JP2003242148A - 情報端末、管理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

情報端末、管理装置、及び情報処理方法

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JP2003242148A
JP2003242148A JP2002039192A JP2002039192A JP2003242148A JP 2003242148 A JP2003242148 A JP 2003242148A JP 2002039192 A JP2002039192 A JP 2002039192A JP 2002039192 A JP2002039192 A JP 2002039192A JP 2003242148 A JP2003242148 A JP 2003242148A
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terminal
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JP2002039192A
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Shinichi Hatta
進一 八田
Satoshi Takenaka
敏 竹中
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、異なる言語を使用する者同士であ
って相手方の言語を使いこなすことができない者同士が
容易に情報や意思を交換することが可能な情報端末、管
理装置、及び情報処理方法を提供する。 【解決手段】 第1の言語(米国語)にて利用される相
手先の端末との間で少なくとも音声情報又は文字情報を
授受して通信を行う通信手段17と、通信手段17を介
して受信される第1の言語(米国語)の音声情報又は文
字情報を、第1の言語と異なる第2の言語(日本語)の
文字情報に翻訳する(第2の)翻訳手段13bと、翻訳
された第2の言語の文字情報を表示する表示手段16
と、を含む。これにより、第1の言語を聞いたり等苦手
とする場合であっても、受信される意味内容を理解する
ことができ、コミュニケーションを円滑に行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や固定式
の電話機などの情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば日本人と米国人等の外国人同士が
会話等を行うことは、電話等を用いて日常的に行われて
いる。この際、例えば日本人が米国語の会話能力を有す
る場合には、米国語で互いの会話が行われ、会話が成立
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日本人
が外国語の会話能力を有さない場合には、会話が成立し
ないという問題があった。
【0004】例えば、米国語のヒアリング能力がない日
本人は、電話により音声で受信された米国語の情報の意
味内容を理解できない。また、米国語を話すことができ
ない日本人の場合には、伝えたい内容を米国人に伝える
ことができない。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、その目的は、
異なる言語を使用する者同士であって相手方の言語を使
いこなすことができない者同士が容易に情報や意思を交
換することが可能な情報端末、管理装置、及び情報処理
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、第1の言語にて利用され
る相手先の端末との間で少なくとも音声情報又は文字情
報を授受して通信を行う通信手段と、前記通信手段を介
して受信される前記第1の言語の音声情報又は文字情報
を、前記第1の言語と異なる第2の言語の文字情報に翻
訳する翻訳手段と、翻訳された前記第2の言語の文字情
報を表示する表示手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、第1の言
語にて文字又は音声を入力する入力手段と、前記入力手
段により入力された前記第1の言語の文字情報又は音声
情報を、前記第1の言語と異なる第2の言語の文字情報
に翻訳する翻訳手段と、少なくとも前記第1の言語の文
字情報および前記第2の言語の文字情報を表示する表示
手段と、前記翻訳手段にて翻訳された前記第2の言語の
文字情報又は前記第2の言語の音声情報を、前記第2の
言語にて利用される相手先の端末に対して送信するよう
にして通信を行う通信手段と、を含むことを特徴として
いる。
【0008】また、請求項6に記載の発明は、第1の言
語にて利用される第1の情報端末及び前記第1の言語と
異なる第2の言語にて利用される第2の情報端末と通信
可能に形成され、前記第1の言語を第2の言語に翻訳す
るために、前記第1、第2の各情報端末を管理する管理
装置であって、前記第1の情報端末より送信される前記
第1の言語の音声情報又は文字情報を、前記第2の言語
の文字情報に翻訳する翻訳手段と、翻訳された前記第2
の言語の文字情報又は音声情報を、前記第2の情報端末
に対して送信する通信手段と、を含むことを特徴として
いる。
【0009】また、請求項7に記載の発明は、第1の言
語にて利用される第1の情報端末及び前記第1の言語と
異なる第2の言語にて利用される第2の情報端末と通信
可能に形成され、前記第1の言語を第2の言語もしくは
前記第2の言語を前記第1の言語に翻訳するために、前
記第1、第2の各情報端末を管理する管理装置であっ
て、前記第1の情報端末より送信される前記第1の言語
の音声情報又は文字情報を、前記第2の言語の文字情報
に翻訳する第1の翻訳手段と、前記第2の情報端末より
送信される前記第2の言語の音声情報又は文字情報を、
前記第1の言語の文字情報に翻訳する第2の翻訳手段
と、翻訳された前記第2の言語の文字情報又は音声情報
を前記第2の情報端末に対して送信し、翻訳された前記
第1の言語の文字情報又は音声情報を前記第1の情報端
末に対して送信する通信手段と、を含むことを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項8に記載の発明は、第1の言
語にて利用される第1の情報端末より、前記第1の情報
端末と通信可能に形成された前記第1の言語と異なる第
2の言語にて利用される第2の情報端末に対して、前記
第1、第2の情報端末間の会話開始に先立ち、前記第1
の言語を宣言した第1の宣言情報を送信するステップ
と、前記第2の情報端末からの前記第2の言語を宣言し
た第2の宣言情報を、前記第1の情報端末にて受信する
ステップと、前記第2の情報端末に備えられた前記第1
の言語を前記第2の言語に翻訳する第1の翻訳手段を起
動させるための第1の起動信号を、前記第1の情報端末
より前記第2の情報端末に対して送信するステップと、
前記第1の情報端末に備えられた前記第2の言語を前記
第1の言語に翻訳する第2の翻訳手段を起動させるため
の第2の起動信号を、前記第2の情報端末より送信し前
記第1の情報端末にて受信するステップと、前記第2の
起動信号に基づいて、前記第2の起動信号に含まれる前
記第1の言語が前記第1の翻訳手段により変換された後
の前記第2の言語を、前記第1の情報端末の前記第2の
翻訳手段により前記第1の言語に変換するステップと、
前記第2の翻訳手段により変換された第1の言語と、変
換前の前記第1の起動信号に含まれる第1の言語とを前
記第1の情報端末において比較するステップと、を含む
ことを特徴としている。
【0011】また、請求項9に記載の発明は、第1の言
語にて利用される第1の情報端末と通信可能に形成され
た前記第1の言語と異なる第2の言語にて利用される第
2の情報端末より、前記第1の情報端末に対して、前記
第1、第2の情報端末間の会話開始に先立ち、前記第2
の言語を宣言した第1の宣言情報を送信するステップ
と、前記第1の情報端末からの前記第1の言語を宣言し
た第2の宣言情報を、前記第2の情報端末にて受信する
ステップと、前記第1の情報端末に備えられた前記第2
の言語を前記第1の言語に翻訳する第1の翻訳手段を起
動させるための第1の起動信号を、前記第2の情報端末
より前記第1の情報端末に対して送信するステップと、
前記第2の情報端末に備えられた前記第1の言語を前記
第2の言語に翻訳する第2の翻訳手段を起動させるため
に第2の起動信号を、前記第1の情報端末より送信し前
記第2の情報端末にて受信するステップと、前記第2の
起動信号に基づいて、前記第2の起動信号に含まれる前
記第2の言語が前記第1の翻訳手段により変換された後
の前記第1の言語を、前記第2の情報端末の前記第2の
翻訳手段により前記第2の言語に変換するステップと、
前記第1の翻訳手段により変換された第2の言語と、変
換前の前記第1の起動信号に含まれる第2の言語とを前
記第2の情報端末において比較するステップと、を含む
ことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0013】[第1の実施の形態] (システムの概要構成)先ず、本発明の情報端末を用い
た情報処理システムの全体の概略構成について、図1を
参照して説明する。図1は、本実施の形態の情報端末を
用いた情報処理システムの概要構成を示し、異なる言語
を使用する者同士が情報や意思を交換する様子を示す説
明図である。なお、以下では、理解を容易にするため、
日本語を使用するユーザー(日本人)と、米国語を用い
るユーザー(米国人)とが本システムにて会話をする場
合を例としてとりあげて説明する。
【0014】本実施の形態の情報処理システムは、図1
に示すように、日本語を使用するユーザー側の情報端末
10と、米国語を使用するユーザー側の情報端末20
と、これら各情報端末10、20間を通信可能とする交
換機(不図示)とを備える。
【0015】情報端末10、20は、翻訳の機能と通訳
の機能を例えば携帯電話に搭載させたものであり、通話
機能および表示機能を有することが好ましい。なお、本
実施の形態においては、日本語を米国語に翻訳する翻訳
エンジン、米国語を日本語に翻訳する翻訳エンジンを、
情報端末10側に各々備える場合を例に説明する。
【0016】(情報端末の構成)次に、前記情報端末1
0、20の具体的な構成について、図2を参照して説明
する。図2は、情報端末の概要構成の一例を示す機能ブ
ロック図である。
【0017】日本人が利用する情報端末10は、例えば
携帯電話機等のような外観をした情報端末であり、図1
および図2に示すように、日本語により音声情報が入力
される音声入力部11aと、前記音声入力部11aにて
入力された日本語の音声情報を認識し日本語の文字情報
に変換する音声認識手段12と、この日本語の文字情報
を米国語の文字情報に翻訳する第1の翻訳手段13a
と、前記第1の翻訳手段13aにて翻訳された米国語の
文字情報を、米国語の音声情報に変換する音声変換手段
14と、前記音声変換手段14にて変換された米国語の
音声情報(又は文字情報)を送信する、もしくは情報端
末20からの米国語の音声情報(又は文字情報)を受信
する通信手段17と、を含んで構成される。
【0018】さらに、情報端末10は、図2に示すよう
に、前記米国語の文字情報を日本語の文字情報に変換す
る第2の翻訳手段13bと、前記第2の翻訳手段13b
にて翻訳された日本語の文字情報および翻訳前の米国語
の文字情報を会話の時系列に従って表示するように制御
する表示制御手段15と、当該日本語の文字情報および
米国語の文字情報を表示する表示手段16と、前記表示
手段16にて表示される文字情報やその他の種々の操作
入力を行うための操作入力手段18と、前記翻訳された
日本語の文字情報を前記音声変換手段14にて日本語の
音声情報に変換するとともにこの変換された日本語の音
声情報を出力する音声出力部11bと、を含んで構成さ
れている。
【0019】なお、この他、これら各部を制御する不図
示の制御手段および各種データ並びに各種プログラムを
記憶するための不図示の記憶手段が備えられている。こ
の制御手段(不図示)は、情報端末全体を制御し、記憶
手段(不図示)に記憶された各種プログラムに基づいて
情報端末を制御する。これら各手段の構成は、種々のハ
ードウエア及びソフトウエアによって実現できるよう構
成される。また、本実施の形態の「音声入力部」および
「操作入力手段」により、本発明にいう「入力手段」を
構成できる。
【0020】音声入力部11aは、ユーザーが発した音
声を受け付けるものであり、例えばマイク等にて構成さ
れる。音声出力部11bは、通信手段が受信した音声信
号を出力する例えば、スピーカ、ヘッドホン等により実
現される。
【0021】前記音声認識手段12は、前記音声入力部
11aにて入力された日本語の音声情報が入力された場
合には、前記日本語の音声情報を認識して、日本語の辞
書を用いて日本語の文字情報に変換し、前記通信手段1
7を介して受信された米国語の音声情報が入力された場
合には、前記米国語の音声情報を認識して、米国語の辞
書を用いて米国語の文字情報に変換する。
【0022】第1の翻訳手段13aは、日本語を米国語
に翻訳する和英翻訳エンジンであり、和英翻訳のための
翻訳ないしは検索プログラム、および和英翻訳のための
文法・辞書等をROMなどの静的記憶部に記憶すること
により構成することができる。
【0023】第2の翻訳手段13bは、米国語を日本語
に翻訳する英和翻訳エンジンであり、英和翻訳のための
翻訳ないしは検索プログラムおよび英和翻訳のための文
法・辞書等をROMなどの静的記憶部に記憶することに
より構成することができる。
【0024】表示手段16は、図1に示されるように、
各種文字情報や画像情報の表示を行う液晶表示パネルか
らなり、操作入力手段18を押して操作するように構成
されている。また、操作入力手段18によりモード切換
によって画面展開させたり、表示操作部を構成してもよ
い。
【0025】操作入力手段18は、表示手段16の表示
画面上にデータを入力するためのものであり、「0」〜
「9」のテンキーや「*」キー、「#」キー等からなる
電話番号入力用のキー釦、各種モードの切替えを行うた
めのモードチェンジキーなどを有することが好ましい。
【0026】通信手段17は、音声情報・文字情報を含
む各種情報の授受の通信を司るものであり、例えば、受
信時に伝送されてきた変調信号を復調してデジタルの受
信情報に変換し、送信時に回線網の周波数帯に整合する
ように情報を変調して変調信号に変換する通信モデム機
能を有する回路、回線網との間で発呼を行ったり、不特
定多数の相手方からの着呼、復旧、切断処理等の接続制
御を行うための網制御(ネットワークコントロール)機
能を備えた回路、等により実現される。また、電話線な
どの回線やアンテナ等による無線回線を用いて音声情報
(音声信号)、文字情報等を含む情報を送信出力可能に
構成してもよい。
【0027】米国人が利用する情報端末20は、図3に
示すように、米国語により音声情報が入力される音声入
力部21aと、前記米国語の音声情報(又は文字情報)
を前記情報端末10に対して送信する、あるいは情報端
末10からの米国語の音声情報(又は文字情報)を受信
する通信手段27と、前記通信手段27を介して受信さ
れた米国語の音声情報(あるいは音声入力部21aにて
入力された米国語の音声情報)を認識し、米国語の文字
情報に変換してもしくは音声情報のまま出力する音声認
識手段22と、当該音声認識手段22より出力される受
信された米国語の音声情報を音声出力部21bに出力す
る、もしくは入力された米国語の音声情報を通信手段2
7を介して送信するように音声情報を制御する音声制御
手段24と、音声認識手段22にて変換された米国語の
文字情報、操作入力手段28にて入力された米国語の文
字情報、あるいは、通信手段27を介して受信される日
本語の文字情報を表示制御する表示制御手段25と、前
記米国語の文字情報、日本語の文字情報を表示する表示
手段26と、を含んで構成されている。
【0028】なお、この他、これら各部を制御する不図
示の制御手段および各種データ並びにプログラムを記憶
するための不図示の記憶手段が備えられている。
【0029】(各情報端末の処理について)上述のよう
な構成を有する情報端末10、情報端末20において、
先ず「情報端末10にて日本語で会話を開始した場合の
処理」に関し、情報端末10側、情報端末20側の各々
の処理について図2および図3を参照しつつ説明する。
【0030】(日本語で話す場合の情報端末10側の処
理)情報端末10を用いて日本語で話す場合には、ま
ず、図2に示すように、情報端末の音声入力部11a
が、ユーザー(日本人)が発した日本語の音声情報例え
ば「おはよう」の入力を受け付ける。ついで、音声入力
部11aにより受け付けられた音声情報をアナログ/デ
ィジタル変換し、変換された音声のディジタル信号をR
AM等の一時的な記憶領域に記憶する。
【0031】さらに、音声認識手段12は、当該記憶領
域に記憶された音声のディジタル信号を音声認識し、音
声認識した結果を、構文木などの公知のデータ構造に構
築して例えばRAM等に記憶する。この音声認識の際
に、音声認識手段12は、特定の記憶領域に格納された
音声認識用の日本語(ユーザーの使用言語)の文法・辞
書を用いてテキストデータに変換する。
【0032】例えば、音声入力部11aより入力された
日本語の音声情報例えば「おはよう」は、音声認識手段
12にて日本語の音声情報として認識され、日本語の文
字情報(テキストデータ)に変換される。
【0033】音声認識されテキストデータに変換された
日本語の文字情報「おはよう」は、第1の翻訳手段13
aにて米国語の文字情報「Good Morning」
に翻訳される。この翻訳の際には、第1の翻訳手段13
aは、所定の記憶領域に記憶された米国語(通話相手の
使用言語)の文法・辞書を用いて翻訳を行う。例えば、
日本語の構文木に基づいて米国語の翻訳結果の木が構築
され、最終的な翻訳結果が得られる。翻訳処理として
は、前記翻訳技法のほか、種々の技法例えば機械翻訳技
法を採用することもできる。
【0034】翻訳された米国語の文字情報は、音声変換
手段14により米国語の音声情報「Good Morn
ing」に変換され、当該翻訳結果に対応する音声のデ
ィジタル信号を出力し、(当該ディジタル信号をアナロ
グ信号に変換して、)通信手段17を介して情報端末2
0側に送信されることとなる。
【0035】この際、情報端末10は、交換機(図示せ
ず)を介して通話相手の情報端末20と通信が確立され
ると、前記音声情報を送信する。なお、通信手段17を
介して通信を行うに際し、文字情報を音声情報に変換し
て音声情報で通信を行っても、文字情報で通信を行うよ
うにしても、文字情報は文字情報で通信を行い音声情報
は音声情報で通信を行うようにしてもよい。
【0036】加えて、操作入力手段18を操作して、ユ
ーザーは、入力可能な日本語の情報を操作入力する場合
には、近年普及しつつある情報端末型の携帯電話やPH
Sなどで採用されているボタン入力による方法を採用す
ることができる。
【0037】操作入力手段18により入力された日本語
の文字情報(例えば、「おはよう」)は、表示制御手段
15を介して表示手段16に表示される。
【0038】そして、送信等の操作を行うと、当該日本
語の情報の文字情報「おはよう」は、第1の翻訳手段1
3aにより米国語の文字情報に翻訳され、当該米国語の
文字情報が音声変換手段14により音声情報に変換さ
れ、通信手段17を介して米国語の音声情報が送信され
る。あるいは、第1の翻訳手段13aにより翻訳された
米国語の文字情報を、表示制御手段15により通信手段
17を介して米国語の文字情報を送信するように制御す
る。
【0039】(情報端末20にて米国語が表示され、音
声出力される場合の処理)次に、図3に示すように、情
報端末10より通信手段27を介して米国語の音声情報
が受信されると、音声認識手段22において「米国語の
音声情報」が認識され、米国語の文字情報(テキストデ
ータ)に変換されて出力されるとともに、米国語の音声
情報も出力される。
【0040】例えば、上述の例では、「Good Mo
rning」なる音声情報ととともに、変換された文字
情報も出力される。
【0041】米国語の音声情報は、音声制御手段24を
介して音声出力部21bより「Good Mornin
g」として出力される。
【0042】また、米国語の文字情報は、表示制御手段
25を介して前記音声情報が出力するタイミングで「G
ood Morning」として表示手段26に表示出
力される。
【0043】加えて、通信手段27を介して受信された
文字情報(例えば日本語の文字情報「おはよう」)は、
表示制御手段25を介して表示手段26に表示される。
この際、日本語の文字情報「おはよう」が先ず表示さ
れ、次に情報端末10にて翻訳された米国語の文字情報
「Good Morning」が、前記音声出力部21
bにて米国語の音声情報が音声出力されるタイミングで
表示出力される。
【0044】このように、一方の情報端末10から日本
人が日本語にて例えば「おはよう」と話すと、情報端末
10において日本語の会話内容が米国語に翻訳され、米
国人の他方の情報端末20では米国語にて「Good
Morning」と音声出力される(通訳機能)。さら
に、他方の情報端末20の液晶表示パネル上には、日本
語の「おはよう」および翻訳された米国語の「Good
Morning」が音声出力に合わせて表示されるこ
ととなる(翻訳機能)。
【0045】以上のように、情報端末10は、交換機
(図示せず)を介して通話相手の情報端末と通信が確立
され、通話相手は、送信された米国語の音声情報を聞く
ことができ、また、情報端末20の表示手段に日本語お
よび米国語の文字情報として出力される。このように、
日本語の文章を声に出して入力し、相手には米国語の音
声および文字情報で伝達することができる。これらによ
り、翻訳および通訳機能を有する情報端末を構成するこ
とができる。
【0046】次に、「情報端末20にて米国語で会話を
開始した場合の処理」に関し、情報端末20側、情報端
末10側の各々の処理について図2および図3を参照し
つつ説明する。
【0047】(米国語で話す場合の情報端末20側の処
理)情報端末20を用いて米国語で話す場合には、図3
に示すように、音声入力部21aより入力された米国語
の音声情報例えば「Hello」は、音声認識手段2
2、音声制御手段24を介して通信手段27より情報端
末10側に送信される。
【0048】また、操作入力手段28にて操作入力され
た米国語の文字情報「Hello」も、表示制御手段2
5を介して表示手段26に表示されるとともに、通信手
段27を介して送信するように制御される。
【0049】(米国語の音声情報が受信された場合の情
報端末10側の処理)図2に示すように、情報端末20
より通信手段17を介して米国語の音声情報が受信され
ると、音声認識手段12において「米国語の音声情報」
が認識され、米国語の文字情報(テキストデータ)に変
換される。例えば、上述の例では、「Hello」なる
音声情報が文字情報に変換されることとなる。
【0050】変換された米国語の文字情報「Hell
o」は、第2の翻訳手段13bにて日本語の文字情報
「こんにちは」に翻訳され、翻訳された日本語の文字情
報は、音声変換手段14により日本語の音声情報に変換
される。変換された日本語の音声情報は、音声出力部1
1bより「こんにちは」として出力される。これによ
り、通話相手の音声情報が日本語で出力される。
【0051】加えて、音声認識手段12からの米国語の
文字情報、および第2の翻訳手段13bからの日本語の
文字情報は、表示制御手段15を介して表示手段16に
表示される。この際、米国語の文字情報「Hello」
が先ず表示され、次に翻訳された日本語の文字情報「こ
んにちは」が、前記音声出力部11bにて日本語の音声
情報が音声出力されるタイミングで表示出力される。
【0052】また、通信手段17を介して米国語の文字
情報が音声情報なしに単独で受信された場合には、音声
認識手段12による音声認識を行わずに、直接第2の翻
訳手段13bにより米国語の文字情報を翻訳し、翻訳さ
れた日本語の文字情報を表示制御手段15を介して表示
手段16に表示するように制御してもよい。この際、米
国語の文字情報を先ず最初に表示し、その後、日本語の
文字情報を表示するように表示制御することが好まし
い。
【0053】このように、米国人側の他方の情報端末2
0より、米国語にて例えば「Hello」と話すと、一
方の情報端末10において米国語の会話内容が日本語に
翻訳され、当該情報端末10では日本語にて「こんにち
は」と音声出力される(通訳機能)。さらに、一方の情
報端末10の液晶表示パネル上には、同時に、米国語の
「Hello」および翻訳された日本語の「こんにち
は」が表示されることとなる(翻訳機能)。
【0054】このように、本実施の形態の情報端末1
0、20においては、音声による通訳機能と、表示によ
る翻訳機能との双方が備えられており、両ユーザーは、
いずれも母国語を発音して相手に意図を伝達し、相手か
らも自分の母国語による音声および表示によって返事を
受けることができる。
【0055】なお、本実施の形態においては、通信手段
17を介して音声情報が授受される場合を例に説明した
が、もちろん文字情報やその他種々の情報が授受される
場合であってもよい。この場合には、受信側においては
音声認識手段の前段に音声情報、文字情報を識別する識
別手段(不図示)を構成し、送信側においては、通信手
段17の前段に音声変換手段14からの音声情報および
表示制御手段15からの文字情報を合成する合成手段を
構成することが好ましい。
【0056】以上のように本実施の形態によれば、日本
語で利用する情報端末において、前記相手先の端末が日
本語と異なる米国語で利用される場合に、通信手段にて
受信された米国語の情報を(第2の)翻訳手段により日
本語に翻訳して、前記米国語の情報を前記日本語として
表示手段上に表示し、なおかつ音声出力部より日本語に
て音声出力することから、情報端末を日本語で利用する
者は、米国語を利用する相手とコミュニケーションを行
う際に、米国語を聞いたり、読んだり等を苦手とする場
合であっても、受信される意味内容を理解することがで
き、コミュニケーションを円滑に行うことができる。
【0057】一方、日本語で利用する情報端末におい
て、前記相手先の端末が日本語と異なる米国語で利用さ
れる場合に、日本語で話すと、音声入力部より音声入力
された日本語の音声情報は、音声認識手段により音声認
識されて文字情報に変換され、第1の翻訳手段により日
本語の文字情報が米国語の文字情報に変換され、さらに
米国語の音声情報に変換された上で米国人の情報端末に
送信される。そして、米国人側の情報端末においては、
同じ内容の情報が米国語で音声情報が出力されるととも
に表示手段に米国語の文字情報が表示されるようにな
る。これにより、日本語にて情報端末を利用するユーザ
ーは、米国語を利用する相手とコミュニケーションを行
う際に、米国語を話したり等を苦手とする場合であって
も、受信される意味内容を理解することができ、コミュ
ニケーションを円滑に行うことができる。
【0058】つまり、例えば、日本人のユーザーが、相
手先の米国人が利用する米国語を読むことができない、
書くことができない、話せない、聞いても解らない等の
場合であっても、本実施の形態では、翻訳機能と通訳機
能とを情報端末に搭載することで、異なる外国人同士の
会話を円滑に行い、コミュニケーションを上手く行うこ
とができる。
【0059】なお、日本人側の情報端末において、米国
語を対訳形式で日本語とともに逐次、表示手段に表示す
るか否かは任意であるが、米国語を表示しないことによ
って、日本語を利用するユーザーは、米国語を意識する
ことなく同じ言語を使用する者同士のコミュニケーショ
ンと同様に違和感なく異なる言語を利用する相手とのコ
ミュニケーションを行うことができる。
【0060】逆に、表示手段に日本語、米国語を両方対
訳形式で表示することで、互いの話を比較することがで
きる。
【0061】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図4〜図5に基づいて説
明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態と実質
的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ述べる。図4は、本実施の形態の管理側シス
テムの構成を説明するための説明図である。
【0062】上述の第1の実施の形態では、日本語が利
用される日本人側の情報端末に、和英翻訳エンジンおよ
び英和翻訳エンジンの双方を備える構成としたが、本実
施の形態では、交換機などの管理側システムに当該和英
翻訳エンジンおよび英和翻訳エンジンを備えた場合の例
を開示している。
【0063】具体的には、本実施の形態の情報処理シス
テムは、図4に示すように、管理側システム30を有
し、この管理側システム30は、情報端末10との間で
情報の授受を行う端局等に設置される複数の下位交換機
31a―1、31a−2、情報端末20との間で情報の
授受を行う端局等に設置される複数の下位交換機31a
―3、31a−4と、これらの下位交換機31a―1・
31a―2あるいは下位交換機31a―3・31a―4
との間で情報の授受を行う集中局ないしは中心局に設置
された複数の中間交換機31b―1・31b―2と、こ
れら中間交換機31b―1・31b―2との間で情報の
授受を行う総括局等に設置される上位交換機31cなど
を備えている。
【0064】本実施の形態においては、例えば、管理装
置である下位交換機31a―1に当該和英翻訳エンジン
および英和翻訳エンジンを備えている。
【0065】このような構成の情報処理システムでは、
日本語にて利用される日本人側の情報端末10から日本
語の音声情報又は文字情報で情報が発信されると、下位
交換機31a―1にて当該情報が受信され、日本語を米
国語に翻訳して中間交換機31b―1に対して送信し、
以降、上位交換機31c、中間交換機31b―2、下位
交換機31a―4を介して情報端末20にて情報が受信
される。この情報端末20においては翻訳された米国語
の音声情報又は文字情報が受信される。
【0066】一方、米国語にて利用される米国人側の情
報端末20から米国の音声情報又は文字情報で情報が発
信されると、下位交換機31a―4、中間交換機31b
―2、上位交換機31c、中間交換機31b―1を介し
て下位交換機31a―1にて情報が受信され、米国語を
日本語に翻訳して情報端末10に対して送信し、情報端
末10では日本語の音声情報又は文字情報が受信され
る。
【0067】(管理装置の構成)次に、管理装置の具体
的な構成について、図5を参照しつつ説明する。
【0068】管理装置31は、図5に示すように、情報
端末10又は情報端末20との間で日本語又は米国語の
音声情報又は文字情報を授受して通信を行う通信手段3
7と、前記通信手段37にて受信された日本語又は米国
語の音声情報を認識し、日本語の音声情報を日本語の文
字情報に変換する一方、米国語の音声情報を米国語の文
字情報に変換する音声認識手段32と、前記日本語の文
字情報を米国語の文字情報に変換する第1の翻訳手段3
3aと、前記米国語の文字情報を日本語の文字情報に翻
訳する第2の翻訳手段33bと、前記第1の翻訳手段3
3aにて翻訳された米国語の文字情報を米国語の音声情
報に変換する一方、前記第2の翻訳手段33bにて翻訳
された日本語の文字情報を日本語の音声情報に変換して
通信手段37に供給する音声変換手段34と、前記音声
認識手段32での翻訳前の日本語の文字情報、前記第1
の翻訳手段33aでの翻訳後の米国後の文字情報を所定
の手順で通信手段37を介して送信するように制御する
とともに、翻訳前の米国語の文字情報、前記第2の翻訳
手段33bでの翻訳後の日本語の文字情報を所定の手順
で通信手段37を介して送信するように制御する表示情
報制御手段35と、を含んで構成されている。
【0069】(処理1)先ず、情報端末10から日本語
にて会話を開始し、情報端末20において翻訳された米
国語の文字情報が表示されるとともに米国語の音声情報
が音声出力される場合の処理について説明する。
【0070】情報端末10より日本語の音声情報「おは
よう」が送信されると、管理装置31では、通信手段3
7を介して日本語の音声情報が受信され、音声認識手段
32において「日本語の音声情報」が認識され、日本語
の文字情報(テキストデータ)に変換される。例えば、
上述の例では、「おはよう」なる音声情報が文字情報に
変換されることとなる。
【0071】変換された日本語の文字情報「おはよう」
は、第1の翻訳手段33aにて米国語の文字情報「Go
od Morning」に翻訳され、翻訳された米国語
の文字情報は、音声変換手段34により米国語の音声情
報に変換される。変換された米国語の音声情報「Goo
d Morning」は、通信手段37を介して送信さ
れる。
【0072】この際、翻訳前の日本語の文字情報「おは
よう」、および変換前の米国語の文字情報「Good
Morning」などの情報も表示情報制御手段35に
より通信手段37を介して送信される。
【0073】送信された米国語の音声情報、米国語の文
字情報、日本語の文字情報等の情報は、前記したよう
に、中間交換機31b―1、上位交換機31c、中間交
換機31b―2、下位交換機31a―4を介して情報端
末20にて受信される。
【0074】情報端末20にて前記情報が受信される
と、前記第1の実施の形態とほぼ同様の手順に従って、
情報端末20では、先ず、日本語の文字情報「おはよ
う」が表示され、その後、米国語の音声情報「Good
Morning」が音声出力されるタイミングで、米
国語の文字情報「Good Morning」が表示出
力される。
【0075】(処理2)次に、情報端末20から米国語
にて会話を開始し、情報端末10において翻訳された日
本語の文字情報が表示されるとともに日本語の音声情報
が音声出力される場合の処理について説明する。
【0076】情報端末20より米国語の音声情報「He
llo」が送信されると、米国語の音声情報等の情報
は、前記したように、、下位交換機31a―4、中間交
換機31b―2、上位交換機31c、中間交換機31b
―1を介して管理装置31にて受信される。
【0077】管理装置31では、通信手段37を介して
米国語の音声情報が受信され、音声認識手段32におい
て「米国の音声情報」が認識され、米国語の文字情報
(テキストデータ)に変換される。例えば、上述の例で
は、「Hello」なる音声情報が文字情報に変換され
ることとなる。
【0078】変換された米国の文字情報「Hello」
は、第2の翻訳手段33bにて日本語の文字情報「こん
にちは」に翻訳され、翻訳された日本語の文字情報は、
音声変換手段34により日本語の音声情報に変換され
る。変換された日本語の音声情報「こんにちは」は、通
信手段37を介して送信される。
【0079】この際、翻訳前の米国語の文字情報「He
llo」、および変換前の日本語の文字情報「こんにち
は」などの情報も表示情報制御手段35により通信手段
37を介して送信される。
【0080】送信された日本語の音声情報、日本語の文
字情報、米国語の文字情報等の情報は、前記したように
情報端末10にて受信される。
【0081】情報端末10にて前記情報が受信される
と、前記第1の実施の形態とほぼ同様の手順に従って、
情報端末10では、先ず、米国語の文字情報「Hell
o」が表示され、その後、米国語の日本語の音声情報
「こんにちは」が音声出力されるタイミングで、日本語
の文字情報「こんにちは」が表示出力される。
【0082】以上のように本実施の形態によれば、前記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、交
換機等の管理装置(ホスト)が各翻訳エンジンを有する
ことにより、交換機等の管理装置(ホスト)を用いて集
中的に制御することができ、各情報端末は個別に各翻訳
エンジンを備える必要がなく、各情報端末のコストダウ
ンが図れる。また、既存のシステムにおける情報端末を
利用することにより実現することができる。このため、
本システムを実現する際に、電話機通信網の大規模な改
修・変更は不要である。
【0083】特に、日本語、米国語などの2言語に限ら
ず、ヨーロッパのようなフランス語、イタリア語、ドイ
ツ語、英語、ポルトガル語等のような複数言語を利用す
る率の高い地域において複数言語の各翻訳エンジンを必
要とする場合には有用である。
【0084】なお、各翻訳エンジンは、前記管理側シス
テムの交換機のどの階層に備えてもよい。また、複数言
語の場合には、必要に応じて各階層別にあるいは各地域
別に各翻訳エンジンを搭載する交換機ないしは管理装置
(ホスト)を使い分けるように分散してもよい。
【0085】また、管理装置としては、交換機に限ら
ず、種々のコンピュータ機器、情報処理装置であっても
よい。
【0086】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図6に基づいて説明す
る。図6は、本実施の形態における情報端末間の処理を
示すシーケンス図である。
【0087】本実施の形態においては、日本語にて利用
される日本人側の情報端末と、米国語にて利用される米
国人側の情報端末との間で、会話を開始するに先だっ
て、ループバック機能を利用して、相手及びこちらがど
のような翻訳機能ないしは性能を有しているかを事前に
確認するために送受信動作を行う処理(ネゴシエーショ
ン)を行う場合を示している。
【0088】ただし、本実施の形態の場合、情報端末1
0側には、米国語を日本語に翻訳するための第2の翻訳
手段を備え、情報端末20側に、日本語を米国語に翻訳
するための第1の翻訳手段を備えている場合を例に説明
する。
【0089】具体的には、図6に示すように、前記情報
端末10より前記情報端末20に対して、日本語機であ
る旨を宣言した第1の宣言情報を送信する(ステップ、
以下「S」101)。
【0090】前記第1の宣言情報が情報端末20にて受
信されると(S102)、米国語機である旨を宣言した
第2の宣言情報を、前記情報端末20より送信する(S
103)。
【0091】前記第2の宣言情報が情報端末10にて受
信されると(S104)、例えば、サンプルとして日本
語の情報「おはよう」を情報端末20に対して送信する
(S105)。ここで、前記日本語の情報は、情報端末
20に備えられた日本語を米国語に翻訳する第1の翻訳
手段を起動させるための第1の起動信号としての機能を
兼用している。
【0092】送信された日本語の情報「おはよう」を情
報端末20が受信すると(S106)、日本語を米国語
に翻訳する第1の翻訳手段が起動され(S107)、当
該第1の翻訳手段において前記日本語の情報「おはよ
う」が、米国語の情報「Good Morning」に
翻訳され、当該米国語の情報「Good Mornin
g」が情報端末20より情報端末10に対して送信され
ることとなる(S108)。ここで、前記米国語の情報
は、情報端末10に備えられた米国語を日本語に翻訳す
る第2の翻訳手段を起動させるための第2の起動信号と
しての機能を兼用している。
【0093】送信された米国語の情報「Good Mo
rning」を情報端末10が受信すると(S10
9)、米国語を日本語に翻訳する第2の翻訳手段が起動
され(S110)、当該第2の翻訳手段において前記米
国語の情報「Good Morning」が、日本語の
情報「おはよう」に翻訳される。
【0094】そして、当該第2の翻訳手段にて翻訳され
た日本語の情報「おはよう」と、翻訳前の日本語の情報
「おはよう」とを比較する(S111)。この比較の結
果、翻訳が正しく行われないと判断された場合には、通
信回線を切断し翻訳不能である旨を表示する。
【0095】一方、前記S111の比較の結果、翻訳が
正しく行われた場合には、情報端末10側のチェックが
終了し、情報端末20側のチェックを次に行うための終
了信号を情報端末20に対して送信する(S121)。
【0096】前記終了信号が情報端末20にて受信され
ると(S122)、例えば、サンプルとして米国語の情
報「Hello」を情報端末10に対して送信する(S
123)。ここで、前記米国語の情報は、情報端末10
に備えられた米国語を日本語に翻訳する第2の翻訳手段
を起動させるための第2の起動信号としての機能を兼用
している。
【0097】送信された米国語の情報「Hello」を
情報端末10が受信すると(S124)、米国語を日本
語に翻訳する第2の翻訳手段が起動され(S125)、
当該第2の翻訳手段において前記日米国の情報「Hel
lo」が、日本語の情報「こんにちは」に翻訳され、当
該日本語の情報「こんにちは」が情報端末10より情報
端末20に対して送信されることとなる(S126)。
ここで、前記日本語の情報は、情報端末20に備えられ
た日本語を米国語に翻訳する第1の翻訳手段を起動させ
るための第1の起動信号としての機能を兼用している。
【0098】送信された日本語の情報「こんにちは」を
情報端末20が受信すると(S127)、日本語を米国
語に翻訳する第1の翻訳手段が起動され(S128)、
当該第1の翻訳手段において前記日本語の情報「こんに
ちは」が、米国語の情報「Hello」に翻訳される。
【0099】そして、当該第1の翻訳手段にて翻訳され
た米国語の情報「Hello」と、翻訳前の米国語の情
報「Hello」とを比較する(S129)。この比較
の結果、翻訳が正しく行われないと判断された場合に
は、通信回線を切断し翻訳不能である旨を表示する。
【0100】一方、前記S129の比較の結果、翻訳が
正しく行われた場合には、情報端末20側のチェックが
正しく終了した旨の終了信号を情報端末10に対して送
信し(S130)、以降の処理(会話の開始)が行なう
ことが可能な状態となる。
【0101】以上のように本実施の形態によれば、日本
語にて利用される情報端末と米国語にて利用される情報
端末とで会話を行う際に、前記会話に先立ち、互いの利
用言語が如何なる言語であるのかを認識検証することに
より、翻訳して通話を行うことができるか否かを判別で
き、両方の翻訳機能が正しいことが認識確認される。
【0102】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の
本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能で
ある。
【0103】例えば、上述の各実施の形態では、日本語
にて利用される日本人側の情報端末と、米国語にて利用
される米国人側の情報端末とで、通訳および翻訳を行う
例を説明したが、種々の異なる言語同士で情報を授受す
る場合にも適用できる。さらに、2言語間の翻訳に限ら
ず、複数言語間の各翻訳を行う場合であってもよい。こ
の場合、情報端末に、各言語を翻訳するための翻訳エン
ジン(翻訳手段)を複数搭載することにより、複数の言
語を翻訳することが可能である。
【0104】また、上述の第1の実施の形態では、日本
語側の情報端末に和英翻訳エンジン、英和翻訳エンジン
の双方を搭載する構成を例に説明したが、これに限ら
ず、日本語側の情報端末に和英翻訳エンジン、米国語側
の情報端末に英和翻訳エンジンを搭載した構成、日本語
側の情報端末に英和翻訳エンジン、米国語側の情報端末
に和英翻訳エンジンを搭載した構成、米国語側の情報端
末に和英翻訳エンジン、英和翻訳エンジンの双方を搭載
する構成であってもよい。
【0105】さらに、上記第2の実施の形態では、管理
装置(交換機)に和英翻訳エンジン、英和翻訳エンジン
の双方を搭載する構成を例に説明したが、これに限ら
ず、管理装置に和英翻訳エンジン、米国語側の情報端末
に英和翻訳エンジンを搭載した構成、管理装置に英和翻
訳エンジン、米国語側の情報端末に和英翻訳エンジンを
搭載した構成、さらには、管理装置に英和翻訳エンジ
ン、日本語側の情報端末に和英翻訳エンジンを搭載した
構成、管理装置に和英翻訳エンジン、日本語側の情報端
末に英和翻訳エンジンを搭載した構成であってもよい。
【0106】つまり、第1の言語を第2の言語に翻訳す
る翻訳手段、あるいは第2の言語を第1の言語に翻訳す
る翻訳手段のうち、いずれか一方又は双方を、情報端末
又は管理装置が備えることもでき、これにより、異なる
言語を話す者同士が会話を行う場合にも、会話の内容を
双方が容易に理解でき、円滑な会話を行うことができ
る。
【0107】また、前記第3の実施の形態の処理を利用
することで、例えば、日本人同士で話す場合の通常モー
ドと、外国人と話す場合の翻訳モードとのモード切換手
段を構成することで必要に応じた切換を行うこともでき
る。これにより、例えば、日本人が米国語は苦手である
がフランス語が得意である、というような場合には、米
国人と話す場合には翻訳モードにし、フランス人と話す
場合には通常モードとして外国語に応じて使い分けて使
用することもできる。
【0108】さらに、音声「おはよう」を音声入力部が
音声入力として受け付けた場合の、音声認識の過程と文
法との関係としては、構文解釈木と考えることができる
が、日本語の文法を所定の文法カテゴリーに含まれるよ
うに定義しておけば、通常のコンピュータプログラムの
ソースファイルを解釈する字句解析や構文解析の手法が
利用できる。また、音声認識が不正確であった場合や音
声認識が完全には成功しなかった場合に対応するため、
認識結果の修正処理を行うようにしてもよい。
【0109】また、上記各実施の形態では、例えば、日
本語から米国語への翻訳、通訳を行う場合に、和英の翻
訳エンジンを使用したが、日本語を一旦中間言語に翻訳
し、この中間言語を米国語に翻訳する、という手法であ
ってもよい。つまり、中間言語を介してあらかじめ定め
られたテンプレートにしたがった文を各国語に翻訳する
ようにしてもよい。これにより、日本語から中間言語へ
の変換エンジンを用意することで、日本語からフランス
語への翻訳を実現したい場合には、中間言語からフラン
ス語への変換エンジンを用意するだけですみ、翻訳用エ
ンジンのモジュール化を進めることができる。
【0110】このように新たに用意された中間言語から
各国語への翻訳用エンジンは、それぞれ単独に追加可能
であり、単独で情報記録媒体に記録して容易に配布・販
売することができる。
【0111】また、前記第1の実施の形態では、一台の
一方の情報端末と一台の他方の情報端末との間で通信に
より情報を授受する(PtoP)場合について説明した
が、当然のことながら一方側の複数の情報端末と他方側
の複数の情報端末との間で通信により情報を授受する場
合であってもよい。
【0112】ここで、これら情報端末としては、通話機
能および文字情報表示機能を備えていれば携帯電話に限
らず、固定式の電話機、ネットワーク関連の機能を有し
ているコンピュータ機器例えば、デスクトップ、ラップ
トップコンピュータ、モバイル、パームコンピュータ・
PDA、ページャその他無線・有線通信機能を有する情
報機器、またはこれに類するコンピュータなどいかなる
コンピュータでもよく、移動式・固定式を問わない。
【0113】さらに、システム構成として、一方側の複
数の情報端末、他方側の複数の情報端末、複数台の交換
機、各種回線網とでネットワークを構成できる。このネ
ットワークに利用される回線としては、例えば携帯電話
回線網(基地局及び交換システムを含む)、一般加入電
話回線網、公衆電話回線網などを挙げることができる。
すなわち、無線、有線、あるいはそれらの組み合わせ等
は問わない。また、専用回線等を介在される場合を想定
してもよく、種々の通信プロトコル(例えば、TCP・
IPプロトコルを用いた通信態様)を用いる場合であっ
てもよい。さらには、前記無線によるものとしては、衛
星通信等を含めてもよい。
【0114】また、上述の実施の形態の情報処理システ
ム、それに用いる交換機等の管理装置、情報端末、当該
情報端末、管理装置において処理される処理プログラ
ム、説明された処理、図6の方法(処理手順)及び本明
細書で全般的に記述される手法並びに各種データ(例え
ば、翻訳エンジン、音声認識プログラム、辞書、その他
の情報、画面データ等)の全体もしくは各部を情報記録
媒体に記録した構成であってもよい。さらに、上述の処
理プログラムを、一般のパソコンや携帯端末で動作可能
な電子メールソフトに組み込んだもの、あるいは組み込
んだ電子メールソフトを記録した情報記録媒体も含む。
【0115】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、不揮発性メモリカード、IC
カード等に記録して構成して用いてよい。
【0116】さらにまた、媒体の例としては、コンピュ
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネット等にてダウンロードされた情報を一
時記憶しておくもの等挙げられる。
【0117】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
【0118】また、コンピュータ上で稼働しているO
S、情報端末上のRTOS等が処理の一部又は全部を行
う場合、あるいは記憶領域から読み出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードや
コンピュータに接続された拡張機能ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づいて、上記拡張機能ボードや拡張機能ユニットに備
わるCPU等が処理の一部又は全部を行う場合にも、上
記各実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等
の効果を得ることができる。
【0119】なお、前記本実施の形態にて説明されたプ
ログラムは、メモリに常駐することが好ましく、実行時
にCPUにより読み出され、制御され、プログラムの中
間記憶領域及びネットワークから取得したいかなるデー
タも半導体メモリを用いて達成してもよい。幾つかの例
においては、プログラムの一部又は全部は、所定の記録
媒体に記録してユーザーに供給し、対応する装置を介し
て読み出すか、あるいはモデム装置を介してユーザーが
ネットワークから読み出してもよい。また、ネットワー
クを利用した通信形態は、種々のプロトコルを採用でき
る。
【0120】さらに、上記実施形態には種々の段階が含
まれており、開示される複数の構成要件における適宜な
組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、
上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと
各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むこ
とは言うまでもない。また、実施形態に示される全構成
要件から幾つかの構成要件が削除された構成であっても
よい。
【0121】そして、これまでの記述は、本発明の実施
の形態の一例のみを開示しており、所定の範囲内で適宜
変形及び/又は変更が可能であるが、各実施の形態は例
証するものであり、制限するものではない。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報端末は、第1の言語で利用される相手先の端末から通
信手段にて受信された第1の言語の情報を翻訳手段によ
り第2の言語に翻訳して、前記情報を前記第2の言語と
して表示手段上に表示することから、情報端末を第2の
言語で利用する者は、第1の言語を利用する相手とコミ
ュニケーションを行う際に、第1の言語を聞いたり等苦
手とする場合であっても、受信される意味内容を理解す
ることができ、コミュニケーションを円滑に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報端末を用いたシステムの実施の形
態の一例の全体の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明にかかる一実施の形態の情報端末の構成
を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明にかかる一実施の形態の情報端末の構成
を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の情報端末および管理装置を用いたシス
テムの実施の形態の一例の全体の概略構成を示す説明図
である。
【図5】 本発明にかかる一実施の形態の管理装置の構
成を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明にかかる一実施の形態の情報端末を用い
た信号の授受の処理を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 情報端末 13a 第1の翻訳手段 13b 第2の翻訳手段 16 表示手段 17 通信手段 20 情報端末
フロントページの続き Fターム(参考) 5B091 AA04 BA03 CB12 CB24 CB32 CD03 5K101 KK02 KK05 KK15 LL00 NN07 NN08 NN15 NN16 NN18 NN21 NN36 NN37 PP03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の言語にて利用される相手先の端末
    との間で少なくとも音声情報又は文字情報を授受して通
    信を行う通信手段と、 前記通信手段を介して受信される前記第1の言語の音声
    情報又は文字情報を、前記第1の言語と異なる第2の言
    語の文字情報に翻訳する翻訳手段と、 翻訳された前記第2の言語の文字情報を表示する表示手
    段と、 を含むことを特徴とする情報端末。
  2. 【請求項2】 第1の言語にて文字又は音声を入力する
    入力手段と、 前記入力手段により入力された前記第1の言語の文字情
    報又は音声情報を、前記第1の言語と異なる第2の言語
    の文字情報に翻訳する翻訳手段と、 少なくとも前記第1の言語の文字情報および前記第2の
    言語の文字情報を表示する表示手段と、 前記翻訳手段にて翻訳された前記第2の言語の文字情報
    又は前記第2の言語の音声情報を、前記第2の言語にて
    利用される相手先の端末に対して送信するようにして通
    信を行う通信手段と、 を含むことを特徴とする情報端末。
  3. 【請求項3】 前記表示手段の翻訳された前記文字情報
    が翻訳された前記音声情報とともに出力する音声出力手
    段をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の情報端末。
  4. 【請求項4】 前記音声情報を識別して前記文字情報に
    変換する音声識別手段をさらに有することを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の情報端末。
  5. 【請求項5】 前記文字情報を前記音声情報に変換する
    音声変換手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の情報端末。
  6. 【請求項6】 第1の言語にて利用される第1の情報端
    末及び前記第1の言語と異なる第2の言語にて利用され
    る第2の情報端末と通信可能に形成され、前記第1の言
    語を第2の言語に翻訳するために、前記第1、第2の各
    情報端末を管理する管理装置であって、 前記第1の情報端末より送信される前記第1の言語の音
    声情報又は文字情報を、前記第2の言語の文字情報に翻
    訳する翻訳手段と、 翻訳された前記第2の言語の文字情報又は音声情報を、
    前記第2の情報端末に対して送信する通信手段と、 を含むことを特徴とする管理装置。
  7. 【請求項7】 第1の言語にて利用される第1の情報端
    末及び前記第1の言語と異なる第2の言語にて利用され
    る第2の情報端末と通信可能に形成され、前記第1の言
    語を第2の言語もしくは前記第2の言語を前記第1の言
    語に翻訳するために、前記第1、第2の各情報端末を管
    理する管理装置であって、 前記第1の情報端末より送信される前記第1の言語の音
    声情報又は文字情報を、前記第2の言語の文字情報に翻
    訳する第1の翻訳手段と、 前記第2の情報端末より送信される前記第2の言語の音
    声情報又は文字情報を、前記第1の言語の文字情報に翻
    訳する第2の翻訳手段と、 翻訳された前記第2の言語の文字情報又は音声情報を前
    記第2の情報端末に対して送信し、翻訳された前記第1
    の言語の文字情報又は音声情報を前記第1の情報端末に
    対して送信する通信手段と、 を含むことを特徴とする管理装置。
  8. 【請求項8】 第1の言語にて利用される第1の情報端
    末より、前記第1の情報端末と通信可能に形成された前
    記第1の言語と異なる第2の言語にて利用される第2の
    情報端末に対して、前記第1、第2の情報端末間の会話
    開始に先立ち、前記第1の言語を宣言した第1の宣言情
    報を送信するステップと、 前記第2の情報端末からの前記第2の言語を宣言した第
    2の宣言情報を、前記第1の情報端末にて受信するステ
    ップと、 前記第2の情報端末に備えられた前記第1の言語を前記
    第2の言語に翻訳する第1の翻訳手段を起動させるため
    の第1の起動信号を、前記第1の情報端末より前記第2
    の情報端末に対して送信するステップと、 前記第1の情報端末に備えられた前記第2の言語を前記
    第1の言語に翻訳する第2の翻訳手段を起動させるため
    の第2の起動信号を、前記第2の情報端末より送信し前
    記第1の情報端末にて受信するステップと、 前記第2の起動信号に基づいて、前記第2の起動信号に
    含まれる前記第1の言語が前記第1の翻訳手段により変
    換された後の前記第2の言語を、前記第1の情報端末の
    前記第2の翻訳手段により前記第1の言語に変換するス
    テップと、 前記第2の翻訳手段により変換された第1の言語と、変
    換前の前記第1の起動信号に含まれる第1の言語と、を
    前記第1の情報端末において比較するステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 第1の言語にて利用される第1の情報端
    末と通信可能に形成された前記第1の言語と異なる第2
    の言語にて利用される第2の情報端末より、前記第1の
    情報端末に対して、前記第1、第2の情報端末間の会話
    開始に先立ち、前記第2の言語を宣言した第1の宣言情
    報を送信するステップと、 前記第1の情報端末からの前記第1の言語を宣言した第
    2の宣言情報を、前記第2の情報端末にて受信するステ
    ップと、 前記第1の情報端末に備えられた前記第2の言語を前記
    第1の言語に翻訳する第1の翻訳手段を起動させるため
    の第1の起動信号を、前記第2の情報端末より前記第1
    の情報端末に対して送信するステップと、 前記第2の情報端末に備えられた前記第1の言語を前記
    第2の言語に翻訳する第2の翻訳手段を起動させるため
    に第2の起動信号を、前記第1の情報端末より送信し前
    記第2の情報端末にて受信するステップと、 前記第2の起動信号に基づいて、前記第2の起動信号に
    含まれる前記第2の言語が前記第1の翻訳手段により変
    換された後の前記第1の言語を、前記第2の情報端末の
    前記第2の翻訳手段により前記第2の言語に変換するス
    テップと、 前記第1の翻訳手段により変換された第2の言語と、変
    換前の前記第1の起動信号に含まれる第2の言語と、を
    前記第2の情報端末において比較するステップと、 を含むことを特徴とする情報処理方法。
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