JP2004080617A - 音声読み上げ機能付き通信装置及び通信システム。 - Google Patents

音声読み上げ機能付き通信装置及び通信システム。 Download PDF

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長谷 泰彦
Yoshitaka Kimura
木村 剛毅
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Abstract

【課題】ユーザの操作により受信メールを自動的に音声読み上げするか否かを設定可能であり、緊急連絡は端末の設定状態がどうであれ強制的に音声で読み上げることが可能な音声読み上げ機能付き通信装置及びシステムを提供する。
【解決手段】制御部は、メール受信有りと判定し(S1ステップ)、受信したメールにセンター設定情報があると判定し(S2ステップ)、前記メールが緊急連絡等である為に前記センター設定情報が強制再生であると判定すると(S6ステップ)、ユーザ設定情報がどのような情報であるかに係わらず、受信したメール本文を音声読み上げする(S9ステップ)。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声読み上げ機能付き通信装置及び通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
各市町村の自治体では、自治体が所有する有線を用いて町内放送を行っているところがある。
【0003】
このような有線放送では、通常、各家庭に設置された通信機のスピーカから町内のイベント、町内で起こった火災等の緊急連絡等を放送している。又、このような有線放送では、家の者が応答せずとも、自動的に通信機のスピーカから放送がなされるものである。
【0004】
又、近年の高齢化社会においてこのような有線放送は、お年寄りに町内のイベントを連絡することによりお年寄りが町内行事に積極的に参加し、交流の場を広げる為に非常に有効な手段であると共に、お年寄りの寂しさを紛らわす為にも有効な手段である。
【0005】
更に、お年寄りが容易に使用可能な通信装置も数多く提案されており、例えば、特開2000−82025号公報には、電子メールを音声により読み上げることが可能な電子メール装置が提案されている。
【0006】
この様な音声読み上げ可能な電子メール装置では、お年寄りが表示部の小さな文字を見なくともメール本文を理解することが可能である。
【0007】
しかし、有線放送がない地域でこのような有線放送の設備を整えようとすると、莫大な金額の設備投資が必要となり、市町村の財政に負担がかかという問題が生じる。
【0008】
又、前記有線放送では、有線放送の管理者(例えば、市町村役場の職員)が、お年寄りの家へ体調は大丈夫か、或いは何か困ったことが起きていないか等の問い合わせを行った後に各家庭からその返答をもらい、お年寄りが大丈夫であることを確認するのは困難である。
【0009】
なぜなら、前記有線放送では、各家庭へ一方的に情報を送信するだけであり、各家庭から放送局(センター)へ情報を送信することができないからであり、又、このような確認を行う為には、お年寄りがその有線放送を必ず聞く必要があるが、有線放送はいつ放送されるかわからず、お年寄りがその放送を聞き逃す場合があるからである。
【0010】
更に、お年寄りがその放送を聞いた場合には、お年寄りは一々電話機(或いはファクス)の設置されている場所まで行き、センター側へ電話をかけるか或いはファクス送信等を行わなければならない。
【0011】
このような問題点を解決するために、本出願人は、特願2002−239535号において、センターからメールを受信すると、直ちに受信したメール本文を音声変換してスピーカから出力する音声読み上げ機能付き通信装置を提案した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このような音声読み上げ機能付き通信装置においては、端末が受信したメールを直ちに音声読み上げするか否かは、端末側で設定可能とすることが好ましい。なぜなら、端末側のユーザが寝ている間に自動的にメールが読み上げられると、ユーザの睡眠の妨げとなるからである。
【0013】
しかし、センターから送信されるメール内容が緊急内容(例えば、町内で起きた火災情報や水害情報等)の場合には、ユーザが寝ている場合でも、音声読み出しされるべきである。
【0014】
このような理由から、音声読み出し機能付き通信装置を市町村の有線放送端末として使用する場合には、通常のメールはユーザの設定に従い音声読み出しするか否かを決定し、緊急のメールはユーザ設定がどのような設定でも、自動的に読み上げられるべきである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決する為のものであり、請求項1記載の音声読み上げ機能付き通信装置は、メールデータと端末へ処理指示する為のセンター設定情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信したメールデータを格納する格納手段と、端末の設定を行う設定手段と、前記受信手段が前記センター設定情報を受信すると、前記設定手段による端末の設定よりも前記センター設定情報を優先する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0016】
請求項2記載の通信システムは、メールデータと端末へ処理指示する為のセンター設定情報とを送信可能なセンターと、前記センターからの前記メールデータと前記センター設定情報とを受信可能であると共にユーザの操作に応じて自機設定を行うことが可能であり、前記センターから前記メールデータとセンター設定情報とを受信すると、ユーザの操作に応じて設定されている自機設定よりも、前記センター設定情報を優先する端末と、からなることを特徴とする。
【0017】
請求項3記載の音声読み上げ機能付き通信装置は、メールデータと、該メールデータを受信すると受信したメールデータを自動的に音声読み上げするように指示する指示情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したメールデータを音声データに変換する変換手段と、該変換手段にて変換された音声データを出力する出力手段と、入力手段と、前記受信手段がメールデータを受信すると、受信したメールデータを自動的に前記変換手段にて音声データに変換し前記出力手段により出力する自動再生モード又は、前記入力手段からの指示入力に応じて受信したメールデータを前記変換手段にて音声データに変換し前記出力手段により出力する手動再生モードに設定する設定手段と、前記設定手段により自機が前記手動再生モードに設定がなされている際に、前記送受信手段により前記メールデータと前記指示情報とが受信されると、前記設定よりも前記指示情報を優先すべく、前記受信手段が受信したメールデータを自動的に前記変換手段にて音声データに変換し、変換された音声データを前記出力手段から出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0018】
請求項4記載の通信システムは、メールデータと、受信したメールを直ちに音声読み上げするように端末へ指示する指示情報と、を送信可能なセンターと、前記センターからの前記メールデータと前記指示情報とを受信可能であり、自機がユーザの操作に応じて受信したメールを音声読み上げする設定状態で、前記センターから前記メールデータと指示情報とを受信すると、自機の設定状態よりも前記指示情報を優先して、前記メールデータの音声読み上げ処理を行う端末と、からなることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明を適用してなる実施例装置は、緊急のメールは、通信装置100側の設定がどのような設定状態であっても、メール読み上げを行うものである。
【0020】
尚、以下では、説明を容易にする為に通信装置100を、通信装置100或いは端末と表現している。
【0021】
先ず、本発明を適用してなる通信システムについて説明する。
【0022】
図1は、本実施例である通信システムのシステム図である。
【0023】
図1において、通信装置(例えば、ファクシミリ装置)100は回線Lを介してメールサーバ200と接続されている。
【0024】
前記メールサーバ200は、データの中継や変換等を行うゲートウエイ300と接続され、前記ゲートウエイ300は、インターネット網400と接続されている。
【0025】
前記インターネット網400には、有線回線を介してパソコン500が接続されており、通信装置100はメールサーバ200、ゲートウエイ300、インターネット網400を介してパソコン500とメールの送受信を行うことができる。
【0026】
尚、例えば、前記パソコン500(センター)を市町村の役場等に設置すると、役場から通信装置100へメール本文を送信することができる。
【0027】
通信装置100が、例えばパソコン500からのメールを受信する際には、パソコン500から送信されたメールがインターネット網400及びゲートウエイ300を介してメールサーバ200に一旦格納される。メールサーバ200へメールが格納されると、メールサーバ200から通信装置100へメールが来たことが報知される(メール通知)。
【0028】
尚、通信装置100からメールサーバ200へアクセスし、メールの着信を調べることも可能である。
【0029】
次に、通信装置100は、メールサーバ200へアクセスすることにより、メールサーバ200からメール本文を受信することが可能である。
【0030】
一方、通信装置100からパソコン500へメールを送信する際には、通信装置100からメールサーバ200へメールを送信し、送信されたメールはメールサーバ200へ一旦格納される。前記メールサーバ200へ格納されたメールは、ゲートウエイ300、インターネット網400を介して、パソコン500又はパソコン500と接続可能なメールサーバ(図示せず)へ送信される。
【0031】
次に、本発明を適用してなる実施例装置である、音声読み上げ機能付き通信装置について説明する。
【0032】
図2は、図1に示す通信装置100のブロック図である。
【0033】
図2において、制御部101は、半導体マイクロプロセッサからなり、例えばROM(Read Only Memory)からなる第1格納部102に格納されているシステムプログラムに基づいて以下で説明する各回路の制御を司ると共に、図示せぬ水晶発振器からの信号に基づいて時刻の計時を行う計時部103を有している。
【0034】
又、前記制御部101は、CNG信号やDIS信号等のファクシミリ制御信号、メール件数、メール本文等の送受信や、サーバにメールが着信していることを示す着信通知信号の受信を行うモデム105を内蔵している。
【0035】
更に、前記制御部101は音声合成部104を有しており、前記音声合成部104は、前記モデム105が受信したメール本文を、後述する第4格納部122に格納されている音素片データに基づいて音声データに変換する。
【0036】
着信検出部106は、回線Lと接続され、回線Lからの16Hzの着信信号を検出し、極性反転検出部107は、回線Lの極性反転を検出する。
【0037】
回線Lと接続されたダイオードブリッジ108は、極性反転時に装置内部に急激な電圧変化が起こることを防ぐ。
【0038】
網制御部109は、制御部101の制御の下で回線Lの閉結及び開放を行う。
【0039】
クロスポイント回路110は、制御部101の制御の下で、前記網制御部109や後述するハンドセット111及びDAC113との間で音声信号やファクシミリデータやメール件数及びメール内容等のデータの経路切換を行う。
【0040】
ハンドセット111は前記クロスポイント回路110と接続され、フック検出部112は、前記ハンドセット111のフック状態を検出する。
【0041】
DAC(Digital Analog Converter)112は、前記クロスポイント回路110から入力したアナログ信号をデジタル信号に変換して前記モデム105に出力する機能と、前記モデム105から入力したデジタル信号をアナログ信号に変換し前記クロスポイント回路110へ出力する機能とを有している。
【0042】
読取部114は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)読取装置からなり、制御部101の制御の下で画情報の読取を行う。
【0043】
印字部115は、例えば、インクジェット方式や感熱紙方式等の周知の方式を利用した印字装置からなり、制御部101の制御の下で画情報の印刷を行う。
【0044】
表示部116は、例えば液晶表示装置からなり、制御部101の制御の下で、メールの件名及びメール本文をはじめとする種々の表示を行う。
【0045】
入力部117は、テンキー、機能キー、選択キー、メール送信キー、メール作成キー等のキーを有している。
【0046】
第2格納部118は、例えば不揮発性のフラッシュメモリからなり、メールの着信通知が来たか否かを示す情報や、メール件名、送信側アドレス、サーバ200のメール受信日時を表わすタイムスタンプ、すでにユーザに読まれたメールであるか否かを示すフラグ等を格納する第1の領域119と、センター(パソコン500)から送信されるメール本文と読上げ用テキストとセンター設定情報を複数件分格納可能である第2の領域120とからなる(図3の第2格納部118のデータ格納形態図を参照)。
【0047】
前記センター設定情報は、センター側から端末を設定する(端末を制御する)為のデータであり、前記センター設定情報を受信した端末は、端末側で設定されているユーザ設定情報よりも前記センター設定情報を優先的に処理する。又、前記センター設定情報は、再生モード、有効期限、読み上げ回数、ポーズ期間等からなる。
【0048】
前記センター情報について詳しく説明すると、先ず、前記再生モードでは、手動再生、自動再生、強制再生、設定なしの4つの設定が可能である。前記手動再生は、端末がメール本文を受信するとそのメール本文をメモリに格納はするがメール本文の読み上げは手動的にしか行われないようにする為の設定である。前記自動再生は、端末側がメールを受信すると自動的に受信したメールを音声で読み上げるようにする為の設定である。前記強制再生は、端末側が手動再生の設定であるにも係わらず、端末側がメールを受信すると自動的に受信したメールを音声で読み上げるようにする為の設定である。前記設定なしでは、端末側の設定によりメールが再生される。
【0049】
次に、有効期限について説明する。有効期限は、年月日指定、当日指定、受信自のみ、設定なしの4通りが存在する。前記年月日指定は、端末側がメール本文を受信し格納すると、その指定された日まで受信メールを保存するようにする為の設定である。当日指定は、端末側がメール本文を受信し格納すると、受信した日だけ受信メールを保存するようにする為の設定である。前記受信時のみは、端末側がメール本文を受信するとメール本文をメモリに格納しないようにする為の設定である。前記設定なしでは、端末側の設定に基づいて、メールを保存するか或いは保存しないようにする為の設定である。
【0050】
次に前記読み上げ回数について説明する。前記読み上げ回数は、読み上げなし、又は1以上と設定可能である。前記読み上げなしでは、メール本文を受信した端末側が、メールを読み上げることを禁止する。又、前記1以上とは、端末側が所定の時間毎に繰り返しメールを読み上げるように設定する為のものである。
【0051】
次にポーズ期間について説明する。前記ポーズ期間とは、前記読み上げ回数が設定された際のメールを読み上げる間隔を示しており、例えば、10時間毎や、7日毎にメールを読み上げるように端末へ指示することが可能である。前記センター設定情報に前記ポーズ期間の設定がなされていても、前記読み上げ回数が設定されていなければ、端末側は無効として扱う。
【0052】
尚、センターから送信されるメールには、図4(a)に示すようにメール本文、送信者、読み上げ用テキスト、センター設定情報が含まれている。これらの情報は例えば、図4(b)に示すように、メール本文である「おはようございます。東西市役所です。今日も・・・」というテキストデータと、送信者の情報である「東西市役所○○課」というテキストデータと、読上げ用テキストデータである「みなさん、おはようございます。8時を過ぎました・・・」というテキストデータと、センター設定情報、例えば、再生モード(autoplay)が自動再生(auto)であり、有効期限(expire)が受信時のみ(arrive)であることを示す、がある。
【0053】
第2格納部118の第2領域120のセンター設定情報の欄には、センターから送信されたこのようなセンター設定情報が格納される。
【0054】
第3格納部121は、例えば不揮発性のフラッシュメモリからなり、ユーザが設定したユーザ設定情報を格納する。前記ユーザ設定情報は、音量、速度、再生モードがある。音量は1〜5の5段階で設定可能であり、速度はゆっくり、ふつう、はやいの3段階で設定可能である。再生モードは、ユーザの指示に応じてメールを再生する手動再生、メール着信があると自動的にメールを読み上げる自動再生がある。
【0055】
第4格納部122は、例えばフラッシュメモリからなり、メール文章を作成する為の英数字、ひらがな、カタカナ、漢字、記号等の辞書データや、前記音声合成部104がメール本文を音声合成する為の音素片データを格納している。
【0056】
アンプ123と接続されたスピーカ124は、着信音や、音声合成部104で音声合成されたデータを出力する。
【0057】
次に、本実施例装置の動作について説明する。
【0058】
図5及び図6は、本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【0059】
S1ステップで、制御部101は、モデム105がメールを受信した、或いは、通信装置100宛のメールがメールサーバ200へ届いたことを示す信号を受信し、入力部117からメールの受信指示を示す信号を検出したと判定するとS2ステップへ処理を進め、そうでなければS12ステップへ処理を進める。
【0060】
S2ステップでは、制御部101は、前記S1ステップにて受信されたメール本文にセンター設定情報があると判定すると、図6に示すS6ステップへ処理を進め、そうでなければ、S3ステップへ処理を進める。
【0061】
S3ステップでは、制御部101は、前記S1ステップで受信したメール本文を第2格納部118に格納しS4ステップへ処理を進める。
【0062】
S4ステップでは、制御部101は、第4格納部122に格納されたユーザ設定情報の再生モードが手動再生であると判定するとS5ステップへ処理を進め、そうでなければ後述するS13ステップへ処理を進め、メール読み上げ処理を行う。
【0063】
S5ステップでは、制御部101は、入力部117からメールの再生指示があると判定するとS13ステップへ処理を進め、そうでなければS1ステップへ処理を戻す。
【0064】
図6のS6ステップでは、制御部101は、前記S1ステップで受信したセンター設定情報の再生モードが、強制再生であると判定するとS9ステップへ処理を進め、そうでなければS7ステップへ処理を進める。
【0065】
尚、S6ステップにおいて、端末のユーザ設定情報が手動再生であっても、前記センター設定情報が強制再生であれば、前記センター設定情報が優先的に処理されることとなる。即ち、端末が受信したメールはユーザ設定情報が手動再生であっても、後述するS9ステップで音声読み上げされることとなる。
【0066】
又、前記ユーザ設定情報は、端末がメールを受信する前にユーザの操作により設定される情報であり、具体的には、ユーザの操作により再生モードが手動再生か自動再生かを示すデータが第3格納部121に格納される。前記S6ステップのようにメールにセンター設定情報が含まれている場合には、前記センター設定情報が優先されるが、センター設定情報が含まれていない場合には、ユーザにより設定されたユーザ設定情報に従い、メールが音声読み上げされる。
【0067】
S7ステップでは、制御部101は、前記S1ステップで受信したメール本文のセンター設定情報の再生モードが、手動再生であると判定するとS8ステップへ処理を進め、そうでなければS9ステップへ処理を進める。
【0068】
S8ステップでは、制御部101は、入力部117からメール再生の指示があると判定するとS9ステップへ処理を進め、そうでなければS10ステップへ処理を進める。
【0069】
S9ステップでは、制御部101は、前記S1ステップで受信したメールの読み上げ用テキストを音声合成部104で音声データに変換してスピーカ124から出力させ、S10ステップへ処理を進める。
【0070】
S10ステップでは、制御部101は、前記S1ステップで受信したセンター設定情報に含まれている有効期限が受信時のみの設定となっていると判定すると、図4に示すS1ステップへ処理を戻し、そうでなければS11ステップへ処理を進める。
【0071】
S11ステップでは、制御部101は、前記S1ステップで受信したメール本文と読み上げ用テキストを第2格納部118へ格納し、網制御部109を制御することにより回線Lを開放させ、図4に示すS1ステップへ処理を戻す。
【0072】
図5に示すS12ステップでは、制御部101は、入力部117からメールを選択し再生を指示する操作があると判定するとS13ステップへ処理を進め、そうでなければS14ステップへ処理を進める。
【0073】
S13ステップでは、制御部101は、前記S12ステップで選択されたメールの読み上げ用テキストデータを第2格納部118から読み込み、音声合成部104で音声データに変換してスピーカ124から出力させ、S1ステップへ処理を戻す。
【0074】
S14ステップでは、制御部101は、第2格納部118にポーズ期間で指定された時刻となったメールがあると判定するとS17ステップへ処理を進め、そうでなければ、S15ステップへ処理を進める。尚、前記S14ステップにおいて、制御部101は、メール受信時に計時部103に計時を開始させた後に、計時部103がメールのポーズ期間まで計時を行うとポーズ期間で指定された時刻となったと判定するようにしても良いし、ポーズ期間を具体的な時間データ(例えば、年月日、時間分のデータ)とし、計時部103がその時刻を計時した場合に、指定された時刻となったと判定する構成としても良い。
【0075】
S15ステップでは、制御部101は、計時部103が、第2格納部118の第2領域120に格納されているセンター設定情報で指定される有効期限を計時したと判定すると、前記有効期限に対応するメール本文を消去すべくS16ステップへ処理を進め、そうでなければS1ステップへ処理を戻す。
【0076】
S16ステップでは、制御部101は、前記S15ステップで有効期限となっと判定されたメール本文と読み上げ用テキストとセンター設定情報を第2格納部118から消去し、S1ステップへ処理を戻す。
【0077】
S17ステップでは、制御部101は、前記S14ステップで指定時刻となったと判定されたメールの読み上げ回数のデータが“0”であると判定するとS1ステップへ処理を戻し、そうでなければS18ステップへ処理を進める。
【0078】
S18ステップでは、制御部101は、前記S14ステップで指定時刻となったと判定されたメールの、第2格納部118に格納されている読み上げ回数データを1デクリメントとし、S19ステップへ処理を進める。
【0079】
S19ステップでは、制御部101は、前記S14ステップで指定時刻となったと判定されたメールの読み上げ用テキストを第2格納部118から読み込み、音声合成部104で音声データに変換した後にスピーカ124から出力させ、S1ステップへ処理を戻す。
【0080】
以上説明したように、本実施例装置では、ユーザの操作により、受信したメールを自動的に音声読み上げするか否かを設定可能である。
【0081】
又、本実施例装置では、センターから送信されるメールのセンター設定情報の再生モードが強制再生と設定されていると、端末側のユーザ設定情報の再生モードが手動再生となっていても、端末側では、メール受信時に強制的に音声読み上げがなされる。この為、緊急の連絡がセンターから端末へ行われる時に、端末の設定により緊急連絡の音声読み上げがなされないといった問題を回避できる。
【0082】
尚、本実施例では、メールの送受信が可能なファクシミリ装置について実施したが、携帯電話装置やPHS(Personal Handyphone System)等の通信装置に本発明を適用しても良い。
【0083】
又、本実施例では、ユーザ設定情報よりもセンター設定情報が優先的に処理される例として再生モードを挙げたが、例えば、ユーザ設定情報である音量、速度等よりもセンター設定情報である音量、速度等が優先的に処理される構成としても良い。更に、ユーザ設定情報は、上記再生モード、音量、速度には限定されず、再生する音声の音質等の他の設定情報としても良い。
【0084】
【発明の効果】
本発明では、ユーザの操作により受信メールを自動的に読み上げるか否かを設定可能であるだけでなく、緊急連絡は端末の設定状態がどのような設定であろうとも強制的に音声で読み上げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる実施例であるシステム図である。
【図2】本実施例装置のブロック図である。
【図3】第2格納部118の格納形態図である。
【図4】センターから送信されるメール本文とセンター設定情報を示す図である。
【図5】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【図6】本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 端末
103 計時部
104 音声合成部
105 モデム
118 第2格納部
121 第3格納部
122 第4格納部
124 スピーカ

Claims (4)

  1. メールデータと端末へ処理指示する為のセンター設定情報を受信する受信手段と、該受信手段が受信したメールデータを格納する格納手段と、端末の設定を行う設定手段と、
    前記受信手段が前記センター設定情報を受信すると、前記設定手段による端末の設定よりも前記センター設定情報を優先する制御手段と、を有することを特徴とする音声読み上げ機能付き通信装置。
  2. メールデータと端末へ処理指示する為のセンター設定情報とを送信可能なセンターと、
    前記センターからの前記メールデータと前記センター設定情報とを受信可能であると共にユーザの操作に応じて自機設定を行うことが可能であり、前記センターから前記メールデータとセンター設定情報とを受信すると、ユーザの操作に応じて設定されている自機設定よりも、前記センター設定情報を優先する端末と、からなることを特徴とする通信システム。
  3. メールデータと、該メールデータを受信すると受信したメールデータを自動的に音声読み上げするように指示する指示情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したメールデータを音声データに変換する変換手段と、該変換手段にて変換された音声データを出力する出力手段と、入力手段と、
    前記受信手段がメールデータを受信すると、受信したメールデータを自動的に前記変換手段にて音声データに変換し前記出力手段により出力する自動再生モード又は、前記入力手段からの指示入力に応じて受信したメールデータを前記変換手段にて音声データに変換し前記出力手段により出力する手動再生モードに設定する設定手段と、
    前記設定手段により自機が前記手動再生モードに設定がなされている際に、前記送受信手段により前記メールデータと前記指示情報とが受信されると、前記設定よりも前記指示情報を優先すべく、前記受信手段が受信したメールデータを自動的に前記変換手段にて音声データに変換し、変換された音声データを前記出力手段から出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする音声読み上げ機能付き通信装置。
  4. メールデータと、受信したメールを直ちに音声読み上げするように端末へ指示する指示情報と、を送信可能なセンターと、
    前記センターからの前記メールデータと前記指示情報とを受信可能であり、自機がユーザの操作に応じて受信したメールを音声読み上げする設定状態で、前記センターから前記メールデータと指示情報とを受信すると、自機の設定状態よりも前記指示情報を優先して、前記メールデータの音声読み上げ処理を行う端末と、からなることを特徴とする通信システム。
JP2002240726A 2002-08-21 2002-08-21 音声読み上げ機能付き通信装置及び通信システム。 Pending JP2004080617A (ja)

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