JP2001022371A - 音声合成電子メール送受信方法 - Google Patents

音声合成電子メール送受信方法

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JP2001022371A
JP2001022371A JP11191781A JP19178199A JP2001022371A JP 2001022371 A JP2001022371 A JP 2001022371A JP 11191781 A JP11191781 A JP 11191781A JP 19178199 A JP19178199 A JP 19178199A JP 2001022371 A JP2001022371 A JP 2001022371A
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JP11191781A
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Osamu Ishikawa
修 石川
Hiroyuki Fujimoto
博之 藤本
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信されてきたメッセージが誰から送られて
きたか判別できるようにし、さらに、実際に送った者が
誰であるか確認できるようにする。 【解決手段】 送信側はテキストのアクセント付読み仮
名と共に特定の者、例えば送信者の声で作成した波形辞
書を送信し、受信側では前記テキストを前記波形辞書に
基づいて読み上げるようにする。また、特定の者、例え
ば送信者の声に基づいて作成した音響パラメータを送信
し、受信側では前記テキストを前記音響パラメータに基
づいて読み上げるようにする。さらに、送信者の声に基
づいて作成した音声署名を送信し、受信側では前記音声
署名を発声させるようにして、送信者がだれであるか確
認出来るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用した電子メールにおいて、例えばテキストデータに
加えてテキストのアクセント付読み仮名データを送信
し、受信側で音声合成する音声合成電子メール送受信方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用した電子メールに
おいて、送信側ではテキストデータを送信し、受信側で
は送られたテキストデータを表示すると共に、テキスト
データに基づいて音声合成し、音声でメッセージを伝え
ることが行われている。また、その際に、送信側でテキ
ストを言語処理したアクセント付読み仮名を同時に送信
し、受信側ではこれに基づいて音声合成することが行わ
れている。
【0003】図1は、上記従来の音声合成電子メールシ
ステムの構成の概要を示した図である。図において、1
は送信側で2は受信側である。送信側には電子メールで
送信するテキスト11が用意される。このテキストは漢
字かな混じり文として送信される。一方、テキストは言
語処理部12で言語処理され、アクセント付読み仮名の
形に処理されて送信される。
【0004】受信側では、受信した上記漢字かな混じり
文を表示装置21で表示すると共に、受信したアクセン
ト付読み仮名を音響処理部22で処理し、スピーカ23
から音声として発して読み上げる。上記のように、言語
処理されたアクセント付読み仮名を送信することによ
り、生の音声を圧縮して送信するより送信ファイルの容
量を少なくすることができる。また、送られて来た漢字
仮名混じりテキストを言語処理して音声合成する場合に
比べ、読み誤りが少なくなる。
【0005】図2は、図1に示した音声合成電子メール
システムの構成に読み上げパラメータを加えた音声合成
電子メールシステムを示した図である。図2の構成にお
いて、送信側1から受信側2には、アクセント付読み仮
名に加えて読み上げパラメータが送信される。読み上げ
パラメータは、例えば、男性の声にするか女性の声にす
るか、声の高さ(ピッチ)をどの程度にするか、読み上
げ速度を速くするか遅くするか、エコーを付ける等のオ
ーディオ処理をするかどうか等を決めるパラメータであ
る。受信側2では、受信した上記漢字かな混じり文を表
示装置21で表示すると共に、受信したアクセント付読
み仮名及び読み上げパラメータを音響処理部22で処理
し、スピーカ23から音声として発して読み上げる。こ
のように読み上げパラメータをアクセント付読み仮名と
共に送信することにより、送信側が受信側で読み上げる
パラメータの指示をすることができ、送信側で意図した
音声でアクセント付読み仮名を発声して読み上げること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、言語処
理されたアクセント付読み仮名を送信する場合、受信側
では単にこれを音声合成して読み上げている。しかし、
送られてきたメッセージが誰から送られてきたものかは
単に音声合成したものからは判別できない。また、送ら
れてきたメッセージに送信者の名前が含まれていたとし
ても、実際にその名前の者から送られてきたか確認でき
るものはない。
【0007】そこで、本発明は送信されてきたメッセー
ジが誰から送られてきたか判別できるようにすることを
目的とするものである。さらに、本発明は実際に送った
者が誰であるか確認できるようにすることを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のインターネットを利用した音声合成電子メ
ール送受信方法においては、送信側はテキストのアクセ
ント付読み仮名と共に特定の者、例えば送信者の声で作
成した波形辞書を送信し、受信側では前記テキストを前
記波形辞書に基づいて読み上げるようにする。
【0009】また、送信側はテキストのアクセント付読
み仮名と共に特定の者、例えば送信者の声に基づいて作
成した音響パラメータを送信し、受信側では前記テキス
トを前記音響パラメータに基づいて読み上げるようにす
る。また、送信側はテキストと共に送信者の声に基づい
て作成した音声署名を送信し、受信側では前記音声署名
を発声させるようにして、送信者が誰であるか確認出来
るようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】図3は、本発明による音声合成電
子メールシステムの構成の概要を示した図である。図に
おいて1は送信側で2は受信側である。送信側1には電
子メールで送信する漢字仮名混じりテキスト11が用意
される。このテキストは言語処理部12で言語処理さ
れ、アクセント付読み仮名と共に送信される。言語処理
の際には単語辞書として基本辞書13とユーザ辞書14
が用いられる。また、本発明ではさらに読み上げパラメ
ータ15、波形辞書16、音響パラメータ17、音声署
名18が用いられる。そして、言語処理されたデータが
読み上げパラメータ、波形辞書、音響パラメータと共に
送信される。
【0011】これら送信されたデータは受信側2で受信
され、漢字仮名混じりテキストは表示装置21で表示さ
れる。また、アクセント付読み仮名は音響処理部22で
処理され、音声としてスピーカ23から出力される。一
方、送信側から送られてきた読み上げパラメータ15は
読み上げパラメータファイル25に、波形辞書は波形辞
書ファイル26に、また音響パラメータは音響パラメー
タファイル27にそれぞれ格納され、音響処理部22に
おいて音響処理する際に用いられる。
【0012】また、音声署名データは音声署名ファイル
28に格納されると共に、D/A変換されてスピーカ2
9から発声される。さらに、特定の個人の音響パラメー
タ等は上記各ファイル25,26,27に格納されると
同時に、個人情報ファイル24に格納される。図4は、
本発明による音声合成電子メールシステムの実施形態を
示した図であり、図3の構成の送信部1の説明に必要な
部分のみを示した図である。
【0013】図4において、漢字仮名混じりテキスト1
1は言語処理部12でアクセント付読み仮名の形に処理
される。本実施形態の場合、アクセント付読み仮名は音
響処理部121で音声合成され、送信しようとするメッ
セージがスピーカ122から発声される。送信者はこの
メッセージを聞き、送ろうとしているメッセージが間違
っていないかどうかチェックする。例えば、漢字仮名混
じりテキストに「曇天」と書かれており、この熟語が基
本辞書13(図E)に入っていない場合、これを言語処
理部12で誤って「クモリテン」処理してしまったとす
る。この様な場合、送信者はこれを聞いて誤りを修正す
ると共に、「ドンテン」とユーザー辞書に登録すること
により、次回同じ熟語をメッセージとして送信するとき
読み違いをなくすことができる。
【0014】図5は、本発明による音声合成電子メール
システムの実施形態を示した図であり、図3の構成にお
いて送信部1で設定する読み上げパラメータ15を作成
する一つの例を示したものである。図において送信者が
自分の声に基づいてパラメータを設定したい場合、マイ
クMに向かってメッセージを発する。すると発せられた
メッセージに基づいて、まずピッチ周波数抽出部P1で
平均ピッチ周波数が抽出され指定される。次に男声・女
声判別部P2で声が判別され、男声であれば男声辞書で
の読み上げが指定される。最後に読み上げ速度抽出部P
3で読み上げ速度が指定される。このようにパラメータ
を作成することにより、送信するパラメータを簡単に作
成できると共に、受信側でメッセージを自分の声に基づ
いたパラメータを有する声で発声させ読み上げることが
できる。
【0015】図6は、本発明による音声合成電子メール
システムの実施形態を示した図である。図において、送
信側1には電子メールで送信する漢字仮名混じりテキス
ト11が用意され、漢字仮名混じり文として送信され
る。一方、このテキストは言語処理部12でアクセント
付読み仮名の形に処理されて送信される。さらに、送信
側1に設けられた波形辞書16から選択された波形辞書
が送信される。この波形辞書16には特定の人、例えば
自分の声あるいはアナウンサーの声のすべての音節に対
応した波形が1セットづつ格納されており、その中から
1セットの波形を選択して送信する。
【0016】例えば、「明日は曇りのち雨」は、アクセ
ント付読み仮名の形「アスワ′クモリ′ノチア′メ」で
送信される。この場合、例えばアナウンサーの声による
すべての音節の音の波形1セットが波形辞書として送信
される。受信側2では、受信された上記漢字かな混じり
文が表示装置21で表示される。一方、送信された波形
辞書は波形辞書ファイル26に格納される。また、受信
したアクセント付読み仮名は音響処理部22で処理さ
れ、スピーカ23から音声として発せられるが、その
際、波形辞書ファイル26に格納された音声の波形が用
いられて音響処理されるため、受信側の意図した音声で
発声される。この場合、受信側ではアナウンサーの声で
テキストの内容が発声し読み上げられる。
【0017】図7は、図6に示された本発明実施形態に
おいて、オリジナル波形辞書を作成するための構成を示
した図である。この実施形態によると、自分の声でマイ
クMに向かって決められた音節を発声すると、波形辞書
切り出し部161が音節毎の波形を切り出し、オリジナ
ル波形辞書162に登録して自分の声の音声合成波形辞
書を作成する。そして、このオリジナル波形辞書162
を送信側に備える。そして、アクセント付読み仮名と共
にオリジナル波形辞書を送信する。受信側では図6に示
されているようにアクセント付読み仮名を音響処理部2
2で処理し、スピーカ23から音声として発する。その
際、送信側から送られた自分の音声の波形が用いられて
音響処理され、自分の声でメッセージが発声される。
【0018】図8は本発明による音声合成電子メールシ
ステムの実施形態を示した図である。図において、送信
側1には電子メールで送信する漢字仮名混じりテキスト
11が用意され、漢字仮名混じり文として送信される。
一方、このテキストは言語処理部12で言語処理され、
アクセント付読み仮名の形に処理されて送信される。さ
らに、送信側1に備えられた音響パラメータ17から音
響パラメータが送信される。
【0019】音響パラメータとは、個人の音声の特徴を
決定付けるパラータ群で、ピッチパターン(ピッチ周波
数の時間変動の軌跡)、音素長(1つの音素が続く長
さ)、ホルマント(音声の時間/周波数のパターン)、
声道モデル式(人間の口や喉の構造・寸法を数式に表し
たもの)等である。受信側2では、受信した上記漢字か
な混じり文が表示装置21で表示される。一方、送信さ
れた音響パラメータは音響パラメータファイル27に格
納される。また、受信したアクセント付読み仮名は音響
処理部22で処理され、スピーカ23から音声として発
せられるが、その際、音響パラメータ25に格納された
音声のパラメータに基づいて音響処理されるため、受信
側の意図したパラメータを持った音声で発声される。
【0020】図9は、図8に示された本発明実施形態に
おいて、オリジナル音響パラメータを作成するための構
成を示した図である。この実施形態によると、自分の声
でマイクMに決められた音節を発声し、音響パラメータ
抽出部171が音響パラメータを抽出し、送信側に設け
たオリジナル音響パラメータファイル172に格納す
る。そして、アクセント付読み仮名と共にオリジナル音
響パラメータを送信する。受信側では図8に示されてい
るように、音響パラメータは音響パラメータファイル2
7に格納される。一方、アクセント付読み仮名は音響処
理部22で処理され、スピーカ23から音声として発す
るが、その際、送信側から送られた自分の音声に基づい
て作成した音響パラメータが用いられて音響処理されて
メッセージが発声される。
【0021】図10は本発明による音声合成電子メール
システムの実施形態を示した図である。図において、送
信側1は図3で示した構成となっている。一方、受信側
2には読み上げパラメータ保存ファイル25、波形辞書
保存ファイル26、音響パラメータ保存ファイル27が
設けられている。これらのデータは容量が大きいので送
信の度に送っていたのでは効率が悪い。そこで、本実施
形態ではこれらのデータを送信側から受信側に送った時
に、上記ファイルに保存しておく。こうすることによ
り、次回から送信の度に送る必要がなくなる。
【0022】図11は本発明による音声合成電子メール
システムの実施形態を示した図である。図において、受
信側2の構成は図10で示した構成となっている。一
方、送信側1には、読み上げパラメータファイル15、
波形辞書ファイル16、音響パラメータファイル17が
設けられており、これらのデータを送信側に送るように
なっている。受信側は図10で説明したように、上記パ
ラメータ等が送信側から一度送られると読み上げパラメ
ータ保存ファイル25、波形辞書保存ファイル26、音
響パラメータ保存ファイル27に保存される。従って、
一度これらのデータを送信側から送った後は再度送る必
要はない。そこで、本実施形態では送信側にパラメータ
送信判断部20を設け、送信した相手毎にパラメータを
送信したかどうかを判断させ、すでに送信してある相手
の場合には、再度送ることのないようにする。図11は
送信側がAさんの場合で、表191はパラメータ送信判
断部19に記憶されているパラメータ送信記録の内容を
示したものである。これを見ると、BさんCさんにはす
でにすべてのファイルを送信済であり、Dさんには一部
のファイルを送信済である。一方、Eさんにはいずれの
ファイルも送信していない。従って、Bさんに送信する
時にはパラメータを送る必要なしとパラメータ送信判断
部19で判断され、Eさんに送信する時にはいずれの場
合もパラメータを送る必要ありと判断してパラータを送
信する。
【0023】図11はBさんが受信側である場合の構成
であり、読み上げパラメータ保存ファイル25、波形辞
書保存ファイル26、音響パラメータ保存ファイル27
にはすでに送信側からパラメータのデータが送信され保
存されている。上記のように、以前にパラメータのデー
タを送った相手には以後は送らないようにしているた
め、送信ファイル容量を減じることができ、また送信側
も送るためのワークロードを減ずることができる。
【0024】図12は本発明による音声合成電子メール
システムの実施形態を示した図である。図において、送
信側1には音声署名エンコード部181が設けられ、マ
イクMに発した自分の声がここでエンコードされる。そ
こで、例えば「私はAです」と音声署名用の声を発す
る。するとその声はパルスコード変調(PCM)により
コード化されて受信側に送られる。受信側では音声署名
信号をD/A変換し、スピーカ29から音声署名を発声
させ、Aさんから送られてきたデータであることを確認
する。
【0025】図13は、図12に示した実施形態と関連
した実施形態を示したものであり、受信側に音声署名保
存ファイル281を設けている。そして、音声署名が送
られるとそのデータは音声署名保存ファイル281に保
存されると共に、スピーカ29から発声される。そし
て、上記音声署名保存ファイル281に音声署名が保存
される際に、他の音声署名ファイルと連結された形で保
存されるようにする。即ち、特定の音声署名が切り出さ
れて悪用されないようにする。こうすることによって、
例えばAさんの音声署名データを受信した者がこの音声
署名を使い、虚偽のデータを相手に送信するのを防ぐこ
とができる。
【0026】図14は、図12に示した実施形態と関連
した別の実施形態を示したものである。本実施形態は1
つのパソコンのメールソフトを複数人で使う場合を想定
したものである。図12の構成と異なる部分は、音声署
名エンコード部181に固有ID入力部183を設け、
さらに固有ID判断部182を設けていることである。
そして、音声署名エンコード部に固有IDを入力し、入
力した固有IDが音声署名した当人のものかどうかを固
有ID判断部182で判断し、当人のIDであれば音声
署名を固有IDと共に送信する。また、メールソフトを
立ち上げるときにパスワードを入力し、これを基に作成
された固有IDを用いるようにすれば、自動的に固有I
Dを付加することができる。このように、音声署名と固
有IDを組み合わせて用いることにより、1つのパソコ
ンのメールソフトを複数人で使う場合、他者の音声署名
を送ることができないようにすることができる。また、
他者の音声署名を送ろうとした場合、固有IDが異なる
ため固有ID判断部182でこれを判断し、スピーカ1
84から、例えば「自分の音声署名をお使い下さい」と
発声し、注意を呼びかけることができる。
【0027】図15は、図12に示した実施形態と関連
したさらに別の実施形態を示したものであり、受信側に
過去に受信した音声署名の保存ファイル283と音声署
名比較部282を設けている。そして、音声署名が送ら
れるとスピーカ29から発声される(図示なし)と共
に、音声署名比較部282で過去の音声署名と送られて
きた音声署名を比較し、一致しているか否かを表示又は
音声で受信者に伝える。
【0028】図16は図12に示した実施形態と関連し
た別の実施形態を示したものであり、音声署名に読み上
げパラメータや音響パラメータを暗号化したものを含め
て送信するものである。受信側でこれらパラメータを用
いて音声合成することができる。このように音声署名に
パラメータを暗号化して含めることにより、一度に送る
ファイルの数を少なくできる。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のように、送信側はテキス
トのアクセント付読み仮名と共に特定の者、例えば送信
者の声で作成した波形辞書を送信し、受信側では前記テ
キストを前記波形辞書に基づいて読み上げるようにした
ので、読み上げるられる音声を送信側で設定でき、受信
側では例えば送信者の音声の波形で送られてくれば、誰
からの送信かを判別することができる。また、送信側で
は自らの声で波形辞書を作成できるようになっているの
で、簡単に自分の声を送信することができる。
【0030】また、特定の者、例えば送信者の声に基づ
いて作成した音響パラメータを送信し、受信側では前記
テキストを前記音響パラメータに基づいて読み上げるよ
うにしたので、送信側で意図した音響パラメータにより
読み上げるられるため、音声の種類を送信側で設定する
ことができる。一方、受信側では読み上げられた音声に
より誰から送られてきたかを判別することができる。ま
た、送信側では自らの声に基づいて音響パラメータを作
成できるようになっているので、簡単に自分の声と同じ
音響パラメータを持った音声で読み上げる用にできる。
【0031】さらに、送信者の声に基づいて作成した音
声署名を送信し、受信側では前記音声署名を発声させる
ようにしたので、発信者が誰であるか確認できる。ま
た、過去に送った音声署名と送られてきた音声署名を比
較し、一致しているかどうか判別することにより、本人
から送られてきた音声署名かどうかを判断することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の音声合成電子メールシステムの構成の概
要を示した図である。
【図2】図1の構成に読み上げパラメータを加えた音声
合成電子メールシステムを示した図である。
【図3】本発明による音声合成電子メールシステムの全
体構成の概要を示した図である。
【図4】本発明による音声合成電子メールシステムの実
施形態を示した図である。
【図5】本発明による音声合成電子メールシステムの実
施形態を示した図である。
【図6】本発明による音声合成電子メールシステムの実
施形態を示した図である。
【図7】図6に示した音声合成電子メールシステムの実
施形態において、オリジナル波形辞書を作成するための
構成を示した図である。
【図8】本発明による音声合成電子メールシステムの実
施形態を示した図である。
【図9】図8に示した音声合成電子メールシステムの実
施形態において、オリジナル音響パラメータを作成する
ための構成を示した図である。
【図10】本発明による音声合成電子メールシステムの
実施形態を示した図である。
【図11】図10に示す実施形態と関連した本発明によ
る音声合成電子メールシステムの実施形態を示した図で
ある。
【図12】本発明による音声署名をする場合の音声合成
電子メールシステムの実施形態を示した図である。
【図13】図12に示す実施形態と関連した本発明によ
る音声合成電子メールシステムの実施形態を示した図で
ある。
【図14】図12に示す実施形態と関連した本発明によ
る音声合成電子メールシステムの別の実施形態を示した
図である。
【図15】図12に示す実施形態と関連した本発明によ
る音声合成電子メールシステムの別の実施形態を示した
図である。
【図16】図12に示す実施形態と関連した本発明によ
る音声合成電子メールシステムの別の実施形態を示した
図である。
【符号の説明】
1…送信側 11…送信テキスト 12…言語処理部 121…音響処理部 122…スピーカ 13…基本辞書 14…ユーザー辞書 15…読み上げパラメータ 16…波形辞書 161…波形辞書切り出し部 162…オリジナル波形辞書 17…音響パラメータ 171…音響パラメータ抽出部 172…オリジナル音響パラメータ 18…音声署名 181…音声署名エンコード部 182…固有ID判断部 183…固有ID 184…スピーカ 19…パラメータ送信判断部 2…受信側 21…表示装置 22…音響処理部 23…スピーカ 24…個人情報ファイル 25…読み上げパラメータファイル 26…波形辞書ファイル 27…音響パラメータファイル 28…音声署名ファイル 281…音声署名保存ファイル 282…音声署名比較部 283…過去に送られた音声署名保存ファイル 29…スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 19/00 G10L 3/00 N Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA31 JB01 JB05 KA03 KB10 KH14 5D045 AA05 AA08 AA09 AB01 AB26 9A001 HH16 HH18 JJ14 KK56 LL03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側はテキストのアクセント付読み仮
    名を送信し、受信側では前記テキストを前記アクセント
    付読み仮名に基づいて読み上げるインターネットを利用
    した音声合成電子メール送受信方法であって、送信側に
    も前記アクセント付読み仮名に基づいて読み上げる手段
    を有し、読み上げられたテキストの内容が誤っている場
    合に修正した箇所を送信側に備えた辞書に保存する、電
    子メール送受信方法。
  2. 【請求項2】 送信側はテキストのアクセント付読み仮
    名と共に特定の者の声で作成した波形辞書を送信し、受
    信側では前記テキストを前記波形辞書に基づいて読み上
    げる、インターネットを利用した音声合成電子メール送
    受信方法。
  3. 【請求項3】 前記波形辞書は、送信側に備えられた特
    定の者の声を入力して波形辞書を作成する手段により作
    成したことを特徴とする、請求項2に記載の電子メール
    送受信方法。
  4. 【請求項4】 送信側はテキストのアクセント付読み仮
    名と共に特定の者の声に基づいて作成した音響パラメー
    タを送信し、受信側では前記テキストを前記音響パラメ
    ータに基づいて読み上げる、インターネットを利用した
    音声合成電子メール送受信方法であって、前記音響パラ
    メータは、送信側に備えられた特定の者の声を入力し、
    該入力された声に基づいて音響パラメータを作成する手
    段により作成したことを特徴とする電子メール送受信方
    法。
  5. 【請求項5】 送信側はテキストのアクセント付読み仮
    名と共に特定の者の声に基づいて作成した読み上げパラ
    メータ、波形辞書、及び音響パラメータの少なくとも1
    つを送信し、受信側では前記テキストを送信側から送ら
    れてきた前記読み上げパラメータ、波形辞書、及び音響
    パラメータの少なくとも1つに基づいて読み上げるイン
    ターネットを利用した音声合成電子メール送受信方法で
    あって、前記受信側は前記送られてきた読み上げパラメ
    ータ、波形辞書、及び音響パラメータの少なくとも1つ
    を格納するデータファイルを備えた音声合成電子メール
    送受信方法であって、前記送信側は受信者毎に読み上げ
    パラメータ、波形辞書、及び音響パラメータの少なくと
    も1つを送信したかどうかを記録し、すでに送信してあ
    る場合は再度同じ受信者に送信しないようにする音声合
    成電子メール送受信方法。
  6. 【請求項6】 送信側はテキストと共に送信者の声に基
    づいて作成した音声署名を送信し、受信側では前記音声
    署名を発声させる、インターネットを利用した音声合成
    電子メール送受信方法。
  7. 【請求項7】 前記送信される音声署名は送信者の声を
    パルスコード変調したものである、請求項6に記載のイ
    ンターネットを利用した音声合成電子メール送受信方
    法。
  8. 【請求項8】 前記受信側では前記音声署名を他の音声
    署名ファイルに連結された1つのファイルに格納するこ
    とを特徴とする、請求項6に記載された音声合成電子メ
    ール送受信方法。
  9. 【請求項9】 前記音声署名に固有IDを付加し、固有
    ID判断部により前記音声署名した者と同一かどうか判
    断し、音声署名した者と固有IDが一致したときのみ前
    記音声署名を送信することを特徴とする、請求項6に記
    載された音声合成電子メール送受信方法。
  10. 【請求項10】 前記受信側では過去に受信した同じ者
    から送信されてきた音声署名と比較し、一致しているか
    どうか判別することを特徴とする、請求項6に記載され
    た音声合成電子メール送受信方法。
  11. 【請求項11】 前記送信側では音声署名に読み上げパ
    ラメータ及び音響パラメータの少なくとも1つを暗号化
    して含めて送信し、前記受信側では前記暗号化されたパ
    ラメータを用いて前記テキストを音声合成することを特
    徴とする、請求項6に記載された音声合成電子メール送
    受信方法。
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