JP4070963B2 - 移動体通信機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯電話やPHSなどの移動体通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やPHSなどの移動体通信機器の普及は目覚しいものがあり、機能にしても、単なる通話機能だけではなく、電子メールの送受信やインターネットへのアクセスなどが可能なものがあり、現在ではこれらのものが主流となってきている。
【0003】
電子メール機能としては、インターネットを介して、移動体通信機器同士のみならず一般のパソコンなどへも送信可能な所謂Eメールの送受信が可能なものから、同一の通信機器会社の機種間でのみ通信可能なものなどがあるが、いずれにしても、メールの文章入力としては、機器本体に設けられ、通常、電話番号入力などに用いる数字キーなどからなる複数の入力キーを操作して入力している。
【0004】
例えば、上記数字キーに、ひらがな、カタカナによる五十音、アルファベットなどを割り当てるとともに、他の入力キーに変換キーとしての機能を担わせ、所定の操作によって漢字混じりの日本語文章を入力可能としたものである。
【0005】
なお、入力した文章は、機器本体に設けられた液晶画面などからなる表示部に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように、従来の移動体通信機器で電子メールを送信するためのキー操作は、ワープロやパソコンなどに用いられるJIS配列のキーボードとは異なり、少ないキーを用いた特殊な操作となっているために、慣れない者にとっては大変面倒であり、苦痛さえ覚えるような煩わしさであった。
【0007】
そのために、せっかく付加されている便利な電子メール機能を全く使わなかったり、機器に接続可能なキーボードなどの入力端末を用いる者が多く、誰でも簡便にメールを書いて送ることができないという実態がある。
【0008】
このような文字入力にまつわる問題は、近年の移動体通信機器に標準的に備えられた電話帳機能(アドレス帳機能)、メモ機能などを用いる場合も全く同様である。
【0009】
本発明は、上記課題を解決することのできる移動体通信機器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では以下の手段を採用している。
【0011】
(1)請求項1記載の本発明では、通話機能と電子メールを送受信できる機能を有し、音声認識機能を備えさせることにより音声テキスト変換を可能として、音声による文章入力を行うとともに、入力した文章を電子メールとして送信可能とした移動体通信機器において、筐体の表面に表示部と、同表示部の下方側に複数の入力キーからなる操作部とを設けるとともに、前記筐体の下端部に設けた枢支部を介して折り畳み自在に構成し、折り畳んだ状態で筐体の背面に格納可能に構成したメモリ収納部を設け、このメモリ収納部に、各種プログラムやテキストデータ、画像データ、辞書機能などを記憶するメモリを増設可能に装着した。
【0012】
したがって、難しいキー操作によって文字を入力する煩わしさがなく、手軽に電子メールを送信することができる。しかも、音声をテキスト変換する場合、音声を記憶する必要があり、かなり大容量のメモリが必要となるが、必要に応じてメモリ増設を可能とすることで、円滑に音声テキスト変換が行えるようになる。また、メモリ収納部を筐体の下端部に設けた枢支部を介して折り畳み自在としておりため筐体の大型化を避けることができ、メモリの着脱時以外の通常使用時には折り畳んだ状態で使用できるので邪魔になることもない。
【0013】
(2)請求項2記載の本発明では、請求項1において、前記表示部は、音声テキスト変換された文章を表示する表示部を備え、表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能を備えることに特徴がある。
【0014】
このような学習を行わせることで、音声テキスト変換の精度が高まっていき、使用回数が増えるにしたがって、音声による正確な文章入力が行えるようになり、電子メールなどを短時間で書き上げることができるようになる。
【0015】
(3)請求項3記載の本発明では、請求項1又は2において、電話として用いた際の通話時に、マイクから入力された通話内容をテキスト変換して表示部にテキスト表示可能とし、表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能を備えることとした。
【0016】
したがって、特別に時間を設けて学習用の文章などを読み上げたりすることなく、通常の通話時に学習を行わせることができ、しかも、何度も学習を繰り返すことで、使用者の音声の認識率、変換結果の正確さが著しく高まり、何らストレスを感じることなく円滑に音声による文章入力が行えるようになる。
【0017】
(4)請求項4記載の本発明では、請求項3において、前記学習機能において、通話をテキスト変換する回数を制限可能なタイマ手段を備えることを特徴とする
【0019】
(5)請求項5記載の本発明では、請求項1〜4のいずれかにおいて、音声により機器の操作全般を行えるようにした。
【0020】
したがって、例えば電話番号の入力にしても数字キー(ダイヤルボタン)を押したり、登録されている電話先相手を呼び出すキー操作を行わなくても、音声で操作指令を実行させることができ、携帯電話、PHSなどの移動体通信機器の使い勝手が著しく向上する
【0021】
(6)請求項6記載の本発明では、請求項1〜のいずれかにおいて、メモリに音声認識用プログラムを格納可能としたことに特徴がある。
【0022】
すなわち、音声認識用プログラムは、機器内にチップ化して予め搭載しておいてもよいが、メモリに格納してこれを着脱自在としておくこともできるもので、例えば、音声認識用プログラムが複数存在している場合、好みのものを選択して自分の携帯電話などに装着することが可能となる。
【0023】
(7)請求項7記載の本発明では、請求項1〜6のいずれかにおいて、音声テキスト変換により文字入力する音声入力モードと、キー操作により文字入力するキー入力モードとを切換可能な入力モード切換スイッチを具備することに特徴がある。
【0024】
(8)請求項8記載の本発明では、請求項7において、音声入力モードとキー入力モードのうち、一方のモードから他方へのモードへの切換えは、文字入力の途中で任意に切換可能であることに特徴がある。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明は、通話機能と電子メールを送受信できる機能を有する移動体通信機器であって、音声認識機能を備えさせることにより音声テキスト変換を可能として、音声による文章入力を行うとともに、入力した文章を電子メールとして送信可能としたものである。
【0026】
すなわち、移動体通信機器としては、携帯電話、PHSなどが考えられ、近年では、電子メール機能を備えたものが一般的になってきている。
【0027】
電子メールを送信するためには、当然ながら文字の入力が必要となり、本実施形態では、かかる文字入力を音声テキスト変換により行わせるようにしている。
【0028】
したがって、手軽に文章を作成して、これを電子メールとして送信することができ、従来のように難しいキー操作によって文字を入力する煩わしさがなくなるという大きな効果を奏する。
【0029】
音声認識機能としては、かかる機能を奏するように構築された音声認識プログラムをチップ化して内蔵させることができる。
【0030】
また、本実施形態では、音声テキスト変換により文字入力する音声入力モードと、キー操作により文字入力するキー入力モードとを切換可能な入力モード切換スイッチを具備させている。
【0031】
しかも、上記入力モード切換スイッチを操作するタイミングには制限をもたせないようにしている。
【0032】
すなわち、音声入力モードとキー入力モードのうち、一方のモードから他方へのモードへの切換えは、文字入力の途中で任意に切換可能としている。
【0033】
したがって、音声による文字入力が不適な場所などでは、従来どおりのキー入力による文章入力を行うことができるし、さらに、移動体通信機器に、キー入力により例えば定型文などを即座に入力する機能を設けておき、これと音声入力モードとを組合わせて使うことで、より効率的な文章入力が可能となり、メール文作成などの時間短縮を図ることができる。
【0034】
このように、本実施形態によれば、メール文作成が効率的に行えるとともに、静かにしていなければならない場所、音声を発しても構わない場所いずれにおいても、簡便にメール文を作成し送信することができる。
【0035】
また、本実施形態における移動体通信機器である携帯電話、PHSは、上記音声認識用のチップやを入力モード切換スイッチを有する以外は、標準の仕様としている。
【0036】
すなわち、ハンディサイズの筐体表面に液晶画面などからなる表示部、入力キーやコマンドキーなどからなる操作部を設けるとともに、さらにアンテナ、スピーカーからなる受話部、マイクロフォンからなる送話部が設けられている。
【0037】
そして、上記表示部には、電波受信レベルや日付、バッテリー残量などを示す初期画面や、状態表示画面、機能案内画面、メニュー画面など、前記操作部による操作に応じた画面が表示される。
【0038】
また、かかる表示部では、電子メールを送信する際には入力された文章、すなわちメール文を、受信した場合は受信文が表示可能となっている。
【0039】
そして、音声による文章入力、すなわち音声テキスト変換を行った際に、表示部の表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能を備えていることにも特徴がある。
【0040】
すなわち、移動通信体機器の音声認識機能にかかる学習を行わせることで、音声テキスト変換の精度が高まっていき、使用回数が増えるにしたがって、音声による正確な文章入力が行えるようになり、電子メールなどを短時間で書き上げることができるようになる。
【0041】
学習機能として、上述したものに代えて、あるいはさらに付加される機能として次の構成とすることもできる。
【0042】
すなわち、電話機としての使用頻度が高いことから、通常の電話として用いた際の通話時において、マイクから入力された使用者の通話内容をテキスト変換して表示部にテキスト表示し、通話終了後に、表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能とするものである。
【0043】
かかる学習機能によれば、特別に時間を設けて学習用の文章などを読み上げたりすることなく、通常の通話時に学習を行わせることができ、しかも、移動体通信機器は電話機として利用されることが圧倒的に多いことから何度も学習を繰り返すことができ、使用者の音声(音質や抑揚、癖など)の特徴を学習していくことで、音声認識率、変換結果の正確さを著しく高めることができる。
【0044】
特に、音声認識においては話し言葉である口語の認識が不得手であることが多く、しかもメール文については口語的な記述が多いという現状からすると、電話の通話内容を学習材料とすることはきわめて有効であり、メールを音声テキスト変換によって作成する作業が格段に円滑になり、スピーディに行われるようになることから、使用者は何らストレスを感じることなく円滑に音声による文章入力が行える。
【0045】
したがって、電子メールを誰でもが楽しみながら活用できるようになり、通信ツールとしての利用価値を高めることができる。
【0046】
このように、本実施形態によれば、電話機能を主体とする移動体通信機器ならではの学習機能を発揮させることができ、キー入力が不要となることから、移動体通信機器による電子メール機能の使い勝手が著しく向上し、使用者の利便性が飛躍的に向上する。
【0047】
ところで、本実施形態に係る移動体通信機器は音声認識を行えることから、メールを書くなどのほかに、音声により機器の操作全般を行えるようにするところの、いわゆる音声によるナビゲーション機能をもたせることが好ましい。
【0048】
したがって、例えば電話番号の入力にしても数字キー(ダイヤルボタン)を押したり、登録されている電話先相手を呼び出すキー操作を行わなくても、音声で操作指令を実行させることができ、携帯電話、PHSなどの移動体通信機器の使い勝手が著しく向上する。
【0049】
さらに、ハード的な特徴として、上記移動体通信機器はメモリを増設可能とすることができる。
【0050】
すなわち、音声をテキスト変換する場合、音声を記憶する必要があり、かなり大容量のメモリが必要となるが、必要に応じてメモリ増設を可能とすることで、円滑に音声テキスト変換が行えるようになる。
【0051】
メモリ収納部としては、筐体の大型化を避けるために、例えば筐体に折り畳み自在に連設した、いわゆるフリップタイプの構成が考えられる。かかるフリップタイプのメモリ収納部は、筐体の背面に設けることができ、メモリの着脱時以外の通常使用時には折り畳んだ状態で使用できるので邪魔になることもない。
【0052】
あるいは、筐体に専用スロットを設け、デジタルカメラなどに採用されている差込式にすることも考えられる。
【0053】
さらに、増設可能なメモリに音声認識用プログラムを格納可能とすることもできる。
【0054】
すなわち、音声認識用プログラムは、前述したように機器内にチップ化して予め搭載しておいてもよいが、メモリに格納できるようにして、前記したようにこれを着脱自在としておけば、例えば、音声認識用プログラムが複数存在している場合、好みのものを選択して自分の携帯電話などに装着することも可能となる。
【0055】
また、メモリに好みに応じた多数の楽曲を格納しておき、これらを着信音(着信メロディ)として選択的に使用可能とすることもできる。
【0056】
そして、選択設定する場合、前述したように音声によるナビゲーション機能を設けておけば、使用者は、所定の順序で所望する曲名を含む所定の指令をマイクロフォン(送話口)に向けて発声するだけでよいので操作性も著しく向上する。
【0057】
【実施例】
以下、この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0058】
図1は、移動体通信機器としての携帯電話を示す斜視図、図2は同携帯電話に設けたメモリ収納部の説明図、図3は同携帯電話の電気的な構成を示す機能ブロック図、図4は音声テキスト変換処理の概念図、図5は携帯電話の変容例を示す説明図、図6は音声テキスト変換処理のフローチャートである。
【0059】
図1〜図3に示すように、本実施例に係る携帯電話1は、筐体10の表面に液晶画面20からなる表示部2と、同表示部2の下方側に複数の入力キー3a,3b,・・・からなる操作部3とを設けている。
【0060】
また、筐体10の背面には、下端部に設けた枢支部11aを介して折り畳み自在としたメモリ収納部11を配設している。なお、同メモリ収納部11については後に詳しく説明する。
【0061】
さらに、前記筐体10内には、制御手段としての制御回路4を配設しており、同制御回路4に、送受信手段としての送受信部5、音声入出力手段としての音声入出力部6、前記表示部2への表示制御手段としての表示制御部7、前記操作部3の入力キー3a,3b,・・・などの入力手段を制御する入力操作識別回路8、さらに、音声認識プログラムが書き込まれたチップ9、その他各種プログラムやテキストデータ、画像データ、辞書機能などが記憶されたメモリM、及びタイマー手段としてのタイマーTを接続している。
【0062】
前記送受信部5にはアンテナ5aを接続しており、このアンテナ5aを通じて、図示しない携帯電話の基地局との間で無線通信を行ない、この無線通信により送信又は受信される信号を前記送受信回路が無線処理により電気信号/無線信号の変換処理を実行する。
【0063】
そして、前記音声入出力部6は、送話音声を入力するための送話口としてのマイク(マイクロフォン)6aと、無線により受信した音声信号を受話音声として出力する受話口としてのスピーカ6bとに接続している。
【0064】
また、前記入力操作識別回路8には、例えば、通話開始キー3a、電源キーを兼ねた通話終了キー3b、その他の各種機能を選択実行可能なファンクションキー3c、「0」〜「9」の電話番号入力キー3d等の複数の入力キー3a,3b,3c,3d,・・・及び電子メールキー30が接続されている。なお、電子メールキー30は、これを独立させずに、ファンクションキー3cにより選択可能とすることもできる。
【0065】
電子メールキー30を操作すると、サブキーとして、前記音声認識プログラムを実行して音声テキスト変換により文字入力する音声入力モードと、従来の携帯電話同様にキー操作により文字入力するキー入力モードとを切換可能な入力モード切換スイッチ(図示せず)が表示部2である液晶画面20に表示されるように設けられている。これはファンクションキー3cの近傍にもうけられた矢印キー31によりいずれかを選択することができる。
【0066】
音声入力モードでは、図4に示すように、音声をマイク6aからアナログ入力してアナログ・デジタル変換装置ADを介してアナログ信号からデジタル信号へ変換し、このデジタル信号を制御回路4でテキスト変換する。
【0067】
制御回路4には、前述したように音声認識プログラムチップ9が接続されており、同チップ9に格納されたプログラムにより、デジタル化された音声データを記憶している音声データと照合して音を確定し、この音を文脈に沿って分節ごとにかな漢字変換して表示部2に表示制御回路7を介して出力する。かな漢字変換を行う際には、メモリMに格納されている辞書を参照している。
【0068】
なお、デジタル化された音声データを照合するための使用者の音声データを記憶しておくためには、本携帯電話1でメール機能をはたらかせる前段階で、使用者の音声を記憶させる準備作業を行うようにしておく。
【0069】
また、電子メールのメール文をキー入力で作成する場合に備えて、本実施例に係る携帯電話1には、複数の定型文などを即座に入力する機能を設けている。したがって、簡単なキー操作で定型の長文を即座に入力することが可能となっている。
【0070】
しかも、上記した入力モード切換スイッチを操作するタイミングには制限をもたせないようにして、音声入力モードとキー入力モードのうち、一方のモードから他方へのモードへの切換えは、文字入力の途中でいつでも任意に切換可能としている。
【0071】
したがって、一つのメール文を作成するときに、キー入力モードと音声入力モードとを組合わせて使うことが可能となり、組合わせて入力することによって、より効率的に文章入力することができるようになり、メール文作成の時間短縮を図ることができる。
【0072】
また、入力モード切換スイッチでモード切換を行うことにより、音声による文字入力が不適な場所などでは、従来どおりのキー入力による文章入力を行うことができるので、静かにしていなければならない場所、音声を発しても構わない場所いずれにおいても、簡便にメール文を作成し送信することができる。
【0073】
上記した音声認識機能により音声テキスト変換を行う場合に使用するメモリ領域は多大になることから、本実施例にかかる携帯電話1は、メモリMを増設可能としている。
【0074】
すなわち、図1及び図2に示すように、メモリ収納部11を筐体10の略2/3程度の十分な大きさに形成し、筐体10の下端部に設けた枢支部11aを介して折り畳み自在としている。そして、通常は筐体10の背面に格納して携帯電話1を使用するようにして、メモリMを交換する場合などには下方へ開いてメモリMの着脱を行えるようにしている。
【0075】
11bはメモリMを着脱口であり、同着脱口11bの奥にメモリMを装着するスロット(図示せず)が設けられている。11cは着脱口11bのカバーであり、ラバーなどの可撓性を有する素材から形成している。
【0076】
このように、大容量のメモリMを装着できるので、音声テキスト変換を円滑に行うことができる。
【0077】
また、メモリ収納部11を上記したように所謂フリップタイプとしたことで、筐体10の大型化を避けることができ、しかも、筐体10の背面に設けたことから、携帯電話1を普通に使用する場合、あるいは携行中に邪魔になることもない。
【0078】
ところで、メモリ収納部11としては、図5に示すように、専用メモリM'を着脱可能とした専用スロット11dを筐体10に設けた構成、すなわち、デジタルカメラなどに採用されている差込式に構成することもできる。ここでは、専用スロット11dを筐体10の側面に設けている。図中、11eは専用スロット11dを塞ぐためのカバーであり、これもラバーなどの可撓性を有する素材から形成している。他の符号については、図4に示した実施例と同一構成要素については同一符号で示している。
【0079】
なお、専用メモリM'は、薄型で小型に形成されており、可及的に大容量としておくことが望ましい。なお、専用メモリM'として、既存の各種メモリの中から選択して対応できるようにしてもよい。
【0080】
さらに、上述した増設可能なメモリM,M'に音声認識用プログラムを格納可能とすることもできる。
【0081】
すなわち、音声認識用プログラムは、前述したように機器内にチップ化して予め搭載しておいてもよいが、メモリM,M'に格納できるようにして、これを着脱自在としておけば、例えば、音声認識用プログラムが複数存在している場合、好みのものを選択して自分の携帯電話1に装着することも可能となる。
【0082】
また、メモリM,M'に好みに応じた多数の楽曲を格納しておき、これらを着信音(着信メロディ)として選択的に使用可能とすることもできる。
【0083】
また、本実施例に係る携帯電話1は、上記してきたように音声認識用のプログラムを有し、音声認識が行えることから、メールを書くなどのほかに、音声により機器の操作全般を行えるようにする、所謂音声によるナビゲーション機能を有している。
【0084】
したがって、例えばメール文を書き終えて電子メールとして送信する場合、送信先の電話番号の入力にしても電話番号入力キー3dを押したり、登録されている電話先相手を呼び出すキー操作を行わなくても、音声で操作指令を実行させることができる。このように、本実施例に係る携帯電話1は、使い勝手が極めて良好である。
【0085】
また、前記した着信メロディを選択設定する場合でも、かかるナビゲーション機能により、使用者は所定の順序で所望する曲名を含む所定の指令をマイク6aに向けて発声するだけでよい。
【0086】
また、本実施例における携帯電話1では、音声による文章入力、すなわち音声テキスト変換を行った際に、表示部2の液晶画面20に表示される内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能を備えている。
【0087】
すなわち、音声認識機能にかかる学習を行わせることで、音声テキスト変換の精度が高まっていき、使用回数が増えるにしたがって、音声による正確な文章入力が行えるようになり、電子メールなどをより短時間で書き上げることができるようになる。
【0088】
さらに、本実施例では、携帯電話1であるという特性を生かし、学習機能の実行形態として、上述した学習機能に加え、さらに通常の電話として用いた際の通話時にマイク6aから入力された使用者の通話内容をテキスト変換して液晶画面20にテキスト表示し、通話終了後に、表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高めるようにしている。
【0089】
かかる学習機能を備えることにより、特別に時間を設けて学習用の文章などを読み上げたりすることなく、通常の通話時に学習を行わせることができる。しかも、携帯電話1である以上、電話機として利用されることが圧倒的に多いことから必然的に何度も学習を繰り返すことになり、前述したように予め使用者の音声(音質や抑揚、癖など)を記憶させる準備作業を行って得た特徴を、さらに学習して確実なものとしていくことで、音声認識率、変換結果の正確さを著しく高めることができる。
【0090】
特に、音声認識において認識が難しいとされている話し言葉である口語的な記述が多いメール文を作成するにあたり、通常の電話の通話内容を学習材料とすることはきわめて有効となる。
【0091】
なお、本実施例では、通話内容を全て変換するのではなく、所定の時間内のみ変換するように設定している。
【0092】
また、かかる学習を通話ごとに行うのではなく、前記タイマーTと連動させて、一日のうち、最初の通話のみ行うとか、あるいは一日に2回行うとかの回数制限を設定することも可能である。
【0093】
以上説明したように、音声認識について学習機能を付与したことで、電子メールを音声テキスト変換によって作成する作業が格段に円滑になり、スピーディに行われるようになることから、使用者は何らストレスを感じることなく音声による文章入力を行うことができる。
【0094】
したがって、電子メールを誰でもが楽しみながら活用できるようになり、通信ツールとしての利用価値を高めることができる。
【0095】
ここで、音声認識プログラムに基づいて音声テキスト変換処理を行い、本実施例に係る携帯電話1で実際に電子メールを送信するまでの動作フローを図6に基づいて説明する。なお、携帯電話1はすでに電源オンの状態となっている。
【0096】
まず、携帯電話1の電子メールキー30が操作されると(S1)、表示制御部7はメール画面起動処理を行い、表示部2にメール画面が表示される(S2)。
【0097】
そして、メール画面に入力モード切換スイッチが表示され、音声入力モードが選択されると(S3)、アナログの音声をデジタル信号へ変換可能となり、マイク6aからメール文を音声入力すれば、アナログ・デジタル変換装置ADによりアナログ信号からデジタル信号に変換されて(S4)、これがかな漢字変換処理されるとともに(S5)、液晶画面20に変換内容が表示される(S6)。なお、変換内容に誤りがあれば、液晶画面20内において、訂正が必要な個所を選択してキー入力により適宜訂正して確定することができるが、本実施例に係る携帯電話1の音声認識プログラムでは、前述したように学習機能を有していることから、変換精度がかなり高くなっており、訂正処理は最小限で済むようになっている。
【0098】
また、ステップS3において、キー入力が選択された場合は(S7)、あるいは音声入力モードで文章入力している途中で入力モード切換スイッチが選択された場合は(S8)、キー入力により定型文などを簡単に入力することができる。そして、これらのモード切換え操作を適宜繰り返し行い、入力モードを適宜組合わせることで所望するメール文の入力が短時間で行える。
【0099】
メール文が確定すると、メール送信を所定のキー操作、あるいは音声によるナビゲーションで行い(S9)、これを受けて制御回路4は確定されたメール文をメール先へ送信する(S10)。
【0100】
そして、電子メールキー30の操作により終了信号が入力されると、制御回路4は終了処理を行なう(S11)。
【0101】
なお、前記音声認識プログラムをメモリMに記憶させている場合、同メモリMに、携帯電話1の基地局と接続可能な音声認識プログラムダンロードサーバから適宜にダウンロードして更新することができるようにすることが好ましい。
【0102】
また、この発明は携帯電話1に限定されるものではなく、このような携帯電話と本発明の目的効果等に照らして均等な、例えばPHS(Personal HandyPhon System)などの他の移動体通信機器に適用することも可能である。また、携帯電話1の構成、特に表示部2、操作部3の各入力キー3a,3b,・・・の形状や配置、メモリ収納部11の形状などは上記してきた実施例に限定されるものではない。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したこの発明によれば、携帯電話などの移動体通信機器から電子メールを送信する場合に、面倒なキー操作により文章入力することなく、音声テキスト変換により簡単に行えるので、電子メール送信を誰でも容易に行えるようになる。しかも、音声をテキスト変換する場合、音声を記憶する必要があり、かなり大容量のメモリが必要となるが、必要に応じてメモリ増設を可能とすることで、円滑に音声テキスト変換が行え、さらに、メモリ収納部を筐体の下端部に設けた枢支部を介して折り畳み自在としておりため筐体の大型化を避けることができ、メモリの着脱時以外の通常使用時には折り畳んだ状態で使用できるので邪魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体通信機器としての携帯電話を示す斜視図である。
【図2】同携帯電話に設けたメモリ収納部の説明図である。
【図3】同携帯電話の電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図4】音声テキスト変換処理の概念図である。
【図5】携帯電話の変容例を示す説明図である
【図6】音声テキスト変換処理のフローチャートである。
【符号の説明】
M,M' メモリ
1 携帯電話
2 表示部
3 操作部
4 制御回路
5 送受信部
11 メモリ収納部

Claims (8)

  1. 通話機能と電子メールを送受信できる機能を有し、音声認識機能を備えさせることにより音声テキスト変換を可能として、音声による文章入力を行うとともに、入力した文章を電子メールとして送信可能とした移動体通信機器において、
    筐体の表面に表示部と、同表示部の下方側に複数の入力キーからなる操作部とを設けるとともに、前記筐体の下端部に設けた枢支部を介して折り畳み自在に構成し、折り畳んだ状態で前記筐体の背面に格納可能に構成したメモリ収納部を設け、このメモリ収納部に、各種プログラムやテキストデータ、画像データ、辞書機能などを記憶するメモリを増設可能に装着したことを特徴とする移動体通信機器。
  2. 前記表示部は、音声テキスト変換された文章を表示可能であり、表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能を備えることを特徴とする請求項1記載の移動体通信機器。
  3. 電話として用いた際の通話時に、マイクから入力された通話内容をテキスト変換して表示部にテキスト表示可能とし、表示内容に音声の誤認識及び/又は誤変換部分があれば、これを修正して再入力することにより、音声テキスト変換の精度を高める学習機能を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体通信機器。
  4. 前記学習機能において、通話をテキスト変換する回数を制限可能なタイマ手段を備えることを特徴とする請求項3記載の移動体通信器。
  5. 音声により機器の操作全般を行えるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動体通信機器。
  6. メモリに音声認識用プログラムを格納可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体通信機器。
  7. 音声テキスト変換により文字入力する音声入力モードと、キー操作により文字入力するキー入力モードとを切換可能な入力モード切換スイッチを具備することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の移動体通信機器。
  8. 音声入力モードとキー入力モードのうち、一方のモードから他方へのモードへの切換えは、文字入力の途中で任意に切換可能であることを特徴とする請求項7記載の移動体通信機器。
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