JPH08272587A - 電子メール音声変換装置 - Google Patents

電子メール音声変換装置

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JPH08272587A
JPH08272587A JP7073980A JP7398095A JPH08272587A JP H08272587 A JPH08272587 A JP H08272587A JP 7073980 A JP7073980 A JP 7073980A JP 7398095 A JP7398095 A JP 7398095A JP H08272587 A JPH08272587 A JP H08272587A
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JP
Japan
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document
electronic mail
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reading
sound
Prior art date
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Pending
Application number
JP7073980A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yumura
武 湯村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7073980A priority Critical patent/JPH08272587A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子メールの文書を、電子メールの作成者毎
に異なる音質で読み上げることによって文書の内容を理
解しやすく、また日常会話のように自然性を具備させる
ことができる。 【構成】 本発明は、複数の作成者が作成した電子メー
ルの文書に対応して付与された、作成者を識別するため
の区分記号に従って、上記電子メールの文書を夫々異な
った音質で音声出力することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電子メールの文書の作成者毎に異
なった音質で、該文書を音声出力する電子メール音声変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの普及に伴っ
て、一般に電子メールと呼ばれる電子メッセージを構内
情報通信網(以下「LAN」という。)を介して他の利
用者に送信することが行われている。
【0003】このように電子メールを受信し、それに意
見や質問等を追加作成した文書を電子メールとして送信
する場合、他人が作成した文書(以下、「引用文書」と
いう。)と新たに自己が作成し追加した文書を区別する
ために、通常、受信者が引用文書の各行の先頭に「>」
等の区分記号を付与し、作成者が異なることを明確にし
ていた。
【0004】従来、このような複数の作成者が作成した
文書から構成される電子メールの文書を音声に変換する
方法として、形態素とその読みが登録されている読み辞
書を用いてその文書に読みを付与した後、付与された読
みに基づいてその文書を音声に変換し、音声出力する方
法が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の方法
では電子メールの文書を、電子メールの文書の作成者に
拘わらず単一の音質で音声出力していたため、作成者が
異なった文章であっても同一の音質となってしまい、そ
の文書の内容が理解しにくく、自然性がないという問題
点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子メールの
文書を音声出力する電子メール音声変換装置であって、
複数の作成者が作成した電子メールの文章毎に、上記電
子メールの文書を異なった音質で音声出力することを特
徴とする。
【0007】更に、具体的には形態素とその読みが登録
された読み辞書と、電子メールの作成者を識別するため
の区分記号が登録された区分記号辞書と、上記読み辞書
を用いて、相手方から送信された電子メールの文章に読
みを付与する読み付与部と、上記各文章に対して上記区
分記号の種類をチェックする区分記号チェック部と、上
記文章の文字列を抽出する文字列抽出部と、付与された
読みに基づいて上記文書を音声に変換する音声変換部
と、上記区分記号チェック部でチェックされた区分記号
の種類、及び上記文字列抽出部で抽出された文字列に基
づいて、上記文字列を異なる音質で音声出力する音声出
力部と、を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の電子メール音声変換装置は上述の構成
を具備し、電子メールで送られた、複数の作成者が作成
した文書を、作成者毎に異なった音質で音声出力する。
【0009】更に、具体的には本発明の電子メール音声
変換装置は、受信した電子メールの文書に読み辞書を用
いて読みを付与し、上記文書に対して区分記号の種類を
チェックし、更に上記文書の文字列を抽出し、付与され
た読みに基づいて、夫々の文書の作成者毎に上記文書を
異なった音質で音声出力するため、複数の作成者が作成
した文書から構成される電子メールの文書を、日常会話
のように違和感なく自然な音で聞くことができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に従って説
明する。
【0011】図1は本発明の電子メール音声変換装置の
概略構成図を用いて説明する。
【0012】図1の1は形態素とその読みが登録された
読み辞書、2は各電子メールの文書の作成者を区別する
ための区分記号が登録された区分記号辞書であり、この
区分記号辞書2は例えば複数種類の区分記号「>」、
「A>」、「B>」、・・・・・を記憶しており、斯かる区
分記号は通常、受信者が自己が作成した文書を追加する
際に、引用文書に付与するものとする。
【0013】3は電子メールを受信する電子メール受信
部であり、この電子メール受信部3は例えばLANに接
続されている。
【0014】4はその電子メールの文書に読み辞書1を
用いて読みを付与する読み付与部、5は電子メールの各
文章に対して、区分記号辞書2に登録された区分記号の
種類をチェックする区分記号チェック部、6は上記文章
の文字列を抽出する文字列抽出部、7は種々の音節、単
語、或るいは分節等が、アクセント型、イントネーショ
ン等の音声合成情報と共に格納されている音声データベ
ース部、8は文章毎に付与された読みに基づいて、上記
文書を音声変換する音声変換部であり、この音声変換部
8は男性、女性等の種々の音質を格納している。
【0015】9は区分記号チェック部5でチェックされ
た区分記号の種類、及び文字列抽出部6で抽出された文
字列に基づいて、音声変換部8で音声変換された文書を
区分記号毎に音質を変えながら出力する音声出力部であ
る。
【0016】以下、図2、及び図3に基づいてその動作
原理について説明する。
【0017】図2(a)はAさんがBさんに送信した電
子メールを示す図であり、図2(b)はその電子メール
を受信したBさんがCさんに送信した電子メールを示す
図である。また、図2(c)はその電子メールを受信し
たCさんがBさんに送信した電子メールの文書を示す図
である。
【0018】図3に示すように、Aさんが作成した電子
メールは一旦Bさんに送られ、これにBさんが追加文章
を作成すると共に、Aさんが作成した電子メールに区分
記号「A>」を付与した後、斯かる電子メールをCさん
に送るものとする。
【0019】CさんがBさんの電子メール受信部3に送
信した電子メール(図2(c)参照)は、既にAさん、
Bさん、及びCさんが作成した文書から構成されてい
る。即ち、Aさんが作成した電子メールの各行の先頭に
区分記号「A>」が、またBさんが作成した電子メール
の各行の先頭に区分記号「B>」が、夫々付与されてい
る。
【0020】次に、図1、及び図2に基づいて本発明の
電子メール音声変換装置の動作例について具体的に説明
する。
【0021】以下、図2(c)に示すように、Cさんが
送信した電子メールをBさんが受信したときの動作例に
ついて説明する。但し、区分記号辞書2には「A>」、
「B>」が区分記号として登録されているものとする。
【0022】電子メール受信部3が図2(c)に示す電
子メールの文書を受信すると、読み付与部4は読み辞書
1を参照し乍ら、その電子メールの文書に読みを付与す
る。斯かる後、区分記号チェック部5は、区分記号辞書
2を参照し乍ら、図2(c)の文書の4行目は区分記号
が存在しないから発言者が変わったことを認識する。次
に、文字列抽出部6は、図2(c)の文書の1行目乃至
4行目の発言部分を抽出する。
【0023】次に、音声変換部8は、付与された読みに
基づいて、発言者毎に音声データベース部7から音節、
単語、或るいは分節を読み出して、異なる音質に音声変
換する。区分記号が付与されていない文章は、発言者が
異なると判断して、区分記号が付与された文章とは異な
る種類の音質に上記文章を変換する。
【0024】最後に、音声出力部9では、図2(c)の
文書の1行目、及び2行目の音声出力に際しては同じ音
質で、また3行目の音声出力に際しては1行目、及び2
行目と異なる音質で、更に4行目の音声出力に際しては
1行目乃至3行目の音質とは異なる音質で音声出力す
る。
【0025】これにより、図2(c)に示されている電
子メールを構成する、Aさん、Bさん、及びCさんの発
言を夫々音質を変えて出力することができ、日常の会話
のように自然性を具備させることができる。
【0026】尚、上述の実施例では、音質を各人につい
て変換した例を述べたが、これには限られず、例えば男
性、女性、又は子供、若者、シルバーエイジ等への音質
の変換も可能である。
【0027】更に、上述の実施例では、電子メールによ
る具体例を述べたが、これには限られず、複数の者が夫
々異なる場所に居ながらにして参加できる電子会議シス
テムにも本発明の適用は可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明で
は、受信した電子メールの各文書に対して区分記号の種
類のチェックを行い、更に区分記号が存在する文書に対
応する文字列を抽出し、区分記号の種類、及び抽出され
た文字列に基づいて上記文書毎に音質を変化させながら
音声出力しているため、複数の作成者の文書から構成さ
れる電子メールの文書を作成者毎に音質を変えて出力す
ることができ、その結果電子メールの文書の内容を容易
に理解し得ることができる共に、その文書の読み上げに
際して、日常会話のように自然性を与えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール音声変換装置の概略構成図
である。
【図2】送信した電子メールを示す図である。
【図3】送信者間の電子メールのやりとりを示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・読み辞書 2・・・区分記号辞書 3・・・電子メール受信部 4・・・読み付与部 5・・・区分記号チェック部 6・・・文字列抽出部 7・・・音声データベース部 8・・・音声変換部 9・・・音声出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの文書を音声出力する電子メ
    ール音声変換装置であって、複数の作成者が作成した電
    子メールの文章毎に、上記電子メールの文書を異なった
    音質で音声出力することを特徴とする電子メール音声変
    換装置。
  2. 【請求項2】 形態素とその読みが登録された読み辞書
    と、電子メールの作成者を識別するための区分記号が登
    録された区分記号辞書と、上記読み辞書を用いて、相手
    方から送信された電子メールの文書に読みを付与する読
    み付与部と、上記各文書に対して上記区分記号の種類を
    チェックする区分記号チェック部と、上記文書の文字列
    を抽出する文字列抽出部と、付与された読みに基づいて
    上記文書を音声に変換する音声変換部と、上記区分記号
    チェック部でチェックされた区分記号の種類、及び上記
    文字列抽出部で抽出された文字列に基づいて、上記文字
    列を異なる音質で音声出力する音声出力部と、を有する
    ことを特徴とする電子メール音声変換装置。
JP7073980A 1995-03-30 1995-03-30 電子メール音声変換装置 Pending JPH08272587A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10260815A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Toshiba Corp 音声合成方法
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US6263202B1 (en) 1998-01-28 2001-07-17 Uniden Corporation Communication system and wireless communication terminal device used therein
US6289085B1 (en) 1997-07-10 2001-09-11 International Business Machines Corporation Voice mail system, voice synthesizing device and method therefor

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