JP4583875B2 - 電子機器および電子機器の音声読み上げ制御方法 - Google Patents

電子機器および電子機器の音声読み上げ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の表示機器と音声読み上げ機能を備えた電子機器およびその音声読み上げ制御方法に関するものである。
近年、携帯端末装置等の電子機器としてキー操作に対応して、このキー操作により設定された機能名等をアナウンスするようにした携帯電話機が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この携帯電話機は、複数のキー操作部と、キー操作部の1あるいは複数のキー操作に従い電話機が備えた複数の機能のうち、キー操作に対応する機能に関して設定を行う制御部と、キー操作に連動して設定される機能名を音声出力する音声合成部とを有する。
このように、液晶表示機器などの目視できる機器を備え、また、音声読み上げ機能を備えた携帯電話機等の電子機器では、ユーザやキーの押下や画面遷移などの操作に合わせたタイミング(トリガ)で、その画面に表示されている機能の説明や内容の読み上げを行うことができる。また、キーの押下ではなく、音声認識やタッチセンサなど、ユーザからの手段によりソフトウェアに割り込み処理を入れることで、読み上げを行うことができるものも提案されている。
特開平11−252216号公報
ところで、端末としての仕様や、実装上の問題より、音声読み上げを行う場所(行える場所)、行わない場所(行えない場所)が存在する場合があり、そのような場合にユーザとしては、試しとして「読み上げ用キー」を押下したり、取り扱い説明書を読んだり、あるいは使い慣れることにより、その仕様を覚えていく(受諾していく)といった形をとるしかなかった。
すなわち、従来は、それぞれの機能ごとに音声合成して機能説明を行うべき事項は決まっており、これを自動的に読むことが常であった。
この場合、ユーザが「読ませたい」と思った段階で読み上げキーを押下すると、そこで初めて読み上げが実行される。
ここで、読み上げにトライしたときに、読めるものは読むが、読めないものは無反応で、との結果になるだけであった。
すなわち、従来の電子機器では、読み上げる画面を明示的に表示できる機能を有していないことから、読める場合は良いが、読めなかった場合には、ユーザが「故障か?」という勘違いをしてしまうおそれがあった。
本発明の目的は、読み上げる画面を明示的に表示できる電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点の電子機器は、文字列を表示可能な表示部と、上記表示部に表示される表示画面ごとに、音声合成可能な文字列または説明文を含むかどうかの画面情報を記憶する記憶部と、上記表示部に表示される文字列、または当該文字列に関連付けて予め記憶される説明文の少なくともいずれかを音声合成して出力する音声合成部と、入力を受付けると、上記表示画面を切替えることが可能な操作部と、上記表示部の表示画面が切り替わるごとに上記画面情報を参照することにより現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行い、含まない場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行わない制御部と、を備え、上記制御部は、上記表示部の固定された所定の位置に上記読み上げ可能を示す表示を行う。
好適には、上記音声合成部は、当該切替えられた表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含んでいた場合に上記操作部に対して入力が行われたとき、合成した音声の出力が可能となる。
好適には、上記画面情報は、表示画面ごとに、当該表示画面と共に表示することにより、操作キーまたはキーに割り当てられた機能の表示を行う表示関連情報を含み、上記制御部は、上記表示部の表示画面が切り替わるごとに、上記画面情報を参照し、音声合成の可否と共に上記表示関連情報の表示を行うか否かを判断する。
好適には、上記記憶部は、上記画面情報を、表示ジャンルごとに複数有する。
好適には、上記記憶部は、上記表示ジャンルとして、少なくともメール画面用、メニュー画面用、待ち受け画面用、Web画面用、着信画面用、アドレス帳画面用の2以上を管理するように設定されている。
好適には、上記音声合成部は、音声合成可能な文字列を含む表示画面に遷移したときに自動で読み上げる自動読み上げ設定と、音声合成実行要求がなされて読み上げる手動読み上げ設定とが選択可能であって、上記制御部は、上記手動読み上げが選択されている場合に、上記表示部の現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断する。
本発明の第2の観点は、表示部に表示される文字列、または当該文字列に関連付けて予め記憶される説明文の少なくともいずれかを音声合成して出力する電子機器の音声読み上げ制御方法であって、上記表示部に表示すべき表示画面ごとに、音声合成可能な文字列または説明文を含むかどうかの画面情報を記憶し、入力を受付けた際、上記表示部の表示部を切り替え、上記表示部の表示項目が切り替わるごとに、上記画面情報を参照することにより現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行い、含まない場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行わない。
本発明によれば、読み上げる画面を明示的に表示できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の電子機器としての携帯電話機10のシステム構成の一例を図解したブロック図である。図2は、携帯電話機1の外観の一例を図解した図である。
携帯電話機10は、可動機構を有する、いわゆる折り畳み式携帯電話機であって、図2(a)は開かれた状態(開状態)での正面図を、(b)は閉じられた状態(閉状態)での正面図を、(c)は開状態での側面図を、(d)は閉状態での側面図を、それぞれ示す。
本実施形態に係る携帯電話機10は、通常の携帯電話機の機能に加えて、音声読み上げ機能を有し、かつ、音声合成可能な文字列または説明文を含む表示画面に遷移したときに自動で読み上げる自動読み上げ設定と、音声合成実行要求がなされて読み上げる手動読み上げ設定とが選択可能に構成されている。
携帯電話機10は、表示部の表示項目が切り替わるごとに、現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には表示部に読み上げ可能を示す表示を明示的に行う機能を有する。
たとえば、「場面によって読み上げを行なうことができる、あるいは、できない」場合が存在する場合、携帯電話機10は、表示部上の特定エリアなどに「読み上げ可能ピクト」を表示する、あるいは表示しないという表示/非表示制御を行い、その可、不可をユーザに明示的に伝えることが可能に構成される。
これにより、手動読み上げ設定の場合に、このピクトの状態により、キー押下などを行なって試す必要がなくなり、ユーザの煩わしさを軽減している。
携帯電話機10は、手動読み上げが選択されている場合について、表示部の現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合に表示部に読み上げ可能を示す表示を明示的に行う機能を有する。
携帯電話機10は、表示部の表示画面が切り替わるごとに、音声合成の可否と共に、表示関連情報の表示を行うか否かを判断する機能を有する。
本実施形態の携帯電話機10は、表示関連情報を、表示ジャンルごとに複数有するように構成されており、後述するように、表示ジャンルとして少なくともメール画面用、メニュー画面用、待ち受け画面用、Web画面用、着信画面用、アドレス帳画面用の2以上を管理するように設定される。
以下、本実施形態に係る携帯電話機10の各部の構成、機能、並びに、音声読み上げ制御について順を追って説明する。
図1に示すように、携帯電話機10は、送受信アンテナ111を含む通信処理部11と、メモリ12と、キー操作部13と、ダイヤル入力部14と、サブ表示部15と、メイン表示部16と、スピーカ171およびマイクロフォン172を含む音声合成処理部17と、開閉スイッチ18と、読み上げキー操作部19(操作部)と、制御部(CPU)20とを有している。
また、図2(a)に示すように、携帯電話機10の本体ケース100は、第1の筐体としてのキー入力側本体ケース101と、第2の筐体としての表示側本体ケース102とが、図示しない可動機構により連結されて、開閉状態を形成するように構成される。
通信処理部11は、基地局を介した無線通信動作、たとえば、電話番号の発呼動作や電子メールの送受信動作などを行う。
通信処理部11は、送受信アンテナ111を含んで構成され、電波を利用した無線通信で行うために、制御部20で処理された音声情報、電子メール等を変調して送受信アンテナ111により図示しない基地局に送信する。
また、通信処理部11は、基地局から無線により送信され、送受信アンテナ111で受信した電子メールや音声情報等の各種情報を復調して制御部20に出力する。
なお、送受信アンテナ111は、キー入力側本体ケース101または表示側本体ケース102に内蔵され、図2において外部に露出していない。
メモリ(記憶部)12は、EEPROM等の不揮発性メモリを含んで構成され、通話やメールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳などを記憶する。
メモリ12は、後述する読み上げ機能に必要な文字列(テキスト列)およびテキスト列に関連付けられた説明文を含む音声読み上げデータベースを記憶する。このデータベースでは、読み上げのためのテキスト列について、前後の接続関係が文章として成立するように、体系的に整理されている。
メモリ12は、携帯電話機10の各種設定を行うメニューを項目ごとに多数記憶しており、これらの項目ごとに表示部に表示する「標準テキスト」と、その標準フォントサイズ拡大字にも表示部に表示が収まるように短縮名称を記憶した「短縮テキスト」と、そのメニューの内容を説明する「説明テキスト」とを記憶する。
さらに、メモリ12は、表示部に表示する表示画面ごとに、音声合成可能な(読み上げ可能な)文字列または説明文(説明テキスト) 有するかどうかを記した画面基本情報を記憶する。この画面基本情報には、それぞれの表示画面と共に表示することにより、表示画面に応じて機能の変化するソフトキー用にあてがわれる操作キーの各機能、およびいずれが使用可能なキーか、といったことを示す表示関連情報も含んで構成される。
このような表示関連情報を含む画面基本情報は、メモリ12内において、表示ジャンルとして、少なくともメール画面用、メニュー画面用、待ち受け画面用、Web画面用、着信画面用、アドレス帳画面用の2以上を管理するように設定されている。
なお、図6を用いて後述するメール用のメニュー画面の例においては、同じメニュー画面用の表示ジャンルの中でも表示遷移ごとにさらに細かく分かれている。
図3は、本実施形態のメモリにおける読み上げが可能かどうかを判定するための情報の記憶領域の一例を示す図である。
本実施形態においては、各表示画面ごとにIDを管理し、それぞれに関して読み上げを行なうかどうかを、図3に示すように、メモリ12にテーブルTBLとして記憶しておく(データベースDBとして記憶しておくことも可能である)。
同一の表示ジャンル内においては、音声読み上げ可能な設定かどうかについてなどは画面基本情報に変化が生じないが、同一の表示ジャンル内でも表示画面が少しでも変化するとソフトキーの表示などは変化が生じてしまうため、画面基本情報を更新しなければならない。そこで、表示ジャンルのほかに、IDとして、表示画面の一つ一つに付される。
そして、ユーザ操作により画面表示が遷移するごとに制御部20は、次に表示する画面がどの表示ジャンルで、どのIDに該当する画面なのかを判定し、それを基にメモリ12にアクセスして上述の画面基本情報を参照して本情報を取得して、その情報によって描画する。
図3は画面ID が「001」の画面基本情報の例を示している。
図3の画面基本情報には、以下の情報が含まれる。
「音声読み上げを行う」:音声読み上げ可能な文字列または説明文を有する画面である場合(音声読み上げをする場合)には情報ビットが「1」にセットされ、音声読み上げ可能な文字列または説明文を有さない画面である場合(音声読み上げしない場合)には情報ビットが「0」にセットされる。図3の例では、音声読み上げ可能な画面であることを示すように、情報ビットが「1」にセットされている。
「ガイド行を表示するか」:ガイド行(図4の表示画面例の最下段)を表示する画面の場合には情報ビットが「1」にセットされ、ガイド行表示を表示しない画面の場合には情報ビットが「0」にセットされる。図3の例では、情報ビットが「1」にセットされており、ガイド行を表示する画面であることを示している。
「ガイド行の方向キー表示(上)」:ID[001]の画面において、カーソルキーの上キーが有効である場合には情報ビットが「1」にセットされ、有効でない場合には情報ビットが「0」にセットされる。図3の例では、情報ビットが「1」にセットされており、カーソルキーの上キーが有効であることを示している。
「ガイド行の方向キー表示(下)」:ID「001」の画面において、カーソルキーの下キーが有効である場合には情報ビットが「1」にセットされ、有効でない場合には情報ビットが「0」にセットされる。図3の例では、情報ビットが「1」にセットされており、カーソルキーの下キーが有効であることを示している。
「ガイド行の方向キー表示(左)」:ID「001」の画面において、カーソルキーの左キーが有効である場合には情報ビットが「1」にセットされ、有効でない場合には情報ビットが「0」にセットされる。図3の例では、情報ビットが「0」にセットされており、カーソルキーの左キーが無効であることを示している。
「ガイド行の方向キー表示(右)」:ID「001」の画面において、カーソルキーの右キーが有効である場合には情報ビットが「1」にセットされ、有効でない場合には情報ビットが「0」にセットされる。図3の例では、情報ビットが「0」にセットされており、カーソルキーの右キーが無効であることを示している。
「ソフトキー(左)」:ID[001]の画面中の最下段ガイド行の左側に表示されるべきソフトキーの機能名を表示するものであって、左側に配されるソフトキーには“戻る”という機能が対応付けられており、この「戻る」という表示を行うべき旨が示されている。なお、ソフトキーが有効でない場合には、“NULL”などと示しても良い。
「ソフトキー(中)」:ID[001]の画面中の最下段ガイド行の中央に表示されるべきソフトキーの機能名を表示するものであって、真ん中に配されるソフトキーには“OKという機能が対応付けられており、この「OK」という表示を行うべき旨が示されている。
「ソフトキー(右)」:ID「001」の画面中の最下段ガイド行の右側に表示されるべきソフトキーの機能名を表示するものであって、右側に配されるソフトキーには“メニュー”という機能が対応付けられており、この「メニュー」という表示を行うべき旨が示されている。
図4は、図3の画面基本情報を参照した制御部により表示部に表示される画面を示す図である。図面の最下段にはガイド行として、ソフトキーの機能名と有効なカーソルキーの方向を示す矢印(図3の例に基づき、上下が有効として表示される)を表示する。さらに、音声読み上げ可能な文字列または説明文を有する画面であるため、画面最上段にはピクトPCTを表示している。
キー操作部13は、終了(終話)/電源キー、開始(発呼)キー、数字等に対応した複数のテンキー、前述したガイド行のそれぞれの機能表示領域近くに配置されるソフトキー等を有し、これらのキーがユーザにより操作されることにより、ユーザからの入力情報を制御部20に出力する。
また、キー操作部13の操作により、音声読み上げ可能な文字列または説明文を有する表示画面に遷移したときに、これらのテキストを自動で読み上げるか否かを設定することが複数の表示項目ごとに可能であって、これを制御テーブルとしてメモリ12に記憶する。
ダイヤル入力部14は、図2(c)に示すように、ユーザが開状態の携帯電話機10を保持した時にユーザの親指により操作がしやすくなるように、表示側本体ケース102の側面に配設されるダイヤル式の入力部であり、上下2方向の操作が可能に構成される。
ダイヤル入力部14に対する操作により、ユーザは、音声の出力音量やサブ表示部15およびメイン表示部16に表示する文字サイズを変更することが可能となる。
また、図2(c)および(d)から明らかなように、閉状態と開状態のダイヤル入力部14を比較すると、上下2方向の操作方向が物理的に逆転することになるが、本実施形態においては、ユーザにとって違和感が生じないように、ユーザから見た操作方向と操作に対する作用(たとえば、上述した音量変更や表示フォントサイズ(表示する文字サイズ)の変更)が常に一致するように、制御部20により制御される。
サブ表示部15は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(c)に示すように、閉状態においてユーザに視認される。
メイン表示部16は、液晶表示装置(LCD)等の表示デバイスを有し、図2(a)に示すように、開状態においてユーザに視認される。
サブ表示部15およびメイン表示部16は、それぞれ閉状態および開状態において、受信した電子メールのテキストやメモリ12に格納された様々なテキストデータなどを表示する。
音声合成処理部17は、音声処理回路を有し、通話機能のために音声出力を行うスピーカ171と音声入力を行うマイクロフォン172とが接続されている。
音声合成処理部17は、マイクロフォン172により収音した音声に対して所定の処理を行って制御部20に供給する。また、音声処理部17は、制御部20により供給された音声情報に対して所定の処理を行ってスピーカ171から出力させる。
また、図2(a),(b)に示すように、スピーカ171は、受話スピーカ171aおよびリンガスピーカ171bの2箇所の音声出力部を含み、読み上げ機能の処理結果である音声を出力する。
さらに、音声合成処理部17は、音声合成回路を有し、読み上げを行う際に、制御部20においてメモリ12から読み出され抽出されたテキストデータまたは説明文を音声データに変換して、音声出力部である受話スピーカ171aまたはリンガスピーカ171bにより音声合成して音声出力させる。
音声合成処理部17は、メモリ12にて制御テーブルとして記憶した情報に基づき、音声合成可能な文字列または説明文を有する表示画面に遷移したときに自動で読み上げる自動読み上げ設定と、音声合成実行要求がなされてから読み上げる手動読み上げ設定とが選択可能に構成されている。
たとえば制御部20により上述の制御テーブルを参照することにより、読み上げ開始の理由として、読み上げキー操作部19による読み上げ開始指示か端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げかを判定し、音声合成処理部17に通知される。
開閉スイッチ18は、携帯電話機10の開閉状態を検出するためのスイッチである。
開閉スイッチ18の具体的な構成としては、様々な技術を適用することができるが、たとえば図2(a)に示すように、キー入力側本体ケース101および表示側本体ケース102のそれぞれに接点部を有し、閉状態(図2(b))において両接点が電気的に非導通となることにより、オフ状態となるような構成にすることができる。
たとえば、携帯電話機10が閉状態で開閉スイッチ18はオン状態(ON状態)となり、開状態で開閉スイッチ18はオフ状態(OFF状態)となるように構成し、制御部20が開閉スイッチの状態を検出することにより、携帯電話機10の開閉状態を判別する。
読み上げキー操作部19は、図2(b)に示すように、表示側本体ケース102の中央に配設される押下式ボタン19aと、当該ボタンによるスイッチ入力に対する入力回路と、を含んで構成される。
本実施形態における携帯電話機10は、読み上げ機能を有し、押下式ボタン19aが押下(操作)されると、たとえば閉状態にリンガスピーカ21により音声出力し、開状態では受話スピーカ171より音声出力するように制御部20により制御される。
後述する制御部20は、携帯電話機10の開閉状態を開閉スイッチ18の出力により判別した後、読み上げのための音声出力先を音声合成処理部17に通知する。
制御部20は、マイクロコンピュータを主体として構成され、携帯電話機1の全体の制御を行う。たとえば、制御部20は、通信処理部11における各種情報の無線による送受信の制御、音声処理部17に対する音声情報の処理、メイン表示部16への情報の表示制御、キー入力部13の入力情報に応じた処理、メモリ12に対するアクセス制御等を行う。
制御部20は、ユーザによる押下式ボタン19aの操作がなされると、表示されるテキストの読み上げ機能を実行する。その際、読み上げ機能として、読み上げ用の音声データを出力する方式ではなく、テキスト列を抽出/生成してそのテキストおよびその説明文を読み上げるテキスト読み上げ方式を用いている。
制御部20は、表示部の表示項目が切り替わるごとに、メモリ12の画面基本情報を参照し、現在の表示画面が音声合成により読み上げることができるテキスト列(文字列)または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には表示部15, 16に読み上げ可能を示す、図4に示したような、読み上げ可能ピクトPCTを表示処理させると共に、制御テーブルにて自動読み上げ設定になっているならば、音声合成処理部17に音声合成処理および音声出力を実行させる。
制御部20は、画面基本情報にて、現在の表示画面が音声合成により読み上げることができるテキスト列(文字列)または説明文を含まない場合には表示部15, 16に読み上げ可能ピクトPCTを表示させず、音声合成処理部17に音声合成処理および音声出力を実行させない。
さらに、制御部20は、表示部の表示画面が切り替わるごとに、メモリ12の画面基本情報を参照し、音声合成の可否と共に表示関連情報の表示を行うか否かを判断する。
また、制御部20は、読み上げ可能ピクトPCTの表示処理において、手動読み上げが選択されている場合について、表示部15, 16に読み上げ可能ピクトPCTを表示させ、自動読み上げが選択されている場合については読み上げ可能ピクトPCTを表示させない。
さらに制御部20は、読み上げ開始の理由として、読み上げキー操作部19による読み上げ指示か、端末内部の状態遷移に応じた自動読み上げかを判定する。
この自動読み上げは、たとえば電池残量または電波状況の遷移に基づくものである。
この自動読み上げに際しては、制御部20は、メモリ12に記憶されている音声読み上げ機能の制御テーブルを参照する。
以上、携帯電話機10の各構成要素について述べた。
次に、本実施形態に係る携帯電話機10の音声読み上げ制御について、図5および図6に関連付けて説明する。ここでは、たとえば受信メールの一覧やメール設定画面が表示部16位に表示されることを前提にして説明する。
図5は、本実施形態に係る読み上げ動作の基本的動作を説明するためのフローチャートである。
図6は、「Eメールアプリ」の画面から「受信メール」項目を選択して「受信メール一覧」画面を表示した場合と、「メール設定」項目を選択して「メール設定」画面を表示した場合の表示部16における表示状態を示す図である。
なお、この例では、たとえば「受信メール一覧」画面では読み上げを行うが、「メール設定」画面では読み上げを行わないような設定がそれぞれ画面基本情報にてなされている場合を例として説明する。
ユーザが、図6に示すような「Eメールアプリ」の画面から「受信メール一覧」の画面または「メール設定」の画面に遷移させる(ST1)。
制御部20は、画面遷移を認識すると、この遷移後の画面に関する表示項目が制御テーブル上で手動読み上げになっているか否かの判定を行う(ST2)。
ステップST2において、手動読み上げに設定されていると判定すると、制御部20は、メモリ12の画面基本情報を参照して、遷移後の画面が読み上げることができる画面であるか否かの判定を行う(ST3)。なお、ステップST2において、自動読み上げに設定、もしくは読み上げの機能自体がオフにされていると判定すると、制御部20は、読み上げ可能ピクトPCTの表示処理自体を行わない。
たとえば、遷移後の画面が「受信メール一覧」の画面であった場合、ステップST3において、メモリ12の画面基本情報に基づいて、読み上げることができる画面であると判定される。
そして、制御部20は、図6に示すように、読み上げ可能ピクトPCTを、表示部16の所定の領域(例では右上)に表示(点灯)させる(ST4)。
制御部20は、読み上げ開始のトリガ待ち、すなわちユーザにより読み上げ開始を手動で指示するキー押下などの操作を待つ(ST5)。ここで、制御部20は、キー操作等の割り込みがあったか否かの判定を行う(ST6)。
そして、制御部20は、ステップST6において、割り込みがあったものと判定すると、音声合成処理部17による音声読み上げ処理を開始する(ST7)。
一方、「Eメールアプリ」画面からの遷移後の画面が「メール設定」画面であった場合、ステップST3において、メモリ12の画面基本情報に基づいて、読み上げることができない画面であると判定される。
この場合、制御部20は、図6に示すように、読み上げ可能ピクトPCTを表示部16に表示させない(ST8)。あるいは、読み上げ不可能である旨の表示を行う。
この場合、ユーザが読み上げ開始を手動で指示するキー操作を行ったとしても、制御部20は、読み上げ開始のトリガ待ち、すなわちユーザにより読み上げ開始を手動で指示するキー押下等の操作を待つ(ST5)。ここで、制御部20は、キー操作等の割り込みがあったか否かの判定を行う(ST6)。そして、制御部20はこれを無効と判断して、音声読み上げ制御を開始しない。
以上説明したように、本実施形態によれば、文字列を表示可能な表示部16,15と、表示部に表示すべき表示画面ごとに、音声合成可能な文字列または説明文を含むかどうかの画面情報を記憶するメモリ12と、表示部に表示される文字列、またはこの文字列に関連付けて予め記憶される説明文との少なくともいずれかを音声合成して出力する音声合成処理部17と、表示部の表示項目が切り替わるごとに、画面情報を参照し、現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には上記表示部に読み上げ可能を示す読み上げ可能ピクトの表示を明示的に行い、含まない場合には、読み上げ可能ピクトの表示を行わない制御部20とを有することから、以下の効果を得ることができる。
すなわち、手動読み上げ設定の場合に、このピクトの状態により、キー押下などを行なって試す必要がなくなり、ユーザの煩わしさを軽減することが可能となる。
これにより、読み上げが行われなかった場合にユーザが「故障」である等の勘違いしてしまうことがなくなり、使い勝手が向上するという利点がある。
また、手動読み上げの場合には、現在の表示が読み上げることのできるテキストを含むか否かを判定することから、自動読み上げの場合には、読めるものは全て読むという単純な動作であることから、ピクト表示不要、もしくは自動の場合はピクト表示を維持することが可能となり、これにより、判定を毎回行うといった不要な演算(処理)を行わなくて済むという利点がある。
携帯電話機のシステム構成の一例を図解したブロック図である。 携帯電話機の外観の一例を図解した図であり、(a)は開状態での正面の外観図を、(b)は閉状態での背面の外観図を、(c)は開状態での側面図を、(d)は閉状態での側面図を、それぞれ示す。 本実施形態のメモリにおける読み上げが可能かどうかを判定するための情報の記憶領域の一例を示す図である。 本実施形態に係る重み付けテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る読み上げ動作の基本的動作を説明するためのフローチャートである。 「Eメールアプリ」の画面から「受信メール」項目を選択して「受信メール一覧」画面を表示した場合と、「メール設定」項目を選択して「メール設定」画面を表示した場合の表示部16における表示状態を示す図である。
符号の説明
10…携帯電話機
100…本体ケース
101…キー入力側本体ケース
102…表示側本体ケース
11…通信処理部
111…送受信アンテナ
12…メモリ
13…キー操作部
14…ダイヤル入力部
15…サブ表示部
16…メイン表示部
17…音声合成処理部
171…スピーカ
172…マイクロフォン
18…開閉スイッチ
19…読み上げキー操作部
20…制御部

Claims (7)

  1. 文字列を表示可能な表示部と、
    上記表示部に表示される表示画面ごとに、音声合成可能な文字列または説明文を含むかどうかの画面情報を記憶する記憶部と、
    上記表示部に表示される文字列、または当該文字列に関連付けて予め記憶される説明文の少なくともいずれかを音声合成して出力する音声合成部と、
    入力を受付けると、上記表示画面を切替えることが可能な操作部と、
    上記表示部の表示画面が切り替わるごとに上記画面情報を参照することにより現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行い、含まない場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行わない制御部と、
    を備え、
    上記制御部は、上記表示部の固定された所定の位置に上記読み上げ可能を示す表示を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 上記音声合成部は、当該切替えられた表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含んでいた場合に上記操作部に対して入力が行われたとき、合成した音声の出力が可能となる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 上記画面情報は、表示画面ごとに、当該表示画面と共に表示することにより、操作キーまたはキーに割り当てられた機能の表示を行う表示関連情報を含み、
    上記制御部は、上記表示部の表示画面が切り替わるごとに、上記画面情報を参照し、音声合成の可否と共に上記表示関連情報の表示を行うか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 上記記憶部は、上記画面情報を、表示ジャンルごとに複数有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 上記記憶部は、上記表示ジャンルとして、少なくともメール画面用、メニュー画面用、待ち受け画面用、Web画面用、着信画面用、アドレス帳画面用の2以上を管理するように設定されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 上記音声合成部は、音声合成可能な文字列を含む表示画面に遷移したときに自動で読み上げる自動読み上げ設定と、音声合成実行要求がなされて読み上げる手動読み上げ設定とが選択可能であって、
    上記制御部は、上記手動読み上げが選択されている場合に、上記表示部の現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一に記載の電子機器。
  7. 表示部に表示される文字列、または当該文字列に関連付けて予め記憶される説明文の少なくともいずれかを音声合成して出力する電子機器の音声読み上げ制御方法であって、
    上記表示部に表示すべき表示画面ごとに、音声合成可能な文字列または説明文を含むかどうかの画面情報を記憶し、
    入力を受付けた際、上記表示部の表示部を切り替え、
    上記表示部の表示項目が切り替わるごとに、上記画面情報を参照することにより現在の表示画面が音声合成により読み上げることができる文字列または説明文を含むか否かを判断し、含む場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行い、含まない場合には上記表示部に読み上げ可能を示す表示を行わない
    ことを特徴とする電子機器の音声読み上げ制御方法。
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