JP2002207671A - 携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法 - Google Patents
携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表現力豊かに電子メール文章を再現可能とし
た携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法を提供
する。 【解決手段】 送信側携帯電話機１は、電子メールの文
字データを入力する文字データ入力装置２、文字データ
に対応した付加情報を入力する文字データ付加情報入力
装置３、文字データと付加情報を送信データに変換する
送信データ生成回路４、送信データを電子メール送信す
る無線機５を具備し、受信側携帯電話機６は、送信デー
タを受信する無線機７、送信データを文字データと付加
情報に変換する受信データ再生回路８、付加情報に基づ
き文字の大きさ又は文字の色又は文字のフォントを変化
させて表示する文字データ及び文字データ付加情報表示
装置９、付加情報に基づき声の調子又は声の強弱又は声
のイントネーションを変化させて音声出力する音声再生
装置１１を具備する。
た携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法を提供
する。 【解決手段】 送信側携帯電話機１は、電子メールの文
字データを入力する文字データ入力装置２、文字データ
に対応した付加情報を入力する文字データ付加情報入力
装置３、文字データと付加情報を送信データに変換する
送信データ生成回路４、送信データを電子メール送信す
る無線機５を具備し、受信側携帯電話機６は、送信デー
タを受信する無線機７、送信データを文字データと付加
情報に変換する受信データ再生回路８、付加情報に基づ
き文字の大きさ又は文字の色又は文字のフォントを変化
させて表示する文字データ及び文字データ付加情報表示
装置９、付加情報に基づき声の調子又は声の強弱又は声
のイントネーションを変化させて音声出力する音声再生
装置１１を具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機及び電
子メール文章送信／再生方法に関し、特に、文章を電子
メールで送受信する場合に好適な携帯電話機及び電子メ
ール文章送信／再生方法に関する。
子メール文章送信／再生方法に関し、特に、文章を電子
メールで送受信する場合に好適な携帯電話機及び電子メ
ール文章送信／再生方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話機等の携帯端末を使用し
たコミュニケーションが多様化している。これに伴い、
携帯端末により相手先と通信を行う場合、電話での音声
による通信だけでなく、文章を使用した電子メールによ
る通信の重要性が高くなってきている。
たコミュニケーションが多様化している。これに伴い、
携帯端末により相手先と通信を行う場合、電話での音声
による通信だけでなく、文章を使用した電子メールによ
る通信の重要性が高くなってきている。
【０００３】電子メールの配送に関する従来例として
は、例えば特開２０００−２９９６９９号公報に記載の
技術が提案されている。同公報は、電子メールの内容を
要約化して携帯電話のような小さいディスプレイでも読
み出せるようにすることを目的としたものであり、電子
メールから特定表現の文字列を抽出する文字列抽出手段
と、抽出された文字列を当該文字列よりもコンパクトな
文字または図形に変換して前記電子メールを携帯端末の
表示手段が表示可能な形態のコンパクトメールに要約す
るメール要約手段とを設け、要約されたコンパクトメー
ルを前記携帯端末の表示手段に表示させることを特徴と
するメール配送システムが開示されている。
は、例えば特開２０００−２９９６９９号公報に記載の
技術が提案されている。同公報は、電子メールの内容を
要約化して携帯電話のような小さいディスプレイでも読
み出せるようにすることを目的としたものであり、電子
メールから特定表現の文字列を抽出する文字列抽出手段
と、抽出された文字列を当該文字列よりもコンパクトな
文字または図形に変換して前記電子メールを携帯端末の
表示手段が表示可能な形態のコンパクトメールに要約す
るメール要約手段とを設け、要約されたコンパクトメー
ルを前記携帯端末の表示手段に表示させることを特徴と
するメール配送システムが開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては次のような問題点があった。
た従来例においては次のような問題点があった。
【０００５】上述したように、携帯電話機で通信を行う
場合、電話での音声による通信だけでなく、文章を使用
した電子メールによる通信の重要性が高くなってきてい
る。しかし、音声通信と比較した場合、文章による電子
メール通信では、送信者の感情等の表現力は乏しいとい
う問題があった。また、絵文字を使用する等、工夫はさ
れているが、ユーザのニーズに応えるにはまだまだ不十
分であるという課題があった。
場合、電話での音声による通信だけでなく、文章を使用
した電子メールによる通信の重要性が高くなってきてい
る。しかし、音声通信と比較した場合、文章による電子
メール通信では、送信者の感情等の表現力は乏しいとい
う問題があった。また、絵文字を使用する等、工夫はさ
れているが、ユーザのニーズに応えるにはまだまだ不十
分であるという課題があった。
【０００６】他方、電子メールの文章を受信側で音声に
て読み上げる機能を持つ携帯端末が存在するが、この種
の携帯端末の音声読み上げ機能は、単調な棒読み口調で
の読み上げでしかなく、送信者の感情表現が十分になさ
れているとは言い難いという問題があった。
て読み上げる機能を持つ携帯端末が存在するが、この種
の携帯端末の音声読み上げ機能は、単調な棒読み口調で
の読み上げでしかなく、送信者の感情表現が十分になさ
れているとは言い難いという問題があった。
【０００７】本発明の目的は、電子メール文章に伝えた
い表現を付加情報として文字データに関連付けして送信
し、受信側でその文字データと付加情報を再生すること
で、文字だけの場合と比較し、表現力豊かに電子メール
文章を再現可能とした携帯電話機及び電子メール文章送
信／再生方法を提供するものである。
い表現を付加情報として文字データに関連付けして送信
し、受信側でその文字データと付加情報を再生すること
で、文字だけの場合と比較し、表現力豊かに電子メール
文章を再現可能とした携帯電話機及び電子メール文章送
信／再生方法を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の観点によ
る携帯電話機は、電子メール送信機能を有する携帯電話
機において、電子メールの文字データを入力する文字入
力手段と、前記文字データについての表現方法を表す付
加情報を入力する付加情報入力手段と、前記文字データ
と前記付加情報を送信データに変換する送信データ生成
手段と、前記送信データを電子メールとして送信する無
線手段とを具備することを特徴とする。
る携帯電話機は、電子メール送信機能を有する携帯電話
機において、電子メールの文字データを入力する文字入
力手段と、前記文字データについての表現方法を表す付
加情報を入力する付加情報入力手段と、前記文字データ
と前記付加情報を送信データに変換する送信データ生成
手段と、前記送信データを電子メールとして送信する無
線手段とを具備することを特徴とする。
【０００９】本発明の第１の観点による携帯電話機にお
いて、前記文字入力手段及び前記付加情報入力手段は、
前記携帯電話機に装備されているキーを備えていてもよ
い。
いて、前記文字入力手段及び前記付加情報入力手段は、
前記携帯電話機に装備されているキーを備えていてもよ
い。
【００１０】本発明の第１の観点による携帯電話機にお
いて、前記文字入力手段及び前記付加情報入力手段は、
前記携帯電話機に装備されているマイクを備えていても
よい。
いて、前記文字入力手段及び前記付加情報入力手段は、
前記携帯電話機に装備されているマイクを備えていても
よい。
【００１１】本発明の第１の観点による携帯電話機にお
いて、前記付加情報入力手段は、前記付加情報として、
文字の大きさ、色及びフォントのうちの少なくとも１つ
を入力してもよい。
いて、前記付加情報入力手段は、前記付加情報として、
文字の大きさ、色及びフォントのうちの少なくとも１つ
を入力してもよい。
【００１２】本発明の第１の観点による携帯電話機にお
いて、前記付加情報入力手段は、前記付加情報として、
声の調子、強弱及びイントネーションのうちの少なくと
も１つを入力してもよい。
いて、前記付加情報入力手段は、前記付加情報として、
声の調子、強弱及びイントネーションのうちの少なくと
も１つを入力してもよい。
【００１３】本発明の第２の観点による携帯電話機は、
電子メール受信機能を有する携帯電話機において、電子
メールとして受信した受信データを受信する無線手段
と、前記受信データを文字データと該文字データについ
ての表現方法を表す付加情報に変換する変換手段と、前
記文字データを前記付加情報に基づいた表現方法で再生
する再生手段とを具備することを特徴とする。
電子メール受信機能を有する携帯電話機において、電子
メールとして受信した受信データを受信する無線手段
と、前記受信データを文字データと該文字データについ
ての表現方法を表す付加情報に変換する変換手段と、前
記文字データを前記付加情報に基づいた表現方法で再生
する再生手段とを具備することを特徴とする。
【００１４】本発明の第２の観点による携帯電話機にお
いて、前記再生手段は、前記付加情報に基づき文字の大
きさ、色及びフォントのうちの少なくとも１つを変化さ
せて文字を表示してもよい。
いて、前記再生手段は、前記付加情報に基づき文字の大
きさ、色及びフォントのうちの少なくとも１つを変化さ
せて文字を表示してもよい。
【００１５】本発明の第２の観点による携帯電話機にお
いて、前記再生手段は、前記付加情報に基づき声の調
子、強弱及びイントネーションのうちの少なくとも１つ
を変化させて音声を出力してもよい。
いて、前記再生手段は、前記付加情報に基づき声の調
子、強弱及びイントネーションのうちの少なくとも１つ
を変化させて音声を出力してもよい。
【００１６】本発明による電子メール文書送信／再生方
法は、携帯電話機を用いて電子メール文章を送信し再生
する電子メール文章送信／再生方法において、送信側携
帯電話機で、電子メールの文字データと、前記文字デー
タについての表現方法を表す付加情報を入力し、前記文
字データと前記付加情報を送信データに変換し、前記送
信データを電子メールで送信し、受信側携帯電話機で、
前記送信側携帯電話機から電子メール送信された前記送
信データを受信し、該送信データを前記文字データと前
記付加情報に変換し、前記文字データの表現方法を前記
付加情報に基づき変化させて再生することを特徴とす
る。
法は、携帯電話機を用いて電子メール文章を送信し再生
する電子メール文章送信／再生方法において、送信側携
帯電話機で、電子メールの文字データと、前記文字デー
タについての表現方法を表す付加情報を入力し、前記文
字データと前記付加情報を送信データに変換し、前記送
信データを電子メールで送信し、受信側携帯電話機で、
前記送信側携帯電話機から電子メール送信された前記送
信データを受信し、該送信データを前記文字データと前
記付加情報に変換し、前記文字データの表現方法を前記
付加情報に基づき変化させて再生することを特徴とす
る。
【００１７】また、本発明の携帯電話機は、図１を参照
しつつ説明すれば、電子メール送信機能を有する携帯電
話機（１）において、電子メールの文字データを入力す
る文字入力手段（２）と、前記文字データに対応した付
加情報を入力する付加情報入力手段（３）と、前記文字
データと前記付加情報を送信データに変換する送信デー
タ生成手段（４）と、前記送信データを電子メール送信
する無線手段（５）とを具備するものである。
しつつ説明すれば、電子メール送信機能を有する携帯電
話機（１）において、電子メールの文字データを入力す
る文字入力手段（２）と、前記文字データに対応した付
加情報を入力する付加情報入力手段（３）と、前記文字
データと前記付加情報を送信データに変換する送信デー
タ生成手段（４）と、前記送信データを電子メール送信
する無線手段（５）とを具備するものである。
【００１８】［作用］本発明の携帯電話機は、電子メー
ル送信者が、電子メール文章に伝えたい表現を付加情報
として文字データに関連付けして送信し、受信側でその
文字データと付加情報を再生する。そのため、文字だけ
の場合と比較し、表現力豊かに電子メール文章を再現す
ることが可能となる。
ル送信者が、電子メール文章に伝えたい表現を付加情報
として文字データに関連付けして送信し、受信側でその
文字データと付加情報を再生する。そのため、文字だけ
の場合と比較し、表現力豊かに電子メール文章を再現す
ることが可能となる。
【００１９】
【発明の実施の形態】［第１実施形態］次に、本発明の
第１実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第１実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【００２０】（１）構成の説明 本発明の第１実施形態の送信側の携帯電話機１は、図１
に示す如く、文字データ入力装置２、文字データ付加情
報入力装置３、送信データ生成回路４、無線機５を備え
ており、受信側の携帯電話機６は、無線機７、受信デー
タ再生回路８、文字データ及び文字データ付加情報表示
装置９、文字データ及び文字データ付加情報音声変換回
路１０、音声再生装置１１を備えている。図中３０は通
信網である。
に示す如く、文字データ入力装置２、文字データ付加情
報入力装置３、送信データ生成回路４、無線機５を備え
ており、受信側の携帯電話機６は、無線機７、受信デー
タ再生回路８、文字データ及び文字データ付加情報表示
装置９、文字データ及び文字データ付加情報音声変換回
路１０、音声再生装置１１を備えている。図中３０は通
信網である。
【００２１】先ず、第１実施形態の概要を説明する。第
１実施形態では、携帯電話機を使用して文章を電子メー
ルで送受信する場合、送信側の携帯電話機１の使用者
は、文字データ入力装置２で文字データを入力するだけ
でなく、文字データ付加情報入力装置３で文字データの
付加情報を入力し、送信データ生成回路４で文字データ
と付加情報の関連付けを行う。受信側の携帯電話機６で
文章を再生する際は、受信データ再生回路８で再生され
た付加情報付きの文字データの付加情報に従って、文字
の表現を変化させることにより、表現力豊かな文章を再
生可能とするものである。
１実施形態では、携帯電話機を使用して文章を電子メー
ルで送受信する場合、送信側の携帯電話機１の使用者
は、文字データ入力装置２で文字データを入力するだけ
でなく、文字データ付加情報入力装置３で文字データの
付加情報を入力し、送信データ生成回路４で文字データ
と付加情報の関連付けを行う。受信側の携帯電話機６で
文章を再生する際は、受信データ再生回路８で再生され
た付加情報付きの文字データの付加情報に従って、文字
の表現を変化させることにより、表現力豊かな文章を再
生可能とするものである。
【００２２】次に、第１実施形態の詳細を説明する。図
１を参照すると、送信側の携帯電話機１が文字電子メー
ルを送信し、受信側の携帯電話機６がその文字電子メー
ルを受信するものとする。図２を参照すると、送信側の
携帯電話機１は、電子メールの文字データを入力する文
字データ入力装置２と、その個々の文字データに対応す
る付加情報を入力する文字データ付加情報入力装置３
と、それらのデータ（文字データ、文字データ付加情
報）を、ＴＤＭＡ（Time Division Multiple Access：
時分割多元接続）方式の規格であるＲＣＲ−２７に準ず
る送信データへ変換する送信データ生成回路４と、その
送信データを網３０側へ送信する無線機５とを備えてい
る。
１を参照すると、送信側の携帯電話機１が文字電子メー
ルを送信し、受信側の携帯電話機６がその文字電子メー
ルを受信するものとする。図２を参照すると、送信側の
携帯電話機１は、電子メールの文字データを入力する文
字データ入力装置２と、その個々の文字データに対応す
る付加情報を入力する文字データ付加情報入力装置３
と、それらのデータ（文字データ、文字データ付加情
報）を、ＴＤＭＡ（Time Division Multiple Access：
時分割多元接続）方式の規格であるＲＣＲ−２７に準ず
る送信データへ変換する送信データ生成回路４と、その
送信データを網３０側へ送信する無線機５とを備えてい
る。
【００２３】図３で示すように、送信側の携帯電話機１
の文字データ入力装置２は、携帯電話機１に装備されて
いるキー１５を使用する方法が一般的であり、図示の構
成を有する文字データ入力装置１４が実施形態としてあ
げられる。また、文字データ付加情報入力装置３も、同
様に、携帯電話機１に装備されているキー１７を使用す
る場合は、図示の構成を有する文字データ付加情報入力
装置１６が実施形態としてあげられる。
の文字データ入力装置２は、携帯電話機１に装備されて
いるキー１５を使用する方法が一般的であり、図示の構
成を有する文字データ入力装置１４が実施形態としてあ
げられる。また、文字データ付加情報入力装置３も、同
様に、携帯電話機１に装備されているキー１７を使用す
る場合は、図示の構成を有する文字データ付加情報入力
装置１６が実施形態としてあげられる。
【００２４】図４を参照すると、受信側の携帯電話機６
は、網３０側からの受信信号を受信する無線機７と、受
信したデータを文字データ及び文字データ付加情報へ変
換する受信データ再生回路１３と、それらのデータを表
示可能な文字データ及び文字データ付加情報表示装置９
と、それらのデータを表現する別の方法として音声とし
て再生するための変換を行う文字データ及び文字付加情
報音声変換回路１０と、音声を再生する音声再生装置１
１とを備えている。
は、網３０側からの受信信号を受信する無線機７と、受
信したデータを文字データ及び文字データ付加情報へ変
換する受信データ再生回路１３と、それらのデータを表
示可能な文字データ及び文字データ付加情報表示装置９
と、それらのデータを表現する別の方法として音声とし
て再生するための変換を行う文字データ及び文字付加情
報音声変換回路１０と、音声を再生する音声再生装置１
１とを備えている。
【００２５】（２）動作の説明 次に、本発明の第１実施形態の動作について図１〜図４
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【００２６】先ず、送信側の携帯電話機１の動作を図２
を参照して説明する。送信者が例えば”ＨＥＬＬＯ”と
いう文字列を電子メール送信したい場合、文字データ入
力装置２を使用して、上記文字データを入力する。併せ
て、文字データ付加情報入力装置３を使用して、”Ｈ”
に対応する付加情報data1を、”Ｅ”に対応する付加情
報data2を、順次入力していく。入力方法としては、図
３で示すように、文字データ入力装置１４のキー１５及
び文字データ付加情報入力装置１６のキー１７を使用す
ることで実現することができる。
を参照して説明する。送信者が例えば”ＨＥＬＬＯ”と
いう文字列を電子メール送信したい場合、文字データ入
力装置２を使用して、上記文字データを入力する。併せ
て、文字データ付加情報入力装置３を使用して、”Ｈ”
に対応する付加情報data1を、”Ｅ”に対応する付加情
報data2を、順次入力していく。入力方法としては、図
３で示すように、文字データ入力装置１４のキー１５及
び文字データ付加情報入力装置１６のキー１７を使用す
ることで実現することができる。
【００２７】入力する付加情報は、文字の大きさ指定に
使用する。即ち、電子メールに使用できる文字の大小を
大きい順に例えば９段階に分割し、キー１７に相当する
送信側の携帯電話機１の数字キー”１”から”９”へそ
れぞれ割り当てる。送信者は、付加情報として文字の大
きさを文字データ毎にキー入力していく。
使用する。即ち、電子メールに使用できる文字の大小を
大きい順に例えば９段階に分割し、キー１７に相当する
送信側の携帯電話機１の数字キー”１”から”９”へそ
れぞれ割り当てる。送信者は、付加情報として文字の大
きさを文字データ毎にキー入力していく。
【００２８】送信データ生成回路４では、文字データ入
力装置２により入力された文字データＡと、文字データ
付加情報入力装置３により入力された文字データＡの付
加情報との関連付けを行う。更に、付加情報を関連付け
した文字データＡを、送信データ生成回路４内部の送信
回路１２にてＲＣＲ−２７に基づいた信号フォーマット
へ変換し、無線機５により送信する。
力装置２により入力された文字データＡと、文字データ
付加情報入力装置３により入力された文字データＡの付
加情報との関連付けを行う。更に、付加情報を関連付け
した文字データＡを、送信データ生成回路４内部の送信
回路１２にてＲＣＲ−２７に基づいた信号フォーマット
へ変換し、無線機５により送信する。
【００２９】次に、受信側の携帯電話機６の動作を図４
を参照して説明する。受信側の携帯電話機６の無線機７
により受信されたデータは、受信データ再生回路８内部
の受信回路１３にて、送信側の携帯電話機１から送られ
た付加情報を関連付けした文字データＡとして再生され
る。
を参照して説明する。受信側の携帯電話機６の無線機７
により受信されたデータは、受信データ再生回路８内部
の受信回路１３にて、送信側の携帯電話機１から送られ
た付加情報を関連付けした文字データＡとして再生され
る。
【００３０】文字データ及び文字データ付加情報表示装
置９では、付加情報付文字データＡを表示する。その
際、文字データ付加情報Ａを元に、文字データを修飾し
て表示することが可能となる。実施形態としては、表示
する文字の大きさを付加情報に従って変化させ、表示す
る。また、文字の大きさではなく、色やフォントを付加
情報として送受信することも他の実施形態として考えら
れる。これにより、従来のような文字だけの場合と比較
して、本発明では電子メール文章の表現力を向上させる
ことが可能となる。
置９では、付加情報付文字データＡを表示する。その
際、文字データ付加情報Ａを元に、文字データを修飾し
て表示することが可能となる。実施形態としては、表示
する文字の大きさを付加情報に従って変化させ、表示す
る。また、文字の大きさではなく、色やフォントを付加
情報として送受信することも他の実施形態として考えら
れる。これにより、従来のような文字だけの場合と比較
して、本発明では電子メール文章の表現力を向上させる
ことが可能となる。
【００３１】付加情報付き文字データＡの再現方法とし
ては、音声で文字を読み上げる機能が使用される場合が
ある。そこで、文字データ及び文字データ付加情報音声
変換回路１０にて、付加情報付き文字データＡを音声信
号へ変換することにより、音声再生装置１１で文字を修
飾して再生することができる。実施形態としては、付加
情報として指定された声の調子や強弱、イントネーショ
ン等に従って再生する。これにより、本発明では音声で
文字を読み上げる際の表現力を向上させることが可能と
なる。
ては、音声で文字を読み上げる機能が使用される場合が
ある。そこで、文字データ及び文字データ付加情報音声
変換回路１０にて、付加情報付き文字データＡを音声信
号へ変換することにより、音声再生装置１１で文字を修
飾して再生することができる。実施形態としては、付加
情報として指定された声の調子や強弱、イントネーショ
ン等に従って再生する。これにより、本発明では音声で
文字を読み上げる際の表現力を向上させることが可能と
なる。
【００３２】以上説明したように、本発明の第１実施形
態によれば、電子メール送信者が、電子メール文章に伝
えたい表現を付加情報として文字データに関連付けして
送信し、受信側でその文字データと付加情報を再生する
ことにより、文字だけの場合と比較し、表現力豊かに電
子メール文章を再現することが可能となる効果がある。
態によれば、電子メール送信者が、電子メール文章に伝
えたい表現を付加情報として文字データに関連付けして
送信し、受信側でその文字データと付加情報を再生する
ことにより、文字だけの場合と比較し、表現力豊かに電
子メール文章を再現することが可能となる効果がある。
【００３３】［第２実施形態］次に、本発明の第２実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【００３４】（１）構成の説明 本発明の第２実施形態の送信側の携帯電話機は、無線
機、送信データ生成回路（以上図示略）の他に、図５に
示す如く、マイク１９、Ａ／Ｄ変換器２２、音声認識回
路２０、入力レベル解析回路２１からなる文字データ及
び文字データ付加情報入力装置１８を備えている。
機、送信データ生成回路（以上図示略）の他に、図５に
示す如く、マイク１９、Ａ／Ｄ変換器２２、音声認識回
路２０、入力レベル解析回路２１からなる文字データ及
び文字データ付加情報入力装置１８を備えている。
【００３５】第２実施形態の概要を説明すると、Ａ／Ｄ
変換器２２は、マイク１９から入力されたアナログの音
声信号をデジタルの音声信号に変換する。音声認識回路
２０は、マイク１９から入力されＡ／Ｄ変換器２２でＡ
／Ｄ変換された音声信号を文字データに変換する。入力
レベル解析回路２１は、マイク１９から入力されＡ／Ｄ
変換器２２でＡ／Ｄ変換された音声信号の大きさを解析
する。
変換器２２は、マイク１９から入力されたアナログの音
声信号をデジタルの音声信号に変換する。音声認識回路
２０は、マイク１９から入力されＡ／Ｄ変換器２２でＡ
／Ｄ変換された音声信号を文字データに変換する。入力
レベル解析回路２１は、マイク１９から入力されＡ／Ｄ
変換器２２でＡ／Ｄ変換された音声信号の大きさを解析
する。
【００３６】（２）動作の説明 次に、本発明の第２実施形態の動作について図５を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【００３７】上記第１実施形態では、文字データＡ及び
文字データ付加情報Ａの入力方法として、図３で示した
ように、キー１５及びキー１７を使用する場合を説明し
た。これに対し、第２実施形態では、図５で示すよう
に、マイク１９から入力された音声信号を音声認識回路
２０を使用して文字データに変換するものである。ま
た、マイク１９から入力された音声信号の大きさを入力
レベル解析回路２１にて解析し、それをもとに文字デー
タＡの付加情報を生成することにより、受信側で再生す
る際に声の強弱を再現することができる。
文字データ付加情報Ａの入力方法として、図３で示した
ように、キー１５及びキー１７を使用する場合を説明し
た。これに対し、第２実施形態では、図５で示すよう
に、マイク１９から入力された音声信号を音声認識回路
２０を使用して文字データに変換するものである。ま
た、マイク１９から入力された音声信号の大きさを入力
レベル解析回路２１にて解析し、それをもとに文字デー
タＡの付加情報を生成することにより、受信側で再生す
る際に声の強弱を再現することができる。
【００３８】以上説明したように、本発明の第２実施形
態によれば、文字だけの場合と比較し、声の強弱を再現
することにより、表現力豊かに電子メール文章を再現す
ることが可能となる効果がある。
態によれば、文字だけの場合と比較し、声の強弱を再現
することにより、表現力豊かに電子メール文章を再現す
ることが可能となる効果がある。
【００３９】［第３実施形態］次に、本発明の第３実施
形態の動作について詳細に説明する。
形態の動作について詳細に説明する。
【００４０】（１）構成の説明 本発明の第３実施形態の送信側の携帯電話機は、無線
機、送信データ生成回路の他に、マイク、Ａ／Ｄ変換
器、音声認識回路、周波数解析回路からなる文字データ
及び文字データ付加情報入力装置（以上図示略）を備え
ている。
機、送信データ生成回路の他に、マイク、Ａ／Ｄ変換
器、音声認識回路、周波数解析回路からなる文字データ
及び文字データ付加情報入力装置（以上図示略）を備え
ている。
【００４１】第３実施形態の概要を説明すると、周波数
解析回路は、文字データの付加情報を生成する。
解析回路は、文字データの付加情報を生成する。
【００４２】（２）動作の説明 第３実施形態では、上記第２実施形態で示した図５の入
力レベル解析回路２１の代わりに周波数解析回路を使用
し、文字データＡの付加情報を生成することにより、受
信側で再生する際に声の調子やイントネーションを再現
することができる。
力レベル解析回路２１の代わりに周波数解析回路を使用
し、文字データＡの付加情報を生成することにより、受
信側で再生する際に声の調子やイントネーションを再現
することができる。
【００４３】以上説明したように、本発明の第３実施形
態によれば、文字だけの場合と比較し、声の調子やイン
トネーションを再現することにより、表現力豊かに電子
メール文章を再現することが可能となる効果がある。
態によれば、文字だけの場合と比較し、声の調子やイン
トネーションを再現することにより、表現力豊かに電子
メール文章を再現することが可能となる効果がある。
【００４４】尚、第１〜第３実施形態では、説明の便宜
上、送信側の携帯電話機、受信側の携帯電話機と、機能
を限定して説明したが、携帯電話機が送信機能及び受信
機能を有することは言うまでもない。
上、送信側の携帯電話機、受信側の携帯電話機と、機能
を限定して説明したが、携帯電話機が送信機能及び受信
機能を有することは言うまでもない。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側携帯電話機で、電子メールの文字データと該文字デ
ータに対応した付加情報を入力し、文字データと付加情
報を送信データに変換し、送信データを電子メールで送
信し、受信側携帯電話機で、送信側携帯電話機から電子
メール送信された送信データを受信し、送信データを文
字データと付加情報に変換し、文字データの表現方法を
付加情報に基づき変化させて再生するため、即ち、電子
メール送信者が、電子メール文章に伝えたい表現を付加
情報として文字データに関連付けして送信し、受信側で
その文字データと付加情報を再生することにより、文字
だけの場合と比較し、表現力豊かに電子メール文章を再
現することが可能となる効果を奏することができる。
信側携帯電話機で、電子メールの文字データと該文字デ
ータに対応した付加情報を入力し、文字データと付加情
報を送信データに変換し、送信データを電子メールで送
信し、受信側携帯電話機で、送信側携帯電話機から電子
メール送信された送信データを受信し、送信データを文
字データと付加情報に変換し、文字データの表現方法を
付加情報に基づき変化させて再生するため、即ち、電子
メール送信者が、電子メール文章に伝えたい表現を付加
情報として文字データに関連付けして送信し、受信側で
その文字データと付加情報を再生することにより、文字
だけの場合と比較し、表現力豊かに電子メール文章を再
現することが可能となる効果を奏することができる。
【図１】本発明の第１実施形態の送信側の携帯電話機及
び受信側の携帯電話機の構成例を示すブロック図であ
る。
び受信側の携帯電話機の構成例を示すブロック図であ
る。
【図２】本発明の第１実施形態の送信側の携帯電話機の
詳細構成例を示すブロック図である。
詳細構成例を示すブロック図である。
【図３】本発明の第１実施形態の送信側の携帯電話機の
文字データ入力装置、文字データ付加情報入力装置の詳
細構成例を示すブロック図である。
文字データ入力装置、文字データ付加情報入力装置の詳
細構成例を示すブロック図である。
【図４】本発明の第１実施形態の受信側の携帯電話機の
詳細構成例を示すブロック図である。
詳細構成例を示すブロック図である。
【図５】本発明の第２実施形態の送信側の携帯電話機の
文字データ及び文字データ付加情報入力装置の詳細構成
例を示すブロック図である。
文字データ及び文字データ付加情報入力装置の詳細構成
例を示すブロック図である。
１ 送信側の携帯電話機 ２ 文字データ入力装置 ３ 文字データ付加情報入力装置 ４ 送信データ生成回路 ５ 無線機 ６ 受信側の携帯電話機 ７ 無線機 ８ 受信データ再生回路 ９ 文字データ及び文字データ付加情報表示装置 １０ 文字データ及び文字データ付加情報音声変換回路 １１ 音声再生装置 １５、１７ キー １９ マイク ２０ 音声認識回路 ２１ 入力レベル解析回路
Claims (9)
- 【請求項１】 電子メール送信機能を有する携帯電話機
において、 電子メールの文字データを入力する文字入力手段と、前
記文字データについての表現方法を表す付加情報を入力
する付加情報入力手段と、前記文字データと前記付加情
報を送信データに変換する送信データ生成手段と、前記
送信データを電子メールとして送信する無線手段とを具
備することを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項２】 前記文字入力手段及び前記付加情報入力
手段は、前記携帯電話機に装備されているキーを備える
ことを特徴とする請求項１に記載の携帯電話機。 - 【請求項３】 前記文字入力手段及び前記付加情報入力
手段は、前記携帯電話機に装備されているマイクを備え
ることを特徴とする請求項１に記載の携帯電話機。 - 【請求項４】 前記付加情報入力手段は、前記付加情報
として、文字の大きさ、色及びフォントのうちの少なく
とも１つを入力することを特徴とする請求項１に記載の
携帯電話機。 - 【請求項５】 前記付加情報入力手段は、前記付加情報
として、声の調子、強弱及びイントネーションのうちの
少なくとも１つを入力することを特徴とする請求項１に
記載の携帯電話機。 - 【請求項６】 電子メール受信機能を有する携帯電話機
において、 電子メールとして受信した受信データを受信する無線手
段と、前記受信データを文字データと該文字データにつ
いての表現方法を表す付加情報に変換する変換手段と、
前記文字データを前記付加情報に基づいた表現方法で再
生する再生手段とを具備することを特徴とする携帯電話
機。 - 【請求項７】 前記再生手段は、前記付加情報に基づき
文字の大きさ、色及びフォントのうちの少なくとも１つ
を変化させて文字を表示することを特徴とする請求項６
に記載の携帯電話機。 - 【請求項８】 前記再生手段は、前記付加情報に基づき
声の調子、強弱及びイントネーションのうちの少なくと
も１つを変化させて音声を出力することを特徴とする請
求項６に記載の携帯電話機。 - 【請求項９】 携帯電話機を用いて電子メール文章を送
信し再生する電子メール文章送信／再生方法において、 送信側携帯電話機で、電子メールの文字データと、前記
文字データについての表現方法を表す付加情報を入力
し、前記文字データと前記付加情報を送信データに変換
し、前記送信データを電子メールで送信し、 受信側携帯電話機で、前記送信側携帯電話機から電子メ
ール送信された前記送信データを受信し、該送信データ
を前記文字データと前記付加情報に変換し、前記文字デ
ータの表現方法を前記付加情報に基づき変化させて再生
することを特徴とする電子メール文章送信／再生方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001000667A JP2002207671A (ja) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | 携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法 |
| GB0200153A GB2373141B (en) | 2001-01-05 | 2002-01-04 | Portable communication terminal and method of transmitting/receiving E.mail messages |
| CNB021032009A CN100359890C (zh) | 2001-01-05 | 2002-01-05 | 便携式通信终端及传送/接收电子信息的方法 |
| US10/036,402 US20020090935A1 (en) | 2001-01-05 | 2002-01-07 | Portable communication terminal and method of transmitting/receiving e-mail messages |
| HK03100867.7A HK1048717A1 (zh) | 2001-01-05 | 2003-02-06 | 便携式通信終端及傳送/接收電子信息的方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001000667A JP2002207671A (ja) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | 携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002207671A true JP2002207671A (ja) | 2002-07-26 |
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ID=18869416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001000667A Pending JP2002207671A (ja) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | 携帯電話機及び電子メール文章送信／再生方法 |
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|---|---|
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| JP (1) | JP2002207671A (ja) |
| CN (1) | CN100359890C (ja) |
| GB (1) | GB2373141B (ja) |
| HK (1) | HK1048717A1 (ja) |
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- 2003-02-06 HK HK03100867.7A patent/HK1048717A1/zh unknown
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