JPH054676B2 - - Google Patents

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JPH054676B2
JPH054676B2 JP57037368A JP3736882A JPH054676B2 JP H054676 B2 JPH054676 B2 JP H054676B2 JP 57037368 A JP57037368 A JP 57037368A JP 3736882 A JP3736882 A JP 3736882A JP H054676 B2 JPH054676 B2 JP H054676B2
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JP
Japan
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words
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JP57037368A
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JPS58154900A (ja
Inventor
Koichi Ejiri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58154900A publication Critical patent/JPS58154900A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、文字情報の形で与えられる文章を音
声に変換して発声する文章音声変換装置に関す
る。
入力文章を音読みで発声する文章音声変換装置
が開発されている。ところで、従来の斯る文章音
声変換装置は、一般的な単語も、固有名詞、専門
語、新語などの特殊な単語も区別することなく、
同じような発音特性で発声するようになつてい
る。しかし、一般的な単語や熟語は一般人にも容
易に聴取できるが、上記のような特殊な単語は、
それに慣れていない人は聞き落しやすい。これは
ラジオ放送などを想像すれば明らかである。ラジ
オ放送のアナウンサーは、一般的でない固有名
詞、新語、専門語、さらには数詞や年月日など
は、他の一般的な単語や熟語よりも速度を落して
読んだり、繰り返したり、または読み換える等の
方法で、聴取者の理解を助ける努力をしている。
したがつて本発明の目的は、固有名詞、新語、
専門語などの聴取を容易化した文章音声変換装置
を提供することにある。
本発明は、文字情報の形で入力される文章を単
音節に分解し、各単音節に対応する単音節パラメ
ータにしたがつて音源パラメータを発生し、前記
入力文章を音声に変換して発声する文章音声変換
装置において、入力文章中の一般的でない特定の
単語を識別する手段と、前記特定の単語について
は、入力文章中の他の部分とは強制的に発音特性
(継続時間、ピツチ、振幅)を変えた音源パラメ
ータを発生せしめる手段を設けたことを特徴とす
るものである。
以下、図面を参照しながら、一実施例について
本発明を説明する。
第1図は、本発明にかゝる文章音声変換装置の
ブロツク図である。
同図において、1は文章フアイルであり、こゝ
ではカナ漢字混りの入力文章が文字コード(例え
ばJISコード)の形で蓄積されている。この文章
フアイル1から読み出される入力文章が音声に変
換され、発声部12より発声されるわけである。
なお、この文章フアイル1は具体的には磁気テー
プ装置、磁気デイスク装置などの記憶装置であ
る。
3は単語辞書フアイルであり、こゝには第2図
に示すような形式で、漢字やカナの各種単語の情
報がフアイル化されている。こゝで、Wは単語コ
ード、C1はその単語の品詞を示す品詞コード、
C2はその単語の読みを示す読みコードである。
なお、読み方が2通り以上ある単語については、
読みコードC2が2つ以上ある。こゝまでは従来
の文章音声変換装置に用いられている単語辞書フ
アイルと同一形式であるが、本実施例ではさらに
分類コードC3が追加されている。この分類コー
ドC3は、該当の単語が他の一般的な単語と発音
特性を異ならせるべき種類の単語(特殊単語と称
す)か否かを表示する。この特殊単語としては、
一般的でない人名や地名などの固有名詞、専門
語、新語、また数詞などが必要に応じて選定され
る。
第1図に戻つて、2は検索部である。この検索
部2は、公知の2文節最長一致法などの方法によ
り、入力文章中の格助詞と語句の区切りを検出
し、それを参考にして単語辞書フアイル3より入
力文章中の各単語を検索する。検索された単語の
品詞コードC1はアクセント決定部5に送られ、
読みコードC2は単音節分解処理部6に送られ、
また分類コードC3は発音制御部9へ送られる。
このような検索部2の構成は、従来の文章音声
変換装置の検索部と同様でよい。ただし、本実施
例の検索部2は、特殊単語の識別手段としても働
く。つまり、単語の検索時に特殊単語か否かを示
す分類コードC3も同時に辞書フアイル3から読
み出すからである。換言すれば、単語辞書フアイ
ル3のコード形式を第2図のように一部変更する
ことにより、検索部2の構成を実質的に変更する
ことなく特殊単語の識別を可能としているのであ
る。
単音節分解処理部6は検索部2から入力される
各単語の読みコードC2から、音韻規則にしたが
つてその単語の読みを単音節に分解し、各単音節
に対するパラメータを単音節パラメータフアイル
7から検索し、それを結合処理部8へ送る。また
単音節分解処理部6は、分解した個々の単音節間
のつながりないし区切りの様子を単音節パラメー
タと同期して結合処理部8へ通知する。結合処理
部8は、一つながりの音声として発音されるべき
単音節間の結合を自然にするための結合処理(調
音処理)を単音節パラメータに施し、音源パラメ
ータ発生部10へ送る。
なお、上記の単音節分解処理部6、単音節パラ
メータフアイル7、および結合処理部8は、いず
れも従来装置のものと同様でよい。
4はイントネーシヨン決定部である。このイン
トネーシヨン決定部4は、従来と同様に、例えば
入力文章中の個々の文の末尾の語などから、平叙
文か疑問文かなどを判断し、文の全体的なイント
ネーシヨンを決定する。イントネーシヨンによつ
て、文中の語句(特に末尾語)の発音時のアクセ
ントやピツチを変える票要があるので、イントネ
ーシヨン決定部4からはイントネーシヨン情報が
アクセント決定部5および発音制御部9に送られ
る。
アクセント決定部5は、検出部2より与えられ
る品詞コードC1、およびイントネーシヨン決定
部4からのイントネーシヨン情報にしたがつて、
発声しようとする単語のアクセントを決定し、ア
クセント情報を発音制御部9へ送る。発音制御部
9は、アクセント情報およびイントネーシヨン情
報にしたがつて発音特性を決める要素である継続
時間、ピツチ、および振幅を決定し、発音特性情
報を出力する。
音源パラメータ発生部10は、結合処理部8か
ら与えられる単音節パラメータ、およびその修飾
情報である発音特性情報にしたがつて音源パラメ
ータを発生する。この音源パラメータにしたがつ
て、音声合成部11は音声信号を合成し、それを
発声部12に送つて発声させる。音源パラメータ
は発音特性情報で修飾されているので、発声部1
2で発声される音声の発音特性、つまり継続時
間、ピツチ、振幅(音量)は発音特性情報にした
がつて制御される。
このように、特殊単語以外については符号9〜
12の各部の動作および構成は従来装置のものと
同様である。ただし、特殊単語の発声時、つまり
発音制御部9に入力される分類コードC3が特殊
単語を指定した場合、発声制御部9はアクセント
情報およびイントネーシヨン情報によつて決まる
発音特性を故意に変化させ、その特殊単語を他の
一般語句と明瞭に区別して聴取できるような制御
を行なう。本実施例の発音制御部9は、特殊単語
に対しては発音特性のうちピツチを一律に高くす
る。なお、ピツチと同時に振幅なども変化させる
ようにしてもよく、要は特殊単語であることを聴
者に認識させ、かつ明瞭に聴取できるように発音
特性を変化させるということである。
特殊単語に対するこのような発音特性の制御を
行なうために、発音制御部9は従来装置のものと
構成を変更する必要がある。しかも、このような
構成の変更は極めて軽微でよく、その実現は容易
であるので、発音制御部9の具体例は特に示さな
い。
本発明は以上に説明したように、一般的でない
固有名詞、新語、専門用語、さらには聴取しにく
い数詞など(特殊単語)についてはピツチ等の発
音特性を故意に変化させて発声させ、聴取者に注
意を喚起する構成である。したがつて本発明によ
れば、聴取者が通常ならば聞き漏らしやすい特殊
単語でも、聞き漏らしを少なくすることが可能に
なり、従来の任意の入力日本語文章を解析して自
然な(人間がしやべるような)音声に変換する文
章音声変換装置の欠点を大幅に改善した優れた文
章音声変換装置を提供することができる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は単語辞書フアイル内のコード形式を示す
図である。 1……文章フアイル、2……検索部、3……単
語辞書フアイル、4……イントネーシヨン決定
部、5……アクセント決定部、6……単音節分解
処理部、7……単音節パラメータフアイル、8…
…結合処理部、9……発音制御部、10……音源
パラメータ発生部、11……音声合成部、12…
…発声部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字情報の形で入力される文章を単音節に分
    解し、各単音節に対応する単音節パラメータにし
    たがつて音源パラメータを発生し、前記入力文章
    を音声に変換して発声する文章音声変換装置にお
    いて、 入力文章中の一般的でない特定の単語を識別す
    る手段と、 前記特定の単語については、入力文章中の他の
    部分とは強制的に発音特性(継続時間、ピツチ、
    振幅)を変えた音源パラメータを発生せしめる手
    段と、 を有することを特徴とする文章音声変換装置。
JP57037368A 1982-03-10 1982-03-10 文章音声変換装置 Granted JPS58154900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57037368A JPS58154900A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 文章音声変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57037368A JPS58154900A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 文章音声変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154900A JPS58154900A (ja) 1983-09-14
JPH054676B2 true JPH054676B2 (ja) 1993-01-20

Family

ID=12495572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57037368A Granted JPS58154900A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 文章音声変換装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6073589A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 株式会社日立製作所 音声合成装置
JPS61259295A (ja) * 1985-05-14 1986-11-17 三菱重工業株式会社 文章の音声変換方式
JPS63131191A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 日本電気株式会社 規則型音声合成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5676839A (en) * 1979-11-28 1981-06-24 Canon Inc Electronic apparatus
JPS56103764A (en) * 1980-01-23 1981-08-19 Hitachi Ltd Word processor
JPS56153394A (en) * 1980-04-30 1981-11-27 Nippon Telegraph & Telephone Character voice converting system
JPS5848131A (ja) * 1981-09-16 1983-03-22 Canon Inc 文字処理装置

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JPS5848131A (ja) * 1981-09-16 1983-03-22 Canon Inc 文字処理装置

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JPS58154900A (ja) 1983-09-14

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