JP2003208189A - 文字列音声変換装置及び文字列音声変換方法 - Google Patents

文字列音声変換装置及び文字列音声変換方法

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JP2003208189A
JP2003208189A JP2002007856A JP2002007856A JP2003208189A JP 2003208189 A JP2003208189 A JP 2003208189A JP 2002007856 A JP2002007856 A JP 2002007856A JP 2002007856 A JP2002007856 A JP 2002007856A JP 2003208189 A JP2003208189 A JP 2003208189A
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character
voice data
mail
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JP2002007856A
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Sayaka Araki
さやか 荒木
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザに対して煩雑な操作をさせる
ことなくテキストデータの内容を容易に認識させ得るよ
うにする。 【解決手段】本発明は、携帯電話機1にリモコン付イヤ
ホンマイク15が挿着されている未読メール全件自動読
上モード時及び未読メール個別読上モード時に、音声デ
ータ記憶部47に予め記憶している文字音声データに基
づいて、未読メールの発信者名等を構成している文字列
に対応した音声データを生成した後、これをヘッドホン
20から音声として出力して通知するようにしたことに
より、ユーザに携帯側液晶ディスプレイ9を視認させる
ことなく未読メールの発信者名等を認識させることがで
き、かくしてユーザに対して煩雑な操作をさせることな
くテキストデータの内容を容易に認識させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字列音声変換装置
及び文字列音声変換方法に関し、例えば携帯電話機に適
用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機においては、他の携帯
電話機との間で無線通信を行う際、当該携帯電話機にリ
モコン付イヤホンマイクを挿着し、かつ当該リモコン付
イヤホンマイクのヘッドホンをユーザの耳に装着させる
と共に、マイクロホンをユーザの口元近傍に位置させる
ことにより、例えば外出中において携帯電話機を直接保
持することなく鞄やポケット等の中に入れた状態で遠隔
地の通話相手と会話を行えるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
携帯電話機においては、リモコン付イヤホンマイクが用
いられることにより、ユーザにとって当該携帯電話機を
鞄やポケット等に入れた状態で使用することができるよ
うになされているが、当該携帯電話機を鞄やポケット等
に入れた状態では電子メールを受信したときに当該携帯
電話機の液晶ディスプレイでなる表示部を即座にユーザ
に目視確認させることはできないという問題があった。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ユーザに対して煩雑な操作をさせることなくテキス
トデータの内容を容易に認識させ得る文字列音声変換装
置及び文字列音声変換方法を提案しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、本体を保持することなく通話相手
と音声通話を行うハンズフリー機能が設定されているこ
とを検出し、外部から供給されたテキストデータに対応
した音声データを生成し、ハンズフリー機能が設定され
ていることを検出したとき、テキストデータを音声デー
タに応じた音声に変換して出力するようにした。
【0006】従ってハンズフリー機能が設定されている
ときにテキストデータが供給されると当該テキストデー
タに対応した音声データを出力して通知することによ
り、当該テキストデータの内容を音声によりユーザに対
して認識させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0008】(1)携帯電話機の外観構成 図1において、1は全体として本発明による携帯電話機
を示し、中央のヒンジ部2を境に下側筐体3と上側筐体
4とに分けられており、当該ヒンジ部2を介して折り畳
み可能に形成されている。
【0009】この下側筐体3の正面には、「0」〜
「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話キ
ー及び電源キー、クリアキー、電子メールキー、メモキ
ー等の各種操作キーからなる操作部5が設けられてお
り、これら操作キーを介して各種命令を入力し得るよう
になされている。
【0010】因みに下側筐体3の正面には、操作キーと
して回動操作及び押圧操作自在な回転操作子(以下、こ
れをジョグダイヤルと呼ぶ)6が下側筐体3の表面から
僅かに突出するように設けられており、当該ジョグダイ
ヤル6の回転操作に応じて、後述する携帯側液晶ディス
プレイ9に表示している電話帳やメールアドレスのリス
ト、電子メールの内容等のスクロール動作、簡易ホーム
ページやウェブページの捲くり動作等を実行すると共
に、そのジョグダイヤル6の押圧操作に応じて電子メー
ルを開封指示させたり、或いは電話帳やメールアドレス
のリストから所望の電話番号やメールアドレスを選択指
示させ得るようになされている。
【0011】また下側筐体3の正面には、携帯側操作部
5の下側に携帯側マイクロホン7が設けられており、当
該携帯側マイクロホン7によって通話時のユーザの音声
を集音するようになされている。
【0012】一方、上側筐体4の正面の上端中央部に
は、スピーカ8が設けられており、当該スピーカ8を介
して通話中の相手の音声等を出力するようになされてい
る。
【0013】また、上側筐体4の正面には、スピーカ8
の下側に携帯側液晶ディスプレイ9が設けられており、
当該携帯側液晶ディスプレイ9に電波の受信状態、電池
残量、電話帳として登録している相手先の電話番号、発
信履歴等の他、アドレス帳として登録している電子メー
ルの送付先の名前やメールアドレス、電子メールの題
名、電子メールの本文、簡易ホームページ等を表示する
ようになされている。
【0014】さらに上側筐体4の背面右端部には、アン
テナ10が引出及び収納可能な状態に設けられており、
当該アンテナ10を介して図示しない基地局との間で通
話用の音声信号や電子メール、簡易ホームページ等を送
受信し得るようになされている。
【0015】そして上側筐体4の左側面下部には、リモ
ートコントローラ(以下、リモコンと呼ぶ)ジャック1
1が設けられており、当該リモコンジャック11にリモ
コンプラグを介して装着型音声入出力装置としてのリモ
コン付イヤホンマイクが挿着し得るようになされてい
る。
【0016】(2)リモコン付イヤホンマイクの外観構
成 図2に示すようにリモコン付イヤホンマイク15は、携
帯電話機1のリモコンジャック11に対応したリモコン
プラグ16と、当該リモコンプラグ16にリモコンケー
ブル17で接続されたリモコン18と、当該リモコン1
8にヘッドホンケーブル19で接続されたヘッドホン2
0とによって構成されている。
【0017】実際上、リモコン付イヤホンマイク15
は、携帯電話機1のリモコンジャック11にリモコンプ
ラグ16が挿着されると、当該携帯電話機1内部の電源
部からの電力がリモコンケーブル17を介してリモコン
18へ供給されると共に、当該携帯電話機1の回路基板
から着信信号及び音声信号等の各種信号をリモコンケー
ブル17を介してリモコン18へ出力されるようになさ
れている。
【0018】ここでリモコン18は、ほぼ円柱形状の筐
体21の内部に各種回路の配置された回路基板が内蔵さ
れている。
【0019】この筐体21には、その前面の上端近傍に
終話/リピートキー22が設けられていると共に、当該
終話/リピートキー22の下方にリモコン側液晶ディス
プレイ23が設けられており、当該リモコン側液晶ディ
スプレイ23に各種機能に対応した情報を表示し得るよ
うになされている。
【0020】また筐体21には、その右側面にヘッドホ
ン20の音量を調整するための音量調整キー等の各種操
作キー24が設けられている。
【0021】さらに筐体21の右側面上部には、操作キ
ーとしてリモコン側ジョグダイヤル25が設けられてお
り、他の携帯電話機(図示せず)と互いに音声信号の授
受を行う音声通話モード時には当該リモコン側ジョグダ
イヤル25の回動操作に応じて携帯側液晶ディスプレイ
9に表示された電話番号を選択し、当該リモコン側ジョ
グダイヤル25の押下操作により選択された電話番号を
確定して自動的に発呼処理を行うようになされている。
【0022】因みに終話/リピートキー22は、通話モ
ード時に押下されると通話モードを終了して、後述する
モード設定処理に基づいて設定された例えば電子メール
の通常モードに切り換わるようになされており、これに
より通常モード時、リモコン側ジョグダイヤル25では
回動操作に応じて携帯側液晶ディスプレイ9に一覧表示
している電子メールの発信者名及び題名を選択し、当該
リモコン側ジョグダイヤル25の押下操作により選択し
た電子メールを開封してその本文を携帯電話機1の携帯
側液晶ディスプレイ9に表示する。
【0023】そして筐体21の上端部には、リモコン側
マイクロホン26が設けられていると共に、当該リモコ
ン側マイクロホン26の後方に突出したヘッドホンジャ
ック27が設けられている。
【0024】またヘッドホンジャック27には、ヘッド
ホンケーブル19の先端に設けられたヘッドホンプラグ
28を介してヘッドホン20が接続されている。
【0025】そしてリモコン18には、その筐体21の
背面の所定位置にクリップ金具(図示せず)が設けられ
ており、これにより例えば上着の胸ポケットに挟んだ状
態で使用し得るようになされている。
【0026】従ってリモコン付イヤホンマイク15は、
ユーザに対してリモコン側液晶ディスプレイ23を目視
させ、終話/リピートキー22やリモコン側ジョグダイ
ヤル25等により終話処理等の各種処理の操作を容易に
行わせ易くし、リモコン側マイクロホン26から音声を
集音すると共に、ヘッドホン20を介して通話相手の音
声を出力する。
【0027】これにより携帯電話機1は、例えば携帯電
話機1を鞄の中に入れた状態等であってもリモコン付イ
ヤホンマイク15を介して他の携帯電話機との間で通話
を行うことができるようになされている。
【0028】(3)携帯電話機及びリモコン付イヤホン
マイクの回路構成 次に携帯電話機1及びリモコン付イヤホンマイク15の
回路構成について図3を用いて説明する。ここで携帯電
話機1においては、当該携帯電話機1の各種機能を統括
的に制御するCPU(Central Processing Unit) 40に
制御バス41を介して無線通信回路42、表示制御部4
3、携帯側操作部5、ROM(Read OnlyMemory)44、
携帯側RAM(Random Access Memory)45、切換制御部
46及び生成手段としての音声データ記憶部47が接続
されている。
【0029】また無線通信回路42、表示制御部43、
ROM44、携帯側RAM45、切換制御部46及び音
声データ記憶部47はデータバス48を介して互いに接
続されている。
【0030】この場合、CPU40は携帯側操作部5を
介して入力される各種命令に応じて、ROM44に予め
格納されている未読メール全件自動読上プログラム、未
読メール個別読上プログラム及び文字列音声変換プログ
ラム等の各種プログラムを読み出して携帯側RAM45
上で展開することにより、これら各種プログラムに従っ
て携帯電話機1全体を制御し、各種機能を実現するよう
になされている。
【0031】そしてCPU40は、各種プログラムの実
行結果を適宜、表示制御部43を介して携帯側液晶ディ
スプレイ9に送出して表示することによりユーザに通知
する。
【0032】またCPU40は、音声通話モード時、携
帯側マイクロホン7を介してユーザの音声を集音するこ
とにより得た音声信号を切換制御部46及びデータバス
48を順次介して無線通信回路42に取り込み、当該無
線通信回路42においてその音声信号に所定の送信処理
を施すことにより得られた送信信号をアンテナ10を介
して基地局(図示せず)に送信する。
【0033】このときCPU40は、基地局を介して通
話相手からの信号をアンテナ10により受信すると、こ
れを無線通信回路42に取り込み、当該無線通信回路4
2においてその受信信号に所定の受信処理を施し、その
結果得られた音声信号をデータバス48を及び切換制御
部46を順次介してスピーカ8に送出することにより、
当該スピーカ8から相手の音声を出力する。
【0034】かかる構成に加えて音声データ記憶部47
には、漢字を全角平仮名に変換するための漢字辞書を格
納した漢字仮名変換辞書ファイルと音声データファイル
とが記憶されている。この音声データファイルには、例
えばJISコードやシフトJISコード等の文字コード
で表される文字データに対してそれぞれ文字音声データ
が予め対応付けられて記憶されている。
【0035】因みに、この実施の形態の場合、音声デー
タファイルには、文字音声データを対応付けた文字デー
タとして、例えば1バイトで構成されている半角文字デ
ータ(例えば英数字、カタカナ及び記号類からなる文字
の集合)と、半角文字データと濁点(「″」)又は半濁
点(「゜」)を表す濁音データとによって2バイトで構
成されている濁音文字データ(例えば「ば」や「ぱ」等
の濁音及び半濁音からなる文字の集合)と、2バイトで
構成されている全角文字データ(例えば英数字、片仮
名、ひらがな及び記号類からなる文字の集合)と、全角
文字の記号類(例えば「%」や「?」)を表す記号文字
データとが格納されている。
【0036】ここで文字音声データは、例えば全角文字
データに基づく全角文字が平仮名「あ」を表している場
合、ヘッドホン20を介してその1文字に対応した単音
でなる「あ」の音声を生成するために用いられるデータ
である。
【0037】同様に文字音声データは、例えば全角文字
データに基づく全角文字が数字の「1」を表している場
合、ヘッドホン20を介してその1文字に対応した「い
ち」の音声を生成するために用いられるデータである。
【0038】また同様に文字音声データは、例えば半角
文字データに基づく半角文字が英文字の「A」を表して
いる場合、ヘッドホン20を介してその1文字に対応し
た「えい」の音声を生成するために用いられるデータで
ある。
【0039】さらに同様に文字音声データは、記号文字
データに基づく記号類が「%」や「?」を表している場
合、ヘッドホン20を介して音声を生成しない無音を表
すために用いられるデータである。
【0040】そしてCPU40は、漢字仮名変換辞書フ
ァイルに格納した漢字辞書に基づいて例えば「発明」と
いう漢字をその読み仮名「はつめい」に変換し得るよう
になされている。
【0041】なおCPU40は、リモコン付イヤホンマ
イク15のリモコンプラグ16がリモコンジャック11
に差し込まれると、検出手段としての切換制御部46を
制御することによりスピーカ8に代えてヘッドホン20
をリモコンプラグ16及びリモコンジャック11を介し
てデータバス48に電気的に接続すると共に、携帯側マ
イクロホン5に代えてリモコン側マイクロホン26をリ
モコンプラグ16及びリモコンジャック11を介してデ
ータバス48に電気的に接続する。
【0042】このとき終話/リピートキー22と操作キ
ー24とからなるリモコン側操作部50及びリモコン側
RAM49は、切換制御部46を制御することによりリ
モコンプラグ16及びリモコンジャック11から制御バ
ス41を介して当該CPU40に電気的に接続すると共
に、リモコンプラグ16及びリモコンジャック11を介
してデータバス48に電気的に接続する。
【0043】これにより携帯電話機1のCPU40は、
リモコン側操作部50の操作に応じて当該リモコン付イ
ヤホンマイク15から与えられる各種命令に従って、通
話や電子メールの開封等の各種処理を実行すると共に、
各種命令に応じた実行結果を適宜、リモコン側液晶ディ
スプレイ23に表示する。
【0044】(4)モード設定処理手順 ここで携帯電話機1では、未だ開封されていない電子メ
ール(以下、未読メールと呼ぶ)の発信者名、題名及び
本文の内容をユーザに対して通知して認識させる際、そ
の通知の方法をモード設定処理により選択し得るように
なされており、以下このモード設定処理手順を図4のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0045】携帯電話機1のCPU40は、ルーチンR
T1の開始ステップから入ってステップSP1へ移る。
ステップSP1においてCPU40は、ユーザによる操
作によって携帯側操作部5の所定ボタンが押下されるこ
とにより、電子メールの発信者名、題名及び本文をユー
ザに対して通知する方法を設定する設定モードが選択さ
れたか否かを判断する。
【0046】ここで否定結果が得られると、このことは
ユーザによる操作によって携帯側操作部5の所定ボタン
が押下されておらず、設定モードが選択されていないこ
とを表しており、このときCPU40は次のステップS
P8へ移り、モード設定処理手順を終了する。
【0047】一方、ステップSP1で肯定結果が得られ
ると、このことはユーザによる操作によって携帯側操作
部5の所定ボタンが押下されて設定モードが選択された
ことを表しており、このときCPU40は次のステップ
SP2へ移る。
【0048】ステップSP2においてCPU40は、設
定モードが選択されことにより携帯側液晶ディスプレイ
9に表示されるモード選択画面(図示せず)を通じて設
定モードのうち、未読メールを古い順に順次開封して全
件読み上げていく未読メール全件自動読上モードが携帯
側操作部5による所定操作の有無に従って選択されたか
否かを判断する。
【0049】ステップSP2で肯定結果が得られると、
このことは例えば携帯側操作部5の所定ボタンが押下さ
れて未読メール全件自動読上モードが選択されたことを
表しており、このときCPU40は次のステップSP3
へ移る。
【0050】ステップSP3においてCPU40は、設
定モードのうち未読メール全件自動読上モードへ移行
し、次のステップSP8へ移りモード設定処理手順を終
了する。
【0051】一方、ステップSP2で否定結果が得られ
ると、このことは携帯側操作部5の所定ボタンが押下さ
れておらず未読メール全件自動読上モードが選択されて
いないことを表しており、このときCPU40は次のス
テップSP4へ移る。
【0052】ステップSP4においてCPU40は、携
帯側液晶ディスプレイ9に表示されるモード選択画面
(図示せず)を通じて設定モードのうち、未読メールの
うちユーザが所望する電子メールのみを開封してその本
文を読み上げていく未読メール個別読上モードが携帯側
操作部5の所定操作の有無に従って選択されたか否かを
判断する。
【0053】ステップSP4で肯定結果が得られると、
このことは例えば操作部5の所定ボタンが押下されて未
読メール個別読上モードが選択されたことを表してお
り、このときCPU40は次のステップSP5へ移る。
【0054】ステップSP5においてCPU40は、設
定モードのうち未読メール個別読上モードへ移行し、次
のステップSP8へ移りモード設定処理手順を終了す
る。
【0055】一方 ステップSP4で否定結果が得られ
ると、このことは携帯側操作部5の所定ボタンが押下さ
れておらず未読メール個別読上モードが選択されていな
いことを表しており、このときCPU40は次のステッ
プSP6へ移る。
【0056】ステップSP6においてCPU40は、携
帯側液晶ディスプレイ9に一覧表示された電子メールの
うち携帯側操作部5の所定操作によりユーザによって選
択された当該電子メールのみを開封しその本文を当該携
帯側液晶ディスプレイ9に表示する通常モードに設定し
て次のステップSP7へ移る。
【0057】ステップSP7においてCPU40は、携
帯側液晶ディスプレイ9に電子メールを表示する通常モ
ードでモード設定処理を終了するか否かをユーザによる
携帯側操作部5における所定ボタンの押下の有無に基づ
いて判断する。
【0058】ここで否定結果が得られると、このことは
携帯側操作部5における所定ボタンが押下されていない
ことを表しており、このときCPU40は再びステップ
SP2へ戻り上述した処理を繰り返し、未読メール全件
自動読上モード又は未読メール個別読上モードを再度選
択できるようになされている。
【0059】一方、ステップSP7で肯定結果が得られ
ると、このことは携帯側操作部5の所定ボタンが押下さ
れて終了選択されたことを表しており、このときCPU
40は次のステップSP8へ移りモード設定処理手順を
終了する。
【0060】かくしてCPU40は、未読メール全件自
動読上モード、未読メール個別読上モード及び通常モー
ドのいずれかのモードを、操作部5に基づきユーザの携
帯電話機1の使用状況に応じて選択させ得るようになさ
れている。
【0061】(5)メール受信通知処理手順 次に上述したモード設定処理手順によって設定された未
読メール全件自動読上モード、未読メール個別読上モー
ド及び通常モードの各モード時に電子メールを受信した
場合、当該電子メールの内容をユーザに対して通知する
メール受信通知処理手順について図5に示すフローチャ
ートを用いて説明する。
【0062】CPU40は、ルーチンRT2の開始ステ
ップから入ってステップSP11に移る。ステップSP
11においてCPU40は、例えば相手の電話機から送
信された電子メールを受信したか否かを判断する。ここ
で否定結果が得られると、このことは相手の電話機から
送信された電子メールを受信していないので、このとき
CPU40は電子メールを受信するまで待ち受ける。
【0063】これに対してステップSP11で肯定結果
が得られると、このことは電子メールを受信したことを
表しており、このときCPU40は次のステップSP1
2へ移る。
【0064】ステップSP12においてCPU40は、
ステップSP11で受信した電子メールを携帯側RAM
45に記憶すると共に、「新着メールあり」の受信通知
を携帯側液晶ディスプレイ9に表示することにより、電
子メールを受信したことをユーザに対して通知し、次の
ステップSP13へ移る。
【0065】ここでCPU40に制御バス41を介して
接続されている携帯側RAM45には、電子メールを受
信した日時(以下、これを受信日時と呼ぶ)に対応付け
て、当該電子メールの発信者名、題名及びその本文を順
次記憶し得るようになされている。
【0066】ステップSP13においてCPU40は、
リモコンジャック11にリモコン付イヤホンマイク15
が挿着されているか否かを判断する。
【0067】ここで否定結果が得られると、このことは
リモコンジャック11にリモコン付イヤホンマイク15
が挿着れていないことを表しており、このときCPU4
0は次のサブルーチンSRT3へ入って後述する通常モ
ードにおける通常処理を行った後、ステップSP16へ
移りメール受信通知処理手順を終了する。
【0068】これに対してステップSP13で肯定結果
が得られると、このことはリモコンジャック11にリモ
コン付イヤホンマイク15が挿着されていることを表し
ており、このときCPU40は次のステップSP14へ
移る。
【0069】ステップSP14においてCPU40は、
未読メール全件自動読上モード又は未読メール個別読上
モードのいずれかの読上モードであるか否かを判断す
る。
【0070】ここで否定結果が得られると、このことは
いずれの読上モードでなく通常モードであることを表し
ており、このときCPU40は次のサブルーチンSRT
3へ入って通常モードにおける通常処理を実行し、その
後ステップSP6へ移りメール受信通知処理手順を終了
する。
【0071】これに対してステップSP14で肯定結果
が得られると、このことは未読メール全件自動読上モー
ド又は未読メール個別読上モードのいずれかの読上モー
ドであることを表しており、このときCPU40は次の
ステップSP15へ移る。
【0072】ステップSP15においてCPU40は、
読上モードが未読メール全件自動読上モードであるか否
かを判断する。
【0073】ここで肯定結果が得られると、このことは
未読メール全件自動読上モードであることを表してお
り、このときCPU40は次のサブルーチンSRT4へ
入って未読メール全件自動読上プログラムに従い、後述
する未読メール全件自動読上モードにおける未読メール
全件自動読上処理を実行した後、ステップSP16へ移
りメール受信通知処理手順を終了する。
【0074】これに対してステップSP15で否定結果
が得られると、このことは未読メール全件自動読上モー
ドでないこと、すなわち未読メール個別読上モードであ
ることを表しており、このときCPU40は次のサブル
ーチンSRT6へ入って未読メール個別読上プログラム
に従い、後述する未読メール個別読上モードにおける未
読メール個別読上処理を実行した後、ステップSP16
へ移りメール受信通知処理手順を終了する。
【0075】かくしてCPU40は、電子メールを受信
すると、設定された各モードに従ってサブルーチンSR
T3、サブルーチンSRT4又はサブルーチンSRT6
へ移って通常処理、未読メール全件自動読上処理又は未
読メール個別読上処理のいずれかを実行するようになさ
れている。
【0076】(5−1)通常処理手順 次に上述したメール受信通知処理手順におけるステップ
SP13及びステップSP14で否定結果が得られた場
合に移行するサブルーチンSRT3の通常処理手順を図
6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0077】CPU40は、サブルーチンSRT3の開
始ステップから通常処理手順に入って次のステップSP
20へ移る。ステップSP20においてCPU40は未
読メールの発信者名及び題名を携帯側液晶ディスプレイ
9に一覧表示し、次のステップSP21へ移る。
【0078】ステップSP21においてCPU40は、
例えばユーザの携帯側操作部5に対する所定操作に基づ
いて携帯側液晶ディスプレイ9に一覧表示された未読メ
ールのうちカーソル(図示せず)で指定された電子メー
ルを選択し、次のステップSP22へ移る。
【0079】ステップSP22においてCPU40は、
例えば携帯側操作部5に対する操作に基づいて未読メー
ルの開封を行う決定がされたか否かを判断する。ここで
否定結果が得られると、このことは携帯側液晶ディスプ
レイ9に表示された未読メールに対して例えば携帯側操
作部5に基づいて決定操作が行われていないことを表し
ており、このときCPU40は次のステップSP25へ
移る。
【0080】これに対してステップSP22で肯定結果
が得られると、このことは携帯側液晶ディスプレイ9に
表示された未読メールのうちカーソルで指定された未読
メールに対して携帯側操作部5に基づき決定操作が行わ
れたこと、すなわち未読メールのうちカーソルで指定さ
れた未読メールをユーザが読む意思があることを表して
おり、このときCPU40は次のステップSP23へ移
る。
【0081】ステップSP23においてCPU40は、
ステップSP22でカーソルで指定された未読メールを
開封しその本文を携帯側液晶ディスプレイ9に表示し、
次のステップSP24へ移る。
【0082】ステップSP24においてCPU40は、
例えば携帯側液晶ディスプレイ9に表示された未読メー
ルであることを示すアイコン(以下、これを未読アイコ
ンと呼ぶ)(図示せず)を、開封済の電子メール(以
下、既読メールと呼ぶ)であることを示すアイコン(以
下、これを既読アイコンと呼ぶ)(図示せず)に変更し
て表示し、次のステップSP25へ移る。
【0083】これによりCPU40は、受信した電子メ
ールのうちユーザが自ら開封して一度その本文を視認し
た電子メール(既読メール)であることを当該ユーザに
対して携帯側液晶ディスプレイ9を介して確認させ得る
ようになされている。
【0084】ステップSP25においてCPU40は、
携帯側操作部5に対する操作に基づいて通常処理を終了
する旨の命令が入力されたか否かを判断する。ここで肯
定結果が得られると、このことは携帯側操作部5に基づ
いて終了操作が行われたことを表しており、このときC
PU40は次のステップSP27へ移る。
【0085】これに対してステップSP25で否定結果
が得られると、このことは携帯側操作部5に基づいて終
了操作が行われていないことを表しており、このときC
PU40は次のステップSP26へ移る。
【0086】ステップSP26においてCPU40は、
携帯側液晶ディスプレイ9に一覧表示された電子メール
(発信者名及び題名)のいずれかに未読メールがあるか
否かを未読アイコンの有無に基づいて判断する。ここで
肯定結果が得られると、このことは携帯側液晶ディスプ
レイ9に一覧表示された電子メールのうち未読アイコン
が存在することを表しており、このときCPU40は再
びステップSP21へ戻り上述した処理を繰り返す。
【0087】これに対してステップSP26で否定結果
が得られると、このことは携帯側液晶ディスプレイ9に
表示されている電子メールに未読アイコンが存在しない
こと、すなわち携帯側液晶ディスプレイ9の一覧表示さ
れた全ての電子メールが既読メールであることを表して
おり、このときCPU40は次のステップSP27へ移
る。
【0088】ステップSP27においてCPU40は、
通常モードにおける通常処理手順の終了を通知する終了
通知を携帯側液晶ディスプレイ9に表示し次のステップ
SP28へ移り通常処理手順を終了する。
【0089】このようにCPU40は、通常モード時で
は携帯側液晶ディスプレイ9に未読メールの発信者名等
を表示することにより、当該携帯側液晶ディスプレイ9
を介してユーザが読む意思のある未読メールを当該ユー
ザに視認させて選択させ得ると共に、選択された未読メ
ールの本文を携帯側液晶ディスプレイ9に表示すること
により、当該携帯側液晶ディスプレイ9を介して開封さ
れた電子メールの本文をユーザに視認させ得るようにな
されている。
【0090】(5−2)未読メール全件自動読上処理手
順 次に上述したメール受信通知処理手順におけるステップ
SP15で肯定結果が得られた場合に移行するサブルー
チンSRT4の未読メール全件自動読上処理手順を図7
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0091】CPU40は、サブルーチンSRT4から
入ってステップSP30へ移る。ステップSP30にお
いてCPU40は、携帯側RAM45内に記憶されてい
る電子メールのうち最も受信日時が古い未読メールを選
択し、次のステップSP31へ移る。
【0092】ステップSP31においてCPU40は、
ステップSP30で選択した未読メールの発信者、題名
及び本文を携帯側RAM45から読み出し、次のサブル
ーチンSRT5へ移る。
【0093】サブルーチンSRT5においてCPU40
は、文字列音声変換プログラムに従い後述する文字列音
声変換処理手順を実行することにより、ステップSP3
1で読み出した未読メールの発信者名、題名及び本文を
順に読み上げ、その後次のステップSP32へ移る。
【0094】ステップSP32においてCPU40は、
例えばリモコン付イヤホンマイク15のリモコン側操作
部50の所定操作の有無に従ってリピート操作が行われ
たか否かを判断する。
【0095】ここで肯定結果が得られると、このことは
例えばリモコン付イヤホンマイク15の終話/リピート
キー22が押下されリピート操作が行われたことを表し
ており、このときCPU40は再びステップSP31及
びサブルーチンSRT5の上述した処理を繰り返し、ス
テップSP31で読み出した未読メールの発信者名、題
名及び本文を再び順に読み上げる。
【0096】これに対してステップSP32で否定結果
が得られると、このことはリモコン付イヤホンマイク1
5の終話/リピートキー22が押下されずリピート操作
が行われていないことを表しており、このときCPU4
0は次のステップSP33へ移る。
【0097】ステップSP33においてCPU40は、
リモコン側操作部50の所定操作の有無に基づいて終了
操作が行われたか否かを判断する。
【0098】ここで肯定結果が得られると、このことは
例えばリモコン側操作部50の所定ボタンが押下され終
了操作が行われたことを表しており、このときCPU4
0は次のステップSP36へ移る。
【0099】これに対してステップSP33で否定結果
が得られると、このことはリモコン側操作部50の所定
ボタンが押下されず終了操作が行われていないことを表
しており、このときCPU40は次のステップSP34
へ移る。
【0100】ステップSP34においてCPU40は、
上述したサブルーチンSRT5において文字列音声変換
処理を実行することにより読み上げた電子メールの未読
アイコンを、既読アイコンに変更して携帯側液晶ディス
プレイ9に表示し、次のステップSP34へ移る。
【0101】ステップSP35においてCPU40は、
携帯側RAM45に未読メールが記憶されているか否か
を携帯側液晶ディスプレイ9に表示された未読アイコン
の有無に基づいて判断する。
【0102】ここで肯定結果が得られると、このことは
携帯側液晶ディスプレイ9に未読アイコンが存在するこ
と、すなわち携帯側RAM45内に未読メールが未だ記
憶されていることを表しており、このときCPU40は
再びステップSP30へ移って上述した処理を繰り返
す。
【0103】かくしてCPU40は、未読メール全件自
動読上モード時、未読メール全件自動読上処理手順に従
って携帯側RAM45内に記憶している全ての未読メー
ルを受信日時が古い順に、当該未読メールの発信者、題
名及び本文を順次読み上げるようになされている。
【0104】これに対して否定結果が得られると、この
ことは携帯側液晶ディスプレイ9に未読アイコンが存在
しないこと、すなわち携帯側RAM45内の電子メール
が全て既読メールであることを表しており、このときC
PU40は次のステップSP36へ移る。
【0105】ステップSP36においてCPU40は、
未読メール全件自動読上処理手順を終了することをユー
ザに対して通知する終了通知を携帯側液晶ディスプレイ
9に表示し、次のステップSP37へ移り未読メール全
件自動読上処理手順を終了する。
【0106】(5−2−1)文字列音声変更処理手順 次に上述したサブルーチンSRT5の文字列音声変換処
理手順について図8に示すフローチャートを用いて説明
する。
【0107】CPU40はサブルーチンSRT5から文
字列音声変換処理手順に入り、ステップSP40へ移
る。ステップSP40においてCPU40は、音声デー
タ記憶部47に記憶している漢字仮名変換辞書ファイル
に基づいて、例えば発信者及び題名等の文字列に含まれ
ている漢字全てを全角平仮名に漢字仮名変換することに
より当該文字列を読上用文字列に変換し、次のステップ
SP41へ移る。
【0108】すなわちCPU40は、例えば電子メール
における題名の文字列が「お疲れさまです」である場
合、漢字仮名変換辞書ファイルに基づいて漢字仮名変換
することにより「おつかれさまです」と読上用文字列に
変換し得るようになされている。
【0109】ステップSP41においてCPU40は、
読上用文字列の先頭から1バイト分の文字データを抽出
し、次のステップSP42へ移る。
【0110】ステップSP42においてCPU40は、
1バイト分の文字データに対応した文字音声データが音
声データ記憶部47に記憶されているか否かを判断す
る。
【0111】ここで否定結果が得られると、このことは
抽出した1バイト分の文字データに対応した文字音声デ
ータが音声データ記憶部47に記憶されていないこと、
すなわち1バイトで構成されている半角文字データに予
め対応付けて記憶されている文字音声データが存在しな
いことから、抽出した1バイト分の文字データが半角文
字ではなく全角文字の可能性が高いことを表しており、
このときCPU40は次のステップSP43へ移る。
【0112】ステップSP43においてCPU40は、
読上用文字列のうちから上述したステップSP41で抽
出した文字データの次の1バイト分の文字データをさら
に抽出し、次のステップSP44へ移る。
【0113】ステップSP44においてCPU40は、
上述したステップSP41で読み出した1バイト分の文
字データと、ステップSP43で読み出したもう1バイ
ト分の文字データとを合成することにより2バイトで構
成された全角文字データを生成し、当該全角文字データ
に対応した文字音声データを音声データ記憶部47から
読み出して次のステップSP49へ移る。
【0114】一方、ステップSP42で肯定結果が得ら
れると、このことは1バイトで構成されている半角文字
データに予め対応付けて記憶されている文字音声データ
が存在すること、すなわち抽出した1バイト分の文字デ
ータが半角文字であることを表しており、このときCP
U40は次のステップSP45へ移る。
【0115】ステップSP45においてCPU40は、
この場合もステップSP43と同様に読上用文字列のう
ちから上述したステップSP41で抽出した文字データ
の次の1バイト分の文字データをさらに抽出し、次のス
テップSP46へ移る。
【0116】ステップSP46においてCPU40は、
上述したステップSP45でさらに抽出した1バイト分
の文字データが濁音(「″」)又は半濁音(「゜」)の
濁音文字データであるか否かを判断する。
【0117】ここで否定結果が得られると、このことは
上述したステップSP45で読上用文字列から抽出した
1バイト分の文字データが濁音文字データでないことを
表しており、このときCPU40は次のステップSP4
7へ移る。
【0118】ステップSP47においてCPU40は、
上述したステップSP41で初めに抽出した1バイト分
の半角文字データに対応した文字音声データを音声デー
タ記憶部47から読み出し、次のステップSP49へ移
る。
【0119】これに対してステップSP46で肯定結果
が得られると、このことは上述したステップSP45で
読上用文字列から抽出した1バイト分の文字データが濁
音文字データであることを表しており、このときCPU
40は次のステップSP48へ移る。
【0120】ステップSP48においてCPU40は、
上述したステップSP41で読み出した1バイト分の文
字データと、ステップSP45で読み出した1バイト分
の文字データとを合成することにより2バイトで構成さ
れた濁音文字データを生成し、当該濁音文字データに対
応した例えば「ば」や「ぱ」等の濁音や半濁音の文字音
声データを音声データ記憶部47から読み出した後、次
のステップSP49へ移る。
【0121】ステップSP49においてはCPU40
は、上述したステップSP44、ステップSP47及び
ステップSP48で読み出した文字音声データを音声デ
ータ記憶部47に記憶し、次のステップSP50へ移
る。
【0122】ステップSP50においてCPU40は、
読上用文字列にさらに抽出できる1バイト分の文字デー
タが存在するか否かを判断する。
【0123】ここで肯定結果が得られると、このことは
読上用文字列に未だ抽出されていない1バイト分の文字
データが存在することを表しており、このときCPU4
0は再びステップSP41へ戻り上述した処理を繰り返
す。
【0124】かくしてCPU40は、電子メールの発信
者及び題名等の文字列を読上用文字列に変換し、その読
上用文字列を構成している全ての文字データについて順
次対応した文字音声データを音声データ記憶部47から
読み出すようになされている。
【0125】これに対してステップSP50で否定結果
が得られると、このことは読上用文字列を構成している
全ての文字データに対応した文字音声データを音声デー
タ記憶部47から読み出したことを表しており、このと
きCPU40は次のステップSP51へ移る。
【0126】ステップSP51においてCPU40は、
上述したステップSP49で読上用文字列を基に音声デ
ータ記憶部47に順次記憶した文字音声データに基づい
て、読上用文字列に対応した音声データを生成した後、
これを例えばヘッドホン20を介して音声として出力
し、次のステップSP52に移り文字列音声変換処理手
順を終了する。
【0127】かくしてCPU40は、一旦全ての読上用
文字列を構成している文字データに対応した文字音声デ
ータを順次読み出した後、読上用文字列に対応した音声
データを音声としてヘッドホン20から出力するように
したことにより、途切れのない滑らかに読み上げられた
音声を介してユーザに電子メールの発信者及び題名等の
内容を通知し得るようになされている。
【0128】(5−3)未読メール個別読上処理手順 次に上述したメール受信通知処理手順におけるステップ
SP15で否定結果が得られた場合に移行する未読メー
ル個別読上処理手順について図9に示すフローチャート
を用いて説明する。
【0129】CPU40は、サブルーチンSRT6に入
ってステップSP60へ移る。ステップSP60におい
てCPU40は、携帯側RAM45内に記憶されている
未読メールのうち最も受信日時が古い未読メールを選択
し、次のステップSP61へ移る。
【0130】ステップSP61においてCPU40は、
ステップSP60で選択された未読メールの発信者及び
題名を携帯側RAM45から読み出し、次のサブルーチ
ンSRT5へ移る。
【0131】サブルーチンSRT5においてCPU40
は、上述した文字列音声変換処理手順(図8)に従って
上述したステップSP61で携帯側RAM45から読み
出した発信者及び題名を音声データに基づき読み上げて
次のステップSP62へ移る。
【0132】ステップSP62においてCPU40は、
ステップSP61で読み出されている未読メールを開封
する決定操作がリモコン側操作部50の所定操作に基づ
き行われたか否かを判断する。
【0133】ここで肯定結果が得られると、このことは
例えばリモコン側ジョグダイヤル25が押下操作されて
未読メールを開封する決定が行われたことを表してお
り、このときCPU40は次のステップSP63へ移
る。
【0134】ステップSP63においてCPU40は、
決定操作が行われると決定命令を生成し、この決定命令
に基づいて選択された未読メールを開封することにより
その本文を携帯側RAM45から読み出し、次のサブル
ーチンSRT5へ移る。
【0135】サブルーチンSRT5においてCPU40
は、上述した文字列音声変換処理手順(図8)に従って
上述したステップSP63で読み出した未読メールの本
文を音声データに基づき読み上げて次のステップSP6
4へ移る。
【0136】ステップSP64においてCPU40は、
リモコン側操作部50の所定操作の有無に基づいてリピ
ート操作が行われたか否かを判断する。
【0137】ここで肯定結果が得られると、このことは
例えば終話/リピートキー22が押下されてリピート操
作が行われたことを表しており、このときCPU40は
再びサブルーチンSRT5に戻って文字列音声変換処理
手順(図8)に従って、ステップSP63で読み出した
本文を再度読み上げる
【0138】これに対してステップSP64で肯定結果
が得られると、このことは終話/リピートキー22が押
下されずリピート操作が行われていないことを表してお
り、このときCPU40は次のステップSP65へ移
る。
【0139】ステップSP65においてCPU40は、
上述したサブルーチンSRT5において文字列音声変換
処理を実行することにより読み上げた電子メールの未読
アイコンを、既読アイコンに変更して携帯側液晶ディス
プレイ9に表示し、次のステップSP66へ移る。
【0140】ステップSP66においてCPU40は、
携帯側RAM45内に記憶している未読メールのうち受
信日時が次に古い未読メールを選択し、再びステップS
P61に移り上述した処理を繰り返す。
【0141】一方、ステップSP62で否定結果が得ら
れると、このことはリモコン側ジョグダイヤル25が押
下操作がされず未読メールを開封する決定が行われてい
ないことを表しており、このときCPU40は次のステ
ップSP67へ移る。
【0142】ステップSP67においてCPU40は、
リモコン側操作部50の所定操作に有無に従って次の未
読メールの発信者名及び題名を読み出すことを選択する
選択操作が行われたか否かを判断する。
【0143】ここで肯定結果が得られると、このことは
例えばリモコン側ジョグダイヤル25の回動操作に基づ
き受信日時が次に古い未読メールが選択されたことを表
しており、このときCPU40は次のステップSP66
へ移り上述した処理を繰り返し、ステップSP61及び
サブルーチンSRT5に基づき次の未読メールの発信者
名及び題名を読み上げる。
【0144】このようにCPU40は、ステップSP6
1、サブルーチンSRT5、ステップSP62、ステッ
プSP67及びステップSP66の処理を順次繰り返
し、受信日時が古い未読メールから当該未読メールの発
信者及び題名に基づく文字列を音声データに変換して当
該音声データによる音声をヘッドホン20から出力する
ことにより、ユーザに対して携帯側液晶ディスプレイ9
を視認させることなくヘッドホン20から出力する音声
に基づきユーザが読む意思のある未読メールの開封を選
択させ得るようになされている。
【0145】これに対してステップSP67で否定結果
が得られると、このことはリモコン側ジョグダイヤル2
5の回動操作によって次の未読メールが選択されなかっ
たことを表しており、このときCPU40は次のステッ
プSP68へ移る。
【0146】ステップSP68においてCPU40は、
リモコン側操作部50の所定操作の有無に従って未読メ
ール個別読上処理を終了する終了操作がされたか否かを
判断する。
【0147】ここで否定結果が得られると、このことは
例えばリモコン側操作部50の所定ボタンが押下されず
終了操作が行われていないことを表しており、このとき
CPU40は次のステップSP69へ移る。
【0148】ステップSP69においてCPU40は携
帯側RAM45内に未読メールが存在するか否かを携帯
側液晶ディスプレイ9に表示された未読アイコンの存在
の有無に基づいて判断する。
【0149】ここで肯定結果が得られると、このことは
携帯側液晶ディスプレイ9に未読アイコンが存在するこ
と、すなわち携帯側RAM45内にユーザが未だ開封し
ておらずその本文を認識していない未読メールが存在す
ることを表しており、このときCPU40は次のステッ
プSP70へ移る。
【0150】ステップSP70においてCPU40は、
リモコン側操作部50の所定操作の有無に従ってリピー
ト操作が行われたか否かを判断する。
【0151】ここで否定結果が得られると、このことは
例えば終話/リピートキー22が押下されておらずリピ
ート操作が行われていないことを表しており、このとき
CPU40は再びステップSP62に戻り、ステップS
P61及びサブルーチンSRT5に基づいて発信者名及
び題名が読み上げられた未読メールを開封する決定操作
がリモコン側操作部50の所定操作に基づき行われたか
否かを判断し、上述した処理を繰り返す。
【0152】これに対してステップSP70で肯定結果
が得られると、このことは終話/リピートキー22が押
下されリピート操作が行われたことを表しており、この
ときCPU40は再びステップSP61に戻り、再度ス
テップSP61で読み出した未読メールの発信者名及び
題名をサブルーチンSRT5に基づき読み上げ、上述し
た処理を繰り返す。
【0153】これによりCPU40は、再び未読メール
の発信者及び題名を表した文字列に基づくて音声データ
を生成し、これをヘッドホン20から音声として出力す
ることにより、未読メールの発信者及び題名をユーザに
対して再確認させ得るようになされている。
【0154】一方 ステップSP68において肯定結果
が得られると、このことはリモコン側操作部50の所定
ボタンが押下され未読メール個別読上処理を終了する終
了操作が行われたことを表しており、このときCPU4
0は次のステップSP71へ移る。
【0155】またステップSP69で否定結果が得られ
ると、このことは携帯側RAM45内に記憶している電
子メール全てが既読メールであること、すなわち未読メ
ールが存在していないことを表しており、このときCP
U40は次のステップSP71へ移る。
【0156】ステップSP71においてCPU40は、
未読メール個別読上処理の終了を通知する終了通知を携
帯側液晶ディスプレイ9に表示し、次のステップSP7
2へ移り未読メール個別読上処理手順を終了する。
【0157】(6)動作及び効果 以上の構成において、携帯電話機1では、未読メール全
件自動読上モード時(図7)、受信日時の古い順に全て
の未読メールについて、当該未読メールの発信者名、題
名及び本文を構成する文字データ毎に対応した文字音声
データを音声データ記憶部47から順次読み出し、この
文字音声データに基づいて未読メールの発信者名等の内
容に対応した音声データを生成した後、これをヘッドホ
ン20から音声として出力する。
【0158】従って携帯電話機1では、例えば当該携帯
電話機1を鞄やポケットの中に入れた状態で電子メール
を受信しても、携帯側液晶ディスプレイ9を直接視認さ
せることなくヘッドホン20を介して出力される音声に
基づき全ての未読メールの内容をユーザに対して容易に
認識させることができる。
【0159】すなわち携帯電話機1では、当該携帯電話
機1をポケットに入れた状態で電子メールを受信しても
携帯側液晶ディスプレイ9を視認させることなくヘッド
ホン20を介して電子メールの内容をユーザに認識させ
ることができるので、当該携帯電話機1をその都度取り
出して携帯側液晶ディスプレイ9を視認するような煩雑
な操作をユーザに強いることがない。
【0160】また携帯電話機1では、未読メール個別読
上モード時(図9)、先ず未読メールの発信者名及び題
名を構成する文字データ毎に対応した文字音声データを
音声データ記憶部47から順次読み出し、この文字音声
データに基づいて当該未読メールの発信者名及び題名に
対応した音声データを生成した後、これをヘッドホン2
0から音声として出力する。
【0161】そして携帯電話機1では、ヘッドホン20
を介して音声として出力した未読メールの発信者名及び
題名の内容に基づいて、リモコン側操作部50の選択操
作に基づきユーザが本文を認識する意思のある未読メー
ルのみを選択させ、当該選択した未読メールの本文に対
応した音声データをヘッドホン20から音声として出力
する。
【0162】これにより携帯電話機1では、未読メール
の発信者名及び題名をヘッドホン20から出力する音声
を介してユーザに認識させることができると共に、当該
携帯電話機1をポケット等から取り出すことなく確実に
ユーザが所望する未読メールの本文だけを効率良く認識
させることができる。
【0163】さらに携帯電話機1では、半角文字デー
タ、濁音文字データ及び全角文字データが示す1文字毎
に対応させた文字音声データを音声データ記憶部47に
予め記憶しておき、当該未読メールの発信者名、題名及
び本文の文字列を構成している半角文字データ、濁音文
字データ又は全角文字データに対応した文字音声データ
を順次当該音声データ記憶部47から読み出すようにし
た。
【0164】従って携帯電話機1では、文字列の文節毎
に音声データを音声データ記憶部47に予め複数記憶し
ている場合に比べ、1文字毎に対応させた記憶容量の少
ない文字音声データを当該音声データ記憶部47に記憶
していることにより、当該音声データ記憶部47に対す
る負担を軽減できると共に、所定の文節毎に音声データ
を予め記憶している場合に比べて、組合わせの自由度が
高いことからほぼ全ての文字列に対応した音声データを
確実に生成することができる。
【0165】以上の構成によれば、携帯電話機1は、リ
モコン付イヤホンマイク15が挿着されている未読メー
ル全件自動読上モード時及び未読メール個別読上モード
時に、音声データ記憶部47に予め記憶している文字音
声データに基づいて、未読メールの発明者名等を構成し
ている文字列に対応した音声データを生成した後、これ
をヘッドホン20から音声として出力して通知するよう
にしたことにより、ユーザに携帯側液晶ディスプレイ9
を視認させることなく未読メールの発信者名等を認識さ
せることができ、かくしてユーザに対して煩雑な操作を
させることなく未読メールの内容を容易に認識させるこ
とができる。
【0166】(7)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、音声変換手段として
のCPU40が携帯電話機1にリモコン付イヤホンマイ
ク15が挿着されているときに未読メール全件自動読上
処理及び未読メール個別読上処理を実行することができ
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、携帯電話機1にリモコン付イヤホンマイク15が
挿着されていないときでも未読メール全件自動読上処理
及び未読メール個別読上処理を実行することができるよ
うにしても良い。
【0167】また上述の実施の形態においては、未読メ
ールのみを読み上げるようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、既読メールを読み上げるよ
うにしても良い。
【0168】さらに上述の実施の形態においては、電子
メールの発信者名にかかわらず同じ音声を出力するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
電子メールの発信者名によって例えば男性の声や女性の
声等のように異なる音質の音声を出力するようしても良
く、例えばこのように異なる音質の音声を予め登録して
おき電子メールの発信者が女性であれば女性の音声で電
子メールを読み上げるようにすることにより、ユーザに
対して直観的に発信者が女性か男性か否かを認識させる
ことができる。
【0169】さらに上述の実施の形態においては、予め
文字音声データが記憶されているようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばユーザ自身
の音声を文字音声データとして後から音声データ記憶部
47に記憶して対応させるようにしても良い。
【0170】さらに上述の実施の形態においては、文字
データのうち記号類に対して文字音声データを対応付け
ないようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、文字データのうち記号類に対して記号類から連
想される効果音等を対応付けるようにしても良い。
【0171】さらに上述の実施の形態においては、濁音
(「ば」や「び」等)及び半濁音(「ぱ」や「ぴ」等)
に文字音声データを対応付けるようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば文字データが
「とっきょ(特許)」のように促音や拗音からなる場
合、対応する促音や拗音の文字音声データを予め音声デ
ータ記憶部47に記憶しておくようにしても良く、この
場合ユーザにとって一段と聞き取り易い滑らかな音声を
ヘッドホン20を介して出力させることができる。
【0172】さらに上述の実施の形態においては、例え
ば相手の電話機から受信した電子メールを文字列音声変
換処理に基づいて読み上げるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、相手の電話機へ送信す
べき電子メールを文字列音声変換処理に基づいて読み上
げるようにしても良く、この場合電子メールを作成した
後、その本文等を読み上げることにより、ユーザに対し
て当該電子メールの本文等の入力ミスがないか否かの確
認を視覚を介して行わせることなく聴覚を介して容易に
行わせることができ、かくして入力ミスを容易に低減さ
せることができる。また電子メールの送信先を選択する
際に当該送信先を読み上げるようにしたり、或いは電子
メールの本文を作成する際に文字データを入力する毎に
音声で読み上げるようにしても良く、この場合、視力が
弱く携帯側液晶ディスプレイ9を十分に視認できないユ
ーザに対しても電子メールの作成を一段と容易に行わせ
ることができる。
【0173】さらに上述の実施の形態においては、未読
メール全件自動読上モード及び未読メール個別読上モー
ドを携帯側操作部5を介して設定するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、リモコンジャ
ック11にリモコン付イヤホンマイク15が挿着された
ことを認識すると自動的に未読メール全件自動読上モー
ド又は未読メール個別読上モードへ移行させるようにし
ても良く、この場合例えば携帯電話機1を鞄の中に入れ
た状態で使用するような、ユーザにとってリモコン付イ
ヤホンマイク15を使用しなければいけない環境におい
て自動的に電子メールの内容を携帯電話機1の携帯側液
晶ディスプレイ9を介さずに認識させることができる。
【0174】さらに上述の実施の形態においては、本発
明による文字列音声変換装置を携帯電話機1に適用する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、文字列
音声変換装置を例えばパーソナルコンピュータ等この他
種々の情報処理装置に適用するようにしても良い。
【0175】さらに上述した実施の形態においては、C
PU40がROM44に予め格納された未読メール全件
自動読上プログラム、未読メール個別読上プログラム及
び文字列音声変換プログラムを携帯側RAM45に展開
し、例えば未読メール全件自動読上プログラムに従って
未読メール全件自動読上処理を実行するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、未読メール
全件自動読上プログラム等が格納されたプログラム格納
媒体を携帯電話機1にインストールすることにより未読
メール全件自動読上処理等を行うようにしても良い。
【0176】このように上述した一連の未読メール全件
自動読上処理等を実行するための未読メール全件自動読
上プログラム等を携帯電話機1にインストールして実行
可能な状態にするためのプログラム格納媒体としては、
例えばフロッピディスク、CD−ROM(Compact Disc-
Read Only Memory) 、DVD(Digital Versataile Dis
c) 等のパッケージメディアのみならず、未読メール全
件自動読上プログラム等が一時的もしくは永続的に格納
される半導体メモリや磁気ディスク等で実現しても良
い。またこれたプログラム格納媒体に未読メール全件自
動読上プログラム等を格納する手段としては、ローカル
エリアネットワークやインターネット、ディジタル衛星
放送等の有線及び無線通信媒体を利用しても良く、ルー
タやモデム等の各種通信インターフェースを介して格納
するようにしても良い。
【0177】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ハンズフ
リー機能が設定されているときにテキストデータが供給
されると、当該テキストデータに対応した音声データを
出力して通知することにより、当該テキストデータの内
容を音声によりユーザに対して認識させることができ、
かくしてユーザに対して煩雑な操作をさせることなくテ
キストデータの内容を容易に認識させ得る文字列音声変
換装置及び文字列音声変換方法を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機の外観構成を示す略線的斜視図であ
る。
【図2】リモコン付イヤホンマイクの外観構成を示す略
線的斜視図である。
【図3】携帯電話機及びリモコン付イヤホンマイクの回
路構成を示すブロック図である。
【図4】モード設定処理手順を示すのフローチャートで
ある。
【図5】メール受信通知処理手順を示すフローチャート
である。
【図6】通常処理手順を示すフローチャートである。
【図7】未読メール全件自動読上処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】文字列音声変換処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】未読メール個別読上処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1……携帯電話機、5……携帯側操作部、6……ジョグ
ダイヤル、7……携帯側マイクロホン、8……スピー
カ、9……携帯側液晶ディスプレイ、11……リモコン
ジャック、16……リモコンプラグ、18……リモコ
ン、20……ヘッドホン、23……リモコン側液晶ディ
スプレイ、22……終話/リピートキー、26……リモ
コン側ジョグダイヤル、40……CPU、41……制御
バス、44……ROM、45……携帯側RAM、46…
…切換制御部、47……音声データ記憶部、48……デ
ータバス、49……リモコン側RAM、50……リモコ
ン側操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 Q

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体を保持することなく通話相手と音声通
    話を行うハンズフリー機能が設定されていることを検出
    する検出手段と、 外部から供給されたテキストデータに対応した音声デー
    タを生成する音声データ生成手段と、 上記検出手段により上記ハンズフリー機能が設定されて
    いることを検出したとき、上記テキストデータを上記音
    声データに応じた音声に変換して出力する音声変換手段
    とを具えることを特徴とする文字列音声変換装置。
  2. 【請求項2】上記音声データ生成手段は、外部から複数
    の上記テキストデータが供給されると、上記テキストデ
    ータが供給された日時の古い順から順次上記音声データ
    を生成することを特徴とする請求項1に記載の文字列音
    声変換装置。
  3. 【請求項3】上記音声データ生成手段は、操作手段を介
    してユーザが選択した上記テキストデータに対してのみ
    音声データを生成することを特徴とする請求項1に記載
    の文字列音声変換装置。
  4. 【請求項4】上記検出手段は、装着型音声入出力装置が
    上記本体に装着されていることに基づいて上記ハンズフ
    リー機能が設定されていることを検出し、 上記音声変換手段は、上記検出手段により上記装着型音
    声入出力装置が上記本体に装着されていることを検出し
    たとき、上記テキストデータを上記音声データに応じた
    音声に変換し、当該音声を上記装着型音声入出力装置へ
    出力することを特徴とする請求項1に記載の文字列音声
    変換装置。
  5. 【請求項5】上記音声データ生成手段は、上記テキスト
    データを構成している1文字を表す文字データ毎に予め
    対応付けられた文字音声データを記憶手段から読み出
    し、当該文字音声データに基づいて上記テキストデータ
    に対応した上記音声データを生成することを特徴とする
    請求項1に記載の文字列音声変換装置。
  6. 【請求項6】本体を保持することなく通話相手と音声通
    話を行うハンズフリー機能が設定されていることを検出
    する検出ステップと、 外部から供給されたテキストデータに対応した音声デー
    タを生成する音声データ生成ステップと、 上記検出ステップにより上記ハンズフリー機能が設定さ
    れていることを検出したとき、上記テキストデータを上
    記音声データに応じた音声に変換して出力する音声変換
    ステップとを具えることを特徴とする文字列音声変換方
    法。
  7. 【請求項7】上記音声データ生成ステップは、外部から
    複数の上記テキストデータが供給されると、上記テキス
    トデータが供給された日時の古い順から順次上記音声デ
    ータを生成することを特徴とする請求項6に記載の文字
    列音声変換方法。
  8. 【請求項8】上記音声データ生成ステップは、操作手段
    を介してユーザが選択した上記テキストデータに対して
    のみ音声データを生成することを特徴とする請求項6に
    記載の文字列音声変換方法。
  9. 【請求項9】上記検出ステップは、装着型音声入出力装
    置が上記本体に装着されていることに基づいて上記ハン
    ズフリー機能が設定されていることを検出し、 上記音声変換ステップは、上記検出ステップにより上記
    装着型音声入出力装置が上記本体に装着されていること
    を検出したとき、上記テキストデータを上記音声データ
    に応じた音声に変換し、当該音声を上記装着型音声入出
    力装置へ出力することを特徴とする請求項6に記載の文
    字列音声変換方法。
  10. 【請求項10】上記音声データ生成ステップは、上記テ
    キストデータを構成している1文字を表す文字データ毎
    に予め対応付けられた文字音声データを記憶手段から読
    み出し、当該文字音声データに基づいて上記テキストデ
    ータに対応した上記音声データを生成することを特徴と
    する請求項6に記載の文字列音声変換方法。
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