JPH11110389A - 携帯型翻訳機 - Google Patents

携帯型翻訳機

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JPH11110389A
JPH11110389A JP9265988A JP26598897A JPH11110389A JP H11110389 A JPH11110389 A JP H11110389A JP 9265988 A JP9265988 A JP 9265988A JP 26598897 A JP26598897 A JP 26598897A JP H11110389 A JPH11110389 A JP H11110389A
Authority
JP
Japan
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voice
speech
language
character
translation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9265988A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 母国語で選択した会話文に対応つけて他国語
の翻訳文をディスプレイ表示又は音声出力するのみで
は、円滑なコミュニケーションが図れない。 【解決手段】 携帯型翻訳機に、音声認識部25と文体
認識部26による音声認識と曖昧な言語をファジイ推論
で除去するシステム、認識された音声又は入力された会
話文を選択された言語の会話文に翻訳する翻訳システム
27、その他に翻訳した会話文をディスプレイに表示又
は音声合成してスピーカに出力する手段を備える。さら
に、携帯電話と接続することで翻訳した通信も可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型に構成さ
れ、入力した会話文に対応する翻訳文を文字や音声で出
力する機能を持つ携帯型翻訳機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型翻訳機は、例えば図14に
示す構造にされ、以下のような機能を備えている。
【0003】(1)日本語と英語の相互翻訳機能…海外
旅行や日常会話でよく使う、約4100文例(単語置き
換え文例を含む)を収録している。日本語と英語を相互
に翻訳でき、ボタン1つで音声で出力する。また、男性
版と女性版の2バージョンあり、感情表現の違いなども
細やかに伝達することが可能である。
【0004】(2)使い易さのための片手操作と4行表
示ディスプレイ型入出力機能…片手で確実に操作できる
コンパクトなボディに見やすい4行表示ディスプレイを
搭載している。さらに、バックライトの採用により見や
すくなり、イヤホンを接続すれば、周囲を気にせず聞く
ことが可能である。
【0005】(3)10の場面アイコンとキーワードか
ら文例をスピーディに検索する機能…使いたい例文を、
メニュー画面に表示される10の場面アイコンからカー
ソルで選択できる。場面、項目、例文の順に簡単な操作
でスピーディーに検索することと同時にキーワードから
の検索も可能である。
【0006】(4)オリジナルデータの登録が可能な名
刺登録機能…文例中に、自分の名前、地名、電話番号な
どのデータを登録可能にし、文例によって、カタカナ、
英字、数字、英数字の登録が可能である。その他に、2
0字以内のカタカナを自由に登録してオリジナル文例を
作ることができる。
【0007】(5)使用するシーンを想定して文例をス
トックできる3分割フレーズメモリ機能…文例、単語、
単語置き換えした文例を10文字例ずつ3つに分けて登
録可能としている。買物や宿泊などの場面を想定して、
あらかじめ文例を登録しておけば、よりスピーディな検
索が可能である。登録した文例を続けて発音させ、まと
めて意志を伝えるなど使い方は多彩。文例や単語の削
除、順序の入れ替え、フレーズメモリ間の移動も行うこ
とができる。
【0008】(6)連続&スロー音声で学習用に利用可
能な機能…単語数を大幅に増加、約3000単語を収録
している。また、ひとつの場面内の文例や、フレーズメ
モリ内の文例や単語を続けて発音する連続音声機能に加
え、ゆっくり発音するスローボタンを搭載している。ヒ
アリングや会話練習といった学習にも威力を発揮する。
【0009】(7)携帯電話と接続して海外へメッセー
ジを伝達する機能…携帯型翻訳機と携帯電話を接続して
海外へメッセージを伝達することが可能である。まず、
相手の電話につながったかどうかを接続確認文例で確認
し、その後に対面で使用する時と同じように文例を検
索、翻訳、そして電話を通じてスピーチをする。「はい
なら1番、いいえなら0番を押してください」という文
例で相手の意思を確認しながらコミュニケーションがで
きる。スピーチ中は「♪」マークが表示されるため、メ
ッセージが送られていることを目で確認できる。
【0010】(8)2台の携帯型翻訳機によるサイレン
トコミュニケーション機能…携帯型翻訳機を相手も持っ
ている場合、お互い携帯電話かPHSと接続すれば、音
声を使用せずメッセージのやり取りが可能となる。会話
の内容は双方のディスプレイに表示されるため、騒音が
多く音声が聞き取りにくい場所でも、スムーズに会話が
できる。ディスプレイに表示された文例は翻訳すること
ができ、必要に応じてスピーチさせることも可能であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯型翻訳機に
は、以下の不都合がある。
【0012】(1)メッセージ送信元の音声を認識する
機能がない。
【0013】(2)メッセージ配信先の言語あるいは送
信元の言語を学習することができない。
【0014】(3)使用できる言語が英語しか無い。た
とえあっても英語は英語の専用機、フランス語はフラン
ス語の専用機となっており、使用できる範囲が狭い。
【0015】(4)言語を選択する機能が無いため柔軟
性に欠ける。
【0016】(5)使用する会話の内容を書込めるとは
いえ、メッセージ形式の様に短い内容しか伝えることが
できない。
【0017】(6)音声理解機能が無く且つ翻訳できる
範囲が限られているため、相手の言語を認識し、認識し
た言語をダイレクトに翻訳することができない。
【0018】以上のことから、従来の携帯型翻訳機は、
利用範囲が狭く、しかも相手の言語をダイレクトに翻訳
することができないため、円滑なコミュニケーションに
使用することができない。
【0019】本発明の目的は、複数の言語の内から任意
に選択した会話文又は音声をダイレクトに翻訳して会話
文又は音声で出力することで円滑なコミュニケーション
ができるようにした携帯型翻訳機を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯型翻訳機
の機能を拡大し、コミュニケーションの道具として利用
するために、日本語・英語・仏語・独語などの複数の翻
訳言語の選択機能、入力音声の認識機能、入力音声又は
文字からの翻訳機能、翻訳した文字に対応する音声合成
機能を組み込むことにより、例えば日本語の会話内容を
配信先が英語のコミュニケーション諸国ならば英語に翻
訳して配信し、逆に配信先の英語の会話の内容を認識し
て、音声に変換又は文字に変換してディスプレイに表示
させるという様に言語間のギャップを補い、コミュニケ
ーションを円滑にするというものであり、以下の構成を
特徴とする。
【0021】母国語で入力した会話文に対応つけて他国
語の翻訳文を出力する携帯型翻訳機において、1つの母
国語を複数の他国語の1つに翻訳するための選択スイッ
チと、母国語で入力された音声信号から意味不明な言語
やはっきりしない言語などを除去するためのファジイ推
論システムと、前記ファジイ推論システムを経た音声信
号を認識する音声認識システムと、前記認識した音声信
号又は入力された会話文を前記選択スイッチで選択した
他国語の会話文に翻訳する翻訳システムと、前記翻訳し
た会話文を音声合成する音声合成システムと、前記翻訳
した会話文をディスプレイに表示又は前記音声合成した
音声信号をスピーカから出力する出力選択手段とを備え
たことを特徴とする。
【0022】また、前記翻訳した会話文を携帯電話を介
して他の携帯型翻訳機に送信し、該他の携帯型翻訳機側
で会話文をディスプレイに表示又は音声合成してスピー
カから出力することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本実施形態では、複数の言語の内
から任意に選択した会話文又は音声をダイレクトに翻訳
して会話文又は音声で出力することで円滑なコミュニケ
ーションができるようにするために、携帯型翻訳機に以
下の手段を備える。
【0024】(1)入力された音声を認識するための音
声認識システム。
【0025】(2)入力された音声の中に含まれる曖昧
な言語や意味不明な言語などを除去するためのファジィ
推論システム。
【0026】(3)入力された言語を選択する言語に翻
訳するための翻訳システム。
【0027】(4)翻訳した言語を音声合成して音声で
出力するための音声合成システム。
【0028】(5)登録されている言語を学習するため
のニューラルネットワークシステム。
【0029】これらの手段を備えた携帯型翻訳機の処理
過程および処理構成図、インタフェース構成例を以下に
詳細に説明する。
【0030】図1〜図3は、携帯型翻訳機のブロック構
成を示し、本実施形態では図4に示すように、携帯型翻
訳機15を携帯電話16と接続し、翻訳機に音声で入力
することでそれを配信先の言語に翻訳し、携帯電話を通
して配信先の携帯電話に音声又は文字でメッセージを送
る場合を示し、各ブロックに対応付けられる処理フロー
チャートを図5〜図9に示す。なお、図5〜図9中のH
/Wは装置上のハードウェア構成を、S/Wはソフトウ
ェア構成を示す。また、図4の2A,2B,2Cは日本
語と英語、仏語、独語の相互の翻訳を選択するボタン、
17は翻訳された内容を音声で出力するかディスプレイ
へ文字で出力するかを選択するボタンである。
【0031】図1には通信制御と音声入力のブロックを
示し、この部分に対応する処理を図5と図6の一部に示
す。会話に先立って翻訳機15さらには接続される携帯
電話16の電源をオンし、メッセージの配信先の母国語
に合わせて翻訳ボタン2A,2B,2Cの1つを選択
し、配信先のダイヤルを携帯電話でセットする。
【0032】これにより、携帯電話の通信制御部21が
公衆電話網(デジタル回線で高速且つ広帯域性があるB
−ISDN及びネットワークを制御するATM変換シス
テムで通信制御を行う)を通じて配信先を呼び、その着
信応答で携帯電話の音声入力部22で音声のメッセージ
を入力する。
【0033】この入力された音声の中に混合するノイズ
を軽減させるために雑音除去ノイズフィルタ23により
ノイズを除去し、入力された音声を認識し且つ選択した
配信先の言語に変換するために、A/D変換器24によ
り音声(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。
【0034】図2は、音声認識と翻訳処理ブロックを示
し、この部分に対応する処理を図6と図7に示す。音声
認識部25は、音声信号のディジタルデータから音声分
析で認識し、音声信号認識データを得る。このための、
現在の音声認識技術は、音の歪みや雑音を除去し、不特
定話者による音声の認識が可能である。また、10万単
語の大語彙の実現により、ボタン操作や語彙数の制限に
よる違和感を払拭し、利用者は日常使用する言葉/単語
で自然な音声入力が可能になる。さらに、認識単語は、
テキスト・データにより登録でき、且つユーザ自身が使
用したい単語を自在に、しかも簡単・スピーディに設定
することが可能である、また、単語の追加/削除/変更
もスムーズに行うことができる。
【0035】この技術を利用した音声認識部25は、入
力された音声信号を音声分析処理部251により周波数
スペクトルに分析すると共に冗長であいまいな信号をフ
ァジィ推論で除去制御を行い音声信号の分析を行う。ま
た、特徴パラメータを抽出し、時系列に変換する。この
処理後、音声合成処理部252が音声信号単位でのセグ
メンテーションを行い、音声パターン認識辞書253
参照して音声標準パターンとの比較により音素認識を行
い、音声信号認識生成部254により音素系列化を行
う。
【0036】上記の音声認識のためのファジィ推論除去
法は、音声認識をより確かにするために用いられ、単語
抽出型音声認識であり、厳密な周波数分析で暖味な音声
信号は認識されない音素解析型ではなく、単語抽出型で
1つ1つの単語を区切り、且つ省いていく方法ではな
く、「えーと」、「ふーん」、「うーん」といったよう
に冗長的な単語(音声信号)をファジィ推論で除去し、
人と人が会話をする上で本当に必要な単語(音声信号)
を抽出して出力されるものであり、さらに日常的に必要
とされる単語は、前もって登録しておき、後に必要とな
った単語(音声信号)を認識システムの学習機能によっ
て次第に認識、および追加されていくというものであ
る。また、この技術は、現在ソフトウェアで動作してい
る。
【0037】また、音声認識処理を行う上で、登録され
ていない音声があれば、自動プログラミング方式で登録
処理を行う。
【0038】図2に戻って、文体認識部26は、音声/
文字信号変換部261により音声信号を文字信号(単語
型)に変換し、この単語が構文的に誤りであるかないか
を文字信号認識処理部262と文体形式分析部263及び
文字パターン認識辞書264により分析し、誤りならば
再検証を行う。さらに、単語認識処理が完了されたなら
ば、認識された内容が意味的に妥当であるかを調べ、結
果が不十分ならば、妥当な結果が得られるまで処理を繰
り返す。妥当な結果が得られた場合、あらためて認識処
理が行われる。妥当な結果が得られた結果は、文体認識
生成部265に音声信号の認識文として生成される。
【0039】翻訳処理部27は、認識された音声信号
(単語・構文・文の意味)又は文章で入力された会話文
を選択ボタン2A,2B,2Cで選択された言語に翻訳
するもので、この部分に対応する処理を図7に示す。訳
語文体処理部271では音声認識された母国語又は入力
された会話文に対する配信先言語の文体に変換し、この
変換した文体に対して訳語変換文体272と訳語パター
ン認識辞書273及び訳語形式分析部274によりファジ
イ推論で変換し、訳語生成部275により変換した訳語
の結合で配信先の言語に翻訳した訳語を得る。
【0040】なお、翻訳処理の実行中は、訳語の単語・
文法・構文を知識べ一ス(単語辞書・文法辞書・パター
ン認識)に照合し、訳語を序列化する。この処理後、単
語および文法チェック機能によって単語のスペルまた
は、文法を修正し生成する。
【0041】ここで、翻訳方式には、例えば、図10に
示すトランスファー方式があり、言語別の中間表現を持
ち、中間表現で言語の変換が行われる。例えば、英→
日、日→英といった様に翻訳する言語に中間表現が作ら
れる。解析の手法としては、日本語に格文法、英語には
拡張遷移文法がよく使用される。また、日本語から英語
に翻訳する時、日本文の解析と意味解析を行い、その意
味をあらわす中間表現に変換し、最後に英語の中間表現
から英文を生成する。
【0042】さらに、図11に示すように、トランスフ
ァー方式の他に、元の単語を目的の言語の単語に置き換
えて、その順序を並べて換えるダイレクト方式、元の言
語を言語の種類に依存しない中間表現に変換し、その中
間表現から目的とする言語を生成するピボット方式の3
つの方式の特徴を合わせたものがあり、より複雑な翻訳
処理を可能にする。
【0043】また、市販されているソフトの類には、W
WW対応のものが増え、上記の方法で対訳エディタ、ユ
ーザ辞書登録、訳語学習、翻訳学習、翻訳制御、パター
ン翻訳などオンライン翻訳を備えており、この翻訳シス
テムの特徴は、(a)基本辞書(英日8万語、日英9万
語)と豊富な訳語で表現力豊かな翻訳結果が得られ、
(b)34分野13O万語の専門用語が使用分野の翻訳
をカバーし、(c)ユーザインタフェースの導入により
特殊な操作や不要な機能は省き、翻訳作業を軽減すると
いったものである。
【0044】次に、図3は配信先への通信処理と配信先
の携帯型翻訳機の出力処理ブロックを示し、この部分に
対応する処理を図8及び図9に示す。配信先の通信制御
部28では翻訳文の信号を通信制御部21と同じに公衆
電話網を通じて配信先の携帯電話に送信し、この携帯電
話の着信応答を携帯型翻訳機に与える。
【0045】携帯型翻訳機では、受信を音声で行うか文
字で行うかを切換スイッチ29で切換えておき、文字で
受信する場合には文字変換部30により受信信号を文字
に変換する。また、音声で受信する場合には音声変換部
31により音声信号に変換し、この音声信号に従って音
声合成処理部32から合成音声信号を得る。
【0046】音声合成処理部32では、音声合成システ
ム部321が音声パターン認識辞書322を参照して規則
合成方式により音声合成を行う。
【0047】表示部33は、文字変換部30からの文字
データをディスプレイに表示制御する。また、音声出力
部34は音声合成処理部32からの音声データを増幅し
てスピーカに音声で出力する。
【0048】これら翻訳された文字又は音声によるコミ
ュニケーションを終了させるならば、携帯電話のコミュ
ニケーション終了ボタンを押した後、携帯型翻訳機の電
源をOFFにすることで処理を完了する。
【0049】なお、上記までの説明は、携帯電話を利用
して発信元から配信先への翻訳した通信を示すが、逆に
配信先から発信元への翻訳した音声又は文字を通信する
場合にも発信元又は配信先の携帯型翻訳機に備える翻訳
システム等を利用して通信できる。また、携帯電話と接
続した携帯型翻訳機とする場合を示すが、携帯型翻訳機
を単独で使用し、異なる言語を持つ人とのコミュニケー
ションの道具として利用できる。
【0050】図12は、携帯型翻訳機のインタフェース
構成例であり、音声の入力に対する音声認識システム、
曖昧な言語を除去するファジイ推論システム、選択され
た言語に翻訳する翻訳システム、翻訳された言語を音声
合成する音声合成システム、言語学習のためのニューラ
ルネットワークシステム等を備えて携帯電話あるいはデ
ィスプレィへ出力する。このインタフェースの流れは、
図13のフローチャートになる。
【0051】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、携帯型
翻訳機に、日本語・英語・仏語・独語などの複数の翻訳
言語の選択機能、入力音声信号から曖昧な言語を除去す
るファジイ推論、入力音声の認識、入力音声又は文字か
らの翻訳、翻訳した文字に対応する音声合成、翻訳した
文字又は合成音声をディスプレイ又はスピーカから出力
するようにしたため、以下の効果がある。
【0052】(1)日本語、英語、仏語、独語など複数
の言語を翻訳ボタンで選択することができる。
【0053】(2)相手が例えば仏語でコミュニケーシ
ョンを行ってきたら、自動的に言語の認識処理が行われ
ると共に母国語に変換されるため、母国語で聞くことが
できる。
【0054】(3)騒々しい場所や聞き取れない場合、
音声出力か文字出力かの選択スイッチで切り替えること
が可能になる。
【0055】(4)ニューラルネットワークによる学習
機能を付加させることにより、自動的に会話の内容を登
録することが可能になる。
【0056】(5)持ち運びの便利な携帯型であるた
め、いつでもどこでも使用することが可能になる。
【0057】(6)言語間によるコミュニケーションの
ギャップを回避することが可能になる。
【0058】(7)聴覚障害者でも、音声を文字で表示
させることができるため、このシステムを利用して異国
間とのコミュニケーションが行えるようになる。
【0059】(8)上記の特徴から利用範囲を広げるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す携帯型翻訳機のブロッ
ク構成図(その1)。
【図2】本発明の実施形態を示す携帯型翻訳機のブロッ
ク構成図(その2)。
【図3】本発明の実施形態を示す携帯型翻訳機のブロッ
ク構成図(その3)。
【図4】実施形態における携帯電話と携帯型翻訳機の接
続使用例。
【図5】実施形態における携帯型翻訳機処理フロー(そ
の1)。
【図6】実施形態における携帯型翻訳機処理フロー(そ
の2)。
【図7】実施形態における携帯型翻訳機処理フロー(そ
の3)。
【図8】実施形態における携帯型翻訳機処理フロー(そ
の4)。
【図9】実施形態における携帯型翻訳機処理フロー(そ
の5)。
【図10】トランスファー方式による翻訳システム構成
図。
【図11】翻訳システムにおける3つの変換方式。
【図12】実施形態におけるインタフェース構成例。
【図13】インタフェース構成例の処理フローチャー
ト。
【図14】従来の携帯型翻訳機の構成図。
【符号の説明】
2A,2B,2C…翻訳選択ボタン 15…携帯型翻訳機 16…携帯電話 17…出力選択ボタン 25…音声認識部 26…文体認識部 27…翻訳処理部 32…音声合成処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母国語で入力した会話文に対応つけて他
    国語の翻訳文を出力する携帯型翻訳機において、 1つの母国語を複数の他国語の1つに翻訳するための選
    択スイッチと、 母国語で入力された音声信号から意味不明な言語やはっ
    きりしない言語などを除去するためのファジイ推論シス
    テムと、 前記ファジイ推論システムを経た音声信号を認識する音
    声認識システムと、 前記認識した音声信号又は入力された会話文を前記選択
    スイッチで選択した他国語の会話文に翻訳する翻訳シス
    テムと、 前記翻訳した会話文を音声合成する音声合成システム
    と、 前記翻訳した会話文をディスプレイに表示又は前記音声
    合成した音声信号をスピーカから出力する出力選択手段
    とを備えたことを特徴とする携帯型翻訳機。
  2. 【請求項2】 前記翻訳した会話文を携帯電話を介して
    他の携帯型翻訳機に送信し、該他の携帯型翻訳機側で会
    話文をディスプレイに表示又は音声合成してスピーカか
    ら出力することを特徴とする請求項1に記載の携帯型翻
    訳機。
JP9265988A 1997-09-30 1997-09-30 携帯型翻訳機 Pending JPH11110389A (ja)

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JP9265988A JPH11110389A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 携帯型翻訳機

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