JP2000244683A - 通話音声文字化システムおよび音声文字化情報通信システム - Google Patents

通話音声文字化システムおよび音声文字化情報通信システム

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JP2000244683A
JP2000244683A JP11097624A JP9762499A JP2000244683A JP 2000244683 A JP2000244683 A JP 2000244683A JP 11097624 A JP11097624 A JP 11097624A JP 9762499 A JP9762499 A JP 9762499A JP 2000244683 A JP2000244683 A JP 2000244683A
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voice signal
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Eiko Yanagida
栄子 柳田
Yukihiro Uchiyama
行宏 内山
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話時の音声内容を、通話相手側と通話ユー
ザ側とで区別して、プリンタ等の出力装置を用いて表示
する。 【解決手段】 通話受信手段12、通話送信手段13、
および音声・文字列変換手段14を備え、さらに、少な
くとも文字列を表示できる画像出力装置151,181
と、受話音声信号SS_Rの音声内容についての文字列
と、送話音声信号SS_Sの音声内容についての文字列
とを、文字列調整手段16を用いて、区別し得るように
調整し、これを記画像出力装置(プリンタ151,ディ
スプレイ181)に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話音声文字化シ
ステムおよび音声文字化情報通信システムに関し、特
に、通話時の音声内容を、通話相手側と通話ユーザ側と
で区別して、プリンタ等の出力装置に出力することがで
きる通話音声文字化システム、および商用通信手段とし
て提供されているいわゆるポケットベルシステム等の文
字情報伝達システムにおいて発信者が文字化された音声
メッセージを送信することができる音声文字化情報通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
には、電話における通話内容を正確に記録するために
は、テープレコーダあるいは半導体メモリを用いた録音
方式が主流をなしている。
【0003】また、一方では、通話時の音声内容をプリ
ンタに出力することができる通話音声文字化システムが
知られている。
【0004】この種の通話音声文字化システムは、基本
的には、電話機回路からのアナログ音声信号を、A/D
変換器よりディジタル音声信号に変換し、この音声信号
を音声認識判別手段(音声・文字列変換手段)により文
字列データに変換し、この後、前記文字列データを適宜
プリンタに出力して通話内容のハードコピーを得てい
る。
【0005】図5に示されるような、従来のこの種の電
話機30(特開平2-268553号公報参照)では、
通話回線TLと接続されると、すなわち接続手段31が
オンとなると、電話機回路32がアクティブとなる。電
話機回路32は、受信回路321とスピーカ322、お
よび送信回路323とマイクロフォンユニット324と
を含む。電話機回路32からのアナログ送受信音声信号
SSは、音声・文字列変換手段33に送信される。音声
・文字列変換手段33は、A/D変換器331、記憶装
置332および変換処理部333からなり、アナログ送
受信音声信号SSは、A/D変換器331によりディジ
タル化音声信号Dに変換され、このディジタル化音声信
号Dは、記憶装置332に記憶されている参照用音声信
号D’と比較された後、変換処理部333により文字列
に変換される。そして、この文字列はプリンタ34に送
出される。
【0006】図5の電話機30は、通話内容を文字列に
より、反復して確認できるといった利点を有している。
しかし、通話内容が順次プリントアウトされるため、プ
リントアウトした文字列のみを見たのでは、どの文字列
が発信者(以下、「通話相手」と言う)側の発言なの
か、着信者(以下、「通話ユーザ」と言う)側の発言な
のかの判別が容易でない。特に、通話ユーザ側において
実際に会話した者と、プリントアウトの内容を見る者と
が異なる場合には、上記判別が不可能となる場合もあ
る。
【0007】一方、携帯電話等のモバイル電話機におい
ては、通話相手の通話内容を知ろうとする場合には、当
該通話内容を聴覚を用いて取得せざるを得ない。たとえ
ば、モバイル電話機等では、ユーザはいわゆる留守番機
能により、既に着信があった通話相手側からの情報をユ
ーザが知ることができるが、ユーザが騒音が大きい場所
にいる等、ユーザが置かれた状況・環境によっては、聴
覚による前記情報の知得が事実上困難である場合もまれ
ではない。
【0008】一方、最近では、いわゆるポケットベル等
の文字情報伝達システムが、普及しており、通信端末装
置(いわゆるポケットベル)のユーザは、前記端末装置
に設けられたインターフェース、電話機のプッシュボタ
ン等を用いて文字情報を入力し、この文字情報をホスト
装置を介して他の通信端末装置に送出することができ
る。
【0009】しかし、この文字情報伝達システムでは、
発信側ユーザが入力する情報は文字のみであり、しかも
発信手順が必ずしも簡単ではないといった問題がある。
【0010】本発明の目的は、通話時の音声内容を、通
話相手側と通話ユーザ側とで区別して、プリンタ等の出
力装置を用いて表示することができる通話音声文字化シ
ステムを提供することである。
【0011】また、本発明の他の目的は、商用通信手段
として提供されているいわゆるポケットベルシステム等
の文字情報伝達システムにおいて、通話相手が音声でメ
ッセージを発信することができ、あるいは携帯電話等の
モバイル電話機において通話相手が音声で発信した音声
内容を文字列に変換して通話ユーザに送出することがで
きる音声文字化情報通信システムを提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の通話音声
文字化システムは、通話受信手段、通話送信手段、およ
び音声・文字列変換手段を備えてなるシステムに適用さ
れる。
【0013】ここで、通話受信手段は、通話信号を通信
回線から受信する通話信号受信部と、前記通話信号受信
部により受信した通話信号を受話音声信号に変換する受
話音声信号生成部と、この受話音声信号生成部からの受
話音声信号を受話音声に変換するスピーカを含んで構成
され、通話送信手段は、送話音声を入力して送話音声信
号に変換するマイクロフォンユニット、前記マイクロフ
ォンユニットが生成する送話音声信号を通話信号に変換
する通話信号生成部と、この通話信号生成からの通話信
号を通信回線に出力する通話信号送信部とを含んで構成
される。
【0014】また、音声・文字列変換手段は、受話音声
信号生成部が生成した受話音声信号の音声内容および前
記マイクロフォンユニットが生成した送話音声信号の送
話音声内容を文字列に変換する。音声・文字列変換手段
は、具体的には、DSP(ディジタルシグナルプロセッ
サ)等のプロセッサ、前記プロセッサと協働するソフト
ウェア(音声認識プログラム)により実現される。
【0015】本発明の通話音声文字化システムの特徴
は、上記構成に加えて、少なくとも文字を表示できる画
像出力装置と、受話音声信号生成部が生成した受話音声
信号の音声内容についての文字列(通話相手側音声につ
いての文字列。以下、「通話相手側文字列」と言う)
と、マイクロフォンユニットが生成した音声信号の音声
内容についての文字列(本システム側、すなわち通話ユ
ーザ側の音声についての文字列。以下、「通話ユーザ側
文字列」と言う)とを、区別し得るように調整して画像
出力装置に送出する文字列調整手段と、を有してなるこ
とにある。本発明では、特に、前記文字列調整手段を設
けたことにより、会話内容を文書として読む際に、通話
ユーザの発言と通話相手の発言との区別が一目瞭然とな
り、会話内容の正確な判読が可能となる。また、通話ユ
ーザと通話相手の会話内容を文書を読む者は、実際に通
話をした者(通話ユーザ)だとは限らないので、爾後、
通話をした者ではない者(たとえば第三者)が会話内容
を正確に把握したいような場合に、上記した通話ユーザ
の発言と通話相手の発言との区別がなされることには、
大きなメリットがある。
【0016】さらに、会話内容をテープレコーダ等によ
り音声として保存してある従来の電話機では、会話内容
が目では見えないこと、記録媒体(磁気テープ等)が嵩
張ること等の理由から、過去の通話内容を保存して管理
することは容易ではないが、本発明の通話音声文字化シ
ステムでは、文書による過去の通話内容の保存・管理が
できるので、会話内容を含めた電話履歴のデータベース
化も可能となる。
【0017】ここで、画像出力装置は、システムと一体
に構成されたファクシミリ機能部に備えられたプリン
タ、システムと一体に構成されたディスプレイ装置、ま
たはシステムと別体に構成されたプリンタとすることが
できる。画像出力装置を、システムと一体に構成された
ファクシミリ機能部に備えられたプリンタやディスプレ
イ装置とすることにより、大きな改変を加えることな
く、本発明の通話音声文字化システムを既存のファクシ
ミリ装置等に応用することができる。また画像出力装置
を、システムと別体に構成されたプリンタとすることに
より、ユーザが既に所有しているプリンタを用いて、通
話ユーザと通話相手の会話内容をプリントアウトするこ
とができる。
【0018】文字列調整手段による、通話相手側文字列
と、通話ユーザ側文字列との区別は、通話相手側文字列
と、通話ユーザ側文字列との間に改行を入れることによ
り行うこともできるし、各文字列に相互に異なる記号、
符号または図形を付記することで行うことができる。ま
た、上記区別は、相互に異なる色属性を付与したりまた
は形態属性を付与する(たとえば、フォント種を変更す
る)ことにより行うこともできる。
【0019】また、文字列調整手段は、通話相手側文字
列と通話ユーザ側文字列とを、2段組(縦2段であるか
横2段であるかは問わない)の相異なる段に区分けして
表示することもできる。2段組による表示に際しては、
共通の時系列を持たせることが好ましい。すなわち、た
とえば縦2段組で表示する場合には、ある時刻の通話相
手側音声に続いて、通話ユーザ側音声が生じた場合に
は、通話相手側文字列と同一行か、通話相手側文字列に
後続する行に通話ユーザ側文字列が表示されることが好
適である。これにより、通話内容を、画像出力装置によ
る出力(プリントアウトされた紙面の表示、またはディ
スプレイの表示)により確認する場合、通話相手側と通
話ユーザ側との会話の時系列を、一層のこと一目瞭然に
把握することができる。特に、上記のように、通話相手
側文字列と通話ユーザ側文字列とを、2段組の相異なる
段に区分けして表示することにより、いわゆる「斜め読
み」によるも通話内容の速やかな把握が可能となるし、
また通話相手と通話ユーザとの発言内容を混同してしま
うような事態も生じない。
【0020】本発明の通話音声文字化システムでは、さ
らに、前記文字列調整手段が生成した前記文字列を、1
通話ごとに通話文書として記憶する通話文書記憶手段、
および前記通話文書の前記画像出力手段への出力をユー
ザが制御するためのユーザインタフェースを備えること
ができる。前述した、文書による過去の通話内容の保存
・管理に際しては、上記の通話文書記憶手段をデータベ
ースの記憶装置として用いることができるし、前記ユー
ザインタフェースをデータベースの編集・抽出等のため
のインタフェースとして用いることができる。
【0021】本発明の通話音声文字化システムでは、さ
らに、通信回線から着信要求があったときに通信回線を
自動接続するとともに、通話受信手段および通話送信手
段をアクティブにすることで自動着信を行う自動着信手
段を有するように構成することができる。この場合に
は、音声・文字列変換手段は、前記自動着信があったと
きに、前記受話音声内容、または当該受話音声内容およ
び前記送話音声を文字列に変換する。
【0022】また、前記文字列調整手段は、当該文字列
を1通話ごとに通話文書として前記通話文書記憶手段に
記憶し、ユーザが前記ユーザインタフェースを介して前
記通話文書の前記画像出力手段への出力を指示したとき
に、当該通話文書を当該画像出力手段に出力することが
できる。
【0023】前記音声・文字列変換手段は、前記自動着
信があったときに、前記受話音声内容、または当該受話
音声内容および前記送話音声を文字列に変換し、前記文
字列調整手段は、当該通話文書を当該画像出力手段に出
力することもできる。
【0024】さらに、本発明の通話音声文字化システム
では、自動着信があったときに、半導体メモリや磁気テ
ープレコーダ等の所定の応答記憶装置に録音された送話
音声についての音声信号を通話信号送信部または前記通
話信号生成部に出力するとともに、前記受話音声信号生
成部により生成された受話音声信号を入力して当該受話
音声容を、または当該受話音声内容および前記送話音声
を、自動接続のたびに所定の録音装置に録音する応答・
録音手段を有するように(すなわち、留守番機能を有す
るように)構成することができる。
【0025】(2)本発明の音声文字化情報通信システ
ムは、複数の通信端末装置と、前記通信端末装置に通信
回線を介して音声信号を送受信できる通信ホスト装置と
からなるシステムに適用される。
【0026】ここで、音声文字化情報通信システムは、
典型的には、いわゆるポケットベルシステム、モバイル
電話機(携帯電話等)における文字伝送システムであ
る。
【0027】本発明の音声文字化情報通信システムの特
徴は、さらに、通信ホスト装置が、発信側通信端末装置
からの端末通話信号を受信する通話信号受信部と、端末
通話信号から、その音声内容の文字列を生成する文字列
生成手段と、前記文字列生成手段により生成した文字列
についての文字列データを、着信側通信端末装置に送信
する文字列データ送出手段とを備え、前記通信端末装置
は、少なくとも前記通信ホスト装置から受信した文字列
データについての文字列を表示できる画像出力装置を備
えてなることを特徴とする。
【0028】ここで、画像出力装置は、通常はディスプ
レイであってもよいし、プリンタ(通常は、通信端末装
置とは別体に用意される)であってもよい。
【0029】通信ホスト装置は、前記文字列生成手段が
生成した文字列を、当該文字列を送出するべき着信側通
信端末装置に対応させて記憶する記憶装置を持つことが
できるし、また通信端末装置は、通信ホスト装置の記憶
装置に記憶された自己に送出されるべき文字列について
のデータをダウンロードして、当該文字列を前記画像出
力装置に表示するための操作キーを備えることができ
る。
【0030】本発明の音声文字化情報通信システムで
は、通信ホスト装置は、文字列生成手段により生成した
文字列についての文字データを、着信側通信端末装置に
送出する前に、送信側通信端末装置に転送することがで
きる。これにより、送信側通信端末装置のユーザは、自
己が音声入力した文章(発音による文)が、正しく文字
列に変換されているかを確認できる。送信側通信端末装
置のユーザは、当該文字列が所望のものであれば、通信
ホスト装置に、当該文字列の着信側通信端末装置への送
出許可を与えることができる。もちろん、送信側通信端
末装置のユーザは、送信側通信端末装置に転送された上
記文字列自体を、受信側端末装置に転送することもでき
るし、当該文字列に変更を加えて受信側端末装置に転送
することもできる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通話音声文字化
システム(以下、単に「文字化システム」と言う)11
を示す図である。文字化システム11は、通話受信手段
12と、通話送信手段13と、音声・文字列変換手段1
4と、ファクシミリ機能部15と、文字列調整手段16
と、留守番機能部17と、ユーザインタフェース18
と、接続手段(フック)19とからなる。
【0032】通話受信手段12は、通信回線TLからの
通話信号Rを受信する通話信号受信部121と、通話信
号受信部121により受信した通話信号Rを受話音声信
号SS_Rに変換する受話音声信号生成部122と、こ
の受話音声信号生成部122が生成した受話音声信号S
S_Rを通話相手側音声SOUND_Rとして出力する
スピーカ123を含む。また、通話送信手段13は、通
話ユーザ側音声SOUND_Sを入力して送話音声信号
SS_Sに変換するマイクロフォンユニット131と、
マイクロフォンユニット131からの送話音声信号SS
_Sを通話信号Sに変換する通話信号生成部132と、
この通話信号生成部132が生成した通話信号Sを通信
回線TLに出力する通話信号送信部133とを含む。
【0033】音声・文字列変換手段14は、図示しない
プロセッサ等のハードウェア、およびプロセッサと協働
するソフトウェア(音声認識プログラム)からなり、受
話音声信号生成部122が生成した受話音声信号SS_
Rの受話音声内容を通話相手側文字列に、またマイクロ
フォンユニット131が生成する送話音声信号SS_S
の送話音声内容を通話ユーザ側文字列にそれぞれ変換す
ることができる。
【0034】本実施例では、通信回線TLは、アナログ
回線であるものとする。よって、通話信号R,Sはアナ
ログ信号であることはもちろんである。
【0035】なお、ISDN等のディジタル回線からの
ディジタル信号が、アナログエミュレータを介してアナ
ログ信号に変換される場合においては、通信回線TL
は、アナログエミュレータと、文字化システム11との
間のラインである。通話信号R,Sがディジタル信号で
ある場合には、通話信号受信部121または受話音声信
号生成部がD/A変換器を含み、通話信号生成部132
または通話信号送信部133がA/D変換器を含むこと
は言うまでもない。
【0036】音声・文字列変換手段14は、A/D変換
器141、変換処理部142、および参照音声データ記
憶装置143含む。このA/D変換器141は、受話音
声信号生成部122が生成する受話音声信号SS_Rを
ディジタル化音声信号D_Rに変換するとともに、マイ
クロフォンユニット131が生成する送話音声信号SS
_Sをディジタル化音声信号D_Sに変換する。変換処
理部142は、ディジタル化音声信号D_R,D_Sを
参照音声データ記憶装置143に記憶されている音声と
比較して、これらを文字列に変換する。
【0037】ファクシミリ機能部15は、本実施例では
文字化システム11と一体であり、プリンタ151を含
む。本実施例では、プリンタ151(および後述するデ
ィスプレイ181)は、本発明における画像出力装置と
して機能する。
【0038】文字列調整手段16は、受話音声信号生成
部122が生成した受話音声信号SS_Rの音声内容
(通話相手側の音声内容)についての文字列(通話相手
側文字列)と、マイクロフォンユニット131が生成し
た送話音声信号SS_Sの音声内容(通話ユーザ側の音
声内容)についての文字列(通話ユーザ側文字列)と
を、区別し得るように調整してプリンタ151に送出す
る。文字列調整手段16は、通話文書記憶手段161お
よび通話情報生成手段162を含んでいる。本実施例で
は、受話音声信号生成部122が生成した受話音声信号
SS_Rと、マイクロフォンユニット131が生成した
送話音声信号SS_Sとは、別々のパスにより、音声・
文字列変換手段14に入力されているので、文字列調整
手段16は、通話相手側の音声内容と通話ユーザ側の音
声内容とを、容易に区別することができる。通話情報生
成手段162は、着信時情報(日時・時刻)、通話相手
情報(通話相手電話番号、通話相手名)等の通話情報を
生成し、図示しない所定の記憶装置に記憶することがで
きる。
【0039】留守番機能部17は、自動着信検知手段1
71、自動着信制御手段172と、応答・録音手段17
3を有している。自動着信検知手段171は、通信回線
TLからの着信要求を受信すると、これを自動着信制御
手段172に送出する。着信要求を受け取った自動着信
制御手段172は、接続手段19(文字化システム11
の通信回線TL側に設けられる)をオンフックとして、
通信回線TLと文字化システム11とを自動接続すると
ともに、応答・録音手段173、通話受信手段12、通
話送信手段13、およびプリンタ151をアクティブに
することができる。
【0040】応答・録音手段173は、応答記憶装置1
731と録音装置1732とを有しており、通信回線T
Lが文字化システム11に自動接続されたときに、応答
記憶装置1731に記憶された通話ユーザ側音声(送話
音声)についての音声信号(たとえば、「石井です。た
だいま留守にしております、・・・」等の音声からなる
信号)を直接(または、図示はされていないが、通話信
号生成部132を介して)、通話信号送信部133に出
力する。これとともに、応答・録音手段173は、受話
音声信号生成部122により変換された受話音声信号S
S_Rを入力して当該受話音声信号の音声内容(通話相
手側の音声内容)を、自動接続のたびに録音装置173
2に録音する。このとき、音声・文字列変換手段14
は、受話音声信号SS_Rの音声内容を文字列に変換し
て、当該文字列についてのデータを所定の記憶装置に1
通話文書として記憶し、または/および当該1通話文書
をプリンタ151に出力することができる。
【0041】ユーザインタフェース18は、留守番時プ
リントスイッチ、通話プリント機能スイッチ、通話記録
済み情報出力キー、留守番機能スイッチ等(スイッチ群
182で示す)、およびディスプレイ181を含んで構
成されている。留守番時プリントスイッチおよび留守番
機能スイッチがオン(留守機能部17がアクティブ)と
なっているときに着信があると、通話相手側文字列がプ
リンタ151によりプリントされる。通話プリント機能
スイッチがオンのときには、通常(留守番機能キーがオ
フ)の着信があったときに、通話相手側文字列と、通話
ユーザ側文字列とがプリンタ151から出力される。通
話記録済み情報出力キーは、所定の記憶装置に記憶され
た過去の通話内容(留守番時プリントスイッチがオン、
留守番機能スイッチがオフのときに記憶された通話相手
側の音声内容を含む)を選択して、プリンタ151によ
りプリントすることができる。なお、ディスプレイ18
1に通話履歴を表示することもできるので、ユーザは過
去の通話内容の選択を適切に行うことができる。
【0042】図2(A),図3(A)は、プリンタ15
1の出力例を示す図である。図2(A)では、通話相手
側文字列と、通話ユーザ側文字列とが、縦1段組でプリ
ントされている。また、通話情報欄には、着信時情報
(日時・時刻)、通話相手情報(通話相手電話番号、通
話相手名)が併せてプリントされている。
【0043】図2(A)では、通話相手側文字列がイタ
リック書体で表示され、通話ユーザ側文字列が通常書体
で表示されており、また両者の間に改行処理が行われて
表示される。したがって、両者の会話内容の把握が容易
となる。
【0044】この場合には、図2(B)のフローチャー
トに示すように、まず、変換処理部142は、A/D変
換器141から入力されるディジタル化音声信号が、受
話音声信号SS_Rからの信号D_Rか、送話音声信号
SS_Sからの信号D_Sかを後述するステップS11
4で判別できるように、図示しない所定のレジスタに記
憶する(ステップS111)。具体的には、変換処理部
142は、A/D変換器141から入力されるディジタ
ル信号がD_Rであるときには、前記レジスタに1を立
て、A/D変換器141から入力されるディジタル化音
声信号がD_Sであるときには、前記レジスタに0を立
てる。
【0045】つぎに、変換処理部142は、入力したデ
ィジタル信号を音声単位のデータに区切り、これを参照
音声データ記憶装置143に記憶された音声データと比
較し、当該音声データのひと区切りに対応する文字に順
次変換する(ステップS112)。
【0046】そして、変換処理部142は、順次変換し
たこれらの文字に、漢字変換、カタカナ変換等の処理を
施して、漢字を含む文字列を作り出し、これを文字列調
整手段16に渡す(ステップS113)。
【0047】文字列調整手段16は、前述したレジスタ
の値を参照して、変換処理部142から受け取った文字
列を、イタリック書体、または通常書体の文字コード群
とするとともに、各文字列の末尾に改行コードを加え
て、プリンタ151またはディスプレイ181に出力す
る(ステップS114)。すなわち、文字列調整手段1
6は、前記レジスタに1が立っているときには、変換処
理部142から受け取った文字列をイタリック書体と
し、前記レジスタに0が立っているときには、変換処理
部142から受け取った文字列を通常書体として、行ご
とにプリンタ151またはディスプレイ181に出力す
る。
【0048】図3(A)では、通話相手側文字列と、通
話ユーザ側文字列とが、縦2段組でプリントされてい
る。この場合にも、通話情報欄が併せてプリントされて
いる。したがって、両者の会話内容の把握は、きわめて
容易となる。
【0049】この場合のフローチャートを図3(B)に
示す。図3(B)の各ステップS121〜S124のう
ち、S121〜S123は、図2(B)のステップS1
11〜S113と同じであるが、S124は、図2
(B)のステップS114と異なっている。図3(B)
のステップS124では、文字列調整手段16は、前述
したレジスタの値を参照して、変換処理部142から受
け取った文字列を、縦2段組の各欄に割り付け、かつ各
文字列の末尾に改行コードを加えて、プリンタ151ま
たはディスプレイ181に出力する(ステップS12
4)。すなわち、文字列調整手段16は、前記レジスタ
に1が立っているときには、変換処理部142から受け
取った文字列を縦2段の左欄に割り付け、前記レジスタ
に0が立っているときには、変換処理部142から受け
取った文字列を右欄に割り付け、それぞれ行ごとにプリ
ンタ151またはディスプレイ181に出力する。
【0050】以上、本発明の文字化システムの実施例を
説明したが、当該システムは上記構成に限定されるもの
ではなく、たとえば上述した文字化システムに、通話相
手の性別を自動認識させ、これを通話情報欄に「性別」
として表示する機能、通話内容の要約を文書として自動
作成する機能等、種々の機能を搭載することができる。
【0051】図4は、本発明の音声文字化通信システム
(以下、単に「通信システム」と言う)の実施例を示す
図である。本実施例の通信システム21において、通信
回線TLには、複数の携帯型通話端末装置22と、携帯
型非通話端末装置23と、固定型通話端末装置24と、
通信ホスト装置25とが接続されている。本実施例で
は、通信回線TLは無線回線であることもあるし有線回
線であることもあるし、さらには無線回線と有線回線と
の混在回線であることもある。
【0052】携帯型通話端末装置22および携帯型非通
話端末装置23は、本発明における通信携帯端末装置で
あり、典型的には、前者はモバイル電話機であり、後者
はいわゆるポケットベルである。固定型通話端末装置2
4は、通常の有線電話である。
【0053】通信ホスト装置25は、通話信号受信部2
51と、文字列変換手段252と、文字列データ送出手
段253と、記憶装置254を備えている。本発明の通
信システムでは、送信側の端末装置は音声入力装置が必
須であるので、端末装置には非通話端末装置(本実施例
では携帯型非通話端末装置23)は含まれない。
【0054】通話信号受信部251は、発信側の携帯型
通話端末装置22または固定型通話端末装置24からの
端末通話信号Rを通信回線TLを介して受信する。文字
列変換手段252は、端末通話信号Rの音声内容を文字
列に変換する。文字列データ送出手段253は、文字列
変換手段252により変換した文字列についての文字列
データLDを、着信側の端末装置(携帯型通話端末装置
22,携帯型非通話端末装置23,固定型通話端末装置
24の何れであってもよい)に送信する。記憶装置25
4は、文字列変換手段252が変換した文字列Lを、着
信側の端末装置に対応させて記憶することができる。
【0055】一方、携帯型通話端末装置22は、通常の
モバイル電話機としての機能を持つ他に、少なくとも通
信ホスト装置25から受信した文字列データLDについ
ての文字列Lを表示することができるディスプレイ(本
発明における画像出力装置)221、および記憶装置2
54に記憶された自己に送出されるべき文字列Lのデー
タLDをダウンロードして、文字列Lをディスプレイ2
21に表示するための操作キー222を備えている。ま
た、携帯型非通話端末装置23も、同様にディスプレイ
231、および操作キー232を備えており、固定型通
話端末装置24も、同様にディスプレイ241、および
操作キー242を備えている。
【0056】いま、携帯型通話端末装置22が、固定型
通話端末装置24に接続しようとするものとする。携帯
型通話端末装置22から通話要求は、通信ホスト装置2
5を介して、固定型通話端末装置24に送出される。
【0057】ここで、携帯型通話端末装置22が固定型
通話端末装置24にアクセスがきないときには、通信ホ
スト装置25が携帯型通話端末装置22からの音声メッ
セージを代行受信する。このとき、通信ホスト装置25
は、携帯型通話端末装置22からの端末通話信号Rの音
声内容を、図示しない記憶装置に音声として記憶する。
これとともに、通信ホスト装置25は、端末通話信号R
の音声内容を、文字列変換手段252を用いて文字列に
変換する。この文字列は、1通話文書として、記憶装置
254に格納される。この場合には、通信ホスト装置2
5は着信側の固定型通話端末装置24に、着信できなか
った通話内容が存在する旨を通知する。
【0058】また、通信ホスト装置25は、携帯型通話
端末装置22が固定型通話端末装置24にアクセスでき
る場合であっても、携帯型通話端末装置22のユーザが
音声文字列の送信を希望しているときや、固定型通話端
末装置24のユーザが音声文字列の着信を希望している
ときには、携帯型通話端末装置22からの端末通話信号
Rの音声内容を文字列に変換して、1通話文書として記
憶装置254に格納することができる。
【0059】固定型通話端末装置24のユーザは、着信
できなかった通話内容が存在する旨の通知を通信ホスト
装置25から受け取っているときや、携帯型通話端末装
置22のアクセス中またはアクセス後に、通話内容を確
認したいときには、所定のキーを操作することにより前
記通話文書をダウンロード(すなわち文書データをダウ
ンロード)することができる。
【0060】なお、携帯型通話端末装置22や固定型通
話端末装置24が、携帯型非通話端末23にメッセージ
を送信する場合も概ね上記と同様である。通話端末装置
22,24は、携帯型非通話端末23に音声でアクセス
することができない。通信ホスト装置25は、通話端末
装置22,24が、携帯型非通話端末23に音声でアク
セスしようとしているときは、通信ホスト装置25は、
通話端末装置22,24からの端末通話信号Rの音声内
容を、文字列変換手段252を用いて文字列に変換し、
この文字列を携帯型非通話端末23に送出する。もちろ
ん、この文字列を記憶装置254に格納しておき、携帯
型非通話端末23が、当該文字列をキー232を用いて
当該記憶装置254からダウンロードしてディスプレイ
231に表示させることもできる。
【0061】上記通信システムでは、通信ホスト装置2
5は、文字列変換手段252により生成した文字列(通
話端末装置22,24から受信した音声信号に基づき生
成した文字列)についての文字データを、携帯型非通話
端末23に送出する前に、通話端末装置22,24に転
送することができる。これにより、通話端末装置22,
24のユーザは、自己が音声入力した文章(発音による
文)が、正しく文字列に変換されているかを確認でき
る。通話端末装置22,24のユーザは、当該文字列が
所望のものであれば、通信ホスト装置25に、当該文字
列の携帯型非通話端末23への送出許可を与えることが
できる。もちろん、通話端末装置22,24のユーザ
は、通信ホスト装置25から転送された上記文字列自体
を、携帯型非通話端末23に転送することもできるし、
当該文字列に変更を加えて携帯型非通話端末23に転送
することもできる。
【0062】
【発明の効果】本発明の文字化システムによれば、通話
時の音声内容を、通話相手側と通話ユーザ側とで区別し
て、プリンタ等の出力装置を用いて表示することができ
る。
【0063】本発明の通信システムによれば、商用通信
手段として提供されているいわゆるポケットベルシステ
ム等の文字情報伝達システムにおいて、通話相手が音声
でメッセージを発信することができ、あるいは携帯電話
等のモバイル電話機において通話相手が音声で発信した
音声内容を文字列に変換して通話ユーザに送出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字化システムの概略を示すブロック
図である。
【図2】(A)は図1の文字化システムの画像出力手段
への出力結果例を示す図であり、(B)は(A)の出力
結果を得るための音声・文字列変換手段および文字列調
整手段の動作を示すフローチャートである。
【図3】(A)は図1の文字化システムの画像出力手段
への他の出力結果例を示す図であり、(B)は(A)の
出力結果を得るための音声・文字列変換手段および文字
列調整手段の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の通信システムの概略を示すブロック図
である。
【図5】従来の文字化システムの概略を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 文字化システム 12 通話受信手段 13 通話送信手段 14 音声・文字列変換手段 15 ファクシミリ機能部 16 文字列調整手段 17 留守番機能部 18 ユーザインタフェース 19 接続手段 21 通信システム 22 携帯型通話端末装置 23 携帯型非通話端末装置 24 固定型通話端末装置 25 通信ホスト装置 121 通話信号受信部 122 受話音声信号生成部 123 スピーカ 131 マイクロフォンユニット 132 通話信号生成部 133 通話信号送信部 141 A/D変換器 142 変換処理部 143 参照音声データ記憶装置 151 プリンタ 161 通話文書記憶手段 162 通話情報生成手段 171 自動着信検知手段 172 自動着信制御手段 173 応答・録音手段 181 ディスプレイ 182 キー群 221 ディスプレイ 231 ディスプレイ 241 ディスプレイ 222 操作キー 232 操作キー 242 操作キー 251 通話信号受信部 252 文字列変換手段 253 文字列データ送出手段 254 記憶装置 1731 応答記憶装置 1732 録音装置 TL 通信回線 R,S 通話信号 SS_R 送話音声信号 SS_S 受話音声信号 SOUND_R 通話相手側音声 SOUND_S 通話ユーザ側音声 D_R ディジタル化音声信号 D_S ディジタル化音声信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D015 KK02 LL05 5K101 KK06 NN08 NN18 NN19 9A001 BB01 BB03 BB04 CC04 CC05 CC07 DD13 EE02 EE05 HH11 HH12 HH15 HH17 HH18 HH22 HH31 HH32 JJ35 KK42

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話信号を通信回線から受信する通話信
    号受信部と、前記通話信号受信部により受信した前記通
    話信号を受話音声信号に変換する受話音声信号生成部
    と、前記受話音声信号生成部からの受話音声信号を受話
    音声に変換するスピーカとを含む通話受信手段、 送話音声を入力して送話音声信号に変換するマイクロフ
    ォンユニットと、前記マイクロフォンユニットが生成す
    る送話音声信号を通話信号に変換する通話信号生成部
    と、前記通話信号生成部からの通話信号を通信回線に出
    力する通話信号送信部とを含む通話送信手段、および、 前記受話音声信号生成部が生成した受話音声信号の音声
    内容および前記マイクロフォンユニットが生成した送話
    音声信号の音声内容を文字列に変換する音声・文字列変
    換手段、を備えてなる通話音声文字化システムであっ
    て、 さらに、少なくとも前記文字列を表示できる画像出力装
    置と、 前記受話音声信号の音声内容についての文字列と、前記
    送話音声信号の音声内容についての文字列とを、区別し
    得るように調整して前記画像出力装置に送出する文字列
    調整手段と、を有してなることを特徴とする通話音声文
    字化システム。
  2. 【請求項2】 前記画像出力装置が、 システムと一体に構成されたファクシミリ機能部に備え
    られたプリンタ、またはシステムと一体に構成されたデ
    ィスプレイ装置、または、 システムと別体に構成されたプリンタ、であることを特
    徴とする請求項1に記載の通話音声文字化システム。
  3. 【請求項3】 前記文字列調整手段は、前記受話音声信
    号の音声内容についての文字列と、前記送話音声信号の
    音声内容についての文字列との間に、改行処理を入れて
    前記各文字列を区別し得るように調整することを特徴と
    する請求項1または2に記載の通話音声文字化システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記文字列調整手段は、前記受話音声信
    号の音声内容についての文字列と、前記送話音声信号の
    音声内容についての文字列とに、相互に異なる記号、符
    号または図形を付記することで、前記各文字列を区別し
    得るように調整することを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の通話音声文字化システム。
  5. 【請求項5】 前記文字列調整手段は、前記受話音声信
    号の音声内容についての文字列と、前記送話音声信号の
    音声内容についての文字列とに、相互に異なる色属性ま
    たは形態属性を付与することで、前記各文字列を区別し
    得るように調整することを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の通話音声文字化システム。
  6. 【請求項6】 前記文字列調整手段は、前記受話音声信
    号の音声内容についての文字列と、前記送話音声信号の
    音声内容についての文字列とを、2段組の各段に区分け
    して表示することを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の通話音声文字化システム。
  7. 【請求項7】 さらに、前記文字列調整手段が生成した
    前記文字列を、1通話ごとに通話文書として記憶する通
    話文書記憶手段、および前記通話文書の前記画像出力手
    段への出力をユーザが制御するためのユーザインタフェ
    ースを備えることを特徴とする請求項1〜6の何れかに
    記載の通話音声文字化システム。
  8. 【請求項8】 さらに、前記通信回線から着信要求があ
    ったときに通信回線を自動接続するとともに、前記通話
    受信手段および前記通話送信手段をアクティブにするこ
    とで自動着信を行う自動着信手段を有し、 前記音声・文字列変換手段は、前記自動着信があったと
    きに、前記受話音声信号の音声内容、または当該受話音
    声信号の音声内容および前記送話音声の内容を文字列に
    変換し、前記文字列調整手段は、当該文字列を1通話ご
    とに通話文書として前記通話文書記憶手段に記憶し、ユ
    ーザが前記ユーザインタフェースを介して前記通話文書
    の前記画像出力手段への出力を指示したときに、当該通
    話文書を当該画像出力手段に出力することを特徴とする
    請求項7に記載の通話音声文字化システム。
  9. 【請求項9】 さらに、前記通信回線から着信要求があ
    ったときに通信回線を自動接続するとともに、前記通話
    受信手段および前記通話送信手段をアクティブにするこ
    とで自動着信を行う自動着信手段を有し、 前記音声・文字列変換手段は、前記自動着信があったと
    きに、前記受話音声信号の音声内容、または当該受話音
    声信号の音声内容および前記送話音声の内容を文字列に
    変換し、前記文字列調整手段は、当該通話文書を当該画
    像出力手段に出力することを特徴とする請求項1〜6の
    何れかに記載の通話音声文字化システム。
  10. 【請求項10】 さらに、前記自動着信があったとき
    に、受話音声と送話音声とを録音する録音装置とを有す
    ることを特徴とする請求項8または9に記載の通話音声
    文字化システム。
  11. 【請求項11】 複数の通信端末装置と、前記通信端末
    装置に通信回線を介して音声信号を送受信できる通信ホ
    スト装置とからなる通信システムにおいて、 前記通信ホスト装置は、 発信側通信端末装置からの端末通話信号を受信する通話
    信号受信部と、 前記端末通話信号から、その音声内容の文字列を生成す
    る文字列生成手段と、 前記文字列生成手段により生成した文字列についての文
    字列データを、着信側通信端末装置に送信する文字列デ
    ータ送出手段と、を備え、 前記通信端末装置は、少なくとも、前記通信ホスト装置
    から受信した文字列データについての文字列を表示でき
    る画像出力装置、を備えてなることを特徴とする音声文
    字化情報通信システム。
  12. 【請求項12】 前記通信ホスト装置は、前記文字列生
    成手段が生成した文字列を、着信側通信端末装置に対応
    させて記憶する記憶装置を持つことを特徴とする請求項
    11に記載の音声文字化情報通信システム。
  13. 【請求項13】 前記通信端末装置は、前記記憶装置に
    記憶された自己に送出されるべき文字列についてのデー
    タをダウンロードして、当該文字列を前記画像出力装置
    に表示するための操作キーを備えることを特徴とする請
    求項12に記載の音声文字化情報通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6941224B2 (en) 2002-11-07 2005-09-06 Denso Corporation Method and apparatus for recording voice and location information
JP2009135753A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Hitachi Communication Technologies Ltd Ip電話機、ip電話交換機、および通話録音方法

Cited By (2)

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