JP3147897B2 - 音声応答システム - Google Patents

音声応答システム

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば電話器や専用端末装置から入力さ
れる情報に対する情報を音声により応答出力する音声応
答システムに関する。
(従来の技術) 最近、入力文字コード列を解析して音韻系列および韻
律情報を求め、それらの情報から規則を用いて音韻パラ
メータおよび韻律パラメータ列を生成し、それらのパラ
メータ列に基づいて合成音声を生成する音声合成装置が
種々開発されている。この種の規則による音声合成装置
は、従来からの録音編集方式の音声合成装置と比較し
て、任意の単語や文章を表す合成音声を簡易に生成でき
るという利点を持つ。これ故、音声認識技術と相俟って
自然性の高いマンマシン・インタフェイスを実現する上
での重要な技術として注目されている。
一方、現在、パーソナルコンピュータ(以後、単にパ
ソコンと略称する)あるいはワードプロセッサ(以後、
単にワープロと略称する)を電話回線を介してネットワ
ーク化し、メール通信や各種の情報サービスを行なうパ
ソコンネットワークなるサービスが行なわれている。
これら2つの技術を組合わせてパソコンネットワーク
の利用者に送られてくるメールの内容を電話器を介して
音声で伝達するようなシステムが構築されつつある。こ
の種の装置は、定型部分(ガイダンス)と、非定型部分
(メール)の2種類の音声出力部分があるが、そのう
ち、ガイダンス部分は比較的音質の良い録音編集方式が
用いられている。しかし、ある程度のメモリが必要なこ
とや、装置の制御が複雑になるなどの不具合があった。
そこで、規則合成方式の音質が向上したこととも相俟
ってメール部分だけでなく、ガイダンス部分にも規則合
成方式が導入されつつある。
一方、このようなネットワークメールボイスシステム
の構成は、大きく分けて2つ考えられる。1つは、音声
規則合成装置および回線制御装置を利用者のパソコンに
接続する方法、もう1つは、ホスト計算機に音声規則合
成装置を接続する方法である。前者は、音声規則合成装
置をネットワークを介さなくても、他の目的として使用
できるが、高価な音声合成装置を利用者が購入しなけれ
ばならない。後者は、ネットワークを介さないと音声規
則合成装置は使用できないが、音声規則合成装置はホス
ト局に設置されるため、利用者が購入する必要はない。
したがって、音声規則合成装置が安価になるまでは、
後者が主流になると思われる。後者のもう1つの欠点
は、応答音声がサービスするシステムに委ねられること
である。すなわち、利用者の好みでない音声であって
も、変更できないといった不具合があった。特に、この
応答音声が規則合成で生成されたものだった場合、男声
は聞き易いが女声は聞きにくい、あるいはその逆、もっ
と遅くしゃべった方が聞き易い、もっと声が低い方が聞
き易いなど、人によって好みの分れるところである。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来にあっては、音声応答する音声
の声質はサービスするシステムによって決められてい
た。すなわち、応答音声の声質を利用者が選択すること
はできないといった問題があった。
そこで、本発明は、簡易な方法で応答音声の声質を容
易に変更することのできる音声応答システムを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、ホスト計算機と端末装置が通信回線で結ば
れ、端末装置から入力される情報に対して、音声合成し
て作成された音声応答としての定型メッセージ又は非定
型メッセージをホスト計算機を介して端末装置に出力す
る音声応答システムにおいて、利用者を特定する利用者
番号を単位として、定型メッセージに対する音声応答時
の声質情報と非定型メッセージに対する音声応答時の声
質情報とを個別に記憶する手段と、利用者番号により特
定される利用者の定型メッセージに対する音声応答時の
声質情報と非定型メッセージに対する音声応答時の声質
情報とに関するデータを上記端末装置より設定するため
の手段と、上記端末装置より入力された設定された定型
メッセージ若しくは非定型メッセージに関する声質情報
により、上記利用者番号に対応して記憶手段に記憶され
た声質情報を更新する手段と、上記端末装置より入力さ
れた音声応答要求及び利用者番号に基づき、上記記憶手
段に記憶された利用者番号に対応した声質情報に基づい
て定型メッセージ又は非定型メッセージの合成音声を生
成する音声合成手段と、この音声合成手段で生成された
合成音声を通信回線を介して上記端末装置に送出する手
段とを備えたことを特徴とする。
(作 用) 本発明によれば、定型文に対する音声応答時の声質情
報と非定型文に対する音声応答時の声質情報とを個別に
且つ利用者単位に管理し、利用者の指定に応じて、その
利用者に対応する声質情報を定型/非定型個別に設定変
更することにより、簡易な方法で応答音声の声質を定型
文/非定型文の各々について容易に変更することがで
き、これにより応答音声を定型/非定型別にそれぞれ利
用者の好みの声質で提供できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、本発明に係る音声応答システムを概略的に
示す構成図である。すなわち、ホスト計算機1は、電話
回線を介してパソコン2と接続されており、パソコン2
から送られてくる利用者番号、暗証番号などを認識し、
ネットワークと接続するようになっている。ネットワー
クと接続されたパソコン2は、ホスト計算機1に対して
情報を送受信することが可能となる。また、ホスト計算
機1を介して他のパソコン3とも情報交換することが可
能となっている。音声規則合成部6は、ホスト計算機1
から送られてくる文字コードを言語解析し、韻律情報を
含む音韻コードに変換する。その後、それらの情報とホ
スト計算機1から送られてくる声質情報に基づいて合成
音声を生成する。この合成音声は、アナログ信号として
NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)部5へ
与えられる。一方、NCU部5は、電話回線と接続されて
おり、電話の着信,切断,PB検出,BT検出をホスト計算機
1に通知したり、音声規則合成部6から与えられるアナ
ログ信号を電話回線に送出するようになっている。
このような構成において、合成音声の声質情報を登録
する場合の例を説明する。第2図は、声質情報を項目別
(性別、声の高さ、発声速度)にそのコードと意味を表
している。ホスト計算機1には、第3図に示すように利
用者番号に対応する暗証番号や声質情報がコード化され
て記憶されている。
まず、電話器4からの呼出音をNCU部5が検出する
と、ホスト計算機1に着信したことを通知する。する
と、ホスト計算機1は、「こちらは、ネットワークサー
ビスセンターです。」「利用者番号をどうぞ。」「暗証
番号をどうぞ。」なる一連の定型メッセージを音声出力
する。利用者番号と暗証番号の入力があるまでは相手が
確認できないため、これらのログインメッセージは第3
図(a)に示すように、ホスト計算機1にあらかじめ登
録されている値を声質情報として変更はできない。
さて、利用者から利用者番号「11111」、暗証番号「1
111」が入力されると、NCU部5は、そのプッシュトーン
信号をPB検出した後、コード化してホスト計算機1に送
出する。これを受けたホスト計算機1は、利用者番号に
対して暗証番号が正当であるかどうかチェックし、「情
報種別コードをどうぞ」なるメッセージを音声出力す
る。このとき、利用者が以前に声質情報を登録していな
い場合には、第3図(b)に示すように、ホスト計算機
1にあらかじめ登録されているデフォルトの声質情報
(女声音声素片、基本周波数250Hz、音韻長150ms)を音
声規則合成部6に与えることにより、合成音声が生成さ
れ、NCU部5から電話回線に送出される。
次に、ホスト計算機1は、「声質情報の登録ですね、
文章コードをどうぞ」なるメッセージを音声出力する。
文章コードが「1」の場合には定型文(ガイダンス部
分)の設定、「2」の場合には非定型文(メールや天気
予報などの各種情報)の設定となる。次に、ホスト計算
機1は、「性別コードをどうぞ」「声の高さを表すコー
ドをどうぞ」「発声速度コードをどうぞ。」なるメッセ
ージを音声出力し、声質情報の入力を促す。たとえば、
文章コード「1」、性別コード「2」、声の高さコード
「1」、発声速度コード「2」が設定されたときは、
「設定された声です。この声でよろしいですか」なるメ
ッセージを設定された声質情報(男声音声素片、基本周
波数100Hz、音韻長120ms)で音声出力する。ここで、
「はい」を表すプッシュボタンが押されたときは、その
設定を第3図(c)に示すように、利用者番号「1111
1」に対応づけて記憶する。また、「いいえ」を表すプ
ッシュボタンが押されたときは登録せず、再設定の要求
メッセージを音声出力する。
このようにして、定型文と非定型文の声質情報を登録
する。登録した後は、たとえば、パソコン2からパソコ
ン3に対してメールを送った場合、パソコン3の利用者
(利用者番号「11111」)が電話器4からそのメール内
容を聞く場合、ログインメッセージ以外の定型文は男声
音声素片、基本周波数100Hz、音韻長120msの声質情報
で、メール内容は男声音声素片、基本周波数120Hz、音
韻長150msで合成音声が生成される。
このような構成であれば、利用者ごとに、しかも定型
文と非定型文とを分けて合成音声の声質情報を登録する
ことができるため、簡易な方法で応答音声の声質を容易
に変更することができ、利用者の好みの声質で応答音声
を聞くことができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
い。たとえば、前記実施例におけるサービスの流れ、第
2図、第3図に示した声質情報を表す図は前記実施例に
限定されるものではない。また、前記実施例では、声質
情報の登録の例を電話器を用いて説明したが、パソコン
から電話回線を介して登録することもできる。また、前
記実施例では、定型文にも規則合成技術を用いたが、あ
らかじめ録音した音声を用いてもよい。その場合の声質
情報は非定型文のみ有効となる。その他、本発明は、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、簡易な方法で応
答音声の声質を定型文/非定型文の各々について容易に
変更することができ、これにより応答音声を定型/非定
型別にそれぞれ利用者の好みの声質で提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は概略構成
図、第2図は声質情報の項目とコードと意味の対応を示
す図、第3図はホスト計算機に記憶される利用者に関す
る情報を示す図である。 1……ホスト計算機(ホスト装置)、2,3……パソコン
(端末装置)、4……電話器、5……NCU部、6……音
声規則合成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−206666(JP,A) 特開 昭56−67470(JP,A) 特開 平1−271800(JP,A) 特開 昭59−91497(JP,A) 特開 昭57−4098(JP,A) 特開 昭62−215299(JP,A) 特開 平2−141156(JP,A) 特公 昭59−29899(JP,B2) 米国特許4623970(US,A) 英国特許出願公開2065341(GB,A) 発明協会公開技報 公技番号90−7402 (1990.4.20発行) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 11/00 - 13/08 G10L 19/00 - 21/06 G06F 3/16 330 H04M 1/64 H04M 11/00 - 11/10 INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト計算機と端末装置が通信回線で結ば
    れ、端末装置から入力される情報に対して、音声合成し
    て作成された音声応答としての定型メッセージ又は非定
    型メッセージをホスト計算機を介して端末装置に出力す
    る音声応答システムにおいて、 利用者を特定する利用者番号を単位として、定型メッセ
    ージに対する音声応答時の声質情報と非定型メッセージ
    に対する音声応答時の声質情報とを個別に記憶する手段
    と、 前記利用者番号により特定される利用者の前記定型メッ
    セージに対する音声応答時の声質情報と前記非定型メッ
    セージに対する音声応答時の声質情報とに関するデータ
    を前記端末装置より設定するための手段と、 前記端末装置より設定された定型メッセージ若しくは非
    定型メッセージに関する声質情報により、前記利用者番
    号に対応して前記記憶手段に記憶された声質情報を更新
    する手段と、 前記端末装置より入力された音声応答要求及び利用者番
    号に基づき、前記記憶手段に記憶された利用者番号に対
    応した声質情報に基づいて定型メッセージ又は非定型メ
    ッセージの合成音声を生成する音声合成手段と、 この音声合成手段で生成された合成音声を通信回線を介
    して前記端末装置に送出する手段と を具備したことを特徴とする音声応答システム。
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GB2065341A (en) 1979-11-07 1981-06-24 Canon Kk Electronic equipment with voice output
US4623970A (en) 1979-11-07 1986-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Electronic equipment which outputs data in synthetic voice

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