JP2003099081A - 音声送受信装置 - Google Patents

音声送受信装置

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JP2003099081A
JP2003099081A JP2001294632A JP2001294632A JP2003099081A JP 2003099081 A JP2003099081 A JP 2003099081A JP 2001294632 A JP2001294632 A JP 2001294632A JP 2001294632 A JP2001294632 A JP 2001294632A JP 2003099081 A JP2003099081 A JP 2003099081A
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JP
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voice
transmission
transmitting
voice signal
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JP2001294632A
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English (en)
Inventor
Norihisa Takayama
憲久 高山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声を発することなく電話の応対ができ、聴覚
障害者による通話、あるいは音声による会話に支障があ
る場所での通話を可能とする音声送受信装置を提供する
こと。 【解決手段】音声送受信装置1において、入力された受
信音声信号は、デジタルデータに変換された後、音声認
識部4において、音声認識処理技術を用いて文字情報に
変換され、表示部6に表示される。一方、送信用音声情
報記憶部5には、予め応答用の送信文が記憶させてお
り、この送信文は応答時に表示部6に表示される。送信
者は、表示された受信内容に最も適した応答分を表示さ
れた送信文の中から選び出し、選択された送信文が、音
声再生部8によって文字情報から音声信号へ音声合成変
換され、出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字情報を音声信
号に変換して送受信する音声送受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、電話機などの音声送受信装置で
は、音声信号の送受信によって通話が行われるが、聴覚
障害者と通話を行う場合、あるいは、会議中や公共交通
機関の中など、音声による会話に支障がある場所での通
話の際には、文字情報による通話が望まれる。これに対
処した技術が、特開平9−116648号公報に開示さ
れている。
【0003】図4は従来の技術を説明する図である。す
なわち、携帯用情報端末21からの発信には、発信の内
容(文章)を文字としてペン(ポインティングデバイ
ス)21Aを使ってディスプレイ画面21Bに入力表示
させ、その内容を音声合成装置23により音声データと
して合成し、音声変換装置24により実音声信号に変換
し、この音声信号をモデム22によって変調し、相手端
末装置27側に音声として送信する。
【0004】逆に、相手端末装置27からの音声信号の
受信には、モデム22で受信・復調した音声信号の内容
を音声理解装置25によって音声認識し、この認識デー
タを文字変換装置26によって文字に変換し、この文字
を携帯用情報端末21のディスプレイ画面21Bに表示
させ、この表示画面から受信内容を視認できる。したが
って、携帯用情報端末21から文字情報を発信したとき
に相手端末装置27では電話機による通話と同等の音声
として受信でき、逆に相手端末装置27からの音声によ
る発信が携帯用情報端末21には表示文字として受信で
きる。
【0005】これにより、聴覚障害者が携帯用情報端末
21を携帯し、健常者が相手端末装置27の電話機能を
使って通話するのに、電話による通話に近い簡易な通信
ができる。なお、携帯用情報端末21と相手端末装置2
7との間でイメージ情報を通信するには、モデム22が
FAX機能付通信モデムであれば、従来と同様に、携帯
用情報端末21とモデム22の間でイメージデータを直
接に授受する機能切り替えで実現される。
【0006】このように、相手からの受信音声信号が文
字情報としてディスプレイ表示されると共に、文字入力
による受け答えが音声信号に変換して送信される。これ
によって、音声を発することなく電話の応対ができ、聴
覚障害者による通話、あるいは音声による会話に支障が
ある場所での通話が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による携帯
用通信装置の場合、相手方の受信音声に対して、その都
度文字を入力しながら受け答えを行わなければならな
い。文字入力をしている間は音声信号の出力が行われな
いため、無音状態が続くことになる。このため、会話が
スムーズに進まないという問題が発生する。
【0008】本発明は、斯かる問題点を解決することを
その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、音声
信号の送受信によって通話を行う音声送受信装置におい
て、受信音声信号を音声認識処理により文字情報に変換
する音声認識手段と、前記音声認識処理後の文字情報を
表示する表示手段と、送信のために用意された複数の送
信文を記憶した記憶手段と、前記送信文を音声として出
力する音声再生手段とを備え、前記表示手段には文字情
報に変換された受信音声信号が表示されると共に、前記
複数の送信文が表示され、前記送信文のいずれかを送信
者が選択指示し、選択された送信文を前記音声再生手段
で音声信号に変換して送信することをその要旨とする。
【0010】請求項2の発明は、音声信号の送受信によ
って通話を行う音声送受信装置において、受信音声信号
を音声認識処理により文字情報に変換する音声認識手段
と、前記音声認識処理後の文字情報を表示する表示手段
と、送信のために用意された複数の送信文と前記送信文
に対応して発声した音声信号を記憶した記憶手段と、前
記音声信号を再生する音声再生手段とを備え、前記表示
手段には文字情報に変換された受信音声信号が表示され
ると共に、前記複数の送信文が表示され、前記送信文の
いずれかを送信者が選択指示し、選択された送信文に対
応する前記音声信号を前記音声再生手段で再生して送信
することをその要旨とする。
【0011】請求項3の音声送受信装置は、請求項2の
発明において、前記記憶手段に記憶した前記音声信号が
操作者が発声したものであることをその要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照しつつ本発明を具体化した第1の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1の実施形態を示す音声
送受信装置1の構成を示す要部ブロック図である。音声
送受信装置1は、受信音声信号入力部2、A/D変換部
3、音声認識部4、送信用音声情報記憶部5、表示部
6、選択部7、音声再生部8、D/A変換部9、送信音
声出力部10から構成される。
【0013】なお、音声認識部4、送信用音声情報記憶
部5、表示部6、音声再生部8のそれぞれが、本発明に
おける音声認識手段、記憶手段、表示手段、音声再生手
段の一例である。受信音声信号入力部2に受信した音声
信号が入力されると、本音声送受信装置1は、この音声
信号をA/D変換部3によりデジタルデータに変換して
音声認識部4に入力する。このとき、入力信号の通信経
路は、無線通信回線であっても有線通信回路であっても
同様の構成で実施することができ、通信回線から受信し
て高周波復調された音声信号を受信音声信号入力部2に
入力する構成とすれば良い。
【0014】音声認識部4では、音声認識処理技術を用
いて音声信号を文字情報に変換し、この文字情報を表示
部6に表示する。これら一連の処理によって、受信した
音声信号の内容が表示部6に文字情報として表示され
る。一方、送信用音声情報記憶部5には、予め送信用の
文章を用意して記憶させておく。具体的には、ユーザが
選択部7から文字を入力して作成して送信用の文章を作
成し、それを送信用音声情報記憶部5に記憶するように
してもよい。
【0015】受信した音声信号の内容が表示部6に表示
された際、同時に送信用音声情報記憶部5に記憶されて
いる送信文を表示部6に表示する。送信者は表示部6を
参照して、表示された受信音声の内容を理解し、この返
答に最も適したものを、表示部6に表示された送信文の
中から選び出し、選択部7によって指示する。
【0016】選択された送信文は、音声再生部8によっ
て文字情報から音声信号へと音声合成変換される。この
出力である音声信号はD/A変換部9によってアナログ
信号に変換され、送信音声出力部10から出力され、通
信回線を通して通話相手に送られる。尚、デジタル方式
の携帯電話やISDN回線を使用した電話装置に適用す
る場合は、デジタル音声信号として送受信が行われるた
め、A/D変換部3とD/A変換部9は不要となる。
【0017】図2は表示部6における表示内容の一例を
示すものである。受信した音声信号が文字に変換され
て、その内容が表示部6の上部に表示され、送信文が表
示部6の下部に表示される。この場合、「〇〇です。今
日そちらに伺いたいのですが、都合はいかがですか」と
いう受信メッセージに対して、送信者が、1,5,9の
文章を選択すると、「はい。OKです。お待ちしていま
す。」というメッセージが音声信号として送信されるこ
とになる。
【0018】表示部6の表示方法としては、送信文の内
容別に分類して階層的に表示する方法や、受信音声の内
容を自動的に判定して、これに適した送信文の候補を絞
って表示する方法なども考えられる。以上の通り、本発
明の第1の実施形態である音声送受信装置1は、表示部
6に文字情報に変換された受信音声信号を表示すると共
に、複数の送信文を表示し、送信文のいずれかを送信者
が選択指示し、選択された送信文を音声再生部8で音声
信号に変換して送信することにより、送信者は自ら音声
を発することなく、テンキーなどによる番号選択等の簡
単な入力のみで、通話相手に対し、即座に応答送信する
ことができ、会話をスムーズに行うことができる。
【0019】(第2の実施形態)本発明を具体化した第
2の実施形態について説明する。図3は、本発明の第2
の実施形態を示す音声送受信装置11の構成を示す要部
ブロック図である。音声送受信装置11は、図1の音声
送受信装置1に音声情報生成部12を加えた構成であ
る。
【0020】第2の実施形態では、第1の実施形態にお
いて、送信文として文字情報を送信用音声情報記憶部5
に保持するのに加えて、操作者が発声した音声信号を予
め送信用音声情報記憶部5に記憶する。具体的には、受
信音声信号入力部2から入力された音声信号を、A/D
変換部3によってデジタル信号に変換し、音声情報生成
部12によって記憶用の形式に変換し、送信用音声情報
記憶部5に記憶する。
【0021】第1の実施形態で示した同様の手順で、表
示画面6に表示された送信文の中から、応答に適した送
信文を選択指示すると、それに対応した音声信号が送信
用音声情報記憶部5から読み出され、音声再生部8によ
って再生される。再生された音声信号はD/A変換部9
によってアナログ信号に変換され、送信音声出力部10
から出力され、通信回線を通して通話相手に送られる。
【0022】尚、上記の説明では、予め送信用音声情報
記憶部5に記憶保持する音声信号は、送信者自身が発声
した声としたが、送信者以外の者が発生した声であって
もよい。以上の通り、本発明の第2の実施形態である音
声送受信装置11は、第1実施形態の作用効果に加え、
送信文に対応して送信者が発声した音声信号を予め送信
用音声情報記憶部5に記憶保持し、送信の際には選択さ
れた送信文に対応する音声信号を音声再生部8で再生し
て送信することにより、送信者自身の声で応答すること
ができ、より自然な会話を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の音声送受信装置によれば、音声
を発することなく電話の応対ができ、聴覚障害者による
通話、あるいは音声による会話に支障がある場所での通
話が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る音声送受信装置
の構成を示す要部ブロック図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施形態に係る表示
部の表示例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る音声送受信装置
の構成を示す要部ブロック図である。
【図4】従来の技術に係る携帯用情報端末装置のシステ
ム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 音声送受信装置 2 受信音声信号入力部 3 A/D変換部 4 音声認識部 5 送信用音声情報記憶部 6 表示部 7 選択部 8 音声再生部 9 D/A変換部 10 送信音声出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号の送受信によって通話を行う音
    声送受信装置において、受信音声信号を音声認識処理に
    より文字情報に変換する音声認識手段と、前記音声認識
    処理後の文字情報を表示する表示手段と、送信のために
    用意された複数の送信文を記憶した記憶手段と、前記送
    信文を音声として出力する音声再生手段とを備え、前記
    表示手段には文字情報に変換された受信音声信号が表示
    されると共に、前記複数の送信文が表示され、前記音声
    再生手段は選択された送信文を音声信号に変換して送信
    することを特徴とした音声送受信装置。
  2. 【請求項2】 音声信号の送受信によって通話を行う音
    声送受信装置において、受信音声信号を音声認識処理に
    より文字情報に変換する音声認識手段と、前記音声認識
    処理後の文字情報を表示する表示手段と、送信のために
    用意された複数の送信文と前記送信文に対応した音声信
    号を記憶した記憶手段と、前記音声信号を再生する音声
    再生手段とを備え、前記表示手段には文字情報に変換さ
    れた受信音声信号が表示されると共に、前記複数の送信
    文が表示され、前記音声再生手段は選択された送信文に
    対応する前記音声信号を再生して送信することを特徴と
    した音声送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶した前記音声信号
    が、操作者が発声したものであることを特徴とする請求
    項2に記載の音声送受信装置。
JP2001294632A 2001-09-26 2001-09-26 音声送受信装置 Pending JP2003099081A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005168009A (ja) * 2003-11-20 2005-06-23 Lucent Technol Inc 拡張されたサービスを提供する通信デバイス

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Effective date: 20051227