JP2002132681A - ファイル生成装置及びファイル生成方法 - Google Patents

ファイル生成装置及びファイル生成方法

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JP2002132681A
JP2002132681A JP2000324612A JP2000324612A JP2002132681A JP 2002132681 A JP2002132681 A JP 2002132681A JP 2000324612 A JP2000324612 A JP 2000324612A JP 2000324612 A JP2000324612 A JP 2000324612A JP 2002132681 A JP2002132681 A JP 2002132681A
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Hideaki Nishino
秀明 西野
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキスト情報とマルチメディア情報とを含む
複合形式のファイルから、ハイパーテキスト形式のファ
イルを生成する。 【解決手段】 サーバ装置1は、ステップS30におい
て、テキスト情報に画像データ等のマルチメディア情報
が添付されてなる電子メールを受信する。次に、ステッ
プS31において、この電子メールからテキスト情報と
マルチメディア情報とを抽出する。そして、ステップS
32において、抽出したテキスト情報を本文テキストを
本文テキストとし、この本文テキストに所定のタグ情報
を付与することによって、所定のレイアウトで表示可能
とされたHTMLファイルを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイパーテキスト
形式のファイルを生成するファイル生成装置及びファイ
ル生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ネットワークを介してコンピ
ュータ等の情報処理装置を接続し、各種情報を相互に送
受信することを可能とした、いわゆるインターネット
(The Internet)が目覚ましい発展を遂げている。
【0003】このインターネットは、様々な通信プロト
コルを用いて各種の利用形態が可能とされているが、そ
のうちのひとつであるHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)を用いることにより、各種情報を共有するこ
とが可能となる。
【0004】この場合には、ハイパーテキスト形式で記
述されたテキストファイルによって各種情報が提供され
るように構成されており、本文テキストとなるテキスト
データ中に「タグ」と称される記述子を加えることによ
って、このテキストに対して修飾を施したり、画像デー
タや音声データを関連づけたり、特定の文字列に所定の
リンク先を関連づけたりすることが可能とされている。
【0005】ハイパーテキスト形式のテキストファイル
の種類としては、HTML(HyperText Markup Languag
e)、SGML(Standard Generalized Markup Languag
e)、及びXML(Extensible Markup Language)など
を挙げることができるが、現在のインターネットでは、
主としてHTMLが用いられている。なお、以下では、
HTMLを用いて記述されたテキストファイルのこと
を、HTMLファイルと称する。
【0006】なお、ハイパーテキストとは、複数のテキ
ストを有機的に結合する概念のことであり、所定のテキ
ストに含まれる用語から、この用語に関係した他のテキ
ストを簡単に参照できるように構成されたものである。
【0007】そして、インターネットを利用して各種情
報を共有するに際しては、本文テキストやタグ情報が記
述されたHTMLファイル、画像データを含む画像ファ
イル、及び音声データを含む音声ファイルなどをサーバ
装置に蓄積しておく。そして、サーバ装置は、他の各種
情報処理装置からHTTPを用いて閲覧要求がなされた
ときに、この情報処理装置に対してHTTPを用いるこ
とにより、これらのファイルを送信する。このように、
サーバ装置に蓄積されたファイルを、他の情報処理装置
からの閲覧要求に応じて送信する構成とすることによ
り、各種情報を共有することが可能となる。
【0008】ところで、HTMLファイルは、予め用意
したテキストデータにタグの記述を加えたり、専用のア
プリケーションプログラムを用いたりする手法によって
作成される。なお、このようなアプリケーションプログ
ラムは、一般にHTMLエディタと称されており、コン
ピュータ画面上に表示されるボタンや選択肢を選択する
ことによってタグの記述を加えることが可能とされてい
る。また、例えば、文字情報と画像情報とが印刷された
印刷物を電子データとしてコンピュータに読み込むこと
により、文字データや画像データを元の印刷物における
レイアウトと同等にコンピュータ画面上に表示すること
が可能なHTMLファイルを作成するというシステムも
提案されている。
【0009】また一方、近年では、インターネットを利
用した電子メールの利用が広く普及している。電子メー
ルは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)や
POP(Post Office Protocol)といった通信プロトコ
ルを用いることにより、インターネットを介して各種情
報を送受信を行うことが可能とされている。
【0010】電子メールにおいては、本文テキストに相
当するテキストデータの他に、画像情報や音声情報等の
マルチメディア情報を「添付」して送受信することが可
能とされている。このようなマルチメディア情報は、一
般にバイナリ形式のデータであるが、電子メールに添付
される際には、テキストデータ、すなわちアスキー形式
のデータにエンコードされて添付されることが一般的で
ある。
【0011】電子メールでは、マルチメディア情報を本
文テキストに「添付」する形で送受信することが可能と
されており、従来のようにFTP(File Transfer Prot
ocol)を用いて送受信する場合よりも比較的簡便に行う
ことが可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
上述したような電子メールの利用が、据え置き型やノー
ト型のような各種コンピュータ装置からだけでなく、P
DA(Personal DigitalAssistant)機器と称されるよ
うな携帯型の情報端末装置や、携帯型の電話機(以下、
携帯電話という。)などによっても可能であることが一
般的である。また、このようなPDA機器や携帯電話に
よっても、画像情報や音声情報等のマルチメディア情報
を電子メールに添付して送受信することが比較的簡便に
行うことが可能となりつつある。
【0013】そこで、上述したようにインターネットを
利用して各種情報を共有するに際して、HTMLファイ
ルによって表示する内容を、電子メールを利用してサー
バ装置に送信したいという要求が高まりつつある。これ
により、従来のようにFTPを利用する場合よりも、比
較的簡便に各種ファイルをサーバ装置に送信することが
可能となる。
【0014】しかしながら、この場合には、電子メール
を受信したサーバ装置の側でHTMLファイルを生成す
る必要が生じてしまうが、従来はこのようにしてHTM
Lファイルを生成する手法が存在していなかった。
【0015】そこで、本発明は、上述した従来の課題を
解決して、テキスト情報とマルチメディア情報とを含む
複合形式のファイルから、このテキスト情報を本文テキ
ストとするハイパーテキスト形式のファイルを生成する
ファイル生成装置、及びファイル生成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るファイル生成装置は、情報抽出手
段と、ファイル生成手段とを備える。上記情報抽出手段
は、テキスト情報とマルチメディア情報とを含む複合形
式のファイルから、これらテキスト情報とマルチメディ
ア情報とをそれぞれ抽出する。上記ファイル生成手段
は、上記情報抽出手段により抽出されたテキスト情報の
内容を本文テキストとし、この本文テキストに所定のタ
グ情報を付与することによって、所定のレイアウトで表
示可能とされたハイパーテキスト形式のファイルを生成
する。
【0017】また、本発明に係るファイル生成方法は、
情報抽出ステップと、ファイル生成ステップとを有す
る。上記情報抽出ステップにおいては、テキスト情報と
マルチメディア情報とを含む複合形式のファイルから、
これらテキスト情報とマルチメディア情報とをそれぞれ
抽出する。上記ファイル生成ステップにおいては、上記
情報抽出ステップにおいて抽出されたテキスト情報の内
容を本文テキストとし、この本文テキストに所定のタグ
情報を付与することにより、所定のレイアウトで表示可
能とされたハイパーテキスト形式のファイルを生成す
る。
【0018】以上のように構成された本発明に係るファ
イル生成装置及びファイル生成方法は、複合形式のファ
イルに含まれるテキスト情報を本文テキストとし、所定
のレイアウトで表示可能とされたハイパーテキスト形式
のファイルを生成することができる。
【0019】また、本発明においては、上述のようにし
てハイパーテキスト形式のファイルを生成する際に、複
合形式のファイルから抽出したマルチメディア情報に含
まれるレイアウト情報に基づいて、ハイパーテキスト形
式のファイルを生成するとしてもよい。これにより、ど
のようなレイアウトで表示可能としてハイパーテキスト
形式のファイルを生成するかを示すレイアウト情報をマ
ルチメディア情報として複合形式のファイル中に含める
ことができる。したがって、ハイパーテキスト形式のフ
ァイルを生成する際におけるレイアウトの自由度を向上
させることができる。
【0020】さらに、本発明においては、上述のように
してハイパーテキスト形式のファイルを生成する際に、
複合形式のファイルから抽出したマルチメディア情報を
含むバイナリ形式のファイルを生成するとともに、生成
するハイパーテキスト形式のファイルに上記バイナリ形
式のファイルが埋め込まれて表示可能とすることが望ま
しい。これにより、マルチメディア情報として、例えば
画像情報や音声情報が含まれている場合に、これら画像
情報や音声情報を、本文テキストと同時に表示可能なハ
イパーテキスト形式のファイルを生成することができ
る。なお、音声情報を埋め込み表示する場合には、例え
ば、この音声情報の再生開始や再生停止を画面上で操作
可能な制御盤を表示すればよい。
【0021】また、本発明において、複合形式のファイ
ルは、通信ネットワークを介して他の情報処理装置から
取得してもよい。これにより、例えば、この複合形式の
ファイルを電子メールを利用して、極めて簡便な操作で
サーバ装置に送信することができる。
【0022】さらに、本発明において、少なくとも上記
ハイパーテキスト形式のファイルは、通信ネットワーク
を介して他の情報処理装置からの閲覧要求がなされた場
合に、この情報処理装置に対して送信されることが望ま
しい。これにより、生成したハイパーテキスト形式のフ
ァイルによって示される情報を、他の情報処理装置と共
有することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、通
信回線により構成されたインターネット(The Interne
t)によって複数の情報処理装置が相互に接続されてな
る情報ネットワークにおけるサーバ装置に対して本発明
を適用した場合の一例について説明する。
【0024】ただし本発明は、以下で説明する例に限定
されるものではなく、テキスト情報とマルチメディア情
報とを含む複合形式のファイルから、このテキスト情報
を本文テキストとするハイパーテキスト形式のファイル
を生成する場合に広く適用することができ、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であるこ
とは勿論である。
【0025】本発明を適用するサーバ装置1は、例え
ば、図1に示すような情報ネットワーク10における情
報処理装置のひとつとして配設される。情報ネットワー
ク10においては、サーバ装置1の他に、コンピュータ
装置11a,11b或いは携帯型情報端末12a,12
b等のような複数の情報処理装置がインターネット13
を介して相互に接続されており、各種情報を互いに送受
信可能とされている。
【0026】ここで、携帯型情報端末12a,12bと
しては、例えば、一般にPDA(Personal Data Assist
ant)機器と称されるような個人情報の管理を行う携帯
型の情報処理装置や、或いはインターネット13への接
続機能を有する携帯型電話機などを挙げることができ
る。
【0027】また、これらコンピュータ装置11a,1
1b及び携帯型情報端末12a,12bには、例えば、
画像をデジタルデータとして撮像するためのCCDカメ
ラや、音声をデジタルデータとして録音するためのマイ
クなどが取り付けられている。そして、これらのデジタ
ルデータを電子メールに添付し、インターネット13を
介してサーバ装置1に送信することが可能とされてい
る。
【0028】インターネット13は、いわゆるTCP/
IPプロトコルによって、サーバ装置1及び複数の情報
処理装置が相互に接続されており、例えばFTP(File
Transfer Protocol)やHTTP(Hyper Text Transfe
r Protocol)等を用いることによって各種情報(ファイ
ル)を相互に送受信することが可能とされている。ま
た、インターネット13においては、SMTP(Simple
Mail Tranfer Protocol)やPOP(Post Office Prot
ocol)等を用いることによって、電子メールを送受信す
ることが可能とされている。なお、サーバ装置1及び各
々の情報処理装置間は、有線接続されていてもよいし、
無線接続されていてもよい。
【0029】情報ネットワーク10においては、ハイパ
ーテキスト形式のファイルとして、HTML(Hyper Te
xt Markup Language)を用いて「タグ」を記述するファ
イルが広く一般に用いられている。
【0030】なお、以下では、テキスト形式のファイル
を単に「テキストファイル」と称し、ハイパーテキスト
形式のひとつであるHTML形式のファイルを単に「H
TMLファイル」と称する。
【0031】HTMLファイルは、本文となるテキスト
データの中に「タグ」と称される記述子が記述されてお
り、この「タグ」によって、テキストに対して修飾を施
したり、画像データや音声データを関連づけたり、特定
の文字列に所定のリンク先を関連づけたりすることが可
能とされている。
【0032】そして、情報ネットワーク10において
は、コンピュータ装置11a,11bや携帯型情報端末
12a,12bからサーバ装置1に対して電子メールが
送信されたときに、この電子メールに基づいて、サーバ
装置1がHTMLファイルを生成するように構成されて
いる。
【0033】このとき、サーバ装置1に送信される電子
メールは、本文テキストとしてのテキスト情報と、各情
報処理装置によって撮像/録音された画像データや音声
データが添付されてなるマルチメディア情報とから構成
されており、いわば複合形式のファイルである。ただ
し、一般に電子メールでは、画像データや音声データを
バイナリ形式のファイルとして送信することができな
い。このため、サーバ装置1に送信される電子メール
は、バイナリデータである画像データや音声データが所
定のフォーマットによりエンコードされてアスキー形式
のデータとされており、このようなアスキー形式のデー
タが本文テキストに添付される。
【0034】このようにして、電子メールの本文テキス
トにマルチメディア情報を添付するに際しては、特定の
フォーマットに限定されるものではないが、現在広く用
いられているMIME(Multipurpose Internet Mail E
xtentions)で規定されたフォーマットに従うことが望
ましい。これにより、サーバ装置1に対して電子メール
を送信するために、各情報処理装置に特別なアプリケー
ションプログラムを用意する必要がなく、情報処理装置
に搭載された一般的な電子メール送信用のアプリケーシ
ョンプログラムを用いて電子メールをサーバ装置1に送
信することができる。
【0035】すなわち、サーバ装置1に送信される電子
メールは、図3に示すように、ヘッダ情報と、本文テキ
ストの内容を示すテキスト情報と、画像データや音声デ
ータがエンコードされてなるマルチメディア情報とが順
に連結されたデータ構造とされたアスキー形式のファイ
ルである。なお、ヘッダ情報には、例えば、この電子メ
ールの送信先のメールアドレス、発信元のメールアドレ
ス、この電子メールを作成した日時、この電子メールを
作成したアプリケーションプログラムなどを示す情報が
含まれる。また、マルチメディア情報としては、複数の
画像データや音声データを含むものであってもよい。
【0036】つぎに、サーバ装置1について、図2を参
照しながら説明する。サーバ装置1は、図2に示すよう
に、各種の情報に対して演算処理を行うとともに他の各
部の動作を制御するCPU(Central Processing Uni
t)20と、インターネット13を介して各種情報の送
受信を行う通信インタフェース21と、CPU20に対
する外部記憶装置としてのハードディスク装置22と、
CPU20により処理される情報を一時保持するメモリ
23とを備える。
【0037】CPU20は、半導体素子により構成され
ており、メモリ23に保持されたアプリケーションプロ
グラムに記述された動作手順に従って、サーバ装置1の
各部の動作を制御するとともに、各種情報に対する演算
処理などを行う。
【0038】通信インタフェース21は、インターネッ
ト13を介して他の情報処理装置に対する各種情報の送
受信を行う機能を有している。通信インタフェース21
は、例えば、公衆電話回線や専用線などを用いた有線接
続によってインターネット13と接続可能とされていて
もよいし、赤外線や電波を用いた無線接続によってイン
ターネット13と接続可能とされていてもよい。
【0039】また、通信インタフェース21は、他の情
報処理装置から送信された電子メールを受信することが
可能とされているとともに、他の情報処理装置によって
なされたHTMLファイルの閲覧要求を受信する。そし
て、閲覧要求がなされた情報処理装置に対して、受信し
た電子メールに基づいて生成したHTMLファイルを、
通信インタフェース21によって送信することが可能と
されている。このとき、通信インタフェース21は、例
えばSMTPをプロトコルとして用いることによって電
子メールを受信するとともに、例えばHTTPをプロト
コルとして用いることによって、他の情報処理装置から
なされる閲覧要求を受信し、この情報処理装置に対して
HTMLファイルを送信する。
【0040】ハードディスク装置22は、CPU20に
対する外部記憶装置としての機能を有しており、通信イ
ンタフェース21によって受信した電子メールと、この
電子メールに基づいて生成したHTMLファイルとを蓄
積する。
【0041】メモリ23は、各種半導体素子によって、
保持する内容を書き換え可能として構成されている。サ
ーバ装置1においては、このメモリ23に、CPU20
により演算処理を行う処理手順が記述されたアプリケー
ションプログラムが保持されている。
【0042】つぎに、以上のように構成されたサーバ装
置1の具体的な動作の一例について、図4に示すフロー
チャートに沿って説明する。なお、以下の説明でCPU
20が行う処理は、メモリ23に保持されたアプリケー
ションプログラムに記載された処理手順に従ってなされ
るものである。
【0043】サーバ装置1は、先ず、図4に示すステッ
プS30において、通信インタフェース21によって、
他の情報処理装置から送信された電子メールを受信す
る。このとき受信する電子メールは、図3に示すような
データ構造とされており、例えば、テキスト情報として
図5に示すような本文テキストと、マルチメディア情報
として図6に示すような3つの画像データとを含むとす
る。また、サーバ装置1は、このとき受信した電子メー
ルを、ハードディスク装置22に一時蓄積する。
【0044】次に、ステップS31においては、メモリ
23に保持されたアプリケーションプログラムに記述さ
れた処理手順に従ってCPU20が動作することによ
り、ハードディスク装置22に蓄積された電子メールか
ら、本文テキストと各々の画像データとをそれぞれ抽出
する。すなわち、サーバ装置1においては、CPU20
が、電子メールからテキスト情報とマルチメディア情報
とをそれぞれ抽出する情報抽出手段としての機能を有し
ている。
【0045】次に、ステップS32において、CPU2
0は、ステップS31で抽出した本文テキストに所定の
タグを付与することによって、所定のレイアウトで表示
可能とされたHTMLファイルを生成する。また、ステ
ップS31で抽出した各々の画像データを含むバイナリ
形式の画像ファイルをそれぞれ生成する。すなわち、サ
ーバ装置1においては、CPU20がファイル生成手段
としての機能を有している。
【0046】なお、このステップS32において、CP
U20は、電子メールから抽出された本文テキストに対
して、予め設定された所定のレイアウトで表示可能とな
るようにタグを付与することによってHTMLファイル
を生成する。このとき、生成するHTMLファイルをど
のようなレイアウトで表示可能とするか、すなわち、ど
のようなフォーマットで本文テキストに対してタグを付
与するかは、CPU20の処理手順を示すアプリケーシ
ョンプログラム中に記述されているとすればよい。ま
た、所定のレイアウトで表示可能とされて予め用意され
たHTMLファイル(以下、テンプレートファイルと称
する。)を用い、このテンプレートファイル中に本文テ
キストを挿入したり、画像ファイルに対するリンクを挿
入することによって、所定のレイアウトで表示可能なH
TMLファイルを生成してもよい。
【0047】次に、ステップS33において、CPU2
0は、ステップS32において生成したHTMLファイ
ル及び複数の画像ファイルを、ハードディスク装置22
に蓄積する。これにより、ハードディスク装置22に
は、受信した電子メールの本文テキストの内容に基づい
て生成したHTMLファイルが蓄積されることとなる。
【0048】また、サーバ装置1は、ステップS34に
示すように、他の情報処理装置からの閲覧要求を通信イ
ンタフェース21を介して受信すると、ステップS35
に示すように、この情報処理装置に対して、閲覧要求に
応じたHTMLファイルを送信する。このとき、HTM
Lファイルとともに、このHTMLファイル中に記述さ
れたタグによって示される画像ファイルも送信する。
【0049】そして、HTMLファイル及び画像ファイ
ルを受信した情報処理装置は、HTMLファイル中に記
述されたタグを解析することにより、例えば図7に示す
ようなレイアウトで本文テキスト及び画像ファイルを表
示部に表示する。
【0050】サーバ装置1は、以上のように動作するこ
とによって、本文テキストと画像データとを含む電子メ
ールを受信し、所定のレイアウトで表示可能とされたH
TMLファイルを生成する。このため、サーバ装置1を
用いることにより、電子メールをサーバ装置1に送信す
るだけでHTMLファイルを生成することができ、作成
者が本文テキストに自らタグを記述してHTMLファイ
ルを作成する必要がない。
【0051】なお、上述の説明においては、本文テキス
トに3つの画像データがマルチメディア情報として添付
されてなる電子メールに基づいてHTMLファイルを生
成する場合について説明しているが、サーバ装置1は、
添付するマルチメディア情報の数や種類に限定されるも
のではなく、例えば、音声データなどを電子メールに添
付するとしてもよい。なお、電子メールに音声データが
添付される場合には、図4中に示すステップS32で生
成するHTMLファイルとしては、本文テキストに、こ
の音声情報の再生開始や再生停止を情報処理装置の画面
上で操作可能な制御盤を表示するようにリンクを設定す
ればよい。
【0052】また、電子メールに添付するマルチメディ
ア情報としては、画像データや音声データに限定される
ものではなく、例えば、この電子メールを作成した位置
情報や、この電子メールを作成した時刻を示す時刻情報
であってもよい。この場合には、電子メールを送信する
情報処理装置の側に、例えば、位置情報を取得するため
のGPS(Global Positioning System)に対応した機
器や、時刻情報を取得するための時計機能を搭載してお
き、これらにより取得した位置情報や時刻情報を電子メ
ールに添付して、サーバ装置1に送信する。そして、サ
ーバ装置1では、図4中に示すステップS32におい
て、位置情報や時刻情報を表示可能とするレイアウトで
HTMLファイルを生成する。
【0053】また、マルチメディア情報としては、サー
バ装置1によって生成するHTMLファイルをどのよう
なレイアウトで表示可能とするかを示すレイアウト情報
を含めるとしてもよい。この場合にサーバ装置1は、電
子メールに添付されたレイアウト情報に基づいて、所定
のレイアウトで表示可能とされたHTMLファイルを生
成する。これにより、HTMLファイルのレイアウトを
電子メールの作成者が適宜選択することが可能となり、
生成するHTMLファイルの自由度を向上させることが
できる。
【0054】さらに具体的には、例えば、サーバ装置1
のハードディスク装置22などに、予め複数のテンプレ
ートファイルを用意しておき、電子メールに添付するレ
イアウト情報によって、いずれのテンプレートファイル
を用いてHTMLファイルを生成するかを指定する。こ
れにより、例えば、複数の画像ファイルをアルバム形式
で表示することが可能なテンプレートファイルを用いる
ことを選択し、このレイアウトに沿ってHTMLファイ
ルを生成したり、日記形式で電子メールの作成日時毎に
表示することが可能なテンプレートファイルを用いるこ
とを選択し、このレイアウトに沿ってHTMLファイル
を生成することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】本発明に係るファイル生成装置及びファ
イル生成方法は、複合形式のファイルに含まれるテキス
ト情報を本文テキストとするハイパーテキスト形式のフ
ァイルを生成することができる。したがって、例えば、
画像情報や音声情報等のマルチメディア情報を電子メー
ルに添付した形でファイル生成装置に送信することによ
り、このファイル生成装置によってハイパーテキスト形
式のファイルを生成することができ、電子メールの作成
者が自らタグを記述してハイパーテキスト形式のファイ
ルを作成する必要がない。したがって、例えば、各種P
DA機器や携帯電話などのような携帯型の情報処理装置
によって作成した電子メールに、これら情報処理装置に
よって取得した画像情報や音声情報を添付し、この電子
メールをファイル生成装置に送信するだけで、ハイパー
テキスト形式のファイルを生成することができる。そし
て、このハイパーテキスト形式のファイルを用いて、情
報を広く公開することが極めて簡便に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイル生成装置の一構成例とし
て示すサーバ装置と、他の情報処理装置との接続関係を
示す概略図である。
【図2】同サーバ装置を示す概略構成図である。
【図3】同サーバ装置が受信する電子メールのデータ構
造を示す概略図である。
【図4】同サーバ装置の動作の一例を示すフローチャー
トである。
【図5】同サーバ装置が受信する電子メールにおける本
文テキストの一例を示す概略図である。
【図6】同サーバ装置が受信する電子メールに添付され
る画像データの一例を示す概略図であり、(a)は第1
の画像データの内容を示し、(b)は第2の画像データ
の内容を示し、(c)は第3の画像データの内容を示
す。
【図7】同サーバ装置が、受信した電子メールに基づい
て生成するHTMLファイルが所定のレイアウトで表示
された状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置、10 情報ネットワーク、11a,1
1b コンピュータ装置、12a,12b 携帯型情報
端末、13 インターネット、20 CPU、21 通
信インタフェース、22 ハードディスク装置、23
メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト情報とマルチメディア情報とを
    含む複合形式のファイルから、これらテキスト情報とマ
    ルチメディア情報とをそれぞれ抽出する情報抽出手段
    と、 上記情報抽出手段により抽出されたテキスト情報の内容
    を本文テキストとし、この本文テキストに所定のタグ情
    報を付与することによって、所定のレイアウトで表示可
    能とされたハイパーテキスト形式のファイルを生成する
    ファイル生成手段とを備えることを特徴とするファイル
    生成装置。
  2. 【請求項2】 上記ファイル生成手段は、上記情報抽出
    手段により抽出されたマルチメディア情報に含まれるレ
    イアウト情報に基づいて、上記ハイパーテキスト形式の
    ファイルを生成することを特徴とする請求項1記載のフ
    ァイル生成装置。
  3. 【請求項3】 上記ファイル生成手段は、上記情報抽出
    手段により抽出されたマルチメディア情報を含むバイナ
    リ形式のファイルを生成するとともに、上記バイナリ形
    式のファイルの内容が埋め込まれて表示可能とされたハ
    イパーテキスト形式のファイルを生成することを特徴と
    する請求項1記載のファイル生成装置。
  4. 【請求項4】 さらに、通信ネットワークを介して他の
    情報処理装置から上記複合形式のファイルを取得するフ
    ァイル取得手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    のファイル生成装置。
  5. 【請求項5】 さらに、通信ネットワークを介して他の
    情報処理装置からの閲覧要求がなされた場合に、この情
    報処理装置に対して、少なくとも上記ハイパーテキスト
    形式のファイルを送信するファイル送信手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のファイル生成装置。
  6. 【請求項6】 テキスト情報とマルチメディア情報とを
    含む複合形式のファイルから、これらテキスト情報とマ
    ルチメディア情報とをそれぞれ抽出する情報抽出ステッ
    プと、 上記情報抽出ステップにおいて抽出されたテキスト情報
    の内容を本文テキストとし、この本文テキストに所定の
    タグ情報を付与することにより、所定のレイアウトで表
    示可能とされたハイパーテキスト形式のファイルを生成
    するファイル生成ステップとを有することを特徴とする
    ファイル生成方法。
  7. 【請求項7】 上記ファイル生成ステップにおいては、
    上記情報抽出ステップにおいて抽出されたマルチメディ
    ア情報に含まれるレイアウト情報に基づいて、上記ハイ
    パーテキスト形式のファイルを生成することを特徴とす
    る請求項6記載のファイル生成方法。
  8. 【請求項8】 上記ファイル生成ステップにおいては、
    上記情報抽出ステップにおいて抽出されたマルチメディ
    ア情報を含むバイナリ形式のファイルを生成するととも
    に、上記バイナリ形式のファイルの内容が埋め込まれて
    表示可能とされたハイパーテキスト形式のファイルを生
    成することを特徴とする請求項6記載のファイル生成方
    法。
  9. 【請求項9】 さらに、上記情報抽出ステップの前段
    に、通信ネットワークを介して他の情報処理装置から上
    記複合形式のファイルを取得するファイル取得ステップ
    を有することを特徴とする請求項6記載のファイル生成
    方法。
  10. 【請求項10】 さらに、上記ファイル生成ステップの
    後段に、通信ネットワークを介して他の情報処理装置か
    らの閲覧要求がなされた場合に、この情報処理装置に対
    して、少なくとも上記ハイパーテキスト形式のファイル
    を送信するファイル送信ステップを有することを特徴と
    する請求項6記載のファイル生成方法。
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