JP2002218016A - 携帯電話機及び携帯電話機を用いた翻訳方法 - Google Patents

携帯電話機及び携帯電話機を用いた翻訳方法

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JP2002218016A
JP2002218016A JP2001007947A JP2001007947A JP2002218016A JP 2002218016 A JP2002218016 A JP 2002218016A JP 2001007947 A JP2001007947 A JP 2001007947A JP 2001007947 A JP2001007947 A JP 2001007947A JP 2002218016 A JP2002218016 A JP 2002218016A
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JP2001007947A
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Hitomi Kawada
仁美 川田
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異国語で会話をする必要が生じたとき、携帯
電話機を通訳機として使用可能とすると共に、録音メッ
セージを文字として確認したり、録音した英単語の意味
を話言葉として聞き取ることなどを可能とした携帯電話
機及び携帯電話機を用いた翻訳方法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機は、受信した通話相手の第一
の言語による音声データを第一の言語による文字データ
に変換する音声認識部4と、変換された第一の言語によ
る文字データを、第一の言語と第二の言語との対応関係
を示す辞書データに基づき第二の言語による文字データ
に置き換える制御部7と、置き換えられた第二の言語に
よる文字データを第二の言語による音声データに変換す
る音声合成部5と、変換された第二の言語による音声デ
ータを出力するマイク14とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機及び携
帯電話機を用いた翻訳方法に関し、特に、音声認識部、
音声合成部を備えた携帯電話機及び携帯電話機を用いた
翻訳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の携帯電話機、携帯情報端
末、翻訳機が開発され、普及している。
【0003】携帯情報端末に関する従来例としては、例
えば特開2000−197115号公報に記載の技術が
提案されている。同公報は、年寄りや耳の不自由な人で
も会話を可能とすることを目的としたものであり、ディ
スプレイ装置が外部インタフェースを介して携帯情報端
末と情報交換を行うために、通信手段によって入力され
た音声信号をデータベース及び音声認識処理部によって
文字情報に変換する文字情報変換部を前記ディスプレイ
装置に設け、さらに前記文字情報を表示部に表示するよ
うにしたことを特徴とする携帯型情報端末における音声
情報の利用方式が開示されている。
【0004】また、翻訳装置に関する従来例としては、
例えば特開平9−292971号公報に記載の技術が提
案されている。同公報は、翻訳装置の利便性の向上を目
的としたものであり、音声を入力する入力手段と、前記
入力手段に入力された前記音声を音声認識する音声認識
手段と、前記音声認識手段の音声認識結果を、前記入力
手段に入力された音声の言語と異なる言語に翻訳する翻
訳手段と、前記翻訳手段の翻訳結果を出力する出力手段
とを備える翻訳装置であって、前記入力手段は、複数設
けられていることを特徴とする翻訳装置が開示されてい
る。
【0005】また、携帯型音声翻訳端末に関する従来例
としては、例えば特開平10−320397号公報に記
載の技術が提案されている。同公報は、音声の持つ長所
を失うことなく利用しやすくすることを目的としたもの
であり、認識した音声から他言語の単語や文を生成する
生成手段と、1つの単語や文を選択させる手段と、選択
された単語や文を音声合成手段に送信する手段を有する
言語変換手段と、外部装置とのデータ転送や制御を行う
ための通信手段と、上記通信手段と外部装置との接続を
検出する手段と、上記外部装置との接続が検出されたと
き、音声認識手段と音声合成手段と言語変換手段を外部
装置から制御可能とする手段を設けたことを特徴とする
携帯型翻訳端末が開示されている。
【0006】また、携帯型翻訳機に関する従来例として
は、例えば特開平11−110389号公報に記載の技
術が提案されている。同公報は、円滑なコミュニケーシ
ョンの実現を目的としたものであり、1つの母国語を複
数の他国語に翻訳するための選択スイッチと、母国語で
入力された音声信号から意味不明な言語やはっきりしな
い言語などを除去するためのファジイ推論システムと、
前記ファジイ推論システムを経た音声信号を認識する音
声認識システムと、前記認識した音声信号又は入力され
た会話文を前記選択スイッチで選択した他国語の会話文
に翻訳する翻訳システムと、前記翻訳した会話文を音声
合成する音声合成システムと、前記翻訳した会話文をデ
ィスプレイに表示又は前記音声合成した音声信号をスピ
ーカから出力する出力選択手段とを備えたことを特徴と
する携帯型翻訳機が開示されている。
【0007】また、音声出力端末に関する従来例として
は、例えば特許第2766252号公報に記載の技術が
提案されている。同公報は、情報の認識度の向上を目的
としたものであり、受信した情報が音声情報か文字情報
かの判別を行う判別手段と、入力された音声情報を記憶
する音声記憶手段と、入力された文字情報を記憶する文
字記憶手段と、前記音声情報を再生する音声再生手段
と、前記文字情報を表示する文字表示手段と、前記音声
記憶手段に記憶した音声情報を文字情報に変換する変換
手段とを備え、前記音声情報から変換した文字情報を前
記文字記憶手段に送り記憶させることを特徴とする表示
機能つき音声出力無線端末が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては次のような問題点があった。
【0009】従来の携帯電話機は、通話相手から受信し
た音声データをそのままスピーカから音声出力するだけ
であり、例えば通話相手の英語の音声を日本語の音声に
変換するといった如く、通訳機としては使用できないと
いう問題があった。即ち、上記従来例のような翻訳機単
体は製品化されているが、翻訳機能を搭載した携帯電話
機は開発されていないという課題があった。
【0010】他方、近年は、携帯電話機に搭載される機
能が多機能化しているが、現状では、録音メッセージを
文字として確認する、録音した英単語の意味を話言葉と
して聞き取る、ショートメールやインターネットメール
機能で受信した文字データを音声データに変換する、ユ
ーザの話言葉を文字入力することなしにショートメール
やインターネットメール送信する、といった技術は実現
されていないという課題があった。
【0011】本発明の目的は、異国語で会話をする必要
が生じたとき、携帯電話機を通訳機として使用可能とす
ると共に、録音メッセージを文字として確認したり、録
音した英単語の意味を話言葉として聞き取ったり、ショ
ートメールやインターネットメール機能で受信した文字
データを音声データに変換したり、ユーザの話言葉を文
字入力することなしにショートメールやインターネット
メール送信することを可能とした携帯電話機及び携帯電
話機を用いた翻訳方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声認識機能
及び音声合成機能を有する携帯電話機において、受信し
た通話相手の第一の言語による音声データを前記第一の
言語による文字データに変換する音声認識手段と、該音
声認識手段で変換された前記第一の言語による文字デー
タを、前記第一の言語と第二の言語との対応関係を示す
辞書データに基づき前記第二の言語による文字データに
置き換える制御手段と、該制御手段で置き換えられた前
記第二の言語による文字データを前記第二の言語による
音声データに変換する音声合成手段と、該音声合成手段
で変換された前記第二の言語による音声データを出力す
る音声出力手段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、音声認識機能及び音声合
成機能を有する携帯電話機において、入力された第一の
言語による音声データを前記第一の言語による文字デー
タに変換する音声認識手段と、該音声認識手段で変換さ
れた前記第一の言語による文字データを、前記第一の言
語と第二の言語との対応関係を示す辞書データに基づき
前記第二の言語による文字データに置き換える制御手段
と、該制御手段で置き換えられた前記第二の言語による
文字データを前記第二の言語による音声データに変換す
る音声合成手段と、該音声合成手段で変換された音声デ
ータを通話相手に送信する送信手段とを具備することを
特徴とする。
【0014】また、本発明は、音声認識機能及び音声合
成機能を有する携帯電話機を用いた翻訳方法において、
受信した通話相手の第一の言語による音声データを前記
第一の言語による文字データに変換し、変換された前記
第一の言語による文字データを、前記第一の言語と第二
の言語との対応関係を示す辞書データに基づき前記第二
の言語による文字データに置き換え、置き換えられた前
記第二の言語による文字データを前記第二の言語による
音声データに変換し、変換された前記第二の言語による
音声データを出力することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、音声認識機能及び音声合
成機能を有する携帯電話機を用いた翻訳方法において、
入力された第一の言語による音声データを前記第一の言
語による文字データに変換し、変換された前記第一の言
語による文字データを、前記第一の言語と第二の言語と
の対応関係を示す辞書データに基づき前記第二の言語に
よる文字データに置き換え、置き換えられた前記第二の
言語による文字データを前記第二の言語による音声デー
タに変換し、変換された音声データを通話相手に送信す
ることを特徴とする。
【0016】また、本発明の携帯電話機は、図1を参照
しつつ説明すれば、音声認識機能及び音声合成機能を有
する携帯電話機において、受信した通話相手の第一の言
語による音声データを前記第一の言語による文字データ
に変換する音声認識手段(4)と、該音声認識手段で変
換された前記第一の言語による文字データを、前記第一
の言語と第二の言語との対応関係を示す辞書データに基
づき前記第二の言語による文字データに置き換える制御
手段(7)と、該制御手段で置き換えられた前記第二の
言語による文字データを前記第二の言語による音声デー
タに変換する音声合成手段(5)と、該音声合成手段で
変換された前記第二の言語による音声データを出力する
音声出力手段(13)とを具備する。
【0017】[作用]本発明の携帯電話機は、受信した
通話相手の第一の言語による音声データを第二の言語に
よる音声データに変換し出力する、また、入力された第
一の言語による音声データを第二の言語による文字デー
タを第二の言語による音声データに変換し通話相手に送
信する。そのため、異国語で会話をする必要が生じたと
き、携帯電話機を通訳機として使用することができる。
【0018】また、受信した通話相手の第一の言語によ
る音声データをそのまま出力するか、又は受信した通話
相手の第一の言語による音声データを第二の言語による
音声データに翻訳してから出力するかを選択する、或い
は、入力された第一の言語による音声データをそのまま
送信するか、又は入力された第一の言語による音声デー
タを第二の言語による音声データに翻訳してから送信す
るかを選択することができる。そのため、自分の話言葉
をそのまま相手に伝えるか、通訳後の言葉を伝えるかの
制御を選択することができる。
【0019】また、受信した通話相手の音声データを録
音し、録音された音声データを文字データに変換し表示
する。そのため、ユーザは例えば電車内などでも、携帯
電話で録音された音声メッセージを文字として確認する
ことができ、携帯電話の使い勝手を向上させることがで
きる。
【0020】また、受信した通話相手の第一の言語によ
る音声データを録音し、録音された第一の言語による音
声データを第一の言語による文字データに変換し、第一
の言語による文字データの意味を辞書データから検索
し、検索に基づく第二の言語による文字データを表示
し、検索に基づく第二の言語による文字データを第二の
言語による音声データに変換し出力する。そのため、携
帯電話の使い勝手を向上させることができると共に、ユ
ーザは話言葉として英単語の意味を聞き取ることができ
る。
【0021】また、通信相手からショートメール機能又
はインターネットメール機能で受信した文字データを音
声データに変換し、出力する。そのため、ユーザはメー
ル内容を話言葉として聞き取ることができる。
【0022】また、入力された音声データを録音し、録
音された音声データを文字データに変換し、通信相手に
ショートメール機能又はインターネットメール機能で送
信する。そのため、ユーザの話言葉の内容をショートメ
ールまたはインターネットメールで送信することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]次に、本発明の
第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0024】(1)構成の説明 本発明の第1実施形態の携帯電話は、図1に示す如く、
アンテナ1、メモリ2、辞書データ3、音声認識部4、
音声合成部5、無線部6、制御部7、音声コーデック
8、外部インタフェース(以下I/F)9、特殊キー1
1を備えたキー入力部10、表示部12、スピーカ1
3、マイク14を具備している。
【0025】第1実施形態の携帯電話の特徴を説明する
と、携帯電話内部に送受話の音声認識機能、音声合成機
能を有することで、異国語間通話を行うことを実現する
ものである。また、音声合成処理にて文字から音声への
変換を行うことで、文字入力による音声通話を可能と
し、音声認識処理にて音声から文字への変換を行うこと
で、通話内容を文字として認識することを可能とするも
のである。
【0026】携帯電話の各部を詳述すると、アンテナ1
は、携帯電話の電波を送受信する。無線部6は、アンテ
ナ1で送受信する電波を変調、復調する。制御部7は、
音声コーデック8からの音声データを音声認識部4に送
信するなど、周辺部の制御を行う。メモリ2は、ユーザ
がキー入力部10から登録した名前とそれに対応する電
話番号等を記憶する。辞書データ3は、任意の文字デー
タに対応する外国語文字データ等を記憶する。音声認識
部4は、制御部7から受信した文節毎の音声データを文
字データに変換する。音声合成部5は、文字データを音
声データに変換する。
【0027】キー入力部10は、発信・着信応答時に使
用する開始キーや、ユーザがダイヤルデータ(登録した
名前と電話番号)などをメモリ2に登録する際に使用す
るキーを備えている。また、キー入力部10は、音声認
識部5を起動時に使用する特殊キー11を備えている。
音声コーデック8は、制御部7から得たデジタル音声信
号をD/A変換してスピーカ13に伝え、マイク14か
らのアナログ音声信号をA/D変換して制御部7に伝え
る。表示部12は、ダイヤルデータなどの情報を表示す
る。外部I/F9は、携帯電話に接続される外部接続端
末との間でデータ通信を行う。
【0028】(2)動作の説明 次に、本発明の第1実施形態の動作について図1〜図5
を参照して詳細に説明する。
【0029】まず、携帯電話使用時の受話側(通話相手
が話した日本語を英語に置換してから自分で聞き取る場
合)の音声認識部4、音声合成部5の使用例について、
図2、図3を参照して説明する。
【0030】図2は携帯電話内部のデータの流れをおお
まかに示した図である。アンテナ1で受信した英語の音
声データを無線部6へ送出し、無線部6から英語の音声
データを制御部7へ送出し、制御部7から英語の音声デ
ータを音声認識部4へ送出する。音声認識部4で英語の
音声データを英語の文字データに変換し、制御部7で英
語の文字データを辞書データ3と比較して日本語の文字
データに置き換え、音声合成部5へ送出し、音声合成部
5で日本語の文字データを日本語の音声データに変換し
ている。この後、音声合成部5から日本語の音声データ
を制御部7へ送出し、制御部7から日本語の音声データ
を音声コーデック8へ送出し、音声コーデック8から日
本語の音声データをスピーカ13へ送出し、スピーカ1
3から日本語の音声を出力する。
【0031】図3は図2より詳しくデータの流れを示し
たフローチャートである。ステップS16で、携帯電話
が網(図示略)から着信信号を受信することで、また
は、携帯電話から発信信号を送信することで、通話を開
始する。ステップS17で、アンテナ1が英語の音声デ
ータを受信し、無線部6に送る。ステップS18で、無
線部6が復調した英語の音声データを制御部7に送る。
【0032】ステップS19で、ユーザがキー入力部1
0に装備されている特殊キー11を押下した場合、ステ
ップS20で、制御部7が文節毎の英語の音声データを
音声認識部4に送る。ステップS21で、音声認識部5
が文節毎の英語の音声データを英語の文字データに変換
し、制御部7に英語の文字データを送る。ステップS2
2で、制御部7が英語の文字データと辞書データ3を比
較し、対応する日本語の文字データに置き換え、音声合
成部5に送る。ステップS23で、音声合成部5が日本
語の文字データを日本語の音声データに変換する。ステ
ップS24で、制御部7が日本語の音声データを音声コ
ーデック8に送る。ステップS25で、音声コーデック
8が日本語の音声データをD/A変換して、スピーカ1
3に伝える。ステップS26で、スピーカ13が、日本
語の音声を出力し、携帯電話が相手の話言葉を通訳する
役目を果たすことができる。
【0033】ステップS19で、ユーザがキー入力部1
0に装備されている特殊キー11を押下しない場合、ス
テップS27で、制御部7が英語の音声データを音声コ
ーデック8に送る。ステップS28で、音声コーデック
8が英語の音声データをD/A変換して、スピーカ13
に伝える。ステップS29で、スピーカ13が、英語の
音声を出力する。
【0034】本発明の第1実施形態の携帯電話では、ユ
ーザがキー入力部10の特殊キー11を押下すること
で、通話相手の話言葉をそのまま聞くか、通訳後の言葉
を聞くかの制御を選択することができる。
【0035】なお、図2、図3では、英語から日本語へ
の翻訳の例を示したが、翻訳元の言語と翻訳先の言語
は、これらの言語に限られず、例えば、英語からスペイ
ン語、日本語から英語若しくはスペイン語への翻訳又は
スペイン語から英語若しくは日本語への翻訳等であって
もよい。
【0036】次に、携帯電話使用時の送話側(自分が話
した日本語を英語に変換してから通話相手に伝える場
合)の音声認識部4、音声合成部5の使用例について、
図4、図5を参照して説明する。
【0037】図4は携帯電話内部のデータの流れをおお
まかに示した図である。マイク14へ入力された日本語
の音声データを音声コーデック8へ送出し、音声コーデ
ック8から日本語の音声データを制御部7へ送出し、制
御部7から日本語の音声データを音声認識部4へ送出す
る。音声認識部4で日本語の音声データを日本語の文字
データに変換し、制御部7で日本語の文字データを辞書
データ3と比較して英語の文字データに置き換え、音声
合成部5へ送出し、音声合成部5で英語の文字データを
英語の音声データに変換している。この後、音声合成部
5から英語の音声データを制御部7へ送出し、制御部7
から英語の音声データを無線部6へ送出し、無線部6か
ら英語の音声データをアンテナ1へ送出し、アンテナ1
から音声信号を外部へ送信する。
【0038】図5は図4より詳しくデータの流れを示し
たフローチャートである。ステップS28で、携帯電話
が網から着信信号を受信することで、または、携帯電話
が発信信号を送信することで、通話を開始する。ステッ
プS29で、マイク14が日本語の音声データを受信
し、音声コーデック8に送る。ステップS30で、音声
コーデック8が日本語の音声データをA/D変換して制
御部7に送る。
【0039】ステップS31で、通話相手に英語で音声
を伝えるために、ユーザがキー入力部10に装備されて
いる特殊キー11を押下した場合、ステップS32で、
制御部7が文節毎の日本語の音声データを音声認識部4
に送る。ステップS33で、音声認識部4が文節毎の音
声データを日本語の文字データに変換し、制御部7に日
本語の文字データを送る。ステップS34で、制御部7
が日本語の文字データと辞書データ3を比較し、対応す
る英語の文字データに置き換え、音声合成部部5に送
る。ステップS35で、音声合成部5が英語の文字デー
タを英語の音声データに変換し、制御部7に送る。ステ
ップS36で、制御部7が英語の音声データを無線部6
に送る。ステップS37で、無線部6が英語の音声デー
タをアンテナ1に送る。これに伴い、ステップS38
で、通話相手には音声が英語で聞こえる。
【0040】ステップS31で、ユーザがキー入力部1
0に装備されている特殊キー11を押下しない場合、ス
テップS39で、制御部7が日本語の音声データを無線
部6に送る。ステップS40で、無線部6が日本語の音
声データをアンテナ1に送る。これに伴い、ステップS
41で、通話相手には音声が日本語で聞こえる。
【0041】なお、図4、図5では、日本語から英語へ
の翻訳の例を示したが、翻訳元の言語と翻訳先の言語
は、これらの言語に限られず、例えば、日本語からスペ
イン語、英語から日本語若しくはスペイン語への翻訳又
はスペイン語から日本語若しくは英語への翻訳等であっ
てもよい。
【0042】本発明の第1の実施形態の携帯電話によれ
ば、受信した通話相手の第一の言語による音声データを
第二の言語による音声データに変換し出力する、また、
入力された第一の言語による音声データを第二の言語に
よる文字データを第二の言語による音声データに変換し
通話相手に送信するため、異国語で会話をする必要が生
じたとき、携帯電話を通訳機として使用することができ
る。
【0043】また、ユーザがキー入力部10の特殊キー
11を押下することで、自分の話言葉をそのまま相手に
伝えるか、通訳後の言葉を伝えるかの制御を選択するこ
とができる。
【0044】また、上述した送受話の音声認識、音声合
成を同時に行うようにすることで、通話相手が英語で話
した言葉を日本語で聞き取り、自分が日本語で話した言
葉を英語で通話相手へ送信することができる。
【0045】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0046】(1)構成の説明 本発明の第2実施形態は、図6に示す如く、携帯電話6
1に外部I/F9を介して接続可能な外部接続端末62
を使用することで、通話内容を文字データとして認識し
たり、文字入力による音声通話を行うようにしたもので
ある。
【0047】本発明の第2実施形態の携帯電話は、アン
テナ1、メモリ2、辞書データ3、音声認識部4、音声
合成部5、無線部6、制御部7、音声コーデック8、外
部I/F9、特殊キー11を備えたキー入力部10、表
示部12、スピーカ13、マイク14を具備している
(図1参照)。各部の詳細は上述したので説明を省略す
る。
【0048】(2)動作の説明 次に、本発明の第2実施形態の動作について図1、図6
〜図8を参照して詳細に説明する。
【0049】自分の話言葉を文字データとして認識し、
外部接続端末に出力する場合の音声認識部4の使用例に
ついて、図7、図8を参照して説明する。
【0050】図7は携帯電話内部のデータの流れをおお
まかに示した図である。マイク1へ入力された音声デー
タを音声コーデック8へ送出し、音声コーデック8から
音声データを制御部7へ送出し、制御部7から音声デー
タを音声認識部4へ送出する。音声認識部4によって音
声データから変換した文字データを制御部7へ送出し、
制御部7から文字データを外部I/F9へ送出し、文字
データを外部I/F9を介し音声データとして外部接続
端末62に出力する。
【0051】図8は図7より詳しくデータの流れを示し
たフローチャートである。ステップS41で、ユーザが
キー入力部10に装備されている特殊キー11を押下す
ることによって、制御部7が自分の話言葉を文字データ
として認識し、外部接続端末62に出力する制御に切り
替える。ステップS42で、マイク14から受信した音
声データを音声コーデック8に送る。ステップS43
で、音声コーデック8が音声データをA/D変換して制
御部7に送る。
【0052】ステップS44で、制御部7が文節毎の音
声データを音声認識部5に送る。ステップS45で、音
声認識部5が文節毎の音声データを文字データに変換
し、制御部7に文字データを送る。ステップS46で、
制御部7が外部I/F9に文字データを送る。47で外
部接続端末が文字データを表示する。
【0053】[第3実施形態]次に、本発明の第3実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0054】(1)構成の説明 本発明の第3実施形態は、図6に示す如く、携帯電話6
1に外部I/F9を介して接続可能な外部接続端末62
を使用することで、通話内容を文字データとして認識し
たり、文字入力による音声通話を行うようにしたもので
ある。
【0055】本発明の第3実施形態の携帯電話は、アン
テナ1、メモリ2、辞書データ3、音声認識部4、音声
合成部5、無線部6、制御部7、音声コーデック8、外
部I/F9、特殊キー11を備えたキー入力部10、表
示部12、スピーカ13、マイク14を具備している
(図1参照)。各部の詳細は上述したので説明を省略す
る。
【0056】(2)動作の説明 次に、本発明の第3実施形態の動作について図1、図
6、図9〜図10を参照して詳細に説明する。
【0057】文字入力による音声通話を行う場合の音声
合成部5の使用例について、図9、図10を参照して説
明する。
【0058】図9は携帯電話内部のデータの流れをおお
まかに示した図である。外部接続端末62から文字デー
タを携帯電話の外部I/F9へ送出し、外部I/F9を
介して受信した文字データを制御部7へ送出し、制御部
7から文字データを音声合成部5へ送出する。音声合成
部5で文字データを音声データに変換して制御部7へ送
出し、制御部7から音声データを無線部6へ送出し、無
線部6から音声データをアンテナ1へ送出し、アンテナ
1から音声信号を送信することで、通話することができ
る。
【0059】図10は図9より詳しくデータの流れを示
したフローチャートである。ステップS49で、携帯電
話が網(図示略)からの着信信号を受信し、または発信
信号を送信し、通話を開始した際に、ステップS50
で、ユーザがキー入力部10に装備されている特殊キー
11を押下した場合、制御部7が外部接続端末62から
入力した文字データを音声データとして認識し、通話可
能となる制御に切り替える。ステップS51で、外部接
続端末62から文字データを入力し、外部I/F9に送
る。
【0060】ステップS52で、制御部7が外部I/F
9から文字データを受け取る。ステップS53で、制御
部7が文字データを音声合成部5に送る。ステップS5
4で、音声合成部5が文字データを音声データに変換
し、制御部7に音声データを送る。ステップS55で、
制御部7が音声データを無線部6に送る。ステップS5
6で、無線部6が音声データを変調し、アンテナ1に送
る。これにより、ステップS57で、通話相手には話言
葉として聞こえる。
【0061】[第4実施形態]次に、本発明の第4実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0062】(1)構成の説明 本発明の第4実施形態の携帯電話は、図11に示す如
く、アンテナ1、メモリ2、辞書データ3、音声認識部
4、音声合成部5、無線部6、制御部7、音声コーデッ
ク8、外部I/F9、特殊キー11を備えたキー入力部
10、表示部12、スピーカ13、マイク14、録音部
110を具備している。
【0063】録音部110は、アンテナ1で受信した通
話相手からの音声メッセージを録音する。音声認識部4
は、録音部110で録音された音声メッセージを文字デ
ータに変換する。表示部12は、音声認識部4で変換さ
れた文字データを表示する。これ以外の詳細は上述した
ので説明を省略する。
【0064】(2)動作の説明 次に、本発明の第4実施形態の動作について図11を参
照して詳細に説明する。
【0065】アンテナ1で通話相手からの音声メッセー
ジを受信すると、無線部6は復調した音声メッセージを
制御部7へ送る。制御部7は音声メッセージを録音部1
10へ送り、録音部110で音声メッセージを録音す
る。次に、音声認識部4は録音部110で録音された音
声メッセージを文字データに変換し、制御部7へ送る。
制御部7は音声認識部4で変換された文字データを表示
部12に表示する。これにより、ユーザは例えば電車内
などでも、携帯電話で録音された音声メッセージを文字
として確認することができるため、携帯電話の使い勝手
を向上させることができる。
【0066】[第5実施形態]次に、本発明の第5実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0067】(1)構成の説明 本発明の第5実施形態の携帯電話は、アンテナ1、メモ
リ2、辞書データ3、音声認識部4、音声合成部5、無
線部6、制御部7、音声コーデック8、外部I/F9、
特殊キー11を備えたキー入力部10、表示部12、ス
ピーカ13、マイク14、録音部110を具備している
(図11参照)。
【0068】録音部110は、マイク14から入力され
た英単語を録音する。音声認識部4は、録音部110で
録音された英単語の音声データを文字データに変換す
る。制御部7は、音声認識部4で変換された文字データ
の日本語への翻訳を辞書データ3から検索し、文字デー
タ化する。表示部12は、英単語の日本語への翻訳を文
字データとして表示する。また、音声合成部5は、制御
部7で辞書データ3から検索された文字データを音声デ
ータに変換する。音声コーデック8は、音声合成部5で
変換された音声データをスピーカ13へ送出し、スピー
カ13から音声を出力する。これ以外の詳細は上述した
ので説明を省略する。
【0069】(2)動作の説明 次に、本発明の第5実施形態の動作について図11を参
照して詳細に説明する。
【0070】ユーザがマイク14から英単語を音声入力
すると、音声コーデック8は英単語の音声データを制御
部7へ送る。制御部7は英単語の音声データを録音部1
10へ送り、録音部110で英単語を録音する。次に、
音声認識部4は録音部110で録音された英単語の音声
データを英単語の文字データに変換し、制御部7へ送
る。制御部7は音声認識部4で変換された英単語の文字
データの日本語への翻訳を辞書データ3から検索し、文
字データ化し、英単語の日本語への翻訳を文字データと
して表示部12に表示する。これにより、携帯電話の使
い勝手を向上させることができる。また、辞書データ3
から検索した日本語への翻訳の文字データを音声合成部
5で音声データに変換し、スピーカ13から音声を出力
することで、ユーザは話言葉として英単語の日本語への
翻訳を聞き取ることができる。
【0071】[第6実施形態]次に、本発明の第6実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0072】(1)構成の説明 本発明の第6実施形態の携帯電話は、アンテナ1、メモ
リ2、辞書データ3、音声認識部4、音声合成部5、無
線部6、制御部7、音声コーデック8、外部I/F9、
特殊キー11を備えたキー入力部10、表示部12、ス
ピーカ13、マイク14を具備している(図1参照)。
【0073】制御部7は、ショートメール機能またはイ
ンターネットメール機能を備えており、ショートメール
機能またはインターネットメール機能により受信した文
字データを、音声合成部5で音声データに変換する。音
声コーデック8は、音声合成部5で変換された音声デー
タをスピーカ13へ送出し、スピーカ13から音声を出
力する。これ以外の詳細は上述したので説明を省略す
る。
【0074】(2)動作の説明 次に、本発明の第6実施形態の動作について図11を参
照して詳細に説明する。
【0075】通信相手からの文字データをショートメー
ル機能またはインターネットメール機能により受信する
と、音声合成部5は文字データを音声データに変換し、
音声コーデック8を介してスピーカ13から音声を出力
する。これにより、ユーザはメール内容を話言葉として
聞き取ることができる。
【0076】[第7実施形態]次に、本発明の第7実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0077】(1)構成の説明 本発明の第4実施形態の携帯電話は、図11に示す如
く、アンテナ1、メモリ2、辞書データ3、音声認識部
4、音声合成部5、無線部6、制御部7、音声コーデッ
ク8、外部I/F9、特殊キー11を備えたキー入力部
10、表示部12、スピーカ13、マイク14、録音部
110を具備している。
【0078】録音部110は、マイク14から入力され
たユーザの話言葉の音声を録音する。音声認識部4は、
録音部110に録音されている音声データを文字データ
に変換する。制御部7は、ショートメール機能またはイ
ンターネットメール機能を備えており、音声認識部4で
変換された文字データをショートメール機能またはイン
ターネット機能により、送信する。これ以外の詳細は上
述したので説明を省略する。
【0079】(2)動作の説明 次に、本発明の第7実施形態の動作について図12を参
照して詳細に説明する。
【0080】ユーザがマイク14から話言葉を入力する
と、録音部110でユーザの話言葉の音声を録音し、音
声認識部4で録音部110に録音されている音声データ
を文字データに変換する。制御部7は音声認識部4で変
換された文字データをショートメール機能またはインタ
ーネット機能により、送信する。これにより、ユーザの
話言葉を入力を内容とするショートメールまたはインタ
ーネットメールを送信することができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信した通話相手の第一の言語による音声データを第一
の言語による文字データに変換し、第一の言語による文
字データを、第一の言語と第二の言語との対応関係を示
す辞書データに基づき第二の言語による文字データに置
き換え、第二の言語による文字データを第二の言語によ
る音声データに変換し、第二の言語による音声データを
出力する制御を行い、また、入力された第一の言語によ
る音声データを第一の言語による文字データに変換し、
第一の言語による文字データを、第一の言語と第二の言
語との対応関係を示す辞書データに基づき第二の言語に
よる文字データに置き換え、第二の言語による文字デー
タを第二の言語による音声データに変換し、音声データ
を通話相手に送信する制御を行うため、異国語で会話を
する必要が生じたとき、携帯電話機を通訳機として使用
することができる。
【0082】また、受信した通話相手の第一の言語によ
る音声データをそのまま出力するか、又は受信した通話
相手の第一の言語による音声データを第二の言語による
音声データに翻訳してから出力するかを選択する選択手
段、入力された第一の言語による音声データをそのまま
送信するか、又は入力された第一の言語による音声デー
タを第二の言語による音声データに翻訳してから送信す
るかを選択する選択手段を備えているため、自分の話言
葉をそのまま相手に伝えるか、通訳後の言葉を伝えるか
の制御を選択することができる。
【0083】また、受信した通話相手の音声データを録
音し、録音された音声データを文字データに変換し表示
するため、ユーザは例えば電車内などでも、携帯電話で
録音された音声メッセージを文字として確認することが
でき、携帯電話の使い勝手を向上させることができる。
【0084】また、受信した通話相手の第一の言語によ
る音声データを録音し、録音された第一の言語による音
声データを第一の言語による文字データに変換し、第一
の言語による文字データの意味を辞書データから検索
し、検索に基づく第二の言語による文字データを表示
し、検索に基づく第二の言語による文字データを第二の
言語による音声データに変換し出力するため、携帯電話
の使い勝手を向上させることができると共に、ユーザは
話言葉として英単語の意味を聞き取ることができる。
【0085】また、通信相手からショートメール機能又
はインターネットメール機能で受信した文字データを音
声データに変換し、出力するため、ユーザはメール内容
を話言葉として聞き取ることができる。
【0086】また、入力された音声データを録音し、録
音された音声データを文字データに変換し、通信相手に
ショートメール機能又はインターネットメール機能で送
信するため、話言葉の入力を内容とするショートメール
またはインターネットメールを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第3、第6実施形態の携
帯電話の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の携帯電話の受話側のデ
ータの流れを示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態の携帯電話の受話側のデ
ータの流れを詳細に示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態の携帯電話の送話側のデ
ータの流れを示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態の携帯電話の送話側のデ
ータの流れを詳細に示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2、第3実施形態の携帯電話と外部
接続端末の接続例を示す概略図である。
【図7】本発明の第2実施形態の携帯電話のデータの流
れを示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態の携帯電話のデータの流
れの詳細を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施形態の携帯電話のデータの流
れを示す説明図である。
【図10】本発明の第3実施形態の携帯電話のデータの
流れを詳細に示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4、第5、第7実施形態の携帯電
話の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 3 辞書データ 4 音声認識部 5 音声合成部 6 無線部 7 制御部 11 特殊キー 12 表示部 13 スピーカ 14 マイク 62 外部接続端末 110 録音部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551C H04Q 7/38 551A H04B 7/26 109H Fターム(参考) 5B091 AA03 BA12 CB12 CB32 CD15 5D015 AA02 AA05 BB02 KK02 LL05 LL12 5D045 AB03 AB04 5K027 AA11 BB01 DD11 DD14 HH19 HH20 5K067 AA34 BB04 DD51 EE02 FF02 FF23 FF26 FF40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声認識機能及び音声合成機能を有する
    携帯電話機において、 受信した通話相手の第一の言語による音声データを前記
    第一の言語による文字データに変換する音声認識手段
    と、 該音声認識手段で変換された前記第一の言語による文字
    データを、前記第一の言語と第二の言語との対応関係を
    示す辞書データに基づき前記第二の言語による文字デー
    タに置き換える制御手段と、 該制御手段で置き換えられた前記第二の言語による文字
    データを前記第二の言語による音声データに変換する音
    声合成手段と、 該音声合成手段で変換された前記第二の言語による音声
    データを出力する音声出力手段とを具備することを特徴
    とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記受信した通話相手の前記第一の言語
    による音声データを前記音声出力手段からそのまま出力
    するか、又は前記受信した通話相手の前記第一の言語に
    よる音声データを前記第二の言語による音声データに翻
    訳してから前記音声出力手段から出力するかを選択する
    選択手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の
    携帯電話機。
  3. 【請求項3】 音声認識機能及び音声合成機能を有する
    携帯電話機において、 入力された第一の言語による音声データを前記第一の言
    語による文字データに変換する音声認識手段と、 該音声認識手段で変換された前記第一の言語による文字
    データを、前記第一の言語と第二の言語との対応関係を
    示す辞書データに基づき前記第二の言語による文字デー
    タに置き換える制御手段と、 該制御手段で置き換えられた前記第二の言語による文字
    データを前記第二の言語による音声データに変換する音
    声合成手段と、 該音声合成手段で変換された音声データを通話相手に送
    信する送信手段とを具備することを特徴とする携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 前記入力された前記第一の言語による音
    声データを前記送信手段からそのまま送信するか、又は
    前記入力された前記第一の言語による音声データを前記
    第二の言語による音声データに翻訳してから前記送信手
    段から送信するかを選択する選択手段を具備することを
    特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記受信した通話相手の音声データを録
    音する録音手段と、表示手段とを具備し、 前記音声認識手段は、前記録音手段で録音された音声デ
    ータを文字データに変換し、 前記制御手段は、前記音声認識手段で変換された文字デ
    ータを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 入力された第一の言語による音声データ
    を録音する録音手段と、表示手段とを具備し、 前記音声認識手段は、前記録音手段で録音された前記第
    一の言語による音声データを第一の言語による文字デー
    タに変換し、 前記制御手段は、前記音声認識手段で変換された前記第
    一の言語による文字データの意味を、前記第一の言語と
    第二の言語との対応関係を示す辞書データから検索し、
    該検索に基づく前記第二の言語による文字データを前記
    表示手段に表示し、 前記音声合成手段は、前記制御手段の前記検索に基づく
    前記第二の言語による文字データを前記第二の言語によ
    る音声データに変換し、 前記音声出力手段は、前記音声合成手段で変換された前
    記第二の言語による音声データを出力することを特徴と
    する請求項3又は4に記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 ショートメール機能又はインターネット
    メール機能によりデータを受信するデータ受信手段を有
    し、 前記音声合成手段は、通信相手から前記データ受信手段
    で受信した文字データを音声データに変換し、 前記音声出力手段は、前記音声合成手段で変換された音
    声データを出力することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 ショートメール機能又はインターネット
    メール機能によりデータを送信するデータ送信手段と、
    入力された音声データを録音する録音手段とを有し、 前記音声認識手段は、前記録音手段で録音された音声デ
    ータを文字データに変換し、 前記データ送信手段は、前記音声認識手段で変換された
    文字データを通信相手に送信することを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 音声認識機能及び音声合成機能を有する
    携帯電話機を用いた翻訳方法において、 受信した通話相手の第一の言語による音声データを前記
    第一の言語による文字データに変換し、変換された前記
    第一の言語による文字データを、前記第一の言語と第二
    の言語との対応関係を示す辞書データに基づき前記第二
    の言語による文字データに置き換え、置き換えられた前
    記第二の言語による文字データを前記第二の言語による
    音声データに変換し、変換された前記第二の言語による
    音声データを出力することを特徴とする携帯電話機を用
    いた翻訳方法。
  10. 【請求項10】 音声認識機能及び音声合成機能を有す
    る携帯電話機を用いた翻訳方法において、 入力された第一の言語による音声データを前記第一の言
    語による文字データに変換し、変換された前記第一の言
    語による文字データを、前記第一の言語と第二の言語と
    の対応関係を示す辞書データに基づき前記第二の言語に
    よる文字データに置き換え、置き換えられた前記第二の
    言語による文字データを前記第二の言語による音声デー
    タに変換し、変換された音声データを通話相手に送信す
    ることを特徴とする携帯電話機を用いた翻訳方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009533953A (ja) * 2006-04-10 2009-09-17 マイクロソフト コーポレーション サービスのためのデータマイニング
JP2010034759A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Denso Corp 車載通信機
JP2020071547A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 京セラ株式会社 電子機器、電子ペン、方法、及びプログラム

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