従来、付加する情報の書式は、機器において動作するアプリケーションプログラムに依存している。すなわち、1つの機器で複数のアプリケーションプログラムが動作する場合、付加することができる情報の書式が統一されておらず、使用者が混乱する原因となっている。
また、特許文献1に開示されている技術では、特許文献1の図2で示されるように、オリジナル電子ページおよび付箋情報が同一のサーバに格納されている。このため、当該構成となっていない一般のWWW(World Wide Web)情報などの所定情報に、付箋情報などの付加情報を付与したり閲覧したりすることができないという問題があった。
また、特許文献1に開示されている技術では、個別情報と共有情報という2階層の付箋情報が想定されている。しかし、特定のグループ内で付箋情報を共有し、グループ内のコミュニケーションに用いることは想定されていない。
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加装置、情報付加方法、情報付加プログラム、情報付加システム、情報付加管理サーバ、情報付加管理方法、および、情報付加管理プログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、この発明のある局面によれば、情報付加装置は、情報表示部と、付加情報受付部と、記憶部と、情報識別データ判定部とを備える。
情報表現部は、複数のアプリケーションプログラムのうち1つを選択するためのメニュー画面、アプリケーションプログラムが実行されているときに遷移する各画面、または、アプリケーションプログラムが扱う各データ単位の画面のいずれかの階層に属する所定画面情報を表示する。付加情報受付部は、情報表示部によって表示された所定画面情報に対してユーザが入力した付加情報を受付ける。記憶部は、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一したテーブルで、付加情報受付部によって受付けられた付加情報と、所定画面情報を識別するための情報識別データとを対応付けて記憶する。識別データ判定部は、所定画面情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定する。情報表示部は、所定画面情報を表示するとともに、識別データ判定部によって情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一した表現形式で表示する。
この発明に従えば、情報付加装置によって、複数のアプリケーションプログラムのうち1つを選択するためのメニュー画面、アプリケーションプログラムが実行されているときに遷移する各画面、または、アプリケーションプログラムが扱う各データ単位の画面のいずれかの階層に属する所定画面情報が表示され、表示された所定画面情報に対してユーザが入力した付加情報が受付けられ、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一したテーブルで、受付けられた付加情報と、情報識別データとが対応付けられて記憶部に記憶され、所定画面情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かが判定され、所定画面情報を表示するとともに、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報が、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一した表現形式で表示される。
このため、所定画面情報に対して付加情報がある場合には付加情報が所定画面情報とともに即座に表示される。その結果、所定画面情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加装置を提供できる。
好ましくは、アプリケーションプログラムが扱う各データ単位の画面は、情報付加装置の外部から取得する、特定のアドレスに対応する所定画面情報である。
好ましくは、情報付加装置は、要求受付部と、所定情報取得部とをさらに備える。要求受付部は、所定画面情報を取得する要求を受付ける。所定情報取得部は、要求受付部によって要求が受付けられた所定画面情報を取得する。情報表示部は、所定情報取得部によって取得された所定画面情報を表示する。
この発明に従えば、情報付加装置によって、所定画面情報を取得する要求が受付けられ、要求が受付けられた所定画面情報が取得され、取得された所定画面情報が表示される。このため、取得された所定画面情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することができる。
好ましくは、情報表示部は、所定のプログラムによって所定画面情報を表示する。
さらに好ましくは、所定画面情報または付加情報は、文字または画像である。情報表示部は、文字または画像を表示することによって所定画面情報または付加情報を表示する。
この発明の他の局面によれば、情報付加方法は、所定の情報を記憶する記憶部を備えたコンピュータが情報を付加する方法である。情報付加方法は、複数のアプリケーションプログラムのうち1つを選択するためのメニュー画面、アプリケーションプログラムが実行されているときに遷移する各画面、または、アプリケーションプログラムが扱う各データ単位の画面のいずれかの階層に属する所定画面情報を表示するステップと、表示された所定画面情報に対してユーザが入力した付加情報を受付けるステップと、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一したテーブルで、受付けられた付加情報と、所定画面情報を識別するための情報識別データとを対応付けて記憶部に記憶させるステップと、所定画面情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定するステップと、所定画面情報を表示するとともに、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一した表現形式で表示するステップとを含む。
この発明に従えば、所定画面情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加方法を提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加プログラムは、所定の情報を記憶する記憶部を備えたコンピュータに実行されるプログラムである。情報付加プログラムは、複数のアプリケーションプログラムのうち1つを選択するためのメニュー画面、アプリケーションプログラムが実行されているときに遷移する各画面、または、アプリケーションプログラムが扱う各データ単位の画面のいずれかの階層に属する所定画面情報を表示するステップと、表示された所定画面情報に対してユーザが入力した付加情報を受付けるステップと、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一したテーブルで、受付けられた付加情報と、所定画面情報を識別するための情報識別データとを対応付けて記憶部に記憶させるステップと、所定画面情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定するステップと、所定画面情報を表示するとともに、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、所定画面情報が属する階層にかかわらず統一した表現形式で表示するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従えば、所定画面情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加プログラムを提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加システムは、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを提供する情報付加管理サーバと、情報付加サービスの提供を受ける情報付加装置とを含む。
情報付加装置は、所定情報を取得する要求を受付ける要求受付部と、要求受付部によって要求が受付けられた所定情報を取得する所定情報取得部と、所定情報取得部によって取得された所定情報を表現する情報表現部と、情報表現部によって表現された所定情報に対してユーザが入力した付加情報を受付ける付加情報受付部と、付加情報受付部によって受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための情報識別データとを情報付加管理サーバに送信する付加情報送信部とを備える。情報付加管理サーバは、付加情報送信部から受信された付加情報と情報識別データとを対応付けて記憶する記憶部を備える。情報付加装置は、さらに、所定情報の情報識別データを情報付加管理サーバに送信する識別データ送信部を備える。
情報付加管理サーバは、さらに、識別データ送信部から受信された情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定する識別データ判定部と、識別データ判定部によって情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、情報識別データの送信元の情報付加装置に返信する付加情報返信部とを備える。情報表現部は、情報付加管理サーバから付加情報が返信されてきた場合、所定情報取得部によって取得された所定情報とともに、該付加情報または該付加情報に対応する機能を表現する。所定情報は、情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、情報付加装置によって、所定情報を取得する要求が受付けられ、要求が受付けられた所定情報が取得され、取得された所定情報が表現され、表現された所定情報に対してユーザが入力した付加情報が受付けられ、受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための承保識別データとが情報付加管理サーバに送信される。情報付加管理サーバによって、情報付加装置から受信された付加情報と情報識別データとが対応付けられて記憶部に記憶される。
情報付加装置によって、所定情報の情報識別データが情報付加管理サーバに送信される。情報付加管理サーバによって、情報付加装置から受信された情報識別データが記憶部に記憶されているか否かが判定され、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報が、情報識別データの送信元の情報付加装置に返信される。情報付加装置によって、情報付加管理サーバから付加情報が返信されてきた場合、取得された所定情報とともに、該付加情報または該付加情報に対応する機能が表現される。所定情報は、情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
このため、取得された所定情報に対して付加情報が情報付加管理サーバに記憶されている場合には、付加情報または付加情報に対応する機能が、取得された所定情報とともに即座に表現される。その結果、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加システムを提供できる。
好ましくは、情報表現部は、所定のプログラムによって前記所定情報を表現する。
好ましくは、付加情報送信部は、さらに、該情報付加装置が属するグループを識別するためのグループ識別データを送信する。記憶部は、さらに、付加情報送信部から受信されたグループ識別データを、付加情報および情報識別データと対応付けて記憶する。識別データ送信部は、さらに、該情報付加装置のグループ識別データを送信する。
識別データ判定部は、さらに、識別データ送信部から受信された情報識別データおよびグループ識別データが対応して記憶部に記憶されているか否かを判定する。付加情報返信部は、識別データ判定部によって情報識別データおよびグループ識別データが対応して記憶されていると判定されたことを条件として、情報識別データおよびグループ識別データのそれぞれに対応して記憶部に記憶されている付加情報を送信する。
この発明に従えば、情報付加装置によって、さらに、該情報付加装置が属するグループを識別するためのグループ識別データが、情報付加管理サーバに送信される。情報付加管理サーバによって、さらに、情報付加装置から受信されたグループ識別データが、付加情報および情報識別データと対応付けられて記憶部に記憶される。
情報付加装置によって、さらに、情報付加装置のグループ識別データが情報付加管理サーバに送信される。情報付加管理サーバによって、さらに、情報付加装置から受信された情報識別データおよびグループ識別データが対応されて記憶部に記憶されているか否かが判定され、記憶されていると判定されたことを条件として、情報識別データおよびグループ識別データのそれぞれに対応して記憶部に記憶されている付加情報が情報付加装置に送信される。
このため、情報付加装置が属するグループおよび所定情報に対して付加情報が情報付加管理サーバに記憶されている場合には、付加情報または付加情報に対応する機能が所定情報とともに即座に表現される。その結果、情報付加装置が属するグループおよび所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することができる。
好ましくは、所定情報は、地図情報であり、付加情報は、所定の位置に対応する情報である。情報表現部は、所定の位置が地図情報から特定される範囲にあるときに、付加情報を表現する。
この発明に従えば、所定の位置に対応する情報が情報付加管理サーバに記憶されている場合には、所定の位置が地図情報から特定される範囲にあるときに、所定の位置に対応する情報またはその情報に対応する機能が地図情報とともに表現される。その結果、所定の位置に対応する情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加システムを提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加管理サーバは、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを情報付加装置に提供する。情報付加管理サーバは、記憶部と、識別データ判定部と、付加情報返信部とを備える。
記憶部は、情報付加装置によって取得する要求が受付けられ取得され表現された所定情報に対してユーザから入力が受付けられた付加情報、および、所定情報を識別するための情報識別データであって、それぞれ、情報付加装置から受信された付加情報および情報識別データを対応付けて記憶する。識別データ判定部は、情報付加装置から受信された所定情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定する。付加情報返信部は、取得された所定情報とともに付加情報または該付加情報に対応する機能を情報付加装置に表現させるために、識別データ判定部によって情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、情報識別データの送信元の情報付加装置に返信する。所定情報は、該情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、情報付加管理サーバによって、情報付加装置によって取得する要求が受付けられ取得され表現された所定情報に対してユーザから入力が受付けられた付加情報、および、所定情報を識別するための情報識別データであって、それぞれ、情報付加装置から受信された付加情報および情報識別データが対応付けられて記憶部に記憶され、情報付加装置から受信された所定情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かが判定され、取得された所定情報とともに付加情報または該付加情報に対応する機能を情報付加装置に表現させるために、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報が、情報識別データの送信元の情報付加装置に返信される。所定情報は、該情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
このため、取得された所定情報に対して付加情報が情報付加管理サーバに記憶されている場合には、付加情報または付加情報に対応する機能を、取得された所定情報とともに情報付加装置によって即座に表現させる。その結果、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加管理サーバを提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加管理方法は、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを情報付加装置に提供するサーバであって、所定の情報を記憶する記憶部を備える情報付加管理サーバが情報付加サービスを提供する方法である。
情報付加管理方法は、情報付加装置によって取得する要求が受付けられ取得され表現された所定情報に対してユーザから入力が受付けられた付加情報および、所定情報を識別するための情報識別データであって、それぞれ、情報付加装置から受信された付加情報および情報識別データを対応付けて記憶部に記憶させるステップと、情報付加装置から受信された所定情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定するステップと、取得された所定情報とともに付加情報または該付加情報に対応する機能を情報付加装置に表現させるために、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、情報識別データの送信元の情報付加装置に返信するステップとを含む。所定情報は、該情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加管理方法を提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加管理プログラムは、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを情報付加装置に提供するサーバであって、所定の情報を記憶する記憶部を備える情報付加管理サーバに実行されるプログラムである。
情報付加管理プログラムは、情報付加装置によって取得する要求が受付けられ取得され表現された所定情報に対してユーザから入力が受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための情報識別データであって、それぞれ、情報付加装置から受信された付加情報および情報識別データを対応付けて記憶部に記憶させるステップと、情報付加装置から受信された所定情報の情報識別データが記憶部に記憶されているか否かを判定するステップと、取得された所定情報とともに付加情報または該付加情報に対応する機能を情報付加装置に表現させるために、情報識別データが記憶されていると判定されたことを条件として、該情報識別データに対応して記憶部に記憶されている付加情報を、情報識別データの送信元の情報付加装置に返信するステップとを情報付加管理サーバに実行させる。所定情報は、該情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加管理プログラムを提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加装置は、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを提供する情報付加管理サーバから情報付加サービスの提供を受ける装置である。情報付加装置は、要求受付部と、所定情報取得部と、情報表現部と、付加情報受付部と、付加情報送信部と、識別データ送信部とを備える。
要求受付部は、所定情報を取得する要求を受付ける。所定情報取得部は、要求受付部によって要求が受付けられた所定情報を取得する。情報表現部は、所定情報取得部によって取得された所定情報を表現する。付加情報受付部は、情報表現部によって表現された所定情報に対してユーザが入力した付加情報を受付ける。付加情報送信部は、付加情報受付部によって受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための情報識別データとを対応付けて情報付加管理サーバに記憶させるために、付加情報と情報識別データとを情報付加管理サーバに送信する。
識別データ送信部は、所定情報の情報識別データを情報付加管理サーバに送信する。情報表現部は、送信された情報識別データが情報付加管理サーバに記憶されていると判定されたことを条件として該情報識別データに対応して情報付加管理サーバに記憶されている付加情報が情報付加管理サーバから返信されてきた場合、所定情報取得部によって取得された所定情報とともに、該付加情報または該付加情報に対応する機能を表現する。所定情報は、情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、情報付加装置によって、所定情報を取得する要求が受付けられ、要求が受付けられた所定情報が取得され、取得された所定情報が表現され、表現された所定情報に対してユーザが入力した付加情報が受付けられ、受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための情報識別データとを対応付けて情報付加管理サーバに記憶させるために、付加情報と情報識別データとが情報付加管理サーバに送信され、所定情報の情報識別データが情報付加管理サーバに送信され、送信された情報識別データが情報付加管理サーバに記憶されていると判定されたことを条件として該情報識別データに対応して情報付加管理サーバに記憶されている付加情報が情報付加管理サーバから返信されてきた場合、所定情報とともに、該付加情報または該付加情報に対応する機能が表現される。所定情報は、情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
このため、取得された所定情報に対して付加情報が情報付加管理サーバに記憶されている場合には、付加情報または付加情報に対応する機能が、取得された所定情報とともに即座に表現される。その結果、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加装置を提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加方法は、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを提供する情報付加管理サーバから情報付加サービスの提供を受ける情報付加装置が情報付加サービスの提供を受ける方法である。情報付加方法は、所定情報を取得する要求を受付けるステップと、要求が受付けられた所定情報を取得するステップと、取得された所定情報を表現するステップと、表現された所定情報に対してユーザが入力した付加情報を受付けるステップと、受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための情報識別データとを対応付けて情報付加管理サーバに記憶させるために、付加情報と情報識別データとを情報付加管理サーバに送信するステップと、所定情報の情報識別データを情報付加管理サーバに送信するステップと、送信された情報識別データが情報付加管理サーバに記憶されていると判定されたことを条件として該情報識別データに対応して情報付加管理サーバに記憶されている付加情報が情報付加管理サーバから返信されてきた場合、取得された所定情報とともに、該付加情報または該付加情報に対応する機能を表現するステップとを含む。所定情報は、情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加方法を提供できる。
この発明のさらに他の局面によれば、情報付加プログラムは、所定情報に付加情報を付加する情報付加サービスを提供する情報付加管理サーバから情報付加サービスの提供を受ける情報付加装置に実行されるプログラムである。情報付加プログラムは、所定情報を取得する要求を受付けるステップと、要求が受付けられた所定情報を取得するステップと、取得された所定情報を表現するステップと、表現された所定情報に対してユーザが入力した付加情報を受付けるステップと、受付けられた付加情報と、所定情報を識別するための情報識別データとを対応付けて情報付加管理サーバに記憶させるために、付加情報と情報識別データとを情報付加管理サーバに送信するステップと、所定情報の情報識別データを情報付加管理サーバに送信するステップと、送信された情報識別データが情報付加管理サーバに記憶されていると判定されたことを条件として該情報識別データに対応して情報付加管理サーバに記憶されている付加情報が情報付加管理サーバから返信されてきた場合、取得された所定情報とともに、該付加情報または該付加情報に対応する機能を表現するステップとを情報付加装置に実行させる。所定情報は、情報付加管理サーバと異なる複数の情報提供サーバに記憶されている。
この発明に従えば、取得された所定情報に対応する付加情報をユーザに分かり易く報知することが可能な情報付加プログラムを提供できる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100の構成の概略を示すブロック図である。
図1を参照して、携帯電話100は、制御部11と、記憶部12と、操作入力部13と、表示部14と、無線通信部15と、音声入出力部16と、アンテナ17とを含む。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやRAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリなどの半導体メモリで構成される。記憶部12は、携帯電話100の通話機能、ウェブブラウザ機能、電子メール機能およびアプリケーションプログラム実行機能などの各種機能を制御部11に実行させるためのプログラムやデータを記憶する。
操作入力部13は、電話番号や各種データなどの数字やアルファベットやその他の文字などを入力するためのダイヤルボタン131や4方向ボタン132やその他のボタンで構成される。操作入力部13の構成については、後述する図2で詳細に説明する。操作入力部13は、ユーザから各ボタンによるデータの入力を受付けて、入力されたデータを制御部11に受け渡す。
表示部14は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display、以下「LCD」という)で構成される。なお、表示部14は、EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなど他の表示装置で構成されてもよい。表示部14は、制御部11から受けた文字データおよび画像データを表示する。
無線通信部15は、他の携帯電話またはサーバから基地局を介してアンテナ17で受信した信号を制御部11に受渡し、制御部11から受けて基地局を介して他の携帯電話またはサーバへ送信する信号をアンテナ17から出力させる。
音声入出力部16は、マイク161およびスピーカ162で構成される。音声入出力部16は、外部から入力された音声を電気信号に変えて、制御部11に受渡し、制御部11からの電気信号を音声に変換して、外部に出力する。
制御部11は、マイクロプロセッサ(Micro Processing Unit、以下「MPU」という)で構成される。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムに従って、記憶部12、操作入力部13、無線通信部15または音声入出力部16から入力されたデータを処理して、記憶部12、表示部14、無線通信部15または音声入出力部16に出力する。
図2は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100の外観を示す外観図である。
図2を参照して、携帯電話100は、操作入力部13を備えた第1の部分と表示部14を備えた第2の部分とが折畳み可能なように接続される。第2の部分には、スピーカ162が、表示部14をはさんで第1の部分が接続される接続部と反対側に設けられる。第1の部分には、マイク161が、操作入力部13をはさんで第2の部分が接続される接続部と反対側に設けられる。
操作入力部13は、0から9まで、*および#の文字がそれぞれ描かれた複数のダイヤルボタン131と、4方向ボタン132と、「クリア」「メモ」および「マナー」の文字がそれぞれ描かれたファンクションボタン133と、受話器が上げられている状態の絵が描かれた開始ボタン134と、受話器が置かれている状態の絵が描かれた終了ボタン135と、「F」の文字が描かれた決定ボタン136とを含む。
図3は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100の画面遷移を説明するための図である。
図3を参照して、画面IDが「1000」の「待ち受け画面」から画面IDが「2000」の「メインメニュー」に画面が遷移する。画面IDが「2000」の「メインメニュー」から画面IDが「2100」の「サブメニュー」または画面IDが「2200」の「サブメニュー」に画面が遷移する。画面IDが「2100」の「サブメニュー」から画面IDが「2110」の「アプリケーション」または画面IDが「2120」の「アプリケーション」に画面が遷移する。画面IDが「2200」のサブメニューから画面IDが「2210」の「アプリケーション」に画面が遷移する。画面IDが「2110」の「アプリケーション」から画面IDが「2111」のデータまたは画面IDが「2112」の「データ」に画面が遷移する。
なお、画面IDは、各画面をそれぞれ識別するための番号である。画面IDは、たとえば、各画面のプロパティ情報に含めるようにする。その画面自体またはその画面を含むアプリケーションが携帯電話100にインストールされるときに、空き番号となっている画面IDが、その画面に割振られる。
図4は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100で実行されるメモ登録表示処理の流れを示すフローチャートである。
図4を参照して、まず、ステップS11で、携帯電話100の制御部11は、メモ登録開始操作があったか否かを判断する。メモ登録開始操作は、ある画面へのメモの貼り付けを開始する操作である。メモ登録開始操作がないと判断した場合(ステップS11でNOの場合)、制御部11は、実行する処理をステップS21に進める。
一方、メモ登録開始操作があったと判断した場合(ステップS11でYESの場合)、制御部11は、ステップS12で、表示部14に現在表示中の画面の画面IDを取得する。本実施の形態においては、現在表示中の画面のプロパティ情報が読出されることによって画面IDが取得される。
次に、ステップS13で、制御部11は、ユーザがメモを入力するためのメモ入力画面を表示する。そして、ステップS14で、制御部11は、ユーザによって操作入力部13からメモ入力画面に対してメモの入力があったか否かを判断する。メモの入力がないと判断した場合(ステップS14でNOの場合)、制御部11は、ステップS14の処理を繰返す。
一方、メモの入力があったと判断した場合(ステップS14でYESの場合)、制御部11は、ステップS15で、ステップS12で取得された画面IDと、ステップS14で入力されたメモとを対応付けて記憶部12に記憶させる。その後、制御部11は、実行する処理をステップS21に進める。
表1は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100の記憶部12に記憶される画面IDとメモとの記憶状態の例を示す表である。表1を参照して、「1000」の画面IDに対応して内容が「A」のメモが記憶部12に記憶されている。同様に、「2000」「2100」「2110」「2111」「2112」「2120」「2200」および「2210」の画面IDに対応して内容がそれぞれ「B」「C」「D」「E」「F」「G」「H」および「I」のメモが記憶部12に記憶されている。
このように、その画面が携帯電話100の所定のアプリケーションやウェブブラウザなどの機能によって表示されるかコンテンツとして表示されるかを問わず、あらゆる画面に対応するメモが記憶部12の1つのテーブルで管理される。
図4に戻って、ステップS21では、制御部11は、表示部14に表示されている画面が変更されたか否かを判断する。
アプリケーションが実行されている場合、ユーザによるメニューの選択によるアプリケーションのプログラムの進行とともに画面が記憶部12から取得され、表示されていた画面が取得された画面に変更されて表示される。ウェブブラウザが実行されている場合、ユーザからリンクが選択されることによって、リンクに関連付けられたURL(Uniform Resource Locator)の画面が取得され、表示されていた画面が取得された画面に変更されて表示される。このように、所定の画面を取得する要求がユーザから受付けられ、要求が受付けられた所定の画面が取得され、取得された所定の画面が表示される。
画面が変更されていないと判断した場合(ステップS21でNOの場合)、制御部11は、実行する処理をステップS11に戻す。一方、画面が変更されたと判断した場合(ステップS21でYESの場合)、制御部11は、ステップS22で、変更された後の画面の画面IDを取得する。そして、ステップS23で、制御部11は、ステップS22で取得した画面IDに対応して記憶部12に記憶されているメモを検索する。
次いで、ステップS24で、制御部11は、ステップS23での検索の結果、画面IDに対応するメモがあったか否かを判断する。メモがないと判断した場合(ステップS24でNOの場合)、制御部11は、実行する処理をステップS11に戻す。
一方、メモがあったと判断した場合(ステップS24でYESの場合)、制御部11は、ステップS25で、画面IDに対応して記憶部12に記憶されているメモを読出す。そして、ステップS26で、制御部11は、ステップS25で読出したメモを、表示部14に表示されている画面上に、所定書式で表示する。その後、制御部11は、実行する処理をステップS11に戻す。
ここで、所定書式で表示するとは、画面がアプリケーションによって表示される画面であってもウェブブラウザによって表示される画面であっても、表示部14の表示領域内の同じ位置に同じ大きさで表示することである。これにより、携帯電話100でアプリケーションやウェブブラウザによって様々な画面が表示される場合であっても、メモの書式が統一されるので、ユーザを混乱させることなく、メモを登録させたり表示させたりすることができる。
図5は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100の表示部14に所定の画面とともに表示されるメモの表示状態の例を示す第1の表示画面図である。
図5を参照して、図5(A)の表示画面図には、「待ち受け画面」とともに、メモとして「土曜日はレストランお休み/お弁当をわすれずに!」との文章が表示される。図5(B)の表示画面図には、「メニュー画面1」とともに、メモとして「デジカメ画像を見るには「データ確認」を選ぶ」との文章が表示される。図5(C)の表示画面図には、「アプリ1」とともに、メモとして「使い方はA君が詳しい。」との文章が表示される。図5(D)の表示画面図には、「着信履歴1/03−××××−××××」とともに、メモとして「靴の修理やさん」の文章が表示される。
図6は、この発明の第1の実施の形態に従う携帯電話100の表示部14に所定の画面とともに表示されるメモの表示状態の例を示す第2の表示画面図である。
図6を参照して、図6(A)の表示画面図には、「アドレス帳1」とともに、メモとして「こいつにメールしたときは電話しないと見てくれない」との文章が表示される。図6(B)の表示画面図には、「受信メール1」とともに、メモとして「沖縄旅行中に受信」との文章が表示される。図6(C)の表示画面図には、「写真1」とともに、メモとして「5月1日横浜にて」との文章が表示される。図6(D)の表示画面図には、「Webページ1」とともに、メモとして「ここの画像 上から3つめまで見た」との文章が表示される。
このように、アプリケーションやウェブブラウザや携帯電話100の機能によって表示される画面やコンテンツとともに、その画面に対して登録されたメモが表示される。
以上説明したように、第1の実施の形態における携帯電話100によって、アプリケーションやウェブブラウザや携帯電話100の機能によって所定の画面が表示部14に表示される。また、ステップS13およびステップS14で説明したように、携帯電話100の制御部11によって、表示された所定の画面に対してユーザが入力したメモが操作入力部13から受付けられる。また、ステップS15で説明したように、制御部11によって、受付けられたメモと、所定の画面を識別するための画面IDとが対応付けられて記憶部12に記憶される。
また、ステップS22からステップS24までで説明したように、制御部11によって、所定の画面の画面IDが記憶部12に記憶されているか否かが判定される。また、ステップS24からステップS26までで説明したように、制御部11によって、画面IDが記憶されていると判定されたことを条件として、この画面IDに対応して記憶部12に記憶されているメモが、所定の画面とともに表示される。
これにより、所定の画面に対してメモがある場合にはメモが所定の画面とともに即座に表現される。その結果、所定の画面に対応するメモをユーザに分かり易く報知することができる。
また、携帯電話100により、所定の画面を取得する要求がユーザから操作入力部13で受付けられ、要求が受付けられた所定の画面が取得され、取得された所定の画面が表示される。
これにより、取得された所定の画面に対応するメモをユーザに分かり易く報知することができる。
なお、本実施の形態においては、所定のアプリケーションまたはウェブブラウザなどの所定のプログラムによって所定の画面が表示されるようにした。しかし、これに限定されず、所定情報が表現されるのであれば、所定のプログラムが実行されることによって、所定の結果が得られるものであってもよい。たとえば、メディアプレーヤが実行されることによって、画像、映像、音楽または音声が表現されるものであってもよい。また、ゲームプログラムが実行されることによって、ゲームの画面や音楽が表現されるものであってもよい。
また、本実施の形態においては、所定の画面とともに、メモを表示させることとした。しかし、これに限定されず、所定の情報とともに、付加情報を表現するのであれば他の方法であってもよい。たとえば、所定の情報としては、所定の画面に限らず、所定の音楽、音声または映像であってもよい。また、付加情報を表現することとしては、メモを表示することに限らず、メモを音声として再生することであってもよいし、メモを映像として表示することであってもよい。
さらに、付加情報を表現することとしては、メモで指定される機能を実行することであってもよい。この場合のメモは、所定の機能を携帯電話100に実行させるためのコマンドである。
メモで指定される機能の実行とは、たとえば、「電卓機能」がメモとして登録されている場合に、メモで指定される電卓機能を実行することをいう。
また、メモが表示されたときに、メモの編集ができるようにしてもよい。これにより、一度入力されたメモを何度でも書替えることができる。
また、本実施の形態の所定の画面にメモを貼り付ける機能を、従来のメモ帳機能の拡張として携帯電話100に搭載することができる。
また、本実施の形態においては、携帯電話100で図4で説明した処理が実行される場合について説明した。しかし、これに限定されず、携帯電話100に替えて、PDA(Personal Digital Assistance)などの携帯情報端末、または、パーソナルコンピュータなどの情報端末で図4で説明した処理が実行されるようにしてもよい。また、ゲーム機やカーナビゲーションシステムで図4で説明した処理が実行されるようにしてもよい。
また、本実施の形態における発明を、携帯電話100であるメモ付加装置の発明として捉えてもよいし、携帯電話100で図4の処理を実行するメモ付加方法の発明と捉えてもよいし、携帯電話100に図4の処理を実行させるメモ付加プログラムの発明と捉えてもよい。
[第2の実施の形態]
図7は、この発明の第2の実施の形態に従うメモ付加システム10の構成の概略を示す図である。
図7を参照して、メモ付加システム10は、携帯電話100A,100Bと、メモ管理サーバ200と、ウェブサーバ300とを含む。携帯電話100A,100B、メモ管理サーバ200、および、ウェブサーバ300は、それぞれ、通信ネットワーク500で接続される。
ウェブサーバ300は、一般的なウェブサーバである。ウェブサーバ300の構成は、後述する図8で説明するメモ管理サーバ200の構成と同様である。携帯電話100A,100Bの構成は、図1で説明した携帯電話100の構成と同様であるので説明は繰返さない。以下、携帯電話100A,100Bを携帯電話100として説明する。
携帯電話100は、表示しているウェブページのリンクがユーザにより選択されることによって、そのリンクに対応付けられているURLのウェブページを取得する要求を、通信ネットワーク500を介して、そのウェブページを記憶しているウェブサーバ300に送信する。ウェブサーバ300は、携帯電話100からの要求に応じてウェブページを表示するためのデータを、通信ネットワーク500を介して、要求元の携帯電話に送信する。携帯電話100は、受信したデータで示されるウェブページを表示部140に表示させる。
なお、ここでは、ウェブページに含まれる情報を、メイン情報とも表現する。また、メモ管理サーバ200の構成および機能については、それぞれ、後述する図8および図9で説明する。
図8は、この発明の第2の実施の形態に従うメモ管理サーバ200の構成の概略を示すブロック図である。
図8を参照して、メモ管理サーバ200は、制御部21と、記憶部22と、操作入力部23と、表示部24と、通信部25と、外部記憶装置27とを含む。
記憶部22は、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやRAMなどの揮発性メモリなどの半導体メモリで構成される。記憶部22は、メモ管理サーバ200の各種機能を制御部21に実行させるためのプログラムやデータを記憶する。
操作入力部23は、キーボードやマウスなどのユーザから情報の入力を受付けるための装置で構成される。操作入力部23は、ユーザから情報の入力を受付けて、入力された情報を制御部21に受け渡す。
表示部24は、LCDで構成される。なお、表示部24は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなど他の表示装置で構成されてもよい。表示部24は、制御部21から受けた文字データおよび画像データを表示する。
通信部25は、他のコンピュータや携帯電話などの情報機器から通信ネットワーク500を介して受信した信号を制御部21に受渡し、制御部21から受けて他の情報機器に送信する信号を通信ネットワーク500に出力する。
外部記憶装置27は、フレキシブルディスクドライブやハードディスクドライブなどの磁気ディスクドライブ、CD(Compact Disc)ドライブなどの光ディスクドライブ、MO(Magneto-Optical disk)ドライブなどの光磁気ディスクドライブ、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのメモリカードおよび磁気テープ装置のうちのいずれか1つまたは複数で構成される。外部記憶装置27は、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD、MO、USBメモリまたは磁気テープなどの記録媒体271からデータを読出して読出したデータを制御部21に受渡したり、制御部21から受けたデータを記録媒体271に記録したりする。
制御部21は、MPUで構成される。制御部21は、記憶部22に記憶されたプログラムに従って、記憶部22、操作入力部23、通信部25または外部記憶装置27から入力されたデータを処理して、記憶部22、表示部24、通信部25または外部記憶装置27に出力する。
図9は、この発明の第2の実施の形態に従う携帯電話100およびメモ管理サーバ200で実行されるメモ登録表示処理およびメモ管理処理の流れを示すフローチャートである。
図9を参照して、まず、携帯電話100の制御部11は、ステップS101で、新規グループ申請処理を実行する。また、メモ管理サーバ200の制御部21は、ステップS201で、新規グループ登録処理を実行する。
図10は、この発明の第2の実施の形態に従う携帯電話100およびメモ管理サーバ200で実行される新規グループ申請処理および新規グループ登録処理の流れを示すフローチャートである。
図10を参照して、まず、携帯電話100では、制御部11が、ステップS102で、この携帯電話100が属するグループのグループIDが記憶部12に記憶されているか否かを判断する。グループIDが記憶されていると判断した場合(ステップS102でYESの場合)、制御部11は、この新規グループ申請処理を終了して、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
一方、グループIDが記憶されていないと判断した場合(ステップS102でNOの場合)、ステップS103で、制御部11は、この携帯電話100が属するグループのグループIDを新たに登録することを要求するための新規登録要求を、メモ管理サーバ200に送信する。その後、制御部11は、実行する処理をステップS104に進める。
メモ管理サーバ200では、ステップS202で、制御部21が、新規登録要求を受信したか否かを判断する。受信していないと判断した場合(ステップS202でNOの場合)、制御部21は、この新規グループ登録処理を終了して、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
一方、新規登録要求を受信したと判断した場合(ステップS202でYESの場合)、ステップS203で、制御部21は、新たにグループIDを発行する。そして、ステップS204で、制御部21は、ステップS203で発行したグループIDを、記憶部22のグループ情報テーブルに追加して記憶させる。
図11は、この発明の第2の実施の形態に従うメモ管理サーバ200の記憶部22のグループ情報テーブルおよびメモ情報テーブルに記憶されるグループIDとURLとメモとの記憶状態の例を示す図である。
図11を参照して、グループ情報テーブルは、グループIDと、そのグループIDに対応するURLおよびメモを記憶するメモ情報テーブルの記憶領域を特定するためのポインタとを対応付けて記憶している。メモ情報テーブルは、URLとメモとを対応付けて記憶している。
ステップS203およびステップS204では、たとえば、グループIDとして「GR0003」が発行され、グループ情報テーブルに、「GR0003」と、そのグループIDに対応するメモ情報テーブルのポインタ「0030」とが対応付けられて記憶される。
また、グループ情報テーブルには、グループID「GR0001」および「GR0002」に対応付けられて、それらのグループIDに対応するメモ情報テーブルのポインタ「0010」および「0020」が記憶される。
図10に戻って、ステップS205で、制御部21は、ステップS203で発行したグループIDに対応したメモ情報テーブルを生成する。
図11に進んで、たとえば、「GR0003」のグループIDが作成された場合、ポインタ「0030」で示される記憶領域にそのグループIDに対応したメモ情報テーブルが作成される。なお、ここでは、URLおよびメモの欄に情報が3組記憶された状態となっているが、メモ情報テーブルの作成時には、URLおよびメモの欄には情報は記憶されていない。
図10に戻って、ステップS206で、制御部21は、ステップS203で発行したグループIDを、新規登録要求の送信元の携帯電話に送信する。その後、制御部21は、この新規グループ登録処理を終了し、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
携帯電話100では、ステップS104で、制御部11が、メモ管理サーバ200からグループIDを受信したか否かを判断する。グループIDを受信していないと判断した場合(ステップS104でNOの場合)、制御部11は、ステップS104の処理を繰返す。
一方、グループIDを受信したと判断した場合(ステップS104でYESの場合)、ステップS105で、制御部11は、受信したグループIDを記憶部12に記憶させる。その後、制御部11は、この新規グループ申請処理を終了し、実行する処理をこの処理の呼出元の処理に戻す。
図9に戻って、携帯電話100では、ステップS111で、制御部11が、メモ登録開始操作があったか否かを判断する。メモ登録開始操作は、あるURLの画面へのメモの貼り付けを開始する操作である。メモ登録開始操作がないと判断した場合(ステップS111でNOの場合)、制御部11は、実行する処理をステップS121に進める。
一方、メモ登録開始操作があったと判断した場合(ステップS111でYESの場合)、制御部11は、ステップS112で、表示部14に現在表示中の画面のURLを取得する。
次に、ステップS113で、制御部11は、ユーザがメモを入力するためのメモ入力画面を表示する。そして、ステップS114で、制御部11は、ユーザによって操作入力部13からメモ入力画面に対してメモの入力があったか否かを判断する。メモの入力がないと判断した場合(ステップS114でNOの場合)、制御部11は、ステップS114の処理を繰返す。
一方、メモの入力があったと判断した場合(ステップS114でYESの場合)、制御部11は、ステップS115で、ステップS112で取得されたURLと、ステップS114で入力されたメモと、記憶部12に記憶さているこの携帯電話100が属するグループのグループIDとを含む登録要求を、メモ管理サーバ200に送信する。登録要求は、携帯電話100に入力されたメモをメモ管理サーバ200に登録することを要求するための情報である。その後、制御部11は、実行する処理をステップS121に進める。
メモ管理サーバ200では、ステップS211で、制御部21が、携帯電話100から登録要求を受信したか否かを判断する。登録要求を受信していないと判断した場合(ステップS211でNOの場合)、制御部21は、実行する処理をステップS221に進める。
一方、登録要求を受信したと判断した場合(ステップS211でYESの場合)、ステップS212で、制御部21は、ステップS211で受信した登録要求に含まれるグループIDが、記憶部22のグループ情報テーブルに登録済みであるか否かを判断する。グループIDが登録済みでないと判断した場合(ステップS212でNOの場合)、制御部21は、実行する処理をステップS221に進める。
一方、グループIDが登録済みであると判断した場合(ステップS212でYESの場合)、制御部21は、ステップS213で、ステップS211で受信した登録要求に含まれるURLが、登録要求に含まれるグループIDに対応する記憶部12のメモ情報テーブルに登録済みであるか否かを判断する。
URLが登録済みでないと判断した場合(ステップS213でNOの場合)、ステップS214で、制御部21は、登録要求に含まれるグループIDに対応するメモ情報テーブルに、登録要求に含まれるURLを新規に登録する。
ステップS214の後、または、URLが登録済みであると判断した場合(ステップS213でYESの場合)、ステップS215で、登録要求に含まれるURLに対応させて、登録要求に含まれるメモを、登録要求に含まれるグループIDに対応するメモ情報テーブルに登録する。その後、制御部21は、実行する処理をステップS221に進める。
携帯電話100では、ステップS121で、制御部11が、表示部14に表示されているウェブページが変更されたか否かを判断する。ウェブページが変更されていないと判断した場合(ステップS121でNOの場合)、制御部11は、実行する処理をステップS101に戻す。
一方、ウェブページが変更されたと判断した場合(ステップS121でYESの場合)、制御部11は、ステップS122で、変更された後のウェブページのURLを取得する。そして、ステップS123で、制御部11は、ステップS122で取得したURLと、記憶部12に記憶されているグループIDとを含む検索要求を、メモ管理サーバ200に送信する。検索要求は、携帯電話100に表示されているウェブページに対応するメモの検索をメモ管理サーバ200に要求するための情報である。その後、制御部11は、実行する処理をステップS124に進める。
メモ管理サーバ200では、ステップS221で、制御部21が、検索要求を受信したか否かを判断する。検索要求を受信していないと判断した場合(ステップS221でNOの場合)、制御部21は、実行する処理をステップS201に戻す。
一方、検索要求を受信したと判断した場合(ステップS221でYESの場合)、ステップS222で、制御部21は、ステップS221で受信した検索要求に含まれるURLとグループIDとに対応するメモが、グループ情報テーブルおよびメモ情報テーブルに登録されているか否かを検索する。
具体的には、まず、制御部21は、検索要求に含まれるグループIDがグループ情報テーブルに登録されているか否かを検索する。登録されている場合は、グループIDに対応してグループ情報テーブルに登録されているポインタを読出す。そして、ポインタで示される記憶領域のメモ情報テーブルに、検索要求に含まれるURLが登録されているか否かを検索する。登録されている場合は、検索要求に含まれるURLとグループIDとに対応するメモが登録されていることとなる。
ステップS223では、制御部21は、ステップS222での検索の結果、検索要求に含まれるURLとグループIDとに対応するメモが登録されているか否かを判断する。
メモが登録されていると判断した場合(ステップS223でYESの場合)、ステップS224で、制御部21は、検索要求に含まれるURLとグループIDとに対応するメモを読出す。そして、ステップS225で、制御部21は、ステップS224で読出したメモを、検索要求の送信元の携帯電話に送信する。その後、制御部21は、実行する処理をステップS201に戻す。
一方、メモが登録されていないと判断した場合(ステップS223でNOの場合)、ステップS226で、制御部21は、検索要求に含まれるURLとグループIDとに対応するメモがない旨を、検索要求の送信元の携帯電話に送信する。その後、制御部21は、実行する処理をステップS201に戻す。
携帯電話100では、ステップS124で、制御部11が、メモ管理サーバ200からメモまたはメモがない旨を受信したかを判断する。ステップS124でメモがない旨を受信したと判断した場合、制御部11は、実行する処理をステップS101に戻す。
一方、ステップS124でメモを受信したと判断した場合、ステップS125で、制御部11は、ステップS124で受信したメモを、表示部14に表示されている画面上に、所定書式で表示する。その後、制御部11は、実行する処理をステップS101に戻す。所定書式で表示することについては、図4のステップS25で説明したので重複する説明は繰返さない。
図11に進んで、図9および図10で説明した処理が実行されることによって、グループIDが「GR0001」のグループに属する携帯電話で、URLが「http://www.aaa.com」のウェブページが表示された場合、メモとして「お気に入り」との文章が表示される。
同様に、グループIDが「GR0001」のグループに属する携帯電話で、URLが「http://www.bbb.com」「http://www.ccc.com」および「http://www.ddd.com」のウェブページが表示された場合、それぞれ、メモとして「3番目のメニューがおすすめ」「参照:http://www.ccc.co.jp」および「電話:PhoneTo:09012345678」との文章が表示される。
このように、メモとして、URLや電話番号が含まれるようにして、メモから直接、URLで示される情報にアクセスできるようにしたり、電話番号で示される相手に連絡が取れるようにしたりしてもよい。
また、グループIDが「GR0002」のグループに属する携帯電話で、URLが「http://www.aaa.com」「http://www.eee.com」および「http://www.fff.com」のウェブページが表示された場合、それぞれ、メモとして「おもしろくない」「おもしろい」および「これ最高!」との文章が表示される。
また、グループIDが「GR0003」のグループに属する携帯電話で、URLが「http://www.hhh.com」「http://www.iii.com」および「http://www.jjj.com」のウェブページが表示された場合、それぞれ、メモとして「お気に入り」「お気に入り」および「最悪」との文章が表示される。
以上説明したように、第2の実施の形態におけるメモ付加システム10は、ウェブページの画面にメモを付加するメモ付加サービスを提供するメモ管理サーバ200と、メモ付加サービスの提供を受ける携帯電話100とを含む。
また、携帯電話100によって、ウェブページの画面が表示される。また、ステップS113およびステップS114で説明したように、携帯電話100の制御部11によって、表示されたウェブページに対してユーザが入力したメモが操作入力部13から受付けられる。また、ステップS115で説明したように、制御部11によって、受付けられたメモと、ウェブページを識別するためのURLとが、メモ管理サーバ200に送信される。
また、ステップS213からステップS215までで説明したように、メモ管理サーバ200の制御部21によって、携帯電話100から受信されたメモとURLとが対応付けられて記憶部22に記憶される。
また、ステップS123で説明したように、制御部11によって、ウェブページのURLがメモ管理サーバ200に送信される。また、ステップS222およびステップS223で説明したように、制御部21によって、携帯電話100から受信されたURLが記憶部22に記憶されているか否かが判定される。また、ステップS224およびステップS225で説明したように、制御部21によって、URLが記憶されていると判定されたことを条件として、このURLに対応して記憶部22に記憶されているメモが、URLの送信元の携帯電話に返信される。また、ステップS125で説明したように、制御部11によって、メモ管理サーバ200からメモが返信されてきた場合、ウェブページの画面とともに、このメモが表示される。
これにより、ウェブページに対してメモがメモ管理サーバ200に記憶されている場合には、メモがウェブページとともに即座に表示される。その結果、ウェブページに対応するメモをユーザに分かり易く報知することができる。
また、携帯電話100によって、ウェブページを取得する要求が受付けられ、要求が受付けられたウェブページが取得され、取得されたウェブページの画面が表示される。
これにより、取得されたウェブページに対応するメモをユーザに分かり易く報知することができる。
また、携帯電話100により、ウェブブラウザが実行されることによってウェブページが表示される。
また、ステップS123で説明したように、携帯電話100の制御部11によって、さらに、この携帯電話100が属するグループを識別するためのグループIDが、メモ管理サーバ200に送信される。また、ステップS222およびステップS223で説明したように、メモ管理サーバ200の制御部21によって、さらに、携帯電話100から受信されたURLおよびグループIDが対応されて記憶部12に記憶されているか否かが判定される。また、ステップS224およびステップS225で説明したように、制御部21によって、記憶されていると判定されたことを条件として、URLおよびグループIDのそれぞれに対応して記憶部12に記憶されているメモが携帯電話100に送信される。
これにより、携帯電話100が属するグループおよびウェブページに対してメモがメモ管理サーバ200に記憶されている場合には、メモがウェブページとともに即座に携帯電話100の表示部14に表示される。その結果、携帯電話100が属するグループおよびウェブページに対応するメモをユーザに分かり易く報知することができる。
なお、ウェブページが、地図であり、メモが、所定の位置に対応する情報である場合に、携帯電話100は、所定の位置が地図から特定される範囲にあるときに、メモを表示するようにしてもよい。これにより、所定の位置に対応する情報をユーザに分かり易く報知することができる。
たとえば、表示部14での地図の表示範囲がp(m)×q(m)の範囲であって、地図の中心の座標が(x,y)である場合に、所定の位置(a,b)がx−p/2<a<x+p/2かつy−q/2<b<y+q/2であるときに、所定の位置に対応するメモを表示するようにしてもよい。
また、a−p/2<x<a+p/2かつb−q/2<y<b+q/2であるときに、所定の位置に対応するメモを表示するようにしてもよい。
また、(x,y)と(a,b)との距離が、p/2またはq/2のうち小さい値以下のときに、所定の位置に対応するメモを表示するようにしてもよい。
また、p(m)×q(m)の範囲が表示部14での地図の表示範囲より小さい範囲であってもよい。たとえば、地図の表示範囲が200m×200mである場合に、p=100m,q=100mであってもよい。
また、ウェブページがショッピングサイトのページであって、このウェブページに対するメモとして電卓アプリを起動させるためのコマンドが含まれるようにして、ウェブページが表示されるときに、このウェブページに対するメモで示される電卓アプリが実行されるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、ウェブブラウザによって所定のウェブページが表示されるようにした。しかし、これに限定されず、所定情報が表現されるのであれば、所定のプログラムが実行されることによって、所定の結果が得られるものであってもよい。たとえば、メディアプレーヤが実行されることによって、画像、映像、音楽または音声が表現されるものであってもよい。また、ゲームプログラムが実行されることによって、ゲームの画面や音楽が表現されるものであってもよい。
また、ウェブページに含まれるコンテンツは、無料のコンテンツに限定されず、有料のコンテンツであってもよい。有料コンテンツとしては、動画や音楽や写真などが考えられる。また、有料コンテンツは、着メロ(登録商標)や着うた(登録商標)などの携帯電話において電話や電子メールの着信を知らせる音であってもよい。
この場合、最初にメモを登録する人物Aは、有料コンテンツ中の特定の部分にメモを貼り付けることができる。なお、人物Aは、この有料コンテンツにアクセスする権利を予め持っているものとする。たとえば、有料コンテンツが動画や音楽である場合は、時間的な区間(たとえば、開始から5分10秒後の時点から5秒間)を指定して、写真集である場合は、写真を識別するための番号(たとえば、10番目)を指定して、メモを貼り付けることができる。
そして、人物Aと同じグループに登録している人物であってこの有料コンテンツにアクセスする権利を予め持っていない人物である人物Bが、この有料コンテンツにアクセスしようとすると、この有料コンテンツにアクセスする権利を購入するためのページとともに、人物Aが貼り付けたメモが、人物Bの携帯電話に表示される。
これによって、人物Bは、人物Aが貼り付けたメモを見て、この有料コンテンツにアクセスする権利を購入するか否かを決めることができる。
また、本実施の形態においては、ウェブページの画面とともに、メモを表示させることとした。しかし、これに限定されず、所定の情報とともに、付加情報を表現するのであれば他の方法であってもよい。たとえば、所定の情報としては、ウェブページの画面に限らず、所定の音楽、音声または映像であってもよい。また、付加情報を表現することとしては、メモを表示することに限らず、メモを音声として再生することであってもよいし、メモを映像として表示することであってもよいし、メモで指定される機能を実行することであってもよい。
メモで指定される機能の実行とは、たとえば、「電卓機能」がメモとして登録されている場合に、メモで指定される電卓機能を実行することをいう。
また、メモが表示されたときに、メモの編集ができるようにしてもよい。これにより、一度入力されたメモを何度でも書替えることができる。
また、本実施の形態のウェブページにメモを貼り付ける機能を、従来のメモ帳機能の拡張として携帯電話100に搭載することができる。
また、本実施の形態においては、携帯電話100が用いられる場合について説明した。しかし、これに限定されず、携帯電話100に替えて、PDAなどの携帯情報端末、または、パーソナルコンピュータなどの情報端末が用いられるようにしてもよい。また、ゲーム機やカーナビゲーションシステムが用いられるようにしてもよい。
また、本実施の形態における発明を、メモ付加システム10の発明として捉えてもよい。また、メモ付加システム10に含まれる携帯電話100であるメモ付加装置の発明と捉えてもよいし、携帯電話100で図9のメモ登録表示処理および図10の新規グループ申請処理を実行するメモ付加方法の発明と捉えてもよいし、携帯電話100に図9のメモ登録表示処理および図10の新規グループ申請処理を実行させるメモ付加プログラムの発明と捉えてもよい。また、メモ付加システム10に含まれるメモ管理サーバ200であるメモ付加管理サーバの発明として捉えてもよいし、メモ管理サーバ200で図9のメモ管理処理および図10の新規グループ登録処理を実行するメモ付加管理方法の発明と捉えてもよいし、メモ管理サーバ200に図9のメモ管理処理および図10の新規グループ登録処理を実行させるメモ付加管理プログラムの発明と捉えてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 メモ付加システム、11 制御部、12 記憶部、13 操作入力部、14 表示部、15 無線通信部、16 音声入出力部、17 アンテナ、21 制御部、22 記憶部、23 操作入力部、24 表示部、25 通信部、27 外部記憶装置、100,100A,100B 携帯電話、131 ダイヤルボタン、132 4方向ボタン、133 ファンクションボタン、134 開始ボタン、135 終了ボタン、136 決定ボタン、161 マイク、162 スピーカ、200 メモ管理サーバ、271 記録媒体、300 ウェブサーバ、500 通信ネットワーク。