JP2005184469A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子メールの送信処理内においてマルチメディア文書を作成することにより、マルチメディア文書を効率良く、且つ利便性に富んだ形態で作成するデジタルスチルカメラを提供する。
【解決手段】 このカプセル化されたマルチメディア文書101は、文書上での表現実体となるテキスト情報103と、同じく文書上での表現実体となるメディア情報(画像、音声情報)104と、テキスト情報103及びメディア情報104の構造と文書上での表示状態を決定する文書配置情報102と、動作プログラムファイル105とを備えて構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デジタルスチルカメラに関し、さらに詳しくは、カプセル化したマルチメディア文書の作成技術に関するものである。
従来より、インターネット上のサーバーへホームページを作成したり、電子アルバムを作成するために、カメラ内でHTML文書を作成するカメラなどが知られている。例えば、特開平10−320546号公報には、ファイル作成処理が指定されると、記憶媒体内のHTMLテンプレートファイルに格納されたアルバムテンプレートを表示し、このテンプレート内に設定された入力項目に沿ってテキストデータが入力されるとHTML文書に自動的に変換して、リンク付けするイメージファイルに対応したファイル名を付けて記憶媒体内のHTMLテキストファイルに保存し、指定されたイメージファイルを接続I/Fを介してデジタルカメラから取り込んで、アルバムテンプレート及びHTMLテキストデータとのリンク付けして、そのリンクデータを記憶媒体内のインデックスファイル内に設定し、そのリンク付けに対応するファイル名を付けてJPEG/GIF等の標準画像フォーマットに変換して記憶媒体内のイメージファイルに保存する技術が開示されている。
また同一出願人より特開2003−15941公報として、文書上での表現実体となる1又は2以上のデジタル情報ファイルと、デジタル情報ファイルの構造及び文書上での表示状態を特定する表示情報ファイルと、コンピュータによって解釈、実行され、表示情報ファイルに基づいて特定される表示状態で1又は2以上のデジタル情報ファイルをコンピュータのディスプレイ上に表示させる動作プログラムファイルと、を単一の文書としてカプセル化する技術が開示されている。
特開平10−320546号公報 特開2003−15941公報
しかし、特許文献1に開示されている従来技術は、特許文献2のようにカプセル化されたマルチメディア文書の作成を行うことはできない。
また特許文献2に開示されている従来技術は、マルチメディア文書の作成を行うことはできるが、マルチメディア文書を作成するためには、PCやPDAなどの情報処理装置へ一旦、画像データや音声データを転送して作成する必要がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、電子メールの送信処理内においてマルチメディア文書を作成することにより、マルチメディア文書を効率良く、且つ利便性に富んだ形態で作成するデジタルスチルカメラを提供することを目的としている。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、撮像した光画像を電気信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から得られる電気信号を処理する信号処理手段と、該信号処理手段により信号処理されたデータを記録媒体に記録する記録手段と、を備えたデジタルスチルカメラにおいて、文書全体の構造、配置の表示状態を表す表示情報ファイルとしての文書配置情報と、文書内のテキスト内容を表すデジタル情報ファイルとしてのテキスト情報と、前記信号処理手段により信号処理された静止画像や動画画像を表すデジタル情報ファイルとしてのメディア情報と、文書内容を表示したりユーザ操作を検出する複数の動作プログラムファイルとしてのプログラムとから構成されたマルチメディア文書をカプセル化して作成するマルチメディア文書作成手段を備えたことを特徴とする。
従来の方法によりマルチメディア文書を作成するためには、PCやPDAなどの情報処理装置へメールに画像データを添付して送り、一旦、画像データや音声データを転送して作成する必要があった。本発明のデジタルスチルカメラでは、文書配置情報、テキスト情報、メディア情報、及びプログラムとから構成されたマルチメディア文書を作成する場合、データの送信処理内で、メディア情報として撮像された画像データを含むマルチメディア文書をカプセル化して作成する。従って、PCやPDAなどに一旦画像データを転送してからマルチメディア文書を作成する必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
かかる発明によれば、文書配置情報、テキスト情報、メディア情報、及びプログラムとから構成されたマルチメディア文書を作成する場合、データの送信処理内で、メディア情報として撮像された画像データを含むマルチメディア文書をカプセル化して作成するので、PCやPDAなどに一旦画像データを転送してからマルチメディア文書を作成する必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
請求項2は、音声を電気信号に変換する音声入力手段と、該音声入力手段から得られる電気信号を処理する信号処理手段と、該信号処理手段により信号処理されたデータを記録媒体に記録する記録手段と、を備えたデジタルスチルカメラにおいて、文書全体の構造、配置の表示状態を表す表示情報ファイルとしての文書配置情報と、文書内のテキスト内容を表すデジタル情報ファイルとしてのテキスト情報と、前記信号処理手段により信号処理された音声データを含むデジタル情報ファイルとしてのメディア情報と、文書内容を表示したりユーザ操作を検出する複数の動作プログラムファイルとしてのプログラムとから構成されたマルチメディア文書をカプセル化して作成するマルチメディア文書作成手段を備えたことを特徴とする。
本発明は、音声データを電気信号に変換する音声入力手段を備え、録音された音声データを含むマルチメディア文書を作成する様に構成されている。従って、PCやPDAなどに一旦音声データを転送してからマルチメディア文書を作成する必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
かかる発明によれば、文書配置情報、テキスト情報、メディア情報、及びプログラムとから構成されたマルチメディア文書を作成する場合、データの送信処理内で、メディア情報として撮像された画像データを含むマルチメディア文書をカプセル化して作成するので、PCやPDAなどに一旦音声データを転送してからマルチメディア文書を作成する必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
請求項3は、前記メディア情報から画像データ若しくは音声データのいずれかを選択するデータ選択手段を備えたことを特徴とする。
メディア情報としては、信号処理手段により信号処理された静止画像や動画画像や録音された音声データなどがある。そして、これらの画像データ、あるいは音声データのうちいずれかを選択するデータ選択手段を備え、選択した画像データ、あるいは音声データのみをマルチメディア文書として作成できる様に構成する。それにより使用目的にあったマルチメディア文書を作成することができる。
かかる発明によれば、メディア情報から画像データ若しくは音声データのいずれかを選択するデータ選択手段を備えたので、使用目的にあったマルチメディア文書を作成することができる。
請求項4は、前記マルチメディア文書のテンプレートを設定するテンプレート設定手段を備え、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テンプレートに前記信号処理手段により信号処理されたデータを追加して作成することを特徴とする。
テンプレートファイルは、デジタルスチルカメラ内で生成、加工されることの無い、動作プログラムファイル及び文書配置情報をデータ圧縮した書庫ファイルにしたもので、記録メディア内の所定ディレクトリへ所定のファイル名で保存されている。
かかる発明によれば、マルチメディア文書のテンプレートを設定できる様に構成されているので、使用目的にあった多様な形式のプログラムやテキスト情報を備えたマルチメディア文書を作成することができる。
請求項5は、前記テンプレートは書庫ファイル形式のマルチメディア文書であって、該マルチメディア文書を作成する際には、前記テンプレートの再圧縮を行わずに前記マルチメディア文書にデータを追加して作成することを特徴とする。
テンプレートファイルデータはデータ圧縮された書庫ファイルのデータであるが、画像(あるいは音声)のアペンドにあたっては、非圧縮のままでアペンドを行う。その理由は、すでに画像(あるいは音声)ファイルは撮影時の処理でデータ圧縮されているためであり、テンプレートファイルデータのアペンド処理時には再データ圧縮は行わない。
かかる発明によれば、書庫ファイル形式のマルチメディア文書を作成する際には、圧縮された画像あるいは音声データに対して再圧縮を行わずに作成する様に構成されているので、短時間でマルチメディア文書を作成することができる。
請求項6は、前記画像データあるいは音声データへのリンク情報を埋め込んだテキスト情報を生成するテキスト情報生成手段を更に備え、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報生成手段により作成したテキスト情報を併せてカプセル化することを特徴とする。
システム制御部は、アペンドした画像(あるいは音声)ファイルへリンク情報を作成し、読み込んだテキスト情報へ追記し、また、ファイル日時や付加情報があればそれらも追記する。
かかる発明によれば、画像データや音声データへのリンクを埋め込んだテキスト情報を生成して、マルチメディア文書へ包含する様に構成されているので、使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
請求項7は、前記テキスト情報のテンプレートを設定するテンプレート設定手段を更に備え、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報のテンプレートにリンク情報を追記して作成することを特徴とする。
かかる発明によれば、テキスト情報のテンプレートを設定できる様に構成されているので、使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
請求項8は、前記画像データあるいは音声データに日時情報を設定可能とし、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報に前記画像データあるいは音声データを撮影あるいは録音した日時情報を展開して追記することを特徴とする。
システム制御部は、アペンドした画像(あるいは音声)ファイルへリンク情報を作成し、読み込んだテキスト情報へ追記し、また、ファイル日時や付加情報があればそれらも追記する。
かかる発明によれば、テキスト情報に日時情報を展開できる様に構成されているので、リンクされた画像あるいは音声の内容の把握が容易にできる。
請求項9は、前記画像データあるいは音声データに付加情報を設定可能とし、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報に前記画像データあるいは音声データに対応した付加情報を展開して追記することを特徴とする。
かかる発明によれば、テキスト情報に付加情報を展開できる様に構成されているので、リンクされた画像あるいは音声の内容の把握が容易にできる。
請求項10は、複数のテキスト情報のテンプレートを設定可能とし、前記マルチメディア文書を作成する際には、カメラのモードに応じたテンプレートを選択して前記テキスト情報を作成することを特徴とする。
かかる発明によれば、複数のテキスト情報のテンプレートから選択して文書データを作成する様に構成され、カメラのモードに応じたテンプレートを選択できるので、使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
請求項11は、前記画像データあるいは音声データの送信機能を更に備え、前記カメラのモードは、送信モードであることを特徴とする。
かかる発明によれば、複数のテキスト情報のテンプレートから送信モードに応じてテンプレートを選択し、テキスト情報を作成する様に構成されているので、格別な操作を利用者に強いることなく、容易に使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
請求項12は、前記画像データあるいは音声データの送信機能を更に備え、前記カメラのモードは、送信宛先であることを特徴とする。
かかる発明によれば、複数のテキスト情報のテンプレートから送信宛先に応じてテンプレートを選択し、テキスト情報を作成する様に構成されているので、格別な操作を利用者に強いることなく、容易に使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、文書配置情報、テキスト情報、メディア情報、及びプログラムとから構成されたマルチメディア文書を作成する場合、データの送信処理内で、メディア情報として撮像された画像データを含むマルチメディア文書をカプセル化して作成するので、PCやPDAなどに一旦画像データを転送してからマルチメディア文書を作成する必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
また請求項2では、文書配置情報、テキスト情報、メディア情報、及びプログラムとから構成されたマルチメディア文書を作成する場合、データの送信処理内で、メディア情報として撮像された画像データを含むマルチメディア文書をカプセル化して作成するので、PCやPDAなどに一旦音声データを転送してからマルチメディア文書を作成する必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
また請求項3では、メディア情報から画像データ若しくは音声データのいずれかを選択するデータ選択手段を備えたので、使用目的にあったマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項4では、マルチメディア文書のテンプレートを設定できる様に構成されているので、使用目的にあった多様な形式のプログラムやテキスト情報を備えたマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項5では、書庫ファイル形式のマルチメディア文書を作成する際には、圧縮された画像あるいは音声データに対して再圧縮を行わずに作成する様に構成されているので、短時間でマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項6では、画像データや音声データへのリンクを埋め込んだテキスト情報を生成して、マルチメディア文書へ包含する様に構成されているので、使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項7では、テキスト情報のテンプレートを設定できる様に構成されているので、使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項8では、テキスト情報に日時情報を展開できる様に構成されているので、リンクされた画像あるいは音声の内容の把握が容易にできる。
また請求項9では、テキスト情報に付加情報を展開できる様に構成されているので、リンクされた画像あるいは音声の内容の把握が容易にできる。
また請求項10では、複数のテキスト情報のテンプレートから選択して文書データを作成する様に構成され、カメラのモードに応じたテンプレートを選択できるので、使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項11では、複数のテキスト情報のテンプレートから送信モードに応じてテンプレートを選択し、テキスト情報を作成する様に構成されているので、格別な操作を利用者に強いることなく、容易に使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
また請求項12では、複数のテキスト情報のテンプレートから送信宛先に応じてテンプレートを選択し、テキスト情報を作成する様に構成されているので、格別な操作を利用者に強いることなく、容易に使用目的にあった多様な形式の文書フォーマットでマルチメディア文書を作成することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明のデジタルスチルカメラ及び接続機器の構成を示す図である。このデジタルスチルカメラ01は、デジタルスチルカメラ装置01全体の制御を行うために設けられた、メインCPU、メモリ、タイマ−等からなる、システム制御部02と、撮像のために設けられた、光学系部品(レンズ及びレンズ駆動モータ)、CCD、CCD駆動回路、A/D変換器等からなる、撮像部03と、撮像部03で得られた画像信号に種々の画像処理を施すと共に、撮像部03のCCD駆動タイミング、レンズ駆動モータを制御してフォーカシング、露出調整等を行い、また、画像の圧縮伸長を行うために設けられた、画像処理用DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、メモリ等からなる画像処理部04と、画像処理部で処理された画像信号をLCDへ表示するための信号処理を行い、また、ユーザーインターフェイスのための種々のグラフィック画像を生成しLCDへ表示するために設けられた、D/A変換器、オンスクリーンディスプレイコントローラ等からなる、表示制御部05と、画像を表示し、また、ユーザーインターフェイスのためのグラフィックを表示するために設けられたLCD06と、記録メディア08とのインターフェイスのために設けられた、メモリカードコントローラ等からなる、記録メディアインターフェイス部07と、圧縮された画像信号や画像に纏わる種々の情報を記憶するために設けられた、フラッシュメモリ等からなるデジタルスチルカメラ装置01から着脱可能な記録メディア08と、図示されていないキー、ダイアル等のユーザーインターフェイスの状態検出を行い、またメインCPUへの主電源制御を行うために設けられたサブCPU等からなるハードキーインターフェイス部09と、携帯電話とのデータ通信を行うために設けられた、通信コントローラ等からなる、通信インターフェイス部10と、デジタルスチルカメラ01に接続された携帯電話11と、通信網(携帯電話通信網及びPSTN、ISDN、インターネット、ゲートウェイ、メールサーバーを含む)12と、通信網12に接続されたPC13と、音声の入出力のために設けられたマイク、スピーカー、アンプ、A/D変換器、D/A変換器等からなる音声入出力部14と、現在の位置を捕捉するために設けられたGPSアンテナ部15とを備えて構成される。
まず、図1を参照してマルチメディア文書のテンプレートファイルがない場合の従来処理における撮影動作について説明する。利用者は撮影に先立ち、図示されていない種々のキー、ダイアルを操作し、撮影モード(高画質モード、低画質モード、音声記録モード等)を決定する。利用者の操作内容はハードキーインターフェイス部09を通じてシステム制御部02で判別され、システム制御部02は、操作に応じて表示制御部05へガイダンスグラフィックを生成して、利用者に次操作を促す。
システム制御部02は、撮影モードが決定されると、モードに応じた処理パラメタを画像処理部04へ設定する。あるいはまた、利用者は図示されていないズームレバーを操作し、画角(構図)を決定する。利用者の操作内容はハードキーインターフェイス部09を通じてシステム制御部02で判別され、システム制御部02は、操作に応じて撮像部03を制御しレンズを駆動する。
撮像部03は画像処理部04からの制御に従い、実際の撮影に先だって、プレビュー画像を表示するための撮像動作を開始する。撮像されたデータは連続的に画像処理部04へ送られ、画像処理部04では色空間変換、ガンマ補正、ホワイトバランス調整などの処理を施した後、画像データを表示制御部05へ送る。また、この時同時に画像処理部04では、フォーカス、露出の検出を行い、撮像部03を制御して調整を行う。
表示制御部05では、画像データを信号処理してLCD06へ表示し、利用者へ撮像状態を提示する。図示されていないレリーズボタンが押されると、その操作はモード設定と同様にしてハードキーインターフェイス部09を通じてシステム制御部02で判別される。撮像部03は画像処理部04からの制御に従い、所定の画像を取り込み画像処理部04へ送り、画像処理部04は、撮影モードに応じた画像処理、圧縮処理を行う。システム制御部02は、圧縮された画像データを読み出し、さらにヘッダー情報を付加した後、記録メディアインターフェイス部07を通じて記録メディアへ08書き込む。
ここで、ヘッダー情報には、選択された撮影モードの情報や撮影日時、ズーム位置(焦点距離)、焦点位置(被写体距離)、撮影位置(GPS緯度、経度)の情報に加えてメモ情報が含まれている。メモ情報の設定は、撮影モードの設定と同様にして行われ、ガイダンスグラフィックスとキー操作により任意の文字列を入力することができる。なお、撮影位置の情報は、システム制御部02がGPSアンテナ部15からの受信信号に基づき、所定のアルゴリズムを実行して得られる。以上で一連の撮影動作を完了する。
また音声記録のモードでは、画像に代わり音声データを取り込み記録する。即ち、システム制御部02は、撮影モードに音声記録モードが設定され、前述したレリーズボタンが押されると、音声入出力部14を起動し、A/D変換器から読み込んだ音声データをADPCMで圧縮して記録メディア08へ書き込む。
次に、従来処理における通信による送信の動作を説明する。
本実施例では、ダイヤルアップ接続によりインターネットに接続し、通信網12内のメールサーバーを経由して、電子メールの添付ファイルによる画像送受信の動作について説明するが、FTPによりサーバーへ直接に送受信したり、あるいは独自通信プロトコルにより送受信する方法も可能である。また、携帯電話11の代わりにLANインターフェイスを接続することによって、直接インターネットに接続する構成も可能である。あるいはまた、直接にカメラとPCを電話回線で接続してもよい。まず、送信時の動作について説明する。利用者は通信機能の利用に先だち、撮影モードの決定と同様にして、送信する画像(あるいは音声)ファイルの選択、及び、送信宛先と送信モードの選択を行う。送信モードには、1画像(あるいは1音声)の送信モードと一括送信の送信モードを選択することができる。
1画像送信モードでは、選択された画像(あるいは音声)の各々が一つのメールに添付され、複数の画像が選択された場合には、複数のメールが送信される。一方、一括送信モードでは、選択された画像(あるいは音声)のすべてが一つのメールに添付されて送信される。続けて利用者は、携帯電話11をデジタルスチルカメラ01へ接続し、画像の送信宛先のメールアドレスを指定すると共に、送信するメッセージの入力、及び添付する画像を選択する。
システム制御部02は、選択された画像ファイルを記憶メディア08から読み出し、Base64によるエンコードを行い送信データとして記憶する。
システム制御部02は、通信インターフェイス部10を制御し、携帯電話11を通じて、あらかじめ装置に設定されているダイヤルアップ先へ発呼する。呼が確立すると、通信網12内のメールサーバーへ接続し、選択された画像ファイルを添付したメールを送信する。送信が完了すると、呼の切断を行い、送信動作を完了する。
図2は本発明のマルチメディア文書の構造を示す図である。このカプセル化されたマルチメディア文書101は、文書上での表現実体となるテキスト情報103と、同じく文書上での表現実体となるメディア情報(画像、音声情報)104と、テキスト情報103及びメディア情報104の構造と文書上での表示状態を決定する文書配置情報102と、動作プログラムファイル105とを備えて構成される。(マルチメディア文書の詳細については、特開2003−15941公報を参照のこと。)
本発明のデジタルスチルカメラでは、図2に示したようなマルチメディア文書を効率良く、かつ、利便性に富んだ形態で作成することができる。本実施例においては、前述した送信処理内でマルチメディア文書を作成し、従来の画像や音声データに代わってマルチメディア文書を送信する例を示す。
図3は本発明の動作フローチャートである。図3を参照して、その動作を説明する。まず利用者により通信機能が選択されると、システム制御部02は、記録メディア08内にマルチメディア文書のテンプレートファイルがあるか否かを確認する(S1)。ここでテンプレートファイルは、デジタルスチルカメラ内で生成、加工されることの無い、動作プログラムファイル105及び文書配置情報102をデータ圧縮した書庫ファイルにしたもので、記録メディア08内の所定ディレクトリへ所定のファイル名で保存されている。
テンプレートファイルが無いと(S1でNOのルート)、前述した従来の送信処理を行う(S2)。テンプレートファイルがあると(S1でYESのルート)、送信画像の選択(S3)、送信宛先の選択(S4)、送信モードの選択(S5)を行う。これらは従来の動作と同じである。
続けてシステム制御部02は、テンプレートファイルをシステム制御部02内のメモリへ読み込んで保持し(S6)、さらにテキスト情報のテンプレートファイルをメモリ上へ展開して保持する(S7)。ここでテキスト情報のテンプレートファイルは、テキスト情報103のうちデジタルスチルカメラ内で加工されることの無い部分をシステム制御部02内のプログラムROM内に保持しているものである。送信モードあるいは送信宛先に応じた複数のテンプレートを保持しており、ステップS7ではステップS4で設定された送信宛先、あるいはステップS5で選択された送信モードに応じたテンプレートをメモリ上へ展開する。
さらにシステム制御部02は、送信対象の画像(あるいは音声)ファイルを読み込み(S8)、ステップS6で読み込んだテンプレートファイルデータへアペンドする(S9)。前述したように、テンプレートファイルデータはデータ圧縮された書庫ファイルのデータであるが、画像(あるいは音声)のアペンドにあたっては、非圧縮のままでアペンドを行う。これは、すでに画像(あるいは音声)ファイルは撮影時の処理でデータ圧縮されているので、テンプレートファイルデータのアペンド処理時には再データ圧縮は行わない。
次にシステム制御部02は、アペンドした画像(あるいは音声)ファイルへリンク情報を作成し、ステップS6で読み込んだテキスト情報へ追記し(S10)、また、ファイル日時(S11)や、付加情報があればそれらも追記する(S12、S13)。
一括送信モードの場合、以上のステップS8〜S13までの動作をステップS3で選択された画像(あるいは音声)のすべてについて行い(S14)、(S15)、最後にテキスト情報をテンプレートファイルデータへアペンドして(S16)、一つのマルチメディア文書を完結し、メールの添付ファイルとして送信する(S17)。
また1画像送信モードでは、ステップS6〜S17までの動作をステップS3で選択された画像(あるいは音声)のすべてについて行い、各々のマルチメディア文書をメールへの添付ファイルとして送信する(S18、S19)。
本発明のデジタルスチルカメラ及び接続機器の構成を示す図。 本発明のマルチメディア文書の構造を示す図。 本発明の動作フローチャート。
符号の説明
01 デジタルスチルカメラ、02 システム制御部、03 撮像部と、04画像処理部、05 表示制御部、06 LCD、07 記録メディアインターフェイス部、08 記録メディア、09 ハードキーインターフェイス部、10 通信インターフェイス部、11 携帯電話11、12 通信網、13 PC、14 音声入出力部、15 GPSアンテナ部

Claims (12)

  1. 撮像した光画像を電気信号に変換する撮像手段と、該撮像手段から得られる電気信号を処理する信号処理手段と、該信号処理手段により信号処理されたデータを記録媒体に記録する記録手段と、を備えたデジタルスチルカメラにおいて、
    文書全体の構造、配置の表示状態を表す表示情報ファイルとしての文書配置情報と、文書内のテキスト内容を表すデジタル情報ファイルとしてのテキスト情報と、前記信号処理手段により信号処理された静止画像や動画画像を表すデジタル情報ファイルとしてのメディア情報と、文書内容を表示したりユーザ操作を検出する複数の動作プログラムファイルとしてのプログラムとから構成されたマルチメディア文書をカプセル化して作成するマルチメディア文書作成手段を備えたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 音声を電気信号に変換する音声入力手段と、該音声入力手段から得られる電気信号を処理する信号処理手段と、該信号処理手段により信号処理されたデータを記録媒体に記録する記録手段と、を備えたデジタルスチルカメラにおいて、
    文書全体の構造、配置の表示状態を表す表示情報ファイルとしての文書配置情報と、文書内のテキスト内容を表すデジタル情報ファイルとしてのテキスト情報と、前記信号処理手段により信号処理された音声データを含むデジタル情報ファイルとしてのメディア情報と、文書内容を表示したりユーザ操作を検出する複数の動作プログラムファイルとしてのプログラムとから構成されたマルチメディア文書をカプセル化して作成するマルチメディア文書作成手段を備えたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  3. 前記メディア情報から画像データ若しくは音声データのいずれかを選択するデータ選択手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルスチルカメラ。
  4. 前記マルチメディア文書のテンプレートを設定するテンプレート設定手段を備え、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テンプレートに前記信号処理手段により信号処理されたデータを追加して作成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のデジタルスチルカメラ。
  5. 前記テンプレートは書庫ファイル形式のマルチメディア文書であって、該マルチメディア文書を作成する際には、前記テンプレートの再圧縮を行わずに前記マルチメディア文書にデータを追加して作成することを特徴とする請求項4に記載のデジタルスチルカメラ。
  6. 前記画像データあるいは音声データへのリンク情報を埋め込んだテキスト情報を生成するテキスト情報生成手段を更に備え、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報生成手段により作成したテキスト情報を併せてカプセル化することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のデジタルスチルカメラ。
  7. 前記テキスト情報のテンプレートを設定するテンプレート設定手段を更に備え、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報のテンプレートにリンク情報を追記して作成することを特徴とする請求項6に記載のデジタルスチルカメラ。
  8. 前記画像データあるいは音声データに日時情報を設定可能とし、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報に前記画像データあるいは音声データを撮影あるいは録音した日時情報を展開して追記することを特徴とする請求項6又は7に記載のデジタルスチルカメラ。
  9. 前記画像データあるいは音声データに付加情報を設定可能とし、前記マルチメディア文書を作成する際には、前記テキスト情報に前記画像データあるいは音声データに対応した付加情報を展開して追記することを特徴とする請求項6又は7に記載のデジタルスチルカメラ。
  10. 複数のテキスト情報のテンプレートを設定可能とし、前記マルチメディア文書を作成する際には、カメラのモードに応じたテンプレートを選択して前記テキスト情報を作成することを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載のデジタルスチルカメラ。
  11. 前記画像データあるいは音声データの送信機能を更に備え、前記カメラのモードは、送信モードであることを特徴とする請求項10に記載のデジタルスチルカメラ。
  12. 前記画像データあるいは音声データの送信機能を更に備え、前記カメラのモードは、送信宛先であることを特徴とする請求項10に記載のデジタルスチルカメラ。
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US7978253B2 (en) 2007-07-18 2011-07-12 Ricoh Company, Ltd. Image pickup device using blur processing and control method thereof
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