JP2689277B2 - 応答制御システム - Google Patents

応答制御システム

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JP2689277B2
JP2689277B2 JP50672789A JP50672789A JP2689277B2 JP 2689277 B2 JP2689277 B2 JP 2689277B2 JP 50672789 A JP50672789 A JP 50672789A JP 50672789 A JP50672789 A JP 50672789A JP 2689277 B2 JP2689277 B2 JP 2689277B2
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昭広 岡田
亨 木野
克己 田中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明はマルチメデイア通信システム等の如くセンタ
と送信メディヤ,受信メディヤ等各種メディヤとの間の
音声等応答のための応答制御システムにおいて、所望の
応答制御が可能で簡単な構成を備え、かつ経済的なシス
テムとすることを目的とし、センタと送信メデイア,受
信メデイア等各種メディヤとの音声等応答のため、第1
の記述子に対応する音片番号で表示され符号化された文
節単位の音片データを記憶する音片データファイルとし
ての第1の記憶手段と、第2の記述子に対応する変数番
号で表示され、オフセット0の音片番号を記憶する変数
定義ファイルとして第2の記憶手段と、構文番号で表示
され、音片データファイルでの音片データを示す第1の
記述子,変数定義ファイルでの変数番号で表示され、対
応する音片番号を示す第2の記述子のいづれか、又は両
者の組合わせによって1個の文書を構成する構文を複数
記憶するガイダンス構文ファイルとしての第3の記憶手
段とを有する音声出力制御手段を備え、 センタがメデイアに対し音声等応答するため応答すべ
き内容に対応する音声出力要求信号を送信者,受信者情
報等の指定データと共に音声出力制御手段に与えると、
音声出力制御手段では応答すべき内容に対応する構文を
ガイダンス構文ファイルから読み出し、読み出した構文
を構成する第1の記述子に対応した音片番号及び第2の
記述子と上記指定データにもとづいて変数定義ファイル
から取出された変数番号で表示され対応する音片番号の
それぞれに対応する音片データとから音声等データを出
力するようにし、 またセンタがメデイアに対し音声等応答するため応答
すべき内容に対応する音声出力要求信号を、送信者,受
信者情報等の指定データと共に音声出力装置に与える場
合、指定データはコンピュータから発生したディジタル
データ,プッシュホンから出力されるプッシュボタン信
号、交換機が予め有する発信番号,着信番号である特殊
情報も含まれるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通信網等におけるコンピュータを用いたサ
ービスシステムに係り、さらに詳しくは、各種サービス
要求に対応する応答を行う応答制御システムに関する。
従来例えば情報を伝達する各メデイアは同一のメデイ
ア間でしか情報の伝達(通信)を行うことはできなかっ
た。
しかしながら、近年ネットワーク技術の発達により、
異種メデイア間の通信(マルチメデイア通信)も可能と
なってきている。それと共に、簡易な構成で効率よくか
つ簡単な操作でマルチメデイア通信を行うことが要請さ
れてきている。
〔従来の技術〕
第1図は従来のマルチメデイア通信システムの構成ブ
ロック図である。
端末1A,1B、電話2A,2B、及びフアクシミリ(FAX)3A,
3Bの如き異種のメデイアが公衆回線網4A,4Bを介して接
続されている。
公衆回線網4A,4B間には両方のメデイア間の通信の制
御を行うセンター5が設けられている。
端末1A,1Bは、例えばパーソナルコンピュータ(以下
パソコンという)であり、これら端末1A,1Bと公衆回線
網4A,4B間にはモデム(MDM)6A,6Bがそれぞれ接続され
ている。なおセンター5もモデム機能を有している。
このように構成されたシステムにおいて、例えば端末
1Aと1B,電話2Aと電話2Bといった同一メデイア間の通信
の他、端末1AからFAX3Bへ情報の通信を行う異種メデイ
ア間の通信も行われている。
第2図はこのように通信システムを用いて行う従来の
マルチメデイア通信のシーケンスを示す図である。
第2図ではセンター5を介して送信側メデイア7Aから
受信側メデイア7Bへ情報を転送する場合を示している。
送信側メデイア7Aからまずセンター5に発呼すると
()、センター5ではこの発呼を受けて送信側メデイ
アに対して送信者ID(認識番号)の入力を要求する
()。
ここで送信者IDとはメデイアの所有者のことであり、
1人の送信者は1種のメデイアのみならず複数種のメデ
イアを有することができる。
続いて送信側メデイア7Aから送信者IDが入力されると
()、センター5は内蔵しているIDファイルを検索す
る。
その結果IDファイル内に送信者IDが見つかった場合セ
ンター5は送信側メデイア7Aに対して受信側メデイアの
ID入力を要求する()。
送信側メデイア7Aは受信側メデイアのIDをセンター5
に入力する()。
センター5では再び内蔵されているIDファイルを検索
して受信側メデイアIDがあるかどうかチェックし、あっ
た場合には送信側メデイアに対して転送ファイルの入力
を要求する()。
送信側メデイア7Aは転送ファイル(転送すべきデータ
の集合)をセンターに対して入力する()。
一方センター5は受信側メデイアのID入力()によ
って得られたIDから、該当する受信側メデイア7Bに対し
て発呼する()。
受信側メデイア7Bはこの発呼に対して応答をセンター
5に返す()。
センター5はこの応答を受けると送信側メデイア7Aか
ら送られてくるファイルを受信側メデイア7Bに対して転
送する()。
前述した従来のマルチメデイア通信システムでは、テ
キスト→イメージ変換、例えばパソコン→FAX間通信を
ネットワークサービスで行うことができる。
またさらにはテキスト→音声変換を行って、パソコン
等からの入力データを音声で送出することができる。
しかしながら従来の方式では送信者が受信者の持つメ
デイアを指定しなければならなかった。
つまり送信側から受信側に対して情報を転送する場
合、データフオーマットは受信側メデイアの種類によっ
て変化するため、受信側メデイアの種類を知る必要があ
るためである。
このため送信側では受信側がどのようなメデイアを持
つか、また受信者がどのようなメデイアで情報を受けた
がっているかを予め知っておく必要があった。
さらに受信側メデイアのIDと電話番号等(電話番号、
FAX番号)を知っておく必要があり、オペレータは面倒
な操作を行わなければならなかった。
また今後はさらに多くの異種メデイア間通信(テキス
ト→音声変換,FAX→テキスト変換,音声→テキスト変換
等)で通信が可能となってくるので、その操作はさらに
複雑となる問題を有し、これに対し後述する如く本出願
人はかかる問題点を解決するためのマルチメデイア通信
システムを特願平1-44128号として既に提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしかかるマルチメデイア通信システムにおけるコ
ンピュータを利用したサービスシステムとして、例えば
テレマーケッティング,預金等の残高紹介,証券情報サ
ービス,電子メール等がある。これらのサービスシステ
ムは電話機からの要求に対して、音声で応答するもので
ある。このためコンピュータ側(サービスセンター)に
は音声応答手段が設けられている。
この音声応答手段に用いられる音声応答制御方式とし
て、例えば録音編集方式,分析合成方式,規則合成方式
等が知られている。
録音編集方式は、アナログ音声信号或いはPCM符号化
した音声信号を録音しておき、所定の順序で再生して出
力する方式であり、電話の時報サービス等に適用されて
いる。
分析合成方式はPARCOR方式,LSP方式,フォルマント方
式等の種類があり、音声データとして、音源や音道特性
等からなる音声生成モデルを制御するパラメータ等を記
憶し、そのパラメータを用いて音声を合成するもので、
記憶情報量が少なくてすむ利点がある。
また規則合成方式は音声データとして音韻毎のスペク
トルデータと、それらをつなぎ合わせる連結規則とを基
に音声を合成するものであり、任意の応答文を形成する
ことができる。
前述の従来例における録音編集方式は予め録音した短
文を組み合わせて応答文を形成するものであり、短文の
組み合わせ種類に対応した応答文を得ることができる
が、他の方式と比べ、それぞれの短文を記憶しなくては
ならず、またその1個の短文に要する記憶容量も多大で
あり、応答文の種類を必要に応じて増加することは困難
であった。
分析合成方式は音声信号をPCM符号化或いはADPCM符号
化して記憶する場合に比較して少ない記憶情報量ですむ
利点があるが、音声分析のために大型コンピュータを必
要とすることになり、そのためのコストが高くなる欠点
があると共に、音声変更等には直ちに対応できない欠点
がある。また自然に近い合成音声とすることが困難であ
る欠点がある。
さらに規則合成方式は自然に近い音声とするための連
結規則を得ることが困難であり、現時点では前述の分析
合成方式による合成音声に比較して音質が劣っている欠
点がある。
以上のように上記録音編集方式,分析合成方式,規則
合成方式は、それぞれ長所,短所を有している。
コンピュータを利用したサービスシステムにおいて
は、音質的に良い(他方式と比べた場合)録音編集方式
が多く用いられている。
例えば各種サービス要求に対する音声応答の短文を各
要求に対して予め録音編集し、各サービス要求が発生し
た時に夫に対応する短文の音声データを選択し、応答し
ている。
しかしながらこの音声応答は、予め決められた文章で
あり、要求者や相手名等をも入れた音声サービスを行う
ことはできない。
なぜならば例えば発信者名と着信者名と固定メッセー
ジの組み合わせをすべて短文として記憶することが必要
でメモリの容量からそれは不可能であった。
例えば相手FAXが故障や話中のためコンピュータシス
テムに一時記憶させ、コンピュータシステムから相手の
電話へメッセージを送出し、着信者へのメッセージサー
ビスは「FAXが届いています」等の固定のメッセージと
なり、相手が誰であるのか或いは着信者が誰であるのか
を確認することができないという問題を有していた。
また従来のマルチメデイア通信システムに対し送信者
が受信者のメデイアの種類を意識せずにデータ送信を行
うようにするシステムとして既述の如く本出願人は既に
提案をしているが、その内容は次の通りである。
即ち送信メデイアと受信メデイアとがセンターを介し
て情報通信を行うシステムにおいて、メデイア情報ファ
イルによってユーザのIDテーブルとユーザの有するメデ
イアの種類を関係付けて記憶する。そして送信側メデイ
アがセンターに対して発呼した時に、送信要求処理手段
は、前記発信側メデイアのIDテーブルを検索して該IDテ
ーブルに対するメデイアの種類を求め、受信者IDの入力
要求とデータ転送指令を出力する。この要求は例えばパ
ーソナルコンピュータへの表示であったり、また音声に
よる要求である。またこの音声による要求は例えば操作
者との会話形式である。
前記送信要求処理手段からの要求に対して送信側メデ
イアから送られる受信者IDを用いて応答手段は送信側メ
デイアから転送されてくるデータを受信側の希望メデイ
アに対するデータに変換した後、転送する。
本発明は上記の如きマルチメデイア通信システムにお
ける応答制御システムにも適用可能な如く所望の音声等
応答を行い、かつ経済的な構成で安価なシステムを得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は本発明によりセンタと送信メダィア,受信
メディヤ等各種メディヤとの音声等応答のため、 第1の記述子に対応する音片番号で表示され符号化さ
れた文節単位の音片データを記憶する音片データファイ
ルとしての第1の記憶手段と、 第2の記述子に対応する変数番号で表示され、オフセ
ット0の音片番号を記憶する変数定義ファイルとして第
2の記憶手段と、 構文番号で表示され、音片データファイルでの音片デ
ータを示す第1の記述子,変数定義ファイルでの変数番
号で表示され、対応する音片番号を示す第2の記述子の
いづれか、又は両者の組合わせによって1個の文書を構
成する構文を複数記憶するガイダンス構文ファイルとし
ての第3の記憶手段とを有する音声出力制御手段を備
え、 センタがメデイアに対し音声等応答するため応答すべ
き内容に対応する音声出力要求信号を送信者,受信者情
報等の指定データと共に音声出力制御手段に与えると、 音声出力制御手段では応答すべき内容に対応する構文
をガイダンス構文ファイルから読み出し、 読み出した構文を構成する第1の記述子に対応した音
片番号及び第2の記述子と上記指定データとにもとづい
て変数定義ファイルから取出された変数番号のそれぞれ
に対応する音片データとから音声等データを出力するこ
とを特徴とする応答制御システムによって達成され、 また、センタがメデイアに対し音声等応答するため応答
すべき内容に対応する音声出力要求信号を、送信者,受
信者情報等の指定データと共に音声出力装置に与える場
合、指定データはコンピュータから発生したディジタル
データ,プッシュホンから出力されるプッシュボタン信
号、交換機が予め有する発信番号,着呼番号である特殊
情報も含まれることになる。
〔作用〕
上記の如き本発明では音片データファイルである第1
の記憶手段は、符号化された文節単位のそれぞれ異なる
音片データ例えばADPCM等によるデータに第1の記述子
を付加して記憶する。
この文節は名詞,形容詞,動詞等よりなる文節であ
り、例えば「FAXが届いております」等である。
即ち、第1の記憶手段では固定文節に付加される固有
名詞等である。
また変数定義ファイルである第2の記憶手段は変数定
義T1〜Tkを記憶し、各変数定義は変数番号,音片数,オ
フセット0の音片番号とから形成される。
この文節は「Mr.×××より」,「Mr.×××より」等
であり、「xxx」はオフセット0の音片番号により第1
の記憶手段に記憶される。
ガイダンス構成ファイルである第3の記憶手段は1個
の文章単位でその文章を構成する音片を前記第1の記述
子と前記第2の記述子とで記憶する。
音声出力制御手段はセンタよりの音声出力要求信号が
加わると第3の記憶手段で記憶する目的とする構文を読
み出し、この構文を構成する第1の記述子で指示される
前記第1の記憶手段で記憶する音片データを読み出す。
また前記音声出力要求信号で付加された指定データで
指定され、かつ第2の記述子で指定された音片データに
対応する音片番号を前記第2の記憶手段から読み出す。
第1の記述子は固定文節であるので、1個の構文を前
記第3の記憶手段から読み出した時には決定されるが、
第2の記述子においては決定されない。
第2の記述子は例えば「Mr.×××へ」,「Mr.×××
より」等の指定を行うものであり、×××を○○○と決
定するのは、前述の如く前記音声出力要求信号に付加さ
れた指定データである。
即ちこの指定データによって第1の記憶手段で×××
が指定され、特定の名前等の固有名詞を含む文節の音片
データが得られる。音声出力制御手段はこの読み出した
音片データを構文通りに並べ、音声応答信号を作成して
出力する。
これにより、音声で「Mr.○○○よりMr.△△△へFAX
が届いております」等の音声を発生し、応答することが
できる。この第2の記憶手段で記憶する音片の種類は少
なくても、組み合わせによって、多種の文章を音声で発
生することができる。
また前記音声出力要求信号に付加される指示データは
回線を介する電話端末装置からの指示例えばコンピュー
タからの指示や、プッシュボタンからの指示であって、
送出すべき構文を決定するとともに、前記固有名詞等を
指定する前記第2の記憶手段で記憶する音片データに対
応する音片番号を指定するデータである。或いは指定デ
ータは交換機が有する発信者の情報並びに着信者の情報
例えば電話番号等の特殊情報であってもよい。
この指示データはコンピュータやプッシュボタンによ
って簡単に行うことができる。また交換機からの特殊情
報受信においては、何等要求を入力しなくても自動的に
発生することもできる。
〔実施例〕
本発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従
ってこれを説明する。
第3図は本発明が適用可能で本出願人が既に特願平1-
44128号として提案しているマルチメデイア通信システ
ムの構成ブロック図である。
第1図と同一のものは同一の符号を付して示す。同図
において、センター10内には情報制御部10a,メデイア変
換部10b及びソフトウェア処理部10cを有している。情報
制御部10aはMPUを含み、ソフトウェア処理部10cと共に
送信側と受信側のデータ転送制御を行う。
また前述したメデイア情報格納ファイルと情報制御ス
テータス部も該情報制御部10aに含まれる。メデイア変
換部10bは送信側メデイアからのデータフオーマットを
受信側メデイアのデータフオーマットに変換する。
第4図はセンター10の構成例を示すブロック図であ
る。同図において、回線接続部11は回線をNCU12に接続
する。
NCU12は回線からの情報をデイジタル信号に変換し、
また回線へ送出する情報をアナログに変換する制御等を
行う。
モデム13はパソコン端末等と接続され、情報制御ステ
ータス部14はアクセスしてきた端末の種類の判定及び入
力メデイアの判定等を行い、PB認識部15は回線からのプ
ッシュボタン(PB)信号を認識する。
変換処理部16はPCMコーデック(音声信号に対するA/D
変換乃至D/A変換を行う部分)及びメデイア変換を行
い、メモリ17はIDテーブル及びメデイア信号テーブルよ
りなるメデイア信号ファイル17aを記憶する。MPU18は全
体の制御動作を行う。
第5図はメデイア情報格納ファイル17aの構成例を示
す図である。同図に示すように、メデイア情報格納ファ
イル17aは、ユーザIDテーブル部UIDTとユーザ毎のメデ
イア情報を格納したメデイア情報テーブル部MDITより構
成されている。
ユーザIDテーブル部UIDTでは、1人のユーザに対して
4バイトが設けられ、メデイア情報テーブル部MDITも、
各ユーザ毎に設けられている。
第6図において、aは所持メデイア数(1バイト),b
は所持メデイア種類(1バイト),c1はFAX情報(1バ
イト),c2はFAX番号(10バイト),d1は電話情報(1
バイト),d2は電話番号(10バイト),eはPC(パソコ
ン)情報(1バイト),fはPCID(10バイト)である。
ここで所持メデイアの種類b記憶データ(コード)と
メデイアの関係は、以下のとおりである。
00:FAXのみ 01:電話のみ 02:PCのみ 03:FAXと電話 04:FAXとPC 05:電話とPC 06:FAXと電話とPC つまりユーザによっては持っているメデイアの種類が
異なるため、この所持メデイア種類bでその種類を予め
特定しておくものである。
またFAX情報c1,電話情報d1及びPC情報eは 0:使用しない 1:使用する で定義される。
またメデイア情報テーブルの最終部は、所持メデイア
種類の情報をみて決定される。
このように構成された第4図の回路の動作を第7図の
マルチメデイア通信の動作を示すフローチャート並びに
第9図のマルチメデイア通信における情報選択の処理フ
ローを示す図を用いて説明する。
センターへの発呼()で回線が接続されると(S
1)、情報制御ステータス部14は情報制御ステータスか
ら、電話とPCどちらからのアクセスであるかどうか認識
する(S2)。
即ち情報制御ステータス部14は、アクセスメデイアが
モデム側か回線側かを認識し(アクセスしてきた端末の
種類の判定)、回線側であった場合にはそれがFAXであ
るか電話であるかの判定(入力メデイアの判定)を行
う。
第8図は処理S2での情報制御ステータス部14の構成例
を示す図である。
モデム13からの信号はキャリア検出部14aに入ってキ
ャリアが検出され、PB認識部15からの信号は受信コード
/キャラクタ変換部14bに入って受信コードからのキャ
ラクタへの変換が行われる。
これらキャリア検出部14a及び受信コード/キャラク
タ変換部14bから受信ステータス14cが得られる。
一方これらキャリア検出部14a及び受信コード/キャ
ラクタ変換部14bの出力はメデイア判定部14dに入力され
メデイアの種類が判定される。
該メデイア判定部14dの判定は以下のとおりである。
テキスト:モデムのキャリア検出ビットで判定 FAX :モデムで1300Hz信号を検出することで判定 音 声 :送られてきたデータがFAX手順かどうかで判
定 メデイアの判定が終わると、続くヘッダ付加部14eでメ
デイア認識のヘッダが付加されメモリ17に送られる。
ヘッダの種類は、以下のとおりである。
00:テキスト 01:FAX 02:音声 再び第7図に戻って説明する。
処理S2でアクセスの種類を認識したら、センターは当
該メデイアに対して送信者IDの入力を要求する()。
この要求に対して送信者から送信者IDが入力される
(S3,)。
MPU18は入力されたIDを基にメデイア情報格納ファイ
ル17aを検索してユーザIDの照合と、送信者が電話であ
った場合の入力データからキャラクタデータへの変換を
行う(S4)。
この結果、ユーザIDと入力されたIDとが一致した場合
には、MPU18は送信者IDに対して受信者IDの入力を要求
する()。
MPU18の送信要求に対して、送信側メデイアから受信
者IDを入力する(S5,)。続いてMPU18は、入力された
IDを基にメデイア情報格納ファイル17aを検索して受信
者IDの照合を行う(S4)。
その結果、ユーザIDの中に入力された受信者IDが存在
した場合には、送信側メデイアに対してMPU18は転送フ
ァイル入力を要求する()と共に、受信者のパソコン
ID,電話番号検索処理を行う(S6)。
この受信者のパソコンID,電話番号検索処理(S6)は
メデイア情報格納ファイル17aのメデイア情報テーブル
(第5図参照)を参照して行う。
この結果送信側メデイアからは転送ファイル、即ち転
送データが入力される(S7,)。
その一方でMPU18から受信側メデイアに対して発呼す
る(S8,)。
この発呼()は受信者の電話に対して行われる。受
信者は、電話が鳴ると電話を取る()と、センターか
ら例えば「こちらは***センターです。○○○様宛
に、☆☆☆様よりメールが届いています。どのメデイア
で受信しますか?」と呼び掛ける()。
これに対して受信者は例えばPBのボタンを押すことに
より受信するメデイアの種類を決める(S9,)。
なお複数のメデイアで受信することを可能とするた
め、イエス,ノー形式で応答する。
その応答(一例として受信者がFAX,電話,パソコン端
末を持っているものとする)は次のとおりである。
「受信するメデイアを選択して下さい。イエスなら1
と#を、ノーなら0と#を入力して下さい。FAXで受信
しますか?(入力待ち)電話で受信しますか?(入力待
ち)」 この処理が終了すると、MPU18は送られてきた情報の
ヘッダを見てメデイアを判定し、受信者の希望するメデ
イアに変換処理部16でメデイア変換して(S10)、受信
者の希望メデイアへ転送ファイルを出力する(S11,
)。
第9図は前述のマルチメデイア通信におけるメデイア
情報選択の処理フローを示す図である。
次にメデイア信号格納ファイル(第4図の17a及び第
5図,第6図参照)のメデイアの登録と削除について説
明する。
データの送受信時にかかわらずメデイア登録と削除を
行うために「メデイア登録ID」なるものを設ける。
第10図はメデイアの追加,削除の処理フローを示す図
である。
メデイア側からセンターに対して発呼すると()、
センターでは、これに対し利用者ID入力の要求を行う
(32)。
メデイアから利用者IDが入力されると(33)、利用者
IDの照合を行い照合の結果が一致するとメデイアに対し
て利用コードの入力要求を行う(34)。
ここで利用コードとは、メデイアの追加,削除,ID番
号の変更をそれぞれのコードを入力することにより処理
するためのコードである。
利用コードの入力要求としては、例えば「処理コード
を入力して下さい」という形でセンターから聞いてくる
ので、これに対しメデイアの登録,削除,変更に応じて
予め定まっているコード(利用コード)を入力する(3
5)。
例えばメデイアを新規に登録する場合、その処理コー
ドを入力すると、センターから「新規な所持メデイア種
類のコードを入力して下さい」と言うメッセージが出さ
れる。
これに対してメデイアの種類コードを入力すると、
「新規なメデイアは○○と◇◇です」というメッセージ
を出力する。
このような処理を行った後回線を切断してすべての処
理を終わる(36)。
上述の説明ではメデイアとして電話,FAX及びパソコン
端末の場合について説明したが、本発明が適用可能とす
るマルチメデイア通信システムではこれに限るものでは
なく、他の種類の端末を用いてもよい。
前述した本発明が適用可能なマルチメデイア通信シス
テムにおいて、主としたメデイアに電話機がある。電話
機はメデイアとしてはもっとも基本的なものであり、ID
の登録,削除等すべてこのメデイア(電話機)から行う
ことができる。このようなメデイアに対してはすべて音
声による会話形式が用いられており、目的の文を音声に
して出力する音声出力制御手段が必要である。
例えば前述したメデイアの登録では「新規なメデイア
は○○と◇◇です」というメッセージを出力する。
この上述のメッセージは固定文と変化文とからなって
いる。
以下では、本発明の実施例である音声等による応答制
御システムにおけるシステムから先に再度詳細に説明す
る。
第11図は本発明の実施例のブロック図である。
センター111は、例えば、パーソナルコンピュータ115
またはワードプロセッサに対するテキストメール、電話
機117,119に対するボイスメール、フアクシミリ装置118
に対するファックスメール等のメールサービス、掲示板
サービス、各種情報提供サービス、テキストからファッ
クスへの変換やテキストから音声への変換等のメデイア
変換サービス、メールの着信を音声で行うメール着信通
知サービス等を行う。
これらの各サービスはセンター111内に設けられたコ
ンピュータが制御を行い、記憶すべきデータはすべてフ
ァイル113に記憶し、必要な時に読み出す。これらの各
種サービスにおいて、センター111から電話機117,119に
対してはファイル113を用いて音声等応答を行う。
なおこのファイル113への音片データの登録及び削除
は、例えば、パーソナルコンピュータ115と電話機117を
用いて行うものである。
すなわち交換網114に収容されたサービス提供者等の
端末装置から、各種のガイダンスを構成するための音片
データを、センター111に登録することができる。
第12図はセンター111における登録,削除のフローチ
ャートを示す。
交換網114に収容されたパーソナルコンピュータ115か
らセンター111に発呼し、センター111が着呼検出(S10
1)して、パーソナルコンピュータ115と接続する。
なおこの接続はモデム116内に内蔵されたNCUからの例
えばPB信号(センターの電話番号)出力を交換網が検知
してセンターを呼び出し、センター111がリンガーを検
出し、センター111内のNCUが直流回路を閉結することに
よってなされる。そしてセンター111はメニュー画面を
コンピュータ112の制御により出力する(S102)。
このメニュー画面はパーソナルコンピュータ115に表
示され、この伝送は回線を介したモデムの通信によって
なされる。
そしてその表示内容に従って登録か削除かの要求を操
作者は入力する。
センター111のコンピュータ112は、操作者から入力し
た要求が変換機を介してセンター111に加わるので、セ
ンター111のコンピュータ112はこの要求を判断する(S1
03)。
この要求が登録要求の場合電話発呼要求ガイダンス表
示を行う(S104)。即ち電話機117からの発呼を指示す
る。
そしてさらにセンター111のコンピュータ112から登録
ガイダンスで入力指示を行い(S105)、また音声入力の
開始キーと終了キー(電話機117における*,#等の押
ボタン)を指示する(S106)。続いて操作者は登録すべ
き文節単位で音声を電話機117から入力し、センター111
のコンピュータ112は、PCM,DPCM,ADPCM符号化等の処理
を行う。
この符号化によってディジタル音声データを取得し
(S107)、音声データ管理処理(S108)により、記述子
を付加してファイル113に登録する。
この記述子は、既に登録された音片データに付加され
た記述子と異なるものを選択する。
なお前述した動作はアナログ変換網の場合であり、例
えば交換網114がディジタル交換網であるならば、電話
機によってディジタル化された音片のディジタルデータ
を圧縮符号化し、前述と同様記述子を付加してファイル
113に登録する。
また削除要求の場合は、ファイル113に登録された内
容をコンピュータ112の制御により送出し、パーソナル
コンピュータ115に登録済み内容一覧のデータを送出し
て、パーソナルコンピュータに登録済み内容一覧を表示
する(S109)。
そしてさらに、削除構文番号入力指示を行う(S11
0)。パーソナルコンピュータ115から削除構文番号が入
力すると(交換網を介して)、コンピュータ112は音片
データ管理処理により(S111)、ファイル113から削除
構文番号の音片データを削除する。
以上の動作によって、センター111内のファイル113に
記述子と該データの登録やそれらの削除を行う。
本発明は上記の如くマルチメデイア通信システムに適
用可能な応答制御システム、例えば音声応答制御システ
ムに係る発明であり、この他に電子メールやファックス
メール等もセンター111はサポートしている。そしてか
かる本発明における音片データを記憶するファイルにつ
いて次に説明する。
第13図はセンター111のファイル113の説明図である。
該データに関するファイルは第3の記憶手段であるガ
イダンス構文ファイル113aと第1の記憶手段である音片
データファイル113bと第2の記憶手段である変数定義フ
ァイル113cとから構成される。
ガイダンス構文ファイル113aは、ベクタテーブルと構
文K1〜構文Knとからなり、ベクタテーブルは、No.K1〜N
o.Knのベクタアドレスから形成される。
また構文K1〜構文Knは、構文を構成する記述子の組み
合わせからなり、それぞれ構文番号とデータ長とテキス
トコードと記述子G1〜記述子GMとから形成されている。
データ長はテキストコードと記述子とのバイト数を示
し、テキストコードは、構文番号対応の構文内容をキャ
ラクタで表現したものであり、また記述子G1〜記述子GM
は、音片データの番号指定を行うものである。
音片データファイル113bは、ベクタテーブルと音片O1
〜音片Omとからなり、ベクタテーブルは、No.O1〜No.Om
のベクタアドレスから形成されている。また音片O1〜音
片Omは、音片番号とデータ長とテキストコードとそのテ
キストコードに対応する音片バイナリデータとから形成
され、データ長はテキストコードと音片バイナリデータ
とのバイト数を示し、テキストコードは音片の内容をキ
ャラクタで表現したものであり、また音片バイナリデー
タは、例えば、ADPCM符号化により符号化された音片デ
ータである。
また変数定義ファイル113cは、ベクタテーブルと変数
定義T1〜変数定義Tkとからなり、ベクタテーブルは、N
o.1〜No.Tkのベクタアドレスから形成されている。
さらに変数定義T1〜変数定義Tkは、変数番号とデータ
長と音片数とオフセット0の音片番号とから形成され、
データ長はオフセット0の音片番号のバイト数を示し、
音片数は変数値により可変な音片の数を示し、またオフ
セット0の音片番号は変数の値によって決まる最初の音
片データの番号を示す。
例えば構文番号K10の構文「メール着信をお知らせし
ます」の場合、ガイダンス構文ファイル113aの構文番号
K10の領域に、構文番号K10と、データ長と、テキストコ
ード「メール着信をお知らせします」と、それに対応す
る記述子%10とが格納される。
ここでテキストコードとは、例えばパーソナルコンピ
ュータ115に対し表示する時のキャラクタコードであ
る。また音片データファイル113bの音片番号010の領域
に、音片番号010と、データ長と、テキストコード「メ
ール着信をお知らせします」と、符号化された音片バイ
ナリコードとが格納される。
また例えば、構文K11の場合、<>内を変数として、
「<発信者名><受信者名><メールメデイア>届いて
います」の内容であり、ガイダンス構文ファイル113aの
構文K11の領域に、構文番号K11と、データ長と、テキス
トコード「<発信者名><受信者名><メールメデイア
>届いています」と、記述子$10,$11,$12,%11とが
格納される。
なお、$10,$11,$12は変数定義T10,T11,T12を示
す。
また音片データファイル113bの音片番号011の領域
に、音片番号と、データ長と、テキストコード「届いて
います」とが格納され、変数定義ファイル113cの変数定
義T10,T11,T12の領域に、それぞれ変数番号と、データ
長と、音片数と、オフセット0の音片番号とが格納され
る。
このオフセット0の音片番号に従った音片データは、
音片データファイル113bに格納されている。
すなわち発信者名や発信者名等をそれぞれ音片データ
として登録しているものである。
変数定義においては、それぞれ目的とする音声を発生
するため、各要求の発生によってオフセット0の音片番
号に目的とする番号が例えば加算されて、目的とする音
片番号を決定する。
第14図は本発明の実施例のフローチャートである。
センター111のコンピュータ112の制御によって音声応
答する場合、通信の開始、着信通知、送信指令、終了等
の状態に対応した構文番号を求める(S112)。
この構文番号に従ってガイダンス構文ファイル113aか
ら構文を読み出す(S113)。
例えば、着信通知の状態における構文番号K11の場
合、ガイダンス構文ファイル113aのベクタテーブルを参
照して、構文K11の領域から、記述子の組み合わせから
なる構文を含む内容を読み出す。
この構文を解析し(S114)、記述子の中に変数が含ま
れているか否か識別する(S115)。
構文番号K11の場合は、記述子は$10,$11,$12,%11
の組み合わせで、変数$が含まれているから、変数定義
ファイル113cからベクタテーブルを参照して、変数定義
領域から変数番号に対応した音片番号を読み出す(S11
6)。
例えば第14図に示す如く変数番号10の場合、音片数2
1,音片番号%1000(オフセット0の音片番号)、変数番
号11の場合、音片数21,音片番号%1100、変数番号12の
場合、音片数7,音片番号%1200となる。
上述した処理S116の繰り返しにより全記述子の解析が
終了したか否かも繰り返し判断し(S117)、終了した場
合固定構文生成を行う(S118)。
また変数が含まれていない場合は、全記述子の解析の
終了により固定構文生成を行う(S118)。
前述の構文番号K11の場合、第14図に示すバッフアBX
に、音片番号の組み合わせからなる固定構文が生成され
る。
なおこのバッフアBXは例えばコンピュータ112内のメ
モリに設けられている。
この固定構文に従って音片データファイルから音片デ
ータを読出し、全音片データの先頭に音声ヘッダを付加
してバッフアに格納する(S119)(バッフアに音片デー
タファイルから音片番号%1010,%1115,%1201,%11に
対応した音声データを読出して格納する)。
すなわち「Mr.×××よりMr.×××宛にFAXが届きま
した」の時は、「Mr.×××より」を変数定義ファイル
からオフセット0の音片No.すなわち%1000のうち例え
ば%1010の音片番号から「Mr.○○○より」を求める。
なおこの時の%1010の下位2桁の‘10'はFAXを送った
元の番号から求めた値である。また「Mr.×××宛へ」
も同様であり、オフセット0の音片No.すなわち1100の
うち、例えば%1115の音片番号から「Mr.◇◇◇宛へ」
を求める。この時も、%1115の下位2桁の‘15'はFAXを
受ける者の番号から求めた値である。
さらに「FAXが」はオフセット0の音片No.即ち%1200
のうちから、%1201の音片番号から求める。
この番号の下位2桁の‘01'はその要求を発生した元
の処理による番号であり、ある人から他の人へのFAXを
センター111が記憶した時に発生するものである。
このバッフア内容を回線に出力するか、ファイルに格
納する(S120)かする。
回線に出力した場合はセンター111から交換網114を介
して電話機117(または119)に、 「Mr.◇◇◇宛に(受信者名:音声番号%1115)Mr.○
○○より(発信者名:音片番号%1010)ファックスメー
ルが(メールメデイア:音片番号%1201)届いています
(音片番号%11)」 の音声応答が行われることになる。
またバッフアの容量に比較して音片データの全量が多
い場合は、データチェインを行って分割処理するもので
あり、そのためにデータチェインの有無を判定し(S12
1)、データチェインがあれば、ステップ(S119)に移
行し、またデータチェインがなくなれば終了となる。
前述のように、ファイルに、音片データに記述子を付
加して格納し、音片データについては、第12図に示すフ
ローチャートに従って登録或いは削除を、端末装置とし
てのパーソナルコンピュータ115と電話機117とを用いて
行うことができる。
その場合登録する音片データについて、ファイル113
に既に登録されている音片データの例えばコードと比較
して、同一でない場合のみファイル113に登録すること
になり、重複した登録を避けることができる。
またセンター111から電話機119等に対して記述子の組
合せの構文を形成し、その記述子に従ってファイル113
から音片データを読み出すことにより、音声応答を肉声
に近い品質で行うことができる。
前述した本発明の実施例において音片データファイル
は%10等から順次記憶し、さらにその続きに%1000・・
・,%1100・・・,等のように各音片を記憶している
が、これに限るものではない。
さらに%1000以後の音片はユーザからの領域によって
変化する場合があるので例えばそれぞれの変数単位で別
のファイルとして設けても良い。
上述した交換網114は一般的な交換網であってもよい
が、例えばこの交換機が、電話番号(例えば内線等)の
管理を行っており、発信者の番号を交換機が求め、相手
先(着信者)の番号を入力した時に、その番号をも記憶
し、センター111がサービスする場合にはこれらの情報
すなわち特殊情報をセンター111に出力し、この特殊情
報からセンターが、例えば「Mr.○○○よりMr.◇◇◇宛
へFAXが届いています」等のメッセージを発生すること
もできる。
回線の符号によって接続されたメデイアが何であるか
を符号別に記憶させることによって、さらに前述した様
なメデイア指定をも行う必要がなく、全自動でメッセー
ジを出力することができる。
〔発明の効果〕 本発明はDPCM,ADPCM等により符号化した文節単位の音
片データに記述子を付加してファイルに登録し、コンピ
ュータ等からなる制御部において応答文を記述子の組み
合わせとして形成し、この記述子に従ってファイルから
音片データを読み出して音声等応答を行うものであり、
各構文番号や音片番号によりファイルを管理するもので
あるから、システム運用中でも、パーソナルコンピュー
タ等の電話機とを用いて、音声データの追加登録や削除
が可能となる。
さらにそれぞれ異なる音声データを登録するものであ
るから、ファイル容量を特別に大きくする必要はなく、
最適な応答制御システムを構築することが容易となる。
4.図面の簡単な説明 第1図は従来のマルチメデイア通信システムの構成ブ
ロック図、 第2図は従来のマルチメデイア通信のシーケンスを示
す図、 第3図は本発明が適用可能なマルチメデイア通信シス
テムの構成ブロック図、 第4図はセンターの構成例を示すブロック図、 第5図はメデイア情報格納ファイルの構成例を示す
図、 第6図はメデイア情報テーブルの詳細構成例を示す
図、 第7図はマルチメデイア通信の動作を示すフローチャ
ート、 第8図は情報制御ステータス部の構成例を示す図、 第9図はマルチメデイア通信におけるメデイアシステ
ム選択の処理フローを示す図、 第10図はメデイアの追加,削除の処理フローを示す
図、 第11図は上記システム例としてのブロック図、 第12図は登録,削除のフローチャート、 第13図は本発明の実施例のファイル説明図、 第14図は本発明の実施例のフローチャートである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−215235(JP,A) 特開 昭60−162364(JP,A) 特開 昭61−18998(JP,A) 特開 昭63−18853(JP,A) 特開 昭59−105749(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタと、送信メデイア,受信メデイア等
    各種メディヤとの音声等応答のため、 第1の記述子に対応する音片番号で表示され符号化され
    た文節単位の音片データを記憶する音片データファイル
    としての第1の記憶手段と、 第2の記述子に対応する変数番号で表示され、オフセッ
    ト0の音片番号を記憶する変数定義ファイルとして第2
    の記憶手段と、 構文番号で表示され、音片データファイルでの音片デー
    タを示す第1の記述子,変数定義ファイルでの変数番号
    で表示され、対応する音片番号を示す第2の記述子のい
    づれか、又は両者の組合わせによって1個の文書を構成
    する構文を複数記憶するガイダンス構文ファイルとして
    の第3の記憶手段とを有する音声出力制御手段を備え、 センタがメデイアに対し音声等応答するため応答すべき
    内容に対応する音声出力要求信号を送信者,受信者情報
    等の指定データと共に音声出力制御手段に与えると、 音声出力制御手段では応答すべき内容に対応する構文を
    ガイダンス構文ファイルから読み出し、 読み出した構文を構成する第1の記述子に対応した音片
    番号及び第2の記述子と上記指定データとにもとづいて
    変数定義ファイルから取出された変数番号のそれぞれに
    対応する音片データとから音声等データを出力すること
    を特徴とする応答制御システム。
  2. 【請求項2】センタがメデイアに対し音声等応答するた
    め応答すべき内容に対応する音声出力要求信号を、送信
    者,受信者情報等の指定データと共に音声出力装置に与
    える場合、 指定データはコンピュータから発生したディジタルデー
    タ,プッシュホンから出力されるプッシュボタン信号、
    交換機が予め有する発信番号,着呼番号である特殊情報
    も含まれることを特徴とする請求項1記載の応答制御シ
    ステム。
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