JP2003152890A - インターネット電話システム - Google Patents

インターネット電話システム

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JP2003152890A
JP2003152890A JP2001344046A JP2001344046A JP2003152890A JP 2003152890 A JP2003152890 A JP 2003152890A JP 2001344046 A JP2001344046 A JP 2001344046A JP 2001344046 A JP2001344046 A JP 2001344046A JP 2003152890 A JP2003152890 A JP 2003152890A
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JP
Japan
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internet
telephone
address
internet telephone
telephone device
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JP2001344046A
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Hideki Inoue
英樹 井上
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SUN COMMUNICATIONS KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一般の電話機の電話番号を使用でき、かつ、
低料金で利用できるインターネット電話システムを実現
する。 【解決手段】このシステム100では、サーバ125
は、インターネット電話装置147の電話番号とIPア
ドレスを対応付けて格納されたDB127を有し、一の
インターネット電話装置103は、電話機106と、電
話機106に他のインターネット電話装置147の電話
番号が入力されると、サーバ125のDB127から取
得したその電話番号に対応付けられたIPアドレスを利
用して、他のインターネット電話装置147とインター
ネット124を介して接続し、音声通信を可能にするイ
ンターネット音声通信手段(VoIPプロトコル処理・
音声変換・IPアドレス取得プログラム、CPU)を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、インターネット
電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】 図5に従来の第1のインターネット電
話システム1を示す。このシステム1は、インターネッ
ト26に接続された管理サーバ24、28と、管理サー
バ24、28にアナログ公衆電話回線22、30を介し
て接続された電話機20、32を備えている。管理サー
バ24、28は、電話番号とIPアドレスを対応付けて
格納したDB25、29を備えている。ここで、本明細
書において「アナログ公衆電話回線」とは、アナログ公
衆電話網(電話局の交換機)を経由する回線を意味す
る。このシステム1では、電話機20に、通話したい相
手の電話機32の電話番号が入力されると、その電話番
号情報がアナログ公衆電話回線22を介して管理サーバ
24に送信される。管理サーバ24では、その電話番号
に対応するIPアドレスが検索される。対応するIPア
ドレスがある場合は、そのIPアドレスを持つ管理サー
バ28に、電話機20の使用者が電話機32の使用者と
通話したい旨の情報を、インターネット26を介して送
信する。その情報を受信した管理サーバ28は、電話機
32の電話番号をダイヤリングして、管理サーバ28と
電話機32の間でアナログ公衆電話回線30を介した接
続を行う。この結果、電話機20と32の間の通信が確
立され、電話機20と32の間で通話が可能となる。
【0003】図6に従来の第2のインターネット電話シ
ステム2を示す。このシステム2は、インターネット4
6に接続された管理サーバ48と、インターネット46
に接続されたISPサーバ44、50と、ISPサーバ
44、50に接続されたコンピュータ40、54と、コ
ンピュータ40、54に接続されたマイク41、55を
備えている。管理サーバ48は、IPアドレスを格納し
たDB49を備えている。このシステム2では、コンピ
ュータ40の使用者がマイク41を用いてコンピュータ
54の使用者と通話したい場合には、ISPサーバ4
4、インターネット46を介して、管理サーバ48に接
続する。そして、コンピュータ40は、管理サーバ48
のIPアドレスDB49からコンピュータ54のIPア
ドレスを取得する。コンピュータ40は、取得したIP
アドレスに基づいてコンピュータ54と接続を行う。こ
の結果、コンピュータ40と54の間の通信が確立さ
れ、コンピュータ40と54の間でマイク41、55を
用いて通話が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 図5に示すシステム
1では、電話機20、32と管理サーバ24、28は、
アナログ公衆電話回線22、30を介して接続されてい
る。しかしながら、アナログ公衆電話回線22、30は
料金が従量制、又は定額制であっても相当程度高額とな
っている。このため。図5に示すシステム1では、イン
ターネット26、46の区間では低料金であっても、ア
ナログ公衆電話回線22、30の区間では従量制の場合
は長時間電話する程料金が加算されてしまい、定額制の
場合でも相当程度高額の料金を支払わなければならない
という問題があった。また、図6に示すシステム2で
は、通話したい相手のIPアドレスを取得するために
は、IPアドレスDB49を備えた管理サーバ48を設
け、その管理サーバ48からIPアドレスを取得する必
要があった。しかしながら、このような管理サーバ48
の設置、保守、管理、運営等には手間がかかるという問
題があった。
【0005】本発明の一の目的は、一般の電話機の電話
番号を使用でき、かつ、低料金で利用できるインターネ
ット電話システムを実現することにある。本発明の他の
目的は、通話したい相手のIPアドレスを取得するため
に、IPアドレスを管理するサーバを設ける必要のない
インターネット電話システムを実現することにある。本
発明は、上記した目的の少なくとも一つを達成するため
になされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用と効果】 本発
明は、以下に示すインターネット電話システムに具現化
される。なお、本明細書において「手段」とは、ハード
ウェアに限られず、各手段の機能がソフトウェアによっ
て実現される場合も含む。さらに、1つの手段の機能が
2つ以上のハードウェア又はソフトウェアによって実現
されていても、あるいは、2つ以上の手段の機能が1つ
のハードウェア又はソフトウェアによって実現されてい
てもよい。
【0007】本発明の一の態様のインターネット電話シ
ステムは、インターネットに接続されたサーバと、アナ
ログ公衆電話回線を利用しない接続手段を介してインタ
ーネットに接続されたインターネット電話装置群を備え
ている。このシステムでは、サーバは、インターネット
電話装置の電話番号とIP(Internet Protocol)アド
レスを対応付けて記憶する記憶手段を有する。一のイン
ターネット電話装置は、電話番号を入力する入力手段
と、入力手段に他のインターネット電話装置の電話番号
が入力されると、サーバの記憶手段から取得したその電
話番号に対応付けられたIPアドレスを利用して、他の
インターネット電話装置とインターネットを介して接続
し、音声通信を可能にするインターネット音声通信手段
を有する(請求項1)。ここで、「アナログ公衆電話回
線を利用しない接続手段」とは、ADSL回線、電話機
の交換機に達する前までの電話線を用いたADSL回線
と類似した回線又はADSL回線から発展した回線、光
ケーブル、無線、電力線通信方式における電力線、イン
ターネット接続専用に割当てられたISDN回線等をい
う。
【0008】本発明者は、アナログ公衆電話回線に接続
された通常の電話機で利用されている電話番号を、アナ
ログ公衆電話回線を利用しない接続手段を介してインタ
ーネットに接続されたインターネット電話装置にも利用
することで、下記のような効果が得られるという新たな
着想を見出した。 このシステムによると、一のインタ
ーネット電話装置は、他のインターネット電話装置の電
話番号が入力されると、サーバから取得したその電話番
号に対応付けられたIPアドレスを利用して、他のイン
ターネット電話装置とインターネットを介して接続し、
音声通信を行うことができる。このため、一般の電話機
の電話番号を使用して、インターネット電話を利用する
ことができる。従って、インターネット電話装置の利用
者は一般の電話機を操作するのと同様にしてインターネ
ット電話を利用できる。また、このシステムによると、
インターネット電話装置は、アナログ公衆電話回線(電
話機の交換機)を利用しない接続手段を介してインター
ネットに接続されているので、アナログ公衆電話回線を
介する場合に生じる問題(従量制の場合は料金加算、定
額制の場合でも相当程度高額の料金の支払いが必要)が
生じずに、低料金でインターネット電話を利用すること
ができる。
【0009】このシステムでは、サーバは、他のインタ
ーネット電話装置がインターネットに接続されている間
に、他のインターネット電話装置の電話番号とIPアド
レスを自動的に取得する手段を有することが好ましい
(請求項2)。この場合、サーバが他のインターネット
電話装置から電話番号とIPアドレスを取得する際の負
荷を軽減することができる。
【0010】ここで、サーバの自動取得手段は、他のイ
ンターネット電話装置の電話番号又はIPアドレスの取
得を所定の場合に繰返し行うことが好ましい(請求項
3)。この場合、他のインターネット電話装置の電話番
号又はIPアドレスが変更された場合でも、変更後の電
話番号又はIPアドレスを取得することができるので、
サーバの記憶手段に、変更前の電話番号又はIPアドレ
スが格納されている状態を減らすことができる。
【0011】このシステムでは、一のインターネット電
話装置は、サーバの記憶手段から取得した他のインター
ネット電話装置の電話番号とIPアドレスを対応付けて
記憶する記憶手段をさらに有し、インターネット音声通
信手段は、入力手段に他のインターネット電話装置の電
話番号が入力されると、その電話番号に対応付けられた
IPアドレスを一のインターネット電話装置の記憶手段
から抽出して、他のインターネット電話装置とインター
ネットを介して接続を行い、音声通信を可能にすること
が好ましい(請求項4)。この場合、一のインターネッ
ト電話装置は、他のインターネット電話装置の電話番号
とIPアドレスを対応付けて記憶する記憶手段を備えて
いるので、サーバから取得した電話番号とIPアドレス
を、その記憶手段に一旦格納し、その記憶手段からIP
アドレスを抽出して他のインターネット電話装置と接続
を行うことができる。このため、インターネット電話装
置は、電話をする度にサーバにIPアドレスを取得しに
行かなくてもよいので、インターネット電話装置とサー
バの負荷を軽減することができる。
【0012】このシステムでは、一のインターネット電
話装置は、サーバの記憶手段から他のインターネット電
話装置の電話番号とIPアドレスを自動的に取得する手
段を有することが好ましい(請求項5)。この場合、一
のインターネット電話装置がサーバから他のインターネ
ット電話装置の電話番号とIPアドレスを取得する際の
負荷を軽減することができる。
【0013】ここで、一のインターネット電話装置の自
動取得手段は、サーバの記憶手段からの他のインターネ
ット電話装置の電話番号又はIPアドレスの取得を所定
の場合に繰返し行うことが好ましい(請求項6)。この
場合、他のインターネット電話装置の電話番号又はIP
アドレスが変更された場合でも、変更後の電話番号又は
IPアドレスを取得することができる。
【0014】このシステムでは、他のインターネット電
話装置は、その電話番号とIPアドレスをサーバに自動
的に送信する手段を有することが好ましい(請求項
7)。この場合、サーバが他のインターネット電話装置
から電話番号とIPアドレスを取得する際のサーバの負
荷を軽減することができる。
【0015】ここで、他のインターネット電話装置の自
動送信手段は、その装置の電話番号又はIPアドレスが
変更された場合には、変更後の電話番号又はIPアドレ
スをサーバに自動的に送信することが好ましい(請求項
8)。この場合、他のインターネット電話装置の電話番
号又はIPアドレスが変更された場合でも、変更後の電
話番号又はIPアドレスがサーバに確実に送信される。
【0016】このシステムでは、一のインターネット電
話装置は、入力手段に入力された電話番号に対応するI
Pアドレスをサーバの記憶手段から取得できない場合
は、公衆電話回線を介した音声通信に自動的に切換える
手段を有することが好ましい(請求項9)。なお、請求
項9又は10にいう公衆電話回線には、アナログ、ディ
ジタルの両方を含むものとする。この場合、電話番号を
入力したときに、IPアドレスをサーバから取得できな
い場合は、公衆電話回線を介した音声通信に自動的に切
換えられるため、相手方がインターネットを介した音声
通信を行えない場合でもその相手方と音声通信が行えな
いという事態を回避することができる。また、この場
合、低料金であるインターネットを介した音声通信を行
えない場合に初めて公衆電話回線を介した音声通信に切
換えられるため、インターネットを介して音声通信を行
うべきか、公衆電話回線を介して音声通信を行うべきか
という判断をインターネット電話装置の利用者が行わな
くても、適切な音声通信方式が自動的に選択される。
【0017】このシステムでは、インターネット電話装
置は、コンピュータと電話機で構成され、コンピュータ
は、インターネットに接続されており、電話機は、コン
ピュータと公衆電話回線の両方に接続されていることが
好ましい(請求項10)。この場合、電話機はインター
ネットと公衆電話回線の両方に接続されることになる。
このため、インターネットと公衆電話回線の各々に接続
するために電話機を別個に用意する必要がない。
【0018】このシステムでは、インターネット電話装
置は、ルーティング機能及びインターネット音声通信機
能を一体化した装置と、その装置に接続された電話機で
構成されていることが好ましい(請求項11)。この場
合、ルーティング機能とインターネット音声通信機能を
一体化することで、各機能を有する装置を別個に製造す
る場合に比較して、コストを低減できる。また、各機能
を実現する際に、CPU、メモリ等のハードウェア、又
はプロトコル、ドライバ等のソフトウェアを共有化する
ことによって、さらにコストを低減することができる。
【0019】本発明の他の態様のインターネット電話シ
ステムは、インターネット電話装置群を備えている。こ
のシステムでは、一のインターネット電話装置は、電子
メールアドレスを登録する手段と、登録された電子メー
ルアドレスを持つ他のインターネット電話装置に自動的
に電子メールを送信する手段を有し、他のインターネッ
ト電話装置は、一のインターネット電話装置から電子メ
ールを受信すると、その電子メールに記録された一のイ
ンターネット電話装置のIPアドレスを利用して、一の
インターネット電話装置に自己のIPアドレスを送信す
る手段を有する(請求項12)。このシステムによる
と、一のインターネット電話装置は、登録された電子メ
ールアドレスを持つ他のインターネット電話装置に自動
的に電子メールを送信する。一方、他のインターネット
電話装置は、一のインターネット電話装置から電子メー
ルを受信すると、その電子メールに記録された一のイン
ターネット電話装置のIPアドレスを利用して一のイン
ターネット電話装置に対し、自己(他のインターネット
電話装置)のIPアドレスを送信する。このため、この
システムによると、通話したい相手のIPアドレスを取
得するために、IPアドレスを管理するサーバを設ける
必要がない。従って、管理サーバの設置、保守、管理、
運営等にかかる手間をなくすことができる。
【0020】本発明はさらに、新規なプログラムをも実
現する。このプログラムは、インターネット電話装置間
でインターネットを介して音声通信を行うために、一の
インターネット電話装置が他のインターネット電話装置
のIPアドレスを取得するためのプログラムである。こ
のプログラムでは、インターネット電話装置に、そのイ
ンターネット電話装置が一のインターネット電話装置で
あるときには、そのインターネット電話装置に登録され
た電子メールアドレスを持つ他のインターネット電話装
置に電子メールを送信する機能と、そのインターネット
電話装置が他のインターネット電話装置であるときに
は、一のインターネット電話装置から電子メールを受信
すると、その電子メールに記録された一のインターネッ
ト電話装置のIPアドレスを利用して、一のインターネ
ット電話装置に自己のIPアドレスを送信する機能を実
現させる(請求項13)。このプログラムを例えばイン
ターネット電話装置に格納して実行することで、請求項
12に記載のシステムと同様の作用効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】 本明細書に記載した技術的思想
のうち、特許請求の範囲に記載した発明以外の主な技術
的思想を列挙する。 (形態1) 請求項1から3のいずれかに記載のサー
バ。 (形態2) 請求項1、又は4から11のいずれかに記
載のインターネット電話装置。 (形態3) インターネット電話装置とインターネット
の間の接続を仲介する仲介装置をさらに備え、仲介装置
は、インターネット電話装置の電話番号とIP(Intern
et Protocol)アドレスを対応付けて記憶する記憶手段
を有する請求項1に記載のインターネット電話システ
ム。 (形態4) 仲介装置は、他のインターネット電話装置
がインターネットに接続されている間に、他のインター
ネット電話装置の電話番号とIPアドレスを自動的に取
得する手段を有する形態3に記載のインターネット電話
システム。 (形態5) 仲介装置の自動取得手段は、他のインター
ネット電話装置の電話番号とIPアドレスの取得を所定
の場合に繰返し行う形態4に記載のインターネット電話
システム。 (形態6) 仲介装置は、その装置に格納された電話番
号とIPアドレスをサーバに自動的に送信する手段を有
する請求項1から6のいずれかに記載のインターネット
電話システム。 (形態7) 仲介装置の自動送信手段は、その装置に格
納された電話番号又はIPアドレスが変更された場合に
は、変更後の電話番号又はIPアドレスを自動的に送信
する形態6に記載のインターネット電話システム。 (形態8) 形態3から7のいずれかに記載の仲介装
置。
【0022】
【実施例】(第1実施例) 図1に第1実施例のインタ
ーネット電話システム100を示す。このシステム10
0は、ユーザ宅102、142内の装置群と、これに接
続された電話局114、132内の装置群と、これに接
続されたISP(Internet Service Provider)サーバ
122、128と、管理サーバ125を備えている。I
SPサーバ122、128と管理サーバ125はインタ
ーネット124に接続されている。電話局114、13
2内の交換機120、136はアナログ公衆電話回線1
30に接続されている。
【0023】ユーザ宅102、142内にはそれぞれ、
コンピュータ104、148と、コンピュータ104、
148に接続された電話機106、150と、コンピュ
ータ104、148に接続されたADSL(Asymmetric
Digital Subscriber Line)モデム108、146と、
電話機106、150及びADSLモデム108、14
6に接続されたスプリッタ110、144が備えられて
いる。コンピュータ104、148と電話機106、1
50によってインターネット電話装置103、147が
構成されている。電話局114、132は電話会社によ
って設置されたものである。電話局114、132内に
はそれぞれ、ユーザ宅102、142のスプリッタ11
0、144にペア線(アナログ回線)112、140を
介して接続されたスプリッタ116、138と、スプリ
ッタ116、138に接続されたADSLモデム11
8、134及び交換機120、136を備えている。A
DSLモデム118と134はインターネット124を
介して接続されている。交換機120と136はアナロ
グ公衆電話回線130を介して接続されている。
【0024】スプリッタ110、116、138、14
4は、ペア線112、140を流れる信号を電話信号と
データ信号を分離する機能を有している。即ち、0〜
1.1MHzのアナログ信号を、0〜4KHzの周波数
帯域の信号と、30KHz〜1.1MHzの周波数帯域
の信号に分離する機能を有している。この分波機能によ
って電話信号とデータ信号を分離することによって、1
つのペア線112、140で電話サービスと高速データ
通信サービスの両方のサービスが得られる。ペア線11
2、140は、電話局114、132の交換機120、
136を経由するものではないため、交換機120、1
36を含む交換機群(図示省略)を経由することで生じ
る料金は発生しない。このため、ADSL方式を用いる
場合は、いわゆる常時接続の形態で使用されるのが通常
である。ADSLモデム108、118、134、14
6は、ペア線(アナログ回線)112、140にアナロ
グ信号を伝送するために、コンピュータ104、148
又はインターネット124から伝送されたディジタル信
号をアナログ信号に変換する。また、コンピュータ10
4、148又はインターネット124にディジタル信号
を伝送するために、アナログ回線112、140から伝
送されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。な
お、本実施例のコンピュータ104、148とISPサ
ーバ122、128を結ぶ線(ペア線112、140
等)が特許請求の範囲に記載の「ADSL回線」に相当
する。また、本明細書でいう「ADSL」は、ADSL
と実質的に等価であるVDSL(Very high bit rate D
SL)、SDSL(Symmetric DSL)又はこれらを発展さ
せたものを含むものとする。
【0025】ISPサーバ122、128はそれぞれ、
DNSサーバ、メールサーバ、WWWサーバ、ルータ等
を備えている。管理サーバ125は、インターネット電
話装置群から電話番号とIPアドレスを自動的に取得す
る自動取得部126と、電話番号とIPアドレスが対応
付けて格納されたDB127を備えている。
【0026】図2に、図1に示すコンピュータ104の
構成を示す。なお、コンピュータ148についても、図
示は省略するが、同様な構成である。このコンピュータ
104は、CPU162と、メモリ152と、インター
ネット接続部160を有し、それぞれが互いに接続点1
61で接続されている。メモリ152には、電話番号と
IPアドレスが対応付けて格納されたDB154と、V
oIP(Voice Over IP)プロトコル処理プログラム1
56と、音声変換プログラム157と、信号経路切換プ
ログラム158と、電話番号・IPアドレスを自動的に
送信・取得するためのプログラム159が格納されてい
る。ここで、「VoIP」とは、インターネットで音声
通信を可能にする技術の略称である。インターネット接
続部160は図1に示すADSLモデム108に接続さ
れ、接続点161は図1に示す電話機106に接続され
ている。上記したVoIPプロトコル処理プログラム1
56と、音声変換プログラム157、IPアドレス自動
取得プログラム159と、これらのプログラム156、
157、159を実行するCPU162を組合せたもの
が、特許請求の範囲に記載の「インターネット音声通信
手段」に相当する。なお、本実施例のインターネット電
話装置はVoIPプロトコルに従って音声通信を行う場
合を示しているが、他のプロトコル等に従った音声通信
方式であってもよい。また、音声の通信だけでなく、画
像の通信も併せて行うテレビ電話方式であってもよい。
テレビ電話方式の場合は、メモリ152に、画像の処理
・通信に関するプログラム等を格納する。
【0027】図1と図2に示すインターネット電話シス
テム100の動作を説明する。管理サーバ125のDB
127には、インターネット124に接続されたネット
ワーク電話装置147等の電話番号とIPアドレスが格
納されている。図1には、インターネット電話装置10
3、147のみが示されているが、実際には多数のイン
ターネット電話装置群がインターネット124に接続さ
れており、これらの装置群の電話番号とIPアドレスが
DB127に格納されている。DB127の電話番号と
IPアドレスは、自動取得部126によってネットワー
ク電話装置147等から自動的に取得するようにしても
よいし、人手によりDB127に入力してもよい。ネッ
トワーク電話装置147等から自動的に取得する場合
は、ネットワーク電話装置147等から直接に取得する
ようにしてもよいし、ネットワーク電話装置147等に
接続され、そのネットワーク電話装置147等の電話番
号とIPアドレスが格納されているISPサーバ128
等から間接に取得するようにしてもよい。ISPサーバ
128等から間接に取得する方が、管理サーバ125の
負荷を小さくすることができる。
【0028】また、電話番号とIPアドレスは、ネット
ワーク電話装置147のコンピュータ148又はISP
サーバ128等に格納された電話番号とIPアドレスの
自動送信プログラム(図示省略)をCPUで実行させる
ことで、コンピュータ148又はISPサーバ128等
から管理サーバ125のDB127に自動的に送信する
ようにしてもよい。
【0029】上記したような電話番号とIPアドレスの
自動取得・送信は、定期的あるいは不定期に繰返し行っ
てもよい。特に、電話番号とIPアドレスをインターネ
ット電話装置147のコンピュータ148又はISPサ
ーバ128から送信する場合は、インターネット電話装
置147の電話番号又はIPアドレスが変更されたとき
に、変更後の電話番号又はIPアドレスを自動的に送信
するようにすることが好ましい。変更前の電話番号又は
IPアドレスをインターネット電話装置103が取得し
ても、相手方のインターネット電話装置147とは通信
を確立できず、通話が行えないからである。
【0030】ユーザ宅102内の電話機106の使用者
が、ユーザ宅142内の電話機150の使用者と通話を
しようとする場合のシステム100の動作を説明する。
ユーザ宅102内の電話機106に、相手方の電話機1
50の電話番号が入力されると、コンピュータ104
は、まず図2に示すメモリ152の電話番号・IPアド
レスDB154内にその電話番号があるかを検索する。
検索の結果、メモリ152のDB154内に相手方の電
話機150の電話番号がある場合、コンピュータ104
は、その電話番号に対応付けられたIPアドレスを抽出
する。このIPアドレスは、相手方の電話機150に接
続されたコンピュータ148のIPアドレスである。コ
ンピュータ104は、このIPアドレスを持つコンピュ
ータ148と接続を行う。即ち、コンピュータ104
は、ADSLモデム108とスプリッタ110を経由
し、ペア線112を通って、電話局112内のスプリッ
タ116とADSLモデム118を経由し、さらにIS
Pサーバ122を経由してインターネット124に接続
される。そして、インターネット124から相手方のI
SPサーバ128を経由し、相手方の電話局132のA
DSLモデム134とスプリッタ138を経由し、ペア
線140を通って、相手方のユーザ宅142内のスプリ
ッタ144とADSLモデム146を経由して、コンピ
ュータ148に接続される。
【0031】コンピュータ104と148がインターネ
ット124を介して接続された状態で、ネットワーク電
話装置103と147の使用者同士が通話を行おうとす
る場合は、ネットワーク電話装置103、147を構成
するコンピュータ104、148のメモリ152等に格
納されたVoIPプロトコル処理プログラム156等が
CPU162等で実行される。このプログラム156等
が実行されると、さらに音声変換プログラム157等が
CPU162等で実行される。自己のネットワーク電話
装置103から発信されるアナログ電話信号はコード化
されディジタル信号に変換される。一方、相手方のネッ
トワーク電話装置147から受信したディジタル信号は
アナログ電話信号に変換される。この結果、ネットワー
ク電話装置103と147の間でインターネット124
を介して通話を行うことができる。
【0032】これに対し、メモリ152のDB154内
に相手方の電話機150の電話番号がない場合は、その
DB154内にはその電話番号に対応するIPアドレス
も存在しない。この場合、メモリ152に格納された相
手方の電話機150の電話番号に対応するIPアドレス
(即ち、相手方の電話機150に接続されたコンピュー
タ148のIPアドレス)を取得するためのプログラム
159がCPU162で実行される。このプログラム1
59が実行されると、インターネット124に接続され
た管理サーバ125のDB127内にその相手方の電話
機150の電話番号があるかが検索される。検索の結
果、管理サーバ125のDB127内に相手方の電話機
150の電話番号がある場合は、そのDB127から、
その電話番号に対応付けられたIPアドレスを抽出し、
自己のコンピュータ104のメモリ152の電話番号・
IPアドレスDB154内にその相手方の電話機150
の電話番号とコンピュータ148のIPアドレスを対応
付けて格納する。そして、コンピュータ104が、その
IPアドレスを持つコンピュータ148に接続される
と、上記した場合と同様に、VoIPプロトコル処理プ
ログラム156等がCPU162等で実行され、ネット
ワーク電話装置103と147の間でインターネット1
24を介して通話を行うことができる。
【0033】これに対し、管理サーバ125のDB12
7内に相手方の電話機150の電話番号がない場合は、
メモリ152に格納された信号経路切換プログラム15
8がCPU162で実行され、電話機106はアナログ
公衆電話回線130を介して電話機150と音声通信を
行うように切換えられる。即ち、電話機106は、コン
ピュータ104を介さずに直接にスプリッタ110を経
由し、ペア線112を通って、電話局112内のスプリ
ッタ116と交換機120を経由して、アナログ公衆電
話回線130に接続される。そして、アナログ公衆電話
回線130から相手方の電話局132の交換機136と
スプリッタ138を経由し、ペア線140を通って、相
手方のユーザ宅142内のスプリッタ144を経由し
て、電話機150に接続される。この結果、電話機10
6と150の間でアナログ公衆電話回線130を介して
通話を行うことができる。
【0034】(第1実施例の変形例) 図1に示すユー
ザ宅102内の構成は、図3に示すような構成であって
もよい。図3に示すユーザ宅102内には、LAN16
4に接続されたコンピュータ105群と、電話機106
と、ルーティング機能とVoIP機能を一体化した装置
(以下適宜「一体化装置」という)166と、ADSL
モデム108と、スプリッタ110が備えられている。
この変形例では、電話機106と一体化装置166によ
ってインターネット電話装置165が構成されている。
【0035】一体化装置166は、ルーティング機能部
168と、VoIP機能部174とインターネット接続
部190を備えている。ルーティング機能部168は、
LAN接続部170とルーティング処理部172を備
え、互いに接続されている。LAN接続部170は、一
体化装置166の外部のLAN164にも接続されてい
る。ルーティング処理部172は、インターネット接続
部190にも接続されている。VoIP機能部174
は、電話制御部176と、信号経路切換部178と、音
声変換部180と、VoIPプロトコル処理部182と
備え、これらが順に接続されている。VoIPプロトコ
ル処理部182は、インターネット接続部190にも接
続されている。また、VoIPプロトコル処理部182
とインターネット接続部190の接続線には、電話番号
・IPアドレス送信・取得部184と、電話番号・IP
アドレスDB186も接続されている。また、信号経路
切換部178には、NCU部188も接続されている。
電話制御部176は、一体化装置166の外部の電話機
106にも接続されている。電話制御部176は、接続
された電話機106をリングさせる制御を行ったり、電
話機106のフッキング操作、ダイヤル操作等を監視し
たりする。NCU部184は、一体化装置166の外部
のスプリッタ110にも接続されている。NCU部18
8は、接続されたアナログ公衆電話回線130(図1参
照)の制御、監視を行う。インターネット接続部190
は、一体化装置166の外部のADSLモデム108に
も接続されている。
【0036】VoIP機能部174のVoIPプロトコ
ル処理部182、音声変換部180、信号切換部17
8、IPアドレス送信・取得部184はそれぞれ、図2
に示すメモリ152にソフトウェアとして格納されたV
oIPプロトコル処理プログラム156、音声変換プロ
グラム157、信号切換プログラム158、IPアドレ
ス送信・取得プログラム159を、便宜上、ハードウェ
ア的に示したものである。実際には、VoIP機能部1
74の上記した各部182、180、178、184
や、ルーティング機能部168のルーティング処理部1
72はプログラムによってソフトウェア的に処理されて
おり、VoIp機能部174とルーティング機能部16
8はCPU等のハードウェアを共有化して用いている。
また、インターネット接続部190も共有化して用いて
いる。
【0037】図3に示すユーザ宅102内の各装置の動
作を説明する。まず、一体化装置166のルーティング
機能部168は、LAN164に接続されたコンピュー
タ105群とインターネット124(図1参照)の間の
ルーティングを行う。また、一体化装置166のVoI
P機能部174は、図2に示すコンピュータ104と類
似した動作を行う。即ち、ユーザ宅102内の電話機1
06に相手方の電話機150の電話番号が入力される
と、一体化装置166は、まず電話番号・IPアドレス
DB186内に相手方の電話機150の電話番号がある
かを検索する。検索の結果、DB186内に相手方の電
話機150の電話番号がある場合、一体化装置166
は、その電話番号に対応付けられたIPアドレスを抽出
し、そのIPアドレスを持つコンピュータ148(図1
参照)と接続を行う。図3のネットワーク電話装置16
5と147がインターネット124を介して通話を行お
うとする場合は、VoIPプロトコル処理部182、音
声変換部180等で処理が行われる。この結果、ネット
ワーク電話装置165と147の間でインターネット1
24を介して通話を行うことができる。
【0038】これに対し、一体化装置166のDB18
6内に相手方の電話機150の電話番号がない場合は、
IPアドレス取得部184で処理が行われ、インターネ
ット124に接続された管理サーバ125のDB127
内に相手方の電話機150の電話番号があるかを検索す
る。検索の結果、管理サーバ125のDB127内に相
手方の電話機150の電話番号がある場合は、その電話
番号に対応付けられたIPアドレスをそのDB127か
ら抽出し、自己の一体化装置166の電話番号・IPア
ドレスDB184内に、その電話番号とIPアドレスを
対応付けて格納する。そして、一体化装置166が、そ
のIPアドレスを持つコンピュータ148と接続される
と、上記した場合と同様にして、インターネット電話装
置165と147の間でインターネット124を介して
通話を行うことができる。これに対し、管理サーバ12
5のDB127内に相手方の電話機150の電話番号が
ない場合は、信号経路切換部178で処理が行われて、
電話機106はアナログ公衆電話回線130を介して電
話機150と通話を行うように切換えられる。
【0039】(第2実施例) 図4に第2実施例のイン
ターネット電話システム200の構成を示す。このシス
テム200は、インターネット電話装置202、236
と、ネットワーク電話装置202、236にアナログ公
衆電話回線224、234を介して接続されたISPサ
ーバ226、232を備えている。ISPサーバ22
6、232はインターネット230に接続されている。
なお、第2実施例のシステム200は、第1実施例のシ
ステム100と異なり、インターネット電話装置20
2、236とインターネット230の間にアナログ公衆
電話回線224、234を介してもよい。勿論、ADS
L回線、電話機の交換機に達する前までの電話線を用い
たADSL回線と類似した回線又はADSL回線から発
展した回線、光ケーブル、無線、電力線通信方式におけ
る電力線、インターネット接続専用に割当てられたIS
DN回線等を介してもよい。
【0040】インターネット電話装置202、236
は、コンピュータ204、238と、マイク222、2
56を備えている。コンピュータ204、238は、C
PU220、254と、メモリ206、240と、イン
ターネット接続部218、252を備えている。メモリ
206、240には、電子メールアドレスDB208、
242と、IPアドレスDB210、244と、VoI
Pプロトコル処理プログラム212、246と、音声変
換プログラム214、248と、IPアドレスを自動的
に送信・取得するためのプログラム216、250が格
納されている。
【0041】このシステム200の動作を説明する。ま
ず、インターネット電話装置202のコンピュータ20
4がアナログ公衆電話回線224を介してISPサーバ
226に接続されると、所定の場合に、メモリ206の
IPアドレス自動送信・取得プログラム216がCPU
220で実行される。この結果、電子メールアドレスD
B208に登録されている電子メールアドレス(ここで
はインターネット電話装置236のコンピュータ238
の電子メールアドレスとする)宛に電子メールが送信さ
れる。この電子メールには、送信元コンピュータ204
の電子メールアドレスとIPアドレスが付加されてい
る。この電子メールをインターネット電話装置236の
コンピュータ238が受信すると、そのメモリ240に
格納されたIPアドレス自動送信・取得プログラム25
0がCPU254で実行される。このプログラム250
が実行されると、コンピュータ238は、IPアドレス
DB244にコンピュータ204のIPアドレスを格納
する。また、コンピュータ238は、電子メールに付加
された送信元コンピュータ204のIPアドレス宛に、
自己(コンピュータ238)のIPアドレスをパケット
通信等の方式によって自動的に返信する。この結果、電
子メールを最初に送信したコンピュータ204は、相手
方のコンピュータ238のIPアドレスを自動的に取得
することができる。このIPアドレスはメモリ206の
IPアドレスDB210に格納される。なお、自己(コ
ンピュータ238)のIPアドレスは、電子メール等に
よって自動的にコンピュータ204に返信してもよい。
【0042】この結果、インターネット電話装置202
は、通話したい相手のコンピュータ238のIPアドレ
スを取得することができたので、インターネット電話装
置202と236の間でインターネット230を介して
通話をすることができる。また逆に、インターネット電
話装置236のDB244にも、コンピュータ204の
IPアドレスが格納されているので、インターネット電
話装置236の利用者がインターネット電話装置202
の利用者と通話したい場合にも、コンピュータ204の
IPアドレスを元にして通話を行うことができる。この
通話は、第1実施例のシステム100と同様にして、両
コンピュータ204、238のメモリ206、240に
格納されたVoIPプロトコル処理プログラム212、
246や音声変換プログラム214、248等をCPU
220、254で実行させることによって行うことがで
きる。
【0043】以上、本発明の具体例を詳細に説明した
が、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定する
ものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上
に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれ
る。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、
単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発
揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定さ
れるものではない。また、本明細書または図面に例示し
た技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、その
うちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を
持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のインターネット電話システムを
示す。
【図2】 第1実施例のインターネット電話システムの
インターネット電話装置を構成するコンピュータを示
す。
【図3】 第1実施例のインターネット電話システムの
変形例を示す。
【図4】 第2実施例のインターネット電話システムを
示す。
【図5】 従来の第1のインターネット電話システムを
示す。
【図6】 従来の第2のインターネット電話システムを
示す。
【符号の説明】
100:インターネット電話システム 102、142:ユーザ宅 103、147:インターネット電話装置 114、132:電話局 122、128:ISPサーバ 124:インターネット 125:管理サーバ 130:アナログ公衆電話回線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続されたサーバと、
    アナログ公衆電話回線を利用しない接続手段を介してイ
    ンターネットに接続されたインターネット電話装置群を
    備えたインターネット電話システムであって、 サーバは、インターネット電話装置の電話番号とIP
    (Internet Protocol)アドレスを対応付けて記憶する
    記憶手段を有し、 一のインターネット電話装置は、電話番号を入力する入
    力手段と、入力手段に他のインターネット電話装置の電
    話番号が入力されると、サーバの記憶手段から取得した
    その電話番号に対応付けられたIPアドレスを利用し
    て、他のインターネット電話装置とインターネットを介
    して接続し、音声通信を可能にするインターネット音声
    通信手段を有するインターネット電話システム。
  2. 【請求項2】 サーバは、他のインターネット電話装置
    がインターネットに接続されている間に、他のインター
    ネット電話装置の電話番号とIPアドレスを自動的に取
    得する手段を有する請求項1に記載のインターネット電
    話システム。
  3. 【請求項3】 サーバの自動取得手段は、他のインター
    ネット電話装置の電話番号又はIPアドレスの取得を所
    定の場合に繰返し行う請求項2に記載のインターネット
    電話システム。
  4. 【請求項4】 一のインターネット電話装置は、サーバ
    の記憶手段から取得した他のインターネット電話装置の
    電話番号とIPアドレスを対応付けて記憶する記憶手段
    をさらに有し、 インターネット音声通信手段は、入力手段に他のインタ
    ーネット電話装置の電話番号が入力されると、その電話
    番号に対応付けられたIPアドレスを一のインターネッ
    ト電話装置の記憶手段から抽出して、他のインターネッ
    ト電話装置とインターネットを介して接続を行い、音声
    通信を可能にする請求項1から3のいずれかに記載のイ
    ンターネット電話システム。
  5. 【請求項5】 一のインターネット電話装置は、サーバ
    の記憶手段から他のインターネット電話装置の電話番号
    とIPアドレスを自動的に取得する手段を有する請求項
    1から4のいずれかに記載のインターネット電話システ
    ム。
  6. 【請求項6】 一のインターネット電話装置の自動取得
    手段は、サーバの記憶手段からの他のインターネット電
    話装置の電話番号又はIPアドレスの取得を所定の場合
    に繰返し行う請求項5に記載のインターネット電話シス
    テム。
  7. 【請求項7】 他のインターネット電話装置は、その電
    話番号とIPアドレスをサーバに自動的に送信する手段
    を有する請求項1から6のいずれかに記載のインターネ
    ット電話システム。
  8. 【請求項8】 他のインターネット電話装置の自動送信
    手段は、その装置の電話番号又はIPアドレスが変更さ
    れた場合には、変更後の電話番号又はIPアドレスを自
    動的に送信する請求項7に記載のインターネット電話シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 一のインターネット電話装置は、入力手
    段に入力された電話番号に対応するIPアドレスをサー
    バの記憶手段から取得できない場合は、公衆電話回線を
    介した音声通信に自動的に切換える手段を有する請求項
    1から8のいずれかに記載のインターネット電話システ
    ム。
  10. 【請求項10】 インターネット電話装置は、コンピュ
    ータと電話機で構成され、 コンピュータは、インターネットに接続されており、 電話機は、コンピュータと公衆電話回線の両方に接続さ
    れている請求項1から9のいずれかに記載のインターネ
    ット電話システム。
  11. 【請求項11】 インターネット電話装置は、ルーティ
    ング機能及びインターネット音声通信機能を一体化した
    装置と、その装置に接続された電話機で構成されている
    請求項1から10のいずれかに記載のインターネット電
    話システム。
  12. 【請求項12】 インターネット電話装置群を備えたイ
    ンターネット電話システムであって、 一のインターネット電話装置は、電子メールアドレスを
    登録する手段と、登録された電子メールアドレスを持つ
    他のインターネット電話装置に自動的に電子メールを送
    信する手段を有し、 他のインターネット電話装置は、一のインターネット電
    話装置から電子メールを受信すると、その電子メールに
    記録された一のインターネット電話装置のIPアドレス
    を利用して、一のインターネット電話装置に自己のIP
    アドレスを送信する手段を有するインターネット電話シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 インターネット電話装置間でインター
    ネットを介して音声通信を行うために、一のインターネ
    ット電話装置が他のインターネット電話装置のIPアド
    レスを取得するためのプログラムであって、 インターネット電話装置に、 そのインターネット電話装置が一のインターネット電話
    装置であるときには、そのインターネット電話装置に登
    録された電子メールアドレスを持つ他のインターネット
    電話装置に電子メールを送信する機能と、 そのインターネット電話装置が他のインターネット電話
    装置であるときには、一のインターネット電話装置から
    電子メールを受信すると、その電子メールに記録された
    一のインターネット電話装置のIPアドレスを利用し
    て、一のインターネット電話装置に自己のIPアドレス
    を送信する機能を実現させるためのプログラム。
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