JP2005168009A - 拡張されたサービスを提供する通信デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】拡張されたサービスを提供する通信デバイスを提供する。
【解決手段】動作の際、POTSインタフェース・システムが、コールのアナログ音声信号を受信する。POTSインタフェース・システムは、そのアナログ音声信号をアナログからデジタルに変換して、デジタル音声信号を生成する。処理システムが、デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、コールのデジタル音声信号の少なくとも1つのプレゼンテーション形式をユーザに提供する。次に、変換システムが、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、音声インタフェース・システムが、可聴信号をユーザに伝達する。デジタル・インタフェース・システムが、データ・サービス・プロバイダからデジタル・データ信号を受信し、処理システムが、追加のデータをユーザに提供するアプリケーションをそのデジタル・データ信号に対して実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信システムの分野に関し、より詳細には、通信デバイス、ならびに拡張されたサービスをユーザに提供する通信デバイスを動作させる方法に関する。
ほとんどすべての家、アパート、マンションなどに、一般に、POTSサービスと呼ばれる電話サービス用の配線が行われている。日常的に人々は、POTSサービスを使用して、ビジネス用途および個人用途で呼(call)を行う。POTSサービス用の配線は、通常、住宅を地域の電話会社の中央局に接続するツイストペア銅線である。ツイストペア線を介する中央局と住宅の間の接続は、ときとして、「ラスト・マイル(last mile)」と呼ばれる。POTSサービスの場合、電話機は、音響信号を受け取り、音量と音の高さに関してその音響信号と電気的等価なものであるアナログ信号にその音響信号を変換する。次に、電話機は、アナログ信号を中央局に伝送する。
中央局は、電源供給装置または電池を使用して低電圧をツイストペア線に印加する。線に印加された電圧により、住宅における電話機に電力が供給される。中央局が電力をツイストペア線に供給するため、住宅における電話機は、商業電力が住宅において停電しても機能する。
近年、インターネット・アクセスおよび電子メールが、日課になっている。多くの人々は、POTSサービスを使用してホーム・コンピュータからインターネット、および自らの電子メール・アカウントにアクセスする。中央局は、アナログ信号を予期しているため、ホーム・コンピュータは、モデムを使用して、コンピュータからのデジタル・データをアナログ信号に変調する。次に、モデムは、ツイストペア線を介してアナログ信号を中央局に伝送する。
ホーム・コンピュータと中央局の間のアナログ伝送は、ツイストペア線の可能な帯域幅の一部分だけを伝送用に使用し、これにより、ホーム・コンピュータが利用できる帯域幅が制限される。また、中央局がホーム・コンピュータを宛先とするデジタル・データを受信した場合も、中央局は、そのデジタル・データをアナログ信号に変換し、そのアナログ信号をツイストペア線を介して伝送しなければならない。次に、ホーム・コンピュータのモデムが、そのアナログ信号を変換してデジタル・データに戻す。デジタルとアナログの間で往復して行われる変換により、利用可能な帯域幅がおよそ56Kbpsに制限される。したがって、POTSサービスは、インターネットにアクセスするため、電子メールを送信するため、またはその他のアプリケーションのために所望される帯域幅を提供しない可能性がある。
既存のツイストペア線より広い帯域幅を得るため、通信プロバイダは、デジタル加入者線(DSL)サービスなどのサービスを実施している。DSLサービスは、ツイストペア線を介して音声サービスとデータ・サービスを同時に提供する。距離、およびツイストペア回線の品質に依存して、DSLサービスに加入しているユーザは、従来のPOTSサービスを保持しながらも、インターネットにアクセスするためにおよそ毎秒1.544Gbitの帯域幅を有利に得ることができる。
DSLサービスの場合、DSLモデムは、アナログ信号がツイストペア線を介して低い周波数で伝送されるのと同時に、ツイストペア線を介して高い周波数でデジタル信号を伝送する。アナログ信号は、音声呼用に一般に使用される従来のPOTSサービスを含む。デジタル信号は、一般に、インターネットにアクセスすること、または電子メールを送信することなどのデータ・サービス用に使用されるが、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(Voice over Internet Protocol)(VoIP)コールなどの音声コール用に使用することもできる。データ・サービスの場合、コンピュータは、DSLモデムを介してインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)に接続する。ISPに接続されると、コンピュータは、デジタル信号をISPから直接に受信することができる。コンピュータは、中央局がデジタル信号をアナログ信号に変換しなければならない場合よりも、広い帯域幅でデジタル信号を受け取ることができる。
POTSサービスとは異なり、中央局は、DSLモデムまたはコンピュータに電力を供給しない。コンピュータは、動作するのに独立の電源を必要とする。コンピュータへの電力が遮断された場合、コンピュータは、動作することができない。
より広い帯域幅を得る別のやり方は、ケーブル・サービスに加入することである。ケーブル・サービスは、広い帯域幅のデータ・サービスのためにケーブル・サービス用の同軸ケーブルを利用する。ユーザは、ツイストペア線を介して別個にPOTSサービスを維持する。ケーブル・サービスでは、ユーザは、音声コール用にPOTSサービスを使用すると同時に、インターネットにアクセスするため、または電子メールを送信するためにケーブル・サービスを使用することができる。
現在のコンピュータは、DSLサービスを受けてコールを行い、インターネット・サーフィンを行うことができるが、通信用にユーザに提供される機能は限られている。ユーザに提供される音声機能は、POTSサービス(および電話会社)によって通常、提供される機能に限られる。その機能には、音声メール、キャッチホン、および発呼者IDが含まれる。DSLサービスによって提供されるデータ・サービス群は、現在、POTSサービスに機能を追加するのに使用されていない。POTSサービス(音声サービス)は、通常、電話用に使用され、DSLサービス(データ・サービス)は、通常、インターネット用および電子メール用に使用されている。POTSサービスは、データ・サービスを拡張するのに使用されておらず、データ・サービスは、POTSサービスを拡張するのに使用されていない。したがって、ユーザが利用できる機能は限られており、ユーザは、現在、利用できない他の機能を所望する可能性がある。
また、DSLサービス用にセットアップされたコンピュータは、動作するのに電力を要する。コンピュータへの電力が遮断された場合、コンピュータは、音声またはデータをもはや通信することができない。これは、電圧低減、電源サージ、テロ攻撃、暴風などの場合に、都合が悪い可能性がある。
従って、上述の問題を解決することのできる、拡張されたサービスを提供する通信デバイスの実現に対する要求がある。
本発明は、本明細書で説明する例示的な実施形態における通信デバイス、および通信デバイスを動作させる方法で、以上の問題、およびその他の問題を解決する。1つの例示的な実施形態は、以下のとおり動作して、拡張された機能をユーザに提供する通信デバイスである。音声サービスの場合、通信デバイス内部のPOTSインタフェース・システムが、ワイヤライン(有線、wireline)を介してPOTSプロバイダから呼(コール、call)用のアナログ音声信号を受信する。POTSインタフェース・システムは、そのアナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して、デジタル音声信号を生成し、そのデジタル音声信号を処理システムに転送する。デジタル音声信号に応答して、処理システムは、デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、コールのデジタル音声信号の1つまたは複数のプレゼンテーション形式をユーザに提供する。デジタル音声信号のいくつかのプレゼンテーション形式には、コールのテキストを表示すること、テキストを格納すること、テキストを印刷することなどが含まれる。処理システムは、デジタル音声信号を変換システムに転送して、ユーザへのコールを完了させる。変換システムは、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、そのアナログ音声信号を音声インタフェース・システムに転送する。音声インタフェース・システムは、アナログ音声信号を表す可聴信号をユーザに伝達する。
データ・サービスの場合、通信デバイス内部のデジタル信号インタフェースが、データ・サービス・プロバイダからデジタル・データ信号を受信する。デジタル信号インタフェースは、そのデジタル・データ信号を処理システムに転送する。デジタル・データ信号に応答して、処理システムは、デジタル・データ信号に対してアプリケーションを実行して追加のデータをユーザに提供する。追加のデータを提供するいくつかの例には、電話番号簿を表示すること、テキスト・メッセージを表示すること、Webページを表示すること、さらなる発呼者ID情報を表示することなどが含まれる。
通信デバイスは、有利には、単一の通信デバイスを使用してユーザにより多くの機能を提供することにより、拡張された通信をユーザに提供する。本明細書における通信デバイスのように、音声サービスとデータ・サービスを統合して拡張された通信を提供する端末デバイスは、現在、全く存在しない。本通信デバイスを使用すると、ユーザは、1つのデバイスだけを使用して、インターネット・サーフィンを行いながら、POTS接続を介して音声コールを行うことができる。
通信デバイスがより多くの機能をユーザに提供する方法の1つは、POTSプロバイダからのアナログ音声信号をデジタル化することである。アナログ音声信号をデジタル化することにより、通信デバイスは、デジタル信号用に用意された任意のプレゼンテーション形式でコールを提供することができる。例えば、通信デバイスは、コールのデジタル信号からテキストを生成し、そのテキストをユーザに表示することができる。すると、ユーザは、会話で話された内容を、その会話のテキストがユーザに表示されるにつれて読むことができる。また、ユーザは、会話のテキストの一部、またはすべてを将来の参照のためにソフトコピーとして格納すること、または会話のテキストをハードコピーとして印刷することもできる。
通信デバイスは、デジタル信号に対して実行することができる機能であればいずれも、コールに関して実行することができる。例えば、通信デバイスは、遠隔の無線デバイスにデジタル音声信号を無線伝送するために、デジタル音声信号をフォーマットすることができる。
別の例示的な実施形態では、通信デバイスは、電力供給システム、電力検出システム、およびPOTS回路をさらに含む。電力供給システムは、通信デバイスに電力を供給する。電力検出システムは、電力供給システムによって供給される電力の遮断を検出する。POTS回路は、ワイヤラインとPOTSインタフェース・システムの間、ならびにワイヤラインと音声インタフェース・システムの間に結合される。POTS回路は、ワイヤラインからアナログ音声信号を受け取る。POTS回路は、電力検出システムが、通信デバイスへの電力の遮断を検出しなかったことに応答して、そのアナログ音声信号をPOTSインタフェース・システムに転送する。POTS回路は、電力の遮断を検出した場合、そのアナログ音声信号を音声インタフェース・システムに転送する。
この実施形態における通信デバイスは、電力が遮断された場合に動作することができるため、より信頼できる。通信デバイスへの電力が遮断された場合、通信デバイスは、有利には、通常のPOTSサービスに戻る。POTS回路は、電力供給システムによってではなく、中央局によってワイヤラインに印加された電圧を電源とする。したがって、ユーザは、電力が遮断された場合でも、依然、通信デバイスを使用して音声コールを行うことができる。
本発明は、以下に説明するその他の実施形態も含むことが可能である。
同一の符号は、すべての図面で同一の要素を表す。
(従来技術の顧客構内−図1)
図1は、本発明をよりよく理解するのを助けるように従来の技術における顧客構内100を示している。顧客構内100の例には、住宅、アパート、およびマンションが含まれる。顧客構内100は、多くの家に設置されているツイストペア銅線のような電話線102を含む。電話線102の他方の終端は、地域の電話会社の中央局(図示せず)に接続される。顧客構内100におけるユーザは、電話線102を介してデジタル加入者線(DSL)サービスに加入しているものと想定されたい。DSLサービスは、電話線102を介するDSL信号の転送を可能にする。中央局は、DSLサービス用のデジタル加入者線アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)を含むことが可能である。顧客構内100は、電話線102に結合された電話機110、電話機130、およびコンピュータ140も含む。
電話機110は、DSLフィルタ112を介して電話線102に接続される。電話機110は、従来のPOTS電話機である。
電話機130は、DSL分配器120を介して電話線102に接続される。電話機130も従来のPOTS電話機である。電話機130は、ハンドセット132、キーパッド134、およびPOTS回路136を含む。ハンドセット132は、スピーカ137およびマイク138を含む。POTS回路136は、POTSサービス用の電話機において使用される従来の回路を含む。
コンピュータ140は、DSL分配器120およびDSLモデム142を介して電話線102に接続される。コンピュータ140は、中央処理装置値(CPU)143、ディスプレイ144、キーボード145、マウス146、スピーカ147、およびマイク148を含む。また、コンピュータ140は、電源150に結合されて電力をコンピュータ140に供給する電源供給装置(図示せず)も含む。
DSLサービスの場合、電話線102は、DSL信号をトランスポートする。DSL信号は、高い周波数におけるデジタル信号、および低い周波数におけるアナログ信号を含む。アナログ信号は、音声コール用に一般に使用される従来のPOTSサービスを含む。デジタル信号は、一般に、インターネットにアクセスすること、または電子メールを送信することなどのデータ・サービス用に使用される。
電話線102に接続することにより、電話機110は、POTSサービスを受ける。DSLフィルタ112が、POTSサービス用に使用される周波数以外の周波数を濾波して除く。電話機110は、DSLフィルタ112が実装されていない場合、ブーンという雑音を有する可能性がある。電話機110が電話線102に接続された場合、ユーザは、公衆交換電話網(PSTN)を介してコールを行うことができる。POTSサービスでは、電話機110は、電話機110に給電する中央局からの低電圧信号を受け取る。電話機110は、顧客構内110が電力を失った場合でも、動作することができる。
DSL分配器(splitter)120は、電話機130とコンピュータ140の間でDSL信号を分配する。DSL分配器120は、DSL信号をアナログ信号とデジタル信号に分ける。DSL分配器120は、POTSサービス用に使用されるアナログ信号を電話機130に転送する。ユーザは、POTSサービスを使用して、公衆交換電話網(PSTN)を介して電話機130でコールを行うことができる。電話機110と同様に、電話機130は、電話機130に給電を行う中央局からの低電圧信号を受け取る。
DSL分配器120は、デジタル信号をDSLモデム142に転送する。ユーザは、コンピュータ140を使用して、インターネットにアクセスすること、または電子メールを送信することなどのデータ・サービスにアクセスすることができる。DSLサービスは、インターネットにアクセスするため、または電子メールを送信するために所望される帯域幅を提供することができる。コンピュータ140は、従来のPOTSサービスで行われるように中央局から電圧信号を受け取ることはしない。コンピュータ140は、動作するのに独立の電源供給装置を要する。
データ・サービスにアクセスするため、コンピュータ140は、DSLモデム142を介してインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)に接続する。ISPに接続されると、コンピュータ140は、ISPから直接にデジタル信号を受信することができる。ISPは、コンピュータ140をインターネットに接続して、ユーザが、Webサイトを閲覧すること、データをダウンロードすること、電子メールを検査することなどができるようにする。ユーザは、CPU143上で実行されているWebブラウザを使用してインターネットをブラウズする。ユーザは、キーボード145およびマウス146を使用して、Webブラウザがディスプレイ144上に表示するWebサイトを要求する。
コンピュータ140は、音声コール用に使用することもできる。そのような音声コールを行うのに、ユーザは、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)サービスに加入しなければならない。VoIPサービスを使用してコールを行うのに、ユーザはやはり、コンピュータ140を使用してISPに接続する。CPU143上で実行されているVoIPソフトウェアにより、ユーザは、電話番号を入力することができる。VoIPソフトウェアは、ISPを介してVoIPサーバに接続する。VoIPサーバは、電話番号の終端ノードを探し出し、コールのために終端ポイントのIPアドレスを確立する。VoIPサーバは、そのIPアドレスをコンピュータ143上で実行されているVoIPソフトウェアに伝送する。コールがセットアップされると、ユーザは、マイク148に音声を通すことができる。VoIPソフトウェアは、マイク148によってキャプチャされたユーザの音声をデジタル信号に変換する。次に、VoIPソフトウェアは、そのデジタル信号を電話線102を介して、DSLサービスの高い周波数で伝送する。VoIPソフトウェアは、終端ポイントのIPアドレスに基づき、デジタル信号を終端ポイントに伝送する。デジタル信号は、POTSコールのようにPSTNを介してではなく、インターネットを介して終端ポイントに伝送される。コンピュータ140は、前述したVoIPサービスを提供する場合、「ソフト電話」と呼ぶことができる。
コールを行うのを円滑にするため、CPU143は、ユーザ・インタフェース・ソフトウェアも実行することができる。ユーザ・インタフェース・ソフトウェアは、連絡先のリスト、各連絡先の番号などをディスプレイ144上に表示する。ユーザ・インタフェース・ソフトウェアの例が、Microsoft Outlookである。加入者は、マウス146またはキーボード145を使用して、連絡先の1つを選択し、ダイヤル呼び出しされる番号が選択されるようにすることができる。次に、ユーザ・インタフェース・ソフトウェアが、選択された連絡先の番号をダイヤル呼び出しする。加入者は、キーボード145を使用して番号を手動でダイヤル呼び出しすることもできる。
顧客構内100が抱える1つの問題は、顧客構内100における機器のユーザが、限られた機能にしかアクセスできないことである。電話機110または130を使用してコールを行っている場合、ユーザが利用できる機能は、音声メール、コール・ウェイティング、および発信者IDなどの通常のPOTS機能だけである。DSLサービスによって提供されるデータ・サービス群は、現在、機能をPOTSサービスに追加するのに使用されていない。POTSサービス(音声サービス)は、通常、電話用に使用され、DSLサービス(データ・サービス)は、通常、インターネット用および電子メール用に使用される。POTSサービスは、データ・サービスを拡張するのに使用されず、データ・サービスは、POTSサービスを拡張するのに使用されない。したがって、ユーザが利用できる機能は限られており、ユーザは、現在、利用可能でない他の機能を所望する可能性がある。
また、コンピュータ140は、動作するのに電力を要する。コンピュータ140への電力が遮断された場合、コンピュータ140は、音声またはデータをもはや通信することができない。これは、電圧低減、電源サージ、テロ攻撃、暴風などの場合に、都合が悪い可能性がある。
(通信デバイス−図2)
図2および以下の説明は、本発明の最良の形態をどのように実施し、使用するかを当業者に教示する特定の典型的な実施形態を示す。発明の原理を教示するため、本発明の一部の従来の態様は簡略化、または省略している。それらの実施形態の変種も本発明の範囲に含まれることが、当業者には理解されよう。以下に説明する実施形態を様々な形で組み合わせて、本発明の複数の変種を形成できることが、当業者には理解されよう。このため、本発明は、以下に説明する特定の実施形態には限定されず、特許請求の範囲およびそれと等価な物だけによって限定される。
図2は、本発明の典型的な実施形態における通信デバイス200を示している。通信デバイス200は、デジタル・インタフェース・システム202、普通の電話サービス(Plain Old Telephone Service)(POTS)インタフェース・システム204、処理システム206、データ・インタフェース・システム208、変換システム210、および音声インタフェース・システム212を含む。通信デバイス200は、少なくとも1つワイヤライン220に接続するように構成される。ワイヤライン220は、単一のツイストペア銅線を含むことが可能である。ワイヤライン220は、ツイストペア銅線と同軸ケーブルとを含むことも可能である。
この実施形態では、デジタル・インタフェース・システム202は、ワイヤライン220および処理システム206に接続される。POTSインタフェース・システム204は、ワイヤライン220および処理システム206に接続される。処理システム206は、データ・インタフェース・システム208および変換システム210に接続される。変換システム210は、音声インタフェース・システム212に接続される。
動作の際、通信デバイス200が、音声サービスおよびデータ・サービスを提供する。音声サービスまたはPOTSサービスを提供するのに、POTSインタフェース・システム204は、ワイヤライン220を介してPOTSプロバイダに接続する。POTSプロバイダは、アナログ音声信号を介してPOTSサービスを通信デバイス200に提供する。POTSプロバイダは、地域の電話会社、または電話会社の中央局であることが可能である。
音声コールを通信デバイス200に受けるため、POTSインタフェース・システム204は、アナログ音声信号をワイヤライン220から受信する。POTSインタフェース・システム204は、ワイヤライン220を介して受信されたアナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して、デジタル音声信号を生成する。POTSインタフェース・システム204は、そのデジタル音声信号を処理システム206に伝送する。処理システム206は、デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、通信デバイス200のユーザにコールのデジタル音声信号の1つまたは複数のプレゼンテーション形式を提供する。コールのデジタル音声信号のプレゼンテーション形式の一例には、コールのテキストをユーザに表示することが含まれる。例えば、コールのデジタル音声信号は、そのコールに関するベアラ通信(bearer communications)を含む。その状況では、処理システム206は、デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、デジタル音声信号のテキストを生成し、そのテキストをユーザに表示する。デジタル音声信号の他のプレゼンテーション形式には、コールのテキストを印刷すること、または格納することが含まれる。また、処理システム206は、デジタル音声信号に対して別のアプリケーションを実行して、遠隔の無線デバイスに無線伝送するためにデジタル音声信号をフォーマットすることもできる。無線伝送は、802.11bプロトコル向け、802.1gプロトコル向け、または別のプロトコル向けであることが可能である。
ユーザへの音声コールを完了させるため、処理システム206が、デジタル音声信号を変換システム210に転送する。変換システム210は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、そのアナログ音声信号を音声インタフェース・システム212に転送する。変換システム210は、変調器/復調器(モデム)またはデジタル−アナログ(D/A)回路を含むことが可能である。音声インタフェース・システム212は、アナログ音声信号を表す可聴信号をユーザに伝達する。音声インタフェース・システム212は、マイク(図示せず)、スピーカ(図示せず)、およびキーパッド(図示せず)を含むことが可能である。音声インタフェース・システム212の一例は、従来の電話機用に使用されるハンドセットおよびキーパッドであることが可能である。
通信デバイス200から音声コールを伝送するため、音声インタフェース・システム212が、ユーザから可聴信号を受け取り、その可聴信号を表すアナログ音声信号を変換システム210に転送する。可聴信号は、ユーザが話したサウンドを表す。変換システム210は、そのアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、そのデジタル音声信号を処理システム206に転送する。処理システム206は、デジタル音声信号に対して同一のアプリケーション群、または他のアプリケーション群を実行して、デジタル音声信号のプレゼンテーション形式をユーザに提供する。処理システム206は、デジタル音声信号をPOTSインタフェース・システム204に転送する。POTSインタフェース・システム204は、デジタル音声信号をデジタル形式からアナログ形式に変換し、アナログ音声信号を生成する。POTSインタフェース・システム204は、ワイヤライン220を介してアナログ音声信号を伝送する。
音声サービスと同時に、通信デバイス200は、データ・サービスを提供することができる。データ・サービスを提供するのに、デジタル・インタフェース・システム202が、ワイヤライン220を介してデータ・サービス・プロバイダに接続する。データ・サービス・プロバイダは、デジタル・データ信号を介してデータ・サービスを通信デバイス200に提供する。データ・サービス・プロバイダは、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)、DSLプロバイダ、インターネット・ベースのサービスを提供するケーブル・テレビ会社、インターネット上のサーバ、電子メール・サーバ、または別のプロバイダであることが可能である。
通信デバイス200にデータを受け取るのに、デジタル・インタフェース・システム202が、ワイヤライン220を介してデジタル・データ信号を受信する。デジタル・インタフェース・システム202は、そのデジタル・データ信号を処理システム206に転送する。処理システム206は、デジタル・データ信号に対してアプリケーションを実行して、追加のデータをユーザに提供する。処理システム206は、データ・インタフェース・システム208を介して追加のデータを提供することができる。追加のデータを提供することの例には、コールを行うのに役立つように電話番号簿を表示すること、SMSメッセージなどのテキスト・メッセージを表示すること、インターネットからWebページまたはその他のデータを表示すること、追加の、または拡張された発信者ID情報を表示することなどが含まれる。データ・インタフェース・システム208は、ディスプレイ、モニタ、スクリーン、またはその他のディスプレイ・デバイスを含むことが可能である。データ・インタフェース・システム208は、キーボード、マウスまたはその他のポインティング・デバイス、キーパッド、またはタッチスクリーンも含むことが可能である。
処理システム206は、デジタル・データ信号に対して別のアプリケーションを実行して、デジタル電話サービスをユーザに提供することもできる。デジタル電話サービスの例が、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)サービスである。
通信デバイス200からデータを伝送するのに、データ・インタフェース・システム208は、ユーザから入力を受け取る。入力は、キーボード、マウスまたはその他のポインティング・デバイス、キーパッド、またはタッチスクリーンからが可能である。データ・インタフェース・システム208は、その入力からデジタル・データ信号を生成し、そのデジタル・データ信号を処理システム206に転送する。処理システム206は、デジタル・データ信号に対して同一のアプリケーション群または他のアプリケーション群を実行して、追加のデータをユーザに提供する。処理システム206は、デジタル・データ信号をデジタル・インタフェース・システム202に転送する。デジタル・インタフェース・システム202は、ワイヤライン220を介してデジタル・データ信号をデータ・サービス・プロバイダに伝送する。
通信デバイス200は、有利には、単一の通信デバイスでユーザにより多くの機能を提供することにより、拡張された通信をユーザに提供する。POTSインタフェース・システム204が、POTSプロバイダからのアナログ音声信号をデジタル化するため、通信デバイス200は、依然に利用可能であったのとは異なるプレゼンテーション形式をユーザに提供することができる。例えば、通信デバイス200は、デジタル音声信号からテキストを生成し、そのテキストをユーザに表示することができる。すると、ユーザは、会話で話された内容を、その会話のテキストがユーザに表示されるにつれて読むことができる。これは、聴覚障害を持つユーザに役立つ可能性がある。ユーザは、会話のテキストの一部、またはすべてを将来の参照のためにソフトコピーとして格納すること、または会話のテキストをハードコピーとして印刷することもできる。また、通信デバイス200は、遠隔の無線デバイスにデジタル音声信号を無線伝送するために、デジタル音声信号をフォーマットすることもできる。通信デバイス200は、802.11bプロトコル、802.11gプロトコル、またはその他のプロトコルに基づいてデジタル音声信号をフォーマットすることもできる。遠隔の無線デバイスは、無線電話機、またはその他の無線デバイスを含むことが可能である。
また、通信デバイス200は、有利には、音声サービスとデータ・サービスを単一のデバイスに統合することも行う。データ・サービスは通信デバイス200における音声サービスを拡張するのに使用することができ、その逆も可能である。例えば、通信デバイス200がビデオ・コールを受信するものと想定されたい。ビデオ・コールの場合、POTSインタフェース・システム204、処理システム206、変換システム210、および音声インタフェース・システム212が、コールの音声部分を扱う。詳細には、処理システム206が、コールのデジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、コールの音声をユーザに提供する。同時に、デジタル・インタフェース・システム202、処理システム206、およびデータ・インタフェース・システム208が、コールのビデオ部分を扱うことができる。詳細には、処理システム206は、デジタル・データ信号に対してアプリケーションを実行して、コールのビデオをユーザに提供する。音声サービスとデータ・サービスの統合により、拡張された通信がユーザに提供される。
(通信デバイス−図3)
図3および以下の説明は、本発明をどのように実施し、使用するかを当業者に教示する本発明の特定の典型的な実施形態を示す。本発明は、以下に説明する特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲、およびそれと等価な物だけによって限定される。
図3は、本発明の別の典型的な実施形態における通信デバイス200を示している。この実施形態では、通信デバイス200は、電力供給システム302、電力検出システム304、およびPOTS回路308も含む。電力供給システム302は、電力検出システム304に接続される。電力検出システム304は、POTS回路308に接続される。POTS回路は、ワイヤライン220、POTSインタフェース・システム204、および音声インタフェース・システム212に接続される。
電力供給システム302は、通信デバイス200に電力を供給するように構成された任意のシステム、デバイス、またはコンポーネントを含む。電力供給システム302は、通信デバイス200に電力を供給する電池を含むことが可能である。電力供給システム302は、110ボルトACコンセントなどの外部電源に接続される回路を含むことが可能である。
通信デバイス200は、図3における通信デバイス200が、以下の追加機能を有すること以外は、実質的に図2に関連して前述したとおりに動作する。すなわち、電力検出システム304が、電力供給システム302によって供給される電力の遮断を検出する。電力の遮断は、電力供給システム302の障害、または電力供給システム302に電力を供給する商業電源の障害または停電に起因することが可能である。電力の遮断は、数秒間の一時的な遮断であることも、数時間または数日間の長い遮断であることも可能である。
通信デバイス200に着信する音声コールの場合、POTS回路308が、ワイヤライン220を介してPOTSプロバイダ(図示せず)からアナログ音声信号を受信する。POTS回路308は、POTSサービス用に使用される従来のPOTS回路を含む。通信デバイス200への電力が遮断された場合、POTS回路308は、そのアナログ音声信号を音声インタフェース・システム212に転送する。アナログ音声信号に応答して、音声インタフェース・システム212は、可聴信号をユーザに伝達する。POTS回路308は、従来のPOTS回路を含み、POTS回路308は、従来、行われているとおり、POTSプロバイダから低電圧信号を受け取る。この低電圧信号が、電力供給システム302の代わりに、POTS回路308および音声インタフェース・システムの電源となる。
通信デバイス200への電力が遮断されない場合、POTS回路308は、アナログ音声信号をPOTSインタフェース・システム204に転送し、通信デバイス200は、実質的に図2に関連して前述したとおり動作する。
通信デバイス200から発信される音声コールの場合、音声インタフェース・システム212が、ユーザから可聴信号を受け取る。通信デバイスへの電力が遮断された場合、音声インタフェース・システム212は、可聴信号を表すアナログ音声信号をPOTS回路308に転送する。可聴信号は、ユーザが話したサウンドを表す。POTS回路308は、そのアナログ音声信号をワイヤライン220を介して転送する。電力が遮断された場合、POTS回路308は、アナログ音声信号をPOTSインタフェース・システム204に伝送せず、POTSインタフェース・システム204は、アナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換しない。
通信デバイス200への電力が遮断されない場合、音声インタフェース・システム212は、アナログ音声信号を変換システム210に転送し、通信デバイス200は、実質的に図2に関連して前述したとおりに動作する。
通信デバイス200は、有利には、電力が遮断された場合に動作することができるため、より信頼できる。通信デバイス200への電力が遮断された場合、通信デバイス200は、有利には、POTS回路308にコールを扱わせることにより、通常のPOTSサービスに戻る。POTS回路308は、電力供給システム302によってではなく、中央局によってワイヤライン220に印加された電圧を電源とする。したがって、ユーザは、電力が遮断された場合、依然として、通信デバイス200を使用して音声コールを行うことができる。
(通信ネットワークにおける端末デバイス−図4〜6)
図4は、本発明の典型的な実施形態における通信ネットワーク404に結合された顧客構内402を示している。顧客構内402は、端末デバイス410を含む。通信ネットワーク404は、中央局420、公衆交換電話網(PSTN)422、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)424、インターネット426、ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル(VoIP)サーバ428、およびコンテンツ・サーバ430を含む。中央局420は、DSLシステム440およびPOTSシステム442を含む。
顧客構内402は、従来のツイストペア銅線450を介して中央局420に接続される。中央局420は、地域の電話会社の中央局を含む。顧客構内402と中央局420の間の接続は、顧客構内402までの「ラスト・マイル」である。中央局420は、PSTN422およびISP424に接続される。中央局420は、一部の実施形態では、PSTN422を介してISP424に接続することができる。ISP424は、インターネット426に接続され、インターネット426へのアクセスを提供する。インターネット426を介して、ISP424は、VoIPサービスを提供するVoIPサーバ428に接続することができる。また、ISP424は、インターネット426を介してYahoo!、Google、CNNなどのコンテンツ・サーバ430に接続することもできる。ISP424は、他の多くのサービス・プロバイダおよび/またはコンテンツ・プロバイダにも接続することができる。
中央局420は、POTSシステム42を通じてワイヤ450を介してPOTSサービスを提供する。POTSシステム442は、スイッチ、電源供給装置などのPOTSサービスを提供するのに使用される従来の回路およびシステム群を含む。また、中央局420は、DSLシステム440を通じてワイヤ450を介してDSLサービスも提供する。DSLシステム440は、デジタル加入者線アクセス・マルチプレクサ(DSLAM)、またはその他の機器も含むことが可能である。DSLシステム442は、他の実施形態では、中央局420内部に配置されない可能性がある。というのは、中央局420は、DSLサービスのために別の会社、またはプロバイダと契約することが可能だからである。
図5は、本発明の典型的な実施形態における端末デバイス410のコンポーネントを示している。端末デバイス410は、フィルタ502、DLSモデム504、モデム506、電力検出回路510、電源供給装置512、処理システム514、無線システム516、ディスプレイ518、デジタル−アナログ(D/A)回路520、ユーザ・インタフェース522、スピーカ524、マイク526、キーパッド528、およびPOTS回路530を含む。
フィルタ502は、ワイヤ450に接続される。フィルタ502は、POTS回路530およびDSLモデム504にも接続される。POTS回路530は、電力検出回路510、モデム506、スピーカ524、マイク526、およびキーパッド528に接続される。DSLモデム504は、処理システム514に接続される。モデム506は、処理システム514に接続される。処理システム514は、無線システム516、ディスプレイ518、ユーザ・インタフェース522、およびD/A回路520に接続される。D/A回路520は、スピーカ524、マイク526、およびキーパッド528に接続される。電力検出回路510は、電源供給装置512に接続される。電源供給装置512は、商業電源550に接続されて電力を端末デバイス410に供給する。
端末デバイス410は、音声サービスおよびデータ・サービスを提供するように構成される。端末デバイス410は、音声通信のためにワイヤ450を介してPOTSシステム442からPOTSサービスを受ける(図4を参照)。POTSサービスを使用して、端末デバイス410は、音声コールを送受信することができる。また、端末デバイス410は、データ通信のためにワイヤ450を介してDSLシステム440からDSLサービスも受ける(図4を参照)。DSLサービスを使用して、端末デバイス410は、データを送受信することができる。
動作の際、フィルタ502は、ワイヤ450を介してDSL信号を受け取る。この実施形態におけるDSL信号は、アナログPOTS信号およびデジタル信号を含む。フィルタ502は、アナログPOTS信号をデジタル信号から分離し、アナログPOTS信号をPOTS回路530に転送し、デジタル信号をDSLモデム504に転送する。POTS回路530に転送されるアナログPOTS信号は、従来のPOTSサービスを表す。DSLモデム504に転送されるデジタル信号は、DSLサービスによって提供されるデータ・サービスを表す。
POTSサービスに関する既定(default)として、POTS回路530は、アナログPOTS信号をモデム506に転送する。モデム506は、アナログPOTS信号を受け取り、そのアナログPOTS信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して、デジタルPOTS信号を生成する。モデム506は、デジタルPOTS信号を処理システム514に伝送する。処理システム514は、デジタルPOTS信号に対してアプリケーションを実行して、デジタルPOTS信号の1つまたは複数のプレゼンテーション形式を端末デバイス410のユーザに提供する。次に、処理システム514は、デジタルPOTS信号をD/A回路520に転送する。D/A回路520は、デジタルPOTS信号を再びアナログPOTS信号に変換し、そのアナログPOTS信号をスピーカ524に伝送する。アナログPOTS信号に応答して、スピーカ524は、アナログPOTS信号を表す可聴信号をユーザに発する。
アナログPOTS信号をデジタル化することにより、デジタルPOTS信号の複数のプレゼンテーション形式をユーザに提供することによって、端末デバイス410が拡張された機能をユーザに提供することができるようになることが可能である。例えば、処理システム514は、デジタルPOTS信号からテキストを生成し、そのテキストをディスプレイ518、または別のデータ・インタフェース・システムを介してユーザに表示することができる。すると、ユーザは、会話で話された内容を、その会話のテキストがユーザに表示されるにつれて読むことができる。また、処理システム514は、会話のテキストの一部、またはすべてを将来の参照のためにソフトコピーとして格納すること、または会話のテキストをハードコピーとして印刷することもできる。テキストを格納する際、または印刷する際、処理システム514は、周辺デバイスに対する適切な格納コマンドまたは印刷コマンドを生成することができるものと理解されたい。
処理システム514は、デジタル信号、またはデジタル・データに対して実行することが可能な任意のアプリケーションを実行して、有用な機能または価値ある機能をユーザに提供することができる。例えば、処理システム514は、デジタルPOTS信号に対して別のアプリケーションを実行して、無線通信のためにデジタルPOTS信号をフォーマットすることができる。次に、処理システム514は、デジタルPOTS信号を無線システム516に転送することができる。無線システム516は、無線伝送用に使用される802.11bハブまたは802.11gハブを含むことが可能である。次に、無線システム516は、デジタルPOTS信号を遠隔の無線デバイス(図示せず)に伝送することができる。遠隔の無線デバイスは、無線電話機、無線コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)などであることが可能である。
アナログPOTS信号をデジタル化するのに使用されるコンポーネント群は、動作するのに電源供給装置512からの電力を要する。例えば、モデム506、処理システム514、およびD/A回路520が、電源供給装置512からの電力を必要とする。したがって、電力検出回路510が、電源供給装置512によって供給される電力を監視し、電力の遮断を検出する。電力の遮断は、電源供給装置512の障害、または商業電源550の障害または停電に起因することが可能である。電力の遮断は、数秒間の一時的な遮断であることも、数時間または数日間の長い遮断であることも可能である。
電力検出回路510が電力の遮断を検出した場合、POTS回路530は、アナログPOTS信号をもはやモデム506に転送しない。電力検出回路510は、電力が遮断されたことを示す命令または制御信号をPOTS回路530に与える。電力が遮断されたという電力検出回路510からの命令に応答して、POTS回路530がコールを扱う。POTS回路530は、POTSサービス用に使用される従来のPOTS回路を含む。POTS回路530は、従来の形でアナログPOTS信号を扱い、アナログPOTS信号をスピーカ524に転送する。アナログPOTS信号に応答して、スピーカ524は、アナログPOTS信号を表す可聴信号をユーザに出す。
POTS回路530は、POTSサービスに接続されているため、図4の中央局420から低電圧信号を受け取る。低電圧信号は、電源供給装置512の代わりにPOTS回路530の電源となる。POTS回路530は、アナログPOTS信号をデジタル化することによって行うことができるように、拡張されたサービスを提供することはできない可能性がある。しかし、POTS回路530は、端末デバイス410への電力が遮断された場合に、ユーザが依然としてコールを送受信することができるように動作することができる。
また、ユーザは、端末デバイス410を使用してコールを行うこともできる。ユーザは、キーパッド528を使用して番号を入力する。また、ユーザは、ディスプレイ518上に表示された番号を選択することによって番号を入力すること、ユーザ・インタフェース522を介して番号を入力することなどもできる。端末デバイス410への電力が遮断されているかどうかに依存して、端末デバイス410は、POTS回路530または処理システム414を介してコールを行う。
端末デバイス410は、DSLサービスを介してユーザに高速データ・サービスも提供する。DSLサービスの場合、DSLモデム504が、フィルタ502からデジタル信号を受け取る。DSLモデム504は、デジタル信号を処理システム514に転送する。処理システム514は、デジタル信号に対してアプリケーションを実行して、追加のデータをユーザに提供する。例えば、デジタル信号は、Webサイトに関するHTMLファイルを担持していることが可能である。その場合、処理システム514は、ディスプレイ518を介してそのWebサイトをユーザに表示することができる。
また、端末デバイス410は、DSLサービスを使用してデータを伝送することもできる。ユーザは、ユーザ・インタフェース522を使用してデータを入力することができる。データは、キーボード、マウスまたは他のポインティング・デバイス、キーパッド、またはタッチスクリーンから入力することができる。処理システム514が、その入力を受け取り、その入力を処理する。処理システム514は、その入力に対して1つまたは複数のアプリケーションを実行して、デジタル信号を生成するすることができる。処理システム514は、そのデジタル信号をDSLモデム504に転送する。DSLモデム504は、デジタル信号をフィルタ502に転送する。
DSLサービスにより、ユーザは、インターネット・サーフィンを行うこと、電子メールを送受信することなどができるようになる。DSLサービスは、有利には、ISP424を介してインターネット426への高速接続を提供する(図4)。また、DSLサービスを使用して、ユーザへの音声コールをさらに拡張すること、または他の機能をユーザに提供することもできる。例えば、DSLサービスにより、端末デバイス410が、ショート・メッセージ・サービス(Short Message Service)(SMS)メッセージを送受信することができるようになることが可能である。また、DSLサービスにより、ユーザが、インターネット426から電話番号簿をダウンロードすることができるようになることも可能である。
ユーザは、DSLサービスを使用してコールを行うこともできる。ユーザがVoIPサービスに加入している場合、処理システム514は、何らかのタイプのVoIPソフトウェアを実行する。VoIPソフトウェアにより、ユーザは、電話番号を入力することができる。VoIPソフトウェアは、高速DSLサービスを使用して、ISP424を介してVoIPサーバ428に接続する(図4)。VoIPサーバ428は、その電話番号に関する終端ノードを探し出し、コールのためにその終端ポイントのIPアドレスを確立する。VoIPサーバ428は、そのIPアドレスを処理システム514上で実行されているVoIPソフトウェアに伝送する。コールがセットアップされると、ユーザは、マイク526に音声を通すことができる。VoIPソフトウェアは、マイク526によってキャプチャされたユーザの音声をデジタル信号に変換する。次に、VoIPソフトウェアは、ワイヤ450を介してDSLサービスの高い周波数でそのデジタル信号を伝送する。VoIPソフトウェアは、終端ポイントのIPアドレスに基づき、デジタル信号を終端ポイントに伝送する。デジタル信号は、インターネット426経由で終端ポイントに伝送される。
本発明のこの実施形態では、DSLサービスが使用される。他の実施形態では、他のデータ・サービスをPOTSサービスと併せて使用することもできる。例えば、端末デバイス410は、別の実施形態では、ケーブル・モデムを含み、POTSサービスに加えてケーブル・データ・サービスを受けることができる。
図6は、本発明の典型的な実施形態における端末デバイス410のインタフェースを示している。端末デバイス410は、ハンドセット602、ディスプレイ518、ユーザ・インタフェース522、およびキーパッド528を含む。ハンドセット602は、スピーカ524およびマイク526を含む。端末デバイス410は、802.11b通信用または802.11g通信用の無線アンテナなどの他の機構も含むことが可能である。端末デバイス410のこの図は、一実施形態に過ぎない。端末デバイス410は、他の実施形態では、電話よりもコンピュータのように見える可能性がある。他の実施形態では、スピーカ524およびマイク526がハンドセットの中に含まれなくてもよい。
端末デバイス410により、ユーザは、コールを行うこと、インターネット・サーフィンを行うこと、電子メールを送受信することなどができるようになる。ユーザがコールを行いたいものと想定されたい。ディスプレイ518が、ホーム発呼ページ(home calling page)を表示する。ホーム発呼ページは、ユーザ向けにカスタマイズされる。端末デバイス410は、ホーム発呼ページを格納すること、またはインターネット426からホーム発呼ページをダウンロードすることができる(図4)。ホーム発呼ページは、ユーザが頻繁に呼び出す連絡先のリストを含む。リストは、電話番号、電子メール・アドレス、および連絡先に関するその他の情報も含むことが可能である。図6に示したよりも多くの他の連絡先が存在することが可能である。連絡先リストは、Microsoft Outlookのような、端末デバイス410において使用される電子メール・ソフトウェアに相当することが可能である。
ユーザは、連絡先リストの中の連絡先の1つを選択する。ユーザは、マウス、キーボード、タッチスクリーンなどを使用して連絡先を選択することができる。ユーザは、コールがオーディオ・コールであるか、またはビデオ・コールであるかを選択することができる。連絡先の選択に応答して、端末デバイス410は、コールを行う。端末デバイス410は、POTSサービスまたはVoIPサービスを使用してコールを行うことができる。ユーザは、端末デバイス410によって使用されるサービスを認識していないことが可能である。
ユーザは、キーパッド528を使用して電話番号を手動で入力することもできる。新たな番号をダイヤルするのにキーパッド528を使用することもできる。また、端末デバイス410への電力が遮断された場合に、キーパッド528を使用することもできる。図5に示すとおり、キーパッド528、スピーカ524、およびマイク526は、POTS回路530を介してPOTSサービスによって給電される。したがって、ユーザは、電力が遮断されている場合に端末デバイス410を使用することができる。
コールが接続された際、端末デバイス410は、ディスプレイ518上にコールのテキスト・バージョンを表示することができる。端末デバイス410は、アナログPOTS信号をデジタル化するため、このテキスト・バージョンを提供することができる。また、ユーザは、将来の参照のためにコールのテキスト・バージョンのすべて、または一部を印刷することもできる。
DSLサービスを介して、ユーザは、インターネット426のサーフィンとコールを同時に行うことができる。端末デバイス410が、図4のISP424にログオンしているものと想定されたい。ISP424は、インターネット426へのアクセスを端末デバイス410に提供する。コールが接続されると、ユーザは、「Webブラウザ」アイコンを選択することができる。Webブラウザは、Yahoo!またはGoogleのような探索エンジンにリンクされていても、ユーザが指定した別のWebサイトにリンクされていてもよい。次に、ユーザ・インタフェース522およびディスプレイ518を介して、ユーザは、インターネット426のサーフィンを行うことができる。
DSLサービスを介して、ユーザは、通信の他の機能を受けることもできる。一例では、ユーザは、ディスプレイ518上に表示されるテキスト・メッセージを受け取ることができる。ユーザは、セル電話機、またはその他の無線デバイスからショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージを受け取ることもできる。また、ユーザは、ユーザ・インタフェース522を介してテキスト・メッセージを伝送することもできる。別の例では、端末デバイス410は、インターネット426から電話番号簿をダウンロードして、ユーザがコールを行うのを助けることができる。
端末デバイス410は、有利には、音声サービスとデータ・サービスを組み合わせて、拡張された機能をユーザに提供する。データ・サービスからの機能を使用して音声サービスを拡張し、その逆も行って、新たな価値あるオプションをユーザに提供することができる。
従来技術における顧客構内を示す図である。 本発明の典型的な実施形態における通信デバイスを示す図である。 本発明の典型的な実施形態における通信デバイスを示す図である。 本発明の典型的な実施形態における通信ネットワークに結合された顧客構内を示す図である。 本発明の典型的な実施形態における端末デバイスのコンポーネントを示す図である。 本発明の典型的な実施形態における端末デバイスのインタフェースを示す図である。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのワイヤライン(220)に接続されるように構成された通信デバイス(200)であって、
    前記少なくとも1つのワイヤラインを介してデータ・サービス・プロバイダからデジタル・データ信号を受信し、前記デジタル・データ信号を転送するように構成されたデジタル・インタフェース・システム(202)と、
    前記デジタル・データ信号を受信したことに応答して、前記デジタル・データ信号に対してアプリケーションを実行して、データをユーザに提供する処理システムとを含み、
    POTSインタフェース・システム(204)が、前記少なくとも1つのワイヤラインを介してPOTSプロバイダから呼のアナログ音声信号を受信するように構成され、
    前記POTSインタフェース・システムが、前記呼の前記アナログ音声信号を受信したことに応答して、前記少なくとも1つのワイヤラインを介して受信された前記アナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して、デジタル音声信号を生成し、前記デジタル音声信号を転送し、
    前記処理システム(206)が、前記デジタル音声信号を受信したことに応答して、前記デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、前記呼の前記デジタル音声信号の少なくとも1つのプレゼンテーション形式をユーザに提供し、
    変換システム(210)が、前記デジタル音声信号を受信したことに応答して、前記デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、前記アナログ音声信号を転送し、
    音声インタフェース・システム(212)が、前記変換システムから前記アナログ音声信号を受信したことに応答して、前記アナログ音声信号を表す可聴信号をユーザに伝達することを特徴とする通信デバイス(200)。
  2. 前記呼の前記デジタル音声信号が、前記呼に関するベアラ通信を含み、前記処理システム(206)が、前記デジタル音声信号を受信したことに応答して、前記呼に関する前記ベアラ通信のテキストを生成し、前記デジタル音声信号に対して前記アプリケーションを実行して、前記テキストをデータ・インタフェース・システム(208)を介してユーザに表示する請求項1に記載の通信デバイス(200)。
  3. 前記処理システム(206)が、前記デジタル・データ信号を受信したことに応答して、前記デジタル・データ信号に対して前記アプリケーションを実行して、Webページをユーザに表示する請求項1に記載の通信デバイス(200)。
  4. 前記処理システム(206)が、前記デジタル音声信号を受信したことに応答して、前記デジタル音声信号に対して前記アプリケーションを実行して、前記呼の音声をユーザに提供し、
    前記処理システムが、前記デジタル・データ信号を受信したことに応答して、前記デジタル・データ信号に対して前記アプリケーションを実行して、前記呼のビデオをユーザに提供する請求項1に記載の通信デバイス(200)。
  5. 通信デバイスに電力を供給する電力供給システム(302)と、
    前記電力供給システムによって供給される前記電力の遮断を検出する電力検出システム(304)と、
    前記アナログ音声信号を受信し、前記アナログ音声信号を前記音声インタフェース・システム(212)に転送するように構成されたPOTS回路(308)であって、
    前記電力検出システムが電力の遮断を検出したことに応答して、前記アナログ音声信号を前記音声インタフェース・システムにではなく、前記POTSインタフェース・システム(204)に伝送する前記POTS回路とをさらに含む請求項1に記載の通信デバイス(200)。
  6. 少なくとも1つのワイヤライン(220)に接続されるように構成された通信デバイス(200)を動作させる方法であって、
    前記少なくとも1つのワイヤラインを介してデータ・サービス・プロバイダからデジタル・データ信号を受信する工程と、
    前記デジタル・データ信号に対してアプリケーションを実行して、データを前記ユーザに提供する工程とを含み、
    前記少なくとも1つのワイヤラインを介してPOTSプロバイダから呼のアナログ音声信号を受信する工程と、
    前記少なくとも1つのワイヤラインを介して受信された前記アナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して、デジタル音声信号を生成する工程と、
    前記デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、前記呼の前記デジタル音声信号の少なくとも1つのプレゼンテーション形式をユーザに提供する工程と、
    前記デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する工程と、
    前記アナログ音声信号を表す可聴信号をユーザに伝送する工程とを特徴とする方法。
  7. 前記呼の前記デジタル音声信号が、前記呼に関するベアラ通信を含み、前記デジタル音声信号に対してアプリケーションを実行して、前記デジタル音声信号の少なくとも1つのプレゼンテーション形式をユーザに提供する工程が、
    前記呼に関する前記ベアラ通信のテキストを生成する工程と、
    前記テキストを前記ユーザに表示する工程とを含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記デジタル・データ信号に対してアプリケーションを実行して、追加のデータをユーザに提供する工程が、Webページをユーザに表示する工程を含む請求項6に記載の方法。
  9. 前記デジタル音声信号に対して前記アプリケーションを実行して、前記呼の音声をユーザに提供する工程と、
    前記デジタル・データ信号に対して前記アプリケーションを実行して、前記呼のビデオをユーザに提供する工程とをさらに含む請求項6に記載の方法。
  10. 前記通信デバイスに供給される前記電力の遮断を検出する工程と、
    前記電力の遮断を検出しなかったことに応答して、前記アナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換して、デジタル音声信号を生成する工程と、
    前記電力の遮断を検出したことに応答して、前記アナログ音声信号をアナログ形式からデジタル形式に変換しない工程とをさらに含む請求項6に記載の方法。
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