルの一例を示す図である。
図3の例における表示規定(読み上げ情報)は、「文字描画X座標」、「文字描画Y座標」、「文字の高さ(レベル、文字サイズ)」、「描画文字種別」、「読み上げ状態(既読か未読か)」、「描画文字ポインタ」、「文字列長」を含んで形成されている。
この管理テーブルの情報は、ブラウザからの読み上げ情報通知ごとにメモリ12に格納される。
この情報は、音声読み上げ時に、制御部19により読み出される。
キー操作部13は、終了(終話)/電源キー、開始(発呼)キー、数字等に対応した複数のテンキー等を有し、これらのキーがユーザにより操作されることにより、ユーザからの入力情報を制御部19に出力する。
また、キー操作部13の操作により、メモリ12に記憶される音声読み上げ機能の制御テーブルの各項目の読み上げするか否か(ON/OFF)を、制御部19を通して設定可能である。
ダイヤル入力部14は、図2(c)に示すように、ユーザが開状態の携帯電話機10を保持した時にユーザの親指により操作がしやすくなるように、表示側本体ケース102の側面に配設されるダイヤル式の入力部であり、上下2方向の操作が可能に構成される。
ダイヤル入力部14に対する操作により、ユーザは、音声の出力音量やサブ表示部15およびメイン表示部16に表示する文字サイズを変更することが可能となる。
また、図2(c)および(d)から明らかなように、閉状態と開状態のダイヤル入力部14を比較すると、上下2方向の操作方向が物理的に逆転することになるが、本実施形態においては、ユーザにとって違和感が生じないように、ユーザから見た操作方向と操作に対する作用(たとえば、上述した音量変更や表示フォントサイズ(表示する文字サイズ)の変更)が常に一致するように、制御部19により制御される。
サブ表示部15は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(b)に示すように、閉状態においてユーザに視認される。
メイン表示部16は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(a)に示すように、開状態においてユーザに視認される。
サブ表示部15およびメイン表示部16は、それぞれ閉状態および開状態において、制御部19の制御の下、受信した電子メールのテキストやメモリ12に格納された様々なテキストデータを表示する。
また、本発明の表示手段としてのメイン表示部16は、開状態において、制御部19の制御の下、取得したWeb情報をメモリ12に格納された表示規定(表示座標、表示形式、または/および表示サイズ)に従った形態で表示する。
音声処理部17は、音声処理回路を有し、通話機能のために音声出力を行うスピーカ171と音声入力を行うマイクロフォン172とが接続されている。
音声処理部17は、マイクロフォン172により収音した音声に対して所定の処理を行って制御部19に供給する。また、音声処理部17は、制御部19により供給された音声情報に対して所定の処理を行ってスピーカ171から出力させる。
また、図2(a),(b)に示すように、スピーカ171は、受話スピーカ171aおよびリンガスピーカ171bの2箇所の音声出力部を含み、読み上げ機能の処理結果である音声を出力する。
さらに、音声処理部17は、音声合成回路を有し、読み上げを行う際に、制御部19においてメモリ12から読み出され抽出されたテキストデータを音声データに変換して音声合成し、音声出力部である受話スピーカ171aまたはリンガスピーカ171bにより音声出力させる。
読み上げキー操作部18は、図2(b)に示すように、表示側本体ケース102の中央に配設される押下式ボタン18aと、このボタンによるスイッチ入力に対する入力回路と、を含んで構成される。
前述したように本実施形態における携帯電話機10は、読み上げ機能を有し、押下式ボタン18aが押下(操作)されると、たとえば閉状態にリンガスピーカ171bにより音声出力し、開状態では受話スピーカ171aより音声出力するように制御部19により制御される。
制御部19は、マイクロコンピュータを主体として構成され、携帯電話機10の全体の制御を行う。たとえば、制御部19は、通信処理部11における各種情報の無線による送受信の制御、音声処理部17に対する音声情報の処理、メイン表示部16への情報の表示制御、キー操作部13の入力情報に応じた処理、メモリ12に対するアクセス制御等を行う。
制御部19は、基本的にユーザによる押下式ボタン18aの操作がなされると、表示されるテキストの読み上げ機能を実行する。従って、押下式ボタン18aは、本発明の指示手段として機能する。その際、読み上げ機能として、読み上げ用の音声データを出力する方式ではなく、テキスト列を抽出/生成してそのテキストを読み上げるテキスト読み上げ方式を用いている。
制御部19は、読み上げ要求を受けて音声読み上げ処理を行う、本発明の読み上げ手段としての読み上げ処理部191、ブラウザ制御部192、およびブラウザ193を含む。
制御部19は、ブラウザを起動し、取得したWeb情報から表示オブジェクトと、この表示オブジェクトを提供するサーバ30上のコンテンツごとに規定される表示規定を抽出し、表示オブジェクトと表示規定とを対応付けてメモリ12に格納する。従って、制御部19は、ブラウザと共に、本発明の取得手段として機能する。
制御部19は、ブラウザを用いて抽出した表示規定に準じて表示オブジェクトをメイン表示部16に表示させる。
制御部19は、取得したWeb情報をメイン表示部16に表示している表示状態において、たとえば読み上げキー操作部18の操作により音声処理部17の起動が要求されると、メモリ12に格納される表示規定を参照して表示オブジェクトから抽出される文字列を音声処理部17により音声に変換させる。
また、制御部19は、取得したWeb情報をメイン表示部16に表示している表示状態において、たとえば読み上げキー操作部18の操作により音声処理部17の起動が要求されると、メモリ12に格納される表示オブジェクトをそれぞれの表示座標についてソートした上で音声処理部17に音声への変換を行わせる。
制御部19は、取得した読み上げ情報について、画面左上に表示されている文字から読み上げるように、メモリ12に保持されている管理テーブル上の文字描画座標(X,Y)をもとに、読み上げすべき情報のソートを行う。
すなわち、制御部19は、現在表示されている1画面分の読み上げ情報をメモリ12に保持(バッファリング)し、管理することで画面上に表示されている情報の読み上げを可能としている。
制御部19は、1画面部の第1の表示情報(第1の表示オブジェクト)を取得すると第1の表示情報を表示部の画面に表示し、第1の表示情報を音声読み上げ情報として、たとえばブラウザ制御に対応したメモリ12に格納する。従って、メモリ12は、本発明の格納手段として機能する。
制御部19は、読み上げキー操作部18の操作により、任意のタイミングで読み上げが指示されるとメモリに格納されている音声読み上げ情報の読み上げを行う。
また、制御部19は、第1の情報と異なる第2の表示情報(第2の表示オブジェクト)が取得された場合に、メモリに格納されている第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去し、第2の表示情報を音声読み上げ情報としてメモリに格納する。
この場合、制御部19は、第2の表示情報が取得されたか否かを、ブラウザに入力されたURLが変更されたか否かにより判断する。
制御部19は、基本的に、前回のURLと現在のURLとの間で全体を比較し、1箇所でも異なる部分があれば今表示しているコンテンツ(第1の表示情報)から別コンテンツ(第2の表示情報)に遷移したものと判断する。
また、制御部19は、ブラウザが終了した場合にメモリ12に格納されている第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去する。
なお、本実施形態において、読み上げ情報の保持(有効)期限は、ブラウザ起動から終了時までである。ただし、第1の表示情報から第2の表示情報に遷移した場合、すなわち別コンテンツに遷移した場合には、保持していた読み上げ情報を消去する。従って、制御部19は、本発明の消却手段として機能する。
また、制御部19は、メモリ12に複数の表示形式それぞれについて表示座標に対する補正値を格納する。そして、制御部19は、表示オブジェクトのソートは、表示オブジェクトごとの表示形式に応じてメモリ12に格納した補正値にて補正した上で行う。
また、制御部19は、メモリ12に、複数の表示サイズそれぞれについて表示座標に対する補正値を格納する。そして、制御部19は、表示オブジェクトのソートは、表示オブジェクトごとの表示サイズに応じて前記補正値にて補正した上で行う。
次に、上記構成による音声読み上げ動作を説明する。
図4は、ブラウザ起動時の情報の表示および音声読み上げ動作を説明するためのシーケンス図である。
図4において、ブラウザ制御部192、ブラウザ193、読み上げ処理部191の相互間の処理を示しているが、図1の構成では概ね制御部19内で処理される。
ブラウザ制御部192は、外部より提供されたブラウザライブラリを制御する機能を有する。ブラウザ193は、外部より提供されたブラウザライブラリとなる。読み上げ処理部191は、読み上げエンジンも含めた読み上げ機能全般の制御を行う処理部として機能する。
なお、読み上げ情報の通知としているが、ブラウザでの読み上げ専用の情報通知は行われない。
ブラウザ制御部192に対して任意コンテンツへの接続要求がなされると(ST1)、ブラウザ制御部192からブラウザ193に対して任意コンテンツへの接続要求が転送される(ST2)。
ブラウザ193においては、コンテンツ(表示情報)の取得処理が行われる(ST3)。
そして、ブラウザ193からブラウザ制御部192に対して読み上げ情報の通知が開始され(ST4)、必要な読み上げ情報の通知が完了するまで、この通知は行われる(ST5)。
ブラウザ193からの読み上げ情報の通知が終了すると、ブラウザ制御部192に読み上げ情報のメモリ12への保持処理が行われる(ST6)。
この読み上げ情報の保持(保存)処理は、任意コンテンツに接続した際に、ブラウザ193から通知される読み上げ情報をブラウザ制御部192内のRAM領域(本実施形態においてはメモリ12)に保持する。
なお、ブラウザでの読み上げ専用の情報通知は行われないため、画面上への描画処理要求を読み上げ情報通知として利用している。
読み上げ情報は、通知されるたびに、管理テーブルとしてメモリ12に保持される。
ここで、任意のタイミングで、たとえば読み上げキー操作部18における押下式ボタン18aが押下されると(ST7)、ブラウザ制御部192は、メモリ12に格納されている読み上げ情報の読み出し処理が行われる(ST8)。
ブラウザ制御部192においは、取得した読み上げ情報について、画面左上に表示されている文字から読み上げるように、管理テーブル上の文字描画座標をもとに、読み出し情報のソートが行われる。
次に、ブラウザ制御部192から読み上げ処理部191に対して読み上げ要求が行われる(ST9)。
この読み上げ要求は、読み出し情報読み出し処理で取得したソート済みの読み上げ情報を、読み上げ処理部191に通知することで行われる。
そして、読み上げ処理部191により読み上げ処理が行われる(ST10)。
なお、読み上げ情報の保持(有効)期限は、ブラウザ起動から終了時までであり、表示情報が別コンテンツに遷移した場合には、保持していた読み上げ情報が消去される。
以上説明したように、本実施形態によれば、メモリ12と、文字列を音声に変換する音声処理部17と、通信処理部11によりネットワーク20に接続されるサーバ30から取得したWeb情報から表示オブジェクト(表示情報)を取得し、表示オブジェクトと表示規定(読み出し情報)を対応付けてメモリ12に格納し、表示規定に準じて表示部16に表示させる制御部19と、を有する。
そして、本実施形態において制御部19は、1画面部の第1の表示情報(第1の表オブジェクト)を取得すると第1の表示情報を表示部の画面に表示し、第1の表示情報を音声読み上げ情報として、メモリ12に格納し、読み上げキー操作部18の操作により、任意のタイミングで読み上げが指示されるとメモリに格納されている音声読み上げ情報の読み上げを行い、第1の情報と異なる第2の表示情報(第2の表示オブジェクト)が取得された場合に、メモリに格納されている第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去し、第2の表示情報を音声読み上げ情報としてメモリに格納し、第2の表示情報が取得されたか否かを、ブラウザに入力されたURLが変更されたか否かにより判断するように構成したことから、以下の効果を得ることができる。
画面更新用のインタフェース(I/F)を備えていなくとも、任意のタイミングでの音声読み上げを実現することができる。
すなわち、図5に示すように、表示画面に「着うたコンテンツ着うたをダウンロードすることができます。・・・」と表示されており、この状態で読み上げキーを押下した場合、画面に表示されている読み上げ情報「着うたコンテンツ着うたをダウンロードすることができます。・・・」の文字列を読み上げることが可能となる。
なお、以上説明したような音声読み上げ処理は、端末装置(コンピュータ)で読み出し可能な記録媒体、半導体記憶装置(メモリ)、光ディスク、ハードディスク等に音声読み上げプログラムとして記録され、端末装置で読み出されて実行される。
本実施形態に係る電子機器としての携帯電話機のシステム構成の一例を図解したブロック図である。 携帯電話機の外観の一例を図解した図であり、(a)は開状態での正面の外観図を、(b)は閉状態での正面の外観図を、(c)は開状態での側面の外観図を、(d)は閉状態での側面の外観図を、それぞれ示す。 メモリに格納される表示規定(読み上げ情報)の管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係るラウザ起動時の情報の表示および音声読み上げ動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態の効果を説明するための図である。 画面更新用のインタフェース(I/F)が用意してある読み上げる機能を有する電子機器の処理を説明するための図である。 画面更新用のインタフェース(I/F)が用意してない読み上げる機能を有する電子機器の課題を説明するための図である。
符号の説明
10・・・携帯電話機、100・・・本体ケース、101・・・キー入力側本体ケース、102・・・表示側本体ケース、11・・・通信処理部、111・・・送受信アンテナ、12・・・メモリ、13・・・キー操作部、14・・・ダイヤル入力部、15・・・サブ表示部、16・・・メイン表示部、17・・・音声処理部、171・・・スピーカ、172・・・マイクロフォン、18・・・読み上げキー操作部、19・・・制御部、191・・・読み上げ処理部、192・・・ブラウザ制御部、193・・・ブラウザ。

Claims (2)

  1. 表示情報を取得可能な取得手段と、
    前記取得手段が取得した表示情報を画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示する前記表示情報の音声読み上げ情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている音声読み上げ情報に対して読み上げを指示する指示手段と、
    前記指示手段の指示に応答して前記音声読み上げ情報の読み上げを行う読み上げ手段と、
    前記表示手段に表示している第1の表示情報と異なる第2の表示情報が前記取得手段により取得された場合に、前記格納手段に格納されている前記第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去する消去手段と
    を有し、
    前記取得手段は、ネットワーク上から情報を取得するブラウザを含み、
    前記消去手段は、前記第2の表示情報が前記取得手段により取得されたか否かを、現在のURL(Uniform Resource Locator)を前回のURLと比較することにより判断する
    電子機器。
  2. 前記消去手段は、
    前記ブラウザが終了した場合に前記格納手段に格納されている前記第1の表示情報の音声読み上げ情報を消去する
    請求項記載の電子機器。
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