JPH11215248A - 通信システムおよびこれに用いられる無線通信端末装置 - Google Patents

通信システムおよびこれに用いられる無線通信端末装置

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JPH11215248A
JPH11215248A JP10015916A JP1591698A JPH11215248A JP H11215248 A JPH11215248 A JP H11215248A JP 10015916 A JP10015916 A JP 10015916A JP 1591698 A JP1591698 A JP 1591698A JP H11215248 A JPH11215248 A JP H11215248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状況や用途に応じて、所望の情報を伝達する
ことができる通信システムを提供する。 【解決手段】 通信システム10は、PHS端末12
と、この端末12との間で情報通信可能なプロバイダシ
ステム18とを備えている。PHS端末12は、マイク
40からの音声を受け入れて、受け入れた音声信号を識
別する音声識別部50と、音声信号の出力形式を選択す
る入力装置56と、選択された出力形式にて識別された
音声信号を変換する変換部と、変換された音声信号をプ
ロバイダ設備に送信する送受信機42とを有し、プロバ
イダシステム18から、さらに送信先の他の無線通信端
末装置に変換された音声信号が転送される。この出力形
式には、「方言」、「著名人などの口調/声色」或いは
「抑揚」などが含まれ、変換フィルタ52は、これらに
応じて音声信号を変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して接続されたユーザ端末、および、ユーザ端末か
らの情報に基づき、ポケットベル(ページャ)などの文
字あるいは音声による表現を行う無線端末に対して所定
の情報を送信する送信サーバを備えた通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、パーソナルハンディホ
ンシステム(PHS)、ポケットベル(ページャ)などの
個人用の携帯用無線端末が普及している。これら携帯用
無線端末では、無線回線を利用して、通話やデータの送
受信を実現している。
【0003】その一方、インターネットに代表されるコ
ンピュータ通信ネットワークが普及しつつあり、コンピ
ュータ同士で容易にデータ通信をなすことができるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話や
PHS(送信側無線端末)にて、インターネットを介し
てプロバイダ側のサーバに音声データや文字データを送
信し、さらに、このサーバが、受け入れた音声データや
文字データに基づき、所定の情報を、受信側無線端末
(たとえば、ページャ)に送信する技術が提案されてい
る。この技術において、送信側端末装置が所望の情報を
受信側無線端末に伝達できることが望ましい。
【0005】たとえば、特開平3−289854号公報
には、受信メール中に音声入力マークを挿入し、受信側
では受信メールを読み上げるとともに、音声入力マーク
が検出されたら読み上げを中止し、音声入力機構を動作
可能状態にして返信情報を受け取ることができる電子メ
ールシステムが開示されている。このシステムによれ
ば、受信した電子メールを耳で聞くことができ、さら
に、それに対する返事を音声で入力できるので、返信に
要する労力を軽減できる。また、音声で入力できるの
で、電話から返信することが可能になり、出先からの返
信も可能になるという電子メールシステムが開示されて
いる。
【0006】このシステムでは電子メールのメッセージ
情報と音声情報との対応関係は一意であり、メッセージ
情報は、たとえば、標準的な音声に変換されて発声され
る。もちろん、この方法でも情報は伝達される。しか
し、情報をより正確に伝達しようとすれば、文字のメッ
セージ情報と音声情報との違いについても考慮する必要
が生じる。すなわち、メッセージ情報は含まれる文字そ
のものにより伝達すべき意思が表現されるが、音声情報
は発声される音声に含まれる文字に加えて、音色の選
択、緊迫感の選択、喜怒哀楽の感情表現の選択により表
現される意思が微妙に異なる。例えば、同じ表現であっ
ても、はっきりと発声すれば少しきつい言い方になる
し、音量を押さえ気味に言えばやさしい言い方になる。
したがって、より正確に意思を伝えるためには、音色、
緊迫感、喜怒哀楽の感情表現を表現できることが望まし
い。
【0007】また、送信側無線端末から、プロバイダ側
のサーバを介して、他の端末に情報を伝達する場合に、
データ量を圧縮するために、単に音声や文字をそのまま
送信するのではなく、状況や用途に応じて、音声や文字
を変換できるのが好ましい。たとえば、標準語ではなく
東北弁、関西弁などの方言あるいは英語、フランス語、
ドイツ語、ロシア語、中国語などの言語とすることによ
り、多様でユーモラスな表現が可能になる。
【0008】また、受信端末装置の機種などによらず、
ユーザが所望の情報を送信できるのが好ましい。
【0009】また、端末とプロバイダ側のサーバのどち
らが処理を行うかによっても、処理の性能及び効率が変
わるので、適切に役割分担を設定する必要がある。
【0010】本発明は、より正確に意思を伝えることが
できる通信システム及び無線通信端末を提供することを
目的とする。
【0011】また、本発明は、受信側端末の機種などに
よらず、所望の情報を伝達できる通信システム及び無線
通信端末を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信シス
テムは、少なくとも一つの無線通信端末装置と、当該無
線通信端末装置との間で情報通信可能なプロバイダ設備
とを備えた通信システムであって、前記無線通信端末装
置は、メッセージ情報及び前記メッセージ情報の出力形
式を選択する選択情報を送信する送信手段を含み、前記
プロバイダ設備は、前記メッセージ情報を前記選択情報
に従った出力形式で出力する処理部を含むものである。
選択情報により、より正確に意思を伝えることができ
る。
【0013】この発明に係る通信システムは、前記選択
情報により選択されるものとして、音色の選択、緊迫感
の選択、喜怒哀楽の感情表現の選択、言語の選択及び方
言の選択のうちの少なくともいずれかを含むものであ
る。
【0014】上記選択情報で指定される出力形式には、
所定の著名人および/またはキャラクタの口調や声色、
所定の感情に基づく抑揚、或いは、所定の方言が含まれ
る。すなわち、入力された音声が、著名人やアニメーシ
ョンのキャラクタの口調や声色に変換され、「怒り」、
「悲しみ」などの感情に基づく抑揚が付加される。ま
た、入力された音声或いはこれに対応する文字列が、
「関西弁」、「江戸弁」または「東北弁」などの対応す
る音声或いは文字列に変換される。上記抑揚には、怒
り、喜び、悲しみ、険悪、恐怖などが含まれる。
【0015】この発明に係る通信システムは、前記プロ
バイダ設備が、前記メッセージ情報の出力形式を前記選
択情報に従って選択する出力形式選択手段及び選択され
た出力形式の音声に変換する音声変換手段を備え、前記
出力形式選択手段が、所定の著名人および/またはキャ
ラクタの口調や声色のうちの何れかを選択するように構
成され、前記音声変換手段が、選択された口調や声色の
音声信号に変換するように構成されたものである。
【0016】この発明に係る通信システムは、前記プロ
バイダ設備が、前記メッセージ情報の出力形式を前記選
択情報に従って選択する出力形式選択手段及び選択され
た出力形式の音声に変換する音声変換手段を備え、前記
出力形式選択手段が、所定の感情に基づく抑揚のうちの
何れかを選択するように構成され、前記音声変換手段
が、選択された抑揚の音声信号に変換するように構成さ
れたものである。
【0017】この発明に係る通信システムは、前記抑揚
が、怒り、喜び、悲しみ、険悪、恐怖の何れかの感情に
基づくものである。
【0018】この発明に係る通信システムは、前記プロ
バイダ設備が、前記メッセージ情報の出力形式を前記選
択情報に従って選択する出力形式選択手段及び前記メッ
セージ情報を選択された出力形式の音声に変換する音声
変換手段を備え、前記出力形式選択手段が、所定の方言
のうちの何れかを選択するように構成され、前記音声変
換手段が、選択された方言による音声信号に変換するよ
うに構成されたものである。
【0019】この発明に係る通信システムは、前記プロ
バイダ設備が、前記メッセージ情報の出力形式を前記選
択情報に従って選択する出力形式選択手段及び選択され
た出力形式の文字列に変換する文字列変換手段を備え、
前記出力形式選択手段が、所定の方言のうちの何れかを
選択するように構成され、前記文字列変換手段が、選択
された方言による文字列信号に変換するように構成され
たものである。
【0020】この発明に係る通信システムは、前記無線
送信端末より専用の呼出し音を受信端末装置において鳴
動させるときに、前記無線送信端末は呼び出し音情報を
送信するものである。
【0021】この発明に係る無線通信端末装置は、入力
された音声信号を識別しメッセージ情報に変換する音声
識別手段と、前記メッセージ情報及び前記メッセージ情
報の出力形式を選択する選択情報を受けてこれらを送信
する送信手段とを備えたものである。
【0022】この発明に係る無線通信端末装置は、前記
選択情報により選択されるものとして、音色の選択、緊
迫感の選択、喜怒哀楽の感情表現の選択、言語の選択及
び方言の選択のうちの少なくともいずれかを含むもので
ある。
【0023】本発明によれば、無線通信端末装置にて、
音声信号が認識され、かつ、その出力形式が所望のよう
に変換され、変換された音声信号をプロバイダ設備を介
して、送信先の他の無線通信端末装置に転送される。こ
のように、送信側である無線通信端末装置にて音声が認
識され、入力される音声の音質が確保されるため、音声
の認識率を改善することが可能となる。また、出力形式
の変換を無線通信端末装置にて実行するため、このよう
な変化に関して、プロバイダ設備の認証を必要としな
い。
【0024】さらに、送信側である無線通信端末装置に
て、音声の出力形式の変換まで実行されるため、プロバ
イダ設備との通信時間を削減することができ、その結
果、通話料金を減少させることが可能となる。
【0025】このシステムにおいては、出力形式の変換
は、プロバイダ設備により実現されるものの、音声認識
が送信側の無線通信端末装置にて実行される。このた
め、音声の認識率を損なうことはない。
【0026】この発明に係る通信システムは、前記プロ
バイダ設備が、前記メッセージ情報の出力形式を前記選
択情報に従って選択する出力形式選択手段と、前記メッ
セージ情報を選択された出力形式の文字列に変換する文
字列変換手段と、文字や数字、および/または、定型文
と送信先に適合するコードとを対応付けたテーブルと、
前記メッセージ情報に対応する文字列を構成する文字、
数字、および/または定型文を、送信先にて再現できる
ように、前記テーブルを参照して、所定のコードに変換
するコード変換手段と、変換されたコードを送信する送
信手段とを備えるものである。
【0027】この発明に係る通信システムは、前記プロ
バイダ設備が、さらに、任意の文字列からなる定型文を
記憶する第2のテーブルを有したものである。
【0028】この発明によれば、無線通信端末装置にお
いて、入力された音声に対応する文字列を構成する文字
や数字の各々が、送信先のページャなどの無線通信端末
装置にて表示可能なコードに変換される。したがって、
無線通信端末装置は、所望の他の無線通信端末装置に、
適切に必要な情報を伝達することができる。他の無線通
信端末装置として、ページャ、ファックス、メッセージ
受信対応のPHS端末、メッセージ受信対応の携帯電
話、或いは、モバイル端末などが考えられる。
【0029】また、本発明の好ましい実施態様において
は、無線通信端末装置が、さらに、任意の文字列からな
る定型文を記憶する第2のテーブルを有している。これ
により、無線通信端末装置のユーザは、所望の定型文を
作成して、これを登録することが可能となる。
【0030】この発明に係る無線通信端末は、入力され
た音声信号を識別しメッセージ情報に変換する音声識別
手段と、文字や数字、および/または、定型文と送信先
に適合するコードとを対応付けたテーブルと、前記メッ
セージ情報の文字列を構成する文字、数字、および/ま
たは定型文を、送信先にて再現できるように、前記テー
ブルを参照して、所定のコードに変換するコード変換手
段と、変換されたコード及び前記メッセージ情報の出力
形式を選択する選択情報を受けてこれらを送信する送信
手段とを備えたものである。
【0031】この発明に係る無線通信端末は、さらに、
任意の文字列からなる定型文を記憶する第2のテーブル
を備えたものである。
【0032】さらに、本発明の目的は、上記構成を備え
た無線通信端末装置によっても達成される。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態. 1.システムの概略説明 以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき
説明を加える。図1は、本発明の第1の実施の形態にか
かる通信システムの概略を示すブロックダイヤグラムで
ある。図1に示すように、通信システム10は、少なく
とも一以上のPHS(Personal Handy-phone System)端
末12と、PHS端末12からの信号を中継するPHS
基地局14と、ISDNなどの回線網16と、PHS端
末12からPHS基地局14を介して受け入れた信号に
基づき、他の端末に所定の信号を送信するプロバイダシ
ステム18と、PSTN/ISDNやインターネットなどから構
成される回線網20、22、24と、受信側のメールサ
ーバ26と、パーソナルコンピュータなどのユーザ端末
28とを備えている。なお、端末12はPHSに限ら
ず、同様な機能を果たすものであればなんでもよい。ま
た、図1において、回線網16としてISDNが用いら
れているがこれに限定されるものではない。また、他の
回線網についても同様である。
【0034】プロバイダシステム18は、回線網16と
接続されたリモートサーバ30、回線網20を介して、
加入電話、PHS端末および携帯電話(図示せず)に信
号を出力するテレフォニ用ゲートウェイサーバ32、回
線網22を介してメールサーバ26にメールを送信する
メールサーバ34、並びに、回線網24を介して、ペー
ジャ、メッセージ受信可能な携帯端末或いはファックス
に、文字列などを示す信号を送信するページャ送信サー
バ36を有している。
【0035】図1の通信システムは、音声でメッセージ
を再生する場合、文字でメッセージを送信する場合、電
子メールを送信する場合の計3つの動作モードをもつ。
これらのモードについてさらに詳しい機能ブロック図
を、図2〜図4に示す。
【0036】図2は音声でメッセージを再生する場合の
機能ブロック図である。図2において、マイク1201
で変換された音声信号は、音声認識部1202で送信文
字列(メッセージ情報)に変換された後、電子メール送
信部1203に入力される。また、電話番号等の送信相
手先を示す送信情報入力も入力される。さらに、送信電
子メール送信部1203には、メッセージ情報の出力形
式を選択するための選択情報も入力される。例えば図2
に示すように、方言、言語などの文字列の種類を選択す
るための文字列種類選択情報、及び、感情などの音色の
種類を選択するための音色種類選択情報である。これら
のデータは所定のフォーマットに取り纏められて、モデ
ム/TA(Terminal Adapter)/PIAFS1204に
出力され、送信機1205を介して送信される。
【0037】通信網を介してプロバイダシステム18で
受信されたメッセージ情報及びその選択情報は、音声で
メッセージを再生する場合、リモートサーバ30、メー
ルサーバ34を介してゲートウエイサーバ32に入力さ
れる。その電子メール受信部3201で受信されたデー
タは、送信文字列、文字列変換種類データ、音色変換種
類データ、及び送信情報に分離される。文字列変換部3
202では、送信文字列に対し、データベース3203
に基づき文字列変換種類データで指定された変換、例え
ば、日本語を英語に翻訳したり、標準語を関西弁に変換
する(この点については後述する)。次に、音声合成・
音色変換部3204では、データベース3205に基づ
き変換された文字列に基づき公知の音声合成を行いデー
タを音声信号に変換するとともに、音声変換種類データ
に基づき所定の表現(感情表現など)を行う(この点に
ついては後述する)。その後、網接続装置3206、P
STN20を介して、指定された相手に音声信号が送出
される。
【0038】図3は、文字でメッセージを送信する場合
の機能ブロック図である。端末12の構成は図2のもの
とほぼ同じであるが、音色種類選択情報が電子メール送
信部1203に入力されない点が異なる。これは、文字
の場合、音色表現を行うことができないためである。
【0039】通信網を介してプロバイダシステム18で
受信されたメッセージ情報及びその選択情報は、文字で
メッセージを送信する場合、リモートサーバ30、メー
ルサーバ34を介してページャ送信サーバ36に入力さ
れる。ページャ送信サーバ36は、図2のゲートウエイ
サーバ32とほぼ同じであるが、図3の場合上述のよう
に音声種類選択情報がないことに対応して、音声合成・
音色変換処理は行われない。
【0040】図4は、電子メールを送信する場合の機能
ブロック図である。端末12において音色種類選択情報
が電子メール送信部1203に入力されないのは、図3
の場合と同様である。
【0041】通信網を介してプロバイダシステム18で
受信されたメッセージ情報及びその選択情報は、電子メ
ールを送信する場合、リモートサーバ30を介してメー
ルサーバー34に入力される。文字列変換部3402で
所定の変換がなされた文字列は、電子メール送信部34
04によりインターネット22に送信される。
【0042】図1〜図4に示した通信システムの動作に
ついて簡単に説明してきた。以上の説明から明らかなよ
うに、このシステムは、送信端末側で、受信側の出力形
式を選択できる。また、このシステムは、メッセージ送
信側(端末)で受信側の出力形式(電子メール、ボイス
メール、音色等)を指定する情報を送信し、受信側(プ
ロバイダ設備)で出力形式指定情報に基づき所定の形式
のメッセージを出力するものである。このシステムによ
れば、電子メール、ボイスメールにおいて、その音色、
緊迫感、喜怒哀楽の感情表現、及び方言などの癖のある
表現に変換してメッセージを出力することができる。
【0043】なお、図1〜図4において、端末側に音声
認識(音声データ変換)終端を設けたのは次の理由によ
る。データを圧縮して送ることができるので、音声信号
をそのまま送信する場合と比べて接続時間が短くなり、
経済的である。電子メールの形で一括して送信するの
で、サーバ内に電子メール作成用音声認識/変換手段を
設けた場合に比べて、極めて短時間の処理ですむ。特
に、このシステムの場合は、送信側端末で、受信側での
出力形式(音質等)を決めるので、端末に音声認識/変
換手段を設けることは特に重要である。
【0044】2.システム構成要素の動作説明 次に、システムを構成する各要素の動作について説明す
る。
【0045】PHS端末12は次の機能を備える。
【0046】(1)音声認識機能を備える。このため、
キーボードや文字入力用パッドが不要となり、端末の小
型化が可能となる。
【0047】(2)RCR STD28(第2世代コー
ドレス電話システム標準規格)の機能を備える。
【0048】(3)PIAFSによる32kbpsデー
タ通信機能を備える。
【0049】(4)PPP及びTCP/IPを備える。
【0050】(5)SMTPの機能を備え、電子メール
の送信が可能である。
【0051】図5は、第1の実施の形態にかかるPHS
端末12の構成をより詳細に示すブロックダイヤグラム
である。図5に示すようにPHS端末12は、利用者が
発した音声を受け入れるマイク40、音声信号などをア
ンテナ46を介して送信し、或いは、アンテナを介して
これを受信する送受信機42、受信した音声信号に基づ
く音声を発するスピーカ44、アンテナ46、PHS端
末12のための必要なプログラムに基づき、PHS端末
12の動作を制御する制御部48、マイク40に与えら
れた音声信号を認識して、発せられた音声(文字列)を
特定する音声認識部50、プログラムや必要なデータを
記憶するメモリ54、テンキーや種々のファンクション
キーからなる入力装置56、並びに、LCDからなる表
示装置58を有している。
【0052】音声認識部50は、受け入れた音声信号を
認識して、音声を構成する文字列を特定する。また、制
御部48は、認識された文字列を解析して、当該文字列
の構造を解析した後に、文字列に、選択された変換を施
して、変換された文字列を作成する。なお、文字列の変
換部は、端末あるいはサーバのとちらにあってもよい。
後述するように、本実施の形態においては、この変換に
は、入力された文字列を、(1)対応する方言に変換する
もの、(2)著名人やアニメなどのキャラクタの物まねの
口調および/または声色に変換するもの、(3)その抑揚
を指定されたものに変換するもの、(4)翻訳するも
の、が含まれる。
【0053】これらのうち、(2)や(3)を実現するため
には、たとえば、特開平2−106799号公報および/また
は特開平2−236600号公報に記載された手法を用いるこ
とが可能である。また、(1)を実現するために、後述す
るようにメモリ54内には所定の変換テーブルが設けら
れている。
【0054】このように構成されたPHS端末12の作
動につき以下により詳細に説明する。通常、PHS端末
12において、利用者がマイク40に与えた音声信号
は、送受信機42により、アンテナを介してPHS基地
局14に送信され、さらに、当該基地局14を介して、
先に入力した宛先(ダイヤル番号)の加入電話、PHS
端末などに転送される。また、PHS基地局14からの
音声信号が、送受信機42に受け入れられ、対応する音
声が、スピーカ44から発せられる。
【0055】このように、通常の通話のほか、本実施の
形態にかかるPHS端末12は、プロバイダシステム1
8を介して、以下のような種々の情報を伝達することが
可能である。
【0056】すなわち、(A)テレフォニ用ゲートウェイ
サーバ32を介して、音声を他の加入電話、PHS端末
或いは携帯電話に伝達する。(B)メールサーバ34を介
して、ユーザ端末28に電子メールを伝達する。(C)ペ
ージャ送信サーバ36を介して、ページャ(ポケットベ
ル)、メッセージ受信可能な携帯端末、ファックスなど
に所定のメッセージを伝達する。
【0057】したがって、以上の3つの経路による情報
の伝達のためにPHS端末12においては、通常の通話
モードのほか、テレフォニ用ゲートウェイサーバを用い
た音声の伝達を実行するモード(以下、「ボイスモー
ド」と称する。)、電子メールの伝達を実行するモード
(以下、「メールモード」と称する。)およびメッセー
ジの伝達を実行するモード(以下、「メッセージモー
ド」と称する。)の何れかにて作動することができる。
【0058】また、ボイスモードの下では、上述したよ
うに、ユーザが発した音声を、(1)対応する方言に変換
し、(2)物まねの口調および/または声色に変換し、或
いは、(3)その抑揚を変換することができるようになっ
ている。同様に、メールモード及びメッセージモードの
下では、ユーザが発した音声を(1)対応する方言に変換
したようなメールを作成することができるようになって
いる。
【0059】(A)ボイスモードの下でのPHS端末およ
びこれに応答したプロバイダシステムの作動 まず、ボイスモードの下でのPHS端末などの作動につ
き説明を加える。図6は、ボイスモードの下で実行され
る処理を示すフローチャートである。図6の処理は、入
力装置56のうちのモード設定キー(図示せず)の操作
により起動される。まず、ユーザは、マイク40に向か
って所望の文字列(文章)を発声する(ステップ30
1)。このユーザにより発せられた音声は、音声認識部
50に伝達され、音声認識部50が入力された音声を認
識し、この文字列(文章)を構成する文字や数字を特定
する(ステップ302)。特定された文字や数字に関す
る情報は、制御部48によりメモリ54の所定の領域に
記憶される。
【0060】次いで、ユーザは、入力装置56のうちの
所定のファンクションキー(図示せず)を操作して、送
信する音声の抑揚を示す感情情報を指定する(ステップ
303)。本実施の形態においては、抑揚には、「怒
り」、「喜び」、「悲しみ」、「険悪(嫌悪)」、「恐
怖」が含まれる。
【0061】音声における感情の表現方法について説明
する。公知の文献、岡本勝規他、「基本感情を表現する
音響特徴抽出の一検討」、1993年電子情報通信学会
春季大会の論文番号SA−6−3によれば、音声におけ
る感情を表す要素として、時間構造・音圧・ピッチ周期
・スヘ゜クトラム包絡などがある。「悲しみ」「無感情」「嫌
悪」「喜び」「怒り」の感情の音声についてその母音ご
とに分析した結果、怒りと喜びが、無感情に比べピッチ
周期が短くなっており、個々の母音の変動も非常に似て
いる。また、悲しみは無感情に比べてピッチ周期が長
く、個々の母音の変動も少ない。また、全母音区間で分
析した結果、怒りと喜びは近いピッチ周期であるが、怒
りの方が、より高調波成分の影響が大きいと言えた。こ
れらの結果は同論文の図5にまとめられている。すなわ
ち、高周波パワーとピッチ周期とを特徴量にとれば、
「悲しみ」は最も小さな高周波パワーと最も長いピッチ
周期をもつ。これに対して「怒り」は最も大きな高周波
パワーと最も短いピッチ周期をもつ。「無感情」「嫌
悪」「喜び」はこれらの間にくる。おおざっぱに言っ
て、高周波パワー対ピッチ周期平面において、「悲し
み」「無感情」「嫌悪」「喜び」「怒り」の順番に並
ぶ。したがって、合成された音声において感情を表現し
ようとするとき、例えば、その感情に応じて高周波パワ
ーとピッチ周期を上記のように適宜選択すればよい。
【0062】その後に、ユーザは、再度ファンクション
キー(図示せず)を操作して、送信する音声の方言、並
びに、物まねの口調/声色を示す方言/声色情報を指定
する(ステップ304)。この実施の形態において、方
言には、たとえば、「関西弁」、「京都弁」、「江戸
弁」、「東北弁」などが含まれ、その一方、口調/声色
には、著名人の口調/声色、アニメーションのキャラク
タの口調/声色が含まれる。
【0063】また、方言は、上述した手法に加えて、メ
モリ54に設けられた変換テーブルを用いて実現するこ
とができる。方言に関して、メモリ54には、標準語の
ダイアログに対応する各方言ごとの言い回しが記憶され
た方言変換テーブルが設けられている。たとえば、「あ
りがとうございます」というダイアログに対して、関西
弁では「毎度おおきに」という語句を示すデータが記憶
されている。また、声色に対しては、メモリ54には、
各音素ごとに、著名人やアニメーションのキャラクタの
音声データが記憶されている。
【0064】メモリ54に記憶されたデータを用いて、
変換された音声は、制御部48によりメモリ54の他の
所定の領域に一時的に記憶される。次いで、ユーザが送
信先を指定して(ステップ306)、送信を指示するこ
とにより、送受信機42内のデータ送信部60が起動さ
れ、制御部48によりメモリ54内の他の所定の領域か
ら読み出された音声(音声データ)がデータ送信部60
に与えられ、データ送信部60により、これがアンテナ
46を介して、PHS基地局14に伝達される(ステッ
プ307)。なお、送信されるデータには、音声データ
本体のほか、音声であること(すなわち、ボイスモード
にて作成されたデータであること)を示すヘッダが付け
られている。
【0065】また、ステップ306において、送信時刻
を指定しても良い。この場合には、指定された時刻にス
テップ307が実行される。また、ステップ306にお
いて、送信する情報の優先度を指定しても良い。たとえ
ば、4つの優先度(1:最優先、2:優先、3:通常、
4:いつでも良い)を設定できるようにして、これをデ
ータに付加して、送信サーバ18に伝達するように構成
しても良い。この場合に、送信サーバにおいては、音声
を宛先のPHS端末などに伝達する際に、まず、この優
先度を相手に伝えるのが好ましい。
【0066】PHS基地局14は、受け入れたデータを
回線網16を介してプロバイダシステム18に転送す
る。プロバイダシステム18においては、まず、リモー
トサーバ30がデータを受け入れ、メールサーバ34に
伝達する。メールサーバ34は、データのヘッダを調べ
て、これがボイスモードの下で作成されたものであるこ
とを判断し、この判断にしたがって、データをテレフォ
ニ用ゲートウェイサーバ32に転送する。テレフォニ用
ゲートウェイサーバ32は、これに応答して、与えられ
たデータ(音声データ)を、宛先である加入電話、PH
S端末或いは携帯電話に送信する。
【0067】このようにして、PHS端末12にて作成
された、抑揚や口調/声色が変更され、および/また
は、対応する方言に変換された音声が、プロバイダシス
テム18を介して、他の加入電話、PHS端末或いは携
帯電話に伝達される。
【0068】(B)メールモードの下でのPHS端末およ
びこれに応答したプロバイダシステムの作動 以下、文字の変換を端末、サーバで行う例を示す。
【0069】次に、メールモードの下でのPHS端末な
どの作動につき説明を加える。図7は、メールモードの
下で実行される処理を示すフローチャートである。図7
の処理は、入力装置56のうちのモード設定キー(図示
せず)の操作により起動される。図7において、ステッ
プ401、402の処理は、図6のステップ301、3
02の処理にそれぞれ対応するため、その説明は省略す
る。入力された音声に対応する文字列(文章)を構成す
る文字や数字が特定された後に、ユーザは、ファンクシ
ョンキー(図示せず)を操作して、送信する音声を変換
すべき方言を指定する(ステップ403)。ボイスモー
ドと同様に、このメールモードの下においても、方言に
は、たとえば、「関西弁」、「京都弁」、「江戸弁」、
「東北弁」などが含まれる。
【0070】ステップ403において方言の指定が終了
すると、制御部48は、メモリ54中の方言変換テーブ
ルを参照して、関連するダイアログを対応する方言のも
のに変換する(ステップ404)。文字列の変換が終了
すると、ユーザは送信先を指定するとともに、その送信
を指示する(ステップ405、406)。これらステッ
プ405、406の処理は、図6のステップ306、3
07の処理にそれぞれ対応するため、詳細な説明は省略
する。なお、送信されるデータには、文字列のデータ本
体のほか、これがメールであること(すなわち、メール
モードにて作成されたデータであること)を示すヘッダ
が付けられている。
【0071】PHS基地局14は、受け入れたデータを
回線網16を介してプロバイダシステム18に転送す
る。プロバイダシステム18においては、まず、リモー
トサーバ30がデータを受け入れ、メールサーバ34に
伝達する。メールサーバ34は、データのヘッダを調べ
て、これがメールモードの下で作成されたものであるこ
とを判断し、この判断にしたがって、メールの宛先であ
るユーザ端末28は、メールサーバ26により受理され
たメールを受け取ることにより、PHS端末12にて作
成された文字列を受け入れることが可能となる。
【0072】このようにして、PHS端末12にて作成
された、対応する方言に変換された音声が、プロバイダ
システム18を介して、他のユーザ端末28に伝達され
る。なお、ボイスモードの場合と同様に、ステップ40
5において送信時刻や優先度を設定できるように構成し
ても良い。
【0073】(C)メッセージモードの下でのPHS端末
およびこれに応答したプロバイダシステムの作動 次に、メッセージモードの下でのPHS端末の作動につ
き説明を加える。このモードの下でのPHS端末の処理
は、図7に示すものと略同様である。ただし、送信され
るデータには、メッセージのデータ本体のほか、これが
メッセージであること(すなわち、メッセージモードに
て作成されたデータであること)を示すヘッダが付けら
れる。
【0074】PHS端末12からのデータを受理したP
HS基地局14は、受け入れたデータを回線網16を介
してプロバイダシステム18に転送する。プロバイダシ
ステム18においては、まず、リモートサーバ30がデ
ータを受け入れ、メールサーバ34に伝達する。メール
サーバ34は、データのヘッダを調べて、これがメッセ
ージモードの下で作成されたものであることを判断し、
この判断にしたがって、データをページャ送信サーバ3
6に転送する。ページャ送信サーバ36は、これに応答
して、与えられたデータ(メッセージ)を、宛先である
ページャなどに送信する。
【0075】もちろん、メッセージモードの下において
も、他のモードの場合と同様に、PHS端末において送
信時刻や優先度を設定し、プロバイダシステム18にお
いてこれに応答して作動できるように構成しても良い。
【0076】3.操作例 この発明の理解を助けるために、操作例を含む処理の例
を示す。
【0077】<端末における処理> (1)まず、端末の利用者は、PHS端末に対して予め
以下の情報を登録しておく。
【0078】PPP接続先電話番号 PPPアカウント名:PPP接続する際に必要となるア
カウント名 PPPパスワード:PPP接続する際に必要となるパス
ワード User:本サービスの利用者であることを証明するための
利用者名 Pass:本サービスの利用者であることを証明するための
パスワード Mail1:送信が成功した場合の送信レポート先の電子メ
ールアドレス。指定されていない場合は、送信成功時に
レポートを行わない。また、省略時はメールが送信され
ない。
【0079】Mail2:送信が失敗した場合の送信レポー
ト先の電子メールアドレス。指定されていない場合は、
送信失敗時にレポートを行わない。また、省略時はメー
ルは送信されない。
【0080】(2)利用者は、PHS端末を音声認識モ
ードにする。
【0081】(3)利用者は、PHS端末に対して発声
する(上記のS301に相当)。
【0082】(4)利用者は、PHS端末の音声認識モ
ードを停止する。
【0083】(5)発声者がPHS端末にデジタル的に
記録され、音声認識が行われ、文字化される(上記S3
02に相当)。この文字をメッセージとして端末内に保
存しておく。
【0084】(6)利用者は、PHS端末に対して以下
の情報を指示した後、送信を指示する。
【0085】Number:送信先端末の電話番号を書く。例
外として、type1がmailの場合には、電子メールの宛先
を書く(例:isao@xxx.yy.jp)。
【0086】Type1:送信先を指定する。以下のいずれ
かとなる。
【0087】Voice:音声(Telephony Gateway Serve
r 1(ゲートウエイサーバー32に相当)へ)。
【0088】Mail:電子メール(Mail Server 1(メ
ールサーバー34に相当)へ)。
【0089】Message:メッセージ送信。
【0090】Type2:type1のタイプをさらに詳しく指
定する。次のいずれかになる。
【0091】type1がvoiceの場合:音色を指示する。
例えば、アニメの主人公の声。
【0092】type1がmailの場合:指定しない。
【0093】type1がmessageの場合:ポケベルの機
種、FAX、携帯電話機種、PHS事業者を指定する。
【0094】Password:端末にパスワードが設定されて
いる場合に指定する。省略可能である。
【0095】Priority:送信するメッセージの優先度を
書く。例えば、1:最優先、2:優先、3:通常、4:
いつでもよい、のいずれかである。
【0096】Data1:type1がvoiceの場合、感情情報
に関するデータを指定する。例えば、okori、yorokob
i、kennaku、kyoufu、normalのいずれかである(上記S
303に相当)。
【0097】Data2:方言(例:関西弁)、くせ(例:
有名人の特有の言い回し)のデータを指定する(上記S
304に相当)。例えば、kansaiである。
【0098】Time:送信時刻を書く。9月13日10時
0分は09131000と記述する。省略されたときは即時送信
となる。
【0099】(7)PHS端末は、PPPおよびTCP
/IPの機能を用いてリモートサーバ30に接続する
(上記S306に相当)。この際に、PPPアカウント
名、PPPパスワードを使用する。
【0100】(8)PHS端末は、前記内容をSMTP
を用いてメールサーバ34に電子メールを送信する(上
記S307に相当)。電子メールの内容は例えば、図8
のようになる。
【0101】<メールサーバ1における処理>メールサ
ーバでは、type1の内容によりメールを転送する。
【0102】(1)type1がvoiceの場合:送られてき
たメールの内容を所定のアドレス(ゲートウエイサーバ
ー32)宛てに転送する。
【0103】(2)type2がmailの場合:送られてきた
メールの内容をtype2で指定された宛先に転送する。メ
ールの内容は、messageで指定されたものとなる。
【0104】(3)type3がmessageの場合:送られて
きたメールの内容を所定のアドレス(ページャ送信サー
バ36)宛てに転送する。
【0105】<ゲートウエイサーバにおける処理> (1)図9のようなメールが、メールサーバ34から送
られてくる。
【0106】(2)userとpasswordをチェックして、正
当な利用者かどうかをチェックする。
【0107】(3)timeで指定した時間になると、以下
の処理を行う。
【0108】(4)numberで指定された電話番号に電話
をかける。
【0109】(5)電話がつながるまで待つ。N回コー
ルしても相手が電話に出ない場合、あるいは話し中の場
合は、M分後にかけ直し、P回かけ直してもつながらな
い場合は、mail2で指定されたメールアドレスに送信失
敗の旨を返送する。
【0110】(6)priorityで指定された優先度を音声
で再生する。
【0111】(7)messageで指定されたメッセージをt
ype2で指定された音色で再生する。漢字のメッセージ
の場合は、漢字仮名文字変換を行った上で再生する。
【0112】(8)(7)で再生した音声をdata1の感
情に対応した変換フィルタを通す。このフィルタは、ニ
ューラルネットワークやDSPで実現することができ
る。
【0113】(9)(8)の音声をスピーカで再生す
る。再生が終わったら、電話を切り、mail1で指定され
たメールアドレスに送信成功の旨を返送する。再生が失
敗したら、mail2で指定されたメールアドレスに送信失
敗の旨を返送する。Type2で規定された音色は、あらか
じめサーバに記録されている。そのフォーマットの例を
図12に示す。
【0114】<メールサーバ2における処理> (1)図10のようなメールがメールサーバから送られ
てくる。
【0115】(2)userとpasswordをチェックして、正
当な利用者かどうかをチェックする。
【0116】(3)timeで指定した時間になると、次の
動作を行う。
【0117】(4)numberで指定した内容を宛先とし、
messageで指定した内容を本文として、電子メールを送
信する。また、本文中に「優先度は通常です」という一
文を付加することにより、優先度の情報を相手に送信す
ることができる。
【0118】(5)送信が成功したら、mail1のメール
アドレスに送信成功の旨を返送する。送信が失敗した
ら、mail2のメールアドレスに送信失敗の旨を返送す
る。
【0119】<ページャ送信サーバにおける処理> (1)図11のようなメールがメールサーバから送られ
てくる。
【0120】(2)userとpasswordをチェックして、正
当な利用者かどうかをチェックする。
【0121】(3)timeで指定した時間になると、次の
動作を行う。
【0122】(4)numberで指定した内容を宛先とし、
messageで指定した内容の本文をtype2で指定された機
種のフォーマットに変換して送信する。その際に、pass
wordでパスワードが指定されていたら、送信時にパスワ
ードを指定する。
【0123】(5)送信が成功したら、mail1で指定さ
れたメールアドレスに送信成功の旨を返送する。送信が
失敗したら、mail2で指定されたメールアドレスに送信
失敗の旨を返送する。
【0124】<画面上における操作例>端末が表示画面
をもつとき、画面を見ながら操作できるように構成して
もよい。画面に基づく操作例を図13〜図17に示す。
【0125】まず、音声、電子メール/FAX、文字の
いずれの方法で送信するかを選択する(図13の画面P
1参照)。マウスなどのポインタでクリックすることに
より選択する。この選択方法は以下においても同様であ
る。選択をやり直すときは「やり直し」をクリックし、
次に進むときは「次へ」をクリックする。
【0126】文字を選択したときは、送信先を、PH
S、携帯電話、ポケベルのいずれかから選択する(図1
3の画面P2参照)。選択をやり直すときは「やり直
し」をクリックし、前のメニューを再度選択するときは
「前ページへ」をクリックし、次に進むときは「次へ」
をクリックする。
【0127】送信先を選択したときは、事業者を、事業
者1、事業者2、事業者3のいずれかから選択する(図
13の画面P3参照)。なお、事業者の数は、上記のP
HS、携帯電話、ポケベルのどれを選択したかに依存し
て変わる。選択をやり直すときは「やり直し」をクリッ
クし、前のメニューを再度選択するときは「前ページ
へ」をクリックし、次に進むときは「次へ」をクリック
する。ここでの選択により、入力可能文字種、文字数の
制限、定型文の種類などを限定する。
【0128】事業者を選択したとき、あるいは、図13
の画面P1の音声あるいは電子メール/FAXを選択し
たときは、次にメッセージを作成する(図14の画面P
4参照)。ここでは、音声認識、キー入力、メニューの
いずれでも入力可能である。音声認識によりメッセージ
を作成するときは、「音声認識」をクリックし、送信す
べき音声を入力する。すると、音声認識結果が画面に表
示される。図14の画面P4において、「きょうのうち
あわせは10じからですおくれないでくださいねそれで
は」というメッセージが表示されている。また、キーボ
ードでこの文字列を修正可能である。メニュー入力する
ときは、同画面の「定型文プルダウンメニュー」をクリ
ックし、複数の定型メッセージを表示させ、これらのう
ちのいずれかをクリックすることにより選択する。選択
をやり直すときは「やり直し」をクリックし、前のメニ
ューを再度選択するときは「前ページへ」をクリック
し、次に進むときは「次へ」をクリックする。
【0129】「次へ」がクリックされるとメッセージが
評価され、入力できない文字がある場合は、その旨のメ
ッセージが表示され、全文再入力するか、あるいは入力
できない部分のみ再入力しなければならない。
【0130】入力されたメッセージに入力できない文字
がないときは、その文字列がサブ画面に表示される(図
14の画面P5参照)。前のメニューを再度選択すると
きは「前ページへ」をクリックし、次に進むときは「次
へ」をクリックする。「次へ」をクリックしたときは、
音声を選択しているときは図15の画面に、電子メール
/FAXを選択しているときは図16の画面に、文字を
選択しているときは図17の画面にそれぞれ進む。
【0131】音声を選択しているときは、図15の画面
P6で感情、音色及び言語/方言を選択する。感情は、
通常、怒り、喜び、悲しみ、険悪、恐怖のいずれかから
選択する。音色は、通常、音色1〜音色4のいずれかか
ら選択する。言語/方言は、通常、英語、中国語、東北
弁、関西弁のいずれかから選択する。選択をやり直すと
きは「やり直し」をクリックし、前のメニューを再度選
択するときは「前ページへ」をクリックし、次に進むと
きは「次へ」をクリックする。
【0132】次に、送信の優先度及び送信先等を指定す
る(図15の画面P7参照)。優先度は五段階ある。な
お、優先度を、数字で表示することも可能であるし、Ur
gent、ASAP、通常、for your reviw、please commentの
ように文字で表示することも可能である。送信先番号、
必要なパスワード、送信日時をキーボードから入力す
る。パスワード及び送信日時は省略可能であり、送信日
時を省略したときは直ちに送信される。また、メッセー
ジ送信が成功あるいは失敗したときの通知先を指定する
こともできる。選択をやり直すときは「やり直し」をク
リックし、前のメニューを再度選択するときは「前ペー
ジへ」をクリックし、送信するときは「送信」をクリッ
クする。
【0133】電子メール/FAXを選択しているとき
は、、図16の画面P8で感情及び言語/方言を選択す
る。感情は、通常、怒り、喜び、悲しみ、険悪、恐怖の
いずれかから選択する。言語/方言は、通常、英語、中
国語、東北弁、関西弁のいずれかから選択する。選択を
やり直すときは「やり直し」をクリックし、前のメニュ
ーを再度選択するときは「前ページへ」をクリックし、
次に進むときは「次へ」をクリックする。
【0134】次に、送信の優先度及び送信先等を指定す
る(図16の画面P9参照)。この処理は上述の場合と
同様であるので、その説明は省略する。
【0135】文字を選択しているときは、図17の画面
P10が表示される。図17の画面P10、P11の処
理は、電子メール/FAXの場合と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0136】本実施の形態によれば、PHS端末が、入
力した音声を認識し、認識した音声(或いは文字列)
を、所定の形式(たとえば、方言、抑揚、口調/声色)
に変換し、変換された音声を送信サーバを介して、他の
端末(PHS端末などの無線端末、パーソナルコンピュ
ータ、ページャ或いはファックス)に伝達している。こ
のように、送信側であるPHS端末にて上記処理が実行
され、入力される音声の音質が確保されているため、音
声の認識率を改善することが可能となる。また、変換な
どの処理を送信側のPHS端末にて実行しているため、
プロバイダシステム(サーバ)側にて変換する場合と比
較すると、ユーザの認証を必要としないという効果を得
ることが可能となる。また、プロバイダシステム(サー
バ)側にて変換処理を実行していないため、PHS端末
の通話料金を減少することが可能となる。
【0137】本発明の第2の実施の形態.次に、本発明
の第2の実施の形態につき説明を加える。この実施の形
態においては、音声認識、および、音声の変換が、PH
S端末の側にて実行されるのではなく、プロバイダシス
テム(サーバ)の側にて実行されている。すなわち、図
5のPHS端末の構成要素のうち、変換部およびメモリ
54中の関連するテーブルが送信サーバ18の側に設け
られる。
【0138】このように構成されたシステムにおいて
は、PHS端末12は、(A)ボイスモード、(B)メール
モードおよび(C)メッセージモードの何れのモードの下
においても、図18(a)に示すような処理を実行す
る。
【0139】図18(a)において、ステップ501お
よびステップ502は、図6のステップ301およびス
テップ302に対応するため、その説明は省略する。入
力された音声に対応する文字列(文章)を構成する文字
や数字が特定された後に、ユーザは、ファンクションキ
ー(図示せず)を操作して、送信する情報に付加する各
種情報を設定する(ステップ503)。ここで設定され
る情報には、(A)ボイスモード、(B)メールモードおよ
び(C)メッセージモードの設定のほか、(A)ボイスモー
ドを設定した場合には、感情情報の設定、方言の設定、
および、口調/声色の設定が含まれ、その一方、(B)メ
ールモード或いは(C)メッセージモードの設定の場合に
は、方言の設定が含まれる。また、ここで、送信時刻や
優先度を設定しても良い。
【0140】各手段情報が設定された後に、ユーザは送
信先を指定するとともに、その送信を指示する(ステッ
プ504、505)。これらステップは、図6のステッ
プ306、307にそれぞれ対応するため、その詳細な
説明は省略する。ここで、送信されるデータには、文字
列のデータ本体の他、設定されたモードを示すヘッダや
各種情報(感情情報や方言など)が設けられている。
【0141】このようなデータを受け入れたプロバイダ
システム18は、図18(b)に示す処理を実行する。
すなわち、受け入れた文字列のデータを、付加された各
種情報にしたがって所定の形式のデータに変換する(ス
テップ511)。
【0142】たとえば、ヘッダにより(A)ボイスモード
であることが示されている場合には、これを、付加され
た情報(方言、抑揚、および/または、口調/声色)に
基づいた音声データに変換する。或いは、ヘッダにより
(B)メールモード或いは(C)メッセージモードであるこ
とが示されている場合には、これを付加情報(方言)に
基づく文字列データに変換する。このようにして送信す
べきデータが得られた後に、上記モードに基づき、テレ
フォニ用ゲートウェイサーバ32、メールサーバ34お
よびページャ送信サーバ36を介して、必要な宛先に送
信する(ステップ512)。
【0143】本実施の形態によれば、音声や文字の変換
は、送信サーバの側にて実行されるものの、音声認識
は、PHS端末12にて実行されるため、第1の実施の
形態と同様に、認識率を改善することが可能となる。
【0144】第3の実施の形態.次に、本発明の第3の
実施の形態に付き説明を加える。この実施の形態におい
ては、プロバイダシステム18のページャ送信サーバを
介して、PHS端末12にて作成されたメッセージを、
他のページャなどに送信する際に、ページャの機種など
を考慮したデータを、PHS端末12が送信できるよう
になっている。
【0145】図19は、第3の実施の形態にかかる通信
システムの構成を示すブロックダイヤグラム、図20
は、第3の実施の形態にかかるPHS端末の構成を示す
ブロックダイヤグラムである。この実施の形態において
は、通常の通話のほか、(B)メールを送信するメールモ
ード、および、(C)ページャなどにメッセージを送信す
るメッセージモードにて作動できるようになっている。
もちろん、第1および第2の実施の形態のように、(A)
ボイスモードあるいは(B)メールモードにて作動可能
であっても良い。
【0146】図19に示すように、この通信システム1
00にかかるプロバイダシステム18のページャ送信サ
ーバ36には、回線網24を介して、各種のページャサ
ービス業者の送信設備70〜72が接続できるようにな
っている。またページャ76は、対応するページャサー
ビス業者の送信設備(たとえば、符号70)から送信さ
れたデータ(メッセージ)を受信できるようになってい
る。
【0147】図20において、第1の実施の形態と同一
の構成要素には、同一の符号を付している。第3の実施
の形態にかかるPHS端末112は、マイク40、送受
信機42、スピーカ44、アンテナ46、音声認識部5
0、入力装置56および表示装置58のほか、PHS端
末12全体を制御する制御部148、プログラムのほか
必要なデータを記憶したメモリ154および入力のため
のガイドを作成するガイド作成部160を有している。
【0148】図21は、メモリに記憶された必要なデー
タを説明するための図である。図21に示すように、メ
モリ154は、ガイド作成部160にて使用される種々
のガイダンスに対応するガイダンスデータ162、入力
された音声に基づく文字或いは数字を、送信先のページ
ャなどの機種に合致したコードに変換するためのコード
変換テーブル164、及び、ユーザにより設定された定
型文を登録する定型文登録テーブル166を含んでい
る。
【0149】さて、このように構成されたPHS端末1
12の動作につき、以下に説明する。図22(a)は、
この実施の形態にかかるPHS端末112の作動を示す
フローチャートである。図22(a)に示すように、P
HS装置112において、ガイド作成部112が、メモ
リ154中のガイダンスデータ162のうちの所定のも
のを読み出して、対応する音声をスピーカ44から出力
する(ステップ901)。このガイダンスは、たとえ
ば、「送信するメッセージを入力してください。」とい
うものであれば良い。
【0150】次いで、入力した音声は、制御部148を
介して、音声認識部50に与えられる。音声認識部50
は、入力された音声を認識し、この文字列(文章)を構
成する文字や数字を特定する(ステップ902)。この
ように、音声認識部50による文字や数字の特定が終了
することに応答して、ガイド作成部160は、他のガイ
ダンスをスピーカ44から出力する(ステップ90
3)。このガイダンスは、各種情報を設定するためのも
のである。この実施の形態において、設定すべき各種情
報には、送信すべき情報の種別(メール或いはメッセー
ジ:第1の実施の形態のメールモード或いはメッセージ
モードに対応する。)、メッセージ送信の場合の宛先で
あるページャなどの機種、送信先(宛先)のアドレス、
送信時刻、優先度などが含まれる。
【0151】たとえば、上記情報を設定する場合に、
「メールを送信する場合には1を、メッセージを送信す
る場合には2を押してください。」、「送信先の機種を
指定してください。」、「送信時刻を指定してくださ
い。」、「送信先のアドレスを入力してください。」な
ど、種々のガイダンスがスピーカ44から発せられる。
【0152】このようなガイドに基づき、各種情報が設
定されると(ステップ904)、制御部148は、メッ
セージ送信の場合の宛先であるページャの機種にしたが
って、ステップ902にて特定された文字や数字を、所
定のコードに変換する(ステップ905)。
【0153】ページャやPHS端末において、文字や数
字をコード化して送信して、これを、送信先(宛先)側
のページャやPHS端末のディスプレイに表示できるこ
とが知られている。しかしながら、文字や数字のコード
は、サービス業者により、さらには、ページャやPHS
端末の機種により異なっている。このため、本実施の形
態においては、PHS端末112のメモリ154中にコ
ード変換テーブル164を設け、上記実施の形態の場合
のメッセージモードと同様に、PHS端末112に入力
された音声に基づく文字列を構成する文字や数字を、宛
先のページャやPHS端末に対応するコードに変換して
いる。図23に示すように、コード変換テーブル164
には、文字や数字の各々に、各業者および機種に応じた
コードが対応付けられている。たとえば、PHS端末1
12に入力され、音声認識にて認識された文字列が、
“AC”であり、かつ、宛先のページャに対応する業者
が「業者1」で、かつ、機種が「機種2」である場合に
は、変換後のコードは、“A12 C12”となる。
【0154】このようにして、業者或いは機種に応じて
得られたコードは、ユーザが送信を指示することに応答
して送信される(ステップ906)。
【0155】プロバイダシステム18は、受け入れたデ
ータのヘッダを参照して、これがメールであれば、メー
ルサーバ18が、回線網22を介して、送信先の対応す
るメールサーバ26にメールを転送するその一方、受け
入れたデータが、ページャなどに送信すべきメッセージ
であれば、ページャ送信サーバ36が、回線網24を介
して、対応するページャサービス業者の設備70にメッ
セージを送信して、この送信先への転送を依頼する。こ
れにより、送信先(宛先)のページャ76に、PHS端
末112にて作成されたメッセージが伝達される。
【0156】このように、本実施の形態によれば、PH
S端末112において、宛先のページャに対応する業者
やその機種に応じて、入力された音声に基づく文字列を
変換して、変換されたコードを出力する。したがって、
PHS端末112が加入している業者やその機種が、宛
先のページャやPHS端末の業者や機種と異なる場合に
も、適切に必要な情報を伝達することができる。
【0157】さらに、本実施の形態においては、定型文
をユーザ自身が登録することができ、かつ、この定型文
が、業者或いは機種に応じて予め定められた定型文と一
致する場合には、その情報を記憶しておくことも可能で
ある。
【0158】図22(b)は、本実施の形態にかかるP
HS端末112の定型文の作成および登録を示すフロー
チャートである。ユーザが、所定のファンクションキー
(図示せず)を操作して、たとえば、「定型文登録モー
ド」を設定することにより、この処理は起動される。ユ
ーザが所望の文章に対応する音声をマイクに与えると、
この音声に対応する文字列を構成する文字および数字が
音声認識部50により特定される(ステップ911)。
次いで、ユーザが定型文のナンバーを示す数字を、テン
キー(図示せず)を用いて入力することにより、メモリ
154中の所定の領域に、定型文ナンバーおよび対応す
る文字列が記憶される。
【0159】ページャなどにおいては、文字や数字ごと
に決められたコード(いわゆる、フリーメッセージ)の
ほかに、あるコードと定型文(メッセージ)とが予め定
められている場合、たとえば、「10」というコード
と、「電話ください」というメッセージが予め対応付け
られている場合がある。
【0160】本実施の形態においては、コード変換テー
ブル164には、文字や数字に対応する、各業者、機種
ごとのコードのほか、定型文(メッセージ)に対応する
各業者、機種ごとのコードが記憶されている。そこで、
ユーザにより登録された定型文が、各業者、機種ごとの
定型文(メッセージ)のうち、一致するものがあるかど
うかを判断し、一致するものがある場合には、ユーザに
より設定された定型文と、ある業者、機種の定型文とを
対応付け、この対応を示すデータをメモリ154の所定
の領域に記憶する(ステップ912)。
【0161】たとえば、ユーザが自己が作成した定型文
を送信したい場合には、制御部148がメモリ154の
定型文登録テーブル166から対応するものを読み出し
た後に、図22(a)のステップ903ないしステップ
906の処理を実行すれば良い。この場合に、定型文
が、送信先のページャの対応する業者や機種のある定型
文と対応付けられている場合には、コード変換の処理
(ステップ905)を省略することが可能となる。
【0162】このように、本実施の形態によれば、ユー
ザは、所望の定型文を作成して、これを登録することが
でき、これにより、PHS端末の利便性をより向上させ
ることが可能となる。
【0163】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0164】たとえば、上記第1の実施の形態におい
て、直接、他の加入電話、PHS端末、携帯電話などを
呼び出し、方言、抑揚、口調/声色に基づいて変換され
た音声を送信しても良い。
【0165】また、第3の実施の形態にかかるPHS端
末に、第1の実施の形態にかかる変換部を設け、方言、
抑揚、口調/声色に基づく変換を実行できるようにして
も良い。
【0166】さらに、本発明は、PHS端末に限らず、
携帯電話や加入電話に適用できることは言うまでもな
い。また、電話に限らず、いわゆるモバイル端末などに
も適用可能である。
【0167】また、第1および第2の実施の形態におい
て、「抑揚」には、抑揚には、「怒り」、「喜び」、
「悲しみ」、「険悪」、「恐怖」が含まれたが、これに
限定されるものではなく、「冷やかし」、「甘え」な
ど、他の感情を示すものが含まれていても良い。
【0168】さらに、本明細書において、手段とは必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0169】
【発明の効果】本発明によれば、状況や用途に応じて、
所望の情報を伝達することができる通信システムを提供
することが可能となる。
【0170】また、本発明によれば、受信側端末の機種
などによらず、所望の情報を伝達できる通信システムを
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる通信シス
テムの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図2】 本発明の第1の実施の形態にかかる、音声で
メッセージを再生する場合の通信システムの構成を示す
ブロックダイヤグラムである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態にかかる、文字で
メッセージを送信する場合の通信システムの構成を示す
ブロックダイヤグラムである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態にかかる、電子メ
ールを送信する場合の通信システムの構成を示すブロッ
クダイヤグラムである。
【図5】 第1の実施の形態にかかるPHS端末の構成
を示すブロックダイヤグラムである。
【図6】 ボイスモードの下で第1の実施の形態にかか
るPHS端末にて実行される処理を示すフローチャート
である。
【図7】 メールモードの下で第1の実施の形態にかか
るPHS端末にて実行される処理を示すフローチャート
である。
【図8】 端末からメールサーバに送信される電子メー
ルの内容の例である。
【図9】 メッセージを音声で再生する場合のメールサ
ーバからの電子メールの内容の例である。
【図10】 メッセージを電子メールに転送する場合の
メールサーバからの電子メールの内容の例である。
【図11】 メッセージを電子メールに転送する場合の
メールサーバからの電子メールの内容の例である。
【図12】 予めサーバに記録されている音色のフォー
マットの例である。
【図13】 本発明の第1の実施の形態の画面に基づく
操作例である。
【図14】 本発明の第1の実施の形態の画面に基づく
操作例である(続き)。
【図15】 本発明の第1の実施の形態の画面に基づく
操作例である(続き)。
【図16】 本発明の第1の実施の形態の画面に基づく
操作例である(続き)。
【図17】 本発明の第1の実施の形態の画面に基づく
操作例である(続き)。
【図18】 本発明の第2の実施の形態にかかるPHS
端末およびプロバイダサーバにて実行される処理を示す
フローチャートである。
【図19】 本発明の第3の実施の形態にかかる通信シ
ステムの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図20】 第3の実施の形態にかかるPHS端末の構
成を示すブロックダイヤグラムである。
【図21】 第3の実施の形態にかかるメモリに記憶さ
れたデータを説明するための図である。
【図22】 第3の実施の形態にかかるPHS端末11
2の作動を示すフローチャートである。
【図23】 第3の実施の形態にかかるメモリ中のコー
ド変換テーブルを説明する図である。
【符号の説明】
10 通信システム 12 PHS端末 14 PHS基地局 16、20、22、24 回線網 18 プロバイダシステム 42 送受信機 48 制御部 50 音声認識部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10L 3/00 551 G10L 3/00 551A 561 561D 5/02 5/02 J H04B 7/26 H04M 3/42 Z H04M 3/42 J H04B 7/26 M

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの無線通信端末装置と、
    当該無線通信端末装置との間で情報通信可能なプロバイ
    ダ設備とを備えた通信システムであって、 前記無線通信端末装置は、メッセージ情報及び前記メッ
    セージ情報の出力形式を選択する選択情報を送信する送
    信手段を含み、 前記プロバイダ設備は、前記メッセージ情報を前記選択
    情報に従った出力形式で出力する処理部を含むことを特
    徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記選択情報により選択されるものとし
    て、音色の選択、抑揚の選択、喜怒哀楽の感情表現の選
    択、言語の選択及び方言の選択のうちの少なくともいず
    れかを含むことを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記プロバイダ設備は、前記メッセージ
    情報の出力形式を前記選択情報に従って選択する出力形
    式選択手段及び選択された出力形式の音声に変換する音
    声変換手段を備え、 前記出力形式選択手段が、所定の著名人および/または
    キャラクタの口調や声色のうちの何れかを選択するよう
    に構成され、 前記音声変換手段が、選択された口調や声色の音声信号
    および/または文字列信号に変換するように構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記プロバイダ設備は、前記メッセージ
    情報の出力形式を前記選択情報に従って選択する出力形
    式選択手段及び選択された出力形式の音声に変換する音
    声変換手段を備え、 前記出力形式選択手段が、所定の感情に基づく抑揚のう
    ちの何れかを選択するように構成され、 前記音声変換手段が、選択された抑揚の音声信号に変換
    するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載
    の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記抑揚が、怒り、喜び、悲しみ、険
    悪、恐怖の何れかの感情に基づくことを特徴とする請求
    項4に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記プロバイダ設備は、前記メッセージ
    情報の出力形式を前記選択情報に従って選択する出力形
    式選択手段及び前記メッセージ情報を選択された出力形
    式の音声に変換する音声変換手段を備え、 前記出力形式選択手段が、所定の方言のうちの何れかを
    選択するように構成され、 前記音声変換手段が、選択された方言による音声信号に
    変換するように構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記プロバイダ設備は、前記メッセージ
    情報の出力形式を前記選択情報に従って選択する出力形
    式選択手段及び選択された出力形式の文字列に変換する
    文字列変換手段を備え、 前記出力形式選択手段が、所定の方言および/または言
    語のうちの何れかを選択するように構成され、 前記文字列変換手段が、選択された方言による文字列信
    号に変換するように構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記無線送信端末より専用の呼出し音を
    受信端末装置において鳴動させるときに、前記無線送信
    端末は呼び出し音情報を送信することを特徴とする請求
    項1記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 入力された音声信号を識別しメッセージ
    情報に変換する音声識別手段と、 前記メッセージ情報及び前記メッセージ情報の出力形式
    を選択する選択情報を受けてこれらを送信する送信手段
    とを備えた無線通信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記選択情報により選択されるものと
    して、音色の選択、抑揚の選択、喜怒哀楽の感情表現の
    選択、言語の選択及び方言の選択のうちの少なくともい
    ずれかを含むことを特徴とする請求項9記載の無線通信
    端末装置。
  11. 【請求項11】 前記プロバイダ設備は、 前記メッセージ情報の出力形式を前記選択情報に従って
    選択する出力形式選択手段と、 前記メッセージ情報を選択された出力形式の文字列に変
    換する文字列変換手段と、 文字や数字、および/または、定型文と送信先に適合す
    るコードとを対応付けたテーブルと、 前記メッセージ情報に対応する文字列を構成する文字、
    数字、および/または定型文を、送信先にて再現できる
    ように、前記テーブルを参照して、所定のコードに変換
    するコード変換手段と、 変換されたコードを送信する送信手段とを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記プロバイダ設備が、さらに、任意
    の文字列からなる定型文を記憶する第2のテーブルを有
    したことを特徴とする請求項11に記載の通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 入力された音声信号を識別しメッセー
    ジ情報に変換する音声識別手段と、 文字や数字、および/または、定型文と送信先に適合す
    るコードとを対応付けたテーブルと、 前記メッセージ情報の文字列を構成する文字、数字、お
    よび/または定型文を、送信先にて再現できるように、
    前記テーブルを参照して、所定のコードに変換するコー
    ド変換手段と、 変換されたコード及び前記メッセージ情報の出力形式を
    選択する選択情報を受けてこれらを送信する送信手段と
    を備えた無線通信端末装置。
  14. 【請求項14】 さらに、任意の文字列からなる定型文
    を記憶する第2のテーブルを備えたことを特徴とする請
    求項13に記載の無線通信端末装置。
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