JPH09258764A - 通信装置および通信方法、並びに情報処理装置 - Google Patents

通信装置および通信方法、並びに情報処理装置

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JPH09258764A
JPH09258764A JP8069894A JP6989496A JPH09258764A JP H09258764 A JPH09258764 A JP H09258764A JP 8069894 A JP8069894 A JP 8069894A JP 6989496 A JP6989496 A JP 6989496A JP H09258764 A JPH09258764 A JP H09258764A
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JP
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user
unit
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mail
message
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JP8069894A
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English (en)
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Naoto Iwahashi
直人 岩橋
Satoshi Miyazaki
敏 宮崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信者が送信した電子メールが、合成音で読
み上げられることにより受信者に提供される場合におい
て、受信者が聴く合成音を、送信者が確認することがで
きるようにする。 【解決手段】 ユーザBが電話機7を操作することによ
り、ユーザB宛の電子メールを要求すると、SPサーバ
6は、ユーザB宛の電子メールを対象に、その内蔵する
音声合成装置により音声合成処理を行い、これにより、
そこに記述されたメッセージに対応する合成音を生成し
て、電話機7に送信する。一方、このユーザB宛の電子
メールを送信したユーザAが有するコンピュータ1は、
SPサーバ6が有する音声合成装置と同等の機能を有す
る音声合成装置を内蔵しており、ユーザB宛の電子メー
ルを送信するのと同時に、その電子メールを対象に、内
蔵する音声合成装置により音声合成処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置および通
信方法、並びに情報処理装置に関する。特に、例えば電
子メールなどに記述されたメッセージが、相手に、合成
音で提供される場合において、その合成音を電子メール
の送信者が確認することができるようにする通信装置お
よび通信方法、並びに情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、インターネットが急速に普及
し、メッセージのやりとりを電子メール(E-mail)で行
うことが多くなってきた。電子メールは、相手が不在か
どうかに拘らず送信することができ、また、相手方から
すれば、送信されてきた電子メールは、いつでも見るこ
とができるので、電話のように、自身または相手方のい
ずれかが不在であるために連絡をとることができないと
いったようなことがない。
【0003】しかしながら、電子メールを見るには、コ
ンピュータなどの端末が必要であり、従って、例えば外
出先から自身宛の電子メールを確認することは困難であ
った。
【0004】そこで、いわゆるパソコン(パーソナルコ
ンピュータ)通信サービスを提供しているNIFTY−
Serve(商標)などでは、電子メールの合成音によ
る読み上げサービス(以下、適宜、音声化サービスとい
う)が行われている。このサービスによれば、ユーザ
が、電話機によって、センタ局にアクセスすると、自身
宛の電子メールが合成音により読み上げられるようにな
されており、これにより、ユーザは、コンピュータがな
くても、電子メールを確認することができるようになさ
れている。
【0005】即ち、図11は、以上のような音声化サー
ビスを提供するパソコン通信システムの一例の構成を示
している。ユーザAは、コンピュータ92を有し、例え
ばPSTN(Public Switched Telephone Network)や
ISDN(Integrated Service Digital Network)など
の公衆網2、あるいは図示せぬ専用線を介して、パソコ
ン通信サービスを提供するセンタ局のホストコンピュー
タ91に接続されている。
【0006】なお、図11においては、コンピュータ9
2のユーザA以外のユーザのコンピュータとして、ユー
ザBが有するコンピュータ5が、公衆網2を介してホス
トコンピュータ91と接続されているが、その他のユー
ザのコンピュータも同様にして、ホストコンピュータ9
1に接続されている。
【0007】ホストコンピュータ91は、いわゆる電子
メールや、電子掲示板(フォーラム)、電子会議室、チ
ャット(リアルタイム電子会議室)その他のパソコン通
信サービスを提供する他、上述したような音声化サービ
スも提供するようになされている。
【0008】即ち、例えば、いま、ユーザBがコンピュ
ータ5の他、電話機(携帯電話機)7も有しているとす
ると、ユーザBは、コンピュータ5の他、電話機7によ
っても公衆網2を介して、ホストコンピュータ91にア
クセスすることができるようになされており、これによ
り、ユーザBは、電話機7のプッシュボタン7Aを操作
して、ホストコンピュータ91に所定のコマンドを与
え、ユーザB宛に送信されてきた電子メールを、合成音
で聴くことができるようになされている。
【0009】具体的には、例えば、ユーザAが、コンピ
ュータ92を操作して、ホストコンピュータ91にアク
セスすると、その内蔵する、例えばモデムなどでなる通
信部93と、ホストコンピュータ91との間で通信リン
クが確立される。その後、ユーザAが、コンピュータ9
2によって、例えばユーザB宛の電子メールを送信する
と、その電子メールは、公衆網2を介して、ホストコン
ピュータ91で受信されて記憶される。
【0010】以上のように、電子メールの差出人(送信
者)であるユーザAは、その電子メールが合成音で読み
上げられるかどうかに拘らず、電子メールを送信するこ
とができる。
【0011】その後、ユーザBが、コンピュータ5を操
作して、ホストコンピュータ91にアクセスすると、そ
の内蔵する、例えばモデムなどでなる通信部9と、ホス
トコンピュータ91との間で通信リンクが確立される。
その後、ユーザBが、コンピュータ5によって、自身宛
の電子メールを要求すると、ホストコンピュータ91
は、ユーザB宛の電子メールを、公衆網2を介して、コ
ンピュータ5に送信する。コンピュータ5では、ホスト
コンピュータ91からの電子メールが受信され、例え
ば、図示せぬディスプレイに表示される。これにより、
ユーザBは、ユーザAからの電子メールを見る(読む)
ことができる。
【0012】また、ユーザBが、例えば外出先その他な
どにおいて、電話機7のプッシュボタン7Aを操作し、
音声化サービス専用の電話番号をダイヤルすることによ
り、公衆網2を介して、ホストコンピュータ91にアク
セスすると、ホストコンピュータ91は、電話機7との
間の通信リンクを確立する。そして、ユーザBが、自身
宛の電子メールを要求するコマンドを、プッシュボタン
7Aを操作することにより入力すると、その操作に対応
したプッシュボタン信号(プッシュトーン信号)(ある
いは、ダイヤルパルス)が、電話機7から、公衆網2を
介してホストコンピュータ91に送信される。
【0013】ホストコンピュータ91では、電話機7か
らプッシュボタン信号を受信すると、そのプッシュボタ
ン信号が解析(解読)される。そして、プッシュボタン
信号が、ユーザB宛の電子メールを要求するものである
場合、ホストコンピュータ91は、ユーザB宛の電子メ
ール(例えば、上述したようにしてユーザAから送信さ
れてきた電子メール)を、音声合成処理することにより
合成音とし、公衆網2を介して、電話機7に送信する。
これにより、電話機7のスピーカ7Bからは、電子メー
ルを読み上げた合成音が出力される。
【0014】従って、ユーザBは、外出先などから、電
話機7によって自身宛の電子メールを確認することがで
きる。
【0015】図12は、図11のホストコンピュータ9
1の構成例を示している。通信部121は、公衆網2を
介して、コンピュータ92および5(通信部93および
9)や、電話機7などと通信を行うために必要な通信制
御を行うようになされている。
【0016】コマンド処理部122は、コンピュータ9
2,5からの要求や、電話機7から送信されてくるプッ
シュボタン信号を解析し、その解析結果に対応した処理
を行うようになされている。即ち、コマンド処理部12
2は、例えばユーザAのコンピュータ92などから送信
されてきた電子メールを、後述するテキストメール記憶
部123に供給して記憶させる。また、コマンド処理部
122は、例えばユーザBのコンピュータ5からの要求
に応じて、ユーザB宛の電子メールを、テキストメール
記憶部123から読み出し、通信部121を制御するこ
とにより、コンピュータ5に送信させる。さらに、コマ
ンド処理部122は、例えばユーザBの電話機7からの
要求に応じて、テキストメール記憶部123から読み出
した電子メールを、後述するテキスト音声合成装置12
4に供給し、その電子メールに記述されたメッセージに
対応する合成音を生成させて、電話機7に送信する。
【0017】テキストメール記憶部123は、ホストコ
ンピュータ91を有するパソコン通信サービスの提供会
社と契約したユーザ宛に送信されてきた電子メールを記
憶するようになされている。なお、テキストメール記憶
部123には、パソコン通信サービスの提供会社と契約
したユーザ宛の電子メールを記憶する記憶領域が、各ユ
ーザごとに設けられており(このようにユーザごとに設
けられた記憶領域を、以下、適宜、メールボックスとい
う)、各ユーザ宛の電子メールは、コマンド処理部12
2の制御の下、そのユーザのメールボックスに記憶され
るようになされている。
【0018】テキスト音声合成装置124は、言語処理
部125、音声合成部126、および音声出力部127
で構成されており、音声合成すべき、例えば日本語の漢
字仮名混じり文(入力文)が入力されると、その入力文
に対応する合成音を生成するようになされている。
【0019】即ち、言語処理部125は、入力文を言語
処理(言語解析)するようになされている。音声合成部
126は、言語処理部125の言語処理結果に対応して
合成音を生成するようになされている。音声出力部5
は、例えばD/A変換器およびアンプなどを内蔵してお
り、音声合成部126より出力される合成音(音声デー
タ)をD/A変換し、さらに、そのレベルを適正に調整
して、コマンド処理部122に供給するようになされて
いる。
【0020】以上のように構成されるホストコンピュー
タ91においては、例えばユーザAのコンピュータ92
から、公衆網2を介して、ユーザB宛に電子メールが送
信されてくると、その電子メールは、通信部121で受
信され、コマンド処理部122の制御の下、テキストメ
ール記憶部123に転送され、ユーザBのメールボック
スに記憶される。
【0021】その後、ユーザBが、コンピュータ5を操
作することにより、公衆網2を介して、ホストコンピュ
ータ91にアクセスし、自身宛の電子メールを要求する
と、その要求(以下、適宜、電子メール要求という)
は、通信部121で受信される。コマンド処理部122
は、通信部121で受信された電子メール要求を認識
(解読)し、これに対応して、そのユーザB用のメール
ボックス(テキストメール記憶部123)から電子メー
ルを読み出し、通信部121に送信させる。これによ
り、電子メールは、通信部121から、公衆網2を介し
て、コンピュータ5に送信され、ユーザBは、自身宛の
電子メールを見ることができる。
【0022】また、ユーザBが、電話機7によって、公
衆網2を介して、ホストコンピュータ91にアクセス
し、自身宛の電子メールを要求するように、プッシュボ
タン7Aを操作すると、その操作に対応するプッシュボ
タン信号は、電話機7からホストコンピュータ91に送
信され、通信部121において受信される。コマンド処
理部122では、通信部121で受信されたプッシュボ
タン信号が解読され、その解読結果に対応して、ユーザ
B宛の電子メールが、ユーザB用のメールボックスから
読み出され、テキスト音声合成装置124に転送され
る。
【0023】テキスト音声合成装置124では、コマン
ド処理部122からの電子メールが、言語処理部125
に供給される。言語処理部125では、電子メールに記
述されたメッセージ中の各語句に対して、漢字の読みが
付される。そして、言語処理部125では、メッセージ
の統語構造が解析され、さらに、メッセージに対して、
音韻を表す音韻情報(読みに、例えば無声化その他を表
す情報を付加したもの)と、アクセントを表すアクセン
ト情報とが付加される。
【0024】なお、言語処理部125では、まず最初
に、電子メールの中の、例えばヘッダの部分や、語句を
強調するために用いられる強調記号(例えば、メッセー
ジ「今日、*ミーティング*を行います。」の中の
「*」印など)、差出人の感情を表す、いわゆるフェイ
スマーク(例えば、(^^)などのマーク)などの感情
記号その他の合成音とするのに適当でない部分は、あら
かじめ除去されるようになされており、その除去の結果
残った部分に対してのみ、上述したような言語処理が行
われるようになされている。電子メールのヘッダや、強
調記号、感情記号などが合成音とされると、その合成音
の意味内容が不明になることがあり、従って、この場
合、そのようなことを防止することができる。
【0025】言語処理部125において、電子メールに
記述されたメッセージに対し、音韻情報およびアクセン
ト情報が付されると、即ち、メッセージが、アクセント
情報を含む音韻情報(以下、適宜、アクセント付き音韻
情報)に変換されると、それは、音声合成部126に出
力される。音声合成部126では、アクセント付き音韻
情報(アクセント情報および音韻情報)に基づいて、韻
律制御が行われながら、メッセージに対応する合成音が
生成される。
【0026】即ち、音声合成部126では、例えばメッ
セージに付された音韻情報に対応する音素片データが、
アクセント情報その他に基づいて、強調や、抑揚、ポー
ズなどのメッセージの文脈に即した韻律制御を行いなが
ら接続される。
【0027】具体的には、音声合成部126では、アク
セント情報その他に基づいて、合成音に適当な抑揚や強
調部分、ポーズを付加するための韻律情報が生成され、
音素片データが、韻律情報に基づいて接続される。即
ち、韻律情報に、例えばメッセージのピッチパターン
や、メッセージを構成する各音韻の継続時間、各音韻の
パワーなどが含まれているときは、まず、ピッチパター
ンに基づいて、音素片データを接続する間隔が調整され
(音素片データのピッチ周期が調整され)、また、音韻
の継続時間に基づいて、その音韻に対応する音素片デー
タを繰り返し接続する回数が制御される。さらに、音韻
のパワーに基づいて、その音韻に対応する音素片データ
の振幅が制御される。
【0028】以上のようにして音素片データを、韻律情
報に基づいて接続して得られた音声波形は、音声出力部
127に供給される。音声出力部127では、音声合成
部126からの音声データがD/A変換され、さらに、
そのレベルが適正に調整されて、コマンド処理部122
に供給される。
【0029】コマンド処理部122は、テキスト音声合
成装置124(音声出力部127)から合成音を受信す
ると、それを、通信部121に供給する。通信部121
では、コマンド処理部122からの合成音が、公衆網2
を介して、電話機7に送信される。その結果、電話機7
のスピーカ7Bからは、ユーザB宛の電子メールの内容
を読み上げた合成音が出力され、これにより、ユーザB
は、電話機7によって自身宛の電子メールを確認するこ
とができる。
【0030】ところで、現状の言語処理技術では、メッ
セージの意味内容を完全に把握することは困難であり、
従って、例えば、メッセージ中の漢字が、誤った読みに
変換されたり、また、メッセージ中の単語の誤った位置
にアクセントが付されることがある。このため、このよ
うな誤った言語処理結果に基づいて生成された合成音
を、ユーザBが聴いた場合においては、その内容が、電
子メールの送信者(差出人)であるユーザAが意図する
ものとは異なった意味に理解されることがある。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従って、ユーザAが、
ユーザB宛に送信した電子メールにおけるメッセージ
が、どのような合成音で、ユーザBに提供されるかを確
認することができるようにするのが望ましいが、従来に
おいては、そのような確認を行うことができるようには
なされていなかった。
【0032】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、送信者が送信したメッセージが、受信者
側でどのような合成音とされるかを確認することができ
るようにするものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信装
置は、第1の情報処理装置において、第2の情報処理装
置が有する音声合成手段により生成される合成音を確認
するための確認手段を備えることを特徴とする。
【0034】請求項6に記載の通信方法は、第2の情報
処理装置が、第1の情報処理装置から送信されてくるメ
ッセージに対応する合成音を生成する一方、第1の情報
処理装置において、第2の情報処理装置により生成され
る合成音を確認することを特徴とする。
【0035】請求項7に記載の情報処理装置は、サーバ
が有する音声合成手段により生成される合成音を確認す
るための確認手段を備えることを特徴とする。
【0036】請求項8に記載の情報処理装置は、端末か
ら送信されてくるメッセージに対応する合成音を生成す
る音声合成手段と、端末において、音声合成手段により
生成される合成音を確認させるための確認手段とを備え
ることを特徴とする。
【0037】請求項1に記載の通信装置においては、確
認手段により、第1の情報処理装置において、第2の情
報処理装置が有する音声合成手段により生成される合成
音を確認することができるようになされている。
【0038】請求項6に記載の通信方法においては、第
2の情報処理装置が、第1の情報処理装置から送信され
てくるメッセージに対応する合成音を生成する一方、第
1の情報処理装置において、第2の情報処理装置により
生成される合成音を確認するようになされている。
【0039】請求項7に記載の情報処理装置において
は、確認手段により、サーバが有する音声合成手段によ
り生成される合成音を確認することができるようになさ
れている。
【0040】請求項8に記載の情報処理装置において
は、音声合成手段は、端末から送信されてくるメッセー
ジに対応する合成音を生成し、確認手段は、端末におい
て、音声合成手段により生成される合成音を確認させる
ようになされている。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0042】即ち、請求項1に記載の通信装置は、メッ
セージを送信するための第1の情報処理装置と、第1の
情報処理装置から送信されてくるメッセージを受信し、
ユーザからの要求に応じて、そのメッセージを提供する
第2の情報処理装置とを備える通信装置であって、第2
の情報処理装置が、第1の情報処理装置から送信されて
くるメッセージに対応する合成音を生成する音声合成手
段(例えば、図2や、図5、図8に示すテキスト音声合
成装置24など)を有し、第1の情報処理装置におい
て、音声合成手段により生成される合成音を確認するた
めの確認手段(例えば、図3に示すテキスト音声合成装
置12や、図5に示す通信部21および図6に示す音声
出力部16、図8に示す通信部21、図10に示す音声
合成部15など)を備えることを特徴とする。
【0043】請求項2に記載の通信装置は、第1の情報
処理装置が、第2の情報処理装置が有する音声合成手段
と同等の手段(例えば、図3に示すテキスト音声合成装
置12など)を、確認手段として有することを特徴とす
る。
【0044】請求項3に記載の通信装置は、第2の情報
処理装置が、合成音を第1の情報処理装置に送信する送
信手段(例えば、図5に示す通信部21など)を、確認
手段として有し、第1の情報処理装置が、送信手段より
送信されてくる合成音を出力する出力手段(例えば、図
6に示す音声出力部16など)を、確認手段として有す
ることを特徴とする。
【0045】請求項4に記載の通信装置は、音声合成手
段が、メッセージを言語処理する言語処理手段(例え
ば、図8に示す言語処理部25など)と、言語処理手段
の言語処理結果に基づいて、合成音を生成する第1の生
成手段(例えば、図8に示す音声合成部26など)とを
有し、第2の情報処理装置が、言語処理手段の言語処理
により得られる情報を第1の情報処理装置に送信する送
信手段(例えば、図8に示す通信部21など)を、確認
手段として有することを特徴とする。
【0046】請求項5に記載の通信装置は、第1の情報
処理装置が、送信手段より送信されてくる情報に基づい
て、合成音を生成する第2の生成手段(例えば、図10
に示す音声合成部15など)を、確認手段として有する
ことを特徴とする。
【0047】請求項7に記載の情報処理装置は、所定の
メッセージを受信し、ユーザからの要求に応じて、その
メッセージを提供するサーバであって、メッセージに対
応する合成音を生成する音声合成手段(例えば、図2
や、図5、図8に示すテキスト音声合成装置24など)
を有するものに対し、メッセージを送信する情報処理装
置であって、音声合成手段により生成される合成音を確
認するための確認手段(例えば、図3に示すテキスト音
声合成装置12や、図6に示す音声出力部16、図10
に示す音声合成部15など)を備えることを特徴とす
る。
【0048】請求項8に記載の情報処理装置は、メッセ
ージを送信するための端末から送信されてくるメッセー
ジを受信し、ユーザからの要求に応じて、そのメッセー
ジを提供する情報処理装置であって、端末から送信され
てくるメッセージに対応する合成音を生成する音声合成
手段(例えば、図2や、図5、図8に示すテキスト音声
合成装置24など)と、端末において、音声合成手段に
より生成される合成音を確認させるための確認手段(例
えば、図5や図8に示す通信部21など)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0049】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0050】図1は、本発明の通信装置を適用したネッ
トワークシステムの第1実施例の構成を示している。な
お、図中、図11のパソコン通信システムにおける場合
と対応する部分については、同一の符号を付してある。
即ち、この場合、ユーザBは、図11における場合と同
様に、コンピュータ5および電話機7を有しているが、
ユーザAは、コンピュータ92に代えて、コンピュータ
1を有している。
【0051】ユーザAが有するコンピュータ1(第1の
情報処理装置)は、公衆網2、あるいは図示せぬ専用線
を介して、サービスプロバイダ(接続業者)が有するS
P(Service Provider)サーバ3に接続されている。そ
して、SPサーバ3は、インターネット4に接続されて
いる。即ち、コンピュータ1は、SPサーバ3を介し
て、インターネット4に接続されている。
【0052】また、ユーザBが有するコンピュータ5
は、公衆網2や専用線を介して、他のサービスプロバイ
ダが有するSPサーバ6に接続されている。そして、S
Pサーバ6はインターネット4に接続されており、従っ
て、コンピュータ5は、SPサーバ6を介して、インタ
ーネット4に接続されている。
【0053】なお、図1の実施例では図示していない
が、ユーザAおよびB以外のユーザのコンピュータも同
様にして、SPサーバ3や6、あるいは他のサービスプ
ロバイダが有するサーバや、大学や企業その他に設置さ
れているサーバ(ホストコンピュータ)を介して、イン
ターネット4に接続されている。
【0054】また、ユーザは、インターネット4に直接
接続することも可能であるが、通常は、サービスプロバ
イダと契約し、図1に示したように、公衆網2を介し
て、SPサーバ3または6にアクセスすることで、イン
ターネット4に接続される。
【0055】インターネット4においては、TCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)と呼ばれるプロトコルにしたがって、コンピュータ
相互間で通信を行うようになされている。また、インタ
ーネット4上には、WWWが構築されており、このWW
Wでは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と
呼ばれるプロトコルにより、データの転送を行い、HT
ML(Hyper Text Markup Language)で画面を記述する
ことにより、情報の検索や表示を、簡単に行うことがで
きるようになされている。さらに、インターネット4に
おいては、WWWの他、例えば電子メール(E-mail)
や、パソコン通信でいうところの掲示板に相当するネッ
トニュースなどのサービスも提供されており、ユーザ
は、電子メールのやりとりをしたり、また、特定のテー
マについての記事を書き込み、その記事を読むことがで
きるようになされている。なお、電子メールは、SMT
P(Simple Mail Transfer Protocol)と呼ばれるプロ
トコルで、また、ネットニュースにおける記事は、NN
TP(Network News Transfer Protocol)と呼ばれるプ
ロトコルで、それぞれ転送されるようになされている。
【0056】以上のよう構成されるネットワークシステ
ムにおいても、例えばユーザBは、図11におけるパソ
コン通信システムにおける場合と同様に、コンピュータ
5の他、電話機7によっても公衆網2を介して、SPサ
ーバ6にアクセスすることができるようになされてお
り、これにより、図11で説明した音声化サービスの提
供を受けることができるようになされている。
【0057】即ち、例えば、いま、ユーザAが、コンピ
ュータ1を操作して、SPサーバ3にアクセスすると、
その内蔵する、例えばモデムなどでなる通信部11と、
SPサーバ3との間で通信リンクが確立される。その
後、ユーザAが、コンピュータ1によって、ユーザB宛
の電子メールを送信すると、その電子メールは、公衆網
2を介して、SPサーバ3で受信される。SPサーバ3
は、電子メールを受信すると、その電子メールの宛先と
なっているユーザが接続されたサーバに転送する。
【0058】即ち、この場合、SPサーバ3は、ユーザ
AからのユーザB宛の電子メールを、インターネット4
を介して、ユーザBが有するコンピュータ5と接続され
ているSPサーバ6に転送する。これに対応して、SP
サーバ6では、ユーザB宛の電子メールが受信されて記
憶される。
【0059】その後、ユーザBが、コンピュータ5を操
作して、SPサーバ6にアクセスすると、通信部11
と、SPサーバ3との間で通信リンクが確立される。そ
の後、ユーザBが、コンピュータ5によって、自身宛の
電子メールを要求すると、SPサーバ6は、SPサーバ
3から送信されてきたユーザB宛の電子メールを、公衆
網2を介して、コンピュータ5に送信する。コンピュー
タ5では、SPサーバ6からの電子メールが受信され、
例えばディスプレイに表示される。これにより、ユーザ
Bは、自身宛の電子メールを見る(読む)ことができ
る。
【0060】また、ユーザBが、電話機7のプッシュボ
タン7Aを操作し、音声化サービス専用の電話番号をダ
イヤルすることにより、公衆網2を介して、SPサーバ
6にアクセスすると、SPサーバ6と電話機7との間で
通信リンクが確立される。そして、ユーザBが、自身宛
の電子メールを要求するコマンドを、プッシュボタン7
Aを操作することにより入力すると、その操作に対応し
たプッシュボタン信号が、電話機7から、公衆網2を介
してSPサーバ6に送信される。
【0061】SPサーバ6では、電話機7からプッシュ
ボタン信号を受信すると、そのプッシュボタン信号が解
析(解読)される。そして、プッシュボタン信号が、ユ
ーザB宛の電子メールを要求するものである場合、SP
サーバ6は、そのユーザB宛の電子メールに記述された
メッセージを音声合成処理し、これにより、そのメッセ
ージに対応する合成音を生成する。さらに、SPサーバ
6は、この合成音を、公衆網2を介して、電話機7に送
信する。従って、これにより、電話機7のスピーカ7B
からは、電子メールに記述されたメッセージを読み上げ
た合成音が出力される。
【0062】従って、ユーザBは、外出先などから、電
話機7によって自身宛の電子メールを確認することがで
きる。
【0063】一方、ユーザB宛に電子メールを送信した
コンピュータ1では、その電子メールに記述されたメッ
セージが、SPサーバ6における場合と同様に音声合成
処理され、これにより、そのメッセージに対応する合成
音が生成されて出力される。即ち、コンピュータ1で
は、ユーザBが電話機7によって聴く合成音と同様の合
成音が生成されて出力される。
【0064】従って、ユーザAは、ユーザB宛に送信し
た電子メールにおけるメッセージが、どのような合成音
で、ユーザBに提供されるかを確認することができる。
【0065】図2は、ユーザAからのユーザB宛の電子
メールを受信し、これを、ユーザBに提供する、図1の
SPサーバ6を機能的に表したブロック図である。
【0066】このSPサーバ6(第2の情報処理装置)
は、通信部21、コマンド処理部22、テキストメール
記憶部23、およびテキスト音声合成装置24から構成
されている。また、テキスト音声合成装置24は、言語
処理部25、音声合成部26、および音声出力部27か
ら構成されている。
【0067】通信部21、コマンド処理部22、テキス
トメール記憶部23、言語処理部25、音声合成部2
6、または音声出力部27は、図12における通信部1
21、コマンド処理部122、テキストメール記憶部1
23、言語処理部125、音声合成部126、または音
声出力部127それぞれと同様に構成されるものであ
り、従って、SPサーバ6では、図12で説明した場合
と同様にして、ユーザBに対し、電子メール、または電
子メールに対応する合成音が提供される。
【0068】図3は、図1のコンピュータ1の構成例を
示している。通信部11は、上述したようにモデムなど
でなり、通信に必要な通信制御を行うようになされてい
る。テキスト音声合成装置12は、言語処理部14、音
声合成部15、音声出力部16から構成されており、そ
こに入力される入力文に対応する合成音を生成するよう
になされている。テキスト音声合成装置12で生成され
た合成音は、コンピュータ1の内部または外部に設けら
れているスピーカ13に供給されるようになされてお
り、スピーカ13は、テキスト音声合成装置12からの
合成音を出力するようになされている。
【0069】言語処理部14、音声合成部15、または
音声出力部16は、図2に示したSPサーバ6の言語処
理部25、音声合成部26、または音声出力部27とそ
れぞれ同様に構成されている。
【0070】なお、言語処理部14または音声合成部1
5は、SPサーバ6に設けられている言語処理部25ま
たは音声合成部26それぞれと同等(同一、同様)の機
能(能力)を有している。
【0071】以上のように構成されるコンピュータ1で
は、ユーザAにより作成されたユーザB宛の電子メール
は、通信部11およびテキスト音声合成装置12の両方
に供給される。通信部11は、電子メールを受信する
と、上述したように、その電子メールを、公衆網2を介
してSPサーバ3に送信する。
【0072】一方、テキスト音声合成装置12では、入
力されたユーザB宛の電子メールは、言語処理部14に
入力される。以下、言語処理部14、音声合成部15、
または音声出力部16において、SPサーバ6の言語処
理部25、音声合成部26、または音声出力部27それ
ぞれにおける場合と同様の処理が行われ、これにより、
ユーザB宛の電子メールに対応する合成音が生成され
る。この合成音は、テキスト音声合成装置12(音声出
力部16)からスピーカ13に供給されて出力される。
【0073】言語処理部14または音声合成部15は、
SPサーバ6に設けられている言語処理部25または音
声合成部26それぞれと同等の機能を有するから、スピ
ーカ13からは、ユーザBが電話機7によって聴く場合
と同様の合成音が出力される。従って、ユーザAは、ユ
ーザB宛に送信した電子メールにおけるメッセージが、
どのような合成音で、ユーザBに提供されるかを確認す
ることができる。
【0074】次に、図4は、本発明の通信装置を適用し
たネットワークシステムの第2実施例の構成を示してい
る。なお、図中、図1における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してあり、以下では、その説明
は、適宜省略する。即ち、このネットワークシステム
は、コンピュータ1またはSPサーバ6に代えて、コン
ピュータ31またはSPサーバ36がそれぞれ設けられ
ている他は、図1のネットワークシステムと同様に構成
されている。
【0075】このネットワークシステムにおいても、図
1のネットワークシステムにおける場合と同様に、ユー
ザAは、コンピュータ31によりユーザB宛に電子メー
ルを送信し、ユーザBは、SPサーバ36にアクセスす
ることによって、ユーザAからの電子メールを、コンピ
ュータ5および電話機7のいずれによっても受信するこ
とができるようになされている。
【0076】図5は、図4のSPサーバ36(第2の情
報処理装置)の構成例を示している。なお、図中、図2
のSPサーバ6と同様に構成される部分については、同
一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省
略する。即ち、このSPサーバ36は、バイナリメール
作成部51が新たに設けられている他は、図2のSPサ
ーバ6と基本的に同様に構成されている。
【0077】バイナリメール作成部51は、音声合成部
26から出力される、メッセージに対応する合成音(デ
ィジタルの音声データ)である、例えばバイナリ形式の
データ(以下、適宜、バイナリデータという)(但し、
後述するように、実際には、バイナリデータに対応する
テキストデータ)を内容とする電子メール(このような
電子メールを、以下、適宜、バイナリメールという)を
作成するようになされている。さらに、バイナリメール
作成部51は、作成したバイナリメールを、通信部21
に供給するようになされている。
【0078】以上のように構成されるSPサーバ36に
おいては、ユーザAのコンピュータ31から、ユーザB
宛に電子メールが送信されてくると、図2のSPサーバ
6(図12のホストコンピュータ91)における場合と
同様にして、ユーザBに対し、その電子メール、または
その電子メールに対応する合成音が提供される。
【0079】即ち、ユーザB宛の電子メールは、通信部
21で受信され、コマンド処理部22を介して、テキス
トメール記憶部23に供給されて、ユーザBのメールボ
ックスに記憶される。そして、ユーザBが、コンピュー
タ5により、自身宛の電子メールを要求してきた場合に
は、コマンド処理部22は、テキストメール記憶部23
におけるユーザBのメールボックスから電子メールを読
み出し、その電子メールを、通信部21を制御すること
によりコンピュータ5に送信させる。また、ユーザB
が、電話機7により、自身宛の電子メールを要求してき
た場合には、コマンド処理部22は、テキストメール記
憶部23におけるユーザBのメールボックスから電子メ
ールを読み出し、その電子メールを、テキスト音声合成
装置24に供給することで合成音とする。そして、コマ
ンド処理部22は、この合成音を、通信部21を制御す
ることにより、電話機7に送信させる。
【0080】ところで、SPサーバ36のコマンド処理
部22は、ユーザB宛に電子メールが送信されてくる
と、それを、テキストメール記憶部23におけるユーザ
Bのメールボックスに記憶させる他、テキスト音声合成
装置24にも供給し、その電子メールを対象に、音声合
成処理を行わせる。
【0081】この場合、音声合成部26からは、そのユ
ーザB宛の電子メール(電子メールに記述されたメッセ
ージ)に対応する合成音としてのバイナリデータが出力
されるが、バイナリメール作成部51では、そのバイナ
リデータが受信され、それを内容とする電子メール、即
ち、バイナリメールが作成される。
【0082】なお、インターネット4においては、電子
メールによってバイナリデータそのものを送信すること
は困難であることから、バイナリメール作成部51で
は、実際には、音声合成部26からのバイナリデータ
が、所定のテキストデータに変換され、このテキストデ
ータを内容とする電子メール(バイナリメール)が作成
されるようになされている。
【0083】ここで、インターネット4を介してやりと
りされる電子メール(E-mail)の作成にあたっては、そ
の本文となる部分(ここでは、上述したバイナリデータ
に対応するテキストデータが配置される部分)の他、い
わゆるメールヘッダとなる、その電子メールの受信者
(宛先)を特定するための電子メールアドレス(電子メ
ールの「To:」の欄に記述する電子メールアドレス)
(以下、適宜、受信者アドレスという)、送信者を特定
するための電子メールアドレス(電子メールの「Fro
m:」の欄に記述する電子メールアドレス)(以下、適
宜、送信者アドレスという)、電子メールの表題(電子
メールの「Subject:」の欄に記述される、本文の内容を
表すテキスト)(以下、適宜、タイトルという)などが
必要となる(このように、電子メールの作成にあたって
必要となる情報を、以下、適宜、必要情報という)。
【0084】バイナリメール作成部51では、このよう
な重要情報の設定も行われるようになされている。即
ち、バイナリメールは、そのバイナリデータの元となっ
たメッセージが記述された、ユーザB宛の電子メールを
送信してきた送信者であるユーザAに送信するため、受
信者アドレスとして、ユーザAの電子メールアドレスが
設定される。なお、ユーザAの電子メールアドレスは、
ユーザAから送信されてきたユーザB宛の電子メールの
メールヘッダに記述されているから、バイナリメール作
成部51は、これをコピーすることによって、バイナリ
メールの受信者アドレスを設定する。
【0085】また、バイナリメール作成部51は、例え
ばSPサーバ36を有するサービスプロバイダにおい
て、バイナリメール用の電子メールアドレスとして、あ
らかじめ決められている電子メールアドレスを、送信者
アドレスとして設定する。さらに、バイナリメール作成
部51は、例えば電子メールがバイナリメールである旨
の所定の記述を、タイトルとして設定する。以下、その
他の必要情報も適切に設定され、バイナリメールが作成
される。
【0086】バイナリメール作成部51において、バイ
ナリメールが作成されると、そのバイナリメールは、通
信部21に供給される。通信部21は、バイナリメール
作成部51からのバイナリメールを、その受信者アドレ
スに対応するユーザ(ここでは、ユーザA)に送信す
る。
【0087】即ち、バイナリメールは、通信部21か
ら、インターネット4を介して、その受信者アドレスに
対応するユーザAのコンピュータ31が接続されたサー
バSP3に転送される。
【0088】SPサーバ3は、SPサーバ36(あるい
は、図1のSPサーバ6)と同様に、ユーザA宛の電子
メールが送信されてくると、それを受信し、ユーザA専
用のメールボックスに記憶し、ユーザAのコンピュータ
31から、ユーザA宛の電子メールの要求があった場合
には、ユーザA専用のメールボックスに記憶された電子
メールを、コンピュータ31に送信するようになされて
いる。
【0089】従って、SPサーバ3で受信されたバイナ
リメールは、ユーザAからの要求に応じて、コンピュー
タ31に転送される。
【0090】図6は、図4のコンピュータ31(第1の
情報処理装置)の構成例を示している。なお、図中、図
3のコンピュータ1と対応する部分については、同一の
符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略す
る。
【0091】バイナリメール要求部41は、ユーザAに
よって所定のコマンドが与えられると、通信部11が送
信した電子メールに対応する合成音のバイナリメール
を、通信部11を制御することにより、SPサーバ3に
要求するようになされている。さらに、バイナリメール
要求部41は、その要求に対応して、SPサーバ3から
バイナリメールが送信され、通信部11で受信される
と、そのバイナリメールから、メールヘッダその他を削
除することにより、バイナリデータ(バイナリデータに
対応するテキストデータ)だけを取り出し、音声出力部
16に供給するようになされている。
【0092】以上のように構成されるコンピュータ31
では、通信部11において、図3における場合と同様
に、ユーザB宛に電子メールが送信された後、ユーザA
が、所定操作を行うことにより、バイナリメール要求部
41に、バイナリメールを要求するコマンドを入力する
と、バイナリメール要求部41は、通信部11を制御
し、SPサーバ3に対して、自身宛のバイナリメールを
要求する。
【0093】SPサーバ3からは、この要求に対応し
て、上述したように、ユーザA宛のバイナリメールが送
信されてくるので、通信部11では、このバイナリメー
ルが受信され、バイナリメール要求部41に供給され
る。バイナリメール要求部41は、バイナリメールを受
信すると、そこからバイナリデータだけを抽出し(取り
出し)、音声出力部16に供給する。
【0094】即ち、バイナリメール要求部41は、バイ
ナリメールの本文の記述としての、バイナリデータに対
応するテキストデータだけを抽出し、このテキストデー
タを、元のバイナリデータに変換する。そして、バイナ
リメール要求部41は、このバイナリデータを、音声出
力部16に供給する。
【0095】音声出力部16では、バイナリメール要求
部41からのバイナリデータ、即ち、音声データがD/
A変換され、さらに、そのレベルが適正な値に調整され
て、スピーカ13に供給される。これにより、スピーカ
13からは、バイナリデータに対応する合成音が出力さ
れる。
【0096】バイナリデータは、SPサーバ36(図
5)の音声合成部26から出力されたものであり、ま
た、SPサーバ36では、このバイナリデータを音声出
力部27に入力して得られる合成音が、ユーザBに提供
されることから、やはり、ユーザAは、ユーザB宛に送
信した電子メールにおけるメッセージが、どのような合
成音で、ユーザBに提供されるかを確認することができ
る。
【0097】なお、合成音は、バイナリデータ(ここで
は、アナログの音声信号をA/D変換して得られるも
の)に対応するテキストデータの形で、SPサーバ36
からSPサーバ3に転送する他、例えば、いわゆるWA
V形式や、AU形式などで転送するようにすることなど
も可能である。但し、WAV形式やAU形式などで合成
音を転送するようにした場合、コンピュータ31の、例
えばバイナリメール要求部41では、そのWAV形式や
AU形式のデータに対し、そのヘッダに含まれる情報
(例えば、データがADPCMなどされているという情
報など)に対応して必要な処理を施し、後段の音声出力
部16で取扱い可能なデータとする必要がある。
【0098】次に、図7は、本発明の通信装置を適用し
たネットワークシステムの第3実施例の構成を示してい
る。なお、図中、図4における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してあり、以下では、その説明
は、適宜省略する。即ち、このネットワークシステム
は、コンピュータ31またはSPサーバ36に代えて、
コンピュータ61またはSPサーバ66が設けられてい
る他は、図4のネットワークシステムと同様に構成され
ている。
【0099】このネットワークシステムにおいても、ユ
ーザAは、コンピュータ61によりユーザB宛に電子メ
ールを送信し、ユーザBは、SPサーバ66にアクセス
することによって、ユーザAからの電子メールを、コン
ピュータ5および電話機7のいずれによっても受信する
ことができるようになされている。
【0100】図8は、図7のSPサーバ66(第2の情
報処理装置)の構成例を示している。なお、図中、図5
のSPサーバ36と同様に構成される部分については、
同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜
省略する。即ち、このSPサーバ66は、バイナリメー
ル作成部51に代えて、言語処理結果メール作成部81
が設けられている他は、図5のSPサーバ36と同様に
構成されている。
【0101】言語処理結果メール作成部81は、言語処
理部25から出力される、メッセージの言語処理結果
(ここでは、前述したようにアクセント付き音韻情報)
を内容とする電子メール(このような電子メールを、以
下、適宜、言語処理結果メールという)を作成するよう
になされている。さらに、言語処理結果メール作成部8
1は、作成した言語処理結果メールを、通信部21に供
給するようになされている。
【0102】以上のように構成されるSPサーバ66に
おいては、ユーザAのコンピュータ61から、ユーザB
宛に電子メールが送信されてくると、図2のSPサーバ
6における場合と同様にして、ユーザBに対し、その電
子メール、またはその電子メールに対応する合成音が提
供される。
【0103】さらに、SPサーバ66のコマンド処理部
22は、図5における場合と同様に、ユーザB宛に電子
メールが送信されてくると、それを、テキストメール記
憶部23におけるユーザBのメールボックスに記憶させ
る他、テキスト音声合成装置24にも供給し、その電子
メールを対象に、音声合成処理を行わせる。
【0104】この場合、言語処理部25からは、そのユ
ーザB宛の電子メール(電子メールに記述されたメッセ
ージ)に対応するアクセント付き音韻情報が出力される
が、言語処理結果メール作成部81では、そのアクセン
ト付き音韻情報が受信され、それを内容とする電子メー
ル、即ち、言語処理結果メールが作成される。
【0105】即ち、ユーザB宛の電子メールに記述され
たメッセージが、例えば「今日は。今日は晴れです
ね。」などであった場合、言語処理部25においては、
このメッセージが言語処理されることにより、例えばア
クセント付き音韻情報「(koNnichiwa). (kyo'-wa), (ha
re'desune).」などが出力される。
【0106】ここで、アクセント付き音韻情報におい
て、音韻情報は、基本的に、アルファベットの小文字で
表してある。さらに、「N」は撥音を、「-」は長音を、
「'」はアクセント情報(アクセントのある位置)を、
それぞれ表す。また、括弧「()」は、メッセージの構造
を解析して得られる、一つのまとまりとなるべき句構造
を表す。なお、句構造は、メッセージの統語構造を解析
することで得られる。
【0107】言語処理結果メール作成部81は、以上の
ようなアクセント付き音韻情報を内容とする言語処理結
果メールを作成し、さらに、図5のバイナリメール作成
部51における場合と同様にして必要情報を設定した
後、その言語処理結果メールを、通信部21に供給す
る。これにより、言語処理結果メールは、図5で説明し
たバイナリメールにおける場合と同様にして、通信部2
1から、インターネット4を介して、サーバSP3に転
送され、ユーザAのメールボックスに記憶される。
【0108】図9は、図7のコンピュータ61(第1の
情報処理装置)の構成例を示している。なお、図中、図
6のコンピュータ31と対応する部分については、同一
の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略
する。
【0109】言語処理結果メール要求部71は、ユーザ
Aによって所定のコマンドが与えられると、通信部11
が送信した電子メールに対応する合成音の言語処理結果
メールを、通信部11を制御することにより、SPサー
バ3に要求するようになされている。さらに、言語処理
結果メール要求部71は、その要求に対応して、SPサ
ーバ3から言語処理結果メールが送信され、通信部11
で受信されると、その言語処理結果メールから、メール
ヘッダその他を削除することにより、アクセント付き音
韻情報だけを取り出すようになされている。
【0110】以上のように構成されるコンピュータ61
では、通信部11において、図6における場合と同様
に、ユーザB宛に電子メールが送信された後、ユーザA
が、所定操作を行うことにより、言語処理結果メール要
求部71に、言語処理結果メールを要求するコマンドを
入力すると、言語処理結果メール要求部71は、通信部
11を制御し、SPサーバ3に、自身宛の言語処理結果
メールを要求する。
【0111】SPサーバ3は、この要求に対応して、ユ
ーザA宛の言語処理結果メールを、ユーザAのメールボ
ックスから読み出し、コンピュータ61に送信する。コ
ンピュータ61では、通信部11において、この言語処
理結果メールが受信され、言語処理結果メール要求部7
1に供給される。言語処理結果メール要求部71は、言
語処理結果メールを受信すると、そこからアクセント付
き音韻情報だけを抽出し(取り出し)、図示せぬディス
プレイに供給して表示させる。
【0112】これにより、ディスプレイには、ユーザA
がユーザB宛に送信した電子メールに記述されたメッセ
ージに対応するアクセント付き音韻情報として、例え
ば、上述したような「(koNnichiwa). (kyo'-wa), (har
e'desune).」が表示される。
【0113】このアクセント付き音韻情報は、SPサー
バ66(図8)の言語処理部25から出力されたもので
あり、また、SPサーバ66では、このアクセント付き
音韻情報を音声合成部26に入力して得られる合成音
が、ユーザBに提供されることから、やはり、ユーザA
は、ユーザB宛に送信した電子メールにおけるメッセー
ジが、どのような合成音で、ユーザBに提供されるかを
確認することができる。
【0114】即ち、言語処理部25において、上述した
ようなメッセージ「今日は。今日は晴れですね。」に対
して的確な言語処理が施され、これにより、正確なアク
セント付き音韻情報「(koNnichiwa). (kyo'-wa), (har
e'desune).」が、コンピュータ61のディスプレイに表
示された場合には、ユーザAは、ユーザBに対し、正確
な合成音が提供されることを認識することができる。
【0115】また、言語処理部25において、メッセー
ジ「今日は。今日は晴れですね。」に対して誤った言語
処理が施され、これにより、例えば、そのメッセージの
第2文「今日は晴れですね」の「今日は」の読みを「コ
ンニチハ」に読み間違えたアクセント付き音韻情報「(k
oNnichiwa). (koNnichiwa), (hare'desune).」や、アク
セントを付け間違えた「(koNnichiwa). (kyo'-wa), (ha
rede'sune).」、あるいは文章の句構造を間違えた「(ko
Nnichiwa). (kyo'-wa), (hare'de)(sune).」などが、コ
ンピュータ61のディスプレイに表示された場合には、
ユーザAは、ユーザBに対し、漢字を読み間違えた合成
音や、アクセントの位置を誤った合成音、あるいは統語
構造の分析を誤った合成音などが提供されることを認識
することができる。
【0116】次に、図10は、図7のコンピュータ61
(第1の情報処理装置)の他の構成例を示している。な
お、図中、図3または図9における場合と対応する部分
については、同一の符号を付してあり、以下では、その
説明は、適宜省略する。即ち、このコンピュータ61
は、図3に示したスピーカ13、音声合成部15、およ
び音声出力部16が、言語処理結果メール要求部71の
後段に設けられている他は、図9のコンピュータ61と
同様に構成されている。
【0117】以上のように構成されるコンピュータ61
では、言語処理結果メール要求部71から出力されるア
クセント付き音韻情報は、音声合成部15に供給され
る。その結果、音声合成部15では、言語処理結果メー
ル要求部71からのアクセント付き音韻情報に基づい
て、合成音が生成され、音声出力部16を介してスピー
カ13に供給されて出力される。
【0118】従って、この場合も、ユーザAは、ユーザ
B宛に送信した電子メールにおけるメッセージが、どの
ような合成音で、ユーザBに提供されるかを確認するこ
とができる。
【0119】なお、ここでは、SPサーバ66からSP
サーバ3に対し、言語処理部25における言語処理の結
果得られるアクセント付き音韻情報を送信(転送)する
ようにしたが、SPサーバ66からSPサーバ3に対し
ては、アクセント付き音韻情報の他、言語処理部25の
言語処理の途中で得られる情報としての、例えばメッセ
ージ中の各語句の読みなどを送信するようにすることも
可能である。
【0120】以上、本発明を、複数のサーバ(ホストコ
ンピュータ)で構成されるインターネット4を利用した
ネットワークシステムに適用した場合について説明した
が、本発明は、1つのホストコンピュータ(サーバ)で
構成される、いわゆるパソコン通信システムなどにも適
用可能である。
【0121】なお、本実施例においては、電子メール
(メッセージ)を日本語で記述するものとしたが、電子
メールを記述する言語は、日本語だけに限定されるもの
ではない。即ち、電子メールは、例えば英語やフランス
語などの日本語以外の言語で記述しても良いし、また、
2以上の言語によって記述しても良い。
【0122】また、本実施例では、ユーザAが電子メー
ルを送信し、ユーザBがこれを受信する場合を例に、本
発明を説明したが、その逆に、ユーザBからユーザAに
対して電子メールが送信される場合も同様の処理が行わ
れる。
【0123】さらに、本実施例では、電子メールを受信
するユーザBのコンピュータ5に接続されたSPサーバ
6(36,66)において、ユーザAからユーザBへの
電子メールに対応する合成音を生成するようにしたが、
その他、ユーザAからユーザBへの電子メールに対応す
る合成音は、例えば、その電子メールを送信するユーザ
Aのコンピュータ1(31,61)が接続されたSPサ
ーバ3において生成し、ユーザB宛の電子メールに(例
えば、いわゆる添付ファイルの形で)添付して、SPサ
ーバ3からSPサーバ6に送信するようにすることも可
能である。この場合、その合成音を、コンピュータ1に
も送信するようにすることで、ユーザAは、ユーザBに
提供される合成音の確認を行うことができる。
【0124】また、例えば、SPサーバ3において、ユ
ーザAからユーザBへの電子メールを言語処理し、その
言語処理結果を、電子メールに添付して、SPサーバ6
に送信するとともに、SPサーバ6において、その電子
メールに添付されている言語処理結果に基づいて合成音
を生成するようにすることも可能である。この場合も、
その言語処理結果を、コンピュータ1にも送信するよう
にすることで、ユーザAは、ユーザBに提供される合成
音の確認を行うことができる。
【0125】さらに、本実施例においては、ユーザA
が、ユーザBに対して送信した電子メールに対応する合
成音を確認した後の処理については特に言及しなかった
が、その確認の結果、誤った合成音がユーザBに提供さ
れるような場合には、ユーザAは、例えば、その旨を記
述した電子メールをユーザBに送信し、さらに、その誤
った部分を修正した電子メールを、ユーザBに送信する
ようにすれば良い。即ち、例えば漢字の読みが間違った
合成音がユーザBに提供されるような場合には、ユーザ
Aは、その漢字を仮名で記述した電子メールを、ユーザ
Bに送信するようにすれば良い。
【0126】また、インターネット4においては、一度
送信した電子メールを、送信者側から削除することは、
いまのところ困難であるが、パソコン通信システムでは
可能であるので、従って、本発明をパソコン通信システ
ムに適用した場合においては、誤った合成音が受信者に
提供されるときには、送信者は、電子メールを削除した
後、上述したような修正を加えた電子メールを送信し直
せば良い。
【0127】
【発明の効果】請求項1に記載の通信装置および請求項
6に記載の通信方法によれば、第1の情報処理装置にお
いて、第2の情報処理装置により生成される合成音を確
認することができる。
【0128】また、請求項7に記載の情報処理装置によ
れば、サーバが有する音声合成手段により生成される合
成音を確認することができる。
【0129】さらに、請求項8に記載の情報処理装置に
よれば、端末から送信されてくるメッセージに対応する
合成音を、端末において確認させるようになされてい
る。
【0130】従って、送信者が送信したメッセージが、
受信者側でどのような合成音とされるかを知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの第1
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のSPサーバ6の構成例を示すブロック図
である。
【図3】図1のコンピュータ1の構成例を示すブロック
図である。
【図4】本発明を適用したネットワークシステムの第2
実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のSPサーバ36の構成例を示すブロック
図である。
【図6】図4のコンピュータ31の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明を適用したネットワークシステムの第3
実施例の構成を示すブロック図である。
【図8】図7のSPサーバ66の構成例を示すブロック
図である。
【図9】図7のコンピュータ61の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図10】図7のコンピュータ61の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図11】従来のパソコン通信システムの一例の構成を
示す図である。
【図12】図11のホストコンピュータ91の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ, 2 公衆網, 3 SPサーバ,
4 インターネット, 5 コンピュータ, 6 S
Pサーバ, 7 電話機, 11 通信部,12 テキ
スト音声合成装置, 14 言語処理部, 15 音声
合成部, 16 音声出力部, 21 通信部, 22
コマンド処理部, 23 テキストメール記憶部,
24 テキスト音声合成装置, 25 言語処理部,
26音声合成部, 27 音声出力部, 31 コンピ
ュータ, 36 SPサーバ, 41 バイナリメール
要求部, 51 バイナリメール作成部, 61 コン
ピュータ, 66 SPサーバ, 71 言語処理結果
メール要求部, 81言語処理結果メール作成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを送信するための第1の情報
    処理装置と、前記第1の情報処理装置から送信されてく
    る前記メッセージを受信し、ユーザからの要求に応じ
    て、そのメッセージを提供する第2の情報処理装置とを
    備える通信装置であって、 前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置か
    ら送信されてくる前記メッセージに対応する合成音を生
    成する音声合成手段を有し、 前記第1の情報処理装置において、前記音声合成手段に
    より生成される前記合成音を確認するための確認手段を
    備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報処理装置は、前記第2の
    情報処理装置が有する前記音声合成手段と同等の手段
    を、前記確認手段として有することを特徴とする請求項
    1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の情報処理装置は、前記合成音
    を前記第1の情報処理装置に送信する送信手段を、前記
    確認手段として有し、 前記第1の情報処理装置は、前記送信手段より送信され
    てくる前記合成音を出力する出力手段を、前記確認手段
    として有することを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記音声合成手段は、 前記メッセージを言語処理する言語処理手段と、 前記言語処理手段の言語処理結果に基づいて、前記合成
    音を生成する第1の生成手段とを有し、 前記第2の情報処理装置は、前記言語処理手段の言語処
    理により得られる情報を前記第1の情報処理装置に送信
    する送信手段を、前記確認手段として有することを特徴
    とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の情報処理装置は、前記送信手
    段より送信されてくる前記情報に基づいて、前記合成音
    を生成する第2の生成手段を、前記確認手段として有す
    ることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 メッセージを送信するための第1の情報
    処理装置と、前記第1の情報処理装置から送信されてく
    る前記メッセージを受信し、ユーザからの要求に応じ
    て、そのメッセージを提供する第2の情報処理装置とを
    備える通信装置における通信方法であって、 前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置か
    ら送信されてくる前記メッセージに対応する合成音を生
    成する一方、 前記第1の情報処理装置において、前記第2の情報処理
    装置により生成される前記合成音を確認することを特徴
    とする通信方法。
  7. 【請求項7】 所定のメッセージを受信し、ユーザから
    の要求に応じて、そのメッセージを提供するサーバであ
    って、前記メッセージに対応する合成音を生成する音声
    合成手段を有するものに対し、前記メッセージを送信す
    る情報処理装置であって、 前記音声合成手段により生成される前記合成音を確認す
    るための確認手段を備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 メッセージを送信するための端末から送
    信されてくる前記メッセージを受信し、ユーザからの要
    求に応じて、そのメッセージを提供する情報処理装置で
    あって、 前記端末から送信されてくる前記メッセージに対応する
    合成音を生成する音声合成手段と、 前記端末において、前記音声合成手段により生成される
    前記合成音を確認させるための確認手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
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Cited By (4)

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