JP5386286B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子メールの送受信による通信が可能な通信装置及び通信方法に関する。
携帯電話機、パーソナルコンピュータ等の通信機能を備える通信装置は、メール機能を備えるものが殆どである。ここで、メール機能とは、一般的に電子メールの作成、送信、受信、削除、返信、転送、振り分け等を行う機能をいう。
以下の特許文献1には、送信メールの候補文を予め複数記憶しておき、送信メールを作成する際に、記憶している候補文を画面表示してユーザに選択させ、選択された候補文が送信文として設定された電子メールを、設定された送信先に送信する電子メール送受信システムが開示されている。この電子メール送受信システムでは、表示された候補文を選択するだけで送信文とすることができるため、電子機器の扱いに不慣れな人であっても、簡単な送信文であれば容易に送信することができる。
特開2004−159180号公報
ところで、従来のメール機能では、受信した電子メールに対して返信を行う場合に、返信すべき電子メールを選択してその内容を表示させる操作を行い、上記の特許文献1等に開示された方法で定型文を選択して挿入し、或いはテンキー等を操作して定型文を入力した後に、送信キーを操作する必要がある。受信した電子メールに対して定型的な内容の電子メールを返信する場合であっても、複数のボタンを押下して定型文を選択・入力する操作と電子メールを送信する操作とを必ず行う必要があり、ユーザにとっては必ずしも利便性が高いとはいえないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、定型文を内容とする電子メールを極めて簡単な操作で送信することができ、ユーザの利便性を高めることができる通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は、電子メールの送受信を行う送受信部と、前記送受信部で受信された電子メールに対して返信される電子メールの本文に用いられる複数の定型文を記憶する記憶部と、電子メールの送信に関するメールキーを有する操作部と、前記メールキーに対して所定の第1操作がなされた場合に、前記記憶部に記憶された所定の定型文を本文に設定し、前記メールキーに対して前記第1操作とは異なる第2操作がなされた場合に、前記第2操作に応じて前記複数の定型文のいずれかを選択して本文に設定して、電子メールを前記送受信部で受信された電子メールの送信元に返信させる返信制御を前記送受信部に対して行う制御部とを備え、前記第1操作は、前記メールキーが押下された後に前記メールキーの押下がなされない状態が所定時間以上継続される操作であり、前記第2操作は、前記メールキーが押下されてから前記所定時間が経過するまでに前記メールキーが再び押下される操作であることを特徴としている。
また、本発明の通信装置は、前記送受信部で電子メールが受信された場合に、当該電子メールについて少なくとも送信元を示すメール情報を所定の表示領域に所定時間だけ表示する表示部を備えており、前記制御部は、前記所定の表示領域に前記メール情報が表示されている間に前記返信制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の通信装置は、前記表示部が、メール機能とは異なる機能を実行するためのアプリケーションの実行中に前記送受信部で電子メールが受信された場合に、前記メール情報を前記表示領域に表示することを特徴としている。
また、本発明の通信装置は、前記アプリケーションが実行されている際に、前記メールキーは、前記アプリケーションの実行のための操作キーとして割り当てられておらず、前記返信制御を行う操作キーとして割り当てられていることを特徴としている。
また、本発明の通信装置は、前記制御部が、前記所定の表示領域に前記メール情報が表示されておらず、且つ、前記表示部に前記送受信部で受信された電子メールの内容が表示されている場合には、当該電子メールの送信元に対する返信を指示する返信キーに対して所定の操作がなされたときに前記返信制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の通信装置は、前記返信キーに対する所定の操作が、前記返信キーが押下されている状態が所定時間以上継続される操作であることを特徴としている。
本発明の通信方法は、電子メールを受信する第1ステップと、電子メールの送信に関するメールキーに対して所定の第1操作がなされたときに、予め記憶されている複数の定型文のうちの所定の定型文を本文に設定し、前記メールキーに対して前記第1操作とは異なる第2操作がなされた場合に、前記第2操作に応じて前記複数の定型文のいずれかを選択して本文に設定して、電子メール前記第1ステップで受信した電子メールの送信元に返信する第2ステップと、を有し、前記第1操作は、前記メールキーが押下された後に前記メールキーの押下がなされない状態が所定時間以上継続される操作であり、前記第2操作は、前記メールキーが押下されてから前記所定時間が経過するまでに前記メールキーが再び押下される操作であることを特徴としている。
本発明によれば、定型文を内容とする電子メールを極めて簡単な操作で送信することができ、ユーザの利便性を高めることができるという効果がある。
本発明の一実施形態による通信装置としての携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機1の要部構成を示すブロック図である。 返信用定型文テーブルTBの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による通信方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による通信方法における表示画面の変遷例を示す図である。 本発明の一実施形態による通信方法における表示画面の他の変遷例を示す図である。 本発明の一実施形態による通信方法における表示画面の他の変遷例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による通信装置及び通信方法について詳細に説明する。尚、本実施形態では、通信装置がメール機能を備える携帯電話機である場合について説明する。図1は、本発明の一実施形態による通信装置としての携帯電話機の外観斜視図である。図1に示す通り、携帯電話機1は、第一筐体11、第一筐体11の厚さ方向に重ね合わせ可能な第二筐体12、及び第一筐体11と第二筐体12とを相互に折り畳み自在に連結するヒンジ部13を備えている。ヒンジ部13は、第一筐体11の基端部11aと第二筐体12の基端部12aとを連結するように配されている。
第二筐体12の内部には、各種情報を表示する表示領域14aを有するLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)又はEL(Electro Luminescence:有機EL)ディスプレイ等からなる表示部14及び通話用のスピーカ15が設けられている。表示部14の表示領域14aは、第一筐体11と第二筐体12とを相互に重ね合わせた状態において第一筐体11に対向する第二筐体12の表面12c側に露出している。スピーカ15は、基端部12aとは反対側に位置する第二筐体12の先端部12bに配されており、第二筐体12の表面12cから第二筐体12の内部空間に貫通する開口部12dを介して外方に露出している。
第一筐体11の内部には、テンキー16a、通話キー16b、終話キー16c、メールキー16d、及び多方向キー16e等の各種の押下操作可能な複数の操作キーを備えるキー操作部16及び通話用のマイクロフォン17が設けられている。尚、上記のメールキー16dは携帯電話機1が備えるメール機能を動作させるためのキーであり、上記の終話キー16cは携帯電話機1の電源をオン(投入)又はオフ(切断)するための電源キーとしても用いられる。キー操作部16は、第一筐体11と第二筐体12とを相互に重ね合わせた状態において第二筐体12に対向する第一筐体11の表面11cから外方に露出している。
マイクロフォン17は、基端部11aとは反対側に位置する第一筐体11の先端部11bに配されており、第一筐体11の表面11cから第一筐体11の内部空間に貫通する開口部11dを介して外方に露出している。尚、第一筐体11の内部には、キースイッチ、シールドケース、回路基板、及びバッテリー(何れも不図示)等が重ねて配されている。また、第一筐体11内部には、無線通信用のアンテナ21及びスピーカ15(図2参照)が収容されている。
図2は、携帯電話機1の要部構成を示すブロック図である。図2に示す通り、携帯電話機1は、図1を用いて説明したスピーカ15、マイクロフォン17、キー操作部16(操作部)、及び表示部14に加えて、アンテナ21、無線通信部22、タイマ部23、メモリ24(記憶部)、及び制御部25を備えており、無線通信ネットワーク(図示省略)を介した通話や通信(電子メールの送受信、データのダウンロード等)が可能である。
無線通信部22は、アンテナ21を介して無線通信システムの一部をなす基地局(図示省略)との間で無線信号の送受信を行うことで、その無線通信システムを利用する他の携帯電話機のユーザとの間の通話を実現するものである。尚、この無線通信部22は、他のユーザとの間の通話のみならず、電子メールの送受信やホームページの閲覧等も実現可能である。
タイマ部23は時刻を計時するものであり、現在時刻を示す情報を制御部25に出力する。また、タイマ部23は、制御部25によって指示された時間を指示されたタイミングで計時し、計時を終了した場合にはその旨を示す信号を制御部25に出力する。メモリ24は、例えば不揮発性の半導体メモリによって実現され、文字、記号、画像等の各種情報、送受信した電子メール、返信用定型文テーブルTB、及び携帯電話機1の各種機能を実現するプログラムを記憶する。
ここで、返信用定型文テーブルTBは、返信用の電子メールの本文で用いられる定型文を複数格納したテーブルである。図3は、返信用定型文テーブルTBの一例を示す図である。図3に示す通り、返信用定型文テーブルTBには、値が「1」から始まる番号(詳細は後述するが、この番号の値は特定のキーの操作回数に対応している)に対応して、異なる定型文が複数格納されている。例えば、番号「1」には「了解しました。ご指定の…」なる定型文が対応している。尚、図3では、図示を簡略するために、定型文の先頭部分のみを図示し、残りの部分の図示を省略している。
制御部25は、図2に示す各ブロックを制御することにより、携帯電話機1の動作を統括的に制御する。例えば、携帯電話機1のユーザによるキー操作部16の操作に応じて、無線通信部22を制御することによって通話又は通信を実現する。また、制御部25がメモリ24に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御部25にはメールアプリケーション25a(送受信部)が実現される。このメールアプリケーション25aは、電子メールの作成、送信、受信、削除、返信、転送、振り分け等を行うメール機能を携帯電話機1で実現するものである。このメールアプリケーション25aは、メールキー16dが操作された場合等に起動される。
また、制御部25は、電子メールが受信された場合には、その電子メールの概要を示すメール情報を、表示部14の特定領域に表示させる制御を行う。具体的には、受信した電子メールの送信元と、その電子メールのタイトル(サブジェクト)とを示すメール情報とをピクトインフォメーションとして表示させる制御を行う。尚、メール情報は、電子メールの送信元を示す情報のみであってもよく、或いは、電子メールの送信元とタイトルとを示す情報に加えて電子メールの本文を示す情報が含まれていても良い。
また、制御部25は、キー操作部16に設けられたキーのうちの特定のキーに対して特定の操作(第1操作)がなされた場合には、メールアプリケーション25aを制御して、返信用定型文テーブルTBに格納された定型文の1つが本文に設定された電子メールを、電子メールの送信元に対して返信させる制御(返信制御)を行う。ここで、上記の第1操作は、例えば、上記の特定のキーが押下された後に、その特定のキーが押下されない状態が一定時間(例えば、数秒)以上継続される操作(キーリリース)である。
また、上記の特定のキーに対して上記の特定の操作とは異なる特定の操作(第2操作)がなされた場合には、メモリ24に記憶された返信用定型文テーブルTBに格納された定型文を選択する制御(選択制御)を行う。ここで、上記の第2操作は、例えば、上記の特定のキーが押下されてから、キーリリースとなる上記の一定時間が経過するまでに、その特定のキーが再び押下される操作である。
制御部25は、電子メールが受信された場合に、その電子メールのメール情報がピクトインフォメーションとして表示部14に表示されている間に、上記の返信制御や選択制御を行う。また、メール情報がピクトインフォメーションとして表示部14に表示されておらず、且つ、メールアプリケーション25aが起動されている状態で特定のキーに対する特定の操作がなされたときにも、上記の返信制御や選択制御を行う。ここで、上記の特定のキーに対する特定の操作は、例えば例えば、メールキー16dの押下や返信を指示する返信キーに対する長押下である。
次に、上記構成における携帯電話機1の動作について説明する。以下の説明では、受信した電子メールに対して定型文を内容とする電子メールを返信する場合の動作について説明する。図4は本発明の一実施形態による通信方法を示すフローチャートであり、図5は同通信方法における表示画面の変遷例を示す図である。携帯電話機1に対して送信された電子メールを携帯電話機1が受信すると図4に示す処理が開始される。処理が開始されると、まず送信されてきた電子メールの受信処理が行われる(ステップS11:第1ステップ)。具体的には、受信した電子メールをメモリ24の特定の領域(例えば、受信フォルダ)に保存する処理が行われる。
次に、制御部25の制御の下で、受信した電子メールの送信元と、その電子メールのタイトル(サブジェクト)とを示すメール情報とをピクトインフォメーションとして表示させる処理が行われる(ステップS12)。この処理によって、例えば図5に示す通り、画面W11の上部の領域(ピクトインフォメーション表示領域R1)に、電子メールの送信元を示す情報(From:Aさん)と、タイトルを示す情報(Sub:会議時間)とが表示される。
次いで、制御部25の制御の下で、定型文返信キーK1を表示する処理が行われる(ステップS13)。ここで、定型文返信キーK1は、ピクトインフォメーション表示領域R1にメール情報が表示されている電子メールに対して、定型文を内容とする電子メールを返信するためのキー(ソフトキー)である。この定型文返信キーK1は、例えば図5に示す通り、ピクトインフォメーション表示領域R1にメール情報が表示されている画面W11に下部に表示される。
以上の処理が終了すると、定型文返信キーK1が押下されたか否かが制御部25で判断される(ステップS14)。この判断結果が「NO」である間は、ステップS14の処理が繰り返される。尚、図4では図示を省略してるが、ピクトインフォメーション表示領域R1にメール情報が表示されてから一定の時間(例えば、数分程度)が経過すると、図5に示す通り、ピクトインフォメーション表示領域R1及び定型文返信キーK1が消去された通常の待ち受け画面W10に遷移し、図4に示す処理は終了する。
ピクトインフォメーション表示領域R1にメール情報が表示されている間に定型文返信キーK1が押下されると、ステップS14の判断結果は「YES」になる。すると、制御部25の制御の下で、メモリ24に記憶された返信用定型文テーブルTBの読み出し処理(ステップS15)、及び表示部14に表示される返信用定型文の表示を更新する処理が行われる(ステップS16)。具体的に、定型文返信キーK1が押下されると、制御部25によって、定型文返信キーK1の操作回数に対応する番号である「1」に対応付けられた「了解しました。ご指定の…」なる定型文が返信用定型文テーブルTBから読み出され、図5に示す通り、その読み出された定型文を示す画面W21が表示部14に表示される。
次に、キーリリースがなされたか否かが制御部25によって判断される(ステップS17)。つまり、ステップS14で定型文返信キーK1が押下されたと判断してから、定型文返信キーK1が押下されない状態が一定時間以上継続されたか否かが制御部25によって判断される。ここで、キーリリースと判断される一定時間が経過するまでに定型文返信キーK1が操作されると、ステップS17の判断結果は「NO」となり、定型文返信キーK1の押下回数を示すカウンタの値がインクリメントされる(ステップS18)。
すると、そのカウンタの値で示される定型文返信キーK1の操作回数に対応する番号である「2」に対応付けられた「申し訳ございません。その…」なる定型文が返信用定型文テーブルTBから読み出され(ステップS15)、図5に示す通り、その読み出された定型文を示す画面W22が表示部14に表示される(ステップS16)。これにより、表示部14に表示されていた定型文が更新される。
定型文の表示が更新されると、再びキーリリースがなされたか否かが制御部25によって判断される(ステップS17)。キーリリースと判断される一定時間が経過するまでに定型文返信キーK1が再び操作されると、ステップS17の判断結果は「NO」となって定型文返信キーK1の押下回数を示すカウンタの値がインクリメントされる(ステップS18)。そして、次の定型文「恐縮ですが、その日は欠席…」が返信用定型文テーブルTBから読み出され(ステップS15)、その定型文を示す画面W23が表示部14に表示される(ステップS16)。以後同様に、キーリリースがなされたと制御部25によって判断されるまでに定型文返信キーK1が操作される度に新たな定型文が選択されて更新される。
ここで、制御部25によってキーリリースがなされたと判断された場合(ステップS17の判断結果が「YES」の場合)には、制御部25の制御の下で、返信メールを作成する処理(ステップS19:第2ステップ)、及び作成された返信メールを送信する処理(ステップS20:第2ステップ)がメールアプリケーション25aで順に行われる。具体的には、キーリリースがなされたときに表示部14に表示されていた定型文を本文とし、ステップS12でピクトインフォメーション表示領域R1に表示されていた電子メールの送信元を宛先とする電子メールが作成されて(ステップS19)、ユーザによる送信指示なしに自動的に送信される(ステップS20)。
例えば、図5に示す画面W21が表示部14に表示されている状態でキーリリースがなされた場合には、送信先が「Aさん」であり、タイトルが「Re:会議時間」であり、本文が「了解しました。ご指定の時間に伺います。以上、宜しくお願いします。」なる電子メールM1が送信される。以上の処理が終了すると、電子メールの返信処理の完了を示す「Aさんにメールを送信しました。」なるメッセージが示された画面W30が表示されて図4に示す一連の処理が終了する。
以上の通り、本実施形態では、受信された電子メールのメール情報がピクトインフォメーション表示領域R1に表示されている場合に、定型文返信キーK1を一度押下してキーリリースするだけで、定型文を本文とする電子メールが、受信した電子メールの送信元に返信される。また、キーリリースと判断される一定時間が経過するまでに定型文返信キーK1を押下すれば定型文を選択することもできる。このように、定型文を内容とする電子メールを極めて簡単な操作で送信することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
以上、受信された電子メールのメール情報がピクトインフォメーション表示領域R1に表示されている場合に定型文返信キーK1が操作された場合の動作を説明した。本実施形態の携帯電話機1は、ピクトインフォメーション表示領域R1及び定型文返信キーK1が消去された後においても、従来より簡単な操作で定型文を内容とする電子メールを送信することができる。図6,図7は、本発明の一実施形態による通信方法における表示画面の他の変遷例を示す図である。
図6に示す通り、受信した電子メールの内容を示す画面W41が表示部14に表示されている場合を考える。かかる画面W41には、ピクトインフォメーション表示領域R1が表示されておらず、その下部に返信キーK2が表示されている。ここで、返信キーK2は、表示部14に内容が表示されている電子メールの送信元へ電子メールの返信を指示するためのキー(ソフトキー)である。
画面W41が表示されている状態で返信キーK2が短押下された場合には、図6に示す通り、返信メール作成画面W40が表示される。この返信メール作成画面W40は、画面W41に表示されていた電子メールの本文の内容を引用した文字列S1と、文字入力のためのカーソルC1とが表示された画面である。かかる返信メール作成画面W40が表示されているときに、ユーザがテンキー等を操作すれば返信メールの本文を入力することができる。
これに対し、画面W41が表示されている状態で返信キーK2が長押下された場合(返信キーK2が押下されている状態が一定時間(例えば、数秒程度)継続された場合)には、図4に示すステップS15以降の処理が開始される。これにより、制御部25によって、定型文返信キーK1の操作回数に対応する番号である「1」に対応付けられた「了解しました。ご指定の…」なる定型文が返信用定型文テーブルTBから読み出され、図5に示した画面W21と同様の画面が表示される。そして、キーリリースと判断される一定時間が経過するまでに返信キーK2が押下されれば定型文が選択され、返信キーK2のキーリリースが行われれば選択された定型文を内容とする電子メールが、表示部14に内容が表示されている電子メールの送信元へ返信される。
次に、図7に示す通り、メールアプリケーション25aが起動されて電子メールが格納される各種フォルダが示されている画面W51が表示部14に表示されている場合を考える。この画面W51が表示されている場合にもピクトインフォメーション表示領域R1は表示されていない。画面W51が表示されている状態でメールキー16d(図1参照)が押下されると、図4に示すステップS15以降の処理が開始され、番号「1」に対応付けられた「了解しました。ご指定の…」なる定型文が返信用定型文テーブルTBから読み出され、図5に示した画面W21と同様の画面が表示される。そして、キーリリースと判断される一定時間が経過するまでにメールキー16dが押下されれば定型文が選択され、メールキー16dのキーリリースが行われれば選択された定型文を内容とする電子メールが、直近に受信した電子メールの送信元へ返信される。
以上、本発明の一実施形態による通信装置及び通信方法について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、ピクトインフォメーションは、待ち受け画面以外にワンセグ視聴画面やインターネット等のブラウジング画面にも表示可能である。即ち、メール機能とは異なる機能を実行するためのアプリケーションの実行中に電子メールが受信された場合に、メール情報をピクトインフォメーションとして表示することができる。
このため、ワンセグ視聴やブラウジング等を行っている最中であっても、極めて簡単な操作により定型文を内容とする電子メールを返信することができる。尚、上記のアプリケーションの実行中は、メールキー16dは、そのアプリケーションの実行のための操作キーとして割り当てておらず、返信制御を行う操作キーとして割り当てられている。また、上記実施形態では、通信装置として携帯電話機を例に挙げて説明したが、本発明は電子メールを送受信して通信を行う種々の通信装置に適用可能である。
14 表示部
16 キー操作部
16d メールキー
24 メモリ
25 制御部
25a メールアプリケーション
K1 定型文返信キー
K2 返信キー

Claims (7)

  1. 電子メールの送受信を行う送受信部と、
    前記送受信部で受信された電子メールに対して返信される電子メールの本文に用いられる複数の定型文を記憶する記憶部と、
    電子メールの送信に関するメールキーを有する操作部と、
    前記メールキーに対して所定の第1操作がなされた場合に、前記記憶部に記憶された所定の定型文を本文に設定し、前記メールキーに対して前記第1操作とは異なる第2操作がなされた場合に、前記第2操作に応じて前記複数の定型文のいずれかを選択して本文に設定して、電子メールを前記送受信部で受信された電子メールの送信元に返信させる返信制御を前記送受信部に対して行う制御部と
    を備え
    前記第1操作は、前記メールキーが押下された後に前記メールキーの押下がなされない状態が所定時間以上継続される操作であり、
    前記第2操作は、前記メールキーが押下されてから前記所定時間が経過するまでに前記メールキーが再び押下される操作であることを特徴とする通信装置。
  2. 前記送受信部で電子メールが受信された場合に、当該電子メールについて少なくとも送信元を示すメール情報を所定の表示領域に所定時間だけ表示する表示部を備えており、
    前記制御部は、前記所定の表示領域に前記メール情報が表示されている間に前記返信制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記表示部は、メール機能とは異なる機能を実行するためのアプリケーションの実行中に前記送受信部で電子メールが受信された場合に、前記メール情報を前記表示領域に表示することを特徴とする請求項記載の通信装置。
  4. 前記アプリケーションが実行されている際に、
    前記メールキーは、前記アプリケーションの実行のための操作キーとして割り当てられておらず、前記返信制御を行う操作キーとして割り当てられていることを特徴とする請求項記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、前記所定の表示領域に前記メール情報が表示されておらず、且つ、前記表示部に前記送受信部で受信された電子メールの内容が表示されている場合には、当該電子メールの送信元に対する返信を指示する返信キーに対して所定の操作がなされたときに前記返信制御を行うことを特徴とする請求項記載の通信装置。
  6. 前記返信キーに対する所定の操作は、前記返信キーが押下されている状態が所定時間以上継続される操作であることを特徴とする請求項記載の通信装置。
  7. 電子メールを受信する第1ステップと、
    電子メールの送信に関するメールキーに対して所定の第1操作がなされたときに、予め記憶されている複数の定型文のうちの所定の定型文を本文に設定し、前記メールキーに対して前記第1操作とは異なる第2操作がなされた場合に、前記第2操作に応じて前記複数の定型文のいずれかを選択して本文に設定して、電子メール前記第1ステップで受信した電子メールの送信元に返信する第2ステップと、
    を有し、
    前記第1操作は、前記メールキーが押下された後に前記メールキーの押下がなされない状態が所定時間以上継続される操作であり、
    前記第2操作は、前記メールキーが押下されてから前記所定時間が経過するまでに前記メールキーが再び押下される操作であることを特徴とする通信方法。
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